JPS5951435B2 - 木目凹凸模様を有する化粧板の製造方法 - Google Patents

木目凹凸模様を有する化粧板の製造方法

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JPS5951435B2
JPS5951435B2 JP52127103A JP12710377A JPS5951435B2 JP S5951435 B2 JPS5951435 B2 JP S5951435B2 JP 52127103 A JP52127103 A JP 52127103A JP 12710377 A JP12710377 A JP 12710377A JP S5951435 B2 JPS5951435 B2 JP S5951435B2
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啓至 小川
謹司 安藤
昌宏 奥村
康雄 河瀬
一弘 杉山
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は木目凹凸模様を有する化粧板の製造方法に係り
、更に詳しくは、木目模様印刷紙の秋材部に完全一致し
且つ天然木に近い木膚を有する凹凸模様と木目模様印刷
紙と同種類又は違和感の生じない天然木材の導管部模様
とを両有する賦型板を用いて、天然木調の木膚を再現す
ることができた木目凹凸模様を有する化粧板を得ること
を目的とするものである。
従来、木目凹凸模様を有する化粧板を製造するに際して
は、特公昭46−3600号に記載される如く、木目模
様印刷紙を写真撮影しアルミ板、ステンレス板等の金属
板に木目模様印刷紙と同じ模様をエッチング法により得
て母型板を作り、この母型板から離型シートを介してフ
ェノール樹脂等の熱硬化性樹脂含浸紙又は布を載置して
加熱圧締して賦型板を作り、熱硬化性樹脂を含浸した木
目模様印刷紙と同調させる方法がある。
この方法は金属板のエッチングである為、木目凹凸模様
に丸味がなく、更に天然木表面の如き繊細な凹凸木目及
び導管部を忠実に再現することは技術的に非常に難しく
、天然木調の木膚を有する化粧板を得ること光線の種類
により決定される。この様にして得た台板7を基材の種
類に適したエツチング液、例えばアルミ板なら塩化第二
鉄溶液にてエツチングさせ第3図に示す如きエツチング
板8を得た。
一方、第4図に示す如く、用いる木目模様印刷紙と同種
類又は違和感の生じない天然木材の単板9を合板10の
上に貼り合わせた単板貼り合板11を得る。
次に第5図に示す如く、単板貼り合板11の表面上にポ
リプロピレンの如き離型フイルム12とエツチング板8
を載置させ通常のプレスを用い圧力10〜30kg/C
m2、温度100〜150℃、時間10〜30分加熱圧
締させ単板貼り合板11の上にエツチング板8の凹凸木
目模様を転写せしめた第6図に示す如き母型板13を得
た。
この様にして鋭角的な凹凸模様を有していたエツチング
板上の凹凸模様が単板貼り合板11のクツシヨン性によ
り丸昧をおびた凹凸模様に変わる。
次に第7図に示す如く、母型板13上にポリプロピレン
の如き離型フイルム12を置き、更にその上にメラミン
樹脂、フエノール樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸した1〜
3ミルスのオーバレイ紙14と秤量が通常100g/M
2〜 190g/M2のクラフト紙15とを載置し通常
のプレスを用い圧力15〜25kg/Cm2、温度14
0〜160℃、時間10〜20分、加熱圧締することに
より第8〜9図に示す如く、母型板13上の丸味をおび
た凹凸模様と天然木材の単板9が有する木目導管溝16
を転写せしめた賦型板17を得た。
この際、オーバレイ紙を用いる理由としては、通常含浸
されたオーバレイ紙は紙が薄い為、紙の重量に対する熱
硬化性樹脂の量、即ち含浸率を高くすることが容易であ
る。それ故、樹脂量が、多い為天然木材の単板9が有す
る木目導管溝16を忠実に賦型板上に転写さすことがで
き且つ賦型板の表面保護の役目もはたしている。次に第
10図に示す如く、メラミン樹脂、フエノール樹脂等の
熱硬化性樹脂を通常の方法で含浸乾燥した紙又は布を複
数枚用いた基材、又は合板、ハードボード、パーチクル
ボード等の基材18の上にメラミン樹脂、ジアリルフタ
レート樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸乾燥した木目模様印
刷紙19と同種の熱硬化性樹脂で含浸したオーバレイ紙
14を置き、更にポリプロピレンの如き離型フイルム1
2を介し、前工程で得た賦型板17のレジスターマーク
4と木目模様印刷紙19のレジスターマ一とが合うよう
に、即ち賦型板17の木目模様と木目模様印刷紙19の
木目模様とを一致させてから載置させ、温度120〜1
70℃、圧力10〜90kg/Cm・、時間5 〜50
分の条件で加熱圧締して目的とする化粧板を得た。
この様にして得られた化粧板は、用いる木目模様印刷紙
に完全同調し尚且つ天然木が有する木膚を完全に再現す
ることができた化粧板であつた。
本発明の最大の特徴は、木目模様印刷紙ならどれでも本
発明の目的とする化粧板にすることができ、しかも従来
技術で得ることができなかつた完全同調にして尚且つ天
然木が有する木膚を容易にして且つ安価な製造方法にて
再現することができることに成功したものである。〔実
施例〕 レジスターマークが付いたナラ柄の木目模様印刷紙の濃
淡を製版用カメラで撮影し、秋材部に相当する部分に光
が透過するようなフイルムを得る。
一方、予め木目模様印刷紙にメラミン樹脂を含浸させ乾
燥後寸法変化を調べたところ、含浸前より縦方向に0.
90%、横方向に1.44%伸びることがわかつた。従
つて横の倍率1.44%を基準にしてフイルムを引き伸
ばし、縦の余分の倍率0.54%を木目柄の目立たない
所でカツトして縦の0.90%の倍率に合わせ、木目模
様印刷紙の合浸乾燥後の寸法と同一の寸法に修正したネ
ガフイルムを作製する。次に2mm厚のアルミ板上にフ
ジフイルム(株)製の感光性樹脂「フジスパーレジスト
」を20g/尺′の割合で塗布乾燥後、この上にネガフ
イルムを置いて密着固定し、この表面にカーボンアーク
による光線をネガフイルム面より500mm離れた位置
で20分間照射した。
その後ネガフイルムを取りはずして春材部に相当する未
硬化部分を温水で洗浄し約50℃の温度で乾燥させて台
板を得た。この台板を塩化第二鉄溶液にてエツチングさ
せ凹凸の木目模’様を有したエツチング板を得た。一方
この木目模様印刷紙と同種の天然木材の単板である厚さ
0.2mmのナラ柾単板を貼り合わせた4mm合板の上
に厚さ20μのポリプロピレンフイルムを介して前工程
で得たエツチング板を重ね合わせプレス圧力が20とが
できなかつた。又、特公昭49−12684号に記載さ
れる如く、天然木からグラビア印刷法により、天然木と
同一寸法の木目模様印刷紙を作り、該天然木から電鋳法
により賦型板を作り熱硬化性樹脂を含浸乾燥した木目模
様印刷紙と同調させる方法がある。
この方法は原型が天然木である為、樹種が限定されるの
と木目模様も限定されてしまい、それ故、希望する天然
木を入手するのが容易でないし、更に電鋳法を用いる為
、設備的に大がかりとなり賦型板のコストも高くなる欠
点がある。しかるに、本発明者らは、上述の如き従来の
欠点を完全に除去して本発明の目的を完結するに至つた
即ち、レジスターマーク付き木目模様印刷紙を写真撮影
してできたフイルムを、最終工程で賦型板のレジスター
マークと木目模様印刷紙のレジスターマークとを重ね合
わせ、それぞれの木目模様を一致さす為に最終工程で用
いる木目模様印刷紙に至るまでの木目模様印刷紙の寸法
変化を考慮に人れて所望のサイズに修正し、木目模様の
秋材部に相当する部分に光が透過するようなネガフイル
ムを作製する。
この木目模様のネガフイルムを感光性樹脂を塗布した基
材上に置き、光線を照射して木目模様の秋材部のみを硬
化させ、基材の上に木目模様を顕出させる。次に未硬化
の感光性樹脂を除去した台板を得て後、該台板の表面を
エツチングして木目模様印刷紙と同模様のエツチング板
を得る。次にこの木目模様印刷紙と同種類又は違和感の
生じない天然木材の単板を選び、該単板を,常法により
合板に貼り合せ単板貼り合板を得て後、この表面上に離
型フイルムを介して上述のエツチング板を載置させ加熱
圧締することによりエツチング板の凹凸模様を単板貼り
合板の上に転写せしめた母型板を得る。これにより従来
のエツチ3ング法の欠点である鋭角的な凹凸が丸味をお
び天然木材の木目導管溝とあいまつてより天然木に近い
凹凸木目模様表面を有する母型板が得られる。その後、
該母型板上に離型フイルムを介して熱硬化性樹脂含浸紙
又は布を載置し加熱圧締すること・によりエツチング板
の凹凸木目模様と単板貼り合板が有する木目導管溝部分
とを転写せしめた賦型板を得て後、該賦型板と熱硬化性
樹脂を含浸せる木目模様印刷紙とをそれぞれのレジスタ
ーマークにより一致させ加熱圧締することにより従来法
の欠点を排除することができ、本発明の目的とする完全
同調にして且つ天然木が有する自然の木膚を容易に再現
し得る木目凹凸模様を有する化粧板が得られる。以下、
本発明を図面に基づき更に詳細に説明する。
第1図において、レジスターマークが付いた木目模様印
刷紙を写真撮影してできたフイルムを、木目模様印刷紙
を任意のメラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂等の熱
硬化性樹脂で含浸乾燥した後の寸法変化を考慮に入れて
、所望のサイズに修正し、秋材部に相当する部分2に光
が透過し、春材部に相当する部分3に光が透過しないレ
ジスターマーク4がついたネガフイルム1を作成する。
フイルムを修正する理由は、木目模様印刷紙は熱硬化性
樹脂で含浸乾燥することにより縦、横共に伸びるという
性質を持つている為である。その伸び率は、用いる木目
模様印刷紙の原紙の種類により異なり、それぞれの木目
模様印刷紙により寸法変化を考慮しなければならない。
即ち、含浸した木目模様印刷紙と賦型板との木目模様を
位置合わせの目印であるレジスターマークより重ね合わ
せる最終工程で両者の木目模様を完全に一致さす為であ
る。一般に、伸び率は縦方向よりも横方向の方が大きい
。そして、その伸び率は、原紙メーカーの原紙の種類毎
に異なるが、用いる木目模様印刷紙に使用する原紙を一
定にすると、メラミン樹脂、ジアリルフタレート樹脂等
の熱硬化性樹脂を含浸乾燥する所謂含浸機の含浸スピー
ド、含浸温度等の含浸条件を一定にすれば製造ロッド毎
に異なることなく一定である。次に第2図に示す如く、
基材5の表面に感光性樹脂6を塗布した後、第1工程で
得られたネガフイルム1で覆い、その上から光線を照射
して秋材部2に相当する透光部を硬化させた後、春材部
3に相当する遮光部の未硬化である感光性樹脂を除去し
た台板7を得る。
ここで、基材5としてはアルミ板、ジユラルミン板、ス
テンレス板等の金属板でコスト面、エツチングのし易さ
等からアルミ板が好ましい。感光性樹脂6は金属エツチ
ング用としての通常の感光性樹脂を用いる。光線はカー
ボンアークによる光線あるいは紫外線ランプを用いる。
照射時間は用いる感光性樹脂Kg/Cm2、プレス温度
が140℃、プレス時間が10分のプレス条件で加熱圧
締して母型板を得た。次に該母型板上に厚さ20μのポ
リプロピレンフイルムを介してあらかじめメラミン樹脂
を含浸した2ミルスのオーバレイ紙とフエノール樹脂を
含浸した190g/M2のクラフト紙8枚を順次重ね合
わせ、プレス圧力が20kg/Cm2、プレス温度が1
45℃、プレス時間が15分のプレス条件で加熱圧締し
て母型板上の九昧をおびた凹凸模様とナラ柾目単板が有
する木目導管溝を両有した賦型板を得た。次に、フエノ
ール樹脂含浸紙6枚、メラミン樹脂含浸ナラ柄木目模様
印刷紙、メラミン樹脂含浸オーバレイ紙を順次組合わせ
た化粧板構成材料上にポリプロピレンフイルムを介して
、木目模様印刷紙のレジスターマークと賦型板のレジス
ターマークを一致させて載置し、通常のプレスに挿人し
プレス圧力が80kg/Cm2、プレス温度が160℃
、プレス時間が25分のプレス条件で加熱圧締し、10
分間冷却後取り出して木目模様印刷紙の木目模様と賦型
板の木目模様が完全に同調し且つナラ柾目の木目導管溝
も有し、ナラの天然木表面と比較しても遜色のないナラ
柄の木目凹凸模様を有する化粧板を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、木目模様印刷紙を写真撮影して得た.フイル
ムの平面図である。 1は寸法変化を考慮して修正したネガフイルム、2は光
が透過できる秋材部に相当する部分、3は光が透過でき
ない春材部に相当する部分、4はレジスターマークであ
る。 第2図は、ネガフイルムを用いて基材上の感光性樹脂を
硬化させて未硬化の感光性樹脂を除去した後の台板の拡
大縦断面図である。 5は基材、6は感光性樹脂、7は得られた台板である。 第3図は、台板7をエツチングして得られたエツチング
板の拡大縦断面図である。 8は得られたエツチング板である。 第4図は、天然木材の単板貼り合板の拡大縦断面図であ
る。 9は天然木材から得られた単板、10は合板、11は得
られた単板貼り合板である。 第5図は、母型板を得る構成の縦断面図である。12は
離型フイルムである。 第6図は、得られた母型板の拡大縦断面図である。 13は得られた母型板である。 第7図は、賦型板を得る構成の縦断面図である。 14はオーバレイ紙、15は熱硬化性樹脂含浸クラフト
紙である。 第8図は、得られた賦型板の平面図である。 4’はレジスターマーク、16は単板貼り合板から転写
された木目導管溝、17は得られた賦型板である。 第9図は、得られた賦型板の縦断面図である。 第10図は、得られた賦型板を用いて化粧板を得る構成
縦断面図である。18は基材、19は熱硬化性樹脂を含
浸乾燥した木目模様印刷紙である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 任意のレジスターマーク付き木目模様印刷紙を写真
    撮影してできたフィルムを、木目模様印刷紙を熱硬化性
    樹脂で含浸乾燥した後の寸法変化を考慮に入れて所望の
    サイズに修正し秋材部に相当する部分に光が透過するよ
    うなネガフィルムを作製する第1工程と、基材表面に感
    光性樹脂を塗布した後、第1工程で得られたネガフィル
    ムで覆いその上から光線を照射して秋材部に相当する透
    光部を硬化させた後、春材部に相当する遮光部の末硬化
    である感光性樹脂を除去した台板を得る第2工程と、該
    台板の表面をエッチングする第3工程とからエッチング
    板を得て、次に第1工程で用いた木目模様印刷紙と同種
    類又は違和感の生じない天然木材の単板貼り合板を得る
    第4工程と、前記第4工程で得た単板貼り合板の表面上
    に離型フィルムを介して前記第3工程で得たエッチング
    板を載置し加熱圧締することによりエッチング板の凹凸
    木目模様を単板貼り合板の上に転写せしめた母型板を得
    る第5工程と該母型板上に離型フィルムを介して熱硬化
    性樹脂含浸紙又は布を載置し加熱圧締することによりエ
    ッチング板の凹凸木目模様と単板貼り合板が有する木目
    導管溝部分とを転写せしめた賦型板を得る第6工程と、
    基材上に熱硬化性樹脂を含浸乾燥したレジスターマーク
    付木目模様印刷紙を置き、離型フィルムを介して木目模
    様印刷紙のレジスターマークと第6工程で得た賦型板の
    レジスターマークが一致するよう賦型板を載置し加熱圧
    締する第7工程とからなることを特徴とする木目凹凸模
    様を有する化粧板の製造方法。
JP52127103A 1977-10-21 1977-10-21 木目凹凸模様を有する化粧板の製造方法 Expired JPS5951435B2 (ja)

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