JPH11135606A - ウエハ洗浄用のウエハキャリア - Google Patents
ウエハ洗浄用のウエハキャリアInfo
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- JPH11135606A JPH11135606A JP30106997A JP30106997A JPH11135606A JP H11135606 A JPH11135606 A JP H11135606A JP 30106997 A JP30106997 A JP 30106997A JP 30106997 A JP30106997 A JP 30106997A JP H11135606 A JPH11135606 A JP H11135606A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗浄時にキャリアから発生するダストがウエ
ハに付着することを防止した、ウエハ洗浄用のウエハキ
ャリアを提供する。 【解決手段】 ウエハキャリア32は、ウエハ面を垂直
にしてウエハを支持する支持部16を備え、支持部16
によって支持したウエハを上方に流動する洗浄液内に浸
漬してウエハを洗浄するウエハ洗浄用のウエハキャリア
である。支持部16は、ウエハ面に直交して水平方向に
延在し、かつウエハ周縁21に接触して支持する対の棒
状体として形成され、ウエハの水平方向中心線の直ぐ下
にで、収容したウエハの両側に位置するように配置され
ている。
ハに付着することを防止した、ウエハ洗浄用のウエハキ
ャリアを提供する。 【解決手段】 ウエハキャリア32は、ウエハ面を垂直
にしてウエハを支持する支持部16を備え、支持部16
によって支持したウエハを上方に流動する洗浄液内に浸
漬してウエハを洗浄するウエハ洗浄用のウエハキャリア
である。支持部16は、ウエハ面に直交して水平方向に
延在し、かつウエハ周縁21に接触して支持する対の棒
状体として形成され、ウエハの水平方向中心線の直ぐ下
にで、収容したウエハの両側に位置するように配置され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハ洗浄用のウ
エハキャリアに関し、更に詳しくは、洗浄時にキャリア
から発生するダストがウエハに付着することを防止した
ウエハ洗浄用のウエハキャリアに関するものである。
エハキャリアに関し、更に詳しくは、洗浄時にキャリア
から発生するダストがウエハに付着することを防止した
ウエハ洗浄用のウエハキャリアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ウエハを洗浄液で洗浄するには、
一般に、ウエハ洗浄用のウエハキャリア内にウエハを収
容し、洗浄液を収容した洗浄槽内にウエハキャリアを浸
し、溶剤を流動させて洗浄し、その後、イソプロピルア
ルコール蒸気に曝してウエハを乾燥している。このこと
は自動式の洗浄機で行われることが多い。尚、洗浄液と
しては、例えば、APM(アンモニア過水であり、アン
モニアと過酸化水素と水との混合物)、HPM(塩酸過
水)、BHF(バッファド酸)、LE液(ライトエッチ
液と言われ、フッ化水素と水との混合液)、SPM(硫
酸過水)である。図5(a)及び(b)は、それぞれ、
従来のウエハ洗浄用のウエハキャリアの斜視図、及び概
念的構成を示す側面図である。従来のウエハ洗浄用のウ
エハキャリア10(以下、単にウエハキャリア10と言
う)は、溝14付きの2個の支持部16A、Bをウエハ
キャリア下部に備えている。また、ウエハキャリア10
は、収容したウエハの上半部の周縁を保持する溝付きの
保持部15A〜Fを側壁17A及び側壁17Bにそれぞ
れ3個づつ備えている。ウエハキャリア10の材質は例
えば石英である。尚、従来のウエハ洗浄用のウエハキャ
リアは、図5に示すように、オリエンテーションフラッ
ト面12を下向きにして収容するものが多い。
一般に、ウエハ洗浄用のウエハキャリア内にウエハを収
容し、洗浄液を収容した洗浄槽内にウエハキャリアを浸
し、溶剤を流動させて洗浄し、その後、イソプロピルア
ルコール蒸気に曝してウエハを乾燥している。このこと
は自動式の洗浄機で行われることが多い。尚、洗浄液と
しては、例えば、APM(アンモニア過水であり、アン
モニアと過酸化水素と水との混合物)、HPM(塩酸過
水)、BHF(バッファド酸)、LE液(ライトエッチ
液と言われ、フッ化水素と水との混合液)、SPM(硫
酸過水)である。図5(a)及び(b)は、それぞれ、
従来のウエハ洗浄用のウエハキャリアの斜視図、及び概
念的構成を示す側面図である。従来のウエハ洗浄用のウ
エハキャリア10(以下、単にウエハキャリア10と言
う)は、溝14付きの2個の支持部16A、Bをウエハ
キャリア下部に備えている。また、ウエハキャリア10
は、収容したウエハの上半部の周縁を保持する溝付きの
保持部15A〜Fを側壁17A及び側壁17Bにそれぞ
れ3個づつ備えている。ウエハキャリア10の材質は例
えば石英である。尚、従来のウエハ洗浄用のウエハキャ
リアは、図5に示すように、オリエンテーションフラッ
ト面12を下向きにして収容するものが多い。
【0003】図6は、矢視I−I断面(図5参照)の拡
大図である。支持部16A、Bは、何れも、水平に設け
られた丸棒状の部材18、及び部材18の下側に付けら
れた角棒状の部材20とから構成される。部材18に
は、前述の溝14が互いに等間隔に形成されており、各
溝底には、ウエハ周縁(ウエハ外周)21を支持する支
持平面22が形成されている。尚、支持部16A、Bに
代えて、図7に示すように、溝14を有する部材18の
みから構成されている支持部24A、Bを備えているウ
エハ洗浄用のウエハキャリア26(以下、単にウエハキ
ャリア26と言う。図8参照)も用いられている。この
場合、支持部24Aは、側壁17Aのうちウエハの水平
方向中心線よりも下方に設けられており、支持部24B
も側壁17Bに同様に設けられている。
大図である。支持部16A、Bは、何れも、水平に設け
られた丸棒状の部材18、及び部材18の下側に付けら
れた角棒状の部材20とから構成される。部材18に
は、前述の溝14が互いに等間隔に形成されており、各
溝底には、ウエハ周縁(ウエハ外周)21を支持する支
持平面22が形成されている。尚、支持部16A、Bに
代えて、図7に示すように、溝14を有する部材18の
みから構成されている支持部24A、Bを備えているウ
エハ洗浄用のウエハキャリア26(以下、単にウエハキ
ャリア26と言う。図8参照)も用いられている。この
場合、支持部24Aは、側壁17Aのうちウエハの水平
方向中心線よりも下方に設けられており、支持部24B
も側壁17Bに同様に設けられている。
【0004】ウエハキャリア10を用いてウエハを洗浄
するには、前述の洗浄液を収容した洗浄槽27に、ウエ
ハを収容したウエハキャリア10を入れて洗浄液に浸
し、洗浄液を上方(図9で示すY方向)に流動させるこ
とにより行う(図9参照)。ウエハキャリア26でも同
様である。
するには、前述の洗浄液を収容した洗浄槽27に、ウエ
ハを収容したウエハキャリア10を入れて洗浄液に浸
し、洗浄液を上方(図9で示すY方向)に流動させるこ
とにより行う(図9参照)。ウエハキャリア26でも同
様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、以下
の問題が生じていた。第1には、ウエハキャリア下部に
支持部16を有するウエハキャリア10を洗浄液内に浸
漬してウエハを洗浄すると、支持部16A、Bとウエハ
との摩擦によりウエハ洗浄中に発生するダストが、ウエ
ハ中央面に付着することである(図10参照)。尚、本
明細書では、ウエハ中央面とはウエハの周縁部以外のウ
エハ部分のウエハ面のことを言い、また、図面に描いた
ウエハ面上のドットは、ウエハ面に付着したダストを示
す。第2には、ウエハキャリア側壁に支持部24を有す
るウエハキャリア26を洗浄液内に浸漬してウエハを洗
浄すると、支持部24の下側に向かって流動してくる洗
浄液が、ウエハ中心側、すなわち支持部24の内側に向
けて矢印Wのように流動するため(図11参照)、ウエ
ハ洗浄中に支持部24A、Bとウエハとの摩擦により発
生するダストが、ウエハ中央面に付着することである
(図12参照)。尚、この流動は、ウエハキャリア10
でも生じていた。第3には、ウエハキャリア26では、
洗浄中にウエハが水平方向に振れて隣り合うウエハ同士
が接触することを防止するように、支持部24の溝幅を
細くする必要があり、このため、ウエハ周縁21と溝1
4との間の摩擦力が大きく、ウエハを取り出す際、ウエ
ハ周縁21が溝14に引っかかり易くて取り出し難いと
いうことである。尚、溝幅は、支持部24の位置がウエ
ハ水平方向中心線に近いほど狭くする必要があり、第3
の問題が顕著になっていた。以上のような事情に照らし
て、本発明の目的は、洗浄時にキャリアから発生するダ
ストがウエハに付着することを防止した、ウエハ洗浄用
のウエハキャリアを提供することである。
の問題が生じていた。第1には、ウエハキャリア下部に
支持部16を有するウエハキャリア10を洗浄液内に浸
漬してウエハを洗浄すると、支持部16A、Bとウエハ
との摩擦によりウエハ洗浄中に発生するダストが、ウエ
ハ中央面に付着することである(図10参照)。尚、本
明細書では、ウエハ中央面とはウエハの周縁部以外のウ
エハ部分のウエハ面のことを言い、また、図面に描いた
ウエハ面上のドットは、ウエハ面に付着したダストを示
す。第2には、ウエハキャリア側壁に支持部24を有す
るウエハキャリア26を洗浄液内に浸漬してウエハを洗
浄すると、支持部24の下側に向かって流動してくる洗
浄液が、ウエハ中心側、すなわち支持部24の内側に向
けて矢印Wのように流動するため(図11参照)、ウエ
ハ洗浄中に支持部24A、Bとウエハとの摩擦により発
生するダストが、ウエハ中央面に付着することである
(図12参照)。尚、この流動は、ウエハキャリア10
でも生じていた。第3には、ウエハキャリア26では、
洗浄中にウエハが水平方向に振れて隣り合うウエハ同士
が接触することを防止するように、支持部24の溝幅を
細くする必要があり、このため、ウエハ周縁21と溝1
4との間の摩擦力が大きく、ウエハを取り出す際、ウエ
ハ周縁21が溝14に引っかかり易くて取り出し難いと
いうことである。尚、溝幅は、支持部24の位置がウエ
ハ水平方向中心線に近いほど狭くする必要があり、第3
の問題が顕著になっていた。以上のような事情に照らし
て、本発明の目的は、洗浄時にキャリアから発生するダ
ストがウエハに付着することを防止した、ウエハ洗浄用
のウエハキャリアを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るウエハ洗浄用のウエハキャリアは、ウ
エハ面を垂直にしてウエハを支持する支持部を備え、支
持部によって支持したウエハを上方に流動する洗浄液内
に浸漬してウエハを洗浄するウエハ洗浄用のウエハキャ
リアであって、ウエハキャリアに設けられた支持部は、
ウエハ面に直交して水平方向に延在し、かつウエハ周縁
に接触して支持する対の棒状体として形成され、最下部
の支持部を構成する対の棒状体は、ウエハの水平方向中
心線の直ぐ下で、ウエハの両側に位置することを特徴と
している。
に、本発明に係るウエハ洗浄用のウエハキャリアは、ウ
エハ面を垂直にしてウエハを支持する支持部を備え、支
持部によって支持したウエハを上方に流動する洗浄液内
に浸漬してウエハを洗浄するウエハ洗浄用のウエハキャ
リアであって、ウエハキャリアに設けられた支持部は、
ウエハ面に直交して水平方向に延在し、かつウエハ周縁
に接触して支持する対の棒状体として形成され、最下部
の支持部を構成する対の棒状体は、ウエハの水平方向中
心線の直ぐ下で、ウエハの両側に位置することを特徴と
している。
【0007】棒状体には、隣り合うウエハ同士が接触す
ることを防止するため、及び、ウエハ位置が移動しない
ようにするため、例えば突起や溝が形成されている。好
適には、最下部の支持部を構成する対の棒状体は、外方
上方に傾斜する傾斜面からなる外側面を有する。
ることを防止するため、及び、ウエハ位置が移動しない
ようにするため、例えば突起や溝が形成されている。好
適には、最下部の支持部を構成する対の棒状体は、外方
上方に傾斜する傾斜面からなる外側面を有する。
【0008】また、本発明者は、ウエハキャリア26
で、ウエハ周縁21と支持部24の溝14との間に作用
する摩擦力を低減させることを検討し、ウエハ周縁21
と溝14との接触状態を観察した。図13は、ウエハ周
縁21と溝14との接触状態を示す部分拡大断面図であ
る。ウエハ周縁21と溝底面とは線接触していた。本明
細書で線接触とは、ウエハ周縁の支持平面との接触点、
例えば図13の接触点28でのウエハ周縁の接線と支持
平面とのなす角度が0°であることを言う。そこで、本
発明者は、線接触を点接触にするような支持部形状を検
討した。本明細書で点接触とは、ウエハ周縁の支持平面
との接触点でのウエハ周縁の接線と支持平面とのなす角
度が、0°でないこと、言い換えると、交差しているこ
とを言う。すなわち好適には、最下部の支持部を構成す
る対の棒状体は、棒状体に直交する溝を備え、溝内にウ
エハ周縁を挿入させて、溝底でウエハ周縁を点接触で支
持するようにされている。これにより、上記摩擦力が大
幅に小さくなる。
で、ウエハ周縁21と支持部24の溝14との間に作用
する摩擦力を低減させることを検討し、ウエハ周縁21
と溝14との接触状態を観察した。図13は、ウエハ周
縁21と溝14との接触状態を示す部分拡大断面図であ
る。ウエハ周縁21と溝底面とは線接触していた。本明
細書で線接触とは、ウエハ周縁の支持平面との接触点、
例えば図13の接触点28でのウエハ周縁の接線と支持
平面とのなす角度が0°であることを言う。そこで、本
発明者は、線接触を点接触にするような支持部形状を検
討した。本明細書で点接触とは、ウエハ周縁の支持平面
との接触点でのウエハ周縁の接線と支持平面とのなす角
度が、0°でないこと、言い換えると、交差しているこ
とを言う。すなわち好適には、最下部の支持部を構成す
る対の棒状体は、棒状体に直交する溝を備え、溝内にウ
エハ周縁を挿入させて、溝底でウエハ周縁を点接触で支
持するようにされている。これにより、上記摩擦力が大
幅に小さくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつより
詳細に説明する。実施形態例 本実施形態例は、本発明の好適な実施形態例である。図
1(a)及び(b)は、それぞれ、本実施形態例のウエ
ハ洗浄用のウエハキャリア32の斜視図、及び構成を示
す側面図である。本実施形態例のウエハ洗浄用のウエハ
キャリア32(以下、単にウエハキャリア32と言う)
は、従来のウエハキャリア26に比べ、支持部の形状が
異なる。本実施形態例では、従来と同じものには同じ符
号を付してその説明を省略する。
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつより
詳細に説明する。実施形態例 本実施形態例は、本発明の好適な実施形態例である。図
1(a)及び(b)は、それぞれ、本実施形態例のウエ
ハ洗浄用のウエハキャリア32の斜視図、及び構成を示
す側面図である。本実施形態例のウエハ洗浄用のウエハ
キャリア32(以下、単にウエハキャリア32と言う)
は、従来のウエハキャリア26に比べ、支持部の形状が
異なる。本実施形態例では、従来と同じものには同じ符
号を付してその説明を省略する。
【0010】支持部34は、ウエハ面に直交して水平方
向に延在し、かつウエハ周縁21に接触して支持する対
の棒状体として形成され、ウエハの水平方向中心線の直
ぐ下で、収容したウエハの両側に位置するように配設さ
れている。また、支持部34は、支持部34の長手方向
に直交する互いに等間隔な複数個の溝36を備えてい
る。図2は、矢視II−II(図1(a)参照)から見
た、支持部34の拡大断面図である。支持部34A、B
の下側には、何れも、内側から外側に向けて外方上方に
傾斜する傾斜面38が、いわゆる斜め切り口形状である
ように形成されている。また、溝36の底面は平面状で
ある。また、溝底は、溝内にウエハ周縁(ウエハ外周)
21を挿入させた際、図2に示すように、ウエハ周縁2
1を溝底の内側周縁38で支持するように、すなわちウ
エハ周縁21を点接触で支持するようにされている。ま
た、溝36の幅は、ウエハキャリア26の溝幅に比べて
やや狭い。
向に延在し、かつウエハ周縁21に接触して支持する対
の棒状体として形成され、ウエハの水平方向中心線の直
ぐ下で、収容したウエハの両側に位置するように配設さ
れている。また、支持部34は、支持部34の長手方向
に直交する互いに等間隔な複数個の溝36を備えてい
る。図2は、矢視II−II(図1(a)参照)から見
た、支持部34の拡大断面図である。支持部34A、B
の下側には、何れも、内側から外側に向けて外方上方に
傾斜する傾斜面38が、いわゆる斜め切り口形状である
ように形成されている。また、溝36の底面は平面状で
ある。また、溝底は、溝内にウエハ周縁(ウエハ外周)
21を挿入させた際、図2に示すように、ウエハ周縁2
1を溝底の内側周縁38で支持するように、すなわちウ
エハ周縁21を点接触で支持するようにされている。ま
た、溝36の幅は、ウエハキャリア26の溝幅に比べて
やや狭い。
【0011】ウエハキャリア32を用いてウエハを洗浄
するには、ウエハを収容したウエハキャリア32を洗浄
槽27に入れて洗浄液に浸漬する。次いで、洗浄液を上
方に流動させて(図3参照)、ウエハを洗浄する。この
結果、支持部34の下側に向かって流動してくる洗浄液
は、矢印U(図3参照)に示すように外側面に沿って流
動し、従来のように支持部の内側に沿って流れることは
ない。従って、支持部34とウエハとの間に作用する摩
擦力によって生じるダストは、支持部34の内側に沿っ
て流れることはない。
するには、ウエハを収容したウエハキャリア32を洗浄
槽27に入れて洗浄液に浸漬する。次いで、洗浄液を上
方に流動させて(図3参照)、ウエハを洗浄する。この
結果、支持部34の下側に向かって流動してくる洗浄液
は、矢印U(図3参照)に示すように外側面に沿って流
動し、従来のように支持部の内側に沿って流れることは
ない。従って、支持部34とウエハとの間に作用する摩
擦力によって生じるダストは、支持部34の内側に沿っ
て流れることはない。
【0012】これにより、洗浄後のウエハ面のうち、支
持部34のほぼ垂直上側のウエハ周縁部のウエハ面にの
みダストが付着し(図4参照)、ウエハ中央面にダスト
が付着することはない。また、ウエハ周縁21と溝底と
は点接触しているので、ウエハ周縁21と溝36と間に
作用する摩擦力が大幅に小さくなり、よって、ウエハキ
ャリア32へのウエハの出し入れの際、ウエハ周縁21
が溝36に引っかかることはなく、ウエハキャリア32
へのウエハの収納、取り出しが著しく容易である。
持部34のほぼ垂直上側のウエハ周縁部のウエハ面にの
みダストが付着し(図4参照)、ウエハ中央面にダスト
が付着することはない。また、ウエハ周縁21と溝底と
は点接触しているので、ウエハ周縁21と溝36と間に
作用する摩擦力が大幅に小さくなり、よって、ウエハキ
ャリア32へのウエハの出し入れの際、ウエハ周縁21
が溝36に引っかかることはなく、ウエハキャリア32
へのウエハの収納、取り出しが著しく容易である。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ウエハキャリアに設け
られた支持部は、ウエハ面に直交して水平方向に延在
し、かつウエハ周縁に接触して支持する対の棒状体とし
て形成されている。更に、最下部の支持部を構成する対
の棒状体は、ウエハの水平方向中心線の直ぐ下で、ウエ
ハの両側に位置するように配設されている。これによ
り、本発明に係るウエハキャリアを用いてウエハを洗浄
すると、ウエハと支持部との間に作用する摩擦力によっ
て洗浄中に生じるダストは、ウエハ面のうち、最下部の
支持部を構成する対の棒状体の直ぐ上のウエハ周縁部の
ウエハ面にのみ付着し、その他のウエハ面に付着するこ
とはない。
られた支持部は、ウエハ面に直交して水平方向に延在
し、かつウエハ周縁に接触して支持する対の棒状体とし
て形成されている。更に、最下部の支持部を構成する対
の棒状体は、ウエハの水平方向中心線の直ぐ下で、ウエ
ハの両側に位置するように配設されている。これによ
り、本発明に係るウエハキャリアを用いてウエハを洗浄
すると、ウエハと支持部との間に作用する摩擦力によっ
て洗浄中に生じるダストは、ウエハ面のうち、最下部の
支持部を構成する対の棒状体の直ぐ上のウエハ周縁部の
ウエハ面にのみ付着し、その他のウエハ面に付着するこ
とはない。
【0014】好適には、最下部の支持部を構成する対の
棒状体は、外方上方に傾斜する傾斜面からなる外側面を
有する。これにより、最下部の支持部を構成する対の棒
状体の下側に向かって流動してくる洗浄液は、支持部外
側面に沿って流動し、従来のように支持部の内側に沿っ
て流れることはない。従って、最下部の支持部とウエハ
との間に作用する摩擦力によって生じるダストは、最下
部の支持部の内側に沿って流れることはなく、上記効果
が一層顕著になる。
棒状体は、外方上方に傾斜する傾斜面からなる外側面を
有する。これにより、最下部の支持部を構成する対の棒
状体の下側に向かって流動してくる洗浄液は、支持部外
側面に沿って流動し、従来のように支持部の内側に沿っ
て流れることはない。従って、最下部の支持部とウエハ
との間に作用する摩擦力によって生じるダストは、最下
部の支持部の内側に沿って流れることはなく、上記効果
が一層顕著になる。
【0015】好適には、最下部の支持部を構成する対の
棒状体は、棒状体に直交する溝を備え、溝内にウエハ周
縁を挿入させて、溝底でウエハ周縁を点接触で支持する
ようにされている。これにより、ウエハと溝と間に作用
する摩擦力が大幅に小さくなるので、ウエハキャリアに
ウエハを出し入れする際、ウエハ周縁が溝に引っかかり
難い。
棒状体は、棒状体に直交する溝を備え、溝内にウエハ周
縁を挿入させて、溝底でウエハ周縁を点接触で支持する
ようにされている。これにより、ウエハと溝と間に作用
する摩擦力が大幅に小さくなるので、ウエハキャリアに
ウエハを出し入れする際、ウエハ周縁が溝に引っかかり
難い。
【図1】図1(a)及び(b)は、それぞれ、本実施形
態例のウエハ洗浄用のウエハキャリアの斜視図、及び構
成を示す側面図である。
態例のウエハ洗浄用のウエハキャリアの斜視図、及び構
成を示す側面図である。
【図2】矢視II−IIから見た、支持部の拡大断面図
である。
である。
【図3】実施形態例で、ウエハキャリアを用いてウエハ
を洗浄することを示す側面図である。
を洗浄することを示す側面図である。
【図4】実施形態例で、ダストが、支持部の直ぐ上のウ
エハ周縁部のウエハ面のみに付着することを示す側面図
である。
エハ周縁部のウエハ面のみに付着することを示す側面図
である。
【図5】図5(a)及び(b)は、それぞれ、従来のウ
エハ洗浄用のウエハキャリアの斜視図、及び概念的構成
を示す側面図である。
エハ洗浄用のウエハキャリアの斜視図、及び概念的構成
を示す側面図である。
【図6】矢視I−I断面の拡大図である。
【図7】側壁に支持部を有する従来のウエハキャリアの
支持部の断面拡大図である。
支持部の断面拡大図である。
【図8】側壁に支持部を有する従来のウエハキャリアの
構成を示す側面図である。
構成を示す側面図である。
【図9】従来のウエハキャリアを用いてウエハを洗浄す
ることを示す側面図である。
ることを示す側面図である。
【図10】従来で、ダストがウエハ中央面に付着するこ
とを示す側面図である。
とを示す側面図である。
【図11】従来のウエハキャリアを用いてウエハを洗浄
することを示す側面図である。
することを示す側面図である。
【図12】従来で、ダストがウエハ中央面に付着するこ
とを示す側面図である。
とを示す側面図である。
【図13】ウエハ周縁部と溝との接触状態を示す部分拡
大断面図である。
大断面図である。
10……ウエハキャリア、12……オリエンテーション
フラット面、14……溝、15A〜F……保持部、16
A、B……支持部、17A、B……側壁、18……部
材、20……部材、21……ウエハ周縁、22……支持
平面、24A、B……支持部、26……ウエハキャリ
ア、27……洗浄槽、28……接触点、32……ウエハ
キャリア、34……支持部、36……溝、38……内側
周縁。
フラット面、14……溝、15A〜F……保持部、16
A、B……支持部、17A、B……側壁、18……部
材、20……部材、21……ウエハ周縁、22……支持
平面、24A、B……支持部、26……ウエハキャリ
ア、27……洗浄槽、28……接触点、32……ウエハ
キャリア、34……支持部、36……溝、38……内側
周縁。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、ウエハを洗浄液で洗浄するには、
一般に、ウエハ洗浄用のウエハキャリア内にウエハを収
容し、洗浄液を収容した洗浄槽内にウエハキャリアを浸
し、溶剤を流動させて洗浄し、その後、イソプロピルア
ルコール蒸気に曝してウエハを乾燥している。このこと
は自動式の洗浄機で行われることが多い。尚、洗浄液と
しては、例えば、APM(アンモニア水と過酸化水素水
と水との混合物)、HPM(塩酸と過酸化水素水と水と
の混合物)、BHF(バッファードふっ酸)、LE液
(ライトエッチ液と言われ、フッ化水素水と水との混合
液)、SPM(硫酸と過酸化水素水との混合物)であ
る。図5(a)及び(b)は、それぞれ、従来のウエハ
洗浄用のウエハキャリアの斜視図、及び概念的構成を示
す側面図である。従来のウエハ洗浄用のウエハキャリア
10(以下、単にウエハキャリア10と言う)は、溝1
4付きの2個の支持部16A、Bをウエハキャリア下部
に備えている。また、ウエハキャリア10は、収容した
ウエハの上半部の周縁を保持する溝付きの保持部15A
〜Fを側壁17A及び側壁17Bにそれぞれ3個づつ備
えている。ウエハキャリア10の材質は例えば石英であ
る。尚、従来のウエハ洗浄用のウエハキャリアは、図5
に示すように、オリエンテーションフラット面12を下
向きにして収容するものが多い。
一般に、ウエハ洗浄用のウエハキャリア内にウエハを収
容し、洗浄液を収容した洗浄槽内にウエハキャリアを浸
し、溶剤を流動させて洗浄し、その後、イソプロピルア
ルコール蒸気に曝してウエハを乾燥している。このこと
は自動式の洗浄機で行われることが多い。尚、洗浄液と
しては、例えば、APM(アンモニア水と過酸化水素水
と水との混合物)、HPM(塩酸と過酸化水素水と水と
の混合物)、BHF(バッファードふっ酸)、LE液
(ライトエッチ液と言われ、フッ化水素水と水との混合
液)、SPM(硫酸と過酸化水素水との混合物)であ
る。図5(a)及び(b)は、それぞれ、従来のウエハ
洗浄用のウエハキャリアの斜視図、及び概念的構成を示
す側面図である。従来のウエハ洗浄用のウエハキャリア
10(以下、単にウエハキャリア10と言う)は、溝1
4付きの2個の支持部16A、Bをウエハキャリア下部
に備えている。また、ウエハキャリア10は、収容した
ウエハの上半部の周縁を保持する溝付きの保持部15A
〜Fを側壁17A及び側壁17Bにそれぞれ3個づつ備
えている。ウエハキャリア10の材質は例えば石英であ
る。尚、従来のウエハ洗浄用のウエハキャリアは、図5
に示すように、オリエンテーションフラット面12を下
向きにして収容するものが多い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】支持部34は、ウエハ面に直交して水平方
向に延在し、かつウエハ周縁21に接触して支持する対
の棒状体として形成され、ウエハの水平方向中心線の直
ぐ下で、収容したウエハの両側に位置するように配設さ
れている。また、支持部34は、支持部34の長手方向
に直交する互いに等間隔な複数個の溝36を備えてい
る。図2は、矢視II−II(図1(a)参照)から見
た、支持部34の拡大断面図である。支持部34A、B
の下側には、何れも、内側から外側に向けて外方上方に
傾斜する傾斜面38が、いわゆる斜め切り口形状である
ように形成されている。また、溝36の底面は平面状で
ある。また、溝底は、溝内にウエハ周縁(ウエハ外周)
21を挿入させた際、図2に示すように、ウエハ周縁2
1を溝底の内側周縁40で支持するように、すなわちウ
エハ周縁21を点接触で支持するようにされている。ま
た、溝36の幅は、ウエハキャリア26の溝幅に比べて
やや狭い。
向に延在し、かつウエハ周縁21に接触して支持する対
の棒状体として形成され、ウエハの水平方向中心線の直
ぐ下で、収容したウエハの両側に位置するように配設さ
れている。また、支持部34は、支持部34の長手方向
に直交する互いに等間隔な複数個の溝36を備えてい
る。図2は、矢視II−II(図1(a)参照)から見
た、支持部34の拡大断面図である。支持部34A、B
の下側には、何れも、内側から外側に向けて外方上方に
傾斜する傾斜面38が、いわゆる斜め切り口形状である
ように形成されている。また、溝36の底面は平面状で
ある。また、溝底は、溝内にウエハ周縁(ウエハ外周)
21を挿入させた際、図2に示すように、ウエハ周縁2
1を溝底の内側周縁40で支持するように、すなわちウ
エハ周縁21を点接触で支持するようにされている。ま
た、溝36の幅は、ウエハキャリア26の溝幅に比べて
やや狭い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 10……ウエハキャリア、12……オリエンテーション
フラット面、14……溝、15A〜F……保持部、16
A、B……支持部、17A、B……側壁、18……部
材、20……部材、21……ウエハ周縁、22……支持
平面、24A、B……支持部、26……ウエハキャリ
ア、27……洗浄槽、28……接触点、32……ウエハ
キャリア、34……支持部、36……溝、38……傾斜
面、40……内側周縁。
フラット面、14……溝、15A〜F……保持部、16
A、B……支持部、17A、B……側壁、18……部
材、20……部材、21……ウエハ周縁、22……支持
平面、24A、B……支持部、26……ウエハキャリ
ア、27……洗浄槽、28……接触点、32……ウエハ
キャリア、34……支持部、36……溝、38……傾斜
面、40……内側周縁。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (3)
- 【請求項1】 ウエハ面を垂直にしてウエハを支持する
支持部を備え、支持部によって支持したウエハを上方に
流動する洗浄液内に浸漬してウエハを洗浄するウエハ洗
浄用のウエハキャリアであって、 ウエハキャリアに設けられた支持部は、ウエハ面に直交
して水平方向に延在し、かつウエハ周縁に接触して支持
する対の棒状体として形成され、 最下部の支持部を構成する対の棒状体は、ウエハの水平
方向中心線の直ぐ下で、ウエハの両側に位置することを
特徴とするウエハ洗浄用のウエハキャリア。 - 【請求項2】 最下部の支持部を構成する対の棒状体
は、外方上方に傾斜する傾斜面からなる外側面を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のウエハ洗浄用のウエ
ハキャリア。 - 【請求項3】 最下部の支持部を構成する対の棒状体
は、棒状体に直交する溝を備え、溝内にウエハ周縁を挿
入させて、溝底でウエハ周縁を点接触で支持することを
特徴とする請求項1又は2に記載のウエハ洗浄用のウエ
ハキャリア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30106997A JPH11135606A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ウエハ洗浄用のウエハキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30106997A JPH11135606A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ウエハ洗浄用のウエハキャリア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11135606A true JPH11135606A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17892503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30106997A Pending JPH11135606A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | ウエハ洗浄用のウエハキャリア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11135606A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013069088A1 (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-16 | ミライアル株式会社 | ウェーハ収納容器 |
| KR20200000744U (ko) * | 2018-10-02 | 2020-04-13 | 레나 테크놀로지스 게엠베하 | 홀딩 장치, 캐리어 홀딩 장치 및 웨이퍼 건조 장치 |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP30106997A patent/JPH11135606A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013069088A1 (ja) * | 2011-11-08 | 2013-05-16 | ミライアル株式会社 | ウェーハ収納容器 |
| US8960442B2 (en) | 2011-11-08 | 2015-02-24 | Miraial Co., Ltd. | Wafer storing container |
| KR20200000744U (ko) * | 2018-10-02 | 2020-04-13 | 레나 테크놀로지스 게엠베하 | 홀딩 장치, 캐리어 홀딩 장치 및 웨이퍼 건조 장치 |
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