JPH11175957A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH11175957A JPH11175957A JP9354008A JP35400897A JPH11175957A JP H11175957 A JPH11175957 A JP H11175957A JP 9354008 A JP9354008 A JP 9354008A JP 35400897 A JP35400897 A JP 35400897A JP H11175957 A JPH11175957 A JP H11175957A
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- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/702—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent
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- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/90—Tape-like record carriers
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- Paints Or Removers (AREA)
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Abstract
0. 5μmの高密度磁気記録媒体において、表面粗度が
良好でかつ優れた信頼性と電磁変換特性とを兼ね備えた
磁気記録媒体を提供するものである。 【解決手段】 非磁性支持体の少なくとも一面に厚さが
0. 5〜2. 5μmである非磁性の中間層を設け、その
中間層の上に、強磁性粉と結合剤とを主体として含む厚
さが0. 05〜0.5μmである磁性層を設けてなる磁
気記録媒体において、前記中間層が、平均一次粒径が2
5〜40nmであり、比表面積が50〜80m2 /gで
あり、DBP吸油量が40〜55cc/100gである
カーボンブラックを含有することを特徴とする磁気記録
媒体。
Description
05〜0. 5μmの高密度磁気記録媒体に関し、特に、
表面粗度が良好でかつ優れた信頼性と電磁変換特性とを
兼ね備えた磁気記録媒体に関するものである。
度化が進み、特に記録波長を短くしたシステムが盛んに
開発されている(例えば、データストレージシステムで
あるDDS−3フォーマットの最短記録波長は0. 3μ
m程度である)。このような記録波長の短いシステムに
は、従来の磁性層の厚み(1〜5μm程度)の媒体で
は、記録再生時の厚み損失、自己減磁による出力の低
下、また分解能の低下などが大きな問題となってくる。
特にデジタル記録においては、元の信号に新しい信号を
重ね書き(オーバーライト)する記録方式を民生用シス
テムを中心に採用しており、最近ではさらなる高密度化
に伴い、記録波長を短くするだけでなく、例えばRLL
信号など周波数比で2:7などといった複数の領域にあ
る記録信号のオーバーライトを行い、これら複数の記録
波長を有する信号の重ね書きを良好に行うため、重ね書
き特性(オーバーライト特性)および分解能をさらに向
上させる必要に迫られている。しかし、従来の塗布型磁
気記録媒体においては、磁性層の磁気特性(磁束密度、
保磁力など)および表面性などを向上させるに留まって
おり、これだけで前記の要求特性を満たすには至らなか
った。
磁を軽減し出力を高め、オーバーライト特性を向上させ
る有効な一方策として、強磁性金属粉などの飽和磁化量
の高い強磁性粉を使い、残留磁束密度をある一定以上に
保ち、磁性層の厚さを2μm以下、あるいは1μm以下
と非常に薄くした塗布型磁気記録媒体が文献や特開昭5
7−198536号公報、特開昭62−154225号
公報などをはじめ、種々報告されている。しかし、磁性
層を非磁性支持体上に直接設けた際、磁性層の厚さが薄
くなると非磁性支持体表面の悪影響を受けやすくなる。
具体的には、磁性層の厚さを1μm以下にすると、非磁
性支持体の粗い表面が磁性層表面で再現し、ヘッドタッ
チが悪化し特に短波長領域出力が低下する。一方、通常
磁性層には、強磁性粉と結合剤の他に、磁性層表面の機
械的強度を高める補強材(例えば強磁性粉よりも硬い粒
子、αアルミナなど)、ドロップアウトや粉塵の付着を
抑えるための導電材(例えばカーボンブラックなど)、
信頼性を高めるための潤滑剤(例えば脂肪酸、脂肪酸エ
ステルなど)など、種々の添加材を含有している。しか
し磁性層の厚さを1μm以下にすると含んでいる添加材
の絶対量が少なくなり、1μmを越える磁性層の厚さの
媒体に比べその効果が発揮されにくく、媒体の耐久性な
どの信頼性が悪くなる。しかし、その効果が現れるまで
添加材を増量すると、相対的に強磁性粉の含有量が減
り、磁性層の磁束密度が低下し、記録密度や電磁変換特
性の低下を招く。
非磁性支持体との間に、特定の機能を持たせた中間層
(下塗り層、アンダーコートなども同じ)を設けること
が知られている。特開昭60−35323号公報、特開
昭60−164926号公報には、カーボンブラックと
結合剤、必要に応じて潤滑剤を主体とする中間層を設け
ることが示されている。これらによると、高密度化に伴
い磁性層中の強磁性粉の割合を高めるため、磁性層中の
結合剤、潤滑剤及び導電性カーボンブラックなどの添加
材を減らし、代わりにこれらの機能を持つ中間層を設け
ることにより、磁性層と非磁性支持体の接着性、磁性層
表面の導電性、および媒体の高信頼性を得ることができ
ると述べられている。しかし、これらにはカーボンブラ
ックの特性に規定がないために、種々の不具合を起こし
やすい。即ち、導電性カーボンブラックの場合は、比表
面積や吸油量の特性から結合剤中に均一に分散すること
が難しく、また作成された塗料は含まれるカーボンブラ
ックの構造性(ストラクチャー)がもたらす高いチキソ
トロピー粘弾性を有しており、塗布面のレベリングやス
ムージングに影響し、設けられた中間層表面が粗くなり
易い問題点がある。しかし、チキソトロピー性を抑える
ため多量の有機溶剤等で希釈してしまうと、塗設時、溶
剤の蒸発によってできる空孔などによって、設けられた
中間層表面が粗くなりやすい。
吸油量が50〜100ミリリットル/100gで、粒子
径が0. 013〜0. 040μmのカーボンブラックを
含む中間層を設ける旨が示されている。これにより、中
間層の分散性を高め、中間層の表面平滑性を良好にし、
この中間層上に設ける磁性層の表面平滑性も良好にする
ことで、電磁変換特性を向上させることができると述べ
られている。この特公平7−24101号はカーボンブ
ラックの比表面積については特に規定していないが、そ
の実施例には比表面積が100m2 /g以上のカーボン
ブラックが用いられており、そこに記載されている発明
は本発明の比表面積(50〜80m2 /g)を有するカ
ーボンブラックとは異なるカーボンブラックに関するも
のといえる。そのため、後述の比較例(比較例2等)に
示すように、特公平7−24101号公報にて規定され
た粒子径及びDBP吸油量のカーボンブラックを用いて
も、中間層塗料の調合時に増粘やボタ等が発生し、その
ことにより塗工する際においても塗布スジが発生し、あ
るいは塗工直前の中間層塗料がチキソトロピー性を発現
させ、停滞時における増粘等により安定した塗工が難し
いなど、諸条件により上記表面平滑性を満足するには不
十分な内容であった。
中間層中における顔料と結合剤の重量比は100対85
(=約1. 2対1)であり、顔料充填率が低く、樹脂含
有率が高いため、以下に述べる問題を有している。通
常、塗布後の媒体は、カレンダー装置などで媒体表面に
力を加えて押しつぶすことで加工処理し表面平滑性を上
げている。その際、押しつぶされる塗膜には、中間層等
による硬い支えが必要である。支えに弾性があると加え
た力が分散し、また弾性を持っているために力がなくな
ると元の状態に復帰してしまい、加工処理が不十分とな
る。磁性層の厚さが従来の厚み(1〜5μm程度)では
この現象はほとんど生じることはなく問題とならない。
例えば特公平7−24101号公報では、実施例の磁性
層の厚さが3μmであるため、かかる現象は全く問題と
されていない。しかし、磁性層の厚さが0. 5μm以下
の薄い磁性層では、従来のものに比べ、支えの弾性がこ
のような問題のより大きな要因となる。塗布型重層媒体
の場合、薄い磁性層の支えとして中間層があるが、特公
平7−24101号公報に示されているような、顔料充
填率が低く樹脂含有率が高い中間層では、中間層がより
弾性をもつため、厚みが0. 05〜0. 5μmである磁
性層では、加工処理後の磁性層の表面平滑性が不十分で
ある。
性支持体の制限と共に、中間層中にカーボンブラックを
含ませることで、カレンダーロール汚れ及び支持体裏面
の転写を防ぐべく中間層の硬度を調整することができる
と述べられている。ここでは、非磁性支持体及び中間層
の併用により、磁性層の厚さ1μm以下の媒体において
カレンダー加工時の不具合を改善している。しかし、近
年の高密度高容量化に伴い、非磁性支持体の厚みも年々
薄くなってきているため、媒体の剛性(スティフネス)
を保つため、材質をPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)からPEN(ポリエチレン2、6−ナフタレート)
あるいはPA(ポリアミド)などに変えて媒体の剛性を
できるだけ高くしている。その際、支持体の形成方法は
材質により異なるため、特開平5−210838号公報
の手法でも不十分である。例えばポリアミドの場合製法
が限られており、支持体に対して同公報の手法を生かす
には至っておらず、また非常に困難である。特開平5−
189751号公報には、磁性層の厚さ1.0μm以下
という媒体で導電性を得るために中間層にカーボンブラ
ックを含有する旨が示されているが、導電性ポリマーな
どを含むため分散性や表面粗度の悪化が十分考えられ
る。
磁性層の厚さが0. 05〜0. 5μmの高密度磁気記録
媒体において、表面粗度が良好でかつ優れた信頼性と電
磁変換特性とを兼ね備えた磁気記録媒体を提供すること
である。従来、比較的比表面積が大きく、DBP吸油量
も大きく、一次粒径の小さいカーボンブラックを比較的
少量用いることで、中間層の導電性と接着性が向上され
てきた。しかし導電性があるが故のストラクチャーを有
しているために、少量であってもその効果を発現させる
ための必要量を入れた時点で、従来の中間層塗料は高い
チキソトロピー粘弾性を有しており、それにより、中間
層形成時に表面性を悪化させていた。本発明は、従来の
発想とは異なり、ストラクチャーの少ないカーボンブラ
ックの一次粒径を選定し、積極的に中間層に含有させる
ことにより、これらの問題を解決した。
の欠点を解決するものである。以下、本発明を詳しく説
明する。本発明で用いる中間層の膜厚は、0. 5〜2.
5μmが好ましく、0. 8〜2. 0μmがより好まし
く、1. 0〜1. 5μmがさらに好ましい。0. 5μm
未満だと、非磁性支持体のフィラーの影響で中間層の表
面性が悪化する。一方、2. 5μmを越えると塗膜を設
ける際、厚みが不均一になりやすく表面平滑性も悪くな
りがちである。本発明で用いる中間層は、 平均一次粒径 : 25〜40nm 比表面積 : 50〜80m2 /g DBP吸油量 : 40〜55cc/100g であるカーボンブラックを含む。ここで、平均一次粒径
の測定は、透過型電子顕微鏡を用いた直接観察により行
う。また、比表面積の測定は以下の方法で行う。まず、
カーボンブラック粉末を250℃前後で30〜60分加
熱処理しながら脱気して、該粉末に吸着されているもの
を除去し、その後、測定装置に導入して、窒素により液
体窒素温度(−195℃)で吸着測定を行う(一般に
B.E.T法と称されている比表面積の測定方法。詳し
くはJ.Ame.Chem.Soc.60 309(1
938)を参照)。また、DBP(ジブチルフタレー
ト)吸着の測定は以下の方法で行う。150土l℃で1
時間乾燥した試料20.00g(A)をアブソープトメ
ーター(Brabender社製、スプリング張力2.
68Kg/ cm)の混合室に投入し、あらかじめリミッ
トスイッチを所定の位置(リミットスイッチの設定は最
大トルクの約70%の位置とする)に設定して混合室の
回転翼を回転する(125rpm)。同時に、自動ビュ
ーレットからDBP(比重1.045〜1.050)を
4ml/ 分の割合で添加し始める。終点近くになるとト
ルクが急速に増加してリミットスイッチが切れる。それ
迄に添加したDBP量(Bml)よりDBP吸油量(D
ml/100g)を次式により求める。 D= B/A × 100
面平滑性が良く、比表面積は小さい方が分散性が良く、
DBP吸油量は、大きい方が導電性がよい。しかし、カ
ーボンブラックの平均一次粒径及び比表面積、DBP吸
油量は互いに密接な関係があるため、塗布性及び物理特
性、電磁変換特性等の要求特性を同時に満たす中間層を
有する磁気記録媒体は従来開示されていなかった。本発
明では、カーボンブラックの特性を上記の範囲に限定す
ることにより、前記に述べた中間層の要求特性を全て満
たすことが可能となる。磁気記録媒体がテープの場合、
中間層の材料の種類、量、またバックコートの材料の種
類、量により、カッピング量が異なる。テープの見かけ
の強度を保つためには、テープを負のカッピング(磁性
面側が凸になる状態)もしくは正のカッピング(磁性面
の反対側が凸になる状態)とすることが好ましいが、特
にヘッドへのテープ当たりの点より、負のカッピングが
好ましい。しかし、カーボンブラックを含有する塗膜
は、それ自体が収縮しやすく、カッピングが正のカッピ
ングになりがちである。しかし、本発明のカーボンブラ
ックを用いることにより、中間層の収縮が抑えられ、磁
性面側全体の収縮量削減の効果を発揮する。
次粒径は、25〜40nmが好ましい。25nmより小
さいと比表面積が大きくなりがちであり、塗料化及び塗
工の際にチキソトロピー粘弾性を発現しやすく、また分
散しづらいため設けられた中間層の表面平滑性を悪くし
がちである。一方、40nmより大きくなると、粒子自
体の大きさから設けられた中間層の表面平滑性を悪くし
がちである。本発明におけるカーボンブラックの比表面
積は、50〜80m2 /gが好ましい。50m2 /gよ
り小さいと一次粒径が大きくなりがちで、また塗膜の空
隙が少なくなり、潤滑剤の保持量が少なくなる。一方、
80m2 /gより大きいと分散に必要な樹脂量が増え、
顔料充填率が下がるため、本発明に適さない。本発明で
用いるカーボンブラックのDBP吸油量は40〜55c
c/100gが好ましい。40cc/100gより小さ
いと一般的に一次粒径が大きくなりがちである。一方、
55cc/100gより大きいと、凝集が強くなり、塗
料のチキソトロピー性が発現しやすくなるため、塗工の
際スジやムラが起こりやすい。本発明に用いるカーボン
ブラックとして具体的には、Raven 760B、R
aven 1060B(以上コロンビヤンカーボン
製)、REGAL 250(キャボット製)などが挙げ
られる。本発明におけるカーボンブラックの含有率は、
塗料化できる範囲で任意であり、中間層重量に対して1
5〜75wt%が好ましい。15wt%よりも少ないと
導電性が少なく、媒体が帯電する傾向にある。75wt
%よりも多いと結合剤量が足りなくなり、塗膜の粉落ち
などが起きやすい傾向にある。
填率を上げる方策として、必要に応じて非磁性の無機顔
料を含ませることが可能である。これは必要に応じて含
有量、形状、サイズ、材質、表面処理などを選択するこ
とができる。その具体例としては、α酸化鉄(モース硬
度6)、酸化チタン(モース硬度5. 5)、炭酸カルシ
ウム(モース硬度3)、酸化珪素(モース硬度7)、α
アルミナ(モース硬度9)、酸化クロム(モース硬度
9)、炭化ケイ素(モース硬度9. 5)、工業用ダイヤ
モンド(モース硬度10)、窒化アルミニウム(モース
硬度9)、窒化ホウ素(モース硬度9. 5)などが挙げ
られる。なお、本発明においては上記無機顔料の内、モ
ース硬度が7以下のものを「無機粉末」とし、7より大
きいものを後述のように「研磨剤」として、以下説明す
る。本発明の中間層において、カーボンブラックとカー
ボンブラック以外の無機微粉末との重量比を18/82
〜100/0とすることが好ましく、18/82〜95
/5とすることがより好ましい。無機微粉末が全くない
と、分散性や表面粗度が臨界上限であるため、それらに
マージンをもたせるために無機微粉末を含有させること
が好ましい。一方、含有した無機微粉末の重量比が82
より大きいと、媒体の導電性が悪くなり、帯電する傾向
にある。形状については粒状、針状、紡錘状、板状など
特に規定なく選択できるが、粒状もしくは針状が好まし
い。その無機微粉末サイズとしては、粒状であれば平均
粒径0. 01〜0. 05μmが好ましく、0. 02〜
0. 04μmがより好ましい。針状であれば、平均長軸
長が0.05〜0.30μmが好ましく、0.10〜
0.20μmがより好ましい。無機微粉末が粒状の場合
平均粒径が0. 01μmより小さいか、又は無機微粉末
が針状の場合平均長軸長が0.05μmより小さいと比
表面積が増え樹脂使用量が増えるため、分散しにくくな
る傾向にある。また無機微粉末が粒状の場合平均粒径が
0. 05μmより大きいか、又は無機微粉末が針状の場
合平均長軸長が0.30μmより大きいと、中間層の表
面平滑性が悪化傾向にある。また、粒状はアスペクト比
が1.5以下が好ましく、針状はアスペクト比が2.4
〜10が好ましい。また無機微粉末のモース硬度は7以
下が好ましく、3以上7以下がより好ましい。
合成物であることが好ましい。材質として、α酸化鉄も
しくは酸化チタンであることが好ましく、特にα酸化鉄
がより好ましい。無機微粉末の表面処理については、例
えば酸、塩基吸着量を調整したり、二次粒子をほぐしや
すくするなど、必要に応じて無機系または有機系の処理
を問わず行ってもよい。本発明の中間層には必要に応じ
て、前記無機顔料の内モース硬度が7より大きいものを
研磨剤として併用することができる、研磨剤としてのモ
ース硬度は7より大きいことが好ましく、9以上がより
好ましい。また、大きさは、平均粒径0. 05〜0. 5
μmが好ましく、0. 1〜0. 3μmがより好ましい。
0. 05μmより小さいと表面に現れにくく添加の効果
が少なくなり、0. 5μmより大きいと表面性が粗くな
る傾向にある。また、同様の理由により含有量は中間層
中の3〜20wt%が好ましい。また、研磨材は、粒度
分布の揃った合成物であることが好ましく、分散性や選
択が容易である等の点で、αアルミナ及び酸化クロムで
あることが好ましく、特にαアルミナが好ましい。αア
ルミナの形状については、いわゆる丸形、角形、サイコ
ロ型など用いることができる。表面処理については、例
えば酸、塩基吸着量を調整したり、二次粒子をほぐしや
すくするなど、必要に応じて無機、有機問わず行うこと
ができる。
は、熟可塑性樹脂、熱硬化性ないし反応型樹脂、電子線
感応型変性樹脂等が用いられ、その組み合わせは媒体の
特性、工程条件に合わせて適宜選択使用される。これら
のうちで、好ましく用いられるものとしては、以下に示
すような塩化ビニル系共重合体およびポリウレタン樹脂
の組み合わせである。本発明に使用される樹脂の例とし
ては、塩化ビニル系共重合体が挙げられ、詳しくは、塩
化ビニル含有量60〜95wt%、とくに60〜90w
t%のものが好ましく、その平均重合度は100〜50
0程度であることが好ましい。このような塩化ビニル系
樹指と併用するポリウレタン樹脂は、耐摩耗性および支
持体への接着性が良い点でとくに有効である。なお、こ
れらの樹脂に加えて、公知の各種樹指が含有されていて
もよい。さらに上記樹指に公知の手法により、(メタ)
アクリル系二重結合を導入して電子線感応変性を行った
ものを使用することも可能である。またその電子線官能
基含有量は、製造時の安定性、電子線硬化性等から水酸
基成分中1〜40モル%、好ましくは10〜30モル%
であり、とくに塩化ビニル系共重合体の場合1分子あた
り1〜20個、好ましくは2〜10個の官能基となるよ
うにモノマーを反応させると分散性、硬化性ともに優れ
た電子線硬化性樹脂を得ることができる。中間層におい
て、本発明のカーボンブラックを含む無機微粉末の総重
量をPとし、結合剤の重量をBとしたとき、PとBとの
関係は、P/B≧3.5が好ましく、8≧P/B≧4が
より好ましく、6.5≧P/B≧4.5がさらに好まし
い。P/Bが3.5より小さいと、結合剤の量が増える
ため、中間層が弾性を有すことになりカレンダーによる
加工処理を行なった後の表面粗度が不十分となる。一
方、P/Bが8より大きいと、中間層に隣接している他
層や非磁性支持体との間の接着性が劣り、また結合剤量
が顔料分散に必要な量に足りずに分散不良を起こしやす
く、表面粗度が不十分となる。
含有することが好ましい。潤滑剤は、飽和、不飽和に関
わらず、脂肪酸あるいはエステル、糖類など公知のもの
を単体で、あるいは2種以上混合して用いてもよいが、
融点の異なる脂肪酸やエステルを2種以上混合し用いる
ことが好ましい。これは、磁気記録媒体の使用される、
あらゆる温度環境に応じた潤滑剤を、媒体表面に持続し
て供給する必要があるからである。具体的には、脂肪酸
としてステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラ
ウリン酸、エルカ酸などの飽和直鎖や、イソセチル酸、
イソステアリン酸などの飽和で側鎖のあるもの、オレイ
ン酸、リノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸な
ど、適宜使用できる。エステルとしてはブチルステアレ
ート、ブチルパルミテートなどの直鎖の飽和脂肪酸エス
テル、イソセチルステアレート、イソステアリルステア
レートなどの側鎖のある飽和脂肪酸エステル、イソステ
アリルオレエートなどの不飽和脂肪酸エステル、オレイ
ルステアレートなどの不飽和アルコールの脂肪酸エステ
ル、オレイルオレエートなどの不飽和脂肪酸と不飽和ア
ルコールのエステル、エチレングリコールジステアレー
トなどの2価アルコールのエステル、エチレングリコー
ルモノオレエート、エチレングリコールジオレエート、
ネオペンチルグリコールジオレエートなどの2価アルコ
ールと不飽和脂肪酸のエステル、またソルビタンモノス
テアレート、ソルビタントリステアレート、ソルビタン
モノオレエート、ソルビタントリオレエートなどの糖類
と飽和及び不飽和脂肪酸とのエステルなどがある。中間
層の潤滑剤の含有量は、目的に応じ適宜調整すればよい
が、無機微粉末とカーボンブラックを加えた合計重量部
に対し、1〜20重量%が好ましい。中間層の表面粗さ
(ここで表面粗度を中心線平均粗さ(JIS−B−06
01)Raで表わした。)は、良好である必要がある。
中間層を設けた直後(加工処理無し)でのRaは15n
m以下が好ましく、11nm以下がより好ましく、10
nm以下が最も好ましい。中間層をカレンダーなどで加
工した後のRaは6nm以下が好ましく、5nm以下が
より好ましく、4. 5nm以下が最も好ましい。また後
述するような中間層と磁性層を湿潤状態にて同時あるい
は逐次に塗布を行なう塗布方法においては、中間層のみ
塗布してこの範囲となることを確認すれば良い。
スロールなどのロールコーターや、エクストルージョン
型などの押し出しノズルコーターなど、特に制限はな
い。磁性層の塗設は、エクストルージョン型等の押し出
しノズルコーターが好ましい。これは、特に湿潤状態に
て同時あるいは逐次塗布をする際は必須となる。 中間
層及び磁性層の塗設方法は、中間層を塗布乾燥後、必要
なら加工後、磁性層を重ねて塗布させる方法(逐次塗布
又はウエットオンドライ)、あるいは中間層を塗布後、
まだ湿潤状態のうちに重ねて磁性層を塗布する方法(湿
潤逐次塗布)、また中間層と磁性層を同時に重ねて塗布
する方法(湿潤同時塗布)などがあるが、特に制限なく
目的に応じて任意の方法を行うことができ、中間層塗料
と磁性塗料の結合剤の相性や使用している溶剤の種類と
量、また塗料粘度などの調整の必要がなく、表面粗度の
調整のできる逐次塗布が好ましい。なお前記湿潤逐次塗
布及び湿潤同時塗布を以下ではウエットオンウエットと
表現する。本発明の目的から、本発明を適用する磁性層
の膜厚は、0. 05〜0 .5μmである。この磁性層の
膜厚が0. 05μm未満であると塗膜厚が変動しやす
く、磁性層の膜厚が0. 5μmを越えると、短波長記録
の際、自己減磁やオーバーライト悪化となりやすく、同
時に電磁変換特性も悪くなる。
合金微粉末または六方晶形板状微粉末を用いることが好
ましい。金属合金微粉末としては、Hcが1500〜3
000 Oe、σsが120〜160emu/g、平均
長軸径が0.05〜0.2μm、平均短軸径が10〜2
0nm、アスペクト比が1. 2〜20であることが好ま
しい。また、作製した媒体のHcは1500〜3000
Oeが好ましい。添加元素としては目的に応じてN
i、Zn、Co、Al、Si、Yその他希土類などを添
加してもよい。六方晶形板状微粉末としては、Hcが1
000〜2000 Oe、σsが50〜70emu/
g、平均板粒径が30〜80nm、板比が3〜7である
ことが好ましい。また、作製した媒体のHcは1200
〜2200 Oeが好ましい。添加元素としては、目的
に応じてNi、Co、Ti、Zn、Snその他希土類な
どを添加してもよい。その他、材料については公知の材
料を、特に制限なく目的に応じて使用することができ
る。
詳しく説明する。この評価にあたり以下の評価方法を用
い,各実施例の評価結果を表1に示す。
S−B−0601法に準じて測定した。測定機は、Ta
ylor−Hobson Talystepを用いた。
磁性層の表面粗度Raは小さい値ほど好ましく、6.0
nm以下であることがより好ましく、5.0nm以下で
あることがさらに好ましく、4.5nm以下であること
が最も好ましい。 (2)表面性:表面性は、目視にて、表面にスジやムラ
がないものを“○”とし、ムラはないがスジが1〜2本
あるものを“△”とし、表面にスジが3本以上あるもの
を“スジ”と表示し、表面に部分的にムラのみがあるも
のについて“ムラ”と表示した。表面にスジやムラがな
いことが好ましい。 (3)電磁変換特性:それぞれの測定デッキを必要に応
じて改造し、単一波形を記録再生できるようにし、測定
した。 実施例1〜16、比較例1〜15 測定デッキ : Panasonic製 AJ−D750 リファレンステープ : Panasonic製 AJ−P63MP (測定周波数は21MHz,記録波長は0.5μmである) 実施例17、18、比較例16、17 測定デッキ : HP製 C1537 リファレンステープ : SONY製 RSD−7095 (測定周波数は13.5MHz,記録波長は0.44μmである) 実施例19、比較例18 測定デッキ : SONY製 EV−S900 リファレンステープ : Fuji製 Super−DC (測定周波数は7MHz,記録波長は0.5μmである) ここで、出力とは、測定周波数及び記録波長の単一波形
を記録し、その再生出力をリファレンステープと比較し
dBで表示したものをいう。それぞれのリファレンステ
ープに比べ正の値が好ましい。また、C/Nとは、測定
周波数周辺のノイズとキャリア信号との比較をdBで表
示したものである。それぞれのRefテープに比べ正の
値が好ましい。 (4)スチル:実機を常温常湿、あるいは0℃の環境に
入れ、一部改造を施し、予め信号を記録し、その再生時
にスチルさせ、信号強度がスチル初期の80%以下とな
る時間を計った。この時間は長い方が好ましく、10時
間以上であることがより好ましい。 (5)カッピング:カッピングとは、テープサンプルを
磁性面又はバックコート(BC)面で凸になっている面
を上にして、水平面に静置させ、その凸の高さを測定し
たものである。その際、バックコート面が凸のときを正
の値とし、磁性面が凸のときを負の値とした。カッピン
グが負の値、即ち磁性面が凸のとき、が好ましく、−
0.1mm〜−1.0mmがより好ましく、−0.2m
m〜−0.8mmがより好ましい。 (6)表面電気抵抗:磁性面の表面電気抵抗をΩで表わ
し、この単位はΩ/sqである。磁性面においては、こ
の値が低すぎると電磁変換特性に悪影響がある。またこ
の値が高すぎるとゴミやほこりを走行中に寄せつけるた
め不適である。磁性面の表面電気抵抗は5×105 〜1
×1010Ω/sqが好ましく、5×105 〜5×109
Ω/sqがより好ましい。 (7)総合評価:要求値を越えて良い場合に総合評価を
“○”とし、要求値を満たしている場合に総合評価を
“△”とし、要求値を満たしていない場合に総合評価を
“X”とした。
クコート塗料を作成した。 1.中間層塗料(a−1) カーボンブラック 100重量部 平均粒径30nm、BET比表面積63m2 /g、 DBP吸油量48cc/100g、pH7. 4 [コロンビヤンカーボン製 Raven 760B] αアルミナ(モース硬度9) 5重量部 平均粒径200nm、BET比表面積9. 5m2 /g [住友化学工業(株)製 HIT−50] 分散剤(リン酸エステル) 3重量部 [東邦化学(株)製 RE−610] 電子線硬化性塩化ビニル系樹脂[NV30%] 47重量部 塩化ビニル−エポキシ含有モノマー共重合体 平均重合度 310 エポキシ含有量 3重量% S含有量 0. 6重量% アクリル含有量 6個/1分子 Tg 60℃ 電子線硬化性ポリウレタン樹脂[NV35%] 40重量部 リン化合物−ヒドロキシ含有ポリエステルポリウレタン GPC Mn 26000 アクリル含有量 6個/1分子 Tg −20℃ メチルエチルケトン 155重量部 トルエン 90重量部 シクロヘキサノン 60重量部 (計500重量部) 以上の組成物を混練、サンドグラインダーミルにて分散
した後、下記の組成物を添加して、さらに分散して中間
層塗料(a−1)を作成した。 ステアリン酸ブチル 2重量部 ステアリン酸 1重量部 メチルエチルケトン 73重量部 トルエン 44重量部 シクロヘキサノン 30重量部 (計650重量部) 塗布方法としては実施例12、実施例13及び比較例1
4についてはウエットオンウエットで塗布し、これら以
外の実施例及び比較例についてはウエットオンドライで
塗布した。
した後、下記の組成物を添加して、さらに分散して磁性
塗料を作成した。 ステアリン酸ブチル 1重量部 ステアリン酸 1重量部 メチルエチルケトン 95重量部 トルエン 95重量部 シクロヘキサノン 268重量部 (計800重量部) 塗布直前、磁性塗料(A)に、架橋剤として日本ポリウ
レタン工業(株)製コロネートL(固形分75%)を、
塗料中の樹脂分に対し33重量%加えた。
して、さらに分散してバックコート塗料を作成した。 ニトロセルロース[NV70%] 20重量部 ポリエステルポリウレタン樹脂[NV40%] 27重量部 メチルエチルケトン 420重量部 トルエン 420重量部 シクロヘキサノン 113重量部 (計1800重量部) (各実施例にこのバックコート塗料を塗布した。すべて
の実施例の最終製品における表面粗度Raは13.0n
mであった。)
して日本ポリウレタン工業(株)製コロネートL(固形
分75%)を、塗料中の樹脂分に対し27重量%加え
た。厚み6. 5μmのデュアルタイプPETフィルム
(磁性面側Ra5. 0nm、裏面Ra10nm、ヤング
率MD/TD=600/650)上に塗布スピード15
0m/分にて中間層塗料(a−1)をエクストルージョ
ン式ダイノズルコーターにより塗布し、乾燥後、カレン
ダーにて加工し、N2ガス雰囲気中で電子線を照射し硬
化させた中間層上に磁性塗料(A)をエクストルージョ
ン式ダイノズルコーターにより塗布し、乾燥炉内にて7
000Gの永久磁石にて配向処理し、乾燥し磁性層を設
け、原反をカレンダーにて加工処理した。さらに、裏面
にバックコート塗料を塗布、乾燥させ巻き取った。こう
して磁性層の厚さ0. 20μmおよび中間層厚1. 0μ
m、バックコート層0. 5μmをフィルムに形成した。
このロールを24時間以上放置後60℃環境にて24時
間以上放置し、放冷後6.35mm幅にスリットし、テ
ープサンプルを得た。 電子線照射条件:エレクトロカーテンタイプ電子線加速装置 加速電圧 200keV 電極電流 40mA 吸収線量 4Mrad 加工条件:スチール・エラスティックロールの4ニップカレンダー 温度90℃、線圧350kg/cm、スピード150m/m
した後、下記の組成物を添加して、さらに分散して中間
層塗料(b−1)を作成した。 ステアリン酸ブチル 1重量部 ステアリン酸 1重量部 メチルエチルケトン 16重量部 トルエン 16重量部 シクロヘキサノン 6重量部 (計400重量部)
1と同様にテープサンプルを作成した。その際、中間層
の厚みとベースフィルムを以下のように変更した フイルム厚 材質(ヤング率 MD/TD) 中間層厚 実施例2 6.5μm PET (600/650)kg/mm2 0.6μm 実施例3 6.5 PET (600/650) 1.0 実施例4 6.5 PET (600/650) 1.4 実施例5 6.5 PET (600/650) 1.8 実施例6 6.5 PET (600/650) 2.1 実施例7 6.5 PEN (700/700) 1.4 実施例8 4.5 PA (1100/1300) 1.4
ミルにて分散してカーボンブラック塗料を作成した。 中間層塗料(b−2) 無機微粉末[α酸化鉄] 75重量部 平均長軸長0. 15μm、平均短軸長30nm、 比表面積53m2 /g、pH 5.9 [戸田工業(株)製 DPN−250BW] αアルミナ(モース硬度9) 5重量部 平均粒径200nm、BET比表面積9. 5m2 /g [住友化学工業(株)製 HIT−50] 分散剤(リン酸エステル) 2重量部 [東邦化学(株)製 RE−610] 電子線硬化性塩化ビニル系樹脂[NV30%] 20重量部 塩化ビニル−エポキシ含有モノマー共重合体 平均重合度 310 エポキシ含有量 3重量% S含有量 0. 6重量% アクリル含有量 6個/1分子 Tg 60℃ 電子線硬化性ポリウレタン樹脂[NV35%] 17重量部 リン化合物−ヒドロキシ含有ポリエステルポリウレタン GPC Mn26000 アクリル含有量 6個/1分子 Tg −20℃ メチルエチルケトン 50重量部 トルエン 50重量部 シクロヘキサノン 31重量部 (計250重量部)
ミルにて分散した後、先のカーボンブラック塗料を混合
し、さらに分散した。 カーボンブラック塗料 130 (計380) その後、下記の組成物を添加して、さらに分散して中間
層塗料(b−2)を作成した。 ステアリン酸ブチル 1重量部 ステアリン酸 1重量部 メチルエチルケトン 8重量部 トルエン 8重量部 シクロヘキサノン 2重量部 (計400重量部) この中間層塗料(b−2)を用いて、実施例4と同様に
テープサンプルを作成した。
ブラックの重量比率を以下のように変更した中間層塗料
を用いて、実施例4と同様にテープサンプルを得た。 無機微粉末/カーボンブラック 実施例10 60/40 中間層塗料(b−3) 実施例11 80/20 中間層塗料(b−4)実施例12 磁性塗料(B) メタル磁性粉 100重量部 BET比表面積50m2 /g、Hc2360 Oe、 σs143emu/g、SFD0.49、 Co/Fe=30at% 長軸0. 10μm、短軸16nm 分散剤(リン酸エステル) 3重量部 [東邦化学(株)製 RE−610] カーボンブラック 0.2重量部 平均粒径84nm、BET比表面積28m2 /g、 DBP吸油量84ml/100g、pH7. 0 [三菱化学(株)製 #10B] αアルミナ 5重量部 平均粒径130nm、BET比表面積 21m2 /g [住友化学工業(株)製 HIT−80] 塩化ビニル系樹脂 8重量部 [日本ゼオン(株)製 MR−110] ポリエステルポリウレタン樹脂 [NV30%] 16重量部 [東洋紡(株)製 UR−8300] メチルエチルケトン 70重量部 トルエン 70重量部 (計342重量部)
ミルにて分散した後、下記の組成物を添加して、さらに
分散して磁性塗料を作成した。 ステアリン酸ブチル 1重量部 ステアリン酸 1重量部 メチルエチルケトン 188重量部 トルエン 188重量部 シクロヘキサノン 82重量部 (計802重量部) 塗布直前、磁性塗料(B)に、架橋剤として日本ポリウ
レタン工業(株)製コロネートL(固形分75%)を、
塗料中の樹脂分に対し33重量%加えた。この磁性塗料
(B)と実施例7の中間層塗料(b−1)を用い、実施
例4のベースフィルムを用いて、塗布スピード150m
/minにて中間層をエクストルージョン式ダイノズル
コーターにより乾燥後の厚さが1.4μmとなるように
塗布後、湿潤状態の内に磁性塗料をエクストルージョン
式ダイノズルコーターにより乾燥後の厚さが0.20μ
mとなるように塗布し、配向、乾燥後カレンダー加工
し、電子線照射を行った後バックコート塗料を乾燥後の
厚さが0.5μmとなるように塗布し、巻き取った。以
下実施例4と同様にテープサンプルを得た。
ミルにて分散した後、下記の組成物を添加して、さらに
分散して中間層塗料を作成した。 ステアリン酸ブチル 1重量部 ステアリン酸 1重量部 メチルエチルケトン 16重量部 トルエン 16重量部 シクロヘキサノン 6重量部 (計400重量部) 塗布直前、中間層塗料に、架橋剤として日本ポリウレタ
ン工業(株)製コロネートL(固形分75%)を、塗料
中の樹脂分に対し27重量%加えた。この中間層塗料
(c)と実施例12の磁性塗料(B)を用い、電子線照
射を省いて実施例12と同様にテープサンプルを得た。
実施例14 実施例4の中間層塗料(b−1)において、樹脂量を以
下の量に変更した中間層塗料(b−5)を用いて、実施
例4と同様にテープサンプルを得た。 電子線硬化性塩化ビニル系樹脂[NV30%] 27重量部 電子線硬化性ポリウレタン樹脂[NV35%] 23重量部実施例15 実施例4の中間層塗料(b−1)において、カーボンブ
ラックを以下の物に変更した中間層塗料(b−6)を用
いて、実施例4と同様にテープサンプルを得た。 平均粒径30nm、BET比表面積66m2 /g、DB
P吸油量50cc/100g、pH2. 4 [コロンビヤンカーボン製 Raven 1060B]
変更した中間層塗料(a−2)を用い、実施例1と同様
にテープサンプルを得た。 電子線硬化性塩化ビニル系樹脂[NV30%] 67重量部 電子線硬化性ポリウレタン樹脂[NV35%] 57重量部比較例2 実施例1の中間層塗料(a−1)のカーボンブラックの
種類を以下の物に変更した中間層塗料(a−3)を用
い、実施例1と同様にテープサンプルを得た。 平均粒径21nm、BET比表面積122m2 /g、D
BP吸油量66cc/100g、pH2. 5 [コロンビヤンカーボン製 Raven 1255B]比較例3 実施例4の中間層塗料(b−1)において、無機微粉末
を100重量部、カーボンブラックを0重量部とした中
間層塗料(b−7)を用いて、実施例4と同様にテープ
サンプルを得た。比較例4〜5 中間層厚を以下のようにし、実施例4と同様にテープサ
ンプルを得た。
ラックの種類を以下のように変更した中間層塗料を用
い、実施例4と同様にテープサンプルを得た。 比較例6 中間層塗料(b−8):平均粒径24n
m、BET比表面積124m2 /g、DBP吸油量46
cc/100g、pH8.0 [三菱化学(株)製 #45B] 比較例7 中間層塗料(b−9):平均粒径21n
m、BET比表面積122m2 /g、DBP吸油量66
cc/100g、pH2. 5 [コロンビヤンカーボン製 Raven 1255B] 比較例8 中間層塗料(b−10):平均粒径40n
m、BET比表面積60m2 /g、DBP吸油量62c
c/100g、pH8. 0 [三菱化学(株)製 CF9B] 比較例9 中間層塗料(b−11):平均粒径16n
m、BET比表面積250m2 /g、DBP吸油量76
cc/100g、pH8. 0 [三菱化学(株)製 #950B] 比較例10 中間層塗料(b−12):平均粒径41n
m、BET比表面積42m2 /g、DBP吸油量121
cc/100g、pH7. 5 [キャボット製 Black Pearls 280]
比較例11 中間層塗料(b−13):平均粒径28n
m、BET比表面積93m2 /g、DBP吸油量74c
c/100g、pH8. 0 [三菱化学(株)製 #33B] 比較例12 中間層塗料(b−14):平均粒径20n
m、BET比表面積200m2 /g、DBP吸油量11
5cc/100g、pH7. 0 [コロンビヤンカーボン製 Conductex S
C] 比較例13 中間層塗料(b−15):平均粒径80n
m、BET比表面積24m2 /g、DBP吸油量28c
c/100g [旭カーボン(株)製 アサヒサーマル]
にテープサンプルを得た。実施例16 磁性塗料(C) メタル磁性粉 100重量部 BET比表面積48m2 /g、Hc2370 Oe、 σs155emu/g、SFD0.44、 Co/Fe=30at% 長軸0. 10μm、短軸16nm 分散剤(リン酸エステル) 3重量部 [東邦化学(株)製 RE−610] カーボンブラック 0.2重量部 平均粒径84nm、BET比表面積28m2 /g、 DBP吸油量84ml/100g、pH7. 0 [三菱化学(株)製 #10B] αアルミナ 5重量部 平均粒径130nm、BET比表面積21m2 /g [住友化学工業(株)製 HIT−80] 塩化ビニル系樹脂 8重量部 [日本ゼオン(株)製 MR−110] ポリエステルポリウレタン樹脂 [NV30%] 16重量部 [東洋紡(株)製 UR−8300] メチルエチルケトン 70重量部 トルエン 70重量部 シクロヘキサノン 70重量部 (計342重量部)
ミルにて分散した後、下記の組成物を添加して、さらに
分散して磁性塗料を作成した。 ステアリン酸ブチル 1重量部 ステアリン酸 1重量部 メチルエチルケトン 188重量部 トルエン 188重量部 シクロヘキサノン 82重量部 (計802重量部) 塗布直前、磁性塗料に、架橋剤として日本ポリウレタン
工業(株)製コロネートL(固形分75%)を、塗料中
の樹脂分に対し33重量%加えた。この磁性塗料(C)
と実施例4の中間層塗料(b−1)を用い、以下のPE
Nフィルムを用いて、磁性層厚を0.12μm、中間層
厚を1.3μmとし、実施例4と同様にテープサンプル
を得た。 フイルム厚 材質(ヤング率 MD/TD) 実施例16 5.2μm PEN (600/1100)kg/mm2 比較例15 比較例7の中間層塗料を用いて、他は実施例16と同様
にテープサンプルを得た。
した後、下記の組成物を添加して、さらに分散して磁性
塗料を作成した。 ステアリン酸ブチル 1重量部 ステアリン酸 1重量部 メチルエチルケトン 188重量部 トルエン 188重量部 シクロヘキサノン 82重量部 (計802重量部)
ポリウレタン工業(株)製コロネートL(固形分75
%)を、塗料中の樹脂分に対し33重量%加えた。この
磁性塗料(D)と実施例4の中間層塗料(b−1)を用
い、以下のポリアミドフィルムを用い、以下の磁性層
厚、中間層厚とし、スリット幅を3.8mmに変更し、
実施例4と同様にテープサンプルを得た。 フイルム厚 材質 (ヤング率 MD/TD) 磁性層厚 中間層厚 実施例17 4.5 μm ポリアミド (1100/1500)kg/mm2 0.12μm 1.4μm 実施例18 4.5 μm ポリアミド (1100/1500)kg/mm2 0.08μm 1.4μm比較例16 比較例7の中間層塗料を用いて、他は実施例17と同様
にテープサンプルを得た。比較例17 比較例7の中間層塗料を用いて、他は実施例18と同様
にテープサンプルを得た。
ミルにて分散した後、下記の組成物を添加して、さらに
分散して磁性塗料を作成した。 ステアリン酸ブチル 1重量部 ステアリン酸 1重量部 メチルエチルケトン 188重量部 トルエン 188重量部 シクロヘキサノン 82重量部 (計802重量部) 塗布直前、磁性塗料に、架橋剤として日本ポリウレタン
工業(株)製コロネートL(固形分75%)を、塗料中
の樹脂分に対し33重量%加えた。この磁性塗料(E)
と実施例4の中間層塗料(b−1)を用い、以下のPE
Tフィルムを用い、磁性層厚0.25μm、中間層厚
1.4μmとし、スリット幅を8mmに変更し、実施例
4と同様にテープサンプルを得た。 フイルム厚 材質(ヤング率 MD/TD) 実施例19 8.3μm PET(650/450)kg/mm2 比較例18 比較例7の中間層塗料を用いて、他は実施例19と同様
にテープサンプルを得た。
表される本発明の磁気記録媒体は、比較例に示される従
来の磁気記録媒体に比べて、スチルは同等以上、導電性
に優れ、カッピングも負のカッピングとなり、電磁変換
特性に優れ、全体的にバランスの優れた磁気記録媒体で
あることが理解されよう。
Claims (4)
- 【請求項1】 非磁性支持体の少なくとも一面に厚さが
0. 5〜2. 5μmである非磁性の中間層を設け、その
中間層の上に、強磁性粉と結合剤とを主体として含む厚
さが0. 05〜0.5μmである磁性層を設けてなる磁
気記録媒体において、前記中間層が、平均一次粒径が2
5〜40nmであり、比表面積が50〜80m2 /gで
あり、DBP吸油量が40〜55cc/100gである
カーボンブラックを含有することを特徴とする磁気記録
媒体。 - 【請求項2】 前記中間層が、前記カーボンブラックと
併せてこのカーボンブラック以外の非磁性無機微粉末を
含有する請求項1記載の磁気記録媒体。 - 【請求項3】 前記中間層において、前記カーボンブラ
ックとこのカーボンブラック以外の非磁性無機微粉末と
の重量比が18/82〜100/0である請求項2に記
載の磁気記録媒体。 - 【請求項4】 前記中間層が結合剤を含み、この中間層
における前記カーボンブラックを含む非磁性無機微粉末
の総重量をPとし、この結合剤の重量をBとしたとき
に、このPとBとの間に、 6.5≧P/B≧3. 5 の関係がある請求項1〜3のいずれか一に記載の磁気記
録媒体。
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