JPH1059832A - 口腔用抗菌剤及び口腔用組成物 - Google Patents
口腔用抗菌剤及び口腔用組成物Info
- Publication number
- JPH1059832A JPH1059832A JP8234737A JP23473796A JPH1059832A JP H1059832 A JPH1059832 A JP H1059832A JP 8234737 A JP8234737 A JP 8234737A JP 23473796 A JP23473796 A JP 23473796A JP H1059832 A JPH1059832 A JP H1059832A
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- Japan
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- oral
- antibacterial agent
- arthrofactin
- sodium
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- Cosmetics (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポルフィロモナス・ジンジバリスに対して優
れた抗菌活性を有し、安全性の高い口腔用抗菌剤及びこ
れを配合した口腔用組成物を得る。 【解決手段】 アルスロファクチンを有効成分とする口
腔用抗菌剤、及びこれを含有する口腔用組成物。
れた抗菌活性を有し、安全性の高い口腔用抗菌剤及びこ
れを配合した口腔用組成物を得る。 【解決手段】 アルスロファクチンを有効成分とする口
腔用抗菌剤、及びこれを含有する口腔用組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯周病原因菌の一
つであるポルフィロモナス・ジンジバリス(Porph
yromonas gingivalis;以下、Pg
と略す。)に対して特異的に抗菌活性を示す口腔用抗菌
剤、及びこの口腔用抗菌剤を含有してなる歯周病の予
防、治療に有効な口腔用組成物に関する。
つであるポルフィロモナス・ジンジバリス(Porph
yromonas gingivalis;以下、Pg
と略す。)に対して特異的に抗菌活性を示す口腔用抗菌
剤、及びこの口腔用抗菌剤を含有してなる歯周病の予
防、治療に有効な口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、歯周病、口臭及びう蝕などの原因としてPg、フゾ
バクテリウム・ヌクレアツム(Fusobacteri
um nucleatum)、ストレプトコッカス・ミ
ュータンス(Streptococcus mutan
s)などの口腔内細菌が関与することが知られている。
このため、口腔用組成物に抗菌剤としてクロルヘキシジ
ン、セチルピリミジニウムクロライドなどを配合し、上
記原因菌を除去することが行われている。
ら、歯周病、口臭及びう蝕などの原因としてPg、フゾ
バクテリウム・ヌクレアツム(Fusobacteri
um nucleatum)、ストレプトコッカス・ミ
ュータンス(Streptococcus mutan
s)などの口腔内細菌が関与することが知られている。
このため、口腔用組成物に抗菌剤としてクロルヘキシジ
ン、セチルピリミジニウムクロライドなどを配合し、上
記原因菌を除去することが行われている。
【0003】しかしながら、これらの抗菌剤は一般的に
抗菌スペクトルが広く、しかも強い抗菌力を有している
ために、口腔用組成物に多量に配合すると口腔内の菌叢
が変化し、菌交代症が生じ、安全性の面から問題があっ
た。
抗菌スペクトルが広く、しかも強い抗菌力を有している
ために、口腔用組成物に多量に配合すると口腔内の菌叢
が変化し、菌交代症が生じ、安全性の面から問題があっ
た。
【0004】即ち、口腔内の常在細菌は体外から有害な
微生物が侵入しないようにバリアーとしての働きを有し
ている。このため、上記クロルヘキシジン、セチルピリ
ミジニウムクロライド等のように抗菌スペクトルが広
く、かつ強い抗菌力を有する殺菌剤を多量に用いると、
口腔内の菌叢が変化してバリアー機能が弱まり、他の有
害な微生物による感染のおそれが生じる。
微生物が侵入しないようにバリアーとしての働きを有し
ている。このため、上記クロルヘキシジン、セチルピリ
ミジニウムクロライド等のように抗菌スペクトルが広
く、かつ強い抗菌力を有する殺菌剤を多量に用いると、
口腔内の菌叢が変化してバリアー機能が弱まり、他の有
害な微生物による感染のおそれが生じる。
【0005】従って、口腔内の菌叢を変化させずに有害
菌のみを特異的に殺菌できる安全性の高い口腔用抗菌剤
の開発が望まれている。
菌のみを特異的に殺菌できる安全性の高い口腔用抗菌剤
の開発が望まれている。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、歯周病病原菌の一つであるPgに対して特異的に、
かつ強い抗菌力を示すと共に、多量に配合しても口腔内
の菌叢を変化させることがなく、歯周病を効果的に予
防、治療することができる口腔用抗菌剤及びこの口腔用
抗菌剤を含有してなる口腔用組成物を提供することを目
的とする。
で、歯周病病原菌の一つであるPgに対して特異的に、
かつ強い抗菌力を示すと共に、多量に配合しても口腔内
の菌叢を変化させることがなく、歯周病を効果的に予
防、治療することができる口腔用抗菌剤及びこの口腔用
抗菌剤を含有してなる口腔用組成物を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を重ね
た結果、アースロバクター(Arthrobacte
r)属sp.No.38菌株(微工研菌寄第13198
号)が生産するアルスロファクチンが、歯周病原因菌の
一つであるPgに対して極めて強い抗菌活性を有すると
共に、上記アルスロファクチンは多量に用いても歯周
病、口臭及びう蝕などの原因菌であるフゾバクテリウム
・ヌクレアツム(Fusobacterium nuc
leatum)、ストレプトコッカス・ミュータンス
(Streptococcus mutans)、アク
チノミセス・ビィスコーサス(Actinomyces
viscosus)、及びその他の口腔内常在菌に対
しては抗菌力がないという特異的な抗菌スペクトルを有
するものであることを知見した。
発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を重ね
た結果、アースロバクター(Arthrobacte
r)属sp.No.38菌株(微工研菌寄第13198
号)が生産するアルスロファクチンが、歯周病原因菌の
一つであるPgに対して極めて強い抗菌活性を有すると
共に、上記アルスロファクチンは多量に用いても歯周
病、口臭及びう蝕などの原因菌であるフゾバクテリウム
・ヌクレアツム(Fusobacterium nuc
leatum)、ストレプトコッカス・ミュータンス
(Streptococcus mutans)、アク
チノミセス・ビィスコーサス(Actinomyces
viscosus)、及びその他の口腔内常在菌に対
しては抗菌力がないという特異的な抗菌スペクトルを有
するものであることを知見した。
【0008】そして、上記アルスロファクチンを抗菌剤
として配合してなる口腔用組成物は、口腔内の菌叢を変
化させず、口腔内のバリアー機能を維持しつつ歯周病原
因菌の一つであるPgのみに特異的に抗菌力を示し、歯
周病の予防、治療に極めて効果的であることを見出し、
本発明を完成したものである。
として配合してなる口腔用組成物は、口腔内の菌叢を変
化させず、口腔内のバリアー機能を維持しつつ歯周病原
因菌の一つであるPgのみに特異的に抗菌力を示し、歯
周病の予防、治療に極めて効果的であることを見出し、
本発明を完成したものである。
【0009】なお、アルスロファクチンは、特開平6−
184194号公報に記載されているように界面活性を
有する化合物としては公知であるが、アルスロファクチ
ンが上述したようにPgに対して特異的な抗菌活性を有
し、安全性が高く、歯周病の予防、治療に好適であるこ
とは全く知られておらず、本発明者らの新知見である。
184194号公報に記載されているように界面活性を
有する化合物としては公知であるが、アルスロファクチ
ンが上述したようにPgに対して特異的な抗菌活性を有
し、安全性が高く、歯周病の予防、治療に好適であるこ
とは全く知られておらず、本発明者らの新知見である。
【0010】従って、本発明は、アルスロファクチンを
有効成分とする口腔用抗菌剤、及びこの口腔用抗菌剤を
含有してなる口腔用組成物を提供する。
有効成分とする口腔用抗菌剤、及びこの口腔用抗菌剤を
含有してなる口腔用組成物を提供する。
【0011】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明の口腔用抗菌剤は、アルスロファクチンを有
効成分とするものであり、このアルスロファクチンに
は、アルスロファクチンのみならず、アルスロファクチ
ンを化学修飾した誘導体も含まれる。
と、本発明の口腔用抗菌剤は、アルスロファクチンを有
効成分とするものであり、このアルスロファクチンに
は、アルスロファクチンのみならず、アルスロファクチ
ンを化学修飾した誘導体も含まれる。
【0012】ここで、アルスロファクチンは、上述した
ように、アースロバクター属sp.No.38菌株(微
工研菌寄第13198号)が産生する物質であり、特開
平6−184194号公報に開示された公知の物質で、
下記式〔I〕、特に式〔II〕で示されるものである。
ように、アースロバクター属sp.No.38菌株(微
工研菌寄第13198号)が産生する物質であり、特開
平6−184194号公報に開示された公知の物質で、
下記式〔I〕、特に式〔II〕で示されるものである。
【0013】
【化1】
【0014】上記アルスロファクチンを有効成分とする
口腔用抗菌剤は、これを多量に投与しても口腔内の菌叢
を破壊せず、Pgのみに特異的に高い抗菌活性を示す。
また、この抗菌剤を口腔用組成物に配合する場合、その
配合量は、口腔用組成物全体の0.0001〜10%
(重量%、以下同様)、好ましくは0.001〜5%で
ある。アルスロファクチンの配合量が0.0001%未
満では、満足な抗菌効果が発揮されない場合があり、1
0%を超えると組成物の安定性を損なう場合がある。
口腔用抗菌剤は、これを多量に投与しても口腔内の菌叢
を破壊せず、Pgのみに特異的に高い抗菌活性を示す。
また、この抗菌剤を口腔用組成物に配合する場合、その
配合量は、口腔用組成物全体の0.0001〜10%
(重量%、以下同様)、好ましくは0.001〜5%で
ある。アルスロファクチンの配合量が0.0001%未
満では、満足な抗菌効果が発揮されない場合があり、1
0%を超えると組成物の安定性を損なう場合がある。
【0015】本発明の口腔用組成物は、上記アルスロフ
ァクチンを抗菌剤として配合したものであり、本発明の
口腔用抗菌剤が配合される口腔用組成物としては、練歯
磨、液状歯磨、潤製歯磨等の歯磨類、洗口剤、うがい用
錠剤、口腔用パスタ、トローチ、チューインガム、口中
清涼剤などが挙げられるが、これらに限定されるもので
はない。
ァクチンを抗菌剤として配合したものであり、本発明の
口腔用抗菌剤が配合される口腔用組成物としては、練歯
磨、液状歯磨、潤製歯磨等の歯磨類、洗口剤、うがい用
錠剤、口腔用パスタ、トローチ、チューインガム、口中
清涼剤などが挙げられるが、これらに限定されるもので
はない。
【0016】本発明の口腔用組成物には、その剤型など
に応じて口腔用組成物に通常使用されている成分を配合
することができる。
に応じて口腔用組成物に通常使用されている成分を配合
することができる。
【0017】例えば、歯磨類の場合には、研磨剤、粘結
剤、粘稠剤、界面活性剤、甘味剤、防腐剤、着色剤、各
種有効成分などを配合し得、これら成分を水と混合して
製造することができる。
剤、粘稠剤、界面活性剤、甘味剤、防腐剤、着色剤、各
種有効成分などを配合し得、これら成分を水と混合して
製造することができる。
【0018】ここで、研磨剤としては、沈降性シリカ、
シリカゲル、アルミノシリケート、ジルコノシリケート
等のシリカ系研磨剤、第2リン酸カルシウム2水和物及
び無水和物、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、
水酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第
3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジルコニウ
ム、合成樹脂系研磨剤などが好適に用いられる。
シリカゲル、アルミノシリケート、ジルコノシリケート
等のシリカ系研磨剤、第2リン酸カルシウム2水和物及
び無水和物、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、
水酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第
3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジルコニウ
ム、合成樹脂系研磨剤などが好適に用いられる。
【0019】粘稠剤としては、グリセリン、ソルビッ
ト、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
キシリット、マルチット、ラクチットなどが好適であ
る。
ト、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
キシリット、マルチット、ラクチットなどが好適であ
る。
【0020】粘結剤としては、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、カラギ
ーナン、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、カー
ボポール、グアガム、モンモリロナイト、ゼラチンなど
が好適に用いられる。
ースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、カラギ
ーナン、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、カー
ボポール、グアガム、モンモリロナイト、ゼラチンなど
が好適に用いられる。
【0021】また、界面活性剤としては、アニオン界面
活性剤、カチオン界面活性剤、非イオン性界面活性剤等
を配合し得、具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、α−
オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−アシルサルコシ
ネート、N−アシルグルタメート、2−アルキル−N−
カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾニウ
ムベタイン、N−アシルタウレート、ショ糖脂肪酸エス
テル、アルキロールアマイド、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プルロニッ
ク、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレートな
どが好適に用いられる。
活性剤、カチオン界面活性剤、非イオン性界面活性剤等
を配合し得、具体的にはラウリル硫酸ナトリウム、α−
オレフィンスルホン酸ナトリウム、N−アシルサルコシ
ネート、N−アシルグルタメート、2−アルキル−N−
カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾニウ
ムベタイン、N−アシルタウレート、ショ糖脂肪酸エス
テル、アルキロールアマイド、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プルロニッ
ク、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレートな
どが好適に用いられる。
【0022】甘味剤としては、サッカリンナトリウム、
ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナ
ミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコ
ン、ペリラルチンなどが好適である。
ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナ
ミックアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコ
ン、ペリラルチンなどが好適である。
【0023】防腐剤としては、パラオキシ安息香酸エス
テル、安息香酸ナトリウムなどが挙げられる。
テル、安息香酸ナトリウムなどが挙げられる。
【0024】その他の各種有効成分としては、フッ化ナ
トリウム、フッ化カリウム、フッ化アンモニウム、フッ
化第1錫、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ素化
合物、正リン酸のカリウム塩及びナトリウム塩等の水溶
性リン酸化合物、アラントインクロルヒドロキシアルミ
ニウム、ヒノキチオール、アスコルビン酸、塩化リゾチ
ーム、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、アミラーゼ、プ
ロテアーゼ、グリチルリチン酸及びその塩類、塩化ナト
リウム、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン
酸、酢酸dl−トコフェロール、アズレン、グリチルレ
チン酸、銅クロロフィリンナトリウム、グルコン酸銅等
の銅化合物、乳酸アルミニウム、塩化ストロンチウム、
硝酸カリウム、ベルベリン、ヒドロキサム酸及びその誘
導体、トリポリリン酸ナトリウム、ゼオライト、メトキ
シエチレン、無水マレイン酸共重合体、ポリビニルピロ
リドン、エピジヒドロコレステリン、ジヒドロコレステ
ロール、クエン酸亜鉛、トウキ軟エキス、オウバクエキ
ス、チョウジ、ローズマリー、オウゴン、ベニバナ等の
抽出物などが挙げられる。
トリウム、フッ化カリウム、フッ化アンモニウム、フッ
化第1錫、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ素化
合物、正リン酸のカリウム塩及びナトリウム塩等の水溶
性リン酸化合物、アラントインクロルヒドロキシアルミ
ニウム、ヒノキチオール、アスコルビン酸、塩化リゾチ
ーム、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、アミラーゼ、プ
ロテアーゼ、グリチルリチン酸及びその塩類、塩化ナト
リウム、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン
酸、酢酸dl−トコフェロール、アズレン、グリチルレ
チン酸、銅クロロフィリンナトリウム、グルコン酸銅等
の銅化合物、乳酸アルミニウム、塩化ストロンチウム、
硝酸カリウム、ベルベリン、ヒドロキサム酸及びその誘
導体、トリポリリン酸ナトリウム、ゼオライト、メトキ
シエチレン、無水マレイン酸共重合体、ポリビニルピロ
リドン、エピジヒドロコレステリン、ジヒドロコレステ
ロール、クエン酸亜鉛、トウキ軟エキス、オウバクエキ
ス、チョウジ、ローズマリー、オウゴン、ベニバナ等の
抽出物などが挙げられる。
【0025】香料としては、l−メントール、カルボ
ン、アネトール、リモネンなどのテルペン類又はその誘
導体などが好適であり、着色剤としては、青1号、黄色
4号、二酸化チタン、酸化チタン、酸化アルミナなどが
好適である。
ン、アネトール、リモネンなどのテルペン類又はその誘
導体などが好適であり、着色剤としては、青1号、黄色
4号、二酸化チタン、酸化チタン、酸化アルミナなどが
好適である。
【0026】なお、上記成分の配合量は、本発明の効果
を妨げない範囲で通常量とすることができる。
を妨げない範囲で通常量とすることができる。
【0027】また、本発明の口腔用組成物には、上記ア
ルスロファクチンに加えて、本発明の効果を損なわない
範囲で他の殺菌剤、例えばα−ビサボロール、イソプロ
ピルメチルフェノール、クロルヘキシジン塩類、塩化セ
チルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、トリクロルカ
ルバニリドなどを配合することは差し支えない。
ルスロファクチンに加えて、本発明の効果を損なわない
範囲で他の殺菌剤、例えばα−ビサボロール、イソプロ
ピルメチルフェノール、クロルヘキシジン塩類、塩化セ
チルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、トリクロルカ
ルバニリドなどを配合することは差し支えない。
【0028】
【発明の効果】本発明の口腔用抗菌剤は、歯周病原因菌
の一つであるPgに対して特異的に強い抗菌活性を示
し、しかも多量に配合しても口腔内の菌叢を破壊せず効
果的に歯周病を予防、治療することができ、各種剤型の
口腔用組成物に幅広く利用することができるものであ
る。
の一つであるPgに対して特異的に強い抗菌活性を示
し、しかも多量に配合しても口腔内の菌叢を破壊せず効
果的に歯周病を予防、治療することができ、各種剤型の
口腔用組成物に幅広く利用することができるものであ
る。
【0029】
【実施例】以下、実験例、実施例及び比較例を示し、本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限
されるものではない。
発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限
されるものではない。
【0030】[実験例]下記に示す菌株と液体培地を使
用して、表1に示した抗菌成分を用い、下記方法により
抗菌力試験(最小発育阻止濃度、MIC)を行った。
用して、表1に示した抗菌成分を用い、下記方法により
抗菌力試験(最小発育阻止濃度、MIC)を行った。
【0031】液体培地4mlが入った試験管(13×1
00mm)に濃度を段階的に変えた被検抗菌剤液0.0
4mlを加えて混合し、1日間前培養した各菌液0.0
4mlを添加攪拌した。これを37℃で3日間嫌気培養
後、550nmにおける吸光度により菌の発育量を測定
した。吸光度0.05未満を有効とし、最小発育阻止濃
度(MIC)を求めた。結果を表1に示す。使用菌株及び液体培地組成 ポルフィロモナス・ジンジバリス 381(Porphyromonas g ingivalis 381(Pg)) 培地:トッド・ヘウィット・ブロス(以下、THBと略す。) 3% ヘミン 3ppm メナジオン 0.5ppm フゾバクテリウム・ヌクレアツム 1436(Fusobacterium nucleatum 1436(Fn)) 培地:THB 3% L−システィン塩酸塩 0.05% アクチノミセス・ビィスコーサス T14V(Actinomyces vi scosus T14V(Av)) 培地:THB 3% ストレプトコッカス・ミュータンス 6715(Streptococcus mutans 6715(Sm)) 培地:THB 3%
00mm)に濃度を段階的に変えた被検抗菌剤液0.0
4mlを加えて混合し、1日間前培養した各菌液0.0
4mlを添加攪拌した。これを37℃で3日間嫌気培養
後、550nmにおける吸光度により菌の発育量を測定
した。吸光度0.05未満を有効とし、最小発育阻止濃
度(MIC)を求めた。結果を表1に示す。使用菌株及び液体培地組成 ポルフィロモナス・ジンジバリス 381(Porphyromonas g ingivalis 381(Pg)) 培地:トッド・ヘウィット・ブロス(以下、THBと略す。) 3% ヘミン 3ppm メナジオン 0.5ppm フゾバクテリウム・ヌクレアツム 1436(Fusobacterium nucleatum 1436(Fn)) 培地:THB 3% L−システィン塩酸塩 0.05% アクチノミセス・ビィスコーサス T14V(Actinomyces vi scosus T14V(Av)) 培地:THB 3% ストレプトコッカス・ミュータンス 6715(Streptococcus mutans 6715(Sm)) 培地:THB 3%
【0032】
【表1】
【0033】表1の結果から、アルスロファクチンは、
Pgに対してのみ強い抗菌活性を有し、他のFn、A
v、Smに対しては抗菌性を有しないことが確認され
る。
Pgに対してのみ強い抗菌活性を有し、他のFn、A
v、Smに対しては抗菌性を有しないことが確認され
る。
【0034】次に、実施例を示す。 [実施例1] 練歯磨 炭酸カルシウム 50.00% グリセリン 20.00 カラゲナン 0.50 カルボキシメチルセルロース 1.00 ラウリルジエタノールアマイド 1.00 ショ糖モノラウレート 2.00 香料 1.00 サッカリンナトリウム 0.10 イプシロンアミノカプロン酸 0.20 アルスロファクチン 0.50 水 残 計 100.00%
【0035】 [実施例2] 練歯磨 第2リン酸カルシウム・2水和物 50.00% グリセリン 20.00 カルボキシメチルセルロース 2.00 ラウリル硫酸ナトリウム 2.00 香料 1.00 サッカリンナトリウム 0.10 酢酸トコフェロール 0.10 アルスロファクチン 0.20 水 残 計 100.00%
【0036】 [実施例3] 練歯磨 水酸化アルミニウム 45.00% ゲル化性シリカ 2.00 ソルビット 25.00 カルボキシメチルセルロース 1.00 ラウリル硫酸ナトリウム 2.00 香料 1.00 サッカリンナトリウム 0.10 α−ビサボロール 0.50 トラネキサム酸 0.05 アルスロファクチン 0.10 水 残 計 100.00%
【0037】 [実施例4] 練歯磨 沈降性シリカ 25.00% グリセリン 25.00 ソルビット 25.00 ラウロイルポリグリセリンエステル 1.00 ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート 2.00 香料 1.00 サッカリンナトリウム 0.20 グリチルリチン酸ジカリウム 0.10 アルスロファクチン 0.50 水 残 計 100.00%
【0038】 [実施例5] 液状歯磨 沈降性シリカ 15.00% キサンタンガム 0.20 ポリアクリル酸ナトリウム 0.20 プロピレングリコール 2.00 ソルビット 35.00 グリセリン 10.00 香料 1.00 サッカリンナトリウム 0.10 β−グリチルレチン酸 0.02 アルスロファクチン 0.10 ラウリル硫酸ナトリウム 1.50 パラオキシ安息香酸ブチル 0.02 精製水 残 計 100.00%
【0039】 [実施例6] 口腔用パスタ 流動パラフィン 15.00% セタノール 10.00 グリセリン 20.00 ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル 5.00 香料 0.50 サッカリンナトリウム 0.10 アルスロファクチン 0.50 水 残 計 100.00%
【0040】 [実施例7] 洗口剤 エタノール 20.00% 香料 1.00 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.00 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.10 サッカリンナトリウム 0.05 アズレン 0.50 アルスロファクチン 1.00 水 残 計 100.00%
【0041】 [実施例8] うがい用錠剤 炭酸水素ナトリウム 54.00% クエン酸 17.00 無水硫酸ナトリウム 12.80 第2リン酸ナトリウム 10.00 ポリエチレングリコール 3.00 モノフルオロリン酸ナトリウム 0.10 香料 2.00 オレイン酸 0.10 アルスロファクチン 1.00 計 100.00%
【0042】 [実施例9] トローチ ブドウ糖 35.00% パラチノース 35.00 アラビアゴム 6.00 香料 1.00 アルスロファクチン 5.00 水 残 計 100.00%
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本発明の口腔用組成物は、上記アルスロフ
ァクチンを抗菌剤として配合したものであり、本発明の
口腔用抗菌剤が配合される口腔用組成物としては、練歯
磨、液状歯磨、潤製歯磨等の歯磨類、洗口剤、うがい用
錠剤、口腔用パスタ、トローチ、口中清涼剤などが挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。
ァクチンを抗菌剤として配合したものであり、本発明の
口腔用抗菌剤が配合される口腔用組成物としては、練歯
磨、液状歯磨、潤製歯磨等の歯磨類、洗口剤、うがい用
錠剤、口腔用パスタ、トローチ、口中清涼剤などが挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:06)
Claims (2)
- 【請求項1】 アルスロファクチンを有効成分とする口
腔用抗菌剤。 - 【請求項2】 請求項1記載の口腔用抗菌剤を含有する
口腔用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8234737A JPH1059832A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 口腔用抗菌剤及び口腔用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8234737A JPH1059832A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 口腔用抗菌剤及び口腔用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1059832A true JPH1059832A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16975575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8234737A Pending JPH1059832A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 口腔用抗菌剤及び口腔用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1059832A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999062482A1 (en) * | 1998-05-29 | 1999-12-09 | Showa Denko K.K. | Surfactant for use in external preparations for skin and external preparation for skin containing the same |
| JP2003246717A (ja) * | 2002-02-22 | 2003-09-02 | Lion Corp | 口腔用組成物 |
| WO2018115522A1 (en) * | 2016-12-22 | 2018-06-28 | L'oreal | Cosmetic use of arthrofactin |
| JP2022163809A (ja) * | 2021-04-15 | 2022-10-27 | ライオン株式会社 | 口腔菌叢改善剤 |
-
1996
- 1996-08-16 JP JP8234737A patent/JPH1059832A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999062482A1 (en) * | 1998-05-29 | 1999-12-09 | Showa Denko K.K. | Surfactant for use in external preparations for skin and external preparation for skin containing the same |
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| WO2018115522A1 (en) * | 2016-12-22 | 2018-06-28 | L'oreal | Cosmetic use of arthrofactin |
| FR3060999A1 (fr) * | 2016-12-22 | 2018-06-29 | L'oreal | Utilisation cosmetique de l'arthrofactine |
| US11872298B2 (en) | 2016-12-22 | 2024-01-16 | L'oreal | Cosmetic use of arthrofactin |
| JP2022163809A (ja) * | 2021-04-15 | 2022-10-27 | ライオン株式会社 | 口腔菌叢改善剤 |
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