JPH11197899A - 油圧プレスのラム落下防止方法およびその油圧回路 - Google Patents

油圧プレスのラム落下防止方法およびその油圧回路

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JPH11197899A
JPH11197899A JP785798A JP785798A JPH11197899A JP H11197899 A JPH11197899 A JP H11197899A JP 785798 A JP785798 A JP 785798A JP 785798 A JP785798 A JP 785798A JP H11197899 A JPH11197899 A JP H11197899A
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JP
Japan
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servo valve
hydraulic
linear servo
ram
drain
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JP785798A
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Inventor
Koji Kawaguchi
晃司 川口
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源OFF時(特に停電時)にラムの落下防
止を図る。 【解決手段】 タレットパンチプレス1におけるラム1
9を上下に往復動せしめる油圧シリンダ17の作動用の
リニアサーボバルブ27を前記油圧シリンダ17の近傍
に設け、このリニアサーボバルブ27のパイロットドレ
ンラインとしてのドレン排出管29が配管されている。
このドレン排出管29の前記リニアサーボバルブ27側
近傍に大気開放機器としてサイレンサー35を設けた。
而して、ドレン排出管29内にドレンが溜り管内に負圧
が発生してもサイレンサー35により管内は大気へ開放
されるので、電源OFF時にリニアサーボバルブ27を
負圧によりスプールを移動させることがないので油圧シ
リンダ17も作動しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、NC電源OFF
時(特に停電時)の油圧プレスのラム落下防止方法およ
びその油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば油圧プレスにおけるラムを
上死点から下死点まで往復動させる油圧シリンダの油圧
回路には、リニアサーボバルブを設けてヒットレートの
向上を図っているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のラム上下動用油圧シリンダの油圧回路では、油圧ユ
ニットの配置と、戻り配管の配管上、リニアサーボバル
ブからのドレン油が戻り管中に溜り負圧が発生する。こ
のため機械を連続運転していて突然NC電源OFF時
(特に停電時)には、サーボバルブがOFFとなるがリ
ニアサーボバルブのドレン回路に負圧が発生し、この負
圧によりサーボバルブのスプールが移動してラムシリン
ダを下げる方向へ動かす。而して、ラムが急落下し金型
を破損してしまうという問題があった。
【0004】この発明は、電源OFF時(特に停電時)
にラムの落下防止を図った油圧プレスのラム落下防止方
法およびその油圧回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の油圧プレスのラム落下防止
方法は、油圧プレスにおける電源OFF時のラム落下防
止方法にして、ラムを作動せしめる油圧シリンダの油圧
回路中に設けたリニアサーボバルブのパイロットドレン
ラインにおいて、このパイロットドレンラインの前記リ
ニアサーボバルブ側近傍を大気開放させ、電源OFF時
に前記リニアサーボバルブのスプールの移動を防ぐこと
を特徴とするものである。
【0006】また、請求項2におけるこの発明の油圧プ
レスの油圧回路は、油圧プレスにおけるラムを上死点か
ら下死点まで往復動せしめる油圧シリンダの油圧回路に
して、この油圧回路に設けたリニアサーボバルブのパイ
ロットドレン穴に接続されたドレン排出管の前記リニア
サーボバルブ近傍に、大気開放機器を設けてなることを
特徴とするものである。
【0007】したがって、上述した請求項1,2による
油圧プレスのラム落下防止方法およびその油圧回路とす
ることにより、油圧回路に設けたラム上下動用リニアサ
ーボバルブのパイロットドレン穴に接続されたドレン管
路の前記リニアサーボバルブ近傍に、大気開放機器を設
けた。而して、ドレン管路に溜った油により発生する負
圧を大気開放機器にて大気中へ開放することにより、リ
ニアサーボバルブのスプールはその場に止まり油圧の流
れは停止するので、電源OFF時(特に停電時)に油圧
シリンダは作動することなく、金型等の破損を防止する
ことができる。
【0008】更に、請求項3によるこの発明の油圧プレ
スの油圧回路は、請求項2の油圧プレスの油圧回路にお
いて、前記大気開放機器は、サイレンサーで構成されて
いることを特徴とするものである。
【0009】したがって、ラム上下動用リニアサーボバ
ルブのパイロットドレン管路にサイレンサーを設けたこ
とで、パイロットドレン管路中を確実に大気開放するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0011】まず理解を容易にするために、油圧プレス
機械として例えばタレットパンチプレスについて概略的
に説明する。
【0012】図4を参照するに、タレットパンチプレス
1は門型形状のフレーム3を備えており、このフレーム
3は下部ベース5、下部ベース5に立設されたサイドフ
レーム7と、サイドフレーム7の上部に設けられた上部
フレーム9とで構成されている。
【0013】前記下部ベース3には回転自在な下部タレ
ット11が支承されていると共に、下部タレット11の
円周上には適宜な間隔で複数のダイDが装着されてい
る。前記上部フレーム9には前記下部タレット11に対
応して回転自在な上部タレット13が支承されていると
共に、前記ダイDに対応した位置の上部タレット13に
は複数のパンチPが装着されている。
【0014】前記下部、上部タレット11,13の図4
において右側部分に装着されたダイD、パンチPの位置
が加工位置となっており、この加工位置にあるパンチP
の上方における上部フレーム9にはストライカ15が上
下動自在に設けられている。このストライカ15は上記
フレーム9内に設けられた油圧シリンダ17に例えばラ
ム19を介して連結されている。
【0015】前記下部ベース5上の図4において右端に
は、Y軸方向(図4において左右方向)へ移動自在なキ
ャレッジベース21が設けられており、このキャレッジ
ベース21にはX軸方向(図4において紙面に対して直
交する方向)へ移動自在なキャレッジ23が設けられて
いる。このキャレッジ23にはX軸方向へ適宜な間隔で
ワークWをクランプする複数のワーククランプ25が設
けられている。
【0016】上記構成により、キャレッジベース21を
Y軸方向へ、キャレッジ23をX軸方向へ移動せしめる
ことにより、キャレッジ23に設けられたワーククラン
プ25にクランプされたワークWがX軸,Y軸方向へ移
動されて、ワークWの所望位置が加工位置に位置決めさ
れることになる。
【0017】この加工位置にワークWの所望位置が位置
決めされた状態において、上、下部タレット13,11
を回動せしめて所望のパンチP、ダイDを加工位置に割
出し位置決めする。次いで、油圧シリンダ17を駆動せ
しめてラム19を介してストライカ15を上下動せしめ
ることにより、パンチPとダイDとの協働により、ワー
クWの所望位置に通常の打抜き加工が行われることにな
る。
【0018】次に、この発明の主要部である前記油圧シ
リンダ17を作動せしめる油圧回路に設けたリニアサー
ボバルブのパイロットドレンラインについて詳細に説明
する。
【0019】図1を参照するに、上部タレット13に装
着されたパンチPをストライカ15を介して打撃するラ
ム19を上下方向に作動せしめる油圧シリンダ17は、
油圧回路に設けたリニアサーボバルブ27の切換えによ
り作動する。
【0020】前記リニアサーボバルブ27のパイロット
ドレンラインであるドレン排出管29は、リニアサーボ
バルブ27のドレン穴より油圧ユニット31内のタンク
33へ配管されている。そして、前記ドレン排出管29
のリニアサーボバルブ27側の近傍に大気開放機器とし
て例えばサイレンサー35が設けられている。
【0021】上記構成により、油圧ユニット31の設置
位置の関係やドレン排出管29の配管の都合上、図1に
黒色で示したごとくドレン排出管29内に油が溜ってし
まう。このため、機械運転中にリニアサーボバルブ27
からドレンの溜った所の間に負圧が発生する。このよう
に負圧が発生すると、電源OFF時(特に停電時)には
リニアサーボバルブ27のスプールは拘束されていない
状態であるが、負圧によりスプールが動き油圧シリンダ
17を下げの方向に動かす。
【0022】上述したごとき不都合の発生対策としてサ
イレンサー35を設けたもので、このサイレンサー35
を付けたことにより負圧を大気圧開放するで、電源OF
F時もスプールは動かずその場にとどまり、油の流れは
ないので油圧シリンダ17は動かずラム19が落下する
ことがないので、金型等の破損を防ぐことができる。
【0023】さらに、油圧回路37を基に詳細に説明す
る。図2を参照するに、油圧回路37は、前記タンク3
3よりフィルタ39,41を介してポンプモータ43に
て駆動される小流量の高圧ポンプ45と大流量の低圧ポ
ンプ47とが連結された2連ポンプ49が設けられてい
る。
【0024】前記小流量の高圧ポンプ45の吐出側管路
51は、チェック弁53を介してサーボバルブ55のP
ポートに接続されている。そして、吐出側管路51のサ
ーボバルブ55とチェック弁53との間に高圧ライン用
アキュムレータ57が設けられている。
【0025】前記大流量の低圧ポンプ47の吐出側管路
59は、チェック弁61を介してサーボバルブ55のT
ポートに接続されている。そして、吐出側管路59の前
記サーボバルブ55とチェック弁61との間に低圧ライ
ン用アキュムレータ63が設けられている。
【0026】前記サーボバルブ55は、出側のAポート
は閉鎖され、Bポートより管路65を通って前記リニア
サーボバルブ27のPポートへ接続されている。
【0027】このリニアサーボバルブ27は、図3に示
されているごとく、内部に左右方向へ移動自在なスプー
ル67を備え、永久磁石69、ダイヤフラム71、パイ
ロットドレン穴73が設けられて構成された既に公知の
構成のものである。
【0028】前記リニアサーボバルブ27の出側Aポー
トは、油圧シリンダ17の下部油室75へパイロット式
チェック弁77を介して接続され、油圧シリンダ17の
上部油室79より排出された圧油はリニアサーボバルブ
27のBポートへ入り、Tポートよりタンク33へ戻り
管路81を通り圧油は戻される。なお、油圧シリンダ1
7の上部油室79へ供給される圧力を検出する圧力スイ
ッチ83と、上、下の油室75,79を結ぶ管路には止
め弁85が設けられている。
【0029】更に、この実施の形態の主要部である前記
リニアサーボバルブ27のパイロットドレン穴73(図
3参照)に接続されたドレン排出管29の前記リニアサ
ーボバルブ27の近傍に大気開放機器としてサイレンサ
ー35が設けられている。
【0030】上記構成により、その作用としては、油圧
シリンダ17に設けたピストンを下降してワークにパン
チング加工を行なう時は、例えば、リニアサーボバルブ
27の流路を切換え図2に示されている左側流路とす
る。そして、大流量の低圧ポンプ47を駆動して低圧で
大流量の圧油を油圧シリンダ17の上部油室79内へ供
給してピストンを下降させる。
【0031】ピストンが下降してワークに加工が施され
る直前でサーボバルブ55を切換え、小流量の高圧ポン
プ45により高圧油をシリンダ17の上部油室79へ送
り、ワークにパンチング加工が施される。
【0032】そして、加工終了後はサーボバルブ55と
リニアサーボバルブ27の流路を切換えて大流量の低圧
ポンプ47の駆動により、大量の圧油を油圧シリンダ1
7の下部油室75内へ供給してピストンを上昇させる。
なお、油圧シリンダ17に設けたピストンの上昇、下降
時に排出される油は、リニアサーボバルブ27のTポー
トより戻り管81を通りタンク33へ戻される。
【0033】次に、本実施の形態の主要部であるドレン
排出管29の作用について説明する。前記リニアサーボ
バルブ27に設けたパイロットドレン穴73(図3参
照)に接続されたドレン排出管29には、大気を開放す
るためのサイレンサー35が設けられている。このサイ
レンサー35を設けたことにより、ドレン排出管29内
にドレンが溜った時にはドレン排出管29中に負圧が発
生し、この負圧により電源OFF時(特に停電時)にリ
ニアサーボバルブ27のスプール67が動いて油圧シリ
ンダ17のピストンを下降する。この動作を防ぐために
サイレンサー35にによりドレン排出管29内を大気開
放せしめる。
【0034】排気管29内が大気開放されることで、電
源OFF時(特に停電時)でもスプール67は動かず、
その場にとどまり油の流れはないので油圧シリンダ17
は動かずラム19が落下することがないので、金型等の
破損を防止することができる。
【0035】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行なうことにより、そ
の他の態様で実施し得るものである。
【0036】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の説明より理解
されるように、請求項1,2によるこの発明によれば、
油圧回路に設けたラム上下動用リニアサーボバルブのパ
イロットドレン穴に接続されたドレン管路の前記リニア
サーボバルブ近傍に、大気開放機器を設けた。而して、
ドレン管路に溜った油により発生する負圧を大気開放機
器にて大気中へ開放することにより、リニアサーボバル
ブのスプールはその場に止まり油圧の流れは停止するの
で、電源OFF時(特に停電時)に油圧シリンダは作動
することなく、金型等の破損を防止することができる。
【0037】更に、請求項3によるこの発明によれば、
ラム上下動用リニアサーボバルブのパイロットドレン管
路にサイレンサーを設けたことで、パイロットドレン管
路中を確実に大気開放することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、リニアサーボバルブ
のドレン管路を示す配置説明図である。
【図2】この発明の油圧回路図である。
【図3】リニアサーボバルブの断面図である。
【図4】この発明を実施する一実施例の油圧式タレット
パンチプレスの概略構成を示す正面説明図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス(油圧プレス) 17 油圧シリンダ 19 ラム 27 リニアサーボバルブ 29 ドレン排出管 35 サイレンサー(大気開放機器) 37 油圧回路 67 スプール 73 パイロットドレン穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧プレスにおける電源OFF時のラム
    落下防止方法にして、ラムを作動せしめる油圧シリンダ
    の油圧回路中に設けたリニアサーボバルブのパイロット
    ドレンラインにおいて、このパイロットドレンラインの
    前記リニアサーボバルブ側近傍を大気開放させ、電源O
    FF時に前記リニアサーボバルブのスプールの移動を防
    ぐことを特徴とする油圧プレスのラム落下防止方法。
  2. 【請求項2】 油圧プレスにおけるラムを上死点から下
    死点まで往復動せしめる油圧シリンダの油圧回路にし
    て、この油圧回路に設けたリニアサーボバルブのパイロ
    ットドレン穴に接続されたドレン排出管の前記リニアサ
    ーボバルブ近傍に、大気開放機器を設けてなることを特
    徴とする油圧プレスの油圧回路。
  3. 【請求項3】 前記大気開放機器は、サイレンサーで構
    成されていることを特徴とする請求項2記載の油圧プレ
    スの油圧回路。
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