JPS5951582B2 - 発泡性防炎剤の製法 - Google Patents

発泡性防炎剤の製法

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JPS5951582B2
JPS5951582B2 JP12291576A JP12291576A JPS5951582B2 JP S5951582 B2 JPS5951582 B2 JP S5951582B2 JP 12291576 A JP12291576 A JP 12291576A JP 12291576 A JP12291576 A JP 12291576A JP S5951582 B2 JPS5951582 B2 JP S5951582B2
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guanidine
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吉克 小川
晴彦 久田
教之 椎名
秀昭 奥谷
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MARUBISHI OIL CHEMICAL
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MARUBISHI OIL CHEMICAL
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は透明な塗膜を与える発泡性防炎剤水溶液の製法
に関する。
従来木材、繊維、紙、塗料等の防炎剤としては、一般に
リン酸アンモニウム、ホウ砂、ホウj酸、スルファミン
酸アンモニウム、臭化アンモニウム、尿素、珪酸ソーダ
等の水溶性の防炎剤が用いられている。
しかしこれらは吸湿性で耐水性が劣り、被処理材に塗布
した場合に薬剤が表面に露出して美観を損ねる欠点があ
つた。i 近時はこれら防炎剤に加えて縮合リン酸系の
化合物が使用されるようになり、それに関する製造法及
び利用法が多く報吉されている (特開昭48一400
号、特開昭49−8498号、特公昭49−30356
号、特公昭45−434号及び特開昭49−74768
号各明細書フ参照)。
それらは水に難溶ないし不溶で有機溶剤にも不溶性の縮
合度nが20以上の縮合リン酸化合物であつて、合板用
接着剤中への混入、プラ又チツクヘの練り込み、塗料へ
の混入、紙のヒーター添加の際の混入などの手段により
使用されてい5る。しかし被処理材の表面に塗布して使
用する場合は、やはり薬剤の色が露出して美観を損ねる
欠点があり、使用できる範囲が限られている。本発明者
らは、このようなnが20以上の水に難溶ないし不溶で
有機溶剤にも不溶の縮合リン酸化合物について、その性
質を改善することについて研究した結果、これをグアニ
ジン塩と反応させて水溶性にすることにより、従来はい
かなる方法を用いても透明に塗布できなかつた前記の化
合物を、被処理物上に透明に付着させうることを見出し
た。本発明はこの知見に基づくもので、一般式(式中n
は20以上の数、Al,A2及びA3は同一でも異なつ
てもよくH,NH4又はCONH2を意味し、ただし、
Al,A2及びA3が同時にHである場合を除く)で表
わされる縮合リン酸化合物100重量部及び水20〜3
50重量部にグアニジン塩60〜200重量部を加え、
10〜80℃で反応させることによ,り、縮合リン酸化
合物をグアニジン塩にすることを特徴とする、発泡性防
炎剤水溶液の製法である。
さらに本発明は、一般式 (式中nは20以上の数、Al,A2及びA3は同一で
も異なつてもよくH,NH4又はCONH2を意味し、
ただし、Al,A2及びA3が同時にHである場合を除
く)で表わされる縮合リン酸化合物100重量部及び水
20〜350重量部にグアニジン塩60〜200重量部
を加え、10〜80℃で反応させることにより,縮合リ
ン酸化合物をグアニジン塩となし、これにホルムアルデ
ヒド1〜00重量部を20〜90℃で作用させてメチロ
ール化することを特徴とする、発泡性防炎剤水溶液の製
法である。
ここに発泡性防炎剤とは、昭和51年9月3日付4消防
予第63号の消防庁通達に規定された性能を発揮する、
発泡性の防火薬液に用いられる防炎剤を意味し、主とし
て既設の木材、板、合板、壁などに適用され、その防火
薬液の塗膜は火災によつて700〜800℃以上に加熱
されたときに発泡して強い炭化層を形成し、この炭化層
によつて火災の延焼を防ぐと共に発煙性も抑制するもの
である。
本発明に用いられる式1の水に難溶ないし不溶性の縮合
リン酸化合物の代表的なものは、ポリリン酸アンモニウ
ム、カルバミルポリリン酸アンモニウム、カルバミルポ
リリン酸等である。またグアニジン塩の代表的なものは
、炭酸グアニジン、リン酸グアニジン、硫酸グアニジン
、スルフアミン酸グアニジン等であつて、炭酸グアニジ
ン及びリン酸グアニジンが特に好ましい。本発明を実施
するに際しては、水20〜350重量部好ましくは10
0〜250重量部に縮合リン酸化合物100重量部を加
え、さらにグアニジン塩60〜200重量部好ましくは
100〜180重量部を加えて10〜80℃好ましくは
50〜80℃で反応させる。
この反応により、式1(7)A1、A2及びA3のいず
れかがグアニジンにより置換された化合物が生成し、そ
の主成分は次式(式中のGはグアニジンを意味する)の
化合物であると考えられる。
そのほか反応に使用するグアニジン塩の量により、式1
においてn個のA3の一部がグアニジンにより置換され
た化合物も生成する。この場合水の量が20重量部より
少ないと、反応が不均一になつて未反応物質が残り、透
明な塗膜を与える防炎剤水溶液が得られない。
水量の上限は厳密な制限がないが、350重量部以上に
なると得られる水溶液の濃度が薄すぎて、そのまま塗布
しても効果が低く、繰返し塗布するか又は濃縮する必要
が生じて不便である。グアニジン塩の量が60重量部よ
り少ないと、縮合リン酸化合物をすべて水溶性にするこ
とができないため、得られる防炎剤水溶液は透明な塗膜
を与えない。
またそれが200重量部になると、未反応のグアニジン
塩が水溶液中に残存し、塗布の透明性を悪化する。また
反応温度が10℃より低いと反応が進行し難く、80℃
以上では反応速度が大で、アンモニア等が急激に発生す
るおそれがある。
これらの生成物は前記定義の発泡性防炎剤であつて、反
応混合物中に水溶液として存在している。
得られる反応混合物は一般にPH6〜 9の透明な粘稠
液体で、そのままで防火薬液として塗布加.工に使用で
き、その際少量の未反応ダアニジン塩の存在は妨害とな
らない。このように防炎剤の単離は一般に必要でないが
、例えば反応混合物からの水の留去、有機溶剤による沈
澱などの普通の手段で精製することができる。 ノこう
して得られる防炎剤にホルムアルデヒドを作用させると
、グアニジンのアミノ基がメチロール化され、水に対す
る溶解性がさらに良好になると共に、実用上併用される
樹脂との相溶性も向上する。
このメチロール化は、常法により前記の反応混合物にホ
ルムアルデヒドを加え、20〜90℃好ましくは60〜
70℃の温度で行われる。ホルムアルデヒドは好ましく
は水溶液の形で反応に用いられ、その使用量は式Iの化
合物100重量部に対しHCHOとして1〜100重量
部、好ましくは20〜50重量部である。この量が1重
量部以下では効果がほとんど生じない。また100重量
部以上になると、未反応ホルムアルデヒドが水溶液中に
残存し、塗布したのち乾燥中に刺激性のホルムアルデヒ
ド蒸気が発生して好ましくない。メチロール化物は主と
して次式の化合物であると考えられる。
メチロール化物も常法により単離できるが、反応混合物
をそのまま防火薬液として使用できる。グアニジン塩と
の反応及びさらにメチロール化反応の際に存在する水の
量は厳密でない。
なぜならば得られる反応混合物は、必要に応じ水の添加
又は除去により、使用に適する粘度(固形分含量)に調
整できるからである。本発明により得られる防炎剤化合
物(式Iの化合物のグアニジン塩ならびにそのメチロー
ル化物)は、フイルム形成能を有し、単独で水溶液から
透明塗膜を与えるが、水性防炎塗料のため普通に用いら
れる樹脂、すなわち水溶性の又は水に乳化もしくは分散
しうる樹脂、例えば下記のものと併用することもできる
尿素ホルムアルデヒド樹脂、尿素メラミンホルムアルデ
ヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂又はフエノー
ル樹脂との併用は防炎性を向上し、塗膜の光沢及び強度
を増す。酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、酢酸ビニルア
クリル共重合体樹脂又は塩化ビニル樹脂との併用も塗膜
の光沢及び強度を改善する。なおポリリン酸(式Iにお
いてA,、A。
及びA。が同時にHである化合物)は、水分により加水
分解を受けやすく分子量が低下し、過剰の水によつて正
リン酸になるので、本発明の目的には使用できない。ポ
リリン酸を同様にしてグアニジン塩と反応させて得られ
た反応混合物は、塗布及び乾燥ののち白色の不透明な塗
膜を与える。,下記実施例において透明性は次の方法に
より判定した。
消防庁通達により防火薬液は塗布量が350g/M2以
上を最低量と定められているので、この量を基準として
新聞紙に350g/m・を塗布した場合に新聞の活字が
すべて読みうるものを良いとし、大文字も小文字も全く
判別できない場合を悪いとする。実施例中の%は重量%
である。
実施例 1 平均縮合度約150のポリリン酸アンモニウム(P−0
NH。
98%)97gに水200gを混合し、60℃に加熱し
、リン酸ダアニジン157gを徐々に添加する。
次いで65〜70℃に15分間保持したのち放冷すると
、固形分56%、PH6.5、粘度1000cp(20
℃)、P含有率13.5%、N含有率12.2%の透明
かつ粘稠な液体(水溶液)が454g得られる。この液
体を各種加工品に350g/m・塗布し、室温で1日間
乾燥したのち、外観と防炎性を調べた。防炎試験は建設
省吉示第3415号の規定によつた・(以下も同様)。
その結果を第1表に示す。実施例 2平均縮合度約10
0のカルバミルポリリン酸アンモニウム(P−0NH4
約86%及びP−0C0NH2約14%)100gに水
200gを混合し、60℃に加熱し、炭酸グアニジン1
80gを徐々に添加する。
次いで65〜70℃に10〜15分間保持したのち放冷
すると、固形分57%、PH8.5、粘度3000〜4
000cP(20℃)、P含有率6.7%、N含有率2
0.4%の透明かつ粘稠な液体が得られる。これを各種
加工品に350g/M2塗布し、室温で1日間乾燥した
のち、外観と防炎性を調べた。その結果を第2表に示す
。実施例 3平均縮合度約30のポリリン酸アンモニウ
ム(P一0NH4約94%)120gに水200gを混
合し、60℃に加熱し、リン酸グアニジン170gを徐
々に添加する。
次いで50〜60℃で37%ホルムアルデヒド水溶液8
1gを加え、この温度で20〜30分間保持した:のち
放冷すると、固形分57%、TfI6.5、粘度700
CP(20℃)、P含有率12.8%、N含有率11.
1%の透明かつ粘稠な液体が560g得られる。これを
各種加工品に350g/M2塗布し、室温で1日間乾燥
したのち、外観と防炎性を調べた。その結果を.第3表
に示す。なお本例においてホルムアルデヒドを使用しな
い場合は、粘稠液体及びその塗膜の透明性が若干劣るが
、実用上はさしつかえない。
また樹脂類に対する相溶性は、ホルムアルデヒドを使用
した製品の方が広範囲に良好である。実施例4及び参考
例 実施例1で用いたと同じポリリン酸アンモニウム110
gに水180gを混合し、75℃に加熱してリン酸グア
ニジン160gを徐々に添加し、30分間攪拌したのち
37℃に冷却し、37%ホルムアルデヒド水溶液90g
を加え、この温度で20〜30分間保持したのち放冷す
ると、固形分56%、1116.8、粘度800cP(
20℃)、P含有率13.9%、N含有率12.1%の
透明かつ粘稠な液体が530g得られる。
参考のためこうして得られた粘稠な液体を、尿素樹脂(
丸伴化学製、T−562)と1:1、尿素メラミン樹脂
(三井東圧製、ユーロイド344)と1:1、ポリ酢酸
ビニル(東亜ペイント製、XB2l3l)と7:3、な
らびにアクリル樹脂(4)本カーバイド製、ニカゾーノ
レFX329)とそれぞ゛れ7:3の割合で均一に混合
した。これらの液体を天然目化粧合板(5.5mm)に
350g/m・塗布し、室温で1日間乾燥したのち、外
観と防炎性を調べた。
その結果を第4表に示す。比較例実施例1〜3で用いた
と同じ縮合リン酸化合物(いずれも白色粉末)それぞれ
100gに水100gを加え、これに(a)尿素樹脂(
丸伴化学社製、T一562)200g又は(b)ポリ酢
酸ビニル(東亜ペイント社製、XB−2131)100
gを攪拌混合し、得られた各懸濁液を天然目化粧合板に
350g/m・塗布し、室温で1日間乾燥したのち、外
観と防炎性を調べた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中nは20以上の数、A_1、A_2及びA_3は
    同一でも異なつてもよくH、NH_4又はCONH_2
    を意味し、ただし、A_1、A_2及びA_3が同時に
    Hである場合を除く)で表わされる縮合リン酸化物10
    0重量部及び水20〜350重量部にグアニジン塩60
    〜200重量部を加え、10〜80℃で反応させること
    により縮合リン酸化合物をグアニジン塩にすることを特
    徴とする、発泡性防炎剤水溶液の製法。 2 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中nは20以上の数、A_1、A_2及びA_3は
    同一でも異なつてもよくH、NH_4又はCONH_2
    を意味し、ただし、A_1、A_2及びA_3が同時に
    Hである場合を除く)で表わされる縮合リン酸化合物1
    00重量部及び水20〜350重量部にグアニジン塩6
    0〜200重量部を加え、10〜80℃で反応させるこ
    とにより縮合リン酸化合物をグアニジン塩となし、これ
    にホルムアルデヒド1〜100重量部を20〜90℃で
    作用させてメチロール化することを特徴とする、発泡性
    防炎剤水溶液の製法。
JP12291576A 1976-10-15 1976-10-15 発泡性防炎剤の製法 Expired JPS5951582B2 (ja)

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JPS5879075A (ja) * 1981-11-05 1983-05-12 Mitsui Toatsu Chem Inc 難燃処理剤
CA2593152A1 (en) * 2005-01-07 2006-07-13 Nagoya Oilchemical Co., Ltd. Flame-retardant fiber sheet and formed article thereof

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