JPS6031094B2 - トランスの製造法 - Google Patents
トランスの製造法Info
- Publication number
- JPS6031094B2 JPS6031094B2 JP1815579A JP1815579A JPS6031094B2 JP S6031094 B2 JPS6031094 B2 JP S6031094B2 JP 1815579 A JP1815579 A JP 1815579A JP 1815579 A JP1815579 A JP 1815579A JP S6031094 B2 JPS6031094 B2 JP S6031094B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating resin
- magnetic
- magnetic core
- wound
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトランスの製造法に関する。
一般に変成器用磁心は低漏洩磁束または電磁気特性向上
のため、村厚の比較的薄い(0.2〜0.35柳)磁性
帯鋼材が巻磁心に巻回されて用いられている。このよう
な巻磁心を用いてトランスを構成する場合、従来は、前
記巻磁心の形成後に熱処理を施して巻磁心の固定に熱硬
化性の接着剤,含浸剤などを真空含浸せしめ、接着剤硬
化後に巻磁心の長辺巻線部をほぼ中央より切断して2分
し、表面研摩などを施した後、巻線枠に前記2分された
磁心を挿入していた。第1図,第2図は上記従来の方法
によりトランスを形成する場合を示すもので、1は長辺
磁脚部のほぼ中央において切断された巻磁心、2は巻線
枠、3は巻線、4は巻磁心1の稀付帯、5は巻線引出端
子、6は取付金具である。
のため、村厚の比較的薄い(0.2〜0.35柳)磁性
帯鋼材が巻磁心に巻回されて用いられている。このよう
な巻磁心を用いてトランスを構成する場合、従来は、前
記巻磁心の形成後に熱処理を施して巻磁心の固定に熱硬
化性の接着剤,含浸剤などを真空含浸せしめ、接着剤硬
化後に巻磁心の長辺巻線部をほぼ中央より切断して2分
し、表面研摩などを施した後、巻線枠に前記2分された
磁心を挿入していた。第1図,第2図は上記従来の方法
によりトランスを形成する場合を示すもので、1は長辺
磁脚部のほぼ中央において切断された巻磁心、2は巻線
枠、3は巻線、4は巻磁心1の稀付帯、5は巻線引出端
子、6は取付金具である。
しかるにこの場合、磁心1を一旦、切断分離した後、そ
の切断面を突き合わせるようにしているため、磁性の加
工劣化が生じ、所望の特性が得られないという欠点があ
った。
の切断面を突き合わせるようにしているため、磁性の加
工劣化が生じ、所望の特性が得られないという欠点があ
った。
本発明は上記従来の欠点を除去するトランスの製造法を
提供しようとするもので、巻磁心用磁性材のより薄材厚
化による電磁気特性の向上と磁心製造工程の簡略化を可
能とし、同時に低漏洩磁束も優れたトランスを得る方法
である。
提供しようとするもので、巻磁心用磁性材のより薄材厚
化による電磁気特性の向上と磁心製造工程の簡略化を可
能とし、同時に低漏洩磁束も優れたトランスを得る方法
である。
以下その一実施例を第3図〜第8図を用いて説明する。
磁性帯鋼材は材質が薄くなればそれだけ磁性損失は減少
し、同時に高周波特性も向上する。まず、本発明は低珪
素含有でより薄材質(0.03〜0.3脚)の磁性鋼帯
、あるいは比晶質磁性材など成型加工の材料内部残留歪
による磁性特性劣化の比較的少なく、かつまた圧延加工
の比較的容易な薄磁性鋼材を用いて、環状に適当な巻張
力(200k9/め以上)で圧巻回し、所定の巻厚に巻
回した後、巻終りを点溶接などで仮止めして巻磁心10
を得る。この巻磁心10を各磁性材料に適応した磁性回
復熱処理を施した後、巻磁心10全体を第1の絶縁樹脂
11で成型モールドする。この成型モールドは巻磁心1
0の一部、図示する例では巻磁心10の各短辺磁脚部に
設けた凹部状の保持部12を保持して、巻磁心10の全
表面に均一に樹脂11をモールドして、巻磁心10が励
磁された際、磁性材の騒音が異常に発生しないように固
着させる。このとき、第1の絶縁樹脂’’の長辺磁脚部
における両端には、後述する第2の絶縁樹脂の位置決め
用の突起13を設けておく。この状態で次に第1の絶縁
樹脂11とは異質の第2絶縁樹脂14により、第2の絶
縁樹脂11でモールドされた前記巻磁心10の長辺磁脚
部のまわりをモールドする。このとき第2の絶縁樹脂1
4は突起13の間に位置するように、また両端につば部
15を一体に形成して巻枠部16とする。ここで、巻枠
部16の内面と第1の絶縁樹脂11の表面との間は、異
質樹脂の二重成型のため、成型温度と樹脂の収縮率等を
選択するとともに成型法を選定することにより、両者を
同じ円状に構成すれば、巻枠部16のみ第1の絶縁樹脂
11に対して回転可能とすることができる。そして、前
記つば部15の外周縁に回転駆動のための歯車を形成す
る。この状態を第5図に示す。一方、第6図には巻枠部
16を、巻磁心10の一方の長辺磁脚部のみに装着した
片磁脚形を示す。第5図のように、巻磁心10の両長辺
部に巻枠部16を装着したトランスの場合、内鉄型のト
ランスを構成し、巻線を両長辺磁脚部ともに同一内容に
した場合、相互に発生磁束が打消されるため、極めて低
漏洩磁束のトランス用磁心を簡単に製作することができ
るものとなる。
し、同時に高周波特性も向上する。まず、本発明は低珪
素含有でより薄材質(0.03〜0.3脚)の磁性鋼帯
、あるいは比晶質磁性材など成型加工の材料内部残留歪
による磁性特性劣化の比較的少なく、かつまた圧延加工
の比較的容易な薄磁性鋼材を用いて、環状に適当な巻張
力(200k9/め以上)で圧巻回し、所定の巻厚に巻
回した後、巻終りを点溶接などで仮止めして巻磁心10
を得る。この巻磁心10を各磁性材料に適応した磁性回
復熱処理を施した後、巻磁心10全体を第1の絶縁樹脂
11で成型モールドする。この成型モールドは巻磁心1
0の一部、図示する例では巻磁心10の各短辺磁脚部に
設けた凹部状の保持部12を保持して、巻磁心10の全
表面に均一に樹脂11をモールドして、巻磁心10が励
磁された際、磁性材の騒音が異常に発生しないように固
着させる。このとき、第1の絶縁樹脂’’の長辺磁脚部
における両端には、後述する第2の絶縁樹脂の位置決め
用の突起13を設けておく。この状態で次に第1の絶縁
樹脂11とは異質の第2絶縁樹脂14により、第2の絶
縁樹脂11でモールドされた前記巻磁心10の長辺磁脚
部のまわりをモールドする。このとき第2の絶縁樹脂1
4は突起13の間に位置するように、また両端につば部
15を一体に形成して巻枠部16とする。ここで、巻枠
部16の内面と第1の絶縁樹脂11の表面との間は、異
質樹脂の二重成型のため、成型温度と樹脂の収縮率等を
選択するとともに成型法を選定することにより、両者を
同じ円状に構成すれば、巻枠部16のみ第1の絶縁樹脂
11に対して回転可能とすることができる。そして、前
記つば部15の外周縁に回転駆動のための歯車を形成す
る。この状態を第5図に示す。一方、第6図には巻枠部
16を、巻磁心10の一方の長辺磁脚部のみに装着した
片磁脚形を示す。第5図のように、巻磁心10の両長辺
部に巻枠部16を装着したトランスの場合、内鉄型のト
ランスを構成し、巻線を両長辺磁脚部ともに同一内容に
した場合、相互に発生磁束が打消されるため、極めて低
漏洩磁束のトランス用磁心を簡単に製作することができ
るものとなる。
なお、上記第1,第2の絶縁樹脂11,14としては成
型収縮率,成形温度および離型剤の併用等により、第1
の絶縁樹脂11としてはポリプロピレン,ポリアセター
ル,ポリカーボネイト,ノリル,ABS,エポキシ,ポ
リエステル,ポリエチレンテレフタレート樹脂などを使
用することができ、一方、第2の絶縁樹脂14としては
ポリプロピレン,ポリアセタール,ポリアミドなど比較
的低温度で成型できる樹脂材が適している。
型収縮率,成形温度および離型剤の併用等により、第1
の絶縁樹脂11としてはポリプロピレン,ポリアセター
ル,ポリカーボネイト,ノリル,ABS,エポキシ,ポ
リエステル,ポリエチレンテレフタレート樹脂などを使
用することができ、一方、第2の絶縁樹脂14としては
ポリプロピレン,ポリアセタール,ポリアミドなど比較
的低温度で成型できる樹脂材が適している。
第7図,第8図に他の実施例を示す。第7図は片滋脚形
を、第8図は両磁脚形を示すが、いずれも第1の絶縁樹
脂11にて巻磁心10をモールドする際、機器組込時の
取付用座台17,18も同時に成型するようにしたもの
である。なお、第7図,第8図において19,20はお
のおの座台I7,18に設けられた取付用孔を示す。以
上説明したように本発明は、圧巻回した環状巻磁心をほ
ぼ均一に第1の絶縁樹脂で成型モールドし、この後巻滋
心の長辺磁脚部に、第1の絶縁樹脂とは異質の第2の絶
縁樹脂よりなる巻枠部を内径が第1の絶縁樹脂の外周と
同0円状になるようにモールドし、さらに巻枠部の両端
に巻枠部回転駆動用の歯形付つば部を形成したトランス
の製造法で、、巻磁心の固着と表面絶縁処理を同時に行
うことができる。
を、第8図は両磁脚形を示すが、いずれも第1の絶縁樹
脂11にて巻磁心10をモールドする際、機器組込時の
取付用座台17,18も同時に成型するようにしたもの
である。なお、第7図,第8図において19,20はお
のおの座台I7,18に設けられた取付用孔を示す。以
上説明したように本発明は、圧巻回した環状巻磁心をほ
ぼ均一に第1の絶縁樹脂で成型モールドし、この後巻滋
心の長辺磁脚部に、第1の絶縁樹脂とは異質の第2の絶
縁樹脂よりなる巻枠部を内径が第1の絶縁樹脂の外周と
同0円状になるようにモールドし、さらに巻枠部の両端
に巻枠部回転駆動用の歯形付つば部を形成したトランス
の製造法で、、巻磁心の固着と表面絶縁処理を同時に行
うことができる。
また、薄材質の磁性材で、かつ非晶質磁性材等の超硬度
の磁心、また材質不良とか、スリッター加工時の多少の
汚れ、厚みの不揃いの磁心でも容易に加工ができ、磁心
の切断加工がないため磁性の加工劣化がなく、材料の機
械歪による磁性劣化防止用の緩衝材用後着層など容易に
併用が可能であり、必要により振動撲止用の接着剤溜り
溝の設定や熱落着固定も可能であり、さらに機器組込時
の取付用座台台も同時に成型することが可能になるなど
、製造工程全般の合理化が可能となる。
の磁心、また材質不良とか、スリッター加工時の多少の
汚れ、厚みの不揃いの磁心でも容易に加工ができ、磁心
の切断加工がないため磁性の加工劣化がなく、材料の機
械歪による磁性劣化防止用の緩衝材用後着層など容易に
併用が可能であり、必要により振動撲止用の接着剤溜り
溝の設定や熱落着固定も可能であり、さらに機器組込時
の取付用座台台も同時に成型することが可能になるなど
、製造工程全般の合理化が可能となる。
さらに、電気絶縁的には巻枠部による巻線の絶縁のみで
なく、滋心の絶縁が同時に可能となるため、安全面から
もより優れたものを極めて容易に製造することができる
。
なく、滋心の絶縁が同時に可能となるため、安全面から
もより優れたものを極めて容易に製造することができる
。
第1図は従来のトランスにおける磁心の斜視図、第2図
は同トランスの斜視図、第3図は本発明の一実施例にお
けるトランスの製造法において、第1の絶縁樹脂による
モールド処理の完了した状態を示す斜視図、第4図は第
3図のA−A線断面図、第5図a,bは第2の絶縁樹脂
によるモールド処理工程の完了した状態を示す斜視図,
断面図,第6図a,bは片磁脚型トランスの場合の斜視
図,断面図、第7図a,b,cおよび第8図a,b,c
はおのおの他の実施例を示す正面図、側面図、平面図で
ある。 10・・・・・・巻磁心、1 1…・・・第1の絶縁樹
脂、14……第2の絶縁樹脂、15・・・・・・つば部
、16・・・・・・巻枠部。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
は同トランスの斜視図、第3図は本発明の一実施例にお
けるトランスの製造法において、第1の絶縁樹脂による
モールド処理の完了した状態を示す斜視図、第4図は第
3図のA−A線断面図、第5図a,bは第2の絶縁樹脂
によるモールド処理工程の完了した状態を示す斜視図,
断面図,第6図a,bは片磁脚型トランスの場合の斜視
図,断面図、第7図a,b,cおよび第8図a,b,c
はおのおの他の実施例を示す正面図、側面図、平面図で
ある。 10・・・・・・巻磁心、1 1…・・・第1の絶縁樹
脂、14……第2の絶縁樹脂、15・・・・・・つば部
、16・・・・・・巻枠部。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 帯状鋼材を重ね巻きした環状磁心を第1の絶縁樹脂
にてモールドする第1の工程と、前記第1モールド処理
のなされた前記環状磁心の長辺磁脚部を前記第1の絶縁
樹脂より低温で成型でき、かつ前記第1の絶縁樹脂と異
質の第2の絶縁樹脂にてモールドして前記環状磁心に対
して回転可能な巻枠部を一体成形する第2の工程と、前
記巻枠部とつば部に歯形部を形成する第3の工程とを有
するトランスの製造法。 2 第1モールド処理と同時に取付用座台を第1の絶縁
樹脂にて構成してなる特許請求の範囲第1項記載のトラ
ンスの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1815579A JPS6031094B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | トランスの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1815579A JPS6031094B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | トランスの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55110020A JPS55110020A (en) | 1980-08-25 |
| JPS6031094B2 true JPS6031094B2 (ja) | 1985-07-20 |
Family
ID=11963717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1815579A Expired JPS6031094B2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | トランスの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031094B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6300075B2 (ja) * | 2014-01-27 | 2018-03-28 | 日立金属株式会社 | コイル部品 |
-
1979
- 1979-02-19 JP JP1815579A patent/JPS6031094B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55110020A (en) | 1980-08-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6031094B2 (ja) | トランスの製造法 | |
| JPH10106871A (ja) | 変流器 | |
| JPS58212337A (ja) | 電動機固定子 | |
| JPH07220941A (ja) | 電気機器用アモルファス鉄心及びその製造方法 | |
| JPH0225214Y2 (ja) | ||
| JPH0351937Y2 (ja) | ||
| JPS6222338B2 (ja) | ||
| JPS608402Y2 (ja) | 電磁石装置 | |
| JP2539518Y2 (ja) | 静止誘導電気機器 | |
| JPH0358165B2 (ja) | ||
| JPS5849010B2 (ja) | ギヤツプ付き巻鉄心 | |
| JPH0225216Y2 (ja) | ||
| JPS6125230Y2 (ja) | ||
| JPS6334249Y2 (ja) | ||
| JP3070378B2 (ja) | 巻鉄心の製造方法 | |
| JPH0238425Y2 (ja) | ||
| JPS589849B2 (ja) | デンジクラツチノ レイジソウチノ セイゾウホウホウ | |
| JPH0221647B2 (ja) | ||
| JPH069469Y2 (ja) | モ−ルド形変流器 | |
| JP3192755B2 (ja) | モールドコイルの製造方法 | |
| JPS62265711A (ja) | 変圧器の製造方法 | |
| JPH0325390Y2 (ja) | ||
| JPS59230443A (ja) | 電動機固定子 | |
| JPS6151811A (ja) | 樹脂モ−ルドコイル | |
| JPH0448605A (ja) | 超電導コイル装置の製造方法 |