JPH103597A - 立体駐車場 - Google Patents

立体駐車場

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Publication number
JPH103597A
JPH103597A JP8157773A JP15777396A JPH103597A JP H103597 A JPH103597 A JP H103597A JP 8157773 A JP8157773 A JP 8157773A JP 15777396 A JP15777396 A JP 15777396A JP H103597 A JPH103597 A JP H103597A
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JP
Japan
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recording medium
vehicle
exit
storage
unit
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Application number
JP8157773A
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English (en)
Inventor
Naoki Kato
直樹 加藤
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯式の記録媒体の取り出し忘れが生じて
も、次の使用者の操作の妨害にならず、且つ、記録媒体
の紛失も防止できる立体駐車場を提供する。 【解決手段】 車両入出庫部3に対して車両Vを搬出入
する車両搬送手段VTを備えて、複数台の車両Vを収納
可能な車両収納装置Gと、入出庫対象特定情報を記録し
た携帯式の記録媒体が手動で挿脱される読取用挿入部を
備えて、その読取用挿入部に挿入された前記記録媒体の
記録情報を読み取る読取装置とが設けられた立体駐車場
において、前記読取装置は、前記記録媒体の返却タイミ
ング以降において設定時間が経過する前に前記記録媒体
が離脱されないときには、前記記録媒体を前記読取用挿
入部とは異なる位置に設けた保管部に搬送して収納保持
するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両入出庫部に対
して車両を搬出入する車両搬送手段を備えて、複数台の
車両を収納可能な車両収納装置と、入庫対象車両又は出
庫対象車両を特定するための入出庫対象特定情報を記録
した携帯式の記録媒体が手動で挿脱される読取用挿入部
を備えて、その読取用挿入部に挿入された前記記録媒体
の記録情報を読み取り、且つ、前記記録媒体の返却タイ
ミング以降においては、前記記録媒体を前記読取用挿入
部から離脱操作可能な返却状態に保持するように構成さ
れた読取装置と、その読取装置の読取情報に基づいて、
前記車両収納装置の車両入出庫作動を制御する制御手段
とが設けられた立体駐車場に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる立体駐車場は、複数台の車両を車
両収納装置に収納する状態で駐車するものであり、この
車両収納装置への入庫又は出庫は、携帯式の記録媒体の
記録情報によって管理される。すなわち、記録媒体に
は、車両収納装置への入庫対象車両又は出庫対象車両を
特定するための入出庫対象特定情報を記録しており、記
録媒体を読取装置の読取用挿入部に挿入した状態で、そ
れの入出庫対象特定情報を読み取って、入庫又は出庫す
る車両と、それの収納位置等とを対応付けるのである。
この携帯式の記録媒体は、例えば、磁気カード式やIC
カード式等の種々の形態のものがあるが、通常、立体駐
車場の利用者によって携行され、車両収納装置に対して
車両の入庫又は出庫をする際に読取装置の読取用挿入部
に挿入されて、所定の処理の後の返却タイミング以降に
おいて、読取用挿入部から離脱可能な返却状態に保持さ
れる。利用者は、この返却状態において記録媒体を読取
用挿入部から抜き取る。この車両の入庫又は出庫を行う
際、利用者は、上記の記録媒体の挿入及び離脱の操作の
他に、車両入出庫部への又は車両入出庫部からの車両の
移動等を行う必要があり、この操作に気を取られて記録
媒体を読取用挿入部に挿入したまま忘れてしまう場合あ
る。このような場合において、従来は、記録媒体が、読
取用挿入部から離脱可能な返却状態に維持されたままと
なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、次の利用者
は、残された記録媒体を取り除いた後、自己の車両につ
いての操作を開始することになり、操作が煩雑となると
共に、取り除かれた記録媒体が紛失する虞れもあった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、携帯式の記録媒体の取り出し忘れが生じて
も、次の利用者の操作の妨害にならず、且つ、記録媒体
の紛失も防止できる立体駐車場を提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、返却タイミング以降において、設
定時間が経過する間に記録媒体が読取用挿入部から離脱
操作されないときは、その記録媒体を読取用挿入部とは
異なる位置に設けられた保管部に搬送されて、収納保持
される。従って、記録媒体が移動することで次の利用者
の操作の妨害とならず、又、保管部に収納保持されるの
で、取出し忘れの記録媒体の紛失をも防止できる。
【0005】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、車両収納装置は、車両入出庫部の出入口にドア
を備えた構成としてあり、必要以外のときに人や車両が
車両入出庫部に進入するのを阻止して安全性の向上を図
ることができる。このような構成の車両収納装置におい
て、車両の入庫又は出庫を行う場合、先ず入庫の際の入
庫モードにおいては、利用者が携帯式の記録媒体を読取
用挿入部に挿入すると、車両入出庫部の出入口のドアが
開き作動する。ここで、入庫する車両を車両入出庫部へ
移動して、その移動の完了後に車両入出庫部の外部に設
置されている入庫完了指令手段から指令すると、上記ド
アが閉じ作動し、車両搬送手段が作動を開始する。この
ドアと閉じ作動させた時点以降が、読取用挿入部に挿入
された記録媒体の返却タイミングであり、利用者はドア
が閉じ作動して車両搬送手段が正常に作動開始した後
に、記録媒体の取出しが可能となる。従って、車両搬送
手段が作動を開始するまでに何らかの異常があれば、そ
の場所に留まっている利用者によって発見されることに
なり、異常な状態が放置されるような事態を回避でき
る。
【0006】一方、出庫の際の出庫モードにおいては、
利用者が携帯式の記録媒体を読取用挿入部に挿入する
と、その読取情報に対応する出庫対象車両が車両搬送手
段にて車両入出庫部へ搬送され、ドアが開き作動する。
ここで、利用者が車両を車両入出庫部の外部へ移動し
て、その移動の完了後に車両入出庫部の外部に設置され
ている出庫完了指令手段から指令すると、上記ドアが閉
じ作動する。このドアを閉じ作動させた時点以降が、読
取用挿入部に挿入された記録媒体の返却タイミングであ
り、利用者はドアが閉じ作動した後に、記録媒体の取出
しが可能となる。従って、ドアが閉じ作動するするまで
に何らかの異常があれば、その場所に留まっている利用
者によって発見され、異常な状態が放置されるような事
態を回避できる。
【0007】ところが、上記のようにより安全性を重視
する操作形態を採ることによって、入庫完了指令手段又
は出庫完了指令手段の操作の直後に記録媒体が離脱操作
可能な返却状態とはならず、その返却状態となるまで一
定の間隔があくことになる。利用者は、入庫の際におい
ても、又、出庫の際においても、車両の移動や入庫完了
指令手段又は出庫完了指令手段の操作を行うので、入庫
完了指令手段又は出庫完了指令手段の操作を完了する
と、全ての操作を完了したと思い込みがちであり、この
ように返却状態となるまでに間隔があくと、記録媒体の
取り出しを忘れて他所へ移動してしまう場合がある。こ
のような場合でも、上記のように、返却タイミング以降
において、設定時間が経過する間に記録媒体が読取用挿
入部から離脱操作されないときは、その記録媒体を読取
用挿入部とは異なる位置に設けられた保管部に搬送され
て、収納保持されるので、安全性の向上を図りながら、
次の利用者の利便性を向上し、更に、記録媒体の紛失を
も防止できる。
【0008】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、記録媒体を収納保持する保管部は、施錠手段に
よって、取出し不能状態に施錠することができるので、
保管部に収納されている記録媒体が悪意で持ち去られる
のを可及的に防止でき、記録媒体の紛失をより確実に防
止できる。又、上記請求項4記載の構成を備えることに
より、保管部に記録媒体が収納されているときは表示手
段にて表示されるので、保管部に記録媒体が収納保持さ
れているか否かが、保管部内を実際に確認しなくてもわ
かるので、立体駐車場を一層便利なものとすることがで
きる。
【0009】又、上記請求項5記載の構成を備えること
により、携帯式の記録媒体の記録情報を読み取る読取装
置、入庫完了指令手段、出庫完了指令手段、保管部及び
表示手段が操作ボックスに設けられている。このよう
に、互いに関連する部分が集中して設けられているの
で、装置の取扱いが一層便利なものとなる。又、上記請
求項6記載の構成を備えることにより、記録媒体を収納
保持する保管部は、上記の操作ボックスに引き出し式の
保管容器を備えて構成されているので、収納されている
記録媒体を取り出すときは、保管容器を操作ボックスの
外部に引き出した状態で取り出すことができるので、操
作ボックス内に手を入れて記録媒体を取り出すような構
成に較べて、保管部からの記録媒体の取り出しを容易に
行うことができ、立体駐車場を一層便利なものとでき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による立体駐車場の実施の
形態を図面に基づいて説明する。図1は、立体駐車場全
体の概略を示し、地上階の正面には、図外の駆動装置に
よって上下に開閉するドア1を備えた出入口2が設けら
れ、この出入口2に連通する車両入出庫部3の上方に
は、車両Vを搭載したパレットPを正面の出入口2から
見て左右方向に横向きにして収納するための収納棚4が
上下方向に複数段配設されている。この複数段の収納棚
4は、出入口2から見て一定の間隔を隔てて前後方向に
一対設けられ、これら一対の収納棚4の間の上下空間
が、キャレッジ5の昇降径路6に構成され、この昇降径
路6に沿ってキャレッジ5や昇降台7などが昇降し得る
ように構成されている。尚、以後、本明細書において方
向を特定した場合、立体駐車場の正面の出入口2側から
見た方向を基準として表すものとする。
【0011】前記車両入出庫部3のうちの昇降径路6に
対応する箇所には、ピット8が設けられていて、このピ
ット8内には、旋回担持部9aを有する旋回装置9が設
置されている。この旋回装置9は、出入口2から前後方
向を向いて前進で入ってきた車両VをパレットPに載せ
たままで、パレットPの中央部を担持しながら90度旋
回して車両Vの姿勢を昇降台7への移載に適した横向き
に姿勢変更したり、逆に、昇降台7によって降ろされた
車両VをパレットPと一緒に90度旋回して、出入口2
の方向を向く前後方向に姿勢変更するように構成されて
いる。つまり、車両入出庫部3のピット8上方にまで車
両Vを乗り入れれば、旋回装置9、昇降台7、ならび
に、後述する移載装置10などによって自動的に入庫さ
れ、また、ピット8上方にまで自動的に出庫されるので
ある。
【0012】図2は、昇降台7を搭載したキャレッジ5
とその駆動装置の概略を示し、このキャレッジ5と昇降
台7とは、型鋼などによって横方向に長い長方形に枠組
みされた構造体で、その中央部は、前記旋回装置9の旋
回担持部9aが通過できる空間に形成され、これらキャ
レッジ5,その駆動装置及び旋回装置9を主要部とし
て、車両入出庫部3に対して車両Vを搬送する車両搬送
手段VTが構成されている。このキャレッジ5は、その
四隅に取り付けられた4本の索状体11a,11b,1
1c,11dによって吊り下げられ、各索状体11a,
11b,11c,11dは、複数の滑車12で適宜方向
が変換され、他端にバランスウエイト13が吊り下げら
れるとともに、立体駐車場の上方に配設の駆動装置14
によって回転駆動される駆動滑車14aの正逆回転によ
り、昇降径路6に沿って上下に昇降できるように構成さ
れている。
【0013】図3は、キャレッジ5に搭載の昇降台7
や、この昇降台7上に設けられた移載装置10などを示
し、この移載装置10は、昇降台7上に移動可能に搭載
された移載台15と、この移載台15の左右に一対設け
られた2本のチェン16,17とから構成されている。
この移載台15も型鋼などによって横に長い長方形に枠
組みされた構造体で、その中央部は、旋回装置9の旋回
担持部9aが通過できる空間に形成され、左右両端部近
くにおいて前後に一対づつ設けられた合計4個の駆動輪
18が、前記昇降台7上に設けられたレール19上に載
置され、図外のモータで前記駆動輪18を正逆回転駆動
することにより、この移載台15が昇降台7のレール1
9に沿って各収納棚4に対して遠近方向に往復移動でき
るように構成されている。この移載台15の左右両端部
にも左右一対のレール20が設けられ、この一対のレー
ル20上に前記パレットPの四隅近くに設けられた合計
4個の遊転輪Paが載置可能に構成され、2本のチェン
16,17によって強制移動される係合部材21がパレ
ットPの凹入部22に係合して、移載台15上のパレッ
トPを各収納棚4上へ移載したり、逆に、各収納棚4上
のパレットPを移載台15上へ移載するように構成され
ている。
【0014】すなわち、両チェン16,17のうちの一
方のチェン16は、前後一対の遊転スプロケット16
a,16b、中間に設けられた2個の遊転スプロケット
16c,16d、ならびに、駆動スプロケット16e間
にわたって掛張され、他方のチェン17も、前後の遊転
スプロケット17a,17b、中間の遊転スプロケット
17c,17d、ならびに、駆動スプロケット17e間
にわたって掛張され、一方のチェン16の前後の遊転ス
プロケット16a,16bと他方のチェン17の前後の
遊転スプロケット17a,17bとは、前後方向に若干
軸芯を異ならせて、中間のスプロケット16cと17
c、16dと17dとは同軸上に、また、両駆動スプロ
ケット16e,17eも同軸上に配設されている。
【0015】そして、詳しい説明は省略するが、移載台
15に設けられたモータ23によって両駆動スプロケッ
ト16e,17eを正逆回転駆動して、両チェン16,
17を強制移動させることにより、両チェン16,17
間に取り付けられた前記係合部材21が、チェン16,
17の前後両端部においては、起立姿勢のままで上方に
突出してパレットPの凹入部22に係合したり、逆に下
方へ退避して凹入部22から外れるように構成されてい
る。また、チェン16,17の前後中間部においては、
係合部材21が凹入部22に係合した状態で起立姿勢を
維持しながら移載台15に沿って前後方向に移動するよ
うに構成され、このような係合部材21の移動によって
パレットPが強制移動されるのである。
【0016】この立体駐車場の主要部である車両収納装
置G、つまり、収納棚4を含んで、キャレッジ5、旋回
装置9、移載装置10などの全ての作動が、マイコンを
主要部とする制御部Hによって自動制御されるように構
成され、制御部Hは、車両収納装置Gの車両入出庫作動
を制御する制御手段として機能する。この制御部Hは、
図4に示すように、出入口2のドア1を含む全ての作動
を制御する入出庫制御部H1と、操作ボックス24から
の指示に基づいて入出庫制御部H1に指令する入出庫指
令部H2とから構成されている。この入出庫指令部H2
には、記憶部25が設けられていて、制御部Hが管理す
る車両収納装置Gに割り当てられた番号である車両収納
装置特定情報と、立体駐車場の利用者に割り当てられた
利用者番号である入出庫対象特定情報とを記憶するよう
に構成されている。
【0017】前記操作ボックス24は、図1及び図2に
示すように、駐車場外部の出入口2近くに配設され、図
5に示すように、各種の操作案内を表示するドットマト
リックス式のメッセージ表示部26、メッセージ表示部
26の下部に位置して各種のスイッチが備えられた操作
部27、異常発生時に車両収納装置Gの作動を非常停止
させるための非常停止スイッチ29などが備えられてい
る。さらに、この操作ボックス24には、携帯式の記録
媒体としての磁気カード30の記録情報を読み取る読取
装置31も備えられ、且つ、読取装置31の下方側位置
には、後述のように取出し忘れの磁気カード30を収納
保持する保管部SBが設けられている。この保管部SB
には引き出し式の保管容器32が備えられ、保管容器3
2には、図6に示すように、施錠手段としてのロック機
構33が設けられている。このロック機構33は、ロッ
ク機構33の回転操作片33aと操作ボックス24の筐
体側に固定された被係合部33bとが係合して、操作ボ
ックス24内へ引退した状態の保管容器32の引き出し
を阻止することによって、収納されている磁気カード3
0を取り出せない取出し不能状態と、図示しない鍵の操
作で上記の係合を解除することで、保管容器32を操作
ボックス24の前面側に引き出すことを許容して、収納
されている磁気カード30を取り出せる取出し可能状態
とに切り換え可能となっている。
【0018】読取装置31には、図6に示すように、操
作ボックス24の内方側において、読取用挿入部31d
から挿入された磁気カード30を搬送する搬送ローラ3
1aと、搬送される磁気カード30の記録情報を読み取
る磁気ヘッド31bと、磁気カード30が読取装置31
に挿入されたか否かを検出するカード検出センサ31c
とが設けられている。読取装置31の下方側に設けられ
ている保管容器32は上面側が解放してる直方体状の容
器であり、操作ボックス24奥行き方向視での保管容器
32の前後幅並びに横幅は、最も操作ボックス24内方
側に位置する搬送ローラ31aから送り出されて落下す
る磁気カード30を受け止めることができる大きさとし
てある。
【0019】つぎに、この立体駐車場の作動を、入出庫
指令部H2の制御作動を示す図7のフローチャートに基
づいて説明する。先ず、立体駐車場Gの各利用者が所有
する磁気カード30が、読取装置31の4の読取用挿入
部31dから挿入されて、カード検出センサ31cが挿
入された磁気カード30の先端部を検出すると(ステッ
プ#1)、搬送ローラ31aを搬送作動させて磁気カー
ド30を読取装置31内に引き込み、その引き込み搬送
に連動して磁気ヘッド31bが磁気カード30に記録さ
れている記録情報を読み取る(ステップ#2)。読み取
った記録情報に基づいて、その磁気カード30が立体駐
車場の利用者として予め登録されている者の磁気カード
30か否かを判断し(ステップ#3)、登録者のもので
なければ、磁気カード30を排出し(ステップ#4)、
カード検出センサ31cの検出情報によって、磁気カー
ド30が引き抜かれて、読取装置31から取り出された
のを検出すると(ステップ#5)、磁気カード30が挿
入されるのを待機する状態に戻る(ステップ#1)。
【0020】挿入された登録者の磁気カード30であれ
ば、入庫であるか又は出庫であるかを判断する(ステッ
プ#6)。車両収納装置Gに車両Vを入庫すると、入出
庫指令部H2の記憶部25に、その車両Vが入庫された
ことが記憶されるので、その記憶情報の有無によって、
入庫か出庫かを判断するのである。入庫の場合(ステッ
プ#6)は、以下の入庫モードとしての処理を実行す
る。先ず、入出庫制御部H1に『入庫準備指示』を出力
し(ステップ#7)、『入庫準備指示』を受け取った入
出庫制御部H1は、ドア1を開き作動させる。この後、
フローチャートによる説明を省略するが、メッセージ表
示部26に、車両Vを車両入出庫部3へ移動させるべき
旨の案内等が表示されて、操作部27の『安全確認スイ
ッチ』が押し操作されるまで待機する(ステップ#
8)。上記の案内に従って、車両Vが車両入出庫部3の
パレットP上に移動されて、操作部27の『安全確認ス
イッチ』及び『スタートスイッチ』が順次押し操作され
ると(ステップ#8,#9)、入出庫制御部H1に『入
庫指示』を出力する(ステップ#10)。すなわち、こ
の『安全確認スイッチ』及び『スタートスイッチ』が、
車両Vの車両入出庫部3への移動が完了したことを示す
情報である入庫完了情報を車両収納装置Gに対して指令
するものであり、操作部27は、入庫完了情報を指令す
る手動式の入庫完了指令手段ICとして機能する。
【0021】入出庫制御部H1がこの『入庫指示』を受
け取ると、入出庫制御部H1の制御により、ドア1が閉
じ作動し、旋回装置9の旋回担持部9aが上昇して車両
Vを乗せたパレットPの中央部を担持し、パレットPを
旋回して横向きにし、その後、旋回担持部9aが下降し
て、パレットPを昇降台7上に搭載の移載台15上、つ
まり、パレットPの遊転輪Paが移載台15のレール2
0上に載るように載置する。その後、前記駆動装置14
によって駆動滑車14aが回転駆動され、4本の索状体
11a,11b,11c,11dによりキャレッジ5が
上昇して、図8の(イ)に示すように、所定の収納棚4
の位置にまで持ち上げられて停止する。すると、図外モ
ータの駆動によって移載台15の駆動輪18が回転し、
図8の(ロ)に示すように、移載台15全体が昇降台7
のレール19に沿って所定の収納棚4側に移動するとと
もに、移載台15のモータ23の駆動に伴って駆動スプ
ロケット16e,17eが回転し、図8の(ハ)に示す
ように、係合部材21がパレットPの凹入部22に係合
した状態でパレットPを移動させ、車両Vを搭載したパ
レットPを所定の収納棚4上に収納して入庫が完了す
る。
【0022】上記のような入出庫制御部H1による制御
作動において、入出庫制御部H1は、駆動装置14によ
るキャレッジ5の上昇駆動が正常に開始した時点で、入
出庫指令部H2に対して『キャレッジ起動信号』を送
る。図7のフローチャートにおいて、入出庫指令部H2
が『キャレッジ起動信号』を受け取ると(ステップ#1
1)、読取装置31から挿入されていた磁気カード30
を排出して(ステップ#12)、磁気カード30の返却
状態とする。すなわち、ドア1を閉じ作動させた時点以
降の時点を磁気カード30の返却タイミングとしている
のである。但しこの返却状態においては、最も操作ボッ
クス24外方側の搬送ローラ31aが磁気カード30を
挟持して、磁気カード30を搬送可能な状態にあるが、
その挟持力は、人の引き抜き操作によって容易に磁気カ
ード30を取り出すことができる程度のものとしてあ
る。この状態で、磁気カード30が引き抜かれて、読取
装置31から取り出されると(ステップ#13)、次に
磁気カード30が挿入されるまで待機するのであるが
(ステップ#1)、設定時間経過しても磁気カード30
が引き抜かれずに、カード検出センサ31cが磁気カー
ド30の存在を検出しているときは(ステップ#1
4)、搬送ローラ31aを作動させて、磁気カード30
を操作ボックス24内方側に送り搬送し(ステップ#1
5)、保管容器32内に落下させる。尚、上記の設定時
間は十数秒程度に設定されるが、任意に設定変更可能で
ある。
【0023】磁気カード30を、保管容器32に向けて
搬送した後、読取装置31の側脇に設けられたカード収
納ランプ34を点灯させ、次に磁気カード30が挿入さ
れるまで待機する(ステップ#1)。従って、カード収
納ランプ34は、保管容器32に磁気カード30が収納
されていることを表示する表示手段として機能する。保
管容器32に収納された磁気カード30は、例えば立体
駐車場の管理人等が所持している鍵によってロック機構
33によるロックを解除して、図示のように保管容器3
2を手前に引き出した状態で取り出すことができる。
【0024】図7のフローチャートのステップ#6にお
いて、入庫ではなく出庫であると判断された場合は、以
下の出庫モードとしての処理を実行する。先ず、入出庫
制御部H1に対して『出庫指示』を出力する(ステップ
#17)。入出庫制御部H1は、この『出庫指示』を受
け取ると、上述の入庫の場合とは逆の作動によって、出
庫すべき車両Vを搭載したパレットPが、車両入出庫部
3に降ろすように駆動装置14等を制御する。入出庫指
令部H2は、『出庫指示』の出力の後、フローチャート
による説明を省略するが、メッセージ表示部26に、車
両入出庫部3へ降ろされた車両Vを車両入出庫部3の外
部に移動させるべき旨の案内等が表示されて、操作部2
7の『安全確認スイッチ』が押し操作されるまで待機す
る(ステップ#18)。
【0025】操作部27の『安全確認スイッチ』及び
『スタートスイッチ』が続けて押し操作されると(ステ
ップ#18,#19)、入出庫制御部H1に対して『終
了指示』を出力する(ステップ#20)。入出庫制御部
H1は、この『終了指示』を受け取ると、ドア1を閉じ
作動させ、閉じ作動が完了すると、その旨を入出庫指令
部H2に送信する。すなわち、この『安全確認スイッ
チ』及び『スタートスイッチ』が、車両Vの車両入出庫
部3から外部への移動が完了したことを示す情報である
出庫完了情報を車両収納装置Gに対して指令するもので
あり、操作部27は、出庫完了情報を指令する手動式の
出庫完了指令手段OCとしても機能する。入出庫指令部
H2は、ドア1の閉じ作動完了を確認すると、磁気カー
ド30を排出して(ステップ#12)、磁気カード30
の返却状態とする。すなわち、この出庫モードにおいて
は、上記のドア1を閉じ作動させた時点以降の時点を磁
気カード30の返却タイミングとしている。この後、設
定時間経過しても磁気カード30が引き抜かれないとき
は、その磁気カード30を保管容器32に収納する(ス
テップ#13,#14)。
【0026】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記す
る。 上記実施の形態では、車両収納装置Gは、車両Vを
パレットPに載置した状態で、上下方向に複数段配設さ
れた収納棚4に収納する形式を採っているが、例えば、
車両Vを載置する保持体の複数個が、全体としてループ
を形成するように夫々吊下げ支持され、それらの保持体
が上下方向において循環搬送されるように構成し、その
循環搬送の経路の一部に設けられた車両入出庫部3に対
して車両Vの搬出入が可能なものとする等、車両収納装
置Gの具体構成は種々変更可能である。 上記実施の形態では、取り出し忘れの磁気カード3
0を搬送ローラ31aの搬送作動によって保管部SBの
保管容器32に収納する構成としているが、例えば、読
取装置31の搬送ローラ31aによって形成される磁気
カード30の搬送路に連続する状態で、適当な長さを持
つ磁気カード30収納用の搬送路を設けて、取り出し忘
れの磁気カード30を収納し、取り出し忘れの磁気カー
ド30を読取用挿入部31dから取り出せるように構成
する等、保管部SBの構成は種々変更可能である。
【0027】 上記実施の形態では、携帯式の記録媒
体として磁気カード30を例示しているが、例えば、上
記実施の形態における読取装置31の磁気ヘッド31b
の位置に通信用アンテナを設けて、その通信用アンテナ
と通信可能なIDタグを携帯式の記録媒体としたり、あ
るいは、ICカードを携帯式の記録媒体とする等、携帯
式の記録媒体の構成は種々変更可能である。更に、磁気
カード30をいわゆるプリペイドカード形式として、立
体駐車場の利用実績を磁気カード30に印刷するように
して、立体駐車場の利用料金の管理等を容易に行えるよ
うにすると一層便利である。 上記実施の形態では、取り出し忘れの磁気カード3
0は保管容器32に収納保持され、その収納保持されて
いる磁気カード30は、必要に応じて、管理人等が所持
している鍵によってロック機構33が解除された保管容
器32から取り出されて所有者に返還されるのである
が、この時に、磁気カード30の所有者の確認を容易且
つ確実にするために、磁気カード30に所有者の顔写真
を印刷するようにしても良い。
【0028】 上記実施の形態では、読取装置31内
に磁気カード30が取り込まれているときに、その状態
を示す表示を格別に設けていないが、例えばメッセージ
表示部26に『カードが入っています』等の、読取装置
31内に利用者の磁気カード30が存在することを示す
表示を行って、利用者に注意を促すようにしても良い。
又、読取装置31内に磁気カード30が取り込まれてい
るときに、電子音等の音によって、読取装置31内に利
用者の磁気カード30が存在することを示すようにして
も良い。 上記実施の形態では、車両収納装置Gに対する車両
の入出庫を磁気カード30のみにて管理する形態を採っ
ているが、いわゆるテンキー等の数値入力手段又は文字
入力手段を備えて、磁気カード30による管理と暗証番
号(記号)による管理とを併用できるようにしても良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる立体駐車場の概略
側面図
【図2】本発明の実施の形態にかかるキャレッジとその
駆動装置の概略を示す図
【図3】本発明の実施の形態にかかる昇降台や移載装置
を示す側面図
【図4】本発明の実施の形態にかかる制御ブロック図
【図5】本発明の実施の形態にかかる操作ボックスの斜
視図
【図6】本発明の実施の形態にかかる操作ボックスの概
略断面図
【図7】本発明の実施の形態にかかるフローチャート
【図8】本発明の実施の形態にかかる昇降台や移載装置
の動作を示す側面図
【符号の説明】
1 ドア 2 出入口 3 車両入出庫部 30 形態式の記録媒体 31 読取装置 31d 読取用挿入部 32 保管容器 33 施錠手段 34 表示手段 G 車両収納装置 H 制御手段 IC 入庫完了指令手段 OC 出庫完了指令手段 SB 保管部 VT 車両搬送手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両入出庫部に対して車両を搬出入する
    車両搬送手段を備えて、複数台の車両を収納可能な車両
    収納装置と、 入庫対象車両又は出庫対象車両を特定するための入出庫
    対象特定情報を記録した携帯式の記録媒体が手動で挿脱
    される読取用挿入部を備えて、その読取用挿入部に挿入
    された前記記録媒体の記録情報を読み取り、且つ、前記
    記録媒体の返却タイミング以降においては、前記記録媒
    体を前記読取用挿入部から離脱操作可能な返却状態に保
    持するように構成された読取装置と、 その読取装置の読取情報に基づいて、前記車両収納装置
    の車両入出庫作動を制御する制御手段とが設けられた立
    体駐車場であって、 前記読取装置は、前記記録媒体の返却タイミング以降に
    おいて設定時間が経過する前に前記記録媒体が離脱され
    ないときには、前記記録媒体を前記読取用挿入部とは異
    なる位置に設けた保管部に搬送して収納保持するように
    構成されている立体駐車場。
  2. 【請求項2】 前記車両収納装置が、 前記車両入出庫部の出入口を開閉するドアを備えて、 入庫モードにおいては、前記記録媒体の読取用挿入部へ
    の挿入に伴って前記ドアを開き作動させ、前記車両入出
    庫部への車両移動後において入庫完了情報が手動式の入
    庫完了指令手段にて指令されるに伴って、前記ドアを閉
    じ作動させたのち、前記車両搬送手段を作動させるよう
    に構成され、 出庫モードにおいては、前記記録媒体の読取用挿入部へ
    の挿入に伴って前記車両搬送手段を作動させて、出庫対
    象車両を前記車両入出庫部に搬送したのち、前記ドアを
    開き作動させ、その後、前記車両入出庫部への車両移動
    後において出庫完了情報が手動式の出庫完了指令手段に
    て指令されるに伴って、前記ドアを閉じ作動させるよう
    に構成され、 前記読取装置並びに前記入庫完了指令手段及び前記出庫
    完了指令手段が、前記車両入出庫部の外部に設置され、 前記読取装置が、前記入庫モードにおいては、前記入庫
    完了指令手段の指令により前記ドアを閉じ作動させた時
    点以降の時点を、前記記録媒体の返却タイミングとして
    設定され、前記出庫モードにおいては、前記出庫完了指
    令手段の指令により前記ドアを閉じ作動させた時点以降
    の時点を、前記記録媒体の返却タイミングとして設定さ
    れている請求項1記載の立体駐車場。
  3. 【請求項3】 前記保管部が、収納した記録媒体の取出
    し可能状態と取出し不能状態とに切り換え自在に構成さ
    れ、且つ、取出し不能状態に施錠する施錠手段を備えて
    いる請求項1又は2記載の立体駐車場。
  4. 【請求項4】 前記保管部に記録媒体が収納されている
    ことを表示する表示手段が設けられている請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の立体駐車場。
  5. 【請求項5】 前記車両入出庫部の外部に、操作ボック
    スが設置され、その操作ボックスに、前記読取装置、前
    記入庫完了指令手段、前記出庫完了指令手段、前記保管
    部、及び、前記表示手段が設けられている請求項4記載
    の立体駐車場。
  6. 【請求項6】 前記保管部が、前記操作ボックスの内に
    収納される状態と前記操作ボックスの外部に引き出され
    る状態との切り換えにより、前記取出し可能状態と取出
    し不能状態とに切り換えられる引き出し式の保管容器を
    備えて構成されている請求項5記載の立体駐車場。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018112048A (ja) * 2016-04-14 2018-07-19 株式会社技研製作所 機械式駐車装置の入庫制御方法及び出庫制御方法
CN109235993A (zh) * 2018-08-17 2019-01-18 江苏理工学院 立体车库的控制方法及立体车库系统
CN109509264A (zh) * 2018-09-26 2019-03-22 湖南天桥利亨停车装备有限公司 一种智能立体停车库无卡化存取车方法、系统及智能立体停车库

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