JPH11298295A - 不平衡−平衡変換器及びバランス形ミクサ - Google Patents

不平衡−平衡変換器及びバランス形ミクサ

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JPH11298295A
JPH11298295A JP10099529A JP9952998A JPH11298295A JP H11298295 A JPH11298295 A JP H11298295A JP 10099529 A JP10099529 A JP 10099529A JP 9952998 A JP9952998 A JP 9952998A JP H11298295 A JPH11298295 A JP H11298295A
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balanced
unbalanced
terminal
capacitance
transistor
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JP10099529A
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Inventor
Kenji Suematsu
憲治 末松
Shigeru Sugiyama
茂 杉山
Masayoshi Ono
政好 小野
Yoshitada Iyama
義忠 伊山
Fumimasa Kitabayashi
文政 北林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D7/00Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
    • H03D7/14Balanced arrangements
    • H03D7/1425Balanced arrangements with transistors
    • H03D7/1433Balanced arrangements with transistors using bipolar transistors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/32Networks for transforming balanced signals into unbalanced signals and vice versa, e.g. baluns
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D2200/00Indexing scheme relating to details of demodulation or transference of modulation from one carrier to another covered by H03D
    • H03D2200/0001Circuit elements of demodulators
    • H03D2200/0023Balun circuits

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FET2のドレイン側の寄生容量Cpdとソ
ース側の寄生容量Cpsが異なると(特に、入力信号の
周波数が高い場合)、ドレイン端子とソース端子から出
力される平衡信号の振幅が一致しなくなり、また、位相
も完全な逆相にならなくなるなどの課題があった。 【解決手段】 FET32のソース端子と地導体間に、
FET32のドレイン側の寄生容量Cpdとソース側の
寄生容量Cpsの容量差Cpd−Cpsに等しい容量値
を有する平衡出力調整用コンデンサ42を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不平衡な高周波
信号(例えば、UHF,マイクロ波,ミリ波等)を2つ
の平衡な高周波信号に分配する不平衡−平衡変換器と、
その高周波信号の周波数を変換するバランス形ミクサに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば特開昭64−30316
号公報に示された従来の不平衡−平衡変換器を示す構成
図であり、図において、1は不平衡な高周波信号を入力
する入力端子、2はゲート端子に不平衡な高周波信号を
入力すると、ドレイン端子及びソース端子からそれぞれ
平衡な高周波信号を出力するFET、3,4は平衡な高
周波信号を出力する出力端子、5は一端がFET2のゲ
ート端子に接続され、他端が電源6と接続された抵抗、
6は直流電圧を印可する電源、7はコンデンサ、8は一
端がFET2のドレイン端子に接続され、他端が電源9
と接続された抵抗、9はFET2のドレインに直流電圧
を印可する電源、10はコンデンサ、11は一端がFE
T2のソース端子に接続され、他端が地導体に接続され
た抵抗である。
【0003】次に動作について説明する。最初に、FE
T2の動作環境を説明すると、FET2のゲート端子
は、抵抗5と電源6又はコンデンサ7を介して地導体に
接続されているが、入力端子1に入力される不平衡信号
は高周波信号であるため、電源6は高周波的に開放状態
とみなされ、コンデンサ7は高周波的に短絡状態とみな
される(コンデンサは、入力信号の周波数が高い場合に
は、インピーダンスが略ゼロになる為)。従って、FE
T2のゲート端子に接続される負荷は、高周波的には抵
抗5のみとなる。
【0004】一方、FET2のドレイン端子は、抵抗8
と電源9又はコンデンサ10を介して地導体に接続され
ているが、FET2のドレイン端子から出力される平衡
信号は高周波信号であるため、電源9は高周波的に開放
状態とみなされ、コンデンサ10は高周波的に短絡状態
とみなされる。従って、FET2のドレイン端子に接続
される負荷は、高周波的には抵抗8のみとなる。
【0005】このような動作環境において、入力端子1
に不平衡な高周波信号が入力されると、その不平衡な高
周波信号がFET2のゲートに入力される。これによ
り、不平衡な高周波信号はFET2に増幅され、FET
2のドレイン端子とソース端子からそれぞれ平衡な高周
波信号が出力されるが、抵抗8の抵抗値と抵抗11の抵
抗値が等しい場合、理想的には、FET2のドレイン端
子から出力される高周波信号と、FET2のソース端子
から出力される高周波信号は、振幅が一致し、位相が逆
相となる。
【0006】しかし、FET2のドレインとソースの構
造は、一般的に対称ではなく、電極面積も相違する。こ
のため、ドレイン側の寄生容量Cpdとソース側の寄生
容量Cpsが異なるのが一般的であるが(図14のFE
Tの等価回路を参照)、寄生容量Cpdと寄生容量Cp
sの容量差が大きくなると、ドレイン端子とソース端子
から出力される高周波信号に与える影響が大きくなる。
具体的には、ドレイン側の寄生容量Cpdとソース側の
寄生容量Cpsが異なると、ドレイン端子とソース端子
から出力される高周波信号の振幅が一致しなくなり、位
相も完全な逆相にならなくなる(入力信号の周波数が高
い場合、特に、容量差の影響が大きくなる)。
【0007】なお、図15は従来の不平衡−平衡変換器
を用いて構成されたバランス形ミクサであるが、不平衡
−平衡変換器22が、入力端子21から入力されたミク
サ入力信号を不平衡−平衡変換して、平衡なミクサ入力
信号を出力し、不平衡−平衡変換器24が、入力端子2
3から入力された不平衡な局部発振信号を不平衡−平衡
変換して、平衡な局部発振信号を出力すると、ミクサ2
5が、そのミクサ入力信号と局部発振信号をバランス入
力して(ミクサ入力信号と局部発振信号を乗算する)、
そのミクサ入力信号と局部発振信号が出力端子26に漏
洩されるのを阻止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の不平衡−平衡変
換器は以上のように構成されているので、FET2のド
レイン側の寄生容量Cpdとソース側の寄生容量Cps
が異なると(特に、入力信号の周波数が高い場合)、ド
レイン端子とソース端子から出力される平衡信号の振幅
が一致しなくなり、また、位相も完全な逆相にならなく
なるなどの課題があった。また、従来のバランス形ミク
サは以上のように構成されているので、不平衡−平衡変
換器22,24が出力する平衡信号の振幅が一致せず、
位相も完全な逆相にならなくなると、出力端子26に対
するミクサ入力信号と局部発振信号の漏洩電力が増大す
るなどの課題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ドレイン端子とソース端子から出
力される平衡信号の振幅差を低減することができるとと
もに、位相を完全な逆相に近づけることができる不平衡
−平衡変換器を得ることを目的とする。また、この発明
は、出力端子に対する局部発振信号の漏洩電力を低減す
ることができるバランス形ミクサを得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る不平衡−
平衡変換器は、トランジスタのソース端子と地導体間に
容量素子を接続するようにしたものである。
【0011】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、ト
ランジスタのドレイン端子と地導体間に容量素子を接続
するようにしたものである。
【0012】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、ト
ランジスタのドレイン側の寄生容量とソース側の寄生容
量の容量差に等しい容量値を有する容量素子を接続する
ようにしたものである。
【0013】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、イ
ンタディジタルキャパシタを用いて容量素子を構成する
ようにしたものである。
【0014】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、オ
ープンスタブを用いて容量素子を構成するようにしたも
のである。
【0015】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、複
数のキャパシタを並列接続して容量素子を構成するよう
にしたものである。
【0016】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、容
量値が変化する半導体素子を用いて容量素子を構成する
ようにしたものである。
【0017】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、端
子間に印可されるバイアス電圧が変化すると容量値が変
化する半導体素子を用いて容量素子を構成するようにし
たものである。
【0018】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、ト
ランジスタのソース端子と地導体間に容量素子を接続す
るとともに、そのトランジスタのドレイン端子と地導体
間に容量素子を接続するようにしたものである。
【0019】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、ト
ランジスタのドレイン端子と地導体間に誘導素子を接続
するようにしたものである。
【0020】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、ト
ランジスタのソース端子と地導体間に誘導素子を接続す
るようにしたものである。
【0021】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、ト
ランジスタのドレイン側の寄生容量とソース側の寄生容
量の容量差と共振するインダクタンス値を有する誘導素
子を接続するようにしたものである。
【0022】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、ト
ランジスタのドレイン端子と地導体間に誘導素子を接続
するとともに、そのトランジスタのソース端子と地導体
間に誘導素子を接続するようにしたものである。
【0023】この発明に係る不平衡−平衡変換器は、ト
ランジスタのドレイン又はソースに印可する直流電圧を
誘導素子を介して印可するようにしたものである。
【0024】この発明に係るバランス形ミクサは、ドレ
イン端子又はソース端子に容量素子又は誘導素子が接続
された不平衡−平衡変換器を局部発振信号を入力する不
平衡−平衡変換器として用いるようにしたものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による不
平衡−平衡変換器を示す構成図であり、図において、3
1は不平衡な高周波信号(不平衡信号)を入力する入力
端子、32はゲート端子に不平衡な高周波信号を入力す
ると、ドレイン端子及びソース端子からそれぞれ平衡な
高周波信号(平衡信号)を出力するFET(トランジス
タ)、33,34は平衡な高周波信号を出力する出力端
子、35は一端がFET32のゲート端子に接続され、
他端が電源36と接続された抵抗、36は直流電圧を印
可する電源、37はコンデンサ、38は一端がFET3
2のドレイン端子に接続され、他端が電源39と接続さ
れた抵抗、39はFET32のドレインに直流電圧を印
可する電源、40はコンデンサ、41は一端がFET3
2のソース端子に接続され、他端が地導体に接続された
抵抗、42は一端がFET32のソース端子に接続さ
れ、他端が地導体に接続された平衡出力調整用コンデン
サ(容量素子)である。
【0026】次に動作について説明する。最初に、FE
T32の動作環境を説明すると、FET32のゲート端
子は、抵抗35と電源36又はコンデンサ37を介して
地導体に接続されているが、入力端子31に入力される
不平衡信号は高周波信号であるため、電源36は高周波
的に開放状態とみなされ、コンデンサ37は高周波的に
短絡状態とみなされる(コンデンサは、入力信号の周波
数が高い場合には、インピーダンスが略ゼロになる
為)。従って、FET32のゲート端子に接続される負
荷は、高周波的には抵抗35のみとなる。
【0027】一方、FET32のドレイン端子は、抵抗
38と電源39又はコンデンサ40を介して地導体に接
続されているが、FET32のドレイン端子から出力さ
れる平衡信号は高周波信号であるため、電源39は高周
波的に開放状態とみなされ、コンデンサ40は高周波的
に短絡状態とみなされる。従って、FET32のドレイ
ン端子に接続される負荷は、高周波的には抵抗38のみ
となる。
【0028】このような動作環境において、入力端子3
1に不平衡な高周波信号が入力されると、その不平衡な
高周波信号がFET32のゲートに入力される。これに
より、不平衡な高周波信号はFET32に増幅され、F
ET32のドレイン端子とソース端子からそれぞれ平衡
な高周波信号が出力されるが、抵抗38の抵抗値と抵抗
41の抵抗値が等しい場合、理想的には、FET32の
ドレイン端子から出力される高周波信号と、FET32
のソース端子から出力される高周波信号は、振幅が一致
し、位相が逆相となる。
【0029】しかし、FET32のドレインとソースの
構造は、一般的に対称ではなく、電極面積も相違する。
このため、ドレイン側の寄生容量Cpdとソース側の寄
生容量Cpsが異なるのが一般的であるが(図14のF
ETの等価回路を参照)、寄生容量Cpdと寄生容量C
psの容量差が大きくなると、ドレイン端子とソース端
子から出力される高周波信号に与える影響が大きくな
る。具体的には、ドレイン側の寄生容量Cpdとソース
側の寄生容量Cpsが異なると、ドレイン端子とソース
端子から出力される高周波信号の振幅が一致しなくな
り、位相も完全な逆相にならなくなる(入力信号の周波
数が高い場合、特に、容量差の影響が大きくなる)。
【0030】そこで、この実施の形態1では、ドレイン
側の寄生容量Cpdがソース側の寄生容量Cpsより大
きい場合、ドレイン側の寄生容量Cpdとソース側の寄
生容量Cpsの容量差Cpd−Cpsに等しい容量値を
有する平衡出力調整用コンデンサ42をソース端子と地
導体間に接続する。これにより、ドレイン側の寄生容量
Cpdとソース側の寄生容量Cpsの容量差Cpd−C
psが打ち消されるため、ドレイン端子とソース端子か
ら出力される高周波信号の振幅が略一致し、位相も完全
な逆相に近づくことになる。
【0031】なお、平衡出力調整用コンデンサ42の接
続位置であるが、なるべくFET32の近傍に接続する
のが好ましい。その理由は、FET32の寄生容量を打
ち消すためには、FET32から見て平衡出力調整用コ
ンデンサ42が純容量成分に見える必要があるが、FE
T32と平衡出力調整用コンデンサ42の距離が長くな
ると、インダクタンス成分が付加され、純容量成分とみ
なせなくなるからである。これにより、FET32と同
じ半導体チップ上に平衡出力調整用コンデンサ42を作
成することが望ましい。例えば、図1の不平衡−平衡変
換器の全体を同一半導体チップ上に構成する。
【0032】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、FET32のソース端子と地導体間に、FE
T32のドレイン側の寄生容量Cpdとソース側の寄生
容量Cpsの容量差Cpd−Cpsに等しい容量値を有
する平衡出力調整用コンデンサ42を接続するように構
成したので、ドレイン端子とソース端子から出力される
高周波信号の振幅差を低減することができるとともに、
位相を完全な逆相に近づけることができる効果を奏す
る。
【0033】実施の形態2.上記実施の形態1では、ド
レイン側の寄生容量Cpdがソース側の寄生容量Cps
より大きいFET32を用いる場合について示したが、
ソース側の寄生容量Cpsがドレイン側の寄生容量Cp
dより大きいFET32を用いる場合には、図2に示す
ように、ドレイン側の寄生容量Cpdとソース側の寄生
容量Cpsの容量差Cps−Cpdに等しい容量値を有
する平衡出力調整用コンデンサ43をドレイン端子と地
導体間に接続すればよい。これにより、ドレイン側の寄
生容量Cpdとソース側の寄生容量Cpsの容量差Cp
s−Cpdが打ち消されるため、ドレイン端子とソース
端子から出力される高周波信号の振幅が略一致し、位相
も完全な逆相に近づくことになる。
【0034】実施の形態3.上記実施の形態1では、平
衡出力調整用コンデンサ42をソース端子と地導体間に
接続し、上記実施の形態2では、平衡出力調整用コンデ
ンサ43をドレイン端子と地導体間に接続するものにつ
いて示したが、平衡出力調整用コンデンサ42,43の
代わりにインタディジタルキャパシタを接続するように
してもよい。
【0035】具体的には、ドレイン側の寄生容量Cpd
がソース側の寄生容量Cpsより大きいFET32を用
いる場合には、図3に示すように、インタディジタルキ
ャパシタ44をソース端子と地導体間に接続するが(ソ
ース側の寄生容量Cpsがドレイン側の寄生容量Cpd
より大きいFET32を用いる場合には、インタディジ
タルキャパシタ44をドレイン端子と地導体間に接続す
る)、インタディジタルキャパシタ44は、近接配置さ
れた2つの導体パターン間の結合容量により構成される
ため、パターン精度が十分に確保される場合には、容量
値の製造ばらつきが極めて小さくなる特徴を有してい
る。ただし、インタディジタルキャパシタ44は、大き
な容量値の実現が困難であるという問題があるが、FE
T32の寄生容量の容量差Cpd−Cpsは、通常、
0.1pF〜1pF程度であって、極めて小さな容量値
であるため、インタディジタルキャパシタ44を用いて
容量素子を実現することができる。
【0036】従って、インタディジタルキャパシタ44
を用いて容量素子を構成すると、容量値の製造ばらつき
が極めて小さくなるため、さらに高周波信号の振幅の一
致度が高くなり、位相も完全な逆相に近くなる効果を奏
する。
【0037】実施の形態4.上記実施の形態3では、平
衡出力調整用コンデンサ42,43の代わりにインタデ
ィジタルキャパシタ44を接続するものについて示した
が、平衡出力調整用コンデンサ42,43の代わりにオ
ープンスタブを接続するようにしてもよい。
【0038】具体的には、ドレイン側の寄生容量Cpd
がソース側の寄生容量Cpsより大きいFET32を用
いる場合には、図4に示すように、オープンスタブ45
をソース端子と地導体間に接続するが(ソース側の寄生
容量Cpsがドレイン側の寄生容量Cpdより大きいF
ET32を用いる場合には、オープンスタブ45をドレ
イン端子と地導体間に接続する)、オープンスタブ45
は、誘電体基板上に形成されたストリップ導体により構
成されるため(オープンスタブ45は、ストリップ導体
と基板裏面の地導体間に施される容量素子である)、ス
トリップ導体のパターン精度が十分に確保され、かつ、
基板厚の精度が十分に確保される場合には、容量値の製
造ばらつきが極めて小さくなる特徴を有している。ただ
し、オープンスタブ45は、大きな容量値の実現が困難
であるという問題があるが、FET32の寄生容量の容
量差Cpd−Cpsは、通常、0.1pF〜1pF程度
であって、極めて小さな容量値であるため、オープンス
タブ45を用いて容量素子を実現することができる。
【0039】従って、オープンスタブ45を用いて容量
素子を構成すると、容量値の製造ばらつきが極めて小さ
くなるため、さらに高周波信号の振幅の一致度が高くな
り、位相も完全な逆相に近くなる効果を奏する。
【0040】実施の形態5.上記実施の形態1では、平
衡出力調整用コンデンサ42をソース端子と地導体間に
接続し、上記実施の形態2では、平衡出力調整用コンデ
ンサ43をドレイン端子と地導体間に接続するものにつ
いて示したが、平衡出力調整用コンデンサ42,43の
代わりに複数のMIM(Metal−Insulato
r−Metal)キャパシタ(キャパシタ)を接続する
ようにしてもよい。
【0041】具体的には、ドレイン側の寄生容量Cpd
がソース側の寄生容量Cpsより大きいFET32を用
いる場合には、図5に示すように、MIMキャパシタ4
6〜49の一端をFET32のソース端子に接続すると
ともに、MIMキャパシタ46〜49の他端を接続ワイ
ヤ50〜53に接続して接地するものである(ソース側
の寄生容量Cpsがドレイン側の寄生容量Cpdより大
きいFET32を用いる場合には、MIMキャパシタ4
6〜49の一端をFET32のドレイン端子に接続す
る)。
【0042】ここで、MIMキャパシタ46〜49は、
GaAs−MMIC等のIC基板上に作成される容量素
子として広く用いられているが、Insulatorの
厚膜の製造ばらつきが大きいため、その容量値の製造ば
らつきが、パターン精度に依存するインタディジタルキ
ャパシタ44やオープンスタブ45等に比べて大きくな
る(MIMキャパシタに限らず、一般的に誘電体膜を用
いて製造する容量素子(例えば、チップコンデンサ等)
は、同様の理由により、製造ばらつきが大きい)。
【0043】この実施の形態5では、その製造ばらつき
に対応するため、MIMキャパシタ46〜49をFET
32のソース端子に並列に接続し、接続ワイヤ50〜5
3の接続状態を変更することにより、容量値の調整を可
能にするものである。即ち、電気性能を見ながら、予め
接続された接続ワイヤ50〜53を切断して、全体の容
量値を調整するものである(この調整方法によれば、ワ
イヤ接続の作業が1回で済み、作業時間の短縮が図られ
る)。ただし、MIMキャパシタ46〜49の合計容量
値は、製造ばらつきを考慮して、設計値より大きい値に
する必要がある。
【0044】なお、ここでは、接続ワイヤ50〜53の
接続状態を変更することにより、容量値を調整するもの
について示したが、接続ワイヤではなく、接続変更が容
易な接続線であれば、同様の効果を奏することができ
る。例えば、リード線,実装基板やIC上の配線などで
もよい。
【0045】また、実装基板やIC上の最上層配線の場
合は、切断する可能性のある部分のパッシベーションを
予め除去しておくと、切断作業を容易に実施することが
できるようになる。また、パターンマスクの変更によ
り、配線の変更を行う場合も、最上層の配線の方がそれ
以外の配線の変更に比べて、変更作業が容易になる。ま
た、実装基板上のチップコンデンサを用いて容量素子を
構成する場合には、チップ部品の数、種類の変更などの
調整により、容量の調整が可能である。
【0046】以上で明らかなように、この実施の形態5
によれば、複数のMIMキャパシタを並列接続して容量
素子を構成したので、全体の容量値を簡単に調整するこ
とができる効果を奏する。
【0047】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6による不平衡−平衡変換器を示す構成図であり、図
において、図1と同一符号は同一または相当部分を示す
ので説明を省略する。54はFET32のソース端子に
接続され、端子間に印可されるバイアス電圧が変化する
と容量値が変化するバラクタダイオード(半導体素
子)、55はバラクタダイオード54の端子間にバイア
ス電圧を印可する電源、56はDCカット用コンデンサ
である。
【0048】次に動作について説明する。最初に、FE
T32の動作環境を説明すると、FET32のソース端
子は、バラクタダイオード54と電源55又はDCカッ
ト用コンデンサ56を介して地導体に接続されている
が、FET32のソース端子から出力される平衡信号は
高周波信号であるため、電源55は高周波的に開放状態
とみなされ、DCカット用コンデンサ56は高周波的に
短絡状態とみなされる。
【0049】このような動作環境において、入力端子3
1に不平衡な高周波信号が入力されると、その不平衡な
高周波信号がFET32のゲートに入力され、FET3
2のドレイン端子とソース端子からそれぞれ平衡な高周
波信号が出力されるが、バラクタダイオード54は容量
素子として動作し、端子間に印可されるバイアス電圧が
変化すると容量値が変化するので、バイアス電圧を適宜
調整すれば、FET32の寄生容量の容量差Cpd−C
psを打ち消すことができる。
【0050】また、バイアス電圧を調整するとバラクタ
ダイオード54の容量値が変化するので、FET32に
入力される不平衡信号の周波数が変化して、寄生容量の
容量差Cpd−Cpsが変化する場合にも、その容量差
を打ち消すことができる。なお、FET32とバラクタ
ダイオード54を同一基板上に作成すると、両素子間に
接続ワイヤ等によるインダクタンスが付加されるのを防
ぐことができる。
【0051】実施の形態7.上記実施の形態1では、平
衡出力調整用コンデンサ42をソース端子と地導体間に
接続し、上記実施の形態2では、平衡出力調整用コンデ
ンサ43をドレイン端子と地導体間に接続するものにつ
いて示したが、図7に示すように、平衡出力調整用コン
デンサ(容量素子)57,58をソース端子とドレイン
端子の双方に接続するようにしてもよい。
【0052】即ち、ソース端子又はドレイン端子の何れ
か一方に平衡出力調整用コンデンサ42,43を接続す
る場合、容量値の製造ばらつきが大きいと、平衡信号の
振幅差が一致せず、位相が完全な逆相にならなくなる問
題を生じる。これに対して、ソース端子とドレイン端子
の双方に平衡出力調整用コンデンサ57,58を接続す
るために(平衡出力調整用コンデンサ57と平衡出力調
整用コンデンサ58の容量差が、FET32の寄生容量
の容量差Cpd−Cpsに相当する)、例えば、平衡出
力調整用コンデンサ57,58を同時に作成すると(例
えば、同一基板上にMIMキャパシタを構成する場合
や、同じチップ上に複数個集積されたチップコンデンサ
アレーなどの場合)、容量値の製造ばらつきが、同じよ
うに設計値に対してばらつくことになる(平衡出力調整
用コンデンサ57の容量値の製造ばらつきと、平衡出力
調整用コンデンサ58の容量値の製造ばらつきが略同一
になる)。
【0053】このため、ソース端子とドレイン端子の双
方に平衡出力調整用コンデンサ57,58を接続する
と、各平衡出力調整用コンデンサの製造ばらつきが相殺
されることになる。従って、ソース端子又はドレイン端
子の何れか一方に平衡出力調整用コンデンサ42,43
を接続する場合よりも、精度よく、FET32の寄生容
量の容量差Cpd−Cpsを打ち消すことができる効果
を奏する。なお、平衡出力調整用コンデンサ57,58
の容量値が、FET32の寄生容量の容量差Cpd−C
psに比べて十分に大きい場合、容量差Cpd−Cps
の影響が減少するため、平衡出力調整用コンデンサ5
7,58の容量値を同一の容量値にしてもよい。
【0054】実施の形態8.上記実施の形態1では、平
衡出力調整用コンデンサ42をソース端子と地導体間に
接続するものについて示したが、図8に示すように、チ
ップインダクタ(誘導素子)59をドレイン端子と地導
体間に接続するようにしてもよい。なお、60はDCカ
ット用コンデンサであり、高周波的には短絡とみなせ
る。
【0055】即ち、FET32のドレイン側の寄生容量
Cpdとソース側の寄生容量Cpsの容量差Cpd−C
psと共振するインダクタンス値を有するチップインダ
クタ59をドレイン端子と地導体間に接続すると、平衡
出力調整用コンデンサ42と同様に、寄生容量の容量差
Cpd−Cpsを打ち消すことができる。
【0056】ここでは、チップインダクタ59を用いて
説明したが、ワイヤやスパイラルインダクタ等を用いて
も同様の効果を奏する。特に、FET32と同一チップ
上にスパイラルインダクタを用いて形成すると、チップ
アセンブリによる製造誤差を避けることができるので、
より高精度な平衡出力を得ることができる。
【0057】実施の形態9.上記実施の形態8では、ド
レイン側の寄生容量Cpdがソース側の寄生容量Cps
より大きいFET32を用いる場合について示したが、
ソース側の寄生容量Cpsがドレイン側の寄生容量Cp
dより大きいFET32を用いる場合には、図9に示す
ように、ドレイン側の寄生容量Cpdとソース側の寄生
容量Cpsの容量差Cps−Cpdと共振するインダク
タンス値を有するチップインダクタ(誘導素子)61を
ソース端子と地導体間に接続すればよい。これにより、
ドレイン側の寄生容量Cpdとソース側の寄生容量Cp
sの容量差Cps−Cpdが打ち消されるため、ドレイ
ン端子とソース端子から出力される高周波信号の振幅が
略一致し、位相も完全な逆相に近づくことになる。な
お、62はDCカット用コンデンサであり、高周波的に
は短絡とみなせる。
【0058】実施の形態10.上記実施の形態8では、
チップインダクタ59をドレイン端子と地導体間に接続
し、上記実施の形態9では、チップインダクタ61をソ
ース端子と地導体間に接続するものについて示したが、
図10に示すように、チップインダクタ(誘導素子)6
3,65をドレイン端子とソース端子の双方に接続する
ようにしてもよい。なお、64,66はDCカット用コ
ンデンサであり、高周波的には短絡とみなせる。
【0059】即ち、FET32の寄生容量の容量差Cp
d−Cpsは、通常、0.1pF〜1pF程度であっ
て、極めて小さな容量値であるため、ドレイン端子又は
ソース端子の何れか一方にチップインダクタ59,61
を接続する場合、周波数が低いとチップインダクタ5
9,61のインダクタンス値を大きくする必要があり、
チップインダクタ59,61の作成が困難になる場合が
ある。
【0060】これに対して、ドレイン端子とソース端子
の双方にチップインダクタ63,65を接続する場合、
チップインダクタ63はドレイン側の寄生容量Cpdと
共振するインダクタンス値を有すればよく、また、チッ
プインダクタ65はソース側の寄生容量Cpsと共振す
るインダクタンス値を有すればよいため(寄生容量Cp
d,Cpsは、容量差Cpd−Cpsと比較して値が大
きい)、比較的小さな値のチップインダクタで足り、チ
ップインダクタ59,61の作成が容易になる利点があ
る。
【0061】なお、チップインダクタ63,65は、F
ET32の寄生容量Cpd,Cpsと共振する必要は必
ずしもなく、平衡信号の周波数において、それぞれの端
子のインピーダンスが等しくなるようにインダクタンス
値が設定されればよい。ここでは、チップインダクタ6
3,65を用いて説明したが、ワイヤやスパイラルイン
ダクタ等を用いても同様の効果を奏する。特に、FET
32と同一チップ上にスパイラルインダクタを用いて形
成すると、チップアセンブリによる製造誤差を避けるこ
とができるので、より高精度な平衡出力を得ることがで
きる。
【0062】実施の形態11.図11はこの発明の実施
の形態11による不平衡−平衡変換器を示す構成図であ
り、図において、図10と同一符号は同一または相当部
分を示すので説明を省略する。67はチップインダクタ
63を介してFET32のドレインに直流電圧を印可す
る電源である。
【0063】次に動作について説明する。最初に、FE
T32の動作環境を説明すると、上記実施の形態10と
異なり、DCカット用コンデンサ66(図10を参照)
がなく、チップインダクタ65が直流的にも接地されて
いるため、FET32のソースが直流的には接地されて
いる。また、FET32のドレインのバイアス電圧がチ
ップインダクタ63を介して印可されているため、直流
的なドレイン電圧になっている。
【0064】従って、上記実施の形態10では、ドレイ
ンのバイアス電圧が電源39から抵抗38を介して印可
され、ソースのバイアス電圧が電源36から抵抗41を
介して印可されるため、バイアス電圧が抵抗38,41
によりドロップする現象が生じていたが、ドレインのバ
イアス電圧が電源67からチップインダクタ63を介し
て印可され、ソースのバイアス電圧が電源36からチッ
プインダクタ65を介して印可されるため、バイアス電
圧がドロップする現象が避けられる。
【0065】これにより、同一電源を用いる場合、上記
実施の形態10よりもドレイン−ソース間電圧を高くす
ることができるので、単に高精度な平衡出力を得ること
ができるだけでなく、飽和出力電力を高くすることがで
きる効果を奏する。なお、ここでは、ドレインに印可す
るバイアス電圧とソースに印可するバイアス電圧をチッ
プインダクタ63,65を介して印可するものについて
示したが、何れか一方のバイアス電圧をチップインダク
タを介して印可するようにしてもよく、同様の効果を奏
することができる。
【0066】実施の形態12.上記実施の形態1〜11
では、不平衡−平衡変換器を構成するトランジスタとし
て、FET32を用いるものについて示したが、接合形
バイポーラトランジスタでもよく、この場合には、ドレ
インはコレクタ、ソースはエミッタ、ゲートはベースと
読みかえればよい。
【0067】実施の形態13.図12はこの発明の実施
の形態13によるバランス形ミクサを示す構成図であ
り、図において、71はミクサ入力信号を入力する入力
端子、72は従来の不平衡−平衡変換器(図13を参
照)、73は局部発振信号を入力する入力端子、74は
ドレイン端子又はソース端子に容量素子又は誘導素子が
接続された不平衡−平衡変換器(実施の形態1〜12の
不平衡−平衡変換器)、75は不平衡−平衡変換器72
により不平衡−平衡変換されたミクサ入力信号と、不平
衡−平衡変換器74により不平衡−平衡変換された局部
発振信号を乗算するミクサ、76は出力端子である。
【0068】次に動作について説明する。不平衡−平衡
変換器72が、入力端子71から入力されたミクサ入力
信号を不平衡−平衡変換して、平衡なミクサ入力信号を
出力し、不平衡−平衡変換器74が、入力端子73から
入力された不平衡な局部発振信号を不平衡−平衡変換し
て、平衡な局部発振信号を出力すると、ミクサ75が、
そのミクサ入力信号と局部発振信号をバランス入力して
(ミクサ入力信号と局部発振信号を乗算する)、そのミ
クサ入力信号と局部発振信号が出力端子76に漏洩され
るのを阻止する。
【0069】しかし、不平衡−平衡変換器72,74が
出力する平衡信号の振幅値が一致せず、位相も完全な逆
相にならなくなると、出力端子76に対するミクサ入力
信号と局部発振信号の漏洩電力が増大する。従って、不
平衡−平衡変換器72,74の平衡出力の精度を向上さ
せて漏洩を抑制する必要があるが、特に、局部発振信号
は、ミクサ入力信号に比べて、高周波信号に周波数が近
接しているので、漏洩を抑制する必要性が高い。
【0070】そこで、この実施の形態13では、不平衡
−平衡変換器72は従来の不平衡−平衡変換器(図13
を参照)を使用するが、不平衡−平衡変換器74は、平
衡出力の精度が高い実施の形態1〜12の不平衡−平衡
変換器を使用する。これにより、出力端子76に対する
局部発振信号の漏洩電力を低減することができる効果を
奏する。
【0071】なお、ここでは、不平衡−平衡変換器72
は従来の不平衡−平衡変換器を用いたが、不平衡−平衡
変換器72についても、実施の形態1〜12の不平衡−
平衡変換器を用いてもよい。これにより、出力端子76
に対するミクサ入力信号の漏洩電力を低減することがで
きる効果を奏する。
【0072】また、不平衡−平衡変換器72,74の双
方を実施の形態1〜12の不平衡−平衡変換器としても
よい。この場合には、出力端子76に対するミクサ入力
信号と局部発振信号の漏洩電力を低減することができる
効果を奏する。
【0073】因みに、この実施の形態13では、送信ミ
クサを示したが、受信ミクサでもよく、この場合には、
ミクサ入力信号を不平衡な高周波信号、平衡な高周波信
号をミクサ出力信号と読みかえればよい。
【0074】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、トラ
ンジスタのソース端子と地導体間に容量素子を接続する
ように構成したので、ドレイン端子とソース端子から出
力される平衡信号の振幅差を低減することができるとと
もに、位相を完全な逆相に近づけることができる効果が
ある。
【0075】この発明によれば、トランジスタのドレイ
ン端子と地導体間に容量素子を接続するように構成した
ので、ドレイン端子とソース端子から出力される平衡信
号の振幅差を低減することができるとともに、位相を完
全な逆相に近づけることができる効果がある。
【0076】この発明によれば、トランジスタのドレイ
ン側の寄生容量とソース側の寄生容量の容量差に等しい
容量値を有する容量素子を接続するように構成したの
で、ドレイン側の寄生容量とソース側の寄生容量の容量
差を打ち消すことができる効果がある。
【0077】この発明によれば、インタディジタルキャ
パシタを用いて容量素子を構成したので、容量値の製造
ばらつきが極めて小さくなり、その結果、平衡信号の振
幅の一致度を更に高くすることができるとともに、位相
も更に完全な逆相に近づけることができる効果がある。
【0078】この発明によれば、オープンスタブを用い
て容量素子を構成したので、容量値の製造ばらつきが極
めて小さくなり、その結果、平衡信号の振幅の一致度を
更に高くすることができるとともに、位相も更に完全な
逆相に近づけることができる効果がある。
【0079】この発明によれば、複数のキャパシタを並
列接続して容量素子を構成したので、全体の容量値を簡
単に調整することができる効果がある。
【0080】この発明によれば、容量値が変化する半導
体素子を用いて容量素子を構成したので、トランジスタ
に入力される不平衡信号の周波数が変化して、寄生容量
の容量差が変化する場合にも、その容量差を打ち消すこ
とができる効果がある。
【0081】この発明によれば、端子間に印可されるバ
イアス電圧が変化すると容量値が変化する半導体素子を
用いて容量素子を構成したので、トランジスタに入力さ
れる不平衡信号の周波数が変化して、寄生容量の容量差
が変化する場合にも、その容量差を打ち消すことができ
る効果がある。
【0082】この発明によれば、トランジスタのソース
端子と地導体間に容量素子を接続するとともに、そのト
ランジスタのドレイン端子と地導体間に容量素子を接続
するように構成したので、容量素子の製造ばらつきが大
きい場合でも、精度よく、トランジスタの寄生容量の容
量差を打ち消すことができる効果がある。
【0083】この発明によれば、トランジスタのドレイ
ン端子と地導体間に誘導素子を接続するように構成した
ので、ドレイン端子とソース端子から出力される平衡信
号の振幅差を低減することができるとともに、位相を完
全な逆相に近づけることができる効果がある。
【0084】この発明によれば、トランジスタのソース
端子と地導体間に誘導素子を接続するように構成したの
で、ドレイン端子とソース端子から出力される平衡信号
の振幅差を低減することができるとともに、位相を完全
な逆相に近づけることができる効果がある。
【0085】この発明によれば、トランジスタのドレイ
ン側の寄生容量とソース側の寄生容量の容量差と共振す
るインダクタンス値を有する誘導素子を接続するように
構成したので、ドレイン側の寄生容量とソース側の寄生
容量の容量差を打ち消すことができる効果がある。
【0086】この発明によれば、トランジスタのドレイ
ン端子と地導体間に誘導素子を接続するとともに、その
トランジスタのソース端子と地導体間に誘導素子を接続
するように構成したので、インダクタンス値が比較的小
さな誘導素子を接続すれば足りるようになり、その結
果、誘導素子の作成が容易になる効果がある。
【0087】この発明によれば、トランジスタのドレイ
ン又はソースに印可する直流電圧を誘導素子を介して印
可するように構成したので、単に高精度な平衡出力を得
ることができるだけでなく、飽和出力電力を高くするこ
とができる効果がある。
【0088】この発明によれば、ドレイン端子又はソー
ス端子に容量素子又は誘導素子が接続された不平衡−平
衡変換器を局部発振信号を入力する不平衡−平衡変換器
として用いるように構成したので、出力端子に対する局
部発振信号の漏洩電力を低減することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による不平衡−平衡
変換器を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による不平衡−平衡
変換器を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による不平衡−平衡
変換器を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による不平衡−平衡
変換器を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による不平衡−平衡
変換器を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態6による不平衡−平衡
変換器を示す構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態7による不平衡−平衡
変換器を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態8による不平衡−平衡
変換器を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態9による不平衡−平衡
変換器を示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態10による不平衡−
平衡変換器を示す構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態11による不平衡−
平衡変換器を示す構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態13によるバランス
形ミクサを示す構成図である。
【図13】 従来の不平衡−平衡変換器を示す構成図で
ある。
【図14】 FETの等価回路を示す回路図である。
【図15】 従来のバランス形ミクサを示す構成図であ
る。
【符号の説明】
32 FET(トランジスタ)、42,43,57,5
8 平衡出力調整用コンデンサ(容量素子)、44 イ
ンタディジタルキャパシタ、45 オープンスタブ、4
6〜49 MIMキャパシタ(キャパシタ)、54 バ
ラクタダイオード(半導体素子)、59,61,63,
65 チップインダクタ(誘導素子)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊山 義忠 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 北林 文政 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート端子に不平衡信号を入力すると、
    ドレイン端子及びソース端子からそれぞれ平衡信号を出
    力するトランジスタを備えた不平衡−平衡変換器におい
    て、上記トランジスタのソース端子と地導体間に容量素
    子を接続することを特徴とする不平衡−平衡変換器。
  2. 【請求項2】 ゲート端子に不平衡信号を入力すると、
    ドレイン端子及びソース端子からそれぞれ平衡信号を出
    力するトランジスタを備えた不平衡−平衡変換器におい
    て、上記トランジスタのドレイン端子と地導体間に容量
    素子を接続することを特徴とする不平衡−平衡変換器。
  3. 【請求項3】 容量素子は、トランジスタのドレイン側
    の寄生容量とソース側の寄生容量の容量差に等しい容量
    値を有することを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の不平衡−平衡変換器。
  4. 【請求項4】 インタディジタルキャパシタを用いて容
    量素子を構成することを特徴とする請求項1から請求項
    3のうちのいずれか1項記載の不平衡−平衡変換器。
  5. 【請求項5】 オープンスタブを用いて容量素子を構成
    することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのい
    ずれか1項記載の不平衡−平衡変換器。
  6. 【請求項6】 複数のキャパシタを並列接続して容量素
    子を構成することを特徴とする請求項1から請求項3の
    うちのいずれか1項記載の不平衡−平衡変換器。
  7. 【請求項7】 容量値が変化する半導体素子を用いて容
    量素子を構成することを特徴とする請求項1から請求項
    3のうちのいずれか1項記載の不平衡−平衡変換器。
  8. 【請求項8】 半導体素子は、端子間に印可されるバイ
    アス電圧が変化すると容量値が変化することを特徴とす
    る請求項7記載の不平衡−平衡変換器。
  9. 【請求項9】 ゲート端子に不平衡信号を入力すると、
    ドレイン端子及びソース端子からそれぞれ平衡信号を出
    力するトランジスタを備えた不平衡−平衡変換器におい
    て、上記トランジスタのソース端子と地導体間に容量素
    子を接続するとともに、そのトランジスタのドレイン端
    子と地導体間に容量素子を接続することを特徴とする不
    平衡−平衡変換器。
  10. 【請求項10】 ゲート端子に不平衡信号を入力する
    と、ドレイン端子及びソース端子からそれぞれ平衡信号
    を出力するトランジスタを備えた不平衡−平衡変換器に
    おいて、上記トランジスタのドレイン端子と地導体間に
    誘導素子を接続することを特徴とする不平衡−平衡変換
    器。
  11. 【請求項11】 ゲート端子に不平衡信号を入力する
    と、ドレイン端子及びソース端子からそれぞれ平衡信号
    を出力するトランジスタを備えた不平衡−平衡変換器に
    おいて、上記トランジスタのソース端子と地導体間に誘
    導素子を接続することを特徴とする不平衡−平衡変換
    器。
  12. 【請求項12】 誘導素子は、トランジスタのドレイン
    側の寄生容量とソース側の寄生容量の容量差と共振する
    インダクタンス値を有することを特徴とする請求項10
    または請求項11記載の不平衡−平衡変換器。
  13. 【請求項13】 ゲート端子に不平衡信号を入力する
    と、ドレイン端子及びソース端子からそれぞれ平衡信号
    を出力するトランジスタを備えた不平衡−平衡変換器に
    おいて、上記トランジスタのドレイン端子と地導体間に
    誘導素子を接続するとともに、そのトランジスタのソー
    ス端子と地導体間に誘導素子を接続することを特徴とす
    る不平衡−平衡変換器。
  14. 【請求項14】 トランジスタのドレイン又はソースに
    印可する直流電圧を誘導素子を介して印可することを特
    徴とする請求項10から請求項13のうちのいずれか1
    項記載の不平衡−平衡変換器。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項14のうちのいず
    れか1項記載の不平衡−平衡変換器を局部発振信号を入
    力する不平衡−平衡変換器として用いることを特徴とす
    るバランス形ミクサ。
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