JPH10278331A - 感熱記録方法 - Google Patents
感熱記録方法Info
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- JPH10278331A JPH10278331A JP9082530A JP8253097A JPH10278331A JP H10278331 A JPH10278331 A JP H10278331A JP 9082530 A JP9082530 A JP 9082530A JP 8253097 A JP8253097 A JP 8253097A JP H10278331 A JPH10278331 A JP H10278331A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】サーマルヘッドを用いる感熱記録装置におい
て、鮮鋭度補正によって生じうる白く抜けた偽輪郭を大
幅に低減することにより、適正に画像処理された感熱記
録画像データによって、高画質な感熱画像を安定して記
録することができる感熱記録方法の提供。 【解決手段】画像データ源から入力された画像データに
階調補正処理を施して得られた、サーマルヘッドに印加
するエネルギーを表す記録データに、少なくとも鮮鋭度
補正処理を施し、サーマルヘッドにより感熱記録材料に
画像を記録するに際し、前記鮮鋭度補正処理後の記録デ
ータのうち、画像データ値0に対応する記録データ値E
0 に定数k(k<1)を乗じた値kE0 よりも小さい値
の記録データをすべてkE0 に変換することにより、上
記課題を解決する。
て、鮮鋭度補正によって生じうる白く抜けた偽輪郭を大
幅に低減することにより、適正に画像処理された感熱記
録画像データによって、高画質な感熱画像を安定して記
録することができる感熱記録方法の提供。 【解決手段】画像データ源から入力された画像データに
階調補正処理を施して得られた、サーマルヘッドに印加
するエネルギーを表す記録データに、少なくとも鮮鋭度
補正処理を施し、サーマルヘッドにより感熱記録材料に
画像を記録するに際し、前記鮮鋭度補正処理後の記録デ
ータのうち、画像データ値0に対応する記録データ値E
0 に定数k(k<1)を乗じた値kE0 よりも小さい値
の記録データをすべてkE0 に変換することにより、上
記課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッドを
用いる感熱記録の技術分野に属する。
用いる感熱記録の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断画像の記録に、フィルム等を
支持体として感熱記録層を形成してなる感熱記録材料
(以下、感熱材料とする)を用いた画像記録(以下、感
熱画像記録ともいう)が利用されている。また、感熱画
像記録は、湿式の現像処理が不要であり、取り扱いが簡
単である等の利点を有することから、近年では、超音波
診断のような小型の画像記録のみならず、CT診断、M
RI診断、X線診断等の大型かつ高画質な画像が要求さ
れる用途において、医療診断のための画像記録への利用
も検討されている。
支持体として感熱記録層を形成してなる感熱記録材料
(以下、感熱材料とする)を用いた画像記録(以下、感
熱画像記録ともいう)が利用されている。また、感熱画
像記録は、湿式の現像処理が不要であり、取り扱いが簡
単である等の利点を有することから、近年では、超音波
診断のような小型の画像記録のみならず、CT診断、M
RI診断、X線診断等の大型かつ高画質な画像が要求さ
れる用途において、医療診断のための画像記録への利用
も検討されている。
【0003】周知のように、感熱画像記録は、感熱材料
の感熱記録層を加熱して画像を記録する、発熱素子が一
方向に配列されてなるグレーズを有するサーマルヘッド
を用い、グレーズを感熱材料(感熱記録層)に若干押圧
した状態で、両者をグレーズの延在方向と直交する方向
に相対的に移動しつつ、グレーズの各発熱素子にエネル
ギーを印加して、記録画像に応じて加熱することによ
り、感熱材料の感熱記録層を加熱して画像記録を行う。
の感熱記録層を加熱して画像を記録する、発熱素子が一
方向に配列されてなるグレーズを有するサーマルヘッド
を用い、グレーズを感熱材料(感熱記録層)に若干押圧
した状態で、両者をグレーズの延在方向と直交する方向
に相対的に移動しつつ、グレーズの各発熱素子にエネル
ギーを印加して、記録画像に応じて加熱することによ
り、感熱材料の感熱記録層を加熱して画像記録を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような感熱記録装
置においては、CT診断装置やMRI診断装置等の画像
データ供給源から画像データを受取り、画像処理装置に
おいて、この画像データに鮮鋭度補正や階調補正等の所
定の画像処理(補正)を施して感熱記録に応じた感熱記
録画像データとし、この感熱記録画像データに応じてサ
ーマルヘッドを駆動して各発熱素子を発熱することによ
り、画像データ供給源から供給された画像データに応じ
た感熱画像を記録する。
置においては、CT診断装置やMRI診断装置等の画像
データ供給源から画像データを受取り、画像処理装置に
おいて、この画像データに鮮鋭度補正や階調補正等の所
定の画像処理(補正)を施して感熱記録に応じた感熱記
録画像データとし、この感熱記録画像データに応じてサ
ーマルヘッドを駆動して各発熱素子を発熱することによ
り、画像データ供給源から供給された画像データに応じ
た感熱画像を記録する。
【0005】ここで、感熱記録装置の画像処理装置で施
される画像処理としては、具体的には、画像の輪郭を強
調するための鮮鋭度補正(シャープネス処理); 感熱
材料のγ値や感熱記録装置の個体差等に対応して適正画
像を得るための階調補正;発熱素子の温度に応じて発熱
エネルギーを調整する温度上昇補正; サーマルヘッド
のグレーズの形状バラツキ等によって生じる濃度ムラを
補正するシェーディング補正; 各発熱素子の抵抗値の
差を補正する抵抗値補正; 記録パターンの変化による
サーマルヘッド電源電圧降下量変化によらず、同じ濃度
に対応する画像データを同濃度で発色するための黒比率
補正; 等が行われている。
される画像処理としては、具体的には、画像の輪郭を強
調するための鮮鋭度補正(シャープネス処理); 感熱
材料のγ値や感熱記録装置の個体差等に対応して適正画
像を得るための階調補正;発熱素子の温度に応じて発熱
エネルギーを調整する温度上昇補正; サーマルヘッド
のグレーズの形状バラツキ等によって生じる濃度ムラを
補正するシェーディング補正; 各発熱素子の抵抗値の
差を補正する抵抗値補正; 記録パターンの変化による
サーマルヘッド電源電圧降下量変化によらず、同じ濃度
に対応する画像データを同濃度で発色するための黒比率
補正; 等が行われている。
【0006】このうち、鮮鋭度補正は、高画質でめりは
りのあるシャープな画像を得るために、画像の輪郭を強
調して、画像、特に高精細な中間調画像の鮮鋭性を向上
させるものである。すなわち、感熱記録装置において、
サーマルヘッドで感熱材料に画像を記録する場合には、
レーザー光で感光材料に画像を記録する場合に比べ、基
本的に熱の拡散による画像のぼけがあるため、この熱に
よる画像のぼけを補償するために画像処理によって鮮鋭
度の強調の度合いを上げることにより、高画質画像を得
るというものである。
りのあるシャープな画像を得るために、画像の輪郭を強
調して、画像、特に高精細な中間調画像の鮮鋭性を向上
させるものである。すなわち、感熱記録装置において、
サーマルヘッドで感熱材料に画像を記録する場合には、
レーザー光で感光材料に画像を記録する場合に比べ、基
本的に熱の拡散による画像のぼけがあるため、この熱に
よる画像のぼけを補償するために画像処理によって鮮鋭
度の強調の度合いを上げることにより、高画質画像を得
るというものである。
【0007】一方、階調補正においては、記録中におけ
る各発熱素子の温度差、ひいてはサーマルヘッド全体の
温度分布を小さくして、高画質な感熱記録を行うため、
記録濃度が0(すなわち、画像データ源から入力された
画像データの値が0)の部分であっても、感熱材料Aが
発色しない程度(好ましくは発色直前)の記録エネルギ
ーを印加するように所定の記録データ値E0 (E0 >
0)に変換される。
る各発熱素子の温度差、ひいてはサーマルヘッド全体の
温度分布を小さくして、高画質な感熱記録を行うため、
記録濃度が0(すなわち、画像データ源から入力された
画像データの値が0)の部分であっても、感熱材料Aが
発色しない程度(好ましくは発色直前)の記録エネルギ
ーを印加するように所定の記録データ値E0 (E0 >
0)に変換される。
【0008】従って、階調補正後に鮮鋭度補正を行った
場合、図4(a)に示されるように、記録しようとする
画像の主走査方向の1ライン中に輪郭などの濃度が急激
に変化する部分(以下、エッジ部という)が存在する
と、鮮鋭度補正後には、図4(b)に示されるように、
エッジ部の濃度差が強調されて低濃度側の記録データの
ピーク値DLPがE0 よりもかなり小さくなる場合が生じ
うる。このため、実際の記録画像において、エッジ部に
おける熱の拡散により、この強調されたエッジ部が緩和
されても、本来発色すべき箇所において十分に発色され
ずに非発色の部分が残存してしまうことから、輪郭が白
く抜けたように見える偽輪郭が生じてしまい、記録画像
に違和感が感じられるという問題が起こりうる。
場合、図4(a)に示されるように、記録しようとする
画像の主走査方向の1ライン中に輪郭などの濃度が急激
に変化する部分(以下、エッジ部という)が存在する
と、鮮鋭度補正後には、図4(b)に示されるように、
エッジ部の濃度差が強調されて低濃度側の記録データの
ピーク値DLPがE0 よりもかなり小さくなる場合が生じ
うる。このため、実際の記録画像において、エッジ部に
おける熱の拡散により、この強調されたエッジ部が緩和
されても、本来発色すべき箇所において十分に発色され
ずに非発色の部分が残存してしまうことから、輪郭が白
く抜けたように見える偽輪郭が生じてしまい、記録画像
に違和感が感じられるという問題が起こりうる。
【0009】このような記録画像における偽輪郭の発生
は、高画質な画像記録を要求される場合、特に、高精細
な中間調画像の記録の場合には、大きな問題となってい
た。特に、前述の医療用のように高精細、高画質の中間
調画像が要求される用途では、画像観察の障害となり、
医療のミスにもつながる重大な問題となっていた。
は、高画質な画像記録を要求される場合、特に、高精細
な中間調画像の記録の場合には、大きな問題となってい
た。特に、前述の医療用のように高精細、高画質の中間
調画像が要求される用途では、画像観察の障害となり、
医療のミスにもつながる重大な問題となっていた。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決することにあり、サーマルヘッドを用いる感熱記録
装置において、鮮鋭度補正によって生じうる白く抜けた
偽輪郭を大幅に低減しつつ、記録画像中の輪郭を鮮やか
に表現することにより、適正に画像処理された感熱記録
画像データ(以下、記録データという)によって、高画
質な感熱画像を安定して記録することにある。
解決することにあり、サーマルヘッドを用いる感熱記録
装置において、鮮鋭度補正によって生じうる白く抜けた
偽輪郭を大幅に低減しつつ、記録画像中の輪郭を鮮やか
に表現することにより、適正に画像処理された感熱記録
画像データ(以下、記録データという)によって、高画
質な感熱画像を安定して記録することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の感熱記録方法は、画像データ源から入力さ
れた画像データに階調補正処理を施して得られた、サー
マルヘッドに印加するエネルギーを表す記録データに、
少なくとも鮮鋭度補正処理を施し、サーマルヘッドによ
り感熱記録材料に画像を記録するに際し、前記鮮鋭度補
正処理後の記録データのうち、画像データ値0に対応す
る記録データ値E0 に定数k(k<1)を乗じた値kE
0 よりも小さい値の記録データをすべてkE0 に変換す
ることを特徴とする感熱記録方法を提供する。
に、本発明の感熱記録方法は、画像データ源から入力さ
れた画像データに階調補正処理を施して得られた、サー
マルヘッドに印加するエネルギーを表す記録データに、
少なくとも鮮鋭度補正処理を施し、サーマルヘッドによ
り感熱記録材料に画像を記録するに際し、前記鮮鋭度補
正処理後の記録データのうち、画像データ値0に対応す
る記録データ値E0 に定数k(k<1)を乗じた値kE
0 よりも小さい値の記録データをすべてkE0 に変換す
ることを特徴とする感熱記録方法を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の感熱記録方法につ
いて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説
明する。
いて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説
明する。
【0013】図1に、本発明の感熱記録方法を利用する
本発明の感熱記録装置の一例の概略図が示される。図1
に示される感熱記録装置10(以下、記録装置10とす
る)は、例えばB4サイズ等の所定のサイズのカットシ
ートである感熱記録材料(以下、感熱材料Aとする)に
感熱画像記録を行うものであり、感熱材料Aが収容され
たマガジン24が装填される装填部14、供給搬送部1
6、サーマルヘッド66によって感熱材料Aに感熱画像
記録を行う記録部20、および排出部22を有して構成
される。また、図2に示されるように、記録部20のサ
ーマルヘッド66には、画像処理部80および記録制御
部84が接続され、さらに、画像処理部80にはデータ
記憶部86が接続される。
本発明の感熱記録装置の一例の概略図が示される。図1
に示される感熱記録装置10(以下、記録装置10とす
る)は、例えばB4サイズ等の所定のサイズのカットシ
ートである感熱記録材料(以下、感熱材料Aとする)に
感熱画像記録を行うものであり、感熱材料Aが収容され
たマガジン24が装填される装填部14、供給搬送部1
6、サーマルヘッド66によって感熱材料Aに感熱画像
記録を行う記録部20、および排出部22を有して構成
される。また、図2に示されるように、記録部20のサ
ーマルヘッド66には、画像処理部80および記録制御
部84が接続され、さらに、画像処理部80にはデータ
記憶部86が接続される。
【0014】このような記録装置10においては、供給
搬送部16によって記録部20まで感熱材料Aを搬送し
て、サーマルヘッド66を感熱材料Aに押圧しつつ、グ
レーズの延在方向(図1および図2において紙面と垂直
方向)と直交する方向に感熱材料Aを搬送して、記録画
像に応じて各発熱素子を加熱することにより、感熱材料
Aに感熱画像記録を行う。
搬送部16によって記録部20まで感熱材料Aを搬送し
て、サーマルヘッド66を感熱材料Aに押圧しつつ、グ
レーズの延在方向(図1および図2において紙面と垂直
方向)と直交する方向に感熱材料Aを搬送して、記録画
像に応じて各発熱素子を加熱することにより、感熱材料
Aに感熱画像記録を行う。
【0015】感熱材料Aは、透明なポリエチレンテレフ
タレート(PET)フィルムなどのフィルムや紙等を支
持体として、その一面に感熱記録層を形成してなるもの
である。このような感熱材料Aは、通常、100枚等の
所定単位の積層体(束)とされて袋体や帯等で包装され
ており、図示例においては、所定単位の束のまま感熱記
録層を下面として記録装置10のマガジン24に収納さ
れ、一枚づつマガジン24から取り出されて感熱画像記
録に供される。
タレート(PET)フィルムなどのフィルムや紙等を支
持体として、その一面に感熱記録層を形成してなるもの
である。このような感熱材料Aは、通常、100枚等の
所定単位の積層体(束)とされて袋体や帯等で包装され
ており、図示例においては、所定単位の束のまま感熱記
録層を下面として記録装置10のマガジン24に収納さ
れ、一枚づつマガジン24から取り出されて感熱画像記
録に供される。
【0016】マガジン24は、開閉自在な蓋体26を有
する筐体であり、感熱材料Aを収納して記録装置10の
装填部14に装填される。装填部14は、記録装置10
のハウジング28に形成された挿入口30、案内板32
および案内ロール34,34、停止部材36を有してお
り、マガジン24は、蓋体26側を先にして挿入口30
から記録装置10内に挿入され、案内板32および案内
ロール34に案内されつつ、停止部材36に当接する位
置まで押し込まれることにより、記録装置10の所定の
位置に装填される。
する筐体であり、感熱材料Aを収納して記録装置10の
装填部14に装填される。装填部14は、記録装置10
のハウジング28に形成された挿入口30、案内板32
および案内ロール34,34、停止部材36を有してお
り、マガジン24は、蓋体26側を先にして挿入口30
から記録装置10内に挿入され、案内板32および案内
ロール34に案内されつつ、停止部材36に当接する位
置まで押し込まれることにより、記録装置10の所定の
位置に装填される。
【0017】供給搬送手段16は、装填部14に装填さ
れたマガジン24から感熱材料Aを取り出して、記録部
20に搬送するものであり、吸引によって感熱材料Aを
吸着する吸盤40を用いる枚葉機構、搬送手段42、搬
送ガイド44、および搬送ガイド44の出口に位置する
規制ローラ対52を有する。搬送手段42は、搬送ロー
ラ46と、この搬送ローラ46と同軸のプーリ47a、
回転駆動源に接続されるプーリ47bならびにテンショ
ンプーリ47cと、この3つのプーリに張架されるエン
ドレスベルト48と、搬送ローラ46に押圧されるニッ
プローラ50とを有して構成され、吸盤40によって枚
葉された感熱材料Aの先端を搬送ローラ46とニップロ
ーラ50とによって挟持して、感熱材料Aを搬送する。
れたマガジン24から感熱材料Aを取り出して、記録部
20に搬送するものであり、吸引によって感熱材料Aを
吸着する吸盤40を用いる枚葉機構、搬送手段42、搬
送ガイド44、および搬送ガイド44の出口に位置する
規制ローラ対52を有する。搬送手段42は、搬送ロー
ラ46と、この搬送ローラ46と同軸のプーリ47a、
回転駆動源に接続されるプーリ47bならびにテンショ
ンプーリ47cと、この3つのプーリに張架されるエン
ドレスベルト48と、搬送ローラ46に押圧されるニッ
プローラ50とを有して構成され、吸盤40によって枚
葉された感熱材料Aの先端を搬送ローラ46とニップロ
ーラ50とによって挟持して、感熱材料Aを搬送する。
【0018】記録装置10において記録開始の指示が出
されると、図示しない開閉機構によって蓋体26が開放
され、吸盤40を用いた枚葉機構がマガジン24から感
熱材料Aを一枚取り出し、感熱材料Aの先端を搬送手段
42(搬送ローラ46とニップローラ50)に供給す
る。搬送ローラ46とニップローラ50とによって感熱
材料Aが挟持された時点で、吸盤40による吸引は開放
され、供給された感熱材料Aは、搬送ガイド44によっ
て案内されつつ搬送手段42によって規制ローラ対52
に搬送される。なお、記録に供される感熱材料Aがマガ
ジン24から完全に排出された時点で、前記開閉手段に
よって蓋体26が閉塞される。
されると、図示しない開閉機構によって蓋体26が開放
され、吸盤40を用いた枚葉機構がマガジン24から感
熱材料Aを一枚取り出し、感熱材料Aの先端を搬送手段
42(搬送ローラ46とニップローラ50)に供給す
る。搬送ローラ46とニップローラ50とによって感熱
材料Aが挟持された時点で、吸盤40による吸引は開放
され、供給された感熱材料Aは、搬送ガイド44によっ
て案内されつつ搬送手段42によって規制ローラ対52
に搬送される。なお、記録に供される感熱材料Aがマガ
ジン24から完全に排出された時点で、前記開閉手段に
よって蓋体26が閉塞される。
【0019】搬送ガイド44によって規定される搬送手
段42から規制ローラ対52に至るまでの距離は、感熱
材料Aの搬送方向の長さより若干短く設定されており、
搬送手段42による搬送で感熱材料Aの先端が規制ロー
ラ対52に至るが、規制ローラ対52は最初は停止して
おり、感熱材料Aの先端はここで一旦停止して位置決め
される。この感熱材料Aの先端が規制ローラ対52に至
った時点で、サーマルヘッド66(グレーズ66a)の
温度が確認され、サーマルヘッド66の温度が所定温度
であれば、規制ローラ対52による感熱材料Aの搬送が
開始され、感熱材料Aは、記録部20に搬送される。
段42から規制ローラ対52に至るまでの距離は、感熱
材料Aの搬送方向の長さより若干短く設定されており、
搬送手段42による搬送で感熱材料Aの先端が規制ロー
ラ対52に至るが、規制ローラ対52は最初は停止して
おり、感熱材料Aの先端はここで一旦停止して位置決め
される。この感熱材料Aの先端が規制ローラ対52に至
った時点で、サーマルヘッド66(グレーズ66a)の
温度が確認され、サーマルヘッド66の温度が所定温度
であれば、規制ローラ対52による感熱材料Aの搬送が
開始され、感熱材料Aは、記録部20に搬送される。
【0020】図2に、記録部20の概略図を示す。記録
部20は、サーマルヘッド66、プラテンローラ60、
クリーニングローラ対56、ガイド58、サーマルヘッ
ド66を冷却する冷却ファン76(図1参照)およびガ
イド62、ならびに記録制御系を構成する画像処理部8
0および記録制御部84を有する。サーマルヘッド66
は、例えば、最大B4サイズまでの画像記録が可能な、
約300dpiの記録(画素)密度の感熱画像記録を行
うものであって、感熱材料Aへの感熱記録を行う発熱素
子が一方向(図1および図2中紙面と垂直方向)に配列
されるグレーズ66aが形成されたサーマルヘッド本体
66bと、サーマルヘッド本体66bに固定されたヒー
トシンク66cとを有する。サーマルヘッド66は、支
点68aを中心に矢印a方向および逆方向に回動自在な
支持部材68に支持されている。
部20は、サーマルヘッド66、プラテンローラ60、
クリーニングローラ対56、ガイド58、サーマルヘッ
ド66を冷却する冷却ファン76(図1参照)およびガ
イド62、ならびに記録制御系を構成する画像処理部8
0および記録制御部84を有する。サーマルヘッド66
は、例えば、最大B4サイズまでの画像記録が可能な、
約300dpiの記録(画素)密度の感熱画像記録を行
うものであって、感熱材料Aへの感熱記録を行う発熱素
子が一方向(図1および図2中紙面と垂直方向)に配列
されるグレーズ66aが形成されたサーマルヘッド本体
66bと、サーマルヘッド本体66bに固定されたヒー
トシンク66cとを有する。サーマルヘッド66は、支
点68aを中心に矢印a方向および逆方向に回動自在な
支持部材68に支持されている。
【0021】プラテンローラ60は、感熱材料Aを所定
位置に保持しつつ所定の画像記録速度で回転し、主走査
方向と直交する方向(図2中の矢印b方向)に感熱材料
Aを搬送する。クリーニングローラ対56は、弾性体で
ある粘着ゴムローラ56aと、通常のローラ56bとか
らなるローラ対であり、粘着ゴムローラ56aが感熱材
料Aの感熱記録層に付着したゴミ等を除去して、グレー
ズ66aへのゴミの付着や、ゴミが画像記録に悪影響を
与えることを防止する。
位置に保持しつつ所定の画像記録速度で回転し、主走査
方向と直交する方向(図2中の矢印b方向)に感熱材料
Aを搬送する。クリーニングローラ対56は、弾性体で
ある粘着ゴムローラ56aと、通常のローラ56bとか
らなるローラ対であり、粘着ゴムローラ56aが感熱材
料Aの感熱記録層に付着したゴミ等を除去して、グレー
ズ66aへのゴミの付着や、ゴミが画像記録に悪影響を
与えることを防止する。
【0022】図示例の記録装置10において、感熱材料
Aが搬送される前は、支持部材68は上方(矢印a方向
と逆の方向)に回動しており、サーマルヘッド66(グ
レーズ66a)とプラテンローラ60とは接触していな
い。前述の規制ローラ対52による搬送が開始される
と、感熱材料Aは、次いでクリーニングローラ対56に
挟持され、さらに、ガイド58によって案内されつつ搬
送される。感熱材料Aの先端が記録開始位置(グレーズ
66aに対応する位置)に搬送されると、支持部材68
が矢印a方向に回動して、感熱材料Aがサーマルヘッド
66のグレーズ66aとプラテンローラ60とで挟持さ
れて、記録層にグレーズ66aが押圧された状態とな
り、感熱材料Aはプラテンローラ60によって所定位置
に保持されつつ、プラテンローラ60(および規制ロー
ラ対52と搬送ローラ対63)によって矢印b方向に搬
送される。この搬送に伴い、記録画像に応じてグレーズ
66aの各発熱素子を加熱することにより、感熱材料A
に感熱画像記録が行われる。
Aが搬送される前は、支持部材68は上方(矢印a方向
と逆の方向)に回動しており、サーマルヘッド66(グ
レーズ66a)とプラテンローラ60とは接触していな
い。前述の規制ローラ対52による搬送が開始される
と、感熱材料Aは、次いでクリーニングローラ対56に
挟持され、さらに、ガイド58によって案内されつつ搬
送される。感熱材料Aの先端が記録開始位置(グレーズ
66aに対応する位置)に搬送されると、支持部材68
が矢印a方向に回動して、感熱材料Aがサーマルヘッド
66のグレーズ66aとプラテンローラ60とで挟持さ
れて、記録層にグレーズ66aが押圧された状態とな
り、感熱材料Aはプラテンローラ60によって所定位置
に保持されつつ、プラテンローラ60(および規制ロー
ラ対52と搬送ローラ対63)によって矢印b方向に搬
送される。この搬送に伴い、記録画像に応じてグレーズ
66aの各発熱素子を加熱することにより、感熱材料A
に感熱画像記録が行われる。
【0023】前述のように、サーマルヘッド66の記録
制御系は、基本的に、画像処理部80および記録制御部
84から構成される。また、画像処理部80には、画像
処理部80によって施される各種の画像処理(補正)の
ためのデータ、ならびに画像データ供給源Rから供給さ
れた画像データを記憶するデータ記憶部86が接続され
る。さらに、図示例のサーマルヘッド66のヒートシン
ク66cの基部66dのグレーズに対応する部分には、
所定の間隔でサーミスタが例えば5か所に配置されてお
り、グレーズ66aの温度(すなわち、この部分の発熱
素子の温度)を検出し、二点鎖線で示されるように、検
出結果を画像処理部80に送る。画像処理部80は、こ
の検出結果を受け、例えば、直線補間等によって各発熱
素子の温度を検知する。また、記録部20にはサーマル
ヘッド66近傍の雰囲気温度を検出する温度計Tが配置
されており、測定結果を画像処理部80に送る。
制御系は、基本的に、画像処理部80および記録制御部
84から構成される。また、画像処理部80には、画像
処理部80によって施される各種の画像処理(補正)の
ためのデータ、ならびに画像データ供給源Rから供給さ
れた画像データを記憶するデータ記憶部86が接続され
る。さらに、図示例のサーマルヘッド66のヒートシン
ク66cの基部66dのグレーズに対応する部分には、
所定の間隔でサーミスタが例えば5か所に配置されてお
り、グレーズ66aの温度(すなわち、この部分の発熱
素子の温度)を検出し、二点鎖線で示されるように、検
出結果を画像処理部80に送る。画像処理部80は、こ
の検出結果を受け、例えば、直線補間等によって各発熱
素子の温度を検知する。また、記録部20にはサーマル
ヘッド66近傍の雰囲気温度を検出する温度計Tが配置
されており、測定結果を画像処理部80に送る。
【0024】CTやMRI等の画像データ供給源Rから
の画像データは、例えば、10bit(0〜1023)の
デジタルデータとして画像処理部80に送られる。画像
処理部80は、各種の画像処理回路やメモリが組み合わ
されてなるものであり、画像データ供給源Rからの画像
データを受け、この画像データに感熱記録画像の輪郭を
強調するための鮮鋭度補正処理(シャープネス処理)、
および本発明の特徴である偽輪郭低減処理を始めとし
て、感熱材料のγ値や感熱記録装置、特にサーマルヘッ
ド等に対応して適正画像を得るための階調補正、サーマ
ルヘッドの発熱素子の温度に応じて発熱エネルギーを調
整する温度補正、サーマルヘッドのグレーズの長手方向
の形状バラツキ等によって生じる濃度ムラを補正するシ
ェーディング補正、各発熱素子の抵抗値の差を補正する
抵抗値補正、記録パターンの変化によるサーマルヘッド
電源電圧降下量変化によらず、同じ濃度に対応する画像
データを同濃度で発色するための黒比率補正等の所定の
画像処理(補正)を施し、さらに、必要に応じてフォー
マット(拡大・縮小、コマ割り当て)を行って、サーマ
ルヘッド66による感熱記録に応じた記録データとす
る。
の画像データは、例えば、10bit(0〜1023)の
デジタルデータとして画像処理部80に送られる。画像
処理部80は、各種の画像処理回路やメモリが組み合わ
されてなるものであり、画像データ供給源Rからの画像
データを受け、この画像データに感熱記録画像の輪郭を
強調するための鮮鋭度補正処理(シャープネス処理)、
および本発明の特徴である偽輪郭低減処理を始めとし
て、感熱材料のγ値や感熱記録装置、特にサーマルヘッ
ド等に対応して適正画像を得るための階調補正、サーマ
ルヘッドの発熱素子の温度に応じて発熱エネルギーを調
整する温度補正、サーマルヘッドのグレーズの長手方向
の形状バラツキ等によって生じる濃度ムラを補正するシ
ェーディング補正、各発熱素子の抵抗値の差を補正する
抵抗値補正、記録パターンの変化によるサーマルヘッド
電源電圧降下量変化によらず、同じ濃度に対応する画像
データを同濃度で発色するための黒比率補正等の所定の
画像処理(補正)を施し、さらに、必要に応じてフォー
マット(拡大・縮小、コマ割り当て)を行って、サーマ
ルヘッド66による感熱記録に応じた記録データとす
る。
【0025】ここで、本発明の感熱記録方法において、
これらの補正の順序としては、少なくとも階調補正の後
に、鮮鋭度補正処理および偽輪郭低減処理を行うもので
あればよく、他の補正の順序は特に限定されるものでは
ない。階調補正とは、記録装置の状態や感熱材料Aのγ
値等に応じて画像データを補正し、適正に階調が表現さ
れた画像を得るための補正である。前述のように、記録
装置10は、画像データを10bitのデジタルデータ
として受け取り、これに応じて画像記録を行う装置であ
るが、この装置において例えばデジタルデータで512
の画像データが濃度(D)1.2に対応する場合には、
512の画像データを受けた場合には、基本的に濃度
1.2の画像を出力することが要求される。しかしなが
ら、装置には個体差があり、また設置環境等も異なる。
さらに、メーカや製造ロット等によっては感熱材料Aの
γ値も異なる。そのため、すべての装置が供給された画
像データに応じて所定濃度の画像を出力することは不可
能である。従って、階調補正を施し、画像データに応じ
て適正に階調が表現された感熱記録画像を形成する。ま
た、図示例の記録装置10を含め、通常の感熱記録装置
においては、画像データ供給源Rから送られた画像デー
タは、この階調補正によって感熱記録の発熱量に応じた
記録データに変換される。
これらの補正の順序としては、少なくとも階調補正の後
に、鮮鋭度補正処理および偽輪郭低減処理を行うもので
あればよく、他の補正の順序は特に限定されるものでは
ない。階調補正とは、記録装置の状態や感熱材料Aのγ
値等に応じて画像データを補正し、適正に階調が表現さ
れた画像を得るための補正である。前述のように、記録
装置10は、画像データを10bitのデジタルデータ
として受け取り、これに応じて画像記録を行う装置であ
るが、この装置において例えばデジタルデータで512
の画像データが濃度(D)1.2に対応する場合には、
512の画像データを受けた場合には、基本的に濃度
1.2の画像を出力することが要求される。しかしなが
ら、装置には個体差があり、また設置環境等も異なる。
さらに、メーカや製造ロット等によっては感熱材料Aの
γ値も異なる。そのため、すべての装置が供給された画
像データに応じて所定濃度の画像を出力することは不可
能である。従って、階調補正を施し、画像データに応じ
て適正に階調が表現された感熱記録画像を形成する。ま
た、図示例の記録装置10を含め、通常の感熱記録装置
においては、画像データ供給源Rから送られた画像デー
タは、この階調補正によって感熱記録の発熱量に応じた
記録データに変換される。
【0026】階調補正の方法には特に限定はなく、公知
の方法が各種利用可能であるが、例えば、記録装置10
によって複数の濃度の画像が記録された補正チャートを
作成し、この補正チャートに記録された画像の濃度を濃
度計で測定し、記録装置10が目的とした画像濃度と、
補正チャートに記録された画像濃度とから、濃度補正ア
ルゴリズムを用いて補正テーブルすなわち階調カーブ
(あるいは補正関数)を作成し、この補正テーブルを用
いて画像データを記録データに変換する方法が例示され
る。
の方法が各種利用可能であるが、例えば、記録装置10
によって複数の濃度の画像が記録された補正チャートを
作成し、この補正チャートに記録された画像の濃度を濃
度計で測定し、記録装置10が目的とした画像濃度と、
補正チャートに記録された画像濃度とから、濃度補正ア
ルゴリズムを用いて補正テーブルすなわち階調カーブ
(あるいは補正関数)を作成し、この補正テーブルを用
いて画像データを記録データに変換する方法が例示され
る。
【0027】また、階調補正を施して発熱量に対応する
ように変換された記録データは、記録濃度が0であって
も、感熱材料Aが発色しない程度(好ましくは発色直
前)の記録エネルギーをサーマルヘッド66に供給する
ため、そのように前記補正テーブルを作成する。なお、
この場合の記録エネルギーに対応する記録データの値が
E0 であるのは前述の通りである。このように構成する
ことにより、記録中における各発熱素子の温度差を小さ
くして、サーマルヘッド66全体の温度分布を小さくす
ることができ、高画質な画像が得られると共に、感熱材
料Aのベースが透明なPETフィルム等である場合に
は、感熱材料Aの表面を若干だけ溶融して、光の乱反射
を減少することができ、感熱材料Aの透明度を向上する
ことができる。
ように変換された記録データは、記録濃度が0であって
も、感熱材料Aが発色しない程度(好ましくは発色直
前)の記録エネルギーをサーマルヘッド66に供給する
ため、そのように前記補正テーブルを作成する。なお、
この場合の記録エネルギーに対応する記録データの値が
E0 であるのは前述の通りである。このように構成する
ことにより、記録中における各発熱素子の温度差を小さ
くして、サーマルヘッド66全体の温度分布を小さくす
ることができ、高画質な画像が得られると共に、感熱材
料Aのベースが透明なPETフィルム等である場合に
は、感熱材料Aの表面を若干だけ溶融して、光の乱反射
を減少することができ、感熱材料Aの透明度を向上する
ことができる。
【0028】階調補正により得られた記録データにはさ
らに鮮鋭度補正が施される。鮮鋭度補正(シャープネス
処理)とは、明瞭で、かつメリハリのある画像を得るた
めに、記録画像の輪郭を強調して、画像の鮮鋭性を向上
する補正である。鮮鋭度補正は、公知の各種の方法が利
用可能であるが、一例として、下記のようにして行われ
る。一画面がn×n画素に分割されるものであり、ある
画素ラインiにおけるグレーズ66aの延在方向j番目
の記録データをSij(i=1,2…n、j=1,2…
n)とすると、鮮鋭度補正においては、この記録データ
Sijを、まず、電気的にぼけた記録データである第1ア
ンシャープネス信号U1 ijに変換する。この第1アンシ
ャープネス信号U1 ijは、画像データSijとその周囲の
記録データを平均化することにより得られるものであ
り、
らに鮮鋭度補正が施される。鮮鋭度補正(シャープネス
処理)とは、明瞭で、かつメリハリのある画像を得るた
めに、記録画像の輪郭を強調して、画像の鮮鋭性を向上
する補正である。鮮鋭度補正は、公知の各種の方法が利
用可能であるが、一例として、下記のようにして行われ
る。一画面がn×n画素に分割されるものであり、ある
画素ラインiにおけるグレーズ66aの延在方向j番目
の記録データをSij(i=1,2…n、j=1,2…
n)とすると、鮮鋭度補正においては、この記録データ
Sijを、まず、電気的にぼけた記録データである第1ア
ンシャープネス信号U1 ijに変換する。この第1アンシ
ャープネス信号U1 ijは、画像データSijとその周囲の
記録データを平均化することにより得られるものであ
り、
【数1】 で求められる。なお、Mは第1アンシャープネス信号U
1 ijを作成するのに用いる画素数すなわちマスクサイズ
であり、Lは(M−1)/2で定義される。
1 ijを作成するのに用いる画素数すなわちマスクサイズ
であり、Lは(M−1)/2で定義される。
【0029】次いで、第1アンシャープネス信号U1 ij
をさらに平均化して、第2アンシャープネス信号U2 ij
を算出する。第2アンシャープネス信号U2 ijは、第1
アンシャープネス信号U1 ijと同様に下記式(2)で算
出される。
をさらに平均化して、第2アンシャープネス信号U2 ij
を算出する。第2アンシャープネス信号U2 ijは、第1
アンシャープネス信号U1 ijと同様に下記式(2)で算
出される。
【数2】
【0030】次いで、第1アンシャープネス信号U1 ij
と第2アンシャープネス信号U2 ijとの差を求める。そ
して、この差に鮮鋭度補正係数Kを乗算して、第1アン
シャープネス信号U1 ijを加算することにより、すなわ
ち、下記式(3)により、鮮鋭度補正された記録データ
Sijが得られる。 Sij=U1 ij+K・(U1 ij−U2 ij) …(3)
と第2アンシャープネス信号U2 ijとの差を求める。そ
して、この差に鮮鋭度補正係数Kを乗算して、第1アン
シャープネス信号U1 ijを加算することにより、すなわ
ち、下記式(3)により、鮮鋭度補正された記録データ
Sijが得られる。 Sij=U1 ij+K・(U1 ij−U2 ij) …(3)
【0031】ここで、感熱記録画像の鮮鋭度は、サーマ
ルヘッド66(発熱素子)の温度、記録速度、感熱材料
Aのγ値等に影響され、サーマルヘッド66の温度が高
い程、記録速度が早いほど、さらに感熱材料Aのγ値が
低い程、記録画像の鮮鋭度が低下するので、必要に応じ
て、これらに応じて鮮鋭度補正係数Kを変更して鮮鋭度
補正を行ってもよい。この場合には、例えば、発熱素子
の温度、記録速度、感熱材料のγ値等に応じた重み係数
のテーブル(あるいは関数)を作成しておき、鮮鋭度補
正時にこれを読み出して、鮮鋭度補正係数Kに乗算する
方法等が例示される。
ルヘッド66(発熱素子)の温度、記録速度、感熱材料
Aのγ値等に影響され、サーマルヘッド66の温度が高
い程、記録速度が早いほど、さらに感熱材料Aのγ値が
低い程、記録画像の鮮鋭度が低下するので、必要に応じ
て、これらに応じて鮮鋭度補正係数Kを変更して鮮鋭度
補正を行ってもよい。この場合には、例えば、発熱素子
の温度、記録速度、感熱材料のγ値等に応じた重み係数
のテーブル(あるいは関数)を作成しておき、鮮鋭度補
正時にこれを読み出して、鮮鋭度補正係数Kに乗算する
方法等が例示される。
【0032】ここで、前述したように、階調補正後に鮮
鋭度補正を行う場合、階調補正後の記録データDには既
に画像データ値0に対応する記録データ値E0 (>0)
を基準として補正が施されている。このため、図4
(a)〜(c)に示されるように、記録しようとする画
像中にエッジ部が存在すると、鮮鋭度補正を施すことに
より、エッジ部の濃度差が強調され、低濃度側の記録デ
ータ値DL がE0 か又はE 0 に近い値である場合には、
低濃度側の記録データ値DL の強調されたピーク値DLP
がE0 よりもかなり小さくなる場合が生じ、実際の記録
画像においてエッジ部の熱拡散により、この強調された
エッジ部が緩和されても、十分に発色されずに、このエ
ッジ部が白く抜けたように見える偽輪郭が生じてしま
い、記録画像に違和感が感じられるという問題が起こり
うる。
鋭度補正を行う場合、階調補正後の記録データDには既
に画像データ値0に対応する記録データ値E0 (>0)
を基準として補正が施されている。このため、図4
(a)〜(c)に示されるように、記録しようとする画
像中にエッジ部が存在すると、鮮鋭度補正を施すことに
より、エッジ部の濃度差が強調され、低濃度側の記録デ
ータ値DL がE0 か又はE 0 に近い値である場合には、
低濃度側の記録データ値DL の強調されたピーク値DLP
がE0 よりもかなり小さくなる場合が生じ、実際の記録
画像においてエッジ部の熱拡散により、この強調された
エッジ部が緩和されても、十分に発色されずに、このエ
ッジ部が白く抜けたように見える偽輪郭が生じてしま
い、記録画像に違和感が感じられるという問題が起こり
うる。
【0033】これに対し、本発明においては、このよう
に鮮鋭度補正が施された記録データDに対し、所定値未
満の記録データDを所定値に変換する処理を施す。具体
的には、前記鮮鋭度補正後の記録データDのうち、画像
データ値0に対応する記録データ値E0 に定数k(k<
1)を乗じた値kE0 より小さい記録データDをすべて
kE0 に変換することにより、偽輪郭の発生を防止す
る。
に鮮鋭度補正が施された記録データDに対し、所定値未
満の記録データDを所定値に変換する処理を施す。具体
的には、前記鮮鋭度補正後の記録データDのうち、画像
データ値0に対応する記録データ値E0 に定数k(k<
1)を乗じた値kE0 より小さい記録データDをすべて
kE0 に変換することにより、偽輪郭の発生を防止す
る。
【0034】図3に、本発明の画像記録方法による変換
処理の一例の模式図を示す。図3(a)は階調補正後で
かつ鮮鋭度補正前における主走査方向の記録データの一
例を、図3(b)は(a)の記録データに鮮鋭度補正を
施した直後の記録データの一例を、図3(c)は(b)
の記録データに本発明の偽輪郭低減処理を施した後の記
録データの一例である。図3(d)は、(c)の記録デ
ータのパターンに基づき形成された感熱記録画像の一例
である。
処理の一例の模式図を示す。図3(a)は階調補正後で
かつ鮮鋭度補正前における主走査方向の記録データの一
例を、図3(b)は(a)の記録データに鮮鋭度補正を
施した直後の記録データの一例を、図3(c)は(b)
の記録データに本発明の偽輪郭低減処理を施した後の記
録データの一例である。図3(d)は、(c)の記録デ
ータのパターンに基づき形成された感熱記録画像の一例
である。
【0035】以下、図3に基づいて、本発明の感熱記録
方法の一例について説明する。まず、画像データ源から
入力された画像データに階調補正を行い、図3(a)に
示されるような主走査方向の記録データDのパターンが
得られたとする。ここで、図3(a)の記録データDの
パターンの中央部には、記録データ値(すなわち、濃
度)が急激に変化するエッジ部が存在している。
方法の一例について説明する。まず、画像データ源から
入力された画像データに階調補正を行い、図3(a)に
示されるような主走査方向の記録データDのパターンが
得られたとする。ここで、図3(a)の記録データDの
パターンの中央部には、記録データ値(すなわち、濃
度)が急激に変化するエッジ部が存在している。
【0036】次に、このようなエッジ部の存在する一連
の記録データDに対して前述の鮮鋭度補正を施すと、図
3(b)に示されるように、エッジ部が強調された記録
データDのパターンが得られる。すなわち、エッジ部近
傍の低濃度側(画像データ値の小さい側)の画像データ
値DL がさらに小さいピーク値DLP に強調されて変換
され、エッジ部で下方(低濃度方向)にピークが形成さ
れる。一方、エッジ部近傍の高濃度側(画像データ値の
大きい側)の画像データ値DH がさらに大きいピーク値
DHPに強調されて変換され、エッジ部で上方(高濃度方
向)にピークが形成される。ここで、図3(b)のデー
タをそのままサーマルヘッドにより記録しようとする
と、図4(c)に示されるように、低濃度側のピークの
部分(すなわち、エッジ部)が熱の拡散にもかかわら
ず、発色しない場合が生じて、白く抜けて見え、偽輪郭
が生じる場合があるのは前述の通りである。
の記録データDに対して前述の鮮鋭度補正を施すと、図
3(b)に示されるように、エッジ部が強調された記録
データDのパターンが得られる。すなわち、エッジ部近
傍の低濃度側(画像データ値の小さい側)の画像データ
値DL がさらに小さいピーク値DLP に強調されて変換
され、エッジ部で下方(低濃度方向)にピークが形成さ
れる。一方、エッジ部近傍の高濃度側(画像データ値の
大きい側)の画像データ値DH がさらに大きいピーク値
DHPに強調されて変換され、エッジ部で上方(高濃度方
向)にピークが形成される。ここで、図3(b)のデー
タをそのままサーマルヘッドにより記録しようとする
と、図4(c)に示されるように、低濃度側のピークの
部分(すなわち、エッジ部)が熱の拡散にもかかわら
ず、発色しない場合が生じて、白く抜けて見え、偽輪郭
が生じる場合があるのは前述の通りである。
【0037】このため、本発明では、鮮鋭度強調処理後
の画像データDに対し、以下のように変換を行い、記録
データ値Dの最小値をkE0 とすることにより、図3
(c)に示されるように鮮鋭度補正後の記録データが不
必要に小さい値となるのを防止して、実際の記録画像に
おいてエッジ部の熱の拡散によって、図3(d)に示さ
れるように、偽輪郭を生じさせることなく、かつ、輪郭
を鮮やかに表現することを可能にしている。
の画像データDに対し、以下のように変換を行い、記録
データ値Dの最小値をkE0 とすることにより、図3
(c)に示されるように鮮鋭度補正後の記録データが不
必要に小さい値となるのを防止して、実際の記録画像に
おいてエッジ部の熱の拡散によって、図3(d)に示さ
れるように、偽輪郭を生じさせることなく、かつ、輪郭
を鮮やかに表現することを可能にしている。
【0038】
【数3】
【0039】なお、この変換は全画像データに対して行
われる。また、Dm は記録データのとりうる最大値であ
り、適宜決定すればよい。ここで、kの値としては、
0.5〜0.9とするのが好ましく、さらに好ましくは
0.6〜0.7であるが、使用するサーマルヘッドの性
能や感熱記録材料の特性等に応じて適宜決定すればよ
く、特に限定されない。0.5未満では、偽輪郭が十分
に除去できないことがあるので、0.9超では鮮鋭度の
改善が十分に見られない場合もあり、十分な高画質が得
られない場合も考えられるので好ましくない。
われる。また、Dm は記録データのとりうる最大値であ
り、適宜決定すればよい。ここで、kの値としては、
0.5〜0.9とするのが好ましく、さらに好ましくは
0.6〜0.7であるが、使用するサーマルヘッドの性
能や感熱記録材料の特性等に応じて適宜決定すればよ
く、特に限定されない。0.5未満では、偽輪郭が十分
に除去できないことがあるので、0.9超では鮮鋭度の
改善が十分に見られない場合もあり、十分な高画質が得
られない場合も考えられるので好ましくない。
【0040】このようにして、CTやMRI等の画像デ
ータ源Rから供給され、画像処理部80において、上記
階調補正、上記鮮鋭度補正、本発明の偽輪郭低減処理に
加えて、温度補正、シェーディング補正、抵抗値補正お
よび黒比率補正などの画像処理が施され、さらに、必要
に応じてフォーマットされた、サーマルヘッド66によ
る感熱記録に応じた感熱記録データは、データ記憶部8
6に記憶される。記録制御部84は、データ記憶部86
から、感熱記録画像データをサーマルヘッド66のグレ
ーズ66aの長手方向の1ラインずつ順次読み出し、読
み出した感熱記録画像データに応じた記録信号(パルス
幅変調では画像に応じた電圧印加時間幅)をサーマルヘ
ッド66に出力する。
ータ源Rから供給され、画像処理部80において、上記
階調補正、上記鮮鋭度補正、本発明の偽輪郭低減処理に
加えて、温度補正、シェーディング補正、抵抗値補正お
よび黒比率補正などの画像処理が施され、さらに、必要
に応じてフォーマットされた、サーマルヘッド66によ
る感熱記録に応じた感熱記録データは、データ記憶部8
6に記憶される。記録制御部84は、データ記憶部86
から、感熱記録画像データをサーマルヘッド66のグレ
ーズ66aの長手方向の1ラインずつ順次読み出し、読
み出した感熱記録画像データに応じた記録信号(パルス
幅変調では画像に応じた電圧印加時間幅)をサーマルヘ
ッド66に出力する。
【0041】サーマルヘッド66の各画素毎に設けられ
た発熱抵抗体90は、記録信号に応じて発熱し、前述の
ように、感熱材料Aがプラテンローラ60等によって矢
印b方向に搬送されつつ、感熱画像記録が行われる。感
熱画像記録が終了した感熱材料Aは、ガイド62に案内
されつつ、プラテンローラ60および搬送ローラ対63
に搬送されて排出部22のトレイ72に排出される。ト
レイ72は、ハウジング28に形成された排出口74を
経て記録装置10の外部に突出しており、画像が記録さ
れた感熱材料Aは、この排出口74を経て外部に排出さ
れ、取り出される。
た発熱抵抗体90は、記録信号に応じて発熱し、前述の
ように、感熱材料Aがプラテンローラ60等によって矢
印b方向に搬送されつつ、感熱画像記録が行われる。感
熱画像記録が終了した感熱材料Aは、ガイド62に案内
されつつ、プラテンローラ60および搬送ローラ対63
に搬送されて排出部22のトレイ72に排出される。ト
レイ72は、ハウジング28に形成された排出口74を
経て記録装置10の外部に突出しており、画像が記録さ
れた感熱材料Aは、この排出口74を経て外部に排出さ
れ、取り出される。
【0042】以上、本発明の感熱記録方法について詳細
に説明したが、本発明は以上の例に限定はされず、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および
変更を行ってもよいのはもちろんである。
に説明したが、本発明は以上の例に限定はされず、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および
変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、サーマルヘッドを用いる感熱記録において、鮮
鋭度強調処理によって生じる白く抜けた偽輪郭を大幅に
低減しつつ、記録画像中の輪郭を鮮やかに表現すること
ができる。従って、適正に画像処理された感熱記録画像
データによって、高画質な感熱画像を安定して記録する
ことができる。
よれば、サーマルヘッドを用いる感熱記録において、鮮
鋭度強調処理によって生じる白く抜けた偽輪郭を大幅に
低減しつつ、記録画像中の輪郭を鮮やかに表現すること
ができる。従って、適正に画像処理された感熱記録画像
データによって、高画質な感熱画像を安定して記録する
ことができる。
【図1】 本発明の感熱記録方法を実施する感熱記録装
置の一実施例の概略断面模式図である。
置の一実施例の概略断面模式図である。
【図2】 図1に示される感熱記録装置の記録部の一実
施例の概念図である。
施例の概念図である。
【図3】 本発明の感熱記録方法による変換処理の一例
を示す模式図である。(a)は階調補正後でかつ鮮鋭度
補正前における主走査方向の記録データの一例、(b)
は(a)の記録データに鮮鋭度補正を施した直後の記録
データの一例、(c)は(b)の記録データに本発明の
偽輪郭低減処理を施した後の記録データの一例、(d)
は(c)の記録データのパターンに基づき形成された感
熱記録画像の一例である。
を示す模式図である。(a)は階調補正後でかつ鮮鋭度
補正前における主走査方向の記録データの一例、(b)
は(a)の記録データに鮮鋭度補正を施した直後の記録
データの一例、(c)は(b)の記録データに本発明の
偽輪郭低減処理を施した後の記録データの一例、(d)
は(c)の記録データのパターンに基づき形成された感
熱記録画像の一例である。
【図4】 従来の感熱記録方法による変換処理の一例を
示す模式図である。(a)は階調補正後でかつ鮮鋭度補
正前における主走査方向の記録データの一例、(b)は
(a)の記録データに鮮鋭度補正を施した直後の記録デ
ータの一例、(c)は(b)の記録データのパターンに
基づき形成された感熱記録画像の一例である。
示す模式図である。(a)は階調補正後でかつ鮮鋭度補
正前における主走査方向の記録データの一例、(b)は
(a)の記録データに鮮鋭度補正を施した直後の記録デ
ータの一例、(c)は(b)の記録データのパターンに
基づき形成された感熱記録画像の一例である。
10 (感熱画像)記録装置 14 装填部 16 供給搬送手段 20 記録部 22 排出部 24 マガジン 26 蓋体 28 ハウジング 30 挿入口 32 案内板 34 案内ロール 36 停止部材 40 吸盤 42 搬送手段 44 搬送ガイド 48 エンドレスベルト 50 ニップローラ 52 規制ローラ対 56 クリーニングローラ対 58,62 ガイド 60 プラテンローラ 63 搬送ローラ対 66 サーマルヘッド 68 支持部材 72 トレイ 74 排出口 80 画像処理部 84 記録制御部 86 データ記憶部
Claims (1)
- 【請求項1】画像データ源から入力された画像データに
階調補正処理を施して得られた、サーマルヘッドに印加
するエネルギーを表す記録データに、少なくとも鮮鋭度
補正処理を施し、サーマルヘッドにより感熱記録材料に
画像を記録するに際し、 前記鮮鋭度補正処理後の記録データのうち、画像データ
値0に対応する記録データ値E0 に定数k(k<1)を
乗じた値kE0 よりも小さい値の記録データをすべてk
E0 に変換することを特徴とする感熱記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9082530A JPH10278331A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 感熱記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9082530A JPH10278331A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 感熱記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10278331A true JPH10278331A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13777075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9082530A Withdrawn JPH10278331A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | 感熱記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10278331A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7167271B1 (en) | 1999-05-17 | 2007-01-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image recording apparatus |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP9082530A patent/JPH10278331A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7167271B1 (en) | 1999-05-17 | 2007-01-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Image recording apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |