JPS58214531A - ピツチ系炭素繊維製造用ピツチの調製方法 - Google Patents

ピツチ系炭素繊維製造用ピツチの調製方法

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JPS58214531A
JPS58214531A JP9819482A JP9819482A JPS58214531A JP S58214531 A JPS58214531 A JP S58214531A JP 9819482 A JP9819482 A JP 9819482A JP 9819482 A JP9819482 A JP 9819482A JP S58214531 A JPS58214531 A JP S58214531A
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pitch
oil
spinning
hydrogenated
temperature
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JP9819482A
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English (en)
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Yasuhiro Yamada
泰弘 山田
Takeshi Imamura
健 今村
Tetsuya Inoue
哲也 井上
Hidemasa Honda
本田 英昌
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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  • Working-Up Tar And Pitch (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコールタールピッチやナフサタールピッチ等の
石炭系9石油系ピッチを原料として、軽度の水素化処理
を行う第1工程と、さらに減圧下あるいは常圧下、45
0℃以上の温度で処理する第2工稈よりなる紡糸性の優
れた高依度ピ、チ系炭素繊##製造用ピッチの@製方法
に関するもので。
特E第1工稈での軽度水素化処理法を改良したものであ
る。
従来、炭素繊維は耐熱性、断熱性、m薬品性。
剛性、導電性が優れていると共に軽量であるという特性
を利用して、断熱材、シール材、電機材料部品、Wt造
部材、摩擦材料、伏素電極などに広く使用されている。
炭素繊維は主としてアクリロニトリルやセルロースなど
の繊維を焼成することにより製造されているが、これら
の原料はコストが高い上に炭化収率が低いという欠点が
ある。他方、多量に入手し得る各稀ピッチは石炭1石油
工業の副産物であり。
これを原料として炭素繊維を製造する方法が提案されて
いるが、軽化点、粘度などの点で紡糸が困難な上に、得
られる炭素繊維の品質が低いという欠点があり、工業的
に爽施するには末だ解決すべき問題点が多く残されてい
るのが実状である。
これらの問題を解決するために、これまで特定の縮合多
環芳香族化合物を水素化処理又は熱処理して得たピッチ
状物質を用いる方法(特公昭45−28015号公報、
特公昭49−8654号公報)9石油系タールやピッチ
をルイス酸系触媒を除去して第2の熱処理を施して得た
ものを用いる方法(特公昭55−7555号公報)、M
圧下に所定のメゾフェース含量をもつメソフェースピッ
チを形成させ、これを原料として炭素繊維を製造する方
法(特開昭54−11350号公報、特公昭54−18
10号公報)、特定の組成、特定の性質をもつメソフェ
ースピッチを用いる方法(特開昭54−55625号公
報、米国特許第4787.541号明細書)などが提案
されているがこれらの方法によってもアクリジニトリル
を原料としたものに匹敵する性質をもつ炭素繊維を得る
ことができないため、現在に至るまで高性能グレードの
炭素繊維をピッチ状物質から得る実用可能な方法は知ら
れていなかった。
本発明者らはメソフェースピッチから高品質のピッチ系
炭素繊維を製造するためには紡糸性の優れたピッチの製
造が不可欠であると考えている。
その型出は、ピッチではポリアクリロニトリルからの炭
素繊維と異なり、紡糸時にピッチを構成する分子を繊維
軸方向に平行に配列させなければならず、それ以後の不
融化、炭化、あるいは黒鉛死処即時においての不整な分
子の配列矯正はかなり困難である。すなわち1分子の配
列は紡糸時にほとんど決定されるとの考えによるもので
ある。この考えのもとに、紡糸性のすぐれたピッチの製
造方法として、先に、ブリメソフェース度素質を原料と
したピッチ系炭素繊紺の製造方法を提案した(特願昭5
6−117470)。この中で、 プリメソフェースと
いうのはメソフェースの前駆体であり、キノリンに可溶
な成分で光学的等方性であるが、これを紡糸して繊維状
になした後1次化処理によって初めて光学的異方性に変
化するものを指している。そして、このブリメソフェー
スの製造方法としてピッチ類をテトフヒドロキノリンと
380〜500℃で処理するか、あるいは、ナフタリン
等の芳香族膨化水素と、水素加圧下で450℃以上で処
理する第1工程とその処理物を減圧下又は常圧下450
鳳以上で処理する第2工稈よりなる方法を提案し母(特
願昭56−117470.および、昭和57年5月12
1出阿)。これらの方法において、第1工稈はピーチ中
の高分子量成分の熱分解反応とそれによって生ずるラジ
オ〃の水添による安定化を行い、実質的に低分子量化さ
せることである。そのためにはピッチに対して良溶媒で
あり、かつ、水素供与性であることを必要とする。ちな
みに、水素供与剤として知られているテトラリンは溶剤
ではあるが、ピッチに対しては良溶剤とはいえず、その
ためこれによってビ雫チを処理するとピッチの重合生成
物であるコークスが容易に生成する。上述のテトフヒド
ロキノリンはキノリンの水添によって容易Y−製造でき
、しかもキノリンがピッチ類に対して良溶媒であること
から、第1工稈の処理剤として最適であった。しかし、
キノリンは合成によっても製造され得るが、大部分はコ
ールタール中の塩基性成分を分離9M製して製造されて
いる。
着のため大量に確保することが困難であると共に高価で
ある欠点を有する。一方、ナフタリン等の芳香族法化水
素の場合は処理温度が450℃以上で水添反応がおこり
、この反応速度を早くするには。
さらに高温を必要とする欠点がある。これらの欠点を除
き、かつ、テトラヒドロキノリンと同様の効果をもつ溶
剤の検索を行った結果@  2gJ以上の縮合多環芳香
族法化水素の混合物であるアントフ七ン油等のコールタ
ールの蒸留油、あるいは惨ナフサ熱分解時に副生する軽
油が有効であることを見い出し9本発明をなすに至った
本発明はピッチ類を軽度水添処理する第1工稈とその処
理物を減圧下又は常圧下で高温、短時間処理する第2工
程によって紡糸用ピッチを調製するものであるが、特に
第1工程での軽度水添処理法に関するもので、以下詳細
Y−説明する。
原料重質歴青物は石次索9石油系のいずれでもよいが、
特に重質歴青物中の重質部分、すなわちピッチ類が好適
である。これらのピッチ類は石次系であればコールター
ルの蒸留残液であるコールタールピッチ、あるいは旧法
液化物9石油系であれば、ナフサ熱分解時の副生タール
の蒸留残渣。
橢質油の流動接触分解法(FCC法)F?−よって得□
〜れるタール状物質の分解タール、原油の蒸留残糊であ
るアスファルトやこれの熱分解等によって褥だピッチ等
が用いられる。これらのピッチ類は単独でよいが、混合
したものでもよい。
溶剤として用いられる2環以上の縮合多環芳香族炭化水
素はコーμター〃の蒸留物であるアンシフセン油、クレ
オソート油、ナフタリン油、吸収油等であり、さらにナ
フサ熱分解時に副生する重油部分中の軽油留分である。
ピッチ類と溶剤との処理には次の2つの方法がある。す
なわち、第1の方法は溶剤をあらかじめ水添処理し、こ
の水素化溶剤とピッチ類とを自生圧下、400〜500
℃で処置のである。第2の方法はピッチ類に溶剤を加え
、さらに触媒として鉄系化合物、又はコバルト−モリブ
デン−アルミナやニッケルーモリブデン−アルミナを添
加し、水声ガス加圧下で行うものである。
第1の方法 溶剤の水添処理は触媒存在下、水素ガス圧50〜200
Kp/国2300〜400℃で行う9反応流度は触媒に
よって異なる。例えば、触媒としてコバルト−モリブデ
ン−アルミナの市販脱硫触媒を用いた場合。
約320℃で水添反応がおこるが9反応速度を考慮すれ
ば350〜380℃程度がよし1゜380℃では約30
分を経過すると水素吸収量は少くなる。水素消費量は1
〜3重景重子−る。また、触媒として鉄系化合物のうち
、酸化鉄(F@t’s )を用いると、水添反応は約3
80℃以上でおこる。400℃ではかなり短時間で水素
吸収は終了する。ニッケル−モリブデンーア/L/lす
触媒を用いると約500℃から水添反応がおこる。
本発明で用いる水素化溶剤は上記の水添反応による水素
消費量が溶剤1#に対して1〜3重量−のものが好適で
ある。
このようにして調製した水素化溶剤なビ、チ類100M
承部に対して100〜300重量加える。これを密閉容
器1例えばオートクレーブに入れ、内部の空気を窒素ガ
ス等の不活性ガス或は水素で置換し。
ついで攪拌しながら400〜500℃に加熱する。こ都
らの温度に保持する時間は60分以内であれば;よい。
ついで、処理物は濾過、遠心分離法等によ啼て固形物を
除去する。この除去繰作は原料ピッーナ類をあらかじめ
固形物を除去精製したものを用いれば必らずしも必要と
はしない。固形物を除去した処理物はそのままか、或は
蒸留等によって溶剤を回収した後の残渣を第2工稈の原
料とする。
回収した溶剤は再び水添処理して再使用する。
第2の方法 この方法は第1の方法が水素化溶剤を用い、溶剤から放
出される水素によってピッチの水添処理を行うのに対し
て、水素化溶剤あるいは未水素化溶剤を用い、水素加圧
下でピッチを処理することにより、溶剤の水素化とピッ
チの水添処理を同時に行うものである。すなわち、ピッ
チ100重量部に対して、溶剤50〜100重量加え、
水素化用触媒としてコバ〃トーモリブデンーア〃ミナ等
の水添#!1.硫用固体用固体酸触媒は鉄系化合物をピ
ッチ類畦対して5〜10重景チ重量、水素圧50〜20
0即/α21360〜5001cで処理する。処理時間
は60分以内で十分である。処理物は濾過、遠心分離法
によって固形物、触媒を除去する。ついで、これをその
ままか、或は蒸留によって溶剤を回収した後の残渣を第
2工程の原料とする。回収した溶剤は水素化されている
ので再使用するか、第1方法の溶剤として使用する。
この方法において、溶剤の量は50重量部以下回収操作
時の経済性に問題がある。触媒は鉄系化合物が好ましい
、特に酸化鉄がよいが、鉄鉱石の粉末やボーキサイト、
或は赤泥などが使用できる。
コバルト−モリブデン−アルミナのような固体酸触媒は
400℃附近の温度で処理するときはよいが。
約500℃の高温での処理にはあまり適当でない。
それはピッチ類の分解を促進させるが、それと共に触媒
上にコークスか生成しやすく、コークスが生成するとよ
く知られているように触媒活性が低下するためである。
以上述べた第1あるいは第2の方法によって処理された
ピッチ類は次の第2工程の処理を行う。
゛第2工程は第1工稈での処理物を450℃以上の温度
、好しくは450〜530℃の温度で60分以内の高温
、かつ短時間で処理する。この処理は常圧下でも減圧下
でもよい。常圧下で行う場合は窒素ガス等の不活性ガス
や水蒸気を吹き込み、処理物の攪拌と軽質油分の除去を
行わせてもよい。減圧下では30朋Hp以下で行うのが
好ましし1゜この第2工稈の処理によって、軽質油分の
除去が行われると共に残液ピッチは分解と重合反応が進
行し、紡糸に適したピッチとなる。紡糸性に優れたピッ
チをm製するためには温度1時間を選択するとともに軽
質油分の効果的な除去を必要とする。温度と時間は第1
工程での処理条件が関与する。第1工程での処理温度が
400℃と低い場合には重合反応が急速におこるため、
温度と時間の選択範囲は狭くなる。また、軽質油分の除
去が不十分であると彷糸時に分離して紡糸性が低下する
この第21粋の処理によって得られるピッチは紡糸性に
優れたものであり1通常、軟化点300℃以下、固定炭
素横90−前後のものである。そしてプリメソフェース
或はそれとキノリンネ溶分としてのメソフェースを含む
ものである。メソフェースの含有量は0〜90チの範囲
であれば紡糸可能であるが、約70%以下がとくに紡糸
性に優れている。
紡糸は溶融紡糸、吹出し紡糸のいずれも可能である。溶
融紡糸を行うときは0.3〜0.5朋のノズル口径をも
つ紡糸器にピッチを入れ、その軟化点より約70〜14
0℃高い温度に加熱し、ピッチ上部より加圧して8糸す
る。巻取速度は1000m/min、 @たはそれ以上
が可能である。紡糸した繊維状ピーチは空気中約SOO
,Cで酸化、不融化処理を施した後、不活性ガス中で1
000〜1500℃まで加熱して炭化する。そして必要
ならば2000℃以上に加熱して黒鉛化する。
紡糸した繊維状ピッチの偏光顕微鏡観察による組織は紡
糸用ピッチがプリメソフェースのみの場合は光学的等方
性であるが、メソフェースを含む場合はこのメソフェー
スは繊維軸方向に平行に分子が配列した光学的異方性部
分と、光学的等方性め1プリメソフエースの混在したも
のである。この状況は不融化処理でも変化しないが約6
00℃以上の炭化処理によって繊維全体が光学的異方性
となる。それに伴って、  1000tl’の炭化処理
で得られ肉繊維は径20μm以下1通常はa、oltm
で引張強度200KF/闘2以上、伸び率1.2〜1.
79!、弾性率12へ17 L/龍2の次素繊維が紡糸
用ピッチに対して約90チ前後の収率で得られる。さら
に、高温で焼成すると2強度1弾性率共に増加し、 2
800℃で黒鉛化処理すると、引張強度300Kf/m
m2以上9弾性率50【/耐2以上となる。
本発明は先願発明(特願昭56−117470)で用い
たテトラヒドロキノリンと全く同様の操作によって同じ
効果を与え、しかも、工業的に多量に入手可能で安価で
ある点は大きな利点である。
)以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明1す
る。
1参考例 工業的に製造されたアントツセン油を減圧蒸留し、7:
圧換算沸点約550℃以下の留分を採取した。
この留分をガスクロマドグツフィーで分析した所ナフタ
リンからピレンまで検出され、そのうち。
主な成分はナフタリン、メチルナフタリン、アセナブテ
ン、アントヲ七ン(フェナントレン)、カルバシー〃、
メチルアントフセン、フルオレン。
フルオフンテン、ピレンであった。
このアントツセン油200#を500f111の内容積
のオートクレーブに入れ、触媒として、コバルト−モリ
ブデン−アルミナ5tを加え、水素初圧50rp7.z
加圧下で加熱した。内部圧は温度上昇と共に増加するが
、内容物の温度が約320℃に達すると圧力増加は止ま
昨、約525℃付近から低下し始めた。そのため、水素
ガス溜から水素を供給し。
100KG+/II2とした。この圧力を保持しなから
昇温を続け、内容物温度が380℃に達した後、この温
度で90分間保持した。時間経過後直ちに炉から取出し
、室温まで冷却した。オートクレーブ内のガス量と水素
濃度カーら残存水素量を求め、さらに水素ガス溜の圧力
降下量から水素消費量を求めた所ア゛コ)トフセン油1
fに対して1.53重量−であった。
内隼物は濾過によって触媒を除き、水素化アントラ十ン
油を得た。これをガスクロマトグラフィーで分析し、原
料アントラセン油と比較した所、6個の新しい成分の存
在が認められた。このうち。
1成分はテトラリンであったが他の成分は不明で沸点約
240℃に1成分、約250℃付近に2成分。
フルオレン(沸点298℃)とアントラセン(沸点34
0℃)の間の沸点を持つ成分、力〜パゾー/I/(沸点
555℃)とフルオランテン(沸点384℃)の間の沸
点を持つ成分修鼠った。これらの成分のピーク面積は反
応条件によって変ることから、水素化された芳香族炭化
水素であると推定された。
上記と同様にして、触媒としてニッケルーモリブデン−
アルミナまたは赤泥を用い、at々の条件で水素化処理
を行った。ニッケルーモリブデンーアーミナの場合、水
素圧の減少は約3oo cから認ヤ治れ、約330℃以
上ではそれが急速となった。
赤部の場合は約375℃から水素圧の減少が認められ、
400℃になるとそれが急速となった。これらの触媒を
用いて水素化処理しても生成物中の成分の変化はコバル
ト−モリブデン−アルミナの場合と同様であった。水素
圧は501f/α2以上で水素化反応は起こるが、圧力
が増加するにつれて、水素化条件が同一であれば水素消
11量は増加した。
上記の水素化反応はタレオソート油、吸収油。
ナフタリン油あるいはデフ予熱分解時に副生ずる重油中
のメチlv9 エチル基を持つモノ、ジ置換べ4 ンゼ
ン、ナフタリンおよびメチル、エチル基を持つモノ、ジ
置換ナフタリンの混合物である軽油についても同様であ
る。
アントツセン油を用いて9種々の条件で水素化処理を行
い、そのときのアントラセン油1tに対する水素消費量
およびガスクロマトグラフ(−で求めたテトラリンとナ
フタリンのピーク面積比をテトラリン生成量として。ま
とめて表1に示した。
このテトラリン生成量と水素消費量は図1に示したよう
にLX@関係が成り立つ。したがってテトラリン生成量
がわかると水素消費量を知ることができるので、以下、
実施例においてピッチの水素検量は図1の関係から求め
た。
表     1 注1)CoMoはコバルト−モリブデン、NiMoはニ
ッケルーモリブデン。
実施例 1゛ 表2に示した性状を持つ2fI!!類のコ、−ルターμ
ピッチを原料として用いた。これらのピッチ約200〜
500 Fを21の内容積のオートクレーブに入れ。
あらかじめ水素化処理したアントラセン油を300〜4
00を加えた後、オートクレーブ内部をアルボ9で置換
した。これを、かくはんしながら、平均典温速度2.5
℃/minで400℃以上に加熱処理した。
所定温度で所定時間保持した後、直ちにオートクレーブ
を炉から取出し、室温まで冷却した。生成したガスはガ
ス分析計により分析し、水素ガス量を求めた。処理物は
遠心沈澱器により固形物を沈降させ、上澄は定性濾紙に
よる減圧濾過した。固形物に付着しているピッチ分を採
取するために。
新しいアントラセン油を固形物に加え、十分洗浄し、つ
いでベンゼンを加えアントラセン油を除去した後乾燥し
た。ろ液はIQWRlRHpの減圧下、内容物が290
cに達□するまで蒸留を行い、アントラセン油を回収し
た。この蒸留残渣ピッチを次の紡糸用ピッチ製造原料と
した。なお、オートクレーブで処理した後の処理物を少
量採取し、ガスクロマトグラフィーで分析し、テトラリ
ンとナフタリンのピーク面積比を求めた。ついで、原料
に用いた水素化アントラセン油のテトラリンとナフタリ
ンのビーク面積比の差から9図1F−よって水素消費量
を求めた。ついで、この水素f4*最力1ら生成ガス中
の水素量を差、引き、この陳をピッチの水素消費量とし
た。
上記の方法にしたがって、#々の条件で処理した結果を
まとめて表3に示した。
表  2 表3の残渣ピッチを用いて1次のようにして紡糸用ピッ
チを調製した。
残渣ピッチ約1001を3ツロガラス製円筒容器(容量
300m/)に入れ、あらかじめ約490℃に加熱した
炉の上部に設置して予熱した。この予熱によってピッチ
を熔融し、約300℃になるまで)′惨った。これに、
ガラス管を容器底部まで差込み。
、tt純度窒素ガスを1〜2 //min吹き込んだ。
つい1、炉の中に投入し、ピッチの温度が470℃に達
した後、この温度で所定時間保持した。時間経過後tU
IKちに容器を炉から取出し、室温まで冷却した。なお
、この処理中、窒素ガスは流しつづけ。
閘出する油分はトラップに採取した。また、約助0℃か
ら470℃に達する時間は約±→−分であり1.た5I
0 さらに、減圧下で行う場合は5ツロ円筒容器の留出する
油分の取出口にトラップを介して真空ボンデにつなぎ、
30闘Hp以下9通常は10朋Htの減圧下で上記と同
様の操作を行う。
上記の操作によって得たピッチを紡糸用ピッチとした。
種々の条件で処理して得たピッチの収率。
注状を表4にまとめて示した。
この紡糸用ピッチの紡糸は0.3朋または0.5酊の口
径を持つノズルを付した内杆20闘、長さ150III
の真ちゅう製紡糸器に紡糸ピッチを約102人ps0.
2 部より窒素ガスによって剥4” 1.0 KF/蜘2で
加重い ノズルより押出されるピッチをドラムに巻−−
る方法で行った。ドラムの巻取り速度を通常は1000
 m/minとし、少くとも数分間は糸切れなく゛巻き
取ることかで鎗だものを紡糸性は答易である担の評価を
した。巻取り速度が1000 m/min以下のもの、
あるいは1000 m/minであっても、しばしば糸
切れが生ずる場合は困難との評価をした。
の結果を表4に示している。さらに、この紡糸した繊維
状ピッチを空気中、室温より200℃まで5℃/min
、 300℃まで2℃/minで昇温し、15分間保持
して不融化処理した。ついで、アルゴン気流中。
25℃/winの昇温速度で1000℃まで加熱し、1
5分間保持して法化処理し、炭素繊維を得た。この炭素
繊維の繊維径および引張強度(繊維10本の平均It)
も合せて表4E示している。
実施例 2 実施例1と同様のコールタールピッチA、Bおよびナフ
サターμを10tmHIiの減圧下、内容物が290℃
まで減圧蒸留を行った残渣ピッチ(以下。
↑7サターμピッチ)を原料ピッチとした。ナフー喰タ
ールピッチは軟化点113℃、ペン−12ン不溶分着、
キノリンネ溶分量共に0,54 wt %のものである
これらのピッチ約4007Fを2jのオートクレーブに
入れ、声考例で用いたアンドブセン油、ナフ’M分解時
副生する重油中の軽油およびアントツセン油の水素化処
理油(表1中の実M番号9)のいずれかを約2002加
え、さらに触媒として赤泥。
コバルト−モリブデン−アルミナ、またはニッケルーモ
リブデン−アルミナを約2Of加えた。ついで、水素初
圧759/z2の加圧下、かくはんしながら、実施例1
と同様にして、360〜460℃まで加熱し、10〜6
0分間保持した。時間経過後直ちにオートクレーブを炉
より取出し、室温まで冷却した。このようにして得た処
理物は実施例1と同様の操作によって紡糸用ピッチを調
製した。原料ピ、チを種々の条件で処理した結果をまと
めて表5に、また、紡糸用ピッチの性状およびこのピッ
チを実施例1と同様にして次素繊維を製造した結果を表
6に示した。
表6の番号12.15の紡糸用ピッチは原料ピッチの処
理温度が400℃以下のものであるが、このピッチの紡
糸性は400℃以上で処理したものより劣る。水素消費
量には大きな差はないことから、紡糸性の優れたピッチ
を製造するためには原料ピッチの水素消費量を多くする
ことだけでなくeao。
C以上のピッチの熱分解反応を起させる必要があるとい
える。原料ピッチの処理において、触媒として活性の高
いコバルト−モリブデン−アルミナやニッケルーモリブ
デン−アルミナを用いた場合。
原料ピッチに溶剤を加えないと、約420 t:以上の
処理で、l!l¥剤不溶分であるコークス分が多量に生
成するが、溶剤を加えた場合は表5に示しているように
、460℃でも固形分量は表1のキノリンネ溶分量より
わずかに多い程度であり、コークス分の生成はほとんど
ないといえる。原料ピッチをテトラヒドロキノリンある
いはキノリンで処理する先願発明(特願昭56−117
470 ) ’の場合は活性の高い触媒を用いて上記の
ような高温で処理することはできない。それは脱窒素反
応が起り、テトラヒドロキノリンあるいはキノリンの損
失が大きくなるためである。この点1本発明の場合はl
I9窒素反応は非常に少ないので、活性の高い触媒の使
用が一可能となった。さらに、活性の高い触媒が使用で
きることは、水素消費量の増加を答易に行える利点があ
る。これは紡糸した繊維状ピッチを空気で酸化不融化す
る際、酸化増量が増大し、不融化が答易になる。
【図面の簡単な説明】
図1はアントラセン油を水素化処理したときの水素消費
量とテトラリン生成量の関係を示したものである。 特許出願人工業技術院長石板誠− 図1 水素消費量 (wt%) 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示  昭和57年特許願第98194号2
、発明の名称  ピッチ系炭素繊維製造用ピッチの調整
方法3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 (114)工業技術院長 石 坂 誠 −昭和57年9
月9日 (発送日:昭和57年9月28日)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、  FIj質歴前歴青物素化処理する第1工程と水
    素化処理した重質歴青物を450で以上の温度で減圧下
    あるいは常圧下で処理する第2工程によって紡糸用ピッ
    チを製造し、このピッチを紡糸し、不融化処理した後、
    炭化処理してピッチ系炭素繊維を1111!造する方法
    において、第11稈での水素化処理を重質歴青物100
    重景部子対して、水素化した2環以上の縮合多環芳香族
    化合物の混合物を100〜300 p承部加え、自生圧
    下、400〜500℃の温度で処理することを特徴とす
    るピッチ系炭素繊維Ijlll造用ピッチの調製方法。 2、水素化した2環以上の縮合多環芳香族化合物の混合
    物が2環以上の縮合多環芳香族化合物の混合物を触媒存
    在下、水素化した際、水素消費量が1〜3重景重子−る
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、ffi質歴前歴青物素化処理する第1工程と水素化
    処理した重質歴青物を450℃以上の温度で減圧下ある
    いは常圧下で処理する第2工程によって紡糸用ピッチを
    製造し、このピッチを紡糸し、不融化処理した後9炭化
    処理してピッチ系炭素繊維を製造する方法において、第
    1工稈での水素化処理を重質歴青物100重景部子対し
    て、水素化した素環以上の縮合多環芳香族化合物の混合
    物または素環以上の縮合多環芳香族化合物の混合物を5
    0−1−100重量部加え、さらに水素添加用触媒の存
    在下*  50Q/傭2 以上の水素加圧下で360〜
    500℃の温度で処理することを特徴とするピッチ系次
    素繊#製造用ピッチの調製方法。 4.2環以上の縮合多環芳香族化合物の混合物がコール
    タールの蒸留油であるアントラ七ン油。 クレオソート油、吸収油、ナフタリン油およびナフサ熱
    分解時に副生ずる軽油である特許請求の範囲第2項およ
    び第3項記載の方法。 5、水素添加用触媒として、ニッケルーモリブデン−ア
    ルミナ、コバ〃トーモリグデンーアルミすおよび鉄系化
    合物である特許請求の範囲第2および第5項記載の方法
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