JPH1095002A - 生単板の接合方法及び生単板接合装置 - Google Patents

生単板の接合方法及び生単板接合装置

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JPH1095002A
JPH1095002A JP8274128A JP27412896A JPH1095002A JP H1095002 A JPH1095002 A JP H1095002A JP 8274128 A JP8274128 A JP 8274128A JP 27412896 A JP27412896 A JP 27412896A JP H1095002 A JPH1095002 A JP H1095002A
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veneer
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joint
heating element
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典男 柴垣
Norio Nakabayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の生単板の接合方法では,接合する生単
板の含水率に影響を受けたり,或いは接合装置が複雑で
大型化したり,運転費用が割高であるなどの欠点があっ
た。 【解決手段】 所定厚さの生単板同士を接合する際に,
少なくとも一方の生単板の端部を加工して該所定厚さよ
り薄い部分3を形成し,次に,一方の該薄い部分と他方
の生単板の端部とを熱硬化性接着剤を介して重ね合わ
せ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体5で圧接す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,合板,LVL,L
VBなどの板材を製造する際に用いるベニヤ単板の接合
方法及び接合装置に関し,更に詳しく述べると,ベニヤ
レース等を用いて原木より切削されたベニヤ単板を乾燥
する前の,所謂,生のベニヤ単板(以下,生単板とい
う)の状態で接合する為の接合方法及び接合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来,生単板同士を接合する際には,接
合面に粉末接着剤を付着させたのち接合面同士を整合
し,表面から該生単板の接合部分を集中加熱して強制的
に乾燥させて接合したり,或いは,生単板の接合面部分
を予め加熱乾燥させたのち接着剤を塗布して接合面同士
を整合させた後,熱圧して接合したり,或いは,生単板
の接合面に熱硬化性接着剤を塗布し,接合面同士を衝合
しながらマイクロ波を印加して熱硬化させて接合するこ
となどが行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の生単板
接合方法において,前記生単板の接合面に粉末接着剤を
付着したのち加熱して接合する場合には,接合すべき生
単板の含水率が低いと粉末接着剤が接合面に付着しにく
いという問題が発生する為,含水率が70%程度以上の
生単板の使用が要求された。
【0004】また,前記生単板の接合面部分を予め加熱
乾燥させたのち接着剤を塗布して接合する場合には,加
熱乾燥する為の加熱乾燥装置が別途必要なため,装置が
その分大型化した。
【0005】また,前記マイクロ波により生単板を接合
する場合,マイクロ波による加熱速度は,装置の出力及
び生単板の樹種,含水率や繊維方向或いは接着剤の水分
や塗布量などによって定まるものであり,大出力で瞬間
的に処理を行うと生単板内部温度の急激な上昇により水
分の蒸発が過度に高まって,生単板に割れを生じるおそ
れがあった。このように加熱温度の制御が難しいほか,
装置が複雑で大型化したり,運転費用が割高であるなど
の欠点があった。
【0006】従って,この発明の目的は,生単板の含水
率に影響を受けることなく,しかも簡単に生単板の接合
を行えるような生単板の接合方法及び生単板の接合装置
を提供することにある。
【0007】尚,この発明において,生単板の接合強度
は,少なくとも該接合された生単板が次工程へ搬送され
る間に該接合端部が離れない程度の強度が得られれば良
い。従って,該接合面の接着強度は,例えば次工程が単
板乾燥装置の場合には,該単板乾燥装置において前記熱
硬化性接着剤が硬化することにより得られる。
【0008】また,この発明は,生単板の縦接ぎ接合或
いは横接ぎ接合も行えるような生単板接合装置及び生単
板接合方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では,上記
目的を達成する為に,先ず,接合する所定厚さの生単板
同士の少なくとも一方の生単板の端部を加工して該所定
厚さより薄い部分を形成し,次に,一方の該薄い部分と
他方の生単板の端部とを熱硬化性接着剤を介して重ね合
わせ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体により該
生単板の厚さ方向に圧接して生単板を接合するようにし
た。
【0010】この為,生単板であっても,該薄い部分の
少なくとも一部が加熱体で圧接されると,該薄い部分は
容易に乾燥して接着され,少なくとも該接合された生単
板が次工程へ搬送される間に該接合端部が離れない程度
の強度が得られる。そしてその後,例えば次工程の単板
乾燥装置において,該熱硬化性接着剤が完全に硬化す
る。
【0011】次に,接合する所定厚さの生単板同士の一
方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を
有する第1接合端部(例えばスカーフ形状の接合端部な
ど)を形成し,また,他方の生単板の端部を加工して該
第1接合端部の形状に対応する第2接合端部(例えばス
カーフ形状の接合端部など)を形成し,次に,該第1接
合端部の該薄い部分と該第2接合端部とを熱硬化性接着
剤を介して係合させ,次いで少なくとも該薄い部分を加
熱体で圧接して生単板を接合するようにした。
【0012】この為,上述と同様に,該接合端部の薄い
部分は容易に乾燥して接着されるので,所定厚さの生単
板を接着に適した含水率まで乾燥する場合に比べて該薄
い部分は短時間で乾燥されるので,生単板であっても良
好な接着が行われる。
【0013】次に,接合する所定厚さの生単板同士の一
方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を
有する第1接合端部(例えばスカーフ形状の接合端部)
を形成し,また,他方の生単板の端部を加工して該第1
接合端部の形状に対応する第2接合端部(例えばスカー
フ形状の接合端部)を形成し,次いで,該第1接合端部
の少なくとも該薄い部分に加熱体を圧接乃至は近接して
該薄い部分の含有水分の少なくとも一部を蒸発させ,或
いは,該第2接合端部の少なくとも該薄い部分に加熱体
を圧接乃至は近接して該薄い部分の含有水分の少なくと
も一部を蒸発させ,或いは,該第1接合端部と該第2接
合端部の,少なくとも該薄い部分に加熱体を圧接乃至は
近接して該接合端部の含有水分の少なくとも一部を蒸発
させ,次に,該第1接合端部の該薄い部分と該第2接合
端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,次いで,少
なくとも該薄い部分を加熱体で圧接するようにした。
【0014】この為,接合端部に熱硬化性接着剤を塗布
する以前に該接合端部の少なくとも該薄い部分の含有水
分の少なくとも一部を蒸発することにより,該接合端部
の薄い部分は更に速く乾燥して接着される。
【0015】次に,接合する所定厚さの生単板同士の一
方の生単板の端部を加工してスカーフ形状の第1接合端
部を形成し,また,他方の生単板の端部を加工して該第
1接合端部の形状に対応するスカーフ形状の第2接合端
部を形成し,次いで,該第1接合端部及び該第2接合端
部の少なくともいずれか一方のスカーフ形状の接合端部
に加熱体を圧接して,該接合端部の含有水分の少なくと
も一部を蒸発させると共に該スカーフ形状の先端部分を
塑性変形させ,次に,該第1接合端部と該第2接合端部
とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,次いで,少なく
とも該塑性変形させたスカーフ形状の先端部分を加熱体
で圧接するようにした。
【0016】この為,スカーフ形状という該所定厚さよ
り薄い部分を有する接合端部を形成した上,該スカーフ
形状の先端部分を塑性変形させて該先端を更に薄い部分
に形成することにより,接着時間が短縮され,接合強度
も向上する。
【0017】次に,接合する所定厚さの生単板同士の一
方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を
有する第1接合端部(例えばスカーフ形状の接合端部)
を形成し,また,他方の生単板の端部を加工して該第1
接合端部の形状に対応する第2接合端部(例えばスカー
フ形状の接合端部)を形成し,次いで,該第1接合端部
の少なくとも該薄い部分に熱風を吹き付けて該薄い部分
の含有水分の少なくとも一部を蒸発させ,或いは,該第
2接合端部の少なくとも該薄い部分に熱風を吹き付けて
該薄い部分の含有水分の少なくとも一部を蒸発させ,或
いは,該第1接合端部と該第2接合端部の,少なくとも
該薄い部分に熱風を吹き付けて該薄い部分の含有水分の
少なくとも一部を蒸発させ,次に,該第1接合端部の該
薄い部分と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して
係合させ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体で圧
接するようにした。
【0018】この為,接合端部の形状が複雑であるが
故,該接合端部の少なくとも該薄い部分に前記加熱体を
圧接乃至は近接できないような形状の場合であっても,
接合端部に熱硬化性接着剤を塗布する以前に,該接合端
部の少なくとも該薄い部分の含有水分の少なくとも一部
を蒸発することにより,該接合端部の薄い部分は更に速
く乾燥して接着される。
【0019】次に,前記少なくとも薄い部分を圧接する
加熱体の該生単板との圧接面に外部に通じる溝を形成す
るようにした。
【0020】この為,加熱体で圧接する際に発生する水
蒸気などが該溝を通じて大気中に開放されるので,発生
した蒸気が過度に高まって生単板に割れを生じるという
ことがない。
【0021】次に,生単板同士を接合する為の接合装置
として, 接合する夫々の生単板の端部をスカーフ形状
の接合端部に加工する接合端部加工装置と,該加工され
た接合端部の少なくともいずれか一方の接合端部に熱硬
化性接着剤を塗布する塗布装置と,一方の該接合端部に
他方の該接合端部を係合させた後,少なくともスカーフ
形状の先端部分を加熱体で圧接する加熱圧接装置とを備
えた生単板の接合装置とした。
【0022】この為,該接合端部の薄い部分は容易に乾
燥して接着されるので,所定厚さの生単板を接着に適し
た含水率まで乾燥する場合に比べて該薄い部分は短時間
で乾燥されるので,生単板であっても良好な接着が行わ
れる。
【0023】また,前記接合装置において,前記加工さ
れた接合端部の少なくともいずれか一方の接合端部に加
熱体を圧接して該接合端部の含有水分の少なくとも一部
を蒸発させる接合端部乾燥装置を備えた生単板の接合装
置とした。
【0024】この為,接合端部に熱硬化性接着剤を塗布
する以前に,該接合端部の少なくともいずれか一方の接
合端部における該薄い部分の含有水分の,少なくとも一
部を蒸発することにより,該接合端部の薄い部分は更に
速く乾燥して接着され,接合強度も増す。
【0025】
【発明の実施の形態】図面を使って本発明の実施の形態
を説明する。先ず,図1の(a)乃至(c)を用いて請
求項1の発明の実施の形態について説明する。図中
(a)は,接合する所定厚さの生単板1,1の一方の生
単板1の端部を面取りカッター(図示せず)で加工して
該生単板の所定厚さよりも薄い部分(以下,薄い部分3
という)を形成した後,該薄い部分3をもう一方の生単
板1の端部に熱硬化性接着剤を介して重ね合わせた状態
を示す側面図である。また,図中(b)は,加熱体5に
より,該薄い部分3を含む該生単板の端部を厚さ方向に
圧接している状態を示す側面図である。
【0026】該加熱体5には,図示はしないが蒸気パイ
プが配管されており,該パイプを通して供給される水蒸
気により,該加熱体5の温度は160度乃至170度に
設定されている。
【0027】該加熱体5が生単板1,1の夫々の端部を
圧接して加熱すると,該薄い部分3は他の部分と比べて
容易に短時間の内に乾燥されることになる。従って,乾
燥された該薄い部分3は言わば乾燥単板と同じことにな
るので,従来の乾燥単板の接合と同じように加熱体5の
圧接により該熱硬化性接着剤は硬化し,該薄い部分3を
接着することができる。
【0028】ところで,該生単板の接合強度は,少なく
とも該接合された生単板が次工程へ搬送される間に該接
合端部が離れない程度の強度が得られれば良いので,接
合面9の全ての面に渡って該熱硬化性接着剤が硬化する
まで加熱体5により圧接する必要は無く,該薄い部分3
或いは該薄い部分3の少なくとも一部が接合されること
によって目的に合う接合強度が得られれば良い。従っ
て,短時間の内に生単板1,1の接合を終了することが
できる。
【0029】尚,圧接時間は,該加熱体5の温度及び圧
接力並びに生単板の含水率及び薄い部分3の形状並びに
接合面に期待する接合強度などにより決まるもので一様
ではないが,概ね15秒乃至20秒程度で行うことがで
きた。
【0030】図中(c)は,他の実施の形態を説明する
為の側面図である。接合する所定厚さの生単板1,1の
夫々の生単板1の端部を面取りカッター(図示せず)で
該生単板の所定厚さよりも薄い部分3,3を形成した
後,一方の生単板1の該薄い部分3を他の生単板1の端
部に熱硬化性接着剤を介して重ね合わせた状態を示す側
面図である。
【0031】この場合は,接合面9の上下に該薄い部分
3があるので,図中(a)の場合と比べると,加熱体5
による圧接時間を同じにした場合,より接合強度の強い
接合を行うことができるので,厚い生単板同士を接合す
る場合に有効である。
【0032】また,図中(a)の場合と同じ程度の接合
強度で充分である場合には,加熱体5による圧接時間を
短縮することができるので,生産性が向上する。
【0033】尚,本実施の形態では,該薄い部分3を含
む接合端部をある程度の幅を持たせて加熱体5で圧接し
ているが,該薄い部分3のみを局部的に圧接しても勿論
良い。
【0034】次に,図2の(a)乃至(g)を用いて請
求項2の発明の実施の形態について説明する。図中
(a)乃至図(g)は,接合する所定厚さの生単板1,
1の一方の生単板1の端部を面取りカッター,ルータ
ー,複数枚組み合わせた丸鋸など(夫々図示せず)で加
工して薄い部分3を有する第1接合端部を形成し,ま
た,他方の生単板1の端部は,該第1接合端部の形状に
対応するように加工して第2接合端部を形成した後,該
第1接合端部の該薄い部分3と該第2接合端部とを熱硬
化性接着剤を介して係合させた状態を示す側面図であ
る。
【0035】尚,上述の「該第1接合端部の形状に対応
するように加工して第2接合端部を形成し」とは,生単
板1の端部を加工して薄い部分3を有する第1接合端部
を形成する際に,該生単板1の失った部分を第2接合端
部の形状が補うような形状に形成することを意味する。
例えば,図に示したように,お互いの接合端部がはまり
合う形状などであれば良い。また,薄い部分3を有する
第1接合端部の形状及び第2接合端部の形状は図示した
ものに限る必要はなく,要は,薄い部分3を有する形状
であれば良い。
【0036】そして,熱硬化性接着剤を介して係合され
た夫々の接合端部は,図示はしないが加熱体5により圧
接されると,該薄い部分3は容易に短時間の内に乾燥さ
れることになるので,該乾燥された部分は従来の乾燥単
板の接合と同じように,加熱体5の圧接により該熱硬化
性接着剤は硬化し,その部分の接着が行なわれる。
【0037】次に,図3を用いて請求項3の発明の実施
の形態について説明する。本実施の形態は,接合する所
定厚さの生単板1,1の夫々の端部を丸鋸(図示せず)
で加工してスカーフ形状の第1接合端部と第2接合端部
に形成するものであり,図3はスカーフ形状の夫々の接
合端部を熱硬化性接着剤を介して係合させた状態を示す
側面図である。
【0038】スカーフ接合は従来より一般的に行なわれ
ているもので,接合端部の加工が容易に行えるものであ
り,特に薄い生単を加工する場合に有効である。尚,該
スカーフ形状は図に示したような接合面9が平面状の所
謂プレインスカーフ形状以外にも,図示はしないが接合
面のずれ止めを目的とした段付スカーフ形状であっても
よい。
【0039】そして,該熱硬化性接着剤を介して係合さ
れた夫々のスカーフ形状の接合端部は,図示はしないが
加熱体5により圧接されると,特に該スカーフ形状の先
端部分の薄い部分3は,容易に短時間の内に乾燥される
ことになるので,従来の乾燥単板の接合と同じように加
熱体5の圧接により該熱硬化性接着剤は硬化し,その部
分の接着が行なわれる。
【0040】また,これも図示はしないが,夫々の接合
端部を該熱硬化性接着剤を介して係合させる際,夫々の
スカーフ形状の先端部が僅かにはみ出す程度にずらして
係合させても良い。こうすることにより,はみ出た先端
部が厚みを増した分,加熱体5により集中して圧接され
ることになるので,より速く乾燥を行うことができ,接
合が容易となり接合強度も増す傾向にある。
【0041】次に,図4乃至図5を用いて請求項4乃至
請求項7の発明の実施の形態について説明する。本実施
の形態においては,図示しないが,接合する所定厚さの
生単板1,1の一方の生単板1の端部を加工して薄い部
分3を有する第1接合端部を形成し,また,他方の端部
を該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部を形成
し,次いで,該第1接合端部と該第2接合端部の何れか
一方の少なくとも該薄い部分に,或いは該第1接合端部
と該第2接合端部夫々の接合端部の少なくとも該薄い部
分に加熱体11及び加熱体11’を圧接乃至は近接して
該薄い部分の含有水分の少なくとも一部を蒸発させてか
ら,該第1接合端部の薄い部分3と第2接合端部とを熱
硬化性接着剤を介して係合させ,次いで,少なくとも該
薄い部分を加熱体5で圧接するものである。
【0042】図4の(a)乃至(b)は,上記実施の形
態のうち,一方のスカーフ形状の接合端部の少なくとも
該薄い部分に加熱体11及び加熱体11’を圧接して該
薄い部分3の含有水分の少なくとも一部を蒸発させる状
態を説明する為の側面図である。図4の(b)からも分
かるように,スカーフ形状の接合端部は,上下の加熱体
11,11’により圧接されることにより接合面9付近
の含有水分は蒸発する。そして,特に該薄い部分3の含
有水分は急速に蒸発することになる。
【0043】このように,該薄い部分3の含有水分の少
なくとも一部を事前に蒸発させておくことにより,引き
続いて行なわれる加熱体5による圧接時間を短縮するこ
とが可能となるので,生産性が向上する。
【0044】また,このように事前に蒸発させておく
と,生単板1に残留する含有水分が該蒸発させられた部
分へ移動することは少ないので,少なくとも該薄い部分
においては該残留する含有水分により該熱硬化性接着剤
が希釈されることは少なく,従ってより安定した強度の
接合生単板を得ることができる。
【0045】尚,該加熱体11,11’には,図示はし
ないが蒸気パイプが配管されており,該パイプを通して
供給される水蒸気により,該加熱体11,11’の温度
は160度乃至170度に設定されている。
【0046】尚,本実施の形態では,該薄い部分3を含
む接合面9全面を加熱体11で圧接しているが,該薄い
部分3のみを局部的に圧接して含有水分の一部を蒸発さ
せても勿論良い。
【0047】また,高出力の電気ヒータなどを備えた加
熱体を使うことにより,該加熱体を該薄い部分3に圧接
せずに,近接することにより同様の効果を奏することも
できる。
【0048】次に,図5の(a)乃至(b)を用いて,
上記実施の形態のうち,第2接合端部の少なくとも該薄
い部分に加熱体を圧接乃至は近接して該薄い部分3の含
有水分の少なくとも一部を蒸発させる状態を説明する為
の側面図である。
【0049】図からも分かるように,本実施の形態にお
いては,夫々の接合端部の形状がお互いにはまり合うよ
うな形状の場合に特に効果を奏するものである。即ち,
図中(a)乃至(b)において,右側の生単板1の端部
には第1接合端部が形成され,左側の生単板1の端部に
は該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部が形成
され,そこには薄い部分3’が形成されている。そし
て,図示はしないが,該第2接合端部の少なくとも該薄
い部分3’に加熱体を圧接乃至は近接して該薄い部分
3’の含有水分の少なくとも一部を蒸発させるのであ
る。
【0050】従って,このように該薄い部分3’の含有
水分の少なくとも一部を事前に蒸発させることは,同時
に少なくとも該薄い部分3’に蓄熱効果を生じさせるこ
とになるので,引き続いて行なわれる加熱体5による接
合端部の圧接の際,生単板の接合部分の内側からも熱硬
化性接着剤及び該第1接合端部の該薄い部分3を加熱す
ることになるので,接合時間の短縮が可能となり,生産
性が向上する。
【0051】続いて,図示はしないが,前記実施の形態
のうち,該第1接合端部と該第2接合端部の,少なくと
も該薄い部分に加熱体を圧接乃至は近接して該薄い部分
の含有水分の少なくとも一部を蒸発させることに関して
説明する。この場合は,既に述べた二つの実施の形態を
組み合わせたものであるから,更に接合時間の短縮が可
能となり,生産性が向上する。
【0052】尚,加熱体11,11’による圧接時間に
関して述べると,該加熱体11,11’の温度及び圧接
力並びに生単板の含水率及び薄い部分3或いは薄い部分
3’の形状並びに期待する含有水分の蒸発量などにより
決まるもので一様ではないが,必要以上に含有水分を蒸
発させようとすると生産性の低下を招くことになるの
で,生産性に支障が生じない程度に長く圧接できるよう
に,圧接時間の調節を行うことが望ましい。概ね10秒
程度で効果を奏することができた。
【0053】また,前記第1接合端部と前記第2接合端
部をスカーフ形状の接合端部に形成した場合であって
も,同様の効果を奏することができる。
【0054】次に,図6を用いて請求項8の発明の実施
の形態について説明する。本実施の形態においては,接
合する生単板同士の夫々の端部をスカーフ形状の第1接
合端部とスカーフ形状の第2接合端部に形成し,少なく
ともいずれか一方のスカーフ形状の接合端部に加熱体を
圧接して該接合端部の含有水分の少なくとも一部を蒸発
させると共に該スカーフ形状の先端部を塑性変形させて
から,該第1接合端部と第2接合端部とを熱硬化性接着
剤を介して係合させ,次いで,少なくとも該塑性変形さ
せたスカーフ形状の先端部分を加熱体5で圧接するとう
ものである。
【0055】図中(a)は,加熱体13がスカーフ形状
の接合端部を圧接する直前の状態を示す側面図である。
図からも明らかなように,該加熱体13は,該スカーフ
形状の接合端部と接触する圧接面15の形状が,複数の
面を組み合わせた形状に構成されているので,該加熱体
13により圧接された該スカーフ形状の接合端部には,
図中(b)に示したような圧接される前よりも鋭角で更
に薄い,薄い部分3’が形成される。
【0056】このようにして圧接された接合端部は,接
合端部の含有水分の少なくとも一部が蒸発されると共
に,該加熱体13の圧接が解除された後であっても,該
先端部分の形状は塑性変形された状態となる。
【0057】さて,このように塑性変形されて更に薄い
部分を有するスカーフ形状となった接合端部は,熱硬化
性接着剤を介して係合された後,少なくとも該塑性変形
したスカーフ形状の先端部分を加熱体5で圧接すると,
前述したスカーフ形状の接合端部よりも薄い部分3’の
範囲が広がっているので,更に接合端部の含有水分の蒸
発時間を短縮することができるとともに,含有水分の蒸
発する面積も広がることになるので,更に安定した強度
の接合生単板を得ることができる。
【0058】また,図示はしないが,夫々の接合端部を
熱硬化性接着剤を介して係合させる際,該塑性変形した
薄い部分3’が 僅かにはみ出す程度にずらして係合さ
せると,既に述べたように,はみ出た先端部が厚みを増
した分,加熱体13により集中して圧接されることにな
るので,より速く乾燥を行うことができ,接合が容易と
なり接合強度も増す傾向にある。
【0059】尚,本実施の形態では,該スカーフ形状の
接合端部の全面を加熱体13で圧接しているが,該先端
部分のみを局部的に圧接を行っても勿論良い。
【0060】また,該加熱体13の圧接面15の形状
は,図示したような複数の平面を組み合わせた形状に限
ることはなく,曲面であっても,或いは平面と曲面とを
組み合わせた形状であっても良い。要は,スカーフ形状
の接合端部の先端部分を塑性変形させて更に薄い部分
3’を形成できるような形状であれば良い。
【0061】このように接合端部の先端部を塑性変形す
ることにより,通常の加工方法では困難な極めて薄い部
分3’を有する接合端部を形成することができる。
【0062】次に,図7を用いて請求項9乃至請求項1
2の発明の実施の形態について説明する。本実施の形態
において,図示はしないが,接合する所定厚さの生単板
1,1の一方の生単板1の端部を加工して薄い部分3を
有する第1接合端部を形成し,また,他方の端部を該第
1接合端部の形状に対応する第2接合端部に形成し,次
いで,該第1接合端部と該第2接合端部の何れか一方の
少なくとも該薄い部分に,或いは該第1接合端部と該第
2接合端部夫々の接合端部の少なくとも該薄い部分に熱
風を吹き付けて該薄い部分の含有水分の少なくとも一部
を蒸発させてから,該第1接合端部の薄い部分3と第2
接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,次い
で,少なくとも該薄い部分を加熱体5で圧接を行うとい
うものである。
【0063】図7の(a)乃至(b)は,上記実施の形
態を説明する為の側面図である。図7からも分かるよう
に,本実施の形態においては,夫々の接合端部の形状が
お互いにはまり合うような複雑な形状の場合に特に効果
を奏するものである。即ち,図中(a)乃至(b)にお
いて,右側の生単板1の端部には薄い部分3を有する第
1接合端部が形成され,左側の生単板1の端部には該第
1接合端部の形状に対応する第2接合端部が形成され,
そこには薄い部分3’が形成されている。
【0064】そして,図示はしないが,高出力電気ヒー
タなどを熱源とし,該熱源に対して風を送ることにより
該送風された風を熱風に変換する熱風送風装置を用い
て,前記接合端部の少なくとも該薄い部分に熱風を吹き
付けて該薄い部分の含有水分の少なくとも一部を蒸発さ
るというものである。
【0065】このように,該薄い部分3或いは該薄い部
分3’或いは両方の含有水分の少なくとも一部を事前に
蒸発させておくことにより,引き続いて行なわれる加熱
体5による圧接時間を短縮することが可能となるので,
生産性が向上する。
【0066】尚,本実施の形態において熱風を吹き付け
て含有水分を蒸発させることにより奏される効果は,既
に述べたように,該含有水分を加熱体13を圧接乃至は
近接して蒸発させる場合と同様の効果を奏することがで
きる。
【0067】更にまた,このように,該熱風という形の
ないものを用いて接合端部の少なくとも該薄い部分の含
有水分の少なくとも一部を蒸発させるようにしているの
で,例えば,該接合端部の形状が複雑な場合で加熱体1
3による圧接が困難な場合であっても,容易に行うこと
ができるのである。
【0068】次に,図8を用いて請求項13の発明の実
施の形態について説明する。図中(a)は本実施の形態
を説明する為の側面図であり,図中(b)は,その正面
図である。これらの図は,実施の一形態を示すものであ
り,図中において,生単板1,1の端部に形成された夫
々のスカーフ形状の接合端部が,熱硬化性接着剤を介し
て係合された後,加熱体17,17により圧接されてい
る状態を示している。
【0069】該加熱体には溝17aが加工されており,
該溝17aは,加熱体17を圧接した際に,該加熱体1
7と生単板1,1,との接触部分近辺より発生する水蒸
気を外部に逃がす為の水蒸気排出用の溝である。
【0070】そこで,該発生する水蒸気の及ぼす影響に
ついて述べると,加熱体の圧接する力が比較的弱い場合
にはさほど問題にはならないが,接合する生単板が厚い
時や固いことにより該圧接力を強くした場合,或いは加
熱体の温度が高い場合には,該生単板の内部温度が急激
に上昇して含有水分の蒸発が過度に高まる。従って,圧
接を終了する為に該加熱体を上昇させると,該過度に高
まった蒸気が一気に外部に開放されることになるので,
この時,生単板が破損するなどの問題が生じた。
【0071】従って,溝17aを有する加熱体17を用
いて圧接する場合には,圧接時に発生する水蒸気は,該
溝17aを通して外部に随時排出されるので,上述した
ような問題が発生することはないのである。
【0072】尚,溝17aの形状について述べると,本
実施の形態においては,生単板の接合された方向と同じ
方向となるように該溝17aは形成されているが,必ず
しもこの方向に限るものではなく,例えば,該生単板の
接合方向と直交する方向或いは斜めの方向となるように
加工しても良い。要は,発生した水蒸気が生単板の外部
に排出ように外部に通じた溝であれば良い。
【0073】因に,本実施の形態において,該溝17a
の幅は3mm,深さは2.5mm,ピッチは12mmと
なるように加工されている。
【0074】尚,図示はしないが,既に述べた前記請求
項4乃至請求項8における接合端部の含有水分を蒸発さ
せる為の加熱体に,該溝17aを適用しても勿論良い。
【0075】次に,図9乃至図10を用いて請求項14
の発明の実施の形態について説明する。さて,請求項1
4に係る発明は,請求項3における生単板の接合方法を
実施する為の生単板接合装置である。従って,本実施の
形態において奏する効果は,前記請求項3の発明の実施
の形態において述べたものと同じである。
【0076】先ず,図9は,生単板同士を接ぎ合わせる
為の単板接合装置の平面概略図であり,図中のA―Aに
おける断面を正面概略断面図として図10に示す。10
0は生単板1同士を接合する為の生単板接合装置であ
る。該生単板接合装置100は,生単板1を挾持した状
態で該生単板1を次工程の後述する塗布装置まで搬送す
る生単板搬入装置50と,該生単板搬入装置50が生単
板1を挾持する間に該生単板1の搬送方向と平行な両端
部を接合端部に加工する接合端部加工装置70と,該生
単板搬入装置50が両端部を接合端部に加工された生単
板1を挾持している間に,該接合端部の少なくとも一方
の接合端部に熱硬化性接着剤を塗布する塗布装置130
と,該生単板搬入装置50が該接合端部の少なくとも一
方の接合端部に熱硬化性接着剤を塗布された生単板1を
挾持している間に該生単板1を挾持して,該生単板搬入
装置50が該生単板1の挾持を解除した後に該生単板1
を次工程の後述する加熱圧接装置まで搬送する後述の係
合装置を備えた生単板搬出装置110と,一方の生単板
と他方の生単板との接合端部同士を係合する係合装置1
50と,該係合された接合端部同士を加熱体で圧接する
加熱圧接装置170と,該加熱圧接装置170により接
合された生単板1(図示せず)を挾持して,該加熱圧接
装置170が該生単板1の挾持を解除した後に該接合さ
れた生単板1の後端接合端部を後続単板の前端接合面と
の接合に備えるべく該加熱圧接装置170の接合位置ま
で搬送する接合生単板搬送装置190と,該接合された
生単板を所定長さに切断する為の定尺切断装置210
と,を備えている。
【0077】従って,接合端部加工装置70により接合
される生単板1の両端部を接合端部に加工した後,塗布
装置130により該加工された接合端部の少なくとも一
方の接合面に熱硬化性接着剤を塗布し,その後,該熱硬
化性接着剤が塗布された一方の生単板1と該熱硬化性接
着剤が塗布された他方の生単板1が係合するように該先
行する単板の後端接合面に後続の単板の前端接合面を係
合装置15により係合させた後,加熱圧接して生単板1
同士の接合を行うものである。
【0078】次に,図11乃至図12を用いて請求項1
5の発明の実施の形態について説明する。さて,請求項
15に係る発明は,請求項7における生単板の接合方法
を実施する為の生単板接合装置である。従って,本実施
の形態において奏する効果も,前記請求項7の発明の実
施の形態において述べたものと同じである。
【0079】先ず,図11は,生単板同士を接合する為
の単板接合装置の平面概略図であり,図中のB―Bにお
ける断面を正面概略断面図として図12に示す。
【0080】101は生単板1同士を接合する為の単板
接合装置である。該単板接合装置100は,生単板1を
挾持した状態で該生単板1を次工程の後述する接合端部
乾燥装置まで搬送する単板搬入装置50と,該単板搬入
装置50が生単板1を挾持する間に該生単板1の搬送方
向と平行な両端部を接合端部に加工する接合端部加工装
置70と,該単板搬入装置50が両端部を接合端部に加
工された生単板1を挾持している間に,該生単板1を挾
持して加工された接合端部の少なくともいずれか一方の
接合端部に加熱体を圧接して該接合端部の含有水分の少
なくとも一部を蒸発させる接合端部乾燥装置90と,該
接合端部乾燥装置90が生単板1を挾持する間に該生単
板1を挾持して,該接合端部乾燥装置90が生単板1の
挾持を解除した後に該生単板1を次工程の後述する加熱
圧接装置まで搬送する後述の係合装置を備えた生単板搬
出装置110と,生単板搬出装置110が生単板1を挾
持する間に含有水分の少なくとも一部を蒸発された接合
端部の少なくとも一方の接合端部に熱硬化性接着剤を塗
布する塗布装置130と,一方の生単板と他方の生単板
との接合端部同士を係合する係合装置150と,該係合
された接合端部同士を加熱体で圧接する加熱圧接装置1
70と,該加熱圧接装置170により接合された生単板
1(図示せず)を挾持して,該加熱圧接装置170が該
生単板1の挾持を解除した後にその接合された生単板1
の後端接合端部を後続単板の前端接合面との接合に備え
るべく該加熱圧接装置170の接合位置まで搬送する接
合生単板搬送装置190と,該接合された生単板を所定
長さに切断する為の定尺切断装置210と,を備えてい
る。
【0081】
【発明の効果】本発明は,以上説明したようなものであ
るから,以下に記載されるような効果を奏する。請求項
1乃至請求項3の発明によれば,接合端部に形成された
薄い部分の少なくとも一部が加熱体の圧接により容易に
乾燥されて接着されるので,生単板であっても,次工程
へ搬送される間に該接合端部が離れない程度の強度が得
られる。
【0082】また,上述したように,該接合端部の薄い
部分は容易に乾燥して接着されるので,所定厚さの生単
板を接着に適した含水率まで乾燥する場合に比べて該薄
い部分は短時間で乾燥されるので,生単板であっても良
好な接着が行われる。
【0083】請求項4乃至請求項7の発明によれば,接
合端部に熱硬化性接着剤を塗布する以前に該接合端部の
少なくとも該薄い部分の含有水分の少なくとも一部を蒸
発することにより,該接合端部の薄い部分は更に速く乾
燥して接着されるので,生産性が向上する。
【0084】請求項8の発明によれば,塑性変形されて
更に薄い部分を有するスカーフ形状となった接合端部
は,接合端部の含有水分の蒸発時間を短縮することがで
きるとともに,含有水分の蒸発する面積も広がることに
なるので,更に安定した強度の接合生単板を得ることが
できる。
【0085】また,接合端部の先端部を塑性変形するこ
とにより,通常の加工方法では困難な極めて薄い部分を
有する接合端部を形成することができる。
【0086】請求項9乃至請求項12の発明によれば,
熱風という形のないものを用いて接合端部の少なくとも
該薄い部分の含有水分の少なくとも一部を蒸発させるよ
うにしているので,例えば,該接合端部の形状が複雑な
場合で加熱体による圧接が困難な場合であっても,容易
に蒸発させることができるのである。
【0087】請求項13の発明によれば,溝を有する加
熱体を用いて圧接するので,圧接時に発生する水蒸気は
該溝を通して外部に随時排出されるので,過度に高まっ
た蒸気が一気に外部に開放されることにより生単板が破
損するなどの問題がなくなったのである。
【0088】請求項14の発明によれば,スカーフ形状
の接合端部に形成された薄い部分の少なくとも一部が加
熱体の圧接により容易に乾燥されて接着されるので,生
単板であっても,良好に接着することができる。
【0089】請求項15の発明によれば,スカーフ形状
の接合端部の含有水分の少なくとも一部を事前に蒸発さ
せておくことにより,引き続いて行なわれる加熱体によ
る圧接時間を短縮することが可能となり,生産性が向上
する。
【0090】また,このように事前に蒸発させておく
と,生単板1に残留する含有水分が該蒸発させられた部
分へ移動することは少ないので,少なくとも該薄い部分
においては該残留する含有水分により該熱硬化性接着剤
が希釈されることは少なく,従ってより安定した強度の
接合生単板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生単板を重ね合わせた状態を示す側面図であ
る。
【図2】第1接合端部と第2接合端部とを係合させた状
態を示す側面図である。
【図3】スカーフ形状の夫々の接合端部を係合させた状
態を示す側面図である。
【図4】スカーフ形状の接合端部に加熱体を圧接して含
有水分を蒸発させる状態を説明する為の側面図である。
【図5】第2接合端部の含有水分の蒸発状態を説明する
為の側面図である。
【図6】スカーフ形状の接合端が塑性変形する状態を説
明する為の側面図である。
【図7】熱風による含有水分の蒸発状態を説明する為の
側面図である。
【図8】溝を有する加熱体により圧接されている状態を
示す側面図及び正面図である。
【図9】単板接合装置の平面概略図である。
【図10】図9のA―Aにおける単板接合装置の正面概
略断面図である。
【図11】他の単板接合装置の平面概略図である。
【図12】図11のB―Bにおける他の単板接合装置の
正面概略断面図である。
【符合の説明】
1 生単板 3 薄い部分 3’ 薄い部分 5 加熱体 7 加圧面 9 接合面 11 加熱体 11’ 加熱体 13 加熱体 15 圧接面 17 加熱体(溝付き) 17a 溝 50 単板搬入装置 70 接合端部加工装置 90 接合端部乾燥装置 100 生単板接合装置 101 生単板接合装置 110 生単板搬出装置 130 塗布装置 150 係合装置 170 加熱圧接装置 190 接合生単板搬送装置 210 定尺切断装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接合する所定厚さの生単板同士の少なく
    とも一方の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い
    部分を形成し,次に,一方の該薄い部分と他方の生単板
    の端部とを熱硬化性接着剤を介して重ね合わせ,次い
    で,少なくとも該薄い部分を加熱体で圧接することを特
    徴とする生単板の接合方法。
  2. 【請求項2】 接合する所定厚さの生単板同士の一方の
    生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有す
    る第1接合端部を形成し,また,他方の生単板の端部を
    加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部
    を形成し,次に,該第1接合端部の該薄い部分と該第2
    接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合させ,次い
    で,少なくとも該薄い部分を加熱体で圧接することを特
    徴とする生単板の接合方法。
  3. 【請求項3】 前記第1接合端部及び前記第2接合端部
    をスカーフ形状の接合端部に形成したことを特徴とする
    請求項2記載の生単板の接合方法。
  4. 【請求項4】 接合する所定厚さの生単板同士の一方の
    生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有す
    る第1接合端部を形成し,また,他方の生単板の端部を
    加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部
    を形成し,次いで,該第1接合端部の少なくとも該薄い
    部分に加熱体を圧接乃至は近接して該薄い部分の含有水
    分の少なくとも一部を蒸発させ,次に,該第1接合端部
    の該薄い部分と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介
    して係合させ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体
    で圧接することを特徴とする生単板の接合方法。
  5. 【請求項5】 接合する所定厚さの生単板同士の一方の
    生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有す
    る第1接合端部を形成し,また,他方の生単板の端部を
    加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部
    を形成し,次いで,該第2接合端部の少なくとも該薄い
    部分に加熱体を圧接乃至は近接して該薄い部分の含有水
    分の少なくとも一部を蒸発させ,次に,該第1接合端部
    の該薄い部分と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介
    して係合させ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体
    で圧接することを特徴とする生単板の接合方法。
  6. 【請求項6】 接合する所定厚さの生単板同士の一方の
    生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有す
    る第1接合端部を形成し,また,他方の生単板の端部を
    加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部
    を形成し,次いで,該第1接合端部と該第2接合端部
    の,少なくとも該薄い部分に加熱体を圧接乃至は近接し
    て該接合端部の含有水分の少なくとも一部を蒸発させ,
    次に,該第1接合端部の該薄い部分と該第2接合端部と
    を熱硬化性接着剤を介して係合させ,次いで,少なくと
    も該薄い部分を加熱体で圧接することを特徴とする生単
    板の接合方法。
  7. 【請求項7】 前記第1接合端部と前記第2接合端部を
    スカーフ形状の接合端部に形成したことを特徴とする請
    求項4乃至請求項6記載の生単板の接合方法。
  8. 【請求項8】 接合する所定厚さの生単板同士の一方の
    生単板の端部を加工してスカーフ形状の第1接合端部を
    形成し,また,他方の生単板の端部を加工して該第1接
    合端部の形状に対応するスカーフ形状の第2接合端部を
    形成し,次いで,該第1接合端部及び該第2接合端部の
    少なくともいずれか一方のスカーフ形状の接合端部に加
    熱体を圧接して,該接合端部の含有水分の少なくとも一
    部を蒸発させると共に該スカーフ形状の先端部分を塑性
    変形させ,次に,該第1接合端部と該第2接合端部とを
    熱硬化性接着剤を介して係合させ,次いで,少なくとも
    該塑性変形させたスカーフ形状の先端部分を加熱体で圧
    接することを特徴とする生単板の接合方法。
  9. 【請求項9】 接合する所定厚さの生単板同士の一方の
    生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有す
    る第1接合端部を形成し,また,他方の生単板の端部を
    加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端部
    を形成し,次いで,該第1接合端部の少なくとも該薄い
    部分に熱風を吹き付けて該薄い部分の含有水分の少なく
    とも一部を蒸発させ,次に,該第1接合端部の該薄い部
    分と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合さ
    せ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体で圧接する
    ことを特徴とする生単板の接合方法。
  10. 【請求項10】 接合する所定厚さの生単板同士の一方
    の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有
    する第1接合端部を形成し,また,他方の生単板の端部
    を加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端
    部を形成し,次いで,該第2接合端部の少なくとも該薄
    い部分に熱風を吹き付けて該薄い部分の含有水分の少な
    くとも一部を蒸発させ,次に,該第1接合端部の該薄い
    部分と該第2接合端部とを熱硬化性接着剤を介して係合
    させ,次いで,少なくとも該薄い部分を加熱体で圧接す
    ることを特徴とする生単板の接合方法。
  11. 【請求項11】 接合する所定厚さの生単板同士の一方
    の生単板の端部を加工して該所定厚さより薄い部分を有
    する第1接合端部を形成し,また,他方の生単板の端部
    を加工して該第1接合端部の形状に対応する第2接合端
    部を形成し,次いで,該第1接合端部と該第2接合端部
    の,少なくとも該薄い部分に熱風を吹き付けて該薄い部
    分の含有水分の少なくとも一部を蒸発させ,次に,該第
    1接合端部の該薄い部分と該第2接合端部とを熱硬化性
    接着剤を介して係合させ,次いで,少なくとも該薄い部
    分を加熱体で圧接することを特徴とする生単板の接合方
    法。
  12. 【請求項12】 前記第1接合端部と前記第2接合端部
    をスカーフ形状の接合端部に形成したことを特徴とする
    請求項9乃至請求項11記載の生単板の接合方法。
  13. 【請求項13】 圧接面に外部に通じる溝が形成された
    加熱体で,前記少なくとも薄い部分を圧接することを特
    徴とする請求項1乃至請求項12記載の生単板の接合方
    法。
  14. 【請求項14】 生単板同士を接合する為の接合装置で
    あって,接合する夫々の生単板の端部をスカーフ形状の
    接合端部に加工する接合端部加工装置と,該加工された
    接合端部の少なくともいずれか一方の接合端部に熱硬化
    性接着剤を塗布する塗布装置と,一方の該接合端部に他
    方の該接合端部を係合させた後,少なくともスカーフ形
    状の先端部分を加熱体で圧接する加熱圧接装置と,を備
    えることを特徴とする生単板接合装置。
  15. 【請求項15】 生単板同士を接合する為の接合装置で
    あって,接合する夫々の生単板の端部をスカーフ形状の
    接合端部に加工する接合端部加工装置と,該加工された
    接合端部の少なくともいずれか一方の接合端部に加熱体
    を圧接して該接合端部の含有水分の少なくとも一部を蒸
    発させる接合端部乾燥装置と,接合する該接合端部の少
    なくともいずれか一方の接合端部に熱硬化性接着剤を塗
    布する塗布装置と,一方の該接合端部に他方の該接合端
    部を係合させた後,少なくともスカーフ形状の先端部分
    を加熱体で圧接する加熱圧接装置と,を備えることを特
    徴とする生単板接合装置。
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