JPH11330509A - Cbd成膜装置 - Google Patents
Cbd成膜装置Info
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Abstract
できると共に、反応溶液槽の小型化による低コスト化が
可能なCBD成膜装置を提供する。 【構成】本発明のCBD成膜装置は、反応溶液槽(1)
と、複数の振動子( 3a,3b,3c・・・・) と、これら複数
の振動子( 3a,3b,3c・・・・) のそれぞれが発生した振
動を反応溶液槽(1) 内の反応溶液に伝達する複数の振動
伝達体(2a,2b,2c ・・・) とを備え、好適には、各超音
波振動子を駆動するための個別の超音波駆動回路(4a,4
b,4c ・・・) を備える。
Description
ファ層の成膜などに利用されるCBD成膜装置に関する
ものである。
は、基板表面の能動層と、この能動層上に形成される透
明電極層との間にCdS のバッファ層が形成される。この
バッファ層の形成方法として、化学浴槽堆積法( CBD: C
hemical Bath Deposition 法) が利用される。このCB
D法では、表面側にCIS 能動層が形成された基板を CdI
2とNH2CSNH2のアンモニア溶液から成る反応溶液中に浸
すことによって、CIS 能動層上にCdS の層が堆積・形成
される。
るうえで基板表面の成膜形成領域に常に新鮮な反応溶液
を接触させることが必要であり、このため、反応溶液を
攪拌する機構が必要になる。従来、このような攪拌機構
としては、図2に示すように、恒温水槽14内に保持さ
れた反応溶液槽11の外部の下方に回転磁界発生装置1
3を設置すると共に、反応溶液槽11の底に樹脂などの
耐腐食性の素材で被覆された鉄などの磁性体から成る攪
拌子12(スターラー)を投入し、このスターラーを恒
温水槽14の外部で発生させた回転磁界で回転させるこ
とにより行っている。なお、Sは処理対象の基板であ
り、15はこの基板Sの保持体である。
使用するCBD成膜装置の攪拌機構では、攪拌を反応溶
液槽の底のスターラーで行っている。このため、スター
ラーから離れる従って攪拌力が弱まり、成膜の均一性が
損なわれるという問題がある。また、反応溶液槽内にス
ターラーを動かすための空間が必要になるため反応溶液
槽の小型化には限界が生じ、1個の基板の処理ごとに廃
棄される反応溶液の量がかさみ、資源の調達と廃液の処
理という2面において製造費用がかさむという問題があ
る。更に、基板をその周辺部分で保持しているため、自
重によって中央部分に撓みが生じ、基板が大面積になる
につれて撓みに伴うストレスが成膜層に悪影響を及ぼす
という問題がある。
一性を向上でき、反応溶液槽の小型化が可能で、ストレ
スのない良質の成膜を形成できるCBD成膜装置を提供
することにある。
は、反応溶液槽と、複数の振動子と、これら複数の振動
子のそれぞれが発生した振動を反応溶液槽の反応溶液に
伝達する複数の振動伝達体とを備え、振動よって均一な
攪拌を行うように構成されている。
ば、このCBD成膜装置は、複数の振動子を個別に駆動
するための駆動回路を備えることより、一層均一な攪拌
を実現している。
複数の振動伝達体は反応溶液槽内にわたってほぼ等間隔
で配置され、各振動伝達体は先端に向けて直径が増加す
る円錐形状を呈しており、基板は成膜を形成しようとす
る表面を上向きにして反応溶液槽の底面に水平に保持さ
れ、基板の上方に形成される反応溶液層の厚みはこの基
板の厚みの数倍程度以下であり、振動伝達体の先端面と
基板の表面との距離はこの基板の厚みよりも小さな値に
設定されている。
の構成を示す要部断面図である。このCBD成膜装置で
は、紙面と直交する方向に所定の長さにわたって矩形状
の恒温水槽6が延長され、この恒温水槽の底面に、薄手
の矩形状の反応溶液槽1が設置されている。この反応溶
液槽1の内部には、CdI2( 沃化カドミウム) とNH2CSNH2
( チオ尿素) のアンモニア溶液から成る反応溶液反応溶
液が充填されると共に、その底面にはCIS 能動層が形成
された表面を上向きにして基板Sが配置されている。こ
の基板Sは矩形状を呈しており、図1の紙面と直行する
方向に所定の長さにわたって延長される所定の幅を有し
ている。この基板Sの上方には基板Sの厚みと同程度の
深さの反応溶液の層が形成されている。
幅方向とに適宜な一定の間隔を保って複数の振動伝達体
2a,2b,2c・・・と、これらの振動伝達体のそれ
ぞれに伝達する振動を発生するための超音波振動子3
a,3b,3c・・・が設置されている。各振動伝達体
は、先端に向けて直径が増加する円錐形状を呈すると共
に、その反応溶液中に浸される先端部分は耐腐食性の表
面素材で覆われている。各超音波振動子には、個別の超
音波駆動回路4a,4b,4c・・・が設置されてい
る。
は、対応の超音波振動子3a,3b,3c・・・によっ
て超音波振動に変換され、対応の振動伝達体2a,2
b,2c・・・中を反応溶液槽1の上蓋を通して反応溶
液中に伝達される。各振動伝達体の先端面と基板Sの表
面との間には基板Sの厚みよりも小さな厚みの反応溶液
層が形成されている。基板Sの表面の上部の反応溶液中
に伝達された超音波の振動エネルギーにより、反応溶液
が十分に攪拌され、基板表面のCIS 能動層上に均一な厚
みのCdS のバッファ層が形成される。
すると、処理済みの基板Sが反応溶液槽1から取り出さ
れる。基板Sの表面に形成されたバッファ層の厚みの均
一性が検査され、この検査結果に応じて、次回のCBD
処理時における各超音波駆動回路の出力の調整が個別に
行われる。基板Sの取り出しの後、反応溶液槽1内の反
応溶液が廃棄される。この廃棄される反応溶液の量は、
反応溶液槽1が薄型になったことから、従来の装置にお
けるものと比べて極めて少量に留まる。
応して超音波駆動回路を設置することにより、個々の超
音波振動子の動作を個別に調整する最適な構成を例示し
た。しかしながら、原理的には、費用の節減などのため
に、一つの駆動回路によって複数の超音波振動子を駆動
する構成とすることもできる。
度とし、一つの基板を処理するたびに反応溶液を交換す
る例を説明した。しかしながら、反応溶液を交換するこ
となく複数枚の基板を連続して処理する目的などから、
反応溶液の層の厚みを更に大きく、例えば基板の厚みの
数倍程度とすることもできる。
BD成膜装置は、振動伝達体を介して反応溶液中に振動
を伝達し、反応溶液の攪拌を行う構成であるから、攪拌
にむらが生ぜず成膜の均一性が向上するという効果が奏
される。
ための空間が不要になるため反応溶液槽を薄くできる。
この結果、1個の基板を処理するたびに廃棄される反応
溶液の量が節減され、資源の調達と廃液の処理という2
面において製造費用が低減される。
動回路を個別に設置する本発明の実施例によれば、駆動
出力を個別に調整することにより成膜の均一性を一層高
めることができるという利点がある。
せて置くだけであるから、基板を保持するための治具が
不要になり、基板が大型になっても中央部分に撓みによ
るストレスが発明しない。また、基板を処理するたびに
そのような治具を洗浄する労力も時間も不要になる。更
に、図1の実施例のように反応溶液槽を密閉して恒温水
槽内に浸す構成とすれば、加熱された反応溶液からアン
モニアが蒸発するのを有効に防止できる。
す要部断面図である。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】反応溶液槽と、 複数の振動子と、 これら複数の振動子のそれぞれが発生した振動を前記反
応溶液槽の反応溶液に伝達する複数の振動伝達体とを備
えたことを特徴とするCBD成膜装置。 - 【請求項2】請求項1において、 前記複数の振動子を個別に駆動するための駆動回路を備
えたことを特徴とするCBD成膜装置。 - 【請求項3】請求項1又は2において、 前記複数の振動伝達体は、前記反応溶液槽内にわたって
ほぼ等間隔で配置されたことを特徴とするCBD成膜装
置。 - 【請求項4】請求項1乃至3のそれぞれにおいて、 前記各振動伝達体は、先端に向けて直径が増加する円錐
形状を呈することを特徴とするCBD成膜装置。 - 【請求項5】請求項1乃至4のそれぞれにおいて、 前記基板は、成膜を形成しようとすに表面を上向きにし
て前記反応溶液槽の底面に接触して水平に保持されるこ
とを特徴とするCBD成膜装置。 - 【請求項6】請求項5において、 前記基板の上方に形成される反応溶液の層の厚みは、前
記基板の厚みの数倍程度以下であることを特徴とするC
BD成膜装置。 - 【請求項7】請求項4乃至6のそれぞれにおいて、 前記振動伝達体の先端面と前記基板の表面との距離はこ
の基板の厚みよりも小さな値に設定されたことを特徴と
するCBD成膜装置。
Priority Applications (1)
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| JP14054598A JP4443645B2 (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | Cbd成膜装置 |
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