JPS6115536B2 - - Google Patents

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JPS6115536B2
JPS6115536B2 JP7442779A JP7442779A JPS6115536B2 JP S6115536 B2 JPS6115536 B2 JP S6115536B2 JP 7442779 A JP7442779 A JP 7442779A JP 7442779 A JP7442779 A JP 7442779A JP S6115536 B2 JPS6115536 B2 JP S6115536B2
Authority
JP
Japan
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oil
insulating
paper
weight
resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP7442779A
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English (en)
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JPS55166811A (en
Inventor
Shiro Nakayama
Susumu Takahashi
Kazuo Oota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Cable Works Ltd
Original Assignee
Fujikura Cable Works Ltd
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Publication date
Application filed by Fujikura Cable Works Ltd filed Critical Fujikura Cable Works Ltd
Priority to JP7442779A priority Critical patent/JPS55166811A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明はシート状絶縁体およびこれを用いた電
力ケーブルに関するもので、特にOFケーブルを
対象とするものである。 OFケーブルは従来からセルロース系絶縁紙
(以下絶縁紙という)のテープを導体上に巻回
し、絶縁油を含浸して構成され、大電力輸送用と
して広く使用されているが、絶縁紙の比誘電率、
誘電正接が大きい点で改善が要請されていた。近
年になつて送電電圧の増大からこの特性改善に対
する要求が一きわ強まり、絶縁紙とポリオレフイ
ン樹脂とのラミネート複合体からなる新しい絶縁
材料が実用されようとしている。この種のラミネ
ート絶縁体の構成は次の二種類である。すなわち (a) ポリオフインの押出樹脂層両面に絶縁紙をラ
ミネートしたもの、 (b) ポリオフイン押出樹脂層片面に絶縁紙、他面
にポリオフインの延伸フイルムをラミネートし
たもの、 であるが、(a)は全体に占める絶縁紙の比率が大き
いため、(b)に比較すると比誘電率(ε)、誘電正
接(tanδ)が大きいが、絶縁耐力特性は(a)が優
れ、吸油膨潤も(a)の方が小さい。 たとえば、ポリプロピレン押出シートに、それ
ぞれ40μ厚の絶縁紙と延伸ポリプロピレンフイル
ムを用いて、125μ厚の従来のラミネート絶縁体
型式(a)と(b)を作り、油浸状態80℃における誘電特
性、100℃、3日間の油中浸漬による厚さ膨潤率
を比較すると表―1のようになる。
【表】 このような厚さ膨潤は実際にOFケーブルにと
つて大きな支障をもたらすもので、具体的には吸
油膨潤すると、膨潤力で紙が切断しない範囲では
テープ間に作用する圧縮力が大きくなり、外観上
非常に固いケーブルとなり、(1) ケーブルの屈曲
時にテープが動けなくなり、紙切れ、しわ等が発
生する。(2) 絶縁油の流動抵抗が大きくなり、運
転時の油圧変動の際に局部的負圧部が生じ長期信
頼の点で不安な要素をもつことになる。 したがつて、従来の膨潤度ではポリオレフイン
の比率を増して誘導特性の改善を計ることには限
界があり、おおよそ(a)の構成の絶縁体では押出樹
脂層分率40%以下、(b) 構成では絶縁分率50%以
上、押出樹脂層分率20%以下の範囲しか実用的で
ないという不利がある。 押出ポリオレフイン層の膨潤程度は、ポリプロ
ピレン、ポリプテン―1、ポリメチルペンテン―
1の間では大差がない。 また、延伸フイルムは膨潤特性が押出シートに
くらべて1/5程度で前記樹脂間に著しい相違がな
い。 本発明者らは以上の点を考慮して、押出ポリオ
レフイン層の吸油膨潤を抑制する方法について鋭
意検討した結果、特定の炭化水素油をポリオレフ
インに練りこむことにより吸油膨潤性が著しく改
善されることを見出し本発明に至つた。 すなわち、本発明は、ポリオレフイン樹脂100
重量部と、初留温度300℃以上の炭化水素系絶縁
油5〜30重量部との混練物を溶融押出して得たシ
ートの一面にセルロース系絶縁紙を、他面に前記
絶縁紙または前記ポリオレフイン樹脂の延伸フイ
ルムをはり合せてなるシート状絶縁体に係るもの
である。 そして前記シート状絶縁体は、導体上に設けた
しやへい層、セルロース系絶縁紙の巻回層上に設
け、その上にしやへい層を設けることによつて好
ましい電力ケーブルが得られる。 前記ポリオレフイン系樹脂は、前述の理由によ
つてポリプロピレン、ポリプテン―1、ポリメチ
ルペンテン―1が好ましい。 まず絶縁油について述べれば、従来のOFケー
ブル用の絶縁油は全て炭化水素系で、ほとんどは
初留温度〔JIS 2254石油製品蒸留試験方法〕が
300℃以下の220〜260℃程度のものであるのに対
し、ラミネート絶縁体製造における押出樹脂温度
は300℃程度である。 したがつて、初留温度300℃以下の炭化水素油
を練りこんだ混練物を押出すと溶融体表面からの
炭化水素油の蒸発が著しく、(1) はり合せるシー
ト状体(紙、フイルム)表面に油が凝縮するため
接着力が出ない、(2) 溶融体表面および気体状態
で油が酸化劣化を受けるため、tanδが悪くなる
等の問題が生じる。 かかる理由から本発明では、初留温度300℃以
上の炭化水素系絶縁油を使用するのであつて、こ
れに適する油としては、鉱油ベースの重質電気絶
縁油、重質アルキルベンゼン系絶縁油〔JIS C
2320 電気絶縁油2種2号〕、ポリブテン系絶縁
油〔JIS C 2320、3種、2号、3号〕等があげ
られるが、これらはいずれも同様の効果である。 そして、ポリオレフイン樹脂に練りこむ前記炭
化水素系絶縁油の量は、前記樹脂100重量部当り
5〜30重量部の範囲が適当であり、これ以下では
膨潤率の改善効果が見られず、これ以上加えても
膨潤率はあまり変らず、練りこんだ油の一部が表
面に分離してくるようになる。 前記ポリオレフイン樹脂の80℃における比誘電
率(ε)は2.2程度、誘電正接(tanδ)は0.01%
程度であるが、特にtanδの小さいものほど望ま
しいから、練りこむ絶縁油もtanδ0.05%以下の
ものを使用することが好ましい。 本発明はポリオレフイン樹脂と炭化水素系絶縁
油との前記混練物を溶融押出して押出樹脂層から
なるシートを形成し、この両面に絶縁紙、ポリオ
レフインの延伸フイルムを配置して前記(a) 構成
あるいは(b) 構成のシート状絶縁体とするもので
ある。 本発明によらないシート絶縁体の場合(a) 構成
ではεが2.75以上、tanδ0.07%以上、(b) 構成
ではε2.70以上のものしか実用性がない。したが
つてこれを使用したOFケーブルはε2.7、tanδ
0.06%を下まわることができない。 これに対して本発明により20重量%の絶縁油を
練りこんだポリオレフイン混和物による絶縁体は
吸油膨潤率が2%程度であるため、(a) 構成では
ε2.45以上、tanδ0.03%以上、(b) 構成ではε
2.35以上、tanδ0.02%以上の範囲を実用に供す
ることができる。 したがつて、これを使用したケーブルは、ケー
ブル全体として静電容量tanδ値の引下げが可能
となる。また、たとえばケーブル全体のεを
2.7、tanδを0.06%にする場合でも前記特性の異
なるラミネート絶縁体を組合せることができるの
で、OFケーブルの設計上耐電圧向上のために、
導体側にεの大きい絶縁体テープを配置し、外周
に向つて順次εの小さいものを配置する構造をと
ることも容易である。 前記(a) 構成、(b) 構成のものを組合せて作つ
たOFケーブルは耐電圧特性、特に雷インパルス
耐電圧において負極性にくらべて正極性の方が10
〜20%低い特性のものとなる。この特性による相
違をなくし、正極性での破壊強さを負極性なみに
引上げるため本発明のケーブルは次の構成とす
る。 すなわち、導体上のしやへい層をカーボン紙、
あるいはカーボン紙と金属化紙の組合せ、あるい
は金属化紙で構成し、絶縁層として厚さ80〜100
μの絶縁紙(ε:3.5程度)を1mm以上2.0mm以下
の層厚に巻回し、そして本発明のシート状絶縁体
のテープを、内側にはシート厚がうすく比誘電率
の大きいものを、外側にはシート厚が厚く、比誘
電率の小さいもの(厚さとしては、120、150、
200μ程度の三種、εでは2.8、2.6、2.3程度とす
る)を所定厚さまで巻回し、さらに最外層には導
体直上と同様にカーボン紙または金属化紙等のし
やへい層を設けることによつて構成する。 上記構成の電力ケーブルは、吸油膨潤が従来よ
りも著しく改善され、電気特性も優れているので
大電力輸送用OFケーブルとして好適である。 以下実施例をあげて本発明の効果を説明する。 実施例 1 ポリプロピレン、ポリブテン―1、ポリメチル
ペンテン―1に平均分子量1300程度のポリブテン
油、重質アルキルベンゼン(JIS C 2320、2種
2号)、初留温度320℃の重質鉱油を混練し、混和
物をを溶融押出して厚さ100μのシートを作つ
た。このものの厚さを測定し、100℃×3日間ア
ルキルベンゼン系OFケーブル油に浸漬し、吸油
膨潤させ、その厚さを測定した。膨潤処理前の厚
さを基準として厚さ膨準率を求めた結果は表―2
のとおりであつた。
【表】 実施例 2 ポリプロピレンに樹脂100重量部当り、20重量
部のアルキルベンゼン系OFケーブル油と重質ア
ルキルベンゼンを練りこんで作つた二つの混和物
を280℃で押出し40μ厚の絶縁紙を用いて(a) 構
成の総厚125μのシート状絶縁体を作つた。各絶
縁体を120℃で真空乾燥し、80℃で脱気アルキル
ベンゼン系OFケーブル油を含浸させたものにつ
いて誘電特性を測定し、接着試験を行つた結果は
表―3のとおりであつた。
【表】 この場合の接着試験は次により行つた。 巾15mm、長さ250mmの試験片を用意し、これを
120℃で真空乾燥し、80℃で20日間保つた。冷却
後、試験の一片について紙層を長さ方向に50mmは
く離し、はがした紙と残余のシート間を引張試験
器によつてはがし、新たにはがす長さ150mm間に
おける平均引きはがし強さを接着力とする。 実施例 3 ポリメチルペンテン―1に平均分子量1300程度
のポリブテン油を樹脂100重量部当り20重量部練
りこんだ混和物を用いて、40μ厚の絶縁紙により
(a) 構成の125μ、160μ厚のシート状絶縁体と、
120μ厚のポリメチルペンテン―1フイルムによ
る(b) 構成の210μ厚のシート状絶縁体を作つ
た。このものの誘電特性(油浸状態80℃)は、
125μ厚ではε:2.75、tanδ:0.075%、160μ厚
ではε:2.67、tanδ:0.063%、210μ厚では
ε:2.38、tanδ:0.035であつた。 導体有効断面積2000mm2の中空導体に100μ厚の
カーボン紙1枚、片面絶縁処理カーボン紙100μ
厚1枚を巻き、その次に100μ厚絶縁紙(油浸状
態80℃、ε:3.5、tanδ0.20%)を10層(厚さ1.0
mm)巻き、さらに125μ厚、160μ厚、210μ厚の
シート状絶縁体の順に(絶縁紙面を導体側にむけ
て)巻き、絶縁層厚19.0mmとした。 外部しやへい層として、金属化紙4枚を巻い
た。所定の乾燥をしたのち脱気アルキルベンゼン
系OFケーブル油を含浸し、アルミシースをかぶ
せてOFケーブルを得た。 比較のためポリプロピレン樹脂による(a) 構成
のpP分率36〜40%の125μ、150μ、210μ厚のラ
ミネート絶縁体のみ(絶縁紙層はない)を用いて
前記同様のOFケーブルとした。これらケーブル
について80℃における誘電特性、室温における正
負両極性の雷インパルス破壊電圧を測定した。以
上の結果は表―4に示すとおりであつた。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリオフイン樹脂100重量部と、初留温度300
    ℃以上の炭化水素系絶縁油5〜30重量部との混練
    物を溶融押出して得たシートの一面にセルロース
    系絶縁紙を、他面にセルロース系絶縁紙または前
    記ポリオフイン樹脂の延伸フイルムをはり合せて
    なるシート状絶縁体、 2 ポリオフイン樹脂100重量部と、初留温度300
    ℃以上の炭化水素系絶縁油5〜30重量部との混練
    物を溶融押出して得たシートの一面にセルロース
    系絶縁紙を、他面にセルロース系絶縁紙または前
    記ポリオフイン樹脂の延伸フイルムをはり合せた
    シート状絶縁体のテープを、導体上に設けたしや
    へい層、セルロース系絶縁紙の巻回層上に巻回
    し、その層上にしやへい層を設けてなる電力ケー
    ブル。
JP7442779A 1979-06-13 1979-06-13 Sheettlike insulator and power cable using same Granted JPS55166811A (en)

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JPS5846519A (ja) * 1981-09-11 1983-03-18 株式会社フジクラ 油浸絶縁体
JPS5846509A (ja) * 1981-09-11 1983-03-18 株式会社フジクラ 油浸絶縁体用フイルム

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