JPH10276271A - 着信呼転送制御装置および着信呼転送制御方法 - Google Patents

着信呼転送制御装置および着信呼転送制御方法

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JPH10276271A
JPH10276271A JP9076259A JP7625997A JPH10276271A JP H10276271 A JPH10276271 A JP H10276271A JP 9076259 A JP9076259 A JP 9076259A JP 7625997 A JP7625997 A JP 7625997A JP H10276271 A JPH10276271 A JP H10276271A
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telephone
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JP9076259A
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English (en)
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Tatsuyuki Takeuchi
龍幸 武内
Masataka Mukaihara
政孝 向井原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/54Arrangements for diverting calls for one subscriber to another predetermined subscriber

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  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の回線番号を扱うことのできる電話端末
における任意(全て)の回線番号への着信呼をその電話
端末で応答することなく所望の転送先電話端末へ転送で
きるようにする。 【解決手段】 或る電話端末2での所定の転送操作によ
り発信されてくる無応答着信呼転送要求を検出する無応
答着信呼転送要求検出部4と、無応答転送操作を行なっ
た転送制御端末2Aの回線番号毎に転送すべき着信呼の
回線番号データを作成する回線番号データ作成部5と、
転送制御端末の回線番号毎に該着信呼の転送先データを
作成する転送先データ作成部6と、これらのデータに基
づいて、転送すべき着信呼の回線番号とその回線番号に
着信中の着信呼の転送先電話端末2Bとを決定し、着信
呼を転送先電話端末2Bへ転送する転送実施制御部7と
をそなえるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図32〜図39) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1,図2) 発明の実施の形態 (A)着信呼転送制御装置の構成説明(図3〜図13) (B)着信呼転送制御装置の動作説明(図14〜図3
1,図36〜図38) (C)その他 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の回線を扱う
ことのできる電話端末を収容する交換機においてその電
話端末への着信呼をその電話端末では無応答で他の電話
端末へ転送するための制御を行なう着信呼転送制御装置
および着信呼転送制御方法に関する。
【0003】
【従来の技術】近年、テレマーケティング市場や顧客か
らの苦情受付などの電話受付業務において、複数の回線
番号(電話番号)を扱うことのできる電話機(多機能電
話機)を構内交換機などの各種交換機に収容し、交換機
と多機能電話機とのインタフェースをとることにより、
受付担当者が多機能電話機に着信してきた着信呼に応答
してその内容に応じてそれぞれの担当者に取り次ぐ(転
送する)等の機能(中継台機能:マルチライン運用)が
特殊な装置を用いることなく実現されている。
【0004】このため、通常、多機能電話機は、それぞ
れ主回線番号の以外に他の多機能電話機の主回線番号を
共有して使用できるようになっている(マルチライン構
成になっている)。即ち、例えば図32に示すように、
それぞれ主回線番号(通常はその電話機の電話番号)が
X,Y,Zである3台の多機能電話機100,200,
300が交換機に収容されている場合、電話機100
は、自己の主回線番号X以外に電話機200,300の
主回線番号Y,Zを使用することができ、電話機200
は、自己の主回線番号Y以外に電話機300,100の
主回線番号Z,Xを使用することができ、同様に、電話
機300は、自己の主回線番号Z以外に電話機100,
200の主回線番号X,Yを使用することができるよう
になっている。
【0005】つまり、電話機100は、親電番X以外に
子電番Y,Zを有し、電話機200は、親電番Y以外に
子電番Z,Xを有し、電話機300は、親電番Z以外に
子電番X,Yを有していることになる。なお、この図3
2に示す各電話機100,200,300において、1
01,201,301はそれぞれ液晶ディスプレイなど
の表示部、102,202,302はそれぞれ受話器、
10a,10b,10cはそれぞれ対応する電話番号へ
の着信中や回線番号の使用中(通話中)などを光の点滅
や点灯によりユーザに通知するための表示ランプであ
る。
【0006】これにより、例えば、電話機100(電話
番号X)のユーザへ着信があったときには、電話番号X
を他の電話機200,300も共有していることから、
電話機100だけでなく電話機200,300も一斉に
呼出し音が鳴り、同時に電話番号Xに対応する各電話機
100,200,300の表示ランプ10aが点滅して
着信の旨を各電話機100,200,300のユーザに
通知する。
【0007】従って、例えば電話機100のユーザが不
在であっても、電話機200(または300)の受話器
201(または202)をとりオフフック操作を行なう
ことにより電話機100への着信呼(電話番号Xへの着
信呼)に電話機200(または300)で応答すること
ができる。なお、電話機100は、電話機200,30
0が存在しなくても、電話番号Y,Zを所有して使用す
ることができ、この場合、電話機100は、電話番号
X,Y,Zの3つの番号を占有して使用することにな
る。
【0008】図33は上述のような多機能電話機100
(または200,300)を用いて実現されるマルチラ
イン運用システムの一例を示すブロック図で、この図3
3に示すように、電話機100は、交換機400に収容
されこの交換機400を介して公衆網500に接続され
る。そして、この場合、電話機100は、交換機400
側の設定により、例えば、親電番Xとして外線番号「0
92−***−3211」(入トランク600の論理番
号),子電番Y,Zとして外線番号「092−***−
3212」(入トランク700の論理番号),「092
−***−3213」(入りトランク800の論理番
号)の計3つの電話番号を扱えるようになっている。
【0009】これにより、電話機100は、例えば、着
信呼の発信元に応じてその着信呼を所定の担当者に転送
するといった受付業務に使用することが可能になる。即
ち、受付窓口担当者は、電話機100に着信があるとそ
の着信呼に応答してその着信の発信元を確認し、発信元
に応じてその着信呼を担当者に転送することができる。
【0010】例えば、電話番号X(「092−***−
3211」)に着信してきた着信呼の発信元が顧客A
(電話機501)であった場合、受付担当者は、自社の
顧客Aの担当である担当者の電話機601に着信呼を転
送し(電話機601を呼び出し)、電話番号Y(「09
2−***−3212」)に着信してきた着信呼の発信
元が顧客B(電話機502)であった場合、受付担当者
は、自社の顧客Bの担当である担当者の電話機602に
着信呼を転送し、電話番号Z(「092−***−32
13」)に着信してきた着信呼の発信元が顧客C(電話
機503)であった場合、受付担当者は、自社の顧客C
の担当である担当者の電話機603に着信呼を転送す
る。なお、この転送処理は、実際には、交換機400が
呼制御データと呼ばれる呼毎に作成されるデータ中の呼
出し先を転送先に変更することにより行なわれている。
【0011】ところで、上記の転送操作は、通常、受付
担当者が着信呼に応答して発信者を確認したのち、例え
ば、その着信を保留状態にして転送先の電話番号をダイ
ヤルするなどして行なわれるが、近年では、このように
着信呼に実際に応答せずに着信呼を転送先へ転送(無応
答転送)することも要求されてきている。これは、例え
ば、顧客A,B,Cの電話機501〜503においてい
わゆる発信者番号通知サービスがISDNなどを利用し
て実現されている場合には、電話機100に着信があっ
たときにその着信の発信元の電話番号や発信者名などの
発信者情報を表示部101に表示できるようにしておけ
ば、受付窓口担当者は、その着信呼に実際に応答しなく
ても(オフフック操作を行なわなくても)発信者を確認
できるためである。
【0012】そこで、従来では、このような無応答転送
を実現するために、例えば、下記項目(1),(2)に
示すような転送処理(着信呼転送制御方法)を実現する
呼制御装置が交換機400内に設けられている。 (1)電話機100毎(ただし、主回線番号X毎)に予
め着信呼の転送先を登録しておき、空き状態の電話機1
00の主回線番号Xに着信があったときに、一定時間以
上その着信呼に応答しない(あるいは、無応答転送ボタ
ンを押下するなどの無応答転送操作を行なう)と、その
着信呼を予め登録されている転送先へ着信呼を転送す
る。
【0013】ここで、以下、この無応答転送制御時の呼
制御装置での処理について詳述する。ただし、ここで
は、図34に示すように、上記の電話機100〜300
以外に電話機100′〜300′が交換機400に収容
されており、電話機100′は、自己の主回線番号A以
外に電話機200′,300′の主回線番号B,Cを使
用することができ、電話機200′は、自己の主回線番
号B以外に電話機300′,100′の主回線番号C,
Aを使用することができ、同様に、電話機300′は、
自己の主回線番号C以外に電話機100′,200′の
主回線番号A,Bを使用することができるものとする。
【0014】そして、例えば、呼制御装置は、図35に
示すように、電話機100(電話機xの論理番号)に対
して、予め着信呼の転送先として電話機100′(電話
機a)を主記憶装置(図示略)内の転送先登録テーブル
401に登録しておく。この状態で、例えば上記の入ト
ランク600(図33参照)を通じて電話機100の主
回線番号Xを呼び出すための着信があると、呼制御装置
は、例えば図36に示すような電話機回線対応端末制御
テーブル(ETCM:Expanded Terminal Control Memo
ry)402,図37に示すような端末制御テーブル(T
CM:Terminal Control Memory)403および図38に
示すような呼管理情報(CDB:Call Data Block)40
4をそれぞれ作成する。
【0015】即ち、呼制御装置は、電話機回線対応端末
制御テーブル402に、回線番号X(又はY又はZ)を
扱える電話機100〜300の論理番号を各電話機10
0〜300毎に登録するとともに、回線番号A(又はB
又はC)を扱える電話機100′〜300′の論理番号
も各電話機100′〜300′毎に登録する。また、端
末制御テーブル403には、電話機100,100′,
入トランク600の各論理番号毎に呼管理情報404が
登録され、呼管理情報404には、発信元(発信者)が
入トランク600であることを表す情報(入トランク6
00の論理番号)や着信先(着信者)が電話機100で
あることを表す情報(電話機100の論理番号),転送
先の登録の有無情報,呼状態(呼出し中,通話中など)
を表す情報などが登録される。
【0016】そして、呼制御装置は、入トランク600
に呼出し音を出力する(つまり、発信者に呼出し音を聞
かせる)とともに、上記の電話機回線対応端末制御テー
ブル402に基づいて、回線番号Xを呼び出す(回線番
号Xを使用可能な全ての電話機100〜300の呼出し
音を鳴動させる)。なお、このとき、呼制御装置は、呼
管理情報404毎にタイマを設定する。
【0017】かかる状態で、電話機100のユーザが、
或る一定時間、この着信に応答しなかった場合、呼制御
装置は、上記のタイマがタイムアウトするので、タイム
アウトが発生した呼管理情報404(CDB#n)を参
照し、転送先の登録が有ることを認識する。すると、呼
制御装置は、この呼管理情報404に登録されている
「着信者」(即ち、電話機100の論理番号)をキーに
して転送先登録テーブル401を索引して転送先が電話
機100′であることを認識する。
【0018】これにより、呼制御装置は、例えば図39
に示すように、呼管理情報404の「転送先登録」の有
無情報をクリアするとともに「着信者」の情報を「電話
機100′の論理番号」に変更して、回線番号Xの呼出
しを停止するとともに電話機100′を呼び出して無応
答転送を実施する。なお、回線番号Xの呼出し中に電話
機100のユーザが例えば無応答転送釦を押下した場合
は、呼制御装置に、電話機100から電話機100の論
理番号と無応答転送釦が押下されたことが通知されるの
で、呼制御装置では、通知された電話機100の論理番
号をキーにして端末制御テーブル403を索引して該当
する呼管理情報404(CDB#n)を識別する。
【0019】そして、呼制御装置は、該当する呼管理情
報404(CDB#n)を参照し転送先が登録されてい
ることを認識し、その呼管理情報404に設定されてい
る「着信者」(即ち、電話機100の論理番号)をキー
にして転送先登録テーブル401を索引する。これによ
り、呼制御装置は、転送先が電話機100′であること
を認識し、回線番号Xの呼出しを停止するとともに電話
機100′を呼び出して無応答転送を実施する。
【0020】(2)空き状態の電話機100の主回線番
号Xに着信があった場合に、オンフック状態のままで表
示部101に表示された発信者情報を基に転送先をダイ
ヤルするなどの転送先情報入力操作を行なうと、上記主
回線番号Xへの着信呼をその転送先情報に対応する電話
機へ転送する。この場合、呼制御装置では、次のような
処理が行なわれる。即ち、呼制御装置は、上記項目
(1)にて前述した手順と同様に、電話機回線対応端末
制御テーブル402(図36参照),端末制御テーブル
403(図37参照)および呼管理情報404(図38
参照)をそれぞれ作成し、入トランク600に呼出し音
を出力する(つまり、発信者に呼出し音を聞かせる)と
ともに、上記の電話機回線対応端末制御テーブル402
に基づいて、回線番号Xを呼び出す(回線番号Xを使用
可能な全ての電話機100〜300の呼出し音を鳴動さ
せる)。
【0021】かかる状態で、電話機100にてオンフッ
ク状態のまま転送先電話番号がダイヤルされると、呼制
御装置にはその電話機100の論理番号とダイヤル番号
が通知される。すると、呼制御装置は、通知された電話
機100の論理番号をキーにして端末制御テーブル40
3を索引して該当する呼管理情報404を識別し、その
呼管理情報404の「着信者」の登録領域に上記論理番
号とともに通知されたきたダイヤル番号を設定すること
により、回線番号Xの呼出しを停止するとともに電話機
100′を呼び出して無応答転送を実施する。
【0022】以上のように、上述の呼制御装置(着信呼
転送制御装置)では、空き状態の電話機100の主回線
番号Xに顧客Aからの着信があった場合、その主回線番
号Xへの着信呼にユーザが応答することなく他の電話機
100′に転送することができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1),(2)に示す着信呼転送制御装置(方法)は、
いずれも、転送元の電話機(転送制御者)が単一の回線
番号(主回線番号X)のみを制御している場合に有効で
あるが、上述のように複数の回線番号(X,Y,Z)を
扱うことのできる電話機100では、複数の回線番号が
同時期に着信中又は使用中となる場合があり、この場合
には、電話機100では主回線番号(親電番)以外の回
線番号(子電番)への着信呼を他の電話機へ無応答転送
することはできない。
【0024】なぜなら、上述の制御装置では、上述のご
とく電話機100(又は200,300)において無応
答転送操作が行なわれた(無応答転送釦が押下された、
あるいは、転送先がダイヤルされた)場合、転送操作が
行なわれた電話機100(又は200,300)の論理
番号が通知されてくるだけで、その転送操作がどの回線
番号に対するものであるかという情報は通知されてこな
いために、例えば、主回線番号Yの電話機200で回線
番号Xへの着信呼を無応答転送すべく電話機200で無
応答転送操作を行なったとしても、制御装置では、電話
機200の論理番号でしか端末制御テーブル403を索
引するしかなく、転送したい(回線番号Xの)呼を管理
している呼管理情報404にたどりつく(認識する)こ
とができないのである。
【0025】従って、電話機200からの無応答転送操
作では、他の電話機100,300の主回線番号X,Z
への着信呼を転送することは不可能なのである。なお、
電話機100,300(又は、100′〜300′)に
ついても、上記と同様の理由により、自己の主回線番号
以外の回線番号への着信呼は、その電話機100,30
0(又は、100′〜300′)からの操作では無応答
転送は不可能である。
【0026】このため、例えば、受付担当者は、電話機
100への着信が顧客Bと顧客Cからのものであると分
かっていても各着信呼を無応答転送することができず、
どちらかの着信呼に一旦応答する必要がある。このと
き、例えば受付担当者が回線番号Yへの着信呼に応答し
たとすると、回線番号Yへ着信してきた顧客Bの着信呼
が顧客Bの担当者の電話機602に転送され、受付担当
者が回線番号Zへの着信呼に応答するまで、回線番号Z
に着信してきた顧客Cは待たされることになる。
【0027】また、受付担当者が主回線番号Xを使用し
て顧客Aと通話しているときに、回線番号Zに顧客Cか
ら着信があった場合も、回線番号Zへの着信呼を無応答
転送することができないので、このような場合には、受
付担当者が主回線番号Xを使用した通話を切断するか保
留状態にし、回線番号Zへの着信呼に応答した後に、そ
の着信呼を転送する必要があり、主回線番号Xに着信し
てきた顧客Aに対する応対を中止または中断することに
なる。
【0028】このように、上述の着信呼転送制御装置
(方法)では、電話機100の主回線番号X以外の複数
の回線番号Y,Zに同時期に着信があった場合、無応答
転送ができないために、主回線番号X以外の他の回線番
号Y,Zへの着信に対する応対が非常に遅れてしまうと
いう課題がある。また、上述の着信呼転送制御装置(方
法)では、受付担当者が主回線番号Xを使用している
(例えば、通話中の)ときに回線番号Y又はZに新たに
着信があった場合、受付担当者がこの着信に応対するに
は、主回線番号Xを使用した通話相手を一旦保留状態に
するか通話を止めて切断しなければならないので、主回
線番号X以外への着信呼に対する応対が非常に遅れてし
まうだけでなく、既に応対中であった側への応対の質
(サービス性)が低下してしまうという課題もある。
【0029】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、複数の回線番号を扱うことのできる電話端末
における任意(全て)の回線番号への着信呼をその電話
端末で応答することなく所望の転送先電話端末へ転送で
きるようにした、着信呼転送制御装置および着信呼転送
制御方法を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1は交換機、2はそれぞ
れこの交換機1に収容される電話端末で、ここでは、少
なくとも電話端末2Aが複数の回線番号を扱うことがで
きるようになっている。そして、交換機1は、例えば、
電話端末2Aへの着信呼をその電話端末2Aでは無応答
で他の電話端末(転送先電話端末)2Bへ転送するため
の制御を行なう着信呼転送制御装置3Aをそなえてお
り、さらに、この着信呼転送制御装置3Aは、この図1
に示すように、無応答着信呼転送要求検出部4,転送回
線データ作成部5,転送先データ作成部6および転送実
施制御部7をそなえて構成されている。
【0031】ここで、無応答着信呼転送要求検出部4
は、電話端末2Aでの所定の無応答転送操作により発信
されてくる無応答着信呼転送要求を検出するものであ
り、回線番号データ作成部5は、この無応答着信呼転送
要求検出部4で無応答着信呼転送要求が検出されると、
その転送操作を行なった転送制御端末2Aの回線番号毎
に、転送すべき着信呼の回線番号データを作成するもの
である。
【0032】また、転送先データ作成部6は、無応答着
信呼転送要求検出部4で無応答着信呼転送要求が検出さ
れると、上記の転送制御端末2Aの回線番号毎に、その
着信呼の転送先データを作成するものであり、転送実施
制御部7は、回線番号データ作成部5で作成された回線
番号データと転送先データ作成部6で作成された転送先
データとに基づいて、転送すべき着信呼の回線番号とそ
の回線番号に着信中の着信呼の転送先電話端末2Bとを
決定し、その着信呼を転送先電話端末2Bへ転送するも
のである。
【0033】上述のごとく構成された本発明の着信呼転
送制御装置3Aでは、無応答着信呼転送要求検出部4で
転送制御端末2Aからの無応答着信呼転送要求が検出さ
れると、各データ作成部5,6にて、その転送制御端末
2Aの回線番号毎に、転送すべき着信呼の回線番号デー
タとその着信呼の転送先データとを作成し、転送実施制
御部7が、これらの各データに基づき転送回線と転送先
とを決定して転送処理を実施するので、転送制御端末2
Aのどの回線番号にどのような状況下で着信があって
も、常にその着信呼を転送制御端末2Aでは無応答で迅
速に転送先へ転送することができる(請求項1,2
7)。
【0034】ここで、上述の回線番号データ作成部5
は、転送制御端末2Aから入力される回線番号情報に基
づいて上記の回線番号データを作成するように構成すれ
ば、転送すべき着信呼の回線番号を決定するためのデー
タが転送制御端末2A主導で作成されるので、常に、転
送制御端末2Aのユーザ(以下、転送制御者という)の
要望を考慮した回線番号データ作成処理を行なうことが
できる(請求項2)。
【0035】この場合、上記の回線番号データ作成部5
は、例えば、転送制御端末2Aに対して回線番号の入力
を要求する回線番号入力要求部と、この回線番号入力要
求部からの回線番号入力要求に対する応答としての回線
番号情報を検出する回線番号検出部とをそなえ、上記の
回線番号検出部で検出した回線番号情報に基づいて上記
の回線番号データを作成するように構成される。
【0036】これにより、回線番号データ作成部5は、
回線番号入力要求部によって転送制御端末2Aの転送制
御者に対して回線番号情報の入力を要求し、その応答と
して回線番号情報を回線番号検出部にて検出するので、
回線番号データの作成に必要な回線番号情報を転送制御
者(転送制御端末2A)から確実に得ることができる
(請求項3)。
【0037】一方、転送先データ作成部6は、転送制御
端末2Aから入力される電話番号情報に基づいて上記の
転送先データを作成するように構成すれば、転送すべき
着信呼の転送先を決定するためのデータが転送制御端末
2A主導で作成されることになるので、転送制御者は、
転送制御端末2Aの回線番号毎に、その着信呼の転送先
を任意に変更することができる(請求項4)。
【0038】この場合、この転送先データ作成部6は、
例えば、転送制御端末2Aに対して転送先電話端末2B
の電話番号の入力を要求する電番入力要求部と、この電
番入力要求部からの電話番号入力要求に対する応答とし
ての電話番号情報を検出する電番検出部とをそなえ、こ
の電番検出部で検出した電話番号情報に基づいて転送先
データ作成するように構成される。
【0039】これにより、この転送先データ作成部6
は、電番入力要求部によって転送制御端末2Aの転送制
御者に対して電話番号情報の入力を要求し、その応答と
しての電話番号情報を電番検出部にて検出するので、転
送先データの作成に必要な電話番号情報を転送制御者
(転送制御端末2A)から確実に得ることができる(請
求項5)。
【0040】ところで、上記の回線番号データ作成部5
は、転送すべき回線番号の選択条件を予め電話端末2対
応で登録しておく転送回線選択条件登録部をそなえ、転
送制御端末2Aからの回線番号情報の入力が無い場合に
は、上記の転送回線選択条件登録部の選択条件に基づい
て上記の回線番号データを作成するように構成してもよ
い。
【0041】これにより、この回線番号データ作成部5
は、転送制御端末2Aからの回線番号情報の入力が無く
ても、転送回線選択条件登録部の選択条件に従って転送
すべき着信呼(回線番号)を決定するためのデータを制
御装置3A主導で自動的に作成できるので、回線番号情
報の入力が無いために回線番号データが作成できず着信
呼の転送が不可能になるといった状態を回避することが
できる(請求項6)。
【0042】また、この回線番号データ作成部5は、転
送すべき回線番号の選択条件を予め電話端末2対応で登
録しておく転送回線選択条件登録部と、転送制御端末2
Aに対して回線番号の入力を要求する回線番号入力要求
部と、この回線番号入力要求部からの回線番号入力要求
に対する応答としての回線番号情報を検出する転送回線
番号検出部と、上記の回線番号入力要求部による回線番
号入力要求を行なった後、所定時間内にこの転送回線番
号検出部で回線番号情報が検出される否かを監視する回
線番号入力監視部とをそなえ、この回線番号入力監視部
において上記所定時間内に転送回線番号検出部で回線番
号情報が検出されないと、転送回線選択条件登録部の選
択条件に基づいて回線番号データを作成するように構成
してもよい。
【0043】これにより、この回線番号データ作成部5
は、回線番号データの作成に必要な回線番号情報を得る
べく転送制御端末2Aに対して回線番号の入力を要求し
た後、所定時間内に回線番号情報が検出されないと、転
送回線選択条件登録部の選択条件に基づいて上記回線番
号データを作成するので、回線番号入力要求後、所定時
間以上、回線番号データの作成処理が停滞して転送回線
決定処理が停滞してしまうことを確実に回避することが
できる(請求項7)。
【0044】一方、上述の転送先データ作成部6は、転
送先電話番号情報を予め電話端末2Aの回線番号対応で
登録しておく転送先電番登録部をそなえ、転送制御端末
2Aからの電話番号情報の入力が無い場合には、上記の
転送先電番登録部の転送先番号情報に基づいて転送先デ
ータを作成するように構成してもよい。これにより、こ
の転送先データ作成部6は、転送制御端末2Aからの転
送先電話番号情報の入力が無くても、転送先電番登録部
に登録された転送先電話番号情報に基づいて転送すべき
着信呼(回線番号)の転送先を決定するためのデータが
制御装置3A主導で自動的に作成されるので、転送先電
話番号情報の入力が無いために転送先データを作成でき
ず着信呼の転送が不可能になるといった状態を回避し
て、常に正常に、転送先データの作成処理を実行するこ
とができる(請求項8)。
【0045】また、この転送先データ作成部6は、転送
先電話番号情報を予め電話端末2Aの回線番号対応で登
録しておく転送先電番登録部と、転送制御端末2Aに対
して転送先電話端末2Bの電話番号の入力を要求する電
番入力要求部と、この電番入力要求部からの電話番号入
力要求に対する応答としての電話番号情報を検出する電
番検出部と、電番入力要求部による電話番号入力要求を
行なった後、所定時間内に電番検出部で電話番号情報が
検出される否かを監視する電番入力監視部とをそなえ、
この電番入力監視部において上記所定時間内に電番検出
部で電話番号情報が検出されないと、転送先電番登録部
の転送先電話番号情報に基づいて転送先データを作成す
るように構成してもよい。
【0046】これにより、この転送先データ作成部6
は、転送先データの作成に必要な転送先電話番号情報を
得るべく転送制御端末2Aに対して転送先電話番号の入
力を要求した後、所定時間内に転送先電話番号情報が検
出されないと、予め電話端末2Aの回線番号対応で登録
された転送先電話番号情報に基づいて転送先データを作
成するので、転送先電話番号入力要求後、所定時間以
上、転送先データの作成処理が停滞してしまうこと確実
に回避することができる(請求項9)。
【0047】さらに、上述の回線番号データ作成部5
は、転送すべき回線番号の選択条件を予め電話端末2対
応で登録しておく転送回線選択条件登録部をそなえ、こ
の転送回線選択条件登録部での選択条件に基づいて回線
番号データを作成するように構成してもよい。これによ
り、この回線番号データ作成部5は、転送制御端末2A
からの無応答着信呼転送要求により、自動的に、転送す
べき着信呼の回線番号を決定するためのデータを作成す
るので、転送制御端末2Aの転送制御者は、転送すべき
着信呼を指定するための回線番号情報を入力する必要が
なくなる(請求項10)。
【0048】また、上述の転送先データ作成部6は、転
送先電話番号情報を予め電話端末2Aの回線番号対応で
登録しておく転送先電番登録部をそなえ、この転送先電
番登録部の転送先電話番号情報に基づいて転送先データ
を作成するように構成してもよい。これにより、この転
送先データ作成部6は、転送制御端末2Aからの無応答
着信呼転送要求により、自動的に、転送すべき着信呼の
転送先を決定するためのデータを作成するので、転送制
御者は、転送すべき着信呼の転送先を指定するための転
送先電話番号情報を入力する必要がなくなる(請求項1
1)。
【0049】さらに、上述の転送実施制御部7は、上記
着信呼の転送先電話端末2Bへの転送結果を転送制御端
末2Aへ通知する転送結果通知部をそなえてもよい。こ
れにより、転送実施制御部7は、実際に着信呼の転送を
行なった結果、正常に転送処理が完了したか(転送成
功)または異常があったか(転送失敗)などの転送処理
状況を転送結果通知部により転送要求を出した転送制御
端末2Aへ通知することができる(請求項12)。
【0050】また、この転送実施制御部7は、上記着信
呼の転送先電話端末2Bへの転送制御中に転送制御端末
2Aから転送中止要求を受けると、転送制御を中止する
転送中止制御部をそなえてもよい。これにより、転送実
施制御部7は、転送制御端末2Aから転送中止要求を受
けると、転送中止制御部によって、その時点で転送制御
の途中であってもその転送制御を中止することができる
ので、転送制御者は、いつでも簡便に、転送処理を中止
することができる(請求項13)。
【0051】さらに、この転送実施制御部7は、着信呼
の転送制御が失敗した場合に、転送制御端末2Aから再
転送制御要求を受けると、回線番号データ作成部5で再
作成される回線番号データに基づいてその着信呼の再転
送制御を行なう再転送制御部をそなえて構成してもよ
い。これにより、転送実施制御部7は、転送処理が失敗
しても再転送制御要求を受ければ、再転送制御部によっ
て、着信呼の再転送制御を実施することが可能になる
(請求項14)。
【0052】ここで、この場合、回線番号データ作成部
5は、転送すべき回線番号の選択条件を予め電話端末2
対応で登録しておく転送回線選択条件登録部をそなえ、
この転送回線選択条件登録部での選択条件に基づいて回
線番号データを再作成するように構成すれば、自動的
に、再転送制御部による再転送制御に必要な回線番号デ
ータが作成されるので、転送制御の失敗を自動回避する
ことができる(請求項15)。
【0053】なお、この回線番号データ作成部5は、転
送制御端末2Aから再入力される転送回線番号情報に基
づいて回線番号データを再作成するように構成すれば、
転送すべき着信呼の回線番号を決定するためのデータが
転送制御端末2A主導で再作成されることになるので、
転送制御者は、転送制御失敗時においても、転送制御端
末2Aの回線番号毎に、転送すべき着信呼の回線番号を
任意に変更することができる(請求項16)。
【0054】また、上述の転送実施制御部7は、着信呼
の転送制御が失敗した場合に、転送制御端末2Aから再
転送制御要求を受けると、転送先データ作成部6で再作
成される転送先データに基づいて着信呼の再転送制御を
行なう再転送制御部をそなえてもよい。これにより、こ
の場合も、転送実施制御部7は、転送処理が失敗しても
再転送制御要求を受ければ、再転送制御部によって、着
信呼の再転送制御を実施することが可能になる(請求項
17)。
【0055】ここで、この場合、転送先データ作成部6
は、転送失敗時用の転送先電話番号情報を予め電話端末
2Aの回線番号対応で登録しておく失敗時用転送先電番
登録部をそなえ、この失敗時用転送先電番登録部の転送
失敗時用の転送先電話番号情報に基づいて転送先データ
を再作成するように構成すれば、自動的に、再転送制御
部による再転送制御に必要な転送先データが作成される
ので、転送制御の失敗を自動回避することができる(請
求項18)。
【0056】なお、この転送先データ作成部6は、転送
制御端末2Aから再入力される転送先電話番号情報に基
づいて転送先データを再作成するように構成すれば、転
送先電話端末2Bを決定するためのデータが転送制御端
末2A主導で再作成されることになるので、転送制御者
は、転送制御失敗時においても、転送制御端末2Aの回
線番号毎に、転送すべき着信呼の転送先を任意に変更す
ることができる(請求項19)。
【0057】なお、上述の再転送制御部は、いずれも、
転送制御端末2Aからの再転送制御要求を所定時間内に
受けなかった場合には、上記の再転送制御を行なわない
ように構成すれば、誤って再転送制御を行なうことを防
止することができる(請求項20)。さらに、上述の転
送実施制御部7は、電話端末2対応で転送許容レベルを
登録しておくレベル登録部と、このレベル登録部の転送
許容レベルに応じて、着信呼の転送先電話端末2Bへの
転送制御を規制する転送規制部とをそなえて構成しても
よい。これにより、転送実施制御部7は、レベル登録部
に電話端末2毎に登録された転送許容レベルに応じて着
信呼の転送先電話端末2Bへの転送制御を規制するの
で、無条件に着信呼が転送先電話端末2Bへ転送される
ことを防止できる(請求項21)。
【0058】例えば、上記の転送規制部は、レベル登録
部を参照して、着信呼の発信元の電話端末2に対して登
録されている発信端末側転送許容レベルと、転送制御端
末2Aに対して登録されている制御端末側転送許容レベ
ルとを比較し、発信端末側転送許容レベルより制御端末
側転送許容レベルが高い場合にのみ、着信呼の転送制御
を行なうように構成すれば、転送制御者と発信端末2を
使用している発信者との関係で転送制御の実施/不実施
を規定することができる(請求項22)。
【0059】また、この転送規制部は、レベル登録部を
参照して、転送制御端末2Aに対して登録されている制
御端末側転送許容レベルと、転送先電話端末2Bに対し
て登録されている転送先端末側転送許容レベルとを比較
し、転送先端末側転送許容レベルより制御端末側転送許
容レベルが高い場合にのみ、着信呼の転送制御を行なう
ように構成すれば、転送制御者と転送先との関係で転送
制御の実施/不実施を規定することができる(請求項2
3)。
【0060】さらに、この転送規制部は、レベル登録部
を参照して、着信呼の発信元の電話端末2に対して登録
されている発信端末側転送許容レベルと、転送先電話端
末2Bに対して登録されている転送先端末側転送許容レ
ベルとを比較し、転送先端末側転送許容レベルより発信
端末側転送許容レベルが高い場合にのみ、着信呼の転送
制御を行なうように構成すれば、発信端末2を使用して
いる発信者と転送先との関係で転送制御の実施/不実施
を規定することができる(請求項24)。
【0061】次に、図2も本発明の原理ブロック図であ
るが、この図2に示す交換機1は、図1に示すものに比
して、着信呼転送制御装置3Bをそなえて構成されてい
る点が異なり、さらに、この着信呼転送制御装置3B
は、この図2に示すように、図1により前述したものと
同様の無応答着信呼転送要求検出部4をそなえるほか、
転送実施制御部8をそなえて構成されている。
【0062】ここで、この転送実施制御部8は、無応答
着信呼転送要求検出部4で着信呼転送要求が検出される
と、無応答転送操作を行なった転送制御端末2Aの回線
番号毎に、少なくとも転送すべき着信呼の回線番号デー
タを作成し、この回線番号データに基づいて転送すべき
着信呼の回線番号を決定して、その回線番号に着信中の
着信呼を所望の電話端末2(例えば、電話端末2B)へ
転送するものである。
【0063】上述のごとく構成された本発明の着信呼転
送制御装置3Bでは、無応答着信呼転送要求検出部4で
転送制御端末2Aからの無応答着信呼転送要求が検出さ
れると、転送実施制御部8にて、その転送制御端末2A
の回線番号毎に、少なくとも回線番号データを作成し、
この回線番号データに基づいて転送すべき着信呼の回線
番号を決定して転送処理を実施するので、転送制御端末
2Aのどの回線番号にどのような状況下で着信があって
も、常にその着信呼を転送制御端末2Aでは無応答で迅
速に所望の転送先へ転送することができる(請求項2
5,28)。
【0064】なお、上述の転送実施制御部8は、無応答
着信呼転送要求検出部4で無応答着信呼転送要求が検出
されると、無応答転送操作を行なった転送制御端末2A
の回線番号毎に、着信呼の転送制御データを作成し、こ
の転送制御データに基づいて着信呼の転送制御を実施す
るようにしても、転送制御端末2Aのどの回線番号にど
のような状況下で着信があっても、常にその着信呼を転
送制御端末2Aでは無応答で迅速に所望の転送先へ転送
することができる(請求項26,29)。
【0065】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (A)着信呼転送制御装置の構成説明 図3は本発明の一実施形態としての着信呼転送制御装置
が適用される電話交換システムの構成を示すブロック図
で、この図3に示すように、本実施形態にかかるシステ
ムは、複数の電話機(電話端末)12−1〜12−N
(Nは自然数),14a〜14cを収容する電子交換機
11とこの電子交換機11用の保守端末(保守コンソー
ル)15を有して構成されている。
【0066】ここで、本実施形態では、少なくとも電話
機12−i(ただし、i=1〜N)がそれぞれ多機能電
話機として構成されており、図32(又は図34)によ
り前述したものと同様に、各電話機12−iはそれぞれ
自己の主回線番号(親電番)以外に自己以外の電話機1
2−iの主回線番号を副回線番号(子電番)として共有
使用できるようになっている。即ち、例えば、電話機1
2−1は、自己の主回線番号(1)以外に他の電話機1
2−2〜12−Nの主回線番号(2〜N)を副回線番号
として共有使用でき、電話機12−Nは、自己の主回線
番号(N)以外に他の電話機12−1〜12−(N−
1)の主回線番号(1〜N−1)を副回線番号として共
有使用できる。
【0067】そして、この図3中に示すように、電話機
12−iには、受話器121,電話番号入力用のダイヤ
ルキー122,液晶ディスプレイなどの表示部123,
電話機12−iが扱える回線番号の数に応じて配置され
る回線番号釦124−i(ただし、ここでは、回線番号
釦124−1が主回線番号用,それ以外の回線番号釦1
24−2〜124−Nが副回線番号用とする)などが電
話機本体120に設けられている。
【0068】なお、これらの回線番号釦124−iは、
ここでは、それぞれ、内部に発光ダイオードなどの発光
素子を有しており、回線番号選択用釦としての機能のほ
かに、対応する回線番号の使用状況(着信呼有,着信保
留状態,通話中など)に応じて発光素子の点灯,消灯,
点滅,発光色の変更などを行なうことにより、ユーザに
回線番号の使用状況を通知する表示ランプとしての機能
も果たしている。
【0069】これにより、電話機12−iでは、例え
ば、発信時には、ダイヤルキー122により入力した相
手先の電話番号を表示部123に表示し、着信時には、
着信中の回線番号に対応する釦(表示ランプ)124−
iを点滅させるとともに、その着信の発信元の情報(発
信者電話番号など)を表示部123に表示したりするこ
とが可能になっている。
【0070】そして、本実施形態の電話機12−iに
は、図3に示すように、無応答着信呼転送サービス釦1
26が設けられており、この釦126が押下されると、
無応答着信呼転送サービスの実施を要求する信号〔マル
チライン(無応答)着信呼転送要求〕が電子交換機11
へ送信されるようになっており、電子交換機11におい
ては、電話機12−iの主回線番号,副回線番号のいず
れの回線番号への着信にもユーザが応答することなくそ
の着信呼を他の電話機12−i(あるいは,14a〜1
4c)へ転送するための処理(マルチライン着信呼転送
処理)が行なわれるようになっている。
【0071】なお、上記の電話機12−iは、通常の転
送キー127も設けられており、この転送キー127に
より通常の転送処理を電子交換機11に行なわせること
も可能になっている。即ち、例えば、電話機12−1へ
の着信呼を電話機12−Nに転送する場合、ユーザは、
前述したごとく、その着信呼に一旦応答してから転送キ
ー127を押下したのちダイヤルキー122により転送
先の電話機12−Nの電話番号を入力すれば、電子交換
機11において、着信呼の着信先が電話機12−Nに変
更され電話機12−Nの呼出し音が鳴動される。
【0072】このため、上述の電子交換機(以下、単に
交換機ということがある)11は、この図3に示すよう
に、基本的に、交換スイッチ部(ネットワーク回路)1
1a,呼制御装置11bおよび記憶装置11cをそなえ
て構成されている。ここで、交換スイッチ部11aは、
各電話機12−i,14a〜14cを所定の回線を介し
て収容し所望の電話機12−i,14a〜14c間の通
話路を設定するものである。なお、ここでは、電話機1
2−iがそれぞれ加入者回路11gを介して収容され、
公衆網14内の電話機14a〜14cはそれぞれトラン
ク11d〜11fを介して収容されている。
【0073】ただし、トランク11d,11eは、公衆
網14からの入通信回線16a,16bを収容し、トラ
ンク11fは、公衆網14への出通信回線17を収容し
ている。また、図3では、入トランク11d,11eを
2つ、出トランク11fを1つしか示していないが実際
にはそれぞれ多数のトランク回路が設けられているもの
とする。
【0074】次に、呼制御装置11bは、この交換スイ
ッチ部11aでの通常の通話路設定や着信呼の転送処理
を制御する一方、上記の無応答(マルチライン)着信呼
転送処理の制御を行なうものであり、記憶装置11c
は、この呼制御装置11bでの呼制御に必要な呼制御デ
ータなどの各種データを記憶するもので、本実施形態で
は、これらの呼制御装置11bと記憶装置11cとで着
信呼転送制御装置3が形成されている。
【0075】なお、上述の呼制御装置11bは、この場
合も、電話端末12−i(又は14a〜14c)に着信
がある毎に、図36〜図37に示すような電話機回線対
応端末制御テーブル(ETCM)402,端末制御テー
ブル(TCM)403,呼管理情報(CDB)404な
どを作成して記憶装置11cに格納するようになってい
る。
【0076】そして、本実施形態の呼制御装置11b
は、ソフトウェアにより後述するマルチライン着信呼転
送制御を実施するもので、その要部に着目すると、例え
ば図4に示すように、転送開始制御部21,転送回線制
御部22,転送先制御部23,転送規制制御部24,転
送通知制御部25,転送条件登録部26,転送制御部2
7,転送監視制御部28,転送放棄制御部29,転送失
敗迂回制御部30及び端末呼出制御部31をそなえて構
成されている。
【0077】一方、記憶装置11cは、その要部に着目
すると、図5に示すように、転送回線管理テーブル3
2,転送先登録テーブル33,転送回線条件登録テーブ
ル34,転送レベル登録テーブル35,端末属性管理テ
ーブル36,転送制御管理テーブル37および転送レベ
ル使用条件テーブル38を有して構成されている。ここ
で、記憶装置11cにおいて、転送回線管理テーブル3
2は、例えば図6に示すように、転送操作を行ないうる
電話機12−iに固有の識別番号(例えば主回線番号で
もよい)を論理番号とし、その論理番号毎に(対応
で)、回線番号の呼出し状態を管理するもので、ここで
は、後述するごとく、最も呼出し中状態が長いあるいは
短い着信呼などを識別できるように、呼出開始時刻情報
CTIME(n)=「HH.MM.SS」が回線番号釦
124−iの数に応じて登録できるようになっている。
【0078】ただし、上記のCTIME(n)(n=0
〜N−1)は、ここでは、転送制御端末12上の回線番
号釦配列を表しており、CTIME(0)は主回線番号
についての呼出開始時刻情報を表し、CTIME(1)
〜(n)は副回線番号についての呼出開始時刻情報をそ
れぞれ表している。従って、例えば、CTIME(0)
として「HH.MM.SS」が登録されていれば、主回
線番号の呼出し開始時刻がHH時MM分SS秒であるこ
とを表し、CTIME(1)として「HH.MM.S
S」が登録されていれば、回線番号配列上1番目の副回
線番号の呼出し時刻が「HH.MM.SS」であること
表す。なお、呼出し中以外のCTIME(n)としては
実際の時刻として存在しない値(例えば「FF.FF.
FF」)が設定される。
【0079】次に、図5に示す転送先登録テーブル33
は、例えば図7に示すように、電話機12−i毎、且
つ、その電話機12−iが扱う回線番号対応で、転送操
作が行なわれた電話機(以下、転送制御端末あるいは転
送制御者ということがある)12−iから転送先電話番
号(転送先ダイヤル番号)の入力が無かった場合(指示
無し時)の転送先電話番号や呼制御装置11bによる転
送処理失敗時の転送先電話番号などを登録しておくもの
で、本実施形態では、保守コンソール15(図3参照)
を通じて予め必要なデータが登録されるようになってい
る。
【0080】つまり、この転送先登録テーブル33は、
各電話機12−iが扱うことのできる回線番号毎に別々
の転送先(つまり、最大でi×i種類の転送先)を予め
登録しておくことが可能になっている。なお、この転送
先登録テーブル33は、図35により前述した転送先登
録テーブル401とは異なる。また、転送回線条件登録
テーブル34は、転送すべき着信呼の回線番号が転送制
御端末12−iから入力されない場合に使用されるもの
で、例えば図8に示すように、電話機12−iの論理番
号対応で、転送すべき着信呼の回線番号を選択するため
の選択条件(COND)を登録しておくようになってお
り、このCONDとして登録する情報を変更することに
よって、転送回線番号の選択条件が適宜変更されるよう
になっている。
【0081】例えば、この図8に示すように、転送回線
番号として、着信状態の回線の中で最も長く呼出し中で
ある回線番号を選択する場合にはCOND=0を登録
し、着信状態の回線の中で最も短く呼出し中である回線
番号を選択する場合にはCOND=1を登録しておく。
なお、この選択条件(COND)の設定の仕方によって
は、転送回線番号を着信状態の回線番号の若い順に選択
したり、時間帯に応じて選択順を変更したりすることも
可能である。
【0082】さらに、転送レベル登録テーブル35は、
例えば図9に示すように、基本的に、電話機12−i対
応で転送操作レベル(転送許容レベル:LEVEL)を
予め登録しておく(つまり、各電話機12−iに転送操
作レベルを割り付けておく)もので、ここでは、0以上
の整数がこのLEVELとして設定されるようになって
おり、呼制御装置11bの転送規制制御部24が本テー
ブル35の登録情報を参照することにより、後述するよ
うに、登録されているLEVELに応じて、呼制御装置
11bでの転送制御が規制されるようになっている。
【0083】なお、本実施形態では、例えば被転送者
(発信者)の電話端末がISDN対応のもので被転送者
側から発信者番号が通知されてくるような場合を想定し
て、発信元の電話機の電話番号情報(発信者番号情報)
毎にも上記と同様の転送操作レベルをこのテーブル35
に登録できるようになっている。また、端末属性管理テ
ーブル36は、例えば図10に示すように、電話機12
−iの論理番号対応で転送回線番号の状態(転送制御の
状況)を登録するもので、本実施形態では、下記〜
に示す状態が論理値(STATUS:0〜4)として登
録されるようになっており、このテーブル36を呼制御
装置11bが参照することにより、呼制御装置11bは
常に転送制御の状況を把握できるようになっている。
【0084】通常状態→論理値(0) 転送制御端末12−iからの転送回線番号の入力待ち
を示す「回線番号要求待機状態」→論理値(1) 転送制御端末12−iからの転送先電話番号の入力待
ちを示す「転送先番号要求待機状態」→論理値(2) 転送制御端末12−iからの転送失敗時の再転送要求
の入力待ちを示す「転送失敗迂回要求待機状態」→論理
値(3) その他の状態→論理値(4) なお、上記のSTATUSは転送回線番号の状態に応じ
て適宜上書きされて書き換えられるようになっている。
【0085】さらに、転送制御管理テーブル37は、図
11に示すように、電話機論理番号対応で、実際に転送
を行なう回線番号(転送実施回線番号)とその回線番号
に着信中の着信呼の転送先電話番号(転送実施転送先ダ
イヤル番号)とを登録するもので、最終的に本テーブル
37の登録情報を基に転送処理が呼制御装置11bによ
り実施されるようになっている。
【0086】なお、本テーブル37に登録すべき上記の
「転送実施回線番号」,「転送実施転送先ダイヤル番
号」は、後述するように、転送制御端末12から入力さ
れる回線番号情報,転送先ダイヤル番号情報に基づいて
設定される場合もあるし、上述の転送先登録テーブル3
3や転送回線条件登録テーブル34の登録情報に基づい
て自動的に設定される場合もある。
【0087】また、転送レベル使用条件テーブル38
は、上述の転送レベル登録テーブル35に登録された転
送操作レベルのチェックを行なうか否かを登録しておく
もので、ここでは、例えば図12に示すように、被転送
者(発信者)と転送制御者12とのレベルチェック(レ
ベルの大小比較),転送制御者12と転送先(電話機)
とのレベルチェック,被転送者と転送先とのレベルチェ
ックを行なうか否かのフラグ38a〜38cがそれぞれ
登録されるようになっている。なお、これらのフラグ3
8a〜38cの登録も保守コンソール15を通じて行な
われる。
【0088】一方、呼制御装置11bにおいて、転送制
御部27は、例えば、電話機12−iにおいて転送サー
ビス釦126が押下されたときにその電話機(転送制御
端末)12−iから送信されてくるマルチライン着信呼
転送要求(以下、単に「転送要求」あるいは「転送開始
要求」ということがある)や、転送制御端末12−iか
ら入力される転送回線番号情報,転送先電話番号情報な
ど、転送制御端末12−iからの各種の要求,情報を検
出するもので、本実施形態では、その検出結果に応じて
他の各部21〜26,28〜31が起動されるようにな
っている。
【0089】また、転送開始制御部21は、この転送制
御部27にて上記の転送要求が検出されると起動される
もので、ここでは、転送制御部27により起動される
と、後述するように、記憶装置11bの端末属性管理テ
ーブル36を参照して、転送制御端末12に該当する箇
所に「回線番号要求待機状態」を設定するようになって
いる。
【0090】なお、この転送開始制御部21は、後述す
る転送監視制御部28の回線番号要求待機タイマ28a
の設定や転送通知制御部25の起動(回線番号情報の入
力を促す通知を転送制御端末12−iに出すため)など
も行なうようになっている。また、転送回線制御部22
は、転送制御部27にて転送要求が検出された後に転送
制御端末12から転送回線番号情報の入力が検出される
と、上述の転送制御管理テーブル37(図11参照)の
該当する領域(「転送実施回線番号」)に検出した転送
回線番号情報を登録することにより転送すべき回線番号
を決定するための回線番号データ(転送制御データ)を
作成するものである。
【0091】なお、この転送回線制御部22は、本実施
形態では、後述するように、端末属性管理テーブル36
の転送回線状態(STATUS)の書き換えや転送監視
制御部28の転送先番号要求待機タイマ28b,転送失
敗迂回要求待機タイマ28cの設定/解除,転送通知制
御部25の起動(回線番号情報の入力を促す通知を転送
制御端末12−iに出すため)なども行なうようになっ
ている。
【0092】さらに、転送先制御部23は、転送制御部
27にて転送制御端末12−iからの転送先電話番号情
報の入力が検出されると起動され、転送制御管理テーブ
ル37の該当する領域(「転送実施転送先ダイヤル番
号」)にその転送先電話番号情報を転送制御部27から
受け取って登録することにより転送先データ(転送制御
データ)を作成するものである。なお、この転送先制御
部23は、転送制御端末12−iが転送制御を許容され
た端末かどうかを判定するようにもなっている。
【0093】なお、この転送先制御部23は、本実施形
態では、端末属性管理テーブル36の転送回線状態(S
TATUS)の書き換えや転送制御管理テーブル37を
参照して着信呼の転送先電話機12−i(あるいは14
a〜14cのいずれか)への転送実施(呼出し音鳴
動),転送監視制御部28の転送失敗迂回要求待機タイ
マ28cの設定/解除,転送通知制御部25の起動(転
送制御の成功/失敗通知を転送制御端末12−iに通知
するため)などを行なうようにもなっている。
【0094】また、転送規制制御部24は、転送レベル
使用条件テーブル38(図12参照)に設定されている
フラグに応じて、転送レベル登録テーブル35(図9参
照)に登録されている転送操作レベルの大小(高低)比
較を行ない、その比較結果に応じて、転送制御を規制す
るもので、本実施形態では、例えば、比較結果が以下の
〜の場合にのみ着信呼の転送制御を許可し、以下の
〜以外の場合は転送制御を禁止するようになってい
る。
【0095】転送制御端末12に割り付けられている
レベル(制御端末側転送許容レベル)が被転送者に割り
付けられているレベル(発信端末側転送許容レベル)よ
り高い場合 転送制御端末12に割り付けられているレベルが転送
先電話機12−iに割り付けられているレベル(転送先
端末側転送許容レベル)より高い場合 被転送者に割り付けられているレベルが転送先電話機
12−iに割り付けられているレベルより高い場合 つまり、この転送規制制御部24は、転送レベル登録テ
ーブル35,転送レベル使用条件テーブル38の設定に
より、着信呼を転送すべきでない電話機12−i(例え
ば会議中の上司の電話機)に誤って着信呼を転送した
り、重要な顧客からの着信を誤って転送してしまったり
することを防止できるようにしているのである。
【0096】さらに、転送通知制御部25は、転送すべ
き着信呼の回線番号情報の入力や転送先電話番号情報の
入力を転送制御端末12に促す通知を行なったり、転送
制御の結果(成功/失敗)を例えば転送制御端末12の
表示部123に文字情報で表示・通知したりするもので
ある。なお、この転送通知制御部25は、転送先の電話
機12−iの呼出し音の鳴動に合わせて、その電話機1
2−iの表示部123に文字などの標章情報により着信
の旨を通知する機能も有している。
【0097】また、転送条件登録部26は、交換機11
の保守者により保守コンソール15を通じて入力される
保守コマンドに基づいて、予め記憶装置11c内に、上
述の転送先登録テーブル33(図7参照),転送回線条
件登録テーブル34(図8参照),転送レベル登録テー
ブル(図9参照)を設定(作成)しておくためのもので
ある。
【0098】さらに、転送監視制御部28は、転送制御
部27による転送制御状況を監視するもので、本実施形
態では、その監視結果に応じて、転送回線条件登録テー
ブル34の条件に基づき回線番号データを自動的に作成
して転送制御を行なったり、転送先登録テーブル33の
転送先電話番号情報に基づき自動的に転送先データを作
成して転送制御を行なったりするようになっている。
【0099】このため、本転送監視制御部28は、図4
に示すように、回線番号要求待機タイマ28a,転送先
番号要求待機タイマ28b及び転送失敗迂回要求待機タ
イマ28cをそなえて構成されている。ここで、回線番
号要求待機タイマ28aは、上述の転送通知制御部25
が転送制御端末12−iに対して回線番号情報の入力を
促す通知を行なった後、所定時間を計数するもので、こ
のタイマ28aがタイムアウトしても転送制御端末12
−iから回線番号情報の入力が転送制御部27にて検出
されない場合には、転送監視制御部28によって、その
計数時間がリセットされるとともに、転送回線管理テー
ブル32,転送回線条件登録テーブル34の登録情報
(登録条件)に基づいて回線番号データが自動的に作成
され転送制御部27に渡されるようになっている。
【0100】なお、このタイマ28aは、実際には、上
述のごとく端末属性管理テーブル36に「回線番号要求
待機状態」が登録されて転送通知制御部25から転送制
御端末12−iへ回線番号情報入力要求通知を出力する
準備が整った時点で、転送開始制御部21により設定
(起動)されるようになっている。また、転送先番号要
求待機タイマ28bは、転送通知制御部25が転送制御
端末12−iに対して転送先電話番号情報の入力を促す
通知を行なった後、所定時間を計数するもので、このタ
イマ28bがタイムアウトしても転送制御端末12−i
から転送先電話番号情報の入力が転送制御部27にて検
出されない場合には、転送監視制御部28によって、そ
の計数時間がリセットされるとともに、転送先登録テー
ブル33に予め登録されている「指示無し時の転送先ダ
イヤル番号」(図7参照)が転送先データとして転送制
御部27に渡されるようになっている。
【0101】なお、このタイマ28bは、実際には、上
述のごとく端末属性管理テーブル36に「転送先番号要
求待機状態」が登録されて転送通知制御部25から転送
制御端末12−iへ転送先電話番号情報の入力要求通知
を出力する準備が整った時点で、転送回線制御部22に
より設定(起動)されるようになっている。さらに、転
送失敗迂回要求待機タイマ28cは、転送通知制御部2
5が転送制御端末12−iに対して「転送失敗」を通知
した後、所定時間を計数するもので、このタイマ28c
がタイムアウトしても転送制御端末12−iから転送失
敗迂回要求(再転送要求)が転送制御部27にて検出さ
れない場合には、転送監視制御部28によって、その計
数時間がリセットされるとともに、転送放棄制御部29
が起動され、転送制御を失敗したまま放棄するようにな
っている。
【0102】なお、このタイマ28cは、下記〜の
場合に設定(起動)される。 転送要求を発信した電話機12−iが転送制御端末1
2−iになることができないと転送規制制御部24によ
って判断された場合→転送開始制御部21によって設定 回線番号情報の入力時に端末属性管理テーブル36に
「回線番号要求待機状態」が登録されていない、あるい
は、入力された回線番号情報に該当する回線番号が呼出
し中状態でないと転送回線制御部22において判断され
た場合→転送回線制御部22によって設定 転送先情報の入力時に端末属性管理テーブル36に
「転送先番号要求待機状態」が登録されていない、又
は、回線番号情報の入力が正しくない、もしくは、転送
先に接続不可能(転送先が通話中など)であると転送先
制御部23において判断された場合→転送先制御部23
によって設定 また、図4において、転送放棄制御部29は、下記〜
の場合に転送制御を中止して放棄するもので、この場
合には、転送制御管理テーブル37の転送制御端末12
−i用に登録されている情報をクリアするとともに、端
末属性管理テーブル36の転送制御端末12−i用に登
録されているSTATUSを「通常状態」に変更し、さ
らに、転送監視制御部28の各タイマ28a〜28cを
全て解除(リセット)するようになっている。
【0103】転送制御部27にて転送制御端末12−
iからの転送制御中止要求が検出された場合〔ただし、
本実施形態では、転送制御途中に検出された転送要求を
この転送制御中止要求とみなすようにしている(つま
り、転送制御者は、転送サービス釦126を押下して無
応答着信呼転送サービスを要求した後、再度、転送サー
ビス釦126を押下することでこのサービスを中止でき
るようになっている)。〕 転送監視制御部28の転送失敗迂回要求待機タイマ2
8cがタイムアウトするまでに転送制御端末12−iか
らの転送失敗迂回要求が転送制御部27にて検出されな
い場合 転送失敗迂回制御部30が起動されたにも関わらず端
末属性管理テーブル36の転送制御端末12−i用に
「転送失敗迂回要求待機状態」が登録されていない場合 転送失敗迂回制御部30において再転送制御のために
必要な回線番号データ,転送先データが正常に作成でき
ない場合 さらに、転送失敗迂回制御部30は、転送通知制御部2
5が「転送失敗」を転送制御端末12−iに通知してか
ら所定時間内に転送制御端末12−iから転送迂回要求
が入力されると(転送失敗迂回要求待機タイマ28cが
タイムアウトするまでに転送失敗迂回要求が転送制御部
27にて検出されると)、再転送制御を行なうためのも
のである。
【0104】ただし、ここでは、転送回線管理テーブル
32の登録情報,転送回線条件登録テーブル34の登録
条件に基づいて自動的に回線番号データを再作成すると
ともに、転送先登録テーブル33の登録情報(「失敗時
の転送先ダイヤル番号」:図7参照)に基づいて転送先
データを自動的に再作成し、これらの各データに基づい
て上記の再転送制御が行なわれるようになっている。
【0105】また、端末呼出制御部31は、電話機12
−iの或る回線番号が呼出し中状態になると、転送回線
管理テーブル32の該当領域に呼出開始時刻情報CTI
ME(n)を設定するものである。なお、上記の回線番
号が呼出し中状態から他の状態に遷移した場合には、転
送回線管理テーブル32の該当領域がクリアされるよう
になっている。
【0106】つまり、本実施形態の着信呼転送制御装置
3は、上述の構成を機能的にまとめると、図13に示す
ように、無応答着信呼転送要求検出部4,回線番号デー
タ作成部5,転送先データ作成部6及び転送実施制御部
7を有していることになる。ここで、無応答着信呼転送
要求検出部4は、転送制御端末12−iでの所定の無応
答転送操作により発信されてくる無応答着信呼転送要求
を検出するもので、ここでは、上述の転送制御部27に
よってこの機能が実現されている。また、回線番号デー
タ作成部5は、この無応答着信呼転送要求検出部4で上
記の転送要求が検出されると、転送制御端末12−iの
回線番号対応で、転送すべき着信呼の回線番号を決定す
るための回線番号データを作成するもので、ここでは、
上述の転送回線制御部22,転送制御管理テーブル37
によってこの機能が実現されている。
【0107】さらに、転送先データ作成部6は、無応答
着信呼転送要求検出部4で転送要求が検出されると、転
送制御端末12−iの回線番号毎に、その着信呼の転送
先を決定するための転送先データを作成するもので、こ
こでは、上述の転送先制御部23,転送制御管理テーブ
ル37によってこの機能が実現されている。また、転送
実施制御部7は、回線番号データ作成部5で作成された
回線番号データと転送先データ作成部6で作成された転
送先データとの転送制御データに基づいて、転送すべき
着信呼の回線番号とその回線番号に着信中の着信呼の転
送先とを決定し、その着信呼を転送先の電話機12−i
(または13a〜13bのいずれか)に転送する転送制
御を行なうもので、ここでは、上述の転送制御部27,
転送回線制御部22および転送先制御部23によってこ
の機能が実現されている。
【0108】そして、この図13に示すように、上述の
回線番号データ作成部5は、回線番号入力要求部51,
回線番号検出部52,回線番号入力監視部53および転
送回線選択条件登録部54を有しており、転送先データ
作成部6は、電番入力要求部61,電番検出部62,電
番入力監視部63,転送先電番登録部64および失敗時
用転送先電番登録部65を有しており、さらに、転送実
施制御部7は、転送結果通知部71,転送中止制御部7
2,再転送制御部73,レベル登録部74および転送規
制部75を有している。
【0109】ここで、まず回線番号データ作成部5にお
いて、回線番号入力要求部51は、転送制御端末12−
iに対して回線番号情報の入力を要求するもので、図4
においては、転送通知制御部25がその機能を果たして
いる。また、回線番号検出部52は、この回線番号入力
要求部51からの回線番号入力要求に対する応答として
の回線番号情報を検出するもので、図4においては、転
送制御部27がこの機能を果たしている。
【0110】また、回線番号入力監視部53は、回線番
号入力要求部51による回線番号入力要求を行なった
後、所定時間内に転送回線番号検出部52で回線番号情
報が検出される否かを監視するもので、図4において
は、転送監視制御部28,回線番号要求待機タイマ28
aがこの機能を果たしている。さらに、転送回線選択条
件登録部54は、転送すべき回線番号の選択条件を予め
電話機12−i(論理番号)対応で登録しておくもの
で、ここでは、図4に示す転送条件登録部26,図5に
示す転送回線条件登録テーブル34によってその機能が
実現されている。
【0111】つまり、本回線番号データ作成部5は、基
本的には、回線番号入力要求部51による要求後に回線
番号検出部52にて検出される転送制御端末12−iか
の転送回線番号情報に基づいて回線番号データを作成す
るが、転送制御端末12−iからの回線番号情報の入力
が所定時間内(転送監視制御部28のタイマ28aがタ
イムアウトするまで)に無い場合には、転送回線選択条
件登録部54(転送回線条件登録テーブル34)の選択
条件に基づいて回線番号データを作成するようになって
いる。
【0112】なお、この回線番号データ作成部5は、後
述するように、転送失敗迂回制御時には、転送制御端末
12−iから再入力される転送回線番号情報に基づいて
回線番号データを再作成することも可能になっている。
次に、転送先データ作成部6において、電番入力要求部
61は、転送制御端末12−iに対して電話番号情報の
入力を要求するもので、図4では転送通知制御部25が
この機能を果たしている。また、電番検出部62は、こ
の電番入力要求部61からの電話番号情報の入力要求に
対する応答としての電話番号情報を検出するもので、図
4では転送制御部27がこの機能を果たしている。
【0113】さらに、電番入力監視部63は、電番入力
要求部61による電話番号入力要求を行なった後、所定
時間内に電番検出部62で電話番号情報が検出される否
かを監視するもので、図4では、転送監視制御部28,
転送先番号要求待機タイマ28bがこの機能を果たして
いる。また、転送先電番登録部64は、転送先電話番号
情報を予め電話機12−iの回線番号対応で登録してお
くもので、ここでは、図4に示す転送条件登録部26,
図5,図7に示す転送先登録テーブル33によってその
機能が実現されている。
【0114】さらに、失敗時用転送先電番登録部65
は、転送失敗時用の転送先電話番号情報を予め電話機1
2−iの回線番号対応で登録しておくもので、ここで
は、上述の転送先電番登録部64と同様に、図4に示す
転送条件登録部26,図5,図7に示す転送先登録テー
ブル33によってその機能が実現されている。つまり、
本転送先データ作成部6は、基本的には、転送制御端末
12−iから入力される電話番号情報に基づいて転送先
データを作成するが、転送制御端末12−iからの回線
番号情報の入力が所定時間内(転送監視制御部28のタ
イマ28bがタイムアウトするまで)に無い場合には、
転送先電番登録部64の転送先番号情報に基づいて転送
先データを作成し、転送失敗迂回制御時には、失敗時用
転送先電番登録部65の転送失敗時用の転送先電話番号
情報に基づいて転送先データを再作成するようになって
いる。
【0115】なお、この転送先データ作成部6は、後述
するように、転送失敗迂回制御時には、転送制御端末1
2−iから再入力される転送先電話番号情報に基づいて
転送先データを再作成することも可能である。次に、転
送実施制御部7において、転送結果通知部71は、着信
呼の転送先への転送結果(転送成功/失敗)を転送制御
端末12−iへ通知するもので、図4では、転送通知制
御部25がこの機能を果たしている。また、転送中止制
御部72は、着信呼の転送先への転送制御中に転送制御
端末12−iから転送中止要求を受けると、転送制御を
中止するもので、図4では、転送放棄制御部29がこの
機能を果たしている。
【0116】また、再転送制御部73は、着信呼の転送
制御が失敗した場合に、転送制御端末12−iから再転
送制御要求(転送失敗迂回要求)を受けると、上述のご
とく回線番号データ作成部5/転送先データ作成部6で
再作成される回線番号データ/転送先データに基づいて
着信呼の再転送制御を行なうもので、図4では、転送失
敗迂回制御部30がこの機能を果たしている。
【0117】さらに、レベル登録部74は、電話機12
−i対応で転送許容レベルを登録しておくもので、ここ
では、図4に示す転送条件登録部26,図5,図9に示
す転送レベル登録テーブル35によってこの機能が実現
されている。さらに、転送規制部75は、このレベル登
録部74の転送許容レベルに応じて、着信呼の転送先へ
の転送制御を規制するもので、図4では、転送規制制御
部24がこの機能を果たしている。
【0118】(B)着信呼転送制御装置3の動作説明 以下、上述のごとく構成された着信呼転送制御装置3の
動作について詳述する。 (B1)転送制御端末12−iから転送回線番号情報お
よび転送先電話番号情報が入力される場合 まず、ここでは、転送制御端末12−iから転送回線番
号情報,転送先電話番号情報がともに入力される通常時
の動作について、図14に示すシーケンス図,図18〜
図25,図28〜図31に示すフローチャートを参照し
ながら説明する。
【0119】まず、交換機11の保守者は、システム運
用前に、保守コンソール15を通じて予め記憶装置11
c内に上述の転送先登録テーブル33,転送回線条件登
録テーブル34,転送レベル登録テーブル35を設定
(作成)しておく。即ち、保守者は、設定するデータの
種別に応じて必要な設定データを含む保守コマンドを保
守コンソールから交換機11(呼制御装置11b)に投
入する。
【0120】すると、この保守コマンドは、呼制御装置
11bの転送条件登録部26で受け付けられ、転送条件
登録部26は、図18に示すように、受信した保守コマ
ンドが正しいフォーマットで入力されている(設定漏れ
が無い)かどうかをチェックする(ステップA1)。正
しいフォーマットで入力されていれば、転送条件登録部
26は、その保守コマンドの種別が、「転送先の登
録」,「転送回線条件の登録」,「転送操作レベルの登
録」のいずれであるのかをチェックする(ステップA1
のYESルートからステップA2〜A4)。
【0121】この結果、保守コマンド種別が「転送先の
登録」であれば、転送条件登録部26は、保守コマンド
に含まれる設定データに基づいて、図7に示すような転
送先登録テーブル33を記憶装置11c内に設定し(ス
テップA2のYESルートからステップA5)、「転送
回線条件の登録」であれば図8に示すような転送回線条
件登録テーブル34を記憶装置11c内に設定し(ステ
ップA3のYESルートからステップA6)、「転送操
作レベルの登録」であれば図9に示すような転送レベル
登録テーブル35を設定する(ステップA4のYESル
ートからステップA7)。
【0122】なお、保守コマンド種別が上記の「転送先
の登録」,「転送回線条件の登録」,「転送操作レベル
の登録」のいずれでもない場合(ステップA2〜A4で
いずれもNOと判定された場合)は、このような設定処
理は行なわれない。また、受信した保守コマンドのフォ
ーマットが正しくない場合は、コマンド異常の旨が保守
コンソール15に通知される(ステップA1のNOルー
トからステップA8)。
【0123】次に、このようなテーブル設定処理が終了
したのちのシステム運用時に、例えば図14に示すよう
に、交換機11(呼制御装置11b)から或る電話機1
2−iの或る回線番号に着信があったとする(ステップ
B1)。すると、その電話機12−iでは、呼出し音を
鳴動するとともに、着信中の回線番号に対応する表示ラ
ンプ124−iを点滅させたり、その着信の発信元の情
報(発信者電話番号など)を表示部123に表示したり
して、着信の旨をユーザに通知する。
【0124】なお、このとき呼制御装置11bの端末呼
出制御部31では、図31に示すように、各電話端末1
2−iの回線番号の中でその回線状態が呼出し中に遷
移、あるいは呼出し中から他の状態に遷移(転送成功,
ユーザ応答などの事象による)したものがあるかどうか
を判定しており(ステップM1のNOルートからステッ
プM4のNOルート)、上述のように或る回線番号が呼
出し中状態になると(ステップM1でYESと判定され
ると)、その回線番号を扱うことのできる電話端末12
−iの論理番号をキーにして転送回線管理テーブル32
を索引して(ステップM2)、該当領域に呼出し開始時
刻情報CTIME(n)を設定している(ステップM
3)。
【0125】かかる状態で、ユーザが例えば転送サービ
ス釦126を押下して無応答転送操作を行なうと(ステ
ップB2)、その電話機(転送制御端末)12−iから
交換機11(呼制御装置11b)に対して転送開始要求
(マルチライン着信呼転送要求)が発信される(ステッ
プB3)。この転送開始要求は転送制御部27にて受け
付けられ、この時点で、転送開始要求を発信した転送制
御端末12−iの論理番号が識別される。そして、転送
制御部27では、図19に示すように、上記の論理番号
をキーにして記憶装置11cの端末属性管理テーブル3
6を索引(インデックス)して該当領域の登録情報(転
送回線状態:STATUS)を参照し(読み出し)(ス
テップC1)、「通常状態(論理値0)」が登録されて
いるかをチェックする(ステップC2)。
【0126】今、この段階では、上記転送回線状態は初
期状態、つまり「通常状態(論理値0)」となっている
ので、転送制御部27は、さらに転送制御端末12−i
から転送開始要求を受信したかどうかをチェックするが
(ステップC2のYESルートからステップC10)、
上述のごとく転送開始要求が受け付けられているので、
転送制御部27は、転送開始制御部21を起動する(ス
テップC10のYESルートからステップC11)。
【0127】すると、転送開始制御部21は、図20に
示すように、転送制御端末12−iの論理番号をキーに
して記憶装置11cの端末属性管理テーブル36を索引
し(読み出し:ステップD1)、転送制御端末12−i
に該当する領域の転送回線状態(STATUS)を「通
常状態(論理値0)」から「回線番号要求待機状態(論
理値1)」に変更する(ステップD2)。
【0128】さらに、転送開始制御部21は、転送監視
制御部28の回線番号要求待機タイマ28aを設定(起
動)するとともに(ステップD3)、転送通知制御部2
5への入力情報に「回線番号入力」を設定して転送通知
制御部25を起動する(ステップD4)。すると、転送
通知制御部25は、図24に示すように、入力情報が
「回線番号入力」,「転送先番号入力」,「転送成
功」,「転送失敗」のいずれであるかを判定するが(ス
テップH1〜H4)、今、上述のように入力情報が「回
線番号入力」であるので(ステップH1でYESと判定
されるので)、回線番号の入力を促すための回線番号入
力要求通知を転送制御端末12−iに出力する〔ステッ
プH5(図14のステップB4)〕。
【0129】なお、このとき転送監視制御部28では、
図25に示すように、タイマ28a〜28cのいずれか
が起動されているかどうかを判定しているが(ステップ
J1)、上述のように転送開始制御部21によってタイ
マ28aが起動されたので(ステップJ1でYESと判
定されるので)、そのタイマ28aがタイムアウト(満
了)するかどうかを引続き監視する(ステップJ2)。
また、タイマ28a〜28cがいずれも起動されていな
い場合、この転送監視制御部28は特に処理は行なわな
い(ステップJ1のNOルート)。
【0130】一方、上記の回線番号入力要求通知を受け
た転送制御端末12−iでは、例えば表示部123に
「回線番号を選択(入力)して下さい」などのメッセー
ジが表示される。そして、図14に示すように、このメ
ッセージを受けて転送制御者が回線番号釦124−iの
いずれかを押下して回線番号を選択すると(ステップB
5)、その回線番号が転送回線番号情報として交換機1
1(呼制御装置11b)に入力される(ステップB
6)。
【0131】そして、この転送回線番号情報は転送制御
部27で受け付けられ、転送制御部27は、この場合
も、図19に示すように、転送制御端末12−iの論理
番号をキーにして端末属性管理テーブル36を索引して
(ステップC1)、該当する領域のSTATUSが「通
常状態(論理値0)」となっているかを判定する(ステ
ップC2)。
【0132】ところが、この段階では、上述のようにS
TATUSが「回線番号要求待機状態(論理値1)」に
変更されているので、転送制御部27は、受信した情報
が転送開始要求,転送回線番号情報,転送先電話番号情
報,転送失敗迂回要求,転送監視制御部からの起動要求
のいずれであるかを判定する(ステップC2のNOルー
トからステップC3〜C7)。
【0133】今、受信した情報は回線番号情報であるの
で(ステップC4でYESと判定されるので)、転送制
御部27は、転送回線制御部22を起動する(転送回線
番号情報を転送回線制御部22に渡す:ステップC1
3)。すると、転送回線制御部22は、図21に示すよ
うに、まず、上記のタイマ28aを解除し(ステップE
1)、転送制御端末12−iの論理番号をキーにして転
送制御管理テーブル37(図11参照)を索引して(ス
テップE2)、該当領域(箇所)に転送制御部27から
受け取った転送回線番号情報を設定して回線番号データ
を作成する(ステップE3)。
【0134】つまり、この転送回線制御部27は、転送
制御端末12−iの回線番号毎に、転送回線番号を決定
するためのデータを動的に作成しており、且つ、この場
合は、その回線番号データが転送制御端末12−iから
入力される回線番号情報に基づいて転送制御者主導で作
成されるようになっている。なお、このとき転送監視制
御部28では、上述のようにタイマ28aがタイムアウ
トする前に解除されたので特に処理は行なわない(図2
5のステップJ2のNOルート)。
【0135】そして、転送回線制御部22は、さらに、
転送制御端末12−iの論理番号をキーにして端末属性
管理テーブル36を索引して(ステップE4)、該当領
域のSTATUSが「回線番号要求待機状態」であるか
どうかをチェックする(ステップE5)。今、上述のよ
うに該当領域のSTATUSは「回線番号要求待機状
態」となっている(図20のステップD2参照)ので、
転送回線制御部22は、次に上記の論理番号をキーにし
て転送回線管理テーブル32を索引し(ステップE
6)、上記の転送回線番号に対応する呼出開始時刻情報
CTIME(n)(図6参照)が論理値(FF.FF.
FF)以外の値になっているか(つまり、呼出し中状態
になっているか)どうかをチェックする(ステップE
7)。
【0136】この結果、転送制御端末12−iから入力
された転送回線番号情報に対応する転送制御端末12−
iの回線番号が呼出し中になっていれば(ステップE7
でYESと判定されれば)、転送回線制御部22は、端
末属性管理テーブル36の上記該当領域のSTATUS
を「回線番号要求待機状態」から「転送先番号要求待機
状態(論理値2)」に変更するとともに(ステップE
8)、転送監視制御部28の転送先番号要求待機タイマ
28bを起動する(ステップE9)。
【0137】そして、転送回線制御部22は、転送通知
制御部25への入力情報に「転送先番号入力」を設定し
て転送通知制御部25を起動する(ステップE10)。
転送通知制御部25では、図24に示すように、入力情
報が「転送先番号入力」であるので(ステップH2でY
ESと判定されるので)、転送先電話番号の入力を促す
ための転送先入力要求通知を転送制御端末12−iに出
力する〔ステップH6(図14のステップB7)〕。
【0138】なお、このとき転送監視制御部28では、
図25に示すように、上述のように転送開始制御部21
によってタイマ28bが起動されたので(ステップJ1
でYESと判定されるので)、そのタイマ28bがタイ
ムアウト(満了)するかどうかを引続き監視する(ステ
ップJ2)。一方、上記の転送先入力要求通知を受けた
転送制御端末12−iでは、表示部123に「転送先の
電話番号を入力して下さい」などのメッセージが表示さ
れる。そして、図14に示すように、このメッセージを
受けて転送制御者がダイヤルキー122(図3参照)に
より転送先の電話番号をダイヤルすると(ステップB
8)、そのダイヤル番号が転送先電話番号情報として交
換機11(呼制御装置11b)に入力される(ステップ
B7)。
【0139】そして、この転送先電話番号情報は転送制
御部27で受け付けられ、転送制御部27は、この場合
も、図19に示すように、転送制御端末12−iの論理
番号をキーにして端末属性管理テーブル36を索引して
(ステップC1)、該当する領域のSTATUSが「通
常状態(論理値0)」となっているかを判定する(ステ
ップC2)。
【0140】ところが、この段階では、上述のようにS
TATUSが「転送先番号要求待機状態(論理値2)」
に変更されているので、転送制御部27は、受信した情
報が転送開始要求,転送回線番号情報,転送先電話番号
情報,転送失敗迂回要求,転送監視制御部からの起動要
求のいずれであるかを判定する(ステップC2のNOル
ートからステップC3〜C7)。
【0141】今、受信した情報は転送先電話番号情報で
あるので(ステップC5でYESと判定されるので)、
転送制御部27は、転送先制御部23を起動する(転送
先電話番号情報を転送先制御部23に渡す:ステップC
14)。すると、転送先制御部23は、図22に示すよ
うに、まず、上記のタイマ28bを解除し(ステップF
1)、転送制御端末12−iの論理番号をキーにして転
送制御管理テーブル37(図11参照)を索引して(ス
テップF2)、該当領域(箇所)に転送制御部27から
受け取った転送先電話番号情報を設定して転送先データ
を作成する(ステップF3)。
【0142】つまり、この転送先制御部23は、転送制
御端末12−iの回線番号毎に、その着信呼の転送先を
決定するためのデータを動的に作成しており、且つ、こ
の場合は、その転送先データが転送制御端末12−iか
ら入力される転送先電話番号情報に基づいて転送制御者
主導で作成されるようになっている。なお、このとき転
送監視制御部28では、上述のようにタイマ28bがタ
イムアウトする前に解除されたので特に処理は行なわな
い(図25のステップJ2のNOルート)。
【0143】そして、転送先制御部23は、さらに上記
の論理番号をキーにして端末属性管理テーブル36を索
引して(ステップF4)、該当領域のSTATUSが
「転送先番号要求待機状態(論理値2)」になっている
かをチェックする(ステップF5)。今、上述のように
この該当領域のSTATUSは「転送先番号要求待機状
態」になっているので(ステップF5でYESと判定さ
れるので)、転送先制御部23は、さらに、入力された
転送先電話番号情報が正しいか(例えば、桁数が合って
いるかその電話番号が存在するかなど)をチェックする
(ステップF6)。
【0144】この結果、入力された転送先電話番号情報
が正しければ(ステップF6でYESと判定されれ
ば)、転送先制御部23は、その転送先電話番号の電話
機12−iに接続可能であるか(話し中でないかなど)
をチェックし(ステップF7)、接続可能であれば(ス
テップF7でYESと判定されれば)、端末属性管理テ
ーブル36の上記該当領域のSTATUSを「転送先番
号要求待機状態(論理値2)」から「通常状態(論理値
0)」に変更する(ステップF8)。
【0145】そして、転送先制御部23は、転送制御端
末12−iの論理番号をキーにして転送制御管理テーブ
ル37を索引して転送制御端末12−iに該当する領域
の登録情報(転送実施回線番号,転送実施転送先ダイヤ
ル番号)を読み出し(ステップF9,F10)、その情
報を転送規制制御部24に与えて転送規制制御部24を
起動する(ステップF10)。
【0146】すると、転送規制制御部24は、図23に
示すように、まず、記憶装置11cの転送レベル使用条
件テーブル38の登録情報(フラグ38a〜38c:図
12参照)を参照してフラグ38aのON/OFFを判
定することにより、被転送者のレベルと転送制御者12
−iのレベルの高低チェックを行なうかどうかを判定す
る(ステップG3)。
【0147】この結果、フラグ38aがON状態であれ
ば(ステップG3でYESと判定されれば)、転送規制
制御部24は、被転送者が使用している電話端末(発信
端末)の論理番号と転送制御端末12−iの論理番号と
をそれぞれキーにして転送レベル登録テーブル35を索
引することによって被転送者のレベルと転送制御端末1
2−iのレベルとを抽出し、被転送者のレベルよりも転
送制御者12−iのレベルの方が高いかどうかを比較す
る(ステップG4)。
【0148】なお、発信端末が例えばISDN対応のも
ので、その発信端末から発信者番号が通知されてくるよ
うな場合は、転送規制制御部24は、その発信者番号を
キーにして転送レベル登録テーブル35を索引して被転
送者のレベルを抽出する。そして、被転送者のレベルが
転送制御者12−iのレベル以上であれば(ステップG
4でNOと判定されれば)、「制御不可」である旨を制
御結果として転送開始制御部21に出力する(ステップ
G10)。
【0149】一方、被転送者のレベルよりも転送制御者
12−iのレベルの方が高い場合(ステップG4でYE
Sと判定された場合)、あるいは、テーブル38のフラ
グ38aがOFF状態の場合(ステップG3でNOと判
定された場合)、転送規制制御部24は、さらに、テー
ブル38のフラグ38bのON/OFFを判定して転送
制御者12−iのレベルと転送先のレベルの高低チェッ
クを行なうかどうかを判定する(ステップG5)。
【0150】この結果、フラグ38bがON状態であれ
ば(ステップG5でYESと判定されれば)、転送規制
制御部24は、転送制御端末12−iの論理番号と転送
先の論理番号(転送先制御部23から与えられた転送実
施転送先ダイヤル番号により一意に決まる)とをキーに
して転送レベル登録テーブル35を索引することによっ
て転送制御者12−iのレベルと転送先のレベルとを抽
出し、転送先のレベルよりも転送制御者12−iのレベ
ルの方が高いかどうかを比較する(ステップG6)。
【0151】この結果、転送先のレベルが転送制御者1
2−iのレベル以上であれば(ステップG6でNOと判
定されれば)、転送規制制御部24は、この場合も「制
御不可」である旨を制御結果として転送開始制御部21
に出力する(ステップG10)。一方、転送先のレベル
よりも転送制御者12−iのレベルの方が高い場合(ス
テップG6でYESと判定された場合)、あるいは、テ
ーブル38のフラグ38bがOFF状態の場合(ステッ
プG5でNOと判定された場合)、転送規制制御部24
は、さらに、テーブル38のフラグ38cのON/OF
Fを判定して被転送者のレベルと転送先のレベルの高低
チェックを行なうかどうかを判定する(ステップG
7)。
【0152】この結果、フラグ38cがON状態であれ
ば(ステップG7でYESと判定されれば)、転送規制
制御部24は、被転送者(発信端末)の論理番号と転送
先の論理番号とをキーにして転送レベル登録テーブル3
5を索引することによって被転送者のレベルと転送先の
レベルとを抽出し、転送先のレベルよりも被転送者のレ
ベルの方が高いかどうかを比較する(ステップG8)。
【0153】ここで、転送先のレベルが被転送者のレベ
ル以上であれば(ステップG8でNOと判定されれ
ば)、転送規制制御部24は、この場合も「転送制御不
可」である旨を制御結果として転送開始制御部21に出
力するが(ステップG10)、転送先のレベルよりも被
転送者のレベルの方が高い場合(ステップG8でYES
と判定された場合)、あるいは、テーブル38のフラグ
38cがOFF状態の場合(ステップG7でNOと判定
された場合)は、「転送制御可能(許可)」である旨を
制御結果として転送開始制御部21に出力する(ステッ
プG9)。
【0154】つまり、この転送規制制御部24は、転送
操作レベルの所定の比較条件(高低条件)を満たす場合
にのみ転送制御を実施するとともに、この比較条件をテ
ーブル38のフラグ38a〜38cのON/OFFによ
り適宜変更できるようになっているのである。これによ
り、転送規制制御部24は、転送制御者12−iと被転
送者(発信者)との関係で転送制御の実施/不実施を規
定したり、転送制御者12−iと転送先との関係で転送
制御の実施/不実施を規定したり、被転送者と転送先と
の関係で転送制御の実施/不実施を規定したりすること
ができるようになる。
【0155】従って、例えば、受付担当窓口に設置され
ている電話機(転送制御端末)12−iに対応するフラ
グ38aをONに設定しておけば、この転送制御端末1
2−iに転送制御端末12−iのレベルよりも高いレベ
ルを割り付けられている重要な顧客からの着信があった
場合、転送制御端末12−iでは、この着信呼を他の電
話機12−iに転送することができないので、誤ってこ
の着信呼を転送してしまうようなことがなく、確実に受
付担当者がその顧客に応対することができる。
【0156】また、フラグ38bをONに設定しておけ
ば、例えば、転送制御端末12−iから会議中の上司の
電話機12−iなど着信呼を転送すべきない電話機12
−iに着信呼が誤って転送されてしまうようなことを防
止することが可能になる。さらに、フラグ38cをON
に設定しておけば、例えば、応対したくない相手からの
着信呼が自己の電話機12−iに転送されてくるといっ
たことを防止することが可能になる。
【0157】次に、転送先制御部23は、図22に示す
ように、上述のごとく転送規制規制制御部24での判定
結果(「転送制御可能」,「転送制御不可」)に基づい
て、転送制御端末12−iが転送制御可能な端末である
か否かを判定し(ステップF11)、転送制御可能であ
れば(ステップF11でYESと判定されれば)、転送
制御管理テーブル37に登録された転送実施回線番号の
呼出し先電話番号を転送実施転送先ダイヤル番号に変更
して、転送先への呼出し通話路を設定する(ステップF
12)。
【0158】具体的に、このとき転送先制御部23は、
テーブル36の情報のうち転送実施回線番号を用いて前
述のテーブル(ETCM)402(図36参照),テー
ブル(TCM)403(図37参照)を索引することに
より、転送すべき呼を管理している呼管理情報404
(図38参照)を認識して、転送すべき呼に関する情報
(被転送者が誰であるかなど)を得ており、この情報に
基づいて、転送制御を行なうことにより、転送制御端末
12−iの呼出し音を停止させるとともに、転送先の電
話端末12−iの呼出し音を鳴動し、その電話端末12
−iの表示部123に着信呼の転送の旨を表示させる
(図14のステップB10)。
【0159】そして、転送先制御部23は、転送制御端
末12−iの論理番号をキーにして転送制御管理テーブ
ル37を索引して該当領域の登録情報をクリアするとと
もに(ステップF14)、転送通知制御部25への入力
情報に「転送成功」を設定して転送通知制御部25を起
動する(ステップF14)。転送通知制御部25では、
図24に示すように、入力情報が「転送成功」であるの
で(ステップH3でYESと判定されるので)、「転送
成功」である旨を転送制御端末12−iに通知する〔ス
テップH7(図14のステップB11)〕。
【0160】そして、このとき端末呼出制御部31で
は、上述のごとく着信呼の転送が成功すると、転送制御
端末12−iの上記の回線番号に対する呼出しが停止さ
れその回線番号の状態が呼出し中から他の状態に遷移す
るので(図31のステップM1でNOと判定され、且
つ、ステップM4でYESと判定されるので)、転送制
御端末12−iの論理番号をキーにして転送回線管理テ
ーブル32を索引して(ステップM5)、該当領域の呼
出し開始時刻情報CTIME(n)をクリア(FF.F
F.FFに)する(ステップM6)。
【0161】なお、この端末呼出制御部31での呼出し
開始時刻情報CTIME(n)のクリア処理は、呼出し
中の回線番号の着信呼にユーザが応答するなどの場合に
も実行される。ところで、「転送失敗」の場合は上述の
ステップH7(ステップB11)においてその旨が転送
通知制御部25から転送制御端末12−iに通知される
ことになるが、このように「転送失敗」となるのは、
(a)転送回線番号が正常に決定できない(回線番号デ
ータが作成できない)場合、(b)転送先が正常に決定
できない(転送先データが作成できない)場合、(c)
転送規制がかかった場合がある。以下、これらの状況に
ついて詳述する。
【0162】(a)転送回線番号が正常に決定できない
場合 この状況は転送回線制御部22にて生じうるもので、具
体的には、図21に示すように、回線番号情報が入力さ
れた時点で転送制御端末12−iの該当領域のSTAT
USが「回線番号要求待機状態」となっていない場合
(つまり、入力された回線番号情報が転送操作を行なっ
た同じ転送制御端末12−iからのものではない場合:
ステップE5でNOと判定された場合)や、入力された
回線番号情報に該当する回線番号が呼出し中でない場合
(ステップE7でNOと判定された場合)がある。
【0163】これらの場合、転送回線制御部22は、い
ずれも、転送制御端末12−iの論理番号をキーにして
転送制御管理テーブル37を索引して該当領域の登録情
報を全てクリアするとともに(ステップE11)、上記
の論理番号をキーにして端末属性管理テーブル32を索
引して該当領域のSTATUSを「転送失敗迂回要求待
機状態(論理値3)」に変更する(ステップE12)。
【0164】さらに、転送回線制御部22は、転送監視
制御部28の転送失敗迂回要求待機タイマ28cを起動
するとともに(ステップE13)、転送通知制御部25
への入力情報に「転送失敗」を設定して転送通知制御部
25を起動する(ステップE14)。これにより、転送
通知制御部25では、図24に示すように、入力情報が
「転送失敗」であるので(ステップH4でYESと判定
されるので)、転送制御端末12−iへは「転送失敗」
である旨が通知される〔ステップH8(図14のステッ
プB11)〕。
【0165】(b)転送先が正常に決定できない場合 この状況は転送先制御部23にて生じうるもので、具体
的には、図22に示すように、転送先電話番号情報が入
力された時点で転送制御端末12−iの該当領域のST
ATUSが「転送先番号要求待機状態」となっていない
場合(つまり、入力された転送先電話番号情報が転送操
作を行なった同じ転送制御端末12−iからのものでは
ない場合:ステップF5でNOと判定された場合)や、
入力された転送先電話番号が正しくない場合(ステップ
F6でNOと判定された場合)、あるいは転送先が話し
中などで接続不可能である場合(ステップF7でNOと
判定された場合)がある。
【0166】これらの場合、転送先制御部23は、いず
れも、転送回線制御部22と同様に、転送制御端末12
−iの論理番号をキーにして転送制御管理テーブル37
を索引して該当領域の登録情報を全てクリアするととも
に(ステップF15)、上記の論理番号をキーにして端
末属性管理テーブル32を索引して該当領域のSTAT
USを「転送失敗迂回要求待機状態(論理値3)」に変
更する(ステップF16)。
【0167】そして、転送先制御部23は、これも転送
回線制御部22と同様に、転送監視制御部28の転送失
敗迂回要求待機タイマ28cを起動するとともに(ステ
ップF17)、転送通知制御部25への入力情報に「転
送失敗」を設定して転送通知制御部25を起動して(ス
テップF18)、転送通知制御部25から転送制御端末
12−iへ「転送失敗」である旨を通知する。
【0168】(c)転送規制がかかった場合 この状況は転送先制御部23が転送規制制御部24を起
動することにより生じうるもので、具体的には、転送規
制制御部24を起動した結果、転送制御端末12−iが
「転送制御不可」の端末である場合(図22のステップ
F11でNOと判定された場合)である。なお、この場
合、転送先制御部23は、図22に示すように、上記項
目(b)と同様の処理(ステップF15〜F18)を行
なって「転送失敗」の旨を転送通知制御部25から転送
制御端末12−iへ通知する。
【0169】ところで、本実施形態の着信呼転送制御装
置3では、上記項目(a)〜(c)に上述したように
「転送失敗」の旨を転送制御端末12−iへ通知した後
に、その転送制御端末12−iから再転送制御(転送失
敗迂回制御)を要求する転送失敗迂回制御要求が所定時
間内(具体的には、上記の転送監視制御部28のタイマ
28cがタイムアウトする前)に受信されると、「転送
失敗」となった着信呼の再転送制御を行なうことが可能
になっている。
【0170】例えば、図14に示すように、「転送失
敗」の旨の通知を受けた転送制御者が、転送制御端末1
2−iのダイヤルキー122により所定の番号をダイヤ
ルする、あるいは、転送失敗迂回制御実行用の専用機能
キーを押下するなどの所定の操作を行なうと(ステップ
B12)、転送失敗迂回制御要求が交換機11(呼制御
装置11b)へ発信される(ステップB13)。
【0171】この転送失敗迂回制御要求は呼制御装置1
1bの転送制御部27に受け付けられ、転送制御部27
は、この場合も、図19に示すように、転送制御端末1
2−iの論理番号をキーにして端末属性管理テーブル3
6を索引して(ステップC1)、該当する領域のSTA
TUSが「通常状態(論理値0)」となっているかを判
定する(ステップC2)。
【0172】ところが、この段階では、上述のようにS
TATUSが「転送失敗迂回要求待機状態(論理値
3)」となっているので、転送制御部27は、受信した
情報が転送開始要求,転送回線番号情報,転送先電話番
号情報,転送失敗迂回要求,転送監視制御部からの起動
要求のいずれであるかを判定する(ステップC2のNO
ルートからステップC3〜C7)。
【0173】今、受信した情報は転送失敗迂回制御要求
であるので(ステップC6でYESと判定されるの
で)、転送制御部27は、転送失敗迂回制御部30を起
動する(ステップC15)。すると、転送失敗迂回制御
部30は、図29に示すように、まず、「転送失敗」通
知時に起動した転送監視制御部28のタイマ28cを解
除し(ステップL1)、転送制御端末12−iの論理番
号をキーにして端末属性管理テーブル36を索引して
(ステップL2)、該当領域のSTATUSが「転送失
敗迂回要求待機状態(論理値3)」となっているかどう
かをチェックする(ステップL3)。
【0174】今、上記STATUSは上述のごとく「転
送失敗迂回要求待機状態(論理値3)」となっているの
で(ステップL3でYESと判定されるので)、転送失
敗迂回制御部30は、さらに上記の論理番号をキーにし
て転送回線条件登録テーブル34と転送回線管理テーブ
ル32とを索引して該当領域の登録情報〔回線選択条件
CONDおよび呼出し開始時刻情報CTIME(n)〕
をそれぞれ読み出し(ステップL4,L5)、これらの
各情報に基づいて転送すべき回線番号情報(例えば、最
も呼出し時間の長い回線番号)を自動的に抽出する(ス
テップL6)。
【0175】そして、転送失敗迂回制御部30は、転送
回線番号情報が正常に抽出できたかどうかをチェックし
(ステップL7)、正常に抽出できていれば(ステップ
L7でYESと判定されれば)、上記論理番号をキーに
して転送制御管理テーブル37を索引し(ステップL
8)、該当領域に抽出した転送回線番号情報を転送実施
回線番号として設定する(回線番号データを作成する:
ステップL9)。
【0176】つまり、この転送失敗迂回制御部30は、
着信呼の転送制御が失敗した場合に、転送制御端末12
−iから転送失敗迂回制御要求を受けると、回線番号デ
ータを再作成して着信呼の再転送制御を行なうようにな
っており、この場合は、転送すべき回線番号の選択条件
を予め電話端末12−i毎に登録しておく転送回線条件
登録テーブル34の選択条件に基づいてこの回線番号デ
ータの再作成を行なうようになっている。
【0177】さらに、転送失敗迂回制御部30は、転送
制御端末12−iの論理番号と転送回線番号の論理番号
とをキーにして転送先登録テーブル33を索引して該当
領域の登録情報(失敗時の転送先ダイアル番号)を読み
出し(ステップL10)、この登録情報を基に転送先を
抽出(決定)する(ステップL11)。そして、転送失
敗迂回制御部30は、転送先が正常に抽出できたかどう
かをチェックし(ステップL12)、正常に抽出できて
いれば(ステップL12でYESと判定されれば)、転
送制御端末12−iの論理番号をキーにして転送制御管
理テーブル37を索引して(ステップL13)、該当領
域に上記の転送先電話番号情報を設定する(転送先デー
タを作成する:ステップL14)。
【0178】つまり、この転送失敗迂回制御部30は、
着信呼の転送制御が失敗した場合に、転送制御端末12
−iから再転送制御要求を受けると、転送先データを再
作成してその転送先データに基づいて着信呼の再転送制
御を行なうようになっており、この場合は、転送失敗時
用の転送先電話番号情報を予め電話端末12−iの回線
番号毎に登録しておく転送先登録テーブル33の転送失
敗時用の転送先電話番号情報に基づいてこの転送先デー
タの再作成を行なうようになっている。
【0179】次に、転送失敗迂回制御部30は、図30
に示すように、転送制御端末12−iの論理番号をキー
にして端末属性管理テーブル37を索引して該当領域の
STATUSを「通常状態(論理値0)」に変更したの
ち(ステップL15)、転送制御管理テーブル37に登
録された転送実施回線番号の呼出し先電話番号を転送実
施転送先ダイヤル番号に変更して、転送先への呼出し通
話路を設定する(ステップL16)。
【0180】その後、転送失敗迂回制御部30は、上記
転送制御管理テーブル37の上記該当領域の登録情報を
全てクリアするとともに(ステップL17)、転送通知
制御部25への入力情報に「転送成功」を設定して転送
通知制御部25を起動することにより、図24のステッ
プH3のYESルートからステップH7により前述した
ように、「転送成功」の旨が転送制御端末12−iに通
知される(ステップL18)。
【0181】なお、上述の実施形態では、「転送失敗」
時に、転送失敗迂回制御要求が転送制御者から入力され
ると、転送失敗迂回制御部30が、転送回線条件登録テ
ーブル34,転送先登録テーブル36に基づいて、自動
的に、回線番号データ,転送先データを作成している
が、この場合の回線番号データ,転送先データは、転送
制御者に、転送回線番号情報,転送先電話番号情報を再
入力してもらって再作成することも可能である。
【0182】例えば、図21のステップE11と図22
のステップF15とにおいて、それぞれ、上述と同様に
転送制御管理テーブル37の転送実施回線番号と転送実
施転送先ダイヤル番号とをクリアしたのち、図21のス
テップE12と図22のステップF16とにおいて、端
末属性管理テーブル36に「転送失敗迂回要求待機状態
(論理値3)」の代わりに「回線番号要求待機状態(論
理値1)」を設定すれば、再度、上述と同様に転送制御
者に転送回線番号入力要求,転送先番号入力要求が出さ
れるので、転送制御者は、転送回線と転送先とをそれぞ
れ再入力することが可能になる。
【0183】また、図21のステップE11と図22の
ステップF15とにおいて、それぞれ、転送制御管理テ
ーブル37の転送実施転送先ダイヤル番号のみをクリア
したのち、図21のステップE12と図22のステップ
F16とにおいて、端末属性管理テーブル36に「転送
失敗迂回要求待機状態(論理値3)」の代わりに「転送
先番号要求待機状態(論理値2)」を設定すれば、再
度、転送制御者に転送先番号の入力要求が出されるの
で、転送制御者は、既に指定した転送回線番号に対する
転送先電話番号情報を再入力することが可能になる。
【0184】ところで、上述のステップL3において端
末属性管理テーブル37の該当領域のSTATUSが
「転送失敗迂回要求待機状態(論理値3)」となってい
ない場合や、ステップL7において転送回線番号情報が
正常に抽出できていない場合、あるいは、ステップL1
2において、転送先が正常に抽出できていない場合、転
送失敗迂回制御部30は、いずれも、転送放棄制御部2
9を起動する(ステップL3,L7,L12のNOルー
トからステップL19)。
【0185】すると、転送放棄制御部29は、図28に
示すように、転送制御端末12−iの論理番号をキーに
して転送制御管理テーブル37を索引して(ステップK
1)、該当領域の登録情報を全てクリアするとともに
(ステップK2)、転送制御端末12−iの論理番号を
キーにして端末属性管理テーブル36を索引して(ステ
ップK3)、該当領域のSTATUSを「通常状態(論
理値0)」に変更したのち(ステップK4)、転送監視
制御部28の各タイマ28a〜28cをそれぞれ解除す
ることにより転送制御を初期化する(ステップK5)。
【0186】なお、「転送失敗」の旨が転送制御端末1
2−iへ通知された後、転送監視制御部28では、図2
5に示すように、ステップJ1のYESルート、ステッ
プJ2のNOルートを通って、設定された転送失敗迂回
要求待機タイマ28cがタイムアウトしたかどうかを判
定しているが、このタイマ28cがタイムアウトする前
に転送失敗迂回制御要求が転送制御部27にて検出され
ずタイマ28cがタイムアウトすると、ステップJ5で
YESと判定されるので、転送監視制御部28によって
上述の転送放棄制御部29が起動され(ステップJ
6)、上記の転送放棄処理(図28のステップK1〜K
5参照)が実行される。
【0187】つまり、この転送失敗迂回制御部30は、
転送制御端末12−iから転送失敗迂回制御要求を所定
時間内に受けなかった場合には、上記の再転送制御を行
なわないようになっている。なお、上述の転送放棄制御
部29は、上述のような一連の転送制御を行なっている
途中に、転送制御端末12−iから再度、転送制御部2
7にて転送中止要求としてのマルチライン着信呼転送要
求が検出された場合にも起動される。すなわち、例え
ば、ユーザが前述のごとく転送サービス釦126を押下
して転送要求を転送制御端末12−iから発信した(図
14のステップB2,B3参照)のち、再度、転送サー
ビス釦126を押下すると、この転送要求は転送制御部
27にて受け付けられる。
【0188】すると、転送制御部27では、端末属性管
理テーブル36の該当領域のSTATUSが「通常状態
(論理値0)」以外の値の状態でこの転送要求を検出す
ることになるので、転送中止要求を検出したものとし
て、図19に示すように、ステップC2のNOルートか
らステップC3のNOルートを通って、転送放棄制御部
29を起動する(ステップC12)。
【0189】これにより、転送放棄制御部29は、図2
8により上述したごとく端末属性管理テーブル36,転
送制御管理テーブル37の各登録情報をそれぞれクリア
するともに転送監視制御部28の各タイマ28a〜28
cをそれぞれ解除して、転送制御を初期化する。つま
り、この転送放棄制御部29は、着信呼の転送先への転
送制御中に転送制御端末12−iから転送中止要求を受
けると、その転送制御を中止するのである。
【0190】以上のように、本実施形態の着信呼転送制
御装置によれば、転送制御端末12−iからの転送要求
が検出されると、その転送制御端末12−iの回線番号
毎に、転送制御管理テーブル36に転送回線番号と転送
先電話番号とを設定することにより回線番号データと転
送先データとを動的に作成し、これらの各データに基づ
いて転送すべき着信呼の回線番号と転送先とを決定して
転送処理を実施するので、転送制御端末12−iのどの
回線番号にどのような状況下で着信があっても、常に転
送すべき着信呼を転送制御端末12−iでは無応答で迅
速に決定した転送先へ転送することができる。
【0191】即ち、本実施形態では、着信中の電話端末
12−iにて無応答転送サービス釦126を押下し転送
する回線番号,転送先を指示すると、これらの情報が転
送制御管理テーブル36に蓄積されて転送制御データが
作成され、転送を実施する際に、このテーブル36の情
報のうち転送実施回線番号を用いて前述のテーブル(E
TCM)402(図36参照),テーブル(TCM)4
03(図37参照)を索引することにより、転送すべき
呼を管理している呼管理情報404(図38参照)を認
識することができるので、転送すべき呼に関する情報
(被転送者が誰であるかなど)を得ることができ、主回
線番号以外の回線番号への着信呼に対しても転送を制御
することができるのである。
【0192】従って、転送制御端末12−iの複数の回
線番号に同時に着信があっても、転送制御者は、各着信
呼に応答することなく各着信呼を迅速に他の電話機12
−iに転送することができ、各着信呼に対する応対の遅
延を最小限に抑えて、電話受付業務などにおけるサービ
ス性を大幅に向上させることができる。また、転送制御
端末12−iの或る回線番号が使用中(通話中)である
ときに他の回線番号へ新たな着信があっても、転送制御
者は、既に応対していた回線番号への着信を保留状態に
したり切断したりすることなく(応対を継続したま
ま)、新たな着信呼を他の電話機12−iへ転送するこ
とができ、この場合も、電話受付業務などにおけるサー
ビス性を大幅に向上させることができる。
【0193】ここで、本実施形態では、転送制御端末1
2−iから入力される回線番号情報/転送先電話番号情
報に基づいて上記の回線番号データ/転送先データ(転
送制御管理テーブル37)を作成するので、転送回線番
号/転送先を決定するためのデータが転送制御者主導で
作成されることになる。従って、常に、転送制御者の要
望を考慮した回線番号データ/転送先データの作成処理
が可能になり、転送制御者の転送希望していない回線番
号/転送先が転送回線番号/転送先として決定されるよ
うなことがなく、本制御装置3の信頼性の向上に大いに
寄与している。また、転送先については、転送制御者に
より、転送制御端末12−iの回線番号毎に任意に変更
することが可能であるので、転送操作時の利便性の向上
にも大いに寄与している。
【0194】さらに、本実施形態では、転送制御者に対
して転送回線番号/転送先電話番号の入力を要求し、そ
の応答として転送回線番号/転送先電話番号を検出して
いるので、回線番号データ/転送先データの作成の際に
必要な回線番号情報/電話番号情報を転送制御者から確
実に得ることができ、回線番号データ/転送先データ作
成処理上の確実性も向上している。
【0195】また、本実施形態では、実際に着信呼の転
送を行なった結果、正常に転送処理が完了したか(転送
成功)または異常があったか(転送失敗)などの転送処
理状況を転送制御者へ通知するので、転送制御者は、常
に転送処理状況を把握してその状況に応じた対処(例え
ば、転送制御失敗時の迂回制御)を施すことができる。
【0196】さらに、本実施形態では、転送制御者から
転送中止要求があると、その時点で転送制御の途中であ
ってもその転送制御を中止するので、転送制御者は、い
つでも簡便に、転送処理を中止することができる。従っ
て、転送制御者の意思に反して不必要な転送処理が行な
われてしまうといったことを極めて効果的に減少させる
ことができる。
【0197】また、本実施形態では、転送処理が失敗し
た場合でも、転送制御者から転送失敗迂回制御要求(再
転送制御要求)を所定時間内に受ければ、回線番号デー
タ/転送先データを再作成して各データに基づいて、着
信呼の再転送制御を実施するので、転送制御者の意思に
反して、転送すべき着信呼が長時間転送されないままに
なるといった状況を極めて効果的に減少させることがで
きる。
【0198】そして、この場合、回線番号データ/転送
先データは、予め転送回線条件登録テーブル34に登録
された選択条件/転送先登録テーブル33に登録された
失敗時用の転送先電話番号情報に基づいて本制御装置3
主導で自動的に再作成されるので、転送回線番号の決定
については電話端末12−iの着信状況に応じて臨機応
変に変更することができ、例えば、最も呼出し中状態が
長く継続している回線番号を転送回線番号として自動的
に選択するなどの設定が可能になり、電話交換システム
における無応答着信呼転送サービスの柔軟性,サービス
性の向上に大いに寄与している。
【0199】また、転送先の決定については、例えば、
上記の失敗時用の転送先電話番号として、受付代表者の
ように常に電話応対可能な人間の電話端末12−iの番
号を設定するなど、その設定により、一旦転送失敗にし
た着信呼でも確実に所望の電話端末12−iで応対して
もらうことが可能になり、さらに電話交換システムにお
ける無応答着信呼転送サービスのサービス性の向上に大
いに寄与する。
【0200】さらに、本実施形態では、転送制御端末1
2−iから転送失敗迂回要求(再転送制御要求)を所定
時間内に受けなかった場合、再転送制御を行なわないの
で、誤って再転送制御が行なわれることが防止される。
従って、転送制御者の意思に反して再転送制御が行なわ
れてしまうといった誤動作を極めて効果的に減少させる
ことができる。
【0201】また、本実施形態では、転送規制制御部2
4が、転送レベル登録テーブル35に予め電話端末12
−i毎に登録された転送操作レベルに応じて着信呼の転
送先への転送制御を規制するので、無条件に着信呼が転
送先へ転送されることを防止できる。従って、例えば、
本来転送先としては不適切な電話端末へ着信呼が転送さ
れてしまったり、転送すべきでない着信呼が転送されて
しまったりするようなことをなくして、転送サービスの
サービス性を大幅に向上させることができる。
【0202】例えば、ここでは、発信者のレベルより転
送制御者のレベルが高い場合、転送先のレベルより転送
制御者のレベルが高い場合、あるいは転送先のレベルよ
り発信者のレベルが高い場合にのみ、着信呼の転送制御
を行なうので、転送すべきでない重要な発信者からの着
信呼が転送されてしまったり、会議中の上司など本来転
送先としては不適切な電話端末へ着信呼が転送されてし
まったりすることをなくすことができるとともに、転送
してほしい重要な発信者からの着信呼を確実に転送先に
転送したりすることが可能になる。
【0203】(B2)転送回線番号情報の入力が無い場
合 次に、以下では、図14のステップB4により前述した
ように転送制御端末12−iへ転送回線番号情報の入力
通知を行なったのち、その転送制御端末12−iから転
送回線番号情報が所定時間内に入力されない場合の動作
について詳述する。
【0204】まず、図15に示すように、交換機11
(呼制御装置11b)から或る電話機12−iの或る回
線番号に着信があったとする(ステップN1)。する
と、その電話機12−iでは、呼出し音を鳴動するとと
もに、着信中の回線番号に対応する表示ランプ124−
iを点滅させたり、その着信の発信元の情報(発信者電
話番号など)を表示部123に表示したりして、着信の
旨をユーザに通知する。
【0205】かかる状態で、ユーザが例えば転送サービ
ス釦126を押下して無応答転送操作を行なうと(ステ
ップN2)、その電話機(転送制御端末)12−iから
交換機11(呼制御装置11b)に対して転送開始要求
(マルチライン着信呼転送要求)が発信される(ステッ
プN3)。この転送開始要求は転送制御部27にて受け
付けられ、図19により前述したように、転送制御部2
7は転送開始制御部21を起動する(ステップC2のY
ESルートからステップC10,ステップC10のYE
SルートからステップC11)。すると、転送開始制御
部21は、図20により前述したように、端末属性管理
テーブル36を索引し該当領域の転送回線状態(STA
TUS)を「回線番号要求待機状態(論理値1)」に変
更したのち、転送監視制御部28の回線番号要求待機タ
イマ28aを設定(起動)するとともに、転送通知制御
部25への入力情報に「回線番号入力」を設定して転送
通知制御部25を起動する(ステップD1〜D4)。
【0206】転送通知制御部25は、図24により前述
したように、回線番号の入力を促すための回線番号入力
要求通知を転送制御端末12−iに出力する〔ステップ
H1のYESルートからステップH5(図15のステッ
プN4)〕。これにより、転送制御端末12−iでは、
例えば表示部123に「回線番号を選択(入力)して下
さい」などのメッセージが表示される。
【0207】かかる状態で、ユーザが何らかの理由によ
り所定時間内に回線番号釦124−iを押下しなかった
場合、呼制御装置11bでは、転送監視制御部28にお
いて回線番号要求待機タイマ28aがタイムアウトする
(図15のステップN5)。すると、転送監視制御部2
8は、図25に示すように、タイムアウトしたタイマが
回線番号要求待機タイマ28aであることを判断し(ス
テップJ3のYESルート)、図26に示すように、ま
ず、このタイマ28aを解除する(ステップJ7)。
【0208】そして、転送監視制御部28は、転送制御
端末12−iの論理番号をキーにして転送回線条件登録
テーブル34と転送回線管理テーブル32とを索引して
それぞれ登録情報〔回線選択条件COND(図8参
照),呼出し開始時刻情報CTIME(n)(図6参
照)〕を読み出し(ステップJ8,J9)、読み出した
情報(条件)に基づいて転送回線番号情報を自動的に抽
出(決定)する(ステップJ10)。
【0209】このとき、正常に転送回線番号を抽出でき
れば、転送監視制御部28は、転送制御部27への入力
情報に転送回線番号情報を設定して転送制御部27を起
動する(起動要求を転送制御部27に出力する:ステッ
プJ11のYESルートからステップJ12)。する
と、転送制御部27では、図19に示すように、入力情
報が転送監視制御部28からの起動要求であるので(ス
テップC7でYESと判定されるので)、さらに入力情
報として転送回線番号情報,転送先電話番号情報のいず
れを受けたかどうかをチェックする(ステップC8,C
9)。今、上述のごとく転送監視制御部28にて転送回
線番号情報が設定されているので、転送制御部27は、
転送監視制御部28にて自動的に抽出された転送回線番
号情報を転送回線制御部22に渡して転送回線制御部2
2を起動する(ステップC8のYESルートからステッ
プC16)。
【0210】すると、転送回線制御部22は、転送制御
管理テーブル37(図11参照)の該当領域に転送制御
部27から受け取った転送回線番号情報を設定して回線
番号データを作成したのち、転送監視制御部28の転送
先番号要求待機タイマ28bを起動するとともに、転送
通知制御部25を起動して(図21のステップE1〜E
10参照)、図15に示すように、転送先電話番号の入
力を促すための転送先入力要求通知を転送制御端末12
−iに出力する(ステップN6)。
【0211】つまり、この転送回線制御部22は、転送
制御端末12−iからの回線番号情報の入力が無い場合
(転送監視制御部28のタイマ28aがタイムアウトし
ても回線番号情報が検出されない場合)には、転送回線
条件登録テーブル34の選択条件に基づいて回線番号デ
ータを作成するのである。その後は、上記の項目(B
1)にて前述した処理と同様に、ユーザ(転送制御端末
12−i)から転送先電話番号が所定時間内(上記のタ
イマ28bがタイムアウトする前)に正常に入力される
と(ステップN7,N8)、転送先制御部23によって
呼出し通話路の設定などが行なわれて、転送先の電話端
末12−iに着信呼転送の旨が通知されるとともに(ス
テップN9)、転送制御端末12−iに「転送成功」の
旨が通知される(ステップN10)。
【0212】なお、この場合も、ユーザ(転送制御者)
は、転送制御端末12−iに「転送失敗」が通知された
場合は、所定時間内(転送失敗迂回要求待機タイマ28
cがタイムアウトする前)に転送失敗迂回制御操作を行
なって(ステップN11)、転送失敗迂回制御要求を交
換機11に発信することにより(ステップN12)、呼
制御装置11bに転送失敗迂回制御(図29,図30の
ステップL1〜L19参照)を実行させることができ
る。
【0213】このように、本実施形態の着信呼転送制御
装置3によれば、回線番号情報の入力がユーザから無く
ても、予め転送回線条件登録テーブル34に電話端末毎
に登録された選択条件に従って転送回線番号を決定する
ためのデータを本制御装置3側主導で自動的に作成する
ので、ユーザから回線番号情報の入力が無いために回線
番号データが作成できず着信呼の転送が不可能になると
いった状態を回避して、常に正常に、回線番号データの
作成処理を継続することができる。
【0214】従って、ユーザは、どの着信呼(回線番
号)を転送するかを直ぐに判断できない場合やその指定
が面倒な場合など、状況に応じて転送回線番号の決定を
本制御装置3にまかせることが可能になり、転送操作時
の柔軟性に大いに寄与する。また、ここでは、転送制御
端末12−iに対して回線番号情報の入力を要求した
後、所定時間内に回線番号情報が検出されないと上記の
選択条件に基づいて回線番号データを作成しているの
で、回線番号入力要求後、所定時間以上、回線番号デー
タの作成処理が停滞してしまうことを確実に回避するこ
とができ、常に、迅速に回線番号データの作成処理(転
送回線決定処理)を実行することができる。
【0215】なお、図26のステップJ11において転
送監視制御部28が正常に転送回線番号を抽出できなか
った場合(ステップJ11でNOと判定された場合)、
転送監視制御部28は、転送制御管理テーブル37の該
当領域を全てクリアし(ステップJ13)、端末属性管
理テーブル32の該当領域を「転送失敗迂回要求待機状
態(論理値3)」に変更したのち(ステップJ14)、
転送監視制御部28の転送失敗迂回要求待機タイマ28
cを起動し(ステップJ15)、転送通知制御部25へ
の入力情報に「転送失敗」を設定して転送通知制御部2
5を起動して(ステップJ16)、転送通知制御部25
から転送制御端末12−iへ「転送失敗」である旨を通
知させる。
【0216】(B3)転送先電話番号情報の入力が無い
場合 次に、以下では、図14のステップB7により前述した
ように転送制御端末12−iへ転送先電話番号情報の入
力通知を行なったのち、その転送制御端末12−iから
転送先電話番号情報が所定時間内に入力されない場合の
動作について詳述する。
【0217】まず、図16に示すように、交換機11
(呼制御装置11b)から或る電話機12−iの或る回
線番号に着信があったとする(ステップP1)。する
と、その電話機12−iでは、呼出し音を鳴動するとと
もに、着信中の回線番号に対応する表示ランプ124−
iを点滅させたり、その着信の発信元の情報(発信者電
話番号など)を表示部123に表示したりして、着信の
旨をユーザに通知する。
【0218】かかる状態で、ユーザが例えば転送サービ
ス釦126を押下して無応答転送操作を行なうと(ステ
ップP2)、その電話機(転送制御端末)12−iから
交換機11(呼制御装置11b)に対して転送開始要求
(マルチライン着信呼転送要求)が発信される(ステッ
プP3)。この転送開始要求は転送制御部27にて受け
付けられ、転送制御部27は転送開始制御部21を起動
する(図19のステップC2のYESルートからステッ
プC10,ステップC10のYESルートからステップ
C11参照)。転送開始制御部21は、端末属性管理テ
ーブル36を索引し該当領域の転送回線状態(STAT
US)を「回線番号要求待機状態(論理値1)」に変更
したのち、転送監視制御部28の回線番号要求待機タイ
マ28aを設定(起動)するとともに、転送通知制御部
25への入力情報に転送回線番号情報を設定して転送通
知制御部25を起動する(図20のステップD1〜D4
参照)。
【0219】すると、転送通知制御部25は、図24に
より前述したように、回線番号の入力を促すための回線
番号入力要求通知を転送制御端末12−iに出力する
(図24のステップH1のYESルートからステップH
5参照,図16のステップP4)。これにより、転送制
御端末12−iでは、例えば表示部123に「回線番号
を選択(入力)して下さい」などのメッセージが表示さ
れる。
【0220】そして、図16に示すように、このメッセ
ージを受けて転送制御者が回線番号釦124−iのいず
れかを押下して回線番号を選択すると(ステップP
5)、その回線番号が転送回線番号情報として交換機1
1(呼制御装置11b)に入力される(ステップP
6)。そして、この転送回線番号情報は転送制御部27
で受け付けられ、転送制御部27は、この場合も、転送
回線制御部22を起動して、タイマ28aの解除,回線
番号データ(転送制御管理テーブル37:図11参照)
の作成,転送先番号要求待機タイマ28bの起動,転送
通知制御部25の起動などの処理を行なって、転送先入
力要求通知を転送制御端末12−iに出力する(図21
のステップE1〜E10,図24のステップH6参照:
ステップP7)。
【0221】これにより、転送制御端末12−iでは、
例えば表示部123に「転送先の電話番号を入力して下
さい」などのメッセージが表示される。かかる状態で、
ユーザが何らかの理由により所定時間内に転送先電番を
ダイヤルしなかった場合、呼制御装置11bでは、転送
監視制御部28において転送先番号要求タイマ28bが
タイムアウトする(図16のステップP8)。
【0222】すると、転送監視制御部28は、図25に
示すように、タイムアウトしたタイマが転送先番号要求
待機タイマ28bであることを判断し(ステップJ4の
YESルート)、図27に示すように、まず、このタイ
マ28bを解除する(ステップJ17)。そして、転送
監視制御部28は、転送制御端末12−iの論理番号を
キーにしして転送先登録テーブル33を索引して該当領
域の登録情報(転送先電話番号情報)を読み出し(ステ
ップJ18)、その情報に基づいて転送先を決定し転送
先を抽出する(ステップJ19)。このとき、転送先が
正常に抽出されていれば、転送監視制御部28は、転送
制御部27への入力情報に転送先電話番号情報を設定し
て転送制御部27を起動する(起動要求を転送制御部2
7に出力する:ステップJ20のYESルートからステ
ップJ21)。
【0223】すると、転送制御部27では、図19に示
すように、入力情報が転送監視制御部28からの起動要
求であるので(ステップC7でYESと判定されるの
で)、さらに入力情報として転送回線番号情報,転送先
電話番号情報のいずれを受けたかどうかをチェックする
(ステップC8,C9)。今、上述のごとく転送監視制
御部28にて転送先電話番号情報が設定されているの
で、転送制御部27は、転送監視制御部28にて自動的
に抽出された転送先電話番号情報を転送先制御部23に
渡して転送先制御部23を起動する(ステップC9のY
ESルートからステップC17)。
【0224】すると、転送先制御部23は、転送先番号
要求待機タイマ28bの解除,回線番号データ(転送制
御管理テーブル37:図11参照)の作成,転送規制制
御部24の起動,転送通知制御部25の起動を行ない
(図22のステップF1〜F14参照)、図16に示す
ように、転送通知制御部25に、転送先の電話端末12
−iへ着信呼転送の旨を通知させるとともに(ステップ
P9)、転送制御端末12−iに「転送成功」の旨を通
知させる(ステップP10)。
【0225】つまり、この転送先制御部23は、転送制
御端末12−iからの回線番号情報の入力が無い場合
(転送監視制御部28のタイマ28bがタイムアウトし
ても転送先電話番号情報が検出されない場合)には、予
め転送先登録テーブル33に登録されている転送先に基
づいて転送先データを作成するのである。なお、この場
合も、ユーザ(転送制御者)は、転送制御端末12−i
に「転送失敗」が通知された場合は、所定時間内(転送
失敗迂回要求待機タイマ28cがタイムアウトする前)
に転送失敗迂回制御要求を交換機11に発信することに
より(ステップP11)、呼制御装置11bに転送失敗
迂回制御(図29,図30のステップL1〜L19参
照)を実行させることができる。
【0226】このように、上述の着信呼転送制御装置3
によれば、ユーザから転送先電話番号情報の入力が無く
ても、予め転送先登録テーブル33に登録された転送先
情報に基づいて転送すべき着信呼の転送先を決定するた
めのデータを本制御装置3主導で自動的に作成するの
で、転送先電話番号情報の入力が無いために転送先デー
タを作成できず着信呼の転送が不可能になるといった状
態を回避して、常に正常に、転送先データの作成処理を
実行することができる。
【0227】従って、ユーザは、例えば、着信呼をどこ
に転送するかを直ぐに判断できない場合や転送先の指定
が面倒な場合など、状況に応じて転送先の決定を本制御
装置3にまかせることが可能になり、転送操作時の柔軟
性に大いに寄与している。また、ここでは、転送先電話
番号の入力を要求した後、所定時間内(タイマ28bが
タイムアウトする前)に転送先電話番号情報が検出され
ないと、転送先登録テーブル33の転送先情報に基づい
て転送先データを作成しているので、転送先電話番号入
力要求後、所定時間以上、転送先データの作成処理が停
滞してしまうこと確実に回避することができ、常に、迅
速に転送先データの作成処理(転送先決定処理)を実行
することができる。
【0228】なお、図27のステップJ20において転
送監視制御部28が正常に転送先番号を抽出できなかっ
た場合(ステップJ20でNOと判定された場合)、転
送監視制御部28は、転送制御管理テーブル37の該当
領域を全てクリアし(ステップJ22)、端末属性管理
テーブル32の該当領域を「転送失敗迂回要求待機状態
(論理値3)」に変更したのち(ステップJ23)、転
送監視制御部28の転送失敗迂回要求待機タイマ28c
を起動し(ステップJ24)、転送通知制御部25への
入力情報に「転送失敗」を設定して転送通知制御部25
を起動して(ステップJ25)、転送通知制御部25か
ら転送制御端末12−iに「転送失敗」である旨を通知
させる。
【0229】(B4)転送回線番号情報および転送先電
話番号情報の入力が無い場合 次に、以下では、図14のステップB4により前述した
ように転送制御端末12−iへ転送回線番号情報の入力
通知を行なったのち、その転送制御端末12−iから転
送回線番号情報が所定時間内に入力されず、且つ、図1
4のステップB7により前述したように転送制御端末1
2−iへ転送先電話番号情報の入力通知を行なったの
ち、その転送制御端末12−iから転送先電話番号情報
も所定時間内に入力されない場合の動作について詳述す
る。
【0230】まず、図17に示すように、交換機11
(呼制御装置11b)から或る電話機12−iの或る回
線番号に着信があったとする(ステップQ1)。する
と、その電話機12−iでは、呼出し音を鳴動するとと
もに、着信中の回線番号に対応する表示ランプ124−
iを点滅させたり、その着信の発信元の情報(発信者電
話番号など)を表示部123に表示したりして、着信の
旨をユーザに通知する。
【0231】かかる状態で、ユーザが例えば転送サービ
ス釦126を押下して無応答転送操作を行なうと(ステ
ップQ2)、その電話機(転送制御端末)12−iから
交換機11(呼制御装置11b)に対して転送開始要求
(マルチライン着信呼転送要求)が発信される(ステッ
プQ3)。この転送開始要求は転送制御部27にて受け
付けられ、転送制御部27は転送開始制御部21を起動
する(図19のステップC2のYESルートからステッ
プC10,ステップC10のYESルートからステップ
C11)。すると、転送開始制御部21は、端末属性管
理テーブル36のSTATUSの変更,タイマ28aの
起動,転送通知制御部25の起動などを行ない(図20
のステップD1〜D4参照)、転送通知制御部25から
回線番号入力要求通知を転送制御端末12−iに出力さ
せる〔図24のステップH1のYESルートからステッ
プH5参照:ステップQ4)〕。
【0232】これにより、転送制御端末12−iでは、
例えば表示部123に「回線番号を選択(入力)して下
さい」などのメッセージが表示される。かかる状態で、
ユーザが何らかの理由により所定時間内に回線番号釦1
24−iを押下しなかった場合、呼制御装置11bで
は、転送監視制御部28の回線番号要求待機タイマ28
aがタイムアウトする(ステップQ5)。
【0233】すると、転送監視制御部28は、タイマ2
8aを解除し、転送回線条件登録テーブル34と転送回
線管理テーブル32とを索引してそれぞれ登録情報を読
み出し(ステップJ8,J9)、読み出した情報(条
件)に基づいて転送回線番号情報を自動的に抽出(決
定)したのち、転送制御部27への入力情報にその転送
回線番号情報を設定して転送制御部27を起動する(図
26のステップJ7〜J12参照)。
【0234】そして、転送制御部27は、転送監視制御
部28にて自動的に抽出された転送回線番号情報を転送
回線制御部22に渡して転送回線制御部22を起動し、
転送回線制御部22は、回線番号データ(転送制御管理
テーブル37:図11参照)の作成,転送先番号要求待
機タイマ28bの起動,転送通知制御部25の起動など
を行なうことによって(図21のステップE1〜E10
参照)、図15に示すように、転送先電話番号の入力を
促すための転送先入力要求通知を転送通知制御部25か
ら転送制御端末12−iに出力させる(ステップQ
6)。
【0235】これにより、転送制御端末12−iでは、
例えば表示部123に「転送先の電話番号を入力して下
さい」などのメッセージが表示される。かかる状態で、
ユーザが何らかの理由により所定時間内に転送先電番を
ダイヤルしなかった場合、呼制御装置11bでは、転送
監視制御部28において転送先番号要求タイマ28bが
タイムアウトする(ステップQ7)。
【0236】すると、転送監視制御部28は、タイマ2
8bの解除,転送先登録テーブル33に基づく転送先の
決定(抽出)などを行なったのち、転送制御部27への
入力情報に転送先電話番号情報を設定して転送制御部2
7を起動する(図27のステップJ17〜J21参
照)。これにより、転送制御部27は、転送監視制御部
28から受けた転送先電話番号情報を転送先制御部23
に渡して転送先制御部23を起動し(図19のステップ
C9のYESルートからステップC17参照)。
【0237】転送先制御部23は、転送先番号要求待機
タイマ28bの解除,回線番号データ(転送制御管理テ
ーブル37:図11参照)の作成,転送規制制御部24
の起動などの各処理を行なったのち、転送通知制御部2
5を起動する(図22のステップF1〜F14参照)。
これにより、転送通知制御部25は、図17に示すよう
に、転送先の電話端末12−iへ着信呼転送の旨を通知
するとともに(ステップQ8)、転送制御端末12−i
に「転送成功」の旨を通知する(ステップQ9)。
【0238】なお、この場合も、ユーザ(転送制御者)
は、転送制御端末12−iに「転送失敗」が通知された
場合は、所定時間内(転送失敗迂回要求待機タイマ28
cがタイムアウトする前)に転送失敗迂回制御要求を交
換機11に発信することにより(ステップP11)、呼
制御装置11bに転送失敗迂回制御(図29,図30の
ステップL1〜L19参照)を実行させることができ
る。
【0239】このように、上述の着信呼転送制御装置3
によれば、ユーザから転送回線情報,転送先電話番号情
報の入力がそれぞれ無くても、予め転送回線条件登録テ
ーブル34の選択条件,転送先登録テーブル33に登録
された転送先情報に基づいて転送すべき着信呼の転送回
線番号,転送先を決定するためのデータをそれぞれ本制
御装置3主導で自動的に作成するので、上記の各情報の
入力が無いために回線番号データ,転送先データを作成
できず着信呼の転送が不可能になるといった状態を回避
して、常に正常に、上記各データ作成処理を実行するこ
とができる。
【0240】つまり、上述の制御装置3は、ユーザから
マルチライン着信呼転送要求を受けさえすれば、転送回
線番号,転送先をそれぞれ自動的に決定して転送制御を
行なうようになっている。従って、ユーザは、例えば、
どの回線番号の着信呼をどこに転送するかを直ぐに判断
できない場合や転送回線番号,転送先の指定が面倒な場
合など、状況に応じて転送回線番号,転送先の決定をそ
れぞれ本制御装置3にまかせることが可能になり、転送
操作時の柔軟性に大いに寄与する。
【0241】以上のように、本実施形態の着信呼転送制
御装置3によれば、電話端末12−iの回線番号毎に、
転送制御データ(回線番号データ,転送先データ)を動
的に作成し、その転送制御データに基づいて転送制御を
行なう(転送すべき着信呼の回線番号,転送先を決定し
て転送処理を実施する)ので、或る電話端末12−iの
複数の回線番号に同時に着信があっても、そのユーザ
は、各着信呼に応答することなく各着信呼を迅速に他の
電話端末12−iに転送することができ、各着信呼に対
する応対の遅延を最小限に抑えて、電話受付業務などに
おけるサービス性が大幅に向上する。
【0242】また、或る回線番号が使用中(通話中)で
あるときに他の回線番号へ新たな着信があっても、ユー
ザは、既に応対していた回線番号への着信を保留状態に
したり切断したりすることなく(応対を継続したま
ま)、新たな着信呼を他の電話端末12−iへ転送する
ことができ、この場合も、電話受付業務などにおけるサ
ービス性が大幅に向上する。
【0243】(C)その他 なお、上述の実施形態では、回線番号データを作成して
から転送先データを作成しているが、逆に、転送先デー
タを作成してから回線番号データを作成するようにして
もよい。また、本実施形態では、基本的に、転送先の電
話端末を多機能電話機12−iとしているが、公衆網の
電話機14a〜14c(図3参照)を転送先として決定
することも可能である。
【0244】さらに、上述の実施形態では、回線番号要
求待機タイマ28a,転送先番号要求待機タイマ28b
により、それぞれ所定時間を計数しているが、この所定
時間を例えば“0”に設定すれば(あるいは、タイマ2
8a,28bを省略し、転送回線番号入力要求,転送先
番号入力要求をユーザに出さずに転送回線制御部22,
転送先制御部23を起動すれば)、ユーザは、マルチラ
イン着信呼転送要求を交換機11へ発信するだけで、完
全自動で、着信呼の転送回線番号,転送先が決定されて
転送処理が実行されることになる。
【0245】つまり、この場合は、ユーザからの転送回
線番号情報,転送先電話番号情報の入力の有無に関わら
ず、上述の転送回線制御部22が、転送回線選択条件テ
ーブル34での選択条件に基づいて回線番号データを作
成し、転送先データ作成部が、予め転送先登録テーブル
33に登録された転送先電話番号情報に基づいて転送先
データを作成するのである。
【0246】従って、ユーザは、転送すべき着信呼を指
定するための回線番号,その着信呼の転送先を指定(入
力)する必要がなくなるので、転送操作時の負担が大幅
に軽減される。なお、上述のように自動化するのは回線
番号データの作成,転送先データの作成のいずれか一方
のみでもよい。また、上述の実施形態では、転送制御デ
ータとして回線番号データ,転送先データの両方を作成
しているが、例えば着信呼の転送先が予め1つしかない
場合など転送先データを作成する必要がない場合は、回
線番号データのみを作成すれば或る電話機12−iへの
任意の回線番号への着信呼を全てその電話機に転送する
ことが可能である。
【0247】さらに、上述の実施形態では、転送制御デ
ータとして回線番号データ,転送先データを作成してい
るが、少なくとも上述のような転送制御を実現するよう
なデータ〔具体的には、テーブル(ETCM)402
(図36参照),テーブル(TCM)403(図37参
照)を索引して転送すべき呼を管理している呼管理情報
404(図38参照)を認識することが可能にするデー
タ〕を作成すればよい。
【0248】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の着信呼転
送制御装置および着信呼転送制御方法によれば、転送制
御端末からの無応答着信呼転送要求が検出されると、回
線番号データ作成部,転送先データ作成部にて、その転
送制御端末の回線番号毎に、回線番号データと転送先デ
ータとを作成し、転送実施制御部が、これらの各データ
に基づいて転送すべき着信呼の回線番号と転送先とを決
定して転送処理を実施することにより、転送制御端末の
どの回線番号にどのような状況下で着信があっても、常
に転送すべき着信呼を転送制御端末では無応答で迅速に
決定した転送先へ転送することができるので、以下のよ
うな利点が得られる(請求項1,27)。
【0249】転送制御端末の複数の回線番号に同時に
着信があっても、全ての着信呼を転送制御端末では無応
答で迅速に転送することができ、全ての着信呼に対する
応対の遅延を最小限に抑えて、電話受付業務などにおけ
るサービス性を大幅に向上させることができる。 転送制御端末の或る回線番号が使用中(通話中)であ
るときに他の回線番号へ新たな着信があっても、既に応
対していた回線番号への着信を保留状態にしたり切断し
たりすることなく(応対を継続したまま)、新たな着信
呼を転送制御端末では無応答で他の電話端末へ転送する
ことができ、この場合も、電話受付業務などにおけるサ
ービス性を大幅に向上させることができる。
【0250】ここで、上述の回線番号データ作成部で
は、転送制御端末から入力される回線番号情報に基づい
て上記の回線番号データを作成するようにすれば、転送
すべき着信呼の回線番号を決定するためのデータが転送
制御端末主導で作成されるので、常に、転送制御者の要
望を考慮した回線番号データの作成処理を行なうことが
でき、これにより、転送制御者の転送希望していない回
線番号が転送回線番号として決定されてしまうようなこ
とがなく、本装置の信頼性の向上に大いに寄与する(請
求項2)。
【0251】この場合、上記の回線番号データ作成部で
は、例えば、転送制御者に対して回線番号情報の入力を
要求し、その応答として回線番号情報を検出すれば、回
線番号データの作成の際に必要な回線番号情報を転送制
御者から確実に得ることができるので、回線番号データ
作成処理上の確実性を向上させることができる(請求項
3)。
【0252】一方、上記の転送先データ作成部では、転
送制御端末から入力される電話番号情報に基づいて上記
の転送先データを作成すれば、転送すべき着信呼の転送
先を決定するためのデータが転送制御端末主導で決定さ
れることになるので、転送制御者は、転送制御端末の回
線番号毎にその着信呼の転送先を任意に変更することが
でき、これにより、転送操作時の利便性の向上に大いに
寄与する(請求項4)。
【0253】この場合、この転送先データ作成部は、例
えば、転送制御者に対して電話番号情報の入力を要求
し、その応答として電話番号情報を検出すれば、転送先
データの作成の際に必要な電話番号情報を転送制御者か
ら確実に得ることができ、これにより、転送制御者の希
望していない転送先が誤って転送先として決定されてし
まうようなことがなく、本装置の信頼性の向上に大いに
寄与する(請求項5)。
【0254】ところで、上記の回線番号データ作成部で
は、回線番号情報の入力が無くても、予め電話端末対応
で登録された選択条件に従って転送すべき着信呼(回線
番号)を決定するためのデータを制御装置主導で自動的
に作成することもできるので、回線番号情報の入力が無
いために回線番号データが作成できず着信呼の転送が不
可能になるといった状態を回避して、常に正常に、回線
番号データの作成処理を継続することができる。従っ
て、転送制御者は、状況に応じて転送回線の決定を本制
御装置にまかせることが可能になり、転送操作時の柔軟
性に大いに寄与する(請求項6)。
【0255】また、この回線番号データ作成部では、転
送制御端末に対して回線番号情報の入力を要求した後、
所定時間内に回線番号情報が検出されないと、予め電話
端末毎に登録された選択条件に基づいて回線番号データ
を作成することもできるので、回線番号入力要求後、所
定時間以上、回線番号データの作成処理が停滞してしま
うことを確実に回避することができ、これにより、常
に、迅速に回線番号データの作成処理(転送回線決定処
理)を実行することができる(請求項7)。
【0256】一方、上述の転送先データ作成部では、電
話番号情報の入力が無くても、予め電話端末の回線番号
対応で登録された転送先電話番号情報に基づいて転送す
べき着信呼の転送先を決定するためのデータを制御装置
主導で自動的に作成することもできるので、電話番号情
報の入力が無いために転送先データを作成できず着信呼
の転送が不可能になるといった状態を回避して、常に正
常に、転送先データの作成処理を実行することができ
る。従って、転送制御者は、状況に応じて転送先の決定
を本制御装置にまかせることが可能になり、転送操作時
の柔軟性に大いに寄与する(請求項8)。
【0257】また、この転送先データ作成部では、電話
番号情報を得るべく電話番号情報の入力を転送制御者に
要求した後、所定時間内に転送先電話番号情報が検出さ
れないと、予め各電話端末の回線番号毎に登録された転
送先電話番号情報に基づいて転送先データを作成するこ
ともできるので、電話番号情報入力要求後、所定時間以
上、転送先データの作成処理が停滞してしまうこと確実
に回避することができ、これにより、常に、迅速に転送
先データの作成処理(転送先決定処理)を実行すること
ができる(請求項9)。
【0258】さらに、上述の回線番号データ作成部で
は、転送制御端末からの着信呼転送要求により、自動的
に、回線番号データを作成することもできるので、転送
制御者は、転送すべき着信呼を指定するための回線番号
情報を入力する必要がなくなる。従って、転送制御者に
よる転送操作時の負担を大幅に軽減することができる
(請求項10)。
【0259】また、上述の転送先データ作成部では、転
送制御端末からの無応答着信呼転送要求により、自動的
に、転送先データを作成することもできるので、転送制
御者は、転送すべき着信呼の転送先を指定するための電
話番号情報を入力する必要がなくなる。従って、この場
合も、転送制御者による転送操作時の負担を大幅に軽減
することができる(請求項11)。
【0260】さらに、上述の転送実施制御部では、実際
に着信呼の転送を行なった結果、正常に転送処理が完了
したか(転送成功)または異常があったか(転送失敗)
などの転送処理状況を転送結果通知部により転送要求を
出した転送制御端末へ通知することもできるので、転送
制御者は、常に転送処理状況を把握してその状況に応じ
た対処を施すことができる(請求項12)。
【0261】また、この転送実施制御部では、転送制御
端末から転送中止要求を受けると、その時点で転送制御
の途中であってもその転送制御を中止することができる
ので、転送制御者は、いつでも簡便に、転送処理を中止
することができ、これにより、転送制御者の意思に反し
て不必要な転送処理が行なわれてしまうといったことを
極めて効果的に減少させることができる(請求項1
3)。
【0262】さらに、この転送実施制御部では、転送処
理が失敗した場合でも、再転送制御要求を受ければ、再
転送制御部が、回線番号データ作成部で再作成される回
線番号データに基づいて、着信呼の再転送制御を実施す
るので、転送制御者の意思に反して、転送すべき着信呼
が長時間転送されないままになるといった状況を極めて
効果的に減少させることができる(請求項14)。
【0263】この場合、回線番号データ作成部は、予め
電話端末対応で登録された選択条件に基づいて回線番号
データを制御装置主導で自動的に再作成することができ
るので、電話端末の着信状況に応じて転送回線の決定を
臨機応変に変更することができ、転送制御の柔軟性に大
いに寄与する(請求項15)。なお、この回線番号デー
タ作成部は、転送制御端末から再入力される転送回線番
号情報に基づいて回線番号データを転送制御端末主導で
再作成することもできるので、常に、転送制御者の要望
を考慮した回線番号データの再作成処理を行なうことが
でき、これにより、転送制御者の転送希望していない回
線番号が転送回線番号として決定されてしまうようなこ
とがなく、本装置の信頼性の向上に大いに寄与する(請
求項16)。
【0264】また、上述の転送実施制御部では、転送処
理が失敗した場合でも、再転送制御要求を受ければ、再
転送制御部が、転送先データ作成部で再作成される転送
先データに基づいて、着信呼の再転送制御を実施するの
で、この場合も、転送制御者の意思に反して、転送すべ
き着信呼が長時間転送されないままになるといった状況
を極めて効果的に減少させることができる(請求項1
7)。
【0265】この場合、転送先データ作成部は、予め電
話端末の回線番号対応で登録された失敗時用の転送先電
話番号情報に基づいて転送先データを本制御装置主導で
再作成することができるので、常に正常に、転送先デー
タの作成処理を実行することができるとともに、失敗時
用の転送先電話番号情報の設定に応じて所望の電話端末
に転送失敗した着信呼を転送することが可能になる。従
って、失敗時用の転送先電話番号情報の設定によって
は、転送失敗した着信呼を転送先で確実に応対してもら
うことができ、さらに着信転送時のサービス性の向上に
寄与する(請求項18)。
【0266】なお、この転送先データ作成部は、転送制
御端末から再入力される電話番号情報に基づいて転送先
データを転送制御端末主導で再作成することもできるの
で、常に、転送制御者の要望を考慮した転送先データの
再作成処理を行なうことができ、これにより、転送制御
者の転送希望していない電話端末が転送先として決定さ
れてしまうようなことがなく、本装置の信頼性の向上に
大いに寄与する(請求項19)。
【0267】また、上述の再転送制御部は、転送制御端
末からの再転送制御要求を所定時間内に受けなかった場
合、上記の再転送制御を行なわないようにすれば、誤っ
て再転送制御を行なうことを防止することができるの
で、転送制御者の意思に反して再転送制御が行なわれて
しまうといった誤動作を極めて効果的に減少させること
ができる(請求項20)。
【0268】さらに、上述の転送実施制御部では、電話
端末対応で登録された転送許容レベルに応じて着信呼の
転送先電話端末への転送制御を規制するので、無条件に
着信呼が転送先電話端末へ転送されることを防止でき、
これにより、例えば、本来転送先としては不適切な電話
端末へ着信呼が転送されてしまったり、転送すべきでな
い着信呼が転送されてしまったりするようなことをなく
して、転送サービスのサービス性を大幅に向上させるこ
とができる(請求項21)。
【0269】例えば、上記の転送規制部は、発信端末側
転送許容レベルより制御端末側転送許容レベルが高い場
合にのみ、着信呼の転送制御を行なうようにすれば、転
送制御者と発信者との関係で転送制御の実施/不実施を
規定することができるので、重要な発信者からの着信呼
が転送されてしまうようなことを確実に無くすことがで
きる(請求項22)。
【0270】また、この転送規制部は、転送先端末側転
送許容レベルより制御端末側転送許容レベルが高い場合
にのみ、着信呼の転送制御を行なうようにすれば、転送
制御者と転送先との関係で転送制御の実施/不実施を規
定することができるので、本来転送先としては不適切な
電話端末へ着信呼が転送されてしまうようなことを確実
に無くすことができる(請求項23)。
【0271】さらに、この転送規制部は、転送先端末側
転送許容レベルより発信端末側転送許容レベルが高い場
合にのみ、着信呼の転送制御を行なうようにすれば、発
信者と転送先との関係で転送制御の実施/不実施を規定
することができるので、例えば、転送先に転送してほし
い重要な発信者からの着信呼は確実にその転送先に転送
することが可能になる(請求項24)。
【0272】なお、本発明の着信呼転送制御装置および
着信呼転送制御方法によれば、無応答着信呼転送要求が
検出されると、その転送制御端末の回線番号毎に、その
着信呼の転送制御データ(少なくとも転送すべき着信呼
の回線番号を決定するための回線番号データ)を作成
し、そのデータに基づいて着信呼の転送制御を行なって
もよいので、この場合も、以下のような利点が得られる
(請求項25〜29)。
【0273】転送制御端末の複数の回線番号に同時に
着信があっても、全ての着信呼を転送制御端末では無応
答で迅速に転送することができ、全ての着信呼に対する
応対の遅延を最小限に抑えて、電話受付業務などにおけ
るサービス性を大幅に向上させることができる。 転送制御端末の或る回線番号が使用中(通話中)であ
るときに他の回線番号へ新たな着信があっても、既に応
対していた回線番号への着信を保留状態にしたり切断し
たりすることなく(応対を継続したまま)、新たな着信
呼を転送制御端末では無応答で他の電話端末へ転送する
ことができ、この場合も、電話受付業務などにおけるサ
ービス性を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態としての着信呼転送制御装
置が適用される電話交換システムの構成を示すブロック
図である。
【図4】本実施形態の着信呼転送制御装置における呼制
御装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図5】本実施形態の着信呼転送制御装置における記憶
装置の要部の構成を示すブロック図である。
【図6】本実施形態の記憶装置における転送回線管理テ
ーブルの一例を示す図である。
【図7】本実施形態の記憶装置における転送先登録テー
ブルの一例を示す図である。
【図8】本実施形態の記憶装置における転送回線条件登
録テーブルの一例を示す図である。
【図9】本実施形態の記憶装置における転送レベル登録
テーブルの一例を示す図である。
【図10】本実施形態の記憶装置における端末属性管理
テーブルの一例を示す図である。
【図11】本実施形態の記憶装置における転送制御管理
テーブルの一例を示す図である。
【図12】本実施形態の記憶装置における転送レベル使
用条件テーブルの一例を示す図である。
【図13】本実施形態の着信呼転送制御装置の構成を機
能的にまとめて示すブロック図である。
【図14】本実施形態の着信呼転送制御装置の動作を説
明するためのシーケンス図である。
【図15】本実施形態の着信呼転送制御装置の動作を説
明するためのシーケンス図である。
【図16】本実施形態の着信呼転送制御装置の動作を説
明するためのシーケンス図である。
【図17】本実施形態の着信呼転送制御装置の動作を説
明するためのシーケンス図である。
【図18】本実施形態における転送条件登録部の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図19】本実施形態における転送制御部の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図20】本実施形態における転送開始制御部の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図21】本実施形態における転送回線制御部の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図22】本実施形態における転送先制御部の動作を説
明するためのフローチャートである。
【図23】本実施形態における転送規制制御部の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図24】本実施形態における転送通知制御部の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図25】本実施形態における転送監視制御部の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図26】本実施形態における転送監視制御部の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図27】本実施形態における転送監視制御部の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図28】本実施形態における転送放棄制御部の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図29】本実施形態における転送失敗迂回制御部の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図30】本実施形態における転送失敗迂回制御部の動
作を説明するためのフローチャートである。
【図31】本実施形態における端末呼出制御部の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図32】多機能電話機のマルチライン構成を説明する
ためのブロック図である。
【図33】多機能電話機を用いて実現されるマルチライ
ン運用システムの一例を示すブロック図である。
【図34】多機能電話機のマルチライン構成を説明する
ためのブロック図である。
【図35】転送先登録テーブルの一例を示す図である。
【図36】呼制御装置で作成される電話機回線対応端末
制御テーブル(ETCM)の一例を示す図である。
【図37】呼制御装置で作成される端末制御テーブル
(TCM)の一例を示す図である。
【図38】呼制御装置で作成される呼管理情報(CD
B:無応答転送前)の一例を示す図である。
【図39】呼制御装置で作成される呼管理情報(CD
B:無応答転送後)の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 交換機 2 電話端末 2A 転送制御端末 2B 転送先電話端末 3,3A,3B 着信呼転送制御装置 4 無応答着信呼転送要求検出部 5 回線番号データ作成部 6 転送先データ作成部 7,8 転送実施制御部 11 電子交換機 11a 交換スイッチ部(ネットワーク回路) 11b 呼制御装置 11c 記憶装置 11d〜11f トランク 11g 加入者回路 12−1〜12−N 多機能電話機(電話端末,転送制
御端末) 14 公衆網 14a〜14c 電話機(電話端末) 15 保守端末(保守コンソール) 16a,16b 入通信回線 17 出通信回線 21 転送開始制御部 22 転送回線制御部 23 転送先制御部 24 転送規制制御部 25 転送通知制御部 26 転送条件登録部 27 転送制御部 28 転送監視制御部 28a 回線番号要求待機タイマ 28b 転送先番号要求待機タイマ 28c 転送失敗迂回要求待機タイマ 29 転送放棄制御部 30 転送失敗迂回制御部 31 端末呼出制御部 32 転送回線管理テーブル 33,401 転送先登録テーブル 34 転送回線条件登録テーブル 35 転送レベル登録テーブル 36 端末属性管理テーブル 37 転送制御管理テーブル 38 転送レベル使用条件テーブル 38a〜38c フラグ 51 回線番号入力要求部 52 回線番号検出部 53 回線番号入力監視部 54 転送回線選択条件登録部 61 電番入力要求部 62 電番検出部 63 電番入力監視部 64 転送先電番登録部 65 失敗時用転送先電番登録部 71 転送結果通知部 72 転送中止制御部 73 再転送制御部 74 レベル登録部 75 転送規制部 120 電話機本体 121 受話器 123 ダイヤルキー 123 表示部 126 無応答着信呼転送サービス釦 127 転送キー 402 電話機回線対応端末制御テーブル(ETCM:
Expanded Terminal Control Memory) 403 端末制御テーブル(TCM:Terminal Control
Memory) 404 呼管理情報(CDB:Call Data Block)

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回線番号を扱うことのできる電話
    端末を収容する交換機において該電話端末への着信呼を
    該電話端末では無応答で他の電話端末へ転送するための
    制御を行なう着信呼転送制御装置であって、 該電話端末での所定の無応答転送操作により発信されて
    くる無応答着信呼転送要求を検出する無応答着信呼転送
    要求検出部と、 該無応答着信呼転送要求検出部で該無応答着信呼転送要
    求が検出されると、該無応答転送操作を行なった転送制
    御端末の回線番号毎に、転送すべき着信呼の回線番号デ
    ータを作成する回線番号データ作成部と、 該無応答着信呼転送要求検出部で該無応答着信呼転送要
    求が検出されると、該転送制御端末の回線番号毎に、該
    着信呼の転送先データを作成する転送先データ作成部
    と、 該回線番号データ作成部で作成された該回線番号データ
    と該転送先データ作成部で作成された該転送先データと
    に基づいて、上記転送すべき着信呼の回線番号とその回
    線番号に着信中の着信呼の転送先電話端末とを決定し、
    該着信呼を該転送先電話端末へ転送する転送実施制御部
    とをそなえたことを特徴とする、着信呼転送制御装置。
  2. 【請求項2】 該回線番号データ作成部が、 該転送制御端末から入力される回線番号情報に基づいて
    該回線番号データを作成するように構成されていること
    を特徴とする、請求項1記載の着信呼転送制御装置。
  3. 【請求項3】 該回線番号データ作成部が、 該転送制御端末に対して回線番号情報の入力を要求する
    回線番号入力要求部と、 該回線番号入力要求部からの回線番号入力要求に対する
    応答としての該回線番号情報を検出する回線番号検出部
    と、 該回線番号検出部で検出した回線番号情報に基づいて該
    回線番号データを作成するように構成されていることを
    特徴とする、請求項2記載の着信呼転送制御装置。
  4. 【請求項4】 該転送先データ作成部が、 該転送制御端末から入力される電話番号情報に基づいて
    該転送先データを作成するように構成されていることを
    特徴とする、請求項1記載の着信呼転送制御装置。
  5. 【請求項5】 該転送先データ作成部が、 該転送制御端末に対して電話番号情報の入力を要求する
    電番入力要求部と、 該電番入力要求部からの入力要求に対する応答としての
    該電話番号情報を検出する電番検出部とをそなえ、 該電番検出部で検出した電話番号情報に基づいて該転送
    先データを作成するように構成されていることを特徴と
    する、請求項4記載の着信呼転送制御装置。
  6. 【請求項6】 該回線番号データ作成部が、 転送すべき回線番号の選択条件を予め該電話端末対応で
    登録しておく転送回線選択条件登録部をそなえ、 該転送制御端末から該回線番号情報の入力が無い場合に
    は、該転送回線選択条件登録部の該選択条件に基づいて
    該回線番号データを作成するように構成されていること
    を特徴とする、請求項2記載の着信呼転送制御装置。
  7. 【請求項7】 該回線番号データ作成部が、 転送すべき回線番号の選択条件を予め該電話端末対応で
    登録しておく転送回線選択条件登録部と、 該転送制御端末に対して回線番号情報の入力を要求する
    回線番号入力要求部と、 該回線番号入力要求部からの回線番号入力要求に対する
    応答としての該回線番号情報を検出する回線番号検出部
    と、 該回線番号入力要求部による回線番号入力要求を行なっ
    た後、所定時間内に該回線番号検出部で該回線番号情報
    が検出されるか否かを監視する回線番号入力監視部とを
    そなえ、 該回線番号入力監視部において上記所定時間内に該回線
    番号検出部で該回線番号情報が検出されないと、該転送
    回線選択条件登録部の該選択条件に基づいて該回線デー
    タを作成するように構成されていることを特徴とする、
    請求項6記載の着信呼転送制御装置。
  8. 【請求項8】 該転送先データ作成部が、 転送先電話番号情報を予め該電話端末の該回線番号対応
    で登録しておく転送先電番登録部をそなえ、 該転送制御端末から該電話番号情報の入力が無い場合に
    は、該転送先電番登録部の該転送先番号情報に基づいて
    該転送先データを作成するように構成されていることを
    特徴とする、請求項4記載の着信呼転送制御装置。
  9. 【請求項9】 該転送先データ作成部が、 転送先電話番号情報を予め該電話端末の該回線番号対応
    で登録しておく転送先電番登録部と、 該転送制御端末に対して電話番号情報の入力を要求する
    電番入力要求部と、 該電番入力要求部からの入力要求に対する応答としての
    該電話番号情報を検出する電番検出部と、 該電番入力要求部による電話番号入力要求を行なった
    後、所定時間内に該電番検出部で該電話番号情報が検出
    される否かを監視する電番入力監視部とをそなえ、 該電番入力監視部において上記所定時間内に該電番検出
    部で該電話番号情報が検出されないと、該転送先電番登
    録部の該転送先電話番号情報に基づいて該転送先データ
    を作成するように構成されていることを特徴とする、請
    求項8記載の着信呼転送制御装置。
  10. 【請求項10】 該回線番号データ作成部が、 転送すべき回線番号の選択条件を予め該電話端末対応で
    登録しておく転送回線選択条件登録部をそなえ、 該転送回線選択条件登録部での該選択条件に基づいて該
    回線番号データを作成するように構成されていることを
    特徴とする、請求項1記載の着信呼転送制御装置。
  11. 【請求項11】 該転送先データ作成部が、 転送先電話番号情報を予め該電話端末の該回線番号対応
    で登録しておく転送先電番登録部をそなえ、 該転送先電番登録部の該転送先電話番号情報に基づいて
    該転送先データを作成するように構成されていることを
    特徴とする、請求項1記載の着信呼転送制御装置。
  12. 【請求項12】 該転送実施制御部が、 該着信呼の該転送先電話端末への転送制御結果を該転送
    制御端末へ通知する転送結果通知部をそなえたことを特
    徴とする、請求項1記載の着信呼転送制御装置。
  13. 【請求項13】 該転送実施制御部が、 該着信呼の該転送先電話端末への転送制御中に該転送制
    御端末から転送中止要求を受けると、該転送制御を中止
    する転送中止制御部をそなえたことを特徴とする、請求
    項1記載の着信呼転送制御装置。
  14. 【請求項14】 該転送実施制御部が、 該着信呼の転送制御が失敗した場合に、該転送制御端末
    から再転送制御要求を受けると、該回線番号データ作成
    部で再作成される回線番号データに基づいて該着信呼の
    再転送制御を行なう再転送制御部をそなえたことを特徴
    とする、請求項1記載の着信呼転送制御装置。
  15. 【請求項15】 該回線番号データ作成部が、 転送すべき回線番号の選択条件を予め該電話端末毎に登
    録しておく転送回線選択条件登録部をそなえ、 該転送回線選択条件登録部での該選択条件に基づいて該
    回線番号データを再作成するように構成されていること
    を特徴とする、請求項14記載の着信呼転送制御装置。
  16. 【請求項16】 該回線番号データ作成部が、 該転送制御端末から再入力される転送回線番号情報に基
    づいて該回線番号データを再作成するように構成された
    ことを特徴とする、請求項14記載の着信呼転送制御装
    置。
  17. 【請求項17】 該転送実施制御部が、 該着信呼の転送制御が失敗した場合に、該転送制御端末
    から再転送制御要求を受けると、該転送先データ作成部
    で再作成される転送先データに基づいて該着信呼の再転
    送制御を行なう再転送制御部をそなえたことを特徴とす
    る、請求項1記載の着信呼転送制御装置。
  18. 【請求項18】 該転送先データ作成部が、転送失敗時
    用の転送先電話番号情報を予め該電話端末の該回線番号
    毎に登録しておく失敗時用転送先電番登録部をそなえ、 該失敗時用転送先電番登録部の該転送失敗時用の転送先
    電話番号情報に基づいて該転送先データを再作成するよ
    うに構成されていることを特徴とする、請求項17記載
    の着信呼転送制御装。
  19. 【請求項19】 該転送先データ作成部が、 該転送制御端末から再入力される転送先電話番号情報に
    基づいて該転送先データを再作成するように構成された
    ことを特徴とする、請求項17記載の着信呼転送制御装
    置。
  20. 【請求項20】 該再転送制御部が、 該転送制御端末からの該再転送制御要求を所定時間内に
    受けなかった場合には、該再転送制御を行なわないよう
    に構成されていることを特徴とする、請求項14または
    請求項17に記載の着信呼転送制御装置。
  21. 【請求項21】 該転送実施制御部が、 該電話端末対応で転送許容レベルを登録しておくレベル
    登録部と、 該レベル登録部の該転送許容レベルに応じて、該着信呼
    の該転送先電話端末への転送制御を規制する転送規制部
    とをそなえて構成されていることを特徴とする、請求項
    1記載の着信呼転送制御装置。
  22. 【請求項22】 該転送規制部が、 該レベル登録部を参照して、該着信呼の発信元の電話端
    末に対して登録されている発信端末側転送許容レベル
    と、該転送制御端末に対して登録されている制御端末側
    転送許容レベルとを比較し、該発信端末側転送許容レベ
    ルより該制御端末側転送許容レベルが高い場合にのみ、
    該着信呼の転送制御を行なうように構成されていること
    を特徴とする、請求項21記載の着信呼転送制御装置。
  23. 【請求項23】 該転送規制部が、 該レベル登録部を参照して、該転送制御端末に対して登
    録されている制御端末側転送許容レベルと、該転送先電
    話端末に対して登録されている転送先端末側転送許容レ
    ベルとを比較し、該転送先端末側転送許容レベルより該
    制御端末側転送許容レベルが高い場合にのみ、該着信呼
    の転送制御を行なうように構成されていることを特徴と
    する、請求項21記載の着信呼転送制御装置。
  24. 【請求項24】 該転送規制部が、 該レベル登録部を参照して、該着信呼の発信元の電話端
    末に対して登録されている発信端末側転送許容レベル
    と、該転送先電話端末に対して登録されている転送先端
    末側転送許容レベルとを比較し、該転送先端末側転送許
    容レベルより該発信端末側転送許容レベルが高い場合に
    のみ、該着信呼の転送制御を行なうように構成されてい
    ることを特徴とする、請求項21記載の着信呼転送制御
    装置。
  25. 【請求項25】 複数の回線番号を扱うことのできる電
    話端末を収容する交換機において該電話端末への着信呼
    を該電話端末では無応答で他の電話端末へ転送するため
    の制御を行なう着信呼転送制御装置であって、 該電話端末での所定の無応答転送操作により発信されて
    くる無応答着信呼転送要求を検出する無応答着信呼転送
    要求検出部と、 該無応答着信呼転送要求検出部で該無応答着信呼転送要
    求が検出されると、該転送操作を行なった転送制御端末
    の回線番号毎に、少なくとも転送すべき着信呼の回線番
    号データを作成し、該回線番号データに基づいて転送す
    べき着信呼の回線番号を決定して、その回線番号に着信
    中の着信呼を所望の転送先電話端末へ転送する転送制御
    部とをそなえたことを特徴とする、着信呼転送制御装
    置。
  26. 【請求項26】 複数の回線番号を扱うことのできる電
    話端末を収容する交換機において該電話端末への着信呼
    を該電話端末では無応答で他の電話端末へ転送するため
    の制御を行なう着信呼転送制御装置であって、 該電話端末での所定の無応答転送操作により発信されて
    くる無応答着信呼転送要求を検出する着信呼転送要求検
    出部と、 該無応答着信呼転送要求検出部で該無応答着信呼転送要
    求が検出されると、該転送操作を行なった転送制御端末
    の回線番号毎に、該着信呼の転送制御用データを作成
    し、該転送制御データに基づいて該着信呼の転送制御を
    実施する転送実施制御部とをそなたことを特徴とする、
    着信呼転送制御装置。
  27. 【請求項27】 複数の回線番号を扱うことのできる電
    話端末を収容する交換機において該電話端末への着信呼
    を該電話端末では無応答で他の電話端末へ転送するため
    の制御を行なう着信呼転送制御方法であって、 該電話端末での所定の無応答転送操作により発信されて
    くる無応答着信呼転送要求を検出すると、 該無応答転送操作を行なった転送制御端末の回線番号毎
    に、転送すべき着信呼の回線番号データと該着信呼の転
    送先データとを作成し、 該回線番号データと該転送先データとに基づいて転送す
    べき着信呼の回線番号とその着信呼の転送先電話端末と
    を決定して、該回線番号に着信中の着信呼を該転送先電
    話端末へ転送することを特徴とする、着信呼転送制御方
    法。
  28. 【請求項28】 複数の回線番号を扱うことのできる電
    話端末を収容する交換機において該電話端末への着信呼
    を該電話端末では無応答で他の電話端末へ転送するため
    の制御を行なう着信呼転送制御方法であって、 該電話端末での所定の無応答転送操作により発信されて
    くる無応答着信呼転送要求を検出すると、 該無応答転送操作を行なった転送制御端末の回線番号毎
    に、少なくとも転送すべき着信呼の回線番号データを作
    成し、 該回線番号データに基づいて転送すべき着信呼の回線番
    号を決定して、該回線番号に着信中の着信呼を所望の転
    送先電話端末へ転送することを特徴とする、着信呼転送
    制御方法。
  29. 【請求項29】 複数の回線番号を扱うことのできる電
    話端末を収容する交換機において該電話端末への着信呼
    を該電話端末では無応答で他の電話端末へ転送するため
    の制御を行なう着信呼転送制御方法であって、 該電話端末での所定の無応答転送操作により発信されて
    くる無応答着信呼転送要求を検出すると、 該無応答転送操作を行なった転送制御端末の回線番号毎
    に該着信呼の転送制御用データを作成し、 該転送制御用データに基づいて該着信呼の転送制御を実
    施することを特徴とする、着信呼転送制御方法。
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