JPH1110751A - 防水用ゴム栓、その成形方法および成型用金型 - Google Patents

防水用ゴム栓、その成形方法および成型用金型

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JPH1110751A
JPH1110751A JP9171734A JP17173497A JPH1110751A JP H1110751 A JPH1110751 A JP H1110751A JP 9171734 A JP9171734 A JP 9171734A JP 17173497 A JP17173497 A JP 17173497A JP H1110751 A JPH1110751 A JP H1110751A
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JP
Japan
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mold
rubber plug
flange edge
molding
along
Prior art date
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Pending
Application number
JP9171734A
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English (en)
Inventor
Yukinori Saka
幸則 阪
Osamu Yanai
修 谷内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴム栓の脱型動作が円滑に行われるようにす
る。 【解決手段】 一端部にフランジ縁7が張り出し形成さ
れているゴム栓1を成形する場合に、そのフランジ縁7
に対して放射状にスリット9を切り込んでおく。このよ
うにすることで、ゴム栓1を金型から引き抜くときにフ
ランジ縁7部分はスリット9によってすぼみ方向への変
形が許容されるため、フランジ縁7の張り出しが型の内
面に引っかかって抜けなくなるような事態がなく、円滑
な脱型動作が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防水用ゴム栓、
その成形方法及びそこに使用される金型に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、防水が要求される箇所で使用
されるコネクタでは、端子金具に接続される電線の被服
端末部にゴム栓を装着しておき、キャビティの挿入側か
らの浸水をこのゴム栓によって防止するようにしてい
た。また、ゴム栓32は端子金具のバレル片によってか
しめられ、容易には位置ずれを生じないようにしてある
が、より信頼性を高めるために、バレル片によってかし
められる部分(被かしめ部)の外端にはフランジ縁31
を一体かつ全周に沿って張り出させるような工夫が施さ
れてきた。こうしたゴム栓は金型33によって成形さ
れ、そのときの概要は図6に示すようである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】金型33内で成形され
たゴム栓32は、成形後に軸方向へ引っ張られて脱型が
なされる。しかし、フランジ縁31が張り出し形成され
ていることから、この部分が引っかかって容易には取り
外すことができない。つまり、ゴム栓32に対し図6の
左方向へ引っ張り力を作用させると、上記した被かしめ
部34が他所より薄肉になっているために、引っ張り力
がここで吸収されてフランジ縁31にまで作用しにくい
状況にあるからである。
【0004】なお、上記のような問題はゴム栓を軸線方
向に引っ張って脱型させるために生じるのであり、単純
には型開き方向を軸線と直交する方向に設定すれば解決
可能とも思われる。しかし、このような方向への型開き
はゴム栓の周面にばりを生じさせる原因にもなりかねな
い。周面に生じたばりはシール性を損なうものであるた
め、かかる方法は採用できないのである。
【0005】結局のところ、ゴム栓は軸線方向に沿って
脱型せざるを得ないのであり、こうした事情から脱型動
作の円滑性は容易に実現できなかった。
【0006】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的とするところは容易
な脱型を実現する成型法及びその金型、さらには完成品
としてのゴム栓を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、軸芯に沿って電線挿入孔が貫通
しかつその外周面の一端部にはフランジ縁が周方向に沿
って張り出し形成される防水用ゴム栓を、成形用金型か
ら軸方向に沿って引き抜いて脱型させる成形方法であっ
て、このフランジ縁部分を脱型時にすぼみ変形させる変
形許容部を、脱型に先立って成形しておくことを特徴と
するものである。
【0008】また請求項2の発明は、軸芯に沿って電線
挿入孔が貫通しかつその外周面の一端部にはフランジ縁
が周方向に沿って張り出し形成される防水用ゴム栓を成
形するための金型であって、ゴム栓の側面部分を成形す
るための本体金型と、この本体金型に対し前記フランジ
縁側から軸方向に沿って開閉される可動金型とを備え、
かつこの可動金型には前記フランジ縁部分をすぼみ変形
可能とする変形許容部を成形するためのリブが形成され
ていることを特徴とするものである。
【0009】さらに請求項3の発明は、軸芯に沿って電
線挿入孔が貫通しかつその外周面の一端部にはフランジ
縁が周方向に沿って張り出し形成される防水用ゴム栓で
あって、前記フランジ縁部分には、このフランジ縁部分
のすぼみ変形を許容する変形許容部が形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、成型
用金型内で成形されたゴム栓を脱型させる際に、既にフ
ランジ縁部分に成形されている変形許容部がフランジ縁
部分をすぼみ変形させるため、金型からの取り出しを容
易にする。
【0011】また、請求項2の発明によれば、ゴム栓は
本体金型と可動金型とによって囲まれた成形空間内で成
形され、このときに可動金型に形成されたリブによって
フランジ縁部分に変形許容部が形成される。したがっ
て、可動金型を本体金型から開いた状態でゴム栓を軸方
向へ引き抜いてやれば、フランジ縁部分は変形許容部に
よってすぼみ、金型から容易に抜き取られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5に基づいて説明する。まず、本実施形態の対象と
なるゴム栓1の構造を簡単に説明する。ゴム栓1全体は
略円筒状をなして一体に成形され、内部には軸芯に沿っ
て電線挿通孔2が貫通している。また、その外周面にお
いてほぼ半分の長さ範囲には図示三条のシール突縁3A
〜3Cが等ピッチ間隔で円環状に張り出している。図示
のものにおいては、各シール突縁3A〜3Cは先頭のも
の3Aから順に外径寸法が及び軸方向に関する厚み寸法
も増大するようにしてある。これは、主として図示しな
いコネクタハウジングのキャビティへの挿入性及び脱型
の容易さを考慮したものである。なお、シール突縁3C
と一方の端縁との間は基部4となっている。
【0013】一方、ゴム栓1の残り半分の長さ範囲には
次述する端子金具5との装着部6が形成されている。こ
の装着部6は上記した各シール突縁3A〜3Cの谷の外
径および基部4の外径の各寸法より小さくなっている。
また、この装着部6と先端縁との間にはフランジ縁7が
張り出し形成されている。フランジ縁7は各シール突縁
3A〜3C及び基部4の外径よりは小さいが、装着部6
の外径よりは大きい寸法をもって形成されているため、
装着部6との境目部分は段差が形成されることになる。
【0014】さらにまた、フランジ縁7部分には図3に
示すように90゜間隔毎に図示4つのスリット9(本発
明の変形許容部に相当する。)が設けられている。各ス
リット9は上記の面取り8された面から装着部6のほぼ
中央部に至る長さ範囲に亘って軸線方向に沿って切り込
み状に形成されている。このことによって、ゴム栓1は
装着部6側がすぼみ変形を許容されることになり、すぼ
み変形時にはフランジ縁7の外径寸法が自然状態での装
着部6の外径とほぼ等しくなる程度となるように設定さ
れている。
【0015】そして、このように形成されたゴム栓1を
端子金具5に装着する場合には、内部の電線挿通孔2へ
電線が通される一方、電線芯線が端子金具5のワイヤバ
レル10によってかしめつけられる。また、装着部6に
対しては端子金具5のインシュレーショバレル11がか
しめつけられるのであるが、このときにはフランジ縁7
が張り出し形成されていることから、ゴム栓1の外れ防
止が強化されている。
【0016】次に、上記ゴム栓1を成形するための金型
について説明するが、本実施形態ではゴム栓1を同時に
多数個成形する、いわゆる多数個取りの成形金型を例に
とって説明するが、図面上はその一つのみを示すに止め
る。
【0017】図4に示すように、本実施形態における金
型は上型12(本発明の可動金型に相当する)、中型1
3(本発明の本体金型に相当する)及び下型14に3分
割されている。このうち、下型14には各ゴム栓1の電
線挿通孔2の成形箇所に対応して中子15が突出し、型
閉じした状態では中型13と共にゴム栓1の基部4側端
面を除く部分を成形する成形空間が形成されるようにな
っているとともに、下型14と中型13との間には型閉
じした状態でシート状の隙間が保有されるようにしてあ
り、ここでばり18を成形するようにしている。
【0018】また、上型12の対向面にはゴム栓1の前
端面を成形するための面と、ここから各スリット9に対
応した位置に突出された4つのスリット成型用のリブ1
7が形成されている。なお、この上型12は成形された
ゴム栓1を中型13から脱型させる前に、軸方向へ移動
して型開きをするようになっている。
【0019】ゴム栓1を成形して取り出す手順は、上記
の各金型を閉じて射出成形法等によってゴム栓1を成形
する。そして、一定時間後にまず下型14及び上型12
をそれぞれ軸方向に沿って開いておく。これによって、
上型12側ではリブ17が抜き取られることによってス
リット9が現れ、また下型14を開くことで中子15が
電線挿入孔から抜き取られる一方、前述したように下型
14と中型13との間には前述したシート状の隙間が保
有されているため、ここにはシート状にばり18が残
り、各成形されたゴム栓1同士を連結した状態となって
いる。
【0020】次に、このシート状のばり18をつまんで
図5に示すP矢印方向へ引っ張る。すると、ゴム栓1に
作用する引っ張り力によって装着部6を介してフランジ
縁7部分も引っ張られる。このとき、フランジ縁7部分
は各スリット9によってすぼみ変形し、その外径が装着
部6の外径と等しい程度にまでなるため、フランジ縁7
は中型13の成形面に引っ掛かることなくスムーズに中
型13から脱型される。かくして、複数のゴム栓1が一
括して中型13から取り出される。
【0021】その後、ばり取り工程によってばり18が
ゴム栓1の後端面から除去されれば、所望とするゴム栓
1が得られる。
【0022】以上のように、本実施形態によれば、フラ
ンジ縁7部分に複数のスリット9を設けてすぼみ変形を
許容するようにしたため、脱型時の抜き取りを円滑に行
うことができる。
【0023】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0024】本実施形態では、内部に通じるスリット
9を設けて変形許容部としたが、これに代えて薄肉部を
凹設したものであってもよい。
【0025】変形許容部の数及び配置は決して本実施
形態のものに限定されるべきものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】端子金具にゴム栓を装着した状態の斜視図
【図2】ゴム栓の側面図
【図3】同じく正面図
【図4】成形時の状態を示す断面図
【図5】脱型時の状態を示す断面図
【図6】従来の成形状態を示す断面図
【符号の説明】 1…ゴム栓 6…装着部 7…フランジ縁 9…スリット(変形許容部) 12〜14…金型

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸芯に沿って電線挿入孔が貫通しかつそ
    の外周面の一端部にはフランジ縁が周方向に沿って張り
    出し形成される防水用ゴム栓を、成形用金型から軸方向
    に沿って引き抜いて脱型させる成形方法であって、 このフランジ縁部分を脱型時にすぼみ変形させる変形許
    容部を、脱型に先立って成形しておくことを特徴とする
    防水用ゴム栓の成形方法。
  2. 【請求項2】 軸芯に沿って電線挿入孔が貫通しかつそ
    の外周面の一端部にはフランジ縁が周方向に沿って張り
    出し形成される防水用ゴム栓を成形するための金型であ
    って、 ゴム栓の側面部分を成形するための本体金型と、この本
    体金型に対し前記フランジ縁側から軸方向に沿って開閉
    される可動金型とを備え、かつこの可動金型には前記フ
    ランジ縁部分をすぼみ変形可能とする変形許容部を成形
    するためのリブが形成されていることを特徴とする防水
    用ゴム栓の成型用金型。
  3. 【請求項3】 軸芯に沿って電線挿入孔が貫通しかつそ
    の外周面の一端部にはフランジ縁が周方向に沿って張り
    出し形成される防水用ゴム栓であって、 前記フランジ縁部分には、このフランジ縁部分のすぼみ
    変形を許容する変形許容部が形成されていることを特徴
    とする防水用ゴム栓。
JP9171734A 1997-06-27 1997-06-27 防水用ゴム栓、その成形方法および成型用金型 Pending JPH1110751A (ja)

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