JPS5930746B2 - シリコ−ンゴム組成物とその製法 - Google Patents

シリコ−ンゴム組成物とその製法

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JPS5930746B2
JPS5930746B2 JP50015518A JP1551875A JPS5930746B2 JP S5930746 B2 JPS5930746 B2 JP S5930746B2 JP 50015518 A JP50015518 A JP 50015518A JP 1551875 A JP1551875 A JP 1551875A JP S5930746 B2 JPS5930746 B2 JP S5930746B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Polymers & Plastics (AREA)
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は加熱加硫型シリコーンゴム組成物、更に詳しく
言えば、腐食性の炭化水素油による劣化に対して抵抗性
を示す加熱加硫型シリコーンゴム組成物に関するもので
ある。
公知の通り、乗物やその他系楽統において使用されるエ
ンジン油、トランスミツシヨン油およびその他の炭化水
素油はゴム特に有機ゴムを劣化させる頑向がある。
シリコーンゴム組成物およびシリコーンエラストマーは
炭化水素油による劣化に対して有機エラストマーよりも
強い抵抗性を示すとは言え、腐食性の強い炭化水素油特
にたとえば10000マイルないし20000マイル以
上にわたつて乗物に使用された後のエンジン油による劣
化に対してはかかるシリコーンエラストマーの大部分が
十分な抵抗性を示すとは言えない。炭化水素油による劣
化に対するエラストマーの抵抗性の試験は、通例、AS
TM試験D−471−68に従う。かかる試験において
は、20〜30%の芳香族化合物を含有する低アニリン
点の炭化水素油または1〜2%の芳香族化合物を含有す
る高アニリン点の炭化水素油が使用される。エラストマ
ーに対するエンジン油の効果を模擬するためには、通例
、20〜30%の芳香族化合物を含有する低アニリン点
の炭化水素油が使用される。かかる試験に際しては、エ
ラストマーの平板が350゜Fの温度下で70時間にわ
たり炭化水素油好ましくは低アニリン点の炭化水素油中
に浸漬される。その後、エラストマーの圧縮永久ひずみ
および物理的特性が測定される。その結果、試験された
エラストマーは700〜1200psiの引張強さ、1
00〜400%の伸び、および40〜80のジユロメー
タ一硬さを有することが好ましい。また、上記のAST
M試験において低アニリン点の炭イビ水素油中に浸漬さ
れた後のエラストマーは60%を越えない圧縮永久ひず
みを示すこと、すなわち少なくとも40%の回復を示す
ことも好ましい。しかし20000マイルにわたつて使
用された後の炭化水素油中で試験したところ、上記の試
験に合格した有機エラストマーのほとんど全部および更
にはシリコーンエラストマーの大部分がオイルシール、
ガスケツトおよびその他の用途にとつて不合格であると
判明した。
そこで、使い古しのエンジン油すなわち 20000マイルないし30000マイル以上にわたつ
て乗物の機関に使用された後のエンジン油を使用しなが
ら上記のASTM試験に従つてエラストマーを試験する
という方法が考案された。
それによれば、シリコーンエラストマーが使い古しのエ
ンジン油中に70時間にわたつて浸漬され、次いでそれ
の物理的特性および圧縮永久ひずみが測定される。この
ようにして試験されたエラストマーの大部分は上記に示
された必要条件を満足せず、従つて所望の物理的特性お
よび圧縮永久ひずみを示さなかつた。また、使い古しの
エンジン油を模擬する別のやり方として、低アニリン点
の炭化水素油を使用しながら同じASTM試験を行なう
方法も考案された。
それによれば、エラストマーの試験片が300〜350
にFの温度下で(通常の70時間ではなく)600時間
またはそれ以上の時間にわたり低アニリン点の炭化水素
油中に浸漬され、次いで浸漬後のエラストマーの物理的
特性および圧縮永久ひずみが測定される。このようにし
て試験されたエラストマーの大部分も浸漬後には所要の
物理的特性および圧縮永久ひずみを示さないことが判明
した。更に詳しく言えば、かかる促進試験すなわち使い
古しのエンジン油を使用する試験あるいは新しい油中に
300)3500Fで600時間にわたつて浸漬する試
1験を受けた好適なシリコーンエラストマー特に加熱加
硫型シリコーンゴム組成物の大部分は、0.2〜0.6
(モル)%のビニル基を含有したジメチルポリシロキサ
ン重合体またはジメチルポリシロキサン重合体ブレンド
、フユームドシリカ、加工助剤、過酸化物硬化触媒およ
び一定量の無機充填剤(たとえばケイソウ土)から成る
ものであつた。それにもかかわらず、上記の促進試験に
よれば、これらの組成物は炭化水素油に対する所要の抵
抗性を示さなかつた。すなわち、試験期間の後、かかる
シリコーンエラストマーは40〜80好ましくは50〜
80のジユロメータ一硬さ、100〜400%好ましく
は100〜200%の伸びおよび700〜1200ps
iの引張強さという組合せの特性を有していなかつたの
である。その上、こうして試験された従来のシリコーン
エラストマーは所望の圧縮永久ひずみをも示さなかつた
。圧縮永久ひずみの測定に際しては、硬化シリコーンエ
ラストマーからOリングが形成され、次いでそれを25
%圧縮するだけの荷重が400〜450れFの温度下で
24時間にわたつて加えられる。その結果、最高でも6
0%好ましくは最高でも15%の圧縮永久ひずみしか見
られないことが望ましい。しかるに、20000マイル
以上にわたつて使用された後のエンジン油を使用する試
験あるいは低アニリン点の炭化水素油中に300〜35
00Fで600時間にわたつて浸漬する試験を受けた従
来のシリコーンエラストマーは全て、上記のごとき有利
な組合せの物理的特性を有しないばかりでなく所望の圧
縮永久ひずみをも示さなかつたのである。それ故、フユ
ームドシリカ、沈降シリカまたはそれらの混合物をある
種の無機充填剤および特定濃度の酸化マグネシウムない
し各種粒度の酸化マグネシウムの混合物と併用すれば、
ASTM試験に基づき使い古しのエンジン油中に300
〜350下で70時間にわたつて浸漬した際の劣化に対
して高度の抵抗性を示す加熱加硫型シリコーンゴム組成
物が得られるという発見は全く意外であつた。
また、上記のごとき成分を併用した本発明の新規な組成
物によれば、一般に1.20〜1.70好ましくは1.
35〜1.50の比重を有する熱硬化シリコーンエラス
トマーを得ることが可能である。かかる比重は、シリコ
ーンエラストマーがエンジン油、トランスミツシヨン油
およびその他の炭化水素油とりわけ高度に腐食性の炭化
水素油と接触することになるオイルシールおよびガスケ
ツト用途において、本発明の新規な組成物の有用性を大
いに向上させることにもなる。本発明の利点は以下に記
載される方法によつて達成される。
さて本発明に従えば、(a)式 (ここに、Rはl価の炭化水素基および1価のハロゲン
化炭化水素基の中から選ばれた基、そしてaは1.95
〜2.01の数である)で表わされかつ25℃で100
0000〜200000000センチポイズの粘度を有
する100部のオルガノポリシロキサン重合体またはオ
ルガノポリシロキサン重合体ブレンド、(b)0.1〜
10部の有機過酸化物および高エネルギー電子線の中か
ら選ばれた硬化触媒、(c)フユームドシリカ、沈降シ
リカおよびそれらの混合物の中から選ばれた25〜60
部のシリカ充填剤、(d)酸化チタン、酸化鉄、酸化ア
ルミニウム、ケイソウ土、炭酸カルシウム、粉砕シリカ
、石英、ケイソウシリカ、ケイ酸アルミニウム、酸化亜
鉛、ケイ酸ジルコニウム、硫酸バリウム、硫化亜鉛、表
面に結合したアルコキシ基を有する微粉状シリカおよび
それらの混合物の中から選ばれた5〜80部の不活性無
機充填剤、並びに(e)0.1〜15部の酸化マグネシ
ウムまたは粒度の異なる酸化マグネシウムの混合物の諸
成分から成ることを特徴とする、硬化状態において炭化
水素油による劣化に耐えかつ1.20〜1.70の比重
を有する加熱加硫型シリコーンゴム組成物が提供される
ところで、本発明の有利な組成物を得るためには、シリ
カ充填剤(すなわちフユームドシリカまたは沈降シリカ
)、不活性無機充填剤および酸化マグネシウムを上記の
濃度で併用する必要のあることが認められるべきである
一般的に言えば、酸化マグネシウムまたは各種粒度の酸
化マグネシウムの混合物がオルガノポリシロキサン重合
体100部当り0.1〜15部好ましくは2〜10部の
濃度で使用され得る。一層好適な実帷態様によれば、9
9(重量)010が275〜300メツシユの米国標準
ふるいを通過するような粒度を有する第1の酸化マグネ
シウムおよび99(重量)010が325〜350メツ
シユの米国標準ふるいを通過するような粒度を有する第
2の酸化マグネシウムが1.1:5ないし5:0.1の
比率で本発明の組成物中に使用される。
更にまた、本発明の組成物は加工助剤、架橋剤、繊維材
料(たとえばポリテトラフルオルエチレン、ダクロン、
木綿など)、熱安定剤、顔料およびその他公知の加熱加
硫型シリコーンゴム組成物用成分をも含有し得る。また
、炭化バナジウムや酸化コバルトのごときトレーサー物
質もオルガノポリシロキサン重合体100部当り0.0
05部というような極めて低い濃度ならば本発明の組成
物中に使用できる。なお、オルガノポリシロキサン重合
体は0.001〜0.7(モル)%好ましくは0.2〜
0.6(モル)%のビニル置換基を含有することが望ま
しい。
勿論、前述の通り、オルガノポリシロキサン重合体が単
一の重合体ではなく各種重合体のブレンドであつてもよ
いことが認められるべきである。その場合、ブレンドを
構成する個々の重合体はビニル置換基を含有していても
含有していなくてもよい。すなわち、組成物が適切な硬
化特性を有するためには、ブレンド全体が上記のごとき
濃度のビニル置換基を含有しているだけで望ましいので
ある。また、上記の組成物の製造に当つては、上記の充
填剤、加工助剤およびその他の成分の一部および(また
は)酸化マグネシウムとオルガノポリシロキサン重合体
またはオルガノポリシロキサン重合体ブレンドとから個
別的な組成物を調製し、未硬化状態のかかる個別的な組
成物同士を混合して単一の組成物とし、次いでかかる単
一の組成物を硬化させてシリコーンエラストマーとすれ
ばよいことも認められるべきである。このように本発明
の組成物の製造に当つて1種ないし2種以上の組成物を
調製する際におけるオルガノポリシロキサン重合体の混
合は、所望の製造手順に応じて実抱すればよい。要する
に、本発明の範囲内に包含されるためには、最終の組成
物が上記のごとき基本的な成分を含有していれば事足り
るのである。とにかく、炭化水素油に対して前述のごと
き有利な抵抗性を示す熱硬化シリコーンエラストマーを
与える要因は、ある種の充填剤とある濃度の酸化マグネ
シウムとの併用にあるわけである。上記のオルガノポリ
シロキサン重合体またはオルガノポリシロキサン重合体
ブレンド、更に詳しく言えば25℃で1000000〜
200000000センチポイズの粘度を有するオルガ
ノポリシロキサン重合体中のR基は、1価の炭化水素基
、1価のハロゲン化炭化水素基およびシアンアルキル基
の中から選ばれたものであることが好ましい。
すなわちR基は、アルキル基たとえばメチル基、エチル
基、プロピル基など、シクロアルキル基たとえばシクロ
ヘキシル基、シクロヘプチル基など、アルケニル基たと
えばビニル基、アリル基など、ハロゲン化アルキル基た
とえばフルオルプロピル基、トリフルオルプロピル基、
式R4CH2CH2−(ただし、R4はペルフルオルア
ルキル基である)のフツ素化アルキル基など、単核アリ
ール基たとえばフエニル基など、アルカリール基たとえ
ばメチルフエニル基、エチルフエニル基など、アルアル
キル基たとえばフエニルメチル基、フエニルエチル基な
ど、シアンアルキル基たとえばシアンプロピル基など、
および線状オルガノポリシロキサン中の置換基として普
通に見出されるその他の基であることが好ましい。中で
も、R基は1〜8個の炭素原子を有するアルキル基、2
〜8個の炭素原子を有するアルケニル基、3〜8個の炭
素原子を有するハロゲン化アルキル基(たとえばフルオ
ルアルキル基)および単核アリール基(たとえばフエニ
ル基)の中から選ばれたものであることが最も好ましい
。最も好適な手順に従えば、かかるオルガノポリシロキ
サン重合体は純度約99%のジオルガノジハロゲンシラ
ンを水中で加水分解することによつて製造される。
その際には、ジオルガノジハロゲンシランを水中に添加
する方が好ましい。そうすれば、加水分解混合物の温度
は室温近くに保たれ、従つて低沸点シランの留去が防止
されることになる。
かかる手順の場合にはまた、必要なわけではないが、水
と混和しない有機溶媒(たとえばキシレンやトルエン)
あるいは極性溶媒(たとえばアセトン)を共存させる方
が好ましいこともある。これらの溶媒は生成された低分
子量のオルガノポリシロキサンおよび環状ポリシロキサ
ンを安定化するのに役立つ。次に、かかる加水分解混合
物から水が分離される。
更にまた、酸濃度が5〜10鬼となるように加水分解混
合物を中和することも好ましい。次の工程では、最初の
加水分解混合物中に溶媒が存在していなかつた場合、水
と混和しない有機溶媒(たとえばキシレン、トルエン、
ベンゼンなど)が加水分解混合物に添加される。こうし
て得られた混合物に5〜100P傳のアルカリ金属水酸
化物(たとえば水酸化カリウム)が添加され、それから
100℃以上の温度下で還流が行なわれる。かかる熱分
解工程において使用される蒸留塔は、壊状ポリシロキサ
ンの混合物が塔頂から優先的に留去されるような温度に
保たれる。こうして得られる混合物の990k)はシク
ロトリシロキサン、シクロテトラシロキサンおよびシク
ロペンタシロキサンから成つていて、これらの環状ポリ
シロキサン中の置換基は最初に加水分解されたジオルガ
ノジハロゲンシラン中のものと同一である。従つて、こ
れらの環状ポリシロキサンの生成用として最初に使用さ
れるジオルガノジハロゲンシラン中の有機置換基はオル
ガノポリシロキサン重合体に関して前記に定義された炭
化水素基およびハロゲン化炭化水素基から成ることが認
められるべきである。すなわち、かかる置換基はR基の
定義に際して列挙された基中の任意のものであり得る。
ところで、最終的に生成されるオルガノポリシロキサン
中には、1〜8個の炭素原子を有するアルキル基を始め
とする各種の置換基が存在し得るが、それらは全て同一
であつても互いに相異なつていてもよい。すなわち、1
〜8個の炭素原子を有する各種のアルキル基、2〜8個
の炭素原子を有する各種のアルケニル基(たとえばビニ
ル基やアリル基)、各種のハロゲン化アルキル基(たと
えばフルオルアルキル基)および各種の単核アリール基
が単独でも存在し得るし、あるいは混合物としても存在
し得る。また、かかる置換基が2種以上のものから成る
場合、それらは最終のオルガノポリシロキサン重合体中
において所望される濃度で存在すればよい。従つて、か
かる製造時には、最初に加水分解されるジオルガノジハ
ロゲンシランが最終のオルガノポリシロキサン中におい
て所望される種類および濃度の置換基を含有していさえ
すればよいわけである。続いて、KOHによる熱分解工
程に際し塔頂から留去された環状ポリシロキサンを用い
て高粘度のオルガノポリシロキサン重合体が生成される
なお、個別的な工程の使用により、メチル置換基または
ビニル置換基のみを含有する環状ポリシロキサンあるい
はフツ素化アルキル置換基のみを含有する環状ポリシロ
キサンを生成し得ることも認められるべきである。その
場合には、最終の高粘度オルガノポリシロキサン重合体
中において所望される置換基の濃度に応じ、これらの環
状ポリシロキサンを所望の比率で混合すればよい。この
ように、各種の環状ポリシロキサンが所望の比率で混合
され、それから水と混和しない有機溶媒を用いて環状ポ
リシロキサンが溶解される。
とは言え、この工程において溶媒が不可欠なわけではな
い。環状ポリシロキサンが所望の比率で混合された後、
アルカリ金属水酸化物触媒が5〜100PFの濃度で添
加される。
かかる混合物にはまた、低分子量のトリオルガノシロキ
シ基連鎖停止ジオルガノポリシロキサンやジシロキサン
のごとき連鎖停止剤も適切な量で添加される。かかる連
鎖停止剤中のオルガノ基はR基に関して前記に定義され
た炭化水素基およびハロゲン化炭化水素基中の任意のも
のであり得るし、あるいはそれらの混合物でもあり得る
。連鎖停止剤たとえばトリオルガノシロキシ基連鎖停止
ジオルガノポリシロキサンの量は、所望粘度の線状オル
ガノポリシロキサン重合体を生成するため十分なように
選ばれる。このように環状ポリシロキサン、連鎖停止剤
、触媒および(場合によつては)溶媒から成る混合物が
150〜200℃で1〜10時間にわたつて加熱される
。その結果、式(1)の範囲内に包含されかつ25℃で
1000000〜200000000センチポイズの粘
度を有する重合体が生成される。なお、かかる重合体は
0.001〜0.7(モル)010好ましくは0.2〜
0.6(モル)%のビニル基またはその他のアルケニル
基を含有することが望ましい。ところで本発明の組成物
中には、25℃で1000000〜200000000
センチポイズの粘度を有する単一のオルガノポリシロキ
サン重合体を必ずしも使用しなくてよいことが認められ
るべきである。
すなわち、式(1)の範囲内に包含されかつ25℃で1
000000〜200000000センチポイズの粘度
を有する2種、3種、4種あるいはそれ以上の特定のオ
ルガノポリシロキサン重合体から成り、しかも全体とし
て25℃で1000000〜200000000センチ
ポイズの粘度および0.001〜0.7(モル)0k)
好ましくは0.2〜0.6(モル)%のビニル基含量を
有するブレンドを本発明の組成物中に使用することも可
能なのである。本発明の組成物中にはまた、有機過酸化
物および高エネルギー電子線の中から選ばれた硬化触媒
がオルガノポリシロキサン重合体またはオルガノポリシ
ロキサン重合体ブレンド100部当り0.1〜10部の
濃度で存在する。
硬化触媒が少な過ぎると組成物は高温下でも硬化してシ
リコーンエラストマーにならない一方、硬化触媒が多過
ぎると組成物は有用な機能を果さない。好ましくは、オ
ルガノポリシロキサン重合体またはオルガノポリシロキ
サン重合体ブレンド100部当り0.1〜5部の硬化触
媒が使用される。かかる硬化触媒は過酸化ジイソプロピ
ル、過安息香酸t−ブチルまたは2,5−ビス(t−ブ
チルペルオキシ)−2,5−ジメチルヘキサンであるこ
とが好ましい。
本発明の硬化触媒の一般的な説明は下記の通りである。
本発明のシリコーンゴム組成物の硬化は、化学的加硫剤
また(ま高エネルギー電子線によつて達成され得る。
多くの場合は硬化作業用として化学的加硫剤が使用され
るが、その際には伝統的な加硫剤中の任意のものが使用
できる。好適な加硫剤はシリコーンエラストマーの硬化
用として伝統的に使用されてきた有機過酸化物である。
中でも特に好適なものは、構造式(ここに、Rは全て同
一のアルキル基または2種以上のアルキル基、そしてn
はOまたは正の整数である)で表わされるようなジメチ
ルペルオキシドである。
好適な過酸化物硬化触媒の実例としては、過酸化ジ一t
−ブチル、t−ブチルトリエチルメチルペルオキシド、
t−ブチルトリフエニルメチノレペルオキシド、過安息
香酸t−ブチルおよびジ一t−アルキルペルオキシド(
たとえば過酸化ジグミル)が挙げられる。
また、ケイ素原子上の飽和および不飽和炭化水素基を介
して架橋を引起すその他の過酸化物硬化触媒としては、
アリールペルオキシドたとえば過酸化ベンゾイル、混成
アルキルアリールペルオキシドたとえば過安息香酸t−
ブチル、クロルアリールペルオキシドたとえば1ヤ4−
ジクロルベンゾイルペルオキシドや2,4−ジクロルベ
ンゾイルペルオキシドやモノクロルベンゾイルペルオキ
シド、メチルエチルケトンペルオキシド、アゾビスイソ
ブチロニトリルなどが挙げられる。
一般的に言えば、本発明のシリコーンゴム組成物を硬化
させるためには、オルガノポリシロキサン重合体または
オルガノポリシロキサン重合体ブレンドの0.1〜8(
重量)%の過酸化物硬化触媒が使用される。なお、0.
5〜3.0(重量)%の過安息香酸t−ブチルを使用す
れば特に好ましい。このようにオルガノポリシロキサン
重合体またはオルガノポリシロキサン重合体ブレンドと
硬化触媒とを含有する基本的な組成物について述べれば
、硬化触媒(ま加硫に先立つ最後の混合工程において添
加されるのが通例である。
ところで本発明に従えば、フユームドシリカ、沈降シリ
カおよびそれらの混合物の中から選ばれた一般に25〜
60部の補強性シリカ充填剤を添加することも必要であ
る。なお、最も好適なシリカ充填剤はフユームドシリカ
である。シリカ充填剤とりわけ補強性シリカ充填剤の量
が25部以下であると、組成物は有利な耐油性を示さな
い。また、シリカ充填剤の量が60部以上であると、組
成物は所望の範囲内の伸びを有しない。最も好ましくは
、フユームドシリカおよび沈降シリカの中から選ばれた
30〜50部の補強性シリカ充填剤が使用される。本発
明の組成物中に使用される補強性シリカ充填剤は処理さ
れていても処理されていなくてもよいが、たとえ全部で
はないにせよ、処理されていた方が好ましい。その場合
の処理は、本発明の組成物の製造に際して現場で行なつ
てもよいし、あるいはオルガノポリシロキサン重合体中
への混入に先立つて行なつてもよい。かかる補強性シリ
カ充填剤は、たとえばルーカス(Lucas)の米国特
許第2938009号明細書(その内容は引用によつて
本明細書の一部を成すものとする)中に記載のごとく、
環状ポリシロキサンで処理されることが最も普通であり
かつ好ましい。また、たとえばスミス(Smith)の
米国特許第3635743号明細書(その内容は引用に
よつて本明細書の一部を成すものとする)あるいは19
72年12月4日に提出された「シリカ充填剤の処理方
法」と題するメルヴイン●デイル・ビアス(Melvi
nDaleBeers)の米国特許出願第311486
号明細書中に記載のごとく、補強性シリカ充填剤を環状
ポリシロキサンとシラザンとの混合物あるいはアンモニ
アやアミンのごとき化合物で処理することも有利である
。更にまた、本発明の組成物の製造に際して補強性シリ
カ充填剤を現場で処理することもできる。すなわち、未
処理の補強性シリカ充填剤をオルガノポリシロキサン重
合体中へ混入する際、オルガノポリシロキサン重合体ま
たはオルガノポリシロキサン重合体ブレンド100部当
り2〜20部の環状ポリシロキサンおよび(または)シ
ラザンあるいはその他の処理剤を添加し、こうして得ら
れた混合物を高温に加熱すれば、本発明のシリコーンエ
ラストマーの製造に際して補強性シリカ充填剤が現場で
処理されることになる。本発明の組成物中にはまた、か
かる補強性シリ力充填剤と並んで、酸化チタン、酸化鉄
、酸化アルミニウム、ケイソウ土、炭酸カルシウム、粉
砕シリカ、石英、ケイソウシリカ、ケイ酸アルミニウム
、酸化亜鉛、ケイ酸ジルコニウム、硫酸バリウム、硫化
亜鉛、表面に結合したアルコキシル基を含有する微粉状
シリカおよびそれらの混合物の中から選ばれた5〜80
部好ましくは10〜50部の不活性無機充填剤も存在す
る必要がある。
本発明の組成物中に使用される不活性無機充填剤は上記
に示された各種の無機充填剤の混合物であつてもよい。
また、本発明の組成物中に使用し得る不活性無機充填剤
として各種の無機充填剤が上記に列挙されているとは言
え、全てが網羅されているわけでないことは勿論である
。すなわち、オルガノポリシロキサン重合体またはオル
ガノポリシロキサン重合体ブレンド100部当り一般に
5〜80部の濃度であれば、加熱加硫型シリコーンゴム
組成物中に通例使用されるその他任意の不活性無機充填
剤を単独あるいは上記の無機充填剤と共に使用すること
も可能である。なお、上記の補強性シリカ充填剤はフユ
ームドシリカまたは沈降シリカのみから成り得るばかり
でなく、処理されているか否かとは無関係にそれらの混
合物でもあり得ることが認められるべきである。
不活性無機充填剤の量が5部以下であると、本発明の硬
化シリコーンエラストマーは炭化水素油による劣化に対
して所望の抵抗性を示さない。また、不活性無機充填剤
の量が80部以上であると、得られる硬化シリコーンエ
ラストマーは所望の伸びを有せず、しかも所望の圧縮永
久ひずみを示さない。本発明の組成物中にはまた、0.
1〜15部の酸化マグネシウムまたは各種粒度の酸化マ
グネシウムの混合物も使用される。
好ましくは、オルガノポリシロキサン重合体またはオル
ガノポリシロキサン重合体ブレンド100部当り0.5
〜10部の酸化マグネシウムが使用される。酸化マグネ
シウムの量が0.1部以下であると、炭化水素油とりわ
け使い古しのエンジン油に対する硬化シリコーンエラス
トマーの所望の抵抗性が得られない。また、酸化マグネ
シウムの量が15部以上であると、過剰の酸化マグネシ
ウムは何ら有用な目的を果さないばかりか、硬化シリコ
ーンエラストマーの物理的特性を損なう傾向さえ示す。
本発明の組成物中には任意の種類の酸化マグネシウムが
使用できるとは言え、粒度の小さい酸化マグネシウム、
すなわち99(重量)%が250〜350メツシユの米
国標準ふるいを通過するような酸化マグネシウムを使用
することが好ましい。一層好ましくは、そして本発明の
一実施態様に従えば、2種以上の粒度を有する酸化マグ
ネシウムが使用される。たとえば、99(重量)%が2
75〜300メツシユの米国標準ふるいを通過するよう
な粒度を有する第1の酸化マグネシウムおよび99(重
量)%が325〜350メツシユの米国標準ふるいを通
過するような粒度を有する第2の酸化マグネシウムが0
.1:5ないし5:0.1好ましくは0.1:2.5〜
2.5二0.1の比率で本発明の組成物中に使用される
ことが好ましい。なお、ただ1種の酸化マグネシウムま
たは2種以上の酸化マグネシウムの混合物のいずれが使
用されるにせよ、本発明の組成物中における酸化マグネ
シウムの総濃度はオルガノポリシロキサン重合体または
オルガノポリシロキサン重合体ブレンド100部当り0
.1〜15部好ましくは0.5〜10部でなければなら
ないことが了解されるべきである。以上の結果、本発明
の基本的な組成物が得られることになる。
その際には、上記の成分がオルガノポリシロキサン重合
体に添加され、均質になるまで混合が行なわれ、次いで
混合物をスクリーンに通すことによつて異物が除去され
る。最後に、硬化触媒を所定の濃度で添加し、そして組
成物を150〜300℃の高温下で硬化させれば、本発
明の有利な耐油性シリコーンエラストマーが生成される
。なお、硬化シリコーンエラストマーの特性を改善した
り、あるいは硬化シリコーンエラストマーに色およびそ
の他各種の付随特性(たとえば追跡可能性)を付与する
ため、上記の成分以外の各種成分を加熱加硫型シリコー
ンゴム組成物中に添加することも普通である。
本発明の基本的な組成物に対しては、加熱加硫型シリコ
ーンコム組成物中に通例添加されるものであれば任意の
成分を添加し得ることが指摘されるべきである。
たとえば、オルガノポリシロキサン重合体またはオルガ
ノポリシロキサン重合体ブレンド100部当り1〜25
部の加工助剤を本発明の組成物中に使用することは有利
である。このように本発明の組成物中には、オルガノポ
リシロキサン重合体と充填剤との混合物が配合以後かつ
加硫以前に構造化するのを防止するため、オルガノポリ
シロキサン重合体またはオルガノポリシロキサン重合体
ブレンド100部当り1〜25部好ましくは5〜15部
の加工助剤が使用され得る。かかる加工助剤の実例とし
ては、式(ここに、Rはメチル基およびフエニル基の中
から選ばれた1員、Xは−0H,−NH2および一0R
′(ただしR′はメチル基またはエチル基である)の中
から選ばれた1員、nは2〜4の整数、そしてbは1〜
10の整数である)で表わされる化合物が挙げられる。
かかる化合物の性質および製造方法に関する詳細は、マ
ーテルロツク(MartellOck)の米国特許第3
464945号明細書(その内容は引用によつて本明細
書の一部を成すものとする)中に見出されるはずである
上記の加工助剤はまた、メチル基、エチル基、ビニル基
、アリル基、シクロヘキセニル基およびフエニル基の中
の少なくとも1員から成る炭化水素置換基を1.6〜2
.0の炭化水素置換基/ケイ素原子比の下で含有し、し
かもメトキシル基、エトキシル基、プロポキシル基およ
びブトキシル基の中から選ばれた平均1〜2個の低級ア
ルコキシル基が末端ケイ素原子の各々に結合したポリシ
ロキサン分子から成る炭化水素基二置換ポリシロキサン
油でもあり得る。本発明の組成物中に加工助剤として使
用し得るかかるアルコキシル基含有炭化水素二置換ポリ
シロキサン油を得るためには、先ず、式(1)のオルガ
ノポリシロキサン重合体の製造に関連して前記に詳しく
記載された加水分解、解重合および分別蒸留操作に従つ
て1種以上の炭化水素基二置換ジクロルシランから1種
以上の炭化水素基二置換環状ポリシロキサンが生成され
る。
こうして生成された1種以上の環状ポリシロキサンを所
定量の炭化水素基二置換ジアルコキシシランと混合し、
次いでかかる混合物に制御された条件下で平衡化処理を
維せば、所望のアルコキシル基含有炭化水素基二置換ポ
リシロキサン油が得られる。本発明の組成物用として適
したアルコキシル基含有炭化水素基二置換ポリシロキサ
ン油は、1分子当り少なくて4個多くて35個以上の炭
化水素基二置換シロキシ単位を有する比較的低分子量の
ポリシロキサン油である。
かかるポリシロキサン油においては、末端ケイ素原子の
各々に平均して少なくとも1個かつ高々2個のアルコキ
シル基が結合していることが好ましい。かかるアルコキ
シル基含有炭化水素基二置換ポリシロキサン油およびそ
の製造方法に関する一層詳細な記載は、フエケテ(Fe
kete)の米国特許第2954357号明細書(その
内容は引用によつて本明細書の一部を成すものとする)
中に見出されるはずである。更にまた、ケイ素原子70
個当り1個ないしケイ素原子1個当り2個のケイ素結合
水酸基およびケイ素原子1個当り1.9〜2.1個の炭
化水素基を含有するヒドロキシル化オルガノシロキサン
も加工助剤として使用され得る。ケイ素原子の残りの原
子価は酸素原子によつて満たされる。かかるヒドロキシ
ル化オルガノシロキサンの中には、ジフエニルシランジ
オールのごとき単量体ばかりでなく、分子中に2個のケ
イ素結合水酸基を含有する重合体も包含される。更にま
た、かかるヒドロキシル化オルガノシロキサンは水酸基
を含有するシロキサンと完全に縮合したシロキサンとの
混合物でらあり得る。なお、個々の組成がどうであれ、
かかるヒドロキシル化オルガノシロキサン中にはケイ素
原子70個当り1個ないしケイ素原子1個当り2個の水
酸基が存在することが必要である。かかるヒドロキシル
化オルガノシロキサンは任意適宜な方法によつて製造で
きる。たとえば、約120℃の温度下で加圧蒸気と共に
オルガノシロキサンを加熱してもよいし、あるいは式R
nSiX4−。
(ただし、Xは−Cj,−0H,−Hまたは−00Rの
ごとき任意の加水分解可能な基、そしてRは1価の炭化
水素基である)で表わされるシランを加水分解してもよ
い。前者の方法は炭化水素基がアルキル基であるような
ヒドロキシル化オルガノシロキサンの製造にとつて好適
である一方、後者の方法は炭化水素基が単核アリール基
であるようなヒドロキシル化オルガノシロキサンの製造
にとつて最良である。なお、加工助剤として使用し得る
ヒドロキシル化オルガノシロキサンに関する詳細な情報
はコンクル(KOnkle)等の米国特許第28901
88号明細書(その内容(寸引用によつて本明細書の一
部を成すものとする)中に見出される(まずである。上
記の加工助剤は、前記に定義された濃度であれば、単独
でも混合物としても使用できる。
更にまた、本発明の組成物中にはその他適宜の加工助剤
も使用できる。加熱加硫型シリコーンゴム組成物中に加
工助剤が添加されるのは、通例、オルガノポリシロキサ
ン重合体中への諸成分とりわけ充填剤の混入を容易にし
、かつまた加熱加硫型シリコーンゴム組成物のクレープ
老化を防止するためである。
なお、クレープ老化とは加熱加硫型シリコーンコム組成
物中の成分の最終的な混合物が加硫以前の貯蔵中に軽度
ながら硬化することを意味する。本発明の組成物が含有
し得るもう1つの成分は架橋剤である。
すなわち、本発明の組成物は式R′Si(0R2)3(
ただし、R′はビニル基またはアリル基、そしてR2は
1〜8個の炭素原子を有するアルキル基である)で表わ
される0.5〜5部の架橋剤を含有することが好ましい
。本発明の組成物中におけるかかる架橋剤の機能は、架
硫時に組成物が一層強く硬化し、そして硬化後には凝縮
性の一層犬きいシリコーンエラストマーが生成されるよ
うにする点にある。本発明の組成物中における架橋剤の
ごとき添加剤の使用は随意であるが、引張強さの大きい
硬化シリコーンエラストマーを得るためには使用する方
が望ましい。本発明の組成物中に存在し得るもう1つの
随意成分は繊維である。
たとえば、ポリテトラフルオルエチレン、ダクロン、木
綿、ポリエステル繊維、石綿およびその他公知の繊維(
たとえば羊毛)の中から選ばれた一般に0.1〜10部
好ましくは0.1〜5部の繊維材料が添加され得る。本
発明の組成物中におけるかかる繊維材料の使用は、一層
強靭で引張強さの大きい硬化シリコーンエラストマーが
得られる点で有利である。本発明の組成物中にはまた、
0.1〜5部の熱安定剤や顔料も随意成分として添加さ
れ得る。
かかる熱安定剤としては、たとえば、酸化鉄や2−エチ
ルヘキサン酸セシウムが挙げられる。その他の随意成分
としては、粒度3〜4ミタロンの炭化バナジウムのごと
きトレーサー物質もオルガノポリシロキサン重合体また
はオルガノポリシロキサン重合体ブレンド100部当り
0.001〜0.009部の濃度で添加され得る。
かかるトレーサー物質は、加熱加硫型シリコーンゴム組
成物の一部の使用者にとつては様々の追跡目的に役立ち
得るであろう。更にまた、硬化シリコーンエラストマー
にある種の有利な特性を付与するために通例使用される
ものであれば、その他の成分も本発明の加熱加硫型シリ
コーンゴム組成物中に添加し得ることは言うまでもない
たとえば、本発明の組成物の難燃性を向上させるために
白金が使用できる。かかる白金の使用はノーブルおよび
ブラウア一(NOble&BrOwer)の米国特許第
3514424号明細書(その内容は引用によつて本明
細書の一部を成すものとする)中に記載されている。
また、1973年4月18日に提出されたジヨージ・デ
ツーバ、エイブ・ペルカーおよびゼリー・ジ一・セリン
(GeOrgeDezuba,AbeBerger&T
erryG.Selin)の米国特許第352125号
明細書(その内容は引用によつて本明細書の一部を成す
ものとする)中に記載のごとく、硬化シリコーンエラス
トマーの自己融着性を改善するためにシアヌル酸エステ
ルまたはイソシアヌル酸エステルも使用できる。ところ
で、オルガノポリシロキサン重合体が単一の重合体であ
る場合にせよ、あるいは式(1)の範囲内に包含される
2種以上のオルガノポリシロキサン重合体ブレンドであ
る場合にせよ、かかるオルガノポリシロキサン重合体ま
たはオルガノポリシロキサン重合体ブレンド中に上記の
成分中の任意のものを含有する個別的な組成物を調製し
、次いで加硫に先立ちかかる個別的な組成物を互いに混
合して単一の組成物としてもよいことが認められるべき
である。
その後、かかる単一の組成物中に硬化触媒を混合して加
硫を行なえばよい。更に詳しく言えば、25℃で100
0000〜200000000センチポイズの粘度を有
するオルガノポリシロキサン重合体の上記のごとき補強
性ないし非補強性充填剤、酸化マグネシウムおよびその
他各種の成分中の任意のものとから個別的な組成物を調
製し、かかる個別的な組成物を混合して単一の組成物と
し、それから硬化触媒を添加して加硫を行なうことがで
きる。要するに、本発明に従えば、最終の組成物が基本
的な充填剤および酸化マグネシウム並びにオルガノポリ
シロキサン重合体を前記に定義されたような濃度で含有
していさえすれば事足りるのである。本発明の組成物の
製造に当つては、それが1種または2種以上のいずれで
あるにせよ、次のような混合手順が典型的である。
先ず、オルガノポリシロキサン重合体またはオルガノポ
リシロキサン重合体ブレンドがトウミキサー内に投入さ
れ、そして均質になるまで混合される。そこへ非補強性
充填剤すなわち不活性無機充填剤および加工助剤または
熱安定剤を添加した後、不活性ガスを通しながら均質に
なるまで混合が行なわれる。次いで、不活性ガスの量を
減らしかつ温度を約130℃に保ちながらフユームドシ
リカまたは沈降シリカが添加される。その後、繊維材料
およびその他の成分がトウミキサー内に投入され、そし
て均質な組成物が得られるまで混合される。この時点に
おいて、揮発分を除去するため、組成物が165〜17
5℃で5時間にわたり加熱される。次いで、かかる組成
物を100メツシユのスクリーンに通せば異物が除去で
きる。こうして異物を除去した後、組成物をゴム用ロー
ル機上で練りながら適当量の硬化触媒が添加され、それ
から所望の形状に成形が行なわれる。最後に、150〜
300℃で15分ないし5時間にわたり加硫を行なえば
、本発明の硬化シリコーンエラストマーが得られる。後
記のごとくに個別的な組成物が調製された場合には、そ
れらがゴム用ロール機上において均質になるまで混合さ
れる。次いで、トレーサー物質、顔料親練りおよび硬化
触媒のごとき追加成分を添加した後、最終的な組成物が
均質になるまで混合され、それから加硫に先立つて所望
の形状に成形される。かかる加熱加硫型シリコーンゴム
組成物の製造に際しては、顔料親練りを使用することも
普通である。
顔料親練りはオルガノポリシロキサン重合体の一部およ
び一定量の補強性ないし非補強囲充填剤中に所望の顔料
または着色剤を分散させただけのものであるが、かかる
顔料親練りが組成物100部当り1〜10部の濃度で添
加され、そして均質になるまで練り合わされる。かかる
顔料親練りは未硬化シリコーンゴム組成物中への顔料混
入を容易にするために利用される。なぜなら、トウミキ
サー内の重合体中へ直接に顔料を添加することは困難で
時間がかかるからである。たとえ顔料親練りが使用され
た場合であつても、本発明の有利な耐油性硬化シリコー
ンエラストマーを得るためには、最終的な組成物が前記
のごとき種類および量のオルガノポリシロキサン重合体
またはオルガノポリシロキサン重合体ブレンド、前記の
ごとき種類および量の補強性シリカ充填剤、前記のごと
き種類および量の不活性無機充填剤、前記のごとき濃度
の酸化マグネシウムまたは酸化マグネシウム混合物、お
よびその他の成分を含有することが必要である。本発明
の組成物を使用すれば、前述のASTM試1験に従い低
アニリン点の炭化水素油中に300または350℃で6
00時間にわたつて浸漬された後あるいは同じASTM
試験に際して使い古しのエンジン油中に浸漬された後で
も、40〜80好ましくは50〜80のジユロメータ一
硬さ、100〜4000/o好ましくは100〜200
0A0の伸びおよび700〜1200psiの引張強さ
を有する硬化シリコーンエラストマーが得られる。
また、圧縮永久ひずみについて言えば、上記のごとき浸
漬を受けた後でも本発明の硬化シリコーンエラストマー
は最高60%好ましくは最高15010の圧縮永久ひず
みを示すに過ぎない。更にまた、硬化状態にある本発明
の組成物は炭化水素油中への浸漬以前ならば1.20〜
1.70好ましくは1.35〜1.50の比重を有する
。かかる有利な特性を有する本発明の組成物は、エンジ
ン油やトランスミツシヨン油のごとき炭化水素油と接触
するオイルシール、ガスケツトおよびゴム部品の製造用
として極めて適しているわけである。以下に示される実
強例は本発明を例証するためのものであつて、本発明の
範囲を定義ないし制限するものではない。
これらの実癩例中では全て重量部が使用されている。実
施例 1 先ず、「組成物#1」と呼ばれる第1の組成物が調製さ
れた。
そのためには、0.2(モル)010のメチルビニルシ
ロキシ単位を含有する未揮発のトリメチルシロキシ基連
鎖停止ジメチルポリシロキサンおよび0.2(モル)0
10のメチルビニルシロキシ単位を含有する未揮発のジ
メチルビニルシロキシ基連鎖停止ジメチルポリシロキサ
ンから成りかつ12400000センチポイズの粘度を
有するブレンド51.26部が、70(モル)%のジメ
チルシロキシ単位および30(モル)%のジフエニルシ
ロキシ単位を含有しかつ25℃で100センチポイズの
粘度を有する低分子量のメトキシジメチル基連鎖停止共
重合体から成る加工助剤5.13部と混合された。かか
る混合物中にはまた、ビニルトリエトキシシラン0.5
1部、フユームドシリカ22.04部、99(重量)0
10が275〜300メツシユの米国標準ふるいを通過
するような粒度を有する酸化マグネシウムであるマガラ
イトK(MagaliteK)5.13部、ケイソウ土
15.47部および固形分含量60%のポリテトラフル
オルエチレン水性乳濁液4.6部が添加された。
なお、個々の成分は次のようにして混合された。先ず、
清浄なトウミキサー内に重合体が投入され、そして均質
になるまで混合された。そこへケイソウ土、ビニルトリ
エトキシシラン、マガライトKおよび加工助剤を添加し
た後、不活性ガスを通しながら均質になるまで混合が行
なわれた。その時点において、不活性ガスの量を減らし
かつ混合物の温度を130℃に保ちながら未処理のフユ
ームドシリカが添加された。次いで、ポリテトラフルオ
ルエチレン水性乳濁液を添加してから均質になるまで混
合した後、バツチの硬さが検査され、それから昇温およ
び加熱サイクルが開始された。すなわち、加熱サイクル
の開始と共に不活性ガスを流しながら、バツチが165
〜175℃の温度下で5時間にわたり連続的に混合され
た。その後、バツチをトウミキサーから取出し、それか
ら100メツシユのスクリーンに通して異物を除去する
ことにより、精製された組成物が得られた。次に、「組
成物#2」と呼ばれる第2の組成物が調製された。
そのためには、0.2(モル)%のメチルビニルシロキ
シ単位を含有しかつ22000000センチポイズの粘
度を有する未揮発のジメチルビニルシロキシ基連鎖停止
ジメチルポリシロキサン57.0部、オクタメチルシク
ロテトラシロキサン0.4部、組成物#1中に使用され
た加工助剤4.2部、2−エチルヘキサン酸の希土類金
属、リチウムおよびセシウム塩混合物の6%アルコール
溶液から成る熱安定剤0.2部、ビニルトリエトキシシ
ラン0.4部、未処理のフユームドシリカ17.0部、
未処理の粉砕シリカ26.4部およびケイソウ土3.3
部が混合された。
一般的な混合操作は組成物#1の場合と同じであつた。
10×24ゴム用ロール機上において35部の組成物#
1および65部の組成物#2が混合され、′ 次いで2
.5部の顔料親練りおよび1部の酸化マグネシウム親練
りが添加された。
これら各種の組成物がロール機上において10〜20分
間にわたり均質になるまで練り合わされた。酸化マグネ
シウム親練りは15200000センチポイズの粘度5
を有する75(重量)%のトリメチルシロキシ基連鎖停
止ジメチルポリシロキサンとタルク社(Merck&C
Ompany)から製造販売されている25(重量)%
のマガライトDから成るものであつた。なお、マガライ
トDは99(重量)%がつ 300〜325メツシユの
米国標準ふるいを通過するような粒度を有する酸化マグ
ネシウムである。また、顔料親練りは25℃で3000
0センチポイズの粘度を有する25(重量)010のト
リメチルシロキシ基連鎖停止ジメチルポリシロキサン油
および75(重量)010の酸化鉄から成るものであつ
た。前述の通り、上記の各種組成物がロール機上におい
て均質になるまで混合された後、0.8部の5一ビス(
t−ブチルペルオキシ)−2,5−ジメチルヘキサンが
添加された。
こうして得られた均質な組成物を平板状に成形してから
175℃で一時間にわたつて加硫したところ、硬化シリ
コーンエラストマーが得られた。かかる硬化シリコーン
エラストマーは下記のごとき特性を有していた。コjコ
P仏し上記の硬化シリコーンエラストマーからOリング
が形成され、次いでそれを25(容量)%だけ圧縮する
荷重が300〜35『Fの温度下で24時間にわたつて
加えられた。
その結果、0リングは150A)の圧縮永久ひずみしか
示さなかつた。次に、ASTM試験D−471−68に
従い、20000マイルにわたつて乗物の機関に使用さ
れた後の工ンジン油中に硬化シリコーンエラストマーの
平板が350中F′で400時間にわたつて浸漬された
。その後、使い古しのエンジン油中に浸漬された本発明
の硬化シリコーンエラストマーの物理的特・lを測定し
て浸漬前の本発明の硬化シリコーンエラストマーと比較
したところ、下記のごとき結果が得られた。また、使い
古しのエンジン油中に浸漬された本発明の硬化シリコー
ンエラストマーからOリングが形成され、そして圧縮永
久ひずみが測定された。
その結果、かかるOリングは最高でも40%の圧縮永久
ひずみしか示さなかつた。次に、本発明の実廂態様を列
挙すれば下記の通りである。
1.99(重量)%が275〜300メツシユの米国標
準ふるいを通過するような粒度を有する第1のMgOお
よび99(重量)010が325〜350メツシユの米
国標準ふるいを通過するような粒度を有する第2のMg
Oが0.1:5ないし5.0:1の比率で含有される、
前記特許請求の範囲第1項記載の組成物。
2。
メチル基、エチル基、ビニル基、アリル基、シクロヘキ
セニル基およびフエニル基の中の少なくとも1員から成
る炭化水素置換基を1.6〜2.0の炭化水素置換基/
ケイ素原子比の下で含有し、しかも末端ケイ素原子の各
々に平均1〜2個の低級アルコキシル基が結合したポリ
シロキサン分子から成る炭化水素二置換ポリシロキサン
油としての加工助剤が前記オルガノポリシロキサン重合
体またはオルガノポリシロキサン重合体ブレンド100
部当り1〜25部の濃度で含有される、前記特許請求の
範囲第1項または前記第1項記載の組成物。3.前記シ
リカ充填剤が環状ポリシロキサン、シラザンまたはそれ
らの混合物で処理されている、前記特許請求の範囲第1
項または前記第1〜2項記載の組成物。
4.前記オルガノポリシロキサン重合体またはオルガノ
ポリシロキサン重合体ブレンドが0.001〜0.7(
モル)CVOのビニル置換基を含有している、前記特許
請求の範囲第1項または前記第1〜3項記載の組成物。
5.式 R′Si(0R2)3 (ここに、R′はビニル基またはアリル基、そしてR2
は1〜8個の炭素原子を有するアルキル基である)で表
わされる0.5〜5部の架橋剤f)≦含有される、前記
特許請求の範囲第1項または前記第1〜4項記載の組成
物。
6.ポリテトラフルオルエチレン、ダクロン、木綿、ポ
リエステル繊維および石綿の中から選ばれた0.1〜1
0部の繊維材料が含有される、前記特許請求の範囲第1
項または前記第1〜5項記載の組成物。
7.酸化鉄、2−エチルヘキサン酸ランタンおよび2−
エチルヘキサン酸セシウムの中から選ばれた0.1〜5
部の熱安定剤が含有される、前記特許請求の範囲第1項
または前記第1〜6項記載の組成物。
3.前記硬化触媒が過酸化ジグミルである、前記特許請
求の範囲第1項または前記第1〜7項記載の組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここに、Rは1価の炭化水素基および1価のハロゲン
    化炭化水素基の中から選ばれた基、そしてaは1.95
    〜2.01の数である)で表わされかつ25℃で100
    0000〜200000000センチポイズの粘度を有
    する100部のオルガノポリシロキサン重合体またはオ
    ルガノポリシロキサン重合体ブレンド、(b)0.1〜
    10部の有機過酸化物および高エネルギー電子線の中か
    ら選ばれた硬化触媒、(c)フユームドシリカ、沈降シ
    リカおよびそれらの混合物の中から選ばれた25〜60
    部のシリカ充填剤、(d)酸化チタン、酸化鉄、酸化ア
    ルミニウム、ケイソウ土、炭酸カルシウム、粉砕シリカ
    、石英、ケイソウシリカ、ケイ酸アルミニウム、酸化亜
    鉛、ケイ酸ジルコニウム、硫酸バリウム、硫化亜鉛、表
    面に結合したアルコキシ基を有する微粉状シリカおよび
    それらの混合物の中から選ばれた5〜80部の不活性無
    機充填剤、並びに(e)99(重量)%が275〜30
    0メッシュの米国標準ふるいを通過するような粒度を有
    する第1のMgOおよび99(重量)%が325〜35
    0メッシュの米国標準ふるいを通過するような粒度を有
    する第2のMgOを0.1:5ないし5.0:1の比率
    で含有する、0.5〜10部のMgO混合物の諸成分か
    ら成ることを特徴とする、硬化状態において炭化水素油
    による劣化に耐えかつ1.20〜1.70の比重を有す
    る加熱加硫型シリコーンゴム組成物。 2 (a)(i)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここに、Rは1価の炭化水素基および1価のハロゲン
    化炭化水素基の中から選ばれた基、そしてaは1.95
    〜2.01の数である)で表わされかつ25℃で100
    0000〜200000000センチポイズの粘度を有
    する100部のオルガノポリシロキサン重合体またはオ
    ルガノポリシロキサン重合体ブレンド、(ii)0.1
    〜10部の有機過酸化物および高エネルギー電子線の中
    から選ばれた硬化触媒、(iii)フユームドシリカ、
    沈降シリカおよびそれらの混合物の中から選ばれた25
    〜60部のシリカ充填剤、(iv)酸化チタン、酸化鉄
    、酸化アルミニウム、ケイソウ土、炭酸カルシウム、粉
    砕シリカ、石英、ケイソウシリカ、ケイ酸アルミニウム
    、酸化亜鉛、ケイ酸ジルコニウム、硫酸バリウム、硫化
    亜鉛、表面に結合したアルコキシル基を有する微粉状シ
    リカおよびそれらの混合物の中から選ばれた5〜80部
    の不活性無機充填剤、並びに(v)99(重量)%が2
    75〜300メッシュの米国標準ふるいを通過するよう
    な粒度を有する第1のMgOおよび99(重量)%が3
    25〜350メッシュの米国標準ふるいを通過するよう
    な粒度を有する第2のMgOを0.1:5ないし5.0
    :1の比率で含有する、0.5〜10部のMgO混合物
    の諸成分を混合し、次いで(b)こうして得られた混合
    物を100〜300℃の範囲内の温度に加熱することを
    特徴とする、硬化状態において炭化水素油による劣化に
    耐えかつ1.20〜1.70の比重を有する加熱加硫型
    シリコーンゴム組成物の製造方法。
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