JPS58442B2 - グラフトゴムノカイシツホウホウ - Google Patents

グラフトゴムノカイシツホウホウ

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JPS58442B2
JPS58442B2 JP50152807A JP15280775A JPS58442B2 JP S58442 B2 JPS58442 B2 JP S58442B2 JP 50152807 A JP50152807 A JP 50152807A JP 15280775 A JP15280775 A JP 15280775A JP S58442 B2 JPS58442 B2 JP S58442B2
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JP
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rubber
ethylene
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graft
acid
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梶浦博一
工藤秀雄
長野理一郎
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はグラフトゴムの改質方法に関し、その目的とす
るところは、引張特性および溶融流動性に優れ、かつゲ
ル含量の少ない熱可塑性エラストマーの製造方法を提供
することにある。
エチレン含量が85モル%程度以下であるようなエチレ
ン・α−オレフィン共重合ゴムは、そのままでは引張強
度が小さく、また永久歪が太きいため、ゴム的用途に使
用することができない。
そのため一般には種々の手段で架橋しその性質を改善す
る試みがなされているが、架橋構造を少なからず有する
ものは流動性が悪く、押出し加工ができないという欠点
がある。
ところが前記したエチレン・α−オレフィン共重合ゴム
に架橋をほとんど生せしめることなく、不飽和ジカルボ
ン酸またはその無水物をグラフトさせると、加工性が優
れ、しかも引張特性良好な熱可塑性エラストマーが得ら
れること、およびそれに適したグラフト方法が本発明者
らの研究によって見出された。
本発明はこのように変性されたゴムの流動性を実質的に
損なうことなく、さらに引張特性を改良せんとするもの
である。
すなわち、本発明は、不飽和ポリカルボン酸の酸無水物
またはエステルからなる誘導体またはそれと不飽和ポリ
カルボン酸のグラフト単位を0.08ないし1ミリ当量
/g有し、230℃における溶融粘度指数(ASTMD
−1238−65T)が約0.5ないし30g/10分
の範囲にあり、かつゲル含量が約10重量%以下の範囲
にあるグラフトエチレン・α−オレフィン共重合コム(
エチレン含量は50ないし85モル%の範囲である)を
加水分解し、カルボキシル基を少なくとも0.16ミリ
当量/g以上含有せしめることを特徴とする溶融流動性
に優れたクラフトゴムの改質方法である。
本発明に用いられるグラフトエチレン・α−オレフィン
共重合ゴムは、エチレン・α−オレフィン共重合ゴムに
不飽和ポリカルボン酸誘導体またはそれと不飽和ポリカ
ルボン酸かグラフトした構造のものであり、エチレン・
α−オレフィン共重合ゴムに不飽和ポリカルボン酸また
はその誘導体をグラフトするかまたはそのグラフト化物
から誘導するかによって得られる。
エチレン・α−オレフィン共重合ゴム中のα−オレフィ
ン成分としては、プロピレン、■−ブテン、4−メチル
−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテンなどの中から
選ぶことができるが、特にプロピレンまたは1−ブテン
が好ましい。
また該共重合ゴム中のエチレンの含量は高いほど引張り
強度が高くなる一方、永久歪も増大するので、50ない
し85モル%の範囲にあることが好ましい。
グラフトゴムの製造に用いられる不飽和ポリカルボン酸
としては、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラ
コン酸、アリルコハク酸、ナジック酸、メチルナジック
酸などを例示することができる。
また、不飽和ポリカルボン酸誘導体は、前記不飽和ポリ
カルボン酸の酸無水物またはエステルからなる誘導体で
あり、具体的には無水マレイン酸、無水イタコン酸、無
水シトラコン酸、無水アリルコハク酸、無水ナジック酸
、無水メチルナジック酸などの不飽和ポリカルボン酸の
酸無水物、マレイン酸モノエチルマレイン酸ジメチルな
どの不飽和ポリカルボン酸のエステルを例示することが
できる。
これらの単量体の中では酸無水物が好ましく、とりわけ
無水マレイン酸がもつとも好適である。
これらをグラフトさせるに当って他のビニル単量体を共
存させてもよい。
不飽和ポリカルボン酸を唯一の単量体として用いたグラ
フトゴムは、完全にそのままグラフトされた状態で維持
されているかぎりは本発明の原料となり得ないが、グラ
フト時の熱やグラフトゴムを成形するときの熱によって
一部酸無水物構造に変わる場合が多く、このような変質
されたものは本発明の原料になり得る。
かくして本発明の原料グラフトゴムは、不飽和ポリカル
ボン酸誘導体、好ましくは不飽和ジカルボン酸無水物が
グラフトした構造のものであり、これらはさらに不飽和
ポリカルボン酸のグラフト単位を含んでいてもよい。
これらのグラフト単位は、引張特性良好な改質品を得る
ためには、その含量が約0.08ないし1ミリ当量/g
、好ましくは0.1ないし0.6ミリ当量/g含有して
いなければならない。
さらに改質品が良好な加工性を有するためには、原料グ
ラフトゴムの230℃における溶融粘度指数が約0.5
ないし30、好ましくは約■ないし15のものでなげれ
ばならない。
これらは通常、ゲル含量(熱パラキシレン不溶部含量に
より測定)が、約10重量%以下、好ましくは約5重量
%以下、一層好ましくは約3重量%以下である。
このような性質を有するグラフトエチレン・α−オレフ
ィン共重合ゴムは、たとえば、アルキル芳香族炭化水素
媒体中、少なくとも115℃以上の温度で、ラジカル開
始剤を用い、エチレン・α−オレフィン共重合ゴムに該
単量体をグラフトさせることによって得られる。
あるいは、極少量のアルキル過酸化物、好ましくは脂肪
族の二官能性過酸化物、該モノマーおよびエチレン・α
−オレフィン共重合ゴムを200℃以上で混練すること
によっても得られる。
これら2方法の詳細については特願昭50−12123
3号および特願昭50−124349号の明細書で明ら
かにしている。
このようなグラフトエチレン・α−オレフィン共重合ゴ
ムを溶液状、溶融状あるいはペレットや成形品のような
固体状において、ポリカルボン酸誘導体グラフト単位の
一部または全部を、カルボキシル基が改質ゴム1g当り
0.16ミリ当量以上、好ましくは0.20ないしL2
ミリ当量含有するまで加水分解させる。
カルボン酸構造、すなわちカルボキシル基の含有量とゴ
ムの引張強度、伸び、永久歪、熱変形温度などのエラス
トマーとしての諸物性との間には非常に密接な相関関係
があり、実用的に充分な物性を保有させるためには、前
述のような範囲で改質を行うのがよい。
グラフトした単量体が不飽和ポリカルボン酸の無水物で
あるか、または不飽和ポリカルボン酸であっても、グラ
フト時の熱や成形時の熱によって無水物に変質している
場合、加水分解反応は比較的容易に進行する。
たとえば、ペレット、ひも、シート、フィルムなど比較
的表面積の大きい状態にあるグラフトゴムに20ないし
120℃程度で液状または気体状の水分を接触させるの
みでよい。
接触時間はクラフトゴムの形状、温度、水の状態などに
よって異なるが、2時間ないし14日間程度である。
たとえば、1間厚程度のシート状のグラフトゴムに相対
湿度55%の含湿空気を23℃で接触させる方法では、
1週間から2週間程度放置するのみでよく、60ないし
80℃の蒸留水に浸漬する方法では6ないし10時間程
度で充分である。
この加水分解反応は、成形前のグラフトコムに対して行
ってもよい。
しかし、成形時に脱水反応を起こして一部酸無水基構造
に戻ることにより、ニジストマー的物性が幾分損なわれ
ることは不可避であるので、成形物そのものについて加
水分解処理を行った方が有利である。
また、成形後、水分を接触させなくとも成形時に水蒸気
を吹き込む方法や、吸湿性が高くかつカルボン酸または
その誘導体の構造部分と反応してゲル化を起こさない充
填剤を予めグラフトゴムに添加しておく方法などは加水
分解反応が一層促進されるので有効である。
その他、グラフトした単量体が無水物以外の不飽和ポリ
カルボン酸の誘導体である場合は、酸性条件あるいはア
ルカリ性条件下で加水分解反応を行い、カルボン酸構造
に誘導することによって、本発明の目的とするところは
達成できる。
本発明における酸無水基構造やカルボン酸構造などの含
有量は、グラフトゴムをシクロヘキサン等の溶媒に溶か
したあと、溶媒を蒸発させることによって得られるフィ
ルムのIRスペクトルから求めた。
このようにして得られた改質クラフトゴムは、原料クラ
フトゴムに比べて、エラストマー的物性すなわち破断点
強度、永久歪、熱変形温度等が一段と改良され、一方成
形性の目安となる溶融粘度指数はほとんど変化しないの
で押出し加工等も容易に行うことができる。
また、実際の使用に当っては、酸化防止剤、紫外線吸収
剤等の各種安定剤、滑剤等の各種添加剤充填剤、顔料な
どを適宜配合することができる。
次に実施例により、さらに詳細に説明する。
なお、本発明方法により得られた改質グラフトゴムの物
性評価は次のようにして行った。
〔溶融粘度指数(MI)、1 2H5ofの定荷重下におけるポリマーの融解流れを2
30℃で10分間測定した値であり、単位は1710m
mである。
〔引張試験〕
100%モジュラス(Mloo)、破断点強度(Tb)
、破断点伸び(Eb)の測定は、内径18mm、外径2
2mmのリング状試験片を用い、26℃の雰囲気下、引
張速度50 Omm/minで測定した。
〔永久歪(PS)) 26℃の雰囲気下、JIS 1号ダンベル試験片を1
00%伸長し、その状態を10分間継続したあと、応力
を解き、10分後の残留伸び(%)を御淀した。
〔熱変形温度(HDT)〕 49gの荷重下で、試料片の針入度が0.1 mmに達
した時の温度を測定した。
実施例 1 温度計、撹拌棒のついた21のステンレス製耐圧反応容
器中にp−キシレン11およびエチレン・プロピレン共
重合ゴム(エチレン含量78モル%、ML1+4 (1
0o℃)13、MI 8、密度0.88)200gを仕
込み、系内の窒素置換を行い、140℃に昇温したのち
、ポンプを用いて無水マレイン酸のキシレン溶液および
ジクミルペルオキシドのキシレン溶液(無水マレイン酸
1g/1ml、ジクミルペルオキシド1g/ 10m1
)を別々の導管から4時間かけて供給し、最終的に無水
マレイン酸24.5g、ジクミルペルオキシド1.35
gを系内に供給した。
更に2時間攪拌を続けたのち、系を室温付近まで冷却し
た。
反応液を多量のアセトン中に投入して無水マレイン酸グ
ラフトポリマーを沈殿させて戸数し、更にアセトンで変
性物を繰返し洗浄した。
洗今後の沈殿を室温で2日間減圧乾燥すると、1ないし
5mm径の白色クラム状の変性エチレン・プロピレン共
重合ゴムが得られた。
この変性物の無水マレイン酸単位含有量は3.14重量
%(0,32ミリ当量/g)MIは1.5であった。
また、熱パラキシレンに溶解してゲル含量を調べたとこ
ろ、完全に溶解したので0%であった。
なお、この精製エチレン・プロピレン共重合ゴムをソッ
クスレー抽出器を用いて沸点アセトンで30時間抽出し
たが、グラフトゴム中の無水マレイン酸単位含有量は実
質的に低下していなかったので、粗クラフトゴムの精製
方法としては前記した方法で充分であることを確認した
以後の実験例でも粗グラフト物の精製はこの方法により
行った。
上記の方法により得られた無水マレイン酸グラフトエチ
レン・プロピレン共重合ゴムを、175℃に設定した圧
縮成形機を用い5分間予熱を行ってポリマーを流動させ
た後、圧力40kg/cmGで5分間押圧し、更に冷却
水を通した圧縮成形機を用いて100 kg/cmGで
抑圧、冷却し、厚さ1mmの無色透明なシートを得た。
このシートのカルボキシル基含有量を赤外線吸収スペク
トルから求めたところ、0.02ミリ当量。
gであった。
一方、そのエラストマー物性はM1oo12kg/cm
、 Tb 73kg/cm、Eb 900%、PS 6
%、HDT80℃であった。
このシートを更に60℃の蒸留水中に24時間浸漬して
、酸無水基構造の加水分解を行った。
この結果、カルボキシル基含有量は0.62ミリ当量/
gであり、この時のM、。
oは15kg/cm、Tb140 kg/cm、 Eb
800%、PS4%、HDT115°Cとエラストマ
ー物性は加水分解処理前に比べて大きく向上していた。
また、熱可塑性ニジストマーの大きな利点である成型物
の再使用性について調べるため、この温水に浸漬したシ
ートのMIおよびゲル含量をそれぞれ測定したところ、
それぞれ1.4および0重量%と原料グラフトゴムと大
差なく、十分再使用できることがわかった。
実施例 2 エチレン含量78モル%、MI 8、密度0.88のエ
チレン・プロピレン共重合ゴムの約2mmφのペレット
10kg、60メツシユを通過した粉末状の無水マレイ
ン酸300g、2・5−ジメチル−2・5−シ(ter
t ブチルペルオキシ)ヘキシン−314,3ft(
ペルオキシ基50meq)とを順次窒素を流通した10
01ヘンシエルミキサーに仕込み5分間攪拌して均一な
混合物(M)を作る。
Mは管を通じ40mmφ押出機のホッパー(窒素を流通
しである)に移される。
押出機はL/D=28で先端部がダルメージ型となった
1軸スクリユーを装備し、ダイ部は3mm径の4個の穴
を有し、この穴より押出された重合体のストランドは水
冷後カッターにてペレット状とすることができる。
この押出機のスクリューの回転数10 Orpm、重合
体の滞留時間60秒、シリンダ一温度を重合体温度が2
80℃になるように調節して押出を続け1時間あたり6
.6職の割合でペレット状の粗製グラフト反応物を得た
この粗反応物100gに対し11のキシレンに溶解しミ
キサーに移し高速で攪拌しなから51のアセトンを徐々
に加えて重合体を1ないし5mm径のクラム状に析出さ
せた後r過した。
クラム状の重合体はもう一度アセトンに室温下2時間浸
漬後戸別し、真空乾燥機にて室温下2日間乾燥した。
得られた精製グラフトゴムの無水マレイン酸単位の含有
率は2.4重量%(0,24ミリ当量/g)、MIo、
8であり、ゲル含量は1%であった。
この精製クラフトゴムを実施例1と同じ方法で圧縮成型
し、厚さ1mmの透明、微黄色のシートとした。
このシートのカルボキシル基の含有量は0.04ミリ当
量/gであり、そのニジストマー物性はMlgol 5
kg/cm、 Tb 69kg/ca、 Eb900%
、PS 7%、HDT70℃であった。
一方、このシートを実施例1と同じ方法で加水分解処理
を行ったあとのカルボキシル基含量は0.42ミリ当量
/gで、そのニジストマー物性はMtoo l 7kg
/cm、 Tb 9.6kg/cd、Eb850%、P
S 5%、HDT89℃であり、一段と向上していた。
この加水分解処理をしたシートのMIおよびゲル含量を
測定したところ、それぞれ0.7および1重量%であっ
た。
比較例 1 ポリマーとして未変性のエチレン・プロピレン共重合ゴ
ム(エチレン含量80モル%、MIo、7、密度0.8
8)を用い、実施例1と同様に圧縮成形を行い、1mm
のシートとした。
このシートのニジストマー物性をそのまま、あるいは4
0’Cの蒸留水に10日間浸漬した後のシートについて
調べた。
その結果を表1に示した。
比較例 2 変性剤として、無水マレイン酸の代りにアクリル酸9.
36g、反応後の洗浄溶媒としてアセトンの代りにメタ
ノールを用いる以外は、実施例1と同じ方法でエチレン
・プロピレンゴムの変性を行い、アクリル酸含量*、す
なわちカルボキシル基含量3.67重量%、0.51ミ
リ当量/g、MI5.6のグラフトゴムを得た。
(*酸素分析値より求めた) このアクリル酸変性ゴムを実施例1と同様の方法で圧縮
成型を行い、1mm厚のシートとした。
このニジストマー物性を、そのまま、あるいは40℃の
温水に10日間浸漬したあと測定した。
結果を表2に示した。
実施例 3 実施例1において、エチレン・プロピレン共重合ゴムの
かわりにエチレン・1−ブテン共重合ゴム(エチレン含
量81.5モル%、MI7.5、密度0.86)200
gを使用するほかは、実施例1と全く同じ方法で変性を
行い、最終的に無水マレイン酸単位含量3.0重量%(
0,31ミリ当量/g)。
Mll、1、ゲル含量0%のグラフトゴムを得た。
これを実施例1と同じ方法で1mm厚のシートに成型し
、カルボキシル基含有量とエラストマー物性を温水浸漬
処理(60℃蒸留水中、24時間)の前後で測定した。
その結果を表3に示した。この加水分解処理をしたシー
トのMIおよびゲル含量を測定したところ、それぞれ1
.0および0重量%であった。
実施例 4〜6 実施例1で用いた無水マレイン酸グラフトエチレン・プ
ロピレン共重合ゴムを実施例1と同様の方法で厚さ1m
mのシートに圧縮成型した。
このシートを相対温度55%、温度23℃の含湿空気に
各々3.7.14日間接解させることによりカル・ホキ
シル基金量が、各々0.19.0.48.0.60ミリ
当量/gであるようなグラフトゴムのシートを得た。
これらのエラストマー物性の結果を表4に示した。
またこれらの加水分解後のシートのMIおよびゲル含量
を測定し、その結果をも表4に示した。
実施例7および8 実施例1において変性剤として無水マレイン酸のかわり
に各々無水シトラコン酸56.0?、あるいはアリルコ
ハク酸無水物61.5gを用いるほかは、実施例1と同
じ操作を行うことにより、モノマ一単位含量が各々0.
10.0.12ミリ当量/g。
MIが各々4.3.3.6およびゲル含量が各々0重量
%、0重量%であるようなグラフトエチレン・プロピレ
ン共重合ゴムを得た。
これらのクラフトゴムを用いて、実施例1と同じ方法で
圧縮成型を行い1mmのシートとした。
これらのカルボキシル基含量とエラストマー物性を温水
浸漬処理(60℃の蒸留水、24時間)の前後で測定し
た。
結果を表5に示す。
また、これらの加水分解処理後のシートのMIおよびゲ
ル含量を測定し、その結果をも表4に示した。
実施例 9〜10 実施例2において、エチレン・プロピレン共重合ゴムと
してエチレン含量80モル%、数平均分子量32000
.MI5、密度0.89のエチレン・プロピレン共重合
ゴムの約2 mmφのペレット10kgを使用し、変性
モノマーとして無水マレイン酸300g(3,06モル
)の代わりに等モルのマレイン酸ジメチル(実施例9)
またはマレイン酸モノエチルを使用し、シリンダー内の
重合体温度を280℃に変更した他は、実施例2と同様
に実施した。
得られた精製クラフトゴムの性状を表6に示した。
この精製グラフトゴムを使用して実施例1と同様の方法
で圧縮成型し、厚さ1mmの透明、微黄色のシートとし
た。
このシートの物性を表6に示した。
一方、このシートを一旦0. I N水酸化ナトリウム
水溶液に80℃で16時間浸漬したのち、80℃の純水
に8時間浸漬することにより加水分解処理したあとの性
状および物性を表6に示した。
また、この加水分解処理後のシートのMIおよびゲル含
量を測定し、その結果をも表6に示した。
比較例 3 実施例9で使用したものと同一のエチレン・プロピレン
共重合ゴム200gおよびマレイン酸6gからなる混合
物を2本の回転ロール上で60℃で200分間混した。
さらに20℃で1.21のジtert−ブチルペルオキ
シドを加え、5分間混合を続けた。
その結果得られた混合物の約301を窒素雰囲気下にお
いて温度200℃、圧カフ0kg/cmの条件で30分
間プレスし、反応を進行させた。
この粗グラフト反応混合物を実施例1と同様の方法で処
理し、精製グラフト共重合体を得た。
この精製グラフト共重合体の物性は酸価が4mgKOH
/g(カルボキシル基含量0.01ミリ当量/g)、M
Iが0.02g/10m1n、ゲル含量が24重量%、
M、、oが9 kg/cm、 Tbが15kg/cm、
Elbが380%およびPSが17%であった。
このグラフトゴムな実施例1の方法に従って加水分解処
理を行った後のカルボキシル基含量は0.06ミリ当量
/gで、そのエラストマー物性はMlooが9kg/c
m、Tbが17kg/cm、ELbが370%およびP
Sが16%であった。
この加水分解処理後のシートのMIおよびゲル含量を測
定したところ、それぞれ0.01および28重量%であ
った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不飽和ポリカルボン酸の酸無水物またはエステルか
    らなる誘導体またはそれと不飽和ポリカルボン酸のグラ
    フト単位を0.08ないし1ミリ当量/g有し、230
    ℃における溶融粘度指数 (ASTMD−123s−65T )が約0.5ないし
    30g/10分の範囲にありかつゲル含量が約10重量
    %以下の範囲にあるグラフトエチレン・α−オレフィン
    共重合ゴム(エチレン含量は50ないし85モル%の範
    囲である)を加水分解し、カルボキシル基を少くとも0
    .16ミリ当量/g以上含有せしめることを特徴とする
    溶融流動性に優れたグラフトゴムの改質方法。
JP50152807A 1975-12-23 1975-12-23 グラフトゴムノカイシツホウホウ Expired JPS58442B2 (ja)

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