JPH11146963A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH11146963A
JPH11146963A JP33248697A JP33248697A JPH11146963A JP H11146963 A JPH11146963 A JP H11146963A JP 33248697 A JP33248697 A JP 33248697A JP 33248697 A JP33248697 A JP 33248697A JP H11146963 A JPH11146963 A JP H11146963A
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JP
Japan
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frame
front frame
fixing plate
decorative member
plate portion
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JP33248697A
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Sadao Ioki
定男 井置
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Sophia Co Ltd
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 美観の向上を図ると共に、上部ヒンジ機構を
取り外し難くした遊技機を提供する。 【解決手段】 前面枠5を機枠4に水平方向に回動可能
な状態で取り付けるための上部ヒンジ機構9の前面枠側
ヒンジ部12には、上部回動支軸13と、前面枠の前面
に沿って配置した前固定板15と、前面枠の後面に沿っ
て配置した後固定板部44と、前面枠を挟持させた状態
で前固定板部と後固定板部とを固定する固定ネジ46a
及びナット46bとを設け、機枠側ヒンジ部11には、
上部回動支軸が上方から挿入可能な上部軸受部14を設
ける。さらに、前固定板部及び止着具と、上部軸受部1
4とを前方から覆う飾り部材16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤等を取付可
能な前面枠を備え、この前面枠をヒンジ機構により開閉
可能な状態で機枠に取り付けたパチンコ遊技機等の遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を代表的な遊技機であるパチ
ンコ遊技機を例に挙げて説明する。パチンコ遊技機は、
島設備側に固定される機枠と、遊技盤及び裏機構盤等を
取付ける前面枠とから概略構成されている。そして、こ
の前面枠は、島設備に固定された状態でも保守作業等が
可能なよう、ヒンジ機構により水平方向に回動させて開
放可能な状態で機枠に取り付けてある。
【0003】この前面枠では、裏機構盤に設けた球タン
ク等により、パチンコ遊技で使用するための多量の遊技
球をも保持可能であり、この遊技球を保持した状態では
非常に重い。そして、遊技球を保持した状態でも前面枠
を開閉可能としなければならず、この重みに耐え得るよ
うに、剛性が高い金属製部材を用いる等、ヒンジ機構に
工夫を施していた。
【0004】そして、前面枠の開放時において特に重み
がかかる上部ヒンジ機構では、次のようにして、前面枠
側ヒンジ部を前面枠に取り付けていた。即ち、前面枠に
おける前面と背面のそれぞれに当接させた状態で板状部
材を配置すると共に、前面枠の前後方向を貫通する固定
ネジにより両板状部材を締め付け固定し、前後方向から
前面枠を挟持することで前面枠側ヒンジ部を強固に止着
していた。このため、前面枠の前面には、前面枠側ヒン
ジ部の板状部材が露出していた。
【0005】一方、パチンコ遊技機も身近な娯楽として
広く親しまれており、それに伴って、親しみ易く遊び心
を高揚させるようなデザインのパチンコ遊技機が求めら
れている。このため、裏側に透明部材保持枠を備えると
共に、合成樹脂等により所望の形状に形成した前面カバ
ー部材を、前面枠の前方に配設したパチンコ遊技機も普
及しつつある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように、前面枠の前面には板状部材が露出しており、
パチンコ遊技機の美観を損ねる一因となっていた。この
板状部材は金属製であるため、前面カバー部材を配設し
たパチンコ遊技機にあっては、合成樹脂により形成され
た前面カバー部材との間で、板状部材と前面カバー部材
との質感の差が大きく、板状部材が非常に目立ち、美観
を著しく損ねてしまう。また、板状部材が露出している
と、この板状部材を固定している固定ネジに対する操作
が容易に行えるので、上部ヒンジ機構を比較的簡単に緩
めたり、取り外すことができてしまう。本発明は、この
ような事情に鑑みてなされたものであり、美観の向上が
図れると共に、上部ヒンジ機構を緩めたり取り外したり
し難い遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためになされたものであり、請求項1に記載
のものは、金属製の上部ヒンジ機構を少なくとも備えた
ヒンジ機構により、前面枠を水平方向に回動可能な状態
で機枠に取り付けた遊技機において、上部ヒンジ機構
を、機枠に止着される機枠側ヒンジ部と、前面枠に止着
される前面枠側ヒンジ部とから構成し、前面枠側ヒンジ
部は、下向きに突設した回動支軸(例えば、上部回動支
軸13)と、前面枠の前面側に当接される前固定板部
(例えば、前固定板15)と、前面枠の後面側に当接さ
れる後固定板部(例えば、後固定板部44)と、前面枠
を貫通して配設され、尚且つ、前面枠を挟持した状態で
前固定板部と後固定板部とを固定する止着具(例えば、
固定ネジ46a、ナット46b)とを備え、機枠側ヒン
ジ部は、回動支軸が上方から挿入可能な軸受部(例え
ば、上部軸受部14)を備え、前面枠の前面側に、前固
定板部及び止着具を前方から覆う飾り部材を設けたこと
を特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載のものは、請求項1
記載の構成に加えて、前記飾り部材は、前固定板部及び
止着具と共に、軸受部を前方から横一連に覆うことを特
徴とする遊技機である。
【0009】ここで、「横一連に覆う」とは、横並びに
配設されているものをひとつながりにした状態で覆うこ
とを意味する・
【0010】また、請求項3に記載のものは、請求項1
又は請求項2記載の構成に加えて、前記前面枠には、前
方を覆う合成樹脂製の前面カバー部材を配設し、前記飾
り部材を、前面カバー部材と同質の合成樹脂により構成
したことを特徴とする遊技機である。
【0011】ここで、「同質」とは、同じ質感を与え得
ることを意味する。
【0012】また、請求項4記載のものは、請求項1か
ら請求項3の何れかに記載の構成に加えて、前面枠の前
面に挿入孔(例えば、貫通孔5b,5c)を開設し、こ
の挿入孔に挿入可能な挿入軸部(例えば、挿入軸部5
2,57)を前記飾り部材の裏面から後向きに突設し、
飾り部材の装着方向への移動を許容すると共に取外し方
向への移動を制止する係止金具(例えば、係止金具5
3,58)を、前記挿入軸部に配設したことを特徴とす
る遊技機である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。なお、以下の説明においては、代
表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて説明す
る。
【0014】まず、遊技機の全体的な構成について説明
する。ここで、図1は、パチンコ遊技機1の正面図、図
2は、パチンコ遊技機1の背面図である。
【0015】例示したパチンコ遊技機1は、パチンコ機
本体2と、このパチンコ機本体2に隣接して配置したカ
ードユニット3とから構成してある。パチンコ機本体2
は、縦長矩形状の外観を有する機枠4の前面に、大きな
窓部を有する額縁状の前面枠5を開閉可能に取り付けて
ある。なお、本実施形態における機枠4は木製であり、
設置時においては、島設備側(図示せず)に固定され
る。
【0016】この前面枠5は、機枠4の左側部と前面枠
5の左端部との間に配設したヒンジ機構6により、水平
方向に開閉可能な状態で機枠4に取り付けてある。この
ヒンジ機構6は、遊技盤7や裏機構盤8(図2参照)等
を取り付けた重い前面枠5を確実に保持するため、剛性
の高い金属により構成してある。さらに、このヒンジ機
構6は、上端部に設けた上部ヒンジ機構9と、下端側に
設けた下部ヒンジ機構10とから構成してある。上部ヒ
ンジ機構9は、機枠4に止着された機枠側ヒンジ部11
と前面枠5に止着された前面枠側ヒンジ部12とから構
成してあり(図3参照)、下部ヒンジ機構10もまた機
枠側ヒンジ部と前面枠側ヒンジ部とから構成してある
(図示せず)。
【0017】上部ヒンジ機構9における前面枠側ヒンジ
部12には、上部回動支軸13(本実施形態における回
動支軸に相当)を下向きに突設してあり、機枠側ヒンジ
部11には、上部回動支軸13が上方から挿入される上
部軸受部14(本実施形態における軸受部に相当)を設
けてある。また、前面枠側ヒンジ部12の一部を構成す
る前固定板15(本実施形態における前固定板部に相
当、後述)を前方から覆うように、飾り部材16を配設
してある。
【0018】一方、下部ヒンジ機構10における機枠側
ヒンジ部には、下部回動支軸17を上向きに突設してあ
る。なお、この下部回動支軸17は、上部回動支軸13
と同軸上に設けてある。そして、下部ヒンジ機構10に
おける前面枠側ヒンジ部には、下部回動支軸17に挿入
可能な軸孔を開設した下部軸受部を設けてある(図示せ
ず)。
【0019】従って、上部回動支軸13を上部軸受部1
4に上方から挿入すると共に下部軸受部の軸孔を下部回
動支軸17に挿入するように、前面枠5を少し上方から
下降するようにして取り付ける。そして、取り付けた前
面枠5は、上部回動支軸13及び下部回動支軸17を中
心にして、機枠4に対して水平方向に回動可能となる。
なお、上部ヒンジ機構9については、後で詳しく説明す
る。
【0020】この前面枠5には、窓部に後方から臨ませ
た状態で遊技盤7を取り付けてあり、この遊技盤7の前
面には、ガイドレール等の区画部材21により区画した
遊技領域22を設けてある。また、前面枠5の窓部を前
方から塞ぐようにして前面カバー部材23を開閉可能に
配設してある。この前面カバー部材23は、合成樹脂に
より成型した額縁状の枠体であり、裏面側には、透明な
前面ガラス24(透明部材の一種)を保持する透明部材
保持枠を止着してある(図示せず)。そして、前面カバ
ー部材23が閉じられた状態では、透明部材保持枠に保
持された前面ガラス24が遊技領域22を前方(遊技者
側)から覆い、遊技者からは、この前面ガラス24を通
じて遊技領域22が視認可能となる。
【0021】この前面カバー部材23の下方に隣接し
て、開閉パネル25を機枠4に開閉可能に配設してあ
る。この開閉パネル25の前面には、球供給皿26を前
方に突出した状態で設けてあり、開閉パネル25の下方
には、発射操作部27と下皿28と灰皿29とを設けて
ある。
【0022】一方、前面枠5の裏面側には、裏機構盤8
を設けてあり、この裏機構盤8には、遊技に使用する遊
技球を貯留可能な球タンク31、球タンク31からの遊
技球を貸し球や賞球として排出する球排出装置32、パ
チンコ遊技を制御する役物制御回路33、遊技球の排出
制御や発射制御及び電源の供給等を行う排出発射電源回
路34等を取り付けてある。また、前面枠5の裏面側に
は、この他に、遊技球を遊技領域22に向けて弾発する
ための発射装置35も配設してある。
【0023】次に、本発明の要部である上部ヒンジ機構
9及び飾り部材16について詳細に説明する。図3は、
上部ヒンジ機構9及び飾り部材16を拡大して示した分
解斜視図である。
【0024】図3に示すように、上部ヒンジ機構9は、
機枠側ヒンジ部11と前面枠側ヒンジ部12とから構成
してある。
【0025】まず、機枠側ヒンジ部11について説明す
る。この機枠側ヒンジ部11は、正面から見て略倒L字
状の金属製板部材であり、機枠4における左上隅部に、
機枠4の外表面に沿って止着してある。なお、本実施形
態では、木ねじにより止着してある。
【0026】この機枠側ヒンジ部11の側面部(機枠4
の左側面に沿った部分)における前端縁からは、本実施
形態における軸受部として機能する上部軸受部14を、
前方に向けて突設してある。この上部軸受部14は、前
面枠側ヒンジ部12に設けた上部回動支軸13が嵌合す
る部分であり、上下方向の貫通孔を有する円筒状に形成
してある。具体的には、側面部における前端縁から横長
矩形状の舌片部を前方に延出すると共に、この舌片部の
先端部分を円筒状に巻くことにより形成してある。
【0027】この上部軸受部14の上方には、少し間隔
を空けてストッパ部39を設けてある。このストッパ部
39は、前面枠5の開放限界角度を定めるものであり、
機枠側ヒンジ部11の側面部における前端縁を、部分的
に前方に延出することにより形成してある。そして、前
面枠5を所定角度まで開くと、このストッパ部39が前
面枠側ヒンジ部12の起立壁部40(後述)に当接して
前面枠5がその角度以上に開かないように規制する。
【0028】この他に、機枠側ヒンジ部11には、前面
枠5を施錠状態から所定角度(例えば、略40度から略
50度程度)だけ開いた際に機枠4から取り外せるよう
に、切り欠き部41を設けてある。この切り欠き部41
は、本実施形態では、天井部(機枠4の上端面に沿った
部分)における前端部分を、右斜め後方に向かって切り
欠くことにより形成してある。
【0029】次に、前面枠側ヒンジ部12について説明
する。この前面枠側ヒンジ部12は、天井部43、後固
定板部44、側面部45、前固定板15及び止着具46
等から構成してある。
【0030】天井部43は、前面枠側ヒンジ部12にお
ける上部に位置する部分であり、この天井部43の前端
縁左部を部分的に前方に延設して軸支基部47を形成し
てある。この軸支基部47は、本実施形態における回動
支軸として機能する上部回動支軸13を支持する部分で
あり、上部回動支軸13はこの軸支基部47の下面から
下向きに突設してある。また、この天井部43の前端縁
からは、起立壁部40を上方に起立させてある。この起
立壁部40は、紐や薄い合成樹脂板等の不正操作部材が
パチンコ機本体2内に挿入されるのを防止する。
【0031】後固定板部44は、天井部43の後縁部か
ら下方に連続させて設けてあり、左右両端側に2つの孔
44a,44aを開設した横長方形状の板状部である。
各孔44a,44aは、後述する固定ネジ46a,46
aが貫通可能な直径に形成してある。側面部45は、後
固定板部44の左端から連続させて設けてあり、天井部
43の左端部に沿って屈曲されて左端部から下方に向け
て延在している。なお、この側面部45における前端部
からは、軸支基部47の縁部に沿って屈曲した軸支基部
カバー部48を側面部45と連続させて設けてある。
【0032】前固定板15は、本実施形態における前固
定板部として機能するもので、本実施形態では、左右両
端部を円弧状とした横長な金属製の板片により形成して
ある。この前固定板15には、4つの孔15a,…15
dを横並びに開設してある。これらの孔15a,…15
dの内、左右両端側の2つの孔15a,15dは、後固
定板部44の孔44a,44aと同じ間隔に設けてあ
り、尚且つ、固定ネジ46a,46aが貫通可能な直径
としてある。なお、前面枠5には、前後を貫通する4つ
の貫通孔5a,…5dを形成してある。これらの各貫通
孔5a,…5dは、前固定板15に開設した各孔15
a,…15dと同じ位置に、ほぼ同じ直径で形成してあ
る。従って、これらの貫通孔5a,…5dと後固定板部
44の孔44a,44a及び前固定板15の孔15a,
15dとの位置を合わせ、後固定板部44を前面枠5の
背面に当接させると共に前固定板15を前面枠5の前面
に当接させた状態で配置すると、後固定板部44に設け
た孔44a,44aと前固定板15における左右両端側
の2つの孔15a,15dとが貫通孔5a,5dを通じ
て連通する。
【0033】止着具46は、本実施形態では、固定ネジ
46aとナット46bとから構成してある。そして、前
面枠側ヒンジ部12を前面枠5に固定する際には、上記
したように後固定板部44と前固定板15とを位置合わ
せした状態で配置し、その後、前固定板15における左
右両端側の2つの孔15a,15dのそれぞれに、前方
から固定ネジ46a,46aを挿入する。固定ネジ46
a,46aを挿入したならば、前面枠5の背面側に突出
した固定ネジ46a,46aの先端部分にナット46
b,46bを螺合し、仮止めする。この仮止め状態から
固定ネジ46aを締め込んで、前面枠側ヒンジ部12を
固定する。この固定状態では、図4に示すように、前面
枠5の背面及び前面に当接した後固定板部44及び前固
定板15が、前面枠5を前後方向から挟持する。
【0034】次に、飾り部材16について説明する。こ
の飾り部材16は、前固定板15及び止着具46(固定
ネジ46aの頭部)を前方から覆う部材であり、基板部
51と挿入軸部52とを前面カバー部材23と同じ材質
の合成樹脂により一体成型すると共に、挿入軸部52に
は係止金具53を嵌合してある。
【0035】基板部51は、前固定板15等を前方から
覆う部分であり、本実施形態における覆い部として機能
する。そして、この基板部51は、前固定板15と同様
に左右両端部を円弧状とした横長板状に形成してある
が、前固定板15よりも僅かに大きく形成してある。挿
入軸部52は、前面枠5に設けた貫通孔5a,…5dの
内、左右中央側の2つの貫通孔5b,5cに挿入される
部分である。この挿入軸部52は、基板部51の背面側
から後方(基板部51の延在方向と直交する方向)に向
けて2本突設してある。なお、この挿入軸部52,52
の長さは、前面枠5の前後方向の厚さよりも短く設定し
てある。飾り部材16を前面枠5に装着した際に、挿入
軸部52,52が前面枠5内に収まるようにするためで
ある。
【0036】係止金具53は、上記した両挿入軸部5
2,52に嵌合した状態で固着され、前面枠5に装着さ
れた飾り部材16が取り外されるのを防止する部材であ
る。本実施形態では、挿入軸部52に嵌合可能な金属製
の円筒状部材により形成してある。図3中に拡大して示
したように、この係止金具53の側面には、前方に向か
って外側に開いた爪部53a,53aを設けてある。こ
の爪部53aの先端同士の間の長さD1は、貫通孔5
b,5cの直径よりも僅かに大きく設定してあり、ま
た、係止金具53の外径D2は、貫通孔5b,5cの直
径よりも僅かに小さく設定してある。
【0037】従って、飾り部材16を前面枠5に装着す
る際において、挿入軸部52,52を貫通孔5b,5c
に挿入すると、爪部53a…の先端が貫通孔5b,5c
の開口壁面に当接して内側に撓む。そして、この爪部5
3a…が撓んだ状態で係止金具53,53は挿入軸部5
2,52と共に後方に移動する。
【0038】そして、飾り部材16が前面枠5に装着さ
れると、図4及び図5に示すように、飾り部材16の基
板部51が前固定板15及び止着具46(固定ネジ46
aの頭部)を前方から覆う。このため、金属部分である
前固定板15が飾り部材16により覆われて目立たなく
なり、パチンコ遊技機1における美観の向上が図れる。
また、飾り部材16は、前固定板15の前面に密着した
状態で配置してあるので、前固定板15は錆び難く、仮
に錆びてしまったとしても遊技者からは見えない。ま
た、飾り部材16(基板部51)を前面カバーと同じ材
質の合成樹脂により構成してあるので、両者の間に質感
の差がなくなり、一体的な感じを遊技者に与えることが
でき、より一層の美観の向上を図ることができる。
【0039】一方、装着された飾り部材16を取り外そ
うとして、飾り部材16を前方に抜こうとした場合に
は、係止金具53,53における爪部53a…の先端が
貫通孔5b,5cの開口壁面に引っ掛かるので、飾り部
材16の前方への移動を阻止する。即ち、この係止金具
53,53は、飾り部材16の装着方向への移動を許容
し、取外し方向への移動を規制する。このため、遊技者
側からは、飾り部材16が邪魔となり、止着具46に対
する操作、例えばドライバによる固定ネジ46a,46
aの取り外し操作が行い難くなる。従って、上部ヒンジ
機構9を緩めたり取り外したりすることが困難になり、
上部ヒンジ機構9を取り外す等して行う不正行為を一層
有効に防止することができる。
【0040】なお、この飾り部材16は、接着剤や粘着
テープ等により前面枠5に貼設することもできる。ただ
し、本実施形態のように、挿入軸部52,52と係止金
具53,53とにより取り付けた場合には、不正行為を
有効に防止できることに加えて、ワンタッチで装着する
ことができ、組付作業時における作業性の向上が図れ
る。さらに、経時劣化が殆どないので、飾り部材16
は、長期間に亘って脱落し難い。
【0041】ところで、以上説明した第1実施形態で
は、上部ヒンジ機構9の前固定板15を飾り部材16で
覆ったものを例示したが、本発明はこれに限定されるも
のではない、例えば、飾り部材16で上部ヒンジ機構9
の前面全体を覆うようにしてもよい。以下、このように
構成した第2実施形態について説明する。
【0042】この第2実施形態において、飾り部材16
´を除く各部は、先に説明した第1実施形態と同じ構成
であるので、ここでは、その説明を省略する。
【0043】まず、図6を参照して飾り部材16´につ
いて説明する。本実施形態における飾り部材16´は、
前面カバー部材23と同じ合成樹脂により一体成型した
基板部56及び挿入軸部57と、挿入軸部57に嵌合さ
れて固着される係止金具58とから構成してある。
【0044】ここで、基板部56は、前固定板15、軸
支基部47(軸支基部カバー部48)、起立壁部40及
び上部軸受部14を前方から一連に覆う部分であり、本
実施形態における覆い部として機能する。挿入軸部57
は、前面枠5に設けた貫通孔5a,…5dの内、左右中
央側の2つの貫通孔5b,5cに挿入される部分であ
る。係止金具58は、上記した両挿入軸部57,57に
嵌合した状態で固着され、装着された飾り部材16´が
取り外されるのを防止する部材である。なお、挿入軸部
57,57及び係止金具58,58については、第1実
施形態の挿入軸部52,52及び係止金具53,53と
同じ構成であるので、その説明は省略する。
【0045】そして、基板部56は、前固定板15を覆
う主基板部56aと、起立壁部40を覆う上基板部56
bと、軸支基部47(軸支基部カバー部48)及び上部
軸受部14を覆う左基板部56cとから構成してある。
主基板部56aは、前固定板15を覆い隠せる大きさの
横長方形状に形成してある。上基板部56bは、主基板
部56aの上縁部から主基板部56aと連続させて設け
てあり、横に細長い方形状に形成してある。そして、こ
の上基板部56bは、主基板部56aよりも僅かに前方
に位置しており、上方から見て「く」字状になるよう
に、左側部分を、起立壁部40の前端部の形状に沿って
前方に屈曲させてある。左基板部56cは、主基板部5
6a及び上基板部56bの左縁部から左側に向けて主基
板部56a及び上基板部56bと連続させて設けてあ
り、円筒を軸方向に沿って二分した略半円筒形状に形成
してある。なお、前面枠5が支障なく開放可能なよう
に、左基板部56cにおける左上部は、機枠側ヒンジ部
11のストッパ部39と前面枠側ヒンジ部12の側面部
45の間の隙間内に収めてあり、左下部には、上部軸受
部14との当接を避けるための切り欠き56dを設けて
ある。
【0046】このような構成を有する飾り部材16´を
前面枠5に装着する場合には、上記した第1実施形態と
同様に、前固定板15に設けた左右中央側の2つの孔1
5b,15c及びこれらの孔15b,15cに連通する
前面枠5の貫通孔5b,5cに、挿入軸部57,57を
前方から挿入する。
【0047】そして、飾り部材16´が取り付けられる
と、図7に示すように、金属製の部材で構成された前固
定板15、軸支基部47、起立壁部40及び上部軸受部
14が、飾り部材16´(基板部56)により前方から
覆われる。即ち、飾り部材16´は、前面枠5の前面側
に露出している金属部分の内、特に目立つ部分、例え
ば、横並びに配置された前固定板15や上部軸受部14
等を一連に覆い隠す。このため、金属部分が目につき難
く、パチンコ遊技機1の美観を向上させることができ
る。そして、本実施形態においても、飾り部材16´を
前面カバー部材23と同じ材料(合成樹脂)で構成して
あるので、飾り部材16´の質感と前面カバー部材23
の質感が同じになり、より一層、美観の向上を図ること
ができる。さらに、前固定板15を飾り部材16´が前
方から覆っているので、止着具46(固定ネジ46a)
に対する操作が行い難くなり、ヒンジ機構9の取り外し
等が困難になる。従って、本実施形態においても、上部
ヒンジ機構9を取り外す等して行う不正行為を一層有効
に防止することができる。
【0048】なお、本実施形態の飾り部材16´では、
上記したように、左基板部56cの上部をストッパ部3
9と側面部45の隙間内に収めると共に、左下部に切り
欠き56dを設けてあるので、図8に示すように、前面
枠5を閉じた状態(図8(a)参照)から開放した状態
(図8(b)参照)の範囲では、飾り部材16´が機枠
側ヒンジ部11に当接せず、支障なく開閉することがで
きる。
【0049】また、上記した各実施形態では、飾り部材
16,16´の基板部51,56と挿入軸部52,57
とを前面カバー部材23と同じ材質の合成樹脂により一
体成型したものを例示したが、基板部51,56の表面
(遊技者側から視認可能な面)を塗装することにより、
前面カバー部材23と同じ質感を与えるようにしてもよ
い。
【0050】また、以上の説明では、代表的な遊技機で
あるパチンコ遊技機1を例示したが、パチンコ遊技機1
以外にも、アレンジボール遊技機や雀球遊技機等、前面
枠を機枠に対して開閉可能に取り付けた遊技機であれば
本発明を適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。即ち、請求項1記載の発明によれ
ば、前面枠の前面に当接させて配置した金属製の前固定
板部を、前面枠の前面側に設けた飾り部材が前方から覆
うので、遊技者からは前固定板部が見えない。従って、
美観の向上が図れる。また、前固定板と後固定板部とを
固定するための止着具に関し、この止着具も飾り部材に
より覆われるので、遊技者側からは止着具に対する操作
が行い難くなり、前固定板部、即ち上部ヒンジ機構を、
緩めたり取り外したりし難くできる。
【0052】また、請求項2記載の発明によれば、前記
飾り部材は、前固定板部及び止着具と共に、軸受部を前
方から横一連に覆うので、遊技機の前面側に露出した金
属部分について、特に目につくものが飾り部材に覆われ
る。このため、一層の美観の向上を図ることができる。
【0053】また、請求項3記載の発明によれば、前面
枠の前方を覆う前面カバー部材と同質の合成樹脂により
飾り部材を構成したので、飾り部材と前面カバー部材と
の間で一体感が生じる。このため、違和感がなく、より
一層の美観の向上を図ることができる。
【0054】また、請求項4記載の発明によれば、前面
枠の前面に挿入孔を開設し、この挿入孔に挿入可能な挿
入軸部を前記飾り部材の裏面から後向きに突設し、飾り
部材の装着方向への移動を許容すると共に取外し方向へ
の移動を制止する係止金具を、前記挿入軸部に配設した
ので、前面枠に装着された飾り部材を引き抜こうとする
と、この係止金具が飾り部材の移動を阻止する。従っ
て、飾り部材の取り外しが困難となり、前固定板部(上
部ヒンジ機構)を、緩めたり取り外したりすることを一
層し難くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】パチンコ遊技機の背面図である。
【図3】上部ヒンジ機構を説明する分解斜視図である。
【図4】飾り部材の取付状態を説明する断面図である。
【図5】飾り部材の取付状態を説明する正面図である。
【図6】第2実施形態における上部ヒンジ機構を説明す
る分解斜視図である。
【図7】第2実施形態における飾り部材の取付状態を説
明する正面図である。
【図8】第2実施形態における前面枠の開放状態を説明
する図で、(a)は前面枠が閉じた閉止状態を示した
図、(b)は前面枠が開く様子を段階的に示した図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 2 パチンコ機本体 3 カードユニット 4 機枠 5 前面枠 5a,5b,5c,5d 貫通孔 6 ヒンジ機構 7 遊技盤 8 裏機構盤 9 上部ヒンジ機構 10 下部ヒンジ機構 11 機枠側ヒンジ部 12 前面枠側ヒンジ部 13 上部回動支軸 14 上部軸受部 15 前固定板 15a,15b,15c,15d 孔 16,16´ 飾り部材 17 下部回動支軸 21 区画部材 22 遊技領域 23 前面カバー部材 24 前面ガラス 25 開閉パネル 26 球供給皿 27 発射操作部 28 下皿 29 灰皿 31 球タンク 32 球排出装置 33 役物制御回路 34 排出発射電源回路 35 発射装置 39 ストッパ部 40 起立壁部 41 切り欠き部 43 天井部 44 後固定板部 44a 孔 45 側面部 46 止着具 46a 固定ネジ 46b ナット 47 軸支基部 48 軸支基部カバー部 51 基板部 52 挿入軸部 53 係止金具 53a 爪部 56 基板部 56a 主基板部 56b 上基板部 56c 左基板部 56d 切り欠き 57 挿入軸部 58 係止金具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の上部ヒンジ機構を少なくとも備
    えたヒンジ機構により、前面枠を水平方向に回動可能な
    状態で機枠に取り付けた遊技機において、 上部ヒンジ機構を、機枠に止着される機枠側ヒンジ部
    と、前面枠に止着される前面枠側ヒンジ部とから構成
    し、 前面枠側ヒンジ部は、下向きに突設した回動支軸と、前
    面枠の前面側に当接される前固定板部と、前面枠の後面
    側に当接される後固定板部と、前面枠を貫通して配設さ
    れ、尚且つ、前面枠を挟持した状態で前固定板部と後固
    定板部とを固定する止着具とを備え、 機枠側ヒンジ部は、回動支軸が上方から挿入可能な軸受
    部を備え、 前面枠の前面側に、前固定板部及び止着具を前方から覆
    う飾り部材を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記飾り部材は、前固定板部及び止着具
    と共に、軸受部を前方から横一連に覆うことを特徴とす
    る請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記前面枠には、前方を覆う合成樹脂製
    の前面カバー部材を配設し、 前記飾り部材を、前面カバー部材と同質の合成樹脂によ
    り構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の遊技機。
  4. 【請求項4】 前面枠の前面に挿入孔を開設し、この挿
    入孔に挿入可能な挿入軸部を前記飾り部材の裏面から後
    向きに突設し、 飾り部材の装着方向への移動を許容すると共に取外し方
    向への移動を制止する係止金具を、前記挿入軸部に配設
    したことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに
    記載の遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004351002A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Aruze Corp スロットマシン
JP2014111024A (ja) * 2013-10-31 2014-06-19 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

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JP2004351002A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Aruze Corp スロットマシン
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