JPH11199425A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH11199425A
JPH11199425A JP10000192A JP19298A JPH11199425A JP H11199425 A JPH11199425 A JP H11199425A JP 10000192 A JP10000192 A JP 10000192A JP 19298 A JP19298 A JP 19298A JP H11199425 A JPH11199425 A JP H11199425A
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JP
Japan
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acid
skin
cosmetic
component
ascorbic acid
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Pending
Application number
JP10000192A
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English (en)
Inventor
Yasunori Niino
靖規 新納
Hiroshi Tanaka
弘 田中
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NIPPON HAIPOKKUSU KK
Naris Cosmetics Co Ltd
Original Assignee
NIPPON HAIPOKKUSU KK
Naris Cosmetics Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 皮膚に対して優れた紫外線防御効果と美白効
果を有し、かつ皮膚安全性に優れるとともに、保存安定
性の良好な皮膚用化粧料を提供する。 【解決手段】 (A)アルキル基の炭素数が1〜22の
L−3−O−アルキルアスコルビン酸(式I)と、
(B)紫外線吸収剤を含有する化粧料である。好ましく
は、L−3−O−エチルアスコルビン酸を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧料に関し、さら
に詳しくは、皮膚に対して優れた紫外線防御効果と美白
効果を有し、かつ皮膚安全性に優れるとともに、保存安
定性の良好な皮膚用化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紫外線(UV)は、波長400〜320
nmのUVAと波長320〜290nmのUVBと波長
290〜180nmのUVCとに分けられる。これらの
うち、UVCは、大気圏上層にあるオゾン層で吸収散乱
されるなどして地表には到達しない。地表に到達する紫
外線UVAとUVBが人体に直接強い影響を与える。
【0003】UVAは、もっているエネルギーそのもの
は弱いものの、肌の奥の真皮まで届き、肌の老化を促進
する。一方、UVBは強いエネルギーをもっており、肌
の表面で炎症を起こし肌をかさつかせる。
【0004】ところで、皮膚の黒化には、色素のメラニ
ンが深く関与しているものと考えられる。すなわち、紫
外線などの外的刺激を受け、肌の皮膚組織でメランが生
産され、その結果、肌の黒化が促進され、シミやソバカ
ス、色黒などの症状が引き起こされるものと考えられ
る。したがって、紫外線を防御するため、これまで様々
な紫外線吸収剤が使用されてきた。しかしながら、紫外
線吸収剤は、一般に少量では防御効果が弱く、また防御
効果を高めるために多量に使用すると皮膚刺激などが生
じるという問題があった。
【0005】一方、近年、皮膚科学の進歩に伴い、複雑
なメラニン生成メカニズムが解明されて以来、過剰なメ
ラニンの生成を抑制する美白剤の開発が進められ、すで
に実用化しているものもある。このような美白剤として
は、例えばビタミンC及びその誘導体、アルブチン、コ
ウジ酸、グラブリジンなどがある。しかしながら、これ
らの美白剤は、保存安定性が悪かったり、美白効果が十
分でなかったり、あるいは入手しにくく、高価であるな
ど、必ずしも十分に満足しうるものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、皮膚に対して優れた紫外線防御効果と美
白効果を有し、かつ皮膚安全性に優れるとともに、保存
安定性が良好で、しかも経済的に有利な皮膚用化粧料を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の好
ましい性質を有する皮膚用化粧料を開発すべく鋭意研究
を重ねた結果、L−アスコルビン酸誘導体と紫外線吸収
剤とを併用することで、相乗効果により、その目的を達
成しうることを見出し、この知見に基づいて本発明を完
成するに至った。
【0008】すなわち、本発明は、(A)一般式(I)
【化2】 (式中、Rは炭素数1〜22のアルキル基である。)で
表されるL−アスコルビン酸誘導体と、(B)紫外線吸
収剤を含有することを特徴とする化粧料を提供するもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の化粧料においては、
(A)成分として、一般式(I)
【化3】 (式中、Rは炭素数1〜22のアルキル基である。)で
表されるL−アスコルビン酸誘導体が用いられる。
【0010】上記一般式(I)におけるRで示される炭
素数1〜22のアルキル基は直鎖状、分岐状、環状のい
ずれであってもよく、その例としてはメチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、
ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタ
デシル基、ベヘニル基、シクロプロピル基、シクロブチ
ル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロオ
クチル基などが挙げられる。
【0011】この一般式(I)で表されるL−アスコル
ビン酸誘導体は公知の化合物であって、例えば特開平8
−134055号公報記載の方法などに従って容易に製
造することができる。
【0012】本発明の化粧料においては、(A)成分と
して、前記一般式(I)で表されるL−アスコルビン酸
誘導体を1種用いてもよいし、2種以上組み合わせて用
いてもよいが、特に、効果おび安定性などの点から、R
がエチル基であるL−3−O−エチルアスコルビン酸が
好適である。
【0013】本発明の化粧料においては、(B)成分と
して紫外線吸収剤が用いられる。この紫外線吸収剤は、
例えば安息香酸系、サリチル酸系、桂皮酸系、ベンゾフ
ェノン系、その他に分類することができる。
【0014】安息香酸系紫外線吸収剤としては、例えば
p−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸グリセリルエ
ステル、N,N−ジヒドロキシプロピル−p−アミノ安
息香酸エチルエステル、N−エトキシレート−p−アミ
ノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチル−p−ア
ミノ安息香酸エチルエステル、N,N−ジメチル−p−
アミノ安息香酸アミルエステル、N,N−ジメチル−p
−アミノ安息香酸オクチルエステル、N−アセチル−o
−アミノ安息香酸ホモメンチルエステルなどが挙げられ
る。
【0015】サリチル酸系紫外線吸収剤としては、例え
ばアミルサリシレート、メンチルサリシレート、オクチ
ルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリ
シレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート
などが挙げられる。
【0016】桂皮酸系紫外線吸収剤としては、例えばオ
クチルシンナメート、エチル4−イソプロピルシンナメ
ート、エチル2,4−ジイソプロピルシンナメート、メ
チル2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピルp
−メトキシシンナメート、イソプロビルp−メトキシシ
ンナメート、オクチルp−メトキシシンナメート、2−
エトキシエチルp−メトキシシンナメート、シクロヘキ
シル−p−メトキシシンナメート、エチルα−シアノ−
β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシルα−シ
アノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ(2
−エチルヘキサノエート)−ジ(p−メトキシシンナメ
ート)などが挙げられる。
【0017】ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては、
例えば2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2′
−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,
2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェ
ノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4′−メチルベン
ゾフェノン、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチル
ヘキシル4′−フェニルベンゾフェノン−2−カルボキ
シレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾ
フェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェ
ノンなどが挙げられる。
【0018】その他紫外線吸収剤としては、例えば3−
(4′−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、
3−ベンジリデン−d,l−カンファー、ウロカニン
酸、ウロカニン酸エチルエステル、2−フェニル−5−
メチルベンゾキサゾール、2,2′−ヒドロキシ−5−
メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒド
ロキシ−5−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−メトキ
シ−4′−t−ブチルジベンゾイルメタン、5−(3,
3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン
−2−オン、カルコン誘導体などが挙げられるが、もち
ろんこれらに限定されるものではない。
【0019】これらの紫外線吸収剤は単独で用いてもよ
いし、2種以上を組み合わせて用いてもよいが、より優
れた美白効果と刺激感緩和効果が得られる点から、特に
オクチルp−メトキシシンナメート、2−ヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン及び4−メトキシ−4′−
t−ブチル−ジベンゾイルメタンが好適である。
【0020】本発明の化粧料においては、前記(A)成
分のL−アスコルビン酸誘導体と(B)成分の紫外線吸
収剤の含有割合は、重量比で1:50〜50:1の範囲
にあることが重要である。この割合が上記範囲を逸脱す
ると相乗効果が充分に発揮されず、本発明の目的が達せ
られない。相乗効果を充分に発揮させ、紫外線防御効
果、美白効果、皮膚に対する安全性及び保存安定性が高
いレベルでバランスした化粧料を得るには、この(A)
成分と(B)成分との割合は、重量比で1:30〜3
0:1の範囲が好ましく、特に1:10〜10:1の範
囲が好適である。
【0021】本発明の化粧料における前記(A)成分の
L−アスコルビン酸誘導体の含有量は、化粧料の形態に
応じて適宜選定されるが、一般的には、化粧料全量に基
づき、0.01〜10.0重量%の範囲で選ばれる。こ
の量が0.01重量%未満では美白効果が十分に発揮さ
れないおそれがあるし、10.0重量%を超えるとその
量の割には効果の向上が認められず、むしろ経済的に不
利となる。美白効果及び経済性などを考慮すると、この
L−アスコルビン酸誘導体の含有量は、特に0.1〜
5.0重量%の範囲が好ましい。
【0022】また、本発明の化粧料における前記(B)
成分の紫外線吸収剤の含有量は、化粧料の形態に応じて
適宜選定されるが、一般的には、化粧料全量に基づき、
0.1〜20.0重量%の範囲で選ばれる。この量が
0.1重量%未満では紫外線防御効果が充分に発揮され
ないおそれがあるし、20.0重量%を超えると皮膚に
対する刺激性が強くなり、好ましくない。紫外線防御効
果及び皮膚に対する刺激性を考慮すると、この紫外線吸
収剤の含有量は、特に1.0〜5.0重量%の範囲が好
ましい。
【0023】本発明の化粧料には、前記必須成分以外
に、所望に応じ、従来皮膚用化粧料に慣用されている各
種成分、例えば保湿剤、動植物抽出物、多価アルコー
ル、低級アルコール、界面活性剤、乳化剤、乳化安定
剤、防腐防菌剤、香料、増粘剤、酸化防止剤、キレート
剤、pH調整剤、色素、紫外線散乱剤、ビタミン類、ア
ミノ酸類、他の美白剤、抗炎症剤、収斂剤、水などを配
合することができる。
【0024】前記保湿剤としては、例えばポリエチレン
グリコールやポリプロピレングリコールなどのポリエー
テル類、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ソルビトールなどの多価アルコー
ル類、さらにはNMF(天然保湿因子)類、具体的には
アミノ酸、尿素、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン
酸ナトリウムや、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸な
どのムコ多糖類、コラーゲンやエラスチンなどのタンパ
ク質などが挙げられる。
【0025】油分としては、例えばヒマシ油、オリーブ
油、ホホバ油、椿油などの液体油脂、硬化ヒマシ油など
の固体油脂、ラノリン、鯨ロウ、蜜ロウ、カルナウバロ
ウ、キャンデリラロウなどのロウ類、スクワラン、ワセ
リン、流動パラフィン、セリシン、パラフィンなどの炭
化水素類などが挙げられる。
【0026】多価アルコールとしては、例えばグリセリ
ン、ポリグリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール、ジペンタエリスリトール、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレ
ングリコール、さらにはグルコース、マルトース、マン
ノース、ラクトース、D−グルクロン酸、ウロン酸、サ
ッカロース、D−マンニット、D−ソルビット、ソルビ
タン、グルコラクトン、セルロース、デンプン、アルブ
チン、グルコースリン酸エステルなどの単糖類、多糖類
及びこれらの誘導体などが挙げられる。また、低級アル
コールとしては、例えばエチルアルコール、プロピルア
ルコール、イソプロピルアルコールなどが挙げられる。
【0027】界面活性剤としては、例えばポリオキシエ
チレン(POE)ソルビタンモノオレエートなどのPO
Eソルビタンエステル、ソルビタンモノオレエートなど
のソルビタンエステル、POE−グリセリルモノオレエ
ートなどのPOE−グリセリン脂肪酸エステル、グリセ
リンモノオレエートなどのグリセリン脂肪酸エステル、
POE−モノオレエートなどのPOE−脂肪酸エステ
ル、POE−ラウリルエーテルなどのPOE−アルキル
エーテル、POE−オクチルドデシルエーテルなどのP
OE−分岐アルキルエーテル、POE−ノニルフェニル
エーテルなどのPOE−アルキルフェニルエーテル、グ
リセロールモノイソステアレートなどのグリセロールエ
ステル、POE−グリセロールモノイソステアレートな
どのPOE−グリセロールエステル、ジグリセリルモノ
ステアレートなどのポリグリセリン脂肪酸エステルなど
の非イオン性界面活性剤、ステアリン酸などの高級脂肪
酸のナトリウム塩やカリウム塩などの脂肪酸石ケン、ラ
ウリル硫酸ナトリウムなどの高級アルキル硫酸エステル
塩、POE−ラウリル硫酸トリエタノールアミンなどの
アルキルエーテル硫酸エステル、ラウロイルサルコシン
ナトリウムなどのN−アシルサルコシン酸塩、N−ミリ
ストイル−N−メチルタウリンナトリウムなどの高級脂
肪酸アミドスルホン酸塩、リニアドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムなどのアルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム
などのN−アシルグルタミン酸塩などの陰イオン性界面
活性剤、アルキルアミン塩、POE−アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アルキルピリジニウム
塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベ
ンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、
ジアルキルモリホニウム塩、塩化ベンゼトニウムなどの
陽イオン性界面活性剤、ベタイン系、イミダゾリン系、
アミンオキシド系などの両性界面活性剤が挙げられる。
【0028】乳化剤としては、例えばグリセリン脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリ
コール脂肪酸エステル、大豆リン脂質などが挙げられ、
香料としては、例えば香精などの植物性天然香料、動物
性天然香料、合成香料などが挙げられる。
【0029】防腐防菌剤としては、例えばp−ヒドロキ
シ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息香酸エチル、デ
ヒドロ酢酸、サリチル酸、安息香酸、ソルビン酸、塩化
ベンザルコニウムなどが挙げられ、増粘剤としては、例
えばアルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、ケイ酸ア
ルミニウム、マロメロ種子抽出物、トラガントガム、デ
ンプンなどの天然高分子物質、メチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、可溶性デンプン、カチオン化セルロースなどの半合
成高分子物質、カルボキシビニルポリマー、ポリビニル
アルコールなどの合成高分子物質などが挙げられる。
【0030】また、酸化防止剤としては、例えばジブチ
ルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、
没食子酸プロピル、アスコルビン酸などが、キレート剤
としては、例えばエデト酸二ナトリウム、エタンヒドロ
キシジホスフェート、ピロリン酸塩、ヘキサメタリン酸
塩、クエン酸、酒石酸、グルコン酸などが、pH調整剤
としては、例えば水酸化ナトリウム、トリエタノールア
ミン、クエン酸、クエン酸ナトリウム、ホウ酸、ホウ
砂、リン酸一水素ナトリウムなどが挙げられる。
【0031】さらに、紫外線散乱剤としては、例えば酸
化チタン、カオリン、タルクなどが、ビタミン類として
は、例えばビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタ
ミンD、ビタミンE、ビタミンF、ビタミンK、ビタミ
ンP、ビタミンU、カルニチン、フェルラ酸、α−オリ
ザノール、α−リボ酸、オロット酸及びその誘導体など
が、アミノ酸類としては、例えばグリシン、アラニン、
バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニ
ン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シ
スチン、システイン、メチオニン、プロリン、ヒドロキ
シプロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニ
ン、ヒスチジン、リジン及びこれらの誘導体などが挙げ
られる。
【0032】他の美白剤としては、例えばアルブチン、
コウジ酸、グラブリジン、プラセンタエキス、エラグ酸
などが挙げられる。
【0033】本発明の化粧料は、前記(A)成分のL−
アスコルビン酸誘導体、(B)成分の紫外線吸収剤およ
びこれらの任意成分を、公知の方法に従って適当に配合
することにより、化粧水、乳液、クリーム、パック剤、
パウダー、スプレー、軟膏、分散液、洗浄料など、種々
の皮膚用製品形態として用いることができる。
【0034】例えば、乳液などの場合、油相および水相
をそれぞれ加熱溶解したものを混合し、乳化分散させて
冷却する通常の方法により調製することができる。
【0035】
【実施例】次に、本発明を実施例により、さらに詳細に
説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定
されるものではない。
【0036】 実施例1 化粧水の調製 (重量%) (a) 4−tert−ブチル−4′−メトキシジベンゾイルメタン 0.5 (b) L−3−O−エチルアスコルビン酸 1.0 (c) グリセリン 5.0 (d) ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(2OE.O.)1.0 (e) エタノール 6.0 (f) 香料 適量 (g) 防腐剤・酸化防止剤 適量 (h) 精製水 残部 合計 100.0 上記(a)〜(h)成分を混合し、均一に溶解することによ
り化粧水を調製した。
【0037】 実施例2 乳液の調製 (重量%) (a) ミツロウ 0.5 (b) ワセリン 2.0 (c) スクワラン 8.0 (d) ソルビタンセスキオレエート 0.8 (e) ポリオキシエチレンオレイルエーテル(2OE.O.) 1.2 (f) オクチルp−メトキシシンナメート 1.0 (g) 1,3−ブチレングリコール 7.0 (h) メチルセルロース 0.2 (i) 水酸化カリウム 0.1 (j) 精製水 残部 (k) 防腐剤・酸化防止剤 適量 (l) L−3−O−エチルアスコルビン酸 1.0 (m) エタノール 7.0 合計 100.0 まず、上記(a)〜(f)成分を加熱溶解し、80℃に保持
した。一方、(g)〜(k)成分を加熱溶解し、80℃に保
ち、上記(a)〜(f)成分に加えて、乳化し、50℃まで
撹拌しながら冷却したのち、これに、50℃で(l)成分
を溶解してなる(m)成分を添加し、40℃まで冷却する
ことにより、乳液を調製した。
【0038】 実施例3 化粧用クレームの調製 (重量%) (a) ミツロウ 2.0 (b) ステアリルアルコール 5.0 (c) ステアリン酸 8.0 (d) スクワラン 10.0 (e) 自己乳化型グリセリルモノステアレート 3.0 (f) ポリオキシエチレンセチルエーテル(2OE.O.) 1.0 (g) 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 1.0 (h) 1,3−ブチレングリコール 5.0 (i) 水酸化カリウム 0.3 (j) 防腐剤・酸化防止剤 適量 (k) L−3−O−エチルアスコルビン酸 1.0 (l) 精製水 残部 合計 100.0 まず、上記(a)〜(f)成分を加熱溶解して、80℃に保
持した。一方、(g)〜(l)成分を加熱溶解して80℃に
保ち、これを上記(a)〜(f)成分に加えて乳化したの
ち、40℃まで撹拌しながら乳化することにより、化粧
用クリームを調製した。
【0039】 実施例4 パック剤の調製 (重量%) (a) オクチルp−メトキシシンナメート 0.5 (b) 酢酸ビニル樹脂エマルジョン 15.0 (c) ポリビニルアルコール 10.0 (d) オリーブ油 3.0 (e) L−3−O−エチルアスコルビン酸 1.0 (f) グリセリン 5.0 (g) 酸化チタン 8.0 (h) カオリン 7.0 (i) エタノール 8.0 (j) 香料 適量 (k) 防腐剤・酸化防止剤 適量 (l) 精製水 残部 合計 100.0 まず、上記(a)〜(l)成分を混合し、よく撹拌、分散さ
せ、均質化することにより、パック剤を調製した。
【0040】前記実施例1〜4で調製した各化粧料は、
温度40℃において3ケ月間放置しても、着色、沈殿な
どの生成は認められず、配合したL−アスコルビン酸誘
導体も安定であった。
【0041】実施例5 乳液の調製 実施例2において、L−3−O−エチルアスコルビン酸
の量を1.0重量%から2.0重量%に変え、かつオク
チルp−メトキシシンナメート1.0重量%を2−エト
キシエチルp−メトキシシンナメート5.0重量%に変
えた以外は、実施例2と同様にして乳液を調製した。
【0042】比較例1 乳液の調製 実施例2において、L−3−O−エチルアスコルビン酸
を用いないで、かつオクチルp−メトキシシンナメート
1.0重量%を2−エトキシエチルp−メトキシシンナ
メート5.0重量%に変えた以外は、実施例2と同様に
して乳液を調製した。
【0043】比較例2 乳液の調製 実施例2において、L−3−O−エチルアスコルビン酸
の量を1.0重量%から2.0重量%に変え、かつオク
チルp−メトキシシンナメートを用いなかったこと以外
は、実施例2と同様にして乳液を調製した。
【0044】比較例3 乳液の調製 実施例2において、L−3−O−エチルアスコルビン酸
およびオクチルp−メトキシシンナメートの両方共用い
なかったこと以外は、実施例2と同様にして乳液を調製
した。
【0045】試験例1 実施例5および比較例1〜3で調製した乳液について、
以下に示すテストを行い、皮膚刺激感と美白効果を評価
した。その結果を表1に示す。
【0046】〈使用テスト〉30〜50才の20名の女
性をパネラーとし、毎日朝と夜の2回、3ケ月間にわた
り洗顔後に試験乳液を顔面に塗布し、下記の基準に従っ
て、皮膚刺激感および美白効果を評価した。 (1) 皮膚刺激感評価基準 ・有効 :刺激感なし。 ・やや有効:やや弱いが刺激を感じる。 ・無効 :刺激感を感じる。 (2) 美白効果評価基準 ・有効 :シミ、ソバカスが目立たなくなった。 ・やや有効:シミ、ソバカスがあまり目立たなくなっ
た。 ・無効 :変わらない。
【0047】試験例2 実施例5および比較例1〜3で調製した乳液について、
以下に示すテストを行い、皮膚色明度回復性を評価し
た。その結果を表1に示す。
【0048】〈皮膚色明度回復テスト〉30〜50才の
10名の女性をパネラーとし、上腕部皮膚に、UV−B
領域の紫外線(波長320〜290nm)を最小紅斑量
の2倍量照射した。その後、照射部位にそれぞれ試験乳
液を1日に2回ずつ塗布し、2ケ月後の皮膚色をミノル
タ製彩色色差計CR−300にてL値を測定した。明度
を示すL値を測定することにより、日焼けからの回復度
を求めた。なお、それぞれの値は、比較例3のL値との
差を示している。
【0049】
【表1】
【0050】表1から明らかなように、実施例5の乳液
は、皮膚の刺激感緩和に対し、有効であるとともに、美
白効果についても高い効果を示した。また、実施例5の
乳液は、比較例3の乳液と比較してL値が約3.5高
く、目視においても皮膚色が白くなっていることが明ら
かであった。
【0051】
【発明の効果】本発明の化粧料は、紫外線吸収剤を配合
した場合の皮膚刺激感の緩和に優れており、また、日焼
けによる黒色化、シミ、ソバカスの防止、改善など幅広
く適用することができる。また、上記効果に加えて、美
白効果にも優れる上、保存安定性および皮膚安全性が高
く、安心して使用することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一般式(I) 【化1】 (式中、Rは炭素数1〜22のアルキル基である。)で
    表されるL−アスコルビン酸誘導体と、(B)紫外線吸
    収剤を含有することを特徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】 (A)成分のL−アスコルビン酸誘導体
    が、一般式(I)におけるRがエチル基のL−3−O−
    エチルアスコルビン酸である請求項1に記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 (B)成分の紫外線吸収剤が、オクチル
    −p−メトキシシンナメート、2−ヒドロキシ−4−メ
    トキシベンゾフェノンおよび4−メトキシ−4′−te
    rt−ブチルジベンゾイルメタンの中から選ばれる少な
    くとも1種である請求項1または2に記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 (A)成分と(B)成分との含有割合
    が、重量比で1:50〜50:1の範囲にある請求項
    1、2または3に記載の化粧料。
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