JPH10681A - 二軸延伸粗面ポリエステルフィルム - Google Patents
二軸延伸粗面ポリエステルフィルムInfo
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- JPH10681A JPH10681A JP5700097A JP5700097A JPH10681A JP H10681 A JPH10681 A JP H10681A JP 5700097 A JP5700097 A JP 5700097A JP 5700097 A JP5700097 A JP 5700097A JP H10681 A JPH10681 A JP H10681A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】多数の優れた性能に加えて、加工性の良い電気
絶縁材用およびコンデンサ製造用の粗面二軸延伸ポリエ
ステルフィルムを提供する。 【解決手段】粒子を含有し、少なくともフィルムの一面
の表面粗度Rzが1.0μmより大きく且つRaが0.
1μmより大きく、その交流の耐電圧が220kV/m
mより大きく且つ直流の耐電圧が500kV/mmより
大きく、しかも、ポリエステルの体積100cm3中の
添加粒子量に基づいて移行し得る画分が18μS/cm
以下である二軸延伸ポリエステルフィルム。
絶縁材用およびコンデンサ製造用の粗面二軸延伸ポリエ
ステルフィルムを提供する。 【解決手段】粒子を含有し、少なくともフィルムの一面
の表面粗度Rzが1.0μmより大きく且つRaが0.
1μmより大きく、その交流の耐電圧が220kV/m
mより大きく且つ直流の耐電圧が500kV/mmより
大きく、しかも、ポリエステルの体積100cm3中の
添加粒子量に基づいて移行し得る画分が18μS/cm
以下である二軸延伸ポリエステルフィルム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細粒子を含有
し、優れた誘電性を持ち、コンデンサの生産に極めて適
している粗面二軸延伸ポリエステルフィルムに関し、特
に、油含浸コンデンサの生産に適したポリエステルフィ
ルムに関する。
し、優れた誘電性を持ち、コンデンサの生産に極めて適
している粗面二軸延伸ポリエステルフィルムに関し、特
に、油含浸コンデンサの生産に適したポリエステルフィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】油含浸コンデンサは、電力蓄電器の場合
に要望されている様に、高電圧が使用される場合に適用
される。この目的に使用されるフィルムは、例えば、電
子部品に使用されるものよりもより厚いフィルムであ
る。この油含浸コンデンサ用フィルムの厚さの範囲は、
通常2.5〜30μmである。前述の応用例では、その
フィルムに金属蒸着されるか、フィルム/ホイル積層体
として使用されている。
に要望されている様に、高電圧が使用される場合に適用
される。この目的に使用されるフィルムは、例えば、電
子部品に使用されるものよりもより厚いフィルムであ
る。この油含浸コンデンサ用フィルムの厚さの範囲は、
通常2.5〜30μmである。前述の応用例では、その
フィルムに金属蒸着されるか、フィルム/ホイル積層体
として使用されている。
【0003】通常、油含浸コンデンサは、油非含浸コン
デンサよりも下記の点で優れている。 1)油の誘電率εが空気または真空の誘電率と比較して
高いため、コンデンサの静電容量は増加する。 2)油含浸コンデンサの静電容量のドリフトはより小さ
く、その結果これらコンデンサの寿命がより長くなる。 3)油含浸コンデンサの操作電圧は、一般的により高
い。
デンサよりも下記の点で優れている。 1)油の誘電率εが空気または真空の誘電率と比較して
高いため、コンデンサの静電容量は増加する。 2)油含浸コンデンサの静電容量のドリフトはより小さ
く、その結果これらコンデンサの寿命がより長くなる。 3)油含浸コンデンサの操作電圧は、一般的により高
い。
【0004】従来の技術によれば、粗面二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルムは、低い誘電損失率と高い耐電圧を有
するため、油含浸コンデンサの生産に有利に使用されて
いる。金属蒸着されたプラスチックフィルム又はフィル
ム/ホイル積層体を使用した油含浸コンデンサの生産を
行うには、そのフィルムが油で十分濡れているときや、
積層キャパシタの巻物や積層体に油が十分に滲み込んで
いる状態が最適である。
ロピレンフィルムは、低い誘電損失率と高い耐電圧を有
するため、油含浸コンデンサの生産に有利に使用されて
いる。金属蒸着されたプラスチックフィルム又はフィル
ム/ホイル積層体を使用した油含浸コンデンサの生産を
行うには、そのフィルムが油で十分濡れているときや、
積層キャパシタの巻物や積層体に油が十分に滲み込んで
いる状態が最適である。
【0005】フィルムを油でよく濡らし、巻物キャパシ
タに油を十分滲み込ますためには、使用されるフィルム
の表面が標準的なフィルム(例えば、包装用フィルム、
磁気テープ用フィルム又は加工フィルム)よりも粗い方
が有利である。通常、標準的フィルムの表面粗度は、数
nmのオーダーであるのに対して、油含浸コンデンサ用
フィルムに要求される表面粗度は数μmのオーダーであ
る。
タに油を十分滲み込ますためには、使用されるフィルム
の表面が標準的なフィルム(例えば、包装用フィルム、
磁気テープ用フィルム又は加工フィルム)よりも粗い方
が有利である。通常、標準的フィルムの表面粗度は、数
nmのオーダーであるのに対して、油含浸コンデンサ用
フィルムに要求される表面粗度は数μmのオーダーであ
る。
【0006】表面粗度の小さい標準的フィルムが油含浸
コンデンサ用に使用された場合、このフィルムの巻物の
間に巻き込まれている空気を含浸用油によって完全に抜
き出すことが出来ない。コンデンサの中に残った空気
は、過電圧による部分的腐食を促進し、その結果、コン
デンサの耐電圧と静電容量が著しく減少する。
コンデンサ用に使用された場合、このフィルムの巻物の
間に巻き込まれている空気を含浸用油によって完全に抜
き出すことが出来ない。コンデンサの中に残った空気
は、過電圧による部分的腐食を促進し、その結果、コン
デンサの耐電圧と静電容量が著しく減少する。
【0007】フィルムを基材としたコンデンサ用素材と
しては、特にポリプロピレンとポリエステルが適してい
る。特に、ポリプロピレンフィルムよりもより高い熱安
定性やより高い機械的強度が要求される場合には、油を
含浸し易い二軸延伸ポリエステルフィルムがコンデンサ
の製造に使用される。他方、ポリプロピレンは、適当な
工学的な製造方法により、表面粗度の大きい(μmの範
囲)フィルムを得ることが出来るという利点がある。す
なわち、ポリプロピレンの場合、二つの異なった結晶構
造に結晶化し、これらの二つの結晶構造がフィルム中で
並行して存在することにより、表面粗度が増加する。
しては、特にポリプロピレンとポリエステルが適してい
る。特に、ポリプロピレンフィルムよりもより高い熱安
定性やより高い機械的強度が要求される場合には、油を
含浸し易い二軸延伸ポリエステルフィルムがコンデンサ
の製造に使用される。他方、ポリプロピレンは、適当な
工学的な製造方法により、表面粗度の大きい(μmの範
囲)フィルムを得ることが出来るという利点がある。す
なわち、ポリプロピレンの場合、二つの異なった結晶構
造に結晶化し、これらの二つの結晶構造がフィルム中で
並行して存在することにより、表面粗度が増加する。
【0008】二軸延伸ポリエステルフィルムの場合、ポ
リプロピレンフィルムより粗い表面粗度のフィルムは、
工学的な製造方法では得られない。従来の技術によれ
ば、二軸延伸ポリエステルフィルムの場合、その巻き取
りや後工程および油の浸透に必要なフィルムの表面粗度
は、適当な無機系および/または有機系の顔料もしくは
顔料系をある濃度で添加する方法によって得られる。
リプロピレンフィルムより粗い表面粗度のフィルムは、
工学的な製造方法では得られない。従来の技術によれ
ば、二軸延伸ポリエステルフィルムの場合、その巻き取
りや後工程および油の浸透に必要なフィルムの表面粗度
は、適当な無機系および/または有機系の顔料もしくは
顔料系をある濃度で添加する方法によって得られる。
【0009】上記のフィルムの巻き取りや後工程の方法
について述べた文献は、アメリカ特許第3,980,6
11号明細書である。この文献の教示によれば、小径
(1μm未満)、中径(1〜2.5μm)及び大径
(2.5〜10μm)の粒子を組み合わせて添加し、さ
らにフィルムの厚さと粒子濃度がある比率を満たすこと
により、フィルムの表面粗度とフィルムの取り扱い性が
改良されている。
について述べた文献は、アメリカ特許第3,980,6
11号明細書である。この文献の教示によれば、小径
(1μm未満)、中径(1〜2.5μm)及び大径
(2.5〜10μm)の粒子を組み合わせて添加し、さ
らにフィルムの厚さと粒子濃度がある比率を満たすこと
により、フィルムの表面粗度とフィルムの取り扱い性が
改良されている。
【0010】また、特開平3−197136号公報によ
れば、高い耐電圧と小さな電気容量ドリフトを持つフィ
ルム又は積層フィルムは、対応する構成要素にコロイダ
ルシリカの様な小粒子を使用することによって生産され
る。特開昭63−141038号公報によれば、良好な
加工性と高い耐電圧を持つ1.4〜16μmの厚さのフ
ィルムは、シリコーン樹脂粒子と他の不活性粒子とを組
み合わせることによって生産される。特開平3−246
814号公報によれば、架橋したポリマー粒子がフィル
ムコンデンサに使用されており、特公昭63−3329
0号公報では、P/Caのモル比が0.7〜2.5の不
活性粒子が使用されている。
れば、高い耐電圧と小さな電気容量ドリフトを持つフィ
ルム又は積層フィルムは、対応する構成要素にコロイダ
ルシリカの様な小粒子を使用することによって生産され
る。特開昭63−141038号公報によれば、良好な
加工性と高い耐電圧を持つ1.4〜16μmの厚さのフ
ィルムは、シリコーン樹脂粒子と他の不活性粒子とを組
み合わせることによって生産される。特開平3−246
814号公報によれば、架橋したポリマー粒子がフィル
ムコンデンサに使用されており、特公昭63−3329
0号公報では、P/Caのモル比が0.7〜2.5の不
活性粒子が使用されている。
【0011】さらに、EP公開第423,402号公報
は、通常の配向比で延伸している際、粒子とポリマーマ
トリックスとの間の比較的弱い親和力により、高粒子濃
度または大直径粒子が粒子の周りの気泡を多くすること
について開示している。これらの気泡は、フィルムの機
械的性質や耐電圧に悪影響を与える。加えて、フィルム
の生産性を悪化させる多数の裂け目がフィルムの製造中
に発生する。
は、通常の配向比で延伸している際、粒子とポリマーマ
トリックスとの間の比較的弱い親和力により、高粒子濃
度または大直径粒子が粒子の周りの気泡を多くすること
について開示している。これらの気泡は、フィルムの機
械的性質や耐電圧に悪影響を与える。加えて、フィルム
の生産性を悪化させる多数の裂け目がフィルムの製造中
に発生する。
【0012】優れた加工性を持ち、油含浸性能と電気的
特性が高い粗面ポリエステルフィルムを得る他の方法
は、特開昭63−72531号公報に記載されている。
すなわち、”膨潤性”シリケートの塗布工程の採用によ
り、粗面で油含浸性のある厚さ12μmのフィルムの製
造が記載されている。
特性が高い粗面ポリエステルフィルムを得る他の方法
は、特開昭63−72531号公報に記載されている。
すなわち、”膨潤性”シリケートの塗布工程の採用によ
り、粗面で油含浸性のある厚さ12μmのフィルムの製
造が記載されている。
【0013】現在までに知られている多くの粗面ポリエ
ステルフィルムは、電気的性質において、粗面ポリエス
テルフィルムの生産に使用されるポリエステルの電気的
性質よりも劣っているという欠陥を持っている。このこ
とは、フィルムの電気的性質がそのポリエステル素材に
添加した添加剤、粒子、そして他の補助剤の混合によっ
て損なわれているということを示している。
ステルフィルムは、電気的性質において、粗面ポリエス
テルフィルムの生産に使用されるポリエステルの電気的
性質よりも劣っているという欠陥を持っている。このこ
とは、フィルムの電気的性質がそのポリエステル素材に
添加した添加剤、粒子、そして他の補助剤の混合によっ
て損なわれているということを示している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、多
数の優れた性能に加えて、加工性の良い電気絶縁材用お
よびコンデンサ製造用の粗面二軸延伸ポリエステルフィ
ルムを提供することを目的とする。本発明のフィルムの
特徴は、経済的生産性に優れ、耐電圧が高く、表面粗度
Rzが、Rz>1.0μm(Ra>0.1μm)であ
り、しわ及びひずみなしに加工可能であり、油含浸性能
が高く、長寿命であり、優れた電気的性能を有してい
る。
数の優れた性能に加えて、加工性の良い電気絶縁材用お
よびコンデンサ製造用の粗面二軸延伸ポリエステルフィ
ルムを提供することを目的とする。本発明のフィルムの
特徴は、経済的生産性に優れ、耐電圧が高く、表面粗度
Rzが、Rz>1.0μm(Ra>0.1μm)であ
り、しわ及びひずみなしに加工可能であり、油含浸性能
が高く、長寿命であり、優れた電気的性能を有してい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の要旨は、粒子を含有し、少なくともフィルムの一面の
表面粗度Rzが1.0μmより大きく且つRaが0.1
μmより大きく、その交流の耐電圧が220kV/mm
より大きく且つ直流の耐電圧が500kV/mmより大
きく、しかも、ポリエステルの体積100cm3中の添
加粒子量に基づいて移行し得る画分が18μS/cm以
下であることを特徴とする二軸延伸ポリエステルフィル
ムに存する。
の要旨は、粒子を含有し、少なくともフィルムの一面の
表面粗度Rzが1.0μmより大きく且つRaが0.1
μmより大きく、その交流の耐電圧が220kV/mm
より大きく且つ直流の耐電圧が500kV/mmより大
きく、しかも、ポリエステルの体積100cm3中の添
加粒子量に基づいて移行し得る画分が18μS/cm以
下であることを特徴とする二軸延伸ポリエステルフィル
ムに存する。
【0016】そして、本発明の第2の要旨は、1種また
はそれ以上の異種のポリエステル、粒子および必要に応
じて使用される添加物から成るポリエステル素材におい
て、上記粒子は、その大部分が100μS/cm以下の
伝導度を持ち、かつ、その平均粒子径が1.5μmより
大きいことを特徴とするポリエステル素材に存する。
はそれ以上の異種のポリエステル、粒子および必要に応
じて使用される添加物から成るポリエステル素材におい
て、上記粒子は、その大部分が100μS/cm以下の
伝導度を持ち、かつ、その平均粒子径が1.5μmより
大きいことを特徴とするポリエステル素材に存する。
【0017】さらに、本発明の第3の要旨は、粒子を含
有し、少なくともフィルムの一面の表面粗度Rzが1.
0μmより大きく且つRaが0.1μmより大きく、そ
の交流の耐電圧が220kV/mmより大きく且つ直流
の耐電圧が500kV/mmより大きく、しかも、下記
式(1)に定義される、ポリエステルの体積100cm
3中の添加粒子量に基づいて移行し得る画分が18μS
/cm以下であることを特徴とする二軸延伸ポリエステ
ルフィルムに存する。
有し、少なくともフィルムの一面の表面粗度Rzが1.
0μmより大きく且つRaが0.1μmより大きく、そ
の交流の耐電圧が220kV/mmより大きく且つ直流
の耐電圧が500kV/mmより大きく、しかも、下記
式(1)に定義される、ポリエステルの体積100cm
3中の添加粒子量に基づいて移行し得る画分が18μS
/cm以下であることを特徴とする二軸延伸ポリエステ
ルフィルムに存する。
【0018】
【数2】 移行画分(μS/cm)=EC(μS/cm)×PC×140/10 (1)
【0019】(式中、ECは添加粒子10gを80ml
の水中に懸濁させ5分撹拌しながら沸騰させた後に60
℃に冷却し、冷水を加えて100gに調整した懸濁液の
電気伝導度、PCはポリエステルフィルム中の添加粒子
の濃度を表わす。)
の水中に懸濁させ5分撹拌しながら沸騰させた後に60
℃に冷却し、冷水を加えて100gに調整した懸濁液の
電気伝導度、PCはポリエステルフィルム中の添加粒子
の濃度を表わす。)
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において、原料ポリエステルとしては、少なくと
も80重量%、好ましくは少なくとも90重量%が下記
のポリマー群から選択された1種のポリマーであるポリ
エステルが使用される。上記のポリマー群は、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタ
レート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PE
N)、ポリ−1,4−ジシクロヘキサンンジメチレンテ
レフタレート(PCT)、ポリエチレンナフタレートバ
イベンゾエート(PENBB)およびこれらポリマーの
混合物である。
本発明において、原料ポリエステルとしては、少なくと
も80重量%、好ましくは少なくとも90重量%が下記
のポリマー群から選択された1種のポリマーであるポリ
エステルが使用される。上記のポリマー群は、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタ
レート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PE
N)、ポリ−1,4−ジシクロヘキサンンジメチレンテ
レフタレート(PCT)、ポリエチレンナフタレートバ
イベンゾエート(PENBB)およびこれらポリマーの
混合物である。
【0021】本発明において、好ましい原料ポリエステ
ルは、エチレンテレフタレート単位および/または好ま
しくは30モル%以下の共モノマー単位から成るポリエ
ステルである。なお、グリコール及び/又は共モノマー
単位の酸成分は変化させてもよい。ポリエステルの製造
は、例えば、Zn塩、Ca塩、Li塩およびMn塩の様
な従来の触媒を使用するエステル交換法または直接エス
テル化法によって実施される。
ルは、エチレンテレフタレート単位および/または好ま
しくは30モル%以下の共モノマー単位から成るポリエ
ステルである。なお、グリコール及び/又は共モノマー
単位の酸成分は変化させてもよい。ポリエステルの製造
は、例えば、Zn塩、Ca塩、Li塩およびMn塩の様
な従来の触媒を使用するエステル交換法または直接エス
テル化法によって実施される。
【0022】本発明の二軸延伸ポリエステルフィルム
(以下、フィルムと略記する)は、ポリエステルに粒子
を混合して製造される。粒子の添加時期は、エステル交
換前またはエステル交換終了後の何れであってもよい
が、エステル交換終了前にグリコール懸濁液として添加
するのがよい。その他、粒子は、原料ポリエステルの調
製後に、直接添加、混合、配合またはマスターバッチ経
由などの方法で混合してもよい。
(以下、フィルムと略記する)は、ポリエステルに粒子
を混合して製造される。粒子の添加時期は、エステル交
換前またはエステル交換終了後の何れであってもよい
が、エステル交換終了前にグリコール懸濁液として添加
するのがよい。その他、粒子は、原料ポリエステルの調
製後に、直接添加、混合、配合またはマスターバッチ経
由などの方法で混合してもよい。
【0023】本発明で使用される粒子は、無機系では、
カオリン、アルミナ、シリカ、無定形シリカ、焼成シリ
カ及び天然または沈降炭酸カルシウム等が挙げられ、有
機系粒子としては、シリコーン、アクリル、エポキシ樹
脂などが挙げられる。
カオリン、アルミナ、シリカ、無定形シリカ、焼成シリ
カ及び天然または沈降炭酸カルシウム等が挙げられ、有
機系粒子としては、シリコーン、アクリル、エポキシ樹
脂などが挙げられる。
【0024】上記の粒子は、球状であっても非球状であ
ってもよい。球状とは、その粒子のアスペクト比が1〜
1.2であることを意味する。ここで、アスペクト比と
は、粒子直径の最大値と最小値との商であり、理想的に
は1に等しくなる。このアスペクト比は、製造されたフ
ィルム中の粒子について測定される。従って、フィルム
中に混入される前の粒子のアスペクト比に基づくもので
はない。また、粒子の粒径分布の幅には臨界値がなく、
そのため、単分散粒子の他、それに対応する粒径分布を
もった粒子も使用される。
ってもよい。球状とは、その粒子のアスペクト比が1〜
1.2であることを意味する。ここで、アスペクト比と
は、粒子直径の最大値と最小値との商であり、理想的に
は1に等しくなる。このアスペクト比は、製造されたフ
ィルム中の粒子について測定される。従って、フィルム
中に混入される前の粒子のアスペクト比に基づくもので
はない。また、粒子の粒径分布の幅には臨界値がなく、
そのため、単分散粒子の他、それに対応する粒径分布を
もった粒子も使用される。
【0025】単分散粒子は、非常に狭い粒径分布を持つ
粒子であり、理想的には全く分布を持たない粒子がよ
い。最後に述べたケースでは、全ての粒子が事実上同じ
直径を持っていることになるから、もはや平均粒子径は
存在しないことになる。
粒子であり、理想的には全く分布を持たない粒子がよ
い。最後に述べたケースでは、全ての粒子が事実上同じ
直径を持っていることになるから、もはや平均粒子径は
存在しないことになる。
【0026】上記の粒子は、1次粒子、すなわち、個々
の独立した非凝集粒子、または、2次凝集粒子、すなわ
ち、より大きな単位を形成した凝集した粒子である。粒
子凝集体の場合の平均粒子直径は、その凝集体の平均直
径で表される。粒子および/または粒子凝集体の直径
は、アスペクト比および単分散性と同様に、3,000
〜10,000の分解能の電子顕微鏡を使用して測定す
ることが出来る。
の独立した非凝集粒子、または、2次凝集粒子、すなわ
ち、より大きな単位を形成した凝集した粒子である。粒
子凝集体の場合の平均粒子直径は、その凝集体の平均直
径で表される。粒子および/または粒子凝集体の直径
は、アスペクト比および単分散性と同様に、3,000
〜10,000の分解能の電子顕微鏡を使用して測定す
ることが出来る。
【0027】本発明においては、要求される高フィルム
表面粗度を得るため、平均粒子直径が1.5μmより大
きい、好ましくは1.8μmより大きい、特に好ましく
は2.0μmより大きい無機系および/または有機系粒
子を使用することが好ましい。
表面粗度を得るため、平均粒子直径が1.5μmより大
きい、好ましくは1.8μmより大きい、特に好ましく
は2.0μmより大きい無機系および/または有機系粒
子を使用することが好ましい。
【0028】本発明のフィルムにおいては、少なくとも
一つの面の表面粗度Rzが1.0μmより大きく、好ま
しくは1.1μmより大きく、特に好ましくは1.2μ
mより大きいことが必要である。さらに、Raが0.1
μmより大きく、好ましくは0.12μmより大きく、
特に好ましくは0.14μmより大きいことが必要であ
る。斯かる特性により、本発明のフィルムにおける優れ
た油の含浸性能が保証される。表面粗度が上記の数値以
下のフィルムは、油の含浸性能が劣るため、油含浸コン
デンサの製造には不適当である。
一つの面の表面粗度Rzが1.0μmより大きく、好ま
しくは1.1μmより大きく、特に好ましくは1.2μ
mより大きいことが必要である。さらに、Raが0.1
μmより大きく、好ましくは0.12μmより大きく、
特に好ましくは0.14μmより大きいことが必要であ
る。斯かる特性により、本発明のフィルムにおける優れ
た油の含浸性能が保証される。表面粗度が上記の数値以
下のフィルムは、油の含浸性能が劣るため、油含浸コン
デンサの製造には不適当である。
【0029】また、本発明のフィルムにおいては、交流
耐電圧が220kV/mmより大きく、好ましくは23
0kV/mmより大きく、特に好ましくは240kV/
mmより大きいことが必要である。さらに、直流耐電圧
が500kV/mmより大きく、好ましくは530kV
/mmより大きく、特に好ましくはは560kV/mm
より大きいことが必要である。
耐電圧が220kV/mmより大きく、好ましくは23
0kV/mmより大きく、特に好ましくは240kV/
mmより大きいことが必要である。さらに、直流耐電圧
が500kV/mmより大きく、好ましくは530kV
/mmより大きく、特に好ましくはは560kV/mm
より大きいことが必要である。
【0030】しかも、本発明のフィルムにおいては、ポ
リエステルの体積100cm3中の添加粒子量に基づい
て移行し得る画分の伝導度が18μS/cm以下、好ま
しくは16μS/cm以下、特に好ましくは14μS/
cm以下であることが必要である。
リエステルの体積100cm3中の添加粒子量に基づい
て移行し得る画分の伝導度が18μS/cm以下、好ま
しくは16μS/cm以下、特に好ましくは14μS/
cm以下であることが必要である。
【0031】上記の移行画分はフィルムの汚染の程度を
意味する。この汚染の原因は、製造法または加工法に基
づく、移行可能な物質を含むフィルム中に配合された粒
子である。粒子中、すなわちフィルム中で移行可能な物
質は、フィルムから時間の経過と共に抜け出そうとする
傾向がある。その結果として、フィルムやコンデンサの
電気的性質が劣化する。特に、この場合、静電容量の好
ましくない変位が観察される。粒子内の移行可能な物質
の比率は粒子の電気伝導度と相関している。すなわち、
粒子の純度が高くなるほど、移行可能な物質の比率が小
さくなり、粒子の電気伝導度が低くなる。粒子の伝導度
とフィルム中の粒子濃度の知見から、その伝導度、すな
わち移行画分を決定することが出来、それ故、フィルム
の汚染度を決定することが可能である。
意味する。この汚染の原因は、製造法または加工法に基
づく、移行可能な物質を含むフィルム中に配合された粒
子である。粒子中、すなわちフィルム中で移行可能な物
質は、フィルムから時間の経過と共に抜け出そうとする
傾向がある。その結果として、フィルムやコンデンサの
電気的性質が劣化する。特に、この場合、静電容量の好
ましくない変位が観察される。粒子内の移行可能な物質
の比率は粒子の電気伝導度と相関している。すなわち、
粒子の純度が高くなるほど、移行可能な物質の比率が小
さくなり、粒子の電気伝導度が低くなる。粒子の伝導度
とフィルム中の粒子濃度の知見から、その伝導度、すな
わち移行画分を決定することが出来、それ故、フィルム
の汚染度を決定することが可能である。
【0032】ところで、前記の粒子は、その要求されて
いる純度に関し、例えば焼成シリカ(アエロジル、デグ
ッサ、ハナウ社製商品名)の様に市販品として得られる
ものであったり、市販品を洗滌および/または精製して
得られるものである。さらに、要求されている純度を満
たす粒子は、適当な調整方法、出発物質に純粋な化合物
を使用する方法、または、引き続く洗滌や精製処理によ
って得られる。それにより、移行可能な物質の画分は減
少し、それに相当する粒子の懸濁液の伝導度は、100
μS/cm以下、好ましくは90μS/cm以下、特に
好ましくは80μS/cm以下である。なお、汚染(粒
子内の不純物)の種類によっては、移行画分を減らす方
法として、強熱、加熱、燃焼、脱ガス、沈殿の他、カチ
オン分子、例えば、有機燐化合物でマスキングする方法
を採用してもよい。さらに上記の諸方法を組み合わせて
もよい。
いる純度に関し、例えば焼成シリカ(アエロジル、デグ
ッサ、ハナウ社製商品名)の様に市販品として得られる
ものであったり、市販品を洗滌および/または精製して
得られるものである。さらに、要求されている純度を満
たす粒子は、適当な調整方法、出発物質に純粋な化合物
を使用する方法、または、引き続く洗滌や精製処理によ
って得られる。それにより、移行可能な物質の画分は減
少し、それに相当する粒子の懸濁液の伝導度は、100
μS/cm以下、好ましくは90μS/cm以下、特に
好ましくは80μS/cm以下である。なお、汚染(粒
子内の不純物)の種類によっては、移行画分を減らす方
法として、強熱、加熱、燃焼、脱ガス、沈殿の他、カチ
オン分子、例えば、有機燐化合物でマスキングする方法
を採用してもよい。さらに上記の諸方法を組み合わせて
もよい。
【0033】要するに、本発明のフィルムは、無機系お
よび/または有機系粒子を含有するが、その粒子の純度
と濃度は、この原料から製造されるポリエステルの体積
100cm3当たりの添加粒子量に基づいて移行し得る
画分の伝導度が18μS/cm以下の条件を満足する必
要がある。粒子濃度が低い場合、例えば、2,000p
pmの場合は、本発明で規定する18μS/cmを超え
ることなく、相対的に高い伝導度(=高い移行画分、よ
り低い純度)の粒子を使用することが可能となる。
よび/または有機系粒子を含有するが、その粒子の純度
と濃度は、この原料から製造されるポリエステルの体積
100cm3当たりの添加粒子量に基づいて移行し得る
画分の伝導度が18μS/cm以下の条件を満足する必
要がある。粒子濃度が低い場合、例えば、2,000p
pmの場合は、本発明で規定する18μS/cmを超え
ることなく、相対的に高い伝導度(=高い移行画分、よ
り低い純度)の粒子を使用することが可能となる。
【0034】しかしながら、他方、フィルムの表面粗度
が本発明で規定するRz>1.0μmの限度以下に減少
するため、粒子濃度は、ある好ましい範囲に限定され
る。従って、通常100μS/cm以下の伝導度、好ま
しくは90μS/cm以下の伝導度、特に好ましくは8
0μS/cm以下の伝導度を持った粒子を使用するのが
よい。フィルム中の粒子濃度は、5,000ppmより
大きいことが好ましく、13,000ppmより大きい
ことが特に好ましい。このデータは、ポリマーと粒子の
積算重量に基づいている。移行画分の伝導度が18μS
/cm以下のフィルムは、より高い電気伝導度を持つ粒
子の使用であってもより低い粒子濃度を採用することに
より製造可能である。
が本発明で規定するRz>1.0μmの限度以下に減少
するため、粒子濃度は、ある好ましい範囲に限定され
る。従って、通常100μS/cm以下の伝導度、好ま
しくは90μS/cm以下の伝導度、特に好ましくは8
0μS/cm以下の伝導度を持った粒子を使用するのが
よい。フィルム中の粒子濃度は、5,000ppmより
大きいことが好ましく、13,000ppmより大きい
ことが特に好ましい。このデータは、ポリマーと粒子の
積算重量に基づいている。移行画分の伝導度が18μS
/cm以下のフィルムは、より高い電気伝導度を持つ粒
子の使用であってもより低い粒子濃度を採用することに
より製造可能である。
【0035】本発明のフィルムは、上記素材または上記
素材と他の素材もしくは従来の添加物との混合物から周
知の方法で製造される。この場合、添加物の量は、通常
の量、すなわち、同一の又は異なる表面を形成するのに
十分な0.1〜10重量%とされる。他の素材および/
または添加物を使用する場合は、製造されるフィルムの
電気的性能がこれらの添加物によって影響を受けないこ
とを確かめておく必要がある。
素材と他の素材もしくは従来の添加物との混合物から周
知の方法で製造される。この場合、添加物の量は、通常
の量、すなわち、同一の又は異なる表面を形成するのに
十分な0.1〜10重量%とされる。他の素材および/
または添加物を使用する場合は、製造されるフィルムの
電気的性能がこれらの添加物によって影響を受けないこ
とを確かめておく必要がある。
【0036】本発明においては、優れた機械的性質を持
ったフィルムの製造のため、例えば、フィルムの好まし
い一面方向(縦または横方向)又は両面方向(縦および
横方向)に高延伸倍率で多段延伸する方法が採用され
る。連続縦方向−横方向、横方向−縦方向、縦方向−横
方向−縦方向、同時(縦方向−横方向)及び多段延伸
は、上記の一面方向または両面方向について実施可能で
ある。フィルムの全厚さは、通常2.5μm以上、好ま
しくは2.5〜30μm、より好ましくは4〜25μm
である。
ったフィルムの製造のため、例えば、フィルムの好まし
い一面方向(縦または横方向)又は両面方向(縦および
横方向)に高延伸倍率で多段延伸する方法が採用され
る。連続縦方向−横方向、横方向−縦方向、縦方向−横
方向−縦方向、同時(縦方向−横方向)及び多段延伸
は、上記の一面方向または両面方向について実施可能で
ある。フィルムの全厚さは、通常2.5μm以上、好ま
しくは2.5〜30μm、より好ましくは4〜25μm
である。
【0037】本発明のフィルムは、驚くべきことに、非
常に高い耐電圧を持ち、問題なく生産される。この様な
フィルムから得られる油含浸コンデンサは、時間の函数
としての耐電圧の高い恒常性を現わす。そして、このこ
とは、フィルム中の、移行の可能性のある物質が少量で
あることに由来している。
常に高い耐電圧を持ち、問題なく生産される。この様な
フィルムから得られる油含浸コンデンサは、時間の函数
としての耐電圧の高い恒常性を現わす。そして、このこ
とは、フィルム中の、移行の可能性のある物質が少量で
あることに由来している。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。なお、使用した原料
とフィルムの特性は、下記の測定方法で評価した。
明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。なお、使用した原料
とフィルムの特性は、下記の測定方法で評価した。
【0039】(1)SV値(比粘度):SV値は、ポリ
エステル試料を二塩化酢酸に溶解し、この溶液の粘度と
純溶媒の粘度をウベローデ粘度計で測定し、二つの値の
商から1を引き、その値を1000倍して表記した。
エステル試料を二塩化酢酸に溶解し、この溶液の粘度と
純溶媒の粘度をウベローデ粘度計で測定し、二つの値の
商から1を引き、その値を1000倍して表記した。
【0040】(2)表面粗度:フィルムの表面粗度(R
a、Rz)は、0.25mmのカットオフについて、D
IN4768に準拠して測定した。
a、Rz)は、0.25mmのカットオフについて、D
IN4768に準拠して測定した。
【0041】(3)耐電圧:交流と直流の耐電圧は、D
IN53 481に基づいて測定した。1つの値を決め
るのに20回別々に測定した。測定は、温度23℃、相
対湿度80%の条件で行った。その配置がボールとプレ
ートから構成されている電極を使用した。
IN53 481に基づいて測定した。1つの値を決め
るのに20回別々に測定した。測定は、温度23℃、相
対湿度80%の条件で行った。その配置がボールとプレ
ートから構成されている電極を使用した。
【0042】(4)電気伝導度:粒子の水懸濁液の電気
伝導度(EC)は、DIN ISO 787パート14
の”顔料と充填剤に関する一般試験方法”によって測定
した。この測定は、浸積セルとタクセル指示器を使用し
て行った。測定周波数は1kHzとし、23℃、50%
大気湿度の環境条件で測定を行った。試料調整は次の様
に行った。すなわち、10gの粒子を250mlのビー
カーに採取し、約80mlの冷水中に懸濁させ、撹拌し
ながら沸騰させ(沸騰時間は5分)、約60℃まで冷却
し、冷水を加えて100gにする。そして、このバッチ
を再び撹拌する。
伝導度(EC)は、DIN ISO 787パート14
の”顔料と充填剤に関する一般試験方法”によって測定
した。この測定は、浸積セルとタクセル指示器を使用し
て行った。測定周波数は1kHzとし、23℃、50%
大気湿度の環境条件で測定を行った。試料調整は次の様
に行った。すなわち、10gの粒子を250mlのビー
カーに採取し、約80mlの冷水中に懸濁させ、撹拌し
ながら沸騰させ(沸騰時間は5分)、約60℃まで冷却
し、冷水を加えて100gにする。そして、このバッチ
を再び撹拌する。
【0043】(5)フィルム中の移行可能な画分:フィ
ルム中の移行可能な画分は使用される素材の純度の指標
である。この値が大きくなればなる程、素材の純度が低
下する。本発明においては、特に、使用される粒子から
生じる移行の可能性のある物質の画分を指している。移
行の可能性のある画分は、電気的な構成要素におけるポ
リエステルフィルムのある一定体積について測定され
る。この構成要素の体積は100cm3であり、約14
0gのフィルム量に対応する。
ルム中の移行可能な画分は使用される素材の純度の指標
である。この値が大きくなればなる程、素材の純度が低
下する。本発明においては、特に、使用される粒子から
生じる移行の可能性のある物質の画分を指している。移
行の可能性のある画分は、電気的な構成要素におけるポ
リエステルフィルムのある一定体積について測定され
る。この構成要素の体積は100cm3であり、約14
0gのフィルム量に対応する。
【0044】従って、上記の容量要素における、移行画
分(MF)は、使用された粒子の電気伝導度(EC)と
粒子の濃度(PC)に比例する。移行画分(MF)は、
次式(1)で計算される。なお、以下のファクタ140
/10は、容量要素(140g)におけるポリエステル
フィルム量と電気伝導度測定用粒子の量(10g)を考
慮したものである。
分(MF)は、使用された粒子の電気伝導度(EC)と
粒子の濃度(PC)に比例する。移行画分(MF)は、
次式(1)で計算される。なお、以下のファクタ140
/10は、容量要素(140g)におけるポリエステル
フィルム量と電気伝導度測定用粒子の量(10g)を考
慮したものである。
【0045】
【数3】 MF(μS/cm)=EC(μS/cm)×PC×140/10 (1)
【0046】下記の実施例において、粒子は、エステル
交換反応の終了後に添加され、その後、ポリ縮合反応が
そのポリエステルについて通常の方法で実施され、得ら
れたポリマーのSV値は810であった。沈降シリカ
(サイロブロック44、グレース社製)を水中に懸濁さ
せ、約60〜80℃に加熱し、1時間撹拌した。デカン
テーションにより上澄水を除去した後、この方法を伝導
度が100μS/cmより小さくなるまで繰り返した。
交換反応の終了後に添加され、その後、ポリ縮合反応が
そのポリエステルについて通常の方法で実施され、得ら
れたポリマーのSV値は810であった。沈降シリカ
(サイロブロック44、グレース社製)を水中に懸濁さ
せ、約60〜80℃に加熱し、1時間撹拌した。デカン
テーションにより上澄水を除去した後、この方法を伝導
度が100μS/cmより小さくなるまで繰り返した。
【0047】実施例1 上記の様に純化して得られ且つ平均粒子径が約3.3μ
mで電気伝導度が50μS/cmのSiO2粒子(サイ
ロブロック44、グレース社製、)17,000ppm
をポリエステル素材に混合した。次いで、残留湿分含量
が50ppmになるまで160℃で乾燥した後、得られ
たポリエステルチップを押出し工程で加工し、シートダ
イで溶融成形し、シート状溶融フィルムを得た。次い
で、取り出しロール上で冷却し、未延伸フィルムとし、
続いて、縦延伸、横延伸および巻き取り工程を行い、1
2μmの厚さの二軸延伸フィルムを得た。各工程段階の
条件は次の表1に示す通りである。このフィルムの性能
を表2に示す。
mで電気伝導度が50μS/cmのSiO2粒子(サイ
ロブロック44、グレース社製、)17,000ppm
をポリエステル素材に混合した。次いで、残留湿分含量
が50ppmになるまで160℃で乾燥した後、得られ
たポリエステルチップを押出し工程で加工し、シートダ
イで溶融成形し、シート状溶融フィルムを得た。次い
で、取り出しロール上で冷却し、未延伸フィルムとし、
続いて、縦延伸、横延伸および巻き取り工程を行い、1
2μmの厚さの二軸延伸フィルムを得た。各工程段階の
条件は次の表1に示す通りである。このフィルムの性能
を表2に示す。
【0048】
【表1】 押出温度:300℃ 縦延伸温度:85〜135℃ 縦延伸倍率:3.8倍 横延伸温度:85〜145℃ 横延伸倍率:4.0倍 熱固定温度:230℃
【0049】実施例2 実施例1において、フィルム厚さを19μmに厚くした
以外は、実施例1と同様の操作によりフィルムを得た。
このフィルムの性能を表2に示す。
以外は、実施例1と同様の操作によりフィルムを得た。
このフィルムの性能を表2に示す。
【0050】比較例1 実施例1において、添加粒子を平均粒子直径が約1.5
μmで電気伝導度が294μS/cmのカオリン粒子と
し、粒子含量を6,000ppmとした以外は、実施例
1と同様の操作によりフィルムを得た。このフィルムの
性能を表2に示す。このフィルムは、表面粗度が余りに
も小さく、油を含浸することが出来なかった。
μmで電気伝導度が294μS/cmのカオリン粒子と
し、粒子含量を6,000ppmとした以外は、実施例
1と同様の操作によりフィルムを得た。このフィルムの
性能を表2に示す。このフィルムは、表面粗度が余りに
も小さく、油を含浸することが出来なかった。
【0051】比較例2 比較例1において、フィルム厚さを19μmとし、粒子
含量を2,000ppmとした以外は、比較例1と同様
の操作によりフィルムを得た。このフィルムの性能を表
2に示す。この場合もまた、フィルムの表面粗度が余り
にも小さく、油を十分に含浸することが出来なかった。
含量を2,000ppmとした以外は、比較例1と同様
の操作によりフィルムを得た。このフィルムの性能を表
2に示す。この場合もまた、フィルムの表面粗度が余り
にも小さく、油を十分に含浸することが出来なかった。
【0052】比較例3 比較例2において、粒子含量を17,000ppmとし
た以外は、比較例2と同様の操作によりフィルムを得
た。このフィルムの性能を表2に示す。このフィルム
は、油の含浸に必要な表面粗度を持っていたが、移行画
分が余りにも高かった。
た以外は、比較例2と同様の操作によりフィルムを得
た。このフィルムの性能を表2に示す。このフィルム
は、油の含浸に必要な表面粗度を持っていたが、移行画
分が余りにも高かった。
【0053】比較例4 添加粒子として炭酸カルシウム(ハイドロカーブ 7
0)の粒子を使用した。この粒子は、直径が1.8μm
で電気伝導度が150μS/cmであった。この粒子を
濃度5,000ppmでポリエステル素材に添加した。
そして、実施例1で述べた工程条件下で6μmの厚さの
フィルムを製造した。このフィルムの性能を表2に示
す。フィルムの表面粗度は、本発明で限定した範囲内で
はなかった。さらに粒子濃度を増やしてフィルムの製造
を試みたが、フィルムの油含浸能は変わらず、移行画分
が高くなった。
0)の粒子を使用した。この粒子は、直径が1.8μm
で電気伝導度が150μS/cmであった。この粒子を
濃度5,000ppmでポリエステル素材に添加した。
そして、実施例1で述べた工程条件下で6μmの厚さの
フィルムを製造した。このフィルムの性能を表2に示
す。フィルムの表面粗度は、本発明で限定した範囲内で
はなかった。さらに粒子濃度を増やしてフィルムの製造
を試みたが、フィルムの油含浸能は変わらず、移行画分
が高くなった。
【0054】比較例5 比較例1〜4で使用した粒子に比べて、非常に純度が高
いが粒径の小さい粒子(アエロジル TT 600、電
気伝導度20μS/cm、二次凝集サイズ0.3〜0.
6μm)を使用した。この粒子を濃度5,000ppm
でポリエステル素材に添加した。そして、実施例1で述
べた工程条件下で6μmの厚さのフィルムを製造した。
このフィルムの性能を表2に示す。得られたフィルム
は、表面粗度がはるかに小さく、本発明で限定した範囲
内ではなかった。そして、このフィルムでは油を含浸す
ることが出来なかった。
いが粒径の小さい粒子(アエロジル TT 600、電
気伝導度20μS/cm、二次凝集サイズ0.3〜0.
6μm)を使用した。この粒子を濃度5,000ppm
でポリエステル素材に添加した。そして、実施例1で述
べた工程条件下で6μmの厚さのフィルムを製造した。
このフィルムの性能を表2に示す。得られたフィルム
は、表面粗度がはるかに小さく、本発明で限定した範囲
内ではなかった。そして、このフィルムでは油を含浸す
ることが出来なかった。
【0055】
【表2】
【0056】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、多数の優
れた性能に加えて、加工性の良い電気絶縁材用およびコ
ンデンサ製造用の粗面二軸延伸ポリエステルフィルムが
提供され、本発明の工業的価値は大きい。
れた性能に加えて、加工性の良い電気絶縁材用およびコ
ンデンサ製造用の粗面二軸延伸ポリエステルフィルムが
提供され、本発明の工業的価値は大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 67/02 C08L 67/02 // B29K 67:00 503:04 B29L 7:00 (72)発明者 アンネグレーテ・ブルシュ ドイツ連邦共和国、D−65385、ルーデス ハイム、イム、レシャッケル・16
Claims (14)
- 【請求項1】 粒子を含有し、少なくともフィルムの一
面の表面粗度Rzが1.0μmより大きく且つRaが
0.1μmより大きく、その交流の耐電圧が220kV
/mmより大きく且つ直流の耐電圧が500kV/mm
より大きく、しかも、ポリエステルの体積100cm3
中の添加粒子量に基づいて移行し得る画分が18μS/
cm以下であることを特徴とする二軸延伸ポリエステル
フィルム。 - 【請求項2】 前記表面粗度Rzが1.2μmより大き
く且つRaが0.12μmより大きい請求項1に記載の
二軸延伸ポリエステルフィルム。 - 【請求項3】 前記交流の耐電圧が230kV/mmよ
り大きく且つ直流の耐電圧が530kV/mmより大き
い請求項1又は2に記載の二軸延伸ポリエステルフィル
ム。 - 【請求項4】 前記の添加粒子量に基づいて移行し得る
画分が16μS/cm以下である請求項1〜3の何れか
に記載の二軸延伸ポリエステルフィルム。 - 【請求項5】 前記粒子の平均粒径が1.5μmより大
きい請求項1〜4の何れかに記載の二軸延伸ポリエステ
ルフィルム。 - 【請求項6】 前記フィルムの粒子含有量が5,000
ppmより大きい請求項1〜5の何れかに記載の二軸延
伸ポリエステルフィルム。 - 【請求項7】 前記粒子が無機系および/または有機系
粒子である請求項1〜6の何れかに記載の二軸延伸ポリ
エステルフィルム。 - 【請求項8】 前記フィルムの全厚みが少なくとも2.
5μmである請求項1〜7の何れかに記載の二軸延伸ポ
リエステルフィルム。 - 【請求項9】 1種またはそれ以上の異種のポリエステ
ル、粒子および必要に応じて使用される添加物から成る
ポリエステル素材において、上記粒子は、その大部分が
100μS/cm以下の伝導度を持ち、しかも、その平
均粒子径が1.5μmより大きいことを特徴とするポリ
エステル素材。 - 【請求項10】前記粒子がシリカ粒子、無定形および/
または焼成シリカ粒子、カオリン粒子、アルミナ粒子、
天然または沈降炭酸カルシウム粒子、シリコーン粒子、
架橋ポリスチレン粒子、架橋エポキシ樹脂粒子、架橋ア
クリレート粒子およびこれらの粒子の混合物から成る群
から選択される請求項9に記載のポリエステル素材。 - 【請求項11】前記粒子が二次凝集物から成る請求項1
0に記載したポリエステル素材。 - 【請求項12】前記ポリエステルが、ポリエチレンテレ
フタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート
(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポ
リ−1,4−ジシクロヘキサンンジメチレンテレフタレ
ート(PCT)、ポリエチレンナフタレートバイベンゾ
エート(PENBB)及びこれらポリマーの混合から成
る群から選択される請求項10又は11に記載のフィル
ム素材。 - 【請求項13】前記フィルムがコンデンサー用フィルム
である請求項1〜8の何れかに記載のフィルム。 - 【請求項14】粒子を含有し、少なくともフィルムの一
面の表面粗度Rzが1.0μmより大きく且つRaが
0.1μmより大きく、その交流の耐電圧が220kV
/mmより大きく且つ直流の耐電圧が500kV/mm
より大きく、しかも、下記式(1)に定義される、ポリ
エステルの体積100cm3中の添加粒子量に基づいて
移行し得る画分が18μS/cm以下であることを特徴
とする二軸延伸ポリエステルフィルム。 【数1】 移行画分(μS/cm)=EC(μS/cm)×PC×140/10 (1) (式中、ECは添加粒子10gを80mlの水中に懸濁
させ5分撹拌しながら沸騰させた後に60℃に冷却し、
冷水を加えて100gに調整した懸濁液の電気伝導度、
PCはポリエステルフィルム中の添加粒子の濃度を表わ
す。)
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