JPS5934675B2 - 透光性アルミナ焼結体の製造方法 - Google Patents
透光性アルミナ焼結体の製造方法Info
- Publication number
- JPS5934675B2 JPS5934675B2 JP51035474A JP3547476A JPS5934675B2 JP S5934675 B2 JPS5934675 B2 JP S5934675B2 JP 51035474 A JP51035474 A JP 51035474A JP 3547476 A JP3547476 A JP 3547476A JP S5934675 B2 JPS5934675 B2 JP S5934675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintered body
- alumina
- magnesia
- alumina sintered
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は透明性、機械的強度の優れた透光性アルミナ焼
結体の製造方法に関するものである。
結体の製造方法に関するものである。
一般に、機械的強度の優れたアルミナ焼結体を得る場合
、アルミナの粉末に少量のマグネシア、カルシア、シリ
カ等の焼成助剤(通常、マグネシアが最も一般的に用い
られる)を添加して成形、焼成する。
、アルミナの粉末に少量のマグネシア、カルシア、シリ
カ等の焼成助剤(通常、マグネシアが最も一般的に用い
られる)を添加して成形、焼成する。
このマグネシアの添加による効果は焼成時、アルミナの
結晶成長を抑制すると考えられている。
結晶成長を抑制すると考えられている。
そしてこの場合、マグネシアの添加量と得られたアノベ
ナ焼結体の結晶の平均粒径、圧縮強度との関係は添加割
合が10係以下においてはマグネシアの添加量が多い程
、上述した結晶成長の抑制効果は大きくなり、平均粒子
が小さくなり、緻密で高強度のアノベナ焼結体となる。
ナ焼結体の結晶の平均粒径、圧縮強度との関係は添加割
合が10係以下においてはマグネシアの添加量が多い程
、上述した結晶成長の抑制効果は大きくなり、平均粒子
が小さくなり、緻密で高強度のアノベナ焼結体となる。
ところで、従来の光透過性を有すアルミナ焼結体の製造
方法としては、高純度α−アルミナにマグネシアを少量
添加し、真空または水素雰囲気中で焼成する方法(特公
昭37−16599号)が知られている。
方法としては、高純度α−アルミナにマグネシアを少量
添加し、真空または水素雰囲気中で焼成する方法(特公
昭37−16599号)が知られている。
しかし、この方法にあってはマグネシアの添加量が厳密
に規定されており、透光性を得るための実用上有効な量
は0.5重量係以下、好ましくは0.1重量係以下と極
めて少量しか添加できないため、得られたアルミナ焼結
体の強度が低い欠点があった。
に規定されており、透光性を得るための実用上有効な量
は0.5重量係以下、好ましくは0.1重量係以下と極
めて少量しか添加できないため、得られたアルミナ焼結
体の強度が低い欠点があった。
これに対し本出願人は多量(0,6〜10重量01))
のマグネシアを含有するアルミナを成形し、これを焼成
する際、1000〜1600°Cの温度領域における昇
温速度を200°C/H2以下にして焼成せしめること
により、透明性と強度の両刀を満足するアルミナ焼結体
を製造する方法(特願昭49−66292号(特開昭5
0−156514号)を提案した。
のマグネシアを含有するアルミナを成形し、これを焼成
する際、1000〜1600°Cの温度領域における昇
温速度を200°C/H2以下にして焼成せしめること
により、透明性と強度の両刀を満足するアルミナ焼結体
を製造する方法(特願昭49−66292号(特開昭5
0−156514号)を提案した。
しかし、この方法にあっては、焼成中における昇温速度
を厳密に管理しなければならず、製造工程が煩雑となる
欠点があった。
を厳密に管理しなければならず、製造工程が煩雑となる
欠点があった。
このようなことから、本発明者は種々研究を重ねた結果
、出発原料としてベーマイ)(A403H20)を加熱
して50係α化したアルミナを使用することにより、0
.1〜7重量係のマグネシアを添加しても、何んら焼成
中の昇温速度を規制せすに優れた光透過性を有し、かつ
著しく強度の優れた透光性アルミナ焼結体が得られるこ
とを見い出したものである。
、出発原料としてベーマイ)(A403H20)を加熱
して50係α化したアルミナを使用することにより、0
.1〜7重量係のマグネシアを添加しても、何んら焼成
中の昇温速度を規制せすに優れた光透過性を有し、かつ
著しく強度の優れた透光性アルミナ焼結体が得られるこ
とを見い出したものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
まずベーマイト(A/、03・H2O)を1100〜1
300°Cの温度下で加熱して50係以上α化したアル
ミナとし、これにマグネシアを0.1〜7重量係添加し
て均一に混合する。
300°Cの温度下で加熱して50係以上α化したアル
ミナとし、これにマグネシアを0.1〜7重量係添加し
て均一に混合する。
その後、この原料にポリビニルアルコール等の有機バイ
ンダーを少量添加、混合し、アイソスタティックプレス
等の成形機にて成形して成形体とし、この成形体を一旦
空気中で仮焼して有機バインダーを焼散せしめた後、真
空または水素雰囲気下において1500〜1900℃の
温度下で焼成して透光性アルミナ焼結体を造る。
ンダーを少量添加、混合し、アイソスタティックプレス
等の成形機にて成形して成形体とし、この成形体を一旦
空気中で仮焼して有機バインダーを焼散せしめた後、真
空または水素雰囲気下において1500〜1900℃の
温度下で焼成して透光性アルミナ焼結体を造る。
本発明における50係以上α化したアルミナは未だ活性
を失なわないもので、そのα化は熱処理温度とその保持
時間により自由にコントロールでき、そのα化の程度は
たとえばCuKd線のX線で検定してα−アルミナ結晶
の(113)回折強度測定し、この測定値を予じめ作製
した検量線と比較して求める。
を失なわないもので、そのα化は熱処理温度とその保持
時間により自由にコントロールでき、そのα化の程度は
たとえばCuKd線のX線で検定してα−アルミナ結晶
の(113)回折強度測定し、この測定値を予じめ作製
した検量線と比較して求める。
本発明において、アルミナのα化度を50係以上とした
のは、α化度が50係未満の場合には成形時に以下のよ
うな問題が生じるためである。
のは、α化度が50係未満の場合には成形時に以下のよ
うな問題が生じるためである。
すなわち、一般にアルミナ原料粉を成形する場合、成形
圧力を高くすると、原料粉が金型に付着し、成形が困難
となるため、成形圧力をあまり高くすることができない
。
圧力を高くすると、原料粉が金型に付着し、成形が困難
となるため、成形圧力をあまり高くすることができない
。
ところが、α化度が50係未満では成形圧力を低くする
と、金型への付着は生じないが、成形密度が低下し、焼
成時に気孔が取込まれるため、焼結体の透光性が低下す
る。
と、金型への付着は生じないが、成形密度が低下し、焼
成時に気孔が取込まれるため、焼結体の透光性が低下す
る。
これに対して、α化度が50係以上の場合には、成形圧
力が低くても焼結体の透光性が低下することがない。
力が低くても焼結体の透光性が低下することがない。
また、本発明において、50係以上α化したアルミナに
マグネシアを添加する際、マグネシアの代りに仮焼処理
時にマグネシア(M、0)に変換される高純度のマグネ
シウム、或いは硫酸マグネシウム等のマグネシウム塩を
マグネシア(M、0)として0.1〜7重量%となるよ
うに添加してもよい。
マグネシアを添加する際、マグネシアの代りに仮焼処理
時にマグネシア(M、0)に変換される高純度のマグネ
シウム、或いは硫酸マグネシウム等のマグネシウム塩を
マグネシア(M、0)として0.1〜7重量%となるよ
うに添加してもよい。
さらに、本発明において50%以上α化したアルミナに
添加するマグネシアの量を上述した範囲に限定した理由
は、マグネシアの量を0.1重量係未満にすると、得ら
れたアルミナ焼結体の圧管強度等の機械的強度が低下し
、−力マグネシアの量が7重量係未満を超えると、得ら
れたアルミナ焼結体の光透過率が失なわれるからである
。
添加するマグネシアの量を上述した範囲に限定した理由
は、マグネシアの量を0.1重量係未満にすると、得ら
れたアルミナ焼結体の圧管強度等の機械的強度が低下し
、−力マグネシアの量が7重量係未満を超えると、得ら
れたアルミナ焼結体の光透過率が失なわれるからである
。
しかして、本発明によれば、出発原料としてベーマイト
を加熱して50係以上α化した未だ活性を有するアルミ
ナを使用することにより、焼成中、昇温速度を厳密にコ
ントロールすることなく焼成時の気泡の追い出し促進化
および粒子成長に伴なう気泡の閉じ込め抑制化を容易に
計れるため、マグネシアの添加による光透過性の低下を
起こすことなく、マグネシア添加の効果つまり強度の向
上化を顕著に発揮でき、極めて機械的強度の優れた透光
性アルミナ焼結体を得ることができる。
を加熱して50係以上α化した未だ活性を有するアルミ
ナを使用することにより、焼成中、昇温速度を厳密にコ
ントロールすることなく焼成時の気泡の追い出し促進化
および粒子成長に伴なう気泡の閉じ込め抑制化を容易に
計れるため、マグネシアの添加による光透過性の低下を
起こすことなく、マグネシア添加の効果つまり強度の向
上化を顕著に発揮でき、極めて機械的強度の優れた透光
性アルミナ焼結体を得ることができる。
次に、本発明の詳細な説明する。
実施例1〜15及び比較例8〜13
旭化成(株)製のベーマイトを1250℃の温度下で加
熱し、下記表に示すα化度(50係、80係及び100
%)のアルミナとし、これらを粉砕して比表面積30
m” / ?のアルミナ粉を造った。
熱し、下記表に示すα化度(50係、80係及び100
%)のアルミナとし、これらを粉砕して比表面積30
m” / ?のアルミナ粉を造った。
その後、これらのアルミナ粉に硫酸マグネシウムをマグ
ネシア(MgO)として下記表に示す添加量で種々添加
し、アルミナポットにて20時時間式混合した後、これ
にポリビニルアルコールを2%添加して造粒し、アイソ
スタティックプレスにて1t/CrIL2 の圧力で管
状に成形した。
ネシア(MgO)として下記表に示す添加量で種々添加
し、アルミナポットにて20時時間式混合した後、これ
にポリビニルアルコールを2%添加して造粒し、アイソ
スタティックプレスにて1t/CrIL2 の圧力で管
状に成形した。
つづいて、この成形体を空気中で900℃の湿度下にて
1時間仮焼した後、水素雰囲気において1700℃の温
度下で3時間焼成して管状の透光性アルミナ焼結体を得
た。
1時間仮焼した後、水素雰囲気において1700℃の温
度下で3時間焼成して管状の透光性アルミナ焼結体を得
た。
比較例1〜7
硫酸アルミニウムを加熱処理して得たα化度45%のγ
−アルミナにマグネシアを下記表に示す添加量で種々添
加し、これらを平均粒子径1μ以下に粉砕して原料粉を
造った。
−アルミナにマグネシアを下記表に示す添加量で種々添
加し、これらを平均粒子径1μ以下に粉砕して原料粉を
造った。
次いで、この原料粉にポリビニルアルコールを2係添加
し、2ton/CrlI2 の圧力条件でアイソスタテ
ィックプレスにて管状に成形した後、900°Cで1時
間仮焼した。
し、2ton/CrlI2 の圧力条件でアイソスタテ
ィックプレスにて管状に成形した後、900°Cで1時
間仮焼した。
つづいて、この仮焼した成形体を水素雰囲気中で100
0〜1500°Cの温度領域において昇温速度を23°
G/hrとし、1750°Cで3時間保持して焼成し管
状の透光性アルミナ焼結体を得た。
0〜1500°Cの温度領域において昇温速度を23°
G/hrとし、1750°Cで3時間保持して焼成し管
状の透光性アルミナ焼結体を得た。
得られた実施例及び比較例の各透光性アルミナ焼結体の
可視光全透光率、平均粒径及び圧管強度を測定した結果
を下記表に示す。
可視光全透光率、平均粒径及び圧管強度を測定した結果
を下記表に示す。
また、図に実施例6〜10(実線A)の各アルミナ焼結
体及び比較例2〜6(実線B)の各アルミナ焼結体につ
いての全透光率と圧管強度との関係を示す。
体及び比較例2〜6(実線B)の各アルミナ焼結体につ
いての全透光率と圧管強度との関係を示す。
下記表及び図から明らかな如く、全透光率が同等なもの
を本発明方法により得た透光性アルミナ焼結体(実線A
)と従来法により得た透光性アルミナ焼結体(実線B)
とで比較した場合、本発明の焼結体は従来の焼結体に比
べ圧管強度が著しく高いことがわかる。
を本発明方法により得た透光性アルミナ焼結体(実線A
)と従来法により得た透光性アルミナ焼結体(実線B)
とで比較した場合、本発明の焼結体は従来の焼結体に比
べ圧管強度が著しく高いことがわかる。
以上詳述した如く、本発明によれば優れた光透過性を有
し、かつ同等の光透過性を有する従来のものに比して機
械的強度が著しく優れ、高圧ナトリウムランプ、赤外透
過窓等に極めて好適な透光性アルミナ焼結体を簡単に得
ることができる等顕著な効果を有する。
し、かつ同等の光透過性を有する従来のものに比して機
械的強度が著しく優れ、高圧ナトリウムランプ、赤外透
過窓等に極めて好適な透光性アルミナ焼結体を簡単に得
ることができる等顕著な効果を有する。
図は本発明方法により得た透光性アルミナ焼結体におけ
る全透光率と圧管強度との関係を示す線図である。
る全透光率と圧管強度との関係を示す線図である。
Claims (1)
- 1 ベーマイト(A1203・H2O)を加熱して50
%以上α化したアルミナとし、これにマグネシアを0.
1〜7重量係添加して成形した後、この成形体を真空ま
たは水素雰囲気下において1500〜1900°Cの温
度で焼成せしめることを特徴とする透光性アルミナ焼結
体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51035474A JPS5934675B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 透光性アルミナ焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51035474A JPS5934675B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 透光性アルミナ焼結体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52117910A JPS52117910A (en) | 1977-10-03 |
| JPS5934675B2 true JPS5934675B2 (ja) | 1984-08-23 |
Family
ID=12442762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51035474A Expired JPS5934675B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 透光性アルミナ焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934675B2 (ja) |
-
1976
- 1976-03-31 JP JP51035474A patent/JPS5934675B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52117910A (en) | 1977-10-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6359985B2 (ja) | ||
| US4001028A (en) | Method of preparing crack-free monolithic polycrystalline cordierite substrates | |
| JP2000219570A (ja) | 透光性アルミナ焼結体の製造方法およびその用途 | |
| JP2939535B2 (ja) | 透明酸化イットリウム焼結体の製造法 | |
| JP2959683B2 (ja) | 高純度アルミナ繊維成形体の製造方法 | |
| JPH04193760A (ja) | 着色透光性アルミナ焼結体及びその製造方法 | |
| JPS5934675B2 (ja) | 透光性アルミナ焼結体の製造方法 | |
| US2636244A (en) | Manufacture of refractory articles | |
| JPH03285865A (ja) | 透光性アルミナセラミックスおよびその製造方法 | |
| JPH04367578A (ja) | 多孔質焼結体及びその製造方法 | |
| JP2558849B2 (ja) | 透明な酸窒化アルミニウム複合焼結体の製造方法 | |
| JPS6045147B2 (ja) | 透光性多結晶アルミナ組成物およびその製造法 | |
| JPS6353130B2 (ja) | ||
| JPH0519510B2 (ja) | ||
| JP2959402B2 (ja) | 高強度陶磁器 | |
| JPH01212289A (ja) | セラミックス構造体 | |
| Andrianov et al. | Forsterite ceramics based on sol-gel powders | |
| JPH06305809A (ja) | 高強度陶磁器及びその製造方法 | |
| JP2855471B2 (ja) | けい酸結合炭化けい素質担体及びその製造方法 | |
| JPH0458437B2 (ja) | ||
| JPH0436115B2 (ja) | ||
| JPH04338178A (ja) | 多孔質マグネシア焼結体及びその製造方法 | |
| JPS5950068A (ja) | 高緻密質マグネシア焼結体の製造法 | |
| JPS5997572A (ja) | 多結晶人造ルビ−の製造法 | |
| JPS6117543B2 (ja) |