JPS5932469B2 - セスキテルペン化合物及びその製造法 - Google Patents
セスキテルペン化合物及びその製造法Info
- Publication number
- JPS5932469B2 JPS5932469B2 JP16876679A JP16876679A JPS5932469B2 JP S5932469 B2 JPS5932469 B2 JP S5932469B2 JP 16876679 A JP16876679 A JP 16876679A JP 16876679 A JP16876679 A JP 16876679A JP S5932469 B2 JPS5932469 B2 JP S5932469B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- ether
- production method
- solvent
- sesquiterpene compounds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、構造式:
ノツ■−
H3CCH30C0CH3
で表わされる新規なセスキテルペン化合物及びその製造
法に関するものである。
法に関するものである。
本発明の化合物は、天然物質のシンナモスモライド(C
innamosmolide)を全合成する際の重要な
中間体である。
innamosmolide)を全合成する際の重要な
中間体である。
シンナモスモライドは、天然物質として、アフリカの植
物シンナモスマ(CinnamOsnla)より抽出成
分として単離され、その構造式も決定されている。
物シンナモスマ(CinnamOsnla)より抽出成
分として単離され、その構造式も決定されている。
これらの植物の抽出物は、皮膚生菌類、例えば、トリコ
フイトン(TricOphytOn)、ミクロスポラム
(MicrOspOrurn)に対して抗かび活性を示
し、シンナモスモライドもその有効成分の1つである〔
L.CanOnica.A.COrbella.P.G
aribOldilG.JOmmi.J.KrとPin
ski.G.FerrariandC.Casagra
ndeTetrahedrOnZ』−、3895r★(
1969)参照]。
フイトン(TricOphytOn)、ミクロスポラム
(MicrOspOrurn)に対して抗かび活性を示
し、シンナモスモライドもその有効成分の1つである〔
L.CanOnica.A.COrbella.P.G
aribOldilG.JOmmi.J.KrとPin
ski.G.FerrariandC.Casagra
ndeTetrahedrOnZ』−、3895r★(
1969)参照]。
本発明者らは、前記天然物質の構造決定を機に合成法に
よる該物質の製造について鋭意研究の結果、イソドリメ
ニンから誘導される8−ハイドロキシメチルカーボネー
ト(1)を出発物質として、これよりシンナモスモライ
ドの全合成の過程において、本発明を完成するに至つた
ものである。
よる該物質の製造について鋭意研究の結果、イソドリメ
ニンから誘導される8−ハイドロキシメチルカーボネー
ト(1)を出発物質として、これよりシンナモスモライ
ドの全合成の過程において、本発明を完成するに至つた
ものである。
本発明の化合物は、前記シンナモスモライドの全合成に
際して次の工程により重要な中間体として有用性をもつ
ものである。ドロキシメチルカーボネイト(l)は、本
発明者らによつて初めて合成された新規化合物であり、
例えば天然物としては単離されているイソドリメニン(
IsOdrimenin)〔J.Chem.SOc.、
P.4685(1960)参照〕から次の工程により得
ることができる。
際して次の工程により重要な中間体として有用性をもつ
ものである。ドロキシメチルカーボネイト(l)は、本
発明者らによつて初めて合成された新規化合物であり、
例えば天然物としては単離されているイソドリメニン(
IsOdrimenin)〔J.Chem.SOc.、
P.4685(1960)参照〕から次の工程により得
ることができる。
なお、上記イソドリメニンは、本願発明者により、l−
ァビエチン酸より誘導されるセスキテル★1ペン誘導体
としてすでに全合成が達成されており、容易に入手可能
である。
ァビエチン酸より誘導されるセスキテル★1ペン誘導体
としてすでに全合成が達成されており、容易に入手可能
である。
〔特願昭52−38628号(特開昭53−12425
6号公報)参照〕。また、入手の容易なβ−ヨノン(β
−IOnOne)から極めて短工程でイソドリメニンを
合成し得ることも本願発明者らによつて達成されている
(特公昭59−6313号公報参照)。シンナモスモラ
イドの全合成に関する前記工程を説明すると、出発物質
の8−ハイドロキシメチルカーボネイト(1)を、まず
、トリクロルエトキシカルボニル体(2)に誘導し、次
いで、工ノン体(3)、6−ヒドロキシ雨4)、6−ア
セトキシ体5)、アルコール雨6)、カルボン酸(7)
、6β−ヒドロキシラクトン体(8)に逐次変換して目
的のシンナモスモライト′(9)を合成することができ
る。
6号公報)参照〕。また、入手の容易なβ−ヨノン(β
−IOnOne)から極めて短工程でイソドリメニンを
合成し得ることも本願発明者らによつて達成されている
(特公昭59−6313号公報参照)。シンナモスモラ
イドの全合成に関する前記工程を説明すると、出発物質
の8−ハイドロキシメチルカーボネイト(1)を、まず
、トリクロルエトキシカルボニル体(2)に誘導し、次
いで、工ノン体(3)、6−ヒドロキシ雨4)、6−ア
セトキシ体5)、アルコール雨6)、カルボン酸(7)
、6β−ヒドロキシラクトン体(8)に逐次変換して目
的のシンナモスモライト′(9)を合成することができ
る。
これを工程に従つて以下説明する。
まず、出発物質の8−ハイドロキシメチルカーボネート
(1)をβ・β・β一トリクロルエトキシカルボニルク
ロライドと作用させて、トリクロルエトキシカルボニル
体(2)を好収率で得る。
(1)をβ・β・β一トリクロルエトキシカルボニルク
ロライドと作用させて、トリクロルエトキシカルボニル
体(2)を好収率で得る。
得られたトリクロルエトキシカルボニル体(2)を酸化
剤と反応させて工ノン体(3)を得る。得られた工ノン
体(3)を有機溶媒中で還元試薬と作用させて6−ヒド
ロキシ体(4)に導くことができる。得られた6−ヒド
ロキシ体(4)を溶媒中、アセチル化剤と反応させるこ
とによつて6−アセトキシ体(5)を高収率で得ること
ができる。
剤と反応させて工ノン体(3)を得る。得られた工ノン
体(3)を有機溶媒中で還元試薬と作用させて6−ヒド
ロキシ体(4)に導くことができる。得られた6−ヒド
ロキシ体(4)を溶媒中、アセチル化剤と反応させるこ
とによつて6−アセトキシ体(5)を高収率で得ること
ができる。
得られた6−アセトキシ体(5)を、溶媒中、亜鉛で処
理することにより脱トリクロルエトキシカルボニル化し
、アルコール体(6)が定量的に得られる。
理することにより脱トリクロルエトキシカルボニル化し
、アルコール体(6)が定量的に得られる。
得られたアルコール体(6)を酸化剤と充分反応させる
と、カルボン酸(7)が、ほぼ定量的に得られる。得ら
れたカルボン酸(7)をアルカリ処理し、次いで酸処理
すると、6β−ヒドロキシラクトン体(8)が得られる
。次に、得られた6β−ヒドロキシラクトン体(8)を
、アセチル化剤ど反応させることによつて、シンナモス
モライド(9)を得ることができる。
と、カルボン酸(7)が、ほぼ定量的に得られる。得ら
れたカルボン酸(7)をアルカリ処理し、次いで酸処理
すると、6β−ヒドロキシラクトン体(8)が得られる
。次に、得られた6β−ヒドロキシラクトン体(8)を
、アセチル化剤ど反応させることによつて、シンナモス
モライド(9)を得ることができる。
このものは、天然物のシンナモスモライドの物理的性質
と完全に一致する。本発明の化合物は、次の方法により
製造することができる。
と完全に一致する。本発明の化合物は、次の方法により
製造することができる。
すなわち、本発明の出発物質のアルコール体6)を酸化
剤と充分反応させることにより、カルボン酸(7)が、
ほぼ定量的に得られる。酸化剤としては、ジヨーンズ(
JOnes)試薬が最適であり、また溶媒はアセトンが
特に有効的に用いられる。反応温度及び反応時間は特に
限定されないが、それぞれ室温及び約1〜2時間で反応
は充分進行する。以下に、本発明を参考例及び実施例に
より具体的に説明する。
剤と充分反応させることにより、カルボン酸(7)が、
ほぼ定量的に得られる。酸化剤としては、ジヨーンズ(
JOnes)試薬が最適であり、また溶媒はアセトンが
特に有効的に用いられる。反応温度及び反応時間は特に
限定されないが、それぞれ室温及び約1〜2時間で反応
は充分進行する。以下に、本発明を参考例及び実施例に
より具体的に説明する。
なお、化合物(2)、(3)、(4)、(5)、(6)
、(7)は、いずれも新規化合物である。
、(7)は、いずれも新規化合物である。
参考例 1
(1) 280ワ(1.00mm01)をエーテル10
m1に溶かし、ピリジン2m1を加え、氷冷下β・β・
β一トリクロロエトキシカルボニルクロライド268μ
l(2.00mm01)を滴下する。
m1に溶かし、ピリジン2m1を加え、氷冷下β・β・
β一トリクロロエトキシカルボニルクロライド268μ
l(2.00mm01)を滴下する。
滴下後室温に戻し1時間攪拌後エーテル抽出し、H2O
、5%HCl水溶液、飽和食塩水で洗浄、無水MgSO
4で乾燥後溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトに
付し、ヘキサン−酢酸エチ・ル(3:1)の溶出部より
(2)の結晶439〜(収率96%)を得る。(2)
228ワ(0.500mm01)をAcOH5mlに溶
かし、CrO325Oワ(2.50mm01)を加え、
室温で24時間攪拌する。
、5%HCl水溶液、飽和食塩水で洗浄、無水MgSO
4で乾燥後溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトに
付し、ヘキサン−酢酸エチ・ル(3:1)の溶出部より
(2)の結晶439〜(収率96%)を得る。(2)
228ワ(0.500mm01)をAcOH5mlに溶
かし、CrO325Oワ(2.50mm01)を加え、
室温で24時間攪拌する。
反応後H2Oを加えエーテル抽出し、H2O、飽和Na
HCO3水溶液、飽和食塩水で洗浄、無水MgSO4で
乾燥し、溶媒を留去すると油状物192ηが得られる。
これをシリカゲルカラムクロマトに対し、ヘキサン−酢
酸エチル(5:1〜3:1)の溶出部より(3)を15
0ワ(収率64%)得る。(3) 1.409rf9(
3.00mm01)を無水エーテル60m1に懸濁し、
Zn(BH4)2エーテル溶液(1m1中34ワのZn
(BH4)2を含む)(調製法はW.J.Gensle
r,.F.JOhnsOn.A.D.B.SlOan,
.J.Am.Chem.SOc.、 』ヱ、6074(
1960)参照)20m1を加え室温で5時間攪拌する
。反応後AcOH8mlを加えた氷水中にあけエーテル
抽出し、飽和NaI[CO3水溶液、飽和食塩水で洗浄
、無水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去し、得られた油
状物をエーテルーヘキサンで再結し、(4)の結晶45
4▼を得る。
HCO3水溶液、飽和食塩水で洗浄、無水MgSO4で
乾燥し、溶媒を留去すると油状物192ηが得られる。
これをシリカゲルカラムクロマトに対し、ヘキサン−酢
酸エチル(5:1〜3:1)の溶出部より(3)を15
0ワ(収率64%)得る。(3) 1.409rf9(
3.00mm01)を無水エーテル60m1に懸濁し、
Zn(BH4)2エーテル溶液(1m1中34ワのZn
(BH4)2を含む)(調製法はW.J.Gensle
r,.F.JOhnsOn.A.D.B.SlOan,
.J.Am.Chem.SOc.、 』ヱ、6074(
1960)参照)20m1を加え室温で5時間攪拌する
。反応後AcOH8mlを加えた氷水中にあけエーテル
抽出し、飽和NaI[CO3水溶液、飽和食塩水で洗浄
、無水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去し、得られた油
状物をエーテルーヘキサンで再結し、(4)の結晶45
4▼を得る。
母液をシリカゲルカラムクロマトに付しヘキサン:酢酸
エチル(4:1〜3:1)の溶出部から(4)の結晶3
28ηを得る。(収率454T19+328ワ−782
ワ、55%)(4) 328m9(0.696mmol
)をピリジン2mlに溶かし、氷冷下無水酢酸2ml、
4−ジメチルアミノピリジン10ワを加え、室温に戻し
1時間攪拌する。反応後H20を加え室温で1時間撹拌
し過剰の無水酢酸を分解後エーテル抽出し、H20、5
%HCl水溶液、飽和NaHCO3水溶液、飽和食塩水
で洗浄、無水MgSO4で乾燥、溶媒を留去する。得ら
れた油状物をエーテルから再結すると(5)の結晶35
2η(収率98%)を得る。(5) 352ワ(0.6
85mm01)をAcOHl5mlに溶かし、Zn末2
.00tを加え、室温で2.5時間撹拌する。
エチル(4:1〜3:1)の溶出部から(4)の結晶3
28ηを得る。(収率454T19+328ワ−782
ワ、55%)(4) 328m9(0.696mmol
)をピリジン2mlに溶かし、氷冷下無水酢酸2ml、
4−ジメチルアミノピリジン10ワを加え、室温に戻し
1時間攪拌する。反応後H20を加え室温で1時間撹拌
し過剰の無水酢酸を分解後エーテル抽出し、H20、5
%HCl水溶液、飽和NaHCO3水溶液、飽和食塩水
で洗浄、無水MgSO4で乾燥、溶媒を留去する。得ら
れた油状物をエーテルから再結すると(5)の結晶35
2η(収率98%)を得る。(5) 352ワ(0.6
85mm01)をAcOHl5mlに溶かし、Zn末2
.00tを加え、室温で2.5時間撹拌する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるセスキテルペン化合物。 2 構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる化合物を酸化剤で処理することを特徴とす
る構造式:▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるセスキテルペン化合物の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16876679A JPS5932469B2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | セスキテルペン化合物及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16876679A JPS5932469B2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | セスキテルペン化合物及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5690078A JPS5690078A (en) | 1981-07-21 |
| JPS5932469B2 true JPS5932469B2 (ja) | 1984-08-09 |
Family
ID=15874045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16876679A Expired JPS5932469B2 (ja) | 1979-12-24 | 1979-12-24 | セスキテルペン化合物及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932469B2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-24 JP JP16876679A patent/JPS5932469B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5690078A (en) | 1981-07-21 |
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