JPH11301404A - 車両用シートベルトガイド - Google Patents

車両用シートベルトガイド

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JPH11301404A
JPH11301404A JP10109156A JP10915698A JPH11301404A JP H11301404 A JPH11301404 A JP H11301404A JP 10109156 A JP10109156 A JP 10109156A JP 10915698 A JP10915698 A JP 10915698A JP H11301404 A JPH11301404 A JP H11301404A
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JP
Japan
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seat
belt
shoulder
guide
seat belt
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JP10109156A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Watanabe
晋介 渡辺
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートベルトのショルダーベルト部を、乗員
の肩部の最適位置に装着したい。 【解決手段】 シート5に着座する乗員に装着されるシ
ートベルト10を備えた車両において、シート5のシー
トバック7の上部で、且つシートバック上に設置するヘ
ッドレスト8の一側部であって、シートベルトのショル
ダーベルト部が近接して通過する部分に、ショルダーベ
ルト部と接触し、ショルダーベルト部の乗員の肩への装
着をガイドするシートベルトガイド20を設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルトの肩
への最適な装着をガイドする車両のシートベルトガイド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の車両のリヤシートのシ
ートベルトの未装着状態を示す模式的正面図である。1
00は車両で、シートベルト102は、リヤシート10
1の側方の車体103内側部に設置される。シートベル
ト102の一端部は、車体103内側部のリトラクタ1
04に繰出し、巻き込み可能に連結されており、他端部
は、リヤシート101のシートベルト102を設置した
側の下部等に設けたアンカー部材105に固定して設置
される。シートベルト102の中間部は、車体103の
内側部の上部に設けたスルーアンカー106を通し、一
方、リヤシート101には、シートベルト102に通し
たタング107を保持するバックル108を備える。図
12は、図11におけるリヤシート101に乗員109
が着座し、シートベルト102を装着した状態を示し、
繰出したシートベルト102は、シートベルト102の
装着状態におけるショルダーベルト部102aを乗員の
肩部109aにかけ、腰ベルト部102bを乗員の腰部
109bにかけるようにタング107をリヤシート10
1のバックル108に結合する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ミニバンタ
イプの車両が実用に供されている。この種の車両は、例
えば、リヤシート101のスライド量が大きく設定され
ている場合がある。このような場合、リヤシート101
のスライド位置によってシートベルト102の通る軌道
が異なり、リヤシート101を最大限前方にスライドさ
せた場合と、最大限後方にスライドさせた場合とでは、
シートベルト装着時において、ショルダーベルト部10
2aの、乗員の肩部109aへの装着位置が変ってしま
う可能性がある。このため、シートベルト102のショ
ルダーベルト部102aの、乗員の肩部109aへの装
着位置を常に最適に設定するためには、車両の車体構造
によって設計上の困難が伴っていた。又シートベルト1
02の未装着時において、シートベルト102のタング
107は、リトラクタ104で巻き取られ、定位置に巻
戻されるが、リヤシート101のスライド位置、特にリ
ヤシート101を限度一杯前進させた場合等には、乗員
からシートベルト102のタング107への距離が遠く
なり、タング107を手に取り難くなる、という不具合
をも生じる場合がある。
【0004】そこで従来、ショルダーベルト部の乗員の
肩部への最適な装着を確保するため、シートベルトのス
ルーアンカー部分を、車体内側部に設けたショルダーア
ームで保持し、ショルダーアームを介して、ショルダー
ベルト部の肩部への装着を最適に行なうようにした手法
が用いられる。かかるショルダーアームを設置した場合
には、ショルダーアームが窓、例えばリヤクオータウイ
ンド部に位置する場合があり、当該シートの後席のシー
ト乗員の視界に入って煩わしさを与えたり、又車外から
ショルダーアームが見えたりして、車両の外観性の点で
好ましくない場合がある。
【0005】本発明は、以上の課題を解決すべくなされ
たもので、本発明の目的とする処は、シートをスライド
させ、シートの前後位置に大きな変更があっても、乗員
のシートベルト装着時におけるシートベルトのショルダ
ーベルト部の肩部への装着を、最適位置で行わせ、又最
適位置でのショルダーベルト部のガイド、装着を、簡素
な構造で可能とした車両のシートベルトガイドを提供す
ることにある。又本発明の他の目的とする処は、シート
ベルトのショルダーベルト部の軌道を、シートベルト装
着時、未装着時、何れの状態においても最適位置に保持
することを可能とした車両のシートベルトガイドをも提
供することにある。更に他の目的とする処は、シートベ
ルトガイドに把持機能を持たせ、リヤシートの移動の容
易化、乗員の車両への乗降性向上にも資する車両のシー
トベルトガイドをも提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、シートに着座する乗員に装着されるシー
トベルトを備えた車両において、シートのシートバック
の上部で、且つシートバック上に設置するヘッドレスト
の一側部であって、シートベルトのショルダーベルト部
が近接して通過する部分に、該ショルダーベルト部と接
触し、該ショルダーベルト部の乗員の肩への装着をガイ
ドするシートベルトガイドを設置した。
【0007】請求項1では、ヘッドレストの一側部で、
肩部に最も近接した位置にシートベルトガイドを設けた
ので、シートを前後方向にスライドさせ、シートの前後
位置に大きな変更があっても、シートベルト装着時にお
いて、ショルダーベルト部は、肩部に最も近接したガイ
ドに案内されて、肩部への装着に最適な軌道を確保する
ことができ、乗員の肩部の最適位置を通ってシートベル
トのショルダーベルト部を装着することができる。
【0008】請求項2では、請求項1において、シート
ベルトガイドに、シートベルトのショルダーベルト部の
保持部を設けた。請求項2では、保持部で、ショルダー
ベルト部のシートベルトガイドへの保持を行うので、装
着時においてショルダーベルト部の保持を確実行わせる
ことは勿論、シートベルト未装着時においても、ショル
ダーベルト部のシート側のシートベルトガイドへの保持
を行うので、シートの前後方向の位置に大幅な変更があ
っても、又シートバックを倒した状態においても、保持
部で保持することが可能であり、ショルダーベルト部の
肩部への装着を容易化する。
【0009】請求項3では、請求項1において、シート
ベルトガイドは、一部に把持用のグリップ部を設けた。
請求項3では、シートの一側部(外側部の側)のシート
ベルガイドのグリップ部を把持して、シートの起倒、シ
ートのスライド操作が行え、又乗車時においては、シー
トバック上部外側方のシートベルトガイドを把持して車
両内に乗込むことができるので、シート位置が高い車両
における乗降性を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は車両の後部室内を示した説明的な斜
視図で、リヤシート、及びシートベルトの配置関係を示
す斜視図である。車両1は、図示した実施例ではミニバ
ンタイプの車両を示す。車両1の後部室内2の後部側方
にはリヤクオータウインド3が、その前方にはドア開口
部4が示されており、フロア上には、ベンチシートで構
成したリヤシート5が設置されており、リヤシート5は
前後にスライド可能である。
【0011】リヤシート5は、フロア上に前後にスライ
ド可能に設置したシートクッション6、これの後部上に
配置し、前後に起倒可能なリクライニング機構を備える
左右のシートバック7,7とで構成する。左右のシート
バック7,7の上部7a,7aの左右方向の各中間部に
は、ヘッドレスト8,8を各起立するように設置した。
以上のリヤシート5の左右のシートバック7,7の各外
側方の側には、シートベルト10,10を設置し、左右
のシートベル10,10は、ともに同じ構造で、左右対
称的に配置されている。
【0012】各シートベルト10は、図の右側で明示さ
れているようにように、一端部を後部室内2の室内側パ
ネルの内部等に収容、設置されたリトラクタ11に繰出
し、巻取可能に連結されている。リトラクタ11に一端
部を連結したシートベルト10は、室内側パネルに設け
た導出開口部2aから後部室内2のリヤシート5の両側
部に導出される。リトラクタ11から後部室内2に導出
された各シートベルト10は、室内側のリヤシート5の
各シートバック7の側部の後部に設けたスルーアンカー
12を通り、前方に導かれる。各シートベルト10の他
端部は、シートクッション5の両側部の側方の室内側に
固定したアンカー13に結合して支持する。以上の各シ
ートベルト10には、前記したシートクッション5の中
央部左右に設けたバックル15に着脱可能に結合するタ
ング14を摺動可能に嵌合して備える。
【0013】図2は本発明にかかるシートベルトガイ
ド、及びこれのシートバックへの取付構造を示す縦断正
面図で、シートは想像線で示した。シートベルトガイド
20(以下の実施の形態の説明では、ベルトガイドと記
す)は正面視が略L字形で、車室内側の起立部21の内
側部21aは、ヘッドレスト8の外側面に倣う形状と
し、起立部21の頂部21bはヘッドレスト8の高さよ
りも低い。
【0014】起立部21の頂部21bから外側方且つ、
下方に弯曲した正面視略L字形のガイド部22を連続し
て備える。ガイド部22の外側半部は、緩やかに弯曲し
た受け面23を構成し、受け面23の最外側端部には、
上方に少しく起立した保持部24を一体に備える。又起
立部21とガイド部22との間には、前後方向に貫通す
る縦長の開口部25を設け、該開口部25の外側面には
指に沿うように凹凸部26a…(…は複数を表す。以下
同じ),26b…を設け、ガイド部22の外面との間
に、手で把持し易い形状のグリップ部26を設ける。
【0015】ベルトガイド20は、前後、左右、上下を
閉じ、下方に開放した中空体で構成し、樹脂、例えば、
PP(ポリプロピレン)の射出成形品等で、各部全一体
に形成した。一方、シートバック7の上部で、ヘッドレ
スト8の車室外側方向の一側部には、シートフレームの
一部を介して支持スティ31を設置し、該支持スティ3
1の上面の支持部32にベルトガイドブラケット35を
ネジ33…で固定する。該ブラケット32にベルトガイ
ド20の下部開放部を上から被せ、ベルトガイド20を
固定する。
【0016】図3はベルトガイド、ベルトガイドブラケ
ット、シートバックフレームの分解斜視図である。シー
トバックフレーム30のコーナー部に前記した支持ステ
ィ31を設置し、上端部に前方に少しく突出した支持部
32を備える。ベルトガイドブラケット35は、断面が
凹型の基板部36と、該基板部36の内側端部を直角に
折曲して起立させた起立片37を備える。支持スティ3
1、ベルトガイドブラケット35は、鋼板素材のプレス
成形品で形成した。
【0017】図ではシートバック7の外装材を除去して
示しているが、シートバック7側の支持スティ31の支
持部32上に、表皮等を介在させてベルトガイドブラケ
ット35の基板部36を載せる。図の想像線で示すよう
に、ネジ33…を基板部36の孔部36a,36a、支
持スティ31の支持部32に設けたネジ孔32a,32
aに通し、ベルトガイドブラケット35を支持スティ3
1の支持部32上にネジ結合して固定する(図2参
照)。一方、ベルトガイド20のベルトガイドブラケッ
ト35への取り付けは、以下の通り行う。
【0018】先ず、ベルトガイドブラケット35上にベ
ルトガイド20を被せる。ベルトガイド20の下部に
は、後方に突出する基板部27を備え、該基板部27の
一部には、取付ボス部28を設け、想像線で示すよう
に、ネジ38を孔部28に通し、ベルトガイドブラケッ
ト35の基板部36に設けたネジ孔36bを介してネジ
結合する。ベルトガイド20の起立部21の内側部21
aの高さ方向の中間部〜下部の内側に、ベルトガイドブ
ラケット35の起立片37が臨む。該内側部21aのヘ
ッドレスト8側からネジ39を、該内側部21aに設け
た孔部29を介して、起立片37に設けたネジ孔37a
に通す。これにより、ベルトガイド20の起立部21と
ベルトガイドブラケット35の起立片37とをネジ結合
する(図2参照)。このように、ベルトガイド20は2
ヵ所でベルトガイドブラケット35に結合した。
【0019】次に作用を説明する。図4は、リヤシート
のシートベルトの未装着状態の状態を示す説明的正面図
である。シートベルト10は図1と同様の状態にあり、
左右のシートクッション7,7のヘッドレスト8,8の
各外側部にベルトガイド20,20は配置されており、
ベルトガイド20,20は、夫々外側方、且つ下方へ弯
曲したガイド部22を対称的に備える。各シートベルト
10は、各ベルトガイド20の側方上部のスルーアンカ
ー12を通って、各シートバック7の各外側部前面に導
出されている。各シートベルト10のスルーアンカー1
2を通った先の部分は、各ベルトガイド20のガイド部
22の外側半部〜下半部に設けた受け面23上を通り、
この部分に保持されて下方に延び、各シートバック7の
外側寄り部の前方から下方のアンカー13に下端部が結
合して支持されている。
【0020】図5は、シートベルト10とベルトガイド
20との関係を示す斜視図である。シートベルト10の
繰出された上半部のショルダーベルト部10aは、ベル
トガイド20のガイド部22の受け面23上に載り、シ
ョルダーベルト部10aの受け面23上に臨む部分の外
側端縁部には、前記した保持部24が配置されている。
このため、ショルダーベルト部10aの外側端縁部は、
該保持部24に引っ掛かり、外側への移動を規制され、
受け面23上における位置を保持することができる。
【0021】従って、この状態で、シート5を前後にス
ライドさせても、各シートベルト10のショルダーベル
ト部10aは、保持部24によりベルトガイド20の受
け面23に保持された状態を保持して前後動する。この
ため、乗員が着座した際、各シートベルト10のショル
ダーベルト部10aは、直ちに乗員の肩部にセットさせ
ることができる。又シートバック7を後方、或いは前方
に倒した際、ショルダーベルト部10aが一時的にベル
トガイド22から外れる場合がある。この場合には、シ
ートバック7を起立させる際に、手を添えてショルダー
ベルト部10aをベルトガイド20の受け面23上に載
せることで、図4、図5の状態に復する。
【0022】図6は、リヤシートのシートベルトの装着
状態の状態を示す説明的正面図であり、又図7はシート
ベルト装着状態におけるショルダーベルト部とベルトガ
イドとの関係を示す斜視図である。乗員40,40は、
シート5のシートクッション6の左右に着座し、各シー
トベルト10を引き出す。ショルダーベルト部10a
は、各ベルトガイド20のガイド部22に沿って引き出
されるが、ガイド部22に沿った引き出し操作の際、シ
ョルダーベルト部10aの外側縁部は、上記したように
保持部24で外側方に外れるのが規制されるので、ガイ
ド部22に沿った引き出しを確実に行うことができる。
引き出し後、各タング14をシートクッション6の該当
する側のバックル15に結合する。
【0023】この際、各スルーアンカー12から導出さ
れた各シートベルト10のショルダーベルト部10aの
軌跡は、保持部24の外側への外れを規制されることと
併せ、ヘッドレスト8の外側部に配置したベルトガイド
20のガイド部22の表面を正確に通り、これに案内さ
れて各乗員40の斜め前下方に導出され、下方の中央部
に延び、タング14がバックル15に結合され、襷掛け
される。ショルダーベルト部10aは、図7で示すよう
に、ガイド部22の表面に臨み、これの表面に沿って乗
員の肩部41に導かれ、肩部41に最適な位置で掛けら
れる。尚、腰ベルト部10bは、バックル15とアンカ
ー13との間に掛け渡され、各乗員40の腰部42に装
着する。
【0024】図8は、ベルトガイドをグリップとして使
用し、シートバックを起倒させる例を示した斜視図であ
る。不図示のリクライニング機構を解除し、ベルトガイ
ド20の前記したグリップ部26(図2、図3参照)
を、ベルトガイド20の前記した開口部25に指を入
れ、手43で把持し、シートバック7を矢印のように起
倒する。これにより、想像線で示すように、シートバッ
ク7を前後に起倒させることができる。通常、シートバ
ック7には手がかりが無いので、手でシートバック7を
押え、前後に倒したり、起こしたりするが、グリップ部
26は掴み易く、シートバック7の前後起倒操作を容易
に行うことができる。
【0025】図9は、ベルトガイドをグリップとして使
用し、シートを前後動させる例の斜視図である。シート
5のシートクッション6の前部、及び後部の夫々に、シ
ートアジャスト機構の操作ノブ51,52を備える例と
して説明する。通常、シート5に乗員が着座した状態で
は、乗員が手を前下方に伸ばして操作ノブ51を操作
し、シート5を前後動させてシート位置を調整する。一
方、シート5の後方のシート(不図示)に着座した乗員
が、前のシートの位置を前後動させて、足下のスペース
を調整したりする場合がある。この場合には、後部の操
作ノブ52を操作し、且つ前のシート5のベルトガイド
22のグリップ部26を手43で把持し、前のシート5
を矢印で示したように前後動させることができる。これ
により、想像線で示すように、シート5は、後席から前
後にその位置を調整することができ、シート5の前後動
操作は、ベルトガイド20のグリップ部26を手43で
把持することにより、容易に行うことができる。
【0026】図10は、ベルトガイドをグリップとして
使用し、乗降する例を示す斜視図である。図のように、
車両1内にドア開口部4から乗込む際、ベルトガイド2
0は起立したシートバック7のドア開口部4側に配置さ
れており、従って、ベルトガイド20のグリップ部26
を手43で把持して乗込むことができる。特に、ミニバ
ンタイプの車両は、フロアが高い位置にある場合があ
り、乗込み難い場合がある。このような場合において
も、手43でベルトガイド20のグリップ部26を把持
することで手に力が入り、車室内への乗込みが容易に行
える。又降車時においても同様で、グリップ部26を手
43で把持することで、降車が容易に行える。従って、
ベルトガイド20のグリップ26の把持により、車両へ
の乗降性が向上する。
【0027】以上、実施例を説明したが、実施例ではシ
ートをリヤシートして説明したが、運転者側の前のシー
トにも適用することができることは勿論である。又ベル
トガイド20の保持部24を起立部として構成したが、
これに代え、起立部から車室内側方に庇を出したり、或
いは、庇を延長してショルダーベルト部の一部を通すル
ープ状のような構造としても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、シートバック上部で、ヘッドレス
トの一側部で、着座した乗員の肩部の最も近接した位置
に、シートベルトガイドを設けたので、シートを前後方
向にスライドさせ、シートの前後位置に大きな変更があ
ったとしても、シートベルト装着時において、ショルダ
ーベルト部の軌跡を、シートベルトガイドにより、最適
な位置に保持させ、ショルダーベルト部を乗員の肩部の
最適位置に通すことができる。
【0029】従って、シートが前後動し、前後のスライ
ド量が大きくても、又乗員が背の低い子供等であって
も、シートベルトのショルダーベルト部を、乗員の肩部
の最適位置に掛け渡し、装着することができる。又シー
トベルトを装着する際、シートベルトは、シートベルト
ガイドで乗員の肩部を通過するようにガイドされている
ことから、シートベルトは掴み易い場所に常時位置させ
ることができ、シートベルトの装着操作を容易化するこ
とができる。
【0030】更にシートベルトガイドは、ヘッドレスト
の外側方のシートバック上部に設置したので、恰もヘッ
ドレストの一部を構成するように設置することができ、
違和感が無く、外観性の点でも良好である。又ショルダ
ーアームのように、ウインドの視界を遮ることが無く、
且つ車外から見た場合に目立つことが無いことから、こ
の点においても外観性の点で好ましい。又シートベルト
ガイドは、シートベルトのショルダーベルト部をガイド
する機能を持たせるだけなので、デザインを含んだ形
状、又構造の点においても簡素にすることができ、従来
のショルダーアームに比較し、構造、取り付けの点にお
いても有利であり、コスト的に有利である。
【0031】請求項2では、請求項1において、シート
ベルトガイドに、シートベルトのショルダーベルト部の
保持部を設けたので、保持部でシートベルトのショルダ
ーベルト部のガイドへの保持を行うことができ、装着時
におけるショルダーベルト部の保持を確実行わせること
ができる。又シートベルト未装着時においても、ショル
ダーベルト部のシート側のガイドへの保持を行うので、
シートの前後方向の位置に大幅な変更があっても、ショ
ルダーベルト部のシートバックの最適位置での保持を確
実に行うことができる。更に、シートバックを倒した状
態においても、ガイドの保持部で保持することが可能で
あり、シートバックを起立させてシートベルトを装着す
る際、シートベルトは掴み易い場所に位置さえることが
でき、シートベルトの装着、ショルダーベルト部の最適
位置への装着を容易化する。
【0032】請求項3では、請求項1において、シート
ベルトガイドの一部に把持用のグリップ部を設けたの
で、グリップ部を把持して、シートの起倒、シートのス
ライド操作が行え、又車両への乗降時においては、シー
トバック上部外側方のシートベルトガイドを把持して乗
降するこができ、フロアが高く、シート位置が高い車両
における乗降性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の後部室内を示した説明的な斜視図で、リ
ヤシート、及びシートベルトの配置関係を示す斜視図
【図2】本発明にかかるシートベルトガイド、及びこれ
のシートバックへの取付構造を示す縦断正面図
【図3】シートベルトガイド、ベルトガイドブラケッ
ト、シートバックフレームの分解斜視図
【図4】リヤシートのシートベルトの未装着状態の状態
を示す説明的正面図
【図5】シートベルトとシートベルトガイドの関係を示
す斜視図
【図6】リヤシートのシートベルトの装着状態の状態を
示す説明的正面図
【図7】シートベルト装着状態におけるショルダーベル
ト部とベルトガイドとの関係を示す斜視図
【図8】ベルトガイドをグリップとして使用し、シート
バックを起倒させる例を示した斜視図
【図9】ベルトガイドをグリップとして使用し、シート
を前後動させる例の斜視図
【図10】ベルトガイドをグリップとして使用し、乗降
する例を示す斜視図
【図11】従来の車両におけるリヤシートのシートベル
トの未装着状態を示す模式的正面図
【図12】従来の車両におけるリヤシートのシートベル
トの装着状態を示す模式的正面図
【符号の説明】
1…車両、 5…シート、 7…シートバック、 8…
ヘッドレスト、 10…シートベルト、 10a…ショ
ルダーベルト部、 20…シートベルトガイド、 24
…保持部、 26…グリップ部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに着座する乗員に装着されるシー
    トベルトを備えた車両において、 前記シートのシートバックの上部で、且つシートバック
    上に設置するヘッドレストの一側部であって、シートベ
    ルトのショルダーベルト部が近接して通過する部分に、
    該ショルダーベルト部と接触し、該ショルダーベルト部
    の乗員の肩への装着をガイドするシートベルトガイドを
    設置した、 ことを特徴とする車両用シートベルトガイド。
  2. 【請求項2】 前記シートベルトガイドに、前記シート
    ベルトのショルダーベルト部の保持部を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の車両用シートベルトガイド。
  3. 【請求項3】 前記シートベルトガイドの一部に、把持
    用のグリップ部を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の車両用シートベルトガイド。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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