JPS5891826A - 中空炭素繊維の製造方法 - Google Patents
中空炭素繊維の製造方法Info
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- JPS5891826A JPS5891826A JP18999781A JP18999781A JPS5891826A JP S5891826 A JPS5891826 A JP S5891826A JP 18999781 A JP18999781 A JP 18999781A JP 18999781 A JP18999781 A JP 18999781A JP S5891826 A JPS5891826 A JP S5891826A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は直径約10〜30μ晶の炭素繊維のほぼ中火に
繊維軸方向に平行に連続な円形空孔な有する中空炭素繊
維とその製造方法に関するものである。
繊維軸方向に平行に連続な円形空孔な有する中空炭素繊
維とその製造方法に関するものである。
従来、炭素繊維は主としてポリアクリロニトリル(PA
N)、 フェノール樹脂等の合成繊維や天然繊維を炭
化するか1石灰系1石油系のピッチを原料とし、これを
紡糸した後炭化して製造されている。これらの炭素繊維
はいずれも強度向上を志向しており、そのためには繊維
には欠陥のないものでなければならないのは当然である
。ピッチ類を原料とする場合、高強度の炭素繊維は光学
的に異方性組織であり、その組織は繊維軸方向に平行に
配列しているものである。このような異方性組織を有す
る炭素繊維を製造する方法として、紡糸ピッチ中にすで
に光学的異方性なメソフェースを含むピッチを紡糸、炭
化して製造する方法(たとえば、特開昭54−5562
5号公報、特開昭54−160427号公報)が提案さ
れている。さらに、ピッチの段階では光学的に等方性で
あるが、これを紡糸復炭化過程で異方性に変化するブリ
メソフェースを含むピッチからの製造方法(特願昭56
−117470号)も提案されている。一方、プリメソ
フェース以外の光学的等方性なピッチを原料として得ら
れる炭素繊維の組織はピッチと同様に光学的に等方性で
あり、この繊維の強度は低いものである。これらはすで
に周知の事実である。
N)、 フェノール樹脂等の合成繊維や天然繊維を炭
化するか1石灰系1石油系のピッチを原料とし、これを
紡糸した後炭化して製造されている。これらの炭素繊維
はいずれも強度向上を志向しており、そのためには繊維
には欠陥のないものでなければならないのは当然である
。ピッチ類を原料とする場合、高強度の炭素繊維は光学
的に異方性組織であり、その組織は繊維軸方向に平行に
配列しているものである。このような異方性組織を有す
る炭素繊維を製造する方法として、紡糸ピッチ中にすで
に光学的異方性なメソフェースを含むピッチを紡糸、炭
化して製造する方法(たとえば、特開昭54−5562
5号公報、特開昭54−160427号公報)が提案さ
れている。さらに、ピッチの段階では光学的に等方性で
あるが、これを紡糸復炭化過程で異方性に変化するブリ
メソフェースを含むピッチからの製造方法(特願昭56
−117470号)も提案されている。一方、プリメソ
フェース以外の光学的等方性なピッチを原料として得ら
れる炭素繊維の組織はピッチと同様に光学的に等方性で
あり、この繊維の強度は低いものである。これらはすで
に周知の事実である。
炭素繊維は金属やセラミックの繊維と比較して比重が小
さく、かつ9強度の大きいものである。
さく、かつ9強度の大きいものである。
さらに耐熱性、耐薬品性が大きいため軽量化材料として
将来性のある工業材料の1つとみられている。
将来性のある工業材料の1つとみられている。
本発明者らは軽量である炭素繊維をさらに軽量化し、か
つ、実用的には十分な強度を有する炭素繊維製造を目的
として、鋭意研究を重ねた結果。
つ、実用的には十分な強度を有する炭素繊維製造を目的
として、鋭意研究を重ねた結果。
ピッチを原料とする場合、その紡糸条件を選定すること
により、繊維中央附近に連続な空孔を有する繊維状ピッ
チが形成され、これを炭化することにより、その空孔が
何ら損われることなく、中空の空孔を有する炭素繊維が
製造できることを見い出し9本発明をなすに至った。こ
の中空炭素繊維は従来Ill造されていない新規なもの
であると考えられる。
により、繊維中央附近に連続な空孔を有する繊維状ピッ
チが形成され、これを炭化することにより、その空孔が
何ら損われることなく、中空の空孔を有する炭素繊維が
製造できることを見い出し9本発明をなすに至った。こ
の中空炭素繊維は従来Ill造されていない新規なもの
であると考えられる。
本発明は繊維軸中央附近に、かつ、繊維軸に平行に連続
な円形空孔を有する中空炭素繊維とその製造方法に関す
るものであり、その詳細な製造方法は次の通りである。
な円形空孔を有する中空炭素繊維とその製造方法に関す
るものであり、その詳細な製造方法は次の通りである。
すなわち、原料は石炭系。
石油系ピッチであり、その代表的なものはコールタール
ピッチ、ナフサタールピッチ、 [1?11分解副生タ
ールピッチあるいは石油の減圧蒸留残油から熱分解法そ
の他によって製造されるピッチである。
ピッチ、ナフサタールピッチ、 [1?11分解副生タ
ールピッチあるいは石油の減圧蒸留残油から熱分解法そ
の他によって製造されるピッチである。
これらのピッチは伏累質メンフェースを含んでも含まな
くてもよいが、紡糸可能なものであることを必要とする
。これらのピッチを紡糸するが、このとき、紡糸器ノズ
ルの口径とその長さ、紡糸温度(ピッチの温度)、溶融
したピッチ」二部より加えるガス圧、紡糸速度を適切に
選定することにより、中空を有する繊維状ピッチが得ら
れる。この中空を有する繊維状ピッチを製造するこれら
諸要因のうち、最も重要なものはノズルの口径(山径)
とその長さである。通常、ピッチを紡糸する場合に使用
されるノズルの口径は0.3〜0.5mmである。
くてもよいが、紡糸可能なものであることを必要とする
。これらのピッチを紡糸するが、このとき、紡糸器ノズ
ルの口径とその長さ、紡糸温度(ピッチの温度)、溶融
したピッチ」二部より加えるガス圧、紡糸速度を適切に
選定することにより、中空を有する繊維状ピッチが得ら
れる。この中空を有する繊維状ピッチを製造するこれら
諸要因のうち、最も重要なものはノズルの口径(山径)
とその長さである。通常、ピッチを紡糸する場合に使用
されるノズルの口径は0.3〜0.5mmである。
このノズルによってピッチを紡糸する際、ピッチを加熱
して粘度を適当に調節し、上部より加圧してピッチをノ
ズルをこ供給する。ノズIし先端より出てきたピッチは
巻取器で繊維状ピッチとして巻き取られる。この繊維状
ピッチの繊維径はピッチの加熱温度(粘度)、ガス圧お
よび巻き取り速度によって決まる。ピッチの加熱温度と
ガス圧はノズルに対するピッチの供給速度を決定する。
して粘度を適当に調節し、上部より加圧してピッチをノ
ズルをこ供給する。ノズIし先端より出てきたピッチは
巻取器で繊維状ピッチとして巻き取られる。この繊維状
ピッチの繊維径はピッチの加熱温度(粘度)、ガス圧お
よび巻き取り速度によって決まる。ピッチの加熱温度と
ガス圧はノズルに対するピッチの供給速度を決定する。
ノズル先端より出てくるピッチの量はこの供給速度とノ
ズルの口径とその長さに左右される。本発明者ら、
は中空を有する繊維状ピッチの形成には多くの実1
験から、ノズル口径とその長さおよび溶融したピッチ上
部から加えるガス圧を適当に選定する必要のあることを
明らかにした。それはノズル口径(d)として、0.3
〜0.5朋のものを用いたとき。
ズルの口径とその長さに左右される。本発明者ら、
は中空を有する繊維状ピッチの形成には多くの実1
験から、ノズル口径とその長さおよび溶融したピッチ上
部から加えるガス圧を適当に選定する必要のあることを
明らかにした。それはノズル口径(d)として、0.3
〜0.5朋のものを用いたとき。
その長さくL)はdに対して約10倍以上の長さを必要
とする。すなわち1口径0.3mmのとき、その長さは
3mm以上である。このL/dの値が10以下のときは
、紡糸時のピッチの温度、紡糸速度、ガス圧を厳密に設
定することによって中空を有する繊維状ピッチが得られ
ることもあるが、これらの設定条件は非常に困難であり
、しかも形成される中空は小さく、また、全ての繊維状
ピッチに中空を形成するとは限らない。L/dの値が1
0以上の場合、この値をいくら大きくしてもL/dが1
0附近の場合と同様の結果を与える。それは溶融したピ
ッチがノズルを通過するとぎは層流をなす流体であると
みられ、L/dが10で十分な定常流を形成すると考え
られるからである。当然のことなからL/dが大きくな
れば、ノズル壁面の摩擦抵抗によって、ピッチの温度、
ガス圧が一定のときはノズル先端でのピッチの流速は小
さくなる。そのため巻き取り速度を小さくしなければな
らない。
とする。すなわち1口径0.3mmのとき、その長さは
3mm以上である。このL/dの値が10以下のときは
、紡糸時のピッチの温度、紡糸速度、ガス圧を厳密に設
定することによって中空を有する繊維状ピッチが得られ
ることもあるが、これらの設定条件は非常に困難であり
、しかも形成される中空は小さく、また、全ての繊維状
ピッチに中空を形成するとは限らない。L/dの値が1
0以上の場合、この値をいくら大きくしてもL/dが1
0附近の場合と同様の結果を与える。それは溶融したピ
ッチがノズルを通過するとぎは層流をなす流体であると
みられ、L/dが10で十分な定常流を形成すると考え
られるからである。当然のことなからL/dが大きくな
れば、ノズル壁面の摩擦抵抗によって、ピッチの温度、
ガス圧が一定のときはノズル先端でのピッチの流速は小
さくなる。そのため巻き取り速度を小さくしなければな
らない。
ガス圧はゲージ圧で0.5〜3.QQ/cnL2の範囲
で選定される。望ましくは0.5〜2.0 K1176
m2の範囲である。このガス圧の設定は中空線維状ピッ
チの中空の大きさに重要な要因を持つと考えられる。そ
れは溶融したピッチがノズルを通過し、その先端に達し
たとぎ大気圧とガス圧の差圧によってピッチは膨張し、
それによってピッチ内部が減圧状態になることにより中
空を形成すると考えられるからである。したがって、そ
の差圧が0.5KgAl1本2 以下ではピッチの膨張
が小さく、中空を形成モしない。
で選定される。望ましくは0.5〜2.0 K1176
m2の範囲である。このガス圧の設定は中空線維状ピッ
チの中空の大きさに重要な要因を持つと考えられる。そ
れは溶融したピッチがノズルを通過し、その先端に達し
たとぎ大気圧とガス圧の差圧によってピッチは膨張し、
それによってピッチ内部が減圧状態になることにより中
空を形成すると考えられるからである。したがって、そ
の差圧が0.5KgAl1本2 以下ではピッチの膨張
が小さく、中空を形成モしない。
また、ピッチの温度が高いときに差圧を大きくするとピ
ッチの膨張が大きくなり、ピッチ内部に発生した減圧に
より生成するガスは外部に逃げ、中空を形成しないか、
あるいは非常に小さい中空しか形成しない。
ッチの膨張が大きくなり、ピッチ内部に発生した減圧に
より生成するガスは外部に逃げ、中空を形成しないか、
あるいは非常に小さい中空しか形成しない。
紡糸時のピッチの溶融温度は紡糸可能な温度。
つまりピッチの軟化点より約70〜110℃高い温度で
あり1通常の場合と何ら変らない。しかし5巻き取り速
度は1000 m、/min以上の速度より、約500
m/min以下の方が中空繊維状ピッチを形成しやすい
ので、高速巻き取りが可能なピッチの温度より低温側に
設定した方がよい。
あり1通常の場合と何ら変らない。しかし5巻き取り速
度は1000 m、/min以上の速度より、約500
m/min以下の方が中空繊維状ピッチを形成しやすい
ので、高速巻き取りが可能なピッチの温度より低温側に
設定した方がよい。
このようにして中空を有する繊維状ピッチが得られるが
、これから中空炭素繊維を製造するには公知の方法をこ
よる。すなわち、繊維状ピッチを空気中で200〜30
0℃で加熱して不融化処理し、ついで不活性ガス中で約
1000’Cまで加熱して炭化処理する。また、必要な
らば2000℃以」二に加熱して黒鉛化処理する。
、これから中空炭素繊維を製造するには公知の方法をこ
よる。すなわち、繊維状ピッチを空気中で200〜30
0℃で加熱して不融化処理し、ついで不活性ガス中で約
1000’Cまで加熱して炭化処理する。また、必要な
らば2000℃以」二に加熱して黒鉛化処理する。
このようにして得られた中空炭素繊維は繊維外径10〜
30μmのものである。このものの引張り強度は中空を
有さない炭素繊維と比較すれば中空であるために強度の
低下は免れない。しかし、原料ピッチに炭素質メンフェ
ースを含むもの、あるいはプリメソフェースを用いた場
合には100Kp/龍2以」二の強度を持ち、これは光
学的等方性のピッチ系炭素繊維のそれより大きいもので
ある。したがって、十分実用に酎える強度を有するとみ
られ。
30μmのものである。このものの引張り強度は中空を
有さない炭素繊維と比較すれば中空であるために強度の
低下は免れない。しかし、原料ピッチに炭素質メンフェ
ースを含むもの、あるいはプリメソフェースを用いた場
合には100Kp/龍2以」二の強度を持ち、これは光
学的等方性のピッチ系炭素繊維のそれより大きいもので
ある。したがって、十分実用に酎える強度を有するとみ
られ。
かつ、中空であるが故に挿々の用途が考えられる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例 1
コールタールピッチに約10倍量のキノリンを加え、加
熱溶解後沖過してコールタールピッチ中に含まれるフリ
ーカーボンを除去した。p液から減圧蒸留によって溶剤
を除去した。このフリーカーボンを含まないピッチ20
0 IIを21の内容積を持つオートクレーウ゛に入れ
、さらに1.2.3.4−テトラヒドロキノリン600
9を加え、オートクレーウ゛内部の空気をアルゴンガス
で置換した後パルプを締めた(ゲージ正零)。これを攪
拌しながら。
熱溶解後沖過してコールタールピッチ中に含まれるフリ
ーカーボンを除去した。p液から減圧蒸留によって溶剤
を除去した。このフリーカーボンを含まないピッチ20
0 IIを21の内容積を持つオートクレーウ゛に入れ
、さらに1.2.3.4−テトラヒドロキノリン600
9を加え、オートクレーウ゛内部の空気をアルゴンガス
で置換した後パルプを締めた(ゲージ正零)。これを攪
拌しながら。
平均昇温速度2℃/nil nで450℃まで加熱し、
60分間保持した。室温まで冷却後内容物を取り出し。
60分間保持した。室温まで冷却後内容物を取り出し。
10關HIIの減圧下、内容物温度が290℃に達する
まで減圧蒸留した。この蒸留残渣ピッチを500m、l
!パイレックス製円筒容器に入れ、あらかじめ520℃
に加熱したjjX浴中に投入し、ついで10 ttnr
H2の減圧とし、ピッチの温度が500℃まで昇温させ
。
まで減圧蒸留した。この蒸留残渣ピッチを500m、l
!パイレックス製円筒容器に入れ、あらかじめ520℃
に加熱したjjX浴中に投入し、ついで10 ttnr
H2の減圧とし、ピッチの温度が500℃まで昇温させ
。
この温度で6.5分間保持した。時間経過後、直ちに室
温まで冷却して紡糸用ピッチを製造した。
温まで冷却して紡糸用ピッチを製造した。
この紡糸用ピッチは軟化点275℃、固定炭素量89.
6 wt%、キノリンネ溶分量44.8wL%のもので
あり、偏光顕微鏡により、その組織を観察した所。
6 wt%、キノリンネ溶分量44.8wL%のもので
あり、偏光顕微鏡により、その組織を観察した所。
光学的異方性メソフェースと等方性の混合したものであ
った。このピッチを用いて以下の実験を行なった。
った。このピッチを用いて以下の実験を行なった。
1) 口径0.3mm、長さ5龍のノズルを付けた内径
25 ++llI+ 、長さ150 mynの真ちゅう
製紡糸器に紡糸用ピッチ約20y入れ、外部よりヒータ
ーで加熱した。加熱されたピッチの温度は熱電対で測温
し。
25 ++llI+ 、長さ150 mynの真ちゅう
製紡糸器に紡糸用ピッチ約20y入れ、外部よりヒータ
ーで加熱した。加熱されたピッチの温度は熱電対で測温
し。
かつ、紡糸器上部より窒素ガスで加圧した。繊維状ピッ
チの巻き取りはモーターに取付けた直径100 +11
1+のドラムで行なった。得られた繊維状ピッチは走査
型電子顕微鏡(SEM)で繊維径、中空の有無とその大
きさを観察した。
チの巻き取りはモーターに取付けた直径100 +11
1+のドラムで行なった。得られた繊維状ピッチは走査
型電子顕微鏡(SEM)で繊維径、中空の有無とその大
きさを観察した。
溶融したピッチ上部より加える窒素ガスのゲージ圧力を
2. Q Kg 7cm”とし、ピッチの温度と巻き取
り速度を変えて紡糸した。得られた繊維をSEMで観察
し、その結果を第1表および第1図に示した。
2. Q Kg 7cm”とし、ピッチの温度と巻き取
り速度を変えて紡糸した。得られた繊維をSEMで観察
し、その結果を第1表および第1図に示した。
この表かられかるように、ピッチの温度1巻き取り速度
によって繊維径および中空孔の直径が変る。しかし、は
とんどの条件において中空孔を有する繊維状ピッチとな
る。この中空孔の状況をSEM写真によって示す。第1
図a)はピッチの温度369〜372℃2巻き取り速度
200rrLのものである。
によって繊維径および中空孔の直径が変る。しかし、は
とんどの条件において中空孔を有する繊維状ピッチとな
る。この中空孔の状況をSEM写真によって示す。第1
図a)はピッチの温度369〜372℃2巻き取り速度
200rrLのものである。
はとんどの繊維は中空を持つものである。第1図b)は
ピッチの温度378〜381℃、 巻き取り速度20
0 rrL/minのものであるが、同図a)のものに
くら第1表 べて中空孔は大きくなる。このものを拡大したのが同図
C)およびd)に示している。同図C)のように大部分
はほぼ一定の肉厚を持つ中空繊維であるが、同図d)に
示す2本の中空孔を持つものもある。
ピッチの温度378〜381℃、 巻き取り速度20
0 rrL/minのものであるが、同図a)のものに
くら第1表 べて中空孔は大きくなる。このものを拡大したのが同図
C)およびd)に示している。同図C)のように大部分
はほぼ一定の肉厚を持つ中空繊維であるが、同図d)に
示す2本の中空孔を持つものもある。
第1表のピッチの温度378〜381℃1巻き取り速度
200m、/minの繊維状ピッチを空気気流中、2℃
/minの昇温速度で600℃ まで加熱して不融化処
理した。不融化処理による増量は2.58 wL%であ
った。ついで窒素ガス気流中+ 5℃/+n+nの昇温
速度で1000℃まで加熱し、15分間保持して炭化処
理した。得られた炭素繊維の収率は繊維状ピッチに対し
て89,2wLチであった。JISR7601「炭素繊
維試験方法」の規定にしたがって、単繊維の引張強度試
験を行なった。試験片の数は20本であり、その平均値
を求めた。その結果は繊維径17μ汎、引張強度128
Kg/關2で伸び率1.2%であった。
200m、/minの繊維状ピッチを空気気流中、2℃
/minの昇温速度で600℃ まで加熱して不融化処
理した。不融化処理による増量は2.58 wL%であ
った。ついで窒素ガス気流中+ 5℃/+n+nの昇温
速度で1000℃まで加熱し、15分間保持して炭化処
理した。得られた炭素繊維の収率は繊維状ピッチに対し
て89,2wLチであった。JISR7601「炭素繊
維試験方法」の規定にしたがって、単繊維の引張強度試
験を行なった。試験片の数は20本であり、その平均値
を求めた。その結果は繊維径17μ汎、引張強度128
Kg/關2で伸び率1.2%であった。
この炭素繊維をSEMによって観察すると、第1図b)
と同様であり、中空孔の状況も同図C)と同様であった
。この結果から、繊維状ピッチを炭化することにより、
中空の状況は何ら変化しないことがわかる。さらに、偏
光顕微鏡でこの繊維の組織を観察すると炭素層面は繊維
軸に平行に配向しているのが認められた。
と同様であり、中空孔の状況も同図C)と同様であった
。この結果から、繊維状ピッチを炭化することにより、
中空の状況は何ら変化しないことがわかる。さらに、偏
光顕微鏡でこの繊維の組織を観察すると炭素層面は繊維
軸に平行に配向しているのが認められた。
前述と同様の紡糸用ピッチと紡糸器を用い、ピッチの温
度を678〜381℃とし1巻き取り速度200m、/
minおよび500m/minでピッチ上部からのガス
圧(ゲージ圧)を変えて繊維状ピッチを製造した。得ら
れた繊維の外径および中空孔の大きさをSEMによる観
察結果から求めた値をまとめて第2表tこ示した。
度を678〜381℃とし1巻き取り速度200m、/
minおよび500m/minでピッチ上部からのガス
圧(ゲージ圧)を変えて繊維状ピッチを製造した。得ら
れた繊維の外径および中空孔の大きさをSEMによる観
察結果から求めた値をまとめて第2表tこ示した。
11−
第2表
ピッチの温度が一定であるので、繊維状ピッチの直径は
ガス圧が高くなるにしたがって大きくなる。それと共に
繊維内部に形成される中空孔の大きさも変化し、ガス圧
によって中空孔の大きさをある程度制御できることがわ
かる。
ガス圧が高くなるにしたがって大きくなる。それと共に
繊維内部に形成される中空孔の大きさも変化し、ガス圧
によって中空孔の大きさをある程度制御できることがわ
かる。
2) 口径0.3mm、その長さを1朋および3朋のノ
ズルにより、前述と同様の紡糸用ピッチを用いて紡糸し
た。
ズルにより、前述と同様の紡糸用ピッチを用いて紡糸し
た。
口径0.3+IIJ 長さ1龍のノズルではピッチの温
度2巻き板速度およびガス圧を種々変えて紡糸したが、
いずれも中空孔を有する繊維状ピッチを製造することは
できなかった。
度2巻き板速度およびガス圧を種々変えて紡糸したが、
いずれも中空孔を有する繊維状ピッチを製造することは
できなかった。
12−
口径0.311111. その長さ3mmのノズルを
用いた場合はピッチの温度368〜370℃、ガス圧1
.0〜2.0−一2の範囲1巻き取り速度200 m−
/rni nのときに中空孔を有する繊維状ピッチが得
られている。
用いた場合はピッチの温度368〜370℃、ガス圧1
.0〜2.0−一2の範囲1巻き取り速度200 m−
/rni nのときに中空孔を有する繊維状ピッチが得
られている。
ガス圧が3.QQ/lyx”になると、1〜2μ品の中
空を有する繊維状ピッチの存在は認められるが、その数
は少なく、大部分の繊維には中空孔は認められなかった
。
空を有する繊維状ピッチの存在は認められるが、その数
は少なく、大部分の繊維には中空孔は認められなかった
。
3)口径0.5mmその長さ10關のノズルを用いて、
ピッチの温度571℃、ガス圧0.1〜3Kg!烏2゜
巻き取り速度200 z/minの条件で紡糸した。得
られた繊維状ピッチをSEMで観察し、その結果をまと
めて第3表に示した。
ピッチの温度571℃、ガス圧0.1〜3Kg!烏2゜
巻き取り速度200 z/minの条件で紡糸した。得
られた繊維状ピッチをSEMで観察し、その結果をまと
めて第3表に示した。
第3表
実施例 2゜
実施例1と同様にしてコールタールピッチ中のフリーカ
ーボンを除去した。このピッチをパイレックス製円筒容
器に入れ、あらかじめ約470°Cに\ j、#!
L fsいや1゜1い。つぃア。ゆ5,7゜1゜より1
0mmHfまで減圧にした。ピッチの温度が450℃に
達したら直ちに容器を塩浴から取り出し。
ーボンを除去した。このピッチをパイレックス製円筒容
器に入れ、あらかじめ約470°Cに\ j、#!
L fsいや1゜1い。つぃア。ゆ5,7゜1゜より1
0mmHfまで減圧にした。ピッチの温度が450℃に
達したら直ちに容器を塩浴から取り出し。
室温まで冷却した。容器残渣ピッチを紡糸用ピッチとし
た。この紡糸用ピッチの組織は偏光顕微鏡の観察から炭
素質メンフェースの生成は認められないものであった。
た。この紡糸用ピッチの組織は偏光顕微鏡の観察から炭
素質メンフェースの生成は認められないものであった。
また、軟化点は201℃、固定炭素量86.2wt係で
あった。
あった。
口径0,3mi+、 その長さ5朋のノズルを持つ紡
糸器によって種々の条件で紡糸し、繊維状ピッチを製造
した。得られた繊維状ピッチをSEMによって観察し、
その結果をまとめて第4表に示した。
糸器によって種々の条件で紡糸し、繊維状ピッチを製造
した。得られた繊維状ピッチをSEMによって観察し、
その結果をまとめて第4表に示した。
第4表
第1図は中空孔を有する繊維状ピッチの走査型電子顕微
鏡写真図。 特許出願人工業技術院長 石板誠→ 片1図 (官庁手続) 特許庁長官 島 1)春樹 殿 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区霞が関1丁目5番1号 (114) 工業技術院長 石板 誠 −4、指定代
理人 佐賀県鳥栖市宿町字野々下807番地16、補正により
増加する発明の数 0 明細書の詳細な説明の欄 8、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り訂正します。 (2)発明の名称を下記の通り訂正します。 「中空炭素繊維の製造方法」 (3)明細書第1ページ、下から3行目記載の「中空炭
素繊維とその製造方法」を[中空炭素繊維の製造方法」
に訂正します。 (4)明細書第3ページ、15〜18行目記載の「この
中空広素繊維−−−−考えられる。」を削除します。 (5)明細書第3ページ、M後の行の後に次の文を挿入
します。 [さらに、中空炭素繊維は中空を有する合成繊維を空気
中で加熱、不融化後、焼成炭化して製造されており、最
近では中空孔を有しないアクU /し二1リル、カルボ
ン酸ビニルおよび他のビニルの共重合体の繊維を空気中
での加熱、酸化温度を制御することをこより、中空炭素
繊維を製造する方法も提案されている(特開昭55−4
5866号公報)。 しかしながら、これらはいずれも合成高分子を原料とす
るものであり1重質歴青物の1つであるピッチ類を原料
とするものではなく、また、中空孔を有する合成繊維を
製造するには特殊な紡糸口金を用いて紡糸されており1
本願発明の如き通常の円形口金を用いたものではない。 」 (6)明細書第1ページ、1行目記載の1本発明は繊維
軸中央附近に、」を「本発明はピッチを原料として繊維
軸中央附近に、」と訂正します。 (7)明細書第4ページ、2〜5行目記載の「中空炭素
繊維とその製造方法」を「中空炭素繊維の製造方法」に
訂正します。 特許請求の範囲 1、光学的に等方性ピッチまたは異方性な広素質メンフ
ェースを含むピッチを溶融し、そのビッツ4 チ上部よりガスによりゲー圧0.5〜3.0に9μ?1
の範囲内の圧力で9口径0.3〜3.5111111.
その長さを口径の10倍以上のノズルを何した紡糸
器により紡糸し、これを不融化処理後炭化処理すること
を特徴とする中空炭素繊維の製造方法。
鏡写真図。 特許出願人工業技術院長 石板誠→ 片1図 (官庁手続) 特許庁長官 島 1)春樹 殿 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区霞が関1丁目5番1号 (114) 工業技術院長 石板 誠 −4、指定代
理人 佐賀県鳥栖市宿町字野々下807番地16、補正により
増加する発明の数 0 明細書の詳細な説明の欄 8、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り訂正します。 (2)発明の名称を下記の通り訂正します。 「中空炭素繊維の製造方法」 (3)明細書第1ページ、下から3行目記載の「中空炭
素繊維とその製造方法」を[中空炭素繊維の製造方法」
に訂正します。 (4)明細書第3ページ、15〜18行目記載の「この
中空広素繊維−−−−考えられる。」を削除します。 (5)明細書第3ページ、M後の行の後に次の文を挿入
します。 [さらに、中空炭素繊維は中空を有する合成繊維を空気
中で加熱、不融化後、焼成炭化して製造されており、最
近では中空孔を有しないアクU /し二1リル、カルボ
ン酸ビニルおよび他のビニルの共重合体の繊維を空気中
での加熱、酸化温度を制御することをこより、中空炭素
繊維を製造する方法も提案されている(特開昭55−4
5866号公報)。 しかしながら、これらはいずれも合成高分子を原料とす
るものであり1重質歴青物の1つであるピッチ類を原料
とするものではなく、また、中空孔を有する合成繊維を
製造するには特殊な紡糸口金を用いて紡糸されており1
本願発明の如き通常の円形口金を用いたものではない。 」 (6)明細書第1ページ、1行目記載の1本発明は繊維
軸中央附近に、」を「本発明はピッチを原料として繊維
軸中央附近に、」と訂正します。 (7)明細書第4ページ、2〜5行目記載の「中空炭素
繊維とその製造方法」を「中空炭素繊維の製造方法」に
訂正します。 特許請求の範囲 1、光学的に等方性ピッチまたは異方性な広素質メンフ
ェースを含むピッチを溶融し、そのビッツ4 チ上部よりガスによりゲー圧0.5〜3.0に9μ?1
の範囲内の圧力で9口径0.3〜3.5111111.
その長さを口径の10倍以上のノズルを何した紡糸
器により紡糸し、これを不融化処理後炭化処理すること
を特徴とする中空炭素繊維の製造方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 繊維中央附近に繊維軸に平行、かつ、連続な円形
空孔な有する中空炭素繊維。 2、光学的に等方性ピッチまたは異方性な炭素質メンフ
ェースを含むピッチを溶融し、そのピッチ上部よりガス
によりゲージ圧0.5〜3.OK<’、々焦2の範囲内
の圧力下で1口径0.3〜0.5 vnm 、その長さ
を口径の10倍以上のノズルを付した紡糸器により紡糸
し、これを不融化処理後炭化処理することを特徴とする
中空炭素繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56189997A JPS601406B2 (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | 中空炭素繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56189997A JPS601406B2 (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | 中空炭素繊維の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5891826A true JPS5891826A (ja) | 1983-05-31 |
| JPS601406B2 JPS601406B2 (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=16250659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56189997A Expired JPS601406B2 (ja) | 1981-11-26 | 1981-11-26 | 中空炭素繊維の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601406B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5156831A (en) * | 1986-01-21 | 1992-10-20 | Clemson University | Method for producing high strength, melt spun carbon fibers |
| JP2001087633A (ja) * | 1999-09-21 | 2001-04-03 | Asahi Kasei Corp | 中空糸状多孔膜の溶融製膜方法 |
| JP2011500973A (ja) * | 2007-10-11 | 2011-01-06 | 東邦テナックス株式会社 | 中空炭素繊維およびその製造プロセス |
| CN109371504A (zh) * | 2018-09-10 | 2019-02-22 | 临沂大学 | 一种竹节状碳纤维及其制备方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0594097U (ja) * | 1992-05-26 | 1993-12-21 | 株式会社新来島どっく | 海水管のエアセパレータ |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4919127A (ja) * | 1972-03-30 | 1974-02-20 | ||
| JPS4975828A (ja) * | 1972-10-31 | 1974-07-22 | ||
| JPS4986634A (ja) * | 1972-12-27 | 1974-08-20 |
-
1981
- 1981-11-26 JP JP56189997A patent/JPS601406B2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4919127A (ja) * | 1972-03-30 | 1974-02-20 | ||
| JPS4975828A (ja) * | 1972-10-31 | 1974-07-22 | ||
| JPS4986634A (ja) * | 1972-12-27 | 1974-08-20 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5156831A (en) * | 1986-01-21 | 1992-10-20 | Clemson University | Method for producing high strength, melt spun carbon fibers |
| JP2001087633A (ja) * | 1999-09-21 | 2001-04-03 | Asahi Kasei Corp | 中空糸状多孔膜の溶融製膜方法 |
| JP2011500973A (ja) * | 2007-10-11 | 2011-01-06 | 東邦テナックス株式会社 | 中空炭素繊維およびその製造プロセス |
| CN109371504A (zh) * | 2018-09-10 | 2019-02-22 | 临沂大学 | 一种竹节状碳纤维及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS601406B2 (ja) | 1985-01-14 |
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