JPS5825679B2 - ベンゾイン基含有有機けい素化合物 - Google Patents

ベンゾイン基含有有機けい素化合物

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JPS5825679B2
JPS5825679B2 JP52110133A JP11013377A JPS5825679B2 JP S5825679 B2 JPS5825679 B2 JP S5825679B2 JP 52110133 A JP52110133 A JP 52110133A JP 11013377 A JP11013377 A JP 11013377A JP S5825679 B2 JPS5825679 B2 JP S5825679B2
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JP
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mol
reaction
benzoin
toluene
formula
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JP52110133A
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JPS5444643A (en
Inventor
文夫 岡田
保昭 原
稔 高見沢
寿 青木
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はベンゾイン基を含有する新規且つ有用な化合物
、詳しくは (式中のnは正の整数)で示されるベンゾイン基含有有
機けい素化合物を提供しようとするものである。
本発明のベンゾイン基含有有機けい素化合物は、式 で示される ベンゾイン化合物と式 (式中、Xは水素原子、ハロゲン原子、水酸基又は炭素
原子数1〜4のアルコキシ基であり、nは上述と同じ意
味を表わす)で示される有機けい素化合物とを適当な有
機溶媒中で反応させることにより容易に得ることができ
、この反応を行うに当っての式(n)で示されるベンゾ
イン化合物と式(III)で示される有機けい素化合物
との使用割合は、前記有機けい素化合物1モルに対して
ベンゾイン化合物を2モル又はそれ以上とすることが必
要とされる。
上記式(III)で示されるオルガノポリシロキサンと
しては下記のような化合物が例示される。
(m、m’は正の整数) 上記した反応を行うに当って使用することができる有機
溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等
をあげることができる。
上記した反応は式(m)中のXの種類に応じて種々の反
応方法を採用することができ、これには脱水素反応(X
が水素原子)、脱ハロゲン化水素反応(Xがハロゲン原
子)、脱水反応(Xが水酸基)および脱アルコール反応
(Xがアルコキシ基)をあげることができ、これらの各
反応を行うに当っては触媒を使用することが好ましく、
これには例えば脱水素反応の場合にはジブチルすずジラ
ウレート、亜鉛粉末、ナトリウムメトキシド、セドロキ
シルアミンを、また脱水反応の場合にはカルボン酸を、
更に脱ハロゲン化水素反応を行う場合にはトリエチルア
ミン、トリブチルアミン等の第三アミンあるいは尿素化
合物を、脱アルコール反応の場合にはジオクチル酸すず
あるいはチタン酸エステル等を使用することができる。
上記した反応温度は、通常は室温〜100℃の範囲とす
ればよいが、該反応を行うに当って有機溶媒を使用した
場合にはそれ以上の温度であっても差支えない。
上述のようにして反応を行った後、副生成物(第三アミ
ン塩酸塩等)を除去し、次いで反応溶媒を留去すること
により目的とするベンゾイン基含有有機けい素化合物を
得ることができる。
本発明のベンゾイン基含有有機けい素化合物は、種々の
分野に応用することができるが、特には感光性樹脂に対
する光重合増感剤として有用とされる。
即わち、従来感光性樹脂としては種々ものが公知とされ
ており、これらの感光性樹脂を光重合させるための光重
合増感剤としては、例えばベンゾフェノン、シリルベン
ゾフェノン、ベンズアルデヒド、アントラキノン、ベン
ゾアントロン、4−ニトロビフェニル、4−ニトロフェ
ノール、■・4−ベンゾキノン、ミヒラーケトン、ジフ
ェニルジスルフオン、ベンゾインメチルエーテル(特公
昭50−1597号公報参照)等が開発提案されている
が、これらの光重合増感剤はいずれも感光性樹脂に対す
る相溶性に劣り、このためそれが感光性樹脂から分離し
増感作用を充分に達成することができず、この結果感光
性樹脂の硬化状態に群を生じ、満足できる光重合硬化物
を得ることができないという不利があり、更には最終的
に得られる硬化物から該光重合増感剤が析出し、これが
硬化物の物性に悪影響を与えるという欠点があった。
これに対して本発明に係るベンゾイン基含有有機けい素
化合物は感光性樹脂に対して優れた相溶性および増感作
用を有し、上述したような不利および欠点が全くないと
いう特長をもっている。
つぎに本発明の実施例及び応用例をあげるが、本発明は
これに限定されるものではない。
実施例 1 滴下ロートを付した内容積500rrLlのフラスコに
、ベンゾイン46.62(0,22モル)、トリエチル
アミン26.3f(0,26モル)およびトルエン10
0m1を仕込み均一に混合したのち、滴下ロートからジ
メチルジクロロシラン12−9f(0,1モル)を滴下
し反応を行わせた。
この反応は発熱反応であり60℃まで温度が上昇した。
かくはんを30分間行ったのち、内容物を冷却し、次い
でここで生成したトリエチルアミン塩酸塩を濾別し、ト
ルエンを留去したところ、常温で固体状の生成物が45
.0P得られた。
このものの融点は112〜114℃であった。
なお、該生成物について残留塩素原子の定性試験を行っ
たところ、塩素原子は検出されなかった。
上記で得た生成物について赤外線吸収スペクトル分析及
び元素分析を行ったところ、下記に示すような結果が得
られた。
0赤外線分析結果 芳香族ケトン 1800〜2000cIrL−1の範囲
内に3つのピークがみられた。
1580CIrL 。
1450cIrL ’ 810cm 。
705CrIL−1、 O元素分析結果 これらの結果から上記で得られた生成物は、式で示され
る化合物であると判断された(収率は98.5%であっ
た)。
実施例 2 内容積5007711のフラスコに、ベンツイン46−
6P(0,22モル)、ジメチルジメトキシシラン12
−Of(0,1モル)、ジオクチル酸すず0.21及び
トルエン200m1を仕込み均一に混合したのち、トル
エンの還流温度でかくはんを6時間行った。
反応終了後トルエン及び生成したメタノールを留去した
ところ、固体状の生成物が402得られた。
このものの融点は112〜114℃であった。
実施例 3 フラスコニ、ベンゾイン4.7f(CLO22モル)、
トリエチルアミン2−8P((1028モル)及びト・
ルエン1501を仕込み均一に混合したのち、内温を2
0〜30℃に保持しながら滴下ロートから、式 で示されるα・ω−ジメチルポリシロキサン4.5f(
0,01モル)を滴下し、滴下終了後かくはんを60分
間行い、次いで生成したトリエチルアミン塩酸塩を濾別
し、トルエンを留去したところ常 ・温で固体状の生成
物が5−IP(収率90.3%)得られた。
このものの融点は48℃であった。実施例 4 フラスコに、ベンゾイン46.6P(0,22モル)、
トリエチルアミ728.3 f (0,28モル)及び
ト 。
ルエン1501を仕込み均一に混合したのち、内温を2
0〜30℃に保持しながら滴下ロートから式 で示されるα・ω−ジクロロジメチルポリシロキサン1
32.9? (0,1モル)を滴下し、滴下終了後内温
を50〜60℃に昇温し1時間か(はんを行い反応を終
了させた。
次いでここで生成したトリエチルアミン塩酸塩を濾別し
、トルエンを留去したところ、屈折率14453、粘度
59.4センチストークス(25℃)の生成物が131
?得られた。
実施例 5〜8 実施例4におけるα・ω−ジクロロジメチルポリシロキ
サンの代りに下記の表に示すような種類のα・ω−ジク
ロロジメチルポリシロキサンを使用したほかは上記とほ
ぼ同様に反応を行わせたところ、それぞれ同表に示すよ
うな粘度を有する生成物が得られた。
実施例 9 内容積1 lのフラスコに、ベンゾイン46.6f(0
,22モル)、式 で示されるジメチルポリシロキサン302グ(0,1モ
ル)及び亜鉛粉末4グを仕込み80〜90℃に昇温し8
時間かくはんを行ったところ、水素ガス発生がみられた
次いで室温まで冷却したのち、過剰のベンゾイン及び亜
鉛粉末を濾別したところ、生成物が3441得られた。
実施例 10 フラスコに、ベンゾイン46.6f(0,22モル)、
分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキ
サン83.2 P (0,1モル)、ジブチルすずジラ
ウレート0.1fおよびトルエン200rrLlを仕込
んだのち、トルエンの還流温度で4時間かくはんを行っ
た。
生成するH2Oをエステルアダプターにより糸外に除去
した。
反応終了後、反応液を冷却したのちトルエンを留去し、
過剰のベンゾインを濾別したところ、生成物が1272
得られた。
実施例 11 フラスコに、ベンゾイン46.6P(0,22モル)、
分子鎖両末端がメトキシ基で封鎖されたジメチルポリシ
ロキサン85.0f(0,1モル)、ジオクチル酸すず
0.2りおよびトルエン200mJを仕込み、トルエン
の還流温度で6時間か(はんを行った。
反応終了後、トルエンおよび生成したメタノールを留去
し、過剰のベンゾインを濾別したところ、生成物が12
9′?得られた。
応用例 (CH3)25iO単位97モル%と (H8CH2CH2CH2)(CH3)SiO単位3モ
ル%とからなり、分子鎖両末端がトリメチルシリル基で
封鎖されたポリシロキサ710重量部(以下、単に部と
記載する)、(CH3)3s10o、s単位33モル%
と(CH2−CHCH2)SiOo、5単位67モル%
とからなるポリシロキサン0.2部及び2・6−シーj
ert−ブチル−p−クレゾールのトルエン溶液0.0
01部からなる組成物に、上記実施例1および3〜8で
合成したベンゾイン基含有シ:有機けい素化合物あるい
は従来の感光性樹脂に増感剤として添加されている化合
物を下記の表に示すような割合(対オルガノポリシロキ
サン)で添加し均一に混合した。
次に、上記で得た混合物を各々厚さ1μm、巾25Cr
fLの長尺クラフト紙に塗膜厚が1μmとなるように均
一に塗布した。
このクラフト紙をその長さ方向に移動させることができ
るようにするとともに、このクラフト紙から80CIr
Lの位置に水銀灯(2KW)2本を設置し、且つ水銀灯
からの光の照射が該クラフト紙の長さ方向に対して5C
IIL巾となるようにスリットを設けた。
次いで、水銀灯から光を照射するとともにクラフト紙を
種々の速度で移動させ、クラフト紙に塗布した前記混合
物が確実に硬化する時間(光の照射されている面がスリ
ットを通過する時間)を調べその結果を下記の表に示し
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1式 (式中のnは正の整数)で示されるベンゾイン基含有有
    機けい素化合物。
JP52110133A 1977-09-13 1977-09-13 ベンゾイン基含有有機けい素化合物 Expired JPS5825679B2 (ja)

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JP52110133A JPS5825679B2 (ja) 1977-09-13 1977-09-13 ベンゾイン基含有有機けい素化合物

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JPS5444643A JPS5444643A (en) 1979-04-09
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JPS6024113B2 (ja) * 1980-06-20 1985-06-11 信越化学工業株式会社 ベンゾイン基含有有機けい素環状化合物およびその製造方法
EP4491688A4 (en) * 2022-03-07 2025-07-09 Lg Chemical Ltd COMPOUND

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