JPS5822021B2 - アリ−ルオキシカルボン酸アリ−ルエステル類の製造法 - Google Patents

アリ−ルオキシカルボン酸アリ−ルエステル類の製造法

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JPS5822021B2
JPS5822021B2 JP10305976A JP10305976A JPS5822021B2 JP S5822021 B2 JPS5822021 B2 JP S5822021B2 JP 10305976 A JP10305976 A JP 10305976A JP 10305976 A JP10305976 A JP 10305976A JP S5822021 B2 JPS5822021 B2 JP S5822021B2
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JP
Japan
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naphthol
carboxylic acid
acid
reaction
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JP10305976A
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JPS5328139A (en
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下川薫
大川勝昭
天野末弘
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Daiei Chemical Co Ltd
Original Assignee
Daiei Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、写真薬、香料、染料中間体の原料として重要
なアリールオキシカルボン酸アリールエステル類の有利
な製造方法に関するものである。
本発明の目的とする、エステル類は、アリールオキシカ
ルボン酸とフェノール類を脱水することにより得られる
が、通常のエステル類合成法である強酸を触媒とする方
法はカルボン酸の分解を伴うため使用できず脱水剤とし
て、三塩化燐、オキシ塩化燐、五塩化燐などを使用する
方法が行なわれている。
しかしながら、これらの公知の方法では製品に着色がみ
られ、製造工程に手間を要し、又フェノール類を溶媒を
かねて大過剰に使用するため廃水中のフェノール類の除
去など反応後の処理が極めて厄介であり、工業的に有利
と言えない。
このようなことから本発明者らは該エステル化反応につ
いて、くわしく検討した結果、製品の着色の原因は主と
してアリールオキシカルボン酸が一部分解して生成する
オキシ体による(ナフトール類の場合顕著である。
)こと、およびこのアリールオキシカルボン酸の分解は
使用する上記脱水剤との接触により促進されるものであ
ることを見出した。
発明者らはこれらの所見をもとに、このアリールオキシ
カルボン酸類の分解を防ぐため更に種々研究した結果フ
ェノール類と三塩化燐との反応により得られるアリール
亜燐酸エステルを反応剤として、使用すれば、他の触媒
を用いずとも反応が極めてスムーズに進行し、しかも品
質、得量等にも一段とすぐれた結果が得られることを見
出し本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、 一般式 (式中R1は水素又はメチル基、鳥、は水素、ハロゲン
原子又はメチル基をあられし、R3は水素又はハロゲン
原子をあられす。
)であられされるアリールオキシカルボン酸アリールエ
ステル類を製造するに際しアリールオキシカルボン酸又
はそのアルキルエステルと、三塩化燐1モルに対して少
なくとも2モルのフェノール類を反応せしめて得られる
アリール亜燐酸エステルとを反応させることからなるア
リ−オキシカルボン酸アリールエステル類の製造法であ
る。
以下本発明についてくわしく説明する。
本発明で使用するアリールオキシカルボン酸はベンゼン
系もしくは、ナフタリン系のもので、2−オキシ安息香
酸、4−オキシ安息香酸、2−オキシ−3−メチル安息
香酸、2−オキシ−4−メチル安息香酸、1−ナフトー
ル−2−カルボン酸14−クロール−1−ナフトール−
2−カルボン酸。
4−ブロム−1−ナフトール−2−カルボン酸。
1−ナフトール・−4−カルボン酸、2−ナフトール−
1−カルボン酸、2−ナフトール−3−カルボン酸、6
−クロール−2−ナフトール−3−カルボン酸6−ブロ
ム−2−ナフトール−3−カルボン酸8よびそれらのメ
チル、エチル、プロピルエステルなどが好適のものとし
て挙げることができる。
亜燐酸エステルとして使用できるものは三塩化燐1モル
に対して少なくとも2モルのフェノール類を反応させた
ものであり、フェノール類としてフェノール、クレゾー
ル類、クロールフェノール類などが挙げられる。
三塩化燐に対するフェノール類のモル比は少なくとも2
モル比以上が必要であり、2モル比以下の使用では本発
明の効果は少なく品質の低下と収率の低下がみられる。
この反応で得られるアリール亜燐酸エステル、ジアリー
ル亜燐酸エステルクロリド、モノアリール亜燐酸エステ
ルジクロリドの単独もしくは混合物の形で得られるもの
である。
アリールオキシカルボン酸とアリール亜燐酸エステルの
反応温度は通常90〜120℃である。
反応が終了すればこれに水を加えて結晶を析出させ、濾
過、水洗することにより目的のエステルを得ることがで
きる。
得られる目的物は公知の方法で得られるものと比べ純度
が高く著しく外観が改善されている。
又公知の方法よりフェノール類の使用量が少なくてすむ
ので反応工程より排出するフェノール廃水が著しく減少
させることができるので有利である。
以下に、実施例をあげて本発明を説明するが文中特記し
ない限りすべての部は重量によるものであるとする。
実施例 1 反応器にウリフェニル亜燐酸エステル310部を入れ、
60℃に加温する。
この中に1−ナフトール2−カルボン酸282部を攪拌
しながら加えていく。
当初粘調な液状であるが、次に100℃迄昇温すると液
は透明度を増してきてさらさらになる。
3時間この温度で反応を続ける。内容物は透明な均−液
になり、薄層クロマトグラフィーで反応の進行状態を追
跡すると1−ナフトール−2−カルボン酸のスポットは
極めてうずくなり更に反応時間を延長しても減少しなく
なる。
この段階で内容物を60℃に冷却し、水700部をゆっ
くり注入し結晶を析出させる。
40℃に冷却後沢過し、水500部で洗浄する。
次に50℃で乾燥し白色の1−ナフトール2−カルボン
酸フェニールエステル385部(mp・95.0〜95
.5°C)が得られる。
これは理論収率97%に相当する。
実施例 2 反応器に溶融したフェノール282部を仕込み三塩化燐
137.5部を50〜60℃で滴下する。
HClガスがさかんに発生するこれを吸収塔に導きやや
ガス発生が収まったら内容物の温度を100℃まで上昇
させ2時間反応を続ける。
H(J’ガスの発生がみられなくなったら反応を終了す
る。
この段階で内容物はトリフェニール亜燐酸ニス7−ルを
主体とし、未反応のフェノール、ジフェニル亜燐酸クロ
リド、モノフェニル亜燐酸クロリドを少量混合しており
未反応の三塩化燐は認められなかった。
内容物を60℃に放冷ししたのち1−ナフトール2−カ
ルボン酸282部を攪拌しながら加えていく。
このあと実施例1と全く同様の操作を行う。
1−ナフトール−2−カルボン酸フェニルエステルの針
状結晶380部(mp・93.0〜95.0℃)が得ら
れた。
実施例 3 実施例1において1−ナフトール−2−カルボン酸28
2部の代りに2−ナフト−・ルー1−カルボン酸282
部を使用する。
仕込方法反応条件は実施例1と同じく行い2−ナフトー
ル−1−カルボン酸フェニルエステル(mp 84.0
〜86.6°C)を375部得た。
これは理論収率95%に相当する。
実施例 4 実施例2において1−ナフトール−2−カルボン酸28
2部の代りに1−ナフトール4−クロル−2−カルボン
酸344部を使用しその他の原料仕込方法反応条件は実
施例2と同じに行う。
1−ナフトール−4−クロル−2−カルボン酸フェニー
ルエステル(mp117.5〜119.9°C)430
部が得られた。
実施例 5 反応器にP−クレゾール324部を仕込み三塩化リン1
37.5部を50〜60°Cで滴下する。
次に内温を100℃まで昇温し塩酸ガスをできるだけ反
応系外に放出す。
内容物を60℃に放冷したのち2−ナフトール−3−カ
ルボン酸282部を仕込む。
反応の当初はカルボン酸が懸濁する状態で反応内容物は
粘調であるが、内温を100℃に上げ3時間攪拌を続け
ると遂に、淡かつ黄色の透明液になり反応を終了する。
内容物を60℃に冷却したのち、実施例1と同じ後処理
を行い、黄色ノ結晶で2−ナフトール−3−カルボン酸
−P−メチルフェニルエステル(mP・90.5°C)
411部(98%)が得られた。
実施例 6 反応器にトリフェニル亜リン酸エステル310・部を入
れておき60℃に加温する。
この中にサリチル酸207部をを攪拌しながら加えてい
く。
次に100℃まで昇温すると液は透明になる。
この温度で3時間攪拌したのち放冷する。
60℃で水800部をゆっくり注入し結晶を析出させる
20℃に冷却し、析出する結晶を濾過、充分水洗後、低
温乾燥し、サリチル酸フェニルエステル(mp・43°
C)290部を得た。
実施例 7 反応器にフェノール282部を溶かしておき、三塩化リ
ン137.5部を50〜60℃で滴下する1除々に10
0℃に昇温し、2時間この温度で攪拌する。
内容物を放冷、60℃になったらO−クレソチン酸22
8部を加える。
100℃に昇温し、3時間反応させる。
このあと実施例6と同様の操作を行い、2−オキシ−3
−メチル安息香酸フェニルエステル(mp・48,0℃
)314部が得られる。
実施例 8 1例7でフェノールの代りにP−クロルフェノール38
6部を使用し、亜リン酸エステルを作り、この中にサリ
チル酸メチルエステル228部を攪拌しながら加える。
100°Cに昇温し、3時間反応させたのち、実施例6
と同様の操作を行った。
サリチル酸−P−クロルフェニルエステル(mp・72
°G)340部が得られた。
比較例 反応器に溶融したフェノール282部、三塩化リン13
7.5部を攪拌しておき、この中に、1−ナフトール−
2−カルボン酸282部を加えていく。
次に昇温に入り、100℃に3時間反応させる。
当初かなり粘度の高いペースト状から、さらさらした状
態になる。
60℃に冷却後、水700部をゆっくり注入し、結晶を
析出させる。
40℃に冷却後、濾過し、大量の水で洗浄した。
得られた結晶50℃で乾燥する。
かつ色の1−ナフトール−2−カルボン酸フェニルエス
テル309部(MP・89〜93°C)が得うれ、この
ものは、薄層クロマトによりα−ナフトールを含有して
いた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中R1は水素又はメチル基、R2は水素、))ロゲ
    ン原子又はメチル基をあられし、R8は水素又はハロゲ
    ン原子をあられす。 )であられされるアリールオキシカルボン酸アリールエ
    ステル類を製造するに際し、アリールオキシカルボン酸
    又はそ、のアルキルエステルと三塩化燐1モルに対して
    少くとも2モルのフェノール類を反応せしめて得られる
    アリール亜燐酸エステルとを、反応させることからなる
    アリールオキシカルボン酸アリールエステル類の製造法
JP10305976A 1976-08-27 1976-08-27 アリ−ルオキシカルボン酸アリ−ルエステル類の製造法 Expired JPS5822021B2 (ja)

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JPS5328139A JPS5328139A (en) 1978-03-16
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JPS61293952A (ja) * 1985-06-05 1986-12-24 Sumitomo Chem Co Ltd ヒドロキシベンゾエ−ト及びその製造方法
JP4592158B2 (ja) * 2000-07-19 2010-12-01 城北化学工業株式会社 カルボン酸アリールエステルの製造方法

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