JPH1032476A - 過電流保護回路 - Google Patents
過電流保護回路Info
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- JPH1032476A JPH1032476A JP8175029A JP17502996A JPH1032476A JP H1032476 A JPH1032476 A JP H1032476A JP 8175029 A JP8175029 A JP 8175029A JP 17502996 A JP17502996 A JP 17502996A JP H1032476 A JPH1032476 A JP H1032476A
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- igbt
- voltage
- gate
- circuit
- emitter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 メインIGBTチップにセンスIGBTを付
加し、センス電流からメインIGBTのコレクタ電流を
等価検出するに当たり、その過電流時に安全動作領域を
逸脱させず素子破壊を生じさせないようにする。 【解決手段】 センスIGBTのエミッタEsとメイン
IGBTのエミッタEとの間にMOSFETT1を接続
し、これを可変のセンス抵抗として用いることにより、
メインIGBTのコレクタ・エミッタ電圧の大きさに関
係なく、メインIGBTのコレクタ電流をほぼ一定値に
制限し得るようにする。センスIGBTを内蔵しない通
常のIGBTについても、過電流保護を図る実施態様例
もある。
加し、センス電流からメインIGBTのコレクタ電流を
等価検出するに当たり、その過電流時に安全動作領域を
逸脱させず素子破壊を生じさせないようにする。 【解決手段】 センスIGBTのエミッタEsとメイン
IGBTのエミッタEとの間にMOSFETT1を接続
し、これを可変のセンス抵抗として用いることにより、
メインIGBTのコレクタ・エミッタ電圧の大きさに関
係なく、メインIGBTのコレクタ電流をほぼ一定値に
制限し得るようにする。センスIGBTを内蔵しない通
常のIGBTについても、過電流保護を図る実施態様例
もある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体スイッチ
ング素子の保護回路、特に絶縁ゲート形バイポーラトラ
ンジスタ(以下、単にIGBTとも略記する)などの電
圧駆動形素子が、過電流破壊するのを防ぐための過電流
保護回路に関する。
ング素子の保護回路、特に絶縁ゲート形バイポーラトラ
ンジスタ(以下、単にIGBTとも略記する)などの電
圧駆動形素子が、過電流破壊するのを防ぐための過電流
保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図8はこの種の従来例を示す回路図であ
る。この回路は、IGBT1のゲート端子Gには、ゲー
ト抵抗Rgを介してゲート駆動回路2の出力端子1を、
またIGBT1のエミッタ端子Eはゲート駆動回路2の
出力端子2を、IGBT1のエミッタ端子EとEs(セ
ンス端子ともいう)間にはセンス抵抗Rsを、IGBT
1のゲートGとエミッタE間にはダイオードD2とMO
SFETT2との直列回路を、さらにMOSFETT2
のゲート端子とIGBT1のセンス端子Esとがそれぞ
れ接続されて構成される。
る。この回路は、IGBT1のゲート端子Gには、ゲー
ト抵抗Rgを介してゲート駆動回路2の出力端子1を、
またIGBT1のエミッタ端子Eはゲート駆動回路2の
出力端子2を、IGBT1のエミッタ端子EとEs(セ
ンス端子ともいう)間にはセンス抵抗Rsを、IGBT
1のゲートGとエミッタE間にはダイオードD2とMO
SFETT2との直列回路を、さらにMOSFETT2
のゲート端子とIGBT1のセンス端子Esとがそれぞ
れ接続されて構成される。
【0003】図8のIGBT1は図9(イ)の如く、メ
インIGBT11とセンスIGBT12との並列回路と
して表現することができる。なお、Rsはセンス抵抗を
示している。この回路では、メインIGBT11のコレ
クタ電流が増加すると、センス抵抗Rsに流れる電流も
増加し、センス電圧Vsが増加する。このVsがMOS
FETT2のゲートしきい値電圧Vthを越えると、M
OSFETT2がオン状態となり、IGBT1のゲート
・エミッタ間電圧VGE0 を低下させる。IGBTは一般
に、そのゲート電圧が低下するとコレクタ電流の飽和電
流値が低下するという特性があるため、VGE0 の低下に
伴いVs=Vthの関係が成立するコレクタ電流値に制
限される。その結果、IGBT11の電流が過大とな
り、安全動作領域(いわゆる、ASO)を逸脱して素子
破壊することが防止される。
インIGBT11とセンスIGBT12との並列回路と
して表現することができる。なお、Rsはセンス抵抗を
示している。この回路では、メインIGBT11のコレ
クタ電流が増加すると、センス抵抗Rsに流れる電流も
増加し、センス電圧Vsが増加する。このVsがMOS
FETT2のゲートしきい値電圧Vthを越えると、M
OSFETT2がオン状態となり、IGBT1のゲート
・エミッタ間電圧VGE0 を低下させる。IGBTは一般
に、そのゲート電圧が低下するとコレクタ電流の飽和電
流値が低下するという特性があるため、VGE0 の低下に
伴いVs=Vthの関係が成立するコレクタ電流値に制
限される。その結果、IGBT11の電流が過大とな
り、安全動作領域(いわゆる、ASO)を逸脱して素子
破壊することが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、図9
(イ)に示すセンス回路では、メインIGBT11のコ
レクタ・エミッタ間電圧VCEを、センスIGBT12の
コレクタ・エミッタ間電圧VCES と、センス抵抗Rsの
センス電圧Vsとして分担する。すなわち、 VCE=VCES +Vs である。そして、VCE,VCES が大きくVs電圧が無視
できる領域では、メインIGBT11とセンスIGBT
12との電流比はIGBT特性で決定され、同じ特性の
IGBTとすることで、チップの面積比に比例する値と
なる。しかしながら、VCE,VCES が小さい場合はVs
電圧が無視できなくなり、センスIGBT12に流れる
電流が減少し、チップの面積比に比例する電流よりも小
さな電流となる。その結果、センス電圧特性は図9
(ロ)に示すように、メインIGBT11のコレクタ電
流Icを一定にしても、VCEが小さな値ではセンス電圧
Vsも小さな値となる。
(イ)に示すセンス回路では、メインIGBT11のコ
レクタ・エミッタ間電圧VCEを、センスIGBT12の
コレクタ・エミッタ間電圧VCES と、センス抵抗Rsの
センス電圧Vsとして分担する。すなわち、 VCE=VCES +Vs である。そして、VCE,VCES が大きくVs電圧が無視
できる領域では、メインIGBT11とセンスIGBT
12との電流比はIGBT特性で決定され、同じ特性の
IGBTとすることで、チップの面積比に比例する値と
なる。しかしながら、VCE,VCES が小さい場合はVs
電圧が無視できなくなり、センスIGBT12に流れる
電流が減少し、チップの面積比に比例する電流よりも小
さな電流となる。その結果、センス電圧特性は図9
(ロ)に示すように、メインIGBT11のコレクタ電
流Icを一定にしても、VCEが小さな値ではセンス電圧
Vsも小さな値となる。
【0005】電流制限が掛かるのは、MOSFETT2
のゲートしきい値電圧Vthとセンス電圧Vsが等しく
なったときであるから、VCEが小さな電圧のときにはメ
インIGBT11の制限電流が大きく、VCEが大きなと
きには制限電流値は小さくなるといった特性を持つ。し
たがって、従来の回路では、VCEが小さなときには電流
制限値が大きく、IGBTの安全動作領域を逸脱し、素
子破壊に至るおそれがある。さらに、電流制限動作が働
きVCEが小さな状態から大きな状態になると、電流制限
値は減少するが、この電流減少率di/dtとIGBT
とスナバ間の配線インダクタンスとの積で決まる大きな
電圧が、IGBTのコレクタ・エミッタ間に印加される
ことになる。一般に、IGBTの安全動作領域は、電圧
が大きくなると許容電流値は小さくなるため電流制限動
作が働き、VCEが小さな状態から大きな状態になると
き、IGBTの安全動作領域を逸脱し素子破壊が生じる
という問題がある。
のゲートしきい値電圧Vthとセンス電圧Vsが等しく
なったときであるから、VCEが小さな電圧のときにはメ
インIGBT11の制限電流が大きく、VCEが大きなと
きには制限電流値は小さくなるといった特性を持つ。し
たがって、従来の回路では、VCEが小さなときには電流
制限値が大きく、IGBTの安全動作領域を逸脱し、素
子破壊に至るおそれがある。さらに、電流制限動作が働
きVCEが小さな状態から大きな状態になると、電流制限
値は減少するが、この電流減少率di/dtとIGBT
とスナバ間の配線インダクタンスとの積で決まる大きな
電圧が、IGBTのコレクタ・エミッタ間に印加される
ことになる。一般に、IGBTの安全動作領域は、電圧
が大きくなると許容電流値は小さくなるため電流制限動
作が働き、VCEが小さな状態から大きな状態になると
き、IGBTの安全動作領域を逸脱し素子破壊が生じる
という問題がある。
【0006】以上では、センスIGBTをもつものにつ
いて説明したが、通常のIGBTについても過電流保護
が必要である。図10にこの種の従来例を示す。すなわ
ち、IGBT1のゲートには、ゲート抵抗R10を介し
てコンプリメンタリ(相補対称)接続のトランジスタT
8,T9の出力端子が接続され、このコンプリメンタリ
接続のトランジスタT8,T9の入力端子にはゲート駆
動用直流電源20、抵抗R11とトランジスタT10と
の直列回路、抵抗R12とフォトカプラP1の出力用素
子(フォトトランジスタなど)との直列回路が互いに並
列に接続されている。また、トランジスタT8,T9の
ベースには抵抗R11とトランジスタT10との接続点
が、トランジスタT10のベースには抵抗R12とフォ
トカプラP1の出力用素子との接続点が、フォトカプラ
P1の入力用素子(発光ダイオードなど)には制御回路
10が、さらには、ゲート駆動用直流電源20の負極端
子にはIGBT1のエミッタが、それぞれ接続されてい
る。このような回路において、制御回路10によってフ
ォトカプラP1をオフすると、トランジスタT10のベ
ースに抵抗R12を介して流れていた電流がフォトカプ
ラP1に流れ、トランジスタT10がオフする。トラン
ジスタT10がオフすると、トランジスタT8のベース
に抵抗R11を介してベース電流が流れ、トランジスタ
T8がオンする。トランジスタT8がオンすると、IG
BT1のゲートにはゲート抵抗R10を介して電流が流
れ、IGBT1のゲート電圧が上昇しIGBT1がオン
する。
いて説明したが、通常のIGBTについても過電流保護
が必要である。図10にこの種の従来例を示す。すなわ
ち、IGBT1のゲートには、ゲート抵抗R10を介し
てコンプリメンタリ(相補対称)接続のトランジスタT
8,T9の出力端子が接続され、このコンプリメンタリ
接続のトランジスタT8,T9の入力端子にはゲート駆
動用直流電源20、抵抗R11とトランジスタT10と
の直列回路、抵抗R12とフォトカプラP1の出力用素
子(フォトトランジスタなど)との直列回路が互いに並
列に接続されている。また、トランジスタT8,T9の
ベースには抵抗R11とトランジスタT10との接続点
が、トランジスタT10のベースには抵抗R12とフォ
トカプラP1の出力用素子との接続点が、フォトカプラ
P1の入力用素子(発光ダイオードなど)には制御回路
10が、さらには、ゲート駆動用直流電源20の負極端
子にはIGBT1のエミッタが、それぞれ接続されてい
る。このような回路において、制御回路10によってフ
ォトカプラP1をオフすると、トランジスタT10のベ
ースに抵抗R12を介して流れていた電流がフォトカプ
ラP1に流れ、トランジスタT10がオフする。トラン
ジスタT10がオフすると、トランジスタT8のベース
に抵抗R11を介してベース電流が流れ、トランジスタ
T8がオンする。トランジスタT8がオンすると、IG
BT1のゲートにはゲート抵抗R10を介して電流が流
れ、IGBT1のゲート電圧が上昇しIGBT1がオン
する。
【0007】次に、IGBT1がオン状態で、短絡事故
などにより過電流が流れた場合について説明する。一般
に、IGBTのコレクタ電流とコレクタ・エミッタ電圧
との関係は、或る一定以上の電流を流そうとするとコレ
クタ・エミッタ電圧が上昇する。したがって、短絡事故
などによる過電流も或る一定以上の電流に達するとコレ
クタ・エミッタ電圧が急激に上昇し、一定の制限電流で
飽和する特性がある。この制限電流値はゲート電圧に依
存し、ゲート電圧が大きい程大きな制限電流となる。ま
た、IGBTには図示のような寄生容量CCGが存在する
ため、コレクタ・エミッタ間電圧が急激に上昇すると、
この寄生容量CCGを介してゲート・エミッタ容量CGEが
充電されてゲート電圧が上昇し、これにより、コレクタ
電流の制限値がさらに上昇する。IGBTの短絡耐量
(短絡状態で素子が破壊するまでの時間)は、制限電流
が大きくなると小さくなるという性質があるため、過電
流保護を行なう場合は過電流状態をより高速に検知し、
短時間にIGBTをオフする必要がある。そのため、従
来は図示のように、IGBT1と直列に直流電流検出器
30を挿入し、IGBTのコレクタ電流が或る設定値以
上になったら制御回路10からオフ信号を出力し、IG
BTを短絡破壊から保護するようにしている。しかし、
上記のような直流電流検出器は高価であり、コストアッ
プになる。また、電流容量が大きな装置ではこの直流電
流検出器も大型化し、装置が大型化するという問題があ
る。
などにより過電流が流れた場合について説明する。一般
に、IGBTのコレクタ電流とコレクタ・エミッタ電圧
との関係は、或る一定以上の電流を流そうとするとコレ
クタ・エミッタ電圧が上昇する。したがって、短絡事故
などによる過電流も或る一定以上の電流に達するとコレ
クタ・エミッタ電圧が急激に上昇し、一定の制限電流で
飽和する特性がある。この制限電流値はゲート電圧に依
存し、ゲート電圧が大きい程大きな制限電流となる。ま
た、IGBTには図示のような寄生容量CCGが存在する
ため、コレクタ・エミッタ間電圧が急激に上昇すると、
この寄生容量CCGを介してゲート・エミッタ容量CGEが
充電されてゲート電圧が上昇し、これにより、コレクタ
電流の制限値がさらに上昇する。IGBTの短絡耐量
(短絡状態で素子が破壊するまでの時間)は、制限電流
が大きくなると小さくなるという性質があるため、過電
流保護を行なう場合は過電流状態をより高速に検知し、
短時間にIGBTをオフする必要がある。そのため、従
来は図示のように、IGBT1と直列に直流電流検出器
30を挿入し、IGBTのコレクタ電流が或る設定値以
上になったら制御回路10からオフ信号を出力し、IG
BTを短絡破壊から保護するようにしている。しかし、
上記のような直流電流検出器は高価であり、コストアッ
プになる。また、電流容量が大きな装置ではこの直流電
流検出器も大型化し、装置が大型化するという問題があ
る。
【0008】したがって、この発明の課題はセンスIG
BT内蔵のIGBTでは、その過電流保護や電流制限動
作を、そのコレクタ・エミッタ間電圧に関係なく一定と
なるようにして確実なIGBT保護を図ること、また、
通常のIGBTでは装置を大型化,コストアップするこ
となくIGBT保護を図ることにある。
BT内蔵のIGBTでは、その過電流保護や電流制限動
作を、そのコレクタ・エミッタ間電圧に関係なく一定と
なるようにして確実なIGBT保護を図ること、また、
通常のIGBTでは装置を大型化,コストアップするこ
となくIGBT保護を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
べく、請求項1の発明では、センスIGBTのエミッタ
とメインIGBTのエミッタ間にMOSFETを接続す
る、すなわち、抵抗の代わりにMOSFETを使用し、
このMOSFETのゲートに抵抗を介してメインIGB
Tのゲート端子を接続するとともに、ダイオードを介し
てメインIGBTのコレクタ端子に接続することで、メ
インIGBTのコレクタ・エミッタ電圧がゲート電圧よ
り大きくなると、前記ダイオードはオフしMOSFET
のゲート電圧はメインIGBTのゲート電圧と同じ値と
なり、MOSFETのオン抵抗は小さな値となる。ま
た、メインIGBTのコレクタ・エミッタ電圧がゲート
電圧より小さくなると、MOSFETのゲート電圧はダ
イオードを介し放電されて低下し、MOSFETのオン
抵抗は大きな値となる。つまり、コレクタ・エミッタ間
電圧が大きな時には小さなセンス抵抗、コレクタ・エミ
ッタ間電圧が小さな時には大きなセンス抵抗となる可変
抵抗が構成される。したがって、メインIGBTのコレ
クタ・エミッタ電圧が小さなときセンス電流は小さくな
るが、MOSFETのオン抵抗が大きくなるため、その
ドレイン・ソース間電圧は大きく検出され、メインIG
BTのコレクタ・エミッタ電圧が大きなときと同じセン
ス電圧とすることができる。その結果、センス電圧をメ
インIGBTのコレクタ・エミッタ電圧に依存しない特
性にできるわけである。
べく、請求項1の発明では、センスIGBTのエミッタ
とメインIGBTのエミッタ間にMOSFETを接続す
る、すなわち、抵抗の代わりにMOSFETを使用し、
このMOSFETのゲートに抵抗を介してメインIGB
Tのゲート端子を接続するとともに、ダイオードを介し
てメインIGBTのコレクタ端子に接続することで、メ
インIGBTのコレクタ・エミッタ電圧がゲート電圧よ
り大きくなると、前記ダイオードはオフしMOSFET
のゲート電圧はメインIGBTのゲート電圧と同じ値と
なり、MOSFETのオン抵抗は小さな値となる。ま
た、メインIGBTのコレクタ・エミッタ電圧がゲート
電圧より小さくなると、MOSFETのゲート電圧はダ
イオードを介し放電されて低下し、MOSFETのオン
抵抗は大きな値となる。つまり、コレクタ・エミッタ間
電圧が大きな時には小さなセンス抵抗、コレクタ・エミ
ッタ間電圧が小さな時には大きなセンス抵抗となる可変
抵抗が構成される。したがって、メインIGBTのコレ
クタ・エミッタ電圧が小さなときセンス電流は小さくな
るが、MOSFETのオン抵抗が大きくなるため、その
ドレイン・ソース間電圧は大きく検出され、メインIG
BTのコレクタ・エミッタ電圧が大きなときと同じセン
ス電圧とすることができる。その結果、センス電圧をメ
インIGBTのコレクタ・エミッタ電圧に依存しない特
性にできるわけである。
【0010】また、請求項2の発明のように、上記MO
SFETの代わりにMOSFETと抵抗RS1との直列
回路に抵抗RS2を並列に接続することで、MOSFE
Tのオン,オフ動作による可変センス抵抗を構成する。
つまり、メインIGBTのコレクタ・エミッタ電圧が小
さいときは、MOSFETがオフしてセンス抵抗はRS
2となり、メインIGBTのコレクタ・エミッタ電圧が
大きいときは、MOSFETがオンしてセンス抵抗はR
S1・RS2/(RS1+RS2)となる。したがっ
て、抵抗RS1,RS2の値を調整することにより、セ
ンス電圧をメインIGBTのコレクタ・エミッタ電圧に
依存しない特性にすることができる。
SFETの代わりにMOSFETと抵抗RS1との直列
回路に抵抗RS2を並列に接続することで、MOSFE
Tのオン,オフ動作による可変センス抵抗を構成する。
つまり、メインIGBTのコレクタ・エミッタ電圧が小
さいときは、MOSFETがオフしてセンス抵抗はRS
2となり、メインIGBTのコレクタ・エミッタ電圧が
大きいときは、MOSFETがオンしてセンス抵抗はR
S1・RS2/(RS1+RS2)となる。したがっ
て、抵抗RS1,RS2の値を調整することにより、セ
ンス電圧をメインIGBTのコレクタ・エミッタ電圧に
依存しない特性にすることができる。
【0011】さらに、請求項3の発明では、メインIG
BTチップ中にセンスIGBTを形成し、このセンスI
GBTのエミッタと前記メインIGBTのエミッタ間に
センス抵抗を接続し、そのセンス電圧が或る一定の設定
値以上になったときメインIGBTのゲート電圧を低下
させ、そのコレクタ電流を制限して保護を図る過電流保
護回路において、メインIGBTのコレクタ・エミッタ
電圧に応じて電圧設定値を変化させる電圧設定回路と、
この電圧設定値を前記センス電圧と比較する比較回路
と、その結果に応じてメインIGBTのゲート電圧を低
下させる第3のスイッチ回路とを設け、メインIGBT
のコレクタ・エミッタ電圧が小さいときはセンス電流も
小さくなるが、比較すべき電圧設定値も小さくなること
から、メインIGBTのコレクタ電流制限値を、メイン
IGBTのコレクタ・エミッタ電圧が大きいときとほぼ
同じ値にできるようにしている。なお、前記電圧設定回
路の電源として、前記メインIGBTのゲート電圧の代
わりに、別の直流電源からの電圧を利用できるようにし
ている(請求項4の発明)。
BTチップ中にセンスIGBTを形成し、このセンスI
GBTのエミッタと前記メインIGBTのエミッタ間に
センス抵抗を接続し、そのセンス電圧が或る一定の設定
値以上になったときメインIGBTのゲート電圧を低下
させ、そのコレクタ電流を制限して保護を図る過電流保
護回路において、メインIGBTのコレクタ・エミッタ
電圧に応じて電圧設定値を変化させる電圧設定回路と、
この電圧設定値を前記センス電圧と比較する比較回路
と、その結果に応じてメインIGBTのゲート電圧を低
下させる第3のスイッチ回路とを設け、メインIGBT
のコレクタ・エミッタ電圧が小さいときはセンス電流も
小さくなるが、比較すべき電圧設定値も小さくなること
から、メインIGBTのコレクタ電流制限値を、メイン
IGBTのコレクタ・エミッタ電圧が大きいときとほぼ
同じ値にできるようにしている。なお、前記電圧設定回
路の電源として、前記メインIGBTのゲート電圧の代
わりに、別の直流電源からの電圧を利用できるようにし
ている(請求項4の発明)。
【0012】また、請求項5の発明では、IGBTが過
電流破壊するのを防止する過電流保護回路において、前
記IGBTのゲートとゲート駆動用直流電源の正極端子
間に、そのゲート・エミッタ間電圧が前記直流電源電圧
よりも上昇するとオン状態になるよう、トランジスタの
エミッタとベースをフォトカプラの入力用素子を介して
接続し、そのトランジスタのコレクタを抵抗を介して前
記IGBTのエミッタと接続するようにしている。
電流破壊するのを防止する過電流保護回路において、前
記IGBTのゲートとゲート駆動用直流電源の正極端子
間に、そのゲート・エミッタ間電圧が前記直流電源電圧
よりも上昇するとオン状態になるよう、トランジスタの
エミッタとベースをフォトカプラの入力用素子を介して
接続し、そのトランジスタのコレクタを抵抗を介して前
記IGBTのエミッタと接続するようにしている。
【0013】加えて、請求項6の発明では、IGBTが
過電流破壊するのを防止する過電流保護回路において、
前記IGBTのオン用のゲート抵抗間に、このIGBT
のゲートからゲート駆動用直流電源に向かう電流が流れ
たときに、その出力電圧が高レベルとなる比較器を接続
するとともに、この比較器の出力にはフォトカプラの入
力用素子を介してトランジスタのベースを接続し、前記
IGBTのゲート・エミッタ間には前記トランジスタの
コレクタ・エミッタを抵抗を介して接続するようにして
いる。請求項5または6の発明では、前記抵抗の代わり
に、前記ゲート駆動用直流電源より低電圧の電圧源を接
続することができる(請求項7の発明)。
過電流破壊するのを防止する過電流保護回路において、
前記IGBTのオン用のゲート抵抗間に、このIGBT
のゲートからゲート駆動用直流電源に向かう電流が流れ
たときに、その出力電圧が高レベルとなる比較器を接続
するとともに、この比較器の出力にはフォトカプラの入
力用素子を介してトランジスタのベースを接続し、前記
IGBTのゲート・エミッタ間には前記トランジスタの
コレクタ・エミッタを抵抗を介して接続するようにして
いる。請求項5または6の発明では、前記抵抗の代わり
に、前記ゲート駆動用直流電源より低電圧の電圧源を接
続することができる(請求項7の発明)。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態を示す回路図である。なお、図8と同じものには同じ
符号を付してその説明を省略する。図1からも明らかな
ように、この回路は図8に示すものに対し、抵抗Rsの
代わりにMOSFETT1を設け、そのゲートとIGB
T1のゲートGとの間には抵抗R1を、また、MOSF
ETT1のゲートとIGBT1のコレクタCとの間には
ダイオードD1をそれぞれ接続して構成した点が特徴で
ある。この回路において、IGBT1のコレクタ電流が
増加すると、MOSFETT2に流れる電流も増加し、
センス電圧Vsが増大する。そして、この電圧VsがT
2のゲートしきい値電圧Vthを越えるとT2がオン状
態となり、IGBT1のゲート・エミッタ間電圧VGE0
を低下させる。IGBTは、ゲート電圧を低下させると
コレクタ電流の飽和電流値が低下するという特性がある
ため、VGE0 の低下に伴ってVs=Vthの関係が成り
立つコレクタ電流に制限される。
態を示す回路図である。なお、図8と同じものには同じ
符号を付してその説明を省略する。図1からも明らかな
ように、この回路は図8に示すものに対し、抵抗Rsの
代わりにMOSFETT1を設け、そのゲートとIGB
T1のゲートGとの間には抵抗R1を、また、MOSF
ETT1のゲートとIGBT1のコレクタCとの間には
ダイオードD1をそれぞれ接続して構成した点が特徴で
ある。この回路において、IGBT1のコレクタ電流が
増加すると、MOSFETT2に流れる電流も増加し、
センス電圧Vsが増大する。そして、この電圧VsがT
2のゲートしきい値電圧Vthを越えるとT2がオン状
態となり、IGBT1のゲート・エミッタ間電圧VGE0
を低下させる。IGBTは、ゲート電圧を低下させると
コレクタ電流の飽和電流値が低下するという特性がある
ため、VGE0 の低下に伴ってVs=Vthの関係が成り
立つコレクタ電流に制限される。
【0015】また、IGBTのコレクタ・エミッタ間電
圧VCEが、ゲート電圧VGE0 よりも大きくなるとダイオ
ードD1はオフし、T1のゲートは、IGBTのゲート
電圧VGE0 と同じ値となり、T1のオン抵抗は小さな値
となる。一方、IGBTのコレクタ・エミッタ間電圧V
CEがゲート電圧VGE0 よりも小さくなると、T1のゲー
ト電圧はダイオードD1を介して放電されて低下し、T
1のオン抵抗は大きな値となる。つまり、IGBTのコ
レクタ・エミッタ間電圧VCEが大きなときは小さな抵抗
値、コレクタ・エミッタ間電圧VCEが小さなときは大き
な抵抗値を持つ可変のセンス抵抗が構成されることにな
る。なお、IGBTのコレクタ・エミッタ間電圧VCEが
小さなときはセンス電流は小さくなるが、T2のオン抵
抗が大きいため、そのドレイン・ソース間電圧は大きく
検出され、コレクタ・エミッタ間電圧が大きなときとほ
ぼ同じセンス電圧とすることができる。その結果、セン
ス電圧としてIGBTのコレクタ・エミッタ間電圧に対
して依存性のない特性にすることができ、IGBTのコ
レクタ電流制限動作をコレクタ・エミッタ間電圧に依存
しない特性にすることが可能となる。
圧VCEが、ゲート電圧VGE0 よりも大きくなるとダイオ
ードD1はオフし、T1のゲートは、IGBTのゲート
電圧VGE0 と同じ値となり、T1のオン抵抗は小さな値
となる。一方、IGBTのコレクタ・エミッタ間電圧V
CEがゲート電圧VGE0 よりも小さくなると、T1のゲー
ト電圧はダイオードD1を介して放電されて低下し、T
1のオン抵抗は大きな値となる。つまり、IGBTのコ
レクタ・エミッタ間電圧VCEが大きなときは小さな抵抗
値、コレクタ・エミッタ間電圧VCEが小さなときは大き
な抵抗値を持つ可変のセンス抵抗が構成されることにな
る。なお、IGBTのコレクタ・エミッタ間電圧VCEが
小さなときはセンス電流は小さくなるが、T2のオン抵
抗が大きいため、そのドレイン・ソース間電圧は大きく
検出され、コレクタ・エミッタ間電圧が大きなときとほ
ぼ同じセンス電圧とすることができる。その結果、セン
ス電圧としてIGBTのコレクタ・エミッタ間電圧に対
して依存性のない特性にすることができ、IGBTのコ
レクタ電流制限動作をコレクタ・エミッタ間電圧に依存
しない特性にすることが可能となる。
【0016】図2はこの発明の第2の実施の形態を示す
回路図で、図1の変形例である。なお、図1と同じもの
には同じ符号を付してその説明を省略する。図2からも
明らかなように、この回路は図1に示すT1の代わり
に、T3と抵抗RS1の直列回路とこれに並列に抵抗R
S2を接続し、T3のオン,オフ動作で可変センス抵抗
を構成した点が特徴である。つまり、コレクタ・エミッ
タ間電圧が小さいときは、T3がオフなのでセンス抵抗
の抵抗値はRS2となり、コレクタ・エミッタ間電圧が
大きいときは、T3がオンしてセンス抵抗の抵抗値は、
RS1・RS2/(RS1+RS2)となり、抵抗値R
S1,RS2を調整することで、センス電圧をIGBT
のコレクタ・エミッタ間電圧に依存しない特性にするこ
とができ、IGBTのコレクタ電流制限動作をコレクタ
・エミッタ間電圧に依存しない特性にすることが可能と
なる。
回路図で、図1の変形例である。なお、図1と同じもの
には同じ符号を付してその説明を省略する。図2からも
明らかなように、この回路は図1に示すT1の代わり
に、T3と抵抗RS1の直列回路とこれに並列に抵抗R
S2を接続し、T3のオン,オフ動作で可変センス抵抗
を構成した点が特徴である。つまり、コレクタ・エミッ
タ間電圧が小さいときは、T3がオフなのでセンス抵抗
の抵抗値はRS2となり、コレクタ・エミッタ間電圧が
大きいときは、T3がオンしてセンス抵抗の抵抗値は、
RS1・RS2/(RS1+RS2)となり、抵抗値R
S1,RS2を調整することで、センス電圧をIGBT
のコレクタ・エミッタ間電圧に依存しない特性にするこ
とができ、IGBTのコレクタ電流制限動作をコレクタ
・エミッタ間電圧に依存しない特性にすることが可能と
なる。
【0017】図3はこの発明の第3の実施の形態を示す
回路図である。なお、図8と同じものには同じ符号を付
してその説明を省略する。図3からも明らかなように、
この回路は図8に示すものに対し、ダイオードD1、定
電圧ダイオードZD1、トランジスタT4,T5および
抵抗R1〜R6からなる電圧設定回路、コンパレータ
(比較回路)として動作するトランジスタT6、および
MOSFETT2に代わるトランジスタT7と抵抗R7
とを設けた点が特徴である。この回路では、IGBTの
コレクタ・エミッタ間電圧VCEが、定電圧ダイオードZ
D1の電圧V1よりも小さいときは、コンデンサC1の
電荷はダイオードD1およびIGBTを介して放電され
てトランジスタT4がオフし、トランジスタT5もベー
ス電流が流れないためオフとなる。その結果、トランジ
スタT6のベース電圧V2は、 V2=VGE×(R5+R6)/(R3+R4+R5+R6) … となる。
回路図である。なお、図8と同じものには同じ符号を付
してその説明を省略する。図3からも明らかなように、
この回路は図8に示すものに対し、ダイオードD1、定
電圧ダイオードZD1、トランジスタT4,T5および
抵抗R1〜R6からなる電圧設定回路、コンパレータ
(比較回路)として動作するトランジスタT6、および
MOSFETT2に代わるトランジスタT7と抵抗R7
とを設けた点が特徴である。この回路では、IGBTの
コレクタ・エミッタ間電圧VCEが、定電圧ダイオードZ
D1の電圧V1よりも小さいときは、コンデンサC1の
電荷はダイオードD1およびIGBTを介して放電され
てトランジスタT4がオフし、トランジスタT5もベー
ス電流が流れないためオフとなる。その結果、トランジ
スタT6のベース電圧V2は、 V2=VGE×(R5+R6)/(R3+R4+R5+R6) … となる。
【0018】上記電圧V2よりもセンス電圧Vsの方が
大きくなるとトランジスタT6がオンし、このセンス電
圧VsにもとづきトランジスタT6,抵抗R7を介して
トランジスタT7にベース電流が供給され、トランジス
タT7がオンする。すると、IGBTのゲート電圧V
GE0 は低減され、Vs=V2が成り立つコレクタ電流に
制限される。なお、このとき、R5>R6とし、トラン
ジスタT6がオンしていない状態でのR6の端子電圧V
2×R6/(R5+R6)ではトランジスタT7はオン
せず、トランジスタT6がオンしてもVs電圧が殆ど変
化しないよう、R6,R7を選定する。
大きくなるとトランジスタT6がオンし、このセンス電
圧VsにもとづきトランジスタT6,抵抗R7を介して
トランジスタT7にベース電流が供給され、トランジス
タT7がオンする。すると、IGBTのゲート電圧V
GE0 は低減され、Vs=V2が成り立つコレクタ電流に
制限される。なお、このとき、R5>R6とし、トラン
ジスタT6がオンしていない状態でのR6の端子電圧V
2×R6/(R5+R6)ではトランジスタT7はオン
せず、トランジスタT6がオンしてもVs電圧が殆ど変
化しないよう、R6,R7を選定する。
【0019】一方、IGBTのコレクタ・エミッタ間電
圧VCEが、定電圧ダイオードZD1の電圧V1よりも大
きいときはダイオードD1がオフし、トランジスタT4
に抵抗R1,定電圧ダイオードZD1を介してベース電
流が流れ、トランジスタT4がオンする。すると、トラ
ンジスタT5にもベース電流が流れてトランジスタT5
もオンし、抵抗R3が短絡される。その結果、トランジ
スタT6のベース電圧V2は、 V2=VGE×(R5+R6)/(R4+R5+R6) … となる。そして、この電圧V2よりもセンス電圧Vsの
方が大きくなるとトランジスタT6がオンし、このセン
ス電圧VsにもとづきトランジスタT6,抵抗R7を介
してトランジスタT7にベース電流が供給され、トラン
ジスタT7がオンする。すると、IGBTのゲート電圧
VGE0 は低減され、Vs=V2が成り立つコレクタ電流
に制限される。
圧VCEが、定電圧ダイオードZD1の電圧V1よりも大
きいときはダイオードD1がオフし、トランジスタT4
に抵抗R1,定電圧ダイオードZD1を介してベース電
流が流れ、トランジスタT4がオンする。すると、トラ
ンジスタT5にもベース電流が流れてトランジスタT5
もオンし、抵抗R3が短絡される。その結果、トランジ
スタT6のベース電圧V2は、 V2=VGE×(R5+R6)/(R4+R5+R6) … となる。そして、この電圧V2よりもセンス電圧Vsの
方が大きくなるとトランジスタT6がオンし、このセン
ス電圧VsにもとづきトランジスタT6,抵抗R7を介
してトランジスタT7にベース電流が供給され、トラン
ジスタT7がオンする。すると、IGBTのゲート電圧
VGE0 は低減され、Vs=V2が成り立つコレクタ電流
に制限される。
【0020】以上のように、図3の回路ではIGBTの
コレクタ・エミッタ間電圧VCEが定電圧ダイオードZD
1の電圧V1よりも小さいときは、上記式で示すセン
ス電圧V2により、また、コレクタ・エミッタ間電圧V
CEが定電圧ダイオードZD1の電圧V1よりも大きいと
きは、上記式で示すセンス電圧V2により電流制限が
掛かる。式で示すセンス電圧V2と式で示すセンス
電圧V2とでは後者の方が大きくなり(>)、セン
ス電圧をIGBTのコレクタ・エミッタ電圧特性と合わ
せることにより、IGBTのコレクタ電流制限動作をコ
レクタ・エミッタ間電圧に依存しない特性にすることが
可能となる。
コレクタ・エミッタ間電圧VCEが定電圧ダイオードZD
1の電圧V1よりも小さいときは、上記式で示すセン
ス電圧V2により、また、コレクタ・エミッタ間電圧V
CEが定電圧ダイオードZD1の電圧V1よりも大きいと
きは、上記式で示すセンス電圧V2により電流制限が
掛かる。式で示すセンス電圧V2と式で示すセンス
電圧V2とでは後者の方が大きくなり(>)、セン
ス電圧をIGBTのコレクタ・エミッタ電圧特性と合わ
せることにより、IGBTのコレクタ電流制限動作をコ
レクタ・エミッタ間電圧に依存しない特性にすることが
可能となる。
【0021】図4はこの発明の第4の実施の形態を示す
回路図で、図3の変形例である。なお、図3と同じもの
には同じ符号を付してその説明を省略する。図4からも
明らかなように、この回路は図3に示すものに対し、電
圧設定回路の電源としてゲート駆動回路2の端子3の出
力(V0 )を用い、トランジスタT6の代わりにコンパ
レータCOM1を用い、抵抗6を省略するようにした点
が特徴である。その動作も図3とほぼ同じで、IGBT
のコレクタ・エミッタ間電圧VCEが定電圧ダイオードZ
D1の電圧V1よりも小さいときは、電流制限が掛かる
センス電圧V2は、次の式となる。 V2=V0 ×R5/(R3+R4+R5) … また、IGBTのコレクタ・エミッタ間電圧VCEが定電
圧ダイオードZD1の電圧V1よりも大きいときは、電
流制限が掛かるセンス電圧V2は、次の式となる。 V2=V0 ×R5/(R4+R5) …
回路図で、図3の変形例である。なお、図3と同じもの
には同じ符号を付してその説明を省略する。図4からも
明らかなように、この回路は図3に示すものに対し、電
圧設定回路の電源としてゲート駆動回路2の端子3の出
力(V0 )を用い、トランジスタT6の代わりにコンパ
レータCOM1を用い、抵抗6を省略するようにした点
が特徴である。その動作も図3とほぼ同じで、IGBT
のコレクタ・エミッタ間電圧VCEが定電圧ダイオードZ
D1の電圧V1よりも小さいときは、電流制限が掛かる
センス電圧V2は、次の式となる。 V2=V0 ×R5/(R3+R4+R5) … また、IGBTのコレクタ・エミッタ間電圧VCEが定電
圧ダイオードZD1の電圧V1よりも大きいときは、電
流制限が掛かるセンス電圧V2は、次の式となる。 V2=V0 ×R5/(R4+R5) …
【0022】以上のように、図4の回路ではIGBTの
コレクタ・エミッタ間電圧VCEが定電圧ダイオードZD
1の電圧V1よりも小さいときは、上記式で示すセン
ス電圧V2により、また、コレクタ・エミッタ間電圧V
CEが定電圧ダイオードZD1の電圧V1よりも大きいと
きは、上記式で示すセンス電圧V2により電流制限が
掛かる。式で示すセンス電圧V2と式で示すセンス
電圧V2とでは後者の方が大きくなり(>)、セン
ス電圧をIGBTのコレクタ・エミッタ電圧特性と合わ
せることにより、IGBTのコレクタ電流制限動作をコ
レクタ・エミッタ間電圧に依存しない特性にすることが
可能となる。なお、以上では電流制限動作について説明
したが、センス電圧を用いて過電流停止する場合にも、
ゲート電圧を低減するT2,トランジスタT7の代わり
にゲート停止信号として動作させる回路を用いて同様に
実現することができる。
コレクタ・エミッタ間電圧VCEが定電圧ダイオードZD
1の電圧V1よりも小さいときは、上記式で示すセン
ス電圧V2により、また、コレクタ・エミッタ間電圧V
CEが定電圧ダイオードZD1の電圧V1よりも大きいと
きは、上記式で示すセンス電圧V2により電流制限が
掛かる。式で示すセンス電圧V2と式で示すセンス
電圧V2とでは後者の方が大きくなり(>)、セン
ス電圧をIGBTのコレクタ・エミッタ電圧特性と合わ
せることにより、IGBTのコレクタ電流制限動作をコ
レクタ・エミッタ間電圧に依存しない特性にすることが
可能となる。なお、以上では電流制限動作について説明
したが、センス電圧を用いて過電流停止する場合にも、
ゲート電圧を低減するT2,トランジスタT7の代わり
にゲート停止信号として動作させる回路を用いて同様に
実現することができる。
【0023】次に、センスIGBTを内蔵しない通常の
IGBTの過電流保護回路例について、以下に説明す
る。図5はこのような場合の第1の実施の形態を示す回
路図である。なお、図10と同一の部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。図10との相違点は、I
GBT1のゲートとゲート駆動用直流電源20の正極端
子間に、トランジスタT11のエミッタとベースをフォ
トカプラP2の入力用素子(発光ダイオードなど)と抵
抗R13との直列回路を介して接続するとともに、トラ
ンジスタT11のコレクタを抵抗R14を介してIGB
T1のエミッタに接続し、図10に示すような直流電流
検出器30を省略した点にある。
IGBTの過電流保護回路例について、以下に説明す
る。図5はこのような場合の第1の実施の形態を示す回
路図である。なお、図10と同一の部分には同一の符号
を付してその説明を省略する。図10との相違点は、I
GBT1のゲートとゲート駆動用直流電源20の正極端
子間に、トランジスタT11のエミッタとベースをフォ
トカプラP2の入力用素子(発光ダイオードなど)と抵
抗R13との直列回路を介して接続するとともに、トラ
ンジスタT11のコレクタを抵抗R14を介してIGB
T1のエミッタに接続し、図10に示すような直流電流
検出器30を省略した点にある。
【0024】このような回路において、制御回路10に
よりフォトカプラP1をオン,オフすることで、図10
の従来例と同様にIGBT1をオン,オフさせることが
できる。なお、このときのIGBT1のゲート電圧はゲ
ート駆動用直流電源20の電圧以下であるため、トラン
ジスタT11のエミッタ・ベースにはベース電流は流れ
ず、トランジスタT11はオフのままである。ところ
で、IGBT1がオン状態のときに短絡事故などにより
過電流が流れると、IGBT1のコレクタ・エミッタ電
圧が急激に上昇し、寄生容量CCGを介してゲート・エミ
ッタ容量CGEが充電され、ゲート電圧が上昇する。そし
て、このゲート電圧がゲート駆動用直流電源20の電圧
より大きくなると、トランジスタT11のエミッタ→同
ベース→フォトカプラP2の入力用素子→抵抗R13を
介して電流が流れ、トランジスタT11がオンする。ま
た、この電流が流れることで過電流信号がフォトカプラ
P2の入力用素子から出力用素子(フォトトランジスタ
など)を経て制御回路10に伝達され、この過電流信号
によりIGBT1をオフさせることができる。さらに、
トランジスタT11がオンすることで、IGBT1のゲ
ートに蓄えられた電荷がトランジスタT11→抵抗R1
4を介して放電されるためゲート電圧が低下し、制限電
流が低下することになるためIGBT1の短絡耐量も上
げることができる。したがって、従来回路よりもゆっく
りオフしても、IGBTを破壊させることなく過電流保
護を図ることが可能となる。
よりフォトカプラP1をオン,オフすることで、図10
の従来例と同様にIGBT1をオン,オフさせることが
できる。なお、このときのIGBT1のゲート電圧はゲ
ート駆動用直流電源20の電圧以下であるため、トラン
ジスタT11のエミッタ・ベースにはベース電流は流れ
ず、トランジスタT11はオフのままである。ところ
で、IGBT1がオン状態のときに短絡事故などにより
過電流が流れると、IGBT1のコレクタ・エミッタ電
圧が急激に上昇し、寄生容量CCGを介してゲート・エミ
ッタ容量CGEが充電され、ゲート電圧が上昇する。そし
て、このゲート電圧がゲート駆動用直流電源20の電圧
より大きくなると、トランジスタT11のエミッタ→同
ベース→フォトカプラP2の入力用素子→抵抗R13を
介して電流が流れ、トランジスタT11がオンする。ま
た、この電流が流れることで過電流信号がフォトカプラ
P2の入力用素子から出力用素子(フォトトランジスタ
など)を経て制御回路10に伝達され、この過電流信号
によりIGBT1をオフさせることができる。さらに、
トランジスタT11がオンすることで、IGBT1のゲ
ートに蓄えられた電荷がトランジスタT11→抵抗R1
4を介して放電されるためゲート電圧が低下し、制限電
流が低下することになるためIGBT1の短絡耐量も上
げることができる。したがって、従来回路よりもゆっく
りオフしても、IGBTを破壊させることなく過電流保
護を図ることが可能となる。
【0025】図6は通常のIGBTに対する第2の実施
の形態を示す回路図である。これは図5の変形例を示す
もので、図5に示すものから抵抗R14を省略する代わ
りに、定電圧ダイオードZD2とコンデンサC2との直
列回路をゲート駆動用直流電源20と並列に接続すると
ともに、この定電圧ダイオードZD2とコンデンサC2
との接続点にトランジスタT11のコレクタを接続して
構成される。その動作も図5と殆ど同じであるが、過電
流状態でトランジスタT11がオンすると、ゲート電圧
が瞬時にコンデンサC2の電圧にクランプされ、制限電
流の低減が速いため、短絡耐量がより大きくなるという
利点が得られる。
の形態を示す回路図である。これは図5の変形例を示す
もので、図5に示すものから抵抗R14を省略する代わ
りに、定電圧ダイオードZD2とコンデンサC2との直
列回路をゲート駆動用直流電源20と並列に接続すると
ともに、この定電圧ダイオードZD2とコンデンサC2
との接続点にトランジスタT11のコレクタを接続して
構成される。その動作も図5と殆ど同じであるが、過電
流状態でトランジスタT11がオンすると、ゲート電圧
が瞬時にコンデンサC2の電圧にクランプされ、制限電
流の低減が速いため、短絡耐量がより大きくなるという
利点が得られる。
【0026】図7は通常のIGBTに対する第3の実施
の形態を示す回路図である。図5との相違点は、抵抗R
10,R13,R14およびトランジスタT11を省略
し、トランジスタT8と直列に抵抗R15を、トランジ
スタT9と直列に抵抗R16を、トランジスタT8と並
列にダイオードD3を、抵抗R15の両端にはコンパレ
ータCOM2の入力端をそれぞれ接続するとともに、コ
ンパレータCOM2の出力はフォトカプラP2の入力用
素子と抵抗R18を介してトランジスタT12のベース
と接続し、IGBT1のゲート・エミッタ間にトランジ
スタT12と抵抗R17との直列回路を接続して構成さ
れる。このような回路において、制御回路10によりフ
ォトカプラP1をオン,オフすることで、従来と同様に
IGBT1をオン,オフさせることができる。図5では
抵抗R10を介してゲートを充放電していたが、ここで
は充電は抵抗R15を介して、また、放電は抵抗R16
を介して行ない、オン用の抵抗とオフ用の抵抗とに分け
た点が特徴である。
の形態を示す回路図である。図5との相違点は、抵抗R
10,R13,R14およびトランジスタT11を省略
し、トランジスタT8と直列に抵抗R15を、トランジ
スタT9と直列に抵抗R16を、トランジスタT8と並
列にダイオードD3を、抵抗R15の両端にはコンパレ
ータCOM2の入力端をそれぞれ接続するとともに、コ
ンパレータCOM2の出力はフォトカプラP2の入力用
素子と抵抗R18を介してトランジスタT12のベース
と接続し、IGBT1のゲート・エミッタ間にトランジ
スタT12と抵抗R17との直列回路を接続して構成さ
れる。このような回路において、制御回路10によりフ
ォトカプラP1をオン,オフすることで、従来と同様に
IGBT1をオン,オフさせることができる。図5では
抵抗R10を介してゲートを充放電していたが、ここで
は充電は抵抗R15を介して、また、放電は抵抗R16
を介して行ない、オン用の抵抗とオフ用の抵抗とに分け
た点が特徴である。
【0027】ここで、IGBT1がオン状態で短絡事故
等により過電流が流れると、コレクタ・エミッタ電圧が
急激に上昇し、寄生容量CCGを介してゲート・エミッタ
容量CGEが充電され、ゲート電圧が上昇する。そして、
このゲート電圧がゲート駆動用直流電源20の電圧より
大きくなると、ダイオードD3→抵抗R15を介して電
流が流れる。また、この電流が流れることで、抵抗R1
5の電位はゲート側が高くなり、コンパレータCOM2
の出力電圧を高レベルとする。コンパレータCOM2の
出力電圧が高レベルになると、フォトカプラP2→抵抗
R18→トランジスタT12のベースに電流が流れ、ト
ランジスタT12がオンする。また、この電流が流れる
ことにより、過電流状態であることがフォトカプラP2
を介して制御回路10に伝達され、この過電流信号によ
りIGBT1をオフさせることができる。さらに、トラ
ンジスタT12がオンすることで、IGBT1のゲート
に蓄えられた電荷が、抵抗R17→トランジスタT12
を介して放電されるためゲート電圧が低下し、制限電流
も低下するためIGBT1の短絡耐量も上げることがで
きる。したがって、この回路の場合も、従来回路よりゆ
っくりオフしてもIGBTを破壊させることなく過電流
保護を図ることが可能となる。なお、トランジスタT1
2のエミッタとIGBT1のエミッタ間にコンデンサ
(電圧源)を接続することにより、図6の場合と同じ
く、ゲート電圧を瞬時にコンデンサ電圧にクランプして
制限電流の低減を速くすることができ、短絡耐量をより
大きくすることが可能となる。
等により過電流が流れると、コレクタ・エミッタ電圧が
急激に上昇し、寄生容量CCGを介してゲート・エミッタ
容量CGEが充電され、ゲート電圧が上昇する。そして、
このゲート電圧がゲート駆動用直流電源20の電圧より
大きくなると、ダイオードD3→抵抗R15を介して電
流が流れる。また、この電流が流れることで、抵抗R1
5の電位はゲート側が高くなり、コンパレータCOM2
の出力電圧を高レベルとする。コンパレータCOM2の
出力電圧が高レベルになると、フォトカプラP2→抵抗
R18→トランジスタT12のベースに電流が流れ、ト
ランジスタT12がオンする。また、この電流が流れる
ことにより、過電流状態であることがフォトカプラP2
を介して制御回路10に伝達され、この過電流信号によ
りIGBT1をオフさせることができる。さらに、トラ
ンジスタT12がオンすることで、IGBT1のゲート
に蓄えられた電荷が、抵抗R17→トランジスタT12
を介して放電されるためゲート電圧が低下し、制限電流
も低下するためIGBT1の短絡耐量も上げることがで
きる。したがって、この回路の場合も、従来回路よりゆ
っくりオフしてもIGBTを破壊させることなく過電流
保護を図ることが可能となる。なお、トランジスタT1
2のエミッタとIGBT1のエミッタ間にコンデンサ
(電圧源)を接続することにより、図6の場合と同じ
く、ゲート電圧を瞬時にコンデンサ電圧にクランプして
制限電流の低減を速くすることができ、短絡耐量をより
大きくすることが可能となる。
【0028】
1)メインIGBTチップ内にセンスIGBTを形成し
た従来回路では、メインIGBTのコレクタ・エミッタ
間電圧VCEによって制限電流が変わるため、V CEが小さ
いときには電流制限値が大きく、IGBTの安全動作領
域を逸脱して素子破壊に至るおそれがあるという問題が
あったが、この発明によれば、センス電圧特性のコレク
タ・エミッタ電圧依存をなくすことができるため、下記
のような効果を期待することができる。 (イ)VCEが小さいときも電流制限値が大きくならない
ため、常にIGBTの安全動作領域内で動作させること
ができ、変換装置の信頼性が向上する。 (ロ)電流制限が掛かりVCEが小さな状態から大きな状
態になっても制限電流は変わらないため電流減少が発生
せず、従来回路のように、IGBTとスナバ間の配線イ
ンダクタンスで大きな電圧が印加するという現象がなく
なる。一般に、IGBTの安全動作領域は、電圧が大き
くなると許容電流値は小さくなるが、大きな電圧が印加
されないため、IGBTの動作を安全動作領域に確実に
入れることができる。したがって、変換装置の信頼性が
向上する。
た従来回路では、メインIGBTのコレクタ・エミッタ
間電圧VCEによって制限電流が変わるため、V CEが小さ
いときには電流制限値が大きく、IGBTの安全動作領
域を逸脱して素子破壊に至るおそれがあるという問題が
あったが、この発明によれば、センス電圧特性のコレク
タ・エミッタ電圧依存をなくすことができるため、下記
のような効果を期待することができる。 (イ)VCEが小さいときも電流制限値が大きくならない
ため、常にIGBTの安全動作領域内で動作させること
ができ、変換装置の信頼性が向上する。 (ロ)電流制限が掛かりVCEが小さな状態から大きな状
態になっても制限電流は変わらないため電流減少が発生
せず、従来回路のように、IGBTとスナバ間の配線イ
ンダクタンスで大きな電圧が印加するという現象がなく
なる。一般に、IGBTの安全動作領域は、電圧が大き
くなると許容電流値は小さくなるが、大きな電圧が印加
されないため、IGBTの動作を安全動作領域に確実に
入れることができる。したがって、変換装置の信頼性が
向上する。
【0029】2)センスIGBTを持たない通常のIG
BTを過電流保護する場合、従来は高価かつ大形の直流
電流検出器を必要としたが、この発明によれば下記のよ
うな効果を期待することができる。 (イ)IGBTのゲート電流を流せる程度の小形のトラ
ンジスタ,抵抗,フォトカプラ等で構成できるため、装
置の小形,低価格化が達成できる。 (ロ)過電流時には自動的にゲート電圧を低減し、制限
電流を小さく抑えることで短絡耐量が大きくなるため、
素子の破壊が生じにくくなり、装置の信頼性が向上す
る。
BTを過電流保護する場合、従来は高価かつ大形の直流
電流検出器を必要としたが、この発明によれば下記のよ
うな効果を期待することができる。 (イ)IGBTのゲート電流を流せる程度の小形のトラ
ンジスタ,抵抗,フォトカプラ等で構成できるため、装
置の小形,低価格化が達成できる。 (ロ)過電流時には自動的にゲート電圧を低減し、制限
電流を小さく抑えることで短絡耐量が大きくなるため、
素子の破壊が生じにくくなり、装置の信頼性が向上す
る。
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す回路図であ
る。
る。
【図2】この発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
る。
【図3】この発明の第3の実施の形態を示す回路図であ
る。
る。
【図4】この発明の第4の実施の形態を示す回路図であ
る。
る。
【図5】通常のIGBTによる過電流保護の第1の実施
の形態を示す回路図である。
の形態を示す回路図である。
【図6】図5の第1の変形例を示す回路図である。
【図7】図5の第2の変形例を示す回路図である。
【図8】従来例を示す回路図である。
【図9】図5のセンス回路とセンス電圧特性の説明図で
ある。
ある。
【図10】通常のIGBTにおける過電流保護の従来例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
1…IGBT、2…ゲート駆動回路、10…制御回路、
11…メインIGBT、12…センスIGBT、20…
直流電源、30…直流電流検出器、T1〜T3…MOS
FET、T4〜T12…トランジスタ、D1〜D3…ダ
イオード、R1〜R18,Rg,Rs,Rs1,Rs2
…抵抗、C1,2…コンデンサ、ZD1,2…定電圧ダ
イオード、COM1,2…コンパレータ、P1,2…フ
ォトカプラ。
11…メインIGBT、12…センスIGBT、20…
直流電源、30…直流電流検出器、T1〜T3…MOS
FET、T4〜T12…トランジスタ、D1〜D3…ダ
イオード、R1〜R18,Rg,Rs,Rs1,Rs2
…抵抗、C1,2…コンデンサ、ZD1,2…定電圧ダ
イオード、COM1,2…コンパレータ、P1,2…フ
ォトカプラ。
Claims (7)
- 【請求項1】 メインIGBTチップ中にセンスIGB
Tを形成し、このセンスIGBTを流れる電流から前記
メインIGBTの電流を等価検出し、メインIGBTの
コレクタ電流を制限してその保護を図る過電流保護回路
において、 前記センスIGBTのエミッタとメインIGBTのエミ
ッタとの間にMOSFETを、このMOSFETのゲー
トには抵抗を介してメインIGBTのゲートを、また、
前記MOSFETのゲートにはダイオードを介して前記
メインIGBTのコレクタ端子をそれぞれ接続し、前記
MOSFETのドレン・ソース間電圧をメインIGBT
の等価電流として検出することを特徴とする過電流保護
回路。 - 【請求項2】 前記MOSFETの代わりに、MOSF
ETと抵抗の直列回路とこれに抵抗を並列に接続した回
路を接続したことを特徴とする請求項1に記載の過電流
保護回路。 - 【請求項3】 メインIGBTチップ中にセンスIGB
Tを形成し、このセンスIGBTのエミッタと前記メイ
ンIGBTのエミッタ間にセンス抵抗を接続し、そのセ
ンス電圧が或る一定の設定値以上になったときメインI
GBTのゲート電圧を低下させ、そのコレクタ電流を制
限して保護を図る過電流保護回路において、 複数の抵抗を直列接続した直列回路と、動作したとき前
記抵抗の1つを短絡する第1のスイッチ回路と、入力側
は抵抗を介して前記メインIGBTのゲート端子に接続
されるとともに、ダイオードを介してメインIGBTの
コレクタ端子に接続され、入力に或る一定値以上の電圧
が印加されたとき前記第1のスイッチ回路を動作させる
第2のスイッチ回路とからなる電圧設定回路と、その電
圧設定値を前記センス電圧と比較する比較回路と、その
結果に応じてメインIGBTのゲート電圧を低下させる
第3のスイッチ回路とを設けたことを特徴とする過電流
保護回路。 - 【請求項4】 前記電圧設定回路の電源として、前記メ
インIGBTのゲート電圧の代わりに、別の直流電源か
らの電圧を利用することを特徴とする請求項3に記載の
過電流保護回路。 - 【請求項5】 IGBTが過電流破壊するのを防止する
過電流保護回路において、 前記IGBTのゲートとゲート駆動用直流電源の正極端
子間に、そのゲート・エミッタ間電圧が前記直流電源電
圧よりも上昇するとオン状態になるよう、トランジスタ
のエミッタとベースをフォトカプラの入力用素子を介し
て接続し、そのトランジスタのコレクタを抵抗を介して
前記IGBTのエミッタと接続したことを特徴とする過
電流保護回路。 - 【請求項6】 IGBTが過電流破壊するのを防止する
過電流保護回路において、 前記IGBTのオン用のゲート抵抗間に、このIGBT
のゲートからゲート駆動用直流電源に向かう電流が流れ
たときに、その出力電圧が高レベルとなる比較器を接続
するとともに、この比較器の出力にはフォトカプラの入
力用素子を介してトランジスタのベースを接続し、前記
IGBTのゲート・エミッタ間には前記トランジスタの
コレクタ・エミッタを抵抗を介して接続したことを特徴
とする過電流保護回路。 - 【請求項7】 前記抵抗の代わりに、前記ゲート駆動用
直流電源より低電圧の電圧源を接続したことを特徴とす
る請求項5または6のいずれかに記載の過電流保護回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8175029A JPH1032476A (ja) | 1996-05-14 | 1996-07-04 | 過電流保護回路 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11811196 | 1996-05-14 | ||
| JP8-118111 | 1996-05-14 | ||
| JP8175029A JPH1032476A (ja) | 1996-05-14 | 1996-07-04 | 過電流保護回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1032476A true JPH1032476A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=26456103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8175029A Pending JPH1032476A (ja) | 1996-05-14 | 1996-07-04 | 過電流保護回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1032476A (ja) |
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1996
- 1996-07-04 JP JP8175029A patent/JPH1032476A/ja active Pending
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