JPH10247713A - 半導体素子、半導体装置及びこれらの製造方法 - Google Patents

半導体素子、半導体装置及びこれらの製造方法

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JPH10247713A
JPH10247713A JP9050534A JP5053497A JPH10247713A JP H10247713 A JPH10247713 A JP H10247713A JP 9050534 A JP9050534 A JP 9050534A JP 5053497 A JP5053497 A JP 5053497A JP H10247713 A JPH10247713 A JP H10247713A
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emitter
region
lead frame
epitaxial layer
electrode
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JP9050534A
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Tatsuhiko Tsukamoto
本 達 彦 塚
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10D10/40Vertical BJTs
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の高周波特性を向上させる。 【解決手段】 半導体素子内部に、p+型シリコン基板
10とp+型エミッタ埋込領域14とp+型エミッタ引出
領域20とからなるエミッタ導通部を形成する。そし
て、この半導体素子のp+型シリコン基板10をエミッ
タリードフレームERFにダイボンディングして、エミ
ッタ電極EとエミッタリードフレームERFとを、この
エミッタ導通部で電気的に接続する。これにより、エミ
ッタ電極EとエミッタリードフレームERFとを接続す
るエミッタボンディングワイヤを廃止することができ、
このエミッタボンディングワイヤにより生ずるインピー
ダンスを無くすことができるので、半導体装置の高周波
特性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子、半導体
装置及びこれらの製造方法に関するものであり、特に、
高周波ディスクリートnpnトランジスタに係る半導体
素子、この半導体素子をボンディングした半導体装置及
びこれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波信号の増幅に用いられる半導体素
子として、例えば、高周波ディスクリートnpnトラン
ジスタがある。このような高周波信号の増幅にnpnト
ランジスタを用いる場合、このnpnトランジスタのエ
ミッタを接地して使用する。このようなnpnトランジ
スタに係る半導体素子をボンディングした半導体装置を
図11及び図12に示す。これらの図のうち、図11は
この半導体装置の断面を概念的に示す図であり、図12
はこの半導体装置を上側から見た状態を概念的に示す平
面図である。
【0003】特に図11からわかるように、npnトラ
ンジスタの上部には、エミッタ電極Eと、ベース電極B
と、コレクタ電極Cと、が設けられている。これらの電
極EB、Cは、それぞれ、ボンディングワイヤEW、B
W、CWを介して、リードフレームERF、BRF、C
RFと接続されている。この図11においては、これら
の接続関係を明らかにするために、後述するボンディン
グパッドEP、BP、CPは省略している。
【0004】より詳しくは、図12からわかるように、
エミッタ電極EはエミッタボンディングパッドEP、E
Pに接続されており、ベース電極Bはベースボンディン
グパッドBPに接続されており、コレクタ電極Cはコレ
クタボンディングパッドCPに接続されている。さら
に、エミッタボンディングパッドEP、EPは、エミッ
タボンディングワイヤEW、EWで、エミッタリードフ
レームERFと接続されている。ベースボンディングパ
ッドBPは、ベースボンディングワイヤBWで、ベース
リードフレームBRFと接続されている。コレクタボン
ディングパッドCPは、コレクタボンディングワイヤC
Wで、コレクタリードフレームCRFと接続されてい
る。これら、ベースリードフレームBRF、コレクタリ
ードフレームCREの一端部と、エミッタリードフレー
ムERFの両端部とは、それぞれ、パッケージPGから
露出し、配線基板等へ接続可能になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置にお
いては、上述のように、npnトランジスタの各電極
E、B、Cと各リードフレームERF、BRF、CRF
との間は、ボンディングワイヤEW、BW、CWによっ
て接続されている。しかし、これらのボンディングワイ
ヤEW、BW、CWには、余分なインピーダンスが存在
するため、このnpnトランジスタの高周波特性を落と
す原因となっている。すなわち、このボンディングワイ
ヤEW、BW、CW自体の磁界の影響によりインダクタ
ンスが生じ、このインダクタンスが余分なインピーダン
スとなる。このインピーダンスがnpnトランジスタの
高周波特性、つまり、高周波帯域における電流増幅度を
落とす原因となっているのである。特に、上述のよう
に、npnトランジスタをエミッタ接地回路として用い
ると、これらのボンディングワイヤEW、BW、CWの
うち、エミッタボンディングワイヤEWのインピーダン
スの影響が一番大きいことが知られている。また、図1
2からもわかるように、エミッタボンディングパッドE
PとエミッタリードフレームERFとの間は、通常、2
本のワイヤで接続されており、このため、これらのエミ
ッタボンディングワイヤEW、EWの磁界の影響は、他
のボンディングワイヤBW、CWよりも非常に大きいこ
とも知られている。
【0006】そこで本発明は、高周波信号の増幅等に使
用される高周波ディスクリートnpnトランジスタ等の
半導体素子において、エミッタボンディングワイヤE
W、EWを廃止することにより、高周波特性を向上させ
ることを目的とする。すなわち、エミッタボンディング
ワイヤEW、EWを廃止して、これらエミッタボンディ
ングワイヤEW、EWに生ずるインピーダンスを無くす
ことにより、半導体素子の高周波特性を向上させること
を目的とする。つまり、エミッタボンディングワイヤE
W、EW自体の磁界の影響により生ずるインダクタンス
を無くすことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る半導体素子は、複数の電極を有し、リ
ードフレーム上に載置される、半導体素子であって、前
記電極のうちの1つの電極と前記リードフレームとの間
を電気的に接続する導通部を内部に形成することによ
り、前記1つの電極と前記リードフレームとを接続する
ボンディングワイヤを不要にしたことを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本実施形態に係る半導体装置は、
npnトランジスタの内部にエミッタ導通部を形成し、
このエミッタ導通部でエミッタ電極とエミッタリードフ
レームとを電気的に接続することにより、エミッタボン
ディングワイヤを廃止するようにしたものである。
【0009】まず、本発明の実施形態に係る半導体装置
の構造を、図1及び図2に基づいて説明する。これらの
図のうち、図1は本実施形態に係る半導体素子である高
周波ディスクリードnpnトランジスタをダイボンディ
ングした半導体装置の断面を概念的に示す図であり、図
2はこの半導体装置を上側から見た状態を平面的に示す
概念図である。本実施形態に係る半導体装置は、半導体
素子の内部に、エミッタ電極Eとエミッタリードフレー
ムERFとを電気的に接続するための、p+型シリコン
基板10とp+型エミッタ埋込領域14とp+型エミッタ
引出領域14とからなる導通部を形成することにより、
エミッタボンディングワイヤを廃止して、エミッタボン
ディングワイヤにより生ずるインピーダンスを無くし、
半導体装置の高周波特性を向上させたものである。
【0010】より詳しくは、図1からわかるように、高
濃度のp+型シリコン基板10の上には、低濃度のp-
第1エピタキシャル層12が形成されている。このp-
型第1エピタキシャル層12の図中左側には、高濃度の
+型エミッタ埋込領域14が形成されている。また、
このp-型第1エピタキシャル層12の上には、n型第
2エピタキシャル層16が形成されている。図中中央に
おけるこれらp-型第1エピタキシャル層12とn型第
2エピタキシャル層16との間には、高濃度のn+型コ
レクタ埋込領域18が形成されている。n型第2エピタ
キシャル層16の左右両側には、それぞれ、高濃度のp
+型エミッタ引出領域20、高濃度のp+型拡散層22が
形成されている。前述のp+型シリコン基板10とp+
エミッタ埋込領域14とp+型エミッタ引出領域20と
で、後述するエミッタ電極Eとエミッタリードフレーム
ERFとの間を電気的に接続するエミッタ導通部が形成
されている。前述のn型第2エピタキシャル層16の表
面側には、フィールド酸化膜24a乃至24dが形成さ
れている。これらフィールド酸化膜24a乃至24dの
うち、フィールド酸化膜24cと24dとの間のn型第
2エピタキシャル層16には、コレクタ引き出し用の高
濃度のn+型コレクタ引出領域26が形成されている。
フィールド酸化膜24bと24cとの間のn型第2エピ
タキシャル層16は、コレクタ領域16aとして機能す
るようになっている。このn型コレクタ領域16aに
は、p型ベース領域28が形成され、このp型ベース領
域28の表面側には、n型エミッタ領域30が形成され
ている。
【0011】前述のn型第2エピタキシャル層16の上
には、開孔32a乃至32dを有する層間絶縁膜32が
形成されている。これらの開孔32a乃至32dのう
ち、開孔32b部分には、ポリシリコン層34が形成さ
れている。このポリシリコン層34の上側には、配線層
36が形成されている。これらポリシリコン層34と配
線層36とでエミッタ電極Eが形成されている。このエ
ミッタ電極Eの配線層36は図中左側へ延出しており、
層間絶縁膜32の開孔32aを通じてp+型エミッタ引
出領域20に接続されている。前述のp型ベース領域2
8の外周側の上にはポリシリコン層38が形成されてい
る。このポリシリコン層38は図中右側へ延出し、前述
の層間絶縁膜32の開孔32cを通じて、配線層40と
接続されている。これらポリシリコン層38と配線層4
0とでベース電極Bが形成されている。図中右側のn+
型コレクタ引出領域26の上の開孔32d部分には、ポ
リシリコン層42が形成されており、このポリシリコン
層42の上には配線層44が形成されている。これらポ
リシリコン層42と配線層44とで、コレクタ電極Cが
形成されている。
【0012】上述のベース電極Bには、ベースボンディ
ングワイヤBWの一端が接続され、このベースボンディ
ングワイヤの他端は、ベースリードフレームBRFに接
続されている。また、コレクタ電極Cには、コレクタボ
ンディングワイヤCWの一端が接続され、このコレクタ
ボンディングワイヤCWの他端は、コレクタリードフレ
ームCRFに接続されている。この図1においては、こ
れらの電極とリードフレームとの間の接続関係を明らか
にするため、ボンディングパッドは省略している。
【0013】より詳しくは、図2からもわかるように、
ベース電極BはベースボンディングパッドBPに接続さ
れており、このベースボンディングパッドBPを介して
ベースボンディングワイヤBWにより、ベースリードフ
レームBRFに接続されている。また、コレクタ電極C
はコレクタボンディングパッドBPに接続されており、
このコレクタボンディングパッドBPを介してコレクタ
ボンディングワイヤCWにより、コレクタリードフレー
ムCRFに接続されている。これらのベースリードフレ
ームBRFとコレクタリードフレームCRFとは、その
一端が、パッケージPGから露出するように形成されて
いる。また、これらのベースリードフレームBRFとコ
レクタリードフレームCRFとの間を斜めに横切る形
で、エミッタリードフレームERFが形成されている。
このエミッタリードフレームERFは、その両端が、パ
ッケージPGから露出するように形成されている。図1
からもわかるように、このエミッタリードフレームER
Fには、npnトランジスタが載置されている。すなわ
ち、このエミッタリードフレームERFには、npnト
ランジスタのp+型シリコン基板10がダイボンディン
グされている。
【0014】次に、上述の半導体装置の製造工程を図3
乃至図10に基づいて説明する。まず、図3からわかる
ように、p+型シリコン基板10の上に、エピタキシャ
ル成長法により、p-型第1エピタキシャル層12を形
成する。次に、写真蝕刻法とイオン打ち込み法により、
As+、P+等のn型不純物をp-型第1エピタキシャル
層12の図中中央部分に選択的にドープして、n+型コ
レクタ埋込領域18を形成する。同様に、写真蝕刻法と
イオン打ち込み法により、B+等のp型不純物をp-型第
1エピタキシャル層12の図中左側に選択的にドープし
て、p+型エミッタ埋込領域14を形成する。次に、熱
処理をすることにより、これらp+型エミッタ埋込領域
14とn+型コレクタ埋込領域18との結晶を回復させ
る。以上の工程により図3に示す中間半導体素子が得ら
れる。
【0015】次に図4からわかるように、この中間半導
体素子の上にエピタキシャル成長法により、n型第2エ
ピタキシャル層16を形成する。以上の工程により図4
に示す中間半導体素子が得られる。
【0016】次に図5からわかるように、n型第2エピ
タキシャル層16の図中右側に、写真蝕刻法とイオン打
ち込み法により、As+、P+等のn型不純物をドープし
て、n+型コレクタ引出領域26を形成する。同様に、
n型第2エピタキシャル層16の左右両端側に、写真蝕
刻法とイオン打ち込み法により、B+等のp型不純物を
ドープして、p+型エミッタ引出領域20とp+型拡散層
22を形成する。次に、熱処理をすることにより、これ
らn+型コレクタ引出領域26とp+型エミッタ引出領域
20とp+型拡散層22との結晶を回復させる。以上の
工程により図5に示す中間半導体素子が得られる。
【0017】次に図6からわかるように、LOCOS法
によりSiO2からなるフィールド酸化膜24a乃至2
4dを形成する。これにより、これらのフィールド酸化
膜24bと24cとの間のn型第2エピタキシャル層1
6が、n型コレクタ領域16aとなる。続いて、このn
型コレクタ領域16aに、写真蝕刻法とイオン打ち込み
法により、B+等のp型不純物をドープすることによ
り、p型ベース領域28Aを形成する。次に、熱処理を
することにより、このp型ベース領域28Aの結晶を回
復させる。以上の工程により図6に示す中間半導体素子
が得られる。
【0018】次に図7からわかるように、この中間半導
体素子の上に、LPCVD法により、B+等のp型不純
物をドーピングしつつ、ポリシリコン膜を形成し、この
ポリシリコン膜を写真蝕刻法とRIEにより選択的にエ
ッチングして、ポリシリコン層38を形成する。このポ
リシリコン層38は、中央部近傍に開孔38Aを有する
ドーナッツ形状に形成される。続いて、この中間半導体
素子の上に、熱酸化により、SiO2からなる層間絶縁
膜32を形成する。この熱酸化の際には、ポリシリコン
層38にドーピングされたp型不純物が熱拡散して、p
型ベース領域28Aの外周側にp型拡散領域28Bが形
成され、このp型拡散領域28Bを備えたp型ベース領
域28が形成される。前述の層間絶縁膜32に、写真蝕
刻法とRIEにより、開孔32b、32dを形成する。
これにより、それぞれ、p型ベース領域28とn+型コ
レクタ引出領域26とを露出させる。以上の工程により
図7に示す中間半導体素子が得られる。なお、層間絶縁
膜32をCVD法により形成することも可能であるが、
その場合は、p型ベース領域28のp型拡散領域28B
を形成するために、別途、熱処理が必要となる。
【0019】次に図8からわかるように、LPCVD法
により、As等をドーピングしつつ、ポリシリコン膜を
形成し、このポリシリコン膜を写真蝕刻法とRIEによ
り選択的にエッチングして、開孔32b、32d部分に
ポリシリコン層34、42を形成する。続いて、この中
間半導体素子を熱処理することにより、ポリシリコン層
34にドーピングされたAs等を熱拡散させて、n型エ
ミッタ領域30を形成する。以上の工程により図8に示
す中間半導体素子が得られる。
【0020】次に図9からわかるように、前述の層間絶
縁膜32に、写真蝕刻法とRIEにより、開孔32a、
32cを形成する。これにより、それぞれ、p+型エミ
ッタ引出領域20とポリシリコン層38とを露出させ
る。以上の工程により図9に示す中間半導体素子が得ら
れる。
【0021】次に図10からわかるように、Al、Au
等からなる配線用膜WMを、スパッタリングにより形成
する。次に、この配線用膜WMを、写真蝕刻法とRIE
により選択的にエッチングすることにより、配線層3
6、40、44を形成する。これらのうち、配線層36
とポリシリコン層34とによりエミッタ電極Eが形成さ
れ、配線層40とポリシリコン層38とによりベース電
極Bが形成され、配線層44とポリシリコン層42とに
よりコレクタ電極Cが形成される。以上の工程により図
10に示す半導体素子が得られる。
【0022】次に、図1及び図2からわかるように、こ
の半導体素子を、エミッタリードフレームERFに載置
する。すなわち、この半導体素子のp+型シリコン基板
10をエミッタリードフレームERFにダイボンディン
グする。次に、ベースボンディングパッドBPとベース
リードフレームBRFとをベースボンディングワイヤB
Wでボンディングし、コレクタボンディングパッドCP
とコレクタリードフレームCRFとをコレクタボンディ
ングワイヤCWでボンディングする。以上の工程によ
り、図1及び図2に示す半導体装置が得られる。
【0023】以上のように、本実施形態に係る半導体装
置においては、エミッタ電極Eとエミッタリードフレー
ムERFとを、エミッタ導通部で電気的に接続すること
とした。すなわち、半導体素子の内部に形成されたp+
型エミッタ引出領域20とp+型エミッタ埋込領域14
とp+型シリコン基板10とからなるエミッタ導通部
で、電気的に接続することとした。このため、従来必要
とされたエミッタ電極EとエミッタリードフレームER
Fとを接続するエミッタボンディングワイヤEWを不要
とすることができる。このエミッタボンディングワイヤ
EWを不要とすることにより、このエミッタボンディン
グワイヤEWのインピーダンスを無くすことができる。
つまり、エミッタボンディングワイヤEW自体の磁界に
より生ずるインダクタンスを無くすことができる。この
ため、このnpnトランジスタを用いた半導体装置の高
周波特性、つまり、高周波帯域における電流増幅率を向
上させることができる。
【0024】しかも、一般的にAu等の高価な貴金属か
らなるボンディングワイヤを削減することができるの
で、製造原価の低減を図ることができる。さらにまた、
エミッタリードフレームERFにダイボンディングされ
る半導体素子の底面側を、高濃度のp+型シリコン基板
10で形成し、このp+型シリコン基板10で、エミッ
タ導通部の一部を形成したので、このエミッタ導通部の
抵抗を著しく低減させることができる。
【0025】なお、本発明は上記実施形態に限定され
ず、種々に変形可能である。例えば、エミッタボンディ
ングワイヤEWを廃止するのではなく、ベースボンディ
ングワイヤBWやコレクタボンディングワイヤCWを廃
止するようにすることもできる。すなわち、半導体素子
内部にベース導通部を形成して、ベース電極Bとベース
リードフレームBRFとを電気的に接続するようにする
ことも可能であり、同様に、半導体素子内部にコレクタ
導通部を形成して、コレクタ電極Cとコレクタリードフ
レームCRFとを電気的に接続するようにすることも可
能である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、半導体素子の内部に形
成された導通部により、半導体素子とリードフレームと
を電気的に接続するようにして、ボンディングワイヤを
廃止することとした。このため、ボンディングワイヤに
よるインピーダンスを無くして、半導体装置の高周波特
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における半導体装置の断面を
概念的に示す図。
【図2】本発明の実施形態における半導体装置を上側か
ら見た状態を概念的に示す図。
【図3】本発明の実施形態における半導体素子の工程断
面図の一部。
【図4】本発明の実施形態における半導体素子の工程断
面図の一部。
【図5】本発明の実施形態における半導体素子の工程断
面図の一部。
【図6】本発明の実施形態における半導体素子の工程断
面図の一部。
【図7】本発明の実施形態における半導体素子の工程断
面図の一部。
【図8】本発明の実施形態における半導体素子の工程断
面図の一部。
【図9】本発明の実施形態における半導体素子の工程断
面図の一部。
【図10】本発明の実施形態における半導体素子の断面
図。
【図11】従来の半導体装置の断面を概念的に示す図。
【図12】従来の半導体装置を上側から見た状態を概念
的に示す図。
【符号の説明】
E エミッタ電極 B ベース電極 C コレクタ電極 ERF エミッタリードフレーム BRF ベースリードフレーム CRE コレクタリードフレーム BW ベースボンディングワイヤ CW コレクタボンディングワイヤ 10 p+型シリコン基板(半導体基板) 14 p+型エミッタ埋込領域 16a n型コレクタ領域 18 n+型コレクタ埋込領域 20 p+型エミッタ引出領域 28 p型ベース領域 30 n型エミッタ領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電極を有し、リードフレーム上に載
    置される、半導体素子であって、 前記電極のうちの1つの電極と前記リードフレームとの
    間を電気的に接続する導通部を内部に形成することによ
    り、前記1つの電極と前記リードフレームとを接続する
    ボンディングワイヤを不要にしたことを特徴とする半導
    体素子。
  2. 【請求項2】エミッタ電極とコレクタ電極とベース電極
    とを有し、リードフレーム上に載置される、半導体素子
    であって、 これらの電極のうちのいずれかの電極と、前記リードフ
    レームと、を電気的に接続するための導通部を内部に形
    成し、 この導通部に接続する電極と前記リードフレームとを接
    続するボンディングワイヤを不要にしたこと、 を特徴とする半導体素子。
  3. 【請求項3】リードフレーム上に載置される半導体素子
    であって、 第1導電型の半導体基板と、 この第1導電型の半導体基板上に形成された第1導電型
    の第1エピタキシャル層と、 前記第1エピタキシャル層上に形成され、その一部がコ
    レクタ領域として機能する、第2導電型の第2エピタキ
    シャル層と、 前記第2エピタキシャル層上に形成された、エミッタ電
    極、コレクタ電極及びベース電極と、 前記第1エピタキシャル層と前記第2エピタキシャル層
    との間に形成され、前記コレクタ領域を電気的に引き出
    すための、高濃度の第2導電型のコレクタ埋込領域と、 前記第2エピタキシャル層内に形成され、前記コレクタ
    電極と前記コレクタ埋込領域とを接続する高濃度の第2
    導電型のコレクタ引出領域と、 前記第2エピタキシャル層の表面部分に形成され、前記
    ベース電極と接続する、第1導電型のベース領域と、 前記ベース領域の表面部部に形成され、前記エミッタ電
    極と接続する、第2導電型のエミッタ領域と、 前記半導体基板と前記第1エピタキシャル層と前記第2
    エピタキシャル層との内部に形成され、前記エミッタ電
    極と前記リードフレームとを電気的に接続する、エミッ
    タ導通部と、 備えたことを特徴とする半導体素子。
  4. 【請求項4】前記エミッタ導通部は、 高濃度の第1導電型の半導体基板と、 前記第1エピタキシャル層に形成された高濃度の第1導
    電型のエミッタ埋込領域と、 前記第2エピタキシャル層に形成された高濃度の第1導
    電型のエミッタ引出領域と、 により構成されたことを特徴とする請求項3に記載の半
    導体素子。
  5. 【請求項5】前記エミッタ電極は、前記エミッタ領域に
    電気的に導通するポリシリコン層と、このポリシリコン
    層上に被せられた配線層とを有し、 この配線層の一端側を前記エミッタ導通部に電気的に導
    通させたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載
    の半導体素子。
  6. 【請求項6】複数の電極を有する半導体素子をリードフ
    レーム上に載置した半導体装置であって、 前記電極のうちの1つの電極と前記リードフレームとの
    間を電気的に接続する導通部を内部に形成した半導体素
    子を、前記リードフレーム上に載置して、前記1つの電
    極と前記リードフレームとを電気的に導通することによ
    り、 前記1つの電極と前記リードフレームとを接続するボン
    ディングワイヤを不要にしたことを特徴とする半導体装
    置。
  7. 【請求項7】第1導電型の半導体基板上に第1導電型の
    第1エピタキシャル層を形成する工程と、 前記第1エピタキシャル層に、高濃度の第1導電型のエ
    ミッタ埋込領域を形成する工程と、 前記第1エピタキシャル層に、高濃度の第2導電型のコ
    レクタ埋込領域を形成する工程と、 前記エピタキシャル層上に第2導電型の第2エピタキシ
    ャル層を形成する工程と、 前記第2エピタキシャル層に、高濃度の第2導電型のコ
    レクタ引出領域を形成する工程と、 前記第2エピタキシャル層に、高濃度の第1導電型のエ
    ミッタ引出領域を形成する工程と、 前記第2エピタキシャル層に、第1導電型のベース領域
    を形成する工程と、 前記第2エピタキシャル層の前記ベース領域中に、第2
    導電型のエミッタ領域を形成する工程と、 前記コレクタ引出領域に接続するコレクタ電極を形成す
    る工程と、 前記ベース領域に接続するベース電極を形成する工程
    と、 前記エミッタ領域と前記エミッタ引出領域との双方に接
    続するエミッタ電極を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項7に係る半導体素子をエミッタリー
    ドフレームにダイボンディングする工程と、 前記ベース電極とベースリードフレームとをワイヤでボ
    ンディングする工程と、 前記コレクタ電極とコレクタリードフレームとをワイヤ
    でボンディングする工程と、 をさらに備えたことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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