JPH1052420A - X線画像診断装置 - Google Patents

X線画像診断装置

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JPH1052420A
JPH1052420A JP8227406A JP22740696A JPH1052420A JP H1052420 A JPH1052420 A JP H1052420A JP 8227406 A JP8227406 A JP 8227406A JP 22740696 A JP22740696 A JP 22740696A JP H1052420 A JPH1052420 A JP H1052420A
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嘉一 井桁
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤動作をおこしにくいX線画像診断装置を提
供する。 【解決手段】 上記課題は、音声を入力する無線式音声
入力部5、51と、被検者の搭載したテーブル2とX線
管37、40およびイメージインテンシファイア36、
39を支持する支持部35、38などの可動部を移動制
御する音声を複数人の操作者について予め登録すると共
に、入力した音声を前記可動部の動作指令に変換する音
声認識装置6と、該動作指令を前記可動部の動作制御装
置へ伝える制御指令伝達部8と、前記動作指令と誤認識
させるような音声を複数人の操作者について予め登録す
る母音登録部66を備え、該誤認識の音声を認識したと
きは前記可動部動作制御装置を動作させないことで解決
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検者を乗せるテ
ーブルとX線管とイメージインテンシファイア(以下
「I.I.」という)などの可動部を音声認識により移
動制御するX線画像診断装置に係り、特に術者が発する
音声による誤動作を防止したX線画像診断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3に従来例循環器システムを示す。こ
の図において1は患者、2は患者を搭載するテーブル、
34はX線像を観察するためのモニター、35はI.
I.36とX線管37を支持している支持部、38は
I.I.40とX線管39を支持する支持部である。ま
た33はこれら各支持機構やテーブルを動かすためのス
イッチを配置した操作器である。この装置において、各
機構の動作を説明する。この装置は、主に心臓や頭部、
また腹部などの血管の造影検査を目的とした装置であ
る。造影検査とは、例えば、心臓に疾患のある被検者に
対して大腿静脈などからカテーテルを挿入し、それをX
線透視によりその進み具合を、X線テレビモニター4で
確認しながら進めて行く。特に心臓や頭において、カテ
ーテルを進める血管を選択的に進めていくために、一方
向による透視だけでは複雑な血管走行の様子がわかりづ
らい。そこで透視方向を変え、別の角度で見ることによ
り、血管の走行を確認する。また撮影している場所の視
野を広げたり、大きくしたりするためにI.I.を上下
することができる。検査中には、このようなI.I.上
下動を行うことがある。また、この装置の場合は、X線
透視像を支持部35による撮影系だけでなく、支持部3
8についているI.I.40とX線管9により得ること
ができるようになっている。また、この支持部38は被
検者体軸に対して、平行な方向に回転が可能な構造とな
っており、これにより、支持部35の撮影系では得られ
ない角度による透視像を得ることができる。一方、テー
ブルにおいて、テーブルは、被検者の体軸方向に移動が
可能であり、また高さ方向Cを変えることができる。こ
のように多方向から、撮影系の位置決めを行い、複雑な
血管から目標とする血管を選択することができる。ま
た、X線を被検者に照射して透視画像をモニター34に
表示するスイッチは14のフットスイッチを用いてい
る。このような検査において、位置決めが終わると、造
影剤をカテーテルを通して注入し、撮影を行う。撮影に
は、例えば、45に示すシネカメラと呼ばれるカメラに
より、フィルム撮影を行う。そのため本図に示すような
大掛かりな装置が必要になる。このような使われ方をし
ているX線撮影システムにおいて、近年インターベンシ
ョナルラジオロジー(以下「IVR」という)というカ
テーテルを利用した治療法が、盛んに行われるようにな
ってきた。これは、例えば環状動脈の中に梗塞があり、
これを治療するとする。このとき大動脈などからカテー
テルを挿入し、カテーテルをX線透視下において、目的
とする血管まで進め、目的の部位において、バルーンカ
テーテルやアテレクトミーカテーテルを使用し、狭窄部
の開大を行う。このようなIVR手技では、X線透視下
で目的の血管を見つけ、カテーテルを早く目的の血管に
挿入する必要があるが、そのためにはX線透視下におい
て映像系や、支持部を動かし、またテーブルを動かす必
要がある。このような動作は、従来の造影検査でもあっ
たが、IVR手技により一層必要になった動作である。
ところが、IVRでは、既に診断が確定し、その時行っ
たX線撮影像から、目指す治療部位を確定しておき、実
際にIVRにより治療を行うときには、血管内でカーテ
ルを移動し、目標部位にカテーテルを到達させるための
ガイドとして、X線透視がより重要となる。そこで、関
心領域近くにカテーテルを近づけ、見たい部位をカメラ
の中心に持ってきたり、少しずらしたりと細かな操作を
行なう必要がある。しかしながら、術者は手を清潔下に
保っているため装置の操作レバー(図示しない)を操作
することができない。そこで直接患者に触れていない第
3者に操作の指令を命令し装置を動かしたり、また操作
レバーを清潔なもので被いこれを操作したりしている。
しかしながら第3者に依頼したのでは自分の考えている
通りにはなかなかならず、位置決め等に時間がかかった
り、また清潔に保つためのカバーの取付け取り替え作業
などに手間と時間がかかるという欠点があったが、これ
を音声認識により入力し、装置の制御部へ命令の形で伝
えることで手を使わずに動かせるが、発生した言葉を誤
認識し、誤動作してしまう可能性があり、これによる操
作の不都合が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】上記従来技術で
は、テーブルの操作や支持部の操作、I.I.の操作な
ど複雑な操作が要求され操作する対象の数も多い。この
ような状況下により術者が手を使用しない状態で、前記
操作対象を操作するとき、従来の入力装置では、突発的
に発する「あっ(A)」「えー(E)」等の母音を動作指令と
誤認識し、前記操作対象動作が不安定になるおそれがあ
ることをシミュレータにより検証し、実機にこのまま搭
載できないという問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解決したX線画像
診断装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、患者の搭載
したテーブルとX線管およびX線センサを支持する支持
部などの可動部を移動制御する音声を複数人の操作者に
ついて予め登録する手段と、該登録された音声を入力す
る手段と、入力した音声を前記可動部の動作指令に変換
する音声認識手段と、該動作指令を前記可動部の動作制
御装置へ伝える手段とを具備したX線画像診断装置にお
いて、前記動作指令と誤認識させるような音声を複数人
の操作者について予め登録する手段を備え、該誤認識の
音声を認識したときは前記可動部動作制御装置を動作さ
せないことで達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の形態を示
す。図1において、1は被検者、2はテーブル部、35
は支持部、37はI.I上下動部、5、51は無線式マイ
クロフォンによる術者音声入力装置、52は無線局切り
換え器、53は無線受信装置、6は音声認識装置、7は
音声認識用多数特定話者学習記憶装置、8は制御指令伝
達部、9は制御部、10はモニターを示す。また指令を
音声合成にするための音声合成手段12、スピーカ13
がある。
【0007】次に、これによる動作を説明するが、ここ
で述べている6音声認識装置とは、色々な分野で既に使
用されている例えばDSP(ディジタルシグナルプロセ
ッサ)などを用いたような認識装置を指しており、その
詳細に関しては発明の本分でないので説明を省く。ま
た、本システムにおいて、このような専門の装置を操作
する人は専門知識のある特定の施設内の人である。そこ
でこれら装置を操作する人達を、ここでは特定話者と呼
ぶ。しかしながら病院内では、装置を操作するのは1人
ではなく複数の限られた人であることからこれらの人の
ことを多数特定話者と呼ぶことにする。
【0008】通常音声認識装置には誰の声でも認識する
不特定話者を対象とした不特定話者音声認識装置と特定
話者を対象とした特定話者音声認識装置がある。この特
定話者音声認識装置を用いたのが図1である。特定話者
音声認識装置ではあらかじめその装置を使用する人の音
声を登録しておき、実際に利用するときの音声と比べる
事により音声を認識し、その認識した内容に対応する命
令を発生する。本システムでは次のように行う。
【0009】まず、あらかじめ本X線装置を使用する特
定話者に命令に使用する音声を発声してもらいそれを音
声認識装置に登録する。通常の音声認識装置では登録す
る話者は一人であるが、それでは病院内の多数特定話者
に対して対応できない。そこであらかじめ登録しておく
特定話者の複数名記憶しておく多数特定話者学習記憶装
置7が必要になる。即ちこれに登録しておく事によりそ
の登録してある話者が装置を使用するとき、自分の登録
してある音声を認識装置に学習させ、操作することがで
きる。
【0010】図2に誤認識登録手段の一例である母音登
録処理部を含む構成を示す。音声認識処理を行う装置
は、特定話者の音声を入力する入力装置部5、51と、
登録者の音声を記録してあるメモリーを含む多数特定話
者学習記憶装置7と、音声と記録のある音声を比較し認
識を行なう認識装置6と、入力装置部5、5を切り替え
る無線局切り換え器52と、無線受信機部53と、認識
装置をコントロールするコントローラ8と、支持部の機
構動作コントローラ91と、画像表示コントローラ92
と、X線絞りコントローラ93と、音声合成装置12
と、スピーカ13を具備している。
【0011】次に、一連の動作を図2により説明する。
図2において多数不特定話者のAが本システムを使用し
て検査、治療を行なう時、(1)操作パネル上にあるキ
ーボードなどの入力装置で操作するのがAであることを
認識させる。認識させる方法としてはキーボード入力や
磁気カードなどのデバイスにより行なうことができる。
(2)これにより多数特定話者学習装置7はAさんの登
録してある音声ファイルを記憶装置より認識装置6にロ
ードし、音声認識可能な状態を準備する。(3)この状
態で術者Aは患者の治療を行う。
【0012】ここで従来であれば手技上必要なX線支持
部やテーブルを移動させる動作を清潔下の手を使用して
清潔状態に保っているレバーを直接操作したり、I.
I.を操作する必要があった。また直接触ることのでき
ない操作については助手を使用して、術者の側、又は遠
隔操作室内で、術者が指示を出して行なっていた。その
ような操作を行なうとき、本システムでは術者が例え
ば、本システムでは術者が例えば、「CRA」、「30
度」、「移動」とマイクに向かって音声を出す。(4)
この言葉は音声入力装置5または51より入力され、5
2無線切り換え器を介して53無線受信部部に受信さ
れ、音声認識装置6に入力される。そして音声認識ファ
イルの中にある言葉と比較検討が行なわれ、(5)「C
RA」、「30度」、「移動」の3つの言葉として認識
される。(6)CRAにより支持器コントローラ91へ
の支持器駆動信号と認識する。
【0013】ここで、音声入力した言葉により制御する
ためには、入力した言葉が、事前に登録した言葉と合っ
ている必要がある。通常の動作では、登録していない言
葉の場合、音声登録されていないことを認識装置が判断
し、誤動作を行うことはない。
【0014】しかしながら、次のようなことがある。音
声認識処理において、認識処理範囲である言葉の長さ、
すなわち、入力する長さが長い方が言葉としての認識率
が高くなるという傾向にあり、逆に入力する単語が短い
場合は認識率が低くなる。
【0015】このようになる原因は様々にあるが、その
一つの原因として、単語が短い程母音の影響が大きくな
ることが判った。更に、その短い言葉で入力速度が速く
なる程より母音の影響が顕著になることも判った。
【0016】このような理由から、通常特に意味をもた
ずに発せられる「あっ(A)」「えー(E)」等の、突発
的な短い言葉、特に母音に関しては、音声認識装置は、
登録してある言葉のどれかにあてはめてしまうという特
徴がある。すなわち、突発的な母音により、登録してあ
る一番近い言葉に置き換えられてしまう為、それにより
誤動作を引き起こしてしまうということである。
【0017】そこで、これを防止するため、次の制御を
行うものとする。(1)母音登録部66と母音比較処理
部67を設ける。(2)あらかじめ装置を使用する多数
特定話者に母音「あ(A)」「い(I)」「う(U)」「え(E)」
「お(O)」を登録しておく。(3)入力された音声に関
し,まず登録してある言語と比較し,それに当てはまら
ないとき,(4)母音比較処理部67により,事前に登
録された突発的に発する母音と比較を行う。ここで,
「母音」と判断されることにより,動作指令を制御指令
伝達部8へ伝えずに音声比較処理を終えるので,誤動作
に繋がることがない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成をしている
ので、誤動作をおこしにくいX線画診断装置を提供し、
信頼性を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線画像診断装置の実施の形態を説明
する機能ブロック図の例。
【図2】図1の制御ブロック図の例。
【図3】従来のX線画像診断装置の実施の形態を説明す
る機能ブロック図の例。
【符号の説明】
5、51 無線式音声入力部 6 音声認識装置 66 母音登録部 67 母音比較処理部 7 多数特定話者記憶装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者の搭載したテーブルとX線管および
    X線センサを支持する支持部などの可動部を移動制御す
    る音声を複数人の操作者について予め登録する手段と、
    該登録された音声を入力する手段と、入力した音声を前
    記可動部の動作指令に変換する音声認識手段と、該動作
    指令を前記可動部の動作制御装置へ伝える手段とを具備
    したX線画像診断装置において、前記動作指令と誤認識
    させるような音声を複数人の操作者について予め登録す
    る手段を備え、該誤認識の音声を認識したときは前記可
    動部動作制御装置を動作させないことを特徴とするX線
    画像診断装置。
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