【発明の詳細な説明】
ビタミンD誘導体の皮膚科学的使用
本発明は、式(I):
[式中、
Xは、=CH2又はH,Hであり;
Yは、
基:−CH(CH3)−(A)n−C(O)−OR1 (a)
−CH(CH3)−CH2−O−C(O)−R2 (b)、又は
−C(O)−OR1 (c)であり;
Aは、−CH=CH−又は−CH2−CH2−であり;
R1は、低級アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルメチル、−CH2R3
又は−CH2−CH2R3であり;
R2は、低級アルキル、シクロアルキル、又はR3であり;
R3は、ヒドロキシ−低級アルキル、ヒドロキシ−シクロアルキル、又はトリ
フルオロメチル−ヒドロキシ−低級アルキルであり;
nは、0又は1であり;そして
5員環中の点線で示した結合は、任意である]で示されるビタミンD誘導体の
、皮膚科学的状態、詳細には乾癬などの角化障害、並びに座瘡及び光線による傷
害を受けた皮膚の治療における使用;そして上記の状態の治
療用医薬組成物の製造における式(I)の化合物の使用に関する。
更に本発明は、上記の式(I)(ここで、X、Y、A、R1、R2、R3、及び
nは、上記の定義を有するが、但し、Yが、基:−CH(CH3)−CH2−OC
(O)−C(OH)(CH3)2であり、5員環中の点線で示した結合が存在しな
い場合、Xは、H,Hである)の新規ビタミンD誘導体;式(I)の化合物の製
造方法;並びに式(I)(ここで、X、Y、A、R1、R2、R3、及びnは、上
記の定義を有するが、但し、Yが、基:−CH(CH3)−CH2−OC(O)−
C(OH)(CH3)2であり、5員環中の点線で示した結合が存在しない場合、
Xは、H,Hである)の化合物を含有する医薬組成物に関する。
ここで使用する「低級」の語は、好ましくは、メチル、エチル、イソプロピル
、イソブチル、tert−ブチル、及び3−ペンチルなどの、1〜5個の炭素原子を
有する基を意味する。シクロアルキル基は、シクロプロピル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、及びシクロヘプチルなどの単環式、又は6,6−ジメチル−ビ
シクロ[3.3.1]ヘプト−2−イルなどの二環式であることができる。ヒド
ロキシ−低級アルキル基の例としては、2−ヒドロキシ−2−プロピル、2−ヒ
ドロキシ−2−メチル−ブチル及び3−ヒドロキシ−3−メチル−ブチルが挙げ
られる。ヒドロキシ−シクロアルキルの例としては、1−ヒドロキシ−シクロペ
ンチル、1−ヒドロキシ−シクロヘキシル、及び1−ヒドロキシ−シクロヘプチ
ルが挙げられる。トリフルオロメチル−ヒドロキシ−低級アルキル基は、例えば
2−ヒドロキシ−2−トリフルオロ−プロピルである。
基が紙平面の上に向いていることを意味している。5員環中の点線で示し
た結合が存在しない式(I)の化合物では、Yは、紙平面の上に向いて
20位の炭素原子(環の炭素原子に隣接する原子)は、R又はS配置を有するこ
とができる。
本発明によると、式(I)の新規化合物は、式(II):
[式中、
Zは、保護基であり;そしてY’は、そこに含まれているいずれのヒドロキシ
基も保護されている基Yである]で示される化合物から、ヒドロキシ保護基を除
去することを特徴とする方法によって調製することができるが、但し、Yが、基
:−CH(CH3)−CH2−OC(O)−C(OH)(CH3)2であり、5員環
中の点線で示した結合が存在しない場合、Xが、=CH2である化合物の製造方
法は除く。
保護基Zは、通常のヒドロキシ保護基のいずれでもあることができる。このよ
うな基の例としては、tert−ブチル−ジメチルシラニルなどのシリルエーテル保
護基が挙げられる。ヒドロキシ保護基の別の例としては、テトラヒドロピラニル
が挙げられる。ヒドロキシ保護基Zの除去は、このような基の除去のためのそれ
自体公知の方法で行うことができる。例えば、シリルエーテル及びテトラヒドロ
ピラニル基は、テトラヒドロフラン中、フッ化水素などの酸性試薬、又はテトラ
ブチルアンモニウムフルオリドに
よる処理によって、除去することができる。
式(II)の化合物は、式(III):
で示される化合物を、式(IV):
で示される化合物と反応させるか、又は式(V):
で示される化合物を、式:R2COOHの酸もしくはその反応性誘導体によりエ
ステル化することによって得ることができるが、ここで、上記の式中、Phは、
フェニルであり;そしてY’、X及びZは、上記で定義したとおりである。
式(III)の化合物の式(IV)の化合物との反応は、ウィッティッヒ反応の通常
の条件下、つまり塩基(例えば、ブチルリチウム)の存在下、不活性有機溶媒(
例えば、テトラヒドロフラン)中で行うことができる。式
(V)の化合物のエステル化は、式(V)の化合物を、適当な酸と、縮合試薬(
ジシクロヘキシルカルボジイミド又はEDCIなど)の存在下で、あるいはMits
unobu反応の通常の条件下で反応させることによって適当に行うことができる。
これらの反応、及び式(II)の化合物の前駆体の調製方法は、例A〜Sに詳細に
記載している。出発物質を適当に選択することによって、例A〜Sに記載の方法
を、以降に十分には記載していない式(II)の化合物及びその前駆体の調製方法
にも応用することができる。
例A:1−エチニルシクロペンタノール(25.0g;227mmole)及び2,
6−ルチジン(29.2g;272mmole)を乾燥ジクロロメタン(250ml)に
溶かし、撹拌した反応混合物に、乾燥ジクロロメタン(50ml)中のTES−ト
リフラート(56ml;249mmole)の溶液を−78℃で滴下した。滴下完了後、
1時間撹拌を続けた。反応混合物を、放置して0℃に暖め、0.5Mクエン酸(
250ml)を加え、撹拌を30分間続け、有機層を分離し、半飽和NaCl水溶
液(100ml)で洗浄し、MgSO4上で乾燥した。ろ過を行った後、溶媒を真
空下で除去した。粗生成物を蒸留することによって精製した。1−エチニル−1
−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンタン(A1)を、無色の油状物として
得た。沸点:52℃(0.08mbar)。
同様に、以下の化合物を得た。
A2:1−エチニル−1−ヒドロキシ−シクロヘキサンから、1−エチニル−
1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘキサンを無色の油状物として得た。沸
点(0.03mbar):78℃(クーゲルロール);
A3:1−エチニル−1−ヒドロキシ−シクロヘプタンから、1−エチニル−
1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプタンを無色の油状物として得た。沸
点(0.03mbar):73℃(クーゲルロール)。
例B:リンドラー触媒(250mg)を、ヘキサン(40ml)及びピリジン(0
.25ml)中で、30分間予備水素化した。ヘキサン(80ml)に溶かした1−
エチニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンタン(11.22g;5
0.0mmole)を加えた後、水素化を、水素の吸収が停止するまで周囲温度及び常
圧で続けた。触媒を中性アルミナ(act.3)のプラグを通してろ過することによ
り、除去し、溶媒を減圧下で除去した後、粗生成物を蒸留により精製した。1−
ビニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンタン(B1)を無色の油状
物として得た。沸点:100℃(0.2mbar)、クーゲルロール。
同様に、以下の化合物を得た。
B2:1−エチニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンタンから、
1−ビニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘキサンを無色の油状物と
して得た。沸点(0.05mbar):100℃(クーゲルロール):
B3:1−エチニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプタンから、
1−ビニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプタンを無色の油状物と
して得た。沸点(0.07mbar):100℃(クーゲルロール)。
例C:1−ビニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンタン(9.0
6g;40.0mmole)を、ジクロロメタン(180ml)及びメタノール(20ml
)の混合物中で、−78℃でオゾン化し、ジメチルスルフィド(8.0ml)を加
え、反応混合物を放置して周囲温度に暖めた。半飽和NaCl水溶液(200ml
)で抽出した後、有機層をMgSO4上で乾燥した。ろ過を行った後、溶媒を真
空下で除去し、残留した油状物をtert−BuOMe(200ml)で希釈し、そし
てDIBAL−H(ヘキサ
ン中の1M溶液;44.0ml;44.0mmole)を撹拌下に0℃で滴下した。1時
間後、反応混合物に0℃で2−プロパノール(8.0ml)、水(8.0ml)及び
0.5Mクエン酸(80ml)を滴下することによって、加水分解を行った。撹拌
を周囲温度で1時間続けた。有機層を取り出し、飽和NaCl水溶液(100ml
)で洗浄し、MgSO4上で乾燥した。ろ過を行った後、溶媒を真空下で除去し
、粗生成物をシリカゲル上のクロマトグラフィー(ヘキサン:tert−BuOMe
−4:1)により精製することによって、(1−トリエチル−シラニルオキシ−
シクロペンチル)−メタノール(C1)を無色の油状物として得た。
同様に、以下の化合物を得た。
C2:1−ビニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘキサンから、(
1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘキシル)−メタノールを無色の油状物
として得た。
C3:1−ビニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプタンから、(
1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプチル)−メタノールを無色の油状物
として得た。
例D:1−ビニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンタン(9.0
6g;40.0mmole)を乾燥THF(100ml)に溶かし、0℃でボラン(TH
F中1M;40.0ml;40.0mmole)を滴下し、反応混合物を1時間周囲温度
で撹拌した。0℃で水(50ml)を滴下し、続いてNaBO3・4H2O(7.6
9g;50.0mmole)を加え、混合物を、更に16時間周囲温度で撹拌した。ろ
過を行った後、有機層を取り出し、真空下で濃縮した。水層をtert−BuOMe
(2×50ml)で抽出し、全ての有機層を一緒にし、飽和NaCl水溶液(50
ml)で洗浄した後、MgSO4上で乾燥した。ろ過を行った後、溶媒を真空下で
除去し、粗生
成物をシリカゲル上でクロマトグラフィーに付した(ヘキサン:酢酸エチル−4
:1)。この結果、2−(1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンチル)−
エタノール(D1)を無色の油状物として得た。
同様に、以下の化合物を得た。
D2:1−ビニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘキサンから、2
−(1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘキシル)−エタノールを無色の油
状物として得た。
D3:1−ビニル−1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプタンから、2
−(1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプチル)−エタノールを無色の油
状物として得た。
例E:乾燥THF5ml中の547mg(1.76mmol)の(1S,3aR,4S
,7aR)−4−[(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)7a−メチル
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]エタノンを、THF5ml中のリチウムジ
イソプロピルアミン(1.94mmol)の溶液に、−78℃でゆっくりと加えた。
1時間後、この温度でこの溶液に過剰量のトリメチルシリルクロリド(5.28
mmol)を加え、蒸発乾固した。残渣を10mlのエタノールに溶かし、青色が持続
するようになるまでオゾン化を行った。過剰のオゾンをアルゴンを用いて除去し
、得られた溶液を−30℃で10mlのエタノール中の、669mg(17.6mmol
)の水素化ホウ素ナトリウムの懸濁液に加えた。室温で1時間撹拌した後、反応
混合物を水で加水分解し、エタノールを真空下で除去し、残渣を酢酸エチルで抽
出した。有機層を0.5Nクエン酸水溶液、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム
上で乾燥した後、蒸発させた。シリカゲル上でクロマトグラフィー(溶離剤:n
−ヘキサン/酢酸エチル 4:1)に付すことによって、純粋な(1S,3aR
,4S,7aS)−4−(tert−ブチル−ジメ
チル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−カルボ
ン酸516mg(39%)を無色の固体として得た。
例F:144mg(0.218mmol)の2,2−ジメチル−プロピオン酸(5Z
,7E)−(1S,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル
−シラニルオキシ)−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10
(19)−トリエン−21−イルエステルを乾燥トルエン(3ml)中に溶かし、
−78℃に冷却した。これにディーバル(Dibal)(トルエン中の1.2M溶液0
.55ml;0.65mmol)を滴下した。反応混合物を放置して0℃に戻し、これ
にメタノール(0.5ml)を加えた。これに2M酒石酸カリウムナトリウム水溶
液(2ml)を加え、明確な層分離が起きるまで撹拌した。有機層をブラインで洗
浄し、Na2SO4上で乾燥した。溶媒を除去し、残渣をカラムクロマトグラフィ
ー(溶離剤:n−ヘキサン/酢酸エチル 8/2)に付すことによって、108
mg(86%)の(5Z,7E)−(1S,3R,20S)−1,3−ビス−(te
rt−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−9,10−セコ−プ
レグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−オールを無色の泡状物として
得た。
例G:1.43g(4.58mmol)の(S)−1−[(1S,3aR,4S,
7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)7a−メチル−オ
クタヒドロ−インデン−1−イル]エタノールを、15mlのピリジン中に溶かし
、0℃に冷却した。420μlのPOCl3をゆっくりと加えた。反応混合物を
室温で一晩撹拌し、次に、それをpH4の緩衝液中に注ぎ、n−ヘキサンで抽出し
た。有機溶液をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した後、蒸発乾固し
た。残渣をカラムクロマトグラフィー(溶離剤:n−ヘキサン)で精製すること
によって、516
mg(39%)の(E)−(3aR,4S,7aS)−4−(tert−ブチル−ジメ
チル−シラニルオキシ)−1−エチリデン−7a−メチル−オクタヒドロ−イン
デン(E)−(3aR,4S,7aS)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラ
ニルオキシ)−1−エチリデン−7a−メチル−オクタヒドロ−インデンを無色
の油状物として得た。
例H:1,740mgの(S)−2−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−
(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−
インデン−1−イル]−プロパン−1−アールを無水THF(35ml)に溶かし
た。DBN(640ml;5.36mmol)を加え、混合物を4時間還流した。反応
混合物を冷却した後、冷クエン酸溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、ブラインで
洗浄した後、Na2SO4上で乾燥した。溶媒を除去することによって、無色の粗
油状物を得た(約1:1混合物、C(20)において)。
粗混合物を、次にイソプロパノール(40ml)に溶かし、0℃に冷却し、これ
に、NaBH4(232mg;6.13mmol)を加えた。次に冷却浴をはずし、撹
拌を室温で%時間続けた。反応混合物を冷ブライン中に注ぎ、酢酸エチルで抽出
し、Na2SO4上で乾燥した。溶媒を除去することによって、無色の油状物を得
た。HPLCクロマトグラフィー(高速液体クロマトグラフィー)(溶離剤:n
−ヘキサン/酢酸エチル 85:15)に付すことによって、二つのジアステレ
オマーを分離し、887mg(50.7%)の目的物質(R)−2−[(1R,3
aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7
a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロパン−1−オールを無
色の油状物として得た。
例I:174mg(0.59mmol)の(E)−(3aR,4S,7aS)
−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−エチリデン−7a−
メチル−オクタヒドロ−インデン及び17.7mg(0.59mmol)のパラホルム
アルデヒドを、0℃で2mlのトルエンに溶かし、0.59mmolのジメチルアルミ
ニウムクロリドで処理した。溶液を一晩室温で撹拌し、次にpH4の緩衝液中に注
ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾
燥した後、蒸発乾固した。残渣をシリカゲル(溶離剤:ヘキサン/酢酸エチル
4:1)上で精製することによって、(R)−2−[(3aR,4S,7aS)
−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−3a,4
,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−3H−インデン−1−イル]−プロパン−
1−オールを無色の油状物として得た。
例J:198mg(0.606mmol)の(R)−2−[(1R,3aR,4S,
7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−
オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロパン−1−オールをピリジン(3ml
)に溶かし、0℃に冷却した。DMAP(18.5mg;0.152mmol)を添加
し、次に塩化ピバロイル(97ml;0.79mmol)をゆっくりと加えた。混合物
を0℃で、%時間反応せしめ、更に室温で%時間反応せしめた。反応混合物を冷
HCl水溶液(25%)中に注いだ。エーテルで抽出し、ブラインで洗浄し、N
a2SO4上で乾燥した後、溶媒を除去することによって、暗色の油状物を得、こ
れをシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(溶離剤:n−ヘキサン/酢酸エ
チル 97:3)で精製することによって、215mg(86.3%)の2,2−
ジメチル−プロピオン酸(R)−2−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−
(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−
インデン−1−イル]−
プロピルエステル(J1)を黄色の油状物として得た。
同様に、以下の化合物を得た。
J2:(R)−2−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル
−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−
イル]−プロパン−1−オールから、2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン
酸(R)−2−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル−ジメ
チル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−イル]
−プロピルエステルを黄色の油状物として得た。
J3:(S)−2−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル
−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−
イル]−プロパン−1−オールから、2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン
酸(S)−2−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル−ジメ
チル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−イル]
−プロピルエステルを黄色の油状物として得た。
例K:200mg(0.612mmol)の(S)−2−[(1R,3aR,4S,
7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−
オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロパン−1−オールを、THF(2ml
)に溶かした。これにPPh3(169mg;0.643mmol)を加え、混合物を
0℃に冷却した。これにTHF(2ml)中のDEAD(95mg;0.612mmol
)及び2−ヒドロキシ−イソ酪酸(64mg;0.612mmol)の溶液をカニュー
レを通して、滴下した。4時間後、反応混合物を冷水に注ぎ、エーテルで抽出し
た後、Na2SO4上で乾燥した。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶離剤:ヘキサン/酢酸エチル 85/15)に付すことによ
って、232mg(91%)の2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン酸(S)
−2−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シ
ラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピ
ルエステル(K1)を黄色の油状物として得た。
同様に、以下の化合物を得た。
K2:(S)−2−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル
−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−
イル]−プロパン−1−オールから、2−エチル−2−ヒドロキシ−酪酸(S)
−2−[(1R,3aR,7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニル
オキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−エステルを黄
色の油状物として得た。
例L:2,570mgの(E)−(R)−[(1R,3aR,4S,7aR)−
4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒド
ロ−インデン−1−イル]ペント−2−エン酸エチルエステルを無水エタノール
(50ml)に溶かした。245mgの10%パラジウム−炭素を加え、溶液を脱ガ
スし、1気圧の水素雰囲気下で一晩放置した。溶液をシリカゲルのパッド上でろ
過し、溶媒を除去した。その結果、2,188mg(84.7%)の(R)−[(
1R,3aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキ
シ)−7a−メチル−インダン−1−イル]ペンタン酸エチルエステルを、無色
の油状物として得たが、これは、次の工程に使用するのに十分な純度を有してい
た。
例M:490mgの(R)−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−
(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−インダン−1−
イル]ペンタン酸エチルエステルを、THF/エタノール混合物1:1(10ml
)に溶かした。4NNaOH水溶液(1ml;4mmol)を加え、一晩撹拌した。反
応混合物を、次に冷クエン酸溶液に注いだ。酢酸エチルで抽出し、Na2SO4上
で乾燥した後、溶媒を除去することによって、粗生成物を得、これをカラムクロ
マトグラフィー(溶離剤:n−ヘキサン/イソプロパノール 9:1)で精製す
ることによって、450mg(98.8%)の純粋な(R)−[(1R,3aR,
4S,7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メ
チル−インダン−1−イル]ペンタン酸を得た。この酸150mg(0.41mmol
)をジクロロメタン(5ml)に溶かし、これにジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)(155mg;0.75mmol);DMAP(11mg;0.08mmol)及
びイソプロパノール(1ml;13mmol)を加え、撹拌を一晩続けた。反応混合物
を1N冷HCl水溶液に注いだ。酢酸エチルで抽出し、ブラインで洗浄し、Na2
SO4上で乾燥した後、溶媒を除去することによって、粗生成物を得、これをシ
リカゲル上のカラムクロマトグラフィー(溶離剤:n−ヘキサン/酢酸エチル
9:1)で精製することによって、167mg(定量的収率)の(R)−[(1R
,3aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)
−7a−メチル−インダン−1−イル]ペンタン酸イソプロピルエステル(M1
)を無色の油状物として得た。
同様に、以下の化合物を得た。
M2:(R)−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル−ジ
メチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−インダン−1−イル]ペンタン酸エ
チルエステルから、(R)−4−[(1R,3aR,4S,
7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−
オクタヒドロ−インデン−1−イル]−ペンタン酸1−エチル−プロピルエステ
ルを無色の油状物として得た。
例N:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸(560.8mg;2.5m
mole)及びジメチルアミノピリジン(320.7mg;2.63mmole)を、乾燥ジク
ロロメタン(25.0ml)中に溶かし、これに4−トルエンスルホニルクロリド
(476.8mg;2.5mmole)を0℃で加え、反応混合物を3時間撹拌した。
これにジメチルアミノピリジン(320.7mg;2.63mmole)及びヒドロキ
シメチルシクロプロパン(216.3mg;3.0mmole)を加え、0℃で15分間
撹拌した後、反応混合物を冷蔵庫で16時間貯蔵した。
溶媒を真空下で除去し、残渣をtert−BuOMe(25.0ml)で希釈した後
、1Mクエン酸(10.0ml)、水(10.0ml)及び飽和NaCl水溶液(1
0ml)で次々に抽出し、有機層をMgSO4上で乾燥した。ろ過を行った後、溶
媒を真空下で除去し、粗生成物をシリカゲル上のクロマトグラフィー(ヘキサン
:酢酸エチル−85:15)に付した。(S)−2−[(1R,3aR,7aR
)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピ
オン酸シクロプロピルメチルエステル(N1)を無色の油状物として得た。
同様に、以下の化合物を得た。
N2:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸及びシクロペンチルメタ
ノールから、(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オ
キソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロ
ピオン酸シクロペンチルメチルエステルを無色の油状物として得た。
N3:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸及びシクロヘキシルメタ
ノールから、(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オ
キソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸シクロヘキシルメチ
ルエステルを無色の油状物として得た。
N4:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸及び(−)トランスミル
タノールから、(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−
オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸(1R,2S,5
S)−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−イルメチルエス
テルを無色の油状物として得た。
N5:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸及び(−)シスミルタノ
ールから、(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキ
ソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸(1R,2R,5S)
−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−イルメチルエステル
を無色の油状物として得た。
N6:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸及び(−)ミルテノール
から、(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−
オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸(1R,5S)−6,6−
ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−エン−2−イルメチルエステル
を無色の油状物として得た。
N7:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−
オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸及び(1−トリエ
チルシラニルオキシ−シクロペンチル)−メタノールから、(S)−2−[(1
R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−
1−イル]−プロピオン酸1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンチルメチ
ルエステルを無色の油状物として得た。
N8:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸及び(1−トリエチルシ
ラニルオキシ−シクロヘキシル)−メタノールから、(S)−2−[(1R,3
aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イ
ル]−プロピオン酸1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘキシルメチルエス
テルを無色の油状物として得た。
N9:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸及び(1−トリエチルシ
ラニルオキシ−シクロヘプチル)−メタノールから、(S)−2−[(1R,3
aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イ
ル]−プロピオン酸1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプチルメチルエス
テルを無色の油状物として得た。
N10:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキ
ソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸及び2−(1−トリエ
チルシラニルオキシ−シクロペンチル)−エタノールから、(S)−2−[(1
R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−
1−イル]−プロピオン酸2−(1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンチ
ル)−エチルエステルを無色の油状物として得た。
N11:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−
4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸及び2−(1
−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘキシル)−エタノールから、(S)−2
−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−イ
ンデン−1−イル]−プロピオン酸2−(1−トリエチルシラニルオキシ−シク
ロヘキシル)−エチルエステルを無色の油状物として得た。
N12:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキ
ソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸及び2−(1−トリエ
チルシラニルオキシ−シクロヘプチル)−エタノールから、(S)−2−[(1
R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−
1−イル]−プロピオン酸2−(1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプチ
ル)−エチルエステルを無色の油状物として得た。
例O:207mgの2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−[(1R,3
aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7
a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピルエステルを、TH
F(2.5ml)に溶かし、これに濃HF水溶液(40%)を室温下で滴下し、混
合物を一晩撹拌した。混合物を冷飽和重炭酸塩溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出し
、Na2SO4上で乾燥した。溶媒を除去することによって、対応するアルコール
を得た。このアルコールをDMF(5ml)に溶かし、PDC(285mg;0.7
56mmol)を、少量ずつ10分の時間をかけて加えた。反応は、室温下で1時間
後に終了した。混合物を冷ブライン中に注ぎ、酢酸エチル/ヘキサンの1:1混
合物で抽出した後、Na2SO4上で乾燥した。溶媒を除去し、カラムクロマトグ
ラフィー(溶離剤:n−ヘキサン/酢酸エチル 82:18)に付す
ことによって、133mg(89.6%)の2,2−ジメチル−プロピオン酸(R
)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒド
ロ−インデン−1−イル]プロピルエステルを黄色の油状物として得た。
同様に、以下の化合物を得た。
R2:(R)−4−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル
−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−
イル]ペンタン酸イソプロピルエステルから、(R)−4−[(1R,3aR,
7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−
ペンタン酸イソプロピルエステルを無色の油状物として得た。
R3:(R)−4−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル
−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−
イル]ペンタン酸1−エチル−プロピルエステルから、(R)−4−[(1R,
3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−
イル]ペンタン酸1−エチル−プロピルエステルを無色の油状物として得た。
R4:2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−[(3aR,4S,7a
S)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−3a
,4,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−3H−インデン−1−イル]−プロピ
ルエステルから、2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−[(3aR,7
aS)−7a−メチル−4−オキソ−3a,4,5,6,7,7a−ヘキサヒド
ロ−3H−インデン−1−イル]−プロピルエステルを得た。
R5:(E)−(R)−4−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−
(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−
インデン−1−イル]−ペント−2−エン酸エチルエステルから、(E)−(R
)−4−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒド
ロ−インデン−1−イル]ペント−2−エン酸エチルエステルを黄色の油状物と
して得た。
R6:(R)−[(1R,3aR,4S,7aR)]−4−(tert−ブチル−
ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−インダン−1−イル]ペンタン酸
エチルエステルから、(R)−4−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル
−4−オキソ−インデン−1−イル]−ペンタン酸エチルエステルを無色の油状
物として得た。
例P:ケト−アルコールである107mgの2−メチル−2−ヒドロキシ−プロ
ピオン酸(R)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]プロピル−エステルをTHF(4ml)に
溶かし、0℃に冷却した。次に、トリメチルシリルイミダゾール(52.9ml;
0.361mmol)、イミダゾール(12.3mg;0.18mmol)、トリメチルク
ロロシラン(22.8ml;0.18mmol)を次々に加え、混合物を%時間撹拌し
た。
反応混合物を冷ブライン中に注ぎ、エーテルで抽出した後、Na2SO4で乾燥
した。溶媒を除去し、残渣をカラムクロマトグラフィー(溶離剤:n−ヘキサン
/酢酸エチル 95/5)に付すことによって、123mgの2−メチル−2−ト
リメチル−シラニルオキシ−プロピオン酸(R)−2−[(1R,3aR,7a
R)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]プロピ
ル−エステル(P1)を無色の油状物として得た。
同様に、以下の化合物を得た。
P2:2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン酸(S)−2−[(1R,3
aR,4S,7aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7
a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−イル]プロピルエステルから、2−
メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸(S)−2−[(1R,
3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−
イル]−プロピルエステルを無色の油状物として得た。
P3:2−エチル−2−ヒドロキシ−酪酸(S)−2−[(1R,3aR,7
aR)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−7a−メチル−オ
クタヒドロ−インデン−1−イル]エステルから、2−エチル−2−トリメチル
シラニルオキシ−酪酸(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル
−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]プロピルエステルを無色の
油状物として得た。
P4:(1S,3aR,4S,7aS)−4−(tert−ブチル−ジメチル−シ
ラニルオキシ)−7a−メチル−オクタヒドロ−インデン−1−カルボン酸3−
ヒドロキシ−3−メチル−ブチルエステルから、(1S,3aR,7aS)−7
a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロインデン−1−カルボン酸3−メチル−
3−トリメチルシラニルオキシ−ブチルエステルを得た。
MS(EI):m/e=339(M・+-CH3)
例Q:例Pに記載した酸化工程にしたがって、2,2−ジメチル−プロピオン
酸(S)−2−[(1R,3aR,4S,7aR)−4−ヒドロキシ−7a−メ
チル−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピルエステルから、2,2−
ジメチル−プロピオン酸(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチ
ル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデ
ン−1−イル]プロピルエステルを黄色の油状物として得た。
例R:62mg(0.108mmol)の(5Z,7E)−(1S,3R,20S)
−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル
−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−オール
をジクロロメタン(3ml)に溶かした。次に、DCC(33.4mg;0.162
mmol)、DMAP(2.6mg;0.022mmol)及びイソ吉草酸(23.8mg;
0.216mmol)を加え、混合物を一晩撹拌した。溶媒を除去し、残渣をカラム
クロマトグラフィー(溶離剤:n−ヘキサン/酢酸エチル 97/3)で精製す
ることによって、65mg(91%)の3−メチル酪酸(5Z,7E)−2−[(
1S,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオ
キシ)−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−ト
リエン−21−イル]−プロピルエステル(R1)を無色の油状物として得た。
同様に、以下の化合物を得た。
R2:α−(2−アミノ−5−クロロフェニル)−2−フランメタンイミンか
ら、(R)−及び−(S)−3−ヒドロキシ−3−トリフルオロメチル−酪酸(
5Z,7E)−(1S,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメ
チル−シラニルオキシ)−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,
10(19)−トリエン−21−イルエステルの1:1混合物を無色の油状物と
して得た。
R3:α−(2−アミノ−5−クロロフェニル)−2−フランメタンイミンか
ら、(R)−及び−(S)−3−ヒドロキシ−3−メチル−ペンタン酸(5Z,
7E)−(1S,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−
シラニルオキシ)−20−メチル−9,10−セコ−
プレグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−イルエステルの1:1混合
物を無色の油状物として得た。
R4:(7E)−(1R,3R,20R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−
ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プ
レグナ−5,7,16−トリエン−21−オールから、2−ヒドロキシ−2−メ
チル−プロピオン酸(7E)−(1R,3R,20R)−1,3−ビス−(tert
−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10
−セコ−プレグナ−5,7,16−トリエン−21−イルエステルを得た。
例S:[3S−(3α,5β,Z)]−2−[2−[3,5−ビス−[[(1
,1−ジメチルエチル)−ジメチルシリル]オキシ]シクロヘキシリデン]エチ
ル]ジフェニルホスフィンオキシド(456.7mg;0.8mmole)を、乾燥TH
F(5.0ml)に溶かし、これにn−BuLi(ヘキサン中、1.6Mまでの溶
液:0.5ml)を−78℃で加え、混合物を30分間撹拌し、これに、乾燥TH
F(1.0ml)中の(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−
4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸シクロプロピ
ルメチルエステル(111.4mg;0.4mmole)の溶液を加え、撹拌を−78℃
で更に2時間続けた。反応混合物を放置して周囲温度にまで暖め、これに0.1
Mクエン酸(10.0ml)及び飽和NaCl水溶液(5.0ml)を加え、撹拌を
15分間続けた。有機層を分離し、真空下で濃縮し、水層をt−BuOMe(3
×5ml)で抽出し、全ての有機層を一つに合わせ、飽和NaCl水溶液(5.0
ml)で洗浄した後、MgSO4上で乾燥した。ろ過を行った後、溶媒を真空下で
除去し、粗生成物をシリカゲル上のクロマトグラフィー(ヘキサン:t−BuO
Me−90:10)に付すことに
よって、(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−
ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プ
レグナ−5,7−ジエン−21−酸シクロプロピルメチルエステル(S1)を無
色の油状物として得た。
同様に、以下の化合物を得た。
S2:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸シクロペンチルメチルエ
ステル及び[3S−(3α,5β,Z)]−2−[2−[3,5−ビス−[[(
1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]シクロヘキシリデン]エチ
ル]ジフェニルホスフィンオキシドから、(7E)−(1R,3R,20S)−
1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸シクロペン
チルメチルエステルを無色の油状物として得た。
S3:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸シクロヘキシルメチルエ
ステル及び[3S−(3α,5β,Z)]−2−[2−[3,5−ビス−[[(
1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]シクロヘキシリデン]エチ
ル]ジフェニルホスフィンオキシドから、(7E)−(1R,3R,20S)−
1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸ベンジルエ
ステルを無色の油状物として得た。
S4:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸(1R,
2S,5S)−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−イルメ
チルエステル及び[3S−(3α,5β,Z)]−2−[2−[3,5−ビス−
[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]シクロヘキシリデン
]エチル]ジフェニルホスフィンオキシドから、(7E)−(1R,3R,20
S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メ
チル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸(1
S,2S,5S)−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−イ
ルメチルエステルを無色の油状物として得た。
S5:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸(1R,2R,5S)−
6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−イルメチルエステル及
び[3S−(3α,5β,Z)]−2−[2−[3,5−ビス−[[(1,1−
ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]シクロヘキシリデン]エチル]ジフ
ェニルホスフィンオキシドから、(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−
ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノ
ル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸(1S,2R,5S
)−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−イルメチルエステ
ルを無色の油状物として得た。
S6:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸(1R,5S)−6,6
−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−エン−2−イルメチルエステ
ル及び[3S−(3α,5β,Z)]−2−[2−[3,5−ビス−[[(1,
1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキ
シ]−シクロヘキシリデン]エチル]ジフェニルホスフィンオキシドから、(7
E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シ
ラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,
7−ジエン−21−酸(1R,5S)−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.
1]ヘプト−2−エン−2−イルメチルエステルを無色の油状物として得た。
S7:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸1−トリエチルシラニル
オキシ−シクロペンチルメチルエステル及び[3S−(3α,5β,Z)]−2
−[2−[3,5−ビス−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オ
キシ]シクロヘキシリデン]エチル]ジフェニルホスフィンオキシドから、(7
E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シ
ラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,
7−ジエン−21−酸1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンチルメチルエ
ステルを無色の油状物として得た。
S8:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸1−トリエチルシラニル
オキシ−シクロヘキシルメチルエステル及び[3S−(3α,5β,Z)]−2
−[2−[3,5−ビス−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オ
キシ]シクロヘキシリデン]エチル]ジフェニルホスフィンオキシドから、(7
E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シ
ラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,
7−ジエン−21−酸1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘキシルメチルエ
ステルを無色
の油状物として得た。
S9:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ
−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸1−トリエチルシラニル
オキシ−シクロヘキシルメチルエステル及び[3S−(3α,5β,Z)]−2
−[2−[2−メチレン−3,5−ビス−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメ
チルシリル]オキシ]シクロヘキシリデン]エチル]ジフェニルホスフィンオキ
シドから、(5Z,7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−
ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−9,10−セコ−プレグ
ナ−5,7,10−トリエン−21−酸1−トリエチルシラニルオキシ−シクロ
ヘキシルメチルエステルを無色の油状物として得た。
S10:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキ
ソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸1−トリエチルシラニ
ルオキシ−シクロヘプチルメチルエステル及び[3S−(3α,5β,Z)]−
2−[2−[3,5−ビス−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]
オキシ]シクロヘキシリデン]エチル]ジフェニルホスフィンオキシドから、(
7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−
シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5
,7−ジエン−21−酸1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプチルメチル
エステルを無色の油状物として得た。
S11:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキ
ソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸2−(1−トリエチル
シラニルオキシ−シクロペンチル)−エチルエステル及び[3S−(3a,5β
,Z)]−2−[2−[3,5−ビス−
[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]シクロヘキシリデン
]エチル]ジフェニルホスフィンオキシドから、(7E)−(1R,3R,20
S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メ
チル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸2−
(1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンチル)−エチルエステルを無色の
油状物として得た。
S12:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキ
ソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸2−(1−トリエチル
シラニルオキシ−シクロヘキシル)−エチルエステル及び[3S−(3α,5β
,Z)]−2−[2−[3,5−ビス−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチ
ルシリル]オキシ]シクロヘキシリデン]エチル]ジフェニルホスフィンオキシ
ドから、(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−
ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プ
レグナ−5,7−ジエン−21−酸2−(1−トリエチルシラニルオキシ−シク
ロヘキシル)−エチルエステルを無色の油状物として得た。
S13:(S)−2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキ
ソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−プロピオン酸2−(1−トリエチル
シラニルオキシ−シクロヘプチル)−エチルエステル及び[3S−(3α,5β
,Z)]−2−[2−[3,5−ビス−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチ
ルシリル]オキシ]シクロヘキシリデン]エチル]ジフェニルホスフィンオキシ
ドから、(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−
ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プ
レグナ−5,7−ジエン−21−酸2−(1−トリエチルシラニルオキシ−シ
クロヘプチル)−エチルエステルを無色の油状物として得た。
S14:(R)−4−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキ
ソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]−ペンタン酸イソプロピルエステル及
び(Z)−(3S,5R)−[2−[3,5−ビス−(tert−ブチル−ジメチル
−シラニルオキシ)−2−メチレン−シクロヘキシリデン]−エチル]−ジフェ
ニルホスフィンオキシドから、(7E)−(1R,3R)−1,3−ビス−(te
rt−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−19−ノル−9,10−セコ−コラ
−5,7−ジエン−24−酸イソプロピルエステルを無色の油状物として得た。
S15:(R)−4−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキ
ソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]ペンタン酸1−エチル−プロピルエス
テル及び(Z)−(3S,5R)−[2−[3,5−ビス−(tert−ブチル−ジ
メチル−シラニルオキシ)−2−メチレン−シクロヘキシリデン]−エチル]−
ジフェニルホスフィンオキシドから、(5Z,7E)−(1S,3R)−1,3
−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−9,10−セコ−コラ
−5,7,10(19)−トリエン−24−酸1−エチル−プロピルエステルを
無色の油状物として得た。
S16:2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−[(3aR,7aS)
−7a−メチル−4−オキソ−3a,4,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−3
H−インデン−1−イル]−プロピルエステル及び(3S,5R)−[2−[3
,5−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−シクロヘキシリデ
ン]−エチル]−ジフェニルホスフィンオキシドから、2,2−ジメチル−プロ
ピオン酸(7E)−(1R,3R,20R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−
ジメチル−シラニルオ
キシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,16
−トリエン−21−イルエステルを得た。
S17:(E)−(R)−4−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−
4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]ペント−2−エン酸エチルエ
ステル及び[3S−(3α,5β,Z)]−2−[2−[3,5−ビス−[[(
1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]シクロヘキシリデン]エチ
ル]ジフェニルホスフィンオキシドから、(7E,22E)−(1R,3R)−
1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−19−ノル−9
,10−セココラン−5,7,22−トリエン−24−酸エチルエステルを黄色
の油状物として得た。
S18:(R)−4−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキ
ソ−インデン−1−イル]ペンタン酸エチルエステル及び(Z)−(3S,5R
)−[2−[3,5−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−2
−メチレン−シクロヘキシリデン]−エチル]−ジフェニル−ホスフィンオキシ
ドから、(5Z,7E)−(1S,3R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジ
メチル−シラニルオキシ)−9,10−セココラ−5,7−ジエン−24−酸エ
チルエステルを無色の油状物として得た。
S19:2,2−ジメチル−プロピオン酸(R)−2−[(1R,3aR,7
aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン−1−イル]プロ
ピルエステル及び(Z)−(3S,5R)−[2−[3,5−ビス−(tert−ブ
チル−ジメチル−シラニルオキシ)−2−メチレン−シクロヘキシリデン]−エ
チル]−ジフェニルホスフィンオキシドから、2,2−ジメチル−プロピオン酸
(5Z,7E)−(1S,
3R,20R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)
−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン
−21−イルエステルを無色の泡状物として得た。
S20:2−メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸(R)−
2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−
インデン−1−イル]プロピルエステル及び(Z)−(3S,5R)−[2−[
3,5−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−2−メチレン−
シクロヘキシリデン]−エチル]−ジフェニル−ホスフィンオキシドから、2−
メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸(5Z,7E)−(1S
,3R,20R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ
)−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエ
ン−21−イルエステルを黄色の油状物として得た。
S21:2−メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸(R)−
2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−
インデン−1−イル]プロピル−エステル及び[3S−(3α,5β,Z)]−
2−[2−[3,5−ビス−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]
オキシ]シクロヘキシリデン]エチル]ジフェニルホスフィンオキシドから、2
−メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸(5Z,7E)−(1
R,3R,20R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキ
シ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン
−21−イルエステルを無色の油状物として得た。
S22:2,2−ジメチル−プロピオン酸(S)−2−[(1R,3aR,7
aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデ
ン−1−イル]プロピルエステル及び(Z)−(3S,5R)−[2−[3,5
−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−2−メチレン−シクロ
ヘキシリデン]−エチル]−ジフェニル−ホスフィンオキシドから、2,2−ジ
メチル−プロピオン酸(5Z,7E)−(1S,3R,20S)−1,3−ビス
−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−9,10−セ
コ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−イルエステルを無色の
泡状物として得た。
S23:2−エチル−2−トリメチルシラニルオキシ−酪酸(S)−2−[(
1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン
−1−イル]プロピルエステル及び(Z)−(3S,5R)−[2−[3,5−
ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−2−メチレン−シクロヘ
キシリデン]−エチル]−ジフェニルホスフィンオキシドから、2−エチル−2
−トリメチルシラニルオキシ−酪酸(5Z,7E)−(1S,3R,20S)−
1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−
9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−イルエス
テルを無色の油状物として得た。
S24:2−メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸(S)−
2−[(1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−
インデン−1−イル]−プロピルエステル及び[3S−(3α,5β,Z)]−
2−[2−[3,5−ビス−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]
オキシ]シクロヘキシリデン]エチル]ジフェニルホスフィンオキシドから、2
−メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸(7E)−(1R,3
R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−
20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−イルエステル
を黄色の油状物として得た。
S25:2−エチル−2−トリメチルシラニルオキシ−酪酸(S)−2−[(
1R,3aR,7aR)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒドロ−インデン
−1−イル]プロピルエステル及び[3S(3α,5β,Z)]−2−[2−[
3,5−ビス−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]−シ
クロヘキシリデン]エチル]ジフェニルホスフィンオキシドから、2−エチル−
2−トリメチルシラニルオキシ−酪酸(7E)−(1R,3R,20S)−1,
3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−19
−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−イルエステルを無
色の油状物として得た。
S26:(1S,3aR,7aS)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒド
ロインデン−1−カルボン酸3−メチル−3−トリメチルシラニルオキシ−ブチ
ルエステル及び(3S,5R)−[2−[3,5−ビス−(tert−ブチル−ジメ
チル−シラニルオキシ)−シクロヘキシリデン]−エチル]−ジフェニルホスフ
ィンオキシドから、(5Z,7E)−(1S,3R)−1,3−ビス−(tert−
ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−9,10−セコ−アンドロスタ−5,7
,10(19)−トリエン−17b−カルボン酸3−トリメチルシラニルオキシ
−ブチルエステルを得た。
S27:(1S,3aR,7aS)−7a−メチル−4−オキソ−オクタヒド
ロインデン−1−カルボン酸3−メチル−3−トリメチルシラニルオキシ−ブチ
ルエステル及び(Z)−(3S,5R)−[2−[3,5−ビス−(tert−ブチ
ル−ジメチル−シラニルオキシ)−2−メチレン−シ
クロヘキシリデン]−エチル]−ジフェニルホスフィンオキシドから、(7E)
−(1R,3R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ
)−19−ノル−9,10−セコ−アンドロスタ−5,7−ジエン−17b−カ
ルボン酸3−トリメチルシラニルオキシ−ブチルエステルを得た。
式(I)の化合物は、皮膚科学的状態、特に乾癬の治療に使用することができ
る。以前は乾癬の治療に提唱されていたカルシトリオールなどのビタミンD誘導
体とは対照的に、式(I)の化合物は、局所投与された場合に、全身に対する活
性を、まったく、又はほとんど示さない。したがって、式(I)の化合物を局所
適用することによって、公知のビタミンD誘導体を用いる乾癬の治療において観
察されていた体重低下や腎におけるカルシウム沈着などの望ましくない副作用を
、避けるか、又は顕著に減らすことができる。
本発明によると、式(I)の化合物を、薬学的に許容しうる、好ましくは局所
用組成物に配合することができる。本発明のこれらの医薬組成物は、式(I)の
化合物を、適合しうる、薬学的に許容しうる担体物質と組み合わせて含有する。
いかなる通常の担体物質をも使用することができる。担体物質は、水剤、懸濁剤
、軟膏剤、クリーム剤、ゲル剤、微少化粉末、噴霧剤などの局所投与に適した有
機又は無機不活性担体物質であることができる。医薬製剤は、滅菌することがで
き、及び/又は保存剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、浸透圧変化用の塩、及び/又
は緩衝剤などの補助剤を含有することができる。本発明の化合物を含有する組成
物を適用するための好ましい形態は、ゲル剤、ローション剤、及びクリーム剤の
形である。皮膚への局所投与のための医薬製剤は、上述の活性成分を、このよう
な製剤に通常使用されている、無毒の、治療上不活性の、固形又は液状の
担体と混合することによって調製することができる。これらの製剤には、組成物
1g当たり、少なくとも約1μgの活性成分を含有させる。これらの製剤は、組
成物の総重量に対して約0.001〜0.015重量%の活性成分を含有するの
が好ましい。これらの製剤を、1日1〜2回、皮膚に適用するのが好ましい。こ
れらの製剤は、患者の必要に応じて適用することができる。
上述の局所用製剤を調製するにあたり、局所用製剤の調剤の分野において通例
使用されている保存剤、増粘剤、香料などの添加剤を使用することができる。更
に、上記の活性物質を含有する局所用製剤には、通常の抗酸化剤、又は通常の抗
酸化剤の混合物を配合することができる。これらの製剤に使用することのできる
通常の抗酸化剤としては、N−メチル−α−トコフェロールアミン、トコフェロ
ール類、ブチル化ヒドロキシアニソール、ブチル化ヒドロキシトルエン、エトキ
シキンなどが挙げられる。本発明により使用される、活性物質を含有する、クリ
ームを基剤とする医薬処方物は、脂肪酸アルコール、半固形石油炭化水素、1,
2−エチレングリコール、及び乳化剤を含有する、水性乳剤からなる。
本発明による活性物質を含有する軟膏処方物は、半固形石油炭化水素と、活性
物質の溶媒分散物との混合物からなる。本発明において使用するための活性成分
を含有するクリーム剤組成物は、好ましくは湿潤剤、粘性安定剤及び水の水相、
脂肪酸アルコール、半固形石油炭化水素、及び乳化剤の油相、並びに水性安定剤
−緩衝剤溶液中に分散した活性成分を含有する相から形成された乳剤からなる。
局所用製剤には、安定剤を加えることができる。本発明により、通常のいかなる
安定剤も使用することができる。油相では、脂肪酸アルコール成分が、安定剤と
して機能する。これらの脂肪酸アルコール成分は、少なくとも約14個の炭素原
子を有する長鎖
飽和脂肪酸を還元することによって誘導する。また、毛髪用局所製剤に一般に使
用される通常の香料及びローションを、本発明により使用することができる。更
に、所望であれば、本発明の局所用製剤には、通常の乳化剤を使用することがで
きる。
式(I)の化合物の薬理学的特性を、以下の試験法により調べた。
1.VDR活性化
細胞内におけるビタミンDアナログによるビタミンD受容体(VDR)の活性
化を測定するために、転写活性化アッセーを用いた。COS細胞を、ヒトVDR
(pSG5で発現)、並びにラットのオステオカルシン遺伝子由来の3種類の応
答配列(VDRE3)を含有するレポーター遺伝子、チミジンキナーゼ基本プロ
モーター、及びルシフェラーゼレポーター遺伝子で、コトランスフェクションし
た。
この系では、試験化合物の活性を、ルシフェラーゼ活性の8〜10倍の誘導を
もたらす濃度として、半最大活性(ED50)と示した。
2.カルシウム負荷(liability)(マウスにおける耐薬性試験):
この一般的な試験により、高カルシウム血症性負荷の全体像が得られる。カル
シウムホメオスタシスの大きい変動により、動物の体重増加が大きく影響を受け
る。このパラメーターを、耐薬性に関する第一の試験として用いた。マウス(体
重25〜30g)に、ビタミンD誘導体を4日間連続して毎日皮下投与した。体
重を、5日間の処置期間の直前と終了時に登録した。マウスにおける「最大耐薬
用量」(HTD)は、処置期間中に体重増加がゼロである用量である。
これらの試験法において式(I)の化合物で得られた結果を、表1に示す。
以下の実施例は、本発明を説明するものである。
実施例1
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ
−5,7−ジエン−21−酸シクロプロピルメチルエステル(239.5mg、0
.38mmol)を、酢酸エチル(3.8ml)及びアセトニトリル(7.6ml)に溶
解し;水性HF(0.38ml)を加え;反応混合物を周辺温度で1時間撹拌した
。水(8.0ml)と飽和NaHCO3水溶液(8.0ml)を加えた後、混合物を
酢酸エチル(10.0ml、そして2×5.0ml)で抽出し;有機相を合わせ、飽
和NaCl水溶液(10.0ml)で洗浄し、MgSO4で乾燥した。ろ過後、溶
媒を真空下で除去し;粗生成物を、シリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル
:2−プロパノール−95:05)に付した。
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸シクロプロ
ピルメチルエステルを、無色の固体として得た。
MS(EI): m/e=402(M・+),55(100)
IR(KBr): 3387,2947,2876,2844,1731,1158,1048,975cm-1
同様に、以下の化合物を調製した(実施例2〜32)。
実施例2
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ
−5,7−ジエン−21−酸シクロペンチルメチルエステルから、(7E)−(
1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9
,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸シクロペンチルメチルエス
テルを無色の固体として得た。
MS(EI): m/e=430(M・+),180(56),133(66),81(60),55(100),41(72)
IR(KBr): 3426,2948,2872,1731,1453,1159,1047,976cm-1
実施例3
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ
−5,7−ジエン−21−酸ベンジルエステルから、(7E)−(1R,3R,
20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ
−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸シクロヘキシルメチルエステルを無色の
固体として得た。
MS(EI): m/e=444(M・+),180(40),133(38),97(43),55(100),41(37)
IR(KBr): 3406,2929,2876,2851,1733,1447,1159,1049cm-1
実施例4
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ
−5,7−ジエン−21−酸(1S,2S,5S)−6,6−ジメチル−ビシク
ロ[3.1.1]ヘプト−2−イルメチルエステルから、(7E)−(1R,3
R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−
セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸(1S,2S,5S)−6,6−ジ
メチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−イルメチルエステルを無色の固体
として得た。
MS(EI): m/e=484(M・+),137(28),95(38),81(100),69(47)
IR(KBr): 3437,2940,2872,1732,1458,1157,1049cm-1
実施例5
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ
−5,7−ジエン−21−酸(1S,2R,5S)−6,6−ジメチル−ビシク
ロ[3.1.1]ヘプト−2−イルメチルエステルから、(7E)−(1R,3
R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−
セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸(1S,2R,5S)−6,6−ジ
メチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−イルメチルエステルを無色の固体
として得た。
MS(EI): m/e=484(M・+),137(31),95(42),81(100),69(54)
IR(KBr): 3433,2942,2876,1731,1457,1156,1047cm-1
実施例6
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セ
コ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸(1R,5S)−6,6−ジメチル−
ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−エン−2−イルメチルエステルから、(7
E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−
ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸(1R,5S)−
6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−エン−2−イルメチル
エステルを無色の固体として得た。
MS(EI): m/e=482(M・+),207(42),135(59),107(63),93(100),79(70),69(3
3),55(42),43(43)
IR(KBr): 3415,2942,2876,1737,1438,1378,1246,1204,1170,1048 cm-1
実施例7
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ
−5,7−ジエン−21−酸1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペンチルメ
チルエステルから、(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ
−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−2
1−酸1−ヒドロキシ−シクロペンチルメチルエステルを無色の固体として得た
。
MS(EI): m/e=446(M・+),133(46),95(40),81(100),69(30),55(40),41(41)
IR(KBr): 3406,2945,2876,1734,1155,1045,978cm-1
実施例8
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セ
コ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸1−トリエチルシラニルオキシ−シク
ロヘキシルメチルエステルから、(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−
ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7
−ジエン−21−酸1−ヒドロキシ−シクロヘキシルメチルエステルを無色の固
体として得た。
MS(EI): m/e=460(M・+),133(45),95(100),81(51),55(54),41(35)
IR(KBr): 3424,2935,2873,1732,1451,1159,1047,972 cm-1
実施例9
(5Z,7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−
ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,
7,10−トリエン−21−酸1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘキシル
メチルエステルから、(5Z,7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒ
ドロキシ−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10−トリエン
−21−酸1−ヒドロキシ−シクロヘキシルメチルエステルを無色の泡状物とし
て得た。
MS(EI): m/e=472(M・+),134(69),95(100),81(33),55(24),41(25)
IR(neat): 3419,2937,2873,1732,1444,1379,1262,1160,1055,964,9
17cm-1
実施例10
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ
−5,7−ジエン−21−酸1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプチルメ
チルエステルから、(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ
−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−2
1−酸1−ヒドロキシ−シク
ロヘプチルメチルエステルを無色の油状物として得た。
MS(EI): m/e=474(M・+),133(64),109(87),55(88)
IR(neat): 3400,2930,2874,1730,1456,1379,1261,1161,1046cm-1
実施例11
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ
−5,7−ジエン−21−酸2−(1−トリエチルシラニルオキシ−シクロペン
チル)−エチルエステルから、(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジ
ヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−
ジエン−21−酸2−(1−ヒドロキシ−シクロペンチル)−エチルエステルを
無色の固体として得た。
MS(EI): m/e=460(M・+),180(19),133(22),95(100),55(27)
IR(KBr): 3500,3387,2939,2873,1711,1457,1393,1334,1283,1175,1
051cm-1
実施例12
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル
−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−
5,7−ジエン−21−酸2−(1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘキシ
ル)−エチルエステルから、(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒ
ドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジ
エン−21−酸2−(1−ヒドロキシ−シクロヘキシル)−エチルエステルを無
色の固体として得た。
MS(EI): m/e=474(M・+),109(100),81(30),67(35),55(28)
IR(KBr): 3430,2933,2872,1729,1710,1452,1263,1162,1047,
975cm-1
実施例13
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ
−5,7−ジエン−21−酸2−(1−トリエチルシラニルオキシ−シクロヘプ
チル)−エチルエステルから、(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジ
ヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−
ジエン−21−酸2−(1−ヒドロキシ−シクロヘプチル)−エチルエステルを
無色の固体として得た。
MS(EI): m/e=488(M・+),123(71),81(100),67(46),55(49),41(34)
IR(KBr): 3411,2931,2871,1732,1458,1161,1048,977cm-1
実施例14
(7E)−(1R,3R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラ
ニルオキシ)−19−ノル−9,10−セコ−コラ−5,7−ジエン−24−酸
イソプロピルエステルから、(7E)−(1R,3R)−1,3−ジヒドロキシ
−19−ノル−9,10−セコ−コラ−5,7−ジエン−24−酸イソプロピル
エステルを無色の油状物として得た。
MS: m/e=418(M・+)
IR(neat): 3373,2930,2874,1731,1450,1375,1260,1216,1178,1108,
1048,978,810cm-1
実施例15
(5Z,7E)−(1R,3R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル
−シラニルオキシ)−9,10−セコ−コラ−5,7,10(19)−トリエン
−24−酸1−エチル−プロピルエステルから、(5Z,7E)−(1R,3R
)−1,3−ジヒドロキシ−9,10−セ
コ−コラ−5,7,10(19)−トリエン−24−酸1−エチル−プロピルエ
ステルを黄色の油状物として得た。
MS: m/e=458(M・+)
IR(neat): 3361,2942,2876,1731,1458,1380,1259,1219,1171,1098,
1054,956,897cm-1
実施例16
2,2−ジメチル−プロピオン酸(7E)−(1R,3R,20R)−1,3
−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−19−
ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,16−トリエン−21−イルエステ
ルから、2,2−ジメチル−プロピオン酸(7E)−(1R,3R,20R)−
1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ
−5,7,17−トリエン−21−イルエステルを無色の固体として得た。
MS(EI): m/e=416(M・+)
IR(neat): 3397,2931,1728cm-1
実施例17
(7E,22E)−(1R,3R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチ
ル−シラニルオキシ)−19−ノル−9,10−セココラン−5,7,22−ト
リエン−24−酸エチルエステルから、(7E,22E)−(1R,3R)−1
,3−ジヒドロキシ−19−ノル−9,10−セココラン−5,7,22−トリ
エン−24−酸エチルエステルを無色の固体として得た。
MS: m/e=402(M・+)
IR(KBr): 3351,2958,2931,2873,1717,1650,1456,1369,1334,1272,1
235,1198,1178,1143,1094,1037,982cm-1
実施例18
(5Z,7E)−(1S,3R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル
−シラニルオキシ)−9,10−セココラ−5,7−ジエン−24−酸エチルエ
ステルから、(5Z,7E)−(1S,3R)−1,3−ジヒドロキシ−9,1
0−セココラ−5,7−ジエン−24−酸エチルエステルを無色の泡状物として
得た。
MS: m/e=416(M・+)
IR(KBr): 3425,2945,2873,1736,1446,1376,1298,1255,1218,1183,1
096,1055cm-1
実施例19
2,2−ジメチル−プロピオン酸(5Z,7E)−(1S,3R,20R)−
1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−
9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−イルエス
テルから、2,2−ジメチル−プロピオン酸(5Z,7E)−(1S,3R,2
0R)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5
,7,10(19)−トリエン−21−イルエステルを無色の泡状物として得た
。
MS: m/e=430(M・+)
IR(KBr): 3431,2960,2933,2873,1728,1634,1479,1457,1399,1364,1
286,1164,1054cm-1
実施例20
2−メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸−(5Z,7E)
−(1S,3R,20R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニ
ルオキシ)−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)
−トリエン−21−イルエステルから、2−ヒドロ
キシ−2−メチル−プロピオン酸(5Z,7E)−(1S,3R,20R)−1
,3−ジヒドロキシ−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10
(19)−トリエン−21−イルエステルを無色の固体として得た。
MS: m/e=432(M・+)
IR(KBr): 3427,2934,2874,1729,1467,1380,1274,1162,1055cm-1
実施例21
2−メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸(5Z,7E)−
(1R,3R,20R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニル
オキシ)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジ
エン−21−イルエステルから、2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン酸(
7E)−(1R,3R,20R)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19
−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−イルエステルを無
色の固体として得た。
MS: m/e=420(M・+)
IR(KBr):3424,2936,2875,1729,1460,1380,1273,1160,1048,976cm-1
実施例22
2,2−ジメチル−プロピオン酸(5Z,7E)−(1S,3R,20S)−
1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−
9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−イルエス
テルから、2,2−ジメチル−プロピオン酸(5Z,7E)−(1R,3R)−
1,3−ジヒドロキシ−23,24−ジノル−9,10−セココラ−5,7−ジ
エン−22−イルエステルを得
た。
MS: m/e=430(M・+)
IR(KBr): 3443,2946,2874,1729,1702,1478,1399,1292,1164,1053cm- 1
実施例23
2−メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸(5Z,7E)−
(1S,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニル
オキシ)−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−
トリエン−21−イルエステルから、2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン
酸(5Z,7E)−(1S,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メ
チル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−イ
ルエステルを無色の固体として得た。
MS: m/e=432(M・+)
IR(KBr): 3435,2945,2875,1727,1468,1378,1275,1164,1054,957cm-1
実施例24
2−エチル−2−トリメチルシラニルオキシ−酪酸(5Z,7E)−(1S,
3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)
−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン
−21−イルエステルから、2−エチル−2−ヒドロキシ−酪酸(5Z,7E)
−(1S,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−9,10−
セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−イルエステルを無色
の泡状物として得た。
MS: m/e=460(M・+)
IR(KBr): 3427,2943,2877,1725,1460,1378,1235,1167,1054,986,95
6cm-1
実施例25
2−メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸(7E)−(1R
,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ
)−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−
21−イルエステルから、2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン酸(7E)
−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル
−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−イルエステルを無色の固
体として得た。
MS: m/e=420(M・+)
IR(KBr): 3403,2941,2877,2826,1747,1453,1416,1361,1273,1205,1
145,1051,977cm-1
実施例26
2−エチル−2−トリメチルシラニルオキシ−酪酸(7E)−(1R,3R,
20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20
−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−イ
ルエステルから、2−エチル−2−ヒドロキシ−酪酸(7E)−(1R,3R,
20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ
−プレグナ−5,7−ジエン−21−イルエステルを無色の泡状物として得た。
MS: m/e=448(M・+)
IR(KBr): 3545,3372,2942,2877,1721,1457,1378,1337,1293,1229,1
159,1091,1052,987,808cm-1
実施例27
3−メチル−酪酸(5Z,7E)−2−[(1S,3R,20S)−1,3−
ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチル−9,10
−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−イル]−プロピル
エステルから、3−メチル−酪酸2−[(1S,3R,20S)−1,3−ジヒ
ドロキシ−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−
トリエン−21−イル]−プロピルエステルを無色の泡状物として得た。
MS: m/e=430(M・+)
IR(KBr): 3426,2955,2874,1735,1466,1371,1296,1257,1190,1055cm- 1
実施例28
(R)−及び(S)−3−ヒドロキシ−3−トリフルオロメチル−酪酸(5Z
,7E)−(1S,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル
−シラニルオキシ)−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10
(19)−トリエン−21−イルエステルの1:1混合物から、2−ヒドロキシ
−2−メチル−プロピオン酸(5Z,7E)−(1S,3R,20S)−1,3
−ジヒドロキシ−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(1
9)−トリエン−21−イルエステルを無色の固体として得た。
MS: m/e=500(M)
IR(KBr): 3428,2948,2875,1721,1380,1345,1294,1168,1098,1054cm- 1
実施例29
(R)−及び(S)−3−ヒドロキシ−3−メチル−ペンタン酸
(5Z,7E)−(1S,3R,20S)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジ
メチル−シラニルオキシ)−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7
,10(19)−トリエン−21−イルエステルの1:1混合物から、(R)−
及び(S)−3−ヒドロキシ−3−メチル−ペンタン酸(5Z,7E)−(1S
,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−9,10−セコ−プ
レグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−イルエステルの1:1混合物
を無色の泡状物として得た。
MS: m/e=328(M-・O2CC5H13OH)
IR(KBr): 3425,2944,2877,1713,1458,1377,1330,1204,1144,1054,9
89cm-1
実施例30
2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン酸(7E)−(1R,3R,20R
)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−20−メチ
ル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,16−トリエン−21−
イルエステルから、2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン酸(7E)−(1
R,3R,20R)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,
10−セコ−プレグナ−5,7,17−トリエン−21−イルエステルを無色の
固体として得た。
MS(EI): m/e=418(M・+)
実施例31
(7E)−(1R,3R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル−シラ
ニルオキシ)−19−ノル−9,10−セコ−アンドロスタ−5,7−ジエン−
17b−カルボン酸3−トリメチルシラニルオキシ−ブチルエステルから、(7
E)−(1R,3R)−1,3−ジヒドロキシ−19−ノル−9,10−セコ−
アンドロスタ−5,7−ジエン−17b−
カルボン酸3−ヒドロキシ−3−メチル−ブチルエステルを無色の泡状物として
得た。
MS(EI): m/e=406(M・+)
IR(neat): 3412,2932,2879,1726cm-1
実施例32
(5Z,7E)−(1S,3R)−1,3−ビス−(tert−ブチル−ジメチル
−シラニルオキシ)−9,10−セコ−アンドロスタ−5,7,10(19)−
トリエン−17b−カルボン酸3−トリメチルシラニルオキシ−ブチルエステル
から、(5Z,7E)−(1S,3R)−1,3−ジヒドロキシ−9,10−セ
コ−アンドロスタ−5,7,10(19)−トリエン−17b−カルボン酸3−
ヒドロキシ−3−メチル−ブチルエステルを無色の固体として得た。
MS(EI): m/e=418(M・+)
IR(neat): 3424,2987,2932,2879cm-1
実施例A クリーム剤
式(I)の化合物 0.001〜1mg/g
重量%
セチルアルコール 1.5
ステアリルアルコール 2.5
モノステアリン酸ソルビタン 2.0
モノステアリン酸グリセリン及びグリコールステアリン酸ポリオキシエチ
レン 4.0
ポリソルベート60 1.0
鉱物油 4.0
プロピレングリコール 5.0
プロピルパラベン 0.05
ブチル化ヒドロキシアニソール 0.05
ソルビトール溶液 2.0
NaEDTA 0.01
メチルパラベン 0.18
蒸留水 適量加えて100.00
【手続補正書】
【提出日】1997年8月4日
【補正内容】
I.請求の範囲の欄
別紙の通り訂正する。
II.明細書の欄
(1)明細書6頁11行の「シクロペンタン」を「シクロヘキサン」と訂正する
。
(2)同10頁3〜5行の「(E)−(3aR,4S,7aS)−4−(tert−
ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−1−エチリデン−7a−メチル−オクタ
ヒドロ−インデン」を削除する。
(3)同13頁12〜13行の「インデン−1−イル]−エステル」を「インデ
ン−1−イル]−プロピルエステル」と訂正する。
(4)同20頁7行の「インダン」を「インデン」と訂正する。
(5)同21頁10行の「−1−イル]エステル」を「−1−イル]プロピルエ
ステル」と訂正する。
(6)同24頁下から4行の「ベンジルエステル」を「シクロヘキシルメチルエ
ステル」と訂正する。
(7)同33頁下から6行の「カルボン酸3−トリメチルシラニルオキシ」を「
カルボン酸3−メチル−3−トリメチルシラニルオキシ」と訂正する。
(8)同34頁4行の「カルボン酸3−トリメチルシラニルオキシ」を「カルボ
ン酸3−メチル−3−トリメチルシラニルオキシ」と訂正する。
(9)同38頁下から6行の「ベンジルエステル」を「シクロヘキシルメチルエ
ステル」と訂正する。
(10)同49頁13行の「3−ヒドロキシ−3−トリフルオロメチル−酪酸」
を「2−メチル−2−トリメチルシラニルオキシ−プロピオン酸」と訂正する。
(11)同50頁下から9〜8行の「5,7,17−トリエン」を「5,7,1
6−トリエン」と訂正する。
(12)同50頁下から3行の「カルボン酸3−トリメチルシラニルオキシ」を
「カルボン酸3−メチル−3−トリメチルシラニルオキシ」と訂正する。
(13)同51頁8〜9行の「カルボン酸3−トリメチルシラニルオキシ」を
「カルボン酸3−メチル−3−トリメチルシラニルオキシ」と訂正する。
請求の範囲
1.式(I):
[式中、
Xは、=CH2又はH,Hであり;
Yは、
基:−CH(CH3)−(A)n−C(O)−OR1 (a)
−CH(CH3)−CH2−O−C(O)−R2 (b)、又は
−C(O)−OR1 (c)であり;
Aは、−CH=CH-又は−CH2−CH2−であり;
R1は、低級アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルメチル、−CH2R3
又は−CH2−CH2R3であり;
R2は、低級アルキル、シクロアルキル、又はR3であり;
R3は、ヒドロキシ−低級アルキル、ヒドロキシ−シクロアルキル、又はトリ
フルオロメチル−ヒドロキシ−低級アルキルであり;
nは、0又は1であり;そして
5員環中の点線で示した結合は、任意である]で示される化合物を含有する、
皮膚科学的状態、詳細には乾癬などの角化障害、並びに座瘡及び光線による傷害
を受けた皮膚の治療用医薬組成物。
2.Xが、=CH2であり、そしてYが、基(b)又は(c)であるか;あるい
はXが、H,Hであり、そしてYが、基(a)、(b)又は(c)である(但し
、Yが、基:−CH(CH3)−CH2−OC(O)−C(OH)(CH3)2であ
り、5員環中の点線で示した結合が存在しない場合、Xは、H,Hである)、
請求項1の式(I)の化合物。
3.Xが、=CH2である、請求項2記載の化合物。
4.Yが、基(b)である、請求項3記載の化合物。
5.2,2−ジメチル−プロピオン酸(5Z,7E)−(1S,3R,20R)
−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,
10(19)−トリエン−21−イルエステル、
2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン酸(5Z,7E)−(1S,3R,
20R)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−
5,7,10(19)−トリエン−21−イルエステル、
2,2−ジメチル−プロピオン酸(5Z,7E)−(1R,3R)−1,3−
ジヒドロキシ−23,24−ジノル−9,10−セココラ−5,7−ジエン−2
2−イルエステル、
2−エチル−2−ヒドロキシ−酪酸(5Z,7E)−(1S,3R,20S)
−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,
10(19)−トリエン−21−イルエステル、
3−メチル−酪酸2−[(1S,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−2
0−メチル−9,10−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン−2
1−イル]プロピルエステル、
2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン酸(5Z,7E)−(1S,3R,
20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−9,10−セコ−プレグナ−
5,7,10(19)−トリエン−21−イルエステル、又は
(R)−及び(S)−3−ヒドロキシ−3−メチル−ペンタン酸(5Z,7E
)−(1S,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−9,10
−セコ−プレグナ−5,7,10(19)−トリエン−21−イルエステルの1
:1混合物、
である、請求項4記載の化合物。
6.Yが、基(c)である、請求項3記載の化合物。
7.(5Z,7E)−(1S,3R)−1,3−ジヒドロキシ−9,10−セコ
−アンドロスタ−5,7,10(19)−トリエン−17b−カルボン酸3−ヒ
ドロキシ−3−メチル−ブチルエステルである、請求項6の化合物。
8.Xが、H,Hである、請求項2記載の化合物。
9.Yが、基(a)である、請求項8記載の化合物。
10.(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチ
ル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸シクロ
プロピルメチルエステル、
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸シクロペン
チルメチルエステル、
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸シクロヘキ
シルメチルエステル、
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸(1S,2
S,5S)−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−イルメチ
ルエステル、
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸(1S,2
R,5S)−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−イルメチ
ルエステル、
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸(1R,5
S)−6,6−ジメチル−ビシクロ[3.1.1]ヘプト−2−エン−2−イル
メチルエステル、
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸1−ヒドロ
キシ−シクロペンチルメチルエステル、
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸1−ヒドロ
キシ−シクロヘキシルメチルエステル、
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸1−ヒドロ
キシ−シクロヘプチルメチルエステル、
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸2−(1−
ヒドロキシ−シクロペンチル)−エチルエステル、
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸2−(1−
ヒドロキシ−シクロヘキシル)−エチルエステル、
(7E)−(1R,3R,20S)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−
19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5,7−ジエン−21−酸2−(1−
ヒドロキシ−シクロヘプチル)−エチルエステル、
(7E)−(1R,3R)−1,3−ジヒドロキシ−19−ノル−9,10−
セコ−コラ−5,7−ジエン−24−酸イソプロピルエステル、又は
(7E,22E)−(1R,3R)−1,3−ジヒドロキシ−19−ノル−9
,10−セココラン−5,7,22−トリエン−24−酸エチルエステル
である、請求項9記載の化合物。
11.Yが、基(b)である、請求項8記載の化合物。
12.2,2−ジメチル−プロピオン酸(7E)−(1R,3R,20R)−1
,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−
5,7,17−トリエン−21−イルエステル、
2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン酸(7E)−(1R,3R,20R
)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレ
グナ−5,7−ジエン−21−イルエステル、
2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン酸(7E)−(1R,3R,20S
)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレ
グナ−5,7−ジエン−21−イルエステル、
2−エチル−2−ヒドロキシ−酪酸(7E)−(1R,3R,20S)−1,
3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレグナ−5
,7−トリエン−21−イルエステル、又は
2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオン酸(7E)−(1R,3R,20R
)−1,3−ジヒドロキシ−20−メチル−19−ノル−9,10−セコ−プレ
グナ−5,7,17−トリエン−21−イルエステル
である、請求項11記載の化合物。
13.Yが、基(c)である、請求項8記載の化合物。
14.(7E)−(1R,3R)−1,3−ジヒドロキシ−19−ノル−9,1
0−セコ−アンドロスタ−5,7−ジエン−17b−カルボン酸3−ヒドロキシ
−3−メチル−ブチルエステルである、請求項16記載の化合物。
15.式(II):
[式中、
Zは、保護基であり、Xは、請求項2で定義したとおりであり、そしてY’は
、請求項2で定義の、そこに含まれているいずれのヒドロキシ基も保護されてい
る基Yである]で示される化合物(但し、Yが、基:−CH(CH3)−CH2−
OC(O)−C(OH)(CH3)2であり、5員環中の点線で示した結合が存在
しない場合、Xが、=CH2である式(I)の化合物は除く)。
16.請求項2〜14のいずれか1項で定義の式(I)の化合物と通常の薬学的
担体を含有する、局所適用用医薬組成物。
17.請求項2で定義の式(I)の化合物の製造方法であって、式(II):
[式中、
Zは、保護基であり、Xは、請求項2で定義したとおりであり、そしてY’は
、請求項2で定義の、そこに含まれているいずれのヒドロキシ基も保護されてい
る基Yである]で示される化合物から、ヒドロキシ保護基を除去することを特徴
とする方法(但し、Yが、基:−CH(CH3)−CH2−OC(O)−C(OH
)(CH3)2であり、5員環中の点線で示した結合が存在しない場合、Xが、=
CH2である式(I)の化合物の製造方法は除く)。
18.請求項17の方法、又はそれと自明の化学的に同等な方法で調製される、
請求項2で定義の式(I)の化合物。
19.請求項2〜14のいずれか1項で定義の式(I)の化合物を含有する医薬
。
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(81)指定国 EP(AT,BE),OA(BF,
BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,M
R,NE,SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW
,SD,SZ,UG),UA(AZ,BY,KG,KZ,
RU,TJ,TM),AL,AM,AU,BB,BG,
BR,CA,CN,CZ,EE,FI,GE,HU,I
S,JP,KP,KR,LK,LR,LT,LV,MD
,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,
SG,SI,SK,TR,TT,UA,US,UZ,V
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