JPH1165123A - 感光材料 - Google Patents

感光材料

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JPH1165123A
JPH1165123A JP9237790A JP23779097A JPH1165123A JP H1165123 A JPH1165123 A JP H1165123A JP 9237790 A JP9237790 A JP 9237790A JP 23779097 A JP23779097 A JP 23779097A JP H1165123 A JPH1165123 A JP H1165123A
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JP
Japan
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photosensitive
divalent
compound
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JP9237790A
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Naonori Makino
直憲 牧野
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/028Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with photosensitivity-increasing substances, e.g. photoinitiators
    • G03F7/0285Silver salts, e.g. a latent silver salt image
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C8/00Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
    • G03C8/40Development by heat ; Photo-thermographic processes
    • G03C8/4013Development by heat ; Photo-thermographic processes using photothermographic silver salt systems, e.g. dry silver
    • G03C8/408Additives or processing agents not provided for in groups G03C8/402 - G03C8/4046

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的低温の加熱でも、充分に鮮明な(硬化
部が充分に硬化した)画像を形成する。 【解決手段】 支持体上に、エチレン性不飽和重合性化
合物またはエチレン性不飽和架橋性ポリマーを含む硬化
性層、ハロゲン化銀を含む感光性層、およびケン化度が
90%以上のポリビニルアルコールを含むオーバーコー
ト層が順次設けられており、硬化性層または感光性層が
還元剤を含む感光材料、または支持体上に、エチレン性
不飽和重合性化合物またはエチレン性不飽和架橋性ポリ
マーを含む硬化性層、ハロゲン化銀およびケン化度が9
0%以上のポリビニルアルコールを含む感光性層が順次
設けられている感光材料の硬化性層または感光性層に、
さらにビスフェノール化合物を添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持体上に、硬化
性層および感光性層が設けられており、ケン化度が90
%以上のポリビニルアルコールがオーバーコート層また
は感光性層に含まれている感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀、還元剤および重合性化合
物を含む感光材料を画像露光し、ハロゲン化銀を現像し
て、これにより画像状に重合性化合物を重合させてポリ
マー画像を形成する方法が、特公平3−12307号、
同3−12308号の各公報(米国特許4629676
号、欧州特許0174634号の各明細書)および特開
平4−116659号公報に記載されている。この方法
においては、ハロゲン化銀を還元した還元剤の酸化体ラ
ジカル(還元剤の酸化体の分解によって生じるラジカル
であってもよい。以下、単に酸化体ラジカルと呼ぶ。)
によって重合が開始される。具体的には、感光材料を加
熱して、ハロゲン化銀を現像し、重合性化合物の硬化画
像を形成する。
【0003】以上述べた画像形成方法は、印刷版の製造
にも適用することができる。印刷版の製造に好適な感光
材料は、特開平5−249667号公報(米国特許51
22443号、欧州特許0426192号の各明細書)
および特開平4−191856号公報(米国特許529
0659号明細書)に記載されている。印刷版の製造に
用いる感光材料では、一般に支持体上に、重合性化合物
および疎水性ポリマーを含む硬化性層、およびハロゲン
化銀を含む感光性層を設ける。還元剤は、いずれかの層
に含まれる。感光性層の上にオーバーコート層を設ける
こともできる。
【0004】ハロゲン化銀を用いる印刷版の製造方法で
は、熱現像により重合性化合物を硬化させてから、感光
性層を感光材料から除き、溶出液を用いて硬化性層の未
硬化部を除去し、残存する硬化画像を印刷版の画像とし
て利用する。熱現像における重合性化合物の硬化反応
は、空気中に存在する酸素によって阻害される。そこ
で、上記特開平5−249667号および同4−191
856号の各公報には、酸素の透過性の低いポリマーで
ある高ケン化度のポリビニルアルコールを感光性層また
はオーバーコート層のバインダーとして使用することが
提案されている。高ケン化度のポリビニルアルコール
は、感光材料の保存中においても、感光材料の成分
(例、還元剤)を空気中の酸素から保護する機能も有し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、ハロゲン
化銀を光センサーとして含み硬化画像を形成することが
できる感光材料について、さらに研究を進めた。感光材
料の実用化のためには、処理条件のラチチュードの拡大
が重要である。実用段階においては、実験段階と同様の
最適条件で処理できるとは限らない。実験段階の最適条
件において非常に鮮明な画像を形成しても、最適条件を
少し外れるだけで画質が大幅に低下するような感光材料
では、実用化は困難である。感光材料の最も重要な処理
条件は、熱現像における加熱温度である。本発明の目的
は、比較的低温の加熱でも、充分に鮮明な(硬化部が充
分に硬化した)画像を形成する方法を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記の感
光材料(1)〜(5)により達成された。 (1)支持体上に、エチレン性不飽和重合性化合物また
はエチレン性不飽和架橋性ポリマーを含む硬化性層、ハ
ロゲン化銀を含む感光性層、およびケン化度が90%以
上のポリビニルアルコールを含むオーバーコート層が順
次設けられており、硬化性層または感光性層が還元剤を
含む感光材料であって、硬化性層または感光性層が、さ
らに下記式(I)で表わされるビスフェノール化合物を
含むことを特徴とする感光材料。
【0007】
【化4】
【0008】式中、L1 は、−S−、−O−、−CO
−、−SO−、−SO2 −、−NR1−、二価の脂肪族
残基、二価の芳香族残基、二価の複素環残基およびそれ
らの組み合わせから選ばれる二価の連結基であり;R1
は水素原子、アルキル基またはアリール基であり;そし
て、ベンゼン環A1 およびB1 は、それぞれ独立に、さ
らに1乃至4個の置換基を有していてもよい。 (2)支持体上に、エチレン性不飽和重合性化合物また
はエチレン性不飽和架橋性ポリマーを含む硬化性層、ハ
ロゲン化銀およびケン化度が90%以上のポリビニルア
ルコールを含む感光性層が順次設けられており、硬化性
層または感光性層が還元剤を含む感光材料であって、硬
化性層または感光性層が、さらに上記式(I)で表わさ
れるビスフェノール化合物を含むことを特徴とする感光
材料。 (3)ビスフェノール化合物が下記式(II)で表わされ
るビスヒンダードフェノール化合物である(1)または
(2)に記載の感光材料。
【0009】
【化5】
【0010】式中、L2 は、−S−、−O−、−CO
−、−SO−、−SO2 −、−NR2−、二価の脂肪族
残基、二価の芳香族残基、二価の複素環残基およびそれ
らの組み合わせから選ばれる二価の連結基であり;R2
は水素原子、アルキル基またはアリール基であり;
21、R22、R23、R24、R25およびR26は、それぞれ
独立に、炭素原子数が1乃至6個のアルキル基であり;
そして、ベンゼン環A2 およびB2 は、それぞれ独立
に、さらに1乃至3個の置換基を有していてもよい。 (4)硬化性層または感光性層が上記式(I)で表わさ
れる化合物を還元剤1モル当り0.05乃至20モルの
範囲の量で含む(1)または(2)に記載の感光材料。 (5)オーバーコート層または感光性層が、さらに塩基
プレカーサーを含む(1)または(2)に記載の感光材
料。
【0011】
【発明の効果】本発明の感光材料は、上記のビスフェノ
ール化合物を含むことを特徴とする。本発明者の研究に
より、ビスフェノール化合物は、熱現像に必要とされる
温度を下げる作用を有していることが判明した。そのた
め、本発明の感光材料は、比較的低温の加熱であって
も、硬化部が充分に硬化した鮮明な画像を形成すること
ができる。従って、本発明の感光材料は、熱現像の温度
ラチチュードが従来の感光材料よりも拡張されており、
感光材料の実用化のための重要な課題が解決されてい
る。さらに、本発明の感光材料には、熱現像に必要なエ
ネルギーを節約できるとの効果もある。本発明と同様の
ビスフェノール化合物は、感光材料の成分(例、還元
剤)を空気中の酸素から保護するための抗酸化剤として
知られている。また、特開平4−116659号公報に
は、ハロゲン化銀、還元剤および重合性化合物を含む感
光材料の熱現像において、空気中の酸素による重合性化
合物の硬化反応の阻害を防止するための添加剤として、
本発明と同様のビスフェノール化合物の使用が提案され
ている。
【0012】これに対して、本発明の感光材料では、高
ケン化度のポリビニルアルコールを使用することによ
り、空気中の酸素が感光材料内の成分や反応に影響を及
ぼすことが防止されている。前述した特開平5−249
667号公報に記載の実施例で証明されているように、
感光性層と硬化性層とを分離し、高ケン化度のポリビニ
ルアルコールを感光性層またはオーバーコート層に添加
した感光材料では、空気中の酸素の影響が認められな
い。本発明の感光材料のような空気中の酸素の影響を排
除した条件下でも、ビスフェノール化合物の作用が認め
られることは、予想外の効果であった。本発明における
ビスフェノール化合物の作用および効果は、従来技術に
おける空気中の酸素から成分や反応を保護するための抗
酸化剤としての作用および効果とは全く異なるものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】
[ビスフェノール化合物]本発明に用いるビスフェノー
ル化合物は下記式(I)で表わされる。
【0014】
【化6】
【0015】式(I)において、L1 は、−S−、−O
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR1 −、二
価の脂肪族残基、二価の芳香族残基、二価の複素環残基
およびそれらの組み合わせから選ばれる二価の連結基で
ある。R1 は、水素原子、アルキル基またはアリール基
である。R1 は、水素原子またはアルキル基であること
が好ましく、水素原子であることがさらに好ましい。ア
ルキル基は、環状アルキル基よりも鎖状アルキル基の方
が好ましい。鎖状アルキル基は分岐を有していてもよ
い。二価の脂肪族残基は、アルキレン基、置換アルキレ
ン基、アルケニレン基、置換アルケニレン基、アルキニ
レン基および置換アルキニレン基を意味する。アルキレ
ン基、置換アルキレン基、アルケニレン基および置換ア
ルケニレン基が好ましく、アルキレン基および置換アル
キレン基が特に好ましい。二価の脂肪族残基の置換基を
含む総炭素原子数は、1乃至40であることが好まし
く、1乃至20であることがより好ましく、1乃至15
であることがさらに好ましく、1乃至10であることが
最も好ましい。置換基を除いた脂肪族残基の炭素原子数
は、1乃至20であることが好ましく、1乃至15であ
ることがより好ましく、1乃至10であることがさらに
好ましく、1乃至6であることが最も好ましい。二価の
脂肪族残基は、環状脂肪族残基よりも鎖状脂肪族残基の
方が好ましい。鎖状脂肪族残基は、分岐を有していても
よい。
【0016】二価の芳香族残基は、アリーレン基および
置換アリーレン基を意味する。アリーレン基の例には、
フェニレンおよびナフチレンが含まれる。フェニレンが
好ましく、1,3−フェニレンが特に好ましい。二価の
芳香族残基の置換基を含む総炭素原子数は、6乃至60
であることが好ましく、6乃至40であることが好まし
く、6乃至30であることがより好ましく、6乃至20
であることがさらに好ましく、6乃至12であることが
最も好ましい。二価の複素環残基が有する複素環は、五
員環、六員環または七員環であることが好ましく、五員
環または六員環であることがさらに好ましく、六員環で
あることが最も好ましい。複素環が有する複素原子の例
には、窒素原子、酸素原子および硫黄原子が含まれる。
複素環には、脂肪族環、芳香族環または他の複素環が、
縮合またはスピロ結合していてもよい。二価の複素環残
基は、置換基を有していてもよい。二価の複素環残基の
置換基を含む総炭素原子数は、1乃至50であることが
好ましく、2乃至40であることが好ましく、2乃至3
0であることがより好ましく、3乃至20であることが
さらに好ましく、3乃至12であることが最も好まし
い。
【0017】二価の脂肪族残基、二価の芳香族残基およ
び二価の複素環残基の置換基の例には、ヒドロキシル、
ハロゲン原子(例、塩素原子)、シアノ、アミノ、置換
アミノ基、複素環基、アシル基およびアシルオキシ基が
含まれる。上記置換アミノ基の置換基は、脂肪族基また
は芳香族基である。アシル基は、−CO−R(Rは脂肪
族基、芳香族基または複素環基)で定義される。アシル
オキシ基は、−O−CO−R(Rは脂肪族基、芳香族基
または複素環基)で定義される。二価の芳香族残基およ
び二価の複素環残基の置換基の例には、さらに脂肪族基
が含まれる。脂肪族基、芳香族基および複素環基の定義
および例は、後述するベンゼン環A1 およびB1 の置換
基である脂肪族基、芳香族基および複素環基の定義およ
び例と同様である。
【0018】組み合わせにより形成される二価の連結基
の例を以下に示す。 L11:−S−S− L12:−二価の脂肪族残基−S−二価の脂肪族残基− L13:−二価の脂肪族残基−O−二価の脂肪族残基− L14:−二価の脂肪族残基−二価の芳香族残基−二価の
脂肪族残基− L15:−二価の脂肪族残基−CO−O−二価の脂肪族残
基−O−CO−二価の脂肪族残基− L16:−二価の脂肪族残基−CO−O−二価の脂肪族残
基−二価の複素環残基−二価の脂肪族残基−O−CO−
二価の脂肪族残基− L17:−二価の脂肪族残基−O−CO−二価の脂肪族残
基−二価の複素環残基−二価の脂肪族残基−CO−O−
二価の脂肪族残基− L18:−二価の脂肪族残基−CO−O−二価の脂肪族残
基−S−二価の脂肪族残基−O−CO−二価の脂肪族残
基− L19:−二価の脂肪族残基−CO−NR11−二価の脂肪
族残基−NR12−CO−二価の脂肪族残基− 上記L19において、R11およびR12は、それぞれ独立
に、R1 と同様の定義を有する。
【0019】式(I)において、ベンゼン環A1 および
1 は、それぞれ独立に、さらに1乃至4個の置換基を
有していてもよい。置換基の例には、ヒドロキシル、ハ
ロゲン原子(例、塩素原子)、シアノ、アミノ、置換ア
ミノ基、脂肪族基、芳香族基、複素環基、アシル基およ
びアシルオキシ基が含まれる。上記置換アミノ基の置換
基は、脂肪族基または芳香族基である。アシル基は、−
CO−R(Rは脂肪族基、芳香族基または複素環基)で
定義される。アシルオキシ基は、−O−CO−R(Rは
脂肪族基、芳香族基または複素環基)で定義される。脂
肪族基は、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル
基、置換アルケニル基、アルキニル基、置換アルキニル
基、アラルキル基および置換アラルキル基を意味する。
アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アル
ケニル基、アラルキル基および置換アラルキル基が好ま
しく、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基およ
び置換アルケニル基がより好ましく、アルキル基および
置換アルキル基がさらに好ましく、アルキル基が最も好
ましい。
【0020】脂肪族基の置換基を含む総炭素原子数は、
1乃至40であることが好ましく、1乃至20であるこ
とがより好ましく、1乃至15であることがさらに好ま
しく、1乃至10であることが最も好ましい。置換基を
除いた脂肪族基の炭素原子数は、1乃至20であること
が好ましく、1乃至15であることがより好ましく、1
乃至10であることがさらに好ましく、1乃至6である
ことが最も好ましい。脂肪族基は、環状脂肪族基よりも
鎖状脂肪族基の方が好ましい。鎖状脂肪族基は、分岐を
有していることが好ましい。芳香族基は、アリール基お
よび置換アリール基を意味する。芳香族基の置換基を含
む総炭素原子数は、6乃至60であることが好ましく、
6乃至40であることが好ましく、6乃至30であるこ
とがより好ましく、6乃至20であることがさらに好ま
しく、6乃至12であることが最も好ましい。複素環基
が有する複素環は、五員環、六員環または七員環である
ことが好ましく、五員環または六員環であることがさら
に好ましく、六員環であることが最も好ましい。複素環
が有する複素原子の例には、窒素原子、酸素原子および
硫黄原子が含まれる。複素環には、脂肪族環、芳香族環
または他の複素環が、縮合またはスピロ結合していても
よい。複素環基は、置換基を有していてもよい。
【0021】脂肪族基、芳香族基および複素環基の置換
基の例には、ヒドロキシル、ハロゲン原子(例、塩素原
子)、シアノ、アミノ、置換アミノ基、複素環基、アシ
ル基およびアシルオキシ基が含まれる。上記置換アミノ
基の置換基は、脂肪族基または芳香族基である。アシル
基は、−CO−R(Rは脂肪族基、芳香族基または複素
環基)で定義される。アシルオキシ基は、−O−CO−
R(Rは脂肪族基、芳香族基または複素環基)で定義さ
れる。芳香族基および複素環基の置換基の例には、さら
に脂肪族基が含まれる。下記式(II)で表わされるビス
ヒンダードフェノール化合物が特に好ましい。なお、
「ヒンダードフェノール」とは、オルト位に三級アルキ
ル基のような立体障害作用を示す置換基を有するフェノ
ール化合物である。
【0022】
【化7】
【0023】式(II)において、L2 は、−S−、−O
−、−CO−、−SO−、−SO2−、−NR2 −、二
価の脂肪族残基、二価の芳香族残基、二価の複素環残基
およびそれらの組み合わせから選ばれる二価の連結基で
ある。R2 は、水素原子、アルキル基またはアリール基
である。R2 は、水素原子またはアルキル基であること
が好ましく、水素原子であることがさらに好ましい。ア
ルキル基は、環状アルキル基よりも鎖状アルキル基の方
が好ましい。鎖状アルキル基は分岐を有していてもよ
い。二価の連結基の定義および例は、式(I)における
1 と同様である。
【0024】式(II)において、R21、R22、R23、R
24、R25およびR26は、それぞれ独立に、炭素原子数が
1乃至6個のアルキル基である。アルキル基の炭素原子
数は、1乃至4個であることが好ましく、1乃至3個で
あることがより好ましく、1または2個(メチルまたは
エチル)であることがさらに好ましく、1個(メチル)
であることが最も好ましい。式(II)において、ベンゼ
ン環A2 およびB2 は、それぞれ独立に、さらに1乃至
3個の置換基を有していてもよい。ベンゼン環A2 およ
びB2 の置換基の例は、式(I)におけるベンゼン環A
1 およびB1 の置換基の例と同様である。以下に、式
(I)で表されるビスフェノール化合物の例を挙げる。
【0025】
【化8】
【0026】
【化9】
【0027】
【化10】
【0028】
【化11】
【0029】
【化12】
【0030】
【化13】
【0031】
【化14】
【0032】
【化15】
【0033】
【化16】
【0034】
【化17】
【0035】
【化18】
【0036】
【化19】
【0037】
【化20】
【0038】
【化21】
【0039】
【化22】
【0040】
【化23】
【0041】
【化24】
【0042】
【化25】
【0043】
【化26】
【0044】
【化27】
【0045】
【化28】
【0046】
【化29】
【0047】式(I)で表されるビスフェノール化合物
は、感光材料の硬化性層または感光性層に添加する。ビ
スフェノール化合物と、硬化性層または感光性層の塗布
液の溶媒の種類に応じて、塗布液中にビスフェノール化
合物を溶解または分散する。また、塗布液とは別の溶媒
に中にビスフェノール化合物を溶解した溶液を、塗布液
中に乳化してもよい。ビスフェノール化合物の添加量
は、還元剤1モル当り0.05乃至20モルの範囲であ
ることが好ましく、0.1乃至1モルの範囲であること
がさらに好ましい。
【0048】[感光材料の層構成]感光材料は、支持体
上に、硬化性層および感光性層の順序で設けることが好
ましい。ただし、感光材料をカラープルーフの作成に用
いる場合は、支持体上に、感光性層および硬化性層の順
序で設けることもできる。感光材料を、硬化性層、感光
性層およびオーバーコート層からなる3層以上の構成と
してもよい。接着性層を、硬化性層と感光性層との間に
設けてもよい。還元剤は硬化性層または感光性層に添加
することができる。ケン化度が90%以上のポリビニル
アルコールは、最上層(オーバーコート層を設ける場合
はオーバーコート層、オーバーコート層を設けない場合
は感光性層)に添加する。以上の各層の成分は、マイク
ロカプセルを使用せずに層中に均一に含まれていること
が好ましい。感光材料には上記以外の機能層を設けても
よい。その他の機能層には、粘着性層、剥離層、下塗り
層や中間層が含まれる。以下、代表的な層構成を図面を
参照しながら説明する。
【0049】図1は、本発明の感光材料の代表的な層構
成を示す断面模式図である。図1に示される感光材料で
は、アルミニウム支持体(1)上に、硬化性層(2)、
感光性層(3)およびオーバーコート層(4)が順次設
けられている。硬化性層(2)は、エチレン性不飽和重
合性化合物、酸性基を有するエチレン性不飽和架橋性ポ
リマーおよびビスフェノール化合物を含む。感光性層
(3)は、ハロゲン化銀および還元剤を含む。オーバー
コート層(4)は、ケン化度が90%以上のポリビニル
アルコールおよび塩基プレカーサーを含む。図2は、本
発明の感光材料の別の代表的な層構成を示す断面模式図
である。図2に示される感光材料では、アルミニウム支
持体(1)上に、硬化性層(2)および感光性層(3)
が順次設けられている。硬化性層(2)は、エチレン性
不飽和重合性化合物、酸性基を有するエチレン性不飽和
架橋性ポリマーおよびビスフェノール化合物を含む。感
光性層(3)は、ハロゲン化銀、還元剤、ケン化度が9
0%以上のポリビニルアルコールおよび塩基プレカーサ
ーを含む。
【0050】[支持体]支持体としては、紙、合成紙、
合成樹脂(例、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン)をラミネートした紙、プラスチックフイルム
(例、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト、ポリイミド、ナイロン、セルローストリアセテー
ト)、金属板(例、アルミニウム、アルミニウム合金、
亜鉛、鉄、銅)、これらの金属がラミネートあるいは蒸
着された紙やプラスチックフイルムを用いることができ
る。感光材料を平版印刷版の製造に用いる場合、好まし
い支持体は、アルミニウム板、ポリエチレンテレフタレ
ートフイルム、ポリカーボネートフイルム、紙および合
成紙である。また、ポリエチレンテレフタレートフイル
ム上にアルミニウムシートがラミネートされた複合シー
トも好ましい。アルミニウム板が特に好ましい。
【0051】アルミニウム板を支持体に用いる場合につ
いて、さらに説明する。アルミニウム支持体は、必要に
応じて表面粗面化処理(砂目たて処理)あるいは表面親
水化処理などの表面処理が施される。表面粗面化処理
は、電気化学的砂目たて法(例えば、アルミニウム板を
塩酸または硝酸電解液中で電流を流して砂目たてをする
方法)および/または機械的砂目たて法(例えば、アル
ミニウム表面を金属ワイヤーでひっかくワイヤーブラシ
グレイン法、研磨球と研磨剤とでアルミニウム表面を砂
目たてするボールグレイン法、ナイロンブラシと研磨剤
とで表面を砂目たてするブラシグレイン法)によって実
施される。
【0052】次に、砂目たて処理を施されたアルミニウ
ム板は、酸またはアルカリによって化学的にエッチング
される。工業的に有利な方法は、アルカリを用いるエッ
チングである。アルカリ剤の例としては、炭酸ナトリウ
ム、アルミン酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム、リン
酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよ
び水酸化リチウムが挙げられる。アルカリ溶液の濃度は
1乃至50重量%の範囲が好ましい。アルカリ処理の温
度は、20乃至100℃の範囲が好ましい。さらに、ア
ルミニウムの溶解量が5乃至20g/m2 となるよう
に、処理条件を調整することが好ましい。通常、アルカ
リエッチングの後、アルミニウム板は、表面に残る汚れ
(スマット)を除去するために酸によって洗浄される。
好ましい酸は、硝酸、硫酸、リン酸、クロム酸、フッ化
水素酸およびホウフッ化水素酸である。電気化学的粗面
化処理後のスマット除去処理は、50乃至90℃で15
乃至65重量%の濃度の硫酸と接触させる方法のような
公知の方法によって実施することができる。
【0053】以上のように表面粗面化処理されたアルミ
ニウム板には、必要に応じて、陽極酸化処理あるいは化
成処理を施すことができる。陽極酸化処理は公知の方法
によって行うことができる。具体的には、酸溶液中で、
アルミニウム板に直流または交流電流を流すことによ
り、アルミニウム表面に陽極酸化皮膜を形成する。酸の
例としては、硫酸、リン酸、クロム酸、シュウ酸、スル
ファミン酸およびベンゼンスルフォン酸を挙げることが
できる。陽極酸化の条件は、使用される電解液によって
変化する。一般的には、電解液の濃度が1乃至80重量
%、電解液の温度が5乃至70℃、電流密度が0.5乃
至60アンペア/dm2 、電圧が1乃至100v、そし
て電解時間が10乃至100秒の範囲であることが好ま
しい。特に好ましい陽極酸化法は、硫酸中で高電流密度
で陽極酸化する方法およびリン酸を電解浴として陽極酸
化する方法である。陽極酸化処理後、アルミニウム板に
アルカリ金属シリケート処理(例えば、アルミニウム板
をケイ酸ナトリウム水溶液に浸漬する処理)を実施して
もよい。また、アルミニウム支持体と硬化性層の接着や
印刷特性を改良するために、支持体表面に下塗り層を設
けてもよい。
【0054】[下塗り層]下塗り層は、上記のアルミニ
ウム支持体以外にも、表面が充分に親水性でない支持体
(例、ポリマーフイルム)にも親水性層として設けられ
る。下塗り層を構成する成分としては、ポリマー(例、
ゼラチン、カゼイン、ポリビニルアルコール、エチルセ
ルロース、フェノール樹脂、スチレン−無水マレイン酸
樹脂、ポリアクリル酸);アミン(例、モノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
トリプロパノールアミン)およびそれらの塩酸塩、シュ
ウ酸塩またはリン酸塩;モノアミノモノカルボン酸
(例、アミノ酢酸、アラニン);オキシアミノ酸(例、
セリン、スレオニン、ジヒドロキシエチルグリシン);
含硫アミノ酸(例、システイン、シスチン);モノアミ
ノジカルボン酸(例、アスパラギン酸、グルタミン
酸);ジアミノモノカルボン酸(例、リシン);芳香族
核を持つアミノ酸(例、p−ヒドロキシフェニルグリシ
ン、フェニルアラニン、アントラニル);脂肪族アミノ
スルホン酸(例、スルファミン酸、シクロヘキシルスル
ファミン酸);および(ポリ)アミノポリ酢酸(例、エ
チレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、イミノ二酢
酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ヒドロキシエチル
エチレンジアミン酢酸、エチレンジアミン二酢酸、シク
ロエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢
酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸)を挙げること
ができる。以上の化合物の酸基の一部または全部が、塩
(例、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩)と
なったものも用いることができる。以上の成分は、二種
以上組み合わせて用いることもできる。なお、ポリマー
フイルムを支持体として用いる場合は、アルミニウム支
持体の砂目たて処理の代わりに、親水性微粒子(例、シ
リカ粉末)を親水性の下塗り層に添加することが好まし
い。
【0055】[硬化性層]硬化性層は、エチレン性不飽
和重合性化合物またはエチレン性不飽和架橋性ポリマー
(好ましくは両方)を含む層である。エチレン性不飽和
重合性化合物の量は、酸性基を有する疎水性ポリマーの
量の3乃至200重量%の範囲であることが好ましく、
10乃至100重量%の範囲であることがさらに好まし
い。エチレン性不飽和架橋性ポリマーの量は、硬化性層
全体の30乃至95重量%であることが好ましく、50
乃至90重量%であることがさらに好ましい。硬化性層
の膜厚は、0.1乃至20μmであることが好ましく、
0.3乃至7μmであることがさらに好ましい。
【0056】[接着性層]接着性層は、硬化性層と感光
性層の間の接着力を強化する機能を有するポリマーを含
む層である。接着層の膜重量は、0.01乃至2g/m
2 であることが好ましく、0.02乃至1.5g/m2
であることがさらに好ましく、0.025乃至1.0g
/m2 であることが最も好ましい。
【0057】[感光性層]感光性層は、ハロゲン化銀お
よび親水性ポリマーを含む層である。ハロゲン化銀の塗
布量は、銀換算で0.01乃至5g/m2 であることが
好ましく、0.03乃至1g/m2 であることがさらに
好ましく、0.05乃至0.3g/m2 であることが最
も好ましい。感光性層の膜厚は、0.07乃至13μm
であることが好ましく、0.2乃至5μmであることが
さらに好ましい。
【0058】[オーバーコート層]オーバーコート層
は、感光材料を保護するとともに、空気中の酸素の侵入
を防いで硬化性層の硬化度を高める機能を有する。オー
バーコート層に、画像形成を促進する成分(例、塩基、
塩基プレカーサー、熱現像促進剤)を添加して、画像形
成促進剤として機能させることもできる。オーバーコー
ト層の膜厚は、0.3乃至20μmであることが好まし
く、0.5乃至7μmであることがさらに好ましい。
【0059】[中間層]感光材料に、中間層を設けるこ
とができる。中間層は、ハレーション防止層、フィルタ
ー層あるいはバリアー層として機能させることもでき
る。ハレーション防止層およびフィルター層は、着色剤
を含む機能層である。バリアー層は、感光材料の保存時
に、成分が層間を移動して、拡散したり混合したりする
のを防止する機能を有する。中間層の材料は用途に応じ
て決定する。中間層の膜厚は、10μm以下であること
が好ましい。
【0060】[ハロゲン化銀]ハロゲン化銀としては、
塩化銀、臭化銀、ヨウ化銀、あるいは塩臭化銀、塩ヨウ
化銀、ヨウ臭化銀、塩ヨウ臭化銀のいずれの粒子も用い
ることができる。ハロゲン化銀粒子の形状は好ましくは
立方体または14面体であるが、規則的な結晶形を有す
るものに限らず、変則的な結晶形を有するもの、あるい
は、それらの複合形でもよい。変則的な結晶形には、じ
ゃがいも状、球状、板状および平板状の結晶形が含まれ
る。平板状粒子では、一般に粒子径が粒子厚の5倍以上
の値になる。ハロゲン化銀の粒子サイズについて特に制
限はない。0.01μm以下の微粒子も利用可能であ
る。一方、10μm程度の大粒子も利用できる。粒子サ
イズ分布に関しては、単分散粒子の方が多分散乳剤より
も好ましい。単分散乳剤については、米国特許3574
628号、同3655394号および英国特許1413
748号の各明細書に記載がある。
【0061】ハロゲン化銀粒子の結晶構造は、均一で
も、内部と外部とが異質なハロゲン組成からなるもので
もよい。層状構造を有していてもよい。また、エピタキ
シャル接合によって組成の異なるハロゲン化銀が接合さ
れていてもよい。さらに、ハロゲン化銀以外の化合物と
接合していてもよい。ハロゲン化銀以外の化合物の例に
は、ロダン銀および酸化鉛が含まれる。ハロゲン化銀粒
子には、他の元素の塩が含まれていても良い。他の元素
の例としては、銅、タリウム、鉛、ビスマス、カドミウ
ム、亜鉛、カルコゲン(例、硫黄、セレニウム、テルリ
ウム)、金および第VIII族貴金属(例、ロジウム、イリ
ジウム、鉄、白金、パラジウム)を挙げることができ
る。これらの元素の塩は、ハロゲン化銀の粒子形成時ま
たは粒子形成後に添加して、粒子内に含ませることがで
きる。具体的な方法は、米国特許1195432号、同
1951933号、同2448060号、同26281
67号、同2950972号、同3488709号、同
3737313号、同3772031号、同42699
27号の各明細書およびリサーチ・ディスクロージャー
(RD)誌、第134巻、No.13452(1975年
6月)に記載がある。
【0062】ハロゲン化銀乳剤の調製時に、イリジウム
化合物の水溶液を乳剤に添加することで、イリジウムイ
オンをハロゲン化銀粒子に導入することができる。水溶
性イリジウム化合物の例としては、ヘキサクロロイリジ
ウム(III)酸塩およびヘキサクロロイリジウム(IV)酸
塩を挙げることができる。同様に、ロジウム化合物の水
溶液を乳剤に添加することで、ロジウムイオンをハロゲ
ン化銀粒子に導入しても良い。水溶性ロジウム化合物の
例としては、ロジウムアンモニウムクロライド、ロジウ
ムトリクロライドおよびロジウムクロライドを挙げるこ
とができる。イリジウム化合物またはロジウム化合物
を、ハロゲン化銀粒子形成のためのハロゲン化物の水溶
液に溶解して用いてもよい。また、イリジウム化合物ま
たはロジウム化合物の水溶液を、粒子が形成される前に
添加しても、粒子が形成されている間に添加してもよ
い。さらに、粒子形成から化学増感処理までの間に添加
してもよい。粒子が形成されている間に添加することが
特に好ましい。イリジウムイオンまたはロジウムイオン
は、ハロゲン化銀1モル当たり10-8乃至10-3モル用
いることが好ましく、10-7乃至10-5モル用いること
がさらに好ましい。
【0063】ハロゲン組成、晶癖、粒子サイズが異なっ
た2種以上のハロゲン化銀粒子を組み合わせて用いるこ
ともできる。ハロゲン化銀は乳剤として用いることが好
ましい。ハロゲン化銀乳剤は、リサーチ・ディスクロー
ジャー(RD)誌、No.17643(1978年12
月)、22〜23頁、“I.乳剤製造(Emulsion prepa
ration and types) ”、および同No.18716(19
79年11月)、648頁に記載された方法を用いて調
製することができる。ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理
熟成後に化学増感を行なう。比較的低いカブリ値のハロ
ゲン化銀粒子を用いることが好ましい。このような工程
で使用される添加剤はリサーチ・ディスクロージャー
誌、No.17643および同No.18716に記載され
ている。化学増感剤については、No.17643(23
頁)およびNo.18716(648頁右欄)に、それぞ
れ記載されている。また、上記以外の公知の添加剤も上
記の2つのリサーチ・ディスクロージャー誌に記載され
ている。例えば、感度上昇剤については、No.1871
6(648頁右欄)に、かぶり防止剤および安定剤につ
いては、No.17643(24〜25頁)およびNo.1
8716(649頁右欄〜)にそれぞれ記載されてい
る。
【0064】ハロゲン化銀乳剤は、通常、分光増感を行
ってから使用する。感光材料に使用する増感色素は、写
真技術において公知のハロゲン化銀の増感色素を用いる
ことができる。増感色素の例としては、シアニン色素、
メロシアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポーラ
ーシアニン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素およ
びヘミオキソノール色素を挙げることができる。分光増
感色素は、各種のレーザー(例、半導体レーザー、ヘリ
ウムネオンレーザー、アルゴンイオンレーザー、ヘリウ
ムカドミウムレーザー、YAGレーザー)や発光ダイオ
ードのような異なる光源波長に感光材料の分光感度を対
応させるためにも用いることができる。例えば、分光波
長の異なる複数種の分光増感色素を同一のまたは異なる
感光性層中のハロゲン化銀に適用して、異なる波長の光
源を用いて同一の感光材料への書き込みを可能とするこ
ともできる。増感色素とともに、それ自身、分光増感作
用を持たない色素あるいは可視光を実質的に吸収しない
化合物であって強色増感を示す化合物(強色増感剤)を
乳剤に添加してもよい。分光増感色素については、リサ
ーチ・ディスクロージャー誌、No.17643(197
8年12月)、23〜24頁、強色増感剤については、
同No.18716(1979年11月)、649頁に、
それぞれ記載されている。
【0065】[有機金属塩]ハロゲン化銀に加えて、有
機金属塩を感光材料に添加することができる。有機銀塩
を用いることが特に好ましい。有機銀塩を形成するのに
使用される有機化合物としては、トリアゾール類、テト
ラゾール類、イミダゾール類、インダゾール類、チアゾ
ール類、チアジアゾール類、アザインデン類、メルカプ
ト基を置換基として有する脂肪族、芳香族または複素環
化合物を挙げることができる。また、カルボン酸の銀塩
やアセチレン銀も有機銀塩として用いることができる。
有機銀塩は2種以上を併用してもよい。有機銀塩は、ハ
ロゲン化銀1モルあたり、10-5乃至10モル、好まし
くは10-4乃至1モル使用される。
【0066】[還元剤]還元剤は、ハロゲン化銀を還元
する機能または重合性化合物の重合(または架橋性ポリ
マーの架橋)を促進する機能を有する。還元剤として
は、ヒドラジン類、ハイドロキノン類、カテコール類、
p−アミノフェノール類、p−フェニレンジアミン類、
3−ピラゾリドン類、3−アミノピラゾール類、4−ア
ミノ−5−ピラゾロン類、5−アミノウラシル類、4,
5−ジヒドロキシ−6−アミノピリミジン類、レダクト
ン類、アミノレダクトン類、o−またはp−スルホンア
ミドフェノール類、o−またはp−スルホンアミドナフ
トール類、o−またはp−アシルアミノフェノール類、
2−スルホンアミドインダノン類、4−スルホンアミド
−5−ピラゾロン類、3−スルホンアミドインドール
類、スルホンアミドピラゾロベンズイミダゾール類、ス
ルホンアミドピラゾロトリアゾール類やα−スルホンア
ミドケトン類が用いられる。
【0067】還元剤は、特開昭61−183640号、
同61−188535号、同61−228441号、同
62−70836号、同62−86354号、同62−
86355号、同62−206540号、同62−26
4041号、同62−109437号、同63−254
442号、特開平1−267536号、同2−1417
56号、同2−141757号、同2−207254
号、同2−262662号、同2−269352号の各
公報に記載されている(現像薬またはヒドラジン誘導体
として記載のものを含む)。また、還元剤については、
T.James 著“TheTheory of the Photographic Proces
s”第4版、291〜334頁(1977年)、リサー
チ・ディスクロージャー誌、Vol.170、第17029
号、9〜15頁、(1978年6月)、および同誌、Vo
l.176、第17643号、22〜31頁、(1978
年12月)にも記載がある。また、特開昭62−210
446号公報記載の感光材料のように、還元剤に代えて
加熱条件下あるいは塩基との接触状態等において還元剤
を放出する還元剤プレカーサーを用いてもよい。
【0068】酸と塩を形成する塩基性を有する還元剤
は、適当な酸との塩の形で使用することもできる。二種
以上の還元剤を併用してもよい。二種以上の還元剤の相
互作用として、第一に、いわゆる超加成性によってハロ
ゲン化銀(または有機銀塩)の還元を促進すること、第
二に、ハロゲン化銀(または有機銀塩)の還元によって
生成した第一の還元剤の酸化体が共存する他の還元剤と
の酸化還元反応を経由して重合性化合物の重合を引き起
すこと(または重合を抑制すること)が考えられる。還
元剤は、ハロゲン化銀1モル当たり、0.1乃至10モ
ル使用することが好ましく、0.25乃至2.5モル使
用することがさらに好ましい。
【0069】[かぶり防止剤、銀現像促進剤、安定剤]
写真特性を改良するために、かぶり防止剤、銀現像を促
進する銀現像促進剤、安定剤等の添加剤をいずれかの層
に添加してもよい。それらの例としては、メルカプト化
合物(特開昭59−111636号公報記載)、アゾー
ル類やアザインデン類(リサーチ・ディスクロージャー
誌No.17643、24〜25頁(1978年)記
載)、窒素を含むカルボン酸類およびリン酸類(特開昭
59−168442号公報記載)、環状アミド(特開昭
61−151841号公報記載)、チオエーテル(特開
昭62−151842号公報記載)、ポリエチレングリ
コール誘導体(特開昭62−151843号公報記
載)、チオール(特開昭62−151844号公報記
載)、アセチレン化合物(特開昭62−87957号公
報記載)およびスルホンアミド(特開昭62−1782
32号公報記載)を挙げることができる。銀現像促進剤
またはカブリ防止剤としては、芳香族環(炭素環または
複素環)メルカプト化合物(特開平6−313967号
公報記載)が特に好ましい。芳香族複素環メルカプト化
合物、特にメルカプトトリアゾール誘導体がさらに好ま
しい。メルカプト化合物は、メルカプト銀化合物(銀
塩)として感光材料に添加してもよい。これらの化合物
の使用量は、ハロゲン化銀1モル当り10-7モル乃至1
モルの範囲である。
【0070】[親水性ポリマー]感光性層や任意に設け
られる親水性層(オーバーコート層や中間層)は、親水
性ポリマーをバインダーとして含む。親水性ポリマーと
は、分子構造内に親水性基または親水性結合を有する高
分子化合物である。親水性基の例には、カルボキシル、
アルコール性水酸基、フェノール性水酸基、スルホン、
スルホンアミド基、スルホンイミドおよびアミドが含ま
れる。親水性結合の例には、ウレタン結合、エーテル結
合およびアミド結合が含まれる。親水性ポリマーとし
て、水溶性ポリマーまたは水膨潤性ポリマーを用いるこ
とが好ましい。水膨潤性ポリマーとは、水に対して親和
性を有するが、ポリマーの架橋構造のために、水には完
全には溶解しないものを言う。水膨潤性ポリマーよりも
水溶性ポリマーの方が好ましい。水溶性もしくは水膨潤
性のポリマーとしては、天然、合成または半合成の高分
子化合物が使用できる。親水性ポリマーについては、特
開平5−249667号公報に記載がある。
【0071】ポリビニルアルコールが特に好ましい親水
性ポリマーである。ポリビニルアルコールは、種々のケ
ン化度のものが使用できる。ただし、酸素の透過率を低
下させる目的で使用する(最上層に添加する)場合、ケ
ン化度を90%以上とする必要がある。ケン化度は、9
3%以上であることが好ましく、95%以上であること
がより好ましく、97%以上であることがさらに好まし
く、98%以上であることが最も好ましい。共重合変性
ポリビニルアルコールも使用できる。共重合変性は、酢
酸ビニルと他のモノマーとの共重合体をケン化して、変
性ポリビニルアルコールを合成する方法である。共重合
するモノマーの例としては、エチレン、高級カルボン酸
ビニル、高級アルキルビニルエーテル、メチルメタクリ
レートおよびアクリルアミドを挙げることができる。
【0072】また、後変性したポリビニルアルコールも
使用できる。後変性とは、ポリビニルアルコールの水酸
基に対して反応性を有する化合物を用いて、ポリビニル
アルコールの合成後に高分子反応によって変性させる方
法である。具体的には、ポリビニルアルコールの水酸基
を、エーテル化、エステル化あるいはアセタール化によ
り修飾する。さらに、架橋化したポリビニルアルコール
を使用することもできる。架橋剤としては、アルデヒ
ド、メチロール化合物、エポキシ化合物、ジイソシアネ
ート、ジビニル化合物、ジカルボン酸類あるいは無機系
架橋剤(例、ホウ酸)を使用することができる。親水性
ポリマーの分子量は、3000〜50万の範囲であるこ
とが好ましい。
【0073】[エチレン性不飽和重合性化合物]重合性
化合物は、フリーラジカルによって付加重合しうるエチ
レン性不飽和基を有する化合物(モノマーまたはオリゴ
マー)である。エチレン性不飽和重合性化合物について
は、特開平5−249667号公報に記載がある。エチ
レン性不飽和重合性化合物の例としては、アクリル酸お
よびその塩、アクリル酸エステル類、アクリルアミド
類、メタクリル酸およびその塩、メタクリル酸エステル
類、メタクリルアミド類、無水マレイン酸、マレイン酸
エステル類、イタコン酸エステル類、スチレン類、ビニ
ルエーテル類、ビニルエステル類、N−ビニル複素環
類、アリルエーテル類およびアリルエステル類を挙げる
ことができる。アクリル酸エステル類もしくはメタクリ
ル酸エステル類が特に好ましい。(メタ)アクリル酸エ
ステル類の具体例としては、ペンタエリスリトールテト
ラ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレ
ートおよびポリウレタン(メタ)アクリレートを挙げる
ことができる。二種類以上のエチレン性不飽和重合性化
合物を併用してもよい。
【0074】[疎水性ポリマー]硬化性層に使用する疎
水性ポリマーは、架橋性を有していることが好ましい。
架橋性は、エチレン性不飽和結合を分子の主鎖中または
側鎖中に導入することが好ましい。架橋性は、共重合に
より導入してもよい。分子の主鎖中にエチレン性不飽和
結合を有するポリマーの例としては、ポリ−1,4−ブ
タジエン、ポリ−1,4−イソプレン、天然および合成
ゴムを挙げることができる。分子の側鎖中にエチレン性
不飽和結合を有するポリマーの例としては、アクリル酸
またはメタクリル酸のエステルまたはアミドのポリマー
であって、エステルまたはアミドの残基(−COORま
たは−CONHRのR)がエチレン性不飽和結合を有す
るポリマーを挙げることができる。エチレン性不飽和結
合を有する残基(上記のR)の例としては、-(CH2)n-CR
1=CR2R3 、-(CH2O)n-CH2CR1=CR2R3 、-(CH2CH2O)n-CH2C
R1=CR2R3、-(CH2)n-NH-CO-O-CH2CR1=CR2R3、-(CH2)n-O-
CO-CR1=CR2R3および-(CH2CH2O)2-X (R1〜R3はそれぞ
れ、水素原子、ハロゲン原子、炭素原子数が1〜20の
アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基であり、R1とR2またはR3は互いに結合して環を形成
してもよく、nは1〜10の整数であり、そしてXはジ
シクロペンタジエニル残基である)を挙げることができ
る。
【0075】エステル残基の具体例には、-CH2CH=CH
2(特公平7−21633号公報記載)、-CH2CH2O-CH2C
H=CH2、-CH2C(CH3)=CH2、-CH2CH=CH-C6H5、-CH2CH2OCOC
H=CH-C6H5、-CH2CH2-NHCOO-CH2CH=CH2 および-CH2CH2O-
X(Xはジシクロペンタジエニル残基)が含まれる。ア
ミド残基の具体例には、-CH2CH=CH2、-CH2CH2-1-Y (Y
はシクロヘキセン残基)および-CH2CH2-OCO-CH=CH2が含
まれる。以上のような架橋性ポリマーは、その不飽和結
合基にフリーラジカル(重合開始ラジカルまたはエチレ
ン性不飽和重合性化合物の重合過程の生長ラジカル)が
付加し、ポリマー間で直接、またはエチレン性不飽和重
合性化合物の重合連鎖を介して付加重合して、ポリマー
分子間に架橋が形成されて硬化する。あるいは、ポリマ
ー中の原子(例えば不飽和結合基に隣接する炭素原子上
の水素原子)がフリーラジカルにより引き抜かれてポリ
マーラジカルが生成し、それが互いに結合することによ
って、ポリマー分子間に架橋が形成されて硬化する。
【0076】非架橋性(架橋性のない、または架橋性の
弱い)ポリマーとしては、上記のエチレン性不飽和結合
を有する残基(R)の代わりに、飽和脂肪族残基または
芳香族残基を有するポリアクリル酸エステル、ポリメタ
クリル酸エステル(例、ポリメチルメタクリレート、ポ
リベンジルメタクリレート)、ポリアクリルアミドおよ
びポリメタクリルアミドを用いることができる。その他
の非架橋性ポリマーの例には、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリ
ル、ポリメタクリロニトリル、ポリエチレン、ポリビニ
ルピリジン、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルブチ
ラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルピロリド
ン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリ
エステル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリカーボネー
ト、セルロースエーテル(例、エチルセルロース)およ
びセルロースエステル(例、セルローストリアセテー
ト、セルロースジアセテート、セルロースアセテートブ
チレート)が含まれる。
【0077】以上のような疎水性(かつ架橋性または非
架橋性)ポリマーに、酸性基を導入してもよい。酸性基
の例としては、カルボキシル基、酸無水物基、フェノー
ル性水酸基、スルホン酸基、スルホンアミド基およびス
ルホンイミド基を挙げることができる。カルボキシル基
が特に好ましい。具体的には、(メタ)アクリル酸、ス
チレンスルフォン酸あるいは無水マレイン酸のモノマー
を、ポリマーの合成時に共重合させて、これらの酸性基
を硬化性層のポリマーに組み込むことができる。コポリ
マーにおける、酸性基を持つモノマーのモル含有量は、
1乃至60%であることが好ましく、5乃至50%であ
ることがさらに好ましく、10乃至40%であることが
最も好ましい。疎水性ポリマーの分子量は、1000乃
至50万の範囲であることが好ましい。二種類以上のポ
リマーを併用してもよい。
【0078】[塩基および塩基プレカーサー]感光材料
は、塩基または塩基プレカーサーを含むことが好まし
い。塩基としては、無機の塩基および有機の様々な塩基
が、塩基プレカーサーとしては、それらのプレカーサー
(脱炭酸型、熱分解型、反応型、錯塩形成型あるいは解
離型)が使用できる。感光材料の保存安定性の観点で、
塩基よりも塩基プレカーサーの方が好ましい。脱炭酸型
の塩基プレカーサーの例としては、加熱より脱炭酸する
有機酸と塩基の塩(特開昭63−316760号、同6
4−68746号、同59−180537号および同6
1−313431号の各公報記載)を挙げることができ
る。熱分解型の塩基プレカーサーの例としては、尿素化
合物(特開昭63−96159号公報記載)を挙げるこ
とができる。反応型の塩基プレカーサーの例としては、
遷移金属アセチリド(特開昭63−25208号公報記
載)を挙げることができる。錯塩形成型の塩基プレカー
サーの例としては、水に難溶な塩基性金属化合物(特開
平1−3282号公報記載)を挙げることができる。解
離型の塩基プレカーサーの例としては、有機酸のアルカ
リ金属塩(例、酢酸ナトリウム、酸性基を有するポリマ
ーのナトリウム塩)を挙げることができる。塩基プレカ
ーサーは、50〜200℃で塩基を生成することが好ま
しく、80〜160℃で塩基を生成することがさらに好
ましい。塩基プレカーサーは、ハロゲン化銀1モル当た
り0.1乃至20モルの範囲で使用することが好まし
く、より好ましくは0.2乃至10モルの範囲である。
【0079】[熱現像促進剤]熱現像処理をより低い温
度またはより短時間で行うために、熱現像促進剤を感光
材料のいずれかの層に添加してもよい。熱現像促進剤と
しては、感光材料のいずれかの層に用いられるバインダ
ーに対して室温もしくは加熱時に可塑化作用を有する化
合物、あるいは可塑化作用はないが加熱によって層内で
溶融しうる化合物であれば使用可能である。熱現像促進
剤は、感光材料中の反応物質の拡散を促進するか、ある
いは反応そのものを促進することにより、熱現像を促進
すると考えられる。可塑化作用を有する化合物として
は、「プラスチック配合剤」大成社、P21-63;「プラス
チックス・アディティブズ第2版」(Plastics Additiv
es, 2nd Edition, Hanser Publishers) 第5章、251
〜296頁に記載の高分子可塑剤が使用できる。好まし
い熱現像促進剤としては、ポリエーテル(例、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール)、多価ア
ルコール(例、グリセリン、ヘキサンジオール)、糖類
(例、ソルビトール)、ギ酸エステル、尿素類(例、尿
素、ジエチル尿素、エチレン尿素)、アミド(例、アセ
トアミド、プロピオンアミド、マロンアミド)、スルフ
ァミド類、スルホンアミド類、尿素樹脂およびフェノー
ル樹脂、を挙げることができる。熱現像促進剤を二種以
上組み合わせて使用することもできる。また、二以上の
層に分割して添加することもできる。熱現像促進剤の添
加量は、0.05乃至2g/m2 であることが好まし
く、0.1乃至1g/m2 であることがさらに好まし
い。
【0080】[着色剤]ハレーションおよびイラジエー
ション防止、硬化画像の着色あるいは感度(絶対感度ま
たは分光感度)の調節を目的として、着色剤を感光材料
に添加することができる。着色剤としては、硬化反応を
著しく妨げたり、ハロゲン化銀の感光性や現像性を著し
く劣化しない限り、公知の顔料や染料を使用することが
できる。ハレーションおよびイラジエーション防止のた
めに着色剤を添加する場合は、ハロゲン化銀の感光波長
領域の光を吸収できるものが好ましい。着色剤として
は、特開昭5−249667号公報、カラーインデック
ス便覧、染料便覧(有機合成化学協会編、昭和45年)
に記載の顔料、染料あるいはコロイド銀を用いることが
できる。ハロゲン化銀の感度への影響が少ないイラジエ
ーション防止用の染料は、特公昭41−20389号、
同43−3504号、同43−13168号および特開
平2−39042号の各公報、および米国特許3697
037号、同3423207号、英国特許103039
2号および同1100546号の各明細書に記載があ
る。着色剤の添加量は、0.01乃至2g/m2 の範囲
が好ましく、0.05乃至1g/m2 の範囲がさらに好
ましい。
【0081】[現像停止剤]熱現像時の処理温度および
処理時間に対し、常に一定の画像を得る目的で種々の現
像停止剤を用いることができる。現像停止剤とは、適正
現像後、速やかに塩基を中和または塩基と反応して層中
の塩基濃度を下げ現像を停止させる化合物または銀およ
び銀塩と相互作用して現像を抑制させる化合物である。
具体的には、加熱により酸を放出する酸プレカーサー、
加熱により共存する塩基と置換反応を起こす親電子化合
物、または含窒素ヘテロ環化合物、メルカプト化合物お
よびそのプレカーサーが使用できる。熱現像停止剤につ
いては、特開昭62−253159号公報、特開平2−
42447号および同2−262661号の各公報に記
載がある。
【0082】[界面活性剤]公知の界面活性剤をいずれ
かの層に添加してもよい。ノニオン活性剤、アニオン活
性剤、カチオン活性剤、フッ素活性剤のいずれも使用で
きる。界面活性剤については、特開平2−195356
号公報に記載がある。ソルビタン類、ポリオキシエチレ
ン類および含フッ素界面活性剤が特に好ましい。
【0083】[マット剤]感光材料の表面または裏面の
粘着性を低下させ、感光材料を重ねたときの接着を防止
する目的で、感光材料のバック層またはオーバーコート
層にマット剤を添加することができる。マット剤として
は、親水性ポリマー中に分散が可能な無機または有機の
固体粒子が用いられる。マット剤の素材の例としては、
酸化物(例、二酸化ケイ素)、アルカリ土類金属塩、天
然ポリマー(例、デンプン、セルロース)および合成ポ
リマーを挙げることができる。マット剤の粒径は、0.
5乃至50μmの範囲が好ましい。マット剤の塗布量
は、0.1乃至1g/m2 の範囲であることが好まし
い。
【0084】[重合防止剤]感光材料の保存中に重合性
化合物が重合するのを防止するために、公知の重合防止
剤を使用することができる。重合防止剤の例には、ニト
ロソアミン類、尿素類、チオ尿素類、チオアミド類、フ
ェノール類およびアミン類が含まれる。
【0085】[露光工程]画像露光は、ハロゲン化銀の
分光感度に応じた波長の光で行なう。波長は、可視光、
近紫外光、近赤外光が一般的であるが、X線、電子ビー
ムを用いてもよい。光源の例としては、タングステンラ
ンプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ、キセノンフラ
ッシュランプ、水銀ランプ、カーボンアークランプ等の
ランプ、各種のレーザー(例、半導体レーザー、ヘリウ
ムネオンレーザー、アルゴンイオンレーザー、ヘリウム
カドミウムレーザー、YAGレーザー)、発光ダイオー
ド、陰極線管などを挙げることができる。
【0086】露光量は一般に、0.001乃至1000
μJ/cm2 、好ましくは0.01乃至100erg/
cm2 の範囲である。支持体が透明である場合は、支持
体の裏側から支持体を通して露光することもできる。ハ
ロゲン化銀の潜像形成過程は、露光時の温度や湿度の影
響を受けて感度が変化しやすい。そのため、感光材料お
よび光源の雰囲気の温度と湿度は、一定の範囲内に制御
されていることが望ましい。上記の目的を達成するため
の画像記録装置の調節手段は、特開平3−63143号
および同3−63637号の各公報に記載がある。
【0087】[現像工程]感光材料の現像は、加熱によ
る乾式(熱現像)で行う。熱現像は、感光材料を加熱し
た物体(例、金属板、金属ローラー)に密着させる方
法、加熱した液体に浸漬する方法あるいは赤外線を照射
する方法によって行うことができる。感光材料の表面を
空気中に開放して支持体側から加熱してもよく、あるい
は表面を加熱物体に密着させ、空気を遮断した状態で加
熱してもよい。表面を空気中に開放して加熱する場合、
空気中の酸素が感光材料中に進行して硬化反応を阻害す
ることがあるので、オーバーコート層のような表面側の
層のバインダーとして、前述した酸素の透過率が低いポ
リマーを使用することが好ましい。加熱温度は60乃至
200℃、より好ましくは100乃至160℃の範囲で
ある。加熱時間は1乃至180秒、より好ましくは5乃
至60秒の範囲である。露光工程の前または露光工程の
後に、感光材料を主加熱条件よりも低い温度または短い
時間で予備加熱してもよい。主加熱後あるいは(後述す
る)除去工程後に、後加熱を実施してもよい。
【0088】[除去工程]未硬化部(非画像部)を除去
して画像を形成するためには、未硬化部を溶出により除
去することが好ましい。未硬化部を除去する前に、水洗
または機械的剥離により、感光性層、接着性層およびそ
の他の親水性層を除去しておくことが好ましい。溶出液
としては、アルカリ性溶出液を用いることが好ましい。
アルカリ性溶出液に用いるアルカリ性化合物の例には、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、メタケイ酸ナトリ
ウム、メタケイ酸カリウム、リン酸ナトリウム、リン酸
カリウム、アンモニアおよびアミノアルコール類(例、
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン)が含まれる。溶出液の溶媒としては、水
が好ましい。必要に応じて、水に有機溶媒を添加しても
良い。有機溶媒としてはアルコール類またはエーテル類
が好ましい。アルコール類の例には、低級アルコール
(例、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール)、芳香族基を有するアルコール(例、ベンジルア
ルコール、フェネチルアルコール)、多価アルコール
(例、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、ポリエチレングリコール)およ
びアミノアルコール類(例、モノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン)が含まれ
る。エーテル類の例に、セルソルブ類が含まれる。溶出
液は、界面活性剤、消泡剤、その他必要に応じて各種の
添加剤を含むことができる。
【0089】[感光材料の用途]感光材料は、ハードコ
ピー、レリーフ画像の形成あるいは印刷版の製造に用い
ることができる。特に、印刷版の製造に適している。
【0090】
【実施例】
[実施例1]感光材料の作成 「アルミニウム支持体の作成」厚さ0.24mmのJI
S−A−1050に従うアルミニウム板の表面を、ナイ
ロンブラシとパミストン(400メッシュ)の水懸濁液
とで砂目立てした後、水でよく洗浄した。次に、10%
の水酸化ナトリウム水溶液に70℃で60秒間浸漬して
エッチングした後、流水で水洗いした。20%の硝酸水
溶液で中和、洗浄してから、水洗いした。得られたアル
ミニウム板を、矩形波の交番波形電流(条件:陽極時電
圧12.7v、陽極時電気量に対する陰極時電気量の比
が0.9、陽極時電気量160クーロン/dm2 )を用
いて、0.5%の硝酸アルミニウムを含む1%硝酸水溶
液中で電解粗面化処理を行った。得られた板の表面粗さ
は、0.6μm(Ra表示)であった。この処理に続い
て、1%の水酸化ナトリウム水溶液に40℃で30秒間
浸漬した後、30%の硫酸水溶液中、55℃で1分間処
理した。次に、厚さが2.5g/dm2 になるように、
20%の硫酸水溶液中で直流電流を用いて電流密度2A
/dm2 の条件下、陽極酸化処理をした。これを水洗、
乾燥して支持体を作成した。
【0091】「顔料分散液の調製」下記の組成からなる
顔料分散液を調製した。
【0092】 ──────────────────────────────────── 顔料分散液 ──────────────────────────────────── 銅フタロシアニン 15g アリルメタクリレート/メタクリル酸コポリマー(共重合モル比=80/20 ) 15g メチルエチルケトン 70g ────────────────────────────────────
【0093】「硬化性層の形成」下記の塗布液を支持体
の上に塗布、乾燥して、乾燥膜厚が1.8μmの硬化性
層を設けた。
【0094】 ──────────────────────────────────── 硬化性層塗布液 ──────────────────────────────────── ペンタエリスリトールテトラアクリレート 2.0g アリルメタクリレート/メタクリル酸コポリマー(疎水性ポリマー、共重合モ ル比=70/30) 4.0g ビスフェノール化合物(7) 0.31g プロピレングリコールモノメチルエーテル 36.0g 上記の顔料分散液 18.0g ────────────────────────────────────
【0095】「ハロゲン化銀乳剤の調製」ゼラチンと臭
化カリウムと水が入り55℃に加温された容器に、下記
のチオエーテル化合物を硝酸銀全添加量に対して2.0
×10-3モル相当の量で添加した。反応容器のpAg値
を9.2に保ちつつ、硝酸銀水溶液と、ヨウ化カリウム
および硝酸銀の全添加量に対するロジウムのモル比で4
×10-8モルとなるようにロジウムアンモニウムクロラ
イドを含有した臭化カリウム水溶液とを、pAgコント
ロールダブルジエット法により添加してヨウ臭化銀粒子
を形成した。さらに引き続いて、同一温度、pAg=
8.9にて、硝酸銀水溶液と、銀に対するイリジウムの
モル比で10-7モルになるようにヘキサクロロイリジウ
ム(III) 酸塩を添加した臭化カリウム溶液を、ダブルジ
ェット法で二段添加して、下記の組成のコア/シェル形
ヨウ臭化銀乳剤を調製した。
【0096】
【化30】
【0097】 コア: ヨウ臭化銀(ヨウ化銀含有率:7.5モル%) シェル: 純臭化銀 コア/シェル: 3/7(銀モル比) 平均ヨウ化銀含有率:2.3モル% 平均粒子サイズ: 0.28μm
【0098】得られた乳剤粒子は、単分散で、平均粒子
サイズの±40%以内に全粒子数の98%が存在してい
た。次いで、この乳剤を脱塩処理後、下記の分光増感色
素Aのメタノール溶液(5×10-3M/リットル)およ
び下記の分光増感色素Bのメタノール溶液(5×10-3
M/リットル)を、硝酸銀1モル相当の乳剤に対してそ
れぞれ100ml添加し、pHを6.2、pAgを8.
7に調整した。さらに、チオ硫酸ナトリウムと塩化金酸
を用いて金・硫黄増感を行ない、ハロゲン化銀乳剤を調
製した。
【0099】
【化31】
【0100】
【化32】
【0101】「還元剤分散液の調製」下記の還元剤の粉
末10gを、ダイノミル分散器を用いて、ケン化度88
%のポリビニルアルコール(PVA−205、クラレ
(株)製)の10重量%水溶液90g中に分散した。還
元剤の粒子サイズは、約0.5μm以下であった。
【0102】
【化33】
【0103】「感光性層の形成」下記の塗布液を調製
し、硬化性層上に塗布、乾燥して、乾燥膜厚が1.3μ
mの感光性層を設けた。
【0104】 ──────────────────────────────────── 感光性層塗布液 ──────────────────────────────────── ケン化度88%のポリビニルアルコール(PVA−205、クラレ(株)製) の10重量%水溶液 10.5g 下記の添加剤の0.11重量%水溶液 0.41g 上記のハロゲン化銀乳剤 0.50g 下記の界面活性剤の5重量%水溶液 0.40g 水 7.80g 上記の還元剤分散液 1.20g ────────────────────────────────────
【0105】
【化34】
【0106】
【化35】
【0107】「塩基プレカーサー分散液の調製」下記の
塩基プレカーサーの粉末250gを、ダイノミル分散器
を用いて、ポリビニルアルコール(クラレ(株)製)の
3重量%水溶液750g中に分散した。塩基プレカーサ
ーの粒子サイズは約0.5μm以下であった。
【0108】
【化36】
【0109】「オーバーコート層の形成」以下の塗布液
を調製し、感光性層の上に塗布、乾燥して、乾燥膜厚が
3.5μmのオーバーコート層を設けた。
【0110】 ──────────────────────────────────── オーバーコート層塗布液 ──────────────────────────────────── ケン化度98.5%のポリビニルアルコール(PVA−105、クラレ(株) 製)の10重量%水溶液 200.0g 上記の塩基プレカーサー分散液 1.25g 前記の界面活性剤の5重量%水溶液 4.0g ────────────────────────────────────
【0111】「アルカリ性溶出液の調製」下記の組成を
有するアルカリ性溶出液(pH:13.5)を調製し
た。
【0112】 ──────────────────────────────────── アルカリ性溶出液 ──────────────────────────────────── ケイ酸カリウムの28重量%水溶液 125.0g 水酸化カリウム 15.0g 水 750.0g ────────────────────────────────────
【0113】(画像形成)感光材料をキセノンフラッシ
ュによる10-4秒の発光時間で、シャープカット干渉フ
ィルターにて670nmの光を分光し、感光材料表面で
のエネルギー2μJ/cm2 の露光量で、コントロール
ウェッジ(富士写真フイルム(株)製)を密着させ画像
露光した。次に、感光材料のアルミニウム支持体面を加
熱した熱板に密着させながら搬送する方法で30秒間熱
現像した。感光材料を水洗して、オーバーコート層およ
び感光性層を除去した。上記のアルカリ性溶出液を用
い、自動エッチング機にてブラシ現像した後、良く水洗
したところ、露光部にコントラストの良い、青色に着色
したポリマーのレリーフ像が形成された。網点ウェッジ
部を観察したところ、熱現像時の感光材料表面温度が1
43℃以上の場合に、200線/インチの3%の小点の
再現が確認された。
【0114】[比較例1]実施例1の硬化性層塗布液か
らビスフェノール化合物(7)を除いた以外は、実施例
1と同様に感光材料を作成し、実施例1と同様に画像を
形成して評価した。網点ウェッジ部の3%の小点の再現
には、熱現像時の感光材料表面温度が150℃以上であ
ることを必要とした。この結果から、実施例1では、ビ
スフェノール化合物(7)の添加により、必要とされる
熱現像温度が7℃低下していることが確認された。
【0115】[実施例2〜12]実施例1の硬化性層塗
布液の調製において、ビスフェノール化合物(7)に代
えて、第1表に示すビスフェノール化合物を同量用いた
以外は、実施例1と同様に感光材料を作成し、実施例1
と同様に画像を形成して評価した。結果は第1表に示
す。第1表には、実施例1および比較例1の結果もあわ
せて記載する。
【0116】
【表1】 第1表 ──────────────────────────────────── 感光材料 ビスフェノール化合物 3%網点再現に必要な熱現像温度 ──────────────────────────────────── 比較例1 なし 150℃ 実施例1 (7) 143℃ 実施例2 (1) 145℃ 実施例3 (4) 145℃ 実施例4 (5) 145℃ 実施例5 (6) 143℃ 実施例6 (8) 145℃ 実施例7 (9) 145℃ 実施例8 (10) 145℃ 実施例9 (11) 145℃ 実施例10 (14) 145℃ 実施例11 (20) 145℃ 実施例12 (27) 145℃ ────────────────────────────────────
【0117】[実施例13]実施例1で作成した感光材
料を、キセノンフラッシュによる10-4秒の発光時間
で、シャープカット干渉フィルターにて670nmの光
を分光し、感光材料表面でのエネルギー2μJ/cm2
の露光量で露光した。次に、感光材料のアルミニウム支
持体面を加熱した熱板に密着させながら搬送する方法で
30秒間熱現像した。感光材料を、LCRメーター(4
263A、ヒューレット・パッカード社製)の一方の電
極に接続し、もう一方の電極をアルミ板とし、両者を実
施例1で用いたアルカリ性溶出液に浸漬した。浸漬直後
から3分間に観測される電流値より、硬化画像部への液
浸透性を評価した。実施例1の感光材料を、表面温度が
145℃以上で熱現像したサンプルでは、液浸透が全く
観測されず、充分に硬化していることが判明した。
【0118】[比較例2]比較例1で作成した感光材料
に、実施例13と同様に露光および熱現像を実施し、ア
ルカリ性溶出液の浸透性を評価した。比較例1の感光材
料では、液浸透が観測されなくなるためには、感光材料
の表面温度が155℃以上の熱現像温度が必要であるこ
とが判明した。この結果からも、ビスフェノール化合物
(7)の添加により、必要とされる熱現像温度が低下し
ていることが確認された。
【0119】[実施例14]実施例1と同様に、アルミ
ニウム支持体上に硬化性層を形成した後、下記の感光性
層塗布液を硬化性層の上に塗布し、乾燥膜厚が3.5μ
mの感光性層を形成した。感光材料を実施例1と同様に
評価したところ、網点ウェッジ部の3%の小点の再現に
は、熱現像時の感光材料表面温度が145℃以上である
ことを必要とした。
【0120】 ──────────────────────────────────── 感光性層塗布液 ──────────────────────────────────── ケン化度98.5%のポリビニルアルコール(PVA−105、クラレ(株) 製)の10重量%水溶液 200.0g 前記の添加剤の0.11重量%水溶液 0.41g 実施例1で用いたのハロゲン化銀乳剤 0.50g 前記の界面活性剤の5重量%水溶液 4.40g 水 7.80g 実施例1で用いた還元剤分散液 1.20g 実施例1で用いた塩基プレカーサー分散液 1.25g ────────────────────────────────────
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感光材料の代表的な層構成を示す断面
模式図である。
【図2】本発明の感光材料の別の代表的な層構成を示す
断面模式図である。
【符号の説明】
1 アルミニウム支持体 2 硬化性層 3 感光性層 4 オーバーコート層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03F 7/11 503 G03F 7/11 503 7/26 521 7/26 521

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、エチレン性不飽和重合性化
    合物またはエチレン性不飽和架橋性ポリマーを含む硬化
    性層、ハロゲン化銀を含む感光性層、およびケン化度が
    90%以上のポリビニルアルコールを含むオーバーコー
    ト層が順次設けられており、硬化性層または感光性層が
    還元剤を含む感光材料であって、 硬化性層または感光性層が、さらに下記式(I)で表わ
    されるビスフェノール化合物を含むことを特徴とする感
    光材料。 【化1】 式中、L1 は、−S−、−O−、−CO−、−SO−、
    −SO2 −、−NR1−、二価の脂肪族残基、二価の芳
    香族残基、二価の複素環残基およびそれらの組み合わせ
    から選ばれる二価の連結基であり;R1 は水素原子、ア
    ルキル基またはアリール基であり;そして、ベンゼン環
    1 およびB1 は、それぞれ独立に、さらに1乃至4個
    の置換基を有していてもよい。
  2. 【請求項2】 支持体上に、エチレン性不飽和重合性化
    合物またはエチレン性不飽和架橋性ポリマーを含む硬化
    性層、ハロゲン化銀およびケン化度が90%以上のポリ
    ビニルアルコールを含む感光性層が順次設けられてお
    り、硬化性層または感光性層が還元剤を含む感光材料で
    あって、 硬化性層または感光性層が、さらに下記式(I)で表わ
    されるビスフェノール化合物を含むことを特徴とする感
    光材料。 【化2】 式中、L1 は、−S−、−O−、−CO−、−SO−、
    −SO2 −、−NR1−、二価の脂肪族残基、二価の芳
    香族残基、二価の複素環残基およびそれらの組み合わせ
    から選ばれる二価の連結基であり;R1 は水素原子、ア
    ルキル基またはアリール基であり;そして、ベンゼン環
    1 およびB1 は、それぞれ独立に、さらに1乃至4個
    の置換基を有していてもよい。
  3. 【請求項3】 ビスフェノール化合物が下記式(II)で
    表わされるビスヒンダードフェノール化合物である請求
    項1または2に記載の感光材料。 【化3】 式中、L2 は、−S−、−O−、−CO−、−SO−、
    −SO2 −、−NR2−、二価の脂肪族残基、二価の芳
    香族残基、二価の複素環残基およびそれらの組み合わせ
    から選ばれる二価の連結基であり;R2 は水素原子、ア
    ルキル基またはアリール基であり;R21、R22、R23
    24、R25およびR26は、それぞれ独立に、炭素原子数
    が1乃至6個のアルキル基であり;そして、ベンゼン環
    2 およびB2 は、それぞれ独立に、さらに1乃至3個
    の置換基を有していてもよい。
  4. 【請求項4】 硬化性層または感光性層が上記式(I)
    で表わされる化合物を還元剤1モル当り0.05乃至2
    0モルの範囲の量で含む請求項1または2に記載の感光
    材料。
  5. 【請求項5】 オーバーコート層または感光性層が、さ
    らに塩基プレカーサーを含む請求項1または2に記載の
    感光材料。
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