JPH11148073A5 - - Google Patents
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- JPH11148073A5 JPH11148073A5 JP1998229183A JP22918398A JPH11148073A5 JP H11148073 A5 JPH11148073 A5 JP H11148073A5 JP 1998229183 A JP1998229183 A JP 1998229183A JP 22918398 A JP22918398 A JP 22918398A JP H11148073 A5 JPH11148073 A5 JP H11148073A5
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【0001】
【発明の利用分野】
本発明は、ポリアルキル−1−オキサ−ジアザスピロデカン化合物をベースとする相乗安定剤混合物に関する。
【発明の利用分野】
本発明は、ポリアルキル−1−オキサ−ジアザスピロデカン化合物をベースとする相乗安定剤混合物に関する。
上記の欠点を有さないかまたは僅かな程度しか有さない立体障害アミン類をベースとする沢山の安定剤混合物が提案されてきた。例としては例えば米国特許第4,692,486号明細書、同第4,863,981号明細書、同第4,957,953号明細書、国際特許出願(A)92/12201号明細書、同94/22946号、ヨーロッパ特許出願公開(A)第449,685号明細書、同第632,092号明細書、英国特許出願(A)第2,267,499号明細書、ドイツ特許出願公開(A)第19613982号明細書および Research Disclosure No. 34549(1993年1月)に掲載されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、驚くべきことに化合物Iが化合物IIおよび場合によっては化合物III との混合状態で、有機物質を光、輻射線、熱または酸素の害的影響に対して極めて良好に安定化することを見出した。
それ故に本発明は、65〜95重量%、好ましくは75〜94重量%、特に好ましくは85〜94重量%の割合の下記化合物I、5〜35重量%、好ましくは5〜20重量%、特に好ましくは5〜12重量%の割合の下記化合物IIおよび0〜10重量%、好ましくは1〜5重量%、特に好ましくは1〜3重量%の割合の下記化合物 IIIを含有する混合物に関する:
【課題を解決するための手段】
本発明者は、驚くべきことに化合物Iが化合物IIおよび場合によっては化合物III との混合状態で、有機物質を光、輻射線、熱または酸素の害的影響に対して極めて良好に安定化することを見出した。
それ故に本発明は、65〜95重量%、好ましくは75〜94重量%、特に好ましくは85〜94重量%の割合の下記化合物I、5〜35重量%、好ましくは5〜20重量%、特に好ましくは5〜12重量%の割合の下記化合物IIおよび0〜10重量%、好ましくは1〜5重量%、特に好ましくは1〜3重量%の割合の下記化合物 IIIを含有する混合物に関する:
混合物MをモノマーのHALS安定剤と10:1〜1:10の重量比で組み合わせるの特に有利である。ポリマーのHALS安定剤とモノマーのHALS安定剤との組み合わせが例えばヨロッパ特許出願(A)第80431号および同第632,092号明細書に開示されている。本発明に従って混合物Mを式A1〜A10の化合物と組み合わせるのが特に有利である:
[式中、R1 、R2 、R3 およびR4 が式I〜III について規定した通りであり 、
qは1または2であり、
R10は水素原子、メチル基、フェニル基またはカルボ−C 1 −C 21 −アルコキ シ基であり、
R11は水素原子またはメチル基であり、
R12は、q=1の場合には、水素原子、炭素原子数1〜21のアルキル基、炭 素原子数2〜22のアルケニル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、 式
qは1または2であり、
R10は水素原子、メチル基、フェニル基またはカルボ−C 1 −C 21 −アルコキ シ基であり、
R11は水素原子またはメチル基であり、
R12は、q=1の場合には、水素原子、炭素原子数1〜21のアルキル基、炭 素原子数2〜22のアルケニル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、 式
で表される基であり、
R23は直接結合または炭素原子数1〜4のアルキレン基であり、
R 16 、R17、R20およびR21は互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜30のアルキル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、フェニル基または式B2aの基であり、
R19は水素原子、炭素原子数1〜30のアルキル基、炭素原子数5〜12のシ クロアルキル基、炭素原子数7〜9のフェニルアルキル基、フェニル基または式B2aの基でありそして
sは1〜50の数である。];
R23は直接結合または炭素原子数1〜4のアルキレン基であり、
R 16 、R17、R20およびR21は互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜30のアルキル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、フェニル基または式B2aの基であり、
R19は水素原子、炭素原子数1〜30のアルキル基、炭素原子数5〜12のシ クロアルキル基、炭素原子数7〜9のフェニルアルキル基、フェニル基または式B2aの基でありそして
sは1〜50の数である。];
(式中、rは式B1について規定した通りであり、
R31、R 33 およびR 34 は互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜12アルキル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、炭素原子数1〜4のアルキル基で置換された炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、フェニル基、−OH、および/または炭素原子数1〜10のアルキル基で置換されたフェニル基、炭素原子数7〜9のフェニルアルキル基、フェニル基が−OHおよび/または炭素原子数1〜10のアルキル基で置換された炭素原子数7〜9のフェニルアルキル基または下記式B5a
R31、R 33 およびR 34 は互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜12アルキル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、炭素原子数1〜4のアルキル基で置換された炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、フェニル基、−OH、および/または炭素原子数1〜10のアルキル基で置換されたフェニル基、炭素原子数7〜9のフェニルアルキル基、フェニル基が−OHおよび/または炭素原子数1〜10のアルキル基で置換された炭素原子数7〜9のフェニルアルキル基または下記式B5a
(式中、R1 およびR5 は上に規定した通りである。)そして
R32は炭素原子数2〜18のアルキレン基、炭素原子数5〜7のシクロアルキ レン、またはアルキレン中炭素原子数1〜4で各シクロアルキレン中炭素原子数5〜7のアルキレン−ジシクロアルキレン基であるかまたは
R31、R32およびR33はそれらに結合する窒素原子と一緒に環員数5〜10の ヘテロ環を形成し、そして残基R31、R 33 およびR 34 の少なくとも1つが式B5aの基である。);
R32は炭素原子数2〜18のアルキレン基、炭素原子数5〜7のシクロアルキ レン、またはアルキレン中炭素原子数1〜4で各シクロアルキレン中炭素原子数5〜7のアルキレン−ジシクロアルキレン基であるかまたは
R31、R32およびR33はそれらに結合する窒素原子と一緒に環員数5〜10の ヘテロ環を形成し、そして残基R31、R 33 およびR 34 の少なくとも1つが式B5aの基である。);
(式中、R31、R32、R33およびrは上に規定した通りであり、
R35およびR36は互いに無関係にR34 について規定した意味を有するか、またはR 35 およびR 36 はそれらに結合する窒素原子と一緒に環員数5〜10のヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は窒素原子の他に一つ以上のヘテロ原子、好ましくは酸素原子を含有しておりそして基R31、R33、R35および/またはR36の少なくとも一つは式(B5a)の基である。);
R35およびR36は互いに無関係にR34 について規定した意味を有するか、またはR 35 およびR 36 はそれらに結合する窒素原子と一緒に環員数5〜10のヘテロ環を形成し、該ヘテロ環は窒素原子の他に一つ以上のヘテロ原子、好ましくは酸素原子を含有しておりそして基R31、R33、R35および/またはR36の少なくとも一つは式(B5a)の基である。);
式B4a中のポリアミン:シアヌル酸クロライド:式B4aの2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジルアミンの比が1:3:5〜1:3:6であるのが有利である。
以下の実施例によって有利な成分B4の可能な製法の一つを示す:
実施例:
23.6g(0.128モル)のシアヌル酸クロライド、7.43g(0.0426モル)のN,N’−ビス[3−アミノプロピル]エチレンジアミンおよび18g(0.13モル)の無水炭酸カリウムを、250mlの1、2−ジクロロエタン中で攪拌下に5℃で3時間反応させる。この混合物を室温に更に4時間加温する。27.2g(0.128モル)のN−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミンを添加しそして得られる混合物を60℃に2時間加熱する。更に18g(0.13モル)の無水炭酸カリウムを添加し、この混合物を更に6時間の間に60℃に加熱する。溶剤を穏やかな減圧状態(200mbar)のもとで留去しそしてキシレンと交換する。18.2g(0.085モル)のN−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミンおよび5.2g(0.13モル)の粉砕された水酸化ナトリウムを添加する。この混合物を還流下に2時間加熱し、反応の間に生じる水を更に12時間の共沸蒸留によって除く。その混合物を濾過する。溶液を水で洗浄しそして硫酸ナトリウム(Na2 SO4 )で乾燥する。溶剤を蒸発させそして残留物を減圧(0.1mbar)下に120〜130℃で乾燥し、無色の樹脂として成分B4を得る。
一般に成分B4は、例えば式B4−1、B4−2またはB4−3の化合物によって表すことができる。これらは、三種類の化合物の混合物として存在してもよい。
式B4−1の特に有利なものは
以下の実施例によって有利な成分B4の可能な製法の一つを示す:
実施例:
23.6g(0.128モル)のシアヌル酸クロライド、7.43g(0.0426モル)のN,N’−ビス[3−アミノプロピル]エチレンジアミンおよび18g(0.13モル)の無水炭酸カリウムを、250mlの1、2−ジクロロエタン中で攪拌下に5℃で3時間反応させる。この混合物を室温に更に4時間加温する。27.2g(0.128モル)のN−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミンを添加しそして得られる混合物を60℃に2時間加熱する。更に18g(0.13モル)の無水炭酸カリウムを添加し、この混合物を更に6時間の間に60℃に加熱する。溶剤を穏やかな減圧状態(200mbar)のもとで留去しそしてキシレンと交換する。18.2g(0.085モル)のN−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミンおよび5.2g(0.13モル)の粉砕された水酸化ナトリウムを添加する。この混合物を還流下に2時間加熱し、反応の間に生じる水を更に12時間の共沸蒸留によって除く。その混合物を濾過する。溶液を水で洗浄しそして硫酸ナトリウム(Na2 SO4 )で乾燥する。溶剤を蒸発させそして残留物を減圧(0.1mbar)下に120〜130℃で乾燥し、無色の樹脂として成分B4を得る。
一般に成分B4は、例えば式B4−1、B4−2またはB4−3の化合物によって表すことができる。これらは、三種類の化合物の混合物として存在してもよい。
式B4−1の特に有利なものは
である。
混合物Mと式B1〜B7の化合物との混合物の有利なものは、式B1〜B7中、nおよびmは互いに無関係に0〜10の数であるが、nおよびmの両方が0となることはできず、
R1 が水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基であり、
R2 およびR3 が互いに無関係に水素原子または炭素原子数1〜8のアルキル基であるか、またはそれらが結合する炭素原子と一緒に環員数6〜12の環であるかまたはそれらが結合する炭素原子と一緒に式(IV) の基であり、
R4 およびR5 が互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜5のアルキル基、酸素基O* 、-OH 、-NO 、-CH2CN、ベンジル、アリル、炭素原子数1 〜10のアルキルオキシ基、炭素原子数5〜6のシクロアルキルオキシ基、アリール基が更に置換されていてもよい炭素原子数6〜7 のアリールオキシ基、アリール基が更に置換されていてもよい炭素原子数7〜1 0のアリールアルキルオキシ基、炭素原子数3〜6のアルケニル基、炭素原子数3〜6のアルキニル基、炭素原子数1〜4のアシル基、ハロゲン原子、または非置換のまたは炭素原子数1〜2のアルキル基で置換されたフェニル基であり、
R13は水素原子またはメチル基であり、
R14は炭素原子数1〜5のアルキレン基であり、
R17、R21は水素原子または炭素原子数1〜4のアルキル基であり、
R15、R18は直接結合であり、
R16、R20は炭素原子数1〜25のアルキル基、フェニル基であり、
R19は水素原子、炭素原子数1〜12のアルキル基、あるいは式B2aの基であり、
R25、R26、R27、R28およびR29は互いに無関係に直接結合または炭素原子数1〜5のアルキレン基であり、
R30は水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基、炭素原子数5〜6のシクロアルキル基またはフェニル基であり、
R31、R33およびR34は互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数5〜6のシクロアルキル基または式B5aで表される基であり、
R32は炭素原子数2〜10のアルキレン基または炭素原子数5〜6のシクロアルキレン基であり、
R35およびR36は互いに無関係に、R34について規定した意味を有するかまたはR35およびR36はそれらが結合する窒素原子と一緒に環員数5〜7のヘテロ環を形成してもよく、その際に該環は一つのヘテロ原子、好ましくは酸素原子も含有していてもよく、そして残基R31、R33、R35およびR36の少なくとも一つの基は式B5a の基であり、
R37は炭素原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数5〜6のシクロアルキル基またはフェニル基であり、
R38は炭素原子数3〜5のアルキレン基でありそして
n5'、n5"およびn5"は2〜4である
ものである。
混合物Mと式B1〜B7の化合物との混合物の有利なものは、式B1〜B7中、nおよびmは互いに無関係に0〜10の数であるが、nおよびmの両方が0となることはできず、
R1 が水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基であり、
R2 およびR3 が互いに無関係に水素原子または炭素原子数1〜8のアルキル基であるか、またはそれらが結合する炭素原子と一緒に環員数6〜12の環であるかまたはそれらが結合する炭素原子と一緒に式(IV) の基であり、
R4 およびR5 が互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜5のアルキル基、酸素基O* 、-OH 、-NO 、-CH2CN、ベンジル、アリル、炭素原子数1 〜10のアルキルオキシ基、炭素原子数5〜6のシクロアルキルオキシ基、アリール基が更に置換されていてもよい炭素原子数6〜7 のアリールオキシ基、アリール基が更に置換されていてもよい炭素原子数7〜1 0のアリールアルキルオキシ基、炭素原子数3〜6のアルケニル基、炭素原子数3〜6のアルキニル基、炭素原子数1〜4のアシル基、ハロゲン原子、または非置換のまたは炭素原子数1〜2のアルキル基で置換されたフェニル基であり、
R13は水素原子またはメチル基であり、
R14は炭素原子数1〜5のアルキレン基であり、
R17、R21は水素原子または炭素原子数1〜4のアルキル基であり、
R15、R18は直接結合であり、
R16、R20は炭素原子数1〜25のアルキル基、フェニル基であり、
R19は水素原子、炭素原子数1〜12のアルキル基、あるいは式B2aの基であり、
R25、R26、R27、R28およびR29は互いに無関係に直接結合または炭素原子数1〜5のアルキレン基であり、
R30は水素原子、炭素原子数1〜4のアルキル基、炭素原子数5〜6のシクロアルキル基またはフェニル基であり、
R31、R33およびR34は互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数5〜6のシクロアルキル基または式B5aで表される基であり、
R32は炭素原子数2〜10のアルキレン基または炭素原子数5〜6のシクロアルキレン基であり、
R35およびR36は互いに無関係に、R34について規定した意味を有するかまたはR35およびR36はそれらが結合する窒素原子と一緒に環員数5〜7のヘテロ環を形成してもよく、その際に該環は一つのヘテロ原子、好ましくは酸素原子も含有していてもよく、そして残基R31、R33、R35およびR36の少なくとも一つの基は式B5a の基であり、
R37は炭素原子数1〜5のアルキル基、炭素原子数5〜6のシクロアルキル基またはフェニル基であり、
R38は炭素原子数3〜5のアルキレン基でありそして
n5'、n5"およびn5"は2〜4である
ものである。
混合物Mと式B1〜B7の化合物との特に有利な混合物は、式B1〜B7中において、nおよびmは互いに無関係に0〜5の数であるが、nおよびmは両方が0となることはできず、
R1 がメチル基であり、
R2 およびR3 がそれらが結合する炭素原子と一緒に環員数12の環であるかまたはそれらが結合する炭素原子と一緒に式(IV) の基であり、
R4 およびR5 が互いに無関係に水素原子、アセチル基、メチル基、オクチルオキシ基またはシクロヘキシルオキシ基であり、
R13は水素原子であり、
R14はエチレンであり、
R17、R21は水素原子またはメチル基であり、
R15,R18は直接結合であり、
R16、R20は炭素原子数1〜25のアルキル基、フェニル基であり、
R19はヘキサデシル基または式B2aの基であり、
R25、R27はメチレン基であり、
R26は直接結合であり、
R28は2,2−ジメチルエチレン基であり、
R29は1,1−ジメチルエチレン基であり、
R30はn−ブチル基であり、
R31、R33およびR34は互いに無関係にイソオクチル基、シクロヘキシル基または2,2,6,6−テトラメチルピペリジ−4−イルでありそして残基R31、R33およびR34の少なくとも一つはこの場合には2,2,6,6−テトラメチルピペリジ−4−イルでなればならず、
R32はヘキサメチレン基であり、
R35およびR36は互いに無関係に、R34について規定した意味を有するかまたはR35およびR36はそれらが結合する窒素原子と一緒に環員数6のヘテロ環を形成してもよく、その際に該環は一つ以上の酸素原子も含有していてもよく、即ちモルホリンであり、そして残基R31、R33、R35およびR36の少なくとも一つは2,2,6,6−テトラメチルピペリジ−4−イルであり、
R37はメチル基であり、
R38はトリメチレン基でありそして
n5'、n5"およびn5"は2〜4である
ものである。
混合物Mと組み合わせるポリマーHALS化合物が以下の化合物B'1〜B'1であるのことが特に有利である:
R1 がメチル基であり、
R2 およびR3 がそれらが結合する炭素原子と一緒に環員数12の環であるかまたはそれらが結合する炭素原子と一緒に式(IV) の基であり、
R4 およびR5 が互いに無関係に水素原子、アセチル基、メチル基、オクチルオキシ基またはシクロヘキシルオキシ基であり、
R13は水素原子であり、
R14はエチレンであり、
R17、R21は水素原子またはメチル基であり、
R15,R18は直接結合であり、
R16、R20は炭素原子数1〜25のアルキル基、フェニル基であり、
R19はヘキサデシル基または式B2aの基であり、
R25、R27はメチレン基であり、
R26は直接結合であり、
R28は2,2−ジメチルエチレン基であり、
R29は1,1−ジメチルエチレン基であり、
R30はn−ブチル基であり、
R31、R33およびR34は互いに無関係にイソオクチル基、シクロヘキシル基または2,2,6,6−テトラメチルピペリジ−4−イルでありそして残基R31、R33およびR34の少なくとも一つはこの場合には2,2,6,6−テトラメチルピペリジ−4−イルでなればならず、
R32はヘキサメチレン基であり、
R35およびR36は互いに無関係に、R34について規定した意味を有するかまたはR35およびR36はそれらが結合する窒素原子と一緒に環員数6のヘテロ環を形成してもよく、その際に該環は一つ以上の酸素原子も含有していてもよく、即ちモルホリンであり、そして残基R31、R33、R35およびR36の少なくとも一つは2,2,6,6−テトラメチルピペリジ−4−イルであり、
R37はメチル基であり、
R38はトリメチレン基でありそして
n5'、n5"およびn5"は2〜4である
ものである。
混合物Mと組み合わせるポリマーHALS化合物が以下の化合物B'1〜B'1であるのことが特に有利である:
式C1、C2、C5またはC6の有利なホスファイトまたはホスホニットは、 n’が2でありそしてyが1または2であり、
A’が炭素原子数2〜18のアルキレン基、p−フェニレンまたはp−ビフェニレン基であり、
E’はy=1の場合に炭素原子数1〜18のアルキル基、- OR 1 または弗素原子であり、y=2の場合にp−ビフェニレンであり、
R'1、R'2およびR'3は互いに無関係に炭素原子数1〜18のアルキル基;アルキル基中炭素原子数1〜4のフェニルアルキル基、シクロヘキシル基、フェニル基、1〜3の炭素原子数1〜18のアルキル残基で置換されたフェニル基であり、
置換基R'14 は互いに無関係に水素原子または炭素原子数1〜9のアルキル基であり、
R'15 は水素原子またはメチル基であり、
X’は直接結合であり、
Y’は−O−でありそして
Z’は直接結合または−C(R'16)2 −である。
A’が炭素原子数2〜18のアルキレン基、p−フェニレンまたはp−ビフェニレン基であり、
E’はy=1の場合に炭素原子数1〜18のアルキル基、- OR 1 または弗素原子であり、y=2の場合にp−ビフェニレンであり、
R'1、R'2およびR'3は互いに無関係に炭素原子数1〜18のアルキル基;アルキル基中炭素原子数1〜4のフェニルアルキル基、シクロヘキシル基、フェニル基、1〜3の炭素原子数1〜18のアルキル残基で置換されたフェニル基であり、
置換基R'14 は互いに無関係に水素原子または炭素原子数1〜9のアルキル基であり、
R'15 は水素原子またはメチル基であり、
X’は直接結合であり、
Y’は−O−でありそして
Z’は直接結合または−C(R'16)2 −である。
表7:紫外線による熱可塑性ポリウレタンの劣化;記載した数字はそれぞれの場合の500時間の暴露時間の後の黄変指数(YI)である。高いYIは劣化が大きいことを意味する。
┌─────────────┬────┬────┬────┬─────┐
│ │実施例15│実施例16│実施例17│実施例18 │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│混合物M1 │ - │ 0.50 │ - │ 0.25 │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│吸収剤* 1 │ - │ - │ 0.50 │ 0.25 │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│予想されたYI** │ - │ - │ - │ 39 │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│測定された実際のYI │ 52 │ 43 │ 34 │ 33 │
│ │ │ │ │ │
└─────────────┴────┴────┴────┴─────┘
* 2−ヒドロキシ−4−n−オクチルオキシベンゾフェノン((R) Hostavin APO8)
実施例19〜21:浸食性化学薬品に対する混合物M1の耐久性
100重量部の未安定化ポリウレタン((R) LE4510、Borealis)を0.03重量部の3−(4−ヒドロキシ−3、5−ジ第三ブチルフェニル)プロピオン酸ステアリル((R) Hostanox O16)および0.3重量部の安定剤(表8参照)と乾燥状態で混合し、この混合物をLeistritz社の押出機で顆粒化する。この顆粒をプレス成形して200μmの厚さのフィルムを得、そしてこうして得られたフィルムを耐候性試験装置((R) Xenotest 150または(R) Xenotest 450、第8表および9表参照) で暴露する。100時間の暴露時間の後にフィルムを亜硫酸または亜硝酸の0.1N溶液にいずれの場合にも16時間浸漬し、次いで暴露を継続する。
┌─────────────┬────┬────┬────┬─────┐
│ │実施例15│実施例16│実施例17│実施例18 │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│混合物M1 │ - │ 0.50 │ - │ 0.25 │
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│吸収剤* 1 │ - │ - │ 0.50 │ 0.25 │
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│予想されたYI** │ - │ - │ - │ 39 │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│測定された実際のYI │ 52 │ 43 │ 34 │ 33 │
│ │ │ │ │ │
└─────────────┴────┴────┴────┴─────┘
* 2−ヒドロキシ−4−n−オクチルオキシベンゾフェノン((R) Hostavin APO8)
実施例19〜21:浸食性化学薬品に対する混合物M1の耐久性
100重量部の未安定化ポリウレタン((R) LE4510、Borealis)を0.03重量部の3−(4−ヒドロキシ−3、5−ジ第三ブチルフェニル)プロピオン酸ステアリル((R) Hostanox O16)および0.3重量部の安定剤(表8参照)と乾燥状態で混合し、この混合物をLeistritz社の押出機で顆粒化する。この顆粒をプレス成形して200μmの厚さのフィルムを得、そしてこうして得られたフィルムを耐候性試験装置((R) Xenotest 150または(R) Xenotest 450、第8表および9表参照) で暴露する。100時間の暴露時間の後にフィルムを亜硫酸または亜硝酸の0.1N溶液にいずれの場合にも16時間浸漬し、次いで暴露を継続する。
表8および9は、混合物M1が比較のために使用した安定剤(R) Tinuvin 622 および(R) Chimassorb 944よりも化学処理に対して、PE−フィルムをより安定にしていることを実証している。
実施例25〜28:混合物M1と酸捕捉剤との組み合わせ:耐薬品性
100重量部の未安定化PE−LD((R) LE4510、Borealis)を0.03重量部の3−(4−ヒドロキシ−3、5−ジ第三ブチルフェニル)プロピオン酸ステアリル((R) Hostanox O 16 )、0.06重量部の(R) Hostanox PAR 24 および0.4重量部の混合物M1と、酸結合性薬品を使用してまたは使用せずに乾燥状態で混合し、この最初の混合物をLeistritz社の二本スクリュウー押出機で顆粒化する。この様に製造した顆粒をそれぞれの場合にブロー成形フィルムに加工し、これから延伸されたフィルム帯状物をDIN53455に従って打抜き加工で得る。こうして得られるくフィルム帯状物を耐候性試験装置((R) Xenotest 1200 、灌水工程なし) で暴露する。144時間の暴露時間の後にフィルム帯状物を5%濃度のエンドスルファン溶液で60分に渡って処理し、次いで暴露を継続する。フィルムの安定性について使用する判断基準はこの時間内の相対的な破断点延伸率の変化量である。フィルム帯状物が引き裂けるまでの実験開始前の破断点延伸率を100%の値とする。表10は、相対的な破断点延伸率が最初の値の50%に低下するまでの暴露時間を示している。比較する目的で、フィルムを本発明の安定剤混合物を添加せずに同じ条件で試験する。試験の結果を表10に総括掲載する:
表10:混合物M1を用いて安定化されたPE−LDの耐光性の酸結合剤の添加による改善
┌─────────────┬────┬────┬────┬─────┐
│安定剤 │実施例25│実施例26│実施例27│実施例28 │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│混合物M1 │ 0.4% │ 0.4% │ 0.4% │ 0.4% │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│DHT−4a* │ 0% │ 0.2% │ 0% │ 0% │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│DHT−4a−2* │ 0% │ 0% │ 0.2% │ 0% │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│ZnO** │ 0% │ 0% │ 0% │ 0.05% │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│ステアリン酸Ca*** │ 0% │ 0% │ 0% │ 0.05% │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│時間 │ 800時間│1040時間│1040時間│ 840時間 │
└─────────────┴────┴────┴────┴─────┘
* Kyowa
** Aldrich
*** Greven
表10は、浸食作用化学薬品(エンドスルファン)と接触した時の混合物M1の光安定化作用が酸結合性化合物の併用によって更に改善されることを実証している。
実施例25〜28:混合物M1と酸捕捉剤との組み合わせ:耐薬品性
100重量部の未安定化PE−LD((R) LE4510、Borealis)を0.03重量部の3−(4−ヒドロキシ−3、5−ジ第三ブチルフェニル)プロピオン酸ステアリル((R) Hostanox O 16 )、0.06重量部の(R) Hostanox PAR 24 および0.4重量部の混合物M1と、酸結合性薬品を使用してまたは使用せずに乾燥状態で混合し、この最初の混合物をLeistritz社の二本スクリュウー押出機で顆粒化する。この様に製造した顆粒をそれぞれの場合にブロー成形フィルムに加工し、これから延伸されたフィルム帯状物をDIN53455に従って打抜き加工で得る。こうして得られるくフィルム帯状物を耐候性試験装置((R) Xenotest 1200 、灌水工程なし) で暴露する。144時間の暴露時間の後にフィルム帯状物を5%濃度のエンドスルファン溶液で60分に渡って処理し、次いで暴露を継続する。フィルムの安定性について使用する判断基準はこの時間内の相対的な破断点延伸率の変化量である。フィルム帯状物が引き裂けるまでの実験開始前の破断点延伸率を100%の値とする。表10は、相対的な破断点延伸率が最初の値の50%に低下するまでの暴露時間を示している。比較する目的で、フィルムを本発明の安定剤混合物を添加せずに同じ条件で試験する。試験の結果を表10に総括掲載する:
表10:混合物M1を用いて安定化されたPE−LDの耐光性の酸結合剤の添加による改善
┌─────────────┬────┬────┬────┬─────┐
│安定剤 │実施例25│実施例26│実施例27│実施例28 │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│混合物M1 │ 0.4% │ 0.4% │ 0.4% │ 0.4% │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│DHT−4a* │ 0% │ 0.2% │ 0% │ 0% │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│DHT−4a−2* │ 0% │ 0% │ 0.2% │ 0% │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│ZnO** │ 0% │ 0% │ 0% │ 0.05% │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│ステアリン酸Ca*** │ 0% │ 0% │ 0% │ 0.05% │
├─────────────┼────┼────┼────┼─────┤
│時間 │ 800時間│1040時間│1040時間│ 840時間 │
└─────────────┴────┴────┴────┴─────┘
* Kyowa
** Aldrich
*** Greven
表10は、浸食作用化学薬品(エンドスルファン)と接触した時の混合物M1の光安定化作用が酸結合性化合物の併用によって更に改善されることを実証している。
Claims (2)
- 85〜94重量%の割合の化合物1,5〜12重量%の割合の化合物IIおよび1〜3重量%の割合の化合物III を含有する請求項1に記載の混合物
- 請求項1に記載の混合物Mと以下の式B1〜B7の1種類以上のポリマーHALS化合物との混合物:
(式中、R1 が請求項1に規定する通りであり、
R13が水素原子またはメチル基であり、
R14が直接結合または炭素原子数1〜10のアルキレン基であり、
rは2〜50の数である。);
[式中、R1 およびR4 が請求項1に規定した通りであり、
R15およびR18は互いに無関係に直接結合または式
0N(R22)-CO-R23-CO-N(R24)-
(式中、R22およびR24は互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜8のアルキ ル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、フェニル基、炭素原子数7〜 9のフェニルアルキル基または式
で表される基であり、
R23は直接結合または炭素原子数1〜4のアルキレン基である)
で表される基であり、
R16、R17、R20およびR21は互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜30 のアルキル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、フェニル基または式 B2aの基であり、
R19は水素原子、炭素原子数1〜30のアルキル基、炭素原子数5〜12のシ クロアルキル基、炭素原子数7〜9のフェニルアルキル基、フェニル基または 式B2aの基でありそして
sは1〜50の数である。];
[式中、R1 、R4 およびsは上述の通りであり、
R25、R26、R27、R28およびR29は互いに無関係に直接結合または炭素原子 数1〜10のアルキレン基である。];
下記式B4aのポリアミンとシアヌル酸クロリドとの反応により得られる生成 物と下記式B4bの化合物との反応によって得られる生成物B4
(式中、R1 およびR4 は請求項1で規定した通りであり、
n5'、n5"およびn5"' が互いに無関係に2〜12の数であり、
R30は水素原子、炭素原子数1〜12アルキル基、炭素原子数5〜12のシク ロアルキル基、フェニル基または炭素原子数7〜9のフェニルアルキル基であ る。)
その際にB4は下記式B4−1、B4−2、B4−3
(式中、n5 は1〜20であり、
R4 およびR30は上に規定した通りである。)
またはそれらの混合物;
(式中、rは式B1について規定した通りであり、
R31、R 33 およびR 34 は互いに無関係に水素原子、炭素原子数1〜12アルキル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、炭素原子数1〜4のアルキル基で置換された炭素原子数5〜12のシクロアルキル基、フェニル基、−OHおよび/または炭素原子数1〜10のアルキル基で置換されたフェニル基、炭素原子数7〜9のフェニルアルキル基、−OHおよび/または炭素原子数1〜10のアルキル基で置換された炭素原子数7〜9のフェニルアルキル基または下記式B5a
(式中、R1 およびR5 は請求項1で規定した通りである。)そして
R31およびR33は追加的に互いに無関係に水素原子であり、
R32は炭素原子数2〜18のアルキレン基、炭素原子数5〜7のシクロアルキ レン、またはアルキレン中炭素原子数1〜4で各シクロアルキレン中炭素原子 数5〜7のアルキレン−ジシクロアルキレン基であるかまたは
R31、R32およびR33はそれらに結合する窒素原子と一緒に環員数5〜10の ヘテロ環を形成し、そして残基R31、R33およびR34の少なくとも1つが式B 5aの基である。);
(式中、R31、R32、R33およびrは上に規定した通りであり、
R35およびR36は互いに無関係にR34について規定した意味を有するかまたは R35およびR36はそれらに結合する窒素原子と一緒に環員数5〜10のヘテロ 環を形成し、該ヘテロ環は窒素原子の他に一つ以上のヘテロ原子、好ましくは 酸素原子を含有していてもよくそしてR31、R33、R35および/またはR36の 少なくとも一つは式(B5a)の基である。);
(式中、R1 およびR4 が請求項1に規定した通りであり、
sは式B3について規定した通りであり、
R37は炭素原子数1〜10のアルキル基、炭素原子数5〜12のシクロアルキ ル基、炭素原子数1〜4のアルキル基で置換された炭素原子数5〜12のシク ロアルキル基、フェニル基、または炭素原子数1〜10のアルキル基で置換さ れたフェニル基でありそして
R38は炭素原子数3〜10のアルキレン基である。)。
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