JPH1083995A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents
半導体装置の製造方法及び半導体装置Info
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- JPH1083995A JPH1083995A JP8237432A JP23743296A JPH1083995A JP H1083995 A JPH1083995 A JP H1083995A JP 8237432 A JP8237432 A JP 8237432A JP 23743296 A JP23743296 A JP 23743296A JP H1083995 A JPH1083995 A JP H1083995A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポリシリコンエミッタを有する高速バイポー
ラトランジスタでは、エミッタ拡散層中へのキャリアの
注入効率が不安定で信頼性を確保できない。 【解決手段】 半導体基板11の表面側にベース拡散層
12を形成した後、半導体基板11上に層間絶縁膜13
を成膜し、層間絶縁膜13にベース拡散層12にまで達
するエミッタ開口14を形成する。次に、エミッタ開口
14の底部に露出する半導体基板11の表面層の自然酸
化膜15を除去した後、層間絶縁膜13を覆う状態で半
導体基板11上にシリコン膜16を成膜する。シリコン
膜16からベース拡散層12の表面層に不純物を拡散さ
せてエミッタ拡散層17を形成する。これによって、結
合状態が不安定な自然酸化膜を介在させずに安定した状
態でエミッタ拡散層17形成のための不純物拡散を行
い、キャリアの注入効率を安定化させる。
ラトランジスタでは、エミッタ拡散層中へのキャリアの
注入効率が不安定で信頼性を確保できない。 【解決手段】 半導体基板11の表面側にベース拡散層
12を形成した後、半導体基板11上に層間絶縁膜13
を成膜し、層間絶縁膜13にベース拡散層12にまで達
するエミッタ開口14を形成する。次に、エミッタ開口
14の底部に露出する半導体基板11の表面層の自然酸
化膜15を除去した後、層間絶縁膜13を覆う状態で半
導体基板11上にシリコン膜16を成膜する。シリコン
膜16からベース拡散層12の表面層に不純物を拡散さ
せてエミッタ拡散層17を形成する。これによって、結
合状態が不安定な自然酸化膜を介在させずに安定した状
態でエミッタ拡散層17形成のための不純物拡散を行
い、キャリアの注入効率を安定化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及び半
導体装置の製造方法に関し、特にはシリコン膜からの固
相拡散によってエミッタを形成してなるバイポーラトラ
ンジスタを有する半導体装置及びその製造方法に関す
る。
導体装置の製造方法に関し、特にはシリコン膜からの固
相拡散によってエミッタを形成してなるバイポーラトラ
ンジスタを有する半導体装置及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIに代表される半導体装置に
は、さらなる高集積と高機能化が要求されている。例え
ばバイポーラトランジスタにおいて上記要求を達成する
ためには、ベース走行時間の短縮とベース抵抗を削減す
ることによって動作速度を高速化させる必要がある。こ
のため、ベース拡散層は、キャリアを高濃度に含みかつ
浅いものである必要がある。
は、さらなる高集積と高機能化が要求されている。例え
ばバイポーラトランジスタにおいて上記要求を達成する
ためには、ベース走行時間の短縮とベース抵抗を削減す
ることによって動作速度を高速化させる必要がある。こ
のため、ベース拡散層は、キャリアを高濃度に含みかつ
浅いものである必要がある。
【0003】しかしながら、ベース拡散層の表面層に不
純物を拡散させることで形成されるエミッタ拡散層にお
いては、ベース拡散層を高濃度化することによってキャ
リアの注入効率が低下してしまう。
純物を拡散させることで形成されるエミッタ拡散層にお
いては、ベース拡散層を高濃度化することによってキャ
リアの注入効率が低下してしまう。
【0004】そこで、図7に示すポリシリコンエミッタ
技術によるが提案された。この技術を用いた半導体装置
の製造方法の一部を以下に説明する。先ず、図7(1)
に示すように、例えばイオン注入とその後の熱拡散とに
よって、半導体基板11の表面側にベース拡散層12を
形成する。次に、図7(2)に示すように、半導体基板
11上に層間絶縁膜13を成膜し、この層間絶縁膜13
にベース拡散層12に達するエミッタ開口14を形成す
る。その後、図7(3)に示すように、エミッタ開口1
4の底面に露出する半導体基板11表面の自然酸化膜1
5及び層間絶縁膜13を覆う状態で半導体基板11上に
シリコン膜16を成膜する。しかる後、図7(4)に示
すように、シリコン膜16から、ベース拡散層12の表
面層に不純物を固相拡散させてエミッタ拡散層17を形
成する。
技術によるが提案された。この技術を用いた半導体装置
の製造方法の一部を以下に説明する。先ず、図7(1)
に示すように、例えばイオン注入とその後の熱拡散とに
よって、半導体基板11の表面側にベース拡散層12を
形成する。次に、図7(2)に示すように、半導体基板
11上に層間絶縁膜13を成膜し、この層間絶縁膜13
にベース拡散層12に達するエミッタ開口14を形成す
る。その後、図7(3)に示すように、エミッタ開口1
4の底面に露出する半導体基板11表面の自然酸化膜1
5及び層間絶縁膜13を覆う状態で半導体基板11上に
シリコン膜16を成膜する。しかる後、図7(4)に示
すように、シリコン膜16から、ベース拡散層12の表
面層に不純物を固相拡散させてエミッタ拡散層17を形
成する。
【0005】上記方法によれば、イオン注入によってエ
ミッタ拡散層を形成する方法と比較して、エミッタ拡散
層に注入される不純物の活性化効率が高くなり、結果と
してキャリア濃度を高くすることができる。
ミッタ拡散層を形成する方法と比較して、エミッタ拡散
層に注入される不純物の活性化効率が高くなり、結果と
してキャリア濃度を高くすることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記半導体装
置の製造方法では、半導体基板上に自然酸化膜を残した
状態でシリコン膜を成膜していることから、以下のよう
な課題があった。すなわち、エミッタ拡散層を形成する
際においては、上記自然酸化膜がホールのバリアになる
ため、当該自然酸化膜にはキャリアの注入効率を高める
効果がある。その反面、この自然酸化膜は、部分的に酸
素とシリコンとの結合が弱い部分を有する非常に不安定
な層である。このため、エミッタ拡散層を形成する場合
の熱拡散の工程において、この自然酸化膜の一部分に破
損が生じる場合がある。特に、浅いエミッタ拡散層を形
成するには、高速熱処理によって半導体基板が1000
℃の高温に熱せられるため、上記破損が生じ易い。この
ような場合において、エミッタ−ベース間に逆バイアス
を印加すると、この破損部分にホットキャリアが注入さ
れてこれがトラップになり、ベース電流を部分的に増大
させる。このような問題は、キャリアの注入効率を高め
る目的で自然酸化膜上に酸化シリコン膜を積層させた場
合でも同様に生じる。
置の製造方法では、半導体基板上に自然酸化膜を残した
状態でシリコン膜を成膜していることから、以下のよう
な課題があった。すなわち、エミッタ拡散層を形成する
際においては、上記自然酸化膜がホールのバリアになる
ため、当該自然酸化膜にはキャリアの注入効率を高める
効果がある。その反面、この自然酸化膜は、部分的に酸
素とシリコンとの結合が弱い部分を有する非常に不安定
な層である。このため、エミッタ拡散層を形成する場合
の熱拡散の工程において、この自然酸化膜の一部分に破
損が生じる場合がある。特に、浅いエミッタ拡散層を形
成するには、高速熱処理によって半導体基板が1000
℃の高温に熱せられるため、上記破損が生じ易い。この
ような場合において、エミッタ−ベース間に逆バイアス
を印加すると、この破損部分にホットキャリアが注入さ
れてこれがトラップになり、ベース電流を部分的に増大
させる。このような問題は、キャリアの注入効率を高め
る目的で自然酸化膜上に酸化シリコン膜を積層させた場
合でも同様に生じる。
【0007】以上のように、上記製造方法では、エミッ
タ拡散層におけるキャリアの注入効率が非常に不安定で
あり、これが上記のような高速バイポーラトランジスタ
を有する半導体装置の信頼性を低下させる要因になって
いる。
タ拡散層におけるキャリアの注入効率が非常に不安定で
あり、これが上記のような高速バイポーラトランジスタ
を有する半導体装置の信頼性を低下させる要因になって
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために成された。すなわち、本発明は、半導体基
板の表面側にバイポーラトランジスタを配置してなる半
導体装置の製造方法であり、以下のように行うことを特
徴としている。すなわち、ベース拡散層を有する半導体
基板上に成膜した層間絶縁膜に、当該ベース拡散層にま
で達するエミッタ開口を形成する。次に、このエミッタ
開口の底部のベース拡散層表面の自然酸化膜の除去と、
シリコン膜の成膜とを行う。その後、シリコン膜からエ
ミッタ開口の底部に露出するベース拡散層の表面層に不
純物を拡散させてエミッタ拡散層を形成する。
決するために成された。すなわち、本発明は、半導体基
板の表面側にバイポーラトランジスタを配置してなる半
導体装置の製造方法であり、以下のように行うことを特
徴としている。すなわち、ベース拡散層を有する半導体
基板上に成膜した層間絶縁膜に、当該ベース拡散層にま
で達するエミッタ開口を形成する。次に、このエミッタ
開口の底部のベース拡散層表面の自然酸化膜の除去と、
シリコン膜の成膜とを行う。その後、シリコン膜からエ
ミッタ開口の底部に露出するベース拡散層の表面層に不
純物を拡散させてエミッタ拡散層を形成する。
【0009】上記方法では、自然酸化膜を除去した後
に、シリコン膜からベース拡散層の表面層に不純物を拡
散させてエミッタ拡散層を形成することから、当該不純
物の拡散における加熱によって自然酸化膜の一部が破損
することはない。このため、ホットキャリアによるトラ
ップが発生することはなく安定したキャリア注入効率が
維持されると共に、当該拡散によって得られるエミッタ
拡散層中の不純物濃度は自然酸化膜による拡散障壁が無
い為、当該エミッタ拡散層中において安定化される。
に、シリコン膜からベース拡散層の表面層に不純物を拡
散させてエミッタ拡散層を形成することから、当該不純
物の拡散における加熱によって自然酸化膜の一部が破損
することはない。このため、ホットキャリアによるトラ
ップが発生することはなく安定したキャリア注入効率が
維持されると共に、当該拡散によって得られるエミッタ
拡散層中の不純物濃度は自然酸化膜による拡散障壁が無
い為、当該エミッタ拡散層中において安定化される。
【0010】そして、本発明の他の方法は、ベース拡散
層を有する半導体基板上の層間絶縁膜に上記エミッタ開
口を形成した後、当該エミッタ開口の底部の半導体基板
上に窒化シリコン系の絶縁性薄膜を成膜する。その後、
上記第1の方法と同様にしてシリコン膜の成膜及びエミ
ッタ拡散層の形成とを行う。
層を有する半導体基板上の層間絶縁膜に上記エミッタ開
口を形成した後、当該エミッタ開口の底部の半導体基板
上に窒化シリコン系の絶縁性薄膜を成膜する。その後、
上記第1の方法と同様にしてシリコン膜の成膜及びエミ
ッタ拡散層の形成とを行う。
【0011】上記方法では、エミッタ開口の底部におい
てシリコン膜とベース拡散層との間に窒化シリコン系の
絶縁性薄膜が設けらた状態で、エミッタ拡散層が形成さ
れる。上記絶縁性薄膜は、酸化シリコンよりも結合力が
強いものである。このことから、当該エミッタ拡散層を
形成する際には、不純物の拡散における加熱によって絶
縁性薄膜が破損することはない。このため、この絶縁性
薄膜がホールのバリアになり、エミッタ拡散層中におけ
るキャリアの注入効率が確保されると共にホットキャリ
ア注入によるトラップ発生が抑制される。
てシリコン膜とベース拡散層との間に窒化シリコン系の
絶縁性薄膜が設けらた状態で、エミッタ拡散層が形成さ
れる。上記絶縁性薄膜は、酸化シリコンよりも結合力が
強いものである。このことから、当該エミッタ拡散層を
形成する際には、不純物の拡散における加熱によって絶
縁性薄膜が破損することはない。このため、この絶縁性
薄膜がホールのバリアになり、エミッタ拡散層中におけ
るキャリアの注入効率が確保されると共にホットキャリ
ア注入によるトラップ発生が抑制される。
【0012】また、上記各方法において、自然酸化膜の
除去や絶縁性薄膜の成膜を行った後にベース拡散層を形
成し、その後ベース拡散層の表面層にエミッタ拡散層を
形成するようにしても良い。
除去や絶縁性薄膜の成膜を行った後にベース拡散層を形
成し、その後ベース拡散層の表面層にエミッタ拡散層を
形成するようにしても良い。
【0013】上記のようにした場合には、ベース拡散層
の形成工程が自然酸化膜の除去や絶縁性薄膜の成膜を行
う工程の後になる。このことから、自然酸化膜の除去や
絶縁性薄膜の成膜の際に半導体基板に熱処理が施された
としても、この熱によってベース拡散層の不純物プロフ
ァイルが変化することはない。このため、上記各方法と
同様にエミッタ拡散層におけるキャリアの濃度が安定化
されると共に、ベース拡散層及びエミッタ拡散層の不純
物プロファイルが所定の状態に確保される。
の形成工程が自然酸化膜の除去や絶縁性薄膜の成膜を行
う工程の後になる。このことから、自然酸化膜の除去や
絶縁性薄膜の成膜の際に半導体基板に熱処理が施された
としても、この熱によってベース拡散層の不純物プロフ
ァイルが変化することはない。このため、上記各方法と
同様にエミッタ拡散層におけるキャリアの濃度が安定化
されると共に、ベース拡散層及びエミッタ拡散層の不純
物プロファイルが所定の状態に確保される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をバイポーラトラン
ジスタの製造に適用した場合の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。尚、図7を用いて説明した従来技術と同
様の構成要素には同じ符号を付すこととする。また、こ
こでは、バイポーラトランジスタの製造工程において、
ベースス拡散層とエミッタ拡散層とを形成する工程を説
明する。
ジスタの製造に適用した場合の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。尚、図7を用いて説明した従来技術と同
様の構成要素には同じ符号を付すこととする。また、こ
こでは、バイポーラトランジスタの製造工程において、
ベースス拡散層とエミッタ拡散層とを形成する工程を説
明する。
【0015】(第1実施形態)図1は、第1実施形態の
半導体装置の製造方法を示す図である。先ず、図1
(1)に示すように、半導体基板11の表面側にベース
拡散層12を形成する。上記半導体基板11は例えばシ
リコンからなる。また、ベース拡散層12は、イオン注
入とこれに続けて行う熱拡散とによって形成するか、ま
たはエピタキシャル成長技術によって形成しても良い。
半導体装置の製造方法を示す図である。先ず、図1
(1)に示すように、半導体基板11の表面側にベース
拡散層12を形成する。上記半導体基板11は例えばシ
リコンからなる。また、ベース拡散層12は、イオン注
入とこれに続けて行う熱拡散とによって形成するか、ま
たはエピタキシャル成長技術によって形成しても良い。
【0016】次に、図1(2)に示すように、半導体基
板11上に層間絶縁膜13を成膜し、この層間絶縁膜1
3にベース拡散層12にまで達するエミッタ開口14を
形成する。上記層間絶縁膜13は、例えば酸化シリコン
からなり、CVD法によって成膜する。また、エミッタ
開口14は、ここでは図示しないレジストパターンをマ
スクに用いて層間絶縁膜13をエッチングすることによ
って形成する。このようにして形成したエミッタ開口1
4の底部に露出する半導体基板11(ベース拡散層1
2)の表面層には、自然酸化膜15が生成される。
板11上に層間絶縁膜13を成膜し、この層間絶縁膜1
3にベース拡散層12にまで達するエミッタ開口14を
形成する。上記層間絶縁膜13は、例えば酸化シリコン
からなり、CVD法によって成膜する。また、エミッタ
開口14は、ここでは図示しないレジストパターンをマ
スクに用いて層間絶縁膜13をエッチングすることによ
って形成する。このようにして形成したエミッタ開口1
4の底部に露出する半導体基板11(ベース拡散層1
2)の表面層には、自然酸化膜15が生成される。
【0017】その後、図1(3)に示すように、エミッ
タ開口14の底部に露出する半導体基板11の表面層の
自然酸化膜15を除去する。ここでは、水素ガス
(H2 )中において900℃の熱処理を行うことによっ
て自然酸化膜15を還元除去するか、またはアルゴン
(Ar)スパッタによって上記自然酸化膜15を除去す
る。
タ開口14の底部に露出する半導体基板11の表面層の
自然酸化膜15を除去する。ここでは、水素ガス
(H2 )中において900℃の熱処理を行うことによっ
て自然酸化膜15を還元除去するか、またはアルゴン
(Ar)スパッタによって上記自然酸化膜15を除去す
る。
【0018】特に、アルゴンスパッタによって自然酸化
膜15を除去する場合には、半導体基板11を400℃
程度の低温に加熱する。これによって、低エネルギーで
自然酸化膜15が除去され、半導体基板11の表面のダ
メージが抑えられる。また、他の除去方法と比較して、
半導体基板11の加熱温度が低いため、ベース拡散層1
2の不純物プロフファイルを変化させることなく自然酸
化膜15が除去される。
膜15を除去する場合には、半導体基板11を400℃
程度の低温に加熱する。これによって、低エネルギーで
自然酸化膜15が除去され、半導体基板11の表面のダ
メージが抑えられる。また、他の除去方法と比較して、
半導体基板11の加熱温度が低いため、ベース拡散層1
2の不純物プロフファイルを変化させることなく自然酸
化膜15が除去される。
【0019】次いで、図1(4)に示すように、層間絶
縁膜13を覆う状態で半導体基板11上に、エミッタ形
成用の不純物を含有するポリシリコンまたはアモルファ
スシリコンからなるシリコン膜16を成膜する。このシ
リコン膜16は、CVD法によって不純物を含有しない
膜を成膜した後イオン注入によって不純物を導入したも
のか、またはCVD法によって予め不純物を含有する状
態で成膜されたもの(ドープトシリコン)であるととす
る。
縁膜13を覆う状態で半導体基板11上に、エミッタ形
成用の不純物を含有するポリシリコンまたはアモルファ
スシリコンからなるシリコン膜16を成膜する。このシ
リコン膜16は、CVD法によって不純物を含有しない
膜を成膜した後イオン注入によって不純物を導入したも
のか、またはCVD法によって予め不純物を含有する状
態で成膜されたもの(ドープトシリコン)であるととす
る。
【0020】その後、図1(5)に示すように、例えば
900℃,20分程度の熱処理によって、シリコン膜1
6中からベース拡散層12の表面層に上記不純物を固相
拡散させてエミッタ拡散層17を形成する。
900℃,20分程度の熱処理によって、シリコン膜1
6中からベース拡散層12の表面層に上記不純物を固相
拡散させてエミッタ拡散層17を形成する。
【0021】以上のようにしてベース拡散層12中への
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法で
は、自然酸化膜15を除去した後にエミッタ拡散層17
が形成されることから、不純物の拡散における加熱によ
って自然酸化膜15の一部が破損してトラップが発生す
ることはない。このため、当該拡散によって得られるエ
ミッタ拡散層17中におけるキャリア濃度は、エミッタ
拡散層17中において安定化される。また、上記シリコ
ン膜16をドープトポリシリコンとして成膜した場合に
は、シリコン膜16中の不純物の活性化率が高いことか
ら、ここで形成されるエミッタ拡散層17中に注入され
る不純物の活性化率の高く、この結果としてキャリアの
注入効率を増大させることができる。
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法で
は、自然酸化膜15を除去した後にエミッタ拡散層17
が形成されることから、不純物の拡散における加熱によ
って自然酸化膜15の一部が破損してトラップが発生す
ることはない。このため、当該拡散によって得られるエ
ミッタ拡散層17中におけるキャリア濃度は、エミッタ
拡散層17中において安定化される。また、上記シリコ
ン膜16をドープトポリシリコンとして成膜した場合に
は、シリコン膜16中の不純物の活性化率が高いことか
ら、ここで形成されるエミッタ拡散層17中に注入され
る不純物の活性化率の高く、この結果としてキャリアの
注入効率を増大させることができる。
【0022】(第2実施形態)図2は、第2実施形態の
半導体装置の製造方法を示す図であり、以下のこの図を
用いて第2実施形態を説明する。先ず、図2(1)及び
図2(2)に示すように、上記第1実施形態で図1
(1)及び図1(2)を用いて説明したと同様にして、
半導体基板11の表面側にベース拡散層12を形成し、
半導体基板11上に成膜した層間絶縁膜13エミッタ開
口14を形成する。
半導体装置の製造方法を示す図であり、以下のこの図を
用いて第2実施形態を説明する。先ず、図2(1)及び
図2(2)に示すように、上記第1実施形態で図1
(1)及び図1(2)を用いて説明したと同様にして、
半導体基板11の表面側にベース拡散層12を形成し、
半導体基板11上に成膜した層間絶縁膜13エミッタ開
口14を形成する。
【0023】次に、図2(3)に示すように、半導体基
板11の表面層に自然酸化膜15を残したまま、半導体
基板11上にシリコン膜16を成膜する。ここで成膜す
るシリコン膜16は、不純物が含有されていないポリシ
リコンであることとする。
板11の表面層に自然酸化膜15を残したまま、半導体
基板11上にシリコン膜16を成膜する。ここで成膜す
るシリコン膜16は、不純物が含有されていないポリシ
リコンであることとする。
【0024】その後、図2(4)に示すように、100
0℃程度の温度で熱処理を行うことによって、自然酸化
膜15を構成する酸素をシリコン膜16中に吸収させて
この自然酸化膜15を除去する。
0℃程度の温度で熱処理を行うことによって、自然酸化
膜15を構成する酸素をシリコン膜16中に吸収させて
この自然酸化膜15を除去する。
【0025】次に、図2(5)に示すように、イオン注
入によって、シリコン膜16中に不純物を導入した後、
例えば900℃,20分程度の熱処理を行うことによっ
てシリコン膜16らベース拡散層12の表面層に不純物
を固相拡散させてエミッタ拡散層17を形成する。
入によって、シリコン膜16中に不純物を導入した後、
例えば900℃,20分程度の熱処理を行うことによっ
てシリコン膜16らベース拡散層12の表面層に不純物
を固相拡散させてエミッタ拡散層17を形成する。
【0026】以上のようにしてベース拡散層12中への
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法に
よっても、上記第1実施形態の方法と同様に自然酸化膜
15を除去した後にエミッタ拡散層17が形成されるこ
とから、エミッタ拡散層17中におけるキャリア濃度を
安定化することができる。
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法に
よっても、上記第1実施形態の方法と同様に自然酸化膜
15を除去した後にエミッタ拡散層17が形成されるこ
とから、エミッタ拡散層17中におけるキャリア濃度を
安定化することができる。
【0027】(第3実施形態)図3は、第3実施形態の
半導体装置の製造方法を示す図であり、以下のこの図を
用いて第3実施形態を説明する。先ず、図3(1)及び
図3(2)に示すように、上記第1実施形態で図1
(1)及び図1(2)を用いて説明したと同様にして、
半導体基板11の表面側にベース拡散層12を形成し、
この半導体基板11上に成膜した層間絶縁膜13にベー
ス拡散層12に達するエミッタ開口14を形成する。
半導体装置の製造方法を示す図であり、以下のこの図を
用いて第3実施形態を説明する。先ず、図3(1)及び
図3(2)に示すように、上記第1実施形態で図1
(1)及び図1(2)を用いて説明したと同様にして、
半導体基板11の表面側にベース拡散層12を形成し、
この半導体基板11上に成膜した層間絶縁膜13にベー
ス拡散層12に達するエミッタ開口14を形成する。
【0028】その後、図3(3)に示すように、エミッ
タ開口14の底部に露出する半導体基板11上に窒化シ
リコン系の絶縁性薄膜30を成膜する。この絶縁性薄膜
30は、二窒化酸素(N2 O)雰囲気中で900℃の熱
処理を行うことによって成膜したり、または熱酸化法に
よって成膜した酸化シリコン膜を1000℃の温度で窒
化処理を行って成膜しても良い。酸化シリコン膜を窒化
処理して上記窒化シリコン系の絶縁性薄膜30を成膜し
た場合には、必要に応じて再酸化処理を施して界面準位
を減少させることとする。
タ開口14の底部に露出する半導体基板11上に窒化シ
リコン系の絶縁性薄膜30を成膜する。この絶縁性薄膜
30は、二窒化酸素(N2 O)雰囲気中で900℃の熱
処理を行うことによって成膜したり、または熱酸化法に
よって成膜した酸化シリコン膜を1000℃の温度で窒
化処理を行って成膜しても良い。酸化シリコン膜を窒化
処理して上記窒化シリコン系の絶縁性薄膜30を成膜し
た場合には、必要に応じて再酸化処理を施して界面準位
を減少させることとする。
【0029】また、上記絶縁性薄膜30の成膜は、以下
のようにして行っても良い。すなわち750℃程度の温
度で半導体基板11の露出面に窒化シリコン膜を生成し
た後、オゾン(O3 )中で酸化処理することによって4
00℃程度の低温で窒化シリコン膜を酸化させ、窒化酸
化シリコンからなる絶縁性薄膜30を成膜する。このよ
うな低温で絶縁性薄膜30を成膜することで、当該絶縁
性薄膜30の成膜工程中においてベース拡散層12の濃
度プロファイルが変化することを防止する。
のようにして行っても良い。すなわち750℃程度の温
度で半導体基板11の露出面に窒化シリコン膜を生成し
た後、オゾン(O3 )中で酸化処理することによって4
00℃程度の低温で窒化シリコン膜を酸化させ、窒化酸
化シリコンからなる絶縁性薄膜30を成膜する。このよ
うな低温で絶縁性薄膜30を成膜することで、当該絶縁
性薄膜30の成膜工程中においてベース拡散層12の濃
度プロファイルが変化することを防止する。
【0030】尚、絶縁性薄膜30が形成される半導体基
板11の露出表面は、自然酸化膜15で覆われた状態に
なっている。このため、上記絶縁性薄膜30は、自然酸
化膜15上に積層される。ただし、後に形成するエミッ
タ拡散層におけるキャリアの注入効率をさらに安定化さ
せる目的で、自然酸化膜15を除去した後、この絶縁性
薄膜30を成膜しても良い。この場合、上記第1実施形
態で図1(3)を用いて説明したと同様にして、この自
然酸化膜15を除去する。
板11の露出表面は、自然酸化膜15で覆われた状態に
なっている。このため、上記絶縁性薄膜30は、自然酸
化膜15上に積層される。ただし、後に形成するエミッ
タ拡散層におけるキャリアの注入効率をさらに安定化さ
せる目的で、自然酸化膜15を除去した後、この絶縁性
薄膜30を成膜しても良い。この場合、上記第1実施形
態で図1(3)を用いて説明したと同様にして、この自
然酸化膜15を除去する。
【0031】次に、図3(4)及び図3(5)に示すよ
うに、上記第1実施形態で図1(4)及び図1(5)を
用いて説明したと同様にして、半導体基板11上に層間
絶縁膜13を覆う状態で成膜したシリコン膜16から、
ベース拡散層12の表面層に不純物を拡散させてエミッ
タ拡散層17を形成する。
うに、上記第1実施形態で図1(4)及び図1(5)を
用いて説明したと同様にして、半導体基板11上に層間
絶縁膜13を覆う状態で成膜したシリコン膜16から、
ベース拡散層12の表面層に不純物を拡散させてエミッ
タ拡散層17を形成する。
【0032】以上のようにしてベース拡散層12中への
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法で
は、エミッタ開口14の底部においてシリコン膜16と
ベース拡散層12との間に窒化シリコン系の絶縁性薄膜
30が設けらた状態で、エミッタ拡散層17が形成され
る。上記絶縁性薄膜30は、酸化シリコンよりも結合力
が強いものである。このことから、エミッタ拡散層17
を形成する際には、不純物の拡散における加熱によって
絶縁性薄膜30が破損することはない。このため、エミ
ッタ拡散層中におけるキャリアの注入効率が安定化され
ると共に、この絶縁性薄膜30がホールのバリアになり
上記キャリアの注入効率が確保されると共にホットキャ
リア注入によるトラップ発生が抑制される。
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法で
は、エミッタ開口14の底部においてシリコン膜16と
ベース拡散層12との間に窒化シリコン系の絶縁性薄膜
30が設けらた状態で、エミッタ拡散層17が形成され
る。上記絶縁性薄膜30は、酸化シリコンよりも結合力
が強いものである。このことから、エミッタ拡散層17
を形成する際には、不純物の拡散における加熱によって
絶縁性薄膜30が破損することはない。このため、エミ
ッタ拡散層中におけるキャリアの注入効率が安定化され
ると共に、この絶縁性薄膜30がホールのバリアになり
上記キャリアの注入効率が確保されると共にホットキャ
リア注入によるトラップ発生が抑制される。
【0033】(第4実施形態)図4は、第4実施形態の
半導体装置の製造方法を示す図である。この図で示す第
4実施形態の製造方法は、上記図1を用いて説明した第
1実施形態においてベース拡散層の形成工程を行う順番
を入れ換えた方法であり、その他の各工程は上記第1実
施形態に準じて行われる。
半導体装置の製造方法を示す図である。この図で示す第
4実施形態の製造方法は、上記図1を用いて説明した第
1実施形態においてベース拡散層の形成工程を行う順番
を入れ換えた方法であり、その他の各工程は上記第1実
施形態に準じて行われる。
【0034】すなわち、先ず、図4(1)に示すよう
に、半導体基板11上に層間絶縁膜13を成膜し、この
層間絶縁膜13にエミッタ開口14を形成する。次に、
図4(2)に示すように半導体基板11の露出表面の自
然酸化膜15を除去する。次いで、図4(3)に示すよ
うに半導体基板11上に層間絶縁膜13を覆う状態でシ
リコン膜16を成膜する。
に、半導体基板11上に層間絶縁膜13を成膜し、この
層間絶縁膜13にエミッタ開口14を形成する。次に、
図4(2)に示すように半導体基板11の露出表面の自
然酸化膜15を除去する。次いで、図4(3)に示すよ
うに半導体基板11上に層間絶縁膜13を覆う状態でシ
リコン膜16を成膜する。
【0035】しかる後、図4(4)に示すように、半導
体基板11の表面層にベース拡散層12を形成する。こ
こでは、シリコン膜16の上方からのイオン注入とこれ
に続けて熱処理とを行うことによって、ベース拡散層1
2を形成する。
体基板11の表面層にベース拡散層12を形成する。こ
こでは、シリコン膜16の上方からのイオン注入とこれ
に続けて熱処理とを行うことによって、ベース拡散層1
2を形成する。
【0036】次に、図4(5)に示すようにシリコン膜
16中からの不純物拡散によってベース拡散層12の表
面層にエミッタ拡散層17を形成する。この場合、シリ
コン膜16中の不純物は、ベース拡散層12を形成した
後にイオン注入によって導入する事で、ベース拡散層1
2形成時の熱拡散において、エミッタ不純物が同時に拡
散することを防止する事が可能となる。なお(条件の最
適化により)エミッタ不純物拡散とベース拡散層形成を
同時に一度の熱処理で行う事も可能である。この場合に
はシリコン膜形成時に同時に不純物を導入する事が可能
である。これはシリコン膜形成が600℃程度の低温で
行える為、ベース不純物プロファイルへの影響がほぼ無
視できるレベルである事による。
16中からの不純物拡散によってベース拡散層12の表
面層にエミッタ拡散層17を形成する。この場合、シリ
コン膜16中の不純物は、ベース拡散層12を形成した
後にイオン注入によって導入する事で、ベース拡散層1
2形成時の熱拡散において、エミッタ不純物が同時に拡
散することを防止する事が可能となる。なお(条件の最
適化により)エミッタ不純物拡散とベース拡散層形成を
同時に一度の熱処理で行う事も可能である。この場合に
はシリコン膜形成時に同時に不純物を導入する事が可能
である。これはシリコン膜形成が600℃程度の低温で
行える為、ベース不純物プロファイルへの影響がほぼ無
視できるレベルである事による。
【0037】また、上記ベース拡散層12の形成は、図
4(2)に示すように自然酸化膜15を成膜した後で、
かつ図4(3)に示すようにシリコン膜16を成膜する
前に行っても良い。この場合、図4(3)で成膜するシ
リコン膜16は、予め不純物を含むものでも良い。
4(2)に示すように自然酸化膜15を成膜した後で、
かつ図4(3)に示すようにシリコン膜16を成膜する
前に行っても良い。この場合、図4(3)で成膜するシ
リコン膜16は、予め不純物を含むものでも良い。
【0038】以上のようにしてベース拡散層12中への
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法で
は、ベース拡散層12の形成工程が自然酸化膜15の除
去工程の後になる。このことから、自然酸化膜15除去
の際に半導体基板11に熱処理が施されたとしても、こ
の熱によってベース拡散層12の不純物プロファイルが
変化することはない。このため、上記第1〜第3実施形
態の方法と同様にエミッタ拡散層17におけるキャリア
の濃度が安定化されると共に、ベース拡散層12及びエ
ミッタ拡散層17の不純物プロファイルが所定の状態に
確保される。
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法で
は、ベース拡散層12の形成工程が自然酸化膜15の除
去工程の後になる。このことから、自然酸化膜15除去
の際に半導体基板11に熱処理が施されたとしても、こ
の熱によってベース拡散層12の不純物プロファイルが
変化することはない。このため、上記第1〜第3実施形
態の方法と同様にエミッタ拡散層17におけるキャリア
の濃度が安定化されると共に、ベース拡散層12及びエ
ミッタ拡散層17の不純物プロファイルが所定の状態に
確保される。
【0039】(第5実施形態)図5は、第5実施形態の
半導体装置の製造方法を示す図である。この図で示す第
5実施形態の製造方法は、上記図2を用いて説明した第
2実施形態においてベース拡散層の形成工程を行う順番
を入れ換えた方法であり、その他の各工程は上記第2実
施形態に準じて行われる。
半導体装置の製造方法を示す図である。この図で示す第
5実施形態の製造方法は、上記図2を用いて説明した第
2実施形態においてベース拡散層の形成工程を行う順番
を入れ換えた方法であり、その他の各工程は上記第2実
施形態に準じて行われる。
【0040】すなわち、先ず、図5(1)に示すよう
に、半導体基板11上に層間絶縁膜13を成膜し、この
層間絶縁膜13にエミッタ開口14を形成する。次に、
図5(2)に示すように、半導体基板11上に層間絶縁
膜13及び自然酸化膜15を覆う状態でシリコン膜16
を成膜する。その後、図5(3)に示すように、熱処理
によって半導体基板11の露出表面の自然酸化膜15を
除去する。
に、半導体基板11上に層間絶縁膜13を成膜し、この
層間絶縁膜13にエミッタ開口14を形成する。次に、
図5(2)に示すように、半導体基板11上に層間絶縁
膜13及び自然酸化膜15を覆う状態でシリコン膜16
を成膜する。その後、図5(3)に示すように、熱処理
によって半導体基板11の露出表面の自然酸化膜15を
除去する。
【0041】しかる後、図5(4)に示すように、半導
体基板11の表面層にベース拡散層12を形成する。こ
こでは、シリコン膜16の上方からのイオン注入とこれ
に続けて熱処理とを行うことによって、ベース拡散層1
2を形成する。
体基板11の表面層にベース拡散層12を形成する。こ
こでは、シリコン膜16の上方からのイオン注入とこれ
に続けて熱処理とを行うことによって、ベース拡散層1
2を形成する。
【0042】次いで、図5(5)に示すようにシリコン
膜16中からの不純物拡散によってベース拡散層12の
表面層にエミッタ拡散層17を形成する。すなわち、イ
オン注入によってシリコン膜16中に不純物を導入した
後、熱処理を行うことによってシリコン膜16中の不純
物をベース拡散層12の表面層に拡散させてエミッタ拡
散層17を形成する。
膜16中からの不純物拡散によってベース拡散層12の
表面層にエミッタ拡散層17を形成する。すなわち、イ
オン注入によってシリコン膜16中に不純物を導入した
後、熱処理を行うことによってシリコン膜16中の不純
物をベース拡散層12の表面層に拡散させてエミッタ拡
散層17を形成する。
【0043】以上のようにしてベース拡散層12中への
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法で
は、上記第4実施形態と同様にエミッタ拡散層17にお
けるキャリアの濃度が安定化され、かつベース拡散層1
2及びエミッタ拡散層17の不純物プロファイルが所定
の状態に確保される。
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法で
は、上記第4実施形態と同様にエミッタ拡散層17にお
けるキャリアの濃度が安定化され、かつベース拡散層1
2及びエミッタ拡散層17の不純物プロファイルが所定
の状態に確保される。
【0044】(第6実施形態)図6は、第6実施形態の
半導体装置の製造方法を示す図である。この図で示す第
6実施形態の製造方法は、上記図3を用いて説明した第
3実施形態においてベース拡散層の形成工程を行う順番
を入れ換えた方法であり、その他の各工程は上記第3実
施形態に準じて行われる。
半導体装置の製造方法を示す図である。この図で示す第
6実施形態の製造方法は、上記図3を用いて説明した第
3実施形態においてベース拡散層の形成工程を行う順番
を入れ換えた方法であり、その他の各工程は上記第3実
施形態に準じて行われる。
【0045】すなわち、先ず、図6(1)に示すよう
に、半導体基板11上に層間絶縁膜13を成膜し、この
層間絶縁膜13にエミッタ開口14を形成する。次に、
図6(2)に示すように半導体基板11の露出表面の自
然酸化膜15上に重ねる状態で、または当該自然酸化膜
15を除去した状態で窒化シリコン系の絶縁性薄膜30
を成膜する。
に、半導体基板11上に層間絶縁膜13を成膜し、この
層間絶縁膜13にエミッタ開口14を形成する。次に、
図6(2)に示すように半導体基板11の露出表面の自
然酸化膜15上に重ねる状態で、または当該自然酸化膜
15を除去した状態で窒化シリコン系の絶縁性薄膜30
を成膜する。
【0046】しかる後、図6(3)に示すように、半導
体基板11の表面層にベース拡散層12を形成する。こ
こでは、シリコン膜16の上方からのイオン注入とこれ
に続く熱処理とを行うことによって、ベース拡散層12
を形成する。
体基板11の表面層にベース拡散層12を形成する。こ
こでは、シリコン膜16の上方からのイオン注入とこれ
に続く熱処理とを行うことによって、ベース拡散層12
を形成する。
【0047】次いで、図6(4)に示すように半導体基
板11上に層間絶縁膜13を覆う状態でシリコン膜16
を成膜する。その後、図6(5)に示すようにシリコン
膜16中からの不純物拡散によってベース拡散層12の
表面層にエミッタ拡散層17を形成する。
板11上に層間絶縁膜13を覆う状態でシリコン膜16
を成膜する。その後、図6(5)に示すようにシリコン
膜16中からの不純物拡散によってベース拡散層12の
表面層にエミッタ拡散層17を形成する。
【0048】また、上記ベース拡散層12の形成は、図
6(4)に示すようにシリコン膜16を成膜した後で、
かつ図6(5)に示すようにエミッタ拡散層17を形成
する前に行っても良い。
6(4)に示すようにシリコン膜16を成膜した後で、
かつ図6(5)に示すようにエミッタ拡散層17を形成
する前に行っても良い。
【0049】以上のようにしてベース拡散層12中への
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法で
は、上記第4及び第5実施形態と同様に、エミッタ拡散
層17におけるキャリアの濃度が安定化され、かつベー
ス拡散層12及びエミッタ拡散層17の不純物プロファ
イルが所定の状態に確保される。また、上記第3実施形
態と同様にエミッタ拡散層17におけるキャリアの注入
効率が高められる。従って、ホットキャリア注入による
トラップ発生を抑制しつつ、高効率かつ安定したキャリ
ア注入効率の実現が可能となる。
固相拡散によってエミッタ拡散層17を形成する方法で
は、上記第4及び第5実施形態と同様に、エミッタ拡散
層17におけるキャリアの濃度が安定化され、かつベー
ス拡散層12及びエミッタ拡散層17の不純物プロファ
イルが所定の状態に確保される。また、上記第3実施形
態と同様にエミッタ拡散層17におけるキャリアの注入
効率が高められる。従って、ホットキャリア注入による
トラップ発生を抑制しつつ、高効率かつ安定したキャリ
ア注入効率の実現が可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
の製造方法によれば、ベース拡散層表面の自然酸化膜を
除去した後にシリコン膜からベース拡散層の表面層に不
純物を拡散させてエミッタ拡散層を形成することで、自
然酸化膜の破損によるトラップの発生を防止し、エミッ
タ拡散層中におけるキャリア濃度を安定化させることが
可能になる。このため、高速バイポーラトランジスタを
有する半導体装置の信頼性を向上させることができる。
の製造方法によれば、ベース拡散層表面の自然酸化膜を
除去した後にシリコン膜からベース拡散層の表面層に不
純物を拡散させてエミッタ拡散層を形成することで、自
然酸化膜の破損によるトラップの発生を防止し、エミッ
タ拡散層中におけるキャリア濃度を安定化させることが
可能になる。このため、高速バイポーラトランジスタを
有する半導体装置の信頼性を向上させることができる。
【0051】また、エミッタ開口の底部においてシリコ
ン膜とベース拡散層との間に窒化シリコン系の絶縁性薄
膜が設けらた状態でエミッタ拡散層を形成することで、
安定した結合状態の絶縁性薄膜をホールのバリアにする
ことが可能になる。このため、エミッタ拡散層中におけ
るキャリアの注入効率を安定した状態で高めることが可
能になり、高速バイポーラトランジスタを有する半導体
装置の信頼性を向上させることができる。
ン膜とベース拡散層との間に窒化シリコン系の絶縁性薄
膜が設けらた状態でエミッタ拡散層を形成することで、
安定した結合状態の絶縁性薄膜をホールのバリアにする
ことが可能になる。このため、エミッタ拡散層中におけ
るキャリアの注入効率を安定した状態で高めることが可
能になり、高速バイポーラトランジスタを有する半導体
装置の信頼性を向上させることができる。
【0052】さらに、上記各方法において、自然酸化膜
の除去や絶縁性薄膜の成膜を行った後に形成したベース
拡散層の表面層にエミッタ拡散層を形成することで、自
然酸化膜の除去や絶縁性薄膜の成膜の際の熱処理でベー
ス拡散層の不純物プロファイルが変化することを防止で
きる。このため、上記各方法における効果に加えてベー
ス拡散層及びエミッタ拡散層の不純物プロファイルを所
定の状態に確保することが可能になる。
の除去や絶縁性薄膜の成膜を行った後に形成したベース
拡散層の表面層にエミッタ拡散層を形成することで、自
然酸化膜の除去や絶縁性薄膜の成膜の際の熱処理でベー
ス拡散層の不純物プロファイルが変化することを防止で
きる。このため、上記各方法における効果に加えてベー
ス拡散層及びエミッタ拡散層の不純物プロファイルを所
定の状態に確保することが可能になる。
【図1】第1実施形態を示す断面工程図である。
【図2】第2実施形態を示す断面工程図である。
【図3】第3実施形態を示す断面工程図である。
【図4】第4実施形態を示す断面工程図である。
【図5】第5実施形態を示す断面工程図である。
【図6】第6実施形態を示す断面工程図である。
【図7】従来例を示す断面工程図である。
11 半導体基板 12 ベース拡散層 13 層
間絶縁膜 14 エミッタ開口 15 自然酸化膜 16 シ
リコン膜 17 エミッタ拡散層 30 絶縁性薄膜
間絶縁膜 14 エミッタ開口 15 自然酸化膜 16 シ
リコン膜 17 エミッタ拡散層 30 絶縁性薄膜
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体基板の表面側にバイポーラトラン
ジスタを形成する半導体装置の製造方法であって、 半導体基板の表面側にベース拡散層を形成する工程と、 前記半導体基板上に層間絶縁膜を成膜し、当該層間絶縁
膜に前記ベース拡散層にまで達するエミッタ開口を形成
する工程と、 前記エミッタ開口の底部に露出する半導体基板の表面層
に生成された自然酸化膜を除去する工程と、 前記自然酸化膜が除去された前記半導体基板の表面を覆
う状態で前記半導体基板上にシリコン膜を成膜する工程
と、 前記シリコン膜から前記ベース拡散層の表面層に不純物
を拡散させてエミッタ拡散層を形成する工程とを行うこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板の表面側にバイポーラトラン
ジスタを形成する半導体装置の製造方法であって、 半導体基板の表面側にベース拡散層を形成する工程と、 前記半導体基板上に層間絶縁膜を成膜して当該層間絶縁
膜にベース拡散層にまで達するエミッタ開口を形成する
工程と、 前記エミッタ開口の底部に露出する前記半導体基板の表
面を覆う状態で前記半導体基板上にシリコン膜を成膜す
る工程と、 熱処理によって、前記エミッタ開口の底部における前記
半導体基板の表面層に生成された自然酸化膜を構成する
酸素を前記シリコン膜中に吸収させて当該自然酸化膜を
除去する工程と、 前記シリコン膜中に不純物を導入し、当該シリコン酸化
膜中から前記ベース拡散層の表面層に不純物を拡散させ
てエミッタ拡散層を形成する工程と、 を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 半導体基板の表面側にバイポーラトラン
ジスタを形成する半導体装置の製造方法であって、 半導体基板の表面側にベース拡散層を形成する工程と、 前記半導体基板上に層間絶縁膜を成膜し、当該層間絶縁
膜にベース拡散層にまで達するエミッタ開口を形成する
工程と、 前記エミッタ開口の底部に露出する半導体基板上に窒化
シリコン系の絶縁性薄膜を成膜する工程と、 前記絶縁性薄膜上にシリコン膜を成膜する工程と、 前記シリコン膜から前記絶縁線薄膜を通して前記ベース
拡散層の表面層に不純物を拡散させてエミッタ拡散層を
形成する工程と、 を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 半導体基板の表面側にバイポーラトラン
ジスタを形成する半導体装置の製造方法であって、 半導体基板上に層間絶縁膜を成膜し、当該層間絶縁膜に
当該半導体基板にまで達するエミッタ開口を形成する工
程と、 前記エミッタ開口の底部に露出する前記半導体基板の表
面層に生成された自然酸化膜を除去する工程と、 前記自然酸化膜が除去された前記半導体基板の表面を覆
う状態で前記半導体基板上にシリコン膜を成膜する工程
と、 前記自然酸化膜を除去した後に、イオン注入によって前
記半導体基板の表面層にベース拡散層を形成する工程
と、 前記シリコン膜から前記ベース拡散層の表面層に不純物
を拡散させてエミッタ拡散層を形成する工程と、 を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 半導体基板の表面側にバイポーラトラン
ジスタを形成する半導体装置の製造方法であって、 半導体基板上に層間絶縁膜を成膜し、当該層間絶縁膜に
当該半導体基板にまで達するエミッタ開口を形成する工
程と、 前記エミッタ開口の底部に露出する前記半導体基板の表
面を覆う状態で前記半導体基板上にシリコン膜を成膜す
る工程と、 熱処理によって、前記エミッタ開口の底部における前記
半導体基板の表面層に生成された自然酸化膜を構成する
酸素を前記シリコン膜中に吸収させて当該自然酸化膜を
除去する工程と、 前記自然酸化膜を除去した後に、イオン注入によって前
記半導体基板の表面層にベース拡散層を形成する工程
と、 前記シリコン膜中に不純物を導入し、当該シリコン膜中
から前記ベース拡散層の表面層に不純物を拡散させてエ
ミッタ拡散層を形成する工程と、 を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 半導体基板の表面側にバイポーラトラン
ジスタを形成する半導体装置の製造方法であって、 半導体基板上に層間絶縁膜を成膜し、当該層間絶縁膜に
当該半導体基板にまで達するエミッタ開口を形成する工
程と、 前記エミッタ開口の底部に露出する前記半導体基板上に
窒化シリコン系の絶縁性薄膜を成膜する工程と、 前記絶縁性薄膜上にシリコン膜を成膜する工程と、 前記絶縁性薄膜を成膜した後に、イオン注入によって前
記半導体基板の表面層にベース拡散層を形成する工程
と、 前記シリコン膜から前記絶縁性薄膜を通して前記ベース
拡散層の表面層に不純物を拡散させてエミッタ拡散層を
形成する工程と、 を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 半導体基板の表面層に設けられたベース
拡散層と、 前記ベース拡散層上に当該ベース拡散層の一部を露出さ
せるエミッタ開口を有する形状で前記半導体基板上に設
けられた層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜のエミッタ開口から露出する前記半導体
基板上に設けられたシリコン膜と、 前記シリコン膜の下部における前記半導体基板の表面層
に設けられたエミッタ拡散層とを有する半導体装置にお
いて、 前記シリコン膜と前記半導体基板との間には、窒化シリ
コン系の絶縁性薄膜が設けられたこと、 を特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8237432A JPH1083995A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8237432A JPH1083995A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1083995A true JPH1083995A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17015278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8237432A Pending JPH1083995A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 半導体装置の製造方法及び半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1083995A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6703283B1 (en) | 1999-02-04 | 2004-03-09 | International Business Machines Corporation | Discontinuous dielectric interface for bipolar transistors |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP8237432A patent/JPH1083995A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6703283B1 (en) | 1999-02-04 | 2004-03-09 | International Business Machines Corporation | Discontinuous dielectric interface for bipolar transistors |
| US6939771B2 (en) | 1999-02-04 | 2005-09-06 | International Business Machines Corporation | Discontinuous dielectric interface for bipolar transistors |
| US7008852B2 (en) | 1999-02-04 | 2006-03-07 | International Business Machines Corporation | Discontinuous dielectric interface for bipolar transistors |
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