JPH11277437A - ブラスト装置 - Google Patents
ブラスト装置Info
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- JPH11277437A JPH11277437A JP7714798A JP7714798A JPH11277437A JP H11277437 A JPH11277437 A JP H11277437A JP 7714798 A JP7714798 A JP 7714798A JP 7714798 A JP7714798 A JP 7714798A JP H11277437 A JPH11277437 A JP H11277437A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 研掃材投射に伴う投射圧によりメインシール
部材が壁面から浮き上がることを防止し得るブラスト装
置を提供する。 【解決手段】 研掃すべき壁面との間に空間部を形成す
るケーシングと、該ケーシングの周縁部もしくはその近
傍に装着されてケーシングと上記壁面との間を気密にシ
ールするメインシール部材と、一端側が上記空間部に開
口し、他端側が減圧装置に連通する減圧通路と、一端側
が上記空間部内の壁面に対向し、他端側が研掃材供給装
置に接続される研掃材ノズルとを備えたブラスト装置に
おいて、上記空間部内に、少なくとも上記研掃ノズルに
より研掃材が投射される側おいて、上記メインシール部
材の内壁部又はその近傍に、研掃材の投射圧により上記
メインシール部材が上記壁面から浮き上がることを防止
する補助シール手段を設ける。
部材が壁面から浮き上がることを防止し得るブラスト装
置を提供する。 【解決手段】 研掃すべき壁面との間に空間部を形成す
るケーシングと、該ケーシングの周縁部もしくはその近
傍に装着されてケーシングと上記壁面との間を気密にシ
ールするメインシール部材と、一端側が上記空間部に開
口し、他端側が減圧装置に連通する減圧通路と、一端側
が上記空間部内の壁面に対向し、他端側が研掃材供給装
置に接続される研掃材ノズルとを備えたブラスト装置に
おいて、上記空間部内に、少なくとも上記研掃ノズルに
より研掃材が投射される側おいて、上記メインシール部
材の内壁部又はその近傍に、研掃材の投射圧により上記
メインシール部材が上記壁面から浮き上がることを防止
する補助シール手段を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面への吸着状態
を維持しながら移動し得るブラスト装置に関する。
を維持しながら移動し得るブラスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、船舶,高層建築物あるい
は大型のタンク類などにおける内外の壁面及び底面の清
掃や塗装前の素地調整等の作業は、人手で行うにはかな
りの困難を要するものである。そこで、これらの作業を
人手に頼らず自動的に行わせることが考えられており、
このための装置が種々提案されている。例えば、特公昭
60−28715号では、基本的には、外壁面との間に
空間を形成するケーシングと、装置本体を駆動する車輪
と、上記ケーシング及び外壁面と協同して減圧空間を規
定するシールと、減圧空間から流体を排出するための減
圧源とを備えて、壁面に吸着し且つ該壁面に沿って移動
する装置が開示されている。
は大型のタンク類などにおける内外の壁面及び底面の清
掃や塗装前の素地調整等の作業は、人手で行うにはかな
りの困難を要するものである。そこで、これらの作業を
人手に頼らず自動的に行わせることが考えられており、
このための装置が種々提案されている。例えば、特公昭
60−28715号では、基本的には、外壁面との間に
空間を形成するケーシングと、装置本体を駆動する車輪
と、上記ケーシング及び外壁面と協同して減圧空間を規
定するシールと、減圧空間から流体を排出するための減
圧源とを備えて、壁面に吸着し且つ該壁面に沿って移動
する装置が開示されている。
【0003】また、特公昭60−26752号には、こ
の基本構成に加え、吸着して移動する壁面に対し、研掃
材を投射してブラストする機構を備えた装置が開示され
ている。上記装置によれば、例えばスチールグリッドの
ような研掃材を投射して、壁面上の粉塵や汚れを落とし
たり古い塗膜を剥離したりすることができる。また、本
出願人は、特願平7−252678号において、前述の
構成に加え、研掃材を投射するための研掃材ノズルを、
その一端側が壁面に対向し、ケーシングに揺動可能に設
けることにより、壁面に対してより広い範囲で且つ一様
に研掃材を投射することを可能とする装置を提案した。
の基本構成に加え、吸着して移動する壁面に対し、研掃
材を投射してブラストする機構を備えた装置が開示され
ている。上記装置によれば、例えばスチールグリッドの
ような研掃材を投射して、壁面上の粉塵や汚れを落とし
たり古い塗膜を剥離したりすることができる。また、本
出願人は、特願平7−252678号において、前述の
構成に加え、研掃材を投射するための研掃材ノズルを、
その一端側が壁面に対向し、ケーシングに揺動可能に設
けることにより、壁面に対してより広い範囲で且つ一様
に研掃材を投射することを可能とする装置を提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、壁面の研掃
に際して、一般に、良好な研掃処理を行うためには、上
記ケーシングと壁面との間の減圧空間内に含まれる壁面
に対して、圧縮空気で加速された研掃材が投射される必
要があるが、当該ブラスト装置では、この研掃材の投射
に伴い、上記ケーシングの周縁部において減圧空間をシ
ールしているシール部材の内壁部に対して、圧縮空気の
空圧及び研掃材の衝突圧等による投射圧が加わる。従来
のブラスト装置では、シール部材が所定以上の投射圧を
受けて壁面から瞬間的に浮き上がる場合があった。かか
る場合には、上記壁面に投射された研掃材、若しくは研
掃材で壁面から剥離された粉塵の一部が、浮き上がった
シール部材と壁面との間からケーシング外へ飛び出すこ
とになり、研掃材を良好に回収し得なくなり、粉塵によ
る環境汚染がもたらされるようになる。
に際して、一般に、良好な研掃処理を行うためには、上
記ケーシングと壁面との間の減圧空間内に含まれる壁面
に対して、圧縮空気で加速された研掃材が投射される必
要があるが、当該ブラスト装置では、この研掃材の投射
に伴い、上記ケーシングの周縁部において減圧空間をシ
ールしているシール部材の内壁部に対して、圧縮空気の
空圧及び研掃材の衝突圧等による投射圧が加わる。従来
のブラスト装置では、シール部材が所定以上の投射圧を
受けて壁面から瞬間的に浮き上がる場合があった。かか
る場合には、上記壁面に投射された研掃材、若しくは研
掃材で壁面から剥離された粉塵の一部が、浮き上がった
シール部材と壁面との間からケーシング外へ飛び出すこ
とになり、研掃材を良好に回収し得なくなり、粉塵によ
る環境汚染がもたらされるようになる。
【0005】そこで、本発明は、上記技術的課題に鑑み
てなされたもので、研掃材の投射圧によりシール部材が
壁面から浮き上がることを防止するブラスト装置を提供
することを目的とする。
てなされたもので、研掃材の投射圧によりシール部材が
壁面から浮き上がることを防止するブラスト装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明(以下、第1の発明という)は、研掃すべき壁面と
の間に空間部を形成するケーシングと、該ケーシングの
周縁部もしくはその近傍に装着されてケーシングと上記
壁面との間を気密にシールするメインシール部材と、一
端側が上記空間部に開口し、他端側が減圧装置に連通す
る減圧通路と、一端側が上記空間部内の壁面に対向し、
他端側が研掃材供給装置に接続される研掃材ノズルとを
備えたブラスト装置において、上記空間部内に、少なく
とも上記研掃ノズルにより研掃材が投射される側におい
て、上記メインシール部材の内壁部又はその近傍に配置
され、研掃材の投射圧により上記メインシール部材が上
記壁面から浮き上がることを防止する補助シール手段が
設けられていることを特徴としたものである。
発明(以下、第1の発明という)は、研掃すべき壁面と
の間に空間部を形成するケーシングと、該ケーシングの
周縁部もしくはその近傍に装着されてケーシングと上記
壁面との間を気密にシールするメインシール部材と、一
端側が上記空間部に開口し、他端側が減圧装置に連通す
る減圧通路と、一端側が上記空間部内の壁面に対向し、
他端側が研掃材供給装置に接続される研掃材ノズルとを
備えたブラスト装置において、上記空間部内に、少なく
とも上記研掃ノズルにより研掃材が投射される側におい
て、上記メインシール部材の内壁部又はその近傍に配置
され、研掃材の投射圧により上記メインシール部材が上
記壁面から浮き上がることを防止する補助シール手段が
設けられていることを特徴としたものである。
【0007】また、本発明の請求項2に係る発明(以
下、第2の発明という)は、上記補助シール手段とし
て、上記メインシール部材の内壁部に一体成形されたリ
ップ部が設けられていることを特徴としたものである。
下、第2の発明という)は、上記補助シール手段とし
て、上記メインシール部材の内壁部に一体成形されたリ
ップ部が設けられていることを特徴としたものである。
【0008】また更に、本発明の請求項3に係る発明
(以下、第3の発明という)は、上記補助シール手段と
して、上記メインシール部材よりも内側に、上記ケーシ
ングの内壁部に一端が固定された遮蔽シールが設けられ
ていることを特徴としたものである。
(以下、第3の発明という)は、上記補助シール手段と
して、上記メインシール部材よりも内側に、上記ケーシ
ングの内壁部に一端が固定された遮蔽シールが設けられ
ていることを特徴としたものである。
【0009】また、本発明の請求項4に係る発明(以
下、第4の発明という)は、上記壁面に対して密着する
遮蔽シールとメインシール部材との間に形成される密閉
空間部が、該密閉空間部の圧力を調整し得る補助減圧装
置に連通していることを特徴としたものである。
下、第4の発明という)は、上記壁面に対して密着する
遮蔽シールとメインシール部材との間に形成される密閉
空間部が、該密閉空間部の圧力を調整し得る補助減圧装
置に連通していることを特徴としたものである。
【0010】更に、本発明の請求項5に係る発明(以
下、第5の発明という)は、上記補助シール手段とし
て、上記メインシール部材の近傍で、上記ケーシングの
内壁部に、先端が上記壁面に押し付けられるブラシ部材
が弾性部材を介して取り付けられていることを特徴とし
たものである。
下、第5の発明という)は、上記補助シール手段とし
て、上記メインシール部材の近傍で、上記ケーシングの
内壁部に、先端が上記壁面に押し付けられるブラシ部材
が弾性部材を介して取り付けられていることを特徴とし
たものである。
【0011】また、本発明の請求項6に係る発明(以
下、第6の発明という)は、上記研掃材ノズルが、研掃
材の投射方向を変えるために所定範囲内で角度調整可能
であることを特徴としたものである。
下、第6の発明という)は、上記研掃材ノズルが、研掃
材の投射方向を変えるために所定範囲内で角度調整可能
であることを特徴としたものである。
【0012】また更に、本発明の請求項7に係る発明
(以下、第7の発明という)は、上記減圧装置を駆動し
て、上記減圧通路を介し上記空間部内を減圧した状態
で、装置本体を上記壁面に沿って移動させ得る移動手段
を備え、該移動手段が、上記壁面上を転動する車輪部材
と該車輪部材を回転駆動するモータとで構成されている
ことを特徴としたものである。
(以下、第7の発明という)は、上記減圧装置を駆動し
て、上記減圧通路を介し上記空間部内を減圧した状態
で、装置本体を上記壁面に沿って移動させ得る移動手段
を備え、該移動手段が、上記壁面上を転動する車輪部材
と該車輪部材を回転駆動するモータとで構成されている
ことを特徴としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
添付図面に基づいて詳細に説明する。 実施の形態1.図1には、本発明の実施の形態1に係る
ブラスト装置10が、壁面1に吸着する様子が示されて
いる。また、図2は、上記壁面1上に配置されたブラス
ト装置10の斜視図である。上記ブラスト装置10は、
略円錐形のケーシング3を備えており、このケーシング
3は、ブラスト装置10を壁面1に対して配置した場
合、その壁面1との間に、図1に示すような空間部20
を形成するようになっている。上記ケーシング3の壁面
1に対応する部分の周縁部には、メインシール部材5が
装着されており、このメインシール部材5は、ケーシン
グ3の周縁部と上記壁面1との間を気密にシールする。
添付図面に基づいて詳細に説明する。 実施の形態1.図1には、本発明の実施の形態1に係る
ブラスト装置10が、壁面1に吸着する様子が示されて
いる。また、図2は、上記壁面1上に配置されたブラス
ト装置10の斜視図である。上記ブラスト装置10は、
略円錐形のケーシング3を備えており、このケーシング
3は、ブラスト装置10を壁面1に対して配置した場
合、その壁面1との間に、図1に示すような空間部20
を形成するようになっている。上記ケーシング3の壁面
1に対応する部分の周縁部には、メインシール部材5が
装着されており、このメインシール部材5は、ケーシン
グ3の周縁部と上記壁面1との間を気密にシールする。
【0014】また、上記ケーシング3には、一端側が上
記空間部20に開口し、他端側が減圧装置(不図示)に連
通する減圧通路14が設けられている。更に、上記ケー
シング3には、一端側が上記壁面1に対向し、他端側が
研掃材供給装置(不図示)に接続される研掃材ノズル6
が設けられている。図1から良く分かるように、この研
掃材ノズル6は、上記ブラスト装置10を壁面1上に配
置した状態で、その一端側が壁面1に対して略垂直をな
すように、上記ケーシング3の所定位置に取り付けられ
ている。詳しくは後述するが、この研掃材ノズル6は、
ケーシング3の上側に設けられた受け具8に保持されて
所定範囲内で角度調整が可能であり、空間部20内に含
まれる壁面1の所定の角度範囲に研掃材を投射すること
ができる。更に、図2に示すように、上記ケーシング3
の両側には、互いに平行に延びるフレーム部材16A,
16Bが取り付けられており、これらのフレーム部材1
6A,16Bには、それぞれ、車輪部材17A,17Bが
設けられている。これら車輪部材17A,17Bは、各
々、駆動モータ18A,18Bを有している。
記空間部20に開口し、他端側が減圧装置(不図示)に連
通する減圧通路14が設けられている。更に、上記ケー
シング3には、一端側が上記壁面1に対向し、他端側が
研掃材供給装置(不図示)に接続される研掃材ノズル6
が設けられている。図1から良く分かるように、この研
掃材ノズル6は、上記ブラスト装置10を壁面1上に配
置した状態で、その一端側が壁面1に対して略垂直をな
すように、上記ケーシング3の所定位置に取り付けられ
ている。詳しくは後述するが、この研掃材ノズル6は、
ケーシング3の上側に設けられた受け具8に保持されて
所定範囲内で角度調整が可能であり、空間部20内に含
まれる壁面1の所定の角度範囲に研掃材を投射すること
ができる。更に、図2に示すように、上記ケーシング3
の両側には、互いに平行に延びるフレーム部材16A,
16Bが取り付けられており、これらのフレーム部材1
6A,16Bには、それぞれ、車輪部材17A,17Bが
設けられている。これら車輪部材17A,17Bは、各
々、駆動モータ18A,18Bを有している。
【0015】上記ブラスト装置10が、壁面1に対して
配置された状態で、上記減圧装置(不図示)を駆動し、該
減圧装置に連通する減圧通路14を通じて上記空間部2
0内を減圧することにより、ブラスト装置10本体を壁
面1に吸着させることができる。このとき、壁面1とケ
ーシング3との間には、ケーシング3の周縁部にネジ部
材19で締結固定されたメインシール部材5を介して、
実質的に密閉された上記空間部20が形成される。図3
及び図4は、それぞれ、上記メインシール部材5の全体
平面図、及び、上記壁面1への密着状態にあるメインシ
ール部材5の断面説明図である。このメインシール部材
5は、略円錐形のケーシング3の周縁部に対応して、略
円形である。また、このメインシール部材5は、非通気
性の柔軟な材質から成り、上記空間部20が減圧される
につれて壁面1への密着性が高められる。そして、壁面
1に微細な凹凸のある場合にも、その凹凸にメインシー
ル部材5の腹部が柔軟に対応しながら壁面1に密着し、
同様に、十分な密閉状態を確保し得るようになってい
る。
配置された状態で、上記減圧装置(不図示)を駆動し、該
減圧装置に連通する減圧通路14を通じて上記空間部2
0内を減圧することにより、ブラスト装置10本体を壁
面1に吸着させることができる。このとき、壁面1とケ
ーシング3との間には、ケーシング3の周縁部にネジ部
材19で締結固定されたメインシール部材5を介して、
実質的に密閉された上記空間部20が形成される。図3
及び図4は、それぞれ、上記メインシール部材5の全体
平面図、及び、上記壁面1への密着状態にあるメインシ
ール部材5の断面説明図である。このメインシール部材
5は、略円錐形のケーシング3の周縁部に対応して、略
円形である。また、このメインシール部材5は、非通気
性の柔軟な材質から成り、上記空間部20が減圧される
につれて壁面1への密着性が高められる。そして、壁面
1に微細な凹凸のある場合にも、その凹凸にメインシー
ル部材5の腹部が柔軟に対応しながら壁面1に密着し、
同様に、十分な密閉状態を確保し得るようになってい
る。
【0016】この実施の形態では、図4から良く分かる
ように、上記メインシール部材5の内壁部に、リップ部
7が一体成形されている。このリップ部7は、上記メイ
ンシール部材5の内壁部から上記空間部20の内方に延
びて壁面1に当接し、その先端が空間部20の内方へ向
かって上向きになるように折り返されている。かかるリ
ップ部7は、上記空間部20内において、研掃材ノズル
6から研掃材が投射される側、すなわち、本実施の形態
では、ブラスト装置10の側方側(図3における左右
側)からフロント側及びリヤ側にかけて設けられてい
る。なお、ここでは、移動手段によるブラスト装置10
の進行方向を基準として、進行方向に面する側をフロン
ト側、その反対側をリヤ側、そして、その進行方向に垂
直な方向に面する側を側方側とする。
ように、上記メインシール部材5の内壁部に、リップ部
7が一体成形されている。このリップ部7は、上記メイ
ンシール部材5の内壁部から上記空間部20の内方に延
びて壁面1に当接し、その先端が空間部20の内方へ向
かって上向きになるように折り返されている。かかるリ
ップ部7は、上記空間部20内において、研掃材ノズル
6から研掃材が投射される側、すなわち、本実施の形態
では、ブラスト装置10の側方側(図3における左右
側)からフロント側及びリヤ側にかけて設けられてい
る。なお、ここでは、移動手段によるブラスト装置10
の進行方向を基準として、進行方向に面する側をフロン
ト側、その反対側をリヤ側、そして、その進行方向に垂
直な方向に面する側を側方側とする。
【0017】上記リップ部7は、メインシール部材5と
同様に、非通気性の柔軟な材質から成るものであり、上
記ブラスト装置10を壁面1に吸着させた状態で、上記
メインシール部材5の内側において壁面1に密着し、壁
面1及びメインシール部材5の密着面及びその近傍を遮
蔽する。これにより、研掃材の投射圧から上記壁面1及
びメインシール部材5の密着面が保護されることにな
る。この実施の形態では、このようなリップ部7を設け
ることによって、研掃材の投射圧により壁面に密着すべ
きメインシール部材5が壁面1から浮き上がるのを防止
し、研掃材若しくは壁面から剥離された粉塵がメインシ
ール部材5と壁面1との間を通過してケーシング3外に
飛び出すことを回避している。また、この実施の形態で
は、リップ部7が上記メインシール部材5に一体成形さ
れるため、ブラスト装置10の組立に際し、メインシー
ル部材5の取り扱いが容易で、ケーシング3に対する取
付け工数が増えることもない。
同様に、非通気性の柔軟な材質から成るものであり、上
記ブラスト装置10を壁面1に吸着させた状態で、上記
メインシール部材5の内側において壁面1に密着し、壁
面1及びメインシール部材5の密着面及びその近傍を遮
蔽する。これにより、研掃材の投射圧から上記壁面1及
びメインシール部材5の密着面が保護されることにな
る。この実施の形態では、このようなリップ部7を設け
ることによって、研掃材の投射圧により壁面に密着すべ
きメインシール部材5が壁面1から浮き上がるのを防止
し、研掃材若しくは壁面から剥離された粉塵がメインシ
ール部材5と壁面1との間を通過してケーシング3外に
飛び出すことを回避している。また、この実施の形態で
は、リップ部7が上記メインシール部材5に一体成形さ
れるため、ブラスト装置10の組立に際し、メインシー
ル部材5の取り扱いが容易で、ケーシング3に対する取
付け工数が増えることもない。
【0018】上記ブラスト装置10を壁面1に吸着させ
た状態で、上記研掃材ノズル6から、圧縮空気で加速さ
れた研掃材が上記壁面1に向けて投射される。この研掃
材ノズル6は、表面の一部が球面状に形成されており、
その球面状部分6aに対応する形状を有する受け具8が
上記ケーシング3側に設けられ、上記研掃材ノズル6の
球面状部分6aを受けケーシング3に対して保持してい
る。研掃材ノズル6とその受け具8との間の気密性を確
保するために、両部材の接触面にはシール(不図示)が
施されている。なお、本実施の形態では、上記研掃材ノ
ズル6から投射される研掃材として、例えば、0.5〜
0.7mmφのスチールグリットを用いた。
た状態で、上記研掃材ノズル6から、圧縮空気で加速さ
れた研掃材が上記壁面1に向けて投射される。この研掃
材ノズル6は、表面の一部が球面状に形成されており、
その球面状部分6aに対応する形状を有する受け具8が
上記ケーシング3側に設けられ、上記研掃材ノズル6の
球面状部分6aを受けケーシング3に対して保持してい
る。研掃材ノズル6とその受け具8との間の気密性を確
保するために、両部材の接触面にはシール(不図示)が
施されている。なお、本実施の形態では、上記研掃材ノ
ズル6から投射される研掃材として、例えば、0.5〜
0.7mmφのスチールグリットを用いた。
【0019】図2から良く分かるように、本実施の形態
に係るブラスト装置10では、上記研掃材ノズル6に隣
接してケーシング3の外側にモータ9が設置されてお
り、このモータ9の出力軸に取付けられた円盤状の偏心
アダプタ11には、リンク部材12の一端部が連結され
ている。そして、リンク部材12の他端部が、ケーシン
グ3の外側にある研掃材ノズル6を保持する保持具13
に連結されている。このノズル保持具13は、上記ケー
シング3に対して、支点13aまわりに回動可能に取り
付けられている。そして、上記モータ9を駆動すること
により、偏心アダプタ11を介して、上記リンク部材1
2がその軸方向に駆動され、それにより、上記保持部材
13が支点13aまわりに回動する結果、上記研掃材ノ
ズル6が左右に揺動し、壁面1に対する研掃材の投射方
向が変えられるようになっている。なお、本実施の形態
では、上記研掃材ノズル6が、ブラスト装置10本体の
進行方向に垂直な方向に沿って揺動する。このように、
上記研掃材ノズル6をケーシング3に対し揺動可能に取
り付けることによって、壁面1に対してより広範囲で研
掃材が投射されることを可能としている。かかる研掃材
ノズル6から上記空間部20内に投射され壁面1に衝突
した後の研掃材は、上記減圧装置(不図示)によって、減
圧通路14を通じて吸引回収される。
に係るブラスト装置10では、上記研掃材ノズル6に隣
接してケーシング3の外側にモータ9が設置されてお
り、このモータ9の出力軸に取付けられた円盤状の偏心
アダプタ11には、リンク部材12の一端部が連結され
ている。そして、リンク部材12の他端部が、ケーシン
グ3の外側にある研掃材ノズル6を保持する保持具13
に連結されている。このノズル保持具13は、上記ケー
シング3に対して、支点13aまわりに回動可能に取り
付けられている。そして、上記モータ9を駆動すること
により、偏心アダプタ11を介して、上記リンク部材1
2がその軸方向に駆動され、それにより、上記保持部材
13が支点13aまわりに回動する結果、上記研掃材ノ
ズル6が左右に揺動し、壁面1に対する研掃材の投射方
向が変えられるようになっている。なお、本実施の形態
では、上記研掃材ノズル6が、ブラスト装置10本体の
進行方向に垂直な方向に沿って揺動する。このように、
上記研掃材ノズル6をケーシング3に対し揺動可能に取
り付けることによって、壁面1に対してより広範囲で研
掃材が投射されることを可能としている。かかる研掃材
ノズル6から上記空間部20内に投射され壁面1に衝突
した後の研掃材は、上記減圧装置(不図示)によって、減
圧通路14を通じて吸引回収される。
【0020】上記ブラスト装置10を壁面1に吸着させ
た状態で、この壁面1を研掃するとともに、本実施の形
態では、上記駆動モータ18A,18Bを駆動し、各車
輪部材17A,17Bを壁面1上で駆動させることによ
り、上記ブラスト装置10を壁面1に沿って移動させる
ことができる。ここでは、ブラスト装置10が壁面1に
吸着しながら移動し得るために、駆動モータ18A,1
8Bに駆動される車輪部材17A,17Bの動力は、壁
面1とメインシール部材5との間に働く摩擦力に比べ、
壁面1と車輪部材17A,17Bとの間に働く摩擦力の
方が大きくなるように設定されている。このようにし
て、本実施の形態では、ブラスト装置10を壁面1に沿
って自走式に移動させ、順次、壁面1全体をブラスト処
理するようにした。
た状態で、この壁面1を研掃するとともに、本実施の形
態では、上記駆動モータ18A,18Bを駆動し、各車
輪部材17A,17Bを壁面1上で駆動させることによ
り、上記ブラスト装置10を壁面1に沿って移動させる
ことができる。ここでは、ブラスト装置10が壁面1に
吸着しながら移動し得るために、駆動モータ18A,1
8Bに駆動される車輪部材17A,17Bの動力は、壁
面1とメインシール部材5との間に働く摩擦力に比べ、
壁面1と車輪部材17A,17Bとの間に働く摩擦力の
方が大きくなるように設定されている。このようにし
て、本実施の形態では、ブラスト装置10を壁面1に沿
って自走式に移動させ、順次、壁面1全体をブラスト処
理するようにした。
【0021】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2に係るブラスト装置におけるメインシール部材25及
びその近傍の構造について説明する。尚、以下の説明に
おいては、上記実施の形態1における場合と同じものに
は、同一の符号を付し、それ以上の説明は省略する。図
5及び図6は、それぞれ、上記ブラスト装置におけるメ
インシール部材25の全体を示す平面図、及び、上記壁
面1に対する密着状態におけるメインシール部材25の
断面説明図である。このメインシール部材25は、略円
錐形のケーシング33の周縁部に対応して略円形であ
り、ケーシング33の周縁部に、ネジ部材19で締結固
定されている。また、このメインシール部材25は、非
通気性の柔軟な材質から成り、上記空間部20が減圧さ
れるにつれて壁面1への密着性が高められる。そして、
壁面1に微細な凹凸のある場合にも、その凹凸にメイン
シール部材35の腹部が柔軟に対応しながら壁面1に密
着し、同様に、十分な密閉状態を確保し得るようになっ
ている。
2に係るブラスト装置におけるメインシール部材25及
びその近傍の構造について説明する。尚、以下の説明に
おいては、上記実施の形態1における場合と同じものに
は、同一の符号を付し、それ以上の説明は省略する。図
5及び図6は、それぞれ、上記ブラスト装置におけるメ
インシール部材25の全体を示す平面図、及び、上記壁
面1に対する密着状態におけるメインシール部材25の
断面説明図である。このメインシール部材25は、略円
錐形のケーシング33の周縁部に対応して略円形であ
り、ケーシング33の周縁部に、ネジ部材19で締結固
定されている。また、このメインシール部材25は、非
通気性の柔軟な材質から成り、上記空間部20が減圧さ
れるにつれて壁面1への密着性が高められる。そして、
壁面1に微細な凹凸のある場合にも、その凹凸にメイン
シール部材35の腹部が柔軟に対応しながら壁面1に密
着し、同様に、十分な密閉状態を確保し得るようになっ
ている。
【0022】この実施の形態では、図6から良く分かる
ように、上記メインシール部材25の近傍で、ケーシン
グ23の内壁部に、メインシール部材25と同様に非通
気性の柔軟な材質から成る遮蔽シール27が、ネジ部材
29で締結固定されている。この遮蔽シール27は、上
記ケーシング23の内壁部から上記空間部20の内方に
延びて壁面1に当接し、その先端が空間部20の内方へ
向かって上向きになるように折り返されている。かかる
遮蔽シール27は、上記メインシール部材25に対応し
て略円形に形成されており、上記空間部20内で、メイ
ンシール部材25に沿って配置されている。更に、この
実施の形態では、上記ケーシング23に、上記メインシ
ール部材25と遮蔽シール27と壁面1とケーシング2
3との間に形成される周縁空間部40に開口する貫通孔
35が設けられている。この貫通孔35は、密閉された
上記周縁空間部40の圧力を調整し得る補助減圧装置
(不図示)に、ジョイント部材38を介して連通してい
る。
ように、上記メインシール部材25の近傍で、ケーシン
グ23の内壁部に、メインシール部材25と同様に非通
気性の柔軟な材質から成る遮蔽シール27が、ネジ部材
29で締結固定されている。この遮蔽シール27は、上
記ケーシング23の内壁部から上記空間部20の内方に
延びて壁面1に当接し、その先端が空間部20の内方へ
向かって上向きになるように折り返されている。かかる
遮蔽シール27は、上記メインシール部材25に対応し
て略円形に形成されており、上記空間部20内で、メイ
ンシール部材25に沿って配置されている。更に、この
実施の形態では、上記ケーシング23に、上記メインシ
ール部材25と遮蔽シール27と壁面1とケーシング2
3との間に形成される周縁空間部40に開口する貫通孔
35が設けられている。この貫通孔35は、密閉された
上記周縁空間部40の圧力を調整し得る補助減圧装置
(不図示)に、ジョイント部材38を介して連通してい
る。
【0023】ブラスト装置本体を壁面1に吸着させた状
態で、上記遮蔽シール27は、上記メインシール部材2
5の内側において、壁面1に密着する。このとき、上記
補助減圧装置を駆動して、例えば、上記周縁空間部40
の圧力を、その内側における空間部20の圧力よりも低
く設定することにより、上記遮蔽シール27及び上記メ
インシール部材25の壁面1への密着性を高めることが
できる。このように、上記遮蔽シール27が壁面1に密
着した状態では、上記壁面1及びメインシール部材25
の密着面及びその近傍が遮蔽されて、研掃材の投射に伴
う投射圧から上記メインシール部材25の密着面が保護
されることになる。
態で、上記遮蔽シール27は、上記メインシール部材2
5の内側において、壁面1に密着する。このとき、上記
補助減圧装置を駆動して、例えば、上記周縁空間部40
の圧力を、その内側における空間部20の圧力よりも低
く設定することにより、上記遮蔽シール27及び上記メ
インシール部材25の壁面1への密着性を高めることが
できる。このように、上記遮蔽シール27が壁面1に密
着した状態では、上記壁面1及びメインシール部材25
の密着面及びその近傍が遮蔽されて、研掃材の投射に伴
う投射圧から上記メインシール部材25の密着面が保護
されることになる。
【0024】以上のように、この実施の形態では、この
ような遮蔽シール27を設けることにより、壁面1に密
着すべきメインシール部材25が、研掃材の投射圧によ
って壁面1から浮き上がるのを防止し、研掃材若しくは
その研掃材により剥離された粉塵が、メインシール部材
25と壁面1との間を通過してケーシング23外に飛び
出すことを回避している。また、上記補助減圧装置を駆
動して、上記遮蔽シール27及び上記メインシール部材
25の壁面1への密着性を高めることにより、上記メイ
ンシール部材25が研掃材の投射圧により壁面1から浮
き上がることをより確実に防止することができる。
ような遮蔽シール27を設けることにより、壁面1に密
着すべきメインシール部材25が、研掃材の投射圧によ
って壁面1から浮き上がるのを防止し、研掃材若しくは
その研掃材により剥離された粉塵が、メインシール部材
25と壁面1との間を通過してケーシング23外に飛び
出すことを回避している。また、上記補助減圧装置を駆
動して、上記遮蔽シール27及び上記メインシール部材
25の壁面1への密着性を高めることにより、上記メイ
ンシール部材25が研掃材の投射圧により壁面1から浮
き上がることをより確実に防止することができる。
【0025】実施の形態3.次に、本発明の実施の形態
3に係るブラスト装置におけるメインシール部材45及
びその近傍の構造について説明する。図7及び図8は、
それぞれ、上記メインシール部材45の全体を示す平面
図、及び、上記壁面1に対する密着状態にあるメインシ
ール部材45の断面説明図である。このメインシール部
材45は、上記実施の形態2における場合と同様に、非
通気性の柔軟な材質から成るとともに、略円錐形のケー
シング43の周縁部に対応して略円形であり、ケーシン
グ43の周縁部に、ネジ部材19で締結固定されてい
る。
3に係るブラスト装置におけるメインシール部材45及
びその近傍の構造について説明する。図7及び図8は、
それぞれ、上記メインシール部材45の全体を示す平面
図、及び、上記壁面1に対する密着状態にあるメインシ
ール部材45の断面説明図である。このメインシール部
材45は、上記実施の形態2における場合と同様に、非
通気性の柔軟な材質から成るとともに、略円錐形のケー
シング43の周縁部に対応して略円形であり、ケーシン
グ43の周縁部に、ネジ部材19で締結固定されてい
る。
【0026】この実施の形態では、図8から良く分かる
ように、上記メインシール部材45の近傍で、ケーシン
グ43の内壁部に、断面U字状のバネ部材48を介し
て、ブラシ部材47が取り付けられている。このブラシ
部材47は、上記ケーシング43にネジ部材49で締結
固定されたバネ部材48の下端部に、ネジ部材51を用
いて締結固定されている。かかるブラシ部材47は、空
間部20内において、研掃材ノズル6から研掃材が投射
される側、すなわち、ブラスト装置10の側方側(図7
における左右側)からフロント側及びリヤ側にかけて配
列されている。
ように、上記メインシール部材45の近傍で、ケーシン
グ43の内壁部に、断面U字状のバネ部材48を介し
て、ブラシ部材47が取り付けられている。このブラシ
部材47は、上記ケーシング43にネジ部材49で締結
固定されたバネ部材48の下端部に、ネジ部材51を用
いて締結固定されている。かかるブラシ部材47は、空
間部20内において、研掃材ノズル6から研掃材が投射
される側、すなわち、ブラスト装置10の側方側(図7
における左右側)からフロント側及びリヤ側にかけて配
列されている。
【0027】上記ブラスト装置本体を壁面1に吸着させ
た状態で、上記ブラシ部材47の先端部は、上記メイン
シール部材45の内側において、上記バネ部材48の弾
性力により、壁面1に対して押し付けられる。このよう
に、上記ブラシ部材47が壁面1に押し付けられると、
壁面1及びメインシール部材45の密着面及びその近傍
が遮蔽されて、研掃材の投射に伴う投射圧から上記壁面
1及びメインシール部材45の密着面が保護されること
になる。この実施の形態では、かかるブラシ部材47を
設けることにより、メインシール部材45が、研掃材の
投射圧によって壁面1から浮き上がるのを防止し、研掃
材及びその研掃材により壁面から剥離された粉塵がメイ
ンシール部材45と壁面1との間を通過してケーシング
43外に飛び出すことを回避している。
た状態で、上記ブラシ部材47の先端部は、上記メイン
シール部材45の内側において、上記バネ部材48の弾
性力により、壁面1に対して押し付けられる。このよう
に、上記ブラシ部材47が壁面1に押し付けられると、
壁面1及びメインシール部材45の密着面及びその近傍
が遮蔽されて、研掃材の投射に伴う投射圧から上記壁面
1及びメインシール部材45の密着面が保護されること
になる。この実施の形態では、かかるブラシ部材47を
設けることにより、メインシール部材45が、研掃材の
投射圧によって壁面1から浮き上がるのを防止し、研掃
材及びその研掃材により壁面から剥離された粉塵がメイ
ンシール部材45と壁面1との間を通過してケーシング
43外に飛び出すことを回避している。
【0028】尚、本発明は、以上の例示された実施態様
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であ
ることは言うまでもない。
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であ
ることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、研掃すべき
壁面とケーシングとの間に形成される空間部内に、少な
くとも研掃ノズルにより研掃材が投射される側で、メイ
ンシール部材の内壁部又はその近傍に配置されて上記空
間部内の壁面に密着し得る補助シール手段が設けられ
て、上記メインシール部材が、研掃材の投射圧により壁
面から浮き上がることが防止されるので、研掃材又は壁
面から剥離された粉塵がメインシール部材と壁面との間
を通過してケーシング外に飛び出すのを回避することが
できる。
壁面とケーシングとの間に形成される空間部内に、少な
くとも研掃ノズルにより研掃材が投射される側で、メイ
ンシール部材の内壁部又はその近傍に配置されて上記空
間部内の壁面に密着し得る補助シール手段が設けられ
て、上記メインシール部材が、研掃材の投射圧により壁
面から浮き上がることが防止されるので、研掃材又は壁
面から剥離された粉塵がメインシール部材と壁面との間
を通過してケーシング外に飛び出すのを回避することが
できる。
【0030】また、本願の第2の発明によれば、補助シ
ール手段として、メインシール部材の内壁部にリップ部
が一体成形されて、上記メインシール部材が研掃材の投
射圧により壁面から浮き上がることが防止されるので、
研掃材又は壁面から剥離された粉塵がメインシール部材
と壁面との間を通過してケーシング外に飛び出すのを回
避することができる。
ール手段として、メインシール部材の内壁部にリップ部
が一体成形されて、上記メインシール部材が研掃材の投
射圧により壁面から浮き上がることが防止されるので、
研掃材又は壁面から剥離された粉塵がメインシール部材
と壁面との間を通過してケーシング外に飛び出すのを回
避することができる。
【0031】更に、本願の第3の発明によれば、補助シ
ール手段として、メインシール部材に沿って、上記ケー
シングの内壁部に遮蔽シールが設けられて、上記メイン
シール部材が研掃材の投射圧により壁面から浮き上がる
ことが防止されるので、研掃材又は壁面から剥離された
粉塵がメインシール部材と壁面との間を通過してケーシ
ング外に飛び出すのを回避することができる。
ール手段として、メインシール部材に沿って、上記ケー
シングの内壁部に遮蔽シールが設けられて、上記メイン
シール部材が研掃材の投射圧により壁面から浮き上がる
ことが防止されるので、研掃材又は壁面から剥離された
粉塵がメインシール部材と壁面との間を通過してケーシ
ング外に飛び出すのを回避することができる。
【0032】また更に、本願の第4の発明によれば、補
助減圧装置を駆動して、壁面とメインシール部材と遮蔽
シールとの間に形成される空間部の圧力を調整すること
が可能となり、その空間部の圧力を投射材が供給される
空間部の圧力よりも低く設定することによって、上記遮
蔽シール及びメインシール部材の壁面への密着性を高め
ることができる。この場合には、上記メインシール部材
が研掃材の投射圧により壁面から浮き上がることをより
確実に防止することができる。
助減圧装置を駆動して、壁面とメインシール部材と遮蔽
シールとの間に形成される空間部の圧力を調整すること
が可能となり、その空間部の圧力を投射材が供給される
空間部の圧力よりも低く設定することによって、上記遮
蔽シール及びメインシール部材の壁面への密着性を高め
ることができる。この場合には、上記メインシール部材
が研掃材の投射圧により壁面から浮き上がることをより
確実に防止することができる。
【0033】また、本願の第5の発明によれば、メイン
シール部材の近傍で、ケーシングの内壁部に、壁面に押
し付けられるブラシ部材が弾性部材を介して設けられ、
上記メインシール部材が研掃材の投射圧により壁面から
浮き上がることが防止されるので、研掃材又は壁面から
剥離された粉塵がメインシール部材と壁面との間を通過
してケーシング外に飛び出すのを回避することができ
る。
シール部材の近傍で、ケーシングの内壁部に、壁面に押
し付けられるブラシ部材が弾性部材を介して設けられ、
上記メインシール部材が研掃材の投射圧により壁面から
浮き上がることが防止されるので、研掃材又は壁面から
剥離された粉塵がメインシール部材と壁面との間を通過
してケーシング外に飛び出すのを回避することができ
る。
【0034】更に、本願の第6の発明によれば、研掃材
ノズルが可動であり投射方向が角度調節可能であるた
め、研掃材投射中にその投射方向を変えることにより、
上記空間部内の壁面に対してより広い範囲を研掃するこ
とができる。
ノズルが可動であり投射方向が角度調節可能であるた
め、研掃材投射中にその投射方向を変えることにより、
上記空間部内の壁面に対してより広い範囲を研掃するこ
とができる。
【0035】また更に、本願の第7の発明によれば、上
記ブラスト装置は、車輪部材及び該車輪部材を駆動する
駆動モータから構成される移動手段を備えているため、
壁面上を自走式にスムースに移動することが可能とな
る。
記ブラスト装置は、車輪部材及び該車輪部材を駆動する
駆動モータから構成される移動手段を備えているため、
壁面上を自走式にスムースに移動することが可能とな
る。
【図1】 本発明の実施の形態1に係るブラスト装置の
断面説明図である。
断面説明図である。
【図2】 上記ブラスト装置が壁面上に配置された状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】 上記ブラスト装置におけるメインシール部材
の全体を示す平面図である。
の全体を示す平面図である。
【図4】 上記メインシール部材及びその近傍の構造を
示す部分断面説明図である。
示す部分断面説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係るブラスト装置に
おけるメインシール部材の全体を示す平面図である。
おけるメインシール部材の全体を示す平面図である。
【図6】 上記実施の形態2に係るメインシール部材及
びその近傍の構造を示す部分断面説明図である。
びその近傍の構造を示す部分断面説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態3に係るブラスト装置に
おけるメインシール部材の全体を示す平面図である。
おけるメインシール部材の全体を示す平面図である。
【図8】 上記実施の形態3に係るメインシール部材及
びその近傍の構造を示す部分断面説明図である。
びその近傍の構造を示す部分断面説明図である。
1…壁面 3,23,43…ケーシング 5,25,45…メインシール部材 6…研掃材ノズル 7…リップ部 9…ノズル揺動用モータ 10…ブラスト装置 14…減圧通路 17A,17B…車輪部材 18A,18B…駆動モータ 20…空間部 27…遮蔽シール 47…ブラシ部材 48…バネ部材
Claims (7)
- 【請求項1】 研掃すべき壁面との間に空間部を形成す
るケーシングと、該ケーシングの周縁部もしくはその近
傍に装着されてケーシングと上記壁面との間を気密にシ
ールするメインシール部材と、一端側が上記空間部に開
口し、他端側が減圧装置に連通する減圧通路と、一端側
が上記空間部内の壁面に対向し、他端側が研掃材供給装
置に接続される研掃材ノズルとを備えたブラスト装置に
おいて、 上記空間部内に、少なくとも上記研掃ノズルにより研掃
材が投射される側において、上記メインシール部材の内
壁部又はその近傍に配置され、研掃材の投射圧により上
記メインシール部材が上記壁面から浮き上がることを防
止する補助シール手段が設けられていることを特徴とす
るブラスト装置。 - 【請求項2】 上記補助シール手段として、上記メイン
シール部材の内壁部に一体成形されたリップ部が設けら
れていることを特徴とする請求項1記載のブラスト装
置。 - 【請求項3】 上記補助シール手段として、上記メイン
シール部材よりも内側に、上記ケーシングの内壁部に一
端が固定された遮蔽シールが設けられていることを特徴
とする請求項1記載のブラスト装置。 - 【請求項4】 上記壁面に対して密着する遮蔽シールと
メインシール部材との間に形成される密閉空間部が、該
密閉空間部の圧力を調整し得る補助減圧装置に連通して
いることを特徴とする請求項3記載のブラスト装置。 - 【請求項5】 上記補助シール手段として、上記メイン
シール部材の近傍で、上記ケーシングの内壁部に、先端
が上記壁面に押し付けられるブラシ部材が、弾性部材を
介して取り付けられていることを特徴とする請求項1記
載のブラスト装置。 - 【請求項6】 上記研掃材ノズルが、研掃材の投射方向
を変えるために所定範囲内で角度調整可能であることを
特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一に記載のブ
ラスト装置。 - 【請求項7】 上記減圧装置を駆動して、上記減圧通路
を介し上記空間部内を減圧した状態で、装置本体を上記
壁面に沿って移動させ得る移動手段を備え、該移動手段
が、上記壁面上を転動する車輪部材と該車輪部材を回転
駆動するモータとで構成されていることを特徴とする請
求項1〜請求項6のいずれか一に記載のブラスト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7714798A JPH11277437A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ブラスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7714798A JPH11277437A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ブラスト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11277437A true JPH11277437A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=13625693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7714798A Pending JPH11277437A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ブラスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11277437A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007075946A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Hitachi Plant Kensetsu Soft:Kk | スポンジブラスト装置及びその方法 |
| JP2007075918A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Hitachi Plant Kensetsu Soft:Kk | スポンジブラスト装置 |
| JP2012016804A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Toshiba Corp | 超音波ショットピーニング施工装置 |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP7714798A patent/JPH11277437A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007075918A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Hitachi Plant Kensetsu Soft:Kk | スポンジブラスト装置 |
| JP2007075946A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Hitachi Plant Kensetsu Soft:Kk | スポンジブラスト装置及びその方法 |
| JP2012016804A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Toshiba Corp | 超音波ショットピーニング施工装置 |
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