JPS5934791B2 - 酪酸誘導体の製法 - Google Patents
酪酸誘導体の製法Info
- Publication number
- JPS5934791B2 JPS5934791B2 JP52082311A JP8231177A JPS5934791B2 JP S5934791 B2 JPS5934791 B2 JP S5934791B2 JP 52082311 A JP52082311 A JP 52082311A JP 8231177 A JP8231177 A JP 8231177A JP S5934791 B2 JPS5934791 B2 JP S5934791B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- production method
- acid
- acid derivatives
- butyric acid
- electrolytic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
CH(OR)2
1 〔I〕
(但し、Rは低級アルキル基を表わす。
)で示される4、4−ジ低級アルコキシ酪酸低級アルキ
ルエステルの製法に関する。
ルエステルの製法に関する。
本発明の目的化合物〔I〕は、例えばグルタミン酸や悪
性固型ガンの治療薬フトラフールの合成原料として重要
な化合物である。
性固型ガンの治療薬フトラフールの合成原料として重要
な化合物である。
従来、本化合物〔I〕の合成法としては、例えばコハク
酸ジエチルエステルとトリメチルシリルクロリドとを反
応させて1、2−ビス(トリメチルシリルオキシ)−1
−シクロブテンを製し、これにメタノールを作用させて
2−ヒドロキシー1−シクロプタノンを製し、ついでこ
れに四酢酸鉛を作用させたのち反応生成物を硫酸酸性メ
タノールと反応させる方法がよく知られている〔J、O
r経Chem35.973〜978(1970)〕。
酸ジエチルエステルとトリメチルシリルクロリドとを反
応させて1、2−ビス(トリメチルシリルオキシ)−1
−シクロブテンを製し、これにメタノールを作用させて
2−ヒドロキシー1−シクロプタノンを製し、ついでこ
れに四酢酸鉛を作用させたのち反応生成物を硫酸酸性メ
タノールと反応させる方法がよく知られている〔J、O
r経Chem35.973〜978(1970)〕。
しかしながらこの方法による場合、目的化合物の合成に
3工程を必要とするため必然的に反応操作がはん雑とな
る難点があり、しかも目的化合物を収率よ<製造し得な
い難点もあつた。本発明者等は種々研究を重ねた結果、
2−フランカルボン酸を低級アルカノール中塩基の存在
下に無隔膜電解槽において電解反応させる如き簡便な操
作により、前記一般式〔I〕で示される目的化合物をわ
ずか一工程反応によつて収率よく製造し得ることを見出
した。
3工程を必要とするため必然的に反応操作がはん雑とな
る難点があり、しかも目的化合物を収率よ<製造し得な
い難点もあつた。本発明者等は種々研究を重ねた結果、
2−フランカルボン酸を低級アルカノール中塩基の存在
下に無隔膜電解槽において電解反応させる如き簡便な操
作により、前記一般式〔I〕で示される目的化合物をわ
ずか一工程反応によつて収率よく製造し得ることを見出
した。
本発明によれば、当該目的化合物〔I〕は、2−フラン
カルボン酸〔■〕を低級アルカノール中塩基の存在下に
無隔膜電解槽において電解反応させることにより製する
ことが出来る。
カルボン酸〔■〕を低級アルカノール中塩基の存在下に
無隔膜電解槽において電解反応させることにより製する
ことが出来る。
本発明の電解反応を下記反応式に従つて詳細に説明する
。
。
すなわち、陽極側で2−フランカルボン酸〔■〕の酸化
反応による低級アルカノール〔■〕の付加と脱炭酸が起
り、引続いて陰極側で酸化反応生成物の還元反応が進行
して一挙に目的化合物〔I〕が生成する。
反応による低級アルカノール〔■〕の付加と脱炭酸が起
り、引続いて陰極側で酸化反応生成物の還元反応が進行
して一挙に目的化合物〔I〕が生成する。
ワCo一eR−−OH〔■L阜、:OH
〔■〕
■H(OR)2
+2e−
−2e−品H
〔I〕
ROH■H
(但し、Rは低級アルキル基を表わす。
)本発明において、2−フランカルボン酸〔〕と電解反
応させる低級アルカノール〔〕としては、例えばメタノ
ール、エタノール等をあげることが出来、これらの低級
アルカノールは過剰量使用し、電解溶媒を兼ねさせるの
が好ましい。
応させる低級アルカノール〔〕としては、例えばメタノ
ール、エタノール等をあげることが出来、これらの低級
アルカノールは過剰量使用し、電解溶媒を兼ねさせるの
が好ましい。
また電解槽としては陰陽両極室を分隔しない、いわゆる
無隔膜電解槽を使用し、陰陽両電極としては特に炭素電
極を使用するのが好ましい。また史に反応系に存在させ
る塩基としては、例えばトリメチルアミン、トリエチル
アミンの如きトリアルキルアミン、ナトリウムメチラ゛
一ト、カリウムメチラート、ナトリウムエチラートの如
きアルカリ金属アルコラード等の有機塩基を好適に用い
ることが出来、これらの塩基は2−フランカルボン酸に
対して約0.5〜2当量、とりわけ1当量程度を使用す
るのが好ましい。また本電解反応に際しては適当な支持
電解質を存在Aせて実施するとよく、かかる支持電解質
としては例えばテトラエチルアンモニウムパークロレー
ト、テトラエチルアンモニウムトシレートの如き第4級
アンモニウム塩、過塩素酸ナトリウム等を好適に用いる
ことが出米、これらの支持電解質は2−フランカルボン
酸に対して約0.1〜0.05当量程度使用するのが好
ましい。
無隔膜電解槽を使用し、陰陽両電極としては特に炭素電
極を使用するのが好ましい。また史に反応系に存在させ
る塩基としては、例えばトリメチルアミン、トリエチル
アミンの如きトリアルキルアミン、ナトリウムメチラ゛
一ト、カリウムメチラート、ナトリウムエチラートの如
きアルカリ金属アルコラード等の有機塩基を好適に用い
ることが出来、これらの塩基は2−フランカルボン酸に
対して約0.5〜2当量、とりわけ1当量程度を使用す
るのが好ましい。また本電解反応に際しては適当な支持
電解質を存在Aせて実施するとよく、かかる支持電解質
としては例えばテトラエチルアンモニウムパークロレー
ト、テトラエチルアンモニウムトシレートの如き第4級
アンモニウム塩、過塩素酸ナトリウム等を好適に用いる
ことが出米、これらの支持電解質は2−フランカルボン
酸に対して約0.1〜0.05当量程度使用するのが好
ましい。
本発明の電解反応は、上記の如き無隔膜電解槽に原料、
塩基、支持電解質等を仕込み通電して実施するのが好ま
しい。
塩基、支持電解質等を仕込み通電して実施するのが好ま
しい。
電流密度としては適宜選択することが出来るが、とりわ
け30〜100mA/c$il附近にあるのが好ましい
。かくして生成した目的化合物〔1〕は、例えば電解液
を濃縮し得られる残渣を減圧蒸留することにより容易に
取得することが出来る。
け30〜100mA/c$il附近にあるのが好ましい
。かくして生成した目的化合物〔1〕は、例えば電解液
を濃縮し得られる残渣を減圧蒸留することにより容易に
取得することが出来る。
実施例 1
2−フランカルボン酸70g、テトラエチルアンモニウ
ムパークロレート79およびトリエチルアミン709を
含むメタノール700mt溶液を、陰陽両極とも炭素電
極(5×7儂)6枚を直列に対置した無隔膜電解槽に入
れ、2.5Aにて16万クーロンの電流を流す。
ムパークロレート79およびトリエチルアミン709を
含むメタノール700mt溶液を、陰陽両極とも炭素電
極(5×7儂)6枚を直列に対置した無隔膜電解槽に入
れ、2.5Aにて16万クーロンの電流を流す。
この間内温を20〜30℃に保つため氷水にて外部より
冷却する。反応終了後減圧下に洛媒を留去し得られる残
査を酢酸エチルに溶解する。この溶液を飽和重曹水で1
回、水で2回洗浄し、乾燥したのち減圧濃縮する。得ら
れる残査を減圧蒸留することにより、無色油状物として
4,4−ジメトキシ酪酸メチルエステル789を得る。
収率78%。Bp.6l〜64率C/4m7!LH9 NMR(δInCDCl3) :147〜2.2(m;2H),Z2〜2.7(M,2
H)3.32(S,6H)3.68(S,3H)4.3
9(T,lH)実施例 2 2−フランカルボン酸11.39、テトラエチルアンモ
ニウムトシレート0.1gおよび1規定ナトリウムメチ
ラートのメタノール液5mtを含むメタノール110m
t溶液を、陰陽両極とも炭素板(5,5×8C7rL)
電極よりなる無隔膜電解槽に入れ、15〜20℃で2.
5Aの電流を8時間通電する。
冷却する。反応終了後減圧下に洛媒を留去し得られる残
査を酢酸エチルに溶解する。この溶液を飽和重曹水で1
回、水で2回洗浄し、乾燥したのち減圧濃縮する。得ら
れる残査を減圧蒸留することにより、無色油状物として
4,4−ジメトキシ酪酸メチルエステル789を得る。
収率78%。Bp.6l〜64率C/4m7!LH9 NMR(δInCDCl3) :147〜2.2(m;2H),Z2〜2.7(M,2
H)3.32(S,6H)3.68(S,3H)4.3
9(T,lH)実施例 2 2−フランカルボン酸11.39、テトラエチルアンモ
ニウムトシレート0.1gおよび1規定ナトリウムメチ
ラートのメタノール液5mtを含むメタノール110m
t溶液を、陰陽両極とも炭素板(5,5×8C7rL)
電極よりなる無隔膜電解槽に入れ、15〜20℃で2.
5Aの電流を8時間通電する。
以下実施例1と同様に処理することにより、無地油状物
として4,4−ジメトキシ酪酸メチルエステル11.2
9を得る。収率70%。本品の物理化学的性状は実施例
1で得た標品のそれと一致した。
として4,4−ジメトキシ酪酸メチルエステル11.2
9を得る。収率70%。本品の物理化学的性状は実施例
1で得た標品のそれと一致した。
実施例 3
実施例2において、テトラエチルアンモニウムトシレー
トに代えて過塩素酸ナトリウム0.19を用い、以下実
施例2と同様に処理することにより、無色油状物として
4,4−ジメトキシ酪酸メチルエステル9.69を得る
。
トに代えて過塩素酸ナトリウム0.19を用い、以下実
施例2と同様に処理することにより、無色油状物として
4,4−ジメトキシ酪酸メチルエステル9.69を得る
。
収率59%。本品の物理化学的性状は実施例1で得た標
品のそれと一致した。
品のそれと一致した。
Claims (1)
- 1 2−フランカルボン酸の低級アルカノール溶液を無
隔膜電解槽に入れ、これに塩基の存在下に通電して陽極
側で電解酸化を、また陰極側で酸化反応生成物の電解還
元を行うことを特徴とする4,4−ジ低級アルコキシ酪
酸低級アルキルエステルの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52082311A JPS5934791B2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | 酪酸誘導体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52082311A JPS5934791B2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | 酪酸誘導体の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5416424A JPS5416424A (en) | 1979-02-07 |
| JPS5934791B2 true JPS5934791B2 (ja) | 1984-08-24 |
Family
ID=13771007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52082311A Expired JPS5934791B2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | 酪酸誘導体の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934791B2 (ja) |
-
1977
- 1977-07-08 JP JP52082311A patent/JPS5934791B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5416424A (en) | 1979-02-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Inokuchi et al. | Electroreductive ring-opening of. alpha.,. beta.-epoxy carbonyl compounds and their homologs through recyclable use of diphenyl diselenide or diphenyl ditelluride as a mediator | |
| JP2589500B2 (ja) | 電解液用溶媒 | |
| JPS5934791B2 (ja) | 酪酸誘導体の製法 | |
| JP5437622B2 (ja) | フッ化カルボニルを用いた含フッ素環状エステルの製造方法 | |
| JPH03264683A (ja) | ジシランの製造方法 | |
| SU671727A3 (ru) | Способ получени производных 5-нитроимидазола | |
| JPS60100536A (ja) | 2−(p−イソブチルフエニル)プロピオン酸の製造方法 | |
| JPH0219195B2 (ja) | ||
| NO171373B (no) | Fremgangsmaate for fremstilling av biskarbamater | |
| JPS6342712B2 (ja) | ||
| JP2599746B2 (ja) | エポキシケトンの開裂法 | |
| US4336202A (en) | 1,3-Cyclohexanedione derivatives | |
| JP2540588B2 (ja) | トロポン及びアルコキシトロポン誘導体の製造法 | |
| JP2598010B2 (ja) | エポキシケトンの開裂方法 | |
| JPS5944315B2 (ja) | 2−ペンチニルエ−テルの製造法 | |
| JPS6111940B2 (ja) | ||
| JPH0116917B2 (ja) | ||
| JPS5811516B2 (ja) | アルケンジオ−ルジエステルの製造方法 | |
| JPH05178846A (ja) | 新規な(メタ)アクリル酸エステル化合物 | |
| SU899553A1 (ru) | Способ получени 2-метил-3-этоксикарбонил-хиноксалинов | |
| SU1066985A1 (ru) | Способ получени @ -перфторалкоксипропансульфонатов | |
| JPS5974286A (ja) | 5−アシルオキシ−4,4−ジアルコキシ−2−ペンテン酸エステルの製造方法 | |
| RU2302410C1 (ru) | Электрохимический способ получения 2,2,6,6-тетраметилпиперидин-1-оксила | |
| JPH0730045B2 (ja) | バルビツール酸誘導体の電気化学的製造法 | |
| MASUMIZU et al. | A novel electrochemical method of acetylation of alcohols by methyl acetate |