JPS634763B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634763B2 JPS634763B2 JP58189567A JP18956783A JPS634763B2 JP S634763 B2 JPS634763 B2 JP S634763B2 JP 58189567 A JP58189567 A JP 58189567A JP 18956783 A JP18956783 A JP 18956783A JP S634763 B2 JPS634763 B2 JP S634763B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- clamping
- wood
- open end
- jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、マイクロ波加熱による木材の接着
方法とその圧締治具に関するものである。
方法とその圧締治具に関するものである。
従来接着剤の硬化を促進させる方法として、熱
風・ホツトプレス・赤外線ランプ等による外部加
熱と高周波加熱(工業的には13.56MHの波長の
ものを使う)・マイクロ波加熱(国内では
2450MH、海外では915MH)のいわゆる内部加
熱とがある。このうち高周波加熱は外部電源なし
で被加熱物自体が発熱するため、内部を均一に加
熱でき、且つ接着剤のみを局部的に加熱するの
で、短時間で十分な接着強度が得られるという利
点がある。
風・ホツトプレス・赤外線ランプ等による外部加
熱と高周波加熱(工業的には13.56MHの波長の
ものを使う)・マイクロ波加熱(国内では
2450MH、海外では915MH)のいわゆる内部加
熱とがある。このうち高周波加熱は外部電源なし
で被加熱物自体が発熱するため、内部を均一に加
熱でき、且つ接着剤のみを局部的に加熱するの
で、短時間で十分な接着強度が得られるという利
点がある。
しかし、この反面つぎのような欠点がある。
2枚の平行板電極の間に加工材を挿入して、高周
波電圧を加えるため、製品の大きさに制限をうけ
る。同調(マツチング)をとるのが非常に面倒
である。木材の含水率が7〜10%になるように
シビアに規制しないと、十分な接着性能が得られ
ない。
2枚の平行板電極の間に加工材を挿入して、高周
波電圧を加えるため、製品の大きさに制限をうけ
る。同調(マツチング)をとるのが非常に面倒
である。木材の含水率が7〜10%になるように
シビアに規制しないと、十分な接着性能が得られ
ない。
これに対し、マイクロ波加熱では、製品を入れ
る密閉金属箱(オーブン又はキヤビテイという)
にマイクロ波をマグネトロンから放射するため、
高周波加熱のような一対の電極間に製品を入れる
必要がないので、製品の大きさに規制をうけず、
且つ同調の必要もない。また木材含水率の高低が
接着性能を与える影響も少ない等の利点がある。
る密閉金属箱(オーブン又はキヤビテイという)
にマイクロ波をマグネトロンから放射するため、
高周波加熱のような一対の電極間に製品を入れる
必要がないので、製品の大きさに規制をうけず、
且つ同調の必要もない。また木材含水率の高低が
接着性能を与える影響も少ない等の利点がある。
しかし接着木材を圧接する圧接治具として、従
来一般に使われている金属製のものを使用する
と、金属は誘導加熱又は放電するため、治具自体
が急速に加熱される。このため、圧締部分の木材
が焦げてへこむので、押圧力不足となつて十分な
接着性能が得られなくなる。このように従来は圧
締治具に問題があるため、金属治具によるマイク
ロ波照射で接着剤の硬化促進を図ることは行われ
ていない。このため例えば特公昭57−52883号公
報に示されるように接着剤を塗布した単板を単に
積層した状態でマイクロ波照射をして接着剤を溶
融させたのち、上記単板をコールドプレスにより
冷圧縮しているので、工程が2工程に分れるほか
押圧せずにマイクロ波照射をするため、十分な接
着性態がえられない欠点があつた。
来一般に使われている金属製のものを使用する
と、金属は誘導加熱又は放電するため、治具自体
が急速に加熱される。このため、圧締部分の木材
が焦げてへこむので、押圧力不足となつて十分な
接着性能が得られなくなる。このように従来は圧
締治具に問題があるため、金属治具によるマイク
ロ波照射で接着剤の硬化促進を図ることは行われ
ていない。このため例えば特公昭57−52883号公
報に示されるように接着剤を塗布した単板を単に
積層した状態でマイクロ波照射をして接着剤を溶
融させたのち、上記単板をコールドプレスにより
冷圧縮しているので、工程が2工程に分れるほか
押圧せずにマイクロ波照射をするため、十分な接
着性態がえられない欠点があつた。
この発明は前記の欠点を解消しようとするもの
で、第1発明は接合面に接着剤を塗布した木材同
志を、少くとも挾着部を絶縁性とした圧締治具に
よつて挾着し、この加圧状態でマイクロ波を照射
して接着剤を乾燥硬化させることを特徴とする木
材の接着方法である。第2発明は前記の接着方法
で使用する圧締治具で、一側を開口端とした環状
体で、少くとも開口端の挾着部を絶縁性とし、且
つ開口端を無理に開くとそこに強い挾着部を生ず
る適度の弾性体で形成したことを特徴とする圧締
治具である。以下にその実施例を図面に従つて説
明する。
で、第1発明は接合面に接着剤を塗布した木材同
志を、少くとも挾着部を絶縁性とした圧締治具に
よつて挾着し、この加圧状態でマイクロ波を照射
して接着剤を乾燥硬化させることを特徴とする木
材の接着方法である。第2発明は前記の接着方法
で使用する圧締治具で、一側を開口端とした環状
体で、少くとも開口端の挾着部を絶縁性とし、且
つ開口端を無理に開くとそこに強い挾着部を生ず
る適度の弾性体で形成したことを特徴とする圧締
治具である。以下にその実施例を図面に従つて説
明する。
実施例 1
第1図に示すように一側に開口端1を設けた環
状体2により圧締治具3を設け、この開口端1に
無理に開いて、接着面アに接着剤を塗布した木片
イ,イを挾む。圧締治具3は誘電損失係数が低
く、且つ適度の弾性があつて、開口端1を無理に
開いて木片イ,イの挾むと木片イ,イを強く挾着
する材質よりなるもの、この実施例ではポリプロ
ピレンの単板を切り出してつくる。しかし材料は
ポリプロピレンに限るものではなく、ポリエチレ
ン・テフロン・アセタール・ポリカーボネイト樹
脂等の熱可塑性樹脂ならいずれでもよい。開口端
1の引張り強度は20Kg/m2。この力で木片イ,イ
を挾着し、そこへ2450MHz、出力1400Wのマイク
ロ波を9秒間照射する。木片イの大きさは、120
mm×25mm×10mmの直方体である。結果は圧締治具
3による挾着面ウ,ウには何らの焦げを生ぜず
に、接着剤は硬化する。接着力(JISK6852ブロ
ツク圧縮 断試験方法による)は112Kg/m2とな
る。
状体2により圧締治具3を設け、この開口端1に
無理に開いて、接着面アに接着剤を塗布した木片
イ,イを挾む。圧締治具3は誘電損失係数が低
く、且つ適度の弾性があつて、開口端1を無理に
開いて木片イ,イの挾むと木片イ,イを強く挾着
する材質よりなるもの、この実施例ではポリプロ
ピレンの単板を切り出してつくる。しかし材料は
ポリプロピレンに限るものではなく、ポリエチレ
ン・テフロン・アセタール・ポリカーボネイト樹
脂等の熱可塑性樹脂ならいずれでもよい。開口端
1の引張り強度は20Kg/m2。この力で木片イ,イ
を挾着し、そこへ2450MHz、出力1400Wのマイク
ロ波を9秒間照射する。木片イの大きさは、120
mm×25mm×10mmの直方体である。結果は圧締治具
3による挾着面ウ,ウには何らの焦げを生ぜず
に、接着剤は硬化する。接着力(JISK6852ブロ
ツク圧縮 断試験方法による)は112Kg/m2とな
る。
実施例 2
第2図に示すような鉄製の環状体4で圧締治具
5をつくる。圧締治具5の両開口端にFRP製の
挾着部6,6を設け、この挾着部6,6を介して
木片イ,イを挾着する。この状態で実施例1と同
様にマイクロ波を照射する。挾着面ウ,ウには焦
げを生せず、接着剤は瞬間的に硬化する。接着力
は120Kg/m2。
5をつくる。圧締治具5の両開口端にFRP製の
挾着部6,6を設け、この挾着部6,6を介して
木片イ,イを挾着する。この状態で実施例1と同
様にマイクロ波を照射する。挾着面ウ,ウには焦
げを生せず、接着剤は瞬間的に硬化する。接着力
は120Kg/m2。
実施例 3
実施例2と同じ圧締治具5を使うが、ここでは
FRP製の挾着部6,6を設けず、直接木片イ,
イを挾着してマイクロ波を照射する。挾着面ウ,
ウに焦げが発生。このため圧締力が減じ、接着力
は54Kg/m2と大きく後退した。また接着層剥離も
生じた。
FRP製の挾着部6,6を設けず、直接木片イ,
イを挾着してマイクロ波を照射する。挾着面ウ,
ウに焦げが発生。このため圧締力が減じ、接着力
は54Kg/m2と大きく後退した。また接着層剥離も
生じた。
実施例 4
第3図に示すように20mm角長さ1400mmの試験片
エ,エの木口を45度に切つて留め接合し、これを
前記と同様酸硬化型酢ビ接着剤で接着したのち、
7秒間マイクロ波(2450MHz、1400W)を照射。
結果として30Kg/m2の接着力を得た。しかし同様
の試験片にクロロピレンゴム系接着剤を分離塗布
したときの接着力は1Kg/m2、HBプライマー分
離塗布法では4Kg/m2、酢ビエマルジヨン+ユリ
ヤ樹脂の分離塗布法では7Kg/m2、ホツトメルト
接着剤では18Kg/m2。このようにマイクロ波照射
をしないときの接着力は非常に小さいものとなつ
た。
エ,エの木口を45度に切つて留め接合し、これを
前記と同様酸硬化型酢ビ接着剤で接着したのち、
7秒間マイクロ波(2450MHz、1400W)を照射。
結果として30Kg/m2の接着力を得た。しかし同様
の試験片にクロロピレンゴム系接着剤を分離塗布
したときの接着力は1Kg/m2、HBプライマー分
離塗布法では4Kg/m2、酢ビエマルジヨン+ユリ
ヤ樹脂の分離塗布法では7Kg/m2、ホツトメルト
接着剤では18Kg/m2。このようにマイクロ波照射
をしないときの接着力は非常に小さいものとなつ
た。
この発明は以上説明したように少くとも挾着部
をマイクロ波を浴びても誘導体電流を流さない絶
縁性とした圧締治具を設け、この治具で木材を挾
着圧締したため、これにマイクロ波を照射して
も、従来の金属製治具のように治具自体が加熱さ
れないので、圧締部分の木材が焦げて押圧力が減
ずることがない。このように加圧しながらマイク
ロ波を照射して接着剤を硬化させることが可能と
なつたので、接着剤は木材の細胞間に容易に滲透
して所謂投錨効果が生ずるため、大きな接着・性
能が得られる。また加圧しながらマイクロ波を照
射するので、従来照射と加圧を分けて二工程とし
ていた作業を一工程に短縮できる効果も生ずるも
のである。また圧締治具は上記のように弾性体の
弾力を使つて挾着するため、構造簡単で安価に提
供できるものである。
をマイクロ波を浴びても誘導体電流を流さない絶
縁性とした圧締治具を設け、この治具で木材を挾
着圧締したため、これにマイクロ波を照射して
も、従来の金属製治具のように治具自体が加熱さ
れないので、圧締部分の木材が焦げて押圧力が減
ずることがない。このように加圧しながらマイク
ロ波を照射して接着剤を硬化させることが可能と
なつたので、接着剤は木材の細胞間に容易に滲透
して所謂投錨効果が生ずるため、大きな接着・性
能が得られる。また加圧しながらマイクロ波を照
射するので、従来照射と加圧を分けて二工程とし
ていた作業を一工程に短縮できる効果も生ずるも
のである。また圧締治具は上記のように弾性体の
弾力を使つて挾着するため、構造簡単で安価に提
供できるものである。
第1図はこの発明の第1実施例、第2図は第2
実施例、第3図は第4実施例を示す説明図であ
る。 1……開口端、2,4……環状体、3,5……
圧締治具、6……挾着部。
実施例、第3図は第4実施例を示す説明図であ
る。 1……開口端、2,4……環状体、3,5……
圧締治具、6……挾着部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 接合面に接着剤を塗布した木材同志を、少く
とも挾着部を絶縁性した圧締治具によつて挾着
し、この加圧状態でマイクロ波を照射して接着剤
を乾燥硬化させることを特徴とする木材の接着方
法。 2 一側を開口端とした環状体で、少くとも開口
端の挾着部を絶縁性とし、且つ開口端を無理に開
くとそこに強い挾着力を生ずる適度の弾性体で形
成したことを特徴とする圧締治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18956783A JPS6081274A (ja) | 1983-10-11 | 1983-10-11 | 木材の接着方法とその圧締治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18956783A JPS6081274A (ja) | 1983-10-11 | 1983-10-11 | 木材の接着方法とその圧締治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6081274A JPS6081274A (ja) | 1985-05-09 |
| JPS634763B2 true JPS634763B2 (ja) | 1988-01-30 |
Family
ID=16243490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18956783A Granted JPS6081274A (ja) | 1983-10-11 | 1983-10-11 | 木材の接着方法とその圧締治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6081274A (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4945623U (ja) * | 1972-07-25 | 1974-04-22 | ||
| JPS5434712Y2 (ja) * | 1976-08-30 | 1979-10-23 | ||
| JPS5850841B2 (ja) * | 1981-11-11 | 1983-11-12 | 株式会社 天童木工 | 木薄板の圧締形成法 |
| JPS634763A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-09 | Canon Inc | 記録装置 |
-
1983
- 1983-10-11 JP JP18956783A patent/JPS6081274A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6081274A (ja) | 1985-05-09 |
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