JPS6070609A - 油浸ケ−ブル用絶縁材料 - Google Patents
油浸ケ−ブル用絶縁材料Info
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- JPS6070609A JPS6070609A JP17805983A JP17805983A JPS6070609A JP S6070609 A JPS6070609 A JP S6070609A JP 17805983 A JP17805983 A JP 17805983A JP 17805983 A JP17805983 A JP 17805983A JP S6070609 A JPS6070609 A JP S6070609A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、天然または合成の繊維を用いてなる電気絶縁
紙とポリプロピレンフィルムとを積層してなる油浸ケー
ブル用絶1−t 114料に関するものである。
紙とポリプロピレンフィルムとを積層してなる油浸ケー
ブル用絶1−t 114料に関するものである。
従来、油浸ケーブル用絶縁材料として二軸配向ポリプロ
ピレンフィルムの両面にセルローズ繊維紙、プラスチッ
ク合成紙、混抄紙など天然または合成の繊維を用いてな
る電気絶縁紙を貼り合わせたものが知られている(例え
ば特公昭54−10712号)。しかし、従来のこのよ
うな材料は、電気絶縁油(以下、単に油と略記すること
がある)に浸した時、材料が油で膨張して、特に厚さ方
向に増加してしまうという欠点があった。このような油
による膨潤が生ずる絶縁材料で油浸絶縁層を形成すると
、絶縁層は巻き締りを生じ、絶縁欠陥発生の原因となり
やすい。
ピレンフィルムの両面にセルローズ繊維紙、プラスチッ
ク合成紙、混抄紙など天然または合成の繊維を用いてな
る電気絶縁紙を貼り合わせたものが知られている(例え
ば特公昭54−10712号)。しかし、従来のこのよ
うな材料は、電気絶縁油(以下、単に油と略記すること
がある)に浸した時、材料が油で膨張して、特に厚さ方
向に増加してしまうという欠点があった。このような油
による膨潤が生ずる絶縁材料で油浸絶縁層を形成すると
、絶縁層は巻き締りを生じ、絶縁欠陥発生の原因となり
やすい。
本発明は前記従来の油浸による絶縁材料の膨張とそれに
伴う欠点を解消するために得られたものであって、その
目的とするところは、油膨潤の程度を極力小さくし、し
かも電気絶縁性に優れり油浸ケーブル用絶縁材料を提供
することにある。
伴う欠点を解消するために得られたものであって、その
目的とするところは、油膨潤の程度を極力小さくし、し
かも電気絶縁性に優れり油浸ケーブル用絶縁材料を提供
することにある。
すなわち本発明は、ポリプロピレンフィルムの少なくと
も片面に天然または合成繊維を用いてなる電気絶縁紙を
積層した絶縁材料において該ポリプロピレンフィルムの
極限粘度〔η〕が1.2〜1.7 dl/ gであり、
しかも重量平均分子量りと数平均分子量Mnとの比Mw
/Mnが6以上であることを特徴とするものt゛ある。
も片面に天然または合成繊維を用いてなる電気絶縁紙を
積層した絶縁材料において該ポリプロピレンフィルムの
極限粘度〔η〕が1.2〜1.7 dl/ gであり、
しかも重量平均分子量りと数平均分子量Mnとの比Mw
/Mnが6以上であることを特徴とするものt゛ある。
本発明におけるポリプロピレンフィルムの極限粘度〔η
〕は1.2〜1.7dl /g 、好ましくは1.3〜
1.6dl/gでなければならない。〔η〕の値が1.
2未満、好ましくは1.3未満の場合にはフィルムが脆
く、クランクが入り易く、電気絶縁材料として使用に耐
えない。また(η)の値が1.7を越える場合、好まし
くは1.6を越える場合には、油による膨張の程度が従
来のポリプロピレンより殆ど改良されず、大きな膨潤値
、即ち膨潤度にして3%以上の値を示すために好ましく
ない。
〕は1.2〜1.7dl /g 、好ましくは1.3〜
1.6dl/gでなければならない。〔η〕の値が1.
2未満、好ましくは1.3未満の場合にはフィルムが脆
く、クランクが入り易く、電気絶縁材料として使用に耐
えない。また(η)の値が1.7を越える場合、好まし
くは1.6を越える場合には、油による膨張の程度が従
来のポリプロピレンより殆ど改良されず、大きな膨潤値
、即ち膨潤度にして3%以上の値を示すために好ましく
ない。
更に重量平均分子量M%4と数平均分子量Mnとの比M
w/Mnは6以上、好ましくは7以上でなければならな
い。Mw/Mnの値が前記(tより小さくなると油によ
る膨潤の程度が大きくなり、絶縁性も低下するので好ま
しくない。また、!i!!膜時にフィルム破れが多発す
るのみならず厚みむらが大きくなる。
w/Mnは6以上、好ましくは7以上でなければならな
い。Mw/Mnの値が前記(tより小さくなると油によ
る膨潤の程度が大きくなり、絶縁性も低下するので好ま
しくない。また、!i!!膜時にフィルム破れが多発す
るのみならず厚みむらが大きくなる。
本発明のポリプロピレンフィルムの場合、アイソタクチ
ック度は93%以上、好ましくは96%以上であると油
による膨潤の程度が小さく好ましい。
ック度は93%以上、好ましくは96%以上であると油
による膨潤の程度が小さく好ましい。
ポリプロピレンフィルムの厚さは、10〜1000μm
の範囲にあるのが取扱上好ましい。また、本発明のポリ
プロピレンフィルムは、分子鎖が一軸あるいは二軸に配
向していることが好ましい。
の範囲にあるのが取扱上好ましい。また、本発明のポリ
プロピレンフィルムは、分子鎖が一軸あるいは二軸に配
向していることが好ましい。
一軸配向したポリプロピレンフィルムの場合、複屈折値
Δ11として0.028以上、好ましくは0.030以
上と高い値を有する一軸配向ポリプロピレンフィルムは
本発明のフィルムとして特に好ましい。
Δ11として0.028以上、好ましくは0.030以
上と高い値を有する一軸配向ポリプロピレンフィルムは
本発明のフィルムとして特に好ましい。
本発明におけるポリプロピレンフィルムに積層する電気
絶縁紙(以下、紙と云う)とは、JIS C2301〜
2308に定められているようなセルロースを主成分と
する天然繊維紙、あるいはセルロースの如き天然繊維と
プラスチックのフィブリルとを混抄した混抄紙・、あ゛
るいはプラスチックのフィブリルのみからなる合成紙の
いずれでも良いが、特に本発明に適したものは、セルロ
ースを主成分とする天然繊維紙である。
絶縁紙(以下、紙と云う)とは、JIS C2301〜
2308に定められているようなセルロースを主成分と
する天然繊維紙、あるいはセルロースの如き天然繊維と
プラスチックのフィブリルとを混抄した混抄紙・、あ゛
るいはプラスチックのフィブリルのみからなる合成紙の
いずれでも良いが、特に本発明に適したものは、セルロ
ースを主成分とする天然繊維紙である。
本発明におけるポリプロピレンフィルムと前記電気絶縁
紙との積層方法は特に限定されないが、本発明フィルム
に好ましい例を挙げれば、ウレタンポリエステルなどを
イソシアネートで架橋した熱硬化性の接着剤を用いる方
法、プロピレン共重合体などの熱可組成ポリマーを感熱
接着剤とする方法などがあり接着層の厚さとしては1〜
8μm、好ましくは2〜6μmの範囲のものが、接着力
、電気特性、油膨潤性などの点で好ましい。
紙との積層方法は特に限定されないが、本発明フィルム
に好ましい例を挙げれば、ウレタンポリエステルなどを
イソシアネートで架橋した熱硬化性の接着剤を用いる方
法、プロピレン共重合体などの熱可組成ポリマーを感熱
接着剤とする方法などがあり接着層の厚さとしては1〜
8μm、好ましくは2〜6μmの範囲のものが、接着力
、電気特性、油膨潤性などの点で好ましい。
次に本発明に係る絶縁材料の製造方法の1例について説
明する。
明する。
本発明に使用するポリプロピレン原料の製造方法は、特
に限定されないが、好ましい一例を挙げれば、公知の種
々の塩化マグネシウムに担持した四塩化チタン触媒と有
機アルミニウム化合物、およびエステル系化合物等の第
3成分からなる触媒系を用いて、プロピレン自身を溶媒
とする塊状重合法でプロピレンを重合し、次いでプロピ
レンなどの低沸点炭化水素でプロピレンに可溶の低立体
規則性のポリプロピレンを除去することによって得られ
る。勿論、このポリマーには必要に応じて公知の任意の
添加剤を含有させることができる。
に限定されないが、好ましい一例を挙げれば、公知の種
々の塩化マグネシウムに担持した四塩化チタン触媒と有
機アルミニウム化合物、およびエステル系化合物等の第
3成分からなる触媒系を用いて、プロピレン自身を溶媒
とする塊状重合法でプロピレンを重合し、次いでプロピ
レンなどの低沸点炭化水素でプロピレンに可溶の低立体
規則性のポリプロピレンを除去することによって得られ
る。勿論、このポリマーには必要に応じて公知の任意の
添加剤を含有させることができる。
前記ポリプロピレンポリマー原料をシート押出機に供給
し、溶融体を口金から吐出させ、冷却ドラム上にキャス
トする。このシートを常法に従い長手方向に120〜1
50℃で4〜8倍延伸し、更に軸方向に120〜170
℃で6〜12倍に延伸し必要に応じて100〜170℃
で2〜10秒間熱処理し、二軸延伸ポリプロピレンフィ
ルムを得る。 このようにして得られた二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルムの両面に1000〜6000 J /
rr?の電気エネルギー量でコロナ放電処理をし、こ
の表面に熱硬化型の接着剤、例えばポリエステル共重合
体とイソシアネートとの混合有機溶媒溶液を塗布し、6
0〜100℃の熱風を吹き付けて予備乾燥した後、この
両表面の上に電気絶縁紙を重ね合わせて加熱圧着し、紙
/二軸延伸ポリプロピレンフィルム/紙の3層積層体と
する。
し、溶融体を口金から吐出させ、冷却ドラム上にキャス
トする。このシートを常法に従い長手方向に120〜1
50℃で4〜8倍延伸し、更に軸方向に120〜170
℃で6〜12倍に延伸し必要に応じて100〜170℃
で2〜10秒間熱処理し、二軸延伸ポリプロピレンフィ
ルムを得る。 このようにして得られた二軸延伸ポリプ
ロピレンフィルムの両面に1000〜6000 J /
rr?の電気エネルギー量でコロナ放電処理をし、こ
の表面に熱硬化型の接着剤、例えばポリエステル共重合
体とイソシアネートとの混合有機溶媒溶液を塗布し、6
0〜100℃の熱風を吹き付けて予備乾燥した後、この
両表面の上に電気絶縁紙を重ね合わせて加熱圧着し、紙
/二軸延伸ポリプロピレンフィルム/紙の3層積層体と
する。
次に、これを30〜80℃の雰囲気中に10〜100時
間放置してエージングする事により本発明の絶縁材料を
得ることができる。
間放置してエージングする事により本発明の絶縁材料を
得ることができる。
本発明の絶縁材料は〔η〕で表される粘度平均分子量、
重量平均分子量Mw、及び数平均分子量Mnを特定化し
たポリプロピレンフィルムと、電気絶縁紙を積層した構
造を有するため、次のような作用効果を奏することがで
きる。
重量平均分子量Mw、及び数平均分子量Mnを特定化し
たポリプロピレンフィルムと、電気絶縁紙を積層した構
造を有するため、次のような作用効果を奏することがで
きる。
(1)油による膨潤が極めて小さい。
(2)油の流通性が優れている。
(3) 誘電率、誘電正接ともに小さく、絶縁破壊電圧
は極めて高い。
は極めて高い。
(4)絶縁材料の機械的性質が優れている。
(5)油への溶解分が少ないので、油を汚染する程度が
極めて小さい。
極めて小さい。
従って、本発明の油浸ケーブル用絶縁材料は油浸ケーブ
ル絶縁層用として極めて有用なものである。
ル絶縁層用として極めて有用なものである。
次に、本発明に用いる測定法を以下に纏めて示す。
+11 アイソ クチ・り。
試料のフィルムを約1CI11平方の大きさに切断し、
これをソックスレー抽出器に入れ、沸騰メチルアルコー
ルで6時間抽出する。抽出した試料を60℃で6時間真
空乾燥する。これから重量W (mg)の試料を取り、
これを再びソックスレー抽出器に入れて、沸Mi!N−
へブタンで6時間抽出する。次いで、この試料を取り出
し、アセトンで充分洗浄した後、60”Cで6時間真空
乾燥した後、重量を測定する。
これをソックスレー抽出器に入れ、沸騰メチルアルコー
ルで6時間抽出する。抽出した試料を60℃で6時間真
空乾燥する。これから重量W (mg)の試料を取り、
これを再びソックスレー抽出器に入れて、沸Mi!N−
へブタンで6時間抽出する。次いで、この試料を取り出
し、アセトンで充分洗浄した後、60”Cで6時間真空
乾燥した後、重量を測定する。
その重量をW“ (■)とすると、アイソタクチック度
は次式でめられる。
は次式でめられる。
アイソタクチック度(%) =100 XW“XW(2
) 複旦折 アツベの屈折計を用いて、フィルムの長手方向の屈折率
(Ny )及び幅方向の屈折率(Nx )を測定し、N
yとNxの差の絶対値を該フィルムの複屈折とする。な
お、測定時の光源は、ナトリウムD線を用い、マウント
液はサリチル酸メチルを用いる。
) 複旦折 アツベの屈折計を用いて、フィルムの長手方向の屈折率
(Ny )及び幅方向の屈折率(Nx )を測定し、N
yとNxの差の絶対値を該フィルムの複屈折とする。な
お、測定時の光源は、ナトリウムD線を用い、マウント
液はサリチル酸メチルを用いる。
(3133色 ′によるトゞ
100 am平方の試料を切り取り、120℃の恒温槽
にて20時間乾燥後、すぐにその厚さを測定し、D(μ
m)とする。
にて20時間乾燥後、すぐにその厚さを測定し、D(μ
m)とする。
この試料を100℃のドデシルベンゼン油中に浸して2
4時間放置後、取り出してすぐに試料の厚さを測定し、
これをD’ (μm)とする。膨潤度は次式でめられる
。
4時間放置後、取り出してすぐに試料の厚さを測定し、
これをD’ (μm)とする。膨潤度は次式でめられる
。
膨潤度(%) =100 x (D’ −D/D)(4
) −遁到り、二二で一二=4□、イ’71ど−ユlの
ン・ の ?積層材料を110℃のドデシルベンゼン
中に3日間浸漬した後、これを取り出してアセトンで充
分に洗浄した後、20’Cの室温に1日間放置する。こ
れを試料として紙とフィルムの間の接着(7) 剥離強
さを、JIS K 6854−1973記載のたわみ性
材料同志の1′型剥離試験の方法に準じて測定し、これ
を接着強度とする。
) −遁到り、二二で一二=4□、イ’71ど−ユlの
ン・ の ?積層材料を110℃のドデシルベンゼン
中に3日間浸漬した後、これを取り出してアセトンで充
分に洗浄した後、20’Cの室温に1日間放置する。こ
れを試料として紙とフィルムの間の接着(7) 剥離強
さを、JIS K 6854−1973記載のたわみ性
材料同志の1′型剥離試験の方法に準じて測定し、これ
を接着強度とする。
(5) −14\ Ml び’ XtJ、 X、−M。
の測定法は次の通りである。
装置ニゲル浸透クロマトグラフGP(、−150Cカラ
ム: 5hodex A 80 M溶媒二 〇−ジクロ
ルヘンセン (0,1%アイオノール添加) 流速: 1ml/分 温度:135℃ 試料濃度: 0.1 (i1t/νol )%濾過:0
.5μM焼結フィルター 注入量: Q、4 ml 検出器: 示差屈折率稜出器 分子校正:ポリスチレン基準 (6)極皿塾度」L〕は、^STMD1601にそって
測定したもので、135℃テトラリン中で測定する。単
位di/g。
ム: 5hodex A 80 M溶媒二 〇−ジクロ
ルヘンセン (0,1%アイオノール添加) 流速: 1ml/分 温度:135℃ 試料濃度: 0.1 (i1t/νol )%濾過:0
.5μM焼結フィルター 注入量: Q、4 ml 検出器: 示差屈折率稜出器 分子校正:ポリスチレン基準 (6)極皿塾度」L〕は、^STMD1601にそって
測定したもので、135℃テトラリン中で測定する。単
位di/g。
(7) −−BDV)はASTM D 149に従って
測定した(20℃)。
測定した(20℃)。
次に実施例、比較例にもとすいて本発明の詳細な説明す
る。
る。
〔実施例 1〕
極限粘度〔η) 1.5561/g、重量平均分子量M
wと数平均分子量Mnとの比Mw /Mn 8.1、ア
イソタクチックインデックス1196%のポリプロピレ
ンを210℃で溶融し、該溶融体を口金からシート状に
押し出し富法により40℃に冷却されたキャスティング
ドラム上にキャストし、冷却固化させた。
wと数平均分子量Mnとの比Mw /Mn 8.1、ア
イソタクチックインデックス1196%のポリプロピレ
ンを210℃で溶融し、該溶融体を口金からシート状に
押し出し富法により40℃に冷却されたキャスティング
ドラム上にキャストし、冷却固化させた。
該冷却固化シートを146°Cに加熱した後、長手方向
に6倍延伸し、つづいて160℃に加熱されたステンタ
ー内に送り込み、幅方向に10倍延伸し、更に165℃
で4秒間幅方向に5%のりラックスを許しながら熱処理
して、厚さ90μmの二軸配向ポリプロピレンフィルム
を作った。
に6倍延伸し、つづいて160℃に加熱されたステンタ
ー内に送り込み、幅方向に10倍延伸し、更に165℃
で4秒間幅方向に5%のりラックスを許しながら熱処理
して、厚さ90μmの二軸配向ポリプロピレンフィルム
を作った。
かくして得られたフィルムの〔η〕は1.50dl/g
、Mw /Mnは8.1.IIは96%、複屈折は0
.016であった。
、Mw /Mnは8.1.IIは96%、複屈折は0
.016であった。
このフィルムの両表面を、3600 J / trrの
電気エネルギー量でコロナ放電処理をした後、この両表
面に下記構成の接着剤溶液を塗布し、80℃の熱風で予
備乾燥した。
電気エネルギー量でコロナ放電処理をした後、この両表
面に下記構成の接着剤溶液を塗布し、80℃の熱風で予
備乾燥した。
飽和ポリエステル共重合体:15重量部テリレンジイソ
シアネー1−:3.5重量部メチルエチルケトン :
81.5重量部※ 酸成分として、テレフタル酸72モ
ル%、セバシン酸28モル%、ジオール成分として、エ
チレングリコール35モル%、ネオペンチルグリコール
65モル%からなる飽和ポリエステル共重合体、粘度′
平均分子量約18000次いで、この塗布面の上に、厚
さ25μ蒙、みかけ密度0.90g/cdの電気絶縁ク
ラフト紙を重ね合わせ、100℃に加熱されたプレスロ
ールで押圧して、紙10PPフィルム/紙の三層から成
るシートとし、これを40℃の部屋に5日間放置してエ
イジング処理をして、本発明の絶縁材料を作った。この
絶縁材料のドデシルベンゼン油による膨潤度を測定した
ところ、1.8%という極めて小さい値を示し、本桐料
が油膨潤性において優れていることがわかった。
シアネー1−:3.5重量部メチルエチルケトン :
81.5重量部※ 酸成分として、テレフタル酸72モ
ル%、セバシン酸28モル%、ジオール成分として、エ
チレングリコール35モル%、ネオペンチルグリコール
65モル%からなる飽和ポリエステル共重合体、粘度′
平均分子量約18000次いで、この塗布面の上に、厚
さ25μ蒙、みかけ密度0.90g/cdの電気絶縁ク
ラフト紙を重ね合わせ、100℃に加熱されたプレスロ
ールで押圧して、紙10PPフィルム/紙の三層から成
るシートとし、これを40℃の部屋に5日間放置してエ
イジング処理をして、本発明の絶縁材料を作った。この
絶縁材料のドデシルベンゼン油による膨潤度を測定した
ところ、1.8%という極めて小さい値を示し、本桐料
が油膨潤性において優れていることがわかった。
更に本実施例の絶縁材料の緒特性は次の通りである。
誘電率ε’ : 2.7
janδ : 0.07%
(ドデシルベンゼン油中、温度40℃、周波数50Hz
> 前記ε’、janδ値は1年後も全く変らず安定した1
直を示した。
> 前記ε’、janδ値は1年後も全く変らず安定した1
直を示した。
油流通性 : 良好
長手方向の破断強度: 30KB/ 15mm1lJ長
手方向の破斯伸び :130% (温度25℃、引張速度1m/分) 〔比較例 1〕 市販の(η〕2.0のポリプロピレンペレット(Mtl
I/Mn =4.8 )を280℃でシート状に溶融押
出成形し、これを40℃の冷却ドラムに巻きつけて冷却
固化させて、未延伸シートを作った。
手方向の破斯伸び :130% (温度25℃、引張速度1m/分) 〔比較例 1〕 市販の(η〕2.0のポリプロピレンペレット(Mtl
I/Mn =4.8 )を280℃でシート状に溶融押
出成形し、これを40℃の冷却ドラムに巻きつけて冷却
固化させて、未延伸シートを作った。
このシートを145℃に加熱した後、赤外線ヒータで局
部的に加熱しつつ、長手方向に4.5倍延伸し、直ちに
20℃の冷却ロールに接触させて冷却した。このシート
をステンター内出し機へ送り込み、160℃に加熱しつ
つ、幅方向に1O65倍延伸し、次いで、緊張状態のま
\165℃の熱風を4秒間あてて熱固定し、次いで幅方
向に6%の弛緩を許容しつつ、同じ温度で熱処理し、更
に同温度で3秒間の緊張熱固定した後、徐冷して、厚さ
90μmの二軸配向ポリプロピレン叶Pフィルムを作っ
た。
部的に加熱しつつ、長手方向に4.5倍延伸し、直ちに
20℃の冷却ロールに接触させて冷却した。このシート
をステンター内出し機へ送り込み、160℃に加熱しつ
つ、幅方向に1O65倍延伸し、次いで、緊張状態のま
\165℃の熱風を4秒間あてて熱固定し、次いで幅方
向に6%の弛緩を許容しつつ、同じ温度で熱処理し、更
に同温度で3秒間の緊張熱固定した後、徐冷して、厚さ
90μmの二軸配向ポリプロピレン叶Pフィルムを作っ
た。
かくして得られたOPPフィルムのアイソタクチック度
は97%、〔η) =1.92dl/g 、 M貨/M
n−4,2、複屈折は0.017であった。
は97%、〔η) =1.92dl/g 、 M貨/M
n−4,2、複屈折は0.017であった。
このOPPフィルムの両表面に実施例1と全く同様にし
て厚さ25μmの電気絶縁クラフト紙をラミネートして
絶縁材料を作った。この材料のドデシルベンゼン油によ
る膨潤度は5.8%という大きな値を示すため、油浸ケ
ーブル用の絶縁材料としては適当でないことが判る。
て厚さ25μmの電気絶縁クラフト紙をラミネートして
絶縁材料を作った。この材料のドデシルベンゼン油によ
る膨潤度は5.8%という大きな値を示すため、油浸ケ
ーブル用の絶縁材料としては適当でないことが判る。
〔実施例 2〕
実施例1で得た本発明品及び比較例1の材料を用いて6
6 ’KV級のケーブル(絶縁厚7龍)を作成し、油浸
状態で100°Cの加熱(8時間)を行なった後、ケー
ブル外径の20倍径で2往復ベンドテストを行ない、電
気破壊試験を行なったところ表1の結果を得た。
6 ’KV級のケーブル(絶縁厚7龍)を作成し、油浸
状態で100°Cの加熱(8時間)を行なった後、ケー
ブル外径の20倍径で2往復ベンドテストを行ない、電
気破壊試験を行なったところ表1の結果を得た。
表 1
電気破壊試験の後、ケーブルを解体したところ比較品で
は絶縁体にしわ(フリーズ)が多数発生していた。これ
は絶縁体が膨潤を起し、ケーブルコアが非常に固くなり
、テープ間両面圧が著しく上昇したためベンド時にテー
プが滑らず、しわが発生し、これが絶縁特性を低下させ
たものと考えられる。一方、本発明品では膨潤が小さく
、このような現象は見られなかった。
は絶縁体にしわ(フリーズ)が多数発生していた。これ
は絶縁体が膨潤を起し、ケーブルコアが非常に固くなり
、テープ間両面圧が著しく上昇したためベンド時にテー
プが滑らず、しわが発生し、これが絶縁特性を低下させ
たものと考えられる。一方、本発明品では膨潤が小さく
、このような現象は見られなかった。
〔比較例2〜4〕
〔η〕及びMw/Mnの異なった原料を準備し、比較例
1に示した製膜方式と全く同様にして厚さ90μmの二
軸配向ポリプロピレンOPPフィルムを作った。このフ
ィルムの〔η) 、Mw / M n及びアイソタクチ
ック度(I I)と、電気絶縁油による膨潤度、絶縁破
壊電圧(BDV ’)を測定して、表2に一覧して示し
た。
1に示した製膜方式と全く同様にして厚さ90μmの二
軸配向ポリプロピレンOPPフィルムを作った。このフ
ィルムの〔η) 、Mw / M n及びアイソタクチ
ック度(I I)と、電気絶縁油による膨潤度、絶縁破
壊電圧(BDV ’)を測定して、表2に一覧して示し
た。
(以下、余白)
表 2
以上のように〔η〕が1.2未満であるとフィルム破れ
が多発して、安定した厚み精度のよい二軸延伸フィルム
を得ることができなかった。
が多発して、安定した厚み精度のよい二軸延伸フィルム
を得ることができなかった。
逆に〔η〕が1.7を越えると、電気絶縁油による膨潤
度が3%を越え、フィルムが油で膨潤してしまい、ケー
ブル用絶縁祠料に使った場合、絶縁層の巻締りを生じ、
絶縁欠陥になり易いばかりか、ケーブルを曲げた時に絶
縁層間の滑りがなく、、ta械的なりランクが発生し、
絶縁欠陥となる。また、〔η〕の値がたとえ1.2〜1
.7の範囲にあってもMw/Mnの値が6未満であ仝と
、膨潤度が大きいのみならず、絶縁破壊電圧BVDが低
くなり、絶縁欠陥となる。
度が3%を越え、フィルムが油で膨潤してしまい、ケー
ブル用絶縁祠料に使った場合、絶縁層の巻締りを生じ、
絶縁欠陥になり易いばかりか、ケーブルを曲げた時に絶
縁層間の滑りがなく、、ta械的なりランクが発生し、
絶縁欠陥となる。また、〔η〕の値がたとえ1.2〜1
.7の範囲にあってもMw/Mnの値が6未満であ仝と
、膨潤度が大きいのみならず、絶縁破壊電圧BVDが低
くなり、絶縁欠陥となる。
このように、油浸ケーブル用絶縁材料として好ましいも
のは、〔η〕が1.2〜1.7 、Mw/ M nが6
以上のポリプロピレンのフィルムであることが判る。
のは、〔η〕が1.2〜1.7 、Mw/ M nが6
以上のポリプロピレンのフィルムであることが判る。
代理人 弁理士 小 川 信 −
弁理士 野 口 賢 照
弁理士斎下和彦
第1頁の続き
0発 明 者 −柳 直 隆 市原市八幡海岸所内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ポリプロピレンフィルムの少なくとも片面に天然または
合成繊維を用いてなる電気絶縁紙を積層した絶縁材料に
おいて、゛該ポリプロピレンフィルムの極限粘度〔η〕
が1.2〜1.7 dl/ gであり、しかも重量平均
分子量Mwと数平均分子量Mnとの比M W / M
nが6以上であることを特徴とする油浸ケーブル用絶縁
材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17805983A JPS6070609A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 油浸ケ−ブル用絶縁材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17805983A JPS6070609A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 油浸ケ−ブル用絶縁材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6070609A true JPS6070609A (ja) | 1985-04-22 |
| JPS6146925B2 JPS6146925B2 (ja) | 1986-10-16 |
Family
ID=16041883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17805983A Granted JPS6070609A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 油浸ケ−ブル用絶縁材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6070609A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5865709A (ja) * | 1981-10-14 | 1983-04-19 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ポリプロピレン組成物及びその製造法 |
| JPS58102418A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-18 | 東レ株式会社 | 油浸電気絶縁用積層フイルム |
| JPS58161211A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-24 | 日本石油化学株式会社 | 電力線被覆絶縁材の製造方法 |
-
1983
- 1983-09-28 JP JP17805983A patent/JPS6070609A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5865709A (ja) * | 1981-10-14 | 1983-04-19 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ポリプロピレン組成物及びその製造法 |
| JPS58102418A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-18 | 東レ株式会社 | 油浸電気絶縁用積層フイルム |
| JPS58161211A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-24 | 日本石油化学株式会社 | 電力線被覆絶縁材の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6146925B2 (ja) | 1986-10-16 |
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