JPH10240909A - 医療用イメージャー - Google Patents

医療用イメージャー

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JPH10240909A
JPH10240909A JP9043665A JP4366597A JPH10240909A JP H10240909 A JPH10240909 A JP H10240909A JP 9043665 A JP9043665 A JP 9043665A JP 4366597 A JP4366597 A JP 4366597A JP H10240909 A JPH10240909 A JP H10240909A
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JP
Japan
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image
gradation
gray scale
imager
diagnostic device
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JP9043665A
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English (en)
Inventor
Akira Yamaguchi
口 晃 山
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH10240909A publication Critical patent/JPH10240909A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続される診断装置が使用中であっても、これ
に応じた階調の確認や調整を単体で行うことができ、作
業効率を向上することができる医療用イメージャーを提
供する。 【解決手段】画像データに対して階調調整および確認を
行うためのグレースケールテストパターンの画像データ
を少なくとも2種と、このグレースケールテストパター
ンをハードコピーとして出力する手段とを有することに
より、前記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CTやMRI等の
医療用診断装置が出力した診断画像をハードコピーとし
て出力する医療用イメージャーの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置、CT、MRI、X線診
断装置等の医療用診断装置(以下、診断装置とする)に
よって出力された診断画像は、基本的に、これらの診断
装置が有するモニタに表示されて診断が行われるが、必
要に応じて、フィルム等に記録されてハードコピーとし
ても出力され、各種の診断に利用され、また、患者のデ
ータとして保存される。
【0003】このような診断装置によって出力された診
断画像をハードコピーとして出力するプリンタ、すなわ
ち医療用イメージャーには、得られるハードコピーの画
質や品質等の点で、従来より銀塩写真感光材料(以下、
感光材料とする)を用いた画像記録が主に利用されてい
る。また、これ以外にも、フィルム等を支持体として感
熱記録層を形成してなる感熱記録材料(以下、感熱材料
とする)を用いた感熱記録も利用されている。感熱記録
は、従来は超音波診断のような小型の画像記録に利用さ
れていたが、銀塩写真感光材料のような湿式の現像処理
が不要であり、取り扱いが簡単である等の利点を有する
ことから、近年では、CT診断、MRI診断、X線診断
等の大型かつ高画質な画像が要求される用途においても
利用され始めている。
【0004】このような医療用イメージャーは、診断装
置によって出力された診断画像の画像データを受け取
り、感光材料を用いる装置であれば、この画像データに
応じて変調した記録光で感光材料を露光して潜像を記録
し、露光済の感光材料に所定の現像処理を施すことによ
り、他方、感熱記録を行う装置であれば、前記画像デー
タに応じてサーマルヘッドの各発熱素子を発熱しつつ感
熱材料を走査することにより、診断画像が記録されたハ
ードコピーを出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】当然のことであるが、
医療用イメージャーには、CTやMRI等の診断装置の
機種や仕様等に応じて、診断装置の特性に応じた適正な
画像(診断画像)が記録されたハードコピーを出力する
ことが要求される。しかしながら、診断装置による診断
画像の階調特性(測定した画像データに対する可視像の
適正濃度)は診断装置毎に異なり、診断装置から出力さ
れた画像データをそのまま用いて画像記録を行っても、
適正な階調特性を有する診断画像を記録することはでき
ない。そのため、医療用イメージャーは、記録する画像
が、接続された診断装置に応じた階調特性の画像となる
ように画像データを補正する階調変換LUTを有してお
り、診断装置から出力された画像データを、この階調変
換LUTで補正(階調変換)して、補正して得られた画
像データを用いて、前述のようにして診断画像の記録を
行っている。
【0006】ここで、医療用イメージャーにおいて、診
断装置に応じた画像の階調確認や階調調整(すなわち、
前記階調変換LUTの調整)は、診断装置に設定されて
いるグレースケールテストパターン(以下、グレースケ
ールとする)を利用して行われている。具体的には、医
療用イメージャーにおける診断装置に応じた階調確認や
調整は、診断装置からグレースケールの画像データを供
給してもらい、これに応じて画像記録すなわちグレース
ケールを記録してハードコピーを出力し、記録したグレ
ースケールを用いて行われる。
【0007】すなわち、医療用イメージャーは、階調確
認や階調調整を医療用イメージャー単体で行うことがで
きず、診断装置を接続する必要がある。また、そのため
に、診療中等の診断装置の使用中には階調確認や調整を
行うことができず、不便でかつ作業効率が悪いという問
題もある。
【0008】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、接続される診断装置が使用中であ
っても、これに応じた階調の確認や調整を単体で行うこ
とができ、作業効率を向上することができる医療用イメ
ージャーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、医療用診断装置による画像データを受け
取り、この画像データが担持する画像をハードコピーと
して出力する医療用イメージャーであって、画像データ
に対して階調調整および階調確認を行うための複数のグ
レースケールテストパターンデータと、このグレースケ
ールテストパターンをハードコピーとして出力する手段
とを有することを特徴とする医療用イメージャーを提供
する。
【0010】また、前記グレースケールテストパターン
が、下記(a)に示される13ステップのグレースケー
ル、下記(b)に示される16ステップのグレースケー
ル、下記(c)に示される17ステップのグレースケー
ルの1以上であるのが好ましい。 (a) 0,(5/100)FS,(10/100)FS,(20/100)FS, ……(80/
100)FS,(90/100)FS,(95/100)FS,FS (b) 0,(1/15)FS,(2/15)FS, …… (13/15)FS,(14/15)
FS,FS (c) 0,(1/16)FS,(2/16)FS, …… (14/16)FS,(15/16)
FS,FS (FSはフルスケール)
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の医療用イメージャ
ーについて、添付の図面に示される好適実施例を基に詳
細に説明する。
【0012】図1に、本発明の医療用イメージャーの一
例の概略図が示される。図1に示される医療用イメージ
ャー10(以下、イメージャー10とする)は、感熱記
録によって診断画像を記録するイメージャーで、感熱材
料Aが収容されたマガジン24が装填される装填部1
4、供給搬送部16、サーマルヘッド66によって感熱
材料Aに感熱記録を行う記録部20、および排出部22
を有して構成される。また、図2に示されるように、サ
ーマルヘッド66には、階調変換LUT80、画像処理
部82、画像メモリ84および記録制御部86が接続さ
れ、さらに、階調変換LUT80には、スケールデータ
記憶部78が接続される。
【0013】なお、本発明の医療用イメージャーは、図
示例のような感熱記録を行うものに限定はされず、例え
ば、銀塩写真感光材料を用いて、供給された診断画像の
画像データに応じた記録光によって銀塩写真感光材料を
露光して潜像を記録し、露光後に所定の現像処理を施し
て診断画像が記録されたハードコピーを出力する医療用
イメージャー等、各種の記録手段を利用する公知の医療
用イメージャーが各種利用可能である。
【0014】図示例のイメージャー10は、例えば、B
4サイズ等の所定のサイズのカットシートである感熱記
録材料(以下、感熱材料Aとする)に感熱記録を行っ
て、診断画像が記録されたハードコピーを出力するもの
で、マガジン24から感熱材料Aを1枚引き出し、記録
部20まで感熱材料Aを搬送して、サーマルヘッド66
を感熱材料Aに押圧しつつ、グレーズの延在方向すなわ
ち主走査方向(図1および図2において紙面と垂直方
向)と直交する副走査方向(図中矢印X方向)に感熱材
料Aを搬送して、CT等の医療用診断装置R(以下、診
断装置Rとする)から出力された診断画像の画像データ
に応じて各発熱素子を加熱することにより、感熱材料A
に診断画像の感熱記録を行う。
【0015】感熱材料Aは、透明なポリエチレンテレフ
タレート(PET)フィルムなどの樹脂フィルムや紙等
を支持体として、その一面に感熱記録層を形成してなる
ものである。このような感熱材料Aは、通常、100枚
等の所定単位の積層体(束)とされて袋体や帯等で包装
されており、図示例においては、所定単位の束のまま感
熱記録層を下面としてイメージャー10のマガジン24
に収納され、一枚ずつマガジン24から取り出されて感
熱記録に供される。
【0016】マガジン24は、開閉自在な蓋体26を有
する筐体であり、感熱材料Aを収納してイメージャー1
0の装填部14に装填される。装填部14は、イメージ
ャー10のハウジング28に形成された挿入口30、案
内板32および案内ロール34,34、停止部材36を
有している。マガジン24は、蓋体26側を先にして挿
入口30からイメージャー10内に挿入され、案内板3
2および案内ロール34に案内されつつ、停止部材36
に当接する位置まで押し込まれることにより、イメージ
ャー10の所定の位置に装填される。また、装填部14
には、マガジンの蓋体26を開閉するための、図示しな
い開閉機構が設けられている。なお、この蓋体26の開
閉機構としては、公知の蓋体開閉機構が各種利用可能で
ある。
【0017】供給搬送手段16は、装填部14に装填さ
れたマガジン24から感熱材料Aを1枚取り出して、記
録部20に搬送するものであり、吸引によって感熱材料
Aを吸着する吸盤40を用いる枚葉機構、搬送手段4
2、搬送ガイド44、および搬送ガイド44の出口に位
置する規制ローラ対52を有する。搬送手段42は、搬
送ローラ46と、この搬送ローラ46と同軸のプーリ4
7a、回転駆動源に接続されるプーリ47bならびにテ
ンションプーリ47cと、この3つのプーリに張架され
るエンドレスベルト48と、搬送ローラ46とローラ対
を成すニップローラ50とを有して構成され、吸盤40
によって枚葉された感熱材料Aの先端を搬送ローラ46
とニップローラ50とによって挟持して、感熱材料Aを
搬送する。
【0018】イメージャー10において記録開始の指示
が出されると、前記開閉機構によって蓋体26が開放さ
れ、吸盤40を用いた枚葉機構がマガジン24から感熱
材料Aを一枚取り出し、感熱材料Aの先端を搬送手段4
2(搬送ローラ46とニップローラ50とから成るロー
ラ対)に供給する。搬送ローラ46とニップローラ50
とによって感熱材料Aが挟持された時点で、吸盤40に
よる吸引は開放され、供給された感熱材料Aは、搬送ガ
イド44によって案内されつつ搬送手段42によって規
制ローラ対52に搬送される。なお、記録に供される感
熱材料Aがマガジン24から完全に排出された時点で、
前記開閉手段によって蓋体26が閉塞される。
【0019】搬送ガイド44によって規定される搬送手
段42から規制ローラ対52に至るまでの距離は、感熱
材料Aの搬送方向の長さより若干短く設定されている。
搬送手段42による搬送で感熱材料Aの先端が規制ロー
ラ対52に至るが、規制ローラ対52は最初は停止して
おり、感熱材料Aの先端はここで一旦停止して位置決め
される。この感熱材料Aの先端が規制ローラ対52に至
った時点で、サーマルヘッド66(グレーズ66a)の
温度が確認され、サーマルヘッド66の温度が所定温度
であれば、規制ローラ対52による感熱材料Aの搬送が
開始され、感熱材料Aは、記録部20に搬送される。
【0020】図2に、記録部20の概略図を示す。記録
部20は、サーマルヘッド66、プラテンローラ60、
クリーニングローラ対56、ガイド58、サーマルヘッ
ド66を冷却する冷却ファン76(図1参照)およびガ
イド62を有する。また、サーマルヘッド66(サーマ
ルヘッド本体66b)には、記録制御系を構成する階調
変換LUT80、画像処理部82、画像メモリ84およ
び記録制御部86が接続される。さらに、階調変換LU
T80には、スケールデータ記憶部78が接続される。
【0021】サーマルヘッド66は、例えば、最大B4
サイズまでの画像記録が可能な、約300dpiの記録
(画素)密度の感熱記録を行うものであって、感熱材料
Aへの感熱記録を行う発熱素子が一方向(主走査方向)
に配列されるグレーズ66aが形成されたサーマルヘッ
ド本体66bと、サーマルヘッド本体66bに固定され
たヒートシンク66cとを有する。サーマルヘッド66
は、支点68aを中心に矢印a方向および逆方向に回動
自在な支持部材68に支持されている。
【0022】プラテンローラ60は、感熱材料Aを所定
位置に保持しつつ所定速度で回転し、主走査方向と直交
する副走査方向(矢印X方向)に感熱材料Aを搬送す
る。クリーニングローラ対56は、弾性体である粘着ゴ
ムローラ56aと、通常のローラ56bとからなるロー
ラ対であり、粘着ゴムローラ56aが感熱材料Aの感熱
記録層に付着したゴミ等を除去して、グレーズ66aへ
のゴミの付着や、ゴミが画像記録に悪影響を与えること
を防止する。
【0023】図示例のイメージャー10において、感熱
材料Aが搬送される前は、支持部材68は上方(矢印a
方向と逆の方向)に回動して、サーマルヘッド66(グ
レーズ66a)とプラテンローラ60とが接触する直前
の待機位置となっている。前述の規制ローラ対52によ
る搬送が開始されると、感熱材料Aは、次いでクリーニ
ングローラ対56に挟持され、さらに、ガイド58に案
内されつつ搬送される。感熱材料Aの先端が記録開始位
置(グレーズ66aに対応する位置)に搬送されると、
支持部材68が矢印a方向に回動して、サーマルヘッド
66のグレーズ66aとプラテンローラ60とで感熱材
料Aが挟持されて、記録層にグレーズ66aが押圧され
た状態となり、感熱材料Aはプラテンローラ60によっ
て所定位置に保持されつつ、プラテンローラ60(およ
び規制ローラ対52と搬送ローラ対64)によって矢印
b方向に搬送される。この搬送に伴い、グレーズ66a
の各画素の発熱素子を記録画像に応じて加熱することに
より、感熱材料Aに感熱記録が行われる。
【0024】CT、MRI、X線診断装置、超音波診断
装置等の診断装置Rによって出力された診断画像の画像
データは、階調変換LUT80に供給される。階調変換
LUT80は、接続される診断装置Rの機種や仕様等に
応じて、イメージャー10が記録する画像が、診断装置
Rに応じた階調(濃度)特性の画像となるように、診断
装置Rから出力された診断画像データを補正(階調変
換)するLUT(ルックアップテーブル)である。
【0025】CTやMRI等の診断装置Rから出力され
る診断画像の画像データは、例えば、デジタルの画像デ
ータとして出力される。ここで、前述のように、診断装
置による診断画像の階調特性、具体的には、診断装置に
よって出力された診断画像の画像データ値と、この画像
を可視像とした際の適正な画像濃度との関係は、装置の
機種や仕様によって異なる。例えば、同じ8bit の12
8の画像データであっても、ある診断装置では可視像と
した際の画像濃度D=1.5が適正濃度であるのに、別
の診断装置ではD=1.45が適正濃度である等、同じ
画像データでも異なる濃度に対応する場合が多々ある。
そのため、イメージャー10において、診断装置Rから
出力された画像データをそのまま使って画像を記録した
のでは、イメージャー10が記録した画像は、診断装置
Rによる適正な診断画像とは異なる階調(濃度)特性を
持つ画像となってしまい、正確な診断ができない。
【0026】階調変換LUT80は、このような不都合
を無くし、イメージャー10が記録する画像(診断画
像)を、診断装置Rの特性に応じた階調特性の画像、言
い換えれば、診断装置Rが測定した診断画像に応じた適
正な画像とするために、供給された画像データを補正す
るLUTである。従って、階調変換LUT80は、イメ
ージャー10に接続された診断装置Rに応じて調整(合
わせ込み)される。
【0027】階調変換LUT80で補正された画像デー
タは、次いで、画像処理部82に送られる。画像処理部
80は、画像データを受け、必要に応じてフォーマット
(画像の拡大・縮小、コマ割り当て)を行って、この画
像データに、画像の輪郭を強調するためのシャープネス
処理; イメージャー10の階調特性や感熱材料Aのγ
値等に応じた適正画像を得るための階調補正; 各画素
の発熱素子の温度に応じて発熱エネルギを調整する温度
補正; グレーズ66aの形状のバラツキや主走査方向
の濃度差を補正するシェーディング補正; 各画素の発
熱素子の抵抗値の差を補正する抵抗補正; 記録パター
ンの変化によるサーマルヘッド電源電圧降下量変化によ
らず、画像データに応じた濃度で発色するための黒比率
補正; 等の所定の画像処理を行って、サーマルヘッド
66による感熱記録のための感熱記録画像データとし
て、画像メモリ84に出力する。
【0028】画像処理部82から出力された感熱記録画
像データは、画像メモリ84に送られて記憶される。記
録制御部86は、画像メモリ84に記憶された感熱記録
画像データを、主走査方向の1ラインずつ、記録順序に
応じて順次読み出し、読み出した感熱記録画像データに
応じた記録データ(出力画像濃度に応じた電圧印加時間
幅)をサーマルヘッド66に出力する。サーマルヘッド
66の各発熱素子点は、記録データに応じて発熱し、前
述のように、感熱フィルムAがプラテンローラ60等に
よって矢印b方向に搬送されつつ、感熱記録が行われ
る。
【0029】感熱記録が終了した感熱フィルムAは、ガ
イド62に案内されつつ、プラテンローラ60および搬
送ローラ対63に搬送されて排出部22のトレイ72に
排出される。トレイ72は、ハウジング28に形成され
た排出口74を経てイメージャー10の外部に突出して
おり、画像が記録された感熱フィルムAは、この排出口
74を経て外部に排出され、取り出される。
【0030】ここで、本発明にかかるイメージャー10
は、診断装置Rに設定される、画像データに対して階調
調整や階調確認を行うためのグレースケールテストパタ
ーン(段階的な各種の濃度のグレーのパッチが形成され
たテストパターン=グレーのウエッジパターン)の画像
データを記憶するスケールデータ記憶部78を有し、階
調変換LUT80に接続される。イメージャー10にお
いては、接続された診断装置Rに応じたイメージャー1
0による画像記録の階調確認や、階調調整(階調変換L
UT80の調整)の際には、ここから、接続された診断
装置Rに対応するグレースケールテストパターン(以
下、グレースケールとする)の画像データを読み出し
て、階調変換LUT80に供給し、前記診断画像の記録
と同様にグレースケールを感熱材料Aに記録して、ハー
ドコピーとして出力し、階調確認や調整が行われる。
【0031】従来のイメージャーは、このようなグレー
スケールの画像データおよびその出力手段を持たないた
め、階調確認や調整の際には、診断装置Rを接続する必
要があり、また、診断装置Rの使用中にはグレースケー
ルを出力できないため、作業効率が悪いという問題点が
ある。これに対し、本発明のイメージャー10は、スケ
ールデータ記憶部78を有し、ここから画像データを読
み出してグレースケールをハードコピーとして出力する
ことができるので、イメージャー10単体でも階調確認
や調整を行うことができ、作業効率を向上することがで
きる。
【0032】現在、各種の診断装置Rに設定されるグレ
ースケール(これに対応する画像データ)としては、下
記(a)〜(c)に示す3種が知られており、通常の診
断装置Rには、いずれか1つがグレースケールとして設
定されている。本発明のイメージャーは、この内の少な
くとも2種の画像データをスケールデータ記憶部78に
記憶している。なお、以下に示すグレースケールにおい
て、FSとはフルスケール(Full Scale)の画像データの
ことであり、例えば、8bit の画像データであれば25
5、10bit の画像データであれば1023である。ま
た、小数点以下の端数は、公知の手段でまるめられる。
【0033】(a)SMPTE(Society of Motion Pic
ture and Television Engineers)による13ステップの
グレースケール 0,(5/100)FS,(10/100)FS,(20/100)FS,(30/100)FS,……
(70/100)FS,(80/100)FS,(90/100)FS,(95/100)FS,FS (b)16ステップのグレースケール 0,(1/15)FS,(2/15)FS,(3/15)FS,…… (12/15)FS,(13/1
5)FS,(14/15)FS,FS (c)17ステップのグレースケール 0,(1/16)FS,(2/16)FS,(3/16)FS,…… (13/16)FS,(14/1
6)FS,(15/16)FS,FS
【0034】これらのグレースケールの各ステップの画
像データは、画像データのフルスケールを所定の数値で
等分割して算出するものであるので、診断装置Rによら
ず、同じステップの画像データは同じものである。例え
ば、8bit の診断装置Rであれば、(b)のグレースケ
ールの2ステップ目の画像データは『(1/15)×2
55=17』となる。なお、この数値は、bit 数すなわ
ち装置の階調分解能に応じて絶対値は異なる(前記画像
データは、10bit の装置では68となる)が、スケー
ルにおける割り合いとしては同じであるので、データ的
には同じデータである。すなわち、グレースケールの画
像データは、同じグレースケールであれば診断装置Rに
よらず同じである。
【0035】本発明のイメージャー10は、好ましく
は、多くの診断装置Rに対応できるように、3種すべて
のグレースケールの画像データを有するのが好ましい。
また、グレースケールを出力する際には、持っているグ
レースケールをすべて1枚のハードコピーに記録しても
よく、あるいは必要なグレースケールのみを記録しても
よく、あるいは、各グレースケールを別々のハードコピ
ーに記録してもよい。
【0036】このような本発明のイメージャー10にお
いて、接続される診断装置Rに応じたイメージャー10
による画像記録の階調確認や階調調整を行う際には、前
述のように、スケールデータ記憶部78から接続される
診断装置Rに設定されるグレースケールの画像データを
読み出して階調変換LUT80に供給し、以下は通常の
診断画像の記録と同様にして、例えば、図3に示される
ような、3種のグレースケールが記録されたハードコピ
ーを出力する。次いで、このグレースケールの画像濃度
と、接続される診断装置Rにおけるグレースケールの適
正な画像濃度とを比較して、イメージャー10による画
像記録の階調確認を行い、あるいは階調調整が必要な場
合には、例えば、図4(17ステップのグレースケール
の例である)に示されるように、ステップ1が濃度0.
2,……ステップ9が濃度1.0,……ステップ17が
濃度3.0等、イメージャー10が記録するグレースケ
ールの濃度と、診断装置Rにおけるグレースケールの適
正な濃度とが一致するように、階調変換LUT80の調
整を行う。
【0037】なお、診断装置Rにおけるグレースケール
の各ステップの適正な画像濃度は、診断装置Rに仕様と
して設定されるグレースケールの各ステップの濃度デー
タ、診断装置Rに付属されるグレースケールの基準チャ
ートの濃度データ等、公知の手段を用いて知見すればよ
い。
【0038】以上、本発明の医療用イメージャーについ
て詳細に説明したが、本発明は上述の例に限定はされ
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改
良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
医療用イメージャーは、接続される診断装置が使用中で
あっても、これに応じた画像記録の階調確認や階調調整
を医療用イメージャー単体で行うことができ、作業効率
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の医療用イメージャーの一例であっ
て、感熱記録による医療用イメージャーの一例の概念図
である。
【図2】 図1に示される医療用イメージャーの記録部
の概念図である。
【図3】 図1に示される医療用イメージャーが記録す
るグレースケールテストパターンの一例を示す概略図で
ある。
【図4】 図1に示される医療用イメージャーにおける
階調調整を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
10 (医療用)イメージャー 14 装填部 16 供給搬送手段 20 記録部 22 排出部 24 マガジン 26 蓋体 28 ハウジング 30 挿入口 32 案内板 34 案内ロール 36 停止部材 40 吸盤 42 搬送手段 44 搬送ガイド 48 エンドレスベルト 50 ニップローラ 52 規制ローラ対 56 クリーニングローラ対 58,62 ガイド 60 プラテンローラ 64 搬送ローラ対 66 サーマルヘッド 68 支持部材 72 トレイ 74 排出口 76 冷却ファン 78 スケールデータ記憶部 80 階調変換LUT 82 画像処理部 84 画像メモリ 86 記録制御部 A 感熱材料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】医療用診断装置による画像データを受け取
    り、この画像データが担持する画像をハードコピーとし
    て出力する医療用イメージャーであって、 画像データに対して階調調整および階調確認を行うため
    の複数のグレースケールテストパターンデータと、この
    グレースケールテストパターンをハードコピーとして出
    力する手段とを有することを特徴とする医療用イメージ
    ャー。
  2. 【請求項2】前記グレースケールテストパターンが、下
    記(a)に示される13ステップのグレースケール、下
    記(b)に示される16ステップのグレースケール、下
    記(c)に示される17ステップのグレースケールの2
    以上である請求項1に記載の医療用イメージャー。 (a) 0,(5/100)FS,(10/100)FS,(20/100)FS, ……(80/
    100)FS,(90/100)FS,(95/100)FS,FS (b) 0,(1/15)FS,(2/15)FS, …… (13/15)FS,(14/15)
    FS,FS (c) 0,(1/16)FS,(2/16)FS, …… (14/16)FS,(15/16)
    FS,FS (FSはフルスケール)
JP9043665A 1997-02-27 1997-02-27 医療用イメージャー Withdrawn JPH10240909A (ja)

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