JPH1029337A - サーマルヘッドのオン抵抗補正方法 - Google Patents
サーマルヘッドのオン抵抗補正方法Info
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- JPH1029337A JPH1029337A JP18741496A JP18741496A JPH1029337A JP H1029337 A JPH1029337 A JP H1029337A JP 18741496 A JP18741496 A JP 18741496A JP 18741496 A JP18741496 A JP 18741496A JP H1029337 A JPH1029337 A JP H1029337A
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】サーマルヘッドの発熱素子を制御する制御回路
のICの製造歩留まりを向上させることができ、製造コ
ストを削減することができるサーマルヘッドのオン抵抗
補正方法を提供すること。 【解決手段】サーマルヘッドの複数個の発熱素子の内の
所定数を制御する半導体集積回路を複数個用いて、サー
マルヘッドの複数個の発熱素子を制御する感熱画像記録
装置において、同一画像データを用いて感熱記録材料に
感熱記録画像を形成し、この感熱記録画像の各半導体集
積回路に対応する各領域の濃度値を測定し、画像データ
に対応する濃度値を得るために必要なサーマルヘッドへ
の供給エネルギー量と、各領域の濃度値に対応するサー
マルヘッドへの供給エネルギー量と、の比率を算出して
補正データを作成し、補正データを用いて画像データを
補正することにより、上記課題を解決する。
のICの製造歩留まりを向上させることができ、製造コ
ストを削減することができるサーマルヘッドのオン抵抗
補正方法を提供すること。 【解決手段】サーマルヘッドの複数個の発熱素子の内の
所定数を制御する半導体集積回路を複数個用いて、サー
マルヘッドの複数個の発熱素子を制御する感熱画像記録
装置において、同一画像データを用いて感熱記録材料に
感熱記録画像を形成し、この感熱記録画像の各半導体集
積回路に対応する各領域の濃度値を測定し、画像データ
に対応する濃度値を得るために必要なサーマルヘッドへ
の供給エネルギー量と、各領域の濃度値に対応するサー
マルヘッドへの供給エネルギー量と、の比率を算出して
補正データを作成し、補正データを用いて画像データを
補正することにより、上記課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱画像記録装置
(以下、感熱記録装置とする)において、サーマルヘッ
ドの各発熱素子のオン状態およびオフ状態を制御する制
御回路の個々の半導体集積回路(IC)のスイッチ素子
のオン抵抗のばらつきに起因する濃度むらを補正する方
法に関するものである。
(以下、感熱記録装置とする)において、サーマルヘッ
ドの各発熱素子のオン状態およびオフ状態を制御する制
御回路の個々の半導体集積回路(IC)のスイッチ素子
のオン抵抗のばらつきに起因する濃度むらを補正する方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波診断画像の記録に、紙、フィルム
等を支持体として感熱記録層を形成してなる感熱記録材
料(以下、感熱材料とする)を用いた感熱画像記録が利
用されている。また、感熱画像記録は湿式の現像処理が
不要であり、取り扱いが簡単である等の利点を有するこ
とから、近年では、超音波診断のような小型の画像記録
のみならず、MRI診断やX線診断等の大型かつ高画質
な画像が要求される用途において、医療診断のための画
像記録への利用も検討されている。
等を支持体として感熱記録層を形成してなる感熱記録材
料(以下、感熱材料とする)を用いた感熱画像記録が利
用されている。また、感熱画像記録は湿式の現像処理が
不要であり、取り扱いが簡単である等の利点を有するこ
とから、近年では、超音波診断のような小型の画像記録
のみならず、MRI診断やX線診断等の大型かつ高画質
な画像が要求される用途において、医療診断のための画
像記録への利用も検討されている。
【0003】周知のように、感熱記録装置においては、
1ラインの画素数に相当する発熱素子を一方向に配列し
てなるグレーズを有するサーマルヘッドを用い、グレー
ズを感熱材料の感熱記録層に若干押し当てた状態で、両
者を発熱素子の配列方向とほぼ直交する方向に相対的に
移動しながら、グレーズの各発熱素子を記録画像の画像
データに応じて加熱することにより、感熱材料の感熱記
録層を加熱して画像記録を行っている。
1ラインの画素数に相当する発熱素子を一方向に配列し
てなるグレーズを有するサーマルヘッドを用い、グレー
ズを感熱材料の感熱記録層に若干押し当てた状態で、両
者を発熱素子の配列方向とほぼ直交する方向に相対的に
移動しながら、グレーズの各発熱素子を記録画像の画像
データに応じて加熱することにより、感熱材料の感熱記
録層を加熱して画像記録を行っている。
【0004】ここで、図5に上記サーマルヘッドおよび
その制御回路の概念図を示す。同図において、サーマル
ヘッド66のグレーズ82は複数個の発熱素子84で構
成されている。制御回路86は、複数個の半導体集積回
路(IC)88で構成され、個々のIC88は複数個の
スイッチ素子90で構成されている。また、発熱素子8
4の一端は電源に接続され、その他端はそれぞれ対応す
るスイッチ素子90の一端に接続され、スイッチ素子9
0の他端はグランドに接続されている。
その制御回路の概念図を示す。同図において、サーマル
ヘッド66のグレーズ82は複数個の発熱素子84で構
成されている。制御回路86は、複数個の半導体集積回
路(IC)88で構成され、個々のIC88は複数個の
スイッチ素子90で構成されている。また、発熱素子8
4の一端は電源に接続され、その他端はそれぞれ対応す
るスイッチ素子90の一端に接続され、スイッチ素子9
0の他端はグランドに接続されている。
【0005】サーマルヘッド66は、B4サイズの感熱
材料に300dpiの画素密度で記録を行うものであっ
て、ここでは3072個の発熱素子84を有し、個々の
発熱素子84の抵抗値は約3kΩであるとする。また、
制御回路86は、個々の発熱素子84のオン状態または
オフ状態を制御するものであって、ここでは、個々のI
C88は64個のスイッチ素子90を有しており、発熱
素子84は、合計48個の制御回路86のIC88によ
って個別に制御されるものとする。
材料に300dpiの画素密度で記録を行うものであっ
て、ここでは3072個の発熱素子84を有し、個々の
発熱素子84の抵抗値は約3kΩであるとする。また、
制御回路86は、個々の発熱素子84のオン状態または
オフ状態を制御するものであって、ここでは、個々のI
C88は64個のスイッチ素子90を有しており、発熱
素子84は、合計48個の制御回路86のIC88によ
って個別に制御されるものとする。
【0006】サーマルヘッド66の電源には所定の一定
電圧が供給され、スイッチ素子90の制御入力端には、
例えば記録画像の画像データをパルス幅またはパルス数
変調等したパルス変調信号が入力され、そのオン状態ま
たはオフ状態が個別に制御される。即ち、個々の発熱素
子84は、その抵抗値と供給される電源の電圧に応じ
て、パルス変調信号によってスイッチ素子90がオン状
態にされる時間通電され、その発熱量は高精度に制御さ
れる。
電圧が供給され、スイッチ素子90の制御入力端には、
例えば記録画像の画像データをパルス幅またはパルス数
変調等したパルス変調信号が入力され、そのオン状態ま
たはオフ状態が個別に制御される。即ち、個々の発熱素
子84は、その抵抗値と供給される電源の電圧に応じ
て、パルス変調信号によってスイッチ素子90がオン状
態にされる時間通電され、その発熱量は高精度に制御さ
れる。
【0007】ところで、制御回路86のIC88のスイ
ッチ素子90は、オン状態になったときにはいわゆるオ
ン抵抗を持っている。このスイッチ素子90のオン抵抗
値は、個々のIC88の内部のスイッチ素子90の間で
は殆どばらつかないが、それぞれのIC88のスイッチ
素子90の間では大きくばらつくこともある。このた
め、個々の発熱素子84の発熱量は、IC88のスイッ
チ素子90のオン抵抗値に応じてばらつき、濃度むらが
発生する場合があるという問題点があった。
ッチ素子90は、オン状態になったときにはいわゆるオ
ン抵抗を持っている。このスイッチ素子90のオン抵抗
値は、個々のIC88の内部のスイッチ素子90の間で
は殆どばらつかないが、それぞれのIC88のスイッチ
素子90の間では大きくばらつくこともある。このた
め、個々の発熱素子84の発熱量は、IC88のスイッ
チ素子90のオン抵抗値に応じてばらつき、濃度むらが
発生する場合があるという問題点があった。
【0008】例えば、医療診断用の感熱記録装置では、
それぞれのIC88の間で、スイッチ素子90のオン抵
抗値の差が、発熱素子84の抵抗値に対して0.2%以
上であると濃度むらが目立つようになる。従って、上記
図示例のサーマルヘッド66においては、6Ω以上の差
があるときに、同一画像データを用いて感熱材料の全面
にいわゆるべた画像を形成すると、水平方向に約5.4
mm幅の縦縞状の濃度むらが発生してしまう。
それぞれのIC88の間で、スイッチ素子90のオン抵
抗値の差が、発熱素子84の抵抗値に対して0.2%以
上であると濃度むらが目立つようになる。従って、上記
図示例のサーマルヘッド66においては、6Ω以上の差
があるときに、同一画像データを用いて感熱材料の全面
にいわゆるべた画像を形成すると、水平方向に約5.4
mm幅の縦縞状の濃度むらが発生してしまう。
【0009】このような濃度むらの発生は、仕上がり記
録画像の画質の低下にもつながり、特に、高画質な画像
記録を要求される医療分野においては、診断のミスにも
つながりかねないため重大な問題となる。このため、制
御回路86の個々のIC88のスイッチ素子90のオン
抵抗値の差の絶対値が所定値以下となるようにICを選
別しているが、選別による方法では、ICの製造の歩留
まりが低下し、コスト高になるという問題点があった。
録画像の画質の低下にもつながり、特に、高画質な画像
記録を要求される医療分野においては、診断のミスにも
つながりかねないため重大な問題となる。このため、制
御回路86の個々のIC88のスイッチ素子90のオン
抵抗値の差の絶対値が所定値以下となるようにICを選
別しているが、選別による方法では、ICの製造の歩留
まりが低下し、コスト高になるという問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく種々の問題点をかえりみて、サーマル
ヘッドの発熱素子を制御する制御回路のICの製造歩留
まりを向上させることができ、製造コストを削減するこ
とができるサーマルヘッドのオン抵抗補正方法を提供す
ることにある。
従来技術に基づく種々の問題点をかえりみて、サーマル
ヘッドの発熱素子を制御する制御回路のICの製造歩留
まりを向上させることができ、製造コストを削減するこ
とができるサーマルヘッドのオン抵抗補正方法を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、サーマルヘッドの複数個の発熱素子の内
の所定数を制御する半導体集積回路を複数個用いて、前
記サーマルヘッドの複数個の発熱素子を制御する感熱画
像記録装置において、同一画像データを用いて感熱記録
材料に感熱記録画像を形成し、この感熱記録画像の前記
各半導体集積回路に対応する各領域の濃度値を測定し、
前記画像データに対応する濃度値を得るために必要な前
記サーマルヘッドへの供給エネルギー量と、前記各領域
の濃度値に対応する前記サーマルヘッドへの供給エネル
ギー量と、の比率を算出して補正データを作成し、前記
補正データを用いて画像データを補正することを特徴と
するサーマルヘッドのオン抵抗補正方法を提供するもの
である。
に、本発明は、サーマルヘッドの複数個の発熱素子の内
の所定数を制御する半導体集積回路を複数個用いて、前
記サーマルヘッドの複数個の発熱素子を制御する感熱画
像記録装置において、同一画像データを用いて感熱記録
材料に感熱記録画像を形成し、この感熱記録画像の前記
各半導体集積回路に対応する各領域の濃度値を測定し、
前記画像データに対応する濃度値を得るために必要な前
記サーマルヘッドへの供給エネルギー量と、前記各領域
の濃度値に対応する前記サーマルヘッドへの供給エネル
ギー量と、の比率を算出して補正データを作成し、前記
補正データを用いて画像データを補正することを特徴と
するサーマルヘッドのオン抵抗補正方法を提供するもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明のサーマルヘッドのオン抵抗補
正方法を詳細に説明する。
施例に基づいて、本発明のサーマルヘッドのオン抵抗補
正方法を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の補正方法が適用される感
熱記録装置の一実施例の概略図である。図示例の感熱記
録装置10は、所定のサイズの感熱記録フィルムA(以
下、感熱フィルムAとする)等の感熱記録材料に感熱画
像記録を行うものであって、感熱フィルムAが収容され
るマガジン24が装填される装填部14、供給搬送部1
6、サーマルヘッド66によって感熱フィルムAに感熱
画像記録を行う記録部20および排出部22等を有して
構成される。
熱記録装置の一実施例の概略図である。図示例の感熱記
録装置10は、所定のサイズの感熱記録フィルムA(以
下、感熱フィルムAとする)等の感熱記録材料に感熱画
像記録を行うものであって、感熱フィルムAが収容され
るマガジン24が装填される装填部14、供給搬送部1
6、サーマルヘッド66によって感熱フィルムAに感熱
画像記録を行う記録部20および排出部22等を有して
構成される。
【0014】ここで、感熱フィルムAは、透明なポリエ
チレンテレフタレート(PET)フィルム等の透明フィ
ルムを支持体として、その一面に感熱記録層を形成して
なるものであって、例えば100枚等の所定単位の積層
体(束)とされてマガジン24に収容され、一枚ずつマ
ガジン24から取り出されて感熱画像記録に供される。
チレンテレフタレート(PET)フィルム等の透明フィ
ルムを支持体として、その一面に感熱記録層を形成して
なるものであって、例えば100枚等の所定単位の積層
体(束)とされてマガジン24に収容され、一枚ずつマ
ガジン24から取り出されて感熱画像記録に供される。
【0015】装填部14は、感熱記録装置10の筺体2
8に形成された挿入口30、案内板32、案内ロール3
4,34および停止部材36等を有している。マガジン
24は、蓋体26側を先にして、装填部14の挿入口3
0から感熱記録装置10の内部に挿入され、案内板32
および案内ロール34,34に案内されつつ、停止部材
36に当接する位置まで押し込まれて感熱記録装置10
の所定の位置に装填される。
8に形成された挿入口30、案内板32、案内ロール3
4,34および停止部材36等を有している。マガジン
24は、蓋体26側を先にして、装填部14の挿入口3
0から感熱記録装置10の内部に挿入され、案内板32
および案内ロール34,34に案内されつつ、停止部材
36に当接する位置まで押し込まれて感熱記録装置10
の所定の位置に装填される。
【0016】供給搬送部16は、装填部14に装填され
たマガジン24から感熱フィルムAを取り出して、記録
部20へ搬送するものであって、吸引によって感熱フィ
ルムAを吸着する吸盤40を用いる枚葉機構、搬送手段
42、搬送ガイド44および搬送ガイド44の出口に位
置する規制ローラ対52等を有する。
たマガジン24から感熱フィルムAを取り出して、記録
部20へ搬送するものであって、吸引によって感熱フィ
ルムAを吸着する吸盤40を用いる枚葉機構、搬送手段
42、搬送ガイド44および搬送ガイド44の出口に位
置する規制ローラ対52等を有する。
【0017】搬送手段42は、搬送ローラ46、この搬
送ローラ46と同軸のプーリ47a、回転駆動源に接続
されるプーリ47b、テンションプーリ47c、これら
3つのプーリに張架されるエンドレスベルト48、搬送
ローラ46に押圧されるニップローラ50等を有して構
成される。
送ローラ46と同軸のプーリ47a、回転駆動源に接続
されるプーリ47b、テンションプーリ47c、これら
3つのプーリに張架されるエンドレスベルト48、搬送
ローラ46に押圧されるニップローラ50等を有して構
成される。
【0018】感熱記録装置10において、記録開始が指
示されると、図示していない開閉機構によって、マガジ
ン24の蓋体26が開放され、吸盤40を用いた枚葉機
構によって、マガジン24から感熱フィルムAが一枚取
り出され、感熱フィルムAの先端は搬送手段42の搬送
ローラ46とニップローラ50との間に供給される。感
熱フィルムAが搬送ローラ46とニップローラ50との
間に挟持された時点で吸盤40による吸引は開放され、
供給された感熱フィルムAは搬送ガイド44に沿って搬
送される。
示されると、図示していない開閉機構によって、マガジ
ン24の蓋体26が開放され、吸盤40を用いた枚葉機
構によって、マガジン24から感熱フィルムAが一枚取
り出され、感熱フィルムAの先端は搬送手段42の搬送
ローラ46とニップローラ50との間に供給される。感
熱フィルムAが搬送ローラ46とニップローラ50との
間に挟持された時点で吸盤40による吸引は開放され、
供給された感熱フィルムAは搬送ガイド44に沿って搬
送される。
【0019】なお、記録に供される感熱フィルムAがマ
ガジン24から完全に排出された時点で、前記開閉手段
によって蓋体26が閉塞される。搬送ガイド44によっ
て規定される搬送手段42から規制ローラ対52に至る
までの距離は、感熱フィルムAの搬送方向の長さより若
干短く設定されており、搬送手段42による搬送で感熱
フィルムAの先端が規制ローラ対52に至るが、規制ロ
ーラ対52は最初は停止されており、感熱フィルムAの
先端はここで停止する。
ガジン24から完全に排出された時点で、前記開閉手段
によって蓋体26が閉塞される。搬送ガイド44によっ
て規定される搬送手段42から規制ローラ対52に至る
までの距離は、感熱フィルムAの搬送方向の長さより若
干短く設定されており、搬送手段42による搬送で感熱
フィルムAの先端が規制ローラ対52に至るが、規制ロ
ーラ対52は最初は停止されており、感熱フィルムAの
先端はここで停止する。
【0020】感熱フィルムAの先端が規制ローラ対52
に至った時点で、サーマルヘッド66の温度が確認さ
れ、サーマルヘッド66の温度が所定温度であれば、規
制ローラ対52による感熱フィルムAの搬送が開始さ
れ、感熱フィルムAは記録部20に搬送される。
に至った時点で、サーマルヘッド66の温度が確認さ
れ、サーマルヘッド66の温度が所定温度であれば、規
制ローラ対52による感熱フィルムAの搬送が開始さ
れ、感熱フィルムAは記録部20に搬送される。
【0021】記録部20は、サーマルヘッド66、プラ
テンローラ60、サーマルヘッド66を冷却する冷却フ
ァン76、クリーニングローラ対56、ガイド58、ガ
イド62および搬送ローラ対63等を有する。
テンローラ60、サーマルヘッド66を冷却する冷却フ
ァン76、クリーニングローラ対56、ガイド58、ガ
イド62および搬送ローラ対63等を有する。
【0022】図示例において、サーマルヘッド66は、
所定の画素密度(記録密度)の感熱画像記録を行うもの
であって、感熱フィルムAに1ライン分の感熱記録を行
う発熱素子が一方向に配列されたグレーズが形成された
サーマルヘッド本体と、サーマルヘッド本体に固定され
たヒートシンクとを有する。サーマルヘッド66は、支
点68aを中心に矢印a方向および逆方向に回動自在な
支持部材68に支持されている。
所定の画素密度(記録密度)の感熱画像記録を行うもの
であって、感熱フィルムAに1ライン分の感熱記録を行
う発熱素子が一方向に配列されたグレーズが形成された
サーマルヘッド本体と、サーマルヘッド本体に固定され
たヒートシンクとを有する。サーマルヘッド66は、支
点68aを中心に矢印a方向および逆方向に回動自在な
支持部材68に支持されている。
【0023】また、プラテンローラ60は、感熱フィル
ムAを所定位置に保持しつつ所定の画像記録速度で回転
し、グレーズの延在方向とほぼ直交する方向に感熱フィ
ルムAを搬送する。クリーニングローラ対56は、粘着
ゴムローラと、通常のローラとからなるローラ対であ
る。
ムAを所定位置に保持しつつ所定の画像記録速度で回転
し、グレーズの延在方向とほぼ直交する方向に感熱フィ
ルムAを搬送する。クリーニングローラ対56は、粘着
ゴムローラと、通常のローラとからなるローラ対であ
る。
【0024】記録部20において、感熱フィルムAが搬
送される前は、支持部材68は上方(矢印a方向と逆の
方向)に回動されており、サーマルヘッド66のグレー
ズとプラテンローラ60とは接触していない。前述の規
制ローラ対52によって搬送が開始されると、次いで、
感熱フィルムAはクリーニングローラ対56に挟持さ
れ、さらに、ガイド58によって案内されつつ搬送され
る。
送される前は、支持部材68は上方(矢印a方向と逆の
方向)に回動されており、サーマルヘッド66のグレー
ズとプラテンローラ60とは接触していない。前述の規
制ローラ対52によって搬送が開始されると、次いで、
感熱フィルムAはクリーニングローラ対56に挟持さ
れ、さらに、ガイド58によって案内されつつ搬送され
る。
【0025】感熱フィルムAの先端が記録開始位置(グ
レーズに対応する位置)に搬送されると、支持部材68
が矢印a方向に回動され、感熱フィルムAはサーマルヘ
ッド66のグレーズとプラテンローラ60とで挟持さ
れ、グレーズが記録層に押圧された状態となる。次い
で、感熱フィルムAは、プラテンローラ60によって所
定位置に保持されつつ、プラテンローラ60、規制ロー
ラ対52および搬送ローラ対63等によって搬送され
る。
レーズに対応する位置)に搬送されると、支持部材68
が矢印a方向に回動され、感熱フィルムAはサーマルヘ
ッド66のグレーズとプラテンローラ60とで挟持さ
れ、グレーズが記録層に押圧された状態となる。次い
で、感熱フィルムAは、プラテンローラ60によって所
定位置に保持されつつ、プラテンローラ60、規制ロー
ラ対52および搬送ローラ対63等によって搬送され
る。
【0026】この搬送に伴い、記録画像に応じてグレー
ズの各発熱素子を加熱することにより、感熱フィルムA
に感熱画像記録が行われる。感熱画像記録が終了した感
熱フィルムAは、ガイド62に案内されつつ、プラテン
ローラ60および搬送ローラ対63によって搬送され、
排出部22のトレイ72に排出される。トレイ72は、
筺体28に形成された排出口74を経て感熱記録装置1
0の外部に突出しており、画像が記録された感熱フィル
ムAは、この排出口74を経て外部に排出されて取り出
される。
ズの各発熱素子を加熱することにより、感熱フィルムA
に感熱画像記録が行われる。感熱画像記録が終了した感
熱フィルムAは、ガイド62に案内されつつ、プラテン
ローラ60および搬送ローラ対63によって搬送され、
排出部22のトレイ72に排出される。トレイ72は、
筺体28に形成された排出口74を経て感熱記録装置1
0の外部に突出しており、画像が記録された感熱フィル
ムAは、この排出口74を経て外部に排出されて取り出
される。
【0027】本発明のサーマルヘッドのオン抵抗補正方
法を適用する感熱記録装置は、例えば以上のように構成
される。次に、本発明のサーマルヘッドのオン抵抗補正
方法について説明する。
法を適用する感熱記録装置は、例えば以上のように構成
される。次に、本発明のサーマルヘッドのオン抵抗補正
方法について説明する。
【0028】なお、サーマルヘッドおよびその制御回路
については、図5に示される概念図を参照するものと
し、その回路構成についても同一であるものとする。即
ち、サーマルヘッドは、B4サイズの感熱材料に300
dpiの画素密度で記録を行うものであって、3072
個の発熱素子を有し、制御回路の半導体集積回路(I
C)は64個のスイッチ素子を有し、発熱素子は、合計
48個の制御回路のICによって個別に制御されるもの
とする。
については、図5に示される概念図を参照するものと
し、その回路構成についても同一であるものとする。即
ち、サーマルヘッドは、B4サイズの感熱材料に300
dpiの画素密度で記録を行うものであって、3072
個の発熱素子を有し、制御回路の半導体集積回路(I
C)は64個のスイッチ素子を有し、発熱素子は、合計
48個の制御回路のICによって個別に制御されるもの
とする。
【0029】まず、同一画像データを用いて、感熱フィ
ルムAの全面にいわゆるべた画像を形成する。このと
き、それぞれの制御回路のICの間で、スイッチ素子の
オン抵抗値のばらつきが所定範囲以内、例えば本実施例
のサーマルヘッド66の場合には6Ω以内であれば、感
熱フィルムAの全面は、画像データに対応する同一濃度
の画像が形成される。これに対し、ばらつきが所定範囲
以上であれば、感熱フィルムAには、水平方向に約5.
4mm幅の縦縞状の濃度むらが発生する。
ルムAの全面にいわゆるべた画像を形成する。このと
き、それぞれの制御回路のICの間で、スイッチ素子の
オン抵抗値のばらつきが所定範囲以内、例えば本実施例
のサーマルヘッド66の場合には6Ω以内であれば、感
熱フィルムAの全面は、画像データに対応する同一濃度
の画像が形成される。これに対し、ばらつきが所定範囲
以上であれば、感熱フィルムAには、水平方向に約5.
4mm幅の縦縞状の濃度むらが発生する。
【0030】ここで、図2に、上記同一画像データを用
いて記録された記録画像の一実施例の概念図を示す。同
図に示す記録画像は、IC88の1個分の水平幅に相当
する約5.4mm幅の縦縞状の濃度むらが2つ発生して
いるものであって、例えば画像データに対応する濃度よ
りも低濃度の画像が形成されている領域Aと、ほぼ画像
データに対応する濃度の画像が形成されている領域B
と、画像データに対応する濃度よりも高濃度の画像が形
成されている領域Cとから構成されている。
いて記録された記録画像の一実施例の概念図を示す。同
図に示す記録画像は、IC88の1個分の水平幅に相当
する約5.4mm幅の縦縞状の濃度むらが2つ発生して
いるものであって、例えば画像データに対応する濃度よ
りも低濃度の画像が形成されている領域Aと、ほぼ画像
データに対応する濃度の画像が形成されている領域B
と、画像データに対応する濃度よりも高濃度の画像が形
成されている領域Cとから構成されている。
【0031】次いで、例えば濃度計を用いて上記領域
A,B,Cの濃度値を実測し、図3に示される感熱記録
材料の特性曲線を参照して、領域A,B,Cの濃度値に
対応するサーマルヘッド66への供給エネルギー量を求
める。図3に示されるグラフは、感熱フィルムAにおけ
る記録濃度とサーマルヘッド66への供給エネルギーの
関係を表すものであって、縦軸に感熱フィルムAにおけ
る記録濃度(D)が、横軸にサーマルヘッド66への供
給エネルギー(logE)が示されている。
A,B,Cの濃度値を実測し、図3に示される感熱記録
材料の特性曲線を参照して、領域A,B,Cの濃度値に
対応するサーマルヘッド66への供給エネルギー量を求
める。図3に示されるグラフは、感熱フィルムAにおけ
る記録濃度とサーマルヘッド66への供給エネルギーの
関係を表すものであって、縦軸に感熱フィルムAにおけ
る記録濃度(D)が、横軸にサーマルヘッド66への供
給エネルギー(logE)が示されている。
【0032】最後に、図4に概念的に示されるように、
画像データに対応する記録濃度、即ち、感熱フィルムA
に記録されるべき濃度に対応するサーマルヘッド66へ
の供給エネルギー量と、領域A,B,Cの濃度実測値、
即ち、感熱フィルムAに実際に記録されている濃度に対
応するサーマルヘッド66への供給エネルギー量と、の
比率(割合)を算出し、これをサーマルヘッド66の制
御回路のICのスイッチ素子のオン抵抗の補正データと
して画像データに掛け合わせる。
画像データに対応する記録濃度、即ち、感熱フィルムA
に記録されるべき濃度に対応するサーマルヘッド66へ
の供給エネルギー量と、領域A,B,Cの濃度実測値、
即ち、感熱フィルムAに実際に記録されている濃度に対
応するサーマルヘッド66への供給エネルギー量と、の
比率(割合)を算出し、これをサーマルヘッド66の制
御回路のICのスイッチ素子のオン抵抗の補正データと
して画像データに掛け合わせる。
【0033】なお、図4に示される補正データの概念図
は、図2の出力記録画像に対応するものであって、感熱
フィルムAの各領域A,B,Cに対応する、サーマルヘ
ッド66への供給エネルギー量の増減を概念的に示すも
のである。補正データによって、サーマルヘッド66へ
の供給エネルギー量を上昇または低下させ、その結果、
感熱フィルムAにおける記録濃度を上昇または低下させ
ることができ、記録しようとする濃度と実際に記録され
る濃度とを一致させることができる。
は、図2の出力記録画像に対応するものであって、感熱
フィルムAの各領域A,B,Cに対応する、サーマルヘ
ッド66への供給エネルギー量の増減を概念的に示すも
のである。補正データによって、サーマルヘッド66へ
の供給エネルギー量を上昇または低下させ、その結果、
感熱フィルムAにおける記録濃度を上昇または低下させ
ることができ、記録しようとする濃度と実際に記録され
る濃度とを一致させることができる。
【0034】このように、本発明のサーマルヘッドのオ
ン抵抗補正方法によれば、サーマルヘッドの制御回路の
ICのスイッチ素子のオン抵抗値のばらつきに係わら
ず、画像データに対応する濃度の画像を記録することが
できるため、スイッチ素子のオン抵抗値のばらつきに起
因する記録画像の濃度むらが発生するのを防止すること
ができるとともに、制御回路のICの製造の歩留まりを
ほぼ100%にすることができ、製造コストを削減する
ことができる。
ン抵抗補正方法によれば、サーマルヘッドの制御回路の
ICのスイッチ素子のオン抵抗値のばらつきに係わら
ず、画像データに対応する濃度の画像を記録することが
できるため、スイッチ素子のオン抵抗値のばらつきに起
因する記録画像の濃度むらが発生するのを防止すること
ができるとともに、制御回路のICの製造の歩留まりを
ほぼ100%にすることができ、製造コストを削減する
ことができる。
【0035】以上、感熱記録装置の一例を挙げて、本発
明のサーマルヘッドのオン抵抗補正方法について説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
サーマルヘッドを用いる従来公知のあらゆる感熱記録装
置に適用可能なことはいうまでもないことである。ま
た、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改
良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
明のサーマルヘッドのオン抵抗補正方法について説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
サーマルヘッドを用いる従来公知のあらゆる感熱記録装
置に適用可能なことはいうまでもないことである。ま
た、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改
良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明のサー
マルヘッドのオン抵抗補正方法によれば、制御回路のI
Cのスイッチ素子のオン抵抗値のばらつきによる、出力
記録画像における濃度むらの発生を防止することがで
き、制御回路のICの製造歩留まりをほぼ100%にす
ることができ、製造コストを削減することができるとい
う効果がある。
マルヘッドのオン抵抗補正方法によれば、制御回路のI
Cのスイッチ素子のオン抵抗値のばらつきによる、出力
記録画像における濃度むらの発生を防止することがで
き、制御回路のICの製造歩留まりをほぼ100%にす
ることができ、製造コストを削減することができるとい
う効果がある。
【図1】 本発明を用いる感熱画像記録装置の一実施例
の概念図である。
の概念図である。
【図2】 記録画像の一実施例の概念図である。
【図3】 感熱記録材料の特性曲線の一実施例のグラフ
である。
である。
【図4】 補正データの一実施例の概念図である。
【図5】 サーマルヘッドおよびその制御回路の概念図
である。
である。
10 感熱画像記録装置 14 装填部 16 供給搬送部 20 記録部 22 排出部 24 マガジン 26 蓋体 27 スポンジ 28 筺体 30 挿入口 32 案内板 34 案内ロール 36 停止部材 40 吸盤 42 搬送手段 44 搬送ガイド 46 搬送ローラ 47a,47b プーリ 47c テンションプーリ 48 エンドレスベルト 50 ニップローラ 52 規制ローラ対 56 ローラ対 58,62 ガイド 60 プラテンローラ 63 搬送ローラ対 66 サーマルヘッド 68 支持部材 68a 支点 72 トレイ 74 排出口 82 グレーズ 84 発熱素子 86 制御回路 88 半導体集積回路(IC) 90 スイッチ素子 A 感熱フィルム
Claims (1)
- 【請求項1】サーマルヘッドの複数個の発熱素子の内の
所定数を制御する半導体集積回路を複数個用いて、前記
サーマルヘッドの複数個の発熱素子を制御する感熱画像
記録装置において、 同一画像データを用いて感熱記録材料に感熱記録画像を
形成し、この感熱記録画像の前記各半導体集積回路に対
応する各領域の濃度値を測定し、前記画像データに対応
する濃度値を得るために必要な前記サーマルヘッドへの
供給エネルギー量と、前記各領域の濃度値に対応する前
記サーマルヘッドへの供給エネルギー量と、の比率を算
出して補正データを作成し、前記補正データを用いて画
像データを補正することを特徴とするサーマルヘッドの
オン抵抗補正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18741496A JPH1029337A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | サーマルヘッドのオン抵抗補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18741496A JPH1029337A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | サーマルヘッドのオン抵抗補正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029337A true JPH1029337A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16205631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18741496A Withdrawn JPH1029337A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | サーマルヘッドのオン抵抗補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029337A (ja) |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18741496A patent/JPH1029337A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |