JPS6285021A - 高ドレ−プ性ポリエステル斑糸 - Google Patents

高ドレ−プ性ポリエステル斑糸

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JPS6285021A
JPS6285021A JP22015485A JP22015485A JPS6285021A JP S6285021 A JPS6285021 A JP S6285021A JP 22015485 A JP22015485 A JP 22015485A JP 22015485 A JP22015485 A JP 22015485A JP S6285021 A JPS6285021 A JP S6285021A
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JP
Japan
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yarn
polyester
mottled
elongation
ratio
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JP22015485A
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English (en)
Inventor
Hiroo Matsuda
裕生 松田
Muneaki Awata
粟田 宗明
Mineo Uozumi
魚住 峰男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、高ドレープ性を有するポリエステル斑糸に関
するものである。
〈従来技術〉 従来よりポリエステル未延伸糸を不完全に延伸するとき
斑糸が得られことは知られている。(特公昭51−72
07号、特開昭58−70711号)。この斑糸は当然
環を強調するほど風、合などの特徴が強く出る訳である
が、この斑を強調すると、低配向の未延伸部分が残って
取扱性や機能性が低下するというジレンマがある。その
為特徴の良く出た製品はどうしても機能面で劣り、機能
性で問題のない製品は今一つ特徴が少いというのが、こ
の糸を使った商品の現状である。勿論、前掲の特公昭5
1−7207号では斑糸の機能性の改善という考え方は
開示されているが、未だ満足なものとは言い難い、具体
的には該公報には伸度が35〜70%で全体としてデニ
ール斑のない斑糸が示されているが、この程度の糸条の
場合、−次降伏強度が高々1.Og/de、沸水収縮率
にして15%以上を示し、取扱い性。
機能性の而で昨今のより高品質化というニーズに対応し
きっていないのが現状である。
さらに上記の取扱い性8機能性の問題点を考虞せず、織
編物と成した際に発現される風合上の特徴においても、
従来の完全配向延伸糸の場合とは、まったく異なったス
パンタッチの天然様の風合が発現されるものの、織編物
全体から受ける感覚はドレープ感が不足し、昨今のより
高品質化及び従来にはなかった新しい風合特徴を有する
ポリエステルamの供給の点から、改善が望まれていた
。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、上述の欠点を克服し、力学的特性、取
扱い性がより改善され、さらに従来の完全配向ポリエス
テル延伸糸及び従来のポリエステル斑糸にはなかった新
しい感性を有するポリエステル斑糸を提供することにあ
る。
〈発明の構成〉 本発明者等は上記目的を達成せんとして、種々に検討し
た結果、驚くべきことに、ポリエステル斑糸においてそ
の斑(太デニール部分)が特殊な分散状態にあり、しか
も該状態e瑳と斑どの周期に関してスペクトログラフ上
で成る条件を満足づ−るとき、該斑糸の一次降伏強度、
伸咽が茗しく改善され、ざらに従来のぬめり感、ふかつ
きを改善し、高ドレープ性を有する従来に4+:かった
新しい感性、風合を有するポリエステル斑糸を提供出来
ることが明らかとなった。
すなわら、本発明は酸化ナクンを 1.0重け%以上含
有し、しかも長さ方向も二太細があり、且つイの太細比
(デニール比)が2.0以」−の単繊維を含むマルチフ
ィラメント糸条であって、糸条とし−(はノーマルテス
トで得られるスペクトログラフ」二の周期50c!Rで
の値(P50)が最大値(PmaX)の1/2以下であ
り、これにより、1.1g、’de以上の一次降伏強度
、33%以下の破断伸反を右することを特徴とする高ド
1ノープ性ポリニスデル斑糸である。
本発明で古う、スペクト[]グラノとはス、イスのツエ
ルベーが社で開発されたウスタースペクトログラフのこ
とを意味し、測定条件は、(イ)ノーマルテスト、(O
)チャートの送り速度8 m / Nn 、 (ハlチ
ャートレンジ25%とする。このウスタースペクトログ
ラフは通常の斑試験と平行して斑内容の迅速な分析を行
い得るものであり、特に斑のピッチを知るのに有用なも
のとされ、その詳細は[むらの理論と実際J(!fiI
ft機械学会発行)第255頁〜第372頁に詳述され
ている。
説明を具体的にするため、従来の斑糸及び本発明の斑糸
スペクトログラフの例を第1〜3図に示す、ここで第1
図は特公昭51−7207号公報実施例1を追試しで得
た斑糸のチャート、第2図は特開昭58−70711号
公報の実施例を追試して得た斑糸のチャート、第3図は
後記する本発明実施例1によって得られた斑糸のチャー
トである。
第1〜2図(従来)と第3図(本発明)とを比較すると
き、本発明で定義するP 50/ P ff1axにお
いて両者には特徴的とも言える顕著な差異がある。
つま前者においてはP 50/ P maxが1/2を
越え(第1図・・・0.81 、第2図・・・0.60
 )後者では明らかに1772以下(第3図・・・0.
26 )にあり、この差異が斑糸の取扱い性、力学特性
に人きO,影響を及ぼすことが判明したのである。この
理論としては未だ完全に明らかにされていないが、第1
〜2図の場合(P50/ Pmax > 1/2 ) 
、 ’51部分く太い部分)の周期の良いものが混在し
ているのに対し、第3図(P 50/ P may、≦
 1/2 )の場合、環部分が特に長周期をあまり含ま
ない状態でより均一に分散していることに因るものと推
察されろ。
因みに第1〜3図の斑糸の荷伸曲線を夫々第4へ一6図
に示すが、これらより各物性をまとめたものが次表であ
る。
上記の表からも明らかなように2斑糸のP50/Pma
Xの値を低くする′ことにより、大きな太細斑を有する
にもかかわらず斑糸の伸度、−次降伏強度、BWSを著
しく改善されるということはこれまで・にない新IJい
知見であり、同時に該値が1/2で伸度33%以下、−
次陣伏強度にして 1゜1g/de以上の斑糸となるこ
とも判明した。
このようなポリエステル斑糸は、醇化チタンを1.0重
量%以上含有するポリエステル未(半)延伸糸を延伸す
るに当って、分散延伸つまり延伸点を糸条全体に集束さ
せない(個々の単繊維毎に甲独行動させる)延伸態様を
採用することによって得ることができる。具体的には (1)  糸条に集中応力を加えない ■)糸条を集中的に加熱しない (至) m雑間のS擦を低モさせる (C)・・・1 油剤付Wfilを低くする(C)・・
・2 開繊させる (へ)単繊維物性を巽らせる より具体的に述べると、酸化チタンを160重1%以」
−含有し低速紡糸された、低配向ポリエステル未延伸糸
を、斑が十分発生する低倍率で且つ従来よりも大幅に斑
分散させながら低倍率延伸する必要がある。例えば、紡
糸速麿としでは高々2000m/’min、好ましくは
1500m/ 1lin以下が良く、ぞの配向度も複屈
折率で13X10’以下、好ましくは10X10−3以
下にすると1−分な太細比が得られる。
また、紡糸中に付与するO、P、U、は0.7%以下に
するのが良く、更に出来れば単繊維間のデニールや断面
形状を責ならせるのが望ましい。その際紡糸中の冷却風
効果を異らせる事も効果的である。また延伸に先立って
これを十分にしごくのも有用である。しごく張力は少く
とも供給原糸の0.2g/d以上必要であるが、あまり
強いと分散性の悪い斑点状の斑がここで予め付与されて
しまってこれが最後迄残るので、この様な事態は避ける
べきで、その為にはその張力を1.0qld以下にする
と良い。また、延伸に際しては、極力集中応力や極力集
中加熱を避け、延伸点が揃う事を排除しなければならな
い。例えば延伸中はビンやその他急激な屈曲は出来れば
与えない方が良く、狭い範囲ぐの集中的部分加熱も好ま
しくない。加熱は出来るだけフランI−な状態で延伸中
の糸を長い範囲に亘り、全体的に加熱するのが良く、そ
の温度はその原糸のガラス転移点温度155℃以Fにす
るのが良い。この温度が低いど、延伸中の長い範囲に亘
ってネック点が散らばるという分散効果が少くなる。も
し原糸を予め予熱ケる場合でも、予熱温度はこの温度を
あまり越え−Cはいけない。つまり延伸点がそこに集中
するからである。原糸の予熱は延伸ラップを防止し延伸
性を上げるに有効であるが、炎発生の面では好ましくな
いので・、予熱は行なうとしてもあまり高くない方が良
い。延伸倍率としては原糸の自然延伸比奴■で延伸する
事により低延伸倍率を十分残す必要がある。そうする事
により前述の原糸の低配向性と相俟って太い斑部分が形
成される。せっかく、分散性を良くして機能性を上げて
もこの斑効果が1分でなければ意味が無く、その為には
2.0倍以上の太細比(デニール比)を有する太繊維部
分、更に望ましくは3.0倍以上の太mN部分を含んで
いなければならない。この様にして出来た斑糸は、更に
これに強い絡みを加えると、低配向部分と高配向部分が
からまって一層その補完関係が増強される。但し、この
様な効果は通常糸に抱合性を与える様な程度の交絡度で
は不十分であり、少くともm当り40ケ以上の交絡、出
来れば60ケ以上の交絡を与える事が望ましい。
さらに、ここで用いるポリエステルとは、ポリエチレン
テレフタレートを主なる繰返し単位としたポリエステル
で、第三成分を含む変成ポリエステルであってもよいが
、酸化チタンをt、owt%以上含有するポリエステル
繊維であることを特徴とする。
〈発明の作用効果〉 第7図(イ)はポリエステル未延伸繊維の模式図であっ
て、その自然延伸比以上の倍率でこれを引伸ばすと(0
1の如く均一な細い延伸繊維となるが、その自然延伸比
以下の低倍率で引き伸ばすと(/9の如く完全に伸ばさ
れた部分(田と十分に伸ばされ切っていない不完全延伸
部分山)が混在する不完全延伸糸となる。そしてこの不
完全延伸部分市)が濃染したり、物性が異なったりして
独特の出合効果を与える。このことは所ill T h
ick and  丁hin糸とし・て古くから知られ
ている事柄である。しかしながら、この様に不完全に延
伸すると、当然不完全延伸部分+b+は未だ引張れば伸
びるので、出来た糸は、ズルズルと伸びる欠点を有して
いる。例えば第8図(に)はこの様に低倍率で不完全延
伸して作られた従来のTt+ick and  Th1
nの荷伸曲線の一例であって、この様に曲線が横に長く
寝ており、伸度が著しく大きいのが常である。通常ポリ
エステルフィラメント糸条の伸度はせいぜい25%位で
あるが、この様な低倍率延伸による不完全延伸糸にする
とその伸度は35%以上の高伸度となり、通常の糸に比
べ使用中に伸びたり寸法安定性が悪くなりなど、どうし
ても取扱面1機能面で劣性になるのは免れない。勿論、
延伸倍率を上げて行けばこの伸度は減って来るが、不完
全延伸的な特徴が失われて効果が無くなる。従って不完
全延伸的効果を有する糸は必ずこの様な高伸度と云う糸
条としては致命的な欠点を有していた。更に、この様な
不完全延伸糸は一次降点強度も低く、且つ降伏現象もは
っきりしており小さい力で弾性回復限界を越えてしまう
ので、一層扱い難い糸となっている。
本発明はこのような不利益を克服し、伸度を大きくする
事なく、しかも不完全延伸的特徴を十分有する斑糸を実
現したもので長周期斑を或割合以上含まない前記P 5
0/ P waxが1/2以下になるように不完全延伸
部分を極度に入り混らせて行くと驚くべきことに(ホ)
の如く完全延伸糸層みの伸度を持った不完全延伸糸が出
来る事を見出した。その理由は良く解らないが、恐らく
第9図(へ)のモデル図の如く不完全延伸部分+b)が
極度に入り混って来ると、(ト)の如く不完全延伸部(
b)の横には必ず完全延伸部〈ω・・・即ち伸びない・
・・が隣り合うので、張力が掛っても(ωが突っ張って
市)が伸ばされるのを防ぐ為であろう思われる(尚、こ
の図は解り易くする為に、実際よりも不完全延伸部を短
く画しているが実際はもっと良いこともある)。所で、
従来でもこの様に不完全延伸部分を比較的分散させる事
により外観を霜降状にしたり、熱処理時の糸切れを防い
だりすることは前掲の特公昭51−7207号公報でも
提案されている。
黙しながら、この様な斑糸では未だ糸の伸度は非常に大
きく、この面での問題解決には全くなっていない。本発
明はこの分散程度を大幅に上げると同時に長周期斑を成
る割合以上含ませないようにする事により、不完全延伸
部を十分有しながら伸度は普通延伸糸層みにする事が出
来るいう従来常識では予測も出来なかった新しい糸構造
を実現したのである。勿論この場合、延伸倍率をトげた
り出来た糸を更に引張って伸ばせば伸度を減らす事も出
来るが、その代り不完全延伸の効果も無くなって、意味
が無い。本発明の場合には太細比が2.0倍以上更に好
ましくは3.0倍以上の不完全延伸部分を含みながら、
この様に低伸度にする事が出来るのが大ぎな特徴である
。
例えば、ポリエステルポリマーを1200TrL/ m
in程度で溶融紡糸すると、約3.0倍の延伸倍率で通
常の伸度30%程度の完全延伸糸となる。これを不完全
延伸糸とするにはこの延伸倍率を下げれば良い。黙しな
がら、従来の程度の斑分散であれば第10図の如く延伸
倍率を下げるとその伸度もそれにつれて高くなる。効果
的な不完全延伸糸を作るにはその延伸倍率は少くともそ
の原糸の自然延伸比(この場合2.5倍)以下にする必
要があり、伸度は相当大ぎくなる。普通は完全延伸倍率
X0.8位の倍率、即ち3.Ox O,8= 2.4倍
位が用いられるが、そうすると第10図の完全延伸糸の
に対し■の如く高伸度になってしまう。一般に取扱い易
い糸の伸度は20〜33%程度であるから、これでは多
き過ぎて取扱い難い。しかしながら本発明の糸では、こ
の様な低倍率斑延伸であっても◎の如く普通糸と変らな
いものとなる。又その時の一次降伏強度も1.1/d以
上と高くなり、明瞭な降伏現象もなくて取扱性が著しく
向上する。
また、紡糸速度に於ても同様であって、紡糸速度が低い
程未延伸糸の分子配向度が低く、従ってこれを斑延伸し
たものは不完全延伸部と完全延伸部との差が大きくなっ
て効果が大きいが、反面低配向部分が弱いので取扱性が
悪い。この為、紡糸速度をもっと上げて分子配向度を上
げ、高配向未延伸にしてこの脆化を防ぐ工夫がなされて
いる(特開昭50−18718等)。例えば普通の紡速
である1200771 / winで防止した原糸で斑
糸を作ると、その織物をアルカリ減量した時のIINの
脆化は甚だしく、第11図■の如く湿a擦堅牢度測定値
で1〜2級と全く使えないレベルのものしか得られない
。
そこで従来は原糸の紡速を上げ、配向性を上げる事によ
り■の如くこの脆化を防いでいたわけであるが、反面こ
の様に紡速を上げると必要延伸倍率が相対的に小さくな
る為第10図の如く斑延伸部と完全延伸部の単繊維の太
細比(デニール比)が小さくなり、斑糸としての効果が
無くなってくるという二律背反性がある。然しながら本
発明の様に高度に斑を分散させ、且つ長周期斑を或割合
以下にすると、第11図■の如く普通紡糸のものでも十
分アルカリ脆化に耐えるという従来の常識からは予測し
難い驚異的な結果が得られる。その理由については良く
解らないが、恐らく前記伸度の所で説明したと同様完全
延伸繊維が不完全延伸部分を取り捲いて保護している為
であると思われる。
また、従来の斑糸では不完全延伸部と完全延伸部の収縮
率の差が織物を引き吊らせ、所謂パフ効果と称する凹凸
となって現われるが、本発明の様に斑が極度に分散し且
つ長周期を含まないと、パフは現われず織物は拘整なバ
ルキー状態となる。
その外、従来の斑糸はその名が示す通り織物上に斑がス
ラブ状に現われ、これを外観効果織物として用いる場合
を除いて一般的ではない。この点本発明では糸は低配向
部分を含みながらあまり明瞭な斑が出ず、しかも高低配
向部分の混在による風合効果のみ顕著に表われるので、
非常に一般性のある素材が得られる。
以上述べたように、本発明においてはポリマーを限定し
ない場合でも従来の斑糸では問題とされてきた、取吸い
性力学的特性が大幅に改善されたポリエステル斑糸を提
供することができる。さらに、風合上からは従来の斑糸
と比較して太細部分が著しく分散されているため、より
スパンライクでソフトなふくらみのあるポリエステルI
Iが得られるという、大きな特徴を有することが判明し
たが、しかしながら更にドレープ性を付与するためには
、一般に艶消し剤として使用される酸化チタンを高濃度
に含有するポリエステルを使用することが効果的である
。ドレープ性に酸化チタンが効果ある理由は明確でない
が、比重がポリエステルそのものより高いこと及び繊維
表面に凹凸が発生することで繊維間平滑性が向上するた
めと考えられる。酸化チタンの含量は1%以上含まれる
ことが必要でこれ以下では所望のドレープ性は得られな
い。ポリエステルに酸化チタンを1%以上含有させるこ
と自体は知られているが、かがる技術を本発明の斑糸と
組合せるとぎ両石の相乗効果によりドレープ性が改善さ
れるという知見は本発明が始めて提案する所である。
このように本発明によれば、従来の太細糸とは異なり、
太細IJliI!部分を大幅に分散せしめ、しかも、高
濃度に酸化チタンを含有せしめることで繊維全体として
は、糸長方向に均一に高ドレープ性を有するポリエステ
ル斑糸を提供づることが出来、従来にはない新規な風合
のポリエステル繊維が提供が可能である。
以上、本発明の作用・効果をまとめると第14図に示す
通りである。
尚、本発明において、 一次陪伏強度は、第13図の如く荷伸曲線上の変曲点即
ち曲線が最も小さい曲率半径で曲っている最初の点の強
度(図中の矢印)で表わす。そして、荷伸曲線自体は 万能引張試験機(インストロン社製)を用い、区長20
α、引張速度100%/win 、 n =10の条件
で測定し、伸度の読みは通常行なわれている通り、破断
点(強度が急激に下る点)で決定する。
また、自然延伸比とは未延伸原糸を引き伸ばして行い、
フロー状態から急に立ち上る点の倍率で表われさる。
また、単繊維の太細比の表わし方であるが、通常延伸斑
糸は未延伸部と完全延伸部とが完全に二つに分かれるも
のではなく、その間は連続的に′■・化している。その
為、単に太細比と云っCも、どこ迄未延伸部に入れて数
えるかによっでそのi1Z均値はどの様な値にでもなる
。従・)て本発明では最高どのような太細比くデニール
比)の繊維が実質的に含まれるかという基準で表わしC
いる。
実施例1 酸化チタンを1,5wt%含右ターるポリ丁チレンj゛
−レフタレートを主たる繰返し単位とする繊維形成能の
あるポリマーを1270yn、/1nで紡糸()て、複
屈折率−8x10−3.自然延伸比−2,6,ガラス転
移温度=67℃の2200 e 36F ifの未延伸
糸どし、これに0PU=0.4%のオイリングを施して
捲取った。次いでこの未延伸糸に0.JJ/deの張力
を掛けながら鋭いエツジでしごく様にしてこれを擦過し
、引続いてこれを50℃のホットローラーで予熱1ノた
後フラットな表面を有する160℃の加熱プレートに急
な角度を付ける事なくストレートで万辺なく擦らせなが
ら注意探り2.5侶の延伸倍率で延伸し、90De /
36F ifの斑糸として捲取った。
得られた斑糸のスペクトログラフ及び荷伸曲線は夫々第
3図及び第6図に示す通りで(物性は第1表Nc3)実
用上通常糸と何等取扱性の変わらないものであった。次
いでこれを経緯に使って綾組織で製織し、20%のアル
カリ減口を施してごエラ織物を作った。出来た織物はヒ
ザ抜け、クリープ等の問題無い事は勿論、アルカリ減口
による脆化についても湿FJ擦堅牢度3〜4級と驚異的
な値を示し、通常延伸糸と変らない機能性を示した。し
かもその風合は太細比3倍以上の低倍延伸繊維を多数含
む事に起因するウオーム感、シャリ感があり、従来より
も著しくドレープ性に富んだ極めて好風合のものであり
、従来問題であった取扱い上、機能上の欠点もないしか
も極めてナチュラルな感性を有するという相反する二つ
の特性を同時に満足するものが初めて1qられた。
尚、この場合に於いて、エツジでしごく張力を0.3g
/de迄下げた場合、出来た糸のP50/pHlaX 
= 0.38 、伸度= 29.0%、−次降伏強度=
1.39/deとなった。更にOPUを0.8%迄上げ
るとP50/Pmax = 0.56 、伸度−43,
0%、−次陪伏点=  1.0g/deになり、アルカ
リ減呈による脆化によって湿II擦堅牢度が2級迄下が
った。更にこのしごき工程を全く取り去り、且つ延伸部
でプレートな急な角度で強く滑り付けながら延伸したと
ころ、P50/ pHlax = 0.80 、伸度5
7%、−次降伏強度= 0.99/deとなり、出来た
織物には多数のヒケ、引き吊りが見られ、且つ斑パター
ンの明瞭に現われた意匠的な織物となった。
実施例2〜3 比較例1 実施例1に於いて、未延伸糸の酸化チタン含イj量を変
えた以外は、実施例1と同様の条件にて行ない(張力0
.59/de、 opu O,4%)織物とした。
この際の糸物性及び風合は下表に承り如くでありP 5
0/ P maxが50%以下、−次降伏強度i、1g
、、’de以上、破断伸度33%以下であり、しかも酸
化チタン含有量が1,0wt%以上である場合にドレー
プ性に極めて良好なものが得られた。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は、従来ポリエステル斑糸のスペクトログラ
フ、第3図は本発明のポリエステル斑糸のスペクトログ
ラフ、第4〜5図は夫々第1〜2図に示した斑糸の荷卸
曲線、第6図は第3図に示した斑糸の荷卸曲線、第7図
は不完全延伸による斑発生のモデル図、第8図は従来の
斑糸と本発明の斑糸の荷卸曲線の違いの例、第9図は本
発明の斑糸の構造モデル図、第10図は延伸倍率と糸伸
度との関係図、第11図は紡速と脆化性との関係図。 第12図は紡速と太細比の関係図、第13図は荷卸曲線
の一次降伏点を説明する図、第14図は本発明の作用・
効果を説明する図である。 第7図、第9図において、(J・・・完全延伸部+b+
・・・不完全延伸部である。 図面の浄書(内容に変更なし) 第1図 一+Cm 第2図 第3図 2345   10   20304050    +
00  cm 第 5 図 第6図 o 1020304050 ’l 第7図 (イ)  (ロ)   (ハ) 第8図 伸度 第9図 第10図 第11図 粘逸”7m 第12.図 第13図 伸曳X 第14図 (+)   使亦王 ハ0ター/乃(少く4山(す)糸
だパル午仙;なさく粂全イ社して4j3W51番低下)
こヌ) 荷伸曲標、1麦i(伸度r”Fl)(ル)  
低紡逸塊糸℃゛も頂しナリ唾化4、t(ヤ)  勾反臆
令」上方向1こすυ−11トレー7゛土生Iオrキ5手
続谷tffjE−トロ(方式) 昭和61年 2月ンq日 ′i、3j・=’r yテ長丁≧”殿 特願昭 60−220154号 2、発明の名称 高ドレープ性ポリエステル斑糸 代表者 岡本佐四部 (飯野ビル) 昭和61年 1月28日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化チタンを1.0重量%以上含有し、しかも長
    さ方向に太細があり、且つその太細比(デニール比)が
    2.0以上の単繊維を含むマルチフィラメント糸条であ
    って、糸条としてはノーマルテストで得られるスペクト
    ログラフ上の周期50cmでの値(P50)が最大値(
    Pmax)の1/2以下であり、これにより、1.1g
    /de以上の一次降伏強度、33%以下の破断伸度を有
    することを特徴とする高ドレープ性ポリエステル斑糸。
  2. (2)沸水収縮率が12%以下である特許請求の範囲第
    (1)項記載の高ドレープ性のポリエステル斑糸。
  3. (3)単繊維間の交絡度が40ケ/m以上である特許請
    求の範囲第(1)項記載の高ドレープ性のポリエステル
    斑糸。
JP22015485A 1985-10-04 1985-10-04 高ドレ−プ性ポリエステル斑糸 Pending JPS6285021A (ja)

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