JPS5912097B2 - 環状化合物の製造法 - Google Patents

環状化合物の製造法

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JPS5912097B2
JPS5912097B2 JP5103474A JP5103474A JPS5912097B2 JP S5912097 B2 JPS5912097 B2 JP S5912097B2 JP 5103474 A JP5103474 A JP 5103474A JP 5103474 A JP5103474 A JP 5103474A JP S5912097 B2 JPS5912097 B2 JP S5912097B2
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俊作 野口
哲也 青野
義昭 荒木
清尚 川井
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は医薬として有用な一般式 〔式中、nは1または2の整数を、Aはカルボキシル基
、低級アルコキシカルボニル基または置換基として低級
アルキルまたはハロゲン原子を有していてもよいベンゾ
イル基を示す。
〕で表わされる新規環状化合物の製造法に関する。さら
に詳しくは、本発明は、 (1) 一般式 〔式中、nおよびAは前記と同意義。
〕で表わされる化合物を水または低級脂肪族アルコール
の存在下に加溶媒分解することを特徴とする前記一般式
〔1〕で表わされる化合物の製造法(2) 一般式 〔式中、nおよびAぱ前記と同意義。
〕で表わされる化合物と1・3−ジチアンを塩基の存在
下で反応させ、生成する一般式〔式中、nおよびAは前
記と同意義。
〕で表わされる化合物を脱水し、生成する前記一般式〔
〕で表わされる化合物を水または低級脂肪族アルコール
の存在下に加溶媒分解することを特徴とする前記一般式
〔1〕で表わされる化合物の製造法である。前記一般式
〔1〕、〔〕、〔〕、〔〕中、Aで表わされるベンゾイ
ル基は、炭素数1〜4程度の直鎖または分枝した低級ア
ルキル基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、Sec−ブチル、t−ブチル
基)、ハロゲン原子(例、フツ素、塩素、臭素、ヨウ素
原子)を置換基として有していてもよく、これらの置換
基は1または2個、同一または異なつて、ベンゾイル基
の任意の位置に置換していてもよい。
また、前記一般式〔1〕、〔〕、〔〕、〔〕においてR
で示される低級アルコキシカルボニル基としては、たと
えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポ
キシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシ
カルボニル、イソブトキシカルボニル、Sec−ブトキ
シカルボニル、t−プトキシカルボニルなどがあげられ
る。
また、前記一般式〔1〕においてRで示されるアルキル
基としては、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、イソブチル,、Sec−ブチル、t
−ブチルエステルなどがあげられる。前記一般式〔〕で
表わされる化合物は、下記〔a〕、〔b〕の2種の構造
をとり得るものであり、そのいずれも本発明の加溶媒分
解に供することができるが、とりわけ〔a〕の構造のも
のが好都合に用いられる。
〔式中、nおよびAは前記と同意義。
〕本発明においては一般式〔〕の化合物を加溶媒分解(
SOlvOlysis)して一般式〔1〕の化合物ノを
得る。
加溶媒分解としては、水を溶触として用いる加水分解、
低級脂肪族アルコール類(例、メタノール、エタノール
、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソ
ブタノール、Sec−ブタノール、t−ブタノールなど
)を溶媒として用いる加アルコール分解などが一般的で
ある。加溶媒分解は一般式に触媒の存在下に行なわれ、
触媒としてはたとえばハロゲン化水素(例、塩化水素、
臭化水素、ヨウ化水素など)、硫酸、リン酸、ポリリン
酸などの鉱酸;ギ酸、酢酸、パラトルエンスルホン酸、
β−ナフタリンスルホン酸などの有機酸,重金属の塩(
例、塩化水銀、臭化水銀、弗化水銀、硫酸水銀、塩化銅
、臭化銅など)などが用いられる。これらの触媒は単独
で用いる場合もあるし、二つ以上を同時に用いる場合も
ある。反応温度は使用溶媒、触媒などの反応条件により
異なるが一般に冷却下、室温、加熱下のいずれでもよい
。反応時間に特に限定はない。生成物〔1〕におけるB
は加溶媒分解の条件により多少異なり、反応条件を選定
することにより意図するBを有する目的化合物を得るこ
とができる。たとえば化合物〔〕を加水分解した場合に
は生成物〔〕としてRが水素原子である化合物が得られ
る。また、化合物〔〕を加アルコール分解した場合には
生成物〔1〕としてBが使用した低級脂肪族アルコール
に対応する低級アルキル基である化合物が得られる。ま
た上記加溶媒分解の工程の反応条件を選定することによ
り化合物〔〕のAで示される基がエステル化もしくは脱
エステル化された形の目的化合物〔1〕を得ることもで
きる。前記した化合物〔〕は、たとえば前記一般式〔〕
の化合物から有利に製造される。
すなわち、本発明は、化合物〔〕から目的化合物〔1〕
を工業的に有利に製造する方法をも提供するものでもあ
る。本方法においては、まず化合物〔〕と1・3−ジチ
アンとが塩基の存在下に反応させられる。塩基としては
、たとえばアルカリ金属の水酸化物(例、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウムなど)、アルカリ金属の水素化物
(例、水素化ナトリウム、水素化リチウムなど)、アル
カリ金属のアルコラード(例、ナトリウムメチラート、
ナトリウムエチラート、ナトリウムt−ブチラート、カ
リウムt−ブチラート、ナトリウムt−アミラートなど
)、アルカリ金属のアミド(例、ナトリウムアミド、カ
リウムアミド、リチウムアミド、ナトリウムピペリジド
、カリウムピペリジド、リチウムピペリジド、ナトリウ
ムジエチルアミド、カリウムジエチルアミド、リチウム
ジエチルアミド、ナトリウムジイソプロピルアミド、カ
リウムジイソプロピルアミド、リチウムジイソプロピル
アミド、リチウムビストリメチルシリルアミド、リチウ
ムジシクロヘキシルアミドなど)、n−ブチルリチウム
、トリトン−Bなどがあげられる。本反応は一般に溶媒
の存在下に行なわれ、溶媒としては、反応に不活性なも
のであれば特に限定されないが、たとえばエーテル類(
例、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
′/, 1・2−ジメトキシエタン、1・2−ジエトキ
シエタン、ジエチレングリコールジメチルエーテルなど
)ベンゼン、トルエン、キシレン、水などが好都合に用
いられる。反応に用いられる1・3−ジチアンおよび塩
基の量に特に限定はないが、化合物〔〕1モル当りそれ
ぞれ約1〜2.0モル程度が好ましい。また反応温度は
約−30℃〜溶媒の沸点程度、反応時間は約5〜25時
間程度が好ましい〜 かくして生成する一般式〔〕の化合物を脱水することに
より前記一般式〔〕の化合物を得ることができる。
本反応に用いる化合物〔〕は常法によつて単離精製した
ものを用いることもできるが、前工程の反応液から単離
精製することなく本反応に供することもできる。本反応
に用いる脱水剤としては、たとえば鉱酸(例、硫酸、燐
酸、亜燐酸、塩酸など)、オキシ塩化燐、塩化チオニル
、アリールスルホン酸(例、ベンゼンスルホン酸、パラ
トルエンスルホン酸、β−ナフタリンスルホン酸など)
、酢酸およびその誘導体(例、トリフルオロ酢酸、トリ
クロロ酢酸など)、低級アルキルスルホン酸(例、メタ
ンスルホン酸、エタンスルホン酸、プロパンスルホン酸
など)などが好都合に用いられる。またこの時用いる液
媒は反応に支障のない限り特に限定はない。反応温度は
冷却下〜約150℃程度であり、反応時間等に限定はな
い。かくして生成する化合物〔〕を前記した加溶媒分解
反応に付すことにより目的化合物〔〕が得られる。
本反応の場合も、化合物〔〕は常法によつて単離したも
のを用いることもできるが、前程の反応液から単離精製
することなく本反応に供することもできる。なお前記し
た化合物〔]と1・3−ジチアンとを反応させて化合物
〔〕を得る工程において、化合物〔〕が脱水されて一挙
に化合物〔〕が得られることもあり、また化合物〔〕を
脱水して化合物〔〕を得る工程において、生成する化合
物〔〕が加溶媒分解されて一挙に目的化合物〔1〕が得
られることもある。
かくしで生成する一般式〔1〕の化合物が遊離のカルボ
ン酸として得られる場合には、必要により、自体公知の
処理方法(例、中和等による塩の形成、酸の存在下にア
ルコールを用いるエステル化、アミンと反応させるアミ
ド化、酸ハライドに導いたのちアミンと反応させるアミ
ド化など)により、これをそのカルボキシル基における
誘導体に導いてもよく、逆にカルボキシル基における誘
導体を自体公知の処理方法(例、アルカリまたは酸の存
在下での加水分解)により、遊離のカルボン酸に導くこ
ともできる。
また、カルボキシル基における誘導体を自体公知の手段
(例、エステルにアミンを反応させるアミド化など)に
より、他の誘導体に導くこともできる。これらのカルボ
キシル基における誘導体の例としては、前記エステルの
ほかに、無置換アミド、置換アミド、塩などがあげられ
る。置換アミドとしては、ヒドロキサム酸(−CONH
OH)、ヒドラジド(−CONIINH2)、あるいは
アルキル部分が水酸基で置換されていてもよい炭素数1
〜3程度のモノまたはジ低級アルキルアミン(例、エタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、メチルアミン、ジ
メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、プロピ
ルアミンなど)、アリールアミン(例、アニリン、メチ
ルアニリンなど)、1〜2個の窒素原子を有する5〜6
員環の環状アミン(例、モルホリン、ピロリジン、ピペ
リジン、ピペラジン、N一置換ピペラジンなど)、N−
アラルキル置換アミン(例、ベンジルアミン、α−メチ
ルベンジルアミン、フエネチルアミンなど)、アルキル
置換またはアリール置換ヒドラジン(例、メチルヒドラ
ジン、ジメチルヒドラジン、フエニルヒドラジンなど)
などの有機アミン類に対応するN−モノまたは置換アミ
ドなどがあげられる。
塩としては、たとえばアリカリ金属(例、ナトリウム、
力リウム、リチウムなど)、アルカリ土類金属(例、カ
ルシウム、マグネシウムなど)、アルミニウムなどの金
属との塩、アンモニウム塩、前記の有機アミンとの塩な
どがあげられる。かくして得られた目的化合物は自体公
知の方法、たとえば蒸留、再結晶、カラムクロマトグラ
フイ一などで分離、精製することができる。以上述べて
きた方法により得られる一般式〔1〕の化合物は、分子
内の1位に不斉炭素を有するので、自体公知の方法によ
りそれぞれd体、l体の光学異性体に分割することがで
きる。
すなわち、そのラセミ遊離酸を適当な不活性溶媒たとえ
ばクロロ1ホルム、アセトン、ベンゼン、ヘキサン、エ
ーテルなどに溶かし、光学的に活性な塩基と反応させ、
得られた塩あるいはアミドを、その溶解度の差によりジ
アステレオアイソマ一に分離し、つぎに酸で処理し遊離
のカルボン酸誘導体の光学活性体を単離することができ
る。またラセミの遊離酸と適当な光学活性アルコールか
ら、エステルを作り、このエステルをたとえば再結晶、
蒸留、クロマトグラフイ一などの自体公知の方法でジア
ステレオアイソマ一に分離し、つぎにエステルを酸また
は塩基の存在下加水分解しても、光学活性な遊離のカル
ボン酸誘導体を単離することができる。ここで用いる光
学活性な塩基としては、たとえばキニン、ブルシン、シ
ンコニジン、シンコニン、デヒドロアビチチルアミン、
ヒドロキシヒドリンダミン、タンチルアミン、モルピン
、α−フエニルヱチルアミン、フエニルオキシナフチル
メチルアミン、キニデン、ストイキニンなどのアミン、
リジン、アルギニンなどの塩基性アミノ酸、アミノ酸の
エステルなどがある。また光学活性なアルコールとして
は、たとえばボルネオール、メントール、2−オクタノ
ールなどがあげられる。以上述べたような光学分割で得
られた一般式〔1〕の化合物は、前述したような自体公
知の方法により、そのカルボキシル基における光学活性
な誘導体に導くことができる。本発明の方法によつて製
造される一般式〔〕の化合物およびそのカルボキシル基
における誘導体、とりわけAが置換基と・して低級アル
キル、ハロゲン原子を有していてもよいベンゾイル基で
あるものは顕著な消炎、鎮痛、解熱作用などを有し、た
とえば消炎剤、鎮痛剤、解熱剤などの医薬として有用で
ある。
なおAがカルボキシル基あるいはそれから誘導される基
である場合は、フリーデルクラフト反応に付して、Aを
置換基として低級アルキル、ハロゲン原子を有していて
もよいベンゾイル基にかえることができる。本発明の目
的化合物をこれらの医薬として用いる場合の投与量は、
投与ルート、投与の目的などにより適宜選択されるが、
たとえば慢性関節リウマチ、変形性関節症、変形性を椎
症、関節痛、腰痛などを治療する目的で投与する場合は
、常用量として成人1日につき、約10〜100019
を錠剤、カプセル剤、散剤の適宜の剤型で経口的に投与
するか、あるいは成人1回量約5〜500!!19を注
射剤、坐剤などとして非経口的に投与するのがよい。
以下に本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが
、本発明がこれら実施例により限定されるものでないこ
とはいうまでもない。
実施例 1 (a) 1・3−ジチアン3.67を無水テトラヒドロ
フラン100m1に溶かし、窒素ガス気流中30℃に冷
却し、かき混ぜながらn−ブチルリチウムの20%ヘキ
サン溶液10m1を約15分かけて滴下する。
滴下終了後同温度で2時間、続いて−5℃で30分かき
混ぜる。この溶液を再び−20゜Cに冷却しかき混ぜな
がら、7.17の4−ベンゾイルインダン一1−オンを
75m1の無水テトラヒドロフランに溶かした溶液を滴
下する。滴下終了後同温度で1時間かき混ぜたのち、O
℃で一夜放置する。次に減圧下溶媒を留去する。残留物
に希塩酸15m1を加えて工ーテルで抽出する。抽出層
は水、食塩水で洗い乾燥する。減圧下溶媒を留去して得
られた残留物はシリカゲルのカラムクロマトグラフイ一
(シルカゲル5007、ベンゼン一酢酸エチル20:1
の混合溶媒で溶出)で精製する。油状物として2−(4
−ベンゾイル一1−ヒドロキシ−1−インダニル)−1
・3−ジチアンが得られる。このものの赤外線吸収スペ
クトル(ニート)は1660c!n−1にケトンの吸収
、3450CTrL−1に水酸基による吸収を示し、構
造とよく一致する。(b) 2−(4−ベンゾイル−1
−ヒドロキシ−1ィンダニル)−1・3−ジチアン1.
47を300m1のベンゼンにとかし、600ηのパラ
トルエンスルホン酸を加える。
脱水還流装置を使つて、脱水しながら、3時間還流する
。冷却後、水、炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗い乾
燥する。減圧下溶媒を留去すると、油状物として、2−
(4−ベンゾイル−1−インダニリデン)−1・3−ジ
チアンが得られる。このものは精製することなく次反応
に使用する。(c) 0.8fの2−(4−ベンゾイル
−1−インダニリデン)−1・3−ジチアンに150m
1の氷酢酸、5011tの濃塩酸を加え、3時間還流す
る。
減圧下溶媒を留去し、残留物をエーテルで抽出する。エ
ーテル層は水洗したのち、5%の炭酸ナトリウム水溶液
で抽出する。抽出層はエーテルで洗つたのち、塩酸で酸
性にする。析出した油状物はエーテルで抽出する。抽出
層は水、食塩水で洗つたのち乾燥する。減圧下溶媒を留
去して得られた残留物はベンゼン−シクロヘキサン(7
:20)から結晶化する。融点100−102℃の結晶
として4−ベンゾイルインダン一1−カルボン酸が得ら
れる。元素分析値(Cl7Hl4O8) 計算値 C76.67;H5.3O 実験値 C76.37;H5.2l 上記で得られた4−ベンゾイルインダン一1−カルボン
酸3,2tとシンコニジン1.70rとをアセトン60
m1に加え、振り混ぜて溶かす。
一夜室温に放置したのち析出結晶を▲取し、アセトンか
ら2回再結晶すると、(1)−4−ベンゾイルインダン
一1−カルボン酸のシンコニジン塩が融点189−19
2℃、〔α〕−132.28(C=1、CHCl3)の
無色結晶として得られる。
元素分析値 C36H36O4N2 計算値 C77.l2;H6.47:N5.OO実験値
C77.l8:H6.28;N4.9l本品をクロロ
ホルムに溶かし、希塩酸で2回振り混ぜてシンコニジン
を除く。
クロロホルム層を水洗後硫酸マグネシウムで乾燥する。
減圧下溶媒を留去すると(1)−4−ベンゾィルィンダ
ン一1−カルボン酸が〔α〕2式−66.4ィ(C=1
、MeOH)の無色油状物として得られる。元素分析値
C,7Hl4O3計算値 C76.67;H5.3O 実験値 C76.25;H5.37 最初の結晶を沢取した母液を減圧下濃縮し、残留物にシ
ンコニジン1.7tとアセトニトリル120m1とを加
えて加温下振り混ぜたのち一夜室温に放置する。
析出結晶を沢取し、アセトニトリルから3回再結晶する
と(d)−4−ベンゾイルインダン一1−カルボン酸の
シンコニジン塩が融点180−183℃、〔α〕2d1
1.2(C=1CHC13)の無色結晶として得られる
。元素分析値 C36C36O4N2 計算値 C77.l2;H6.47;N5.OO実験値
C77.l5;H6.42;N4.72本品をクロロ
ホルムに溶かし、希塩酸で2回振り混ぜてシンコニジン
を除く。
クロロホルム層を水洗後硫酸マグネシウムで乾燥する。
減圧下溶媒を留去すると(d)−4−ベンゾイルインダ
ン一1−カルボン酸が〔α〕2d66.4ル(C=1、
MeOH)の無色油状物として得られる。元素分析値
Cl7Hl4O3計算値 C76.67;H5.3O 実験値 C76.53;H5.3O (d) 6.6yの4−ベンゾイルインダン一1−カル
ボン酸に25m1の塩化チオニルを加え、一夜放置した
のち減圧下過量の塩化チオニルを留去する。
残留物にエーテルを加えアンモニアガスを導入する。析
出した結晶を沢取し、水洗、乾燥したのちベンゼンから
再結晶する。4−ベンゾイルインダン一1−カルボン酸
アミドが融点164−166℃の結晶として得られる。
元素分析値 Cl7Hl5O2N 計算値 C76.96;H5.7O;N5.28実験値
C76.78;H5.6l;N5.4l実施例 2実
施例1−bの方法によつて得た2−(4−ベンゾイル−
1−インダニリデン)−1・3−ジチアン2.0rをエ
タノール200m1に溶かし氷冷する。
この溶液に塩化水素ガスを15分間通じ、氷冷で2時間
つづいて、室温で一夜放置する。減圧下で過量の塩化水
素、溶媒を留去したのち水を加え、エーテルで抽出する
。抽出層は水洗後乾燥する。減圧下溶媒を留去して得ら
れた残留物をシリカゲルのカラムクロマトグラフイ一(
シリカゲル200P1溶出溶媒は2.5%の酢酸エチル
を含むベンゼン溶液)で精製する。4−ベンゾイルイン
ダン一1−カルボン酸エチルエステルが油状物として得
られる。
元素分析値 ClOHl8O3 計算値 C77.53:H6.l6 実験値 C77.4l;H5.97 赤外線吸収スペクトル(ニート) 1720CTrL−1 (エステルのカルボニル)16
50CfL−1 (ケトンのカルボニル)実施例 31
・3−ジチアン3,67を無水テトラヒドロフラン10
0m1に溶かし、窒素ガス気流中−30℃に冷却し、か
き混ぜながらn−ブチルリチウムの20%ヘキサン溶液
10m1を約20分間かけて滴下する。
滴下終了後同温度で2時間、続いて−5℃で30分かき
混ぜる。この溶液を再び−20℃に冷却しかき混ぜなが
ら、8.17の4−(p−クロルベンゾイル)インダン
一1−オンを75m1の無水テトラヒドロフランに溶か
した溶液を滴下する。滴下終了後同温度で1時間かき混
ぜたのち、0℃で一夜放置する。次に減圧下で溶媒を留
去する。残留物に希塩酸を加えエーテルで抽出する。抽
出層は水、食塩水で洗つたのち乾燥する。減圧下溶媒を
留去して得られた残留物は精製することなく脱水反応を
付す。すなわち残留物を350m1のベンゼンに溶かし
、600ηのパラトルエンスルホン酸を加える。脱水還
流装置を使つて、脱水しながら3時間還流する。冷却後
、水、炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗う。減圧下溶
媒を留去して得た残留物は、精製することなく加水分解
する。残留物に150m1の氷酢酸、50m1の濃塩酸
を加え、3時間還流する。減圧下溶媒を留去し、残留物
に水を加え、エーテルで抽出する。エーテル層は水洗し
たのち、\%の炭酸ナトリウム水溶液で抽出する。抽出
層はエーテルで洗つたのち、塩酸で酸性にする。析出物
をクロロホルムで抽出し、抽出層は水洗したのち乾燥す
る。減圧下溶媒を留去して得られた残留物をベンゼン−
シクロヘキサン(3:10)から結晶化すると、融点1
37−139℃の結晶として、4−(p−クロルベンゾ
イル)インダン一1−カルボン酸が得られる。元素分析
値 Cl7Hl3O3Cl計算値 C67.89;H4
.36;Clll.79実験値 C67.6l;H4.
2l;Clll.9lノ上記で得られた4−(p−クロ
ルベンゾイノ(へ)インダン一1−カルボン酸3.1t
とシンコニン1.57とをアセトン100m1に加え、
加温して溶かしたのち少量の活性炭を加えて沢過する。
▲液を一夜放冷し、さらに一夜0〜5℃に放置する。析
出結晶を沢取しアセトニトリルから再結晶すると(1)
−4−(p−クロルベンゾイル)インダン一1−カルボ
ン酸のシリコニン塩が融点193−196℃、〔α〕曾
33.6が(C=1、CHCl3)の無色結晶として得
られる。元素分析値 C36H34O4N2Cl 計算値 C72.78;H5.77;N4.72実験値
C72.5l;H5.92;N4.72本品をクロロ
ホルムに溶かし、希塩酸で2回振り混ぜてシンコニンを
除く。
クロロホルム層を水洗後硫酸マグネシウムで乾燥する。
減圧下溶媒を留去し残留物にシクロヘキサンを加えて生
じた結晶を沢取する。ベンゼンとシクロヘキサンとの混
液(1:4)から再結晶すると(1)−4−(p−クロ
ルベンゾイル)インダン一1−カルボン酸が融点121
−122℃、〔α〕M−66.9酸(C=1、MeOH
)の無色結晶として得られる。元素分析値 Cl7Hl
8O3Cl計算値 C67,89;H4.36 実験値 C67.72;H4.33 実施例 4 実施例3と同様の操作により、3.61の1・3−ジチ
アン、10m1f)n−ブチルリチウムの20%ヘキサ
ン溶液、7.57の4−(P−メチルベンゾイル)イン
ダン一1−オンから、4−(p−メチルベンゾイル)イ
ンダン一1−カルボン酸が得られる。
融点129.5−131.0℃(再結晶溶媒:ベンゼン
ーシクロヘキサン8:25)元素分析値 C,8Cl6
O3 計算値 C77.l2;H5.75 実験値 C76.94;H5.6l 実施例 5 実施例3と同様の操作により、3.6Vの1・3ジチア
ン、10m1のn−ブチリルリチウムの20%ヘキサン
溶液、8.57の4−(p−クロルm−メチルベンゾイ
ル)インダン一1−オンから、4−(p−クロル−m−
メチルベンゾイル)インダン一1−カルボン酸が得られ
る。
融点115.0−116.5℃(再結晶溶媒:ベンゼン
−シクロヘキサン3:20)元素分析値 Cl8Cl5
O3Cl 計算値 C68.68;H4.8O;Clll.27実
験値 C68.5l;H4.59;Clll.54実施
例 6 実施例3と同様の操作により、3.67の1・3−ジチ
アン、10m1f)n−ブチルリチウムの20%ヘキサ
ン溶液、7,5rの5−ベンゾリル一1−テトラロンか
ら、5−ベンゾイル−1・2・3・4−テトラヒトロー
1−ナフトエ酸が得られる。
融点164−165℃(再結晶溶媒:ベンゼン)元素分
析値 Cl8Hl6O3 計算値 C77.l3;H5.75 実験値 C77.l5;H5.7O 実施例 7 実施例3と同様の操作により、3、6f7の1・3一ジ
チアン、10m1f)n−ブチルリチウムの20%ヘキ
サン溶液、7.91の5−(p−メチルベンゾイル)−
1−テトラロンから、5−(p−メチルベンゾイル)−
1・2・3・4−テトラヒトロー1−ナフトエ酸が得ら
れる。
融点102−103℃(再結晶溶媒:シクロヘキサン)
元素分析値 Cl9Hl8O3 計算値 C77.53;H6.l6 実験値 C77.4l;H5.97 実施例 8 実施例3と同様の操作により、3.6Vの1・3一ジチ
アン、10me(l)n−ブチルリチウムの20%ヘキ
サン溶液、8.5f7の5−(p−クロルベンゾイル)
−1−テトラロンから、5−(p−クロルベンゾイル)
−1・2・3・4−テトラヒトロー1−ナフトエ酸が得
られる。
融点152.5−153.5℃(再結晶溶媒:ベンゼン
ーヘキサン)元素分析値 Cl8Hl5O3Cl 計算値 C68.68;H4.8O:Clll.27実
験値 C68.75;H4.83;Clll。
25実施例 9 実施例3と同様の操作により、3.6yの1・3−ジチ
アン、10m1のn−ブチルリチウムの20%ヘキサン
溶液、5.3Vの1−オキソインダン一4−カルボン酸
メチルエステルから、インダン一1・4−ジカルボン酸
が得られる。
融点245.5一248℃(再結晶溶媒:アセトン)元
素分析値 CllHlOO4 計算値 C64.O7;H4.89 実験値 C64、05;H4.73

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、nは1または2の整数を、Aはカルボキシル基
    、低級アルコキシカルボニル基または置換基として低級
    アルキルまたはハロゲン原子を有していてもよいベンゾ
    イル基を示す。 〕で表わされる化合物を水または低級脂肪族アルコール
    の存在下に加溶媒分解することを特徴とする一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼〔式中、nおよびAは前
    記と同意義であり、Rは水素原子または低級アルキル基
    を示す。 〕で表わされる化合物の製造法。2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、nは1または2の整数を、Aはカルボキシル基
    、低級アルコキシカルボニル基または置換基として低級
    アルキルまたはハロゲン原子を有していてもよいベンゾ
    イル基を示す。 〕で表わされる化合物と1・3−ジチアンとを塩基の存
    在下で反応させ、生成する一般式▲数式、化学式、表等
    があります▼ 〔式中、nおよびAは前記と同意義。 〕で表わされる化合物を脱水し、生成する一般式▲数式
    、化学式、表等があります▼ 〔式中、nおよびAは前記と同意義。 〕で表わされる化合物を水または低級脂肪族アルコール
    の存在下に加溶媒分解することを特徴とする一般式▲数
    式、化学式、表等があります▼〔式中、nおよびAは前
    記と同意義であり、Rは水素原子または低級アルキル基
    を示す。 〕で表わされる化合物の製造法。
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