JPH10259849A - 防振装置 - Google Patents
防振装置Info
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- JPH10259849A JPH10259849A JP6791997A JP6791997A JPH10259849A JP H10259849 A JPH10259849 A JP H10259849A JP 6791997 A JP6791997 A JP 6791997A JP 6791997 A JP6791997 A JP 6791997A JP H10259849 A JPH10259849 A JP H10259849A
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Landscapes
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型化されることなく防振特性及び耐久性を
向上する。 【解決手段】 内筒金具14と中間筒18との間に弾性
体16が配設される。内筒金具14の外周側にストッパ
金具20が配置される。中間筒18を外筒金具12に嵌
合することで、弾性体16の開口凹部16Cが外筒金具
12により封止され、弾性体16の開口凹部16C及び
外筒金具12等で内壁面が形成される一対の空間が、右
部液室26A及び左部液室26Bを構成する。右部液室
26A及び左部液室26B内であって外筒金具12の内
周面に、弾性ストッパ32がそれぞれ設置される。
向上する。 【解決手段】 内筒金具14と中間筒18との間に弾性
体16が配設される。内筒金具14の外周側にストッパ
金具20が配置される。中間筒18を外筒金具12に嵌
合することで、弾性体16の開口凹部16Cが外筒金具
12により封止され、弾性体16の開口凹部16C及び
外筒金具12等で内壁面が形成される一対の空間が、右
部液室26A及び左部液室26Bを構成する。右部液室
26A及び左部液室26B内であって外筒金具12の内
周面に、弾性ストッパ32がそれぞれ設置される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動発生部からの
振動を吸収する防振装置に関し、例えば車両、一般産業
用機械等に適用可能なものである。
振動を吸収する防振装置に関し、例えば車両、一般産業
用機械等に適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、振動発生部となる車輪と振動受
部となる車両の車体との間に流体が封入されたブッシュ
形の流体ブッシュである防振装置が配設されていて、車
輪側で発生する振動をこの防振装置が吸収し、車体側に
伝達されるのを阻止するような構造となっている。
部となる車両の車体との間に流体が封入されたブッシュ
形の流体ブッシュである防振装置が配設されていて、車
輪側で発生する振動をこの防振装置が吸収し、車体側に
伝達されるのを阻止するような構造となっている。
【0003】すなわち、この防振装置としては、図6、
図7及び図8に示すように、内筒114と中間筒118
との間に加硫接着されたゴム製の弾性体116、液体が
封入された一対の液室120A、120B、中間筒11
8の溝部118Aにより形成されてこれら一対の液室1
20A、120B間を繋ぐ制限通路122及び、外枠を
形成する外筒112を設けたものが知られている。
図7及び図8に示すように、内筒114と中間筒118
との間に加硫接着されたゴム製の弾性体116、液体が
封入された一対の液室120A、120B、中間筒11
8の溝部118Aにより形成されてこれら一対の液室1
20A、120B間を繋ぐ制限通路122及び、外枠を
形成する外筒112を設けたものが知られている。
【0004】そして、車両が走行して振動が発生した場
合には、弾性体116の制振機能及び一対の液室120
A、120B内の液体の粘性抵抗、液柱共振等により、
振動を吸収して振動を減衰し、振動の伝達を阻止するよ
うになっている。
合には、弾性体116の制振機能及び一対の液室120
A、120B内の液体の粘性抵抗、液柱共振等により、
振動を吸収して振動を減衰し、振動の伝達を阻止するよ
うになっている。
【0005】この防振装置の場合、内外筒112、11
4の軸方向と直交する上下方向より振動が入力される
が、図6及び図7に示すように、鉄若しくは樹脂製のス
トッパ部材124Aを内筒114より上下方向に突出さ
せ、さらに、このストッパ部材124Aの先端部を所定
量の厚みを有する被覆ゴム126にて被覆することによ
って、ストッパ124を構成し、このストッパ124に
よって、内筒114の変位を制限し、振動に対しての弾
性体116の耐久性を確保していた。
4の軸方向と直交する上下方向より振動が入力される
が、図6及び図7に示すように、鉄若しくは樹脂製のス
トッパ部材124Aを内筒114より上下方向に突出さ
せ、さらに、このストッパ部材124Aの先端部を所定
量の厚みを有する被覆ゴム126にて被覆することによ
って、ストッパ124を構成し、このストッパ124に
よって、内筒114の変位を制限し、振動に対しての弾
性体116の耐久性を確保していた。
【0006】つまり、矢印A方向に沿って振動が入力さ
れ、弾性体116の線形変形域を越えて長さh以上の変
位を内筒114が起こそうとした場合、ストッパ124
が外筒112の内周面に当接して内筒114の変位を制
限していた。
れ、弾性体116の線形変形域を越えて長さh以上の変
位を内筒114が起こそうとした場合、ストッパ124
が外筒112の内周面に当接して内筒114の変位を制
限していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ストッパ12
4が外筒112に接触した後の防振特性及び、防振装置
の耐久性は、図9に示すように、ストッパ部材124A
の先端部を被覆している被覆ゴム126の横寸法c×縦
寸法dにより求められる表面積とストッパ部材124A
の先端部を被覆している被覆ゴム126の厚みとにより
決まるが、ストッパ124の先端部の表面積及び被覆ゴ
ム126の厚みを調整しても、防振装置として十分な性
能を確保することが非常に困難であった。
4が外筒112に接触した後の防振特性及び、防振装置
の耐久性は、図9に示すように、ストッパ部材124A
の先端部を被覆している被覆ゴム126の横寸法c×縦
寸法dにより求められる表面積とストッパ部材124A
の先端部を被覆している被覆ゴム126の厚みとにより
決まるが、ストッパ124の先端部の表面積及び被覆ゴ
ム126の厚みを調整しても、防振装置として十分な性
能を確保することが非常に困難であった。
【0008】すなわち、ストッパ124が外筒112に
接触した後は、内筒114が急に変位できなくなるの
で、ショック感が生じるようになり、また、ストッパ1
24が外筒112に接触した場合、ストッパ部材124
Aを被覆する被覆ゴム126がストッパ124と外筒1
12との間で極端に圧縮されて、この部分の耐久性が低
下し、結果として防振装置の耐久性が低下する虞があ
る。
接触した後は、内筒114が急に変位できなくなるの
で、ショック感が生じるようになり、また、ストッパ1
24が外筒112に接触した場合、ストッパ部材124
Aを被覆する被覆ゴム126がストッパ124と外筒1
12との間で極端に圧縮されて、この部分の耐久性が低
下し、結果として防振装置の耐久性が低下する虞があ
る。
【0009】上記のような欠点を改善すべく、図10に
示すようにストッパ部材124Aを被覆する被覆ゴム1
26を厚くすると、ストッパ124と弾性体116の壁
部との間の谷128が細く深くなって、この部分の弾性
体116の耐久性が低下する。この為、ストッパ124
と弾性体116の壁部との間の谷128を広くすること
が考えられるが、これらの間の谷128を広くすると、
ストッパ部材124Aを覆う被覆ゴム126の量が減
り、被覆ゴム126の耐久性が低下する。また、この欠
点を改善すべく、ストッパ部材124Aを覆う被覆ゴム
126の量を十分に確保しようとすると、防振装置が大
型化する欠点がある。
示すようにストッパ部材124Aを被覆する被覆ゴム1
26を厚くすると、ストッパ124と弾性体116の壁
部との間の谷128が細く深くなって、この部分の弾性
体116の耐久性が低下する。この為、ストッパ124
と弾性体116の壁部との間の谷128を広くすること
が考えられるが、これらの間の谷128を広くすると、
ストッパ部材124Aを覆う被覆ゴム126の量が減
り、被覆ゴム126の耐久性が低下する。また、この欠
点を改善すべく、ストッパ部材124Aを覆う被覆ゴム
126の量を十分に確保しようとすると、防振装置が大
型化する欠点がある。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、大型化される
ことなく防振特性及び耐久性を向上し得る防振装置を提
供することが目的である。
ことなく防振特性及び耐久性を向上し得る防振装置を提
供することが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の防振装
置は、振動発生部及び振動受け部の一方に連結される筒
状の外筒と、振動発生部及び振動受け部の他方に連結さ
れ且つ外筒の内側に配置される内筒と、弾性変形可能に
形成されて外筒と内筒との間に配置され且つ凹部を有し
た弾性体と、弾性体の外周部分に固着されると共に外筒
の内周面に嵌合される中間筒と、弾性体の凹部内に設け
られ且つ液体が封入される液室と、液室内に配置され且
つ内筒と外筒との間の過大な相対変位を制限する弾性変
形可能な弾性ストッパと、を有することを特徴とする。
置は、振動発生部及び振動受け部の一方に連結される筒
状の外筒と、振動発生部及び振動受け部の他方に連結さ
れ且つ外筒の内側に配置される内筒と、弾性変形可能に
形成されて外筒と内筒との間に配置され且つ凹部を有し
た弾性体と、弾性体の外周部分に固着されると共に外筒
の内周面に嵌合される中間筒と、弾性体の凹部内に設け
られ且つ液体が封入される液室と、液室内に配置され且
つ内筒と外筒との間の過大な相対変位を制限する弾性変
形可能な弾性ストッパと、を有することを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の防振装置は、請求項1の
防振装置において、弾性ストッパが外筒の内周側に設置
されたことを特徴とする。
防振装置において、弾性ストッパが外筒の内周側に設置
されたことを特徴とする。
【0013】請求項1に係る防振装置の作用を以下に説
明する。筒状の外筒の内側に内筒が配置され、振動発生
部に外筒あるいは内筒が連結され、振動受け部に内筒あ
るいは外筒が連結される。また、弾性変形可能に形成さ
れて外筒と内筒との間に配置される弾性体の外周部分に
中間筒が固着され、この中間筒が外筒の内周面に嵌合さ
れる。さらに、弾性体が有する凹部内に液体が封入され
る液室が設けられ、弾性変形可能な弾性ストッパが液室
内に配置される。
明する。筒状の外筒の内側に内筒が配置され、振動発生
部に外筒あるいは内筒が連結され、振動受け部に内筒あ
るいは外筒が連結される。また、弾性変形可能に形成さ
れて外筒と内筒との間に配置される弾性体の外周部分に
中間筒が固着され、この中間筒が外筒の内周面に嵌合さ
れる。さらに、弾性体が有する凹部内に液体が封入され
る液室が設けられ、弾性変形可能な弾性ストッパが液室
内に配置される。
【0014】従って、振動発生部側から振動が内筒ある
いは外筒に入力された場合、弾性体が変形する結果とし
て弾性体の変形により振動が減衰され、さらに弾性体の
変形に伴って液室内の液体が流動して、液体の粘性抵抗
及び液柱共振等により振動を抑制する。この為、弾性体
の変形だけでなく、液体の粘性抵抗及び液柱共振等によ
り振動が減衰されて、外筒あるいは内筒に連結される振
動受け部側に振動が伝達され難くなる。
いは外筒に入力された場合、弾性体が変形する結果とし
て弾性体の変形により振動が減衰され、さらに弾性体の
変形に伴って液室内の液体が流動して、液体の粘性抵抗
及び液柱共振等により振動を抑制する。この為、弾性体
の変形だけでなく、液体の粘性抵抗及び液柱共振等によ
り振動が減衰されて、外筒あるいは内筒に連結される振
動受け部側に振動が伝達され難くなる。
【0015】一方、弾性ストッパは弾性体と別体に構成
されているので、この弾性ストッパの厚み或いは面積を
増して、従来の弾性体と一体に形成されたストッパの被
覆ゴムよりもボリュームを容易に大きくできる。この
為、ボリュームを大きくしてストッパの耐久性を向上で
きるようになる。また、弾性ストッパが外筒側或いは内
筒側に接触した後も、弾性ストッパが変形して内筒が変
位できるので、ショック感が生じないようになる。
されているので、この弾性ストッパの厚み或いは面積を
増して、従来の弾性体と一体に形成されたストッパの被
覆ゴムよりもボリュームを容易に大きくできる。この
為、ボリュームを大きくしてストッパの耐久性を向上で
きるようになる。また、弾性ストッパが外筒側或いは内
筒側に接触した後も、弾性ストッパが変形して内筒が変
位できるので、ショック感が生じないようになる。
【0016】従って、ストッパを高くしたり、ストッパ
と弾性体の壁部との間の谷を広くしたりする必要が無く
なり、これに伴って、防振装置が大型化することもな
い。
と弾性体の壁部との間の谷を広くしたりする必要が無く
なり、これに伴って、防振装置が大型化することもな
い。
【0017】以上より、大型化されることなく防振装置
の防振特性及び耐久性が向上することになる。
の防振特性及び耐久性が向上することになる。
【0018】請求項2に係る防振装置の作用を以下に説
明する。本請求項は請求項1と同様の構成を有し同様に
作用する。但し、本請求項は、弾性ストッパが外筒の内
周側に設置された構成を有している。従って、本請求項
の構成によれば、内筒側に従来と同様のストッパを配置
し、弾性ストッパをこのストッパに当接させて、内筒の
変位を制限するようにできる。
明する。本請求項は請求項1と同様の構成を有し同様に
作用する。但し、本請求項は、弾性ストッパが外筒の内
周側に設置された構成を有している。従って、本請求項
の構成によれば、内筒側に従来と同様のストッパを配置
し、弾性ストッパをこのストッパに当接させて、内筒の
変位を制限するようにできる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態に係る
防振装置を図1から図4に示し、これらの図に基づき本
実施の形態を説明する。
防振装置を図1から図4に示し、これらの図に基づき本
実施の形態を説明する。
【0020】図1及び図2に示すように、本実施の形態
に係る防振装置10は、筒状に成形された外筒金具12
を外枠として備えており、振動受け部としての自動車の
車体(図示せず)側へ、外筒金具12が嵌合されて、外
筒金具12が車体に連結されることになる。
に係る防振装置10は、筒状に成形された外筒金具12
を外枠として備えており、振動受け部としての自動車の
車体(図示せず)側へ、外筒金具12が嵌合されて、外
筒金具12が車体に連結されることになる。
【0021】この外筒金具12の内側には、円管状に形
成された内筒金具14が外筒金具12の軸線と平行とな
るように配置されている。そして、内筒金具14に図示
しないボルトがねじ込まれて、内筒金具14と振動発生
部となる車輪(図示せず)とが連結されることとなる。
成された内筒金具14が外筒金具12の軸線と平行とな
るように配置されている。そして、内筒金具14に図示
しないボルトがねじ込まれて、内筒金具14と振動発生
部となる車輪(図示せず)とが連結されることとなる。
【0022】さらに、この内筒金具14の軸方向中央部
には、ストッパ金具20が内筒金具14の図1上、左右
方向であるX方向に突出するように、内筒金具14に嵌
合等されて配置されており、このストッパ金具20は、
この防振装置10の主振動方向であるX方向への過大な
内筒金具14の変位を抑制するストッパとなる。
には、ストッパ金具20が内筒金具14の図1上、左右
方向であるX方向に突出するように、内筒金具14に嵌
合等されて配置されており、このストッパ金具20は、
この防振装置10の主振動方向であるX方向への過大な
内筒金具14の変位を抑制するストッパとなる。
【0023】一方、これら内筒金具14と外筒金具12
との間には、図3及び図4に示すように、内側が内筒金
具14に加硫接着されると共に、外筒金具12の内周面
に沿うように突出した一対のフランジ部16Bを有する
ゴム製の弾性体16が、配設されている。これら一対の
フランジ部16B間には、図1及び図4に示すように、
ストッパ金具20が突出する方向と交差する方向に沿っ
て内筒金具14の周囲から外周側に伸びる一対の連結部
16Aが、弾性体16の一部として形成されている。そ
して、この弾性体16はストッパ金具20の周りまで伸
びていて、被覆ゴム22としてストッパ金具20を覆っ
ている。
との間には、図3及び図4に示すように、内側が内筒金
具14に加硫接着されると共に、外筒金具12の内周面
に沿うように突出した一対のフランジ部16Bを有する
ゴム製の弾性体16が、配設されている。これら一対の
フランジ部16B間には、図1及び図4に示すように、
ストッパ金具20が突出する方向と交差する方向に沿っ
て内筒金具14の周囲から外周側に伸びる一対の連結部
16Aが、弾性体16の一部として形成されている。そ
して、この弾性体16はストッパ金具20の周りまで伸
びていて、被覆ゴム22としてストッパ金具20を覆っ
ている。
【0024】従って、それぞれ一対のフランジ部16B
及び連結部16Aの間の弾性体16の部分には、開口凹
部16Cが一対窪んで形成されることになる。
及び連結部16Aの間の弾性体16の部分には、開口凹
部16Cが一対窪んで形成されることになる。
【0025】また、図1及び図4に示すように、弾性体
16の外周側寄りの位置には、円筒状に形成された中間
筒18が、弾性体16の一対のフランジ部16B及び一
対の連結部16Aの外周面と加硫接着されて、配置され
ている。
16の外周側寄りの位置には、円筒状に形成された中間
筒18が、弾性体16の一対のフランジ部16B及び一
対の連結部16Aの外周面と加硫接着されて、配置され
ている。
【0026】この中間筒18の軸方向中程の部分は一段
細径となっており、この細径となった部分であってスト
ッパ金具20に対向した部分には、一対の開口部18B
がそれぞれ設けられ、開放されている。また、中間筒1
8の細径となった部分の外周面には、弾性体16と繋が
るシールゴム24が配置されており、このシールゴム2
4の軸方向中央部には、周方向に沿って延びる溝部24
Aが一対形成されている。
細径となっており、この細径となった部分であってスト
ッパ金具20に対向した部分には、一対の開口部18B
がそれぞれ設けられ、開放されている。また、中間筒1
8の細径となった部分の外周面には、弾性体16と繋が
るシールゴム24が配置されており、このシールゴム2
4の軸方向中央部には、周方向に沿って延びる溝部24
Aが一対形成されている。
【0027】そして、この中間筒18が外筒金具12と
嵌合されてこれらが相互に固着されており、溝部24A
が一対の開口部18B間を繋ぎつつ、シールゴム24が
これら中間筒18と外筒金具12との間の嵌合部分を封
止している。
嵌合されてこれらが相互に固着されており、溝部24A
が一対の開口部18B間を繋ぎつつ、シールゴム24が
これら中間筒18と外筒金具12との間の嵌合部分を封
止している。
【0028】以上より、弾性体16の開口凹部16Cが
この外筒金具12により封止され、弾性体16の開口凹
部16C及び外筒金具12等で内壁面が形成される一対
の空間が、右部液室26A及び左部液室26Bを構成す
る。そして、例えば水、オイル等の液体がこれら右部液
室26A及び左部液室26B内に封入されている。
この外筒金具12により封止され、弾性体16の開口凹
部16C及び外筒金具12等で内壁面が形成される一対
の空間が、右部液室26A及び左部液室26Bを構成す
る。そして、例えば水、オイル等の液体がこれら右部液
室26A及び左部液室26B内に封入されている。
【0029】一方、これら右部液室26A及び左部液室
26B内であって、外筒金具12の内周面には、それぞ
れ円弧状に形成された一対の弾性ストッパ32が設置さ
れている。
26B内であって、外筒金具12の内周面には、それぞ
れ円弧状に形成された一対の弾性ストッパ32が設置さ
れている。
【0030】これら弾性ストッパ32の外周側には、弾
性ストッパ32を外筒金具12の内周面に固定する為の
支持金具36がそれぞれ配置されており、この支持金具
36の外周部分がそれぞれ外筒金具12と中間筒18と
の間に挟持されている。また、弾性ストッパ32の内周
側であってストッパ金具20と対向した位置には、スト
ッパ金具20に当接し得る当接金具38がそれぞれ配置
されている。
性ストッパ32を外筒金具12の内周面に固定する為の
支持金具36がそれぞれ配置されており、この支持金具
36の外周部分がそれぞれ外筒金具12と中間筒18と
の間に挟持されている。また、弾性ストッパ32の内周
側であってストッパ金具20と対向した位置には、スト
ッパ金具20に当接し得る当接金具38がそれぞれ配置
されている。
【0031】そして、これらそれぞれ板状に形成された
支持金具36及び当接金具38は、ゴム製のストッパ本
体34とそれぞれ加硫接着され、支持金具36と当接金
具38とにこのストッパ本体34が挟まれて位置してい
る。
支持金具36及び当接金具38は、ゴム製のストッパ本
体34とそれぞれ加硫接着され、支持金具36と当接金
具38とにこのストッパ本体34が挟まれて位置してい
る。
【0032】また、一対の溝部24Aと外筒金具12の
内周面との間の隙間で制限通路となるオリフィス30が
一対形成されており、この一対のオリフィス30が右部
液室26Aと左部液室26Bとの間をそれぞれ連通する
ように繋ぐこととなる。
内周面との間の隙間で制限通路となるオリフィス30が
一対形成されており、この一対のオリフィス30が右部
液室26Aと左部液室26Bとの間をそれぞれ連通する
ように繋ぐこととなる。
【0033】次に本実施の形態の作用を説明する。筒状
の外筒金具12の内側に内筒金具14が配置され、車輪
に内筒金具14が連結され、車体に外筒金具12が連結
される。また、弾性変形可能に形成されて外筒金具12
と内筒金具14との間に配置される弾性体16の外周部
分に中間筒18が固着され、この中間筒18が外筒金具
12の内周面に嵌合される。そして、弾性体16が有す
る開口凹部16C内に、液体が封入される一対の液室2
6A、26Bが設けられ、オリフィス30がこれら一対
の液室26A、26B間を連通し、液体を流動可能とす
る。
の外筒金具12の内側に内筒金具14が配置され、車輪
に内筒金具14が連結され、車体に外筒金具12が連結
される。また、弾性変形可能に形成されて外筒金具12
と内筒金具14との間に配置される弾性体16の外周部
分に中間筒18が固着され、この中間筒18が外筒金具
12の内周面に嵌合される。そして、弾性体16が有す
る開口凹部16C内に、液体が封入される一対の液室2
6A、26Bが設けられ、オリフィス30がこれら一対
の液室26A、26B間を連通し、液体を流動可能とす
る。
【0034】さらに、一対の液室26A、26B内に弾
性変形可能な弾性ストッパ32が、それぞれ配置され
る。
性変形可能な弾性ストッパ32が、それぞれ配置され
る。
【0035】従って、車輪側から振動が内筒金具14に
入力された場合、弾性体16が変形する結果として弾性
体16の変形により振動が減衰され、さらに弾性体16
の変形に伴って一対の液室26A、26B内の液体がオ
リフィス30を介して流動して、液体の粘性抵抗及び液
柱共振等により振動を抑制する。この為、弾性体16の
変形だけでなく、液体の粘性抵抗及び液柱共振等により
振動が減衰されて、外筒金具12に連結される車体側に
振動が伝達され難くなる。
入力された場合、弾性体16が変形する結果として弾性
体16の変形により振動が減衰され、さらに弾性体16
の変形に伴って一対の液室26A、26B内の液体がオ
リフィス30を介して流動して、液体の粘性抵抗及び液
柱共振等により振動を抑制する。この為、弾性体16の
変形だけでなく、液体の粘性抵抗及び液柱共振等により
振動が減衰されて、外筒金具12に連結される車体側に
振動が伝達され難くなる。
【0036】一方、弾性ストッパ32は弾性体16と別
体に構成されているので、この弾性ストッパ32の高さ
及び先端部の表面積をストッパ金具20側よりもそれぞ
れ容易に大きく形成できる。従って、弾性ストッパ32
の厚み或いは面積を増して、従来の弾性体と一体に形成
されたストッパ124の被覆ゴム126よりもボリュー
ムを容易に大きくできることになる。この為、ボリュー
ムを大きくしてストッパの耐久性を向上できるようにな
る。
体に構成されているので、この弾性ストッパ32の高さ
及び先端部の表面積をストッパ金具20側よりもそれぞ
れ容易に大きく形成できる。従って、弾性ストッパ32
の厚み或いは面積を増して、従来の弾性体と一体に形成
されたストッパ124の被覆ゴム126よりもボリュー
ムを容易に大きくできることになる。この為、ボリュー
ムを大きくしてストッパの耐久性を向上できるようにな
る。
【0037】また、弾性ストッパ32が内筒金具14側
のストッパ金具20に接触した後も、弾性ストッパ32
が変形して内筒金具14が変位できるので、ショック感
が生じないようになる。
のストッパ金具20に接触した後も、弾性ストッパ32
が変形して内筒金具14が変位できるので、ショック感
が生じないようになる。
【0038】従って、ストッパ金具20の高さを高くし
たり、ストッパ金具20と弾性体16の壁部であるフラ
ンジ部16Bとの間の谷を広くしたりする必要が無くな
り、これに伴って、防振装置10が大型化することもな
い。
たり、ストッパ金具20と弾性体16の壁部であるフラ
ンジ部16Bとの間の谷を広くしたりする必要が無くな
り、これに伴って、防振装置10が大型化することもな
い。
【0039】さらに、弾性ストッパ32は弾性体16と
別体になっているので、弾性ストッパ32を形成するゴ
ム材の材質だけでなく、ゴム材のボリュームを適宜変更
することで、弾性ストッパ32がストッパ金具20に接
触した後の防振特性の調整ができ、防振特性の調整が容
易となる。
別体になっているので、弾性ストッパ32を形成するゴ
ム材の材質だけでなく、ゴム材のボリュームを適宜変更
することで、弾性ストッパ32がストッパ金具20に接
触した後の防振特性の調整ができ、防振特性の調整が容
易となる。
【0040】以上より、大型化されることなく防振装置
10の防振特性及び耐久性が向上することが可能にな
る。
10の防振特性及び耐久性が向上することが可能にな
る。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態に係る防
振装置を図5に示し、この図に基づき本実施の形態を説
明する。尚、第1の実施の形態で説明した部材と同一の
部材には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
振装置を図5に示し、この図に基づき本実施の形態を説
明する。尚、第1の実施の形態で説明した部材と同一の
部材には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0042】図5に示すように、本実施の形態に係る防
振装置10は、第1の実施の形態と同様に弾性ストッパ
32を有しているが、第1の実施の形態と異なり、支持
金具36及び当接金具38は無く、ゴム製のストッパ本
体34のみにより構成されている。
振装置10は、第1の実施の形態と同様に弾性ストッパ
32を有しているが、第1の実施の形態と異なり、支持
金具36及び当接金具38は無く、ゴム製のストッパ本
体34のみにより構成されている。
【0043】従って、弾性ストッパ32とストッパ金具
20が当接する際に第1の実施の形態では、当接金具3
8がストッパ金具20の被覆ゴム22と接触するが、本
実施の形態では、ゴム材同士が接触することになる。
20が当接する際に第1の実施の形態では、当接金具3
8がストッパ金具20の被覆ゴム22と接触するが、本
実施の形態では、ゴム材同士が接触することになる。
【0044】また、第1の実施の形態の弾性ストッパ3
2の製造に際しては、ゴム材を加硫する金型内に支持金
具36及び当接金具38を入れなければならないが、本
実施の形態ではこの必要がなくなり、製造コストが低減
されることになる。
2の製造に際しては、ゴム材を加硫する金型内に支持金
具36及び当接金具38を入れなければならないが、本
実施の形態ではこの必要がなくなり、製造コストが低減
されることになる。
【0045】尚、上記実施の形態において、ストッパ金
具20を内筒金具14に取付けるようにしたが、ストッ
パ金具20を無くして、弾性ストッパ32が内筒金具1
4に直接当接するようにしても良い。
具20を内筒金具14に取付けるようにしたが、ストッ
パ金具20を無くして、弾性ストッパ32が内筒金具1
4に直接当接するようにしても良い。
【0046】さらに、上記実施の形態では、一対の液室
間をオリフィスで連通する構造としたが、例えば、オリ
フィスが無く、高粘性の液体が充填されている一つの液
室を有するような防振装置にも適用できることは言うま
でもない。
間をオリフィスで連通する構造としたが、例えば、オリ
フィスが無く、高粘性の液体が充填されている一つの液
室を有するような防振装置にも適用できることは言うま
でもない。
【0047】また、上記実施の形態において、振動受け
部となる自動車の車体側に外筒金具12を連結し、振動
発生部となる車輪側に内筒金具14を連結するような構
成としたが、この逆の構成としても良い。
部となる自動車の車体側に外筒金具12を連結し、振動
発生部となる車輪側に内筒金具14を連結するような構
成としたが、この逆の構成としても良い。
【0048】他方、実施の形態において、車両の防振を
目的としたが、本発明の防振装置は例えばエンジンマウ
ント、ボディマウント、デフマウント等、あるいは車両
以外の他の用途にも用いられることはいうまでもなく、
また、弾性体等の形状及び寸法なども実施の形態のもの
に限定されるものではない。
目的としたが、本発明の防振装置は例えばエンジンマウ
ント、ボディマウント、デフマウント等、あるいは車両
以外の他の用途にも用いられることはいうまでもなく、
また、弾性体等の形状及び寸法なども実施の形態のもの
に限定されるものではない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の防振装置
は、大型化されることなく防振特性及び耐久性が向上さ
れ得るという優れた効果を有する。
は、大型化されることなく防振特性及び耐久性が向上さ
れ得るという優れた効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る防振装置の断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る防振装置の斜
視図である。
視図である。
【図3】図1に示す防振装置の3−3線断面図である。
【図4】図1に示す防振装置の4−4線断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る防振装置の断
面図である。
面図である。
【図6】従来の防振装置の断面図である。
【図7】従来の防振装置の断面図であって、図6の7−
7線断面図である。
7線断面図である。
【図8】従来の防振装置に適用される中間筒の斜視図で
ある。
ある。
【図9】従来の防振装置の外筒を取り外した状態の平面
図である。
図である。
【図10】従来の防振装置の変形例の断面図である。
10 防振装置 12 外筒金具(外筒) 14 内筒金具(内筒) 16 弾性体 18 中間筒 26A 右部液室 26B 左部液室 32 弾性ストッパ
Claims (2)
- 【請求項1】 振動発生部及び振動受け部の一方に連結
される筒状の外筒と、 振動発生部及び振動受け部の他方に連結され且つ外筒の
内側に配置される内筒と、 弾性変形可能に形成されて外筒と内筒との間に配置され
且つ凹部を有した弾性体と、 弾性体の外周部分に固着されると共に外筒の内周面に嵌
合される中間筒と、 弾性体の凹部内に設けられ且つ液体が封入される液室
と、 液室内に配置され且つ内筒と外筒との間の過大な相対変
位を制限する弾性変形可能な弾性ストッパと、 を有することを特徴とする防振装置。 - 【請求項2】 弾性ストッパが外筒の内周側に設置され
たことを特徴とする請求項1記載の防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6791997A JPH10259849A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6791997A JPH10259849A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 防振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10259849A true JPH10259849A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13358811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6791997A Pending JPH10259849A (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10259849A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7027638B2 (en) | 2001-05-10 | 2006-04-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Wafer color variation correcting method, selective wafer defect detecting method, and computer readable recording media for the same |
| JP2007100957A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Carl Freudenberg Kg | 液圧式ダンパを備えている弾性軸受 |
| CN108843718A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-11-20 | 亚新科噪声与振动技术(安徽)有限公司 | 副车架轴向液压衬套 |
| CN110185706A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-08-30 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 一种包含有金属隔片的液压衬套 |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP6791997A patent/JPH10259849A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7027638B2 (en) | 2001-05-10 | 2006-04-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Wafer color variation correcting method, selective wafer defect detecting method, and computer readable recording media for the same |
| JP2007100957A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Carl Freudenberg Kg | 液圧式ダンパを備えている弾性軸受 |
| CN108843718A (zh) * | 2018-07-13 | 2018-11-20 | 亚新科噪声与振动技术(安徽)有限公司 | 副车架轴向液压衬套 |
| CN108843718B (zh) * | 2018-07-13 | 2023-08-04 | 亚新科噪声与振动技术(安徽)有限公司 | 副车架轴向液压衬套 |
| CN110185706A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-08-30 | 株洲时代新材料科技股份有限公司 | 一种包含有金属隔片的液压衬套 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051222 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060502 |