JPS61152814A - ポリエステル斑糸及びその製造方法 - Google Patents
ポリエステル斑糸及びその製造方法Info
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- JPS61152814A JPS61152814A JP27063384A JP27063384A JPS61152814A JP S61152814 A JPS61152814 A JP S61152814A JP 27063384 A JP27063384 A JP 27063384A JP 27063384 A JP27063384 A JP 27063384A JP S61152814 A JPS61152814 A JP S61152814A
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- polyester
- stretching
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明はポリエステル斑糸の良好に関するものである。
〈従来技術〉
従来よりポリエステル未延伸糸を不完全に延伸するとき
斑糸が得られることは知られている。
斑糸が得られることは知られている。
(特公昭51−7207号公報、特開昭58−7071
1号公報等)。この斑糸は当然斑を強調するほど風合な
どの特徴が強く出る訳であるが、この斑を強調すると低
配向の未延伸部分が残って取扱性や機能性が低下すると
いうジレンマがある。その為、特徴の良く出た製品はど
うしても機能面で劣り、11能性で問題のない製品は今
一つ特徴が少いというのがこの糸を使った商品の現状で
ある。
1号公報等)。この斑糸は当然斑を強調するほど風合な
どの特徴が強く出る訳であるが、この斑を強調すると低
配向の未延伸部分が残って取扱性や機能性が低下すると
いうジレンマがある。その為、特徴の良く出た製品はど
うしても機能面で劣り、11能性で問題のない製品は今
一つ特徴が少いというのがこの糸を使った商品の現状で
ある。
勿論、前掲の特公昭51−7207号公報では、斑糸の
機能性の改善という考え方は開示されているが未だ満足
なものとは言い難い。具体的には該公報には伸度が35
〜70%で全体としてデニール斑のない斑糸が示されて
いるが、この程度の糸条の場合、−次降伏強度が高々1
.0g/de、沸水収縮率にして15%以上を示し取扱
い性、機能性の面で、昨今のより^品質化というニーズ
に対応しきっていないのが現状である。
機能性の改善という考え方は開示されているが未だ満足
なものとは言い難い。具体的には該公報には伸度が35
〜70%で全体としてデニール斑のない斑糸が示されて
いるが、この程度の糸条の場合、−次降伏強度が高々1
.0g/de、沸水収縮率にして15%以上を示し取扱
い性、機能性の面で、昨今のより^品質化というニーズ
に対応しきっていないのが現状である。
〈発明の目的〉
本発明の目的は、上述の欠点を克服し、力学的特性、取
扱い性がより改善された、ポリエステル斑糸を提供する
ことにある。
扱い性がより改善された、ポリエステル斑糸を提供する
ことにある。
〈発明の構成〉
本発明者等は上記目的を達成せんとして、種々、検討し
た結果、驚くべきことに、ポリエステル斑糸において、
その斑(太デニール部分)が特殊な分散状態にあり、し
かも該状態で、斑と斑との周期に関してスペクトログラ
フ上で、成る条件を満足するとき、該斑糸の一次降伏強
度、伸度が著しく改善されることを究明した。
た結果、驚くべきことに、ポリエステル斑糸において、
その斑(太デニール部分)が特殊な分散状態にあり、し
かも該状態で、斑と斑との周期に関してスペクトログラ
フ上で、成る条件を満足するとき、該斑糸の一次降伏強
度、伸度が著しく改善されることを究明した。
かくして、本発明によれば
(1) 長さ方向に太綱があり、且つ太綱比が2.0
以上の単繊維を含むマルチフィラメント糸条であって、
糸条としては、ノーマルテストで得られスペクトログラ
フ上の周期50aRでの値(P50)が最大値(Pia
x)の1/2以下であり、これにより1.2g/deの
一次降伏強度、33%以下の破断伸度を有することを特
徴とするポリエステル斑糸及び(2) 紡糸速度20
00m/sin以下で防止された複屈折率13X10−
3以下、付則付着量(OPtJ) 0.7%以下の低
紡速ポリエステル未延伸を、予め0.2g/d以上1.
Og/d以下の張力下にしごいた後、これをその自然延
伸比以下の倍率で且つ延伸中に集中的応力や集中加熱を
施すことなく全体にガラス転移点温度+55℃以上の温
度で加熱しつつ斑延伸してから捲取ることを特徴とする
ポリエステル斑糸の製造方法 が提供される。
以上の単繊維を含むマルチフィラメント糸条であって、
糸条としては、ノーマルテストで得られスペクトログラ
フ上の周期50aRでの値(P50)が最大値(Pia
x)の1/2以下であり、これにより1.2g/deの
一次降伏強度、33%以下の破断伸度を有することを特
徴とするポリエステル斑糸及び(2) 紡糸速度20
00m/sin以下で防止された複屈折率13X10−
3以下、付則付着量(OPtJ) 0.7%以下の低
紡速ポリエステル未延伸を、予め0.2g/d以上1.
Og/d以下の張力下にしごいた後、これをその自然延
伸比以下の倍率で且つ延伸中に集中的応力や集中加熱を
施すことなく全体にガラス転移点温度+55℃以上の温
度で加熱しつつ斑延伸してから捲取ることを特徴とする
ポリエステル斑糸の製造方法 が提供される。
本発明で言う、スペクトログラフとはスイスのツエルベ
ーガ社で開発されたウスタースペクトログラフのことを
意味し、測定条件は、(イ)ノーマルテスト、(○)チ
ャートの送り速度8 m/a+in 、 (/Qチャー
トレンジ25%とする。
ーガ社で開発されたウスタースペクトログラフのことを
意味し、測定条件は、(イ)ノーマルテスト、(○)チ
ャートの送り速度8 m/a+in 、 (/Qチャー
トレンジ25%とする。
このウスタースペクトログラフは通常の斑試験機と平行
して斑内容の迅速な分析を行い得るものであり、特に斑
のピッチを知るのに有用なものとされ、その詳細は「む
らの理論と実際」 (繊維機械学会発行)第255頁〜
第372頁に詳述されている。
して斑内容の迅速な分析を行い得るものであり、特に斑
のピッチを知るのに有用なものとされ、その詳細は「む
らの理論と実際」 (繊維機械学会発行)第255頁〜
第372頁に詳述されている。
説明を具体的にするため、従来の斑糸及び本発明の斑糸
のスペクトログラフの例を第1〜4図に示す。ここで第
1図は特公昭51−7207号公報実施例1を追試して
得た斑糸のチャート、第2図は特開昭58−70711
号公報の実施例を追試して得た斑糸のチャート、第3図
は後記する、本願実施例1によって得られた斑糸のチャ
ート第4図は本願実施例2によって得られた斑糸のチャ
ートである。
のスペクトログラフの例を第1〜4図に示す。ここで第
1図は特公昭51−7207号公報実施例1を追試して
得た斑糸のチャート、第2図は特開昭58−70711
号公報の実施例を追試して得た斑糸のチャート、第3図
は後記する、本願実施例1によって得られた斑糸のチャ
ート第4図は本願実施例2によって得られた斑糸のチャ
ートである。
第1〜2図(従来)と第3〜4図(本発明)とを比較す
るとき、本発明で定義するP 50/ P 1llax
において両者には特徴的とも言える顕著な差異がある。
るとき、本発明で定義するP 50/ P 1llax
において両者には特徴的とも言える顕著な差異がある。
つまり前者においてはP 50/ P waxが1/2
を越え(第1図・・・0.81 、第2図・・・0.6
0 )後者では明らかに1/2以下(第3図・・・0,
27 、第4図・・・0.24 )にあり、この差異が
斑糸の取扱い性、力学特性に大きな影響を及ぼすことが
判明したのである。この理由としては未だ完全に明らか
にされていないが第1〜2図の場合(P 50/ P
max>1/2)、環部分(太い部分)の周期長いもの
が混在しているのに対し、第3〜4図(P 50/pm
ax > 1/2 ) 、環部分〈太い部分)の周期
の長いものが混在しているのに対し、第3〜4図(P
50/ P wax≦ 1/2)の場合鼻部分が特に長
周期をあまり含まない状態でより均一に分散し −でい
ることに因るものと推察される。
を越え(第1図・・・0.81 、第2図・・・0.6
0 )後者では明らかに1/2以下(第3図・・・0,
27 、第4図・・・0.24 )にあり、この差異が
斑糸の取扱い性、力学特性に大きな影響を及ぼすことが
判明したのである。この理由としては未だ完全に明らか
にされていないが第1〜2図の場合(P 50/ P
max>1/2)、環部分(太い部分)の周期長いもの
が混在しているのに対し、第3〜4図(P 50/pm
ax > 1/2 ) 、環部分〈太い部分)の周期
の長いものが混在しているのに対し、第3〜4図(P
50/ P wax≦ 1/2)の場合鼻部分が特に長
周期をあまり含まない状態でより均一に分散し −でい
ることに因るものと推察される。
因みに第1〜4図の斑糸の荷押曲線を夫々第5〜8図に
示すが、これらより各物性をまとめたものが次表である
。
示すが、これらより各物性をまとめたものが次表である
。
第1表
(以下余白)
上記の表からも明らかなように、斑糸のP50/P 1
llaxの値を低くすることにより、大きな太綱斑を有
するにもかかわらす斑糸の伸度、−次降伏強度、BWS
を著しく改善されるということはこれまでにない新しい
知見であり、同時に該値が1/2で伸度33%、−次降
伏強度にして1.2g/deの斑糸となることも判明し
た。
llaxの値を低くすることにより、大きな太綱斑を有
するにもかかわらす斑糸の伸度、−次降伏強度、BWS
を著しく改善されるということはこれまでにない新しい
知見であり、同時に該値が1/2で伸度33%、−次降
伏強度にして1.2g/deの斑糸となることも判明し
た。
このようなポリエステル斑糸は、ポリエステル未(半)
延伸糸を延伸するに当って、分散延伸つまり延伸点を糸
条全体に集束させない(個々の単繊維毎に単独行動させ
る)延伸態様を採用することによって得ることができる
。具体的には(D 糸条に集中応力を加えない ■ 糸条を集中的に加熱しない (至)繊維間の摩擦を低下させる (C) −i 油剤付着量を低くする(C) −2開
繊させる (へ) 単si物性を異らせる より具体的に述べると、低速紡糸された、低配向ポリエ
ステル未延伸糸を、斑が十分発生する低倍率で且つ従来
よりも大幅に斑分散させながら低倍率延伸する必要があ
る。例えば、紡糸速度としては高々2000m / W
in 、好ましくは1500m/a+i口以下が良く、
その配向度も複屈折率で13X10−3以下、好ましく
は10×10″3以下にすると十分な太綱比が得られる
。また、紡糸中に付与する。、p、u。
延伸糸を延伸するに当って、分散延伸つまり延伸点を糸
条全体に集束させない(個々の単繊維毎に単独行動させ
る)延伸態様を採用することによって得ることができる
。具体的には(D 糸条に集中応力を加えない ■ 糸条を集中的に加熱しない (至)繊維間の摩擦を低下させる (C) −i 油剤付着量を低くする(C) −2開
繊させる (へ) 単si物性を異らせる より具体的に述べると、低速紡糸された、低配向ポリエ
ステル未延伸糸を、斑が十分発生する低倍率で且つ従来
よりも大幅に斑分散させながら低倍率延伸する必要があ
る。例えば、紡糸速度としては高々2000m / W
in 、好ましくは1500m/a+i口以下が良く、
その配向度も複屈折率で13X10−3以下、好ましく
は10×10″3以下にすると十分な太綱比が得られる
。また、紡糸中に付与する。、p、u。
は0.7%以下にするのが良く、更に出来れば単繊維間
のデニールや断面形状を異ならせるのが望ましい。その
際紡糸中の冷却風効果を異らせる事も効果的である。ま
た延伸に先立ってこれを十分にしごくのも有用である。
のデニールや断面形状を異ならせるのが望ましい。その
際紡糸中の冷却風効果を異らせる事も効果的である。ま
た延伸に先立ってこれを十分にしごくのも有用である。
しごく張力は少くとも供給原糸の0.2g/d以上必要
であるが、あまり強いとこの部分で延伸され、その延伸
も斑延伸となり、しかも分散性の悪い斑点状の斑がここ
で予め付与されてしまってこれがRm迄残るので、この
様な事態は絶対に避け、ここでは延伸は行なわずしごく
ことのみが肝要である。その為にはその張力を1.0g
/d以下にすると良い。また、延伸に際しては、極力集
中応力や集中加熱を避け、延伸点が揃う事を排除しなけ
ればならない。例えば延伸中はビンやその他急激な屈曲
は出来れば与えない方が良く、狭い範囲での集中的部分
加熱も好ましくない。加熱は出来るだけフラットな状態
で延伸中の糸を長い範囲に渡り、全体的に加熱するのが
良く、その温度はその原糸のガラス転移点温度+55℃
以上にするのが良い。この温度が低いと、延伸中の長い
範囲に渡ってネック点が散らばるという分散効果が少く
なる。もし原糸を予め予熱する場合でも、予熱温度はこ
の温度を絶対に越えてはいけない。つまり延伸点がそこ
に集中するからである。原糸の予熱は延伸ラップを防止
し延伸性を上げるに有効であるが、斑発生の面では好ま
しくないので、予熱は行なうとしてもあまり高くない方
が良い。延伸倍率としては原糸の自然延伸比以下で延伸
する事により低延伸倍率を十分残す必要がある。そうす
る事により前述の原糸の低配向性と相俟って太い斑部分
が形成される。せっかく、分散性を良くして機能性を上
げてもこの炎効果が十分でなければ意味が無く、その為
には2.0倍以上の太綱比(デニールを有する太II維
部分、更に望ましくは3.0倍以上の太繊維部分を含ん
でいなければならない。この用にして出来た斑糸は、更
にこれに強い絡みを加えると、低配向部分と高配向部分
がからまって一層その補完関係が増強される。但し、こ
の様な効果は通常糸に抱合性を与える様な程度の交絡度
では不十分であり、少くともm当り40ケ以上の交絡、
出来れば60ケ以上の交絡を与える事が望ましい。
であるが、あまり強いとこの部分で延伸され、その延伸
も斑延伸となり、しかも分散性の悪い斑点状の斑がここ
で予め付与されてしまってこれがRm迄残るので、この
様な事態は絶対に避け、ここでは延伸は行なわずしごく
ことのみが肝要である。その為にはその張力を1.0g
/d以下にすると良い。また、延伸に際しては、極力集
中応力や集中加熱を避け、延伸点が揃う事を排除しなけ
ればならない。例えば延伸中はビンやその他急激な屈曲
は出来れば与えない方が良く、狭い範囲での集中的部分
加熱も好ましくない。加熱は出来るだけフラットな状態
で延伸中の糸を長い範囲に渡り、全体的に加熱するのが
良く、その温度はその原糸のガラス転移点温度+55℃
以上にするのが良い。この温度が低いと、延伸中の長い
範囲に渡ってネック点が散らばるという分散効果が少く
なる。もし原糸を予め予熱する場合でも、予熱温度はこ
の温度を絶対に越えてはいけない。つまり延伸点がそこ
に集中するからである。原糸の予熱は延伸ラップを防止
し延伸性を上げるに有効であるが、斑発生の面では好ま
しくないので、予熱は行なうとしてもあまり高くない方
が良い。延伸倍率としては原糸の自然延伸比以下で延伸
する事により低延伸倍率を十分残す必要がある。そうす
る事により前述の原糸の低配向性と相俟って太い斑部分
が形成される。せっかく、分散性を良くして機能性を上
げてもこの炎効果が十分でなければ意味が無く、その為
には2.0倍以上の太綱比(デニールを有する太II維
部分、更に望ましくは3.0倍以上の太繊維部分を含ん
でいなければならない。この用にして出来た斑糸は、更
にこれに強い絡みを加えると、低配向部分と高配向部分
がからまって一層その補完関係が増強される。但し、こ
の様な効果は通常糸に抱合性を与える様な程度の交絡度
では不十分であり、少くともm当り40ケ以上の交絡、
出来れば60ケ以上の交絡を与える事が望ましい。
なお、ここで用いるポリエステル繊維とは純ポリエステ
ルの外、第三成分を含む変成ポリエステルであっても本
発明の効果は十分発揮される。
ルの外、第三成分を含む変成ポリエステルであっても本
発明の効果は十分発揮される。
〈発明の作用効果〉
第9図(イ)はポリエステル未延伸繊維の模式図であっ
て、その自然延伸比以上の倍率でこれを引伸ばすと(ロ
)の如く均一な細い延伸繊維となるが、その自然延伸比
以下の低倍率で引き伸ばすと(/9の如く完全に伸ばさ
れた部分(ωと十分に伸ばされ切っていない不完全延伸
部分+b)が混在する不完全延伸糸となる。そしてこの
不完全延伸部分(b>が濃染したり、物性が異なったり
して独特の風合効果を与える。このことは所If T
hick and T hin糸として古くから知ら
れている事柄である。しかしながら、この様に不完全に
延伸すると、当然不完全延伸部分(b)は未だ引張れば
伸びるので、出来た糸はズルズルと伸びる欠点を有して
いる。例えば第10図に)はこの様に低倍率で不完全延
伸して作られた従来のTh1ck and Th1n
の荷押曲線の一例であって、この様に曲線が横に長く寝
ており、伸度が著しく大きいのが常である。通常ポリエ
ステルフィラメント糸条の伸度はせいぜい25%位であ
るが、この様な低倍率延伸による不完全延伸糸にすると
その伸度は35%以上の高伸度となり、通常の糸に比べ
使用中に伸びたり寸法安定性が悪くなりなど、どうして
も取扱面、Il能面で劣性になるのは免れない。勿論、
延伸倍率を上げて行けばこの伸度は減って来るが、不完
全延伸的な特徴が失われて効果が無くなる。従って不完
全延伸的効果を有する糸は必ずこの様な高伸度と云う糸
条としては致命的な欠点を有していた。更に、この様な
不完全延伸糸は一次降点強度も低く、且つ降伏もはっき
りしており小さい力で弾性回復限界を越えてしまうので
、一層取扱い難い糸となっている。
て、その自然延伸比以上の倍率でこれを引伸ばすと(ロ
)の如く均一な細い延伸繊維となるが、その自然延伸比
以下の低倍率で引き伸ばすと(/9の如く完全に伸ばさ
れた部分(ωと十分に伸ばされ切っていない不完全延伸
部分+b)が混在する不完全延伸糸となる。そしてこの
不完全延伸部分(b>が濃染したり、物性が異なったり
して独特の風合効果を与える。このことは所If T
hick and T hin糸として古くから知ら
れている事柄である。しかしながら、この様に不完全に
延伸すると、当然不完全延伸部分(b)は未だ引張れば
伸びるので、出来た糸はズルズルと伸びる欠点を有して
いる。例えば第10図に)はこの様に低倍率で不完全延
伸して作られた従来のTh1ck and Th1n
の荷押曲線の一例であって、この様に曲線が横に長く寝
ており、伸度が著しく大きいのが常である。通常ポリエ
ステルフィラメント糸条の伸度はせいぜい25%位であ
るが、この様な低倍率延伸による不完全延伸糸にすると
その伸度は35%以上の高伸度となり、通常の糸に比べ
使用中に伸びたり寸法安定性が悪くなりなど、どうして
も取扱面、Il能面で劣性になるのは免れない。勿論、
延伸倍率を上げて行けばこの伸度は減って来るが、不完
全延伸的な特徴が失われて効果が無くなる。従って不完
全延伸的効果を有する糸は必ずこの様な高伸度と云う糸
条としては致命的な欠点を有していた。更に、この様な
不完全延伸糸は一次降点強度も低く、且つ降伏もはっき
りしており小さい力で弾性回復限界を越えてしまうので
、一層取扱い難い糸となっている。
本発明はこのような不利益を克服し、伸度を大きくする
事なく、しかも不完全延伸的特徴を十分有する斑糸を実
現したもので長周期斑を或割合以上含まない前記P 5
0/ P g+axが1/2以下になるように不完全延
伸部分を極度に入り混らせて行くと驚くべきことに((
ト)の如く完全延伸糸並みの伸度を持った不完全延伸糸
が出来る事を見出した。その理由は良く解らないが、恐
らく第11図(へ)のモデル図の如く不完全延伸部分(
b>が極度に入り混って来ると、(ト)の如く不完全延
伸部(b+の横には必ず完全延伸部(ω・・・即ち伸び
ない・・・が隣り合うので、張力が掛っても(ωが突っ
張って(bsが伸ばされるのを防ぐ為であろう思われる
。(尚、この図は解り易くする為に、実際よりも不完全
延伸部を短く画しているが実際はもつと長いこともある
)所で、従来でもこの様に不完全延伸部分を比較的分散
させる事により外観を霜降状にしたり、熱処理時の糸切
れを防いだりすることは前掲の特公昭51’ −720
7号公報でも提案されている。
事なく、しかも不完全延伸的特徴を十分有する斑糸を実
現したもので長周期斑を或割合以上含まない前記P 5
0/ P g+axが1/2以下になるように不完全延
伸部分を極度に入り混らせて行くと驚くべきことに((
ト)の如く完全延伸糸並みの伸度を持った不完全延伸糸
が出来る事を見出した。その理由は良く解らないが、恐
らく第11図(へ)のモデル図の如く不完全延伸部分(
b>が極度に入り混って来ると、(ト)の如く不完全延
伸部(b+の横には必ず完全延伸部(ω・・・即ち伸び
ない・・・が隣り合うので、張力が掛っても(ωが突っ
張って(bsが伸ばされるのを防ぐ為であろう思われる
。(尚、この図は解り易くする為に、実際よりも不完全
延伸部を短く画しているが実際はもつと長いこともある
)所で、従来でもこの様に不完全延伸部分を比較的分散
させる事により外観を霜降状にしたり、熱処理時の糸切
れを防いだりすることは前掲の特公昭51’ −720
7号公報でも提案されている。
黙しながら、この様な斑糸では未だ糸の伸度は非常に大
きく、この面での問題解決には全くなっていない。本発
明はこの分散程度を大幅に上げると同時に長周期斑を成
る割合以上含ませないようにする事により、不完全延伸
部を十分有しながら伸度は普通延伸糸並みにする事が出
来るいう従来常識では予測も出来なかった新しい糸橘造
を実現したのである。勿論この場合、延伸倍率を上げた
り出来た糸を更に引張って伸ばせば伸度を減らす事も出
来るが、その代り不完全延伸の効果も無くなって、意味
が無い。本発明の場合には太綱比が2.0倍以上更に好
ましくは3.0倍以上の不完全延伸部分を含みながら、
この様に低伸度にする事が出来るのが大きな特徴である
。
きく、この面での問題解決には全くなっていない。本発
明はこの分散程度を大幅に上げると同時に長周期斑を成
る割合以上含ませないようにする事により、不完全延伸
部を十分有しながら伸度は普通延伸糸並みにする事が出
来るいう従来常識では予測も出来なかった新しい糸橘造
を実現したのである。勿論この場合、延伸倍率を上げた
り出来た糸を更に引張って伸ばせば伸度を減らす事も出
来るが、その代り不完全延伸の効果も無くなって、意味
が無い。本発明の場合には太綱比が2.0倍以上更に好
ましくは3.0倍以上の不完全延伸部分を含みながら、
この様に低伸度にする事が出来るのが大きな特徴である
。
例えば、ポリエステルポリマーを12007FL /
wain程度で溶融紡糸すると、約3.0倍の延伸倍率
で通常の伸度30%程度の完全延伸糸となる。これを不
完全延伸糸とするにはこの延伸倍率を下げれば良い。黙
しながら、従来の程度の斑分散であれば第12図の如く
延伸倍率を下げるとその伸度もそれにつれて高くなる。
wain程度で溶融紡糸すると、約3.0倍の延伸倍率
で通常の伸度30%程度の完全延伸糸となる。これを不
完全延伸糸とするにはこの延伸倍率を下げれば良い。黙
しながら、従来の程度の斑分散であれば第12図の如く
延伸倍率を下げるとその伸度もそれにつれて高くなる。
効果的な不完全延伸糸を作るにはその延伸倍率は少くと
もその原糸の自然延伸比(この場合2.5倍)以下にす
る必要があり、伸度は相当大きくなる。普通は完全延伸
倍率×0.8位の倍率、即ち3.OX O,8−2,4
倍位が用いられるが、そうすると第12図の完全延伸糸
のに対し■の如く高伸度になってしまう。一般に取扱い
易い糸の伸度は20〜33%程度であるから、これでは
多き過ぎて取扱い難い。しかしながら本発明の糸では、
この様な低倍率斑延伸であっても◎の如く普通糸と変ら
ないものとなる。又その時の一次降伏強度も1.2g/
d以上と高くなり、明瞭な降伏現象もなくて取扱性が著
しく向上する。
もその原糸の自然延伸比(この場合2.5倍)以下にす
る必要があり、伸度は相当大きくなる。普通は完全延伸
倍率×0.8位の倍率、即ち3.OX O,8−2,4
倍位が用いられるが、そうすると第12図の完全延伸糸
のに対し■の如く高伸度になってしまう。一般に取扱い
易い糸の伸度は20〜33%程度であるから、これでは
多き過ぎて取扱い難い。しかしながら本発明の糸では、
この様な低倍率斑延伸であっても◎の如く普通糸と変ら
ないものとなる。又その時の一次降伏強度も1.2g/
d以上と高くなり、明瞭な降伏現象もなくて取扱性が著
しく向上する。
また、紡糸速度に於ても同様であって、紡糸速度が低い
程未延伸糸の分子配向度が低く、従ってこれを斑延伸し
たものは不完全延伸部と完全延伸部との差が大きくなっ
て効果が大きいが、反面低配向部分が弱いので取扱性が
悪い。この為、紡糸速度をもつと上げて分子配向度を上
げ、高配向未延伸にしてこの脆化を防ぐ工夫がなさてれ
いる(特開昭50−18718等)。例えば普通の紡速
である1200m / sinで紡糸した原糸で斑糸を
作ると、その織物をアルカリ減量した時の繊維の脆化は
甚だしく、第13図■の如く湿摩擦堅牢度測定値で1〜
2級と全く使えないレベルのものしか得られない。
程未延伸糸の分子配向度が低く、従ってこれを斑延伸し
たものは不完全延伸部と完全延伸部との差が大きくなっ
て効果が大きいが、反面低配向部分が弱いので取扱性が
悪い。この為、紡糸速度をもつと上げて分子配向度を上
げ、高配向未延伸にしてこの脆化を防ぐ工夫がなさてれ
いる(特開昭50−18718等)。例えば普通の紡速
である1200m / sinで紡糸した原糸で斑糸を
作ると、その織物をアルカリ減量した時の繊維の脆化は
甚だしく、第13図■の如く湿摩擦堅牢度測定値で1〜
2級と全く使えないレベルのものしか得られない。
そこで従来は原糸の紡速を上げ、配向性を上げる事によ
り@の如くこの脆化を防いでいたわけであるが、反面こ
の様に紡速を上げると必要延伸倍率が相対的に小さくな
る為第12図の如く斑延伸部と完全延伸部の単繊維の太
綱比(デニール比)が小さくなり、斑糸としての効果が
無くなってくるという二律背反性がある。然しながら本
発明の様に高度に斑を分散させ、且つ艮周期斑を或割合
以下にすると、第13図■の如く普通紡糸のものでも十
分アルカリ脆化に耐えるという従来の常識からは予測し
難い驚異的な結果が得られる。その理由については良く
解らないが、恐らく前記伸度の所で説明したと同様完全
延伸繊維が不完全延伸部分を取り捲いて保護している為
であると思われる。
り@の如くこの脆化を防いでいたわけであるが、反面こ
の様に紡速を上げると必要延伸倍率が相対的に小さくな
る為第12図の如く斑延伸部と完全延伸部の単繊維の太
綱比(デニール比)が小さくなり、斑糸としての効果が
無くなってくるという二律背反性がある。然しながら本
発明の様に高度に斑を分散させ、且つ艮周期斑を或割合
以下にすると、第13図■の如く普通紡糸のものでも十
分アルカリ脆化に耐えるという従来の常識からは予測し
難い驚異的な結果が得られる。その理由については良く
解らないが、恐らく前記伸度の所で説明したと同様完全
延伸繊維が不完全延伸部分を取り捲いて保護している為
であると思われる。
また、従来の斑糸では不完全延伸部と完全延伸部の収縮
率の差が織物を引き吊らせ、所謂パフ効果と称する凹凸
となって現われるが、本発明の様に斑が極度に分散し且
つ長周期を含まないと、パフは現われず織物は均整なバ
ルキー状態となる。
率の差が織物を引き吊らせ、所謂パフ効果と称する凹凸
となって現われるが、本発明の様に斑が極度に分散し且
つ長周期を含まないと、パフは現われず織物は均整なバ
ルキー状態となる。
その外、従来の斑糸はその名が示す通り織物上に斑がス
ラブ状に現われ、これを外観効果織物として用いる場合
を除いて一般的ではない。この点本発明では糸は低配向
部分を含みながらあまり明瞭な斑が出ず、しかも高低配
向部分の混在による風合効果のみ顕著に表われるので、
非常に一般性のある素材が得られる。
ラブ状に現われ、これを外観効果織物として用いる場合
を除いて一般的ではない。この点本発明では糸は低配向
部分を含みながらあまり明瞭な斑が出ず、しかも高低配
向部分の混在による風合効果のみ顕著に表われるので、
非常に一般性のある素材が得られる。
以上、本発明の作用・効果をまとめると第16図に示す
通りである。
通りである。
尚、本発明において、
一次降伏強度は、第15図の如く荷押曲線上の変曲点即
ち曲線が最も小さい曲率半径で曲っている最初の点の強
度(図中の矢印)で表わす。そして、荷押曲線自体は 万能引張試験機(インストロン社製)を用い、試長20
3.引張速度100%/Sin 、 n =1oの条件
で測定し、伸度の読みは通常行なわれている通り、破断
点(強度が急激に下る点)で決定する。
ち曲線が最も小さい曲率半径で曲っている最初の点の強
度(図中の矢印)で表わす。そして、荷押曲線自体は 万能引張試験機(インストロン社製)を用い、試長20
3.引張速度100%/Sin 、 n =1oの条件
で測定し、伸度の読みは通常行なわれている通り、破断
点(強度が急激に下る点)で決定する。
また、自然延伸比とは未延伸原糸を引き伸ばして行い、
フロー状態から急に立ち上る点の倍率で表わされる。
フロー状態から急に立ち上る点の倍率で表わされる。
また、単繊維の太綱比の表わし方であるが、通常延伸斑
糸は未延伸部と完全延伸部とが完全に二つに分かれるも
のではなく、その問は連続的に変化している。その為、
単に大綱比と云っても、どこ迄未延伸部に入れて数える
かによってその平均値はどの様な太綱比(デニール比)
の繊維が実質的に含まれるかという基準で現わしている
。
糸は未延伸部と完全延伸部とが完全に二つに分かれるも
のではなく、その問は連続的に変化している。その為、
単に大綱比と云っても、どこ迄未延伸部に入れて数える
かによってその平均値はどの様な太綱比(デニール比)
の繊維が実質的に含まれるかという基準で現わしている
。
実施例1
ポリエチレンテレフタレートを主たる繰返し単位とする
製糸可能なポリマーを12707FL/1linで紡糸
して、複屈折率−8X10−3.自然延伸比−2,6゜
ガラス転移温度=61℃の220De 36F ftの
未延伸糸とし、これに0PU=0.4%のオイリングを
施して捲取った。次いでこの未延伸糸に0.5g/dの
張力を掛けながら鋭いエツジでしごく様にしてこれを擦
過し、引続いてこれを50℃のホットローラーで予熱し
た後フラットな表面を有する160℃の加熱プレートに
急な角度を付ける事なくストレートで万辺なく擦らせな
がら注意探り2.5倍の延伸倍率で延伸し、90De
/36F ftの斑糸として捲取った。得られた斑糸の
スペクトログラフ及び荷卸曲線は夫々第3図及び第7図
に示す通りで(物性は第1表Nα3)実用上通常糸と回
答取扱性の変わらないものであった。次いでこれを経緯
に使って綾組織で製織し、20%のアルカリ減量を施し
てごエラ織物を作った。出来た織物はヒザ抜け、クリー
プ等の問題無い事は勿論、アルカリ減量による脆化につ
いても湿摩擦堅牢度3〜4級と驚異的な値を示し、通常
延伸糸と変らない機能性を示した。しかもその風合は太
綱比3倍以上の低倍延伸繊維を多数含む事に起因するウ
オーム感、シャリ感、ドレープ性に富んだ極めて好風合
のものであり、従来問題であった取扱い上、機能上の欠
点もないしかも極めてナチュラルな感性を有するという
相反する二つの特性を同時に満足するものが初めて得ら
れた。
製糸可能なポリマーを12707FL/1linで紡糸
して、複屈折率−8X10−3.自然延伸比−2,6゜
ガラス転移温度=61℃の220De 36F ftの
未延伸糸とし、これに0PU=0.4%のオイリングを
施して捲取った。次いでこの未延伸糸に0.5g/dの
張力を掛けながら鋭いエツジでしごく様にしてこれを擦
過し、引続いてこれを50℃のホットローラーで予熱し
た後フラットな表面を有する160℃の加熱プレートに
急な角度を付ける事なくストレートで万辺なく擦らせな
がら注意探り2.5倍の延伸倍率で延伸し、90De
/36F ftの斑糸として捲取った。得られた斑糸の
スペクトログラフ及び荷卸曲線は夫々第3図及び第7図
に示す通りで(物性は第1表Nα3)実用上通常糸と回
答取扱性の変わらないものであった。次いでこれを経緯
に使って綾組織で製織し、20%のアルカリ減量を施し
てごエラ織物を作った。出来た織物はヒザ抜け、クリー
プ等の問題無い事は勿論、アルカリ減量による脆化につ
いても湿摩擦堅牢度3〜4級と驚異的な値を示し、通常
延伸糸と変らない機能性を示した。しかもその風合は太
綱比3倍以上の低倍延伸繊維を多数含む事に起因するウ
オーム感、シャリ感、ドレープ性に富んだ極めて好風合
のものであり、従来問題であった取扱い上、機能上の欠
点もないしかも極めてナチュラルな感性を有するという
相反する二つの特性を同時に満足するものが初めて得ら
れた。
尚、この場合に於いて、エツジでしごく張力を0.39
/d迄下げた場合、出来た糸のP50/PIlaX =
0.41 、伸度=2g.5%、−次降伏強度=1.
497dとなった。更にOPUを0.8%迄上げるとP
5G/Pmax = 0.55伸度= 42.3%、−
次降伏点= 1.1g/dになり、アルカリ減量による
脆化によって湿摩擦堅牢度が2級迄下った。更にこのし
ごき工程を全く取り去り、且つ延伸部でプレートに急な
角度で強く擦り付けながら延伸したところ、P50/P
max = 0.78 、伸度= 54% 、−次降伏
強度= 1,0g/dとなり、出来た織物には多数の
ヒケ、引き吊りが見られ、且つ環パターンの明瞭に現わ
れた意匠的な織物となった。
/d迄下げた場合、出来た糸のP50/PIlaX =
0.41 、伸度=2g.5%、−次降伏強度=1.
497dとなった。更にOPUを0.8%迄上げるとP
5G/Pmax = 0.55伸度= 42.3%、−
次降伏点= 1.1g/dになり、アルカリ減量による
脆化によって湿摩擦堅牢度が2級迄下った。更にこのし
ごき工程を全く取り去り、且つ延伸部でプレートに急な
角度で強く擦り付けながら延伸したところ、P50/P
max = 0.78 、伸度= 54% 、−次降伏
強度= 1,0g/dとなり、出来た織物には多数の
ヒケ、引き吊りが見られ、且つ環パターンの明瞭に現わ
れた意匠的な織物となった。
実施例2
実施例1に於いて、原料ポリエチレンテレフタレートに
酸化チタンを0.5%含有させ、且つキャップ孔を36
ホールの内12ホールを他の1.5倍にしたものを用い
て実施例1と同様方法で紡糸、延伸し、更に延伸后捲取
間に於いて3%オーバーフィード下にて5 Kg /
cdの圧力でもってm当り47ケの交絡を施して捲取っ
た。得られた範囲のスペクトログラフ及び荷卸曲線は夫
々第4図及び第8図に示す通りであった。(物性は第1
表NG4)。次いてこの糸に1600t /mの強撚を
施し湿熱90℃で撚止めセットを施してボイル織物を作
ったが、糸の伸度も少く洲本収縮率も高くないので織物
上のヒケやセット斑、織段等も全く無く、且つその外観
には延伸部に起因するスラブパターンは全く見られず、
しかも実質的に低配向繊維を多数含む事による反撥性、
ドレープ性、ふくらみ等従来のポリエステルボイル織物
とは比較にならないほど風合の良い織物になった。
酸化チタンを0.5%含有させ、且つキャップ孔を36
ホールの内12ホールを他の1.5倍にしたものを用い
て実施例1と同様方法で紡糸、延伸し、更に延伸后捲取
間に於いて3%オーバーフィード下にて5 Kg /
cdの圧力でもってm当り47ケの交絡を施して捲取っ
た。得られた範囲のスペクトログラフ及び荷卸曲線は夫
々第4図及び第8図に示す通りであった。(物性は第1
表NG4)。次いてこの糸に1600t /mの強撚を
施し湿熱90℃で撚止めセットを施してボイル織物を作
ったが、糸の伸度も少く洲本収縮率も高くないので織物
上のヒケやセット斑、織段等も全く無く、且つその外観
には延伸部に起因するスラブパターンは全く見られず、
しかも実質的に低配向繊維を多数含む事による反撥性、
ドレープ性、ふくらみ等従来のポリエステルボイル織物
とは比較にならないほど風合の良い織物になった。
第1〜2図は、従来ポリエステル斑糸のスペクトログラ
フ、第3〜4図は本発明のポリエステル斑糸のスペクト
ログラフ、第5〜6図は夫々第1〜2図に示した斑糸の
荷卸曲線、第7〜8図は夫々第3〜4図に示した斑糸の
荷卸曲線、第9図は不完全延伸による斑発生のモデル図
、第11図は従来の斑糸と本発明の斑糸の荷仲曲線の違
いの例。 第12図は本発明の斑糸の構造モデル図、第12図は延
伸倍率と糸伸度との関係図、第13図は紡速と脆化性と
の関係図、第14図は紡速と太綱比の関係図。 第15図は荷卸曲線の一次降伏点を説明する図、第16
図は本発明の作用・効果を説明する図である。 第9図、第11図において、+a+・・・完全延伸部。 +b+・・・不完全延伸部である。 特許出願人 帝 人 株 式 会 社 第1図 第2図 第3図 □Cm 第4図 第5図 第6図 第7図 第6図 ” l(J 2030405060 ’707;(イ)
(ロ) (ハ) 第10図 伸度 4中贋 第11図 第12図 第13図 41虐ズ 第16図 (+) は斑I曹−ンtp:ケくなり。 (す) 糸メパ゛ルキーにンな3(未全A本、LL、
LめBWS+1低下)(ヌ) 荷押曲珠y変3(伸虐パ
下5)(ル) イ氏紡逸ノを系τ毛アルカリ絨オヒ、(
す1、弱くなる 嵩め乙
向射’K Mtz’夕Ltr叫手続補正書 昭和60年11月6日
フ、第3〜4図は本発明のポリエステル斑糸のスペクト
ログラフ、第5〜6図は夫々第1〜2図に示した斑糸の
荷卸曲線、第7〜8図は夫々第3〜4図に示した斑糸の
荷卸曲線、第9図は不完全延伸による斑発生のモデル図
、第11図は従来の斑糸と本発明の斑糸の荷仲曲線の違
いの例。 第12図は本発明の斑糸の構造モデル図、第12図は延
伸倍率と糸伸度との関係図、第13図は紡速と脆化性と
の関係図、第14図は紡速と太綱比の関係図。 第15図は荷卸曲線の一次降伏点を説明する図、第16
図は本発明の作用・効果を説明する図である。 第9図、第11図において、+a+・・・完全延伸部。 +b+・・・不完全延伸部である。 特許出願人 帝 人 株 式 会 社 第1図 第2図 第3図 □Cm 第4図 第5図 第6図 第7図 第6図 ” l(J 2030405060 ’707;(イ)
(ロ) (ハ) 第10図 伸度 4中贋 第11図 第12図 第13図 41虐ズ 第16図 (+) は斑I曹−ンtp:ケくなり。 (す) 糸メパ゛ルキーにンな3(未全A本、LL、
LめBWS+1低下)(ヌ) 荷押曲珠y変3(伸虐パ
下5)(ル) イ氏紡逸ノを系τ毛アルカリ絨オヒ、(
す1、弱くなる 嵩め乙
向射’K Mtz’夕Ltr叫手続補正書 昭和60年11月6日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)長さ方向に太綱があり、且つ太綱が2.0以上の
単繊維を含むマルチフィラメント糸条であって、糸条と
しては、ノーマルテストで得られるスペクトログラフ上
の周期50cmでの値(P50)が最大値(Pmax)
の1/2以下であり、これにより1.2g/deの一次
降伏強度、33%以下の破断伸度を有することを特徴と
するポリエステル斑糸。 (2)沸水収縮率が12%以下である特許請求の範囲第
(1)項記載のポリエステル斑糸。 (3)単繊維間の交絡度が40ケ/m以上である特許請
求の範囲第(1)項記載のポリエステル斑糸(4)紡糸
速度2000m/min以下で紡糸された複屈折率13
×10^−^3以下、油剤付着量(OPU)0.7%以
下の低紡速ポリエステル未延伸糸を、予め0.2g/d
以上1.0g/d以上の張力下にしごいた後、これをそ
の自然延伸比以下の倍率で且つ延伸中に集中的応力や集
中加熱を施すことなく全体にガラス転移点温度+55℃
以上の温度加熱しつつ斑延伸してから捲取ることを特徴
とするポリエステル斑糸の製造方法。 (5)延伸と巻取りの間で単繊維間に40ケ/m以上の
交絡を付与する特許請求の範囲第(4)項記載のポリエ
ステル斑糸。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27063384A JPS61152814A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | ポリエステル斑糸及びその製造方法 |
| DE8585116428T DE3584960D1 (de) | 1984-12-24 | 1985-12-21 | Garn aus polyester und daraus hergestelltes gewebe. |
| EP19850116428 EP0187362B1 (en) | 1984-12-24 | 1985-12-21 | Polyester yarn and fabric made of the same |
| US06/812,246 US4684566A (en) | 1984-12-21 | 1985-12-23 | Polyester yarn and fabric made of the same |
| US06/904,177 US4698260A (en) | 1984-12-24 | 1986-09-05 | Polyester yarn |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27063384A JPS61152814A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | ポリエステル斑糸及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61152814A true JPS61152814A (ja) | 1986-07-11 |
| JPH0379450B2 JPH0379450B2 (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=17488800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27063384A Granted JPS61152814A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-24 | ポリエステル斑糸及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61152814A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011144475A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Teijin Fibers Ltd | 細繊度ポリエステル斑糸 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57143536A (en) * | 1981-02-25 | 1982-09-04 | Toray Industries | Production of special polyester multifilament yarn |
| JPS5926540A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-10 | ユニチカ株式会社 | ポリエステルスパンライク糸の製造方法 |
| JPS5930910A (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-18 | Toray Ind Inc | ポリブチレンテレフタレ−ト系太細繊維およびその製造法 |
| JPS5976915A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-05-02 | Teijin Ltd | 斑糸の製造方法 |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP27063384A patent/JPS61152814A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57143536A (en) * | 1981-02-25 | 1982-09-04 | Toray Industries | Production of special polyester multifilament yarn |
| JPS5926540A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-10 | ユニチカ株式会社 | ポリエステルスパンライク糸の製造方法 |
| JPS5930910A (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-18 | Toray Ind Inc | ポリブチレンテレフタレ−ト系太細繊維およびその製造法 |
| JPS5976915A (ja) * | 1982-10-20 | 1984-05-02 | Teijin Ltd | 斑糸の製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011144475A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Teijin Fibers Ltd | 細繊度ポリエステル斑糸 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0379450B2 (ja) | 1991-12-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |