JPH11142952A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH11142952A
JPH11142952A JP30768997A JP30768997A JPH11142952A JP H11142952 A JPH11142952 A JP H11142952A JP 30768997 A JP30768997 A JP 30768997A JP 30768997 A JP30768997 A JP 30768997A JP H11142952 A JPH11142952 A JP H11142952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
main body
camera
switch
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP30768997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Tanaka
靖彦 田中
Haruo Onozuka
春夫 小野塚
Yasuhiro Nishitani
泰浩 西谷
Kazuhisa Horikiri
和久 堀切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP30768997A priority Critical patent/JPH11142952A/ja
Publication of JPH11142952A publication Critical patent/JPH11142952A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの裏面に凸部を設けることにより、カ
メラの外観を損なうことなく小型化が可能なカメラを提
供し、また、小型であっても適正な写真撮影が可能なカ
メラを提供すること。 【解決手段】 撮影機能を有する本体10と、その本体
10の前面12に対し着脱自在とされ本体10から取り
外されたときに遠隔操作手段として機能するカード60
とを備えており、カード60が板状を呈し、カード60
の裏面70に凸部70aが設けられ、その凸部aの位置
に遠隔操作用の投光LED93が内蔵されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔操作手段とし
て機能するレンズカバーを備えたカメラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラとして、特開平7−244
330号公報に記載されるように、写真撮影の機能を有
するカメラ本体と、このカメラ本体に対し着脱自在に取
り付けられるカメラカバー(レンズカバー)とを備えて
構成されるものが知られている。このカメラのカメラカ
バーには、撮影時の各種の撮影操作を行うリモコン装置
が組み込まれている。このカメラは、リモコン装置をカ
メラ本体に着脱可能なカメラカバーに組み込むことによ
り、カメラ本体にリモコン装置専用の収納部の設置を省
略してカメラ全体の小型化を図り、カメラカバーを介し
てリモコン装置をカメラ本体に取り付けて携帯性を向上
しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カメラにあっては、小型化を図ろうとすると、カメラの
外観を損なうおそれがある。例えば、カメラカバーを薄
く形成してカメラ全体の小型化を図ろうとすると、カメ
ラカバーで投光手段として機能するLEDがある程度の
厚み寸法を有するため、カメラカバーを薄くするのにも
制限がある。
【0004】一方、カメラ全体を小型化すると、カメラ
を持つ手の指先がAF(オートフォーカス)投光窓やA
F受光窓などにかかり、適正な写真撮影が行えないとい
う問題を生ずる。
【0005】そこで本発明は、以上のような問題点を解
決するためになされたものであって、カメラの外観を損
なうことなく小型化が可能なカメラを提供し、また、小
型であっても適正な写真撮影が可能なカメラを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係るカメラは、撮影機能を有する本
体と、その本体の前面に対し着脱自在とされ本体から取
り外されたときに遠隔操作手段として機能するレンズカ
バーとを備えたカメラにおいて、レンズカバーが板状を
呈し、本体に取り付けられる際に本体と対面するレンズ
カバーの裏面部に凸部が設けられ、その凸部の位置に遠
隔操作用発光素子が内蔵されていることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、遠隔操作用発光素子が
厚みのあるものであっても、レンズカバーの裏面部を突
出させて凸部を設けその凸部内に発光素子を配置するこ
とにより、レンズカバーの表面部をフラットな形状に保
ちつつ、レンズカバー全体を薄いものとすることが可能
となる。このため、本体の前面にレンズカバーを取り付
けた際のカメラの外観を損なうことなく、カメラの小型
化が図れる。
【0008】また本発明に係るカメラは、本体の前面に
レンズカバーの凸部に対応して窪む凹部が設けられ、そ
の凹部が本体を持つ手の指位置決め部としての機能を有
していることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、撮影時などに指先を凹
部に位置させることにより、その指先を適正な位置にお
くことが可能となる。このため、本体を持つ手の指がA
F(オートフォーカス)窓にかかることによって生ずる
AF機能などの妨げとなることが防止される。特に、カ
メラ本体が小さいコンパクトカメラにおいて有用であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の実施形態に係るカメラについて説明する。尚、本実施
形態においては、磁気記録領域を有する撮影フィルムを
用いて撮影を行うカメラについて説明するが、従来のD
Xコード対応のパトローネ入りフィルムを用いて撮影を
行うカメラに適用してもよい。また、各図において同一
要素には同一符号を付して説明を省略する。また、図面
の寸法比率は説明のものと必ずしも一致していない。
【0011】(第一実施形態)図1、図2は本実施形態
に係るカメラの斜視図である。図1において、カメラ1
は、本体10とカード60とを備えて構成されている。
本体10は、フィルムカートリッジ200を収納する収
納室54(図5参照)を有しカメラ本来の撮影機能を備
えており、ほぼ直方形を呈している。本体10の前面1
2から向かって左側の端部には、握り部11が形成され
ている。握り部11は、通常の撮影(遠隔操作しない撮
影)時などに撮影者が右手で握ってカメラ1を保持する
ためのものであり、上方から見て断面半円状を呈してい
る。また、握り部11は、本体10の前面12の表面か
らほぼ垂直に隆起する前面隆起面11aを有し、本体1
0の背面13の表面からほぼ垂直に隆起する背面隆起面
11bを有しており、他の本体10の部分より奥行寸法
が大きく形成されている。この前面隆起面11a及び背
面隆起面11bは、本体の前面12又は背面13からほ
ぼカード60の厚み分だけ隆起している。
【0012】前面隆起面11aはカード60が本体10
の前面12に取り付けられる際の取付領域を画成してい
る。すなわち、カード60を前面12に取り付ける際、
カード60の側面62と前面隆起面11aが対面しカー
ド60が前面隆起面11aを基準に位置決めされる。ま
た、前面隆起面11aは、本体10の中央側(レンズ鏡
胴15側)を向いており、撮影時などに撮影者が右手で
握り部11を握る際、その右手の指先を前面隆起面11
aに掛けることができる構造となっている。
【0013】また、背面隆起面11bは、カード60が
本体10の背面13に取り付けられる際の取付領域を画
成している。すなわち、カード60を背面13に取り付
ける際、カード60の側面62と背面隆起面11bが対
面しカード60が背面隆起面11bを基準に位置決めさ
れる。また、背面隆起面11bは、本体10の中央側を
向いている。
【0014】図1に示すように、本体10の前面12の
ほぼ中央には繰出口14が設けられている。この繰出口
14を通じてレンズ鏡胴15の繰り出し及び繰り込みが
行われる。また、本体10の前面12の上部には、その
前面12に向かって右側から、ストロボ窓16、AF
(Automatic Focusing:オートフォーカス)投光窓1
7、セルフタイマ発光窓18、ファインダの対物レンズ
19、AF受光窓20が順次設けられている。ストロボ
窓16の内側にはキセノン管などの発光体が設置され、
ストロボモードなどでの撮影時に発光体の発光が行われ
る。また、AF投光窓17の内側にはLEDなどの発光
体及び投光レンズなどが設置され、AF受光窓20の内
側にはフォトダイオードなどの受光体及び受光レンズな
どが設置されている。撮影の際、AF投光窓17を通じ
て光が投じられ、その光が被写体で反射されてAF受光
窓20を通じて受光される。その受光検出信号に基づい
て、被写体までの距離が計測される。セルフタイマ発光
窓18の内側には、LEDなどの発光体が設置されてお
り、その発光体が点滅することによりカメラ1がセルフ
モード(セルフタイマ撮影モード)であることを認識で
きるようになっている。
【0015】前面12のAF受光窓20の下方には、リ
モコン受光窓21、測光窓22が設けられている。リモ
コン受光窓21の内側にはフォトダイオードなどの受光
体が設置され、この受光体によりカード60から送信さ
れる赤外光が受光され電気的な信号に変換される。測光
窓22の内側にはCdSなどからなる光電変換素子が設
置され、この変換素子の出力により被写体の輝度が測定
される。この測定値に基づき、露出機構(絞り、シャッ
タ)が自動制御されて作動し、いわゆる自動露光(A
E:Automatic Exposure)が行われる。
【0016】前面12の前面隆起面11aの近傍には凹
部12aが形成されている。凹部12aは、カード60
の凸部70aに対応して設けられた窪みである。このた
め、凹部12aは、カード60が本体10の前面12に
取り付けられたときに、カード60の凸部70aが嵌る
位置に形成されている。また、凹部12aは、前面隆起
面11aの近傍に形成されることにより、カメラ使用者
が本体10を持つ手の指位置決め部として機能する。図
1におけるカメラ1にあっては、凹部12aは一つだけ
形成されているが、必要に応じて二以上形成してもよ
い。この場合、前面隆起面11aに沿って並設するのが
望ましい。
【0017】前面12の右端部には、ピン23が突設さ
れている。ピン23は、前面12の前方へ向けて突出す
る突起体であり、頭部23aが大きく形成されキノコ状
を呈している。このピン23は、カード60の本体10
への取り付けに用いられる。また、本体10の上面24
のほぼ中央には、プリント設定の切替スイッチ25が設
けられている。切替スイッチ25は、標準タイプ、ハイ
ビジョンタイプ、パノラマタイプの三つのプリントタイ
プを任意に設定するためのスイッチである。
【0018】本体10の上面24の左側には、メインス
イッチ26、レリーズスイッチ27が設けられている。
メインスイッチ26はカメラ1を作動させ、また作動停
止させるためのスイッチである。このメインスイッチ2
6が押されることにより、本体10が撮影不可能状態か
ら撮影可能状態に変わり、また撮影可能状態から撮影不
可能状態に変わる。レリーズスイッチ27は、撮影する
ために押すスイッチであるが、二段押しスイッチとなっ
ている。すなわち、レリーズスイッチ27を半押し状態
とすることで測光、測距及び露光に係る演算が行われ、
全押しにすることにより露光が行われる。本体10の上
面24の左側には、LCD28が設けられている。この
LCD28により撮影済みコマ数又は撮影コマ残数、バ
ッテリ残量、カートリッジの装填有無などが表示され
る。
【0019】前面12の左端で隆起する前面隆起面11
aには挿入穴29、30が設けられている。挿入穴2
9、30は、カード60の取り付け時にカード60を保
持するためのものであり、カード60の位置決め手段と
しても機能する。この挿入穴29、30は、上下方向に
所定距離を隔てて設けられている。
【0020】また、本体10の前面隆起面11aには挿
入穴31が設けられ、その挿入穴31の奥には着脱検出
スイッチ32が設置されている。本体10にカード60
が取り付けられると、カード60の突起体61が挿入穴
31に挿入され、その突起体61の挿入により着脱検出
スイッチ32が切り替わり、カード60の取り付けが検
出される。一方、本体10からカード60を取り外す
と、カード60の突起体61が挿入穴31から抜き出さ
れ、その抜出しにより着脱検出スイッチ32が切り替わ
り、カード60の取り外しが検出される。
【0021】図1において、カード60は、レンズ鏡胴
15の撮影レンズを覆うレンズカバーとして機能し、カ
メラ1の操作手段として機能すると共に、本体10の遠
隔操作手段として機能するものである。このカード60
は、本体10の前面12及び背面13に対してそれぞれ
着脱可能となっている。例えば、前面12に取り付けら
れたときにレンズ鏡胴15の前面を覆ってレンズカバー
となり、また、本体10の背面13に取り付けられたと
きにカメラ1の操作手段となると共に、日付や撮影モー
ドなどを表示する表示手段として機能する。更に、カー
ド60は本体10から取り外されて遠隔操作手段として
機能する。なお、カード60を本体10の側面など背面
13以外に位置に取り付けられる構造とする場合もある
が、カード60を背面13に対し取り付け可能とするこ
とにより、カメラ1を持ち変えることなく写真撮影及び
撮影モードなどの変更が行え、取扱いが容易なものとな
る。
【0022】カード60には、一方の側面62から突出
する端子63、64が設けられており、それらの端子6
3、64がそれぞれ本体10の挿入穴29、30に挿入
されることにより、カード60の上下方向の動きが規制
される。端子63、64の基端部は挿入穴29、30に
嵌合する形状とされ、端子63、64の先端部は電極と
なっており背面13に取り付けられたときに給電を受け
られる構造となっている。
【0023】また、カード60の他方の側面65には、
プッシュボタン66が設けられている。プッシュボタン
66は、カード60を本体10から取り外すときに用い
られるものである。プッシュボタン66の近傍のカード
60の表面には、ピン挿入穴67が設けられている。ピ
ン挿入穴67は、カード60が背面13に取り付けられ
る際、本体10のピン51(図2参照)の挿入によりカ
ード60の動きを規制するものである。ピン挿入穴67
の内部には、掛止部材68が配設されている。掛止部材
68は、ピン挿入穴67に挿入されたピン23の抜け出
しを防止するためのものであり、ピン23の頭部23a
を掛け止めるV字状の掛止部68aが形成されている。
この掛止部材68は、プッシュボタン66と機械的に結
合されると共に、プッシュボタン66側へバネなどで付
勢されている。このため、通常時(プッシュボタン66
が押されていない時)には掛止部68aがピン挿入穴6
7の内部に位置しており、プッシュボタン66が押され
た時に掛止部68aがピン挿入穴67内からカード内部
へ移動することになる。
【0024】カード60の上部には、透光窓69が設け
られている。透光窓69はカード60の表裏を貫通して
形成されており、カード60を本体10の背面13に取
り付けたとき、カード60を取り付けたまま透光窓69
を通じてファインダを見ることが可能となる(図2参
照)。
【0025】図2に示すように、本体10の背面13の
上部には、ファインダの接眼レンズ41、測距完了表示
窓42が設けられている。測距完了表示窓42の内側に
はLEDなどの発光体が設置され、レリーズスイッチ2
7を半押し状態とすることにより発光体が点灯又は点滅
し、被写体に対しAF調節が行われたことが確認でき
る。本体10の側面の上部には、電池蓋43が設けられ
ている。電池蓋43の開閉により、バッテリ104の収
容、取出が行われる。
【0026】本体10の握り部11の背面13側には、
前述したように背面隆起面11bが形成されている。こ
の背面隆起面11bには、挿入穴44、45が設けられ
ている。挿入穴44、45は、カード60の取り付け時
にカード60を保持するためのものであり、カード60
の位置決め手段としても機能する。この挿入穴44、4
5は、上下方向に所定距離を隔てて設けられ、それらの
奥にはそれぞれ端子44a、45a(図6参照)が設け
られている。これらの端子44a、45a間には所定の
電圧が印加されており、本体10に取り付けられたカー
ド60に給電できるようになっている。
【0027】また、本体10の背面隆起面11bには挿
入穴46が設けられ、その挿入穴46の奥には着脱検出
スイッチ47が設置されている。本体10にカード60
が取り付けられると、カード60の突起体61が挿入穴
46に挿入され、その突起体61の挿入により着脱検出
スイッチ47が切り替わりカード60の取り付けが検出
される。一方、本体10からカード60を取り外すと、
カード60の突起体61が挿入穴46から抜き出て、そ
の抜け出しにより着脱検出スイッチ47が切り替わりカ
ード60の取り外しが検出される。
【0028】本体10の背面隆起面11bには、送信窓
48、受信窓49が設けられている。送信窓48の内側
にはLEDなどの発光体110a(図6参照)が設置さ
れ、受信窓49の内側にはフォトトランジスタなどの受
光体110b(図6参照)が設置され、これらの発光体
110a、受光体110bによりカード60と光通信が
行われる。
【0029】また、握り部11の背面側にはズームスイ
ッチ50が設けられている。このズームスイッチ50の
操作により、レンズ鏡胴15の繰出し及び繰込みが行わ
れる。また、本体10の背面13の左端部には、ピン5
1が突設されている。ピン51は、背面13の後方へ向
けて突出する突起体であり、前述のピン23と同様に頭
部51aが大きく形成されキノコ状を呈している。この
ピン51は、カード60の本体10への取り付けに用い
られる。
【0030】図2に示すように、カード60の裏面70
のほぼ中央には、LCD71が設けられている。LCD
71は、CPU131の出力信号に応じて作動し時刻、
日付、撮影モード、プリント枚数、タイトルなどのカメ
ラ1に関する撮影情報の表示を行う表示手段である。L
CD71の周囲には、デートスイッチ72、ST(Sele
ct Title)スイッチ73、PQ(Print Quantity)スイ
ッチ74、モードスイッチ75、クリアスイッチ76、
リモートスイッチ77がLCD71の右上方の位置から
右回りに順次配置されている。また、カード60の裏面
70の左下には、カーソルスイッチ80が設けられてい
る。カーソルスイッチ80は、アップスイッチ81、ダ
ウンスイッチ82、ライトスイッチ83、レフトスイッ
チ84の四つのスイッチにより構成されている。
【0031】カード60の裏面70の右端部には、凸部
70aが設けられている。凸部70aは、カード60の
内部に遠隔操作用発光素子である投光LED93を配置
したことにより形成されるものである。投光LED93
はカード60の内蔵される部品の中でも厚みのある部品
であり、この投光LED93のためにカード60全体を
厚くするのはカメラ1の小型化を図る上では好ましくな
い。このため、凸部70aを形成してカード60の一部
のみを肉厚とすることによりカード60全体の薄型化が
図られている。また、凸部70aが裏面70に突出して
設けられることにより、カード60の表面(前面)がフ
ラットな形状とすることができる。このため、カメラ不
使用時にカード60を本体10の前面12に取り付けた
際、カメラ1の外観が損なわれることがない。なお、こ
の凸部70aの内部には、投光LED93のほか、電解
コンデンサなどの厚みのある部品も配置することが望ま
しい。
【0032】カード60の裏面70の左端部には、ピン
挿入穴78が設けられている。ピン挿入穴78は、カー
ド60が前面12に取り付けられる際、本体10のピン
23の挿入によりカード60の動きを規制するものであ
る。ピン挿入穴78の内部には、前述した掛止部材68
が配設されている。掛止部材68には、ピン23の頭部
23aを掛け止めるV字状の掛止部68bが形成されて
いる。掛止部68bは、掛止部68aと同様に、通常時
(プッシュボタン66が押されていない時)にはピン挿
入穴78の内部に位置し、プッシュボタン66が押され
た時にピン挿入穴78内からカード内部へ移動する。
【0033】図3にカード60の端部の説明図を示す。
図4に本体10及びカード60の水平断面図を示す。図
3において、カード60の側面62には、前述した端子
63などのほか、送信窓91、受信窓92が設けられて
いる。送信窓91は、カード60が本体10の背面13
に取り付けられたとき、本体10の受信窓49と向き合
う位置に設置されている。また、受信窓92は、カード
60が本体10の背面13に取り付けられたとき、本体
10の送信窓48と向き合う位置に設置されている。ま
た、送信窓91の内側にはLEDなどの発光体137a
(図7参照)が設置され、受信窓92の内側にはフォト
トランジスタなどの受光体137b(図7参照)が設置
され、これらの発光体137a、受光体137bにより
本体10との光通信が行われる。また、カード60の側
面62には、給電切替スイッチ94、94が設けられて
いる。給電切替スイッチ94は、カード60が本体10
の前面12又は背面13に取り付けられたときに前面隆
起面11a又は背面隆起面11bに当接して切り替わ
る。
【0034】図4に示すように、カード60の側面62
の近傍には、遠隔操作用発光素子である投光LED93
が設けられている。投光LED93の配置部分の裏面7
0は、凸部70aが形成されている。投光LED93
は、カード60を本体10から取り外して遠隔操作する
ときに本体10に向けて光を投じるものである。
【0035】図5に示すように、本体10の握り部11
の底部にはカートリッジ蓋52が設けられている。カー
トリッジ蓋52は本体10の側部に設けられる開閉スイ
ッチ53を操作することにより開く構造となっている。
このカートリッジ蓋52の開閉により、フィルムカート
リッジ200を本体10内のカートリッジ収納室54に
収納し、また、カートリッジ収納室54からフィルムカ
ートリッジ200を取り出すことができる。本体10の
底面部には、強制巻取りを行うためのMR(Manual Rew
ind)スイッチ55が設けられている。また、カートリ
ッジ収納室54内には、室内にフィルムカートリッジ2
00の存否を検出するためのカートリッジ在否スイッチ
56が設けられている。
【0036】次に、本実施形態に係るカメラ1の本体1
0を制御するCPUおよび関連する要素について説明す
る。
【0037】図6は、本体10の制御機構を示すブロッ
ク図である。この図に示すCPU101は、本体10全
体の制御を行うものである。CPU101には、RES
ET回路102、昇圧レギュレータ103、電源回路1
05、リモコン受信回路106、スイッチ群107、ス
トロボ回路108、EEPROM109、LCD28、
通信部110、LED群111、AF回路112、鏡胴
駆動部113、フィルム給送部114、DD読取部11
5、シャッタ駆動部116、測光部117および磁気デ
ータ読取・書込部118が接続されている。また、CP
U101は、制御・演算処理のためのプログラムを予め
記憶しているROM101a、および、制御・演算の際
に各種データを記憶するRAM101bを内蔵してい
る。CPU101は、これらの各要素を介して、撮影者
による指示を受け付け、カード60との間で通信を行
い、本体10の制御を行う。
【0038】RESET回路102は、本体10が電源
投入された旨を検知してリセット信号を発生し、CPU
101を含む本体10の初期化をCPU101に指示す
る。
【0039】昇圧レギュレータ103は、その2つの入
力端子の間にバッテリ104が接続されており、CPU
101による制御の下、バッテリ104より出力される
電源電圧を昇圧し、その昇圧された電源電圧を本体10
内の各要素に供給する。
【0040】電源回路105は、その2つの出力端子そ
れぞれが端子44a,45aそれぞれに接続されてお
り、また、その入力端子が昇圧レギュレータ103の出
力端子に接続されている。電源回路105は、昇圧レギ
ュレータ103により昇圧された電源電圧を入力し、C
PU101による制御の下、その電源電圧を端子44
a,45aに出力し、本体10の背面13にカード60
が取り付けられているときにカード60に電力供給す
る。
【0041】リモコン受信回路106は、リモコン受光
窓21内に受光体を有し、この受光体により、カード6
0からリモコン送信されて到達したデータを受信し、そ
の受信したデータをCPU101に送る。
【0042】スイッチ群107は、本体10に設けられ
た各種のスイッチを総称するものであり、撮影者による
操作指示を受け付け、その内容をCPU101に送る。
スイッチ群107には、本体10の撮影可能状態と撮影
不可能状態との切り替えを指示するメインスイッチ2
6、プリントサイズを選択するプリント設定切替スイッ
チ25、撮影動作を指示するレリーズスイッチ27、本
体10の前面12にカード60が取り付けられているこ
とを認識する着脱検出スイッチ32、本体10の背面1
3にカード60が取り付けられていることを認識する着
脱検出スイッチ47、レンズ鏡胴15の繰り出し又は繰
り込みを指示するズームスイッチ50、カートリッジ蓋
52の開閉状態を確認する開閉スイッチ53、フィルム
の途中巻戻しを指示するMRスイッチ55、および、フ
ィルムカートリッジが装填されているか否かを確認する
カートリッジ在否スイッチ56が含まれる。
【0043】ストロボ回路108は、ストロボ窓16内
に設けられた発光体を有し、CPU101による指示の
下、選択された撮影モード(ストロボ発光態様等に関す
るモード)に従って発光体をストロボ発光させる。
【0044】EEPROM109は、装填されているフ
ィルムカートリッジの未露光の撮影コマ数、各時点にお
けるカメラ1の状態、各種の制御パラメータ等を記憶す
る。
【0045】通信部110は、送信窓48および受信窓
49それぞれの中に発光体110aおよび受光体110
bそれぞれを有し、本体10の背面13にカード60が
取り付けられているときに、カード60との間でデータ
の送受信を行うものである。すなわち、本体10がカー
ド60へデータを送信するときには、通信部110内の
発光体110aは、CPU101による指示の下、送信
すべきデータを光信号として出力する。逆に、本体10
がカード60からデータを受信するときには、通信部1
10内の受光体110bは、カード60から到達した光
信号を受光し、そのデータをCPU101に送る。
【0046】LED群111は、本体10に設けられて
いる各LEDを総称するものであり、CPU101によ
る指示の下に発光する。LED群111には、セルフタ
イマが作動中である旨を表示するセルフタイマ発光窓1
8内のLED、および、AF回路112により測距が終
了した旨を表示する測距完了表示窓42内のLEDが含
まれる。
【0047】AF回路112は、AF投光窓17および
AF受光窓それぞれの中に発光体および受光体それぞれ
を有し、これら発光体および受光体を用いた三角測距の
原理により、CPU101による指示により被写体まで
の距離を測定し、その測定結果をCPU101に送る。
【0048】鏡胴駆動部113は、CPU101による
指示に従いレンズ鏡胴15を駆動制御して、ズーム駆動
制御およびフォーカス駆動制御を行う。
【0049】フィルム給送部114は、CPU101に
よる指示に従い、装填されているフィルムカートリッジ
のフィルムを順方向または逆方向に給送する。
【0050】DD読取部115は、本体10にフィルム
カートリッジが装填された直後に、そのフィルムカート
リッジのデータディスクに記録されたフィルム情報(フ
ィルム種類、フィルム感度、撮影可能コマ数)およびフ
ィルム使用状態(未使用/撮影途中/撮影済み/現像済
み)に関するデータを、CPU101による指示により
読み取り、CPU101に送る。ここで、データディス
クは、フィルムカートリッジ200の側端201に設け
られている円盤状のもので、その表面に表示されたバー
コードによりフィルム情報を表し、また、その停止時に
おける回転方位によってフィルム使用状態を表す。
【0051】シャッタ駆動部116は、CPU101に
よる指示に従い、シャッタ(図示せず)の開閉を制御す
る。
【0052】測光部117は、測光窓22内のCdS等
の光電変換素子を含み、この光電変換素子により被写体
の照度を測定し、その結果をCPU101に送る。
【0053】磁気データ読取・書込部118は、CPU
101による指示に従い、装填されているフィルムカー
トリッジのフィルムの磁気記録領域に、撮影の日付、プ
リント枚数、言語およびタイトル等の情報の書き込み又
は読み出しを行う。
【0054】次に、本実施形態に係るカメラ1のカード
60を制御するCPUおよび関連する要素について説明
する。図7は、カード60の制御機構を示すブロック図
である。
【0055】この図に示すCPU131は、カード60
全体の制御を行うものである。CPU131には、RE
SET回路132、レギュレータ133、DRV回路1
35、スイッチ群136、通信部137、LCD駆動部
138、EEPROM139およびリモコン送信回路1
40が接続されている。また、CPU131は、制御・
演算処理のためのプログラムを予め記憶しているROM
131a、および、制御・演算の際に各種データを記憶
するRAM131bを内蔵している。CPU131は、
これらの各要素を介して、撮影者による指示を入力し、
本体10との間で通信を行い、カード60の制御を行
う。
【0056】RESET回路132は、本体10が電源
投入された旨を検知してリセット信号を発生し、CPU
131を含むカード60の初期化をCPU131に指示
する。
【0057】レギュレータ133は、その2つの入力端
子の間に給電切替スイッチ94およびカード内蔵電池1
34が直列接続されている。また、レギュレータ133
の2つの入力端子それぞれには、本体10の電源回路1
05から電源電圧を入力するための端子63,64それ
ぞれが接続されている。給電切替スイッチ94は、カー
ド60が本体10の前面12および背面13の何れかに
取り付けられているか否かに応じて、オン状態またはオ
フ状態となる。すなわち、カード60が本体10の前面
12および背面13の何れにも取り付けられていないと
きには、給電切替スイッチ94がオン状態となり、レギ
ュレータ133は、カード内蔵電池134より出力され
る電源電圧を入力し安定化してカード60内の各要素に
供給する。カード60が本体10の背面13に取り付け
られているときには、給電切替スイッチ94がオフ状態
となり、レギュレータ133は、本体10の電源回路1
05より出力される電源電圧を入力し安定化してカード
60内の各要素に供給する。また、カード60が本体1
0の前面12に取り付けられているときには、給電切替
スイッチ94がオフ状態となり、且つ、本体10の電源
回路105からの電源電圧の供給は無い。
【0058】DRV回路135は、その入力端子が端子
63に接続されており、その端子63の電位を検出し、
その検出された電位に基づいて、カード60が本体10
の背面13に取り付けられているか否かを識別し、その
識別結果をCPU131に送る。
【0059】スイッチ群136は、カード60に設けら
れた各種のスイッチを総称するものであり、撮影者によ
る操作指示を受け付け、その内容をCPU131に送
る。スイッチ群136には、デートモード(デート表示
態様に関するモード)の切替等を指示するデートスイッ
チ72、タイトルおよび言語の選択の開始等を指示する
STスイッチ73、プリント枚数設定の開始等を指示す
るPQスイッチ74、撮影モードを選択するモードスイ
ッチ75、プリント枚数設定やタイトル選択の破棄等を
指示するクリアスイッチ76、リモコンモード(カード
60を本体10から取り外してリモコン装置として使用
するモード)およびセルフモード(カード60を本体1
0の背面13に取り付けてセルフタイマを使用して撮影
するモード)のうちの一方の選択または本体10に対す
る撮影動作の指示の行うリモートスイッチ77、およ
び、プリント枚数設定やタイトル選択等を行うカーソル
スイッチ80が含まれる。
【0060】通信部137は、送信窓91および受信窓
92それぞれの中に発光体137aおよび受光体137
bそれぞれを有し、カード60が本体10の背面13に
取り付けられているときに、本体10との間でデータの
送受信を行うものである。すなわち、カード60が本体
10へデータを送信するときには、通信部137内の発
光体137aは、CPU131による指示の下、送信す
べきデータを光信号として出力する。逆に、カード60
が本体10からデータを受信するときには、通信部13
7内の受光体137bは、本体10から到達した光信号
を受光し、そのデータをCPU131に送る。つまり、
本体10の通信部110の発光体110aから出力され
た光信号は、カード60の通信部137の受光体137
bにより受光され、また、カード60の通信部137の
発光体137aから出力された光信号は、本体10の通
信部110の受光体110bにより受光され、これによ
り、本体10とカード60との間で双方向通信が行われ
る。ここで、カード60の通信部137と本体10の通
信部110との間で送受信されるデータは、カード60
を制御するためのデータ、撮影モード、言語、タイトル
およびプリント枚数に関するデータ等である。
【0061】LCD駆動部138は、CPU131によ
る指示の下、LCD71における表示を制御する。
【0062】EEPROM139は、撮影者により入力
されたカートリッジID(以下、CIDと言う)、撮影
モード、デートモード、言語、タイトル等を記憶する。
【0063】リモコン送信回路140は、投光LED9
3を含み、CPU131による制御の下、本体10に送
信すべきデータを投光LED93によりリモコン送信す
る。ここで、リモコン送信回路140から本体10のリ
モコン受信回路106へ送信されるデータは、例えば、
本体10に対し撮影動作を指示するデータや、言語、タ
イトルおよびプリント枚数に関するデータ等である。
【0064】次に、以上説明した本体10およびカード
60から構成されるカメラ1の基本動作について説明す
る。
【0065】本体10にバッテリ104が装填される
と、昇圧レギュレータ103を介してCPU101に電
源供給され、RESET回路102からリセット信号が
出力される。そして、そのリセット信号を入力したCP
U101による指示により、本体10およびカード60
は初期化される。この初期化処理では、CPU101自
身のRAM101bやタイマ等の初期化、EEPROM
109に記憶されていたパラメータの読み出しとRAM
101bへの書き込み、各要素のテスト、シャッタおよ
びレンズ鏡胴15の初期化、LCD71の表示等が行わ
れる。なお、この時点では、本体10は撮影不可能状態
である。
【0066】メインスイッチ26が押されたとき、また
は、本体10の背面13にカード60が取り付けられた
旨が着脱検出スイッチ47により検知されたとき、CP
U101は、その旨を検知し、本体10を撮影可能状態
にする。
【0067】カード60が本体10の背面13に取り付
けられているときには、本体10のCPU101は、着
脱検出スイッチ47を介してその旨を認識し、また、カ
ード60のCPU131は、DRV回路135を介して
その旨を認識する。このとき、カード60のスイッチ群
136の操作により撮影者が指示した内容は、カード6
0のCPU131に入力された後、カード60の通信部
137から本体10の通信部110への光通信により、
本体10のCPU101へ送信される。逆に、本体10
のスイッチ群107の操作により撮影者が指示した内容
は、本体10のCPU101に入力された後、本体10
の通信部110からカード60の通信部137への光通
信により、カード60のCPU131へ送信される。
【0068】一方、カード60が本体10から取り外さ
れているときには、本体10のCPU101は、着脱検
出スイッチ32および着脱検出スイッチ47を介してそ
の旨を認識し、また、カード60のCPU131は、給
電切替スイッチ94を介してその旨を認識する。このと
き、カード60はリモコン装置として機能する。すなわ
ち、カード60のスイッチ群136の操作により撮影者
が指示した内容は、カード60のCPU131に入力さ
れた後、カード60のリモコン送信回路140から本体
10のリモコン受信回路106への光通信により、本体
10のCPU101へ送信される。
【0069】このカメラ1では、フィルムカートリッジ
が装填された旨がカートリッジ在否スイッチ56により
検出され、且つ、カートリッジ蓋52が閉じられた旨が
開閉スイッチ53により確認されると、そのフィルムカ
ートリッジのデータディスクに記録されているフィルム
情報およびフィルム使用状態に関するデータは、CPU
101による制御の下、DD読取部115により読み取
られ、EEPROM109に記憶される。このデータ
は、その後の撮影等に際して参照される。
【0070】また、カメラ1では、MRスイッチ55の
操作により、未露光の撮影コマが残っている撮影途中の
フィルムを途中巻戻しして、そのフィルムカートリッジ
を取り出すこともできる。また、このとき、撮影者は、
カード60のスイッチ群136の操作によりCIDを入
力することができ、そのCIDおよび未露光の撮影コマ
数のデータは、カード60のEEPROM139に記憶
される。
【0071】さらに、カメラ1では、このように途中巻
戻しされて取り出されたフィルムカートリッジを再装填
することもできる。この場合、DD読取部115によ
り、そのフィルムカートリッジのデータディスクの回転
方位が表すフィルム使用状態が撮影途中であると判定さ
れる。そして、フィルムは、磁気記録領域の記録内容が
磁気データ読取・書込部118により読み取られなが
ら、フィルム給送部114により給送され、次に露光さ
れるべき未露光の撮影コマの位置まで給送される。
【0072】カード60が本体10の背面13に取り付
けられている状態、および、カード60が本体10から
取り外されている状態の何れの場合にも、撮影は可能で
ある。撮影に際しては、撮影者の指示に従い、例えば、
モードスイッチ75の操作により撮影モードが選択さ
れ、PQスイッチ74等の操作によりプリント枚数が設
定され、STスイッチ73等の操作により言語およびタ
イトルが選択され、ズームスイッチ50の操作によりレ
ンズ鏡胴15の繰り出し又は繰り込みが制御され、プリ
ント設定切替スイッチ25の操作によりプリントサイズ
が選択され、また、その他の条件等が設定される。これ
らの設定・選択された内容は、RAM131bに記憶さ
れるとともに、LCD駆動部138を介してLCD71
に表示される。
【0073】そして、カード60が本体10の背面13
に取り付けられているときには、本体10のレリーズス
イッチ27の操作により、撮影動作が開始される。一
方、カード60が本体10から取り外されているときに
は、カード60のリモートスイッチ77の操作により、
その旨がカード60の通信部137から本体10の通信
部110へ通信され、撮影動作が開始される。
【0074】この撮影動作では、測光部117により被
写体の照度が測定され、AF回路112により被写体ま
での距離が測定される。また、これらの測定結果および
撮影者による設定条件に基づくCPU101による制御
の下、鏡胴駆動部113によりレンズ鏡胴15が駆動さ
れ、選択された撮影モードに従ってストロボ回路108
がストロボ発光し、シャッタ駆動部116により適切な
露光時間でシャッタが開き、フィルムの所定の撮影コマ
上に被写体の像が撮影される。さらに、フィルムは、フ
ィルム給送部114により次の撮影コマへ給送されると
ともに、フィルムの磁気記録領域には、設定または選択
されたプリント枚数、言語、タイトル、プリントサイズ
および日付等に関するデータが磁気データ読取・書込部
118により記録される。
【0075】カメラ1が撮影不可能状態となるのは、撮
影可能状態であるときにメインスイッチ26が押された
とき、本体10の前面12にカード60が取り付けられ
た旨が着脱検出スイッチ32により認識されたとき、本
体10およびカード60の何れもが無操作状態で一定時
間が経過したとCPU101が判断したとき、または、
リモコンモードに設定されていないときにカード60が
本体10から取り外された旨が着脱検出スイッチ47に
より認識されたときである。
【0076】次に、カメラ1の使用方法について説明す
る。
【0077】図1において、カメラ1の不使用時には、
カード60は、本体10の前面12に取り付けられ、レ
ンズ鏡胴15の撮影レンズを保護するレンズカバーとし
て機能する。カード60の本体10の前面12への取り
付けは、カード60の側面62を前面隆起面11aに合
わせて、カード60の端子63、64を本体10の挿入
穴29、30に挿入して行う。このようにカード60を
本体10の前面12に取り付けることにより、カード6
0がレンズ鏡胴15の撮影レンズを覆い、カード60が
撮影レンズを保護するレンズカバーとして機能すること
になる。
【0078】その際、図4に示すように、カード60の
裏面70の凸部70aが本体10の前面12の凹部12
aに嵌り込む形状となっているため、カード60を本体
10に取り付けた状態においてカメラ1全体の厚さが薄
くいものとなる。また、図1のように、カード60の凸
部70aは表面には形成されていない。このため、カー
ド60を本体10の前面12に取り付けた際、カメラ1
の前面部がフラットな状態となり、カメラの外観を損な
うことはない。
【0079】また、カード60を本体10の前面12に
取り付けた際、LCD71のある裏面70が内側となる
ため、LCD71がカメラ1の外観表面に現われない。
このため、カメラ1の不使用時にLCD71が確実に保
護される。また、LCD71が大型のものであっても、
不使用時に破損する心配がない。更に、各種スイッチが
設置される裏面70を内側にしてカード60が前面12
に取り付けられるため、カメラ1の不使用時にカメラ1
の外観がシンプルなものとなり美観性に優れたものとな
る。また、各種スイッチの破損なども防止できる。
【0080】更に、カード60が前面12に取り付けら
れたときには、本体10の背面13側の挿入穴44、4
5及び送信窓48、受信窓49は外部に露出した状態と
なる。しかし、これらの挿入穴44、45及び送信窓4
8、受信窓49は、背面隆起面11bに設けられている
ので、カメラ使用者の指先などが触れにくく、汚れの付
着などによる通信不良が未然に防止される。例えば、カ
メラ使用者が本体10の背面13に触れたとしても、容
易に背面隆起面11bに接触することはない。このた
め、挿入穴44、45及び送信窓48、受信窓49が汚
れるなどの不具合を防止できる。更に、カード60へ電
源を供給するための端子44a、45aは挿入穴44、
45の奥部に設けられているため、これらの端子44
a、45aに汚れの付着などの不具合を確実に防止でき
る。
【0081】カメラ1の使用時には、カード60が本体
10の前面12から取り外され、背面13に取り付けら
れる。図1に示すように、カード60の前面12からの
取り外しは、カード60のプッシュボタン66を押しな
がら、カード60を前面12から離間して行う。このカ
ード60の取り外しにより、カメラ1が撮影不可能状態
から撮影可能状態に変わる。
【0082】図2において、本体10の前面12から取
り外されたカード60は、本体10の背面13に取り付
けられて、時刻合せ、撮影モードの設定変更などのカメ
ラ1の設定を変更又は確認するためのカメラ1の操作手
段として機能する。カード60の本体10の背面13へ
の取り付けは、カード60の端子63、64を挿入穴4
4、45に挿入し、カード60の正面側を本体10の背
面13に接近させ、本体10のピン51をカード60の
ピン挿入穴67に挿通して行う。このようにカード60
が本体10の背面13に取り付けられると、カード60
の裏面70がカメラ1の外側に向くため、カード60の
各種スイッチの操作が可能となる。
【0083】図8(a)、(b)に示すように、カメラ
使用者は、本体10を右手で握り部11を握って本体1
0を支持し撮影を行う。このとき、本体10の前面12
の前面隆起面11aは外部に露出した状態となっている
ため、カメラ使用者はその右手の指先を前面隆起面11
aに掛けることができる。また、前面隆起面11aが上
下方向に延びているため、中指、薬指又は小指などで本
体10をしっかりと支えることができる。従って、安定
してカメラ1の本体を持つことができ、適正な写真撮影
が行える。
【0084】また、図8(b)において、本体1を持つ
手の指先が凹部12a上に位置することにより、カメラ
使用者は、その指が適正な位置、即ちAF受光窓20、
測光窓22などの設置位置でなく適正な写真撮影を行え
る位置にあることを認識できる。一方、本体1を持つ手
の指先が凹部12a上に位置しない場合には、カメラ使
用者は、その指がAF受光窓20、測光窓22などの設
置位置であって適正な写真撮影を行うのに支障となる位
置にあるおそれがあることを容易に認識できる。この場
合、指先(図8(a)にあっては中指の指先)を凹部1
2a上に移動させることにより、指先を適正な位置に位
置させることができ、適正な写真撮影が行える。
【0085】そして、図2において、カメラ1の使用を
終了するときには、カード60が本体10の背面13か
ら取り外される。カード60の背面13からの取り外し
は、カード60のプッシュボタン66を押しながら、カ
ード60を背面13から離間して行う。このカード60
の取り外しにより、カメラ1が撮影可能状態から撮影不
可能状態に変わる。すなわち、背面13からのカード6
0の取り外しにより、着脱検出スイッチ47を通じてC
PU101がカード60の取外しを検出し、その後にレ
リーズスイッチ27の操作があってもCPU101から
シャッタ駆動部116へ駆動信号が出力されない状態と
なる。このため、カード60の取り外し動作と別にカメ
ラ1を撮影可能状態から撮影不可能状態にするためのメ
インスイッチ26の操作などが不要であり、使用終了時
におけるカメラ1の取扱いが容易となる。
【0086】一方、カード60は、カメラ1の遠隔操作
により撮影を行うとき、本体10から取り外され、その
本体10に対して赤外光など投じることにより遠隔操作
手段、即ちリモコン装置として機能する。例えば、カー
ド60が背面13に取り付けられた状態において、リモ
ートスイッチ77を押した後、本体10からカード60
を取り外すと、本体10はリモコン受光窓21へ入射さ
れる光信号を受け付ける状態となる。この状態におい
て、カード60を操作して投光LED93から赤外光を
本体10へ向けて投光することにより、写真撮影、プリ
ント枚数の選択、タイトル及び言語の選択、プリント枚
数の前駒書換え、タイトル及び言語の前駒書換えが遠隔
操作により行える。
【0087】遠隔操作による写真撮影は、リモートスイ
ッチ77を押すことにより、投光LED93から赤外光
が投光され、この赤外光がリモコン受光窓21内の受光
体に受光されて電気的な信号に変換されて、CPU10
1に伝達される。この伝達された信号に従って、本体1
0のCPU101がシャッタ駆動部116に信号を出力
する。これにより、シャッタが切られ写真撮影が行われ
る。
【0088】また、プリント枚数の選択、タイトル及び
言語の選択、プリント枚数の前駒書換え、タイトル及び
言語の前駒書換えは、予めカード60の所定のスイッチ
操作によりプリント枚数の選択などを行った後、リモー
トスイッチ77を押すことにより、赤外光が本体10に
投光され、リモコン受光窓21内の受光体を介してCP
U101に所定の指令が伝達される。この指令信号に従
って、CPU101がフィルム給送部114などへ信号
を出力し、プリント枚数の前駒書換えなどが行われる。
【0089】なお、カメラ1において、本体10とカー
ド60との間の通信は、双方向通信が可能で可能なもの
であれば、光学式のものに限られるものではなく、電波
式などその他の方式のものであってもよい。
【0090】(第二実施形態)第一実施形態に係るカメ
ラ1にあっては、カード60が本体10の背面13に取
り付けられて表示手段、操作手段として機能し、本体1
0から取り外されて遠隔操作手段として機能するもので
あったが、カード60は本体10の前面12に取り付け
られてレンズカバーとして機能し本体10から取り外さ
れて遠隔操作手段として機能し、本体10の背面13に
取り付けられて表示手段及び操作手段として機能しない
ものであってもよい。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。
【0092】遠隔操作用発光素子が厚みのあるものであ
っても、レンズカバーの裏面部を突出させて凸部を設け
その凸部内に発光素子を配置することにより、レンズカ
バーの表面部をフラットな形状に保ちつつ、レンズカバ
ー全体を薄いものとすることができる。このため、本体
の前面にレンズカバーを取り付けた際のカメラの外観を
損なうことなく、カメラの小型化が図れる。
【0093】また、撮影時などに指先を凹部に位置させ
ることにより、その指先を適正な位置におくことができ
る。このため、本体を持つ手の指がAF(オートフォー
カス)機能などの妨げとなることが防止され、適正な撮
影が確実に行える。特に、カメラ本体が小さいコンパク
トカメラにおいて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラの斜視図である。
【図2】カメラの斜視図である。
【図3】カードの説明図である。
【図4】本体及びカードの水平断面図である。
【図5】カメラの説明図である。
【図6】本体の電気的構成を示す図である。
【図7】カードの電気的構成を示す図である。
【図8】カメラ使用時の説明図である。
【符号の説明】
1…カメラ、10…本体、12…前面、12a…凹部、
60…カード(レンズカバー)、70…裏面、70a…
凸部、93…投光LED(遠隔操作用発光素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西谷 泰浩 埼玉県朝霞市泉水三丁目13番45号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 堀切 和久 東京都港区西麻布二丁目26番30号 富士写 真フィルム株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影機能を有する本体と、その本体の前
    面に対し着脱自在とされ前記本体から取り外されたとき
    に遠隔操作手段として機能するレンズカバーとを備えた
    カメラにおいて、 前記レンズカバーが板状を呈し、前記本体に取り付けら
    れる際に前記本体と対面する前記レンズカバーの裏面部
    に凸部が設けられ、その凸部の位置に遠隔操作用発光素
    子が内蔵されていること、を特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記本体の前面に前記レンズカバーの前
    記凸部に対応して窪む凹部が設けられ、前記凹部が前記
    本体を持つ手の指位置決め手段として機能すること、を
    特徴とする請求項1に記載のカメラ。
JP30768997A 1997-11-10 1997-11-10 カメラ Pending JPH11142952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30768997A JPH11142952A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30768997A JPH11142952A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11142952A true JPH11142952A (ja) 1999-05-28

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