JPS6055272B2 - 荷重制御座金を用いたボルト締付方法 - Google Patents
荷重制御座金を用いたボルト締付方法Info
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- JPS6055272B2 JPS6055272B2 JP15280481A JP15280481A JPS6055272B2 JP S6055272 B2 JPS6055272 B2 JP S6055272B2 JP 15280481 A JP15280481 A JP 15280481A JP 15280481 A JP15280481 A JP 15280481A JP S6055272 B2 JPS6055272 B2 JP S6055272B2
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- torque
- load control
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、所定の締付荷重て塑性変形する荷重制御座
金を用い、締付量をデジタル演算装置により制御するボ
ルト締付方法に関するものである。
金を用い、締付量をデジタル演算装置により制御するボ
ルト締付方法に関するものである。
ボルトの弾性変形範囲内の所定の締付荷重で塑性変形す
る荷重制御座金を用い、ボルトを所定の締付荷重で締付
けることが従来より行なわれている。
る荷重制御座金を用い、ボルトを所定の締付荷重で締付
けることが従来より行なわれている。
この荷重制御座金としては、例えば新日本製鉄株式会社
および日鉄ボルテン株式会社の(1)座金(商標名)が
知られている。第1図はこのような荷重制御座金の可能
状態を示す図であり、同図Aはその締付前を、Bは締付
終了後を示す。
および日鉄ボルテン株式会社の(1)座金(商標名)が
知られている。第1図はこのような荷重制御座金の可能
状態を示す図であり、同図Aはその締付前を、Bは締付
終了後を示す。
これらの図で符号51,52は被締付体、53はこれら
被締付体、53はこれら被締付体51,52を貫通する
ボルト、54は荷重制御座金、55はナットである。同
図Aの状態からナット55を締付けてゆくと座金54の
塑性変形が進行して平坦化し、Bの状態になる。この座
金54の塑性変形の過程においては、ボルト53の軸力
は略一定となるから、その間の締付トルクも略一定にな
る。従つてこの座金4の塑性変形範囲の終期において締
付けを停止すれば、締付トルクをこの座金54の種類に
よつて決まる所定の値にすることができる。第2図Aは
締付時間tに対する締付トルクTの関係を示し、図中点
Aは荷重制御座金54の塑性変形開始点、また点Bは塑
性変形終了点を示す。
被締付体、53はこれら被締付体51,52を貫通する
ボルト、54は荷重制御座金、55はナットである。同
図Aの状態からナット55を締付けてゆくと座金54の
塑性変形が進行して平坦化し、Bの状態になる。この座
金54の塑性変形の過程においては、ボルト53の軸力
は略一定となるから、その間の締付トルクも略一定にな
る。従つてこの座金4の塑性変形範囲の終期において締
付けを停止すれば、締付トルクをこの座金54の種類に
よつて決まる所定の値にすることができる。第2図Aは
締付時間tに対する締付トルクTの関係を示し、図中点
Aは荷重制御座金54の塑性変形開始点、また点Bは塑
性変形終了点を示す。
このように点A−Bの間の塑性変形範囲においては締付
トルクTは略一定になる。この塑性変形範囲A−Bを検
出するために従来より種々の方法が提案されているが、
従来の方法はいずれも信号処理をアナログ回路によつて
行つているものであるため、処理途中の演算結果を精度
良く保持しておくことが難しく、また、電動機の駆動電
流により締付トルクを検出する際に駆動電流を平滑化す
るようにしているため、信号処理に位相遅れが生じ、結
果的にボルトまたはナットを精度良く締付けることがで
きないという欠点があつた。
トルクTは略一定になる。この塑性変形範囲A−Bを検
出するために従来より種々の方法が提案されているが、
従来の方法はいずれも信号処理をアナログ回路によつて
行つているものであるため、処理途中の演算結果を精度
良く保持しておくことが難しく、また、電動機の駆動電
流により締付トルクを検出する際に駆動電流を平滑化す
るようにしているため、信号処理に位相遅れが生じ、結
果的にボルトまたはナットを精度良く締付けることがで
きないという欠点があつた。
また荷重制御座金を用いる場合には塑l変形の開始点と
終了点を検出しなければならないが、アナログ回路で構
成する場合にはそれぞれの検出点に対応て別々の回路が
必要となる。このため部品点数が増えるという問題もあ
つた。特にこのようなアナログ回路では温度補償などの
調整が面倒で生産性が非常に悪くなるという不都合が生
じる。この発明はこのような事情に鑑みなされたもので
、精度良く塑性変形終了点を検出し、所定の軸力での締
付けを高精度に管理することが可能で、さらに部品点数
が少なく温度補償などの調整も非常に簡単になる荷重制
御座金を用いたボルト締付方法を提供することを目的と
する。
終了点を検出しなければならないが、アナログ回路で構
成する場合にはそれぞれの検出点に対応て別々の回路が
必要となる。このため部品点数が増えるという問題もあ
つた。特にこのようなアナログ回路では温度補償などの
調整が面倒で生産性が非常に悪くなるという不都合が生
じる。この発明はこのような事情に鑑みなされたもので
、精度良く塑性変形終了点を検出し、所定の軸力での締
付けを高精度に管理することが可能で、さらに部品点数
が少なく温度補償などの調整も非常に簡単になる荷重制
御座金を用いたボルト締付方法を提供することを目的と
する。
この発明はこのような目的を達成するため、所定の締付
荷重て塑性変形する荷重制御座金を用い、電動機による
締付量をデジタル演算装置により制御する方法において
、締付トルクが前記荷重制御座金の変形開始トルクより
小さい設定しきい値を越えたことを判別するしきい値判
別ステップと、前記締付トルクの増加率を所定値以下に
なつたことから前記座金の変形開始点を検出する変形開
始点検出ステップと、前記変形開始点から所定締付量を
締付けた時に締付停止信号を出力する停止判別ステップ
とを備え、前記締付停止信号により前記電動機を停止さ
せるように構成したものである。また、ボルト・ナット
のねじ山の変形があつて螺入が円滑に行なわれない場合
や、ボルトとナットが共まわりして締付けが進行しない
場合がある。
荷重て塑性変形する荷重制御座金を用い、電動機による
締付量をデジタル演算装置により制御する方法において
、締付トルクが前記荷重制御座金の変形開始トルクより
小さい設定しきい値を越えたことを判別するしきい値判
別ステップと、前記締付トルクの増加率を所定値以下に
なつたことから前記座金の変形開始点を検出する変形開
始点検出ステップと、前記変形開始点から所定締付量を
締付けた時に締付停止信号を出力する停止判別ステップ
とを備え、前記締付停止信号により前記電動機を停止さ
せるように構成したものである。また、ボルト・ナット
のねじ山の変形があつて螺入が円滑に行なわれない場合
や、ボルトとナットが共まわりして締付けが進行しない
場合がある。
この発明はこのような締付けに異常がある場合には速や
かにこの異常を検出し警報を発生するようにした荷重制
御座金を用いたボルト締付方法を提供することを第2の
目的とする。この発明はこの第2の目的達成のため、前
記各ステップの少なくとも一つのステップに設けられ、
そのステップの判別条件成立までの所要時間が設定時間
範囲外になつたことから異常を検出して警報を発生させ
ると共に締付停止信号を出力する異常検出ステップを付
加したものである。
かにこの異常を検出し警報を発生するようにした荷重制
御座金を用いたボルト締付方法を提供することを第2の
目的とする。この発明はこの第2の目的達成のため、前
記各ステップの少なくとも一つのステップに設けられ、
そのステップの判別条件成立までの所要時間が設定時間
範囲外になつたことから異常を検出して警報を発生させ
ると共に締付停止信号を出力する異常検出ステップを付
加したものである。
以下実施例に基づき、この発明を詳細に説明する。この
発明は変形開始点Aを検出するまでの動作(以下前半動
作という)と、変形開始点A後の所定締付量を検出する
動作(以下後半動作という)とに、それぞれ種々の方法
が可能であり、それら変形開始点A前後の動作方法が可
能であり、これら変形開始点A前後の動作方法を種々に
組合わせて実施例を構成することができる。このため以
下変形開始点Aを検出するまでの前半動作の実施例と、
変形開始点A後の後半動作の実施例とを分けて説明する
ことにする。第3図は本発明によるボルト締付装置の第
1実施例を示すブロック図、第4図と第5図はそれぞれ
この実施例装置による前半動作の実施例を示すフローチ
ャートである。
発明は変形開始点Aを検出するまでの動作(以下前半動
作という)と、変形開始点A後の所定締付量を検出する
動作(以下後半動作という)とに、それぞれ種々の方法
が可能であり、それら変形開始点A前後の動作方法が可
能であり、これら変形開始点A前後の動作方法を種々に
組合わせて実施例を構成することができる。このため以
下変形開始点Aを検出するまでの前半動作の実施例と、
変形開始点A後の後半動作の実施例とを分けて説明する
ことにする。第3図は本発明によるボルト締付装置の第
1実施例を示すブロック図、第4図と第5図はそれぞれ
この実施例装置による前半動作の実施例を示すフローチ
ャートである。
第3図において、符号1は交流電源であり、この電源1
の電力はスイッチ2、半導体スイッチ3、直流直巻電動
機4からなる閉回路へ供給される。
の電力はスイッチ2、半導体スイッチ3、直流直巻電動
機4からなる閉回路へ供給される。
5は電動機4の回転に伴ないボルト・ナットの締付回転
角Δθ毎に角度パルスP(Δθ)を出力する回転角検出
器、6は信号検出器であり、このトルク検出器6は電動
機4の締付反力を受けるノ部位に貼着されたストレイン
ゲージを備え、締付反力による歪みを電気信号に変換す
ることにより締付トルクを検出する。
角Δθ毎に角度パルスP(Δθ)を出力する回転角検出
器、6は信号検出器であり、このトルク検出器6は電動
機4の締付反力を受けるノ部位に貼着されたストレイン
ゲージを備え、締付反力による歪みを電気信号に変換す
ることにより締付トルクを検出する。
7はこの締付トルクを示す電気信号をデジタル信号Tに
変換するAD変換器である。
変換するAD変換器である。
8はデジタル演算装置であり、この演算装置8は第4,
5図に示すフローチャートに従い、所定の回転角を順次
行なう。
5図に示すフローチャートに従い、所定の回転角を順次
行なう。
9はこの演算装置8が所定の演算を行なうための演算プ
ログラムを記憶しているメモリ(ROM)、10はしき
い値Tth、ボルトに関するデータなど種々の設定値を
設定する入出力装置、また11は位相制御回路、2はゲ
ートパルス発生回路である。
ログラムを記憶しているメモリ(ROM)、10はしき
い値Tth、ボルトに関するデータなど種々の設定値を
設定する入出力装置、また11は位相制御回路、2はゲ
ートパルス発生回路である。
位相制御回路11は演算装置8が発生する締付停止信号
Sに基づき、ゲートパルス発生回路12がゲートパルス
Gを発生するのを停止させ、半導体スイッチ3を開始さ
せることによつて電動機4の電源を遮断する。13はス
イッチ2の閉成を検出して演算装置8に対して演算開始
信号を出力する電源電圧検出器である。
Sに基づき、ゲートパルス発生回路12がゲートパルス
Gを発生するのを停止させ、半導体スイッチ3を開始さ
せることによつて電動機4の電源を遮断する。13はス
イッチ2の閉成を検出して演算装置8に対して演算開始
信号を出力する電源電圧検出器である。
次に第4図に示す前半動作の実施例を説明する。
先づ入出力装置10により、ボルトの弾性域内で設定さ
れた締付トルクTのしきい値Tth、この弾性域内にお
ける締付トルクTの増加率ΔTの最大値ΔTO〜より十
分小さい所定値ΔTO、その他締付異常を検出するため
の種々の値が設定される。前記しきい値T.hは降服点
Aに対応する最終目標締付トルクT8より十分小さい値
である。スイッチ2が閉成されると、電源電圧検出器1
3はこのスイッチ2の閉成を検出して演算装置8へ演算
開始信号を送る。演算装置8はこの演算開始信号に基づ
きメモリ9からプログラムを順次読込み、第4図に示す
一連の演算の実行を開始する。先づこの演算装置8は位
相制御回路11へ締付動作開始信号を送り、ゲートパル
ス発生回路12から位相制御されたゲートパルスGを発
生させる。このため半導体スイッチ3はトリガパルスG
に同期した位相で点弧し、電動機4に駆動電流が流れ始
めて電動機4は回転し始める。ボルトが締付けられてゆ
くに従い、回転角検出器5は予め決められた所定回転角
Δ0毎に角度パルスP(Δ0)を出力する。またAD変
換器7は刻々と変化する締付トルクTをデジタル信号と
して出力し続ける。演算装置8は入出力装置10により
設定されたしきい値Tt,は読込む一方、デジタル化し
た締付トルクTを角度パルスP(Δθ)毎に読込み両者
を比較して(ステップ100)、締付トルクTがしきい
値Tthを越えるまで、順次新しい締付トルクTを読込
み、この比較動作を繰り返えす。
れた締付トルクTのしきい値Tth、この弾性域内にお
ける締付トルクTの増加率ΔTの最大値ΔTO〜より十
分小さい所定値ΔTO、その他締付異常を検出するため
の種々の値が設定される。前記しきい値T.hは降服点
Aに対応する最終目標締付トルクT8より十分小さい値
である。スイッチ2が閉成されると、電源電圧検出器1
3はこのスイッチ2の閉成を検出して演算装置8へ演算
開始信号を送る。演算装置8はこの演算開始信号に基づ
きメモリ9からプログラムを順次読込み、第4図に示す
一連の演算の実行を開始する。先づこの演算装置8は位
相制御回路11へ締付動作開始信号を送り、ゲートパル
ス発生回路12から位相制御されたゲートパルスGを発
生させる。このため半導体スイッチ3はトリガパルスG
に同期した位相で点弧し、電動機4に駆動電流が流れ始
めて電動機4は回転し始める。ボルトが締付けられてゆ
くに従い、回転角検出器5は予め決められた所定回転角
Δ0毎に角度パルスP(Δ0)を出力する。またAD変
換器7は刻々と変化する締付トルクTをデジタル信号と
して出力し続ける。演算装置8は入出力装置10により
設定されたしきい値Tt,は読込む一方、デジタル化し
た締付トルクTを角度パルスP(Δθ)毎に読込み両者
を比較して(ステップ100)、締付トルクTがしきい
値Tthを越えるまで、順次新しい締付トルクTを読込
み、この比較動作を繰り返えす。
一方演算装置8はクロックパルス発生器を内蔵し、締付
開始後の所要時間tを積算している。ステップ100の
条件成立までこの所要時間tが設定時間t1以上になる
と、そのことがステップ102で判別され、ボルトがナ
ットと共回りしているものとして警報を発し(ステップ
104)締付けを停止する。またステップ100の条件
成立まての所要時間T2が設定時間T2以下であれば、
そのことがステップ106で判別され、ねじ山の変形な
どによりボルトまたはナットがロックしているものとし
て警報を発し(ステップ104)、締付けを停止する。
すなわちステップ102,104,106は締付トルク
Tがしきい値Tthになるまでの所要時間tがT2くt
<t1の範囲外になつたことから異常を検出して警報を
発生させる一方、締付停止信号Sを位相制御回路11へ
送り半導体スイッチ3を開路させて電動機4の電源を遮
断する異常検出ステップとなつている。演算装置8は或
る回転角θ。
開始後の所要時間tを積算している。ステップ100の
条件成立までこの所要時間tが設定時間t1以上になる
と、そのことがステップ102で判別され、ボルトがナ
ットと共回りしているものとして警報を発し(ステップ
104)締付けを停止する。またステップ100の条件
成立まての所要時間T2が設定時間T2以下であれば、
そのことがステップ106で判別され、ねじ山の変形な
どによりボルトまたはナットがロックしているものとし
て警報を発し(ステップ104)、締付けを停止する。
すなわちステップ102,104,106は締付トルク
Tがしきい値Tthになるまでの所要時間tがT2くt
<t1の範囲外になつたことから異常を検出して警報を
発生させる一方、締付停止信号Sを位相制御回路11へ
送り半導体スイッチ3を開路させて電動機4の電源を遮
断する異常検出ステップとなつている。演算装置8は或
る回転角θ。
−1と所定回転角Δθ後の回転角θ。におけるそれぞれ
の締付トルクL−1,Tnを、内蔵するメモリ(RAM
)に記憶し、これら締付トルクL−1,Tnを回転角の
進行につれて順次書き換えている。演算装置8はこれら
所定回転角Δθ毎の締付トルクTn−1,Tnの差ΔL
を算出し(ステップ108)、この差ΔTnが予め記憶
された前記所定値ΔTO以下になるまでこの動作を繰り
返えす(変形開始点検出ステップ110)。このステッ
プ110の条件が成立するまでの所要時間tは、前記ス
テップ102,106と同様にステップ112,114
で設定値ぢ,T2″と比較され、締付異常の有無が判別
される。なお前記差ΔTnは回転角θに対する締付トル
クTの増加率でもあり、この差ΔTnがステップ110
の条件を満足し、たステップ112,114により締付
異常も検出されなければ、さらにこの時締付トルクTn
が予め記憶された設定値T,,T2の範囲内に入つてい
る否か判別し(ステップ116)、この範W1〜T2内
に入つていれば正常に締付けが進行しているものとして
後記する後半動作を行なう。次に第5図により他の前半
動作の実施例を説明する。
の締付トルクL−1,Tnを、内蔵するメモリ(RAM
)に記憶し、これら締付トルクL−1,Tnを回転角の
進行につれて順次書き換えている。演算装置8はこれら
所定回転角Δθ毎の締付トルクTn−1,Tnの差ΔL
を算出し(ステップ108)、この差ΔTnが予め記憶
された前記所定値ΔTO以下になるまでこの動作を繰り
返えす(変形開始点検出ステップ110)。このステッ
プ110の条件が成立するまでの所要時間tは、前記ス
テップ102,106と同様にステップ112,114
で設定値ぢ,T2″と比較され、締付異常の有無が判別
される。なお前記差ΔTnは回転角θに対する締付トル
クTの増加率でもあり、この差ΔTnがステップ110
の条件を満足し、たステップ112,114により締付
異常も検出されなければ、さらにこの時締付トルクTn
が予め記憶された設定値T,,T2の範囲内に入つてい
る否か判別し(ステップ116)、この範W1〜T2内
に入つていれば正常に締付けが進行しているものとして
後記する後半動作を行なう。次に第5図により他の前半
動作の実施例を説明する。
この実施例は弾性域内での締付トルクの最大増加率を記
憶し、増加率がこの最大増加率の所定割合以下になつた
ことから変形開始点Aを検出する。所定回転角Δθ間の
締付トルクの差ΔT。、すなわち増加率を算出し(ステ
ップ200)、この差ΔTnが増加中または一定中は(
ステップ202)、差ΔTnを最大増加率ΔT,.a.
として記憶し(ステップ204)、この最大増加率ΔT
..axは順次新しく求めた差ΔTnで入れ換えられる
。ステップ206,208は、前記ステップ102,1
06と同様な異常検出ステップである。この結果演算装
置8に内蔵されたメモリ(RAM)には第2図の最大傾
斜Mの傾きに対応する最大増加率ΔT..axが記憶さ
れる。ステップ202の条件が成立し差ΔTnが減少し
始めると、再び差ΔTrr.を新たに求め(ステップ2
10)この差ΔTmが最大値ΔT..aOと定数C(但
し0〈Cく1)との積らなる所定値C・ΔTmax以下
になるまで(変形開始点検出ステップ212)、これら
の各ステップ210,212を繰り返えす。なお、第5
図中、第4図と同一テツプには同一符号を付したので、
その説明は繰り返えさない。以上の第4,5図は実施例
は締付反力を求めるストレインゲージの出力をAD変換
器7でデジタル信号に変換することにより締付トルクT
を求めたが、この発明ては種々の方法て締付トルクTを
求めることが可能である。
憶し、増加率がこの最大増加率の所定割合以下になつた
ことから変形開始点Aを検出する。所定回転角Δθ間の
締付トルクの差ΔT。、すなわち増加率を算出し(ステ
ップ200)、この差ΔTnが増加中または一定中は(
ステップ202)、差ΔTnを最大増加率ΔT,.a.
として記憶し(ステップ204)、この最大増加率ΔT
..axは順次新しく求めた差ΔTnで入れ換えられる
。ステップ206,208は、前記ステップ102,1
06と同様な異常検出ステップである。この結果演算装
置8に内蔵されたメモリ(RAM)には第2図の最大傾
斜Mの傾きに対応する最大増加率ΔT..axが記憶さ
れる。ステップ202の条件が成立し差ΔTnが減少し
始めると、再び差ΔTrr.を新たに求め(ステップ2
10)この差ΔTmが最大値ΔT..aOと定数C(但
し0〈Cく1)との積らなる所定値C・ΔTmax以下
になるまで(変形開始点検出ステップ212)、これら
の各ステップ210,212を繰り返えす。なお、第5
図中、第4図と同一テツプには同一符号を付したので、
その説明は繰り返えさない。以上の第4,5図は実施例
は締付反力を求めるストレインゲージの出力をAD変換
器7でデジタル信号に変換することにより締付トルクT
を求めたが、この発明ては種々の方法て締付トルクTを
求めることが可能である。
第6図と第7図は他の実施例を示すブロック図とその前
半動作フローチャートである。
半動作フローチャートである。
この実施例は締付トルクTを電動機電流1Mと角速度に
基づき、電動機のトルク特性式から算出するように構成
したものてある。なお第7図では異常検出のための各ス
テップは省いてある。第6図において20は電動機4に
直列接続された電流検出用抵抗器、22はこの抵抗器2
0の両端電圧から電動機電流を検出してこれをデジタル
信号1。
基づき、電動機のトルク特性式から算出するように構成
したものてある。なお第7図では異常検出のための各ス
テップは省いてある。第6図において20は電動機4に
直列接続された電流検出用抵抗器、22はこの抵抗器2
0の両端電圧から電動機電流を検出してこれをデジタル
信号1。
に変換する仙変換器、24はこのデジタル信号1Dによ
り任意の回転角0nにおける締付トルクTnおよび角速
度ωを算出する第2のデジタル演算装置、26はこの第
2の演算装置の演算プログラムを記憶するメモリである
。この図においては前記第3図と同一部分には同一符号
を付したので、その説明は繰り返えさない。次にこの実
施例の動作を第7図に基づき説明する。
り任意の回転角0nにおける締付トルクTnおよび角速
度ωを算出する第2のデジタル演算装置、26はこの第
2の演算装置の演算プログラムを記憶するメモリである
。この図においては前記第3図と同一部分には同一符号
を付したので、その説明は繰り返えさない。次にこの実
施例の動作を第7図に基づき説明する。
スイッチ2の閉成により、演算装置8は位相制御回路1
1、ゲートパルス回路12を介して半導体スイッチ3を
点弧させ、電動機4を始動させる。AD変換器22は電
動機電流を示す抵抗器20の両端電圧を、交流電源1よ
り極めて短かい周期で量子化してデジタル信号1。とす
る。第2の演算装置24はこのデジタル信号1。を交流
電源1の半周期または1周期に亘り積分することにより
電流の実効値h=ΣIDを算出する一方、角度パルス(
Δθ)の時間間隔内に積算されるクロックパルス数Nの
逆数1/Nから角速度ωを算出する(ステップ300)
。この第2の演算装置24は、また連続する2つの角度
パルスP(ΔO)が出力される回転角θ。−1,θoに
おける角速度の差から、角加速度dω/tを算出する(
ステップ302)。一方、直流電動機てはその出力トル
クTはとなる。
1、ゲートパルス回路12を介して半導体スイッチ3を
点弧させ、電動機4を始動させる。AD変換器22は電
動機電流を示す抵抗器20の両端電圧を、交流電源1よ
り極めて短かい周期で量子化してデジタル信号1。とす
る。第2の演算装置24はこのデジタル信号1。を交流
電源1の半周期または1周期に亘り積分することにより
電流の実効値h=ΣIDを算出する一方、角度パルス(
Δθ)の時間間隔内に積算されるクロックパルス数Nの
逆数1/Nから角速度ωを算出する(ステップ300)
。この第2の演算装置24は、また連続する2つの角度
パルスP(ΔO)が出力される回転角θ。−1,θoに
おける角速度の差から、角加速度dω/tを算出する(
ステップ302)。一方、直流電動機てはその出力トル
クTはとなる。
ここにΦは磁束、kは定数てある。しかし電動機締付機
として実際に締付けに寄与するトルクTは、速度変動時
の慣性による影響(Jd哨舊)、および摩擦トルク(T
,)を考慮すると次式のようになる。
として実際に締付けに寄与するトルクTは、速度変動時
の慣性による影響(Jd哨舊)、および摩擦トルク(T
,)を考慮すると次式のようになる。
第2の演算装置24はこの(1)式の演算を行つて実際
の締付トルクTを算出する(ステップ304)。
の締付トルクTを算出する(ステップ304)。
演算装置8はこの第2の演算装置24が出力する締付ト
ルクTを角度パルスP(ΔO)に基づいて読込み、前記
第5図に示した実施例と同様の演算を行なう。
ルクTを角度パルスP(ΔO)に基づいて読込み、前記
第5図に示した実施例と同様の演算を行なう。
このように第7図の後半の動作は前記第5図と全く同一
であるから、同一ステップに同一符号を付しその説明は
繰り返えさない。この実施例は第6図に示すように回転
角0を回転角検出器5によつて求め、この回転角検出器
5が出力する角度パルスP(Δ0)間において積算され
るクロックパルス数Nにより速度ωを求めたものである
が、この角速度ωは第8,9図に示す実施例のように、
電動機電流Mと電動機電圧■Mとに基づき、電動機の速
度特性式から算出するように構成してもよい。第8図は
この実施例のブロック図、第9図はその前半動作を示す
フローチャートである。
であるから、同一ステップに同一符号を付しその説明は
繰り返えさない。この実施例は第6図に示すように回転
角0を回転角検出器5によつて求め、この回転角検出器
5が出力する角度パルスP(Δ0)間において積算され
るクロックパルス数Nにより速度ωを求めたものである
が、この角速度ωは第8,9図に示す実施例のように、
電動機電流Mと電動機電圧■Mとに基づき、電動機の速
度特性式から算出するように構成してもよい。第8図は
この実施例のブロック図、第9図はその前半動作を示す
フローチャートである。
第8図において30は電動機電圧をデジタル信号V。に
変換するAD変換器、32は第2のデジタル演算装置、
34はこの演算装置32の演算プログラムを記憶してい
るメモリである。この図においては、前記第3,6図と
同一部分に同一符号を付したのでその説明は繰り返えさ
ない。この実施例においてスイッチ2の閉成により電動
機4に電流が流れると、電動機電流と電圧がそれぞれA
D変換器22,30により、交流電源周期より極めて短
かい周期で量子化されたデジタル信号1D,VDに変換
される。
変換するAD変換器、32は第2のデジタル演算装置、
34はこの演算装置32の演算プログラムを記憶してい
るメモリである。この図においては、前記第3,6図と
同一部分に同一符号を付したのでその説明は繰り返えさ
ない。この実施例においてスイッチ2の閉成により電動
機4に電流が流れると、電動機電流と電圧がそれぞれA
D変換器22,30により、交流電源周期より極めて短
かい周期で量子化されたデジタル信号1D,VDに変換
される。
第2の演算装置32はこれらデジタル信号1DVDを順
次読込みこれらを交流電源の半周期または1周期に亘り
積分して実効値1M=ΣIDを算出する(第9図のステ
ップ400)。一般に直巻整流子電動機の角速度ωは次
の速度特性式により求められる。
次読込みこれらを交流電源の半周期または1周期に亘り
積分して実効値1M=ΣIDを算出する(第9図のステ
ップ400)。一般に直巻整流子電動機の角速度ωは次
の速度特性式により求められる。
ノ
ここにRは電機子抵抗、Φは磁界、Kは定数である。
磁界Φは一般には電流1Mの関数となるが、その変化特
性は予めメモリ34に記憶されているものとする。第2
の演算装置32は、前記油変換器22,30が出力する
電流しおよび電圧■9を順次読込んで(2)式の演算を
行ない角速度ωを算出する一方(ステップ402)、前
記(1)式の演算を行つて実際に締付けて寄与する締付
トルクTを算出する(ステップ404)。
性は予めメモリ34に記憶されているものとする。第2
の演算装置32は、前記油変換器22,30が出力する
電流しおよび電圧■9を順次読込んで(2)式の演算を
行ない角速度ωを算出する一方(ステップ402)、前
記(1)式の演算を行つて実際に締付けて寄与する締付
トルクTを算出する(ステップ404)。
第2の演算装置32はこの締付トルクTを電源の半周期
または1周期毎に出力する。演算装置8はこの第2の演
算装置32が出力するトルクTを所定の時間間隔で順次
読込み、前記各実施例と同様の動作を行なう。
または1周期毎に出力する。演算装置8はこの第2の演
算装置32が出力するトルクTを所定の時間間隔で順次
読込み、前記各実施例と同様の動作を行なう。
以上の第1〜9図に示した実施例では角速度ωが締付け
の進行につれて変化するものであるが、この発明は角速
度ωが一定となるように速度制御するものにも適用可能
である。
の進行につれて変化するものであるが、この発明は角速
度ωが一定となるように速度制御するものにも適用可能
である。
例えば電機子逆起電圧が角速度ωに比例することを利用
し、この逆起電圧の変化に応じて半導体スイッチ3の導
通角を制御することにより角速度ωを一定に制御するも
のがある。第10図はこのように速度ωを一定にした前
半動作のフローチャートである。
し、この逆起電圧の変化に応じて半導体スイッチ3の導
通角を制御することにより角速度ωを一定に制御するも
のがある。第10図はこのように速度ωを一定にした前
半動作のフローチャートである。
この実施例では電動機電圧を油変換器でデジタル信号V
Dとした後、これを交流電源の半周期または1周期に亘
つて積分することにより電圧の実効値VMを求め(ステ
ップ500)、前記(2)式の速度特性式により電動機
電流しを演算し(ステップ502)、さらにこの電充を
用いて前記(1)式により締付トルクTを算出する(ス
テップ504)、以下前記第9図に示す実施例と全く同
様の演算により締付けを行なう。第3〜5図に示した実
施例では、しきい値判別ステップ100と変形開始点判
別ステップ110,212の両方に、締付の異常を検出
するための異常検出ステップ102,106、および1
12,114を設けているので、異常検出が一層確実に
なるが、この発明ではステップ100または110,2
12のいずれか一方にこの異常検出ステップを設けても
よい。またこれら実施例では変形開始点Aの締付トルク
が所定範囲内か否かをステップ116で判別し、さらに
第5図の実施例では最大増加率ΔTxを検出する過程(
ステップ200,202,204)にも異常検出ステッ
プ206,208を設けたので、締付異常は一層確実に
検出でき、信頼性はさらに向上する。次に変形開始点A
以降の動作(後半動作)の実施例を説明する。
Dとした後、これを交流電源の半周期または1周期に亘
つて積分することにより電圧の実効値VMを求め(ステ
ップ500)、前記(2)式の速度特性式により電動機
電流しを演算し(ステップ502)、さらにこの電充を
用いて前記(1)式により締付トルクTを算出する(ス
テップ504)、以下前記第9図に示す実施例と全く同
様の演算により締付けを行なう。第3〜5図に示した実
施例では、しきい値判別ステップ100と変形開始点判
別ステップ110,212の両方に、締付の異常を検出
するための異常検出ステップ102,106、および1
12,114を設けているので、異常検出が一層確実に
なるが、この発明ではステップ100または110,2
12のいずれか一方にこの異常検出ステップを設けても
よい。またこれら実施例では変形開始点Aの締付トルク
が所定範囲内か否かをステップ116で判別し、さらに
第5図の実施例では最大増加率ΔTxを検出する過程(
ステップ200,202,204)にも異常検出ステッ
プ206,208を設けたので、締付異常は一層確実に
検出でき、信頼性はさらに向上する。次に変形開始点A
以降の動作(後半動作)の実施例を説明する。
第11図の実施例は変形開始点Aにおける時間tをTa
として記憶し(ステップ600)、この時間Taを起点
として起算した時間T.=t−Taが(ステップ602
)、予め記憶した時間Ts以上になつた時を変形終了点
Bと見なし(停止判別ステップ604)締付けを停止す
るものである。この第11図の実施例は演算装置8が内
蔵する一タイマを利用できるから構成が非常に簡単であ
るが、締付速度が変化する前記第3〜9図の前半動作の
実施例と組合わせた場合には変形終了点Bの検出が不正
確になり易い。
として記憶し(ステップ600)、この時間Taを起点
として起算した時間T.=t−Taが(ステップ602
)、予め記憶した時間Ts以上になつた時を変形終了点
Bと見なし(停止判別ステップ604)締付けを停止す
るものである。この第11図の実施例は演算装置8が内
蔵する一タイマを利用できるから構成が非常に簡単であ
るが、締付速度が変化する前記第3〜9図の前半動作の
実施例と組合わせた場合には変形終了点Bの検出が不正
確になり易い。
しかしトルク速度を一定にステップする第10図の実施
例と組合せる場一合は正確に変形終了点Bで締付を停止
でき好ましいものとなる。第12図の後半動作実施例は
、変形開始点Aの回転角θをθ1として記憶し(ステッ
プ650)、この回転角θ1を起点として起算した回転
角θ。
例と組合せる場一合は正確に変形終了点Bで締付を停止
でき好ましいものとなる。第12図の後半動作実施例は
、変形開始点Aの回転角θをθ1として記憶し(ステッ
プ650)、この回転角θ1を起点として起算した回転
角θ。
=0−08とその時の角速度ω。(第7図の実施例参照
)とを先づ初期値として記憶する(ステップ652)。
そして以下に説明する慣性補償を行なう)ステップ65
4)。すなわち、今摩擦を省略すれは、締付時の運動方
程式は次のようになる。
)とを先づ初期値として記憶する(ステップ652)。
そして以下に説明する慣性補償を行なう)ステップ65
4)。すなわち、今摩擦を省略すれは、締付時の運動方
程式は次のようになる。
ここにJは電動機の出力軸でみた慣性能率、0はボルト
の締付開始後の締付角、Eはボルトのばね定数、Tは電
動機のトルク、またtは時間を示す。
の締付開始後の締付角、Eはボルトのばね定数、Tは電
動機のトルク、またtは時間を示す。
電源の遮断後においてはTは零になるから、この時には
が成立する。
が成立する。
この式をt=oでO=00,dθ/Df=ωoという初
期条件の下て解けば 一 となる。
期条件の下て解けば 一 となる。
ここのβ2=E/J,φ=Tan−1(θoβ/ωo)
である。この(3)式より電源遮断後の締付角θの最大
値θ.〜はとなる。
である。この(3)式より電源遮断後の締付角θの最大
値θ.〜はとなる。
一方、ボルトの最大締付トルクT,.aOは締付角θの
最大値0maxにおけるものであるから次のようになる
。
最大値0maxにおけるものであるから次のようになる
。
ここで電源遮断直前における電動機の速度変動率が小さ
ければ、電源遮断直前の締付トルクT。
ければ、電源遮断直前の締付トルクT。
はとなるから、結局次のようになる。従つて電源遮断直
前の回転角θ。
前の回転角θ。
と角速度ω。が既知であれば慣性による増締量を含んだ
最終回転角θ8を(4)式により、また同様に締付トル
クT。と角速度ω。が既知てあれば最終締付トルクTe
を(5)式によりそれぞれ予測することができる。第1
2図の実施例は前記(4)式を用いて或る回転角0。で
電源を遮断した時の最終回転角θ8を予測し(ステップ
654)、この予測した最終回転角0。が予め記憶した
回転角θ8以上になつた時に締付けを停止するものであ
る(停止判別ステップ656)。なお、第11図と第1
2図でステップ606,608,610は前記第4,5
図の実施例と同様の異常検出のためのステップである。
最終回転角θ8を(4)式により、また同様に締付トル
クT。と角速度ω。が既知てあれば最終締付トルクTe
を(5)式によりそれぞれ予測することができる。第1
2図の実施例は前記(4)式を用いて或る回転角0。で
電源を遮断した時の最終回転角θ8を予測し(ステップ
654)、この予測した最終回転角0。が予め記憶した
回転角θ8以上になつた時に締付けを停止するものであ
る(停止判別ステップ656)。なお、第11図と第1
2図でステップ606,608,610は前記第4,5
図の実施例と同様の異常検出のためのステップである。
第13図の実施例は、前記第4図と類似の手順により締
付トルクTの増加率ΔT(ステップ700)が予め記憶
た設定値ΔTO″以上になつたことから変形終了点Bを
求めるものである(停止判別ステップ702)。
付トルクTの増加率ΔT(ステップ700)が予め記憶
た設定値ΔTO″以上になつたことから変形終了点Bを
求めるものである(停止判別ステップ702)。
第14図の実施例は、前記第5図と類似の手順により塑
性変形範囲A−B間の最少増加率ΔTmi。
性変形範囲A−B間の最少増加率ΔTmi。
を記憶し(ステップ750,752,754)、増加率
ΔTnが変形終了点B以後増加し始めた後の増加率ΔT
m(ステップ756)が所定値C・ΔTmin(但しC
〉1)となつた時に(停止判別ステップ758)締付停
止信号を出力して締付けを停止するものである。第15
図の実施例は、ます所定回転角Δθ内のクロックパルス
数Nの逆数から角速度ωを算出する(ステップ800)
。
ΔTnが変形終了点B以後増加し始めた後の増加率ΔT
m(ステップ756)が所定値C・ΔTmin(但しC
〉1)となつた時に(停止判別ステップ758)締付停
止信号を出力して締付けを停止するものである。第15
図の実施例は、ます所定回転角Δθ内のクロックパルス
数Nの逆数から角速度ωを算出する(ステップ800)
。
そして締付速度を一定に制御しない場合には、塑性変形
範囲A−B間では角速度ωが略一定になり、変形終了点
B以降に締付トルクが増加するに伴ない角速度ωが減少
していくことから変形終了点Bを検出する(停止判別ス
テップ802)ように構成したものである。以上の第1
1〜15図の後半動作の実施例は前記第3〜10図の前
半動作の実施例と適宜組合わせることにより、ボルトの
種類や締付条件の相違に対して最適な締付方法を構成す
ることができる。この発明は以上のように全ての演算を
デジタル信号処理により行なうので、アナログ信号によ
るものに比べて信号処理中の位相遅れや信号保持手段に
よる誤差が発生せず、締付精度が著しく向上する。
範囲A−B間では角速度ωが略一定になり、変形終了点
B以降に締付トルクが増加するに伴ない角速度ωが減少
していくことから変形終了点Bを検出する(停止判別ス
テップ802)ように構成したものである。以上の第1
1〜15図の後半動作の実施例は前記第3〜10図の前
半動作の実施例と適宜組合わせることにより、ボルトの
種類や締付条件の相違に対して最適な締付方法を構成す
ることができる。この発明は以上のように全ての演算を
デジタル信号処理により行なうので、アナログ信号によ
るものに比べて信号処理中の位相遅れや信号保持手段に
よる誤差が発生せず、締付精度が著しく向上する。
なお一般に締付途中の締付トルクは細かい変動を併うの
を避けられない。
を避けられない。
しかし本発明によれば電流やストレインゲーン等から検
出した締付トルクをデジタル化する際にこのトルクの変
動周期より十分に短かい周期で量子化してデジタル信号
に変え、このデジタル信号を適宜の時間幅で平均値にす
ることがプログラムの設定だけで容易に可能となる。こ
の結果本発明によれば締付トルクの変動を平均化して一
層正確な締付トルクの管理が可能になるという効果が得
られる。一方アナログ回路で本発明におけるような前半
動作および後半動作を行うとすると、それぞれの動作に
対応した別々の回路が必要になり、回路の構成が非常に
複雑になる。
出した締付トルクをデジタル化する際にこのトルクの変
動周期より十分に短かい周期で量子化してデジタル信号
に変え、このデジタル信号を適宜の時間幅で平均値にす
ることがプログラムの設定だけで容易に可能となる。こ
の結果本発明によれば締付トルクの変動を平均化して一
層正確な締付トルクの管理が可能になるという効果が得
られる。一方アナログ回路で本発明におけるような前半
動作および後半動作を行うとすると、それぞれの動作に
対応した別々の回路が必要になり、回路の構成が非常に
複雑になる。
また温度補償などの信頼性を高めようとすると非常に生
産性が悪くなり、非常に高価な装置となつてしまう。し
かし本発明によれば部品点数が少なくなり、プログラム
の設定により温度補償の対策にも非常に簡単に対応でき
る。このため生産性が向上し装置の信頼性を高めること
も可能になる。また、しきい値判別ステップ、変形開始
判別ステップまたは停止判別ステップにこれらの判別条
件成立までの所要時間から締付異常を検出する異常検出
ステップを設けた場合には、ボルトの共まわりやねじ山
の異常などを確実に検知できる。
産性が悪くなり、非常に高価な装置となつてしまう。し
かし本発明によれば部品点数が少なくなり、プログラム
の設定により温度補償の対策にも非常に簡単に対応でき
る。このため生産性が向上し装置の信頼性を高めること
も可能になる。また、しきい値判別ステップ、変形開始
判別ステップまたは停止判別ステップにこれらの判別条
件成立までの所要時間から締付異常を検出する異常検出
ステップを設けた場合には、ボルトの共まわりやねじ山
の異常などを確実に検知できる。
さらに、この発明はデジタル演算装置を用いているので
、プログラムを変更するだけで異常検出ステップを設け
ることができる。また種々の設定値やプログラムの変更
により、ボルトの種類や締付条件が変化しても柔軟に対
処でき、汎用性に富むという効果もある。
、プログラムを変更するだけで異常検出ステップを設け
ることができる。また種々の設定値やプログラムの変更
により、ボルトの種類や締付条件が変化しても柔軟に対
処でき、汎用性に富むという効果もある。
第1図は荷重制御座金の使用状態を示す図、第゛2図は
その締付特性図、第3,6,8図は本発明の種々の実施
例のブロック図、第4,5,7,9,10図は前半動作
の種々の実施例を示すフローチャート、また第11〜1
5図は後半動作の種々の実施例を示すフローチャートで
ある。 4・・・電動機、8・・・デジタル演算装置、54・・
・荷重制御座金、100・・化きい値判別ステップ、1
02,106,112,114,606,608・・・
異常検出ステップ、110,212・・・変形開始点検
出ステップ、604,656,702,75J8,80
2・・・停止判別ステップ。
その締付特性図、第3,6,8図は本発明の種々の実施
例のブロック図、第4,5,7,9,10図は前半動作
の種々の実施例を示すフローチャート、また第11〜1
5図は後半動作の種々の実施例を示すフローチャートで
ある。 4・・・電動機、8・・・デジタル演算装置、54・・
・荷重制御座金、100・・化きい値判別ステップ、1
02,106,112,114,606,608・・・
異常検出ステップ、110,212・・・変形開始点検
出ステップ、604,656,702,75J8,80
2・・・停止判別ステップ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定の締付荷重で塑性変形する荷重制御座金を用い
、電動機による締付量をデジタル演算装置により制御す
る方法において、締付トルクが前記荷重制御座金の変形
開始トルクより小さい設定しきい値を越えたことを判別
するしきい値判別ステップと、前記締付トルクの増加率
に基づいて前記座金の変形開始点を検出する変形開始点
検出ステップと、前記変形開始点から所定締付量を締付
けた時に締付停止信号を出力する停止判別ステップとを
備え、前記締付停止信号により前記電動機を停止させる
ことを特徴とする荷重制御座金を用いたボルト締付方法
。 2 締付トルクは電動機の電動機反力を計測するストレ
インゲージの出力をAD変換器でデジタル信号に変換す
ることにより求める特許請求の範囲第1項記載の荷重制
御座金を用いたボルト締付方法。 3 締付トルクは電動機電流と角速度とに基づき電動機
のトルク特性式から算出する特許請求の範囲第1項記載
の荷重制御座金を用いたボルト締付方法。 4 角速度は回転角検出器が所定回転角毎に出力する角
度パルス間において積算させるクロックパルス数により
求める特許請求の範囲第3項記載の荷重制御座金を用い
たボルト締付方法。 5 角速度は電動機電流と電動機電圧とに基づき電動機
の速度特性式から算出する特許請求の範囲第3項記載の
荷重制御座金を用いたボルト締付方法。 6 電動機は角速度が一定となるように位相制御され、
締付トルクは電動機電圧と、この電動機電圧と速度特性
式から算出した電動機電流とを用いてトルク特性式から
算出した特許請求の範囲第1項記載の荷重制御座金を用
いたボルト締付方法。 7 変形開始点検出ステップでは、締付トルクの増加率
が予め記憶した設定値以下になつたことから座金の変形
開始点を検出する特許請求の範囲第1項記載のボルト締
付方法。 8 変形開始点検出ステップでは、締付トルクの最大増
加率を記憶し、この最大増加率から予め設定された所定
の割合だけ締付トルクの増加率が減少したことから座金
の変形開始点を検出する特許請求の範囲第1項記載のボ
ルト締付方法。 9 停止判別ステップでは、変形開始点からの経過時間
から所定締付量を求める特許請求の範囲第1項記載の荷
重制御座金を用いたボルト締付方法。 10 停止判別ステップでは変形開始点からの締付回転
角から所定締付量を求める特許請求の範囲第1項記載の
荷重制御座金を用いたボルト締付方法。 11 停止判別ステップでは変形開始点からの締付トル
クの増加率を求め、この増加率が所定値以上になつたこ
とから所定締付量を検出する特許請求の範囲第1項記載
の荷重制御座金を用いたボルト締付方法。 12 停止判別ステップでは、変形開始点からの締付ト
ルクの最小増加率を記憶し、この最小増加率から予め設
定された所定の割合だけ締付トルクの増加率が増大した
ことから所定締付量を検出する特許請求の範囲第1項記
載のボルト締付方法。 13 停止判別ステップでは、変形開始点からの角速度
を算出し、この角速度が減少し始めたことから所定締付
量を検出する特許請求の範囲第1項記載の荷重制御座金
を用いたボルト締付方法。 14 所定の締付荷重で塑性変形する荷重制御座金を用
い、電動機による締付量をデジタル演算装置により制御
する方法において、締付トルクが前記荷重制御座金の変
形開始トルクより小さい設定しきい値を越えたことを判
別するしきい値判別ステップと、前記締付トルクの増加
率が所定値以下になつたことから前記座金の変形開始点
を検出する変形開始点検出ステップと、前記変形開始点
から所定締付量を締付けた時に締付停止信号を出力する
停止判別ステップと、前記各ステップの少なくとも一つ
のステップに設けられそのステップの判別条件成立まで
の所要時間が設定時間範囲になつたことから異常を検出
して警報を発生させると共に締付停止信号を出力する異
常検出ステップと、を有し、前記いずれかの締付停止信
号により電動機の電源を遮断することを特徴とする荷重
制御座金を用いたボルト締付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15280481A JPS6055272B2 (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 荷重制御座金を用いたボルト締付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15280481A JPS6055272B2 (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 荷重制御座金を用いたボルト締付方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5856772A JPS5856772A (ja) | 1983-04-04 |
| JPS6055272B2 true JPS6055272B2 (ja) | 1985-12-04 |
Family
ID=15548512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15280481A Expired JPS6055272B2 (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 荷重制御座金を用いたボルト締付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6055272B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6027670B1 (ja) * | 2015-09-28 | 2016-11-16 | ベクトリックス株式会社 | タッピンねじの締付軸力の決定方法及びその表示装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0641692B2 (ja) * | 1987-10-01 | 1994-06-01 | 東亜建設工業株式会社 | 水底面の覆砂装置 |
-
1981
- 1981-09-26 JP JP15280481A patent/JPS6055272B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6027670B1 (ja) * | 2015-09-28 | 2016-11-16 | ベクトリックス株式会社 | タッピンねじの締付軸力の決定方法及びその表示装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5856772A (ja) | 1983-04-04 |
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