JPS5934708B2 - 5−シアノメチル−2−オキソ−シクロペンタンカルボン酸エステルの製造方法 - Google Patents

5−シアノメチル−2−オキソ−シクロペンタンカルボン酸エステルの製造方法

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JPS5934708B2
JPS5934708B2 JP2116276A JP2116276A JPS5934708B2 JP S5934708 B2 JPS5934708 B2 JP S5934708B2 JP 2116276 A JP2116276 A JP 2116276A JP 2116276 A JP2116276 A JP 2116276A JP S5934708 B2 JPS5934708 B2 JP S5934708B2
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cyanomethyl
methyl
oxo
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acid ester
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聖 近藤
大英 常本
貴久男 杉本
百合子 高畑
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Sagami Chemical Research Institute
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Sagami Chemical Research Institute
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 透C二、 (式中、Rはアルキル基である。
)で表わされる5−シアノメチルー2−オキソーシクロ
ベンタンカルボン酸エステルの製造方法に関するもので
ある。
前記一般式(I)で表わされる本発明の化合物はジヤス
モノイド製造用先駆体として有用である。
一般にジヤスモノイドはジヤスミン花に含まれる香気性
成分ないし、それらの類縁化合物を意味し、例えばジヤ
スモン、ジヒドロジヤスモン、ジヤスモン酸メチル、ジ
ヒドロジヤスモン酸メチル、ジヤスミンラクトンなどが
知られている〔E、H。Polak3Cosmetic
sandPerfumery、l、46(1973)〕
。これらの化合物はジヤスミンの特徴ある香気に欠かせ
ない、いわゆるジヤスミン様香気として著名であり、ま
た、時には他の芳香の強化基材としても重要視されてい
る化合物である。従来、ジヤスモノイドを製造する方法
についてはいくつかの報告がある〔T、L、Ho、Sy
n。
Co型用un、、1265(1974)〕。そのうちで
も例えばジヤスモン酸メチルの合成についていえぱ、シ
クロペンタノンエナミン誘導体を原料とする方法〔E、
Demole、etal、、Helv、Chim。Ac
ta、4、、692(1962)〕、シクロペンテノン
誘導体に、求核試剤を作用させる方法〔G。B゜dch
i、etal、、J、Org、Chem、、U、202
1(1971)、A、I、Meyers、etal、、
J。Org、Chem、、U、175(1973)〕、
インタノン誘導体を出発原料とする方法〔鳥居ら,J.
Org.Chem.,O,462(1975)〕、ノル
ボルナン誘導体の電気分解によつて得られる中間体を利
用する方法〔鳥居ら,J.Org.Chem.J』,2
221(1975)〕などが公知である。しかし、いず
れの場合も原料の入手が困難、反応の選択性が低い、反
応経路が長い、高価な試剤を必要とする、反応操作が容
易でない、収率が低いなどのいくつか欠点を有している
。本発明者等はジヤスモノイドの工業的な製造について
検討を重ねた結果、ジヤスモノイド製造用先駆体として
有用である前記一般式(1)で表わされる5−シアノメ
チル−2−オキソーシタロペンタンカルボン酸エステル
を容易に形成する方法を見出すに至つたものである。
本発明で原料として用いるビシクロ系化合物は1位にエ
ステル基、2位にカルボニル基があるため、シアン化剤
によるシクロプロパン環の開裂反応が非常に容易に進行
し、また開裂の方向も位置選択的である。
更に、本発明の方法で得られるシクロペンタノン誘導体
は2位にエステル基を有し、しかも3位にシアノメチル
基を有するためジヤスモノイドへの変換を容易に達成す
ることができる。
具体的には2位に活性化基としてエステル基を有してい
るので更にこの位置に位置選択的に置換基を導入するこ
とが可能であり、しかも反応達成後、活性化基であるエ
ステル基は容易に除去できる。また3位の置換基中にあ
るシアノ基は、他の官能基、例えばエステル基等に容易
に変換可能である。即ち、一般式(1)で示される化合
物が前記のジヤスモノイドへの重要合成中間体であるこ
とを発見し、本発明を完成するに至つたものである。本
発明の方法で原料として用いる一般式(式中、Rはアル
キル基である) で表わされるビシクロ〔3.1.0〕へキサン誘導体は
アセト酢酸エステルをアリル化し、次いでアジド類と処
理することにより得られるα−ジアゾ−β−ケトカルボ
ン酸エステルをカルベン又はカルベノイド発生条件下に
附することにより容易に製造できる化合物である〔特願
昭50−23450号(特開昭51−128952号)
参照〕。
本発明の方法は、前記一般式()で表わされるビシクロ
〔3.1.0〕ヘキサン誘導体とシアン化剤とを塩基性
条件下反応させることを必須要件とするものである。シ
アン化剤としてはシアン化水素、アセトンシアンヒドリ
ン及びシアン化カリウム、シアン化ナトリウム、シアン
化銅、シアン化水銀、シアン化アルミニウム等の金属シ
アン化物を用いることが出来る。本法では塩基性条件下
で行うことが必須である力人特にアルカリ金属シアン化
物を用いる場合にはそれ自体が塩基性条件を確立するた
め、他の塩基性物質を共存させる必要はない。シアン化
水素を用いる場合には塩基として例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
トリエチルアミン、ピリジン等を用いることにより塩基
性条件を確立することができる。反応は溶媒中で行うの
が好ましく、溶媒としては例えばアルコール類、エーテ
ル類の他にジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ヘキサメ
チルボスボルトリアミド等の反応に直接関与しない媒体
を例示することが出来る。反応は特別な加熱又は冷却手
段を用いる事なく室温で円滑に進行する。本発明の方法
を金属シアン化物を例として反応機構部に考察すると次
式の如く進行するものと推察できる。
(式中、Mは金属イオンであり、Rはアルキル基である
)上式から明らかな様にシアン化剤のCN陰イオンの攻
撃により化合物(1)のビシタロ環が部分開環し、前記
一般式(1)で示される陰イオン種、すなわち上記反応
式で示す(l[0の化合物が形成される。しかる後酸処
理により最終生成物(1)に変換されるものである。以
下実施例及び参考例により更に本発明を詳細に説明する
参考例 1 L.Wei1erらの方法〔J.Amer.Chem.
SOc.,96,lO82(1974)〕により、アル
ゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(480η,20m7
7!o1)を乾燥テトラヒドロフラン(THF)(50
m0に懸濁させる。
0℃で冷却、撹拌しながらアセト酢酸メチル(2.32
9,20m71L01)をTHF(5m1)に溶解し加
える。
10分後、n−ブチルリチウム(20n01)のn−ヘ
キサン溶液を徐々に滴下する。
滴下終了後、15分間後に臭化アリル(2.409,2
0m7fL01)をTHF(5m1)に溶解し加える。
徐々に室温まで昇温し1時間攪拌を続ける。以下常法処
理し、残つた油状体を減圧蒸留に附して、1.959の
3−オキソ一6−ヘプテン酸メチルを得た。収率:63
% 沸点:98〜101 参考例 2 3−オキソ一6−ヘプテン酸メチル(468Tf9,3
mTIL01)、トリエチルアミン(306η,3闘0
1)を、アセトニトリル(5m1)に溶解し、室温で攪
拌しながらp−トルエンスルホニルアジド(592η,
3關01)をアセトニトリル(1mj)に溶解したもの
を加えた。
約2時間攪拌したのち、減圧下溶媒を留去したのち、エ
ーテル(50m0で希釈した。この溶液を5%水酸化カ
リウム水溶液で水層が着色しなくなるまで洗滌し、さら
に飽和塩化ナトリウム水溶液で洗滌した。エーテル層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、減圧下濃縮する
と、黄色油状体として2−ジアゾ−3−オキソ一6−ヘ
プテン酸メチル(530ワ)を得た。この粗生成物はさ
らに減圧蒸留により精製することが出来る。収率:97
% 沸点:67〜68℃/0,4mmHg 赤外吸収スペクトル((V7lり:2120,1725
,1655.核磁気吸収スペクトル(CCl4,δ):
2.10〜2.57(M,2H),2.70〜3.08
(M,2H),3.77(S,3H),4.65〜5.
20(M,2H),5.47〜6.13(M,lH).
参考例 3 アルゴン雰囲気下、2−ジアゾ−3−オキソ一6−ヘプ
テン酸メチル(4.559,2771Lm01)をベン
ゼン(100m1)に溶解し、無水硫酸銅(2.59)
を触媒として加え、約3時間攪拌しながら加熱還流する
薄層クロマトグラフイ一で原料の消失を確認したのち、
セライト層を用い濾過する。濾液を減圧下溶媒を留去し
た後、残つた油状体を減圧蒸留に附す。2.589の2
−オキソービシクロ〔3.1.0〕ヘキサン−1−カル
ボン酸メチルを油状体で得た。
収率:690t) 沸点:900C/0.777!77!Hg核磁気吸収ス
ペクトル(CCl4,δ):1.33(T,J二5Hz
,1H),1.77〜2.30(M,4H),2030
〜2.73(M,2H),3.68(S,3H).マス
スペクトルm/e(0t):154(55),126(
87),123(56),113(C?1),67(6
2),66(54),59(75).赤外吸収スペクト
ル(d1):1755,1725.参考例 4アルゴン
雰囲気下、2−ジアゾ−3−オキソ一6−ヘプテン酸メ
チル(349,0.187m01)をベンゼン(300
m1)に溶解し、アセチルアセトン銅錯体(19)を添
加し、攪拌しながら、1夜加熱還流した。
冷却後、減圧下溶媒を留去し、残留物を蒸留に附し精製
した。1719の2−オキソービシクロ〔3.1.0〕
ヘキサン−1−カルボン酸メチルを得た。
収率:60% 沸点:83〜85℃/0.3m77!Hg参考例 5 5−シアノメチル−2−オキソーシクロペンタンカルボ
ン酸メチル(362η,2mm01)、ヨウ化リチウム
(350w19,2.6mm01)をジメチルホルムア
ミド(3m1)に溶解し、120℃で撹拌しながら、加
熱する。
5時間後、冷却し、塩化アンモニウム水溶液、酢酸エチ
ルを加え抽出する。
飽和塩化ナトリウム水溶液で洗滌し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥する。濾過後、減圧下濃縮し、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイ一(酢酸エチル:n−ヘ
キサン=3:7)に附し精製した。148ηの3−シア
ノメチル−シクロペンタノンを油状体として得tら収率
:60% 赤外吸収スペクトル(Mll):2240,1740.
マススペクトルm/e:123,83,55,41.実
施例 1アルゴン雰囲気下、ジメチルスルホキシド(1
5d)に、シアン化カリウム(2.909,44110
1)、2−オキソービシクロ〔3.1.0〕ヘキサン−
1−カルボン酸メチル(6.18f!,40mm01)
を加える。
約3日間室温で攪拌した後、希塩酸を加え酸性とし、酢
酸エチルで抽出を行い、無水硫酸マグネシウムで乾燥す
る。乾燥後、濃縮して、残留物7.249をシリカゲル
カラムクロマトグラフイ一(酢酸エチル;n−ヘキサン
ニ2:3)にかけ、油状体を得た。これを酢酸エチルと
n−ヘキサンで再結晶することにより、白色結晶の5−
シアノメチル−2−オキソーシクロペンタンカルボン酸
メチル(4.79)を得た。収率:65% 融点:49〜50.C 赤外吸収スペクトル(CffL−り:2250,175
5,1725.核磁気吸収スペクトル(CDCl3,δ
):2.10〜3.35(M,8H),3.80(S,
3H),マススペクトルMv/e:181,141,1
09.実施例 2アルゴン雰囲気下、ジメチルスルホキ
シド(2m1)にシアン化ナトリウム(200η,4m
m01)、2−オキソービシクロ〔3.1.0〕ヘキサ
ン−1−カルボン酸メチル(462mg,3m10I)
を加える。
1夜室温で攪拌したあと、実施例1と同様の後処理を行
ない、328ηの5−シアノメチル−2−オキソーシク
ロペンタンカルボン酸メチルを得た。
収率60%。実施例 3 アルゴン雰囲気下、ヘキサメチルボスボルトリアミド(
3d)にシアン化カリウム(260T!1f,47!L
lOl)、2−オキソービシクロ〔3.1.0〕ヘキサ
ン−1−カルボン酸メチル(462η,31101)を
加える。
24時間室温で攪拌したあと、実施例1と同様の後処理
を行ない、300ηの5−シアノメチル−2−オキソー
シクロペンタンカルボン酸メチルを得た。
収率:55% 実施例 4 アルゴン雰囲気下、ジメチルホルムアミド(3m1)に
シアン化カリウム(260η,4m恥1)、2−オキソ
ービシクロ〔3.1.0〕ヘキサン−1−カルボン酸メ
チル(462Tf9,3m7fL01)を加える。
24時間室温で撹拌したあと、実施例1と同様の後処理
を行ない、290〜の5−シアノメチル−2−オキソー
シクロペンタンカルボン酸メチルを得た。
収率:53%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるビシクロ〔3.1.0〕ヘキサン誘導体を
    塩基性条件下シアン化剤と反応させることを特徴とする
    一般式▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる5−シアノメチル−2−オキソ−シクロベ
    ンタンカルボン酸エステルを製造する方法〔式中、Rは
    アルキル基である。 〕。2 Rが炭素数1〜4個の低級アルキル基である特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。
JP2116276A 1976-03-01 1976-03-01 5−シアノメチル−2−オキソ−シクロペンタンカルボン酸エステルの製造方法 Expired JPS5934708B2 (ja)

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