JPH10274826A - 135型写真用フイルム - Google Patents

135型写真用フイルム

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Publication number
JPH10274826A
JPH10274826A JP9807997A JP9807997A JPH10274826A JP H10274826 A JPH10274826 A JP H10274826A JP 9807997 A JP9807997 A JP 9807997A JP 9807997 A JP9807997 A JP 9807997A JP H10274826 A JPH10274826 A JP H10274826A
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JP
Japan
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film
polyester
young
modulus
photographic film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9807997A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Okutsu
俊光 奥津
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP9807997A priority Critical patent/JPH10274826A/ja
Publication of JPH10274826A publication Critical patent/JPH10274826A/ja
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリエステル支持体を用いた135型写真用
フイルムについて、カメラ装填以降の取扱い性を改善す
る。 【解決手段】 エチレン−2,6−ナフタレート単位か
らなる繰り返し単位とエチレンテレフタレート単位から
なる繰り返し単位とを有する共重合ポリエステルのフイ
ルムからなる支持体上に、少なくとも一層のハロゲン化
銀乳剤層が設けられている135型写真用フイルムにお
いて、上記共重合ポリエステルのフイルムの厚みを95
乃至130μmとし、縦方向のヤング率を350乃至5
00kg/mm2 とし、横方向のヤング率を450乃至
600kg/mm2 とし、さらに横方向のヤング率を縦
方向のヤング率よりも大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステルフイ
ルムからなる支持体上に、少なくとも一層のハロゲン化
銀乳剤層が設けられている135型写真用フイルムに関
する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真フイルムには、レント
ゲン撮影用フイルム、刷版用フイルムあるいはカットフ
イルムのようなシート状の形態のものと、35mm幅ま
たはそれ以下の幅でパトローネ内に納められ、一般のカ
メラに装填して撮影に用いられるロール状の形態のもの
がある。35mm幅のロール状写真フイルムは、通常1
35型フイルムとして一般に広く使用されている。
【0003】ポリエチレンテレフタレート(PET)フ
イルムは、従来からレントゲン撮影用フイルムのような
シート状の写真フイルム用支持体に用いられてきた。P
ETフイルムは、透明性が優れ、優れた力学的特性を有
している。しかし、PETフイルムを、135型写真用
フイルムの支持体に使用すると、経時保存中に強い巻癖
が発生し、ミニラボ自現機で現像処理を行うと、先端は
リーダーに固定されているが後端は固定されていないた
め、フイルムが巻き上がり、ここに処理液の供給が遅れ
処理ムラの発生原因となる。また、このフイルムの巻き
上がりはミニラボ中のローラーで押しつぶされて、「折
れ」が発生する。
【0004】PETに代えてポリエチレン−2,6−ナ
フタレート(PEN)を用いると、強度のある硬いフイ
ルムが得られることが従来から知られている。そして、
新しいカメラシステムであるアドバンスドフォトシステ
ム(APS)用支持体として有効に用いられている(欧
州特許0606070A1号明細書、特開平7−725
84号公報記載)。しかしながら、PENフイルムは硬
いため、カメラへのフイルムの自動ローディングや自動
巻き上げのさいにトラブルが発生することが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
エステル支持体を用いた135型写真用フイルムを提供
することである。また、本発明の目的は、巻癖カールが
付きにくく、取扱い性が優れた135型写真用フイルム
を提供することでもある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、エチレン−
2,6−ナフタレート単位からなる繰り返し単位とエチ
レンテレフタレート単位からなる繰り返し単位とを有す
る共重合ポリエステルのフイルムからなる支持体上に、
少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層が設けられている
135型写真用フイルムであって、上記共重合ポリエス
テルのフイルムが、95乃至130μmの厚みを有し、
350乃至500kg/mm2 の縦方向のヤング率およ
び450乃至600kg/mm2 の横方向のヤング率を
有し、かつ横方向のヤング率が縦方向のヤング率よりも
大きいことを特徴とする135型写真用フイルムを提供
する。
【0007】上記135型写真用フイルムは、JIS−
K−7519−1982の「135型フイルム・パトロ
ーネ」に規定されたフイルムである。135型写真用フ
イルムは、上記JISに規定された寸法を有すると共
に、上記JISに規定されたパトローネに容易に充填が
でき、かつ135型写真用フイルム用に設計されたカメ
ラでトラブルなく使用することができ、さらに撮影した
フイルムの現像、定着等の処理操作においても支障のな
いことが要求される。共重合ポリエステルのフイルムの
厚みは、110乃至125μmであることが好ましく、
縦方向のヤング率は、400乃至500kg/mm2
あることが好ましく、そして横方向のヤング率は、45
0乃至550kg/mm2 であることが好ましい。
【0008】前記のヤング率を得るために、共重合ポリ
エステルのフイルムは、60〜85モル%のエチレン−
2,6−ナフタレート単位からなる繰り返し単位と、1
5〜40モル%のエチレンテレフタレート単位からなる
繰り返し単位とを有することが好ましい。また、前記の
縦方向のヤング率を得るために、共重合ポリエステルの
フイルムは、縦方向に3.2乃至5倍延伸して得られた
フイルムであることが好ましい。さらに、前記の横方向
のヤング率を得るために、共重合ポリエステルのフイル
ムは、横方向に3.6乃至6倍延伸して得られたフイル
ムであることが好ましい。以上のような共重合ポリエス
テルのフイルムは、一般に20至50gのループスティ
フネスを有する。その結果、本発明の135型写真用フ
イルムは、巻癖カールが付きにくく、取扱い性が優れて
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】支持体に用いるポリエステルは、
エチレン−2,6−ナフタレート単位からなる繰り返し
単位とエチレンテレフタレート単位からなる繰り返し単
位とを含む。共重合ポリエステルは、通常、エチレン−
2,6−ナフタレート単位とエチレンテレフタレート単
位からなる共重合体を合成することにより得られる。た
だし、PENとPETを上記組成となるように混合およ
び溶融し、これにより生じる部分的なエステル交換反応
によって、共重合体を得ることもできる。
【0010】支持体に用いられるポリエステルは、従っ
て、エチレン−2,6−ナフタレート/テレフタレート
コポリマー(エチレン−2,6−ナフタレート単位とエ
チレンテレフタレート単位を有する共重合体)あるいは
そのコポリマーとPENまたはPETとのポリマー混合
物である。PENは、ナフタレン−2,6−ジカルボン
酸またはその誘導体(例えば、低級アルキルエステル類
のようなエステル形成可能な誘導体)とエチレングリコ
ールを触媒の存在下で適当な反応条件下に反応(重合)
させることによって製造できる。PETは、テレフタル
酸またはその誘導体(例えば、低級アルキルエステル類
のようなエステル形成可能な誘導体)とエチレングリコ
ールを触媒の存在下に適当な反応条件下に反応(重合)
させることによって製造できる。コポリマーは、ナフタ
レン−2,6−ジカルボン酸またはその誘導体とテレフ
タル酸またはその誘導体およびエチレングリコールを触
媒の存在下で適当な反応条件下に反応(重合)させるこ
とで製造できる。また、エチレン−2,6−ナフタレー
トとエチレンテレフタレートを反応(重合)させてもよ
い。反応形式は、回分式でも連続式でも良い。
【0011】共重合ポリエステルのフイルムのヤング率
を特定の値とするためには、エチレン−2,6−ナフタ
レート単位からなる繰り返し単位とエチレンテレフタレ
ート単位からなる繰り返し単位との比率の調整が重要で
ある。本発明が定義するヤング率の値を得るために、共
重合ポリエステルは、60〜85モル%のエチレン−
2,6−ナフタレート単位と15〜40モル%のエチレ
ンテレフタレート単位からなる繰り返し単位とを含むこ
とが好ましい。本発明に用いられる支持体としての特性
を損なわない範囲で、二塩基酸成分として、テレフタル
酸およびナフタレン−2,6−ジカルボン酸以外の芳香
族二塩基酸(例、フタル酸、イソフタル酸、ナトリウム
イソフタル酸スルホネート、2,7−ナフタレンジカル
ボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、ジフェニル
カルボン酸)または脂肪族二塩基酸(例、アジピン酸、
コハク酸、セバシン酸、ダイマー酸)、あるいは、エチ
レングリコール以外のグリコール成分(例、プロピレン
グリコール、トリメチレングリコール、ジエチレングリ
コール、ヘキサメチレングリコール、1,4−シクロヘ
キサンジメタノール、1,4−ビス(β−ヒドロキシエ
トキシフェニル)プロパン、ポリアルキレングリコー
ル)を共重合させることができる。ポリアルキレングリ
コールの例には、ポリエチレングリコールおよびポリプ
ロピレングリコールが含まれる。共重合させる他の成分
の量は、各主成分に対し10モル%以下である。
【0012】共重合ポリエステルは、安息香酸やメトキ
シポリアルキレングリコールのような一官能性化合物に
よって、末端の水酸基またはカルボキシル基を封鎖して
もよい。また、グリセリンやペンタエリスリトールのよ
うな多官能エステル形成化合物を極少量用いて、実質的
に線状のコポリマーが得られる範囲内で(極一部が架橋
するように)共重合させてもよい。以上の共重合ポリエ
ステルの製造条件(特にポリエステルの共重合組成と分
子量)は、得られるポリエステルのガラス転移温度が9
0乃至120℃の範囲となるように調節する。
【0013】共重合ポリエステルの製造において、エス
テル化反応、エステル交換反応あるいは重縮合反応に
は、それぞれ公知の触媒を使用することができる。さら
に、公知の熱安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、滑り
剤、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、染料や顔料を添加し
て、エステルを製造してもよい。なお、エステル化反応
は、特に触媒を添加しなくとも反応は進行する。一方、
エステル交換反応は、金属(例、マンガン、マグネシウ
ム、コバルト、カルシウム、亜鉛)の酢酸塩のような触
媒が一般に使用される。また、重縮合反応には、金属
(例、アンチモン、ゲルマニウム、チタン)の酸化物や
有機化合物が、触媒としてよく使用される。複数の触媒
を併用してもよい。熱安定剤として、リン酸、亜リン酸
もしくはこれらのエステル化合物(例、リン酸トリメチ
ル、亜リン酸トリメチル)を添加してもよい。酸化防止
剤としては、市販のヒンダードフェノール類(例、イル
ガノックス1010、スミライザーBHT)を添加する
ことができる。
【0014】通常、ポリエステルフイルムは、表面の滑
り性を付与するために、不活性無機粒子を300ppm
程度含有することが好ましいとされている。しかし、無
機粒子の添加は、フイルムの透明性を損ねる原因ともな
る。透明性を維持して、滑り性を付与するためには、平
均粒径0.1〜1.0μmの破砕型シリカを5〜100
ppm含有させることが好ましい。破砕型シリカのよう
な不活性無機粒子は、一般的には、ポリエステル製造時
に添加する。ただし、製膜時にポリエステルと粒子を混
合してもよい。また、不活性無機粒子を比較的多量に含
んだマスターペレットを用いる方式を採用してもよい。
染料を共重合ポリエステルのフイルムに添加してもよ
い。アントラキノン系染料が特に好ましい。二種類以上
の染料を組み合わせて使用してもよい。染料の使用量
は、0.001乃至1g/mm2 であることが好まし
い。また、染料を使用することによる支持体の透過濃度
の増加量は、0.005乃至0.5の範囲となるように
調節することが好ましい。染料のポリエステルへの添加
時期は、共重合ポリエステルの製造時でもよいが、製膜
時に添加、混合することが好ましい。
【0015】ポリエステルフイルムの製造では、乾燥さ
せたポリエステルペレットをホッパーを用いて、300
乃至330℃に加熱された押出し機に投入し、混練溶融
する。この溶融混合は、一般に3分以上行われる。本発
明では、ポリエステルとして通常、PENとPETの混
合物を使用するため、混練時間を5乃至20分に調節す
ることが好ましい。溶融したポリエステルは、ダイから
押し出される前に適当なフィルターを通過させること
で、異物の少ない良好な面状のフイルムを得ることがで
きる。また、ギアポンプを用いて、ダイよりの流量を一
定にすることも好ましい。さらに、溶融ポリエステルを
冷却ドラムにて冷却する際、溶融した未固化シートの流
れと直角に、細線よりなる電極を設け(例えば、0.1
mm径のタングステン線)、5KV〜15KVの直流電
圧を印加(静電印加)してもよい。静電印加により、未
固化シートの冷却ドラムへの密着が改善され、平坦性の
良い未延伸シートが得られる。
【0016】共重合ポリエステルのフイルムは、二軸方
向に延伸配向して製造することが好ましい。押出し機中
で溶融したポリエステルを押出し機口金(ダイ)よりシ
ート状にて押出し、冷却ドラム上にて冷却固化し、未延
伸シートとする。縦方向に延伸し、さらに横方向に延伸
後、165℃以上融点以下の温度で熱固定または熱緩和
のような熱処理をする。冷却後巻き取り、95乃至13
0μmの目的の厚みのポリエステルフイルムを得る。得
られたポリエステルフイルムは、ポリエステルのガラス
転移温度(Tg)以下の温度で熱処理される。縦方向お
よび横方向の延伸温度は、ポリエステルの融点から30
℃低い温度からポリエステルの融点までの温度であるこ
とが好ましい。縦方向の延伸倍率は、3.2乃至5倍で
あることが好ましく、3.4乃至4倍であることがさら
に好ましい。横方向の延伸倍率は、3.6乃至6倍であ
ることが好ましく、3.6乃至5倍であることがさらに
好ましい。
【0017】なお、以上のように二軸延伸フイルムを得
る方法として、縦方向に次いで横方向に延伸する逐次二
軸延伸法で説明したが、この逆の方法(横方向に次いで
縦方向に延伸する)の逐次二軸延伸や同時二軸延伸を採
用して、フイルムを製造してもよい。以上のように得ら
れる共重合ポリエステルのフイルムでは、前述したエチ
レン−2,6−ナフタレート単位とエチレンテレフタレ
ート単位との組成の調整および延伸倍率の調整により、
適度な縦方向および横方向のヤング率が得られる。縦方
向のヤング率は、350乃至500kg/mm2 であ
り、400乃至500kg/mm2 であることが好まし
い。横方向のヤング率は、450乃至600kg/mm
2 であり、450乃至550kg/mm2 であることが
好ましい。さらに、横方向のヤング率が縦方向のヤング
率よりも大きい。横方向と縦方向のヤング率の差は、3
5乃至200kg/mm2 であることが好ましく、40
乃至150kg/mm2 であることがさらに好ましく、
45乃至100kg/mm2 であることが最も好まし
い。
【0018】共重合ポリエステルのフイルムの厚みは、
95乃至130μmであり、好ましくは110乃至12
5μmである。上記の適度のヤング率およびこのような
厚みの調整によって、25乃至50gの範囲のループス
ティフネスを有する135型写真用フイルム用支持体と
して適度の硬さを有するフイルムが得られる。ループス
ティフネスが25gより小さいと柔らかすぎて、現像処
理工程等での取扱い性に問題が生じ、50g以上ではカ
メラ内での自動ローディング時等での搬送トラブルが問
題となる。すなわち、本発明に従う135型写真用フイ
ルムは、パトローネへの充填を容易に行うことができ、
かつ135型写真用フイルム用に設計されたカメラでト
ラブルなく使用することができるように設定されてい
る。通常、ポリエステルフイルムは、135型パトロー
ネ用のスプールに巻き付けておくと、経時保存中に巻癖
が付き、例えばミニラボ自現機での現像処理時に現像ム
ラや折れのトラブルが発生する。この巻癖カール防止の
ため、製膜後から感光層塗設までの間に、共重合ポリエ
ステルのフイルムを50℃以上ガラス転移温度以下の温
度で0.1〜1500時間の熱処理を行うことが好まし
い(米国特許4141735号明細書記載)。この熱処
理は、温度が高いほど効果が早いが、ガラス転移温度以
上の温度ではフイルム内の分子が流動し、カール防止の
効果は得られない。熱処理は、通常、ロール状で行う
が、フイルム搬送時に行ってもよい。
【0019】共重合ポリエステルのフイルムを支持体と
して用いて135型写真用フイルムを作成する場合、ポ
リエステルフイルムが疎水性の表面を有するため、支持
体上に親水性保護コロイド(通常はゼラチン)からなる
写真層(例えば、ハロゲン化銀乳剤層、中間層、フィル
ター層)を強固に接着させることは非常に困難である。
このような難点を克服するために、従来から(1)表面
処理と(2)下塗り層の塗設およびそれらの組み合わせ
が提案されている。表面処理には、薬品処理、機械的処
理、コロナ放電処理、火炎処理、紫外線処理、高周波処
理、グロー放電処理、活性プラズマ処理、レーザー処
理、オゾン酸化処理や混酸処理が含まれる。表面処理
は、本来は疎水性であった支持体表面に極性基を形成さ
せる、あるいは表面の架橋密度を増加させる作用を有す
る。その結果として、下塗り層や写真層の塗布液中に含
有される成分の極性基との親和力が増加すること、ある
いは接着表面の堅牢度が増加することが考えられる。
【0020】また、下塗り層の構成も種々の工夫が行わ
れている。具体的には、第1層として支持体に良く接着
する層(以下、下塗り第1層)を設け、その上に第2層
として写真層と良く接着する親水性の樹脂層(以下、下
塗り第2層)を塗布するいわゆる重層法と、疎水性基と
親水性基の両方を含有する樹脂層を一層のみ塗布する単
層法とがある。表面処理なしで下塗り層を設ける場合
は、上記重層法における下塗り第1層のバインダーとし
て、種々のポリマーを使用することができる。バインダ
ーポリマーを合成するためのモノマーの例には、塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、ブタジエン、メタクリル酸、ア
クリル酸、イタコン酸および無水マレイン酸が含まれ
る。複数のモノマーから合成したコポリマーを用いても
よい。下塗り第2層のバイダーとしては、通常はゼラチ
ンが使用される。
【0021】単層法においては、支持体を膨潤させ、膨
潤表面と下塗り層の親水性ポリマーとを界面混合させる
ことによって、良好な接着性を達成することができる。
下塗り層の親水性ポリマーは、水溶性であっても、水不
溶性であってもよい。水溶性ポリマーの例には、タンパ
ク質およびその誘導体(例、ゼラチン、ゼラチン誘導
体、カゼイン)、多糖類およびその誘導体(例、寒天、
アルギン酸ソーダ、でんぷん、セルロースエステル)お
よび合成水溶性ポリマー(例、ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸系コポリマー、無水マレイン酸系コポリ
マー、水溶性ポリエステル)が含まれる。セルロースエ
ステルとしては、カルボキシメチルセルロースおよびヒ
ドロキシエチルセルロースが好ましい。水不溶性ポリマ
ーは、ラテックスとして下塗り層に添加する。ラテック
スとして用いられる水不溶性ポリマーの例としては、塩
化ビニル系コポリマー、塩化ビニリデン系コポリマー、
アクリル酸エステル系コポリマー、酢酸ビニル系コポリ
マーおよびブタジエン系コポリマーが含まれる。単層法
の下塗り層のバインダーとしては、ゼラチンが最も好ま
しい。
【0022】支持体の写真層とは反対側の面にバック層
を設けても良い。バック層のバインダーとしては、疎水
性ポリマーと親水性ポリマーのいずれも用いることがで
きる。親水性ポリマーの例は、上記下塗り層に用いるよ
うな親水性ポリマーの例と同様である。バック層には、
帯電防止剤、易滑剤、マット剤、界面活性剤や染料を添
加してもよい。好ましい帯電防止剤は、ZnO、TiO
2 、SnO2 、Al23 、In23 、SiO2 、M
gO、BaO、MoOおよびV25 から選ばれる少な
くとも一種の結晶性の金属酸化物あるいはこれらの複合
酸化物の微粒子である。
【0023】次に、135型写真用フイルムのに設ける
ハロゲン化銀乳剤層について説明する。ハロゲン化銀乳
剤層の構成には、黒白用とカラー用の区別がある。カラ
ー用ハロゲン化銀写真フイルムは、支持体上に青感色性
層、緑感色性層、赤感色性層のハロゲン化銀乳剤層が、
それぞれ少なくとも一層が設けられている必要がある。
ハロゲン化銀乳剤層と非感光性層の層数および層順につ
いて、原則としては制限がない。ただし、典型的なハロ
ゲン化銀写真フイルムは、支持体上に、実質的に感色性
は同じであるが感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤
層からなる単位感光層を、青、緑および赤の光の三原色
について、それぞれ一つ有する。単位感光層は、一般
に、支持体側から赤感色性層、緑感色性層、青感色性層
の順に設置される。しかし、目的に応じて上記設置順が
逆であったり、同一感色性層中に異なる感光性層が挟ま
れたような設置順を採用する場合もある。ハロゲン化銀
乳剤層の間、最上層および最下層には、中間層や保護層
のような非感光性層を設けてもよい。中間層には、カプ
ラー、DIR化合物や混色防止剤を添加してもよい。
【0024】ハロゲン化銀粒子には、立方体、八面体、
十四面体のような規則的な結晶を有するものと、球状、
板状のような変則的な結晶形を有するものとがある。双
晶面のような結晶欠陥を有する粒子を用いてもよい。こ
れらの複合形の粒子を用いることもできる。ハロゲン化
銀の粒径(投影面積直径)については特に制限はない。
0.2μm以下の微粒子も、10μmに至るまでの大サ
イズ粒子も用いることができる。粒径の分布について
は、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよい。アスペクト比
が5以上であるような平板状粒子も使用できる。粒子内
の結晶構造は一様であっても、内部と外部とが異質なハ
ロゲン組成からなっていてもよい。粒子は、層状構造を
有していてもよい。また、エピタキシャル接合によって
組成の異なるハロゲン化銀が、粒子に接合していてもよ
い。ロダン銀や酸化鉛のようなハロゲン化銀以外の化合
物とハロゲン化銀粒子が接合してもよい。種々の結晶形
の粒子の混合物からなるハロゲン化銀乳剤を用いること
もできる。
【0025】ハロゲン化乳剤は、通常、物理熟成、化学
増感および分光増感を行ったものを使用する。化学増感
は、一般に金化合物を用いる金増感と含硫黄化合物を用
いる硫黄増感を組み合わせて実施する。このような工程
に使用する添加剤は、リサーチ・ディスクロージャーN
o.17643および同No.18716に記載されて
いる。ハロゲン化銀乳剤層には、種々のカラーカプラー
を使用することができる。カラーカプラーの具体例は、
上記リサーチ・ディスクロージャーNo.17643の
VII-C〜Gに引用されている文献に記載がある。
【0026】本発明の135型写真用フイルムは、ハロ
ゲン化銀乳剤層を有する側の全親水性コロイド層の膜厚
の総和が28μm以下であり、かつ、膜膨潤速度T1/2
が30秒以下であることが好ましい。膜厚は、温度25
℃、相対湿度55%に調湿下(2日)で測定した膜厚を
意味する。膜膨潤速度T1/2 は、例えば、エー・グリー
ン(A.Green)らによりフォトグラフィック・サ
イエンス・アンド・エンジニアリング(Photog
r.Sci.Eng.)、19巻、2号、124〜12
9頁に記載の型のスエロメーター(膨潤計)を使用する
ことにより測定できる。T1/2 は、発色現像液で30
℃、3分15秒処理したときに到達する最大膨潤膜厚の
90%を飽和膜厚とし、このT1/2 の膜厚に到達するま
での時間と定義する。135型写真用フイルムを装填す
るためのパトローネのスプールの直径は、通常10〜1
4mm、特に好ましくは11〜13mmである。
【0027】
【実施例】
[合成例1] (PENの製造)エステル交換反応槽に2,6−ナフタ
レンジカルボン酸ジメチル15.0kgとエチレングリ
コール8.7kg、酢酸マンガン四水和物4.5gおよ
び三酸化アンチモン4.2gを投入後、撹拌しながら2
00℃まで加熱した。反応によって副生するメタノール
を精留塔から除去しつつ系内温度をさらに235℃に上
昇させた。4.5時間で、メタノールの副生が終了した
ことを確認した後、反応生成物を重縮合反応槽に移し、
燐酸トリメチル4.5g、平均粒径0.5μmの破砕型
シリカ0.75gを添加した。内容物を加熱し、285
℃まで上昇させながら徐々に槽内を減圧にし、最終的に
0.5torrまで真空度を高めた。この状態で約2時
間重縮合反応を行い、極限粘度0.56のPENを得
た。
【0028】[合成例2] (PETの製造)合成例1で用いた2,6−ナフタレン
ジカルボン酸ジメチル15.0kgの代わりに、テレフ
タル酸ジメチル12.0kgを用い、破砕型シリカの量
を0.6gに減量した以外は、合成例1と同様にしてP
ETを得た。PETの極限粘度は0.65であった。
【0029】[合成例3] (ポリエチレン−2,6−ナフタレート/テレフタレー
ト(共重合ポリエステル)の製造)合成例1で用いた
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル15.0kg
の代わりに、2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル
とテレフタル酸ジメチルとを第1表に示す2,6−ナフ
タレンジカルボン酸ジメチルのモル%で混合して用いた
以外は、合成例1と同様にして共重合ポリエステルを得
た。なお、破砕型シリカは、生成するポリエステルに対
して、50乃至70ppmになるように添加した。
【0030】[実施例1〜7] (支持体の作成)合成例1〜3で得られたペレットを、
100℃で減圧下19時間乾燥した。乾燥したペレット
を310℃に加熱された押出し機に投入しダイから押し
出し、冷却ドラム上に導き静電印加を掛けながら冷却
し、未延伸シートを得た。この未延伸シートを、Tg〜
Tg+30℃の温度で縦方向に第1表に示す倍率に延伸
し、次いでTg〜Tg+30℃の温度で横方向に第1表
に示す倍率に延伸した後、さらに各ポリエステルの融点
−30℃〜融点の範囲の温度で2秒間熱処理し、冷却し
てから巻き取った。膜厚は、第1表に示す。なお、1,
5−ビス−p−アニシジノアントラキノン(染料1)9
9ppmおよび1,4−ビス−tert−ブチルアニリノア
ントラキノン(染料2)75ppmを混合乾燥し、押出
し機へ投入前のポリエステルペレットと良く混ぜてか
ら、製膜した。得られた共重合ポリエステルのフイルム
は、異物の少ない透明性に優れたフイルムであった。共
重合ポリエステルのフイルムの組成および特性は、第1
表に示す。
【0031】(下塗り層の形成)ポリエステルフイルム
に、第1表に示すように、Tgより5℃低い温度にて2
4時間熱処理を施した。その両面にグロー放電処理を施
し、その片面に下記組成よりなる下塗り層形成用塗布液
を10ml/m2 塗布して、6分間乾燥した。
【0032】 ──────────────────────────────────── 下塗り層塗布液 ──────────────────────────────────── ゼラチン 1.0重量部 サリチル酸 0.3重量部 ホルムアルデヒド 0.05重量部 p-C9H19-C6H4-O(CH2CH2O)10H 0.1重量部 蒸留水 2.2重量部 メタノール 96.35重量部 ────────────────────────────────────
【0033】(導電性微粒子分散液(酸化スズ−酸化ア
ンチモン複合物分散液)の調製)塩化第二スズ水和物2
30重量部と三塩化アンチモン23重量部をエタノール
3000重量部に溶解し均一溶液を得た。この溶液に、
1Nの水酸化ナトリウム水溶液をpHが3になるまで滴
下し、コロイド状酸化第二スズと酸化アンチモンの共沈
澱を得た。得られた共沈澱を50℃に24時間放置し、
赤褐色のコロイド状沈澱を得た。赤褐色コロイド状沈澱
を遠心分離により分離した。過剰なイオンを除くため沈
澱に水を加え遠心分離によって水洗した。この操作を3
回繰り返し過剰イオンを除去した。過剰イオンを除去し
たコロイド状沈澱200重量部を水1500重量部に再
分散し、600℃に加熱した焼成炉に噴霧し、青味がか
った平均粒径0.1μmの酸化スズ−酸化アンチモン複
合物の微粒子粉末を得た。この微粒子粉末の比抵抗は2
5Ω・cmであった。上記微粒子粉末40重量部と水6
0重量部の混合液をpH7.0に調整し、撹拌機で粗分
散の後、横型サンドミル(ダイノミル、WILLYA.
BACHOFENAG社製)で滞留時間が30分になる
まで分散して、導電性微粒子分散液を調製した。
【0034】(第1バック層の形成)下塗り層の形成
後、支持体の下塗層を設けた側とは反対側の面に、下記
の塗布液を乾燥膜厚が0.3μmになるように塗布し、
115℃で60秒間乾燥した。
【0035】 ──────────────────────────────────── 第1バック層塗布液 ──────────────────────────────────── 上記の導電性微粒子分散液 10重量部 ゼラチン 1重量部 水 27重量部 メタノール 60重量部 レゾルシン 2重量部 ポリオキシエチレンキニルフェニルエーテル 0.01重量部 ────────────────────────────────────
【0036】(第2バック層の形成)第1バック層の上
に、さらに下記の塗布液をを乾燥膜厚が1μmになるよ
うに塗布し、115℃で3分間乾燥した。
【0037】 ──────────────────────────────────── 第2バック層塗布液 ──────────────────────────────────── セルローストリアセテート 1重量部 アセトン 70重量部 メタノール 15重量部 ジクロルメチレン 10重量部 p−クロルフェノール 4重量部 シリカ粒子(平均粒径0.2μm) 0.01重量部 ポリシロキサン 0.005重量部 C15H31COOC40H81/C50H101O(CH2CH2O)16Hの分散物(重量比:8/2、平均粒径 :20nm) 0.01重量部 ────────────────────────────────────
【0038】(写真フイルムの作成)下塗り層の上に、
青感性層、緑感性層および赤感性層からなるハロゲン化
銀乳剤層を設けて、本発明に従う135型ハロゲン化銀
カラー写真フイルムを作成した。
【0039】[実施例2〜10]実施例1で使用した合
成例の3のペレットの代わりに、合成例1で得られたP
ENペレットと合成例2で得られたPETペレットを第
1表に示すような組成になるように混合したものを使用
した以外は実施例1と同様にして、120μmの二軸延
伸フイルムを得た。得られたポリエステルフイルムを支
持体として用い、実施例1と同様にして、本発明に従う
135型ハロゲン化銀カラー写真フイルムを作成した。
【0040】[比較例1]実施例1で使用した合成例の
3のペレットの代わりに、合成例1で得られたPENペ
レットを使用した以外は実施例1と同様にして、120
μmの二軸延伸フイルムを得た。得られたポリエステル
フイルムを支持体として用い、実施例1と同様にして、
135型ハロゲン化銀カラー写真フイルムを作成した。
【0041】[比較例2]実施例1で使用した合成例の
3のペレットの代わりに、合成例2で得られたPETペ
レットを使用した以外は実施例1と同様にして、120
μmの二軸延伸フイルムを得た。得られたポリエステル
フイルムを支持体として用い、実施例1と同様にして、
135型ハロゲン化銀カラー写真フイルムを作成した。
【0042】ポリエステルフイルムは、下記の測定法に
従って測定し、評価した。
【0043】(1)極限粘度 得られたポリエステルフイルムを、フェノール/1,
1,2,2,−テトラクロロエタンの混合液(重量比:
3/2)に溶解させ、ウベローデ粘度計を用いて25℃
で測定した。
【0044】(2)ヤング率 得られたポリエステルフイルムを切って、巾10mm、
長さ15cmのサンプルを作成し、これをチャック間距
離100mmにてインストロンタイプの万能引張試験装
置に装着し、引っ張り速度10mm/分、チャート速度
500mm/分で引張試験を行なった。得られた荷重−
伸び曲線の立ち上がり部の接線より、ヤング率を計算し
た。
【0045】(3)ループスティフネス 得られたポリエステルフイルムを、(Tg−5)℃の温
度下に24時間静置後室温に冷却した。これを10mm
×180mmに切断し、フイルム中央付近の長さ100
mmの部分でループを作り、このループを外側から10
mm押し込んだときに掛かる荷重を測定した。この測定
は、「ループスティフネステスター」(東洋精機製作所
(株)製)を用いて行った。上記Tgはポリエステルの
ガラス転移温度である。
【0046】(4)コアセットカール値 得られたポリエステルフイルムを、(Tg−5)℃の温
度下に24時間静置後室温に冷却する。これを35mm
×120mmに切断し、直径11.5cmの塩化ビニル
製の管に100g重の張力で巻き付け、80℃、2時間
処理した。室温にて一晩放置後、管より取り外し、35
℃の水中に3分間浸漬し、さらに50℃の温風乾燥機中
に1分間静置後のフイルムのカールの直径を測定した。
カール値は、1/R[m1/2 ](Rはカールの直径)で
示した。カール値は40以下が好ましい。
【0047】得られた写真フイルムを、JIS−K−7
519(1982)を満足する寸法に切断し、パトロー
ネに装填した。このパトローネを用いて下記の評価を行
った。
【0048】(5)カメラに装填後のハンドリング 得られた写真フイルムが装填されたパトローネをカメラ
に装填し、自動ローデイ ング及び自動巻き上げ操作を行
った。この操作の際、ジャミング(詰まり)の発生の有
無を評価した。 AA:ジャミングの発生なし BB:ジャミングの発生有り
【0049】(6)現像ムラ 得られた写真フイルムが装填されたパトローネを用い
て、その装填されている写真フイルムを、前記自動現像
機で現像処理を行った。現像処理後に現像ムラの有無を
評価した。
【0050】以上の結果を第1表に示す。
【0051】
【表1】 第1表 ──────────────────────────────────── サン ナフタレ 極限 延伸倍率 厚み ヤング率 ループ カール 処理 ハンド 現像 プル ート比 粘度 縦/横 (μm) 縦/横 スティフネス 値 温度 リング ムラ ──────────────────────────────────── 実1 0.80 0.57 3.5/4.0 120 470/520 45 12m-1 100℃ AA AA 実2 0.75 0.56 3.2/3.6 120 420/490 41 15m-1 98℃ AA AA 実3 0.80 0.57 3.6/4.5 120 490/550 50 11m-1 100℃ AA AA 実4 0.65 0.59 3.5/4.5 120 400/500 35 32m-1 95℃ AA AA 実5 0.75 0.56 3.6/4.5 120 470/540 44 13m-1 98℃ AA AA 実6 0.65 0.59 3.5/4.5 125 400/500 40 31m-1 95℃ AA AA 実7 0.80 0.57 3.6/4.5 115 490/550 45 11m-1 100℃ AA AA 実8 0.80 0.55 3.5/4.0 120 480/530 47 12m-1 100℃ AA AA 実9 0.75 0.54 3.5/4.0 120 470/530 45 15m-1 98℃ AA AA 実10 0.65 0.56 3.5/4.5 120 410/500 36 30m-1 95℃ AA AA ──────────────────────────────────── 比1 1.00 0.56 3.0/3.5 120 580/610 61 8m-1 110℃ BB AA 比2 0.00 0.63 3.0/3.5 120 470/530 55 51m-1 75℃ AA BB ────────────────────────────────────
【0052】第1表に示される結果から明らかなよう
に、本発明に従う共重合ポリエステルのフイルムを支持
体として用いると、カメラ装填後のハンドリングや現像
ムラを発生せず、取扱いが容易な135型写真用フイル
ムが得られた。
【0053】
【発明の効果】本発明により、共重合ポリエステルのフ
イルムからなる支持体のループスティフネスが改善され
る。その結果として、カメラ装填以降の取扱いの容易な
135型写真用フイルムを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08G 63/189 C08G 63/189 C08J 5/18 CFD C08J 5/18 CFD B29K 67:00 B29L 7:00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン−2,6−ナフタレート単位か
    らなる繰り返し単位とエチレンテレフタレート単位から
    なる繰り返し単位とを有する共重合ポリエステルのフイ
    ルムからなる支持体上に、少なくとも一層のハロゲン化
    銀乳剤層が設けられている135型写真用フイルムであ
    って、上記共重合ポリエステルのフイルムが、95乃至
    130μmの厚みを有し、350乃至500kg/mm
    2 の縦方向のヤング率および450乃至600kg/m
    2 の横方向のヤング率を有し、かつ横方向のヤング率
    が縦方向のヤング率よりも大きいことを特徴とする13
    5型写真用フイルム。
  2. 【請求項2】 共重合ポリエステルのフイルムの厚み
    が、110乃至125μmである請求項1に記載の13
    5型写真用フイルム。
  3. 【請求項3】 共重合ポリエステルのフイルムの縦方向
    のヤング率が、400乃至500kg/mm2 である請
    求項1に記載の135型写真用フイルム。
  4. 【請求項4】 共重合ポリエステルのフイルムの横方向
    のヤング率が、450乃至550kg/mm2 である請
    求項1に記載の135型写真用フイルム。
  5. 【請求項5】 共重合ポリエステルのフイルムが、60
    〜85モル%のエチレン−2,6−ナフタレート単位か
    らなる繰り返し単位と、15〜40モル%のエチレンテ
    レフタレート単位からなる繰り返し単位とを有する請求
    項1に記載の135型写真用フイルム。
  6. 【請求項6】 共重合ポリエステルのフイルムが、縦方
    向に3.2乃至5倍延伸して得られたフイルムである請
    求項1に記載の135型写真用フイルム。
  7. 【請求項7】 共重合ポリエステルのフイルムが、横方
    向に3.6乃至6倍延伸して得られたフイルムである請
    求項1に記載の135型写真用フイルム。
  8. 【請求項8】 共重合ポリエステルのフイルムが、20
    至50gのループスティフネスを有する請求項1に記載
    の135型写真用フイルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102120824A (zh) * 2010-12-23 2011-07-13 华东理工大学 一种制备透明卤化银/高分子复合薄膜的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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