JPS6125619B2 - - Google Patents
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- JPS6125619B2 JPS6125619B2 JP954378A JP954378A JPS6125619B2 JP S6125619 B2 JPS6125619 B2 JP S6125619B2 JP 954378 A JP954378 A JP 954378A JP 954378 A JP954378 A JP 954378A JP S6125619 B2 JPS6125619 B2 JP S6125619B2
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Landscapes
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一旦ロール状に巻取つたフイルムを
張力制御下に巻返す方法に関するもので、巻返し
開始時に生じる張力制御上の問題点を解決するこ
とを目的とする。
張力制御下に巻返す方法に関するもので、巻返し
開始時に生じる張力制御上の問題点を解決するこ
とを目的とする。
プラスチツクフイルム、セロフアン、紙等の薄
葉長尺物(以下これらをフイルムと総称する)
は、製造後一且ロール状(コイル状)に巻取られ
て貯蔵、運搬されるが、、この一旦巻取られたロ
ール状(原反ロール)を巻返して新たなロール
(製品ロール)にする場合も多い。
葉長尺物(以下これらをフイルムと総称する)
は、製造後一且ロール状(コイル状)に巻取られ
て貯蔵、運搬されるが、、この一旦巻取られたロ
ール状(原反ロール)を巻返して新たなロール
(製品ロール)にする場合も多い。
この巻返しにあたつては、フイルムの張力を制
御しながら(多くの場合フイルムの張力を一定に
保ちながら)行うことが重要であるが、そのため
のの各種の張力制御法が用いられており、例えば
原反ロールの巻出軸に加えるブレーキトルクを調
整してフイルム張力を制御する方法等がある。
御しながら(多くの場合フイルムの張力を一定に
保ちながら)行うことが重要であるが、そのため
のの各種の張力制御法が用いられており、例えば
原反ロールの巻出軸に加えるブレーキトルクを調
整してフイルム張力を制御する方法等がある。
ところが、フイルムの巻返し開始時には、静止
している原反ロールから引き出したフイルムを、
所定の走行速度にまで加速するが、その加速中に
張力制御を開始すると、加速トルクが外乱となつ
て張力のハンチングをひき起し、自動制御が不能
となつたり、張力安定までに長時間を要する結果
となる。このような場合従来は張力制御の開始時
期の決定をオペレーターの経験に頼ることが多
く、不確実であり、また監視作業に人手を要する
欠点がある。
している原反ロールから引き出したフイルムを、
所定の走行速度にまで加速するが、その加速中に
張力制御を開始すると、加速トルクが外乱となつ
て張力のハンチングをひき起し、自動制御が不能
となつたり、張力安定までに長時間を要する結果
となる。このような場合従来は張力制御の開始時
期の決定をオペレーターの経験に頼ることが多
く、不確実であり、また監視作業に人手を要する
欠点がある。
本発明者等は、上記問題点を解決する方法につ
いて検討した結果、フイルムの巻返し開始後、あ
る時間(TD2)の間、フイルム張力がある程度の
振れ幅(△)内に入るよう、張力が安定化するの
を待つて張力制御を開始すれば、張力がハンチン
グすることなく自動張力制御に移行し得るとの知
見に基き、これらの操作を自動的に処理する方法
として本発明を完成した。
いて検討した結果、フイルムの巻返し開始後、あ
る時間(TD2)の間、フイルム張力がある程度の
振れ幅(△)内に入るよう、張力が安定化するの
を待つて張力制御を開始すれば、張力がハンチン
グすることなく自動張力制御に移行し得るとの知
見に基き、これらの操作を自動的に処理する方法
として本発明を完成した。
以下本発明を添付図面を参照しながら説明す
る。
る。
第1図は本発明の実施に使用するフイルム巻返
し装置の一例を原理的に示す慨略図、第2図は巻
返し操作中におけるフイルム速度、フイルム張力
および巻出軸ブレーキ量の変化の状態を示す図で
ある。
し装置の一例を原理的に示す慨略図、第2図は巻
返し操作中におけるフイルム速度、フイルム張力
および巻出軸ブレーキ量の変化の状態を示す図で
ある。
第1図において、1は巻返ししようとする原反
ロール、11は原反ロール1から引き出されて走
行するフイルム、2は巻返されてできた製品ロー
ルである。
ロール、11は原反ロール1から引き出されて走
行するフイルム、2は巻返されてできた製品ロー
ルである。
走行フイルム11の張力制御は従来公知の方法
に従つて行なわれる。すなわちフイルムの張力は
ダンサーロール4の変位量として検知され、この
変位量は、例えば差動トランスからなる張力検出
器5で電気的に変換され、張力信号として張力制
御装置7に送られる。
に従つて行なわれる。すなわちフイルムの張力は
ダンサーロール4の変位量として検知され、この
変位量は、例えば差動トランスからなる張力検出
器5で電気的に変換され、張力信号として張力制
御装置7に送られる。
張力制御装置7において、張力検出器5よりの
張力信号と基準信号(張力設定値)とを比較して
そのずれを修正するための出力ブレーキ信号を巻
出軸のブレーキ操作端3(例えばパウダーブレー
キ)に送る。
張力信号と基準信号(張力設定値)とを比較して
そのずれを修正するための出力ブレーキ信号を巻
出軸のブレーキ操作端3(例えばパウダーブレー
キ)に送る。
原反ロール1は、強制駆動されない、フリーの
巻出軸(図示略)に取付けられており、その巻出
軸にはブレーキ操作端3により適当な大きさのブ
レーキが加えられるようになつている。そのブレ
ーキ量は張力制御装置7よりの信号により自動制
御され、また手動操作で調整することもできる。
巻出軸(図示略)に取付けられており、その巻出
軸にはブレーキ操作端3により適当な大きさのブ
レーキが加えられるようになつている。そのブレ
ーキ量は張力制御装置7よりの信号により自動制
御され、また手動操作で調整することもできる。
6は本発明の実施に必要な手動/自動切替回路
であつて、この回路が手動であれば上述の張力制
御は行なわれず、ブレーキ量はブレーキ操作端3
を手動操作して設定し、自動に切替ると上述の張
力制御が行なわれる。
であつて、この回路が手動であれば上述の張力制
御は行なわれず、ブレーキ量はブレーキ操作端3
を手動操作して設定し、自動に切替ると上述の張
力制御が行なわれる。
本発明は、切替回路6を手動にして巻返しを開
始し、その後のフイルム張力の振れ状態を検知し
て、その張力振れが予め設定したある条件範囲内
におさまつていることを確認した上で切替回路が
自動に切替つて張力制御を開始するものである。
始し、その後のフイルム張力の振れ状態を検知し
て、その張力振れが予め設定したある条件範囲内
におさまつていることを確認した上で切替回路が
自動に切替つて張力制御を開始するものである。
第1図および第2図で本発明を説明すると、巻
返し装置起動時には、切替回路6は手動になつて
おり、巻出軸のブレーキ量は手動で初期ブレーキ
量B0に設定されている。そしてフイルムが加速
されるにつれフイルム張力も増大し、設定値P1に
到達後それを中心に振動する。ここで張力の増大
中、または大きく振動しているときに張力制御を
加えるとかえつて張力がハンチングするから、本
発明においては張力設定幅△、すなわち張力がこ
の幅△内におさまれば張力制御に移行してもハン
チングをひき起さないという値を実験的に確認し
て、実際の張力が設定値Pを中心にしてこの幅△
におさまる振れを示せば、切替回路6が自動に切
替わるよう構成する。
返し装置起動時には、切替回路6は手動になつて
おり、巻出軸のブレーキ量は手動で初期ブレーキ
量B0に設定されている。そしてフイルムが加速
されるにつれフイルム張力も増大し、設定値P1に
到達後それを中心に振動する。ここで張力の増大
中、または大きく振動しているときに張力制御を
加えるとかえつて張力がハンチングするから、本
発明においては張力設定幅△、すなわち張力がこ
の幅△内におさまれば張力制御に移行してもハン
チングをひき起さないという値を実験的に確認し
て、実際の張力が設定値Pを中心にしてこの幅△
におさまる振れを示せば、切替回路6が自動に切
替わるよう構成する。
ところでフイルム張力は時間的に振動している
から、フイルム張力の振れが幅△に入つているか
否かの判定にはある程度の時間を要するし、また
判定は適当な時期に行なう必要がある。そこで判
定時間TD2、および起動から判定を開始するまで
の時間TD1を定めておき、起動後のある一定時期
に一定時間にわたつて張力判定を行うことにす
る。
から、フイルム張力の振れが幅△に入つているか
否かの判定にはある程度の時間を要するし、また
判定は適当な時期に行なう必要がある。そこで判
定時間TD2、および起動から判定を開始するまで
の時間TD1を定めておき、起動後のある一定時期
に一定時間にわたつて張力判定を行うことにす
る。
すなわち、切替回路6のTD1設定タイマー6
1、TD2設定タイマー62、および△設定部63
に、各々予めもとめた条件であるTD1,TD2およ
び△を設定する。そして速度制御装置9よりの起
動信号により巻返しが開始されると同時にTD1設
定タイマー61が作動する。そして時間TD1が経
過すると(B点)TD2設定タイマー62が入り、
張力検出器5よりの張力信号が△設定部63に設
定された張力設定幅△内に入つているか否かの判
定を時間TD2の間続ける。
1、TD2設定タイマー62、および△設定部63
に、各々予めもとめた条件であるTD1,TD2およ
び△を設定する。そして速度制御装置9よりの起
動信号により巻返しが開始されると同時にTD1設
定タイマー61が作動する。そして時間TD1が経
過すると(B点)TD2設定タイマー62が入り、
張力検出器5よりの張力信号が△設定部63に設
定された張力設定幅△内に入つているか否かの判
定を時間TD2の間続ける。
すなわち第1図の例では、張力検出器5よりの
張力信号と基準信号(張力設定値P)とを比較し
て、そのずれをを時間TD2の間検出する。
張力信号と基準信号(張力設定値P)とを比較し
て、そのずれをを時間TD2の間検出する。
そしてそのずれが、設定値Pを中心にして△を
越えない場合には、回路6が自動側、すなわち張
力検出器5と張力制御装置7とが接続されるよう
に切替つて、張力制御装置7による張力の自動制
御が開始される。
越えない場合には、回路6が自動側、すなわち張
力検出器5と張力制御装置7とが接続されるよう
に切替つて、張力制御装置7による張力の自動制
御が開始される。
また、ずれが一度でも△を越えた場合には時間
TD2が経過しても回路6は切替らずに手動のまま
となる。
TD2が経過しても回路6は切替らずに手動のまま
となる。
この切替回路6は、通常の張力制御装置が張力
信号と基準信号とのずれの大きさに応じた修正出
力信号を刻々と出すのに対し、ずれの大きさがあ
る値(△)を越えるか否かで択一的なオン―オフ
信号を出すように回路を構成すればよい。
信号と基準信号とのずれの大きさに応じた修正出
力信号を刻々と出すのに対し、ずれの大きさがあ
る値(△)を越えるか否かで択一的なオン―オフ
信号を出すように回路を構成すればよい。
このTD1,TD2および△の設定値は実験的にも
とめることができる。
とめることができる。
TD1は、張力判定時間TD2の始点を定めるため
に規定するもので、起動時(A点)から、張力が
設定値Pに到達して幅△内に一応入るまで(B
点)は張力判定を行なうことができないから、こ
のA〜B点の時間を張力判判定から除くためであ
る。従つてTD1の長さはそれほど厳密なものでな
く、起動後張力が設定値に到達するまで(A〜B
点)の時間の実測値に多少の余裕をみて長めに定
めればよい。
に規定するもので、起動時(A点)から、張力が
設定値Pに到達して幅△内に一応入るまで(B
点)は張力判定を行なうことができないから、こ
のA〜B点の時間を張力判判定から除くためであ
る。従つてTD1の長さはそれほど厳密なものでな
く、起動後張力が設定値に到達するまで(A〜B
点)の時間の実測値に多少の余裕をみて長めに定
めればよい。
△は、張力振れの実測値に多少の余裕をみて定
め、TD2も、張力制御開始時点(C点)を種々変
更してもとめることができる。
め、TD2も、張力制御開始時点(C点)を種々変
更してもとめることができる。
実験によれば、第2図に示すような起動直後
(A〜C点近辺)の張力の振れ条件は、運転条件
が一定であればほぼ同じであり、再現性が高い。
従つて実験的にTD1,TD2および△の設定値を決
めれば、ほとんどの場合張力はTD2と△で規定さ
れる条件を満たすことになり、TD2経過後張力制
御運転に入ることができる。ただ起動時に何らか
の異常が発生した場合にはTD2と△とで規定され
る条件内に入らない場合が生じそのまま張力制御
に移行すると張力のハンチングを起すから、例え
ば装置を直ちに自動停止して巻返しをやり直す等
の処置をとる。
(A〜C点近辺)の張力の振れ条件は、運転条件
が一定であればほぼ同じであり、再現性が高い。
従つて実験的にTD1,TD2および△の設定値を決
めれば、ほとんどの場合張力はTD2と△で規定さ
れる条件を満たすことになり、TD2経過後張力制
御運転に入ることができる。ただ起動時に何らか
の異常が発生した場合にはTD2と△とで規定され
る条件内に入らない場合が生じそのまま張力制御
に移行すると張力のハンチングを起すから、例え
ば装置を直ちに自動停止して巻返しをやり直す等
の処置をとる。
また本発明においては、起動後張力制御を加え
ずに、張力が設定値Pに収束しなければならない
が、それには初期ブレーキ量B0を、予めもとめ
た最適値に手動設定しおけばよい。すなわちフイ
ルムの張力と原反ロール1の径とが決まれば、そ
のロール径においてそのフイルム張力を得るのに
必要なブレーキ量が決まり、このロール径とブレ
ーキ量との関係は運転条件毎に予めもとめておく
ことができるから、原反ロール1の最初の径を測
定してそれに応じて初期ブレーキ量B0を設定す
れば、異常が発生しないかぎりフイルム張力は設
定値Pに収束していく。
ずに、張力が設定値Pに収束しなければならない
が、それには初期ブレーキ量B0を、予めもとめ
た最適値に手動設定しおけばよい。すなわちフイ
ルムの張力と原反ロール1の径とが決まれば、そ
のロール径においてそのフイルム張力を得るのに
必要なブレーキ量が決まり、このロール径とブレ
ーキ量との関係は運転条件毎に予めもとめておく
ことができるから、原反ロール1の最初の径を測
定してそれに応じて初期ブレーキ量B0を設定す
れば、異常が発生しないかぎりフイルム張力は設
定値Pに収束していく。
本発明においては、TD1およびTD2をタイマー
等で予め設定し、TD2の始点を定めておく。
等で予め設定し、TD2の始点を定めておく。
これに対し、実際の巻返し操作1回毎に、その
ときの張力の実測値から、ある基準で(すなわち
張力振れが幅△内に入る時点で)TD2の始点を決
める方法もあるが、その方法ではTD2の始点を決
めるためにある程度の判定時間が必要となり、装
置も複雑化するだけでなく、巻返し開始時に異常
が生じて張力振れがいつまでも規定範囲に入らな
い場合、張力判定の開始が遅れ、結局異常発生の
検知が遅くなりそのロールが不良品になるおそれ
がある。
ときの張力の実測値から、ある基準で(すなわち
張力振れが幅△内に入る時点で)TD2の始点を決
める方法もあるが、その方法ではTD2の始点を決
めるためにある程度の判定時間が必要となり、装
置も複雑化するだけでなく、巻返し開始時に異常
が生じて張力振れがいつまでも規定範囲に入らな
い場合、張力判定の開始が遅れ、結局異常発生の
検知が遅くなりそのロールが不良品になるおそれ
がある。
ところが本発明のように、時間TD1が経過する
と、実際の張力が幅△内に入つたか否かにかかわ
らず自動的に時間TD2が開始されるようにすれ
ば、遅くとも時間(TD1+TD2)経過時までに異
常を検知することができるし、運転が正常の場合
にはできるだけ速やかに張力制御運転に移行する
という要請を満たすことができる。
と、実際の張力が幅△内に入つたか否かにかかわ
らず自動的に時間TD2が開始されるようにすれ
ば、遅くとも時間(TD1+TD2)経過時までに異
常を検知することができるし、運転が正常の場合
にはできるだけ速やかに張力制御運転に移行する
という要請を満たすことができる。
なお、上記張力設定幅△は、定常の張力制御
(C〜D点)における張力設定幅(通常、例えば
張力設定値Pに対し±2〜3%)とは別個のもの
で、一般的に設定値Pに対し±5〜10%程度の範
囲をとり得る。
(C〜D点)における張力設定幅(通常、例えば
張力設定値Pに対し±2〜3%)とは別個のもの
で、一般的に設定値Pに対し±5〜10%程度の範
囲をとり得る。
次に本発明を、巻返しを途中で中断し再起動す
る場合について説明すると、張力制御運転に移行
後、第2図(C〜D点)のようにフイルム速度は
速度制御装置9により一定に保たれ、ブレーキ量
は原反ロール1の径の減少に伴なつて漸減し、そ
の結果張力が一定に保たれる。そして1回の巻返
し操作の終了が近づくと、速度制御装置9よりの
減速信号によりフイルムが減速を開始(D点)す
るが、この減速段階(D〜E点)における外乱に
より、それまで張力制御により最適値に保たれて
いたブレーキ量が最適値からはずれてしまう。そ
こで減速信号が入つた時点(D点)におけるブレ
ーキ量をブレーキ量記憶装置8に記憶させてお
き、再起動時(F点)には、ブレーキ操作端3に
D点におけるブレーキ量を与えて再起動する。ブ
レーキ量記憶装置8は、張力制御装置7からブレ
ーキ操作端3に送られる制御信号(電流値)を記
憶する電流記憶回路であつて、記憶信号(この場
合速度制御装置9からの減速信号)が入るとその
時点での電流値を記憶し、記憶解除信号(この場
合速度制御装置9からの起動信号)が入ると記憶
していた電流値を出力する。D点におけるブレー
キ量は、D点における原反ロール径に対し最適な
値であり、D点とF点では原反ロール径はほとん
ど等しいから、F点における再起動は減速・停止
時の外乱にもかかわらず最適ブレーキ量で開始す
ることができる。
る場合について説明すると、張力制御運転に移行
後、第2図(C〜D点)のようにフイルム速度は
速度制御装置9により一定に保たれ、ブレーキ量
は原反ロール1の径の減少に伴なつて漸減し、そ
の結果張力が一定に保たれる。そして1回の巻返
し操作の終了が近づくと、速度制御装置9よりの
減速信号によりフイルムが減速を開始(D点)す
るが、この減速段階(D〜E点)における外乱に
より、それまで張力制御により最適値に保たれて
いたブレーキ量が最適値からはずれてしまう。そ
こで減速信号が入つた時点(D点)におけるブレ
ーキ量をブレーキ量記憶装置8に記憶させてお
き、再起動時(F点)には、ブレーキ操作端3に
D点におけるブレーキ量を与えて再起動する。ブ
レーキ量記憶装置8は、張力制御装置7からブレ
ーキ操作端3に送られる制御信号(電流値)を記
憶する電流記憶回路であつて、記憶信号(この場
合速度制御装置9からの減速信号)が入るとその
時点での電流値を記憶し、記憶解除信号(この場
合速度制御装置9からの起動信号)が入ると記憶
していた電流値を出力する。D点におけるブレー
キ量は、D点における原反ロール径に対し最適な
値であり、D点とF点では原反ロール径はほとん
ど等しいから、F点における再起動は減速・停止
時の外乱にもかかわらず最適ブレーキ量で開始す
ることができる。
再起動時のTD1,TD2および△は起動時と同じ
値でよいが、TD1は起動時よりも小さくすること
もできる。
値でよいが、TD1は起動時よりも小さくすること
もできる。
本発明方法によれば、本発明を使用しない場合
に比べ、極めて短時間のうちに、張力のハンチン
グを起すことなく、安定した張力状態を得ること
ができ、フイルムの巻き締り、巻きゆるみに起因
する不良ロールの発生が皆無となる。そして操作
は自動化することができ、オペレーターの立合い
監視が不要となる。そして巻返し開始時に各種原
因による異常が発生した場合は、張力信号から速
やかにそれを検知することができ迅速な対処が可
能になるという長所を有している。
に比べ、極めて短時間のうちに、張力のハンチン
グを起すことなく、安定した張力状態を得ること
ができ、フイルムの巻き締り、巻きゆるみに起因
する不良ロールの発生が皆無となる。そして操作
は自動化することができ、オペレーターの立合い
監視が不要となる。そして巻返し開始時に各種原
因による異常が発生した場合は、張力信号から速
やかにそれを検知することができ迅速な対処が可
能になるという長所を有している。
次に実施例により本発明の効果を明らかにす
る。
る。
比較例 1
ロール直径500mmの原反ロール(2軸延伸ポリ
エステルフイルム)をフイルム速度300m/分、
設定全張力16Kgで巻返すにあたり、初期ブレーキ
量3.5Kg・cm(手動設定)で、起動と同時に張力
制御を開始した。
エステルフイルム)をフイルム速度300m/分、
設定全張力16Kgで巻返すにあたり、初期ブレーキ
量3.5Kg・cm(手動設定)で、起動と同時に張力
制御を開始した。
巻返し装置は第1図に示すものとほぼ同じであ
る(但し、切替回路6、およびブレーキ量記憶装
置8はない)。その結果張力は、起動から約50秒
後まで、8〜9Kgの範囲(最大値と最小値の差)
でハンチングし、その間製品ロールは巻き硬さが
一定せず、外観の悪いものになつた。
る(但し、切替回路6、およびブレーキ量記憶装
置8はない)。その結果張力は、起動から約50秒
後まで、8〜9Kgの範囲(最大値と最小値の差)
でハンチングし、その間製品ロールは巻き硬さが
一定せず、外観の悪いものになつた。
実施例 1
比較例1と同じ巻返しを行うにあたり、第1図
に示す装置により、本発明方法を適用して、TD1
=5秒、TD2=5秒、△=±5%の条件で巻返し
を開始した。その結果張力は、起動後12〜13秒で
1.5Kgの範囲に制御された。
に示す装置により、本発明方法を適用して、TD1
=5秒、TD2=5秒、△=±5%の条件で巻返し
を開始した。その結果張力は、起動後12〜13秒で
1.5Kgの範囲に制御された。
実施例 2
実施例1による巻返しを原反ロール径325mmの
ところで停止し、その減速開始時におけるブレー
キ量3.0Kg・cmブレーキ量記憶装置8に記憶させ
た。
ところで停止し、その減速開始時におけるブレー
キ量3.0Kg・cmブレーキ量記憶装置8に記憶させ
た。
そして再起動を、前記記憶ブレーキ量で、TD1
=3秒、TD2=5秒、△=±5%の条件で行つた
ところ、張力は再起動後8秒で、1.5Kgの範囲内
に制御された。
=3秒、TD2=5秒、△=±5%の条件で行つた
ところ、張力は再起動後8秒で、1.5Kgの範囲内
に制御された。
第1図は本発明の実施に使用するフイルム巻返
し装置の一例の慨略図。第2図は、本発明による
巻返し操作中のフイルム速度、フイルム張力およ
び巻出軸ブレーキ量の変化の状態を示す図。 1…原反ロール、11…フイルム、2…製品ロ
ール、3…ブレーキ操作端、5…張力検出器、6
…手動/自動切替回路、61…TD1設定タイマ
ー、62…TD2設定タイマー、63…△設定部、
7…張力制御装置、8…ブレーキ量記憶装置。
し装置の一例の慨略図。第2図は、本発明による
巻返し操作中のフイルム速度、フイルム張力およ
び巻出軸ブレーキ量の変化の状態を示す図。 1…原反ロール、11…フイルム、2…製品ロ
ール、3…ブレーキ操作端、5…張力検出器、6
…手動/自動切替回路、61…TD1設定タイマ
ー、62…TD2設定タイマー、63…△設定部、
7…張力制御装置、8…ブレーキ量記憶装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ロール状に巻取つたフイルムを巻返すにあた
り、まず張力制御を行うことなく巻返しを開始
し、その後フイルムの張力が張力設定値Pを中心
にある幅△内に入つたか否かの判定を行つてから
張力制御を開始する方法であつて、 1 張力検出器、張力制御装置及び張力制御装置
による張力制御の開始を決める手動/自動切替
回路を設け、 2 前記切替回路に、巻返し開始から張力判定を
開始するまでの時間TD1、張力判定を行う時間
TD2、及び張力判定における張力設定幅△を設
定し、 3 巻返ししようとする原反ロールの巻出軸に、
張力設定値Pと原反ロール径とに応じた最適ブ
レーキ量を与えて巻返しを開始し、 4 巻返し開始からTD1経過後、張力検出器より
の張力信号を切替回路に設定した幅△と比較
し、時間TD2の間、張力が設定値Pを号心に幅
△内に入つていた場合、該切替回路よりの信号
で張力制御装置による張力制御を自動的に開始
する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP954378A JPS54102462A (en) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | Method of rewinding film |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP954378A JPS54102462A (en) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | Method of rewinding film |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54102462A JPS54102462A (en) | 1979-08-11 |
| JPS6125619B2 true JPS6125619B2 (ja) | 1986-06-17 |
Family
ID=11723178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP954378A Granted JPS54102462A (en) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | Method of rewinding film |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54102462A (ja) |
-
1978
- 1978-01-31 JP JP954378A patent/JPS54102462A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54102462A (en) | 1979-08-11 |
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