JPH107281A - 紙葉類の振動による搬送方法とその装置 - Google Patents

紙葉類の振動による搬送方法とその装置

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JPH107281A
JPH107281A JP17753996A JP17753996A JPH107281A JP H107281 A JPH107281 A JP H107281A JP 17753996 A JP17753996 A JP 17753996A JP 17753996 A JP17753996 A JP 17753996A JP H107281 A JPH107281 A JP H107281A
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sheet
force
buffer
pressing
transport
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JP17753996A
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Yoshitetsu Takaya
宜哲 高屋
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Almex Inc
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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣等の紙葉類シートの振動によって、これ
を正確な所定距離だけ間欠的に送って行き、所定箇所ま
で小動力源にて送致可能とした搬送方法を提供する。 【解決手段】 搬送体2を復元発条3の復元力で、緩衝
受け台1上の紙葉類シートpに対し鋭角θ方向へ加えら
れる力Fを付与し、その下向分力F1 により紙葉類シー
トpを緩衝受け台1の緩衝力により押し付けながら、進
動方向Dである搬送分力F2 により紙葉類シートpを所
定距離だけ滑動させる。その後電磁石4などの動力源で
搬送体2を進動以前の原位置に復動させ、この進動と復
動とによる振動を所要回数だけ繰り返して、紙葉類シー
トpを上記の所定距離だけ間欠的に進動変移して搬送を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紙幣などの紙葉類シ
ートを、その真偽を判別するための所定箇所等まで、所
定距離だけ振動を利用することにより間欠的に搬送して
行く方法と、当該方法の実施に供し得る搬送装置とに関
する。
【0002】
【従来の技術】既知の如く、固形物に対しては振動搬送
装置なるものが用いられており、これによるときは、図
9に例示する如く、振動板aに対し、図示しないバイブ
レータなどによる加振器により、水平方向と角度θの斜
め上方向へ所定の振幅による振動を付与し、このこと
で、振動板a上に載置された固形物としての被搬送物b
を、当該振動周波数の関数である初速によって定まる放
物線cが描かれるように、打ち上げるのである。
【0003】これにより、上記被搬送物bは振動板a上
にあって、原位置d1 から矢印e方向へ所定距離fだけ
変移した進動位置d2 に落下し、このような振動を繰り
返すことによって、所定距離fだけ矢印方向eへ間欠的
に搬送されて行くことになる。しかし、上記の被搬送物
bが固形物ではなく、図10に例示する通り紙幣などの
紙葉類シートpである場合には、上記の如き振動搬送装
置を用いたとしても、紙葉類はその特性上、厚みに比し
て面積が大きいことから、空気抵抗による影響を受け易
く、かつ剛体でなく柔軟であるため変形し易いと共に、
対空気比重が小さいことからも、空気抵抗の影響に左右
されやすいことになる。この結果、例えば紙幣などを振
動手段により搬送しようとしても、紙幣全体に振動エネ
ルギを印加することが、紙幣のしわや折れなどのため極
めて困難となる。
【0004】さらに、上記のエネルギが仮に印加できた
としても、これが打ち上げられることで、対空気比重の
小さい紙幣は浮遊してしまい、このため振動板a上に落
下するまでの時間が一定せず、しかも紙幣全体が、振動
板a上に同時に落下するとは限らず、しわや折れ、そし
て空気抵抗の影響により、図10に例示されている如
く、何れの部分から振動板上に落接してくるのかも確定
することができないのであって、この結果前記の振動搬
送装置によるときは当該振動による搬送が実際上不能と
なってしまうのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
固形物に対する振動搬送装置を用いても、紙幣等紙葉類
の間欠的な振動による搬送ができない点に鑑み、請求項
1に係る紙葉類の振動による搬送方法にあっては、緩衝
受け台上の紙葉類シートに対し、所定鋭角の交差角をも
って搬送体を振動させ、このことにより、当該振動にお
ける搬送体の進動時、その下向分力により紙葉類シート
を上記緩衝受け台による緩衝力により押えながら、横向
きである搬送分力によって、当該紙葉類シートを緩衝受
け台上にて、所定距離だけスライドにより前進させ、当
該前進後の復動と上記進動との繰り返しによる振動によ
り、上記の所定距離だけ間欠的に変移させるようにし、
これにより、これまで不可能とされていた紙葉類の振動
搬送を実現させようとするのが、その目的である。
【0006】次に、請求項2は、上記請求項1の方法を
実施するための一つの搬送装置に係り、緩衝受け台には
上向きに弾発力を発揮するスプリングを配し、搬送体の
振動源には、振動における進動については、復元発条の
蓄勢エネルギを利用し、復動による復元発条への蓄勢に
は、搬送体の磁性材を吸引する電磁石を採択すること
で、上記請求項1の搬送方法を、上記電磁石のON−O
FF制御により高い信頼性をもって実現可能にしようと
している。
【0007】請求項3の搬送方法では、前記請求項1の
方法に比し、緩衝受け台を用いるのではなく、緩衝ベル
トコンベアを構成要素とすることにより、そのベルト自
体が具有している緩衝力を活用し、かつ、載置された紙
葉類シートを横方向へ進動させる際には、請求項1のよ
うに緩衝受け台上を、その摩擦力に抗してスライドさせ
るのでなく、緩衝ベルトコンベアのベルトを紙葉類シー
トのスライドと一緒に回動させることで、当該紙葉類シ
ートの搬送を、より小さな搬送分力により、しかも摩擦
により、当該紙葉類シートの下面が損傷を受けたりする
ことのないようにするのが、その目的である。
【0008】さらに、請求項4の振動搬送装置は、上記
請求項3の方法を実施するためのもので、振動機構とし
ては請求項2の内容と同じく、復元発条と電磁石とを用
いるが、緩衝受け台にかわるべき緩衝ベルトコンベアを
設置することにより、上記請求項3の振動搬送方法を確
実に実施し得るようにしている。
【0009】請求項5の振動搬送装置は、前記の請求項
2に係る振動搬送装置を単位搬送装置とし、これを併設
するようにして、各単位搬送装置における各電磁石を交
互に逆位相で励磁することにより、一方の単位搬送装置
による紙葉類シートの進動行程完了と同時に他方の単位
搬送装置が進動を開始できるようにするのであり、この
ことで、紙葉類シートの搬送速度を倍増させ得るように
している。
【0010】請求項6の振動搬送装置にあっては、前記
の請求項4に係る振動搬送装置を単位搬送装置とし、こ
れを請求項5と同様に併設すると共に、各単位搬送装置
における各電磁石を逆位相で励磁し、このことにより紙
葉類シートの搬送速度を向上し、かつ、上記請求項4の
目的をも達成させようとしている。
【0011】次に請求項7の場合には、前記した請求項
2の振動搬送装置を単位搬送装置とするが、これに対し
押止装置を併設するのであり、しかも、当該押止装置
は、その押え体を押下げ用スプリングの復元力により押
動させ、これにより押え体の下面にて、スプリングを有
する緩衝受け台上における紙葉類シートが押止できる構
成とする。しかも、この押止状態は、押え用電磁石の励
磁によって押止状態以前の原位置まで復動できるように
し、かつ上記の単位搬送装置の電磁石と押止装置の押え
用電磁石には、交互に励磁電流を逆位相で供給すること
により、単位搬送装置が紙葉類シートを所定距離だけ搬
送し終った時点で、押止装置が当該紙葉類シートの不本
意な変動を抑止し、押止装置の稼動が停止した時点で、
単位搬送装置の稼動を再開させ、これにより紙葉類シー
トが外力や風などで変動してしまうことを防止し、より
一層、信頼性の高い振動搬送装置を提供しようとしてい
る。
【0012】そして、請求項8の場合にあっては、前記
した請求項4の振動搬送装置を単位搬送装置とし、か
つ、これに対し上記請求項7における押止装置を併設し
て構成されており、このことにより、請求項7について
上記したと同じ目的を達成すると共に、請求項4の前記
した目的をも果し得るようにしている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため請求項1によるときは、横向きに固設され
た緩衝受け台上に紙葉類シートを載置し、その上位に臨
装した搬送体を、当該紙葉類シートと所定の鋭角をもっ
て交差する方向へ進動させることにより、当該搬送体の
下面にて、上記紙葉類シートに対し上記の鋭角方向で加
えられる力を付与して、その力の下向方力により、紙葉
類シートを前記の緩衝受け台による緩衝力によって押え
付けながら、上記進動方向への搬送分力により、紙葉類
シートを前記の緩衝受け台上にあって、所定距離だけ搬
送させた後、当該搬送体を進動以前の原位置に復動さ
せ、当該進動と復動とによる進動を、所要回数だけ繰り
返すことにより、紙葉類シートを上記の所定距離だけ間
欠的に変移して行くようにしたことを特徴とする紙葉類
の振動による搬送方法を提供しようとしている。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の方法に係
る発明を実施するための装置を提供しようとしており、
その内容は固定台上にスプリングを介して横向きに固設
された緩衝受け台と、その上位に臨装された搬送体と、
上記の緩衝受け台上に載置した紙葉類シートに対して、
所定の鋭角をもって交差する方向へ進動させることによ
り、当該搬送体の下面にて、上記紙葉類シートに対し上
記の鋭角方向で加えられる力を付与して、その力の下向
分力により、紙葉類シートを前記緩衝受け台のスプリン
グによる緩衝力によって押え付けながら、上記進動方向
への搬送分力により、紙葉類シートを前記の緩衝受け台
上にあって、所定距離だけ搬送させるよう固定箇所と搬
送体との間に介設された復元発条と、当該搬送後の搬送
体を、その進動以前の原位置に復動させるため、搬送体
の磁性材を吸引する電磁石とにより構成されていること
である。
【0015】請求項3にあっては、横向きに設けられた
緩衝ベルトコンベア上に紙葉類シートを載置し、その上
位に臨装した搬送体を、当該紙葉類シートと所定の鋭角
をもって交差する方向へ進動させることにより、当該搬
送体の下面にて、上記紙葉類シートに対し上記の鋭角方
向で加えられる力を付与して、その力の下向方分力によ
り、紙葉類シートを前記の緩衝ベルトコンベアによる緩
衝力によって押え付けながら、上記進動方向への搬送分
力により、紙葉類シートを前記緩衝ベルトコンベアのベ
ルト上にあって、当該ベルトの回動と共に所定距離だけ
搬送させた後、当該搬送体を進動以前の原位置に復動さ
せ、当該進動と復動とによる振動を、所要回数だけ繰り
返すことにより、紙葉類を上記の所定距離だけ間欠的に
変移して行くようにしたことを特徴とする紙葉類の振動
による搬送方法を提供しようとしている。
【0016】請求項4では、上記請求項3に係る方法を
実施するための搬送装置で、横向きに設けられた緩衝ベ
ルトコンベアと、その上位に臨装された搬送体と、上記
の緩衝ベルトコンベア上に載置した紙葉類シートに対し
て、所定の鋭角をもって交差する方向へ進動させること
により、当該搬送体の下面にて、上記紙葉類シートに対
し上記の鋭角方向で加えられる力を付与して、その力の
下向分力により、紙葉類シートを前記緩衝ベルトコンベ
アによる緩衝力によって押え付けながら、上記進動方向
への搬送分力により、紙葉類シートを前記緩衝ベルトコ
ンベアのベルト上にあって、当該ベルトの回動と共に所
定距離だけ搬送させるよう固定箇所と搬送体との間に介
設された復元発条と、当該搬送後の搬送体を、その進動
以前の原位置に復動させるため、搬送体の磁性材を吸引
する電磁石とからなることを、その内容としている。
【0017】請求項5の場合には、前記した請求項2の
構成をもつ1以上の単位搬送装置を併設し、各単位搬送
装置における前記の各電磁石を交互に励磁するようにし
た電源部が設けられていることを特徴とする紙葉類の振
動による搬送方法を提供しようとしている。
【0018】請求項6の搬送装置にあっては、前記した
請求項4の構成をもった1以上の単位搬送装置を併設
し、各単位搬送装置における前記の各電磁石を交互に励
磁するようにした電源部が設けられていることを、その
内容としている。
【0019】請求項7の搬送装置では、前記請求項2の
構成をもった1以上の単位搬送装置だけではなく、これ
には、前記の緩衝受け台と、その上位に臨装された押え
体と、上記の緩衝受け台上に載置した紙葉類シートに対
して、直交状に交差する方向へ押下用スプリングの復元
力にて押動させることにより、当該押え体の下面にて、
上記紙葉類シートに対し上記の直交方向へ加えられる力
を付与して、これにより紙葉類シートを前記緩衝受け台
のスプリングによる緩衝力によって押止させた後、当該
押え体を押動以前の原位置に復動させるため、押え体の
磁性材を前記押下用スプリングの弾力に抗して吸引する
押え用電磁石とからなる1以上の押止装置とを併設し、
前記した単位搬送装置の電磁石と上記の押え用電磁石と
を、交互に励磁するようにした電源部が設けられている
ことを、その内容としている。
【0020】請求項8における搬送装置では、前記請求
項4の構成をもった1以上の単位搬送装置だけでなく、
これには上記請求項7と同じく前記の緩衝受け台と、そ
の上位に臨装された押え体と、上記の緩衝受け台上に載
置した紙葉類シートに対して、直交状に交差する方向へ
押下用スプリングの復元力にて押動させることにより、
当該押え体の下面にて、上記紙葉類シートに対し上記の
直交方向へ加えられる力を付与して、これにより紙葉類
シートを前記緩衝受け台のスプリングによる緩衝力によ
って押止させた後、当該押え体を押動以前の原位置に復
動させるため、押え体の磁性材を前記押下用スプリング
の弾力に抗して吸引する押え用電磁石とからなる1以上
の押止装置とを併設し、前記した単位搬送装置の電磁石
と上記の押え用電磁石とを、交互に励磁するようにした
電源部が設けられていることを、その内容としている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明につき、請求項1に係る搬
送方法を説示するに先立ち、図1により請求項2の搬送
装置について以下説示する。この装置は緩衝受け台1、
搬送体2、復元発条3、そして電磁石4をその主要部材
としており、緩衝受け台1は固定台1a上に植立した所
要数のスプリング1bを介して横向きに固設されてお
り、、この緩衝受け台1の上面1cは、金属材を表面研
磨して滑らかな平面に形成しておくのがよく、これに紙
葉類シートpが載置されることになる。
【0022】搬送体2は板状に形成されており、その下
面2aが前記紙葉類シートpに押当自在であると共に、
その長手方向一側端には磁性材2bが固設され、さら
に、前掲復元発条3としての板ばねが、その下端縁3a
を上記の搬送体2にあって、その上面2cに幅方向とな
るよう固設されている。そして上端縁3bは適宜に設け
た固定箇所3cにあって、下端縁3aよりも図中右側寄
りに固設され、このことで復元発条3は、搬送体2の下
面2a、図示例では下面2aに平行な上面2cに対して
も所定の鋭角θをもって交差されるようになっている。
【0023】ここで、図2に示されてある実施例にあっ
ては、図1の場合と違って、復元発条3が横向板部3d
と斜向板部3eとによりL字形に形成され、横向板部3
dは図示されていない固定箇所にねじ3fにより固定さ
れ、斜向板部3eに設けられた下端取付片3gが、ねじ
3hにより搬送体2の側面2dに取着され、当該斜向板
部3eが図1と同じく所定の鋭角θをもって、搬送体2
の下面2a(上面2c)と交差するよう構成され、当該
復元発条3は一対だけ併設されてある。
【0024】次に前記の電磁石4は、前記搬送体2の磁
性材2bに対向し、かつ、吸引用ギャップGだけ離間さ
せて固定箇所3iに取着の鉄心4aと、その励磁コイル
4bに励磁電流を送るための直流電源4cと、スイッチ
4dとからなる電源回路部4eとによって構成されてお
り、ここで、図2の実施例では、電磁石4の電源回路部
4eが交流電源4fと整流器4gおよびスイッチ4dと
により形成するようにしてある。
【0025】上記の搬送装置を用いて請求項1の搬送方
法を実施するには、横向きに固設された緩衝受け台1上
に紙葉類シートpを載置し、その上位に臨装した搬送体
2を、前記した所定の鋭角θをもって交差する方向へ進
動させるのであるが、図1の実施例にあっては、復元発
条3が同図の状態から電磁石4の励磁により、搬送体2
の磁性材2bが左方へ吸引され、当該状態から、この励
磁をスイッチ4dの開成により解除することで、それま
で蓄勢されていたエネルギーによって復元することによ
り、前記した右側への進動が実施されることになる。
【0026】上記搬送体2の進動により、当該搬送体2
の下面2aにて、紙葉類シートpに対し上記の鋭角方向
へ加えられる力Fを付与することになるが、図1(B)
に示す如く上記Fの下向分力F1 により、紙葉類シート
pを前記の緩衝受け台1による図1の実施例ではスプリ
ング1bに基づく緩衝力によって押え付けながら、上記
右方である進動方向Dへの搬送分力F2 により紙葉類シ
ートpを緩衝受け台1上にあって、所定距離だけ、上面
1c上でのスライドにより、搬送させるのである。
【0027】次に、上記の搬送体2を進動以前の原位置
まで復動させるのであるが、図1の搬送装置によるとき
は、平常状態に復帰した復元発条3の弾力に抗して、励
磁した電磁石4の磁力により、磁性材2bを吸引して搬
送体2を左方へ移動させることにより当該復動を行うこ
とになる。このようにして電磁石4に対する励磁電流の
ON−OFF制御により、上記の進動と復動とによる振
動を所要回数だけ繰り返し、その都度紙葉類シートp
を、所要距離宛間欠的に変移させ、かくて、所定の位置
までの搬送を行うのである。もちろん、上記復動に際し
ては、搬送体2が電磁石4により左方へ吸引されること
で、搬送体2の下面2aは、復元発条3の長さを半径と
して回動することにより、紙葉類シートpから離間する
ので、所定距離だけ進動した位置に、当該紙葉類シート
pは残置される。
【0028】図3に示す搬送装置も、上記請求項1の搬
送方法を実施するのに用いるもので、これによるとき
は、図1に開示のものと以下の点において、その構成が
相違している。すなわち、緩衝受け台1の構成は全く、
図1に係る内容と同様であるが、搬送体2の上面2cか
ら、その長手方向中央より斜向突出部2eが、進動方向
Dとは反対側である斜め上方へ向け、所定の鋭角θをも
って突設されており、その上端側端部に形成された磁性
材2bに対向して、吸引用ギャップGを介し電磁石4の
鉄心4aが固定箇所3jに固設されており、もちろん、
当該電磁石4を励磁するための電源回路4eは、前記の
実施例と同じ構成となっている。
【0029】次に、図3では図1および図2の実施例に
よって開示されている復元発条3が、板ばねであるのに
対し、コイルスプリングが図示の場合一対だけ搬送体2
の上面2cと、前記の固定箇所3jおよび固定箇所3k
との間に張設されており、当該復元発条3は、何れも、
上記した斜向突出部2eと同じ方向に傾斜して張設され
ているのである。
【0030】従って、図3に示された搬送装置にあって
も、実質的に図1の搬送装置と同じく、斜向突出部2e
の磁性材2bを、電磁石4の吸引により搬送体2の復動
を行うようにし、この際、圧縮されたスプリング3の蓄
勢エネルギにより、電磁石4の励磁解除を待って、搬送
体2の進動行程に移ることとなり、このことで、搬送体
2は緩衝受け台1上の紙葉類シートpに対し、所定の鋭
角θをもって交差する方向へ進動されるから、前記した
下向分力F1 と搬送分力F2 とによる作用により、当該
紙葉類シートpは所定距離だけ、進動方向Dへ向け搬送
されて行く。
【0031】次に、請求項3に係る搬送方向につき、こ
れを図4に例示された請求項4の搬送装置により実施す
る場合について以下説示する。先ず、上記の搬送装置
は、前説図1の搬送装置における緩衝受け台1の使用に
かえて緩衝ベルトコンベア5が用いられている点で相違
しており、その他の搬送体2、復元発条3そして電磁石
4による構成は全く同じである。
【0032】上記の緩衝ベルトコンベア5は、既知の如
く一対のプーリ5a、5bにベルト5cを回装したもの
であるから、前記の緩衝受け台1の如く緩衝力をもたせ
るためスプリング1bを具備させるようなことをせず、
ベルト5c自体が保有している緩衝力を利用し得るよう
にしており、もちろん、この際ベルト5cの上面側5d
における回動方向を、紙葉類シートpの進動方向Dと整
合させるように、当該緩衝ベルトコンベア5が配設され
ている。
【0033】そこで、上記の搬送装置を用いて請求項3
の搬送方法を実施するには、横向きに設けられた緩衝ベ
ルトコンベア5上に紙葉類シートpを載置し、その上位
に前記の如く臨装した搬送体2を、当該紙葉類シートp
と所定の鋭角θをもって交差する方向へ進動させる。そ
して、上記搬送体2の下面2aにより、紙葉類シートp
に対し所定の鋭角方向で加えられる力Fを付与し、この
ことにより、当該Fの下方分力F1 により紙葉類シート
pを緩衝ベルトコンベア5のベルト5cに基づく緩衝力
によって押え付けながら、Fの搬送分力F2 によって紙
葉類シートpを緩衝ベルトコンベア5のベルト5c上に
あって、当該ベルト5cの上面側における回動と共に、
進動方向Dへ所定距離だけ搬送させるのである。
【0034】このようにして進動行程が終ったならば、
図4の実施例では電磁石4の励磁により、当該搬送体2
を進動以前の原位置に復動させ、当該進動と復動とによ
る振動を、前記請求項1と同じ所要回数だけ繰り返すこ
とにより、当該紙葉類を、上記の所定距離だけ間欠的に
変移させて行くことになる。
【0035】従って、前記請求項1と請求項2に比し、
請求項3と請求項4に係る発明にあっては、その作用が
前者では紙葉類シートpを緩衝受け台1の上面1cに対
してスライドによる変移にて搬送されるのに対し、後者
の場合には紙葉類シートpと緩衝ベルトコンベア5との
間における摺動はなく、常にベルト5cと一緒に紙葉類
シートpが、摩擦による損傷の心配なしに搬送されて行
くという違いを有している。
【0036】さらに、請求項5の搬送装置は図5によっ
て、これを略示している通り、請求項2の搬送装置につ
き、紙葉類シートpの搬送スピードを倍増させようとす
るもので、図1、図3によって既に詳記した通りの同上
請求項2に係る搬送装置を単位搬送装置6Aとし、これ
を図5のように併設すると共に、各単位搬送装置6A、
6Aの各電磁石4を、交互に励磁できるようにした電源
部7を設けるのである。ここで例示の電源部7は切換ス
イッチ7aと電池による直流電源7bとにより構成され
ており、切換スイッチ7aを同図のように一方の切換接
点7cに切り換えておけば、一方の電磁石4における鉄
心4aに巻装された励磁コイル4bは励磁電流i1 によ
って励磁されるが、切換スイッチ7aを他方の切換接点
7dに接続させることで、励磁電流i2 により、他方の
電磁石4における鉄心4aに巻装の励磁コイル4bが、
励磁されるようにしてある。
【0037】ここで、切換スイッチ7a、そして前掲ス
イッチ4dとしては、何れも電気回路を用いてON−O
FF制御し得るものを用いてもよく、また図6に示す如
く、交流電源7eと一対の整流器7f、7fとによって
電源部7を構成するようにしてもよい。そして、この場
合には説示するまでもなく、交流電源7eの各半波によ
り夫々の電磁石4、4が交互に励磁されることになり、
この結果図5、図6何れの場合にも、両単位搬送装置6
A、6Aにより夫々の搬送体2が、前記の如き挙動によ
って交互に、紙葉類シートpを所定距離宛、振動方向D
へ搬送し得ることとなり、当該搬送の高速化が可能とな
る。
【0038】ここで、図7に示された実施例にあって
は、図5の場合にあって単位搬送装置6A、6Aが、夫
々1個宛にて併設されているのに対し、同上図における
上位側と下位側とに図示されている単位搬送装置6A、
6Aは、同期して稼動されると共に、中位にあって図示
の単位搬送装置6Bは、上記単位搬送装置6A、6Aに
対し逆位相となるよう稼動されるのである。
【0039】このため、もちろん電源部7は、切換スイ
ッチ7aの開閉作動によって、単位搬送装置6A、6A
の電磁石4、4が直流電源7bによる夫々の励磁電流i
1 、i1 により稼動され、他の単位搬送装置6Bの電磁
石4は、逆位相の励磁電流i2 によって稼動されること
になる。このように併設の単位搬送装置につき、その一
方または双方を複数とした場合は、図7の実施例から理
解されるように、単位搬送装置6A、6Aにより、紙葉
類シートpを、これが搬送中に回動変移してしまったり
することなしに、高い信頼性を持って搬送でき、かつ単
位搬送装置6Bは、紙葉類シートpの中央に配装されて
いることから単数であっても、これまた紙葉類シートp
の不本意な偏動なしに搬送の目的を達成し得ることにな
る。図示例では、単位搬送装置6Bを単位搬送装置6
A、6Aの幅員よりも大きく形成して、上記偏動防止に
係る作用の向上を図るようにしている。
【0040】さらに、請求項6の搬送装置については、
図示されていないが、図5乃至図7に明示した請求項5
の搬送装置に比し、緩衝受け台1でなく、緩衝ベルトコ
ンベア5を採択して構成されている点で相違している。
従って、当該発明の場合には緩衝ベルトコンベア5を用
いた請求項4に係る搬送装置を単位搬送装置とし、1以
上の当該単位搬送装置を併設し、各単位搬送装置におけ
る各電磁石を交互に励磁し得る電源部が設けられている
こととなる。
【0041】次に、請求項7の搬送装置につき、これを
図8によって詳記すると、当該発明にあっても、前説の
請求項2に係る搬送装置を、一構成要素としての単位搬
送装置6Aとして採択しているが、これだけでなく当該
単位搬送装置6Aに、以下詳記する押止装置8が、緩衝
受け台1の上位にあって併装されているのである。
【0042】上記押止装置8は、単位搬送装置6Aと同
じく緩衝受け台1と、その上位に臨装された押え体8a
と、上記の緩衝受け台1に載置の紙葉類シートpに対し
て、直交状に交差する方向へ復元力に基づいて押動させ
得るようにした押下用スプリング8bと、当該押え体8
aの下面8cにて、当該紙葉類シートpに対し上記の直
交方向へ加えられる力RFを付与して、これにより紙葉
類シートpを、緩衝受け台1のスプリング1bによる緩
衝力によって押止させた後、この押え体8aを押動以前
の原位置に復動させるため、押え体8aの磁性材8d
を、上記した押下用スプリング8bの弾力に抗して吸引
自在な押え用電磁石9とから構成されている。
【0043】ここで、上記の押え用電磁石9は、固定箇
所3cに下向きにて固設した鉄心9aと、これに巻装の
励磁コイル9bとからなり、これに接続の電源部10
は、直流電源10a、切換スイッチ10bを具備したも
ので、切換スイッチ10bが、図8(B)に例示の如く
切換接点10c側を閉成しているときは、前掲単位搬送
装置6Aにおける電磁石4にあって、その鉄心4aに巻
装された励磁コイル4bに励磁電流が供給される。次い
で切換接点10d側が閉じられることで、上記押え用電
磁石9の励磁コイル9bが励磁され、それまで押え体8
aを弾圧押下していた押下用スプリング8bが圧縮さ
れ、押え体8aによる紙葉類シートpの押止状態が解除
されるに至る。
【0044】従って、当該請求項7の搬送装置を稼動さ
せれば、前記の如く単位搬送装置6Aの稼動により、そ
の搬送体2の進動にて紙葉類シートpが進動方向Dへ所
定距離だけ搬送され、この時点で押止装置8の稼動によ
り、緩衝受け台1上の紙葉類シートpが、押下用スプリ
ング8bの復元力による押え体8aの押動に基づき押え
込まれる。従って、次に単位搬送装置6Aが復動後、再
び進動を開始するまでの間、各種外力を受けても、紙葉
類シートpは、不本意に変動してしまうことなく、この
結果、振動による所定距離の搬送が、より高い信頼性を
もって確保されることになる。
【0045】さらに、請求項8の搬送装置にあっては、
上記の請求項7における発明に比し、その単位搬送装置
6Aの構成が、緩衝受け台1ではなく緩衝ベルトコンベ
ア5を用いるようにした点に相違を有しており、その他
の構成については実質的に同一で、もちろん電源部10
によって単位搬送装置6Aと、押止装置8とが逆位相に
て交互に稼動するようにしてあることも同じである。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているか
ら、請求項1の搬送方法によるときは、単に振動板上に
固形物を載置して、その搬送を行うというものでなく緩
衝受け台上の紙葉類シートを、所定の鋭角をもって振動
する搬送体により弾接状態下で、緩衝受け台上にあって
滑動させるようにしたので、紙幣などの紙葉類シートに
ついても、振動毎に所定距離だけ進動方向への搬送を行
うことができ、各種の用途に広く活用することができ
る。
【0047】請求項2の搬送装置によるときは、電磁石
のON−OFF制御と、復元発条の適切なる設定によっ
て請求項1につき説示した搬送体の進動と復動とによる
振動を、円滑に付与させ得ることとなり、上記搬送方法
を簡潔な構成により、円滑に実施することができる。
【0048】請求項3の搬送方法にあっては、紙葉類シ
ートを緩衝受け台の上面にて滑らせることにより搬送す
ることにより搬送するのでなく、緩衝ベルトコンベアの
ベルトが回動するのと一緒に、紙葉類シートを搬送する
ことから、当該被搬送物を損傷することなく効率的な搬
送が可能となる。
【0049】請求項4の搬送装置では、緩衝ベルトコン
ベアのベルト自体が具有する緩衝力を利用できるので、
前記請求項2の如くスプリングなどを特に用いなくとも
よくなり、摩擦のない紙葉類シートの進動が可能とな
り、請求項3の搬送方法を、支障なく実施することがで
きる。
【0050】請求項5の搬送装置では、請求項2の搬送
装置に係る単位搬送装置を併設し、これらを逆位相とな
るよう交互に稼動できるように電源部を構成したので、
各単位搬送装置の繰り返し稼動により、紙葉類シートを
休止なく進動させ得ることとなり、単位時間当りの搬送
距離を大幅に増進でき、能率的な搬送装置を提供するこ
とができる。
【0051】請求項6の搬送装置では、請求項4の搬送
装置に係る単位搬送装置を併設し、これまた、これらを
逆位相となるよう交互に稼動できる電源部をもっている
から、上記請求項5の効率的な搬送効果を発揮させ得る
と共に、請求項4による摩擦損のない効果をも兼備させ
ることができる。
【0052】請求項7の搬送装置によるときは、単に請
求項2の搬送装置に係る単位搬送装置のみでなく、これ
が稼動していない間は、紙葉類シートを緩衝受け台に押
当させる押止装置を併設するようにしたので、不本意な
紙葉類シートの変動を阻止でき、従って、より高い信頼
性をもった搬送を行わせることが可能となる。
【0053】請求項8の搬送装置によるときは、単に請
求項4の搬送装置に係る単位搬送装置のみでなく、これ
の稼動しないときは、紙葉類シートの押止装置が稼動す
るようにしたので、請求項7と同じく外力による紙葉類
シートの不本意な転動が阻止され、かつ請求項4による
摩擦損のない効果をも兼備させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係る請求項1の搬送方法を実
施し得る請求項2の搬送装置を示した正面略示図、
(B)はその搬送体が紙葉類シートに与える鋭角方向へ
加えられる力のベクトル図である。
【図2】図1とは別異例の搬送装置を示した要部斜視図
である。
【図3】図1と図2に示す搬送装置とは違った請求項2
に係る搬送装置の正面略示図である。
【図4】請求項3の搬送方法を実施し得る請求項4の搬
送装置を示した正面略示図である。
【図5】請求項5に係る搬送装置を示した要部の斜視図
である。
【図6】図5とは別異の電源部近傍を示した正面部分略
示図である。
【図7】図5の搬送装置とは別異の例を示す平面略示図
である。
【図8】請求項7に係る搬送装置を示し、(A)はその
略示平面図、(B)は正面略示図である。
【図9】従来の固形物を振動手段で搬送するための装置
を示す正面説明図である。
【図10】上記従来の搬送装置により、紙葉類シートを
搬送しようとした際の正面説明図である。
【符号の説明】
1 緩衝受け台 1a 固定台 1b スプリング 2 搬送体 2a 下面 2b 磁性材 3 復元発条 3c 固定箇所 4 電磁石 5 緩衝ベルトコンベア 5c ベルト 6A 単位搬送装置 6B 単位搬送装置 7 電源部 8 押止装置 8a 押え体 8b 押下用スプリング 8c 下面 8d 磁性材 9 押え用電磁石 10 電源部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横向きに固設された緩衝受け台上に紙葉
    類シートを載置し、その上位に臨装した搬送体を、当該
    紙葉類シートと所定の鋭角をもって交差する方向へ進動
    させることにより、当該搬送体の下面にて、上記紙葉類
    シートに対し上記の鋭角方向で加えられる力を付与し
    て、その力の下向分力により、紙葉類シートを前記の緩
    衝受け台による緩衝力によって押え付けながら、上記進
    動方向への搬送分力により、紙葉類シートを前記の緩衝
    受け台上にあって、所定距離だけ搬送させた後、当該搬
    送体を進動以前の原位置に復動させ、当該進動と復動と
    による進動を、所要回数だけ繰り返すことにより、紙葉
    類シートを上記の所定距離だけ間欠的に変移して行くよ
    うにしたことを特徴とする紙葉類の振動による搬送方
    法。
  2. 【請求項2】 固定台上にスプリングを介して横向きに
    固設された緩衝受け台と、その上位に臨装された搬送体
    と、上記の緩衝受け台上に載置した紙葉類シートに対し
    て、所定の鋭角をもって交差する方向へ進動させること
    により、当該搬送体の下面にて、上記紙葉類シートに対
    し上記の鋭角方向で加えられる力を付与して、その力の
    下向分力により、紙葉類シートを前記緩衝受け台のスプ
    リングによる緩衝力によって押え付けながら、上記進動
    方向への搬送分力により、紙葉類シートを前記の緩衝受
    け台上にあって、所定距離だけ搬送させるよう固定箇所
    と搬送体との間に介設された復元発条と、当該搬送後の
    搬送体を、その進動以前の原位置に復動させるため、搬
    送体の磁性材を吸引する電磁石とからなることを特徴と
    する紙葉類の振動による搬送装置。
  3. 【請求項3】 横向きに設けられた緩衝ベルトコンベア
    上に紙葉類シートを載置し、その上位に臨装した搬送体
    を、当該紙葉類シートと所定の鋭角をもって交差する方
    向へ進動させることにより、当該搬送体の下面にて、上
    記紙葉類シートに対し上記の鋭角方向で加えられる力を
    付与して、その力の下向方分力により、紙葉類シートを
    前記の緩衝ベルトコンベアによる緩衝力によって押え付
    けながら、上記進動方向への搬送分力により、紙葉類シ
    ートを前記緩衝ベルトコンベアのベルト上にあって、当
    該ベルトの回動と共に所定距離だけ搬送させた後、当該
    搬送体を進動以前の原位置に復動させ、当該進動と復動
    とによる振動を、所要回数だけ繰り返すことにより、紙
    葉類を上記の所定距離だけ間欠的に変移して行くように
    したことを特徴とする紙葉類の振動による搬送方法。
  4. 【請求項4】 横向きに設けられた緩衝ベルトコンベア
    と、その上位に臨装された搬送体と、上記の緩衝ベルト
    コンベア上に載置した紙葉類シートに対して、所定の鋭
    角をもって交差する方向へ進動させることにより、当該
    搬送体の下面にて、上記紙葉類シートに対し上記の鋭角
    方向で加えられる力を付与して、その力の下向分力によ
    り、紙葉類シートを前記緩衝ベルトコンベアによる緩衝
    力によって押え付けながら、上記進動方向への搬送分力
    により、紙葉類シートを前記緩衝ベルトコンベアのベル
    ト上にあって、当該ベルトの回動と共に所定距離だけ搬
    送させるよう固定箇所と搬送体との間に介設された復元
    発条と、当該搬送後の搬送体を、その進動以前の原位置
    に復動させるため、搬送体の磁性材を吸引する電磁石と
    からなることを特徴とする紙葉類の振動による搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 固定台上にスプリングを介して横向きに
    固設された緩衝受け台と、その上位に臨装された搬送体
    と、上記の緩衝受け台上に載置した紙葉類シートに対し
    て、所定の鋭角をもって交差する方向へ進動させること
    により、当該搬送体の下面にて、上記紙葉類シートに対
    し上記の鋭角方向で加えられる力を付与して、その力の
    下向分力により、紙葉類シートを前記緩衝受け台のスプ
    リングによる緩衝力によって押え付けながら、上記進動
    方向への搬送分力により、紙葉類シートを前記の緩衝受
    け台上にあって、所定距離だけ搬送させるよう固定箇所
    と搬送体との間に介設された復元発条と、当該搬送後の
    搬送体を、その進動以前の原位置に復動させるため、搬
    送体の磁性材を吸引する電磁石とからなる1以上の単位
    搬送装置を併設し、各単位搬送装置における前記の各電
    磁石を交互に励磁するようにした電源部が設けられてい
    ることを特徴とする紙葉類の振動による搬送装置。
  6. 【請求項6】 横向きに設けられた緩衝ベルトコンベア
    と、その上位に臨装された搬送体と、上記の緩衝ベルト
    コンベア上に載置した紙葉類シートに対して、所定の鋭
    角をもって交差する方向へ進動させることにより、当該
    搬送体の下面にて、上記紙葉類シートに対し上記の鋭角
    方向で加えられる力を付与して、その力の下向分力によ
    り、紙葉類シートを前記緩衝ベルトコンベアによる緩衝
    力によって押え付けながら、上記進動方向への搬送分力
    により、紙葉類シートを前記の緩衝ベルトコンベアのベ
    ルト上にあって、当該ベルトの回動と共に所定距離だけ
    搬送させるよう固定箇所と搬送体との間に介設された復
    元発条と、当該搬送後の搬送体を、その進動以前の原位
    置に復動させるため、搬送体の磁性材を吸引する電磁石
    とからなる1以上の単位搬送装置を併設し、各単位搬送
    装置における前記の各電磁石を交互に励磁するようにし
    た電源部が設けられていることを特徴とする紙葉類の振
    動による搬送装置。
  7. 【請求項7】 固定台上にスプリングを介して横向きに
    固設された緩衝受け台と、その上位に臨装された搬送体
    と、上記の緩衝受け台上に載置した紙葉類シートに対し
    て、所定の鋭角をもって交差する方向へ進動させること
    により、当該搬送体の下面にて、上記紙葉類シートに対
    して上記の鋭角方向で加えられる力を付与して、その力
    の下向分力により、紙葉類シートを前記緩衝受け台のス
    プリングによる緩衝力によって押え付けながら、上記進
    動方向への搬送分力により、紙葉類シートを前記の緩衝
    受け台上にあって、所定距離だけ搬送させるよう固定箇
    所と搬送体との間に介設された復元発条と、当該搬送後
    の搬送体を、その進動以前の原位置に復動させるため、
    搬送体の磁性材を吸引する電磁石とからなる1以上の単
    位搬送装置と、そして前記の緩衝受け台と、その上位に
    臨装された押え体と、上記の緩衝受け台上に載置した紙
    葉類シートに対して、直交状に交差する方向へ押下用ス
    プリングの復元力にて押動させることにより、当該押え
    体の下面にて、上記紙葉類シートに対し上記の直交方向
    へ加えられる力を付与して、これにより紙葉類シートを
    前記緩衝受け台のスプリングによる緩衝力によって押止
    させた後、当該押え体を押動以前の原位置に復動させる
    ため、押え体の磁性材を前記押下用スプリングの弾力に
    抗して吸引する押え用電磁石とからなる1以上の押止装
    置とを併設し、前記した単位搬送装置の電磁石と上記の
    押え用電磁石とを、交互に励磁するようにした電源部が
    設けられていることを特徴とする紙葉類の振動による搬
    送装置。
  8. 【請求項8】 横向きに設けられた緩衝ベルトコンベア
    と、その上位に臨装された搬送体と、上記の緩衝ベルト
    コンベア上に載置した紙葉類シートに対して、所定の鋭
    角をもって交差する方向へ進動させることにより、当該
    搬送体の下面にて、上記紙葉類シートに対し上記の鋭角
    方向で加えられる力を付与して、その力の下向分力によ
    り、紙葉類シートを前記緩衝ベルトコンベアによる緩衝
    力によって押え付けながら、上記進動方向への搬送分力
    により、紙葉類シートを前記緩衝ベルトコンベアのベル
    ト上にあって、当該ベルトの回動と共に所定距離だけ搬
    送させるよう固定箇所と搬送体との間に介設された復元
    発条と、当該搬送後の搬送体を、その進動以前の原位置
    に復動させるため、搬送体の磁性材を吸引する電磁石と
    からなる1以上の単位搬送装置と、そして前記の緩衝受
    け台と、その上位に臨装された押え体と、上記の緩衝受
    け台上に載置した紙葉類シートに対して、直交状に交差
    する方向へ押下用スプリングの復元力にて押動させるこ
    とにより、当該押え体の下面にて、上記紙葉類シートに
    対し上記の直交方向へ加えられる力を付与して、これに
    より紙葉類シートを前記緩衝受け台のスプリングによる
    緩衝力によって押止させた後、当該押え体を押動以前の
    原位置に復動させるため、押え体の磁性材を前記押下用
    スプリングの弾力に抗して吸引する押え用電磁石とから
    なる1以上の押止装置とを併設し、前記した単位搬送装
    置の電磁石と上記の押え用電磁石とを、交互に励磁する
    ようにした電源部が設けられていることを特徴とする紙
    葉類の振動による搬送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108674004A (zh) * 2018-04-28 2018-10-19 句容市东山纸品厂 一种双重缓压式工艺品压印装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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